JP2008243124A - ソフトウェアレンタルシステム及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトウェア開発者によるレンタルソフトウェアの提供を促進させ、当該レンタルソフトウェアの利用者の利便性の向上を図ること。
【解決手段】レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータと、このコンピュータの操作状況を管理する情報処理システムと、を備え、情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じてコンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じてコンピュータに予め組み込まれたあるいは提供者端末によって組み込まれたソフトウェアをユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末にコンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア利用許容手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェアレンタルシステムにかかり、特に、ソフトウェアの提供者によるソフトウェアの提供と、利用者によるソフトウェアの利用を可能とするソフトウェアレンタルシステムに関する。
従来より、特許文献1に示すように、ソフトウェアをレンタルにて提供する方法が開示されている。この特許文献1に開示されているシステムは、具体的には、サーバにレンタルソフトウェアを組み込み、このサーバにネットワークを介して複数のユーザがアクセスし、上記レンタルソフトウェアを遠隔にて利用する、というものである。
しかしながら、上記従来例では、ソフトウェア開発者は、ソフトウェアレンタルサーバを管理する業者にソフトウェアの登録を依頼しなければならず、また、ソフトウェアの不正使用の管理や、使用ユーザからの問合せなどの対応、さらには、ソフトウェア利用料の請求なども開発者が行う必要があり、ソフトウェアの提供に多大な手間を要する。このため、新たに開発されたソフトウェアの提供が抑制され、これに伴い、ユーザが利用できるソフトウェア数が減少し、利便性の向上を図ることができない、という問題が生じる。また、同一サーバに組み込まれたソフトウェアを複数のユーザが利用するという方法を採っているため、ソフトウェア開発者の権利保護が不十分であり、適正な対価を収集することができない可能性が生じうる。このため、ソフトウェア開発者によるソフトウェアの提供がさらに抑制されうる。
特開2003−36404号公報
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、ソフトウェア開発者によるレンタルソフトウェアの提供を促進させ、当該レンタルソフトウェアの利用者の利便性の向上を図ることができるレンタルソフトウェアシステムを提供する、ことをその目的とする。
そこで、本発明の一形態は、
レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータと、このコンピュータの操作状況を管理する情報処理システムと、を備えたソフトウェアレンタルシステムであって、
情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じてコンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じてコンピュータに予め組み込まれたあるいは提供者端末によって組み込まれたソフトウェアをユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末にコンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア利用許容手段と、を備え、
コンピュータは、ソフトウェア登録許容手段にて許容された提供者端末によるソフトウェア組込操作、及び、ソフトウェア利用許容手段にて許容されたユーザ端末によるソフトウェア利用操作、を許容する操作許容手段を有する、
ことを特徴としている。
