JP2002063421A - 機器の回収を支援するコンピュータシステムおよびコンピュータシステムを用いて機器の回収を支援する方法 - Google Patents

機器の回収を支援するコンピュータシステムおよびコンピュータシステムを用いて機器の回収を支援する方法

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JP2002063421A
JP2002063421A JP2001140763A JP2001140763A JP2002063421A JP 2002063421 A JP2002063421 A JP 2002063421A JP 2001140763 A JP2001140763 A JP 2001140763A JP 2001140763 A JP2001140763 A JP 2001140763A JP 2002063421 A JP2002063421 A JP 2002063421A
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Shinichi Yamamoto
真一 山本
Bunji Mizuno
文二 水野
Toru Fukumoto
徹 福本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の回収の際に、機器を回収する業者に容
易に情報を発信し、かつ、その業者から容易に情報を受
信することが可能な、機器の回収を支援するコンピュー
タシステムを提供する。 【解決手段】 コンピュータシステム1は、機器8の使
用状況を示す使用状況情報を受信する受信部21と、使
用状況情報に基づいて、機器8の回収に伴って依頼人1
01に支払われる金額または機器の使用料として依頼人
101から徴収される金額の見積り額を算出する算出部
22と、算出された見積り額を依頼人101のコンピュ
ータ6に送信する送信部21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の回収を支援
するコンピュータシステムおよびコンピュータシステム
を用いて機器の回収を支援する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品などの廃棄物の一部は、
地方自治体や廃棄物処理業者などによって解体され、原
材料として再利用(マテリアル・リサイクル)されてい
る。しかし、廃棄物の大部分は、埋め立て処理あるいは
焼却処理されているのが現状である。近年の環境問題
は、地球的な規模の空間的な広がりと、その影響が長期
にわたり持続するという時間的な広がりとを有してい
る。従って、環境問題は、通常の事業活動や、日常生活
に深く影響を及ぼすようになってきている。
【0003】そのため、この環境問題の解決は最重要課
題である。現在、日本では、循環型社会の構築のため、
家電リサイクル法や、容器包装リサイクル法等の各種政
策が打ち出されている。このような政策を通じて、3
R、すなわち、廃棄物の発生抑制(Reduce)、製
品および部品の再使用(Reuse)、原材料としての
再利用(Recycle)を推進することが目標とされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、家電リサイクル法によって、製造事業者にリサイク
ルの義務付けを行い、機器の有料回収を実施すれば、ユ
ーザが機器の不法投棄を行うことも十分考えられる。機
器の不法投棄は、上述した3Rの推進に逆行する。ユー
ザが機器の不法投棄を行う要因の1つは、ユーザのモラ
ルが十分に高まっていないことである。しかし、最大の
要因は、機器のユーザと、再使用を実施する側との、機
器の回収を行う際のコミュニケーション不足(情報不
足)である。
【0005】例えば、ユーザが家庭に置かれている機器
を回収業者(例えば、中古品販売業者)に回収してもら
う場合、その機器に価値が残っていれば、回収に伴って
ユーザには対価が支払われるべきである。しかし、その
対価がどの程度であるかを知るためには、機器を回収業
者の元に移動して回収業者に対価の見積りをしてもらう
という手間がかかる。このようにして対価の見積りをし
てもらっても、見積り額が不満である場合には、ユーザ
はその業者には機器の回収を依頼しない。他の業者に対
価の見積りを依頼しなければならない。このように、機
器の回収を業者に依頼するために面倒な手続が必要であ
るために、ユーザは機器の回収を業者に依頼することを
ためらうことが多い。このような状況を解決するために
は、機器の回収の際に、機器を回収する業者に情報を容
易に発信し、かつ、その業者から情報を容易に受信する
ことにより、業者に機器の回収の依頼を手軽に行うこと
ができるシステムを構築することが必要である。
【0006】また、機器の回収の際にユーザから料金を
徴収するようにすると、機器のユーザが電化製品などの
機器を財産として所有するのでなく、賃借によって機器
の使用権を得るという機器の使用の形態が今後増えるこ
とが予想される。
【0007】この賃借方式が普及すれば、賃借の開始や
終了を行うために必要な情報の入手、処理、発信を簡単
に行うための、インターネットなどを活用したインター
ネット&コンピューティング環境が求められる。
【0008】本発明者らは、ユーザが機器を実際に所有
する場合でも、レンタルによって使用権を得る場合で
も、機器のユーザが業者に機器の回収を依頼するインセ
ンティブを与え、かつ、その依頼を手軽に行うことので
きるシステムが構築されれば、上述した3Rが促進され
ると考えた。すなわち、機器の回収を支援することによ
って機器の回収がスムーズに行われるようになれば、機
器の不法投棄が抑制され、その機器の製品および部品と
しての再利用や、原材料としての再利用が促進される。
【0009】本発明の目的は、機器の回収の際に、機器
を回収する業者に情報を容易に発信し、かつ、その業者
から情報を容易に受信することが可能な、機器の回収を
支援するコンピュータシステム、および、コンピュータ
システムを用いて機器の回収を支援する方法を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータシ
ステムは、機器の回収を支援するコンピュータシステム
であって、前記機器の使用状況を示す使用状況情報を取
得する取得部と、前記使用状況情報に基づいて、前記機
器の回収に伴って依頼人に支払われる金額または前記機
器の使用料として前記依頼人から徴収される金額の見積
り額を算出する算出部と、前記算出された見積り額を前
記依頼人に送信する送信部とを備え、これにより、上記
目的が達成される。
【0011】前記取得部は、ネットワーク経由で前記使
用状況情報を取得してもよい。
【0012】前記機器には、前記ネットワーク上で前記
機器を一意に特定するためのアドレスが割り当てられて
おり、前記取得部は、前記アドレスを用いて前記使用状
況情報を取得してもよい。
【0013】前記使用状況情報は、前記機器への通電時
間の累積値を示す情報を含んでもよい。
【0014】前記算出部は、前記使用状況情報と、前記