上記発明によると、まず、ソフトウェアの開発者や提供者は、提供者端末にてソフトウェアレンタルサービスを提供する情報処理システムにアクセスして、ソフトウェアの登録要求を行う。そして、システムにてソフトウェアIDが付与されるなど提供許可がなされると、提供者端末からコンピュータにソフトウェアの組み込みが可能となり、ネットワークを介してソフトウェアがインストールされる。その後、ユーザ端末にてアクセスされた情報処理システムは、ソフトウェアの利用要求に応じて、ユーザ端末にてソフトウェアが組み込まれたコンピュータの遠隔操作を可能とするよう利用を許可する。これにより、ユーザはコンピュータを遠隔操作してソフトウェアを利用することができる。以上より、ソフトウェア提供者は容易にソフトウェアをシステムに登録することができると共に、提供されるソフトウェアはコンピュータごと遠隔操作されて提供されることから、ソフトウェアの不正使用を抑制でき、当該ソフトウェアの権利を適切に保護することができる。これにより、登録ソフトウェアの増加を図ることができ、ユーザによる利用も増加し、利便性の向上を図ることができる。
そして、情報処理システムが備えたソフトウェア利用許容手段及びコンピュータが備えた操作許容手段は、ユーザ端末が利用するソフトウェアが組み込まれたコンピュータ自体を当該ユーザ端末に占有させる、ことを特徴としている。このとき、コンピュータは、1台につき1のソフトウェアのみが組み込まれていると望ましい。これにより、レンタルされるソフトウェアが組み込まれたコンピュータ1台をそのまま1ユーザが遠隔操作にて利用するため、ソフトウェアの不正使用を有効に抑制することができ、ソフトウェア提供者の権利を有効に保護することができる。
また、上記ソフトウェアレンタルシステムは、情報処理システムあるいはコンピュータが、
コンピュータに対してユーザ端末によって行われるソフトウェアの利用処理、及び、コンピュータに対して提供者端末によって行われる対応処理、を検出するソフトウェア監視手段と、
ソフトウェア監視手段によって検出されたユーザ端末による利用処理及び提供者端末による対応処理に応じて、ソフトウェアを利用したユーザに対する課金処理、及び、ソフトウェアを提供した提供者に対する対価還元処理を行う決済手段と、
を備えたことを特徴としている。
そして、上記ソフトウェア監視手段にて検出されるユーザ端末による利用処理は、ユーザによるソフトウェアの操作使用処理、又は、ソフトウェアに対する問合せ処理、のうち少なくとも1つであり、
上記ソフトウェア監視手段にて検出される提供者端末による対応処理は、ソフトウェアに対する保守処理、ソフトウェアに発生した障害に対する復旧処理、又は、ユーザからの問合せに対する回答処理、のうち少なくとも1つである、
ことを特徴としている。
さらに、上記ソフトウェアレンタルシステムは、情報処理システムあるいはコンピュータが、ソフトウェアが組み込まれたコンピュータの作動状況を監視して、当該コンピュータの作動状況に応じた内容を表す作動状況通知をソフトウェアを提供した提供者の予め登録された端末に通知する作動状況通知手段を備えた、ことを特徴としている。そして、上記作動状況通知手段は、コンピュータの稼働状況、コンピュータに発生した障害、又は、コンピュータに組み込まれたソフトウェアに対するユーザ端末からの問合せ、のうち少なくとも1つを検出し、その検出内容を表す情報をソフトウェアを提供した提供者の予め登録された端末に通知する、ことを特徴としている。
これにより、ソフトウェアを利用するユーザに対して利用料を課金することができると共に、ソフトウェアを提供したことによる対価や、ソフトウェアの障害対応、ユーザサポートなどに対する対価をソフトウェアの提供者に還元することができる。従って、ソフトウェアの提供者は、適切な報酬を得ることができるため、ソフトウェアの登録数の増加やソフトウェアの機能の充実化を図ることができる。また、ソフトウェアの障害情報や利用ユーザによる問合せ情報がソフトウェアの提供者に自動的に通知されるため、当該提供者はソフトウェアの改善に必要な情報を容易に取得することができ、ソフトウェアのさらなる発達を図ることができる。
また、本発明の他の形態である情報処理システムは、
レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータが接続され、当該コンピュータの操作状況を管理する情報処理システムであって、
ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて、コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、
ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて、コンピュータに予め組み込まれたあるいは提供者端末によって組み込まれたソフトウェアをユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末にコンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア提供許容手段と、
を備えたことを特徴としている。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータが接続され、当該コンピュータの操作状況を管理する情報処理装置に、
ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて、コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、
ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて、コンピュータに予め組み込まれたあるいは提供者端末によって組み込まれたソフトウェアをユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末にコンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア提供許容手段と、
を実現させることを特徴としている。
さらに、本発明の他の形態であるソフトウェアレンタル方法は、
ソフトウェアが組み込まれるコンピュータと、このコンピュータの操作状況を管理する情報処理システムと、を備え、前記コンピュータに組み込まれたソフトウェアをレンタルするソフトウェアレンタル方法であって、
情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じてコンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容工程と、
コンピュータが、ソフトウェア登録許容工程にて許容された提供者端末によるソフトウェア組込操作を許容して当該コンピュータにソフトウェアを組み込むソフトウェア組込工程と、
その後、情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じてコンピュータに予め組み込まれたあるいは提供者端末によって組み込まれたソフトウェアをユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末にコンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア利用許容工程と、
コンピュータが、ソフトウェア利用許容工程にて許容されたユーザ端末によるソフトウェア利用操作を許容する操作許容工程と、
を有することを特徴としている。
上述した構成の情報処理システム、プログラム、ソフトウェアレンタル方法の発明であっても、上記ソフトウェアレンタルシステムと同様に作用するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、ソフトウェア提供者は容易にソフトウェアをシステムに登録することができると共に、提供されるソフトウェアはコンピュータごと遠隔操作されて提供されることから、ソフトウェアの不正使用を抑制でき、当該ソフトウェアの権利を適切に保護することができる。従って、登録ソフトウェアの増加を図ることができ、ユーザによる利用も増加し、利便性の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、ネットワーク上のコンピュータにレンタル対象となるソフトウェアを組み込み、このコンピュータごとユーザ端末にて遠隔操作可能とすることで、ユーザにソフトウェアをレンタルする、というシステムである。
具体的には、ソフトウェアをソフトウェアレンタル会社が所有するコンピュータ(PC)にインストールし、レンタルしたいユーザがユーザ端末にてネットワークを介してリモート操作(遠隔操作)することで、ソフトウェアを使用することができる。さらに、レンタルソフトウェアの使用状況を監視し、使用時間や使用回数、問い合わせ対応の回数などにより、レンタル会社への利用料金を決定し、インターネット上で支払いを行わせるビジネスモデルを実現するための技術である。また、レンタルするソフトウェアを市販のソフトウェアに限らず、個人のソフトウェア開発者からインターネット上で提供してもらい、利用状況に合わせて、料金の支払いを可能にする技術である。以下、実施例にてシステムの具体的な構成及び動作を説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図16を参照して説明する。図1は、ソフトウェアをレンタルするシステム全体の構成を示す概略図であり、図2は、システム全体の構成を示す機能ブロック図である。図3乃至図9は、システム内に記憶されるデータ例を示す図である。図10乃至図12は、システムの動作を示す説明図であり、図13乃至図16は、フローチャートである。