機器の故障判断結果を示す情報とに基づいて、前記見積
り額を算出してもよい。
【0015】本発明の他のコンピュータシステムは、機
器の回収を支援するコンピュータシステムであって、前
記機器の使用状況を示す使用状況情報を取得する取得部
と、前記機器の回収を行うことが可能な少なくとも1つ
の業者のコンピュータに前記取得された使用状況情報を
送信する送信部と、前記少なくとも1つの業者の少なく
とも1つの前記コンピュータから送信された、前記機器
の回収に伴って依頼人に支払われる金額の見積り額を受
信する受信部とを備え、前記送信部は、前記受信された
少なくとも1つの見積り額を前記依頼人に送信し、これ
により、上記目的が達成される。
【0016】前記受信部は、前記依頼人が前記少なくと
も1つの見積り額に基づいて選択した業者を示す選択情
報を受信し、前記送信部は、前記少なくとも1つの業者
のうち前記選択情報によって示される業者のコンピュー
タに前記機器の回収の依頼を送信してもよい。
【0017】前記送信部は、前記少なくとも1つの業者
のうち、前記見積り額が最も高い業者を選択し、前記選
択された業者を示す情報を前記依頼人に送信してもよ
い。
【0018】本発明の方法は、コンピュータシステムを
用いて、機器の回収を支援する方法であって、(a)前
記コンピュータシステムが、前記機器の使用状況を示す
使用状況情報を取得するステップと、(b)前記コンピ
ュータシステムが、前記使用状況情報に基づいて、前記
機器の回収に伴って依頼人に支払われる金額または前記
機器の使用料として前記依頼人から徴収される金額の見
積り額を算出するステップと、(c)前記コンピュータ
システムが、前記見積り額を前記依頼人に提示するステ
ップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0019】前記機器は、前記使用状況情報を前記依頼
人が改ざん不可能な態様で記録する記録部を備え、前記
方法は、(d)前記コンピュータシステムが、前記依頼
人から前記機器の回収の依頼を受信するステップと、
(e)前記依頼人から前記機器を回収するステップと、
(f)前記回収された機器の前記記録部を新しい記録部
に交換するステップとをさらに包含してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】本明細書では、「販売」とは、
「AからBに所有権を移転すること」をいい、「賃貸
借」とは、「AからBに所有権を移転することなくAと
Bとの間で有償の貸与契約を結ぶこと」をいう。ここ
で、AおよびBは、自然人であるか法人であるかを問わ
ない。また、「賃貸借」は「リース」および「レンタ
ル」を含む。「賃貸」とは、「賃貸借」を貸す側の立場
からみた表現であり、「賃借」とは、「賃貸借」を借り
る側の立場からみた表現である。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る機器の回収および再使用を支援するシステ
ム100の構成を示す。
【0022】システム100は、サービスセンタ1と、
家庭2と、サービスセンタ1と家庭2とを接続するネッ
トワーク15とを含む。なお、ネットワーク15には、
オフィス3が接続されていてもよい。ネットワーク15
は、任意のネットワーク(例えば、インターネット)で
ある。ネットワーク15は、無線LANを含む各種のL
AN、WAN、電話回線、無線電話回線、等を含み得
る。
【0023】サービスセンタ1は、業者51によって管
理される。業者51は、例えば、機器の解体業者また
は、再生業者である。業者51は、家電販売業者を兼ね
ていてもよい。あるいは、業者51は、機器の解体業者
または再生業者に対して仕事を発注する消費者窓口とな
る業者であってもよい。
【0024】家庭2には、冷蔵庫5、パーソナルコンピ
ュータ(PC)6、DVD(Digital Vers
atile Disk)記録再生装置(DVD)7、テ
レビ(TV)8などの機器(情報家電)が置かれてい
る。これらの機器は、家庭2内に設置されたホームLA
N4を介して互いに接続されている。
【0025】家庭2では、これらの機器のユーザ101
が暮らしている。
【0026】TV8は、ネットワーク15を介してサー
ビスセンタ1と通信するネットワーク通信部9と、TV
8の機能を発揮する本体回路13と、TV8への通電時
間を計測する通電時間計測部12と、通電時間計測部1
2によって計測された通電時間を記録する使用履歴情報
蓄積部10と、TV8の製品仕様情報および購入情報を
記録する製品仕様情報・購入情報記録部11とを備え
る。
【0027】TV8の製品仕様情報は、TV8の出荷時
に製品仕様情報・購入情報記録部11に記録される。T
V8の製品仕様情報は、製造メーカ名、製品種別、型
名、製造年月、製造番号などを含む。
【0028】TV8の購入情報は、ユーザがTV8を購
入した時(または、ユーザがTV8の賃借を開始した
時)に製品仕様情報・購入情報記録部11に記録され
る。TV8の購入情報は、ユーザがTV8を購入した年
月(または、ユーザがTV8の賃貸借を開始した年月)
を含む。
【0029】通電時間計測部12は、例えば、TV8の
電源の投入に連動して起動するタイマによって実現され
得る。タイマによって計測される値に基づいて、TV8
への通電時間の累積値を計算することができる。TV8
への通電時間の累積値が、使用履歴情報として使用履歴
情報蓄積部10に記録され得る。
【0030】あるいは、TV8の電源の投入/切断の回
数を使用履歴情報として使用履歴情報蓄積部10に記録
するようにしてもよい。
【0031】使用履歴情報蓄積部10に記録された使用
履歴情報と製品仕様情報・購入情報記録部11に記録さ
れた製品仕様情報および購入情報とは、TV8の使用状
況を示す使用状況情報の少なくとも一部を構成する。
【0032】サービスセンタ1は、ネットワーク15を
介して家庭2の機器と通信するネットワーク通信部21
と、CPU22と、メモリ23と、表示部24とを含
む。サービスセンタ1は、サーバコンピュータ等の任意
のコンピュータシステムであり得る。
【0033】CPU22は、使用状況情報(使用履歴情
報、製品仕様情報および購入情報)に基づいて、TV8
の回収に伴ってユーザに支払われる金額の見積り額を算
出する。TV8の回収に伴ってユーザに支払われる金額
の見積り額は、例えば、(数1)に従って算出され得
る。
【0034】
【数1】ユーザに支払われる金額の見積り額C1 =[100−通電時間(h)/180−(現在の年月−
購入年月)(年)/0.1]×1000(円) TV8への通電時間が1800(h)で、TV8の(現
在の年月−購入年月)が5(年)である場合、(数1)
に従って、業者51からユーザに支払われる金額の見積
り額C1を計算すると、C1=40000(円)とな
る。
【0035】見積り額C1が負になる場合には、その見
積り額C1の絶対値を業者51がユーザ101から徴収
するようにしてもよい。TV8の本体に価値がない場合
でも、TV8の部品は再利用することができるので、価