[構成]
図1に示すように、本実施例におけるソフトウェアレンタルシステムは、ソフトウェアレンタル会社Aが管理する管理サーバ1及び決済管理サーバ2(情報処理システム)と、ソフトウェアがインストールされるレンタルPC3(コンピュータ)と、を備えて構成されている。そして、ソフトウェアレンタルシステムには、ソフトウェアをレンタル利用するユーザBが操作するユーザ端末4と、ソフトウェアを提供するソフトウェア開発者Cが操作するソフトウェア開発者端末5と、がネットワークを介して接続されている。以下、各構成について詳述する。
まず、ユーザBは、ソフトウェアレンタル会社Aからレンタルされているソフトウェアを、自身のユーザ端末4あるいは当該ユーザ端末4が接続されたユーザシステムにてレンタル利用することを希望し、実際に使用するユーザである。そして、ユーザ端末4には、図2に示すように、ソフトウェアレンタルシステムの管理サーバ1にアクセスしてソフトウェアのリモート操作を要求(申請)し、また、レンタルPC3にアクセスしてリモート操作して、ソフトウェアを使用するレンタルSW使用機能41が設けられている。具体的に、レンタルSW使用機能41は、管理サーバ1にアクセスして使用を希望するソフトウェアを特定した使用要求を行い、これに応じて、使用許可ID(ユーザID)が付与される。そして、ユーザ端末4に組み込まれたリモート操作ソフトウェアを用いてレンタルPC3にアクセスし、上記使用許可IDを利用してソフトウェアを利用することができる。また、上記レンタルSW使用機能41では、使用したレンタルソフトウェアに対する問合せを行うことができる。例えば、操作方法に関する質問などをレンタルPC3あるいは管理サーバ1に送信することができる。
また、ユーザ端末4には、決済管理サーバ2からの課金、例えば、ソフトウェアを使用したことによる使用料や問合せの利用料などの請求を受け付け、これに対して電子マネーなどで支払いを行う料金管理機能42を有する。
また、ソフトウェア開発者Cは、ソフトウェアを開発、製造する部門自体、あるいは、ソフトウェアを販売する部門などに所属し、ユーザBがソフトウェアのレンタル利用が可能なようそのソフトウェアをレンタルソフトウェアとして提供する者である。そして、ソフトウェア開発者端末5は、図2に示すように、ソフトウェアレンタルシステムの管理サーバ1にアクセスして、当該管理サーバ1が管理しているレンタルPC3にソフトウェアをインストールすることを要求(申請)し、また、レンタルPC3にアクセスしてリモート操作することで当該レンタルPC3にソフトウェアをインストールするレンタルSW提供機能52が設けられている。具体的に、レンタルSW提供機能52は、管理サーバ1にアクセスしてソフトウェアの登録希望を要求し、これに応じて、インストール許可ID(ソフトID)が付与される。そして、ソフトウェア開発者端末5は、組み込まれたリモート操作ソフトウェアを用いてレンタルPC3にアクセスし、上記インストール許可IDを利用してソフトウェアをインストールすることができる。
また、このレンタルSW提供機能52では、ユーザからのソフトウェアに関する問合せに対する回答を入力して管理サーバ1に返答する機能を有する。また、ソフトウェア開発者端末5には、決済管理サーバ2からの支払い通知、例えば、提供したソフトウェアが使用されたことによる提供料や問合せの回答に対する対価などの支払い通知を受け付け、あるいは、電子マネーなどによる支払いを受ける料金管理機能51を有する。
次に、ソフトウェアレンタル会社Aが管理するソフトウェアレンタルシステムについて説明する。まず、ソフトウェアレンタルシステムには、ソフトウェアが組み込まれるレンタルPC3が複数台装備されている。これらレンタルPC3は、後述するように、管理サーバ1にてソフトウェアのインストール許可や、利用許可が与えられた端末4,5からアクセスを受けることが可能であり、自身にソフトウェアをインストールし、あるいは、ユーザ端末4からのリモート操作を受け付ける機能を有する(操作許容手段)。なお、本実施例では、図1に示すように、符号31〜33に示すレンタルPCには、それぞれ市販のソフトウェアA〜Cがレンタル会社Aによってインストールされ、符号34に示すレンタルPCには、ソフトウェア開発者端末5から提供された提供ソフトウェアDがインストールされることとする。このように、1台のレンタルPCにつき、1つのレンタルソフトウェアが作動可能なようインストールされているが、種類が異なる複数のソフトウェアが1台のコンピュータに組み込まれていてもよい。なお、ユーザ端末4にて使用されている最中における障害情報や使用期限の通知などは、レンタルPC3上にメッセージ画面を表示し、ユーザ端末4に通知される。
さらに、レンタルPC3は、それぞれ自身の操作状況、例えば、ソフトウェア開発者端末5によるソフトウェアのインストール操作、ユーザ端末4によるソフトウェアの使用操作、ユーザ端末4からの問合せ操作、これに対するソフトウェア開発者5からの回答操作、ソフトウェアの障害の発生、などが監視されている。そして、ユーザによる各レンタルPC3(レンタルソフトウェア)の使用状況は、例えば、図3に示すように管理サーバ1にて管理されてSW管理DB10に記憶される。
また、管理サーバ1は、レンタルするソフトウェアをユーザに提供する部門にて管理されており、ソフトウェアレンタル用のウェブサイトを開設していて、上記ユーザ端末4からのソフトウェアレンタル要求、あるいは、上記ソフトウェア管理者端末5からのソフトウェアインストール要求を受け付けるよう構成されている。具体的には、まず、図2に示すように、ソフトウェア開発者端末5からのソフトウェアインストール要求を受け付けて、要求されたソフトウェアをインストールすることを許容するインストール許可ID(ソフトID)を生成して登録し、ソフトウェア開発者端末5に返送する機能を実現する、レンタルSW管理機能11、レンタルSW情報管理機能12、ID管理機能15、が構成されている(ソフトウェア登録許容手段)。なお、上記インストール許可ID(ソフトID)を利用して、ソフトウェア開発者端末5にてレンタルPC34にソフトウェアがインストールされる。そして、上述のようにしてレンタルPC3にインストールされたソフトウェアの情報は、SW管理DB10に登録されるが、その一例を図4に示す。この図4に示すように、ソフトウェア情報テーブルには、レンタルPC3にインストールされたソフトウェアに関する情報、例えば、レンタルソフトウェア名、製作者、連絡先、利用料金(円/h)、現地保守対応料金(円/h)、問合せ対応、料金(円/件)、決済方法などが登録される。なお、レンタル会社Aにてインストールされた市販のソフトウェアA,Bに関しては、レンタル会社Aが入手して登録し、ソフトウェア開発者端末5からインストールされたソフトウェアDについては、当該ソフトウェア開発者端末5から登録される。
また、管理サーバ1には、図2に示すように、ユーザ端末4からのソフトウェア利用要求を受け付けて、ソフトウェアの使用状況を調べ、要求されたソフトウェアを利用可能なよう、レンタルPC3をリモート操作することを許容する使用許可IDを生成して登録し、ユーザ端末4に返送する。かかる機能は、レンタル申請管理機能13、レンタル情報管理機能14、ID管理機能15、にて実現される(ソフトウェア利用許容手段)。なお、上記使用許可IDを利用して、ユーザ端末4にてレンタルPC3を占有してリモート操作可能となり、つまり当該レンタルPC3にインストールされているソフトウェアをリモート操作可能となる。そして、ソフトウェアを利用するユーザの情報が、SW管理DB10に登録されるが、その一例を図4に示す。この図4のユーザ情報テーブルに示すように、ソフトウェアを利用するユーザに関する情報、例えば、ユーザ名、使用ソフトウェア名、使用数、連絡先、使用開始日、使用終了日、決済方法などが登録される。
また、管理サーバ1には、レンタルPC3の使用状況や障害などを監視するレンタルPC管理機能17、障害管理機能16が装備されている(ソフトウェア監視手段、作動状態通知手段)。具体的には、PC管理機能17、障害管理機能16により、各レンタルPC3の死活監視・性能監視、性能監視として、CPU/メモリ/の使用率などの閾値監視、ディスク/メモリ/プロセッサの使用状況、ネットワークの使用状況、稼動監視として、アプリケーションの稼働時間が監視されている。そして、SW管理DB10内の図6に示す保守対応情報テーブルには、レンタルPC3にソフトウェア障害が発生した場合、また、これに対するユーザ端末4よりレンタル会社Aに対応依頼、さらには、使用方法などの問合せがあった場合には、保守対応に関する情報である問合せしてきたユーザのユーザID、使用ソフトID、対応依頼日、問合内容などを、ユーザID、使用ソフトIDごとに管理するための情報が記憶される。なお、上記監視の結果、検出された障害や作動状況、問合せの内容は、ソフトウェア開発者端末5に通知される。