値があると考えることもできる。従って、見積り額C1
が負になる場合には、見積り額C1を一律に0にしても
よい。
【0036】なお、(数1)は、ユーザがTV8を所有
している場合に、TV8の回収に伴ってユーザに支払わ
れる金額の見積り額を算出するための計算式である。
【0037】ユーザがTV8を所有せずに、業者51か
らの賃借によってTV8を使用する権利を得ている場合
には、賃借の開始時に、ユーザは所定の賃貸借期間につ
いての賃貸料金を支払う。このような場合であって、例
えば、ユーザが賃借して使用しているTV8を変更する
ために、所定の賃貸借期間が満了するよりも前にTV8
の使用を終了して、TV8の回収を希望する場合には、
TV8の回収に伴ってユーザに賃貸料金の返済(pay
back)が行われる。
【0038】この場合、TV8の回収に伴ってユーザに
支払われる金額の見積り額は、例えば、(数2)に従っ
て計算され得る。
【0039】
【数2】ユーザに支払われる金額の見積り額C2 =[100−通電時間(h)/180−(現在の年月−
賃借使用開始年月)/0.1]×500(円) 業者51とユーザ101との間の賃貸借契約の形態が、
ユーザがTV8の賃貸借契約を開始した時点ではユーザ
から料金を徴収せず、TV8を回収する時点(すなわ
ち、賃貸借期間が決定した時点)で、賃貸料金(TV8
の使用料)をユーザから徴収するという形態であっても
よい。このような場合には、TV8の回収時にユーザか
ら徴収される金額の見積り額は、例えば、(数3)に従
って計算され得る。
【0040】
【数3】ユーザから徴収される金額の見積り額C3 =[通電時間(h)/180+(現在の年月−賃借使用
開始年月)/0.1]×500(円) なお、TV8が故障している場合には、(数1)または
(数2)によって算出されるユーザに支払われる金額の
見積り額が減額されるようにしてもよい。また、TV8
が故障している場合には、(数3)によって算出される
ユーザから徴収される金額の見積り額が増額されるよう
にしてもよい。こうすることによって、ユーザにはTV
8を丁寧に使用するというインセンティブが働く。ユー
ザがTV8を丁寧に使用することによって、TV8の寿
命が長くなる。また、業者51にとっても、再度TV8
を賃貸する場合に、再生工場で高コストの再生化処理を
施す必要性が減り、TV8の回転率を高めることができ
るというメリットが得られる。
【0041】機器の種別ごとに上述した(数1)〜(数
3)に相当する計算式が設けられていることが好まし
い。さらに、同一の種別であっても型名ごとに計算式が
設けられていることが好ましい。これらの計算式は、サ
ービスセンタ1のメモリ23に予め格納されている。
【0042】(数1)〜(数3)に従って見積り額C1
〜C3を算出する際に、機器の使用実績を明らかにする
ために、使用履歴情報(通電時間)と購入情報(購入年
月または賃貸借使用開始年月)とが用いられている。し
かし、見積り額の決定には、使用履歴情報のみが用いら
れてもよいし、購入情報(購入年月または賃貸借使用開
始年月)のみが用いられてもよいし、製品仕様情報(製
造年月)のみが用いられてもよい。あるいは、これらの
情報を任意に組み合わせたものが用いられてもよい。
【0043】このように、機器の回収に伴ってユーザに
支払われる金額または機器の使用料としてユーザから徴
収される金額の見積り額は(数1)〜(数3)に従っ
て、機器の使用状況を示す使用状況情報に基づいて公正
に算出され得る。
【0044】メモリ23には、上述した(数1)〜(数
3)のいずれかに示される計算式および機器の故障診断
に使用されるテストパターンが格納されている。
【0045】表示部24は、サービスセンタ1(コンピ
ュータシステム)を管理する業者51が、サービスセン
タ1の状態をモニタするために使用される。表示部24
は、例えば、CRTディスプレイである。
【0046】サービスセンタ1と家庭2に置かれている
各機器との間の通信は、例えば、パケット転送によって
行われる。パケットは、転送先を示すヘッダ部と、転送
すべき情報を担持するデータ部とを含む。ヘッダ部は、
家庭2に置かれている各機器に割り当てられ、各機器を
ネットワーク15上で一意に特定するアドレスを含む。
このようなアドレスとしては、例えば、IPv6規格に
従って各機器に割り当てられたIPアドレスが用いられ
得る。IPアドレスは、インターネットに接続された機
器をインターネット上で一意に特定する。
【0047】パケットのヘッダ部をこのように構成する
ことにより、サービスセンタ1から家庭2に置かれてい
る特定の機器にパケットを転送したり、家庭2に置かれ
ている特定の機器からサービスセンタ1にパケットを転
送することができる。
【0048】同様に、家庭2にあるホームLANに接続
された各機器は、各機器の通常の機能を実現する本体回
路に加えて、ネットワーク通信部9と、使用時間履歴情
報蓄積部10と、製品仕様情報・購入情報記録部11と
を備える。
【0049】ただし、CCDを内蔵したデジタルビデオ
カメラなどの機器には、通電時間検出部12および使用
履歴情報蓄積部10が設けられていなくてもよい。この
ような機器では、撮影した画像をユーザがサービスセン
タ1に送信し、サービスセンタ1でこの画像を分析する
ことにより、CCDの劣化の度合いを判断することがで
きる。CCDの劣化の度合いから、機器への通電時間を
推定することができる。
【0050】図2は、図1に示される使用履歴情報蓄積
部10と通電時間計測部12との機能を併せ持つ記録デ
バイス1012を示す。記録デバイス1012は、差し
替えが可能な使い捨て型のデバイスである。記録デバイ
ス1012は、TV8に内蔵される。
【0051】記録デバイス1012は、定電流回路41
4と、MOSトランジスタ410〜413と、本体回路
13(図1)に接続される端子415と、ネットワーク
通信部9に接続される端子416と、抵抗器417とを
備える。
【0052】記録デバイス1012は本体回路13から
端子415を介して制御信号を受け取る。この制御信号
は定電流回路414およびMOSトランジスタ410〜
413のそれぞれのゲートに入力される。TV8の主電
源が投入されると(すなわち、TV8への通電が開始す
ると)、制御信号はHighレベルになる。これによ
り、定電流回路414およびMOSトランジスタ410
〜413のそれぞれがON状態になり、MOSトランジ
スタ410〜413のそれぞれのソース、ドレイン間に
電流が流れる。
【0053】TV8の主電源が遮断されると(すなわ
ち、TV8への通電が終了すると)制御信号はLowレ
ベルになる。これにより、定電流回路414およびMO
Sトランジスタ410〜413がOFF状態になり、M
OSトランジスタ410〜413のそれぞれのソース、
ドレイン間に電流は流れない。従って、MOSトランジ
スタ410〜413のそれぞれには、TV8への通電時
間の間だけ電流が流れる。
【0054】MOSトランジスタ410〜413のそれ
ぞれは、所定の異なる通電時間が経過すると劣化して
(例えば、MOSトランジスタのゲート酸化膜が絶縁破
壊して)MOSトランジスタとしての機能を発揮できな