また、上記管理機能17,16にて監視され取得された情報のうち、ソフトウェアの使用状況や、障害対応回数、時間などは、決済管理サーバ2の決済管理機能21によって蓄積される。例えば、図7に示す決済管理DB20内の稼動情報テーブルには、レンタルPC3の稼動情報に関する情報、例えば、ユーザID、使用ソフトID、使用開始日時、使用終了日時、使用ソフト数などが記憶され、ユーザによるソフトウェアの同時に使用料金を決定するために用いられる。また、図8に示す決済管理DB20内の稼動情報テーブルは、ソフトウェアの障害やユーザからの問合せに対するソフトウェア開発者による対応時間や、対応回数に関する情報、例えば、対応依頼ID、対応依頼日、現地保守対応時間、問合せ、対応回数などが記憶され、後述するように、ソフトウェア開発者に還元する対応料金を決めるために用いられる。
そして、決済管理機能21は、ユーザとレンタル会社間の支払いを管理する機能を有する(決済手段)。例えば、上述した各データベースを用いて、ユーザBに対してソフトウェアの利用料として課金すべき料金計算を行い、ユーザ端末4に請求書データを送信したり、登録口座から引き落とすなど、利用料の請求処理を行う。また、ソフトウェア開発者Cに対しては、ソフトウェアがユーザにて利用されることに対する当該ソフトウェアの提供料や、障害やユーザからの問合せへの対応に対する対価の計算を行い、予め登録されたソフトウェア開発者Cの口座に入金するなどの支払い処理を行う。なお、図9に示すソフトウェア開発者データベースは、ソフトウェア開発者Cに支払われる料金と、当該ソフトウェア開発者Cが支払う料金を管理するために用いられる。ここで、ソフトウェア開発者Cが支払う料金とは、例えば、レンタルPC3や管理サーバ1等の運営管理費や、他のレンタルソフトウェアを利用したことによる利用料である。
なお、上述した管理サーバ1、決済管理サーバ2、レンタルPC3、ユーザ端末4、ソフトウェア管理者端末5が備える機能は、各コンピュータ用に用意された所定のプログラムが組み込まれることによって実現される。
[動作]
次に、上記構成のソフトウェアレンタルシステムによる動作を、図10乃至図12の説明図、及び、図13乃至図16のフローチャートを参照して説明する。はじめに、ソフトウェア開発者Cによりソフトウェアの提供がなされる場合について、図10及び図13を参照して説明する。
まず、ソフトウェア開発者Cは、ソフトウェア開発者端末5からレンタル会社Aにて運営されているウェブサイトにアクセスし、インストール申請を行う(図10の矢印Y1、図13のステップS1)。このとき、レンタルソフトウェア名、製作者、連絡先、利用料金(円/h)、現地保守対応料金(円/h)、問合せ対応料金(円/件)、決済方法などの申請情報が管理サーバ1に送信される。なお、このとき入力されるソフトウェアの料金に関するデータは、ソフトウェア開発者Cが任意で決定する。
すると、レンタル会社Aの管理サーバ1では、当該管理サーバ1にて管理されているレンタルPCの使用状況を表す図3に示すようなレンタルPC一覧テーブルを参照して、レンタルPC3へのソフトウェアのインストール状況やレンタル状況を確認する。そして、空きのレンタルPCを探し(図13のステップS2)、インストールを行うレンタルPC3がある場合には(図13のステップS2:可)、レンタルソフトウェアのインストールが可能と判断し(図13のステップS4)、インストールを許可するソフトID(インストール許可ID)を生成してソフトウェア開発者端末5に送付する(図10の矢印Y2、図13のステップS5、ソフトウェア登録許可工程)。このとき、管理サーバ1は、図3に示すレンタルPC一覧テーブルを更新し、また、図5に示すように、登録されるソフトウェアの情報をソフトウェア管理データベースに登録する。さらに、ソフトID送信時に、管理サーバ1からは、レンタルPC3を操作するためのリモート操作ソフトウェアと、レンタルソフトウェアの提供方法を表す情報(インストールマニュアル)を、ソフトウェア開発者端末5に送信する(図10の矢印Y2、図13のステップS7)。
そして、ソフトウェア開発者端末5は、受信したリモート操作ソフトウェアを用いてレンタルPC群のレンタルPC34に接続し(図10の矢印3、図13のステップ8)、提供するソフトウェアのインストールを行う(図13のステップS9)。これに応じて、レンタルPC34は、正当なインストール権原者を表すソフトIDを有するソフトウェア開発者端末5からのインストール要求に応じて、自身にソフトウェアのインストールを実行し、後述するように、ユーザ端末4からリモート操作可能なよう設定する(ソフトウェア組込工程)。なお、図13のステップS2にて、レンタルPC郡にインストールを行うPCがない場合は、ソフトウェアはソフトウェア開発者Cにて保管される。
次に、ユーザ端末4より、ソフトウェアのレンタル依頼があった場合を、図11乃至図13を参照して説明する。まず、ユーザ端末4が、レンタル会社Aが所有するWebページにアクセスし、ユーザ名、使用ソフトウェア名、使用数、連絡先、使用開始日、使用終了日、決済方法などの情報を登録し、利用申請を行う(図11の矢印Y4、図14のステップS11)。そして、上記情報に基づいて、管理サーバ1では、図3に示すレンタルPC一覧テーブルを参照して、レンタルPC3と、レンタル要求されたソフトウェアの稼動状況を確認し(図14のステップS12)、レンタルPC3が未使用で、かつ、要求ソフトウェアが未使用であれば、PC一覧テーブルを使用に更新する。このようにレンタル要求のソフトウェアが未使用である場合には(図14のステップS12:可、ステップS14)、管理サーバ1では、ユーザがソフトウェアの利用可能であることを表すユーザID(利用可能ID)が作成され(図14のステップS15)、図4に示すユーザ情報データベースに登録される。
そして、上記登録処理が終了すると、レンタル会社Aでは、管理サーバ1より、使用許可ID(ユーザID)と、リモート操作ソフトウェアと、使用可能なレンタルPC情報を送信する(図11の矢印Y5、図14のステップS16、ソフトウェア利用許容工程)。ユーザ端末4では、リモート操作ソフトウェアを用いて(図14のステップS17)、レンタルPC群のうち使用可能なレンタルPC(ここでは符号34のレンタルPC)に接続し(図11の矢印6、図14のステップS18)、要求したソフトウェアの使用を開始する(図14のステップS19)。つまり、正当な利用者を表すユーザIDを有するユーザ端末4からのソフトウェア利用要求に応じて、そのソフトウェアが組み込まれているレンタルPC34自体を占有可能なようリモート操作を許容する(操作許容工程)。
続いて、ユーザ端末4にてレンタルPCが利用されているときの管理サーバ1による監視動作を、図12及び図15を参照して説明する。まず、レンタル会社Aの管理サーバ1は、レンタルPC3の稼働状況を監視するクライアントPC管理ソフトウェアを起動させ(図15のステップS21)、レンタルPC34の稼働状況を監視する(図15のステップS22)。そして、管理サーバ1は、入手した稼動情報を決済管理サーバ20の決算管理データベース20に蓄積する(図12の矢印Y7、矢印Y8、図15のステップS23)。
そして、決済管理サーバ2では、図5に示すように登録されたソフトウェア管理データベースを参照して、収集して蓄積した図7に示すようなソフトウェアの稼働情報に基づいて、ユーザによるソフトウェアの利用料金を算出する(図15のステップS24)。そして、その料金をユーザに提示し(図15のステップS25)、かかるユーザからの支払いを受ける処理を実行する(図12の矢印Y9、図15のステップS26)。
また、決済管理サーバ2は、更に、上記ユーザに提示した料金に、レンタル会社Aが提供しているソフトウェアレンタルシステムの使用料(サーバ管理費など)として一定の掛率分を差し引いた金額を算出し、ソフトウェア提供の対価を算出する。このとき、レンタルソフトウェアを提供しているのがレンタル会社である場合には(図15のステップS27:レンタル会社)、レンタル会社Aにソフトウェア提供料を支払う処理を実行する(図15のステップS29)。レンタルソフトウェアを提供しているのがソフトウェア開発者Cである場合には(図15のステップS27:開発者)、ソフトウェア開発者Cによる他のレンタルソフトウェアの使用がなければ(図15のステップS28:不使用)、上記算出したユーザから徴収したソフトウェア使用料からシステム使用料を差し引いた額を、ソフトウェア提供料としてソフトウェア開発者Cに支払う処理を行う(図15のステップS31)。ソフトウェア開発者Cによる他のレンタルソフトウェアの使用がある場合には(図15のステップS28:使用)、上記算出したユーザから徴収したソフトウェア使用料から、システム使用料と開発者によるレンタルソフトウェアの使用料とを差し引いた額を、ソフトウェア提供料としてソフトウェア開発者Cに支払う処理を実行する(図12の矢印Y10、図15のステップS30)。なお、ソフトウェア開発者Cへ支払われる料金は、図9に示すようなデータベースに蓄積し、後に一括で支払うことも可能である。