くなる。例えば、MOSトランジスタ410〜413
は、TV8への通電時間がそれぞれ10000時間、5
000時間、1000時間および500時間になった時
点でゲート酸化膜が絶縁破壊するように設計されてい
る。このような設計は、ゲート酸化膜の材質を調節する
ことによって可能になる。TV8への通電時間が200
0時間である場合には、MOSトランジスタ412およ
び413のゲート酸化膜が絶縁破壊していることにな
る。
【0055】端子416の電位は、ネットワーク通信部
9によって読み出すことが可能である。読み出された電
位は、TV8への通電時間の累積値を示す情報として、
ネットワーク15経由でサービスセンタ1に送信され得
る。
【0056】MOSトランジスタの絶縁破壊したゲート
絶縁膜を元に戻すことは困難であるので、記録デバイス
1012によれば、TV8のユーザがTV8への通電時
間の累積値を示す情報を改ざんすることが不可能にな
る。
【0057】このように、記録デバイス1012は、T
V8への通電時間の累積値を示す情報(TV8の使用状
況を示す情報)をユーザが改ざん不可能な態様で記録す
る記録部として機能する。
【0058】なお、上述した例では、記録デバイス10
12は、TV8に設けられていたが、家庭2およびオフ
ィス3に置かれている他の機器に記録デバイス1012
が設けられていてもよい。
【0059】図3は、ユーザ101が業者51にTV8
の回収を依頼する場合を例として、サービスセンタ1と
家庭2との間の通信を示す。図3に示される例では、ユ
ーザが主体的に業者51に対してTV8の回収条件を問
い合わせて、その問い合わせに対する業者51からの回
答に基づいて、TV8の回収を依頼するか否かをユーザ
101が判断する。同様の説明は図1に示される冷蔵庫
5、PC6、DVD7などの機器やそれ以外の機器にも
当てはまることは明らかである。また、同様の説明は、
オフィス3に置かれている機器(図示されず)にも当て
はまる。
【0060】ステップST1:TV8のユーザがサービ
スセンタ1に対してTV8の回収条件の問い合わせを行
う。TV8の回収条件は、TV8の回収に伴ってユーザ
に支払われる金額またはTV8の使用料としてユーザか
ら徴収される金額の見積り額を含む。TV8の回収条件
は、業者51がTV8を回収する日時を含んでもよい。
【0061】この問い合わせは、例えば、PC6(図
1)を用いて、ネットワーク15経由で行われる。この
問い合わせの際に、機器に割り当てられたアドレスがサ
ービスセンタ1に送信される。TV8は、ユーザが所有
して使用している機器であってもよいし、業者51から
賃借して使用している機器であってもよい。賃借してい
るTV8を回収してもらい、新たなテレビを賃借するこ
とをユーザが希望する場合には、新たに賃借することを
希望するテレビの機種などをこの時点でサービスセンタ
1に連絡してもよい。
【0062】ステップST2:サービスセンタ1は、ユ
ーザからの回収の依頼を受信した後、TV8の使用履歴
情報蓄積部10と製品仕様情報・購入情報記録部11と
に蓄積された、TV8の使用状況情報を取得(受信)
し、メモリ23に格納する。この取得は、例えば、以下
のように行なわれる。TV8に割り当てられたIPアド
レスをヘッダ部に含むパケットをサービスセンタ1がネ
ットワーク通信部21を介してネットワーク15に送信
する。そのIPアドレスによって特定される機器(すな
わち、TV8)がそのパケットを受信し、使用状況情報
をサービスセンタ1に送信する。次いで、サービスセン
タ1がその使用状況情報を受信する。
【0063】このように、ステップST2において、サ
ービスセンタ1のネットワーク通信部21は、TV8の
使用状況を示す使用状況情報を取得する取得部として機
能する。
【0064】ステップST3:サービスセンタ1は、T
V8の故障診断を行う。この故障診断は、例えば、TV
8に割り当てられたアドレスを用いて、ネットワーク1
5経由で行われる。この場合に、サービスセンタ1は、
TV8の本体回路13に所定のテストパターンを送信
し、TV8にテスト動作を行わせる。TV8のテスト動
作の結果はネットワーク15経由でサービスセンタ1に
送信され、CPU22によって検証される。これによ
り、TV8の本体回路13が故障しているか否かが判定
される。判定の結果はメモリ23に格納される。なお、
故障の診断をネットワーク15経由で行えない場合、例
えば、TV8のメカニカルな故障を診断する場合には、
業者51がユーザにTV8の稼動状況を問い合わせるよ
うにしてもよい。
【0065】このようにして、家庭2からTV8を移動
させることなく、TV8の故障診断を行うことが可能で
ある。
【0066】ステップST4:サービスセンタ1のCP
U22(算出部)は、メモリ23に格納された使用状況
情報およびステップST3で行われたTV8の故障診断
結果の情報に基づいて、TV8の回収に伴ってユーザに
支払われる金額の見積り額を算出する。このような見積
り額は、例えば、上述した(数1)または(数2)に従
って算出される。ユーザがTV8を賃借して使用してお
り、賃貸料金が後払いである場合、CPU22は上述し
た(数3)に従ってTV8の使用料としてユーザから徴
収する金額の見積り額を算出する。
【0067】算出された見積り額は、ネットワーク15
経由でユーザのPC6に送信され、ユーザに提示され
る。このように、ステップST4において、ネットワー
ク通信部21は見積り額をユーザのコンピュータに送信
する送信部として機能する。見積り額の送信の際に、業
者51がTV8を回収する日時がユーザに送信されるよ
うにしてもよい。
【0068】ステップST5:ユーザは、提示された回
収条件(見積り額)に基づいて、業者51によるTV8
の回収を承諾するか否かを判断する。この判断は、業者
51がTV8を回収する日時を考慮して行われてもよ
い。
【0069】業者51によるTV8の回収を承諾する場
合には、ユーザ101はTV8の回収の依頼をサービス
センタ1に送信する。サービスセンタ1のネットワーク
通信部21は、ユーザ101が見積り額に基づいてサー
ビスセンタ1(コンピュータシステム)に送信した、機
器の回収の依頼を受信する。
【0070】業者51によるTV8の回収を承諾しない
場合には、ユーザ101は他の業者(図示されず)にT
V8の回収条件の問い合わせを行ってもよい。
【0071】なお、ステップST5の処理は、必ずしも
ネットワーク15を介して行なわれなくてもよい。例え
ば、ステップST5の処理が省略される代わりに、ユー
ザ101はTV8の回収の依頼を業者51に電話で伝え
てもよい。
【0072】ステップST6:業者51は、ステップS
T4で送信した回収日時にTV8の回収を行う。この際
に、見積り額によって示される金額をユーザ101に支
払う。あるいは、業者51は、見積り額によって示され
る金額をTV8の使用料としてユーザ101から徴収す
る。なお、ユーザ101が新たなテレビの賃借を開始す
ることを希望する場合には、その新たなテレビの搬入を
TV8の回収と同時に行ってもよい。
【0073】図1に示されるサービスセンタ1の一部の
機能が、PC6によって代替されてもよい。例えば、図
3に示されるステップST2において、サービスセンタ
1のネットワーク通信部21は、機器の使用状況を示す
使用状況情報を取得する取得部として機能するが、この
取得部の機能がPC6によって実現されてもよい。この
場合、PC6がホームLAN4を介して機器(例えば、
TV8)の使用状況を示す使用状況情報を取得する。P
C6は、次いで、ネットワーク15を通じて使用状況情
報をサービスセンタ1に送信し得る。この場合には、サ
ービスセンタ1は、家庭2またはオフィス3に置かれて
いる各機器と直接に(PC6を経由せずに)通信する必
要はなく、サービスセンタ1はPC6と通信すればよ
い。従って、各機器に、ネットワーク15上で各機器を
一意に特定するアドレスが割り当てられていることは必
須ではない。但し、サービスセンタ1によって取得され
る使用状況情報の信頼性を考慮すると、サービスセンタ
1がこのようなアドレスを用いて機器と直接に通信し、
使用状況情報を取得することが好ましい。これにより、
一旦PC6が取得した使用状況情報をユーザ101が不
正に書き換えることが防止される。
【0074】あるいは、ステップST4において、サー
ビスセンタ1のCPU22は、使用状況情報に基づい
て、機器の回収に伴ってユーザ101に支払われる金額
または機器の使用料としてユーザ101から徴収される
金額の見積り額を算出する算出部として機能するが、こ
の算出部の機能がPC6によって実現されてもよい。こ
れは、例えば、PC6において、(数1)〜(数3)に
従って見積り額を算出するようなプログラムを実行する
ことによって実現され得る。このようなプログラムは、
ユーザ101がサービスセンタ1からPC6へダウンロ
ードし得る。あるいは、このようなプログラムが記録さ
れた記録媒体が、業者51からユーザ101に提供され
得る。このように、ステップST2における受信部の機
能と、ステップST4における算出部の機能とがPC6
によって実現される場合には、ユーザ101はサービス
センタ1に接続しなくても、機器の回収に伴ってユーザ
101に支払われる金額または機器の使用料としてユー
ザ101から徴収される金額の見積り額を知ることがで
きる。
【0075】このように、サービスセンタ1とPC6と
は、協働して、機器の回収を支援するコンピュータシス
テムとして機能し得る。
【0076】また、図1に示されるPC6の一部の機能
が、機器5〜8のそれぞれに組み込まれてもよい。例え
ば、TV8が適切な入力デバイスおよび表示デバイスを
有しており、TV8にアドレス(例えば、IPアドレ
ス)が割り当てられている場合、図3に示される処理の
ステップST1における問い合わせは、PC6を用いる
代わりにその入力/表示デバイスを用いて行なわれ得
る。また、ステップST4において算出された見積り額
は、PC6ではなくTV8に送信され、そのユーザイン
ターフェイスに表示される。このような入力デバイスと
しては、例えば、テンキーパッドが使用され得、表示デ
バイスとしては、液晶表示画面が使用され得る。あるい
は、TV8の本来の機能を実現するためのデバイスが、
このようなユーザインターフェイスとして使用されても
よい。例えば、TV8を操作するためのリモコンが入力
デバイスとして使用され、TV8のスクリーンが表示デ
バイスとして使用されてもよい。このように、家庭2お
よびオフィス3に置かれている各機器が適切な入力/表
示デバイスを有し、その機器にアドレスが割り当てられ
ている場合には、図3に示される処理のステップST1
〜ステップST5において、PC6(ユーザのコンピュ
ータ)を用いずにサービスセンタ1と機器とが直接に通
信することができる。
【0077】図4は、サービスセンタ1と家庭2との間
の通信の他の例を示す。図4において、図3に示される
ステップと同一のステップには同一の参照番号を付し、
その説明を省略する。図4に示される例では、業者51
の側から、ユーザ101の機器を回収するための通信が
開始される。すなわち、ユーザ101からの機器の回収
条件の問い合わせ(図3に示されるステップST1)は
行われない。図4に示される機器の回収の形態は、例え
ば、業者51が家電販売業者を兼ねており、ユーザ10
1に機器の新製品を売り込みたい場合等に好適に適用さ
れ得る。このような回収の形態は、ユーザ101にとっ
ても、新製品への買い替え(または借り替え)を適時に
行うことができるというメリットがある。
【0078】図5は、図3または図4に示されるステッ
プST6において回収された機器を再使用する手順を示
す。なお、この回収された機器は、図2を参照して説明
した記録デバイス1012を備えているものとする。
【0079】ステップST801:回収された機器が、
製品として再使用可能であるか否かが判定される。ステ
ップST801における判定結果が「Yes」である場
合には、処理はステップST802に進む。ステップS
T801における判定結果が「No」である場合には、
処理はステップST805に進む。
【0080】ステップST802:回収された機器の再
生製品化処理が行われる。この処理は、業者51自身が
工場で行ってもよいし、専門業者が行ってもよい。この
処理では、例えば、消耗部品が交換されたり、分解清掃
が行われ得る。
【0081】ステップST803:記録デバイス101
2が新しいものに交換される。
【0082】ステップST804:機器を賃貸または中
古販売することにより、製品として再使用する。
【0083】ステップST805:機器を解体し、部品
を販売することにより部品として再使用する。解体の処
理は、業者51自身が行ってもよいし、専門業者が行っ
てもよい。
【0084】なお、解体した機器を部品として再使用す
ることが不可能である場合には、原材料として再利用す
るようにしてもよい。
【0085】このように、本発明の実施の形態1に係る
機器の回収および再使用を支援するシステム100によ
れば、ユーザが機器を所有している場合でも、賃借によ
って使用権を得ている場合でも、ユーザは手軽に業者に
情報を発信し、業者からの情報を入手することができ
る。このために、ユーザは手軽に機器の回収を業者に依
頼することができ、非常に便利である。また、機器の回
収に伴ってユーザに支払われる金額または機器の使用料
としてユーザから徴収される金額(回収条件)の見積り
は、機器の使用状況に基づいて公正に行われる。これに
より、機器のスムーズな回収が支援される。
【0086】また、賃借の開始や終了を行うために必要
な情報の入手、処理、発信を簡単に行うことが可能な環
境が提供される。
【0087】サービスセンタ1は機器の使用状況情報に
基づいて、機器の回収に伴ってユーザに支払われる金額
または機器の使用料としてユーザから徴収される金額の
見積り額を算出する。このために、ユーザに、機器の回
収を業者に依頼することを促すインセンティブや、機器
を大切にするインセンティブを与えることができる。従
って、ユーザに使用される機器、部品の長寿命化が達成
されるという効果が得られる。ユーザは、機器を廃棄せ
ずに、機器の回収を業者に依頼することにより、積極的
に循環型社会に参加することになる。
【0088】実施の形態1では、機器のユーザが依頼人
としてサービスセンタ1に機器の回収条件の問い合わせ
を行っていた。しかし、依頼人となり得るのは、機器の
ユーザに限定されない。例えば、ユーザに代えて、ユー
ザの家族や、ユーザの同僚等の、機器の回収を希望する
任意の人物が依頼人としてサービスセンタ1に機器の回
収条件の問い合わせを行い得る。この場合、図3および
図4に示される通信は、その依頼人とサービスセンタ1
との間で行なわれる。
【0089】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2に係る機器の回収および再使用を支援システム6
00の構成を示す。図6において、図1に示される構成
要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その
説明を省略する。
【0090】システム600は、サーバコンピュータ1
4と、サービスセンタ1a〜1zと、家庭2と、サーバ
コンピュータ14と家庭2とを接続するネットワーク1
5とを含む。ネットワーク15には、オフィス3が接続
されていてもよい。
【0091】サービスセンタ1a〜1zのそれぞれは、
図1に示されるサービスセンタ1と同様の構成を有する
コンピュータであり得る。サービスセンタ1a〜1zは
それぞれ、機器の回収を行うことが可能な業者51a〜
51zによって管理される。業者51a〜51zのそれ
ぞれは、例えば、機器の解体業者または、再生業者であ
る。業者51a〜51zのそれぞれは、家電販売業者を
兼ねていてもよい。
【0092】サーバコンピュータ14(コンピュータシ
ステム)は、サーバコンピュータ14をネットワーク1
5に接続するネットワーク通信部621と、格納部62
2と、CPU623とを含む。
【0093】サーバコンピュータ14は、ユーザ101
と、サービスセンタ1a〜1zとを仲介する処理を行
う。本発明の実施の形態2では、ユーザ101に賃貸さ
れた機器の回収は考慮されない。ユーザ101に賃貸さ
れた機器を本発明の実施の形態2に従って回収した場
合、その機器が、賃貸を行った業者と同一の業者に回収
されることが保証されないからである。本発明の実施の
形態2に従って回収される機器は、ユーザ101が所有
する機器であるものとする。
【0094】図7は、サーバコンピュータ14のCPU
623によって実行される、仲介処理の手順を示す。以
下、ユーザが業者51a〜51zのいずれかにTV8の
回収を依頼する場合を例として、仲介処理の手順を説明
する。ただし、同様の説明は図6に示される冷蔵庫5、
PC6、DVD7などの機器やそれ以外の機器にも当て
はまることは明らかである。また、同様の説明は、オフ
ィス3に置かれている機器(図示せず)にも当てはま
る。
【0095】ステップST501:ユーザ101から、
TV8の回収条件の問い合わせが受信される。ユーザ1
01は、例えば、図8を参照して後述されるウェブペー
ジを用いて、回収条件の問い合わせを送信し得る。この
ようなウェブページは、サーバコンピュータ14によっ
て提供される。
【0096】TV8の回収条件は、TV8の回収に伴っ
てユーザに支払われる金額の見積り額を含む。TV8の
回収条件は、TV8を回収する業者(サービスセンタ1
a〜1zのそれぞれを管理する業者)がTV8を回収す
る日時を含んでもよい。
【0097】ステップST502:TV8の使用状況情
報が取得される。このステップは、図4に示されるステ
ップST2と同様に行われ得る。ステップST502に
おいて、サーバコンピュータ14のネットワーク通信部
621は、TV8の使用状況を示す使用状況情報を取得
する取得部として機能する。
【0098】ステップST503:サービスセンタ1a
〜1zのそれぞれに(すなわち、業者51a〜51zの
コンピュータのそれぞれに)、ステップST502で取
得した使用状況情報が送信される。ステップST503
において、サーバコンピュータ14のネットワーク通信
部621は、業者に使用状況情報を送信する送信部とし
て機能する。
【0099】サービスセンタ1a〜1zのそれぞれは、
TV8の使用状況情報に基づいて、機器の回収に伴って
ユーザに支払われる金額の見積り額を算出する。
【0100】ステップST504:TV8の故障診断が
行われる。この故障診断は、図4を参照して説明したス
テップST3と同様に行われ得る。すなわち、サーバコ
ンピュータ14は、TV8の本体回路13に所定のテス
トパターンを送信し、TV8にテスト動作を行わせる。
TV8のテスト動作の結果はネットワーク15経由でサ
ーバコンピュータ14に送信され、CPU623によっ
て検証され、TV8の本体回路13が故障しているか否
かが判定される。
【0101】ステップST505:ステップST504
で行った故障診断の結果が、サービスセンタ1a〜1z
のそれぞれに送信される。なお、ステップST504に
おいて、サーバコンピュータ14のCPUはテスト動作
の結果を検証せず、ステップST505において、サー
バコンピュータ14は、テスト動作の結果をそのままサ
ービスセンタ1a〜1zのそれぞれに送信してもよい。
この場合には、サービスセンタ1a〜1zのそれぞれに
おいてテスト動作の結果が検証され、TV8が故障して
いるか否かが判定される。
【0102】ステップST504およびステップST5
05は、省略され得る。ステップST504およびステ
ップST505が実行された場合、サービスセンタ1a
〜1zのそれぞれは、TV8の回収に伴ってユーザに支
払われる金額の見積り額を算出する際に、故障診断の結
果を考慮してもよい。
【0103】このような見積り額の算出は、図3に示さ
れるステップST4において、図1に示されるサービス
センタ1が(数1)に従って見積り額を算出するのと同
様に行われ得る。ただし、サービスセンタ1a〜1zの
それぞれは、独自の算出式に基づいて見積り額を算出し
得る。
【0104】ステップST506:サービスセンタ1a
〜1zのそれぞれから、見積り額が受信される。ステッ
プST506において、ネットワーク通信部621は、
サービスセンタ1a〜1z(業者51a〜51zのコン
ピュータ)から送信された、機器の回収に伴って前記ユ
ーザに支払われる金額の見積り額を受信する受信部とし
て機能する。
【0105】ステップST507:ステップST506
で受信された、サービスセンタ1a〜1zのそれぞれに
よる見積り額およびその見積り額を算出したサービスセ
ンタを管理する業者名が、ユーザ101のPC6に送信
される(すなわち、ユーザ101に提示される)。ステ
ップST506において、サービスセンタ1a〜1zの
一部から見積り額が受信されない場合には、受信された
少なくとも1つの見積り額およびその見積り額を算出し
たサービスセンタを管理する業者名(業者を示す情報)
が送信される。ユーザ101は、この見積り額に基づい
て、機器の回収を依頼する業者を選択する。なお、ステ
ップST506で、業者が機器を回収する日時が受信さ
れ、その日時がステップST507でPC6に送信され
てもよい。ユーザ101は、機器の回収を依頼する業者
の選択を見積り額を重視して行ってもよいし、回収する
日時を重視して行ってもよい。あるいは、各業者のサー
ビス(例えば、機器の回収に伴って、その機器に代わっ
て売り込みたい新製品の販売価格を割り引くサービス)
を考慮して行ってもよい。通常、ユーザ101は、見積
り額が最も高い業者を選択する。従って、ステップST
507において、サーバコンピュータ14が業者51a
〜51zのうち、見積り額が最も高い業者を選択し、選
択された業者を示す情報(例えば、業者名)をユーザ1
01のPC6(コンピュータ)に送信するようにしても
よい。
【0106】ステップST508:ユーザ101から、
選択された業者を示す情報(選択情報)が受信される。
【0107】ステップST509:選択された業者のサ
ービスセンタ(コンピュータ)に機器の回収の依頼が送
信される。機器の回収の依頼を受けた業者は、指定され
た日時に機器の回収を行う。この際に、見積り額によっ
て示される金額をユーザ101に支払う。
【0108】回収された機器は、実施の形態1と同様
に、図5に示される手順に従って再使用される。
【0109】図7に示される各ステップにおけるサーバ
コンピュータ14の機能の一部が、PC6によって代替
されてもよい。その場合には、サーバコンピュータ14
とPC6とは、協働して、機器の回収を支援するコンピ
ュータシステムとして機能する。
【0110】上述したステップST508およびステッ
プST509の処理は、省略されてもよい。この場合、
ユーザは、所望の業者に直接、機器の回収の依頼を行っ
てもよい。
【0111】サーバコンピュータ14は、複数の業者5
1a〜51zと、ユーザ101との仲介処理を行う。従
って、ユーザ101は、複数の業者51a〜51zに個
別に連絡をとることなく、サーバコンピュータ14にア
クセスすることによって、複数の業者51a〜51zの
うちの所望の業者を選択することができる。ユーザ10
1がサーバコンピュータ14にアクセスする際のユーザ
インタフェースとしては、任意のユーザインタフェース
が使用され得る。しかし、アクセスの容易さを考慮する
と、このユーザインタフェースとして、ワールドワイド
ウェブ上のウェブページが使用されることが好ましい。
【0112】図8は、ユーザ101がサーバコンピュー
タ14にアクセスする際のユーザインタフェースとして
機能するウェブページ701の例を示す。
【0113】ウェブページ701は、任意のページ記述
言語(例えば、HTML言語)によって記述される。ウ
ェブページ701を記述するファイルは、サーバコンピ
ュータ14の格納部622に格納されている。このファ
イルは、ネットワーク15上でこのファイルが格納され
ている位置を一意に特定するURLアドレスを有してい
る。ユーザ101が、PC6で実行されるウェブページ
閲覧ソフトウェアにこのURLアドレスを入力すること
により、PC6にウェブページ701が表示される。
【0114】ウェブページ701は、領域702〜70
8と、送信ボタン709とを含む。ユーザ101は、領
域702〜708のそれぞれに必要な情報を入力した後
に、送信ボタン709を選択する(例えば、マウスでク
リックする)ことにより、機器の回収条件の問い合わせ
がサーバコンピュータ14に送信される。これにより、
図7に示される仲介処理が開始される。
【0115】領域702には、ユーザ101が回収を希
望する機器を特定するためのアドレスとして、例えば、
その機器に割り当てられたIPアドレスが入力される。
【0116】領域703には、機器の回収に伴ってユー
ザ101に支払われる金額(買い取り価格)の希望金額
が入力される。この希望金額の入力は省略され得る。希
望金額が入力された場合には、図7に示されるステップ
ST507において、見積り額がこの希望金額よりも高
い業者名と、その業者による見積り額のみがPC6に送
信されるようにしてもよい。
【0117】領域704には、機器の故障の有無が随意
に入力される。この入力は省略され得る。機器の故障の
有無は、図7に示されるステップST504における判
定によっても知ることができるからである。逆に、領域
704に機器の故障の有無が入力された場合には、図7
に示されるステップST504が省略され得る。
【0118】領域705には、ユーザ101が機器の回
収を希望する日時(希望日時)が入力される。この入力
は省略され得る。希望日時が入力された場合には、図7
に示されるステップST507において、この希望日時
に機器の回収を行うことが可能な業者名と、その業者に
よる見積り額のみがPC6に送信されるようにしてもよ
い。
【0119】領域706〜708にはそれぞれ、ユーザ
101の氏名、住所、およびEメールアドレスが入力さ
れる。
【0120】このように、本発明の実施の形態2に係る
機器の回収支援サービスシステムによれば、ユーザが機
器を所有している場合に、ユーザは手軽に機器の回収を
業者に依頼することができ、非常に便利である。また、
機器の回収に伴ってユーザに支払われる金額の見積り
(機器の回収条件)は、機器の使用状況に基づいて公正
に算出される。これにより、機器のスムーズな回収が支
援される。
【0121】サービスセンタ1a〜1zのそれぞれは、
機器の使用状況情報に基づいて、機器の回収に伴ってユ
ーザに支払われる金額の見積り額を算出する。このため
に、ユーザに、機器の回収を業者に依頼することを促す
インセンティブや、機器を大切にするインセンティブを
与えることができる。従って、ユーザに使用される機
器、部品の長寿命化が達成されるという効果が得られ
る。ユーザは、機器を廃棄せずに、機器の回収を業者に
依頼することにより、積極的に循環型社会に参加するこ
とになる。
【0122】さらに、ネットワーク15に接続されるサ
ービスセンタが複数である場合、本発明の実施の形態2
に係る機器の回収支援サービスシステムでは、サーバコ
ンピュータ14を仲介として複数の業者にオークション
形式で機器の回収条件の見積りを行わせることが可能に
なる。これにより、ユーザが希望する条件を満たす回収
条件を提供する業者をユーザが主体的に選択することが
できる。
【0123】なお、ネットワーク15には、1以上の任
意の数のサービスセンタが接続され得るが、ネットワー
ク15に接続されるサービスセンタの個数は複数である
ことが好ましい。サービスセンタの個数が複数である場
合には、ユーザが希望する条件を満たす回収条件を提供
する業者をユーザが主体的に選択することができるから
である。
【0124】実施の形態2では、機器のユーザが依頼人
としてサーバコンピュータ14に機器の回収条件の問い
合わせを行っていた。しかし、依頼人となり得るのは、
機器のユーザに限定されない。例えば、ユーザに代え
て、ユーザの家族や、ユーザの同僚等の、機器の回収を
希望する任意の人物が依頼人としてサーバコンピュータ
14に機器の回収条件の問い合わせを行い得る。この場
合、図7に示される仲介処理は、その依頼人と、複数の
サービスセンタとを仲介する処理として実行される。
【0125】上述した実施の形態1および2では、回収
される機器として情報家電を例に挙げたが、回収される
機器は、その機器の使用状況情報がコンピュータシステ
ムによって取得される限り、任意の機器であってもよ
い。例えば、回収される機器は、自動車であってもよ
い。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、機器の使用状況を示す
使用状況情報がコンピュータシステムによって受信さ
れ、また、この使用状況情報に基づいて、機器の回収に
伴って依頼人に支払われる金額または機器の使用料とし
て依頼人から徴収される金額(回収条件)の見積り額が
算出される。従って、機器を移動させることなく、機器
の回収条件の見積りが公正に行われ、機器のスムーズな
回収が支援される。この機器は、依頼人が所有するもの
であるか、依頼人が賃借しているものであるかを問わな
い。
【0127】また、本発明によれば、依頼人が希望する
条件を満たす回収条件を提供する業者を依頼人が選択す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る機器の回収および
再使用を支援するシステム100の構成を示すブロック
【図2】図1に示される使用履歴情報蓄積部10と通電
時間計測部12との機能を併せ持つ記録デバイス101
2を示す図
【図3】ユーザ101が業者51にTV8の回収を依頼
する場合を例として、サービスセンタ1と家庭2との間
の通信を示す図
【図4】サービスセンタ1と家庭2との間の通信の他の
例を示す図
【図5】図3または図4に示されるステップST6にお
いて回収された機器を再使用する手順を示すフローチャ
ート
【図6】本発明の実施の形態2に係る機器の回収および
再使用を支援システム600の構成を示すブロック図
【図7】サーバコンピュータ14のCPU623によっ
て実行される、仲介処理の手順を示すフローチャート
【図8】ユーザ101がサーバコンピュータ14にアク
セスする際のユーザインタフェースとして機能するウェ
ブページ701の例を示す図
【符号の説明】
1、1a、1z サービスセンタ 2 家庭 4 ホームLAN 5 冷蔵庫 6 PC 7 TV 9、21、621 ネットワーク通信部 10 使用履歴情報蓄積部 11 製品仕様情報・購入情報記録部 12 通電時間計測部 13 本体回路 14 サーバコンピュータ 15 ネットワーク 22、623 CPU 23 メモリ 24 表示部 622 格納部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 61/00 100 B09B 5/00 M (72)発明者 福本 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA22 DA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の回収を支援するコンピュータシス
    テムであって、 前記機器の使用状況を示す使用状況情報を取得する取得
    部と、 前記使用状況情報に基づいて、前記機器の回収に伴って
    依頼人に支払われる金額または前記機器の使用料として
    前記依頼人から徴収される金額の見積り額を算出する算
    出部と、 前記算出された見積り額を前記依頼人に送信する送信部
    とを備えた、コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記取得部は、ネットワーク経由で前記
    使用状況情報を取得する、請求項1に記載のコンピュー
    タシステム。
  3. 【請求項3】 前記機器には、前記ネットワーク上で前
    記機器を一意に特定するためのアドレスが割り当てられ
    ており、前記取得部は、前記アドレスを用いて前記使用
    状況情報を取得する、請求項2に記載のコンピュータシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記使用状況情報は、前記機器への通電
    時間の累積値を示す情報を含む、請求項1に記載のコン
    ピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記算出部は、前記使用状況情報と、前
    記機器の故障判断結果を示す情報とに基づいて、前記見
    積り額を算出する、請求項1に記載のコンピュータシス
    テム。
  6. 【請求項6】 機器の回収を支援するコンピュータシス
    テムであって、 前記機器の使用状況を示す使用状況情報を取得する取得
    部と、 前記機器の回収を行うことが可能な少なくとも1つの業
    者のコンピュータに前記取得された使用状況情報を送信
    する送信部と、 前記少なくとも1つの業者の少なくとも1つの前記コン
    ピュータから送信された、前記機器の回収に伴って依頼
    人に支払われる金額の見積り額を受信する受信部とを備
    え、 前記送信部は、前記受信された少なくとも1つの見積り
    額を前記依頼人に送信する、コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記受信部は、前記依頼人が前記少なく
    とも1つの見積り額に基づいて選択した業者を示す選択
    情報を受信し、 前記送信部は、前記少なくとも1つの業者のうち前記選
    択情報によって示される業者のコンピュータに前記機器
    の回収の依頼を送信する、請求項6に記載のコンピュー
    タシステム。
  8. 【請求項8】 前記送信部は、前記少なくとも1つの業
    者のうち、前記見積り額が最も高い業者を選択し、前記
    選択された業者を示す情報を前記依頼人に送信する、請
    求項6に記載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 コンピュータシステムを用いて、機器の
    回収を支援する方法であって、 (a)前記コンピュータシステムが、前記機器の使用状
    況を示す使用状況情報を取得するステップと、 (b)前記コンピュータシステムが、前記使用状況情報
    に基づいて、前記機器の回収に伴って依頼人に支払われ
    る金額または前記機器の使用料として前記依頼人から徴
    収される金額の見積り額を算出するステップと、 (c)前記コンピュータシステムが、前記見積り額を前
    記依頼人に提示するステップとを包含する、方法。
  10. 【請求項10】 前記機器は、前記使用状況情報を前記
    依頼人が改ざん不可能な態様で記録する記録部を備え、
    前記方法は、 (d)前記コンピュータシステムが、前記依頼人から前
    記機器の回収の依頼を受信するステップと、 (e)前記依頼人から前記機器を回収するステップと、 (f)前記回収された機器の前記記録部を新しい記録部
    に交換するステップとをさらに包含する、請求項9に記
    載の方法。
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