続いて、レンタルソフトウェアのユーザに対するサポートの動作を、図12及び図16を参照して説明する。なお、今回は、レンタルソフトウェアにてエラーメッセージを検出した場合のサポートに関して説明する。
まず、上述したようにユーザ端末4にてレンタルソフトウェアが利用されている最中には、レンタル会社Aの管理サーバ1にて、レンタルPC34が監視され、種々の情報が収集されている(図12の矢印Y7)。そして、レンタルPC34にてソフトウェアのエラーメッセージが発生した場合には(図16のステップS41)、管理サーバ1にてエラーメッセージが検出される(図16のステップS42)。このとき、エラーが生じたソフトウェアが、市販のソフトウェアA〜Cではなく、ソフトウェア開発者Cにて提供されたソフトウェアDである場合には、管理サーバ1では、図6に示すような障害情報をソフトウェア開発者Cのソフトウェア開発者端末5に送信する(図12の矢印11、図16のステップS43)。
障害内容の情報を受けたソフトウェア開発者Cは、直接対処が必要と判断すれば、レンタルPC34にリモート操作ソフトウェアを用いてアクセスして、障害対応処理を行う(図12の矢印12、図16のステップS44,S45)。そして、ソフトウェア開発者Cがサポート終了と判断すると(図16のステップS46)、管理サーバ1にサポート終了の操作入力を行う(図12の矢印Y13、図16のステップS50)。すると、管理サーバ1は、サポート終了連絡をユーザ端末4に対して送信し(図12の矢印Y14)、ユーザ端末4にて了解の連絡を受信した後、管理サーバ1より決済管理サーバ2にサポート終了イベントを発行する(図12の矢印Y8、図16のステップS51)。すると、決済管理サーバ2は、決済管理データベース20にアクセスし、図8に示すような保守対応テーブルを更新し、決済管理データベース20に登録する(図16のステップS52)。なお、ソフトウェア開発者Cにて直接対応が不要な場合には(図16のステップS44:直接対応不要)、ソフトウェア開発者Cはソフトウェア開発者端末5から、回答をレンタル会社Aの管理サーバ1に送信する(図12の矢印Y13、図16のステップS47,S48)。すると、レンタル会社Aの管理サーバ1は、回答内容をユーザ端末4に転送する(図12の矢印Y14、図16のステップS49)。そして、これらのやり取りは、レンタルPC34に対する対応が完了し、上述したようにユーザ端末4より終了の連絡を受信するまで行われ、上記と同様に、1件につき対応回数1回として、決済管理サーバ2が図8に示すような情報を決済管理データベース20に登録する(図12の矢印Y8、図16のステップS52)。なお、図8に示すような問合せや回答を行ったことの情報は、ユーザ端末4、ソフトウェア開発者端末5からの申告にて登録してもよく、あるいは、レンタルPC3を監視することにより検出して登録してもよい。
その後、決済管理データベース20に登録された図8に示す保守対応テーブルと、図5に示すソフトウェア情報データベースに基づいて、対応1件に関する料金を計算し(図16のステップS53)、ユーザ端末4に対して提示し、支払い処理を行う(図12の矢印Y9、図16のステップS54,S55)。そして、レンタル会社Aは、ユーザからの支払い確認後に、その金額から本システム使用量として一定の掛率分を差し引いた金額を、ソフトウェア開発者Cにソフトウェア提供料として支払う処理を行う(図12に矢印Y10)。かかる支払い処理は、上述同様である。
また、上記サポートは、レンタル会社AがレンタルPC3の障害監視にて検知する以外にも、ユーザ端末4から問合せがあった場合にも、図8に示すテーブルの情報より対応依頼IDを管理サーバ1にて管理し、同様の手順で対応を行う。例えば、管理サーバ1にて、レンタルPC34のエラーメッセージを検出し、ソフトウェア開発者Cにて直接対処を行う場合には、サポート対象かどうかの確認は不要であるが、レンタル会社Aへの問合せの際には、ユーザ端末4より通知されたユーザIDと問合せ情報により、図4、図5に示すような登録情報を参照し、サポート対象かどうか、使用期限内かどうかの判定を行い、サポートを行う。そして、ソフトウェア開発者Cからの回答、もしくはバージョンアップ情報などの通知の際も、ソフトIDと登録者情報により、図5の登録情報を参照して、サポート対象かどうかを判定し対応を行う。対応後は、図8の情報は更新され、決済管理データベース20へ登録を行い、ケースIDごとに管理する。なお、上記ユーザID及びソフトIDが未登録であった場合は、その旨を管理サーバ1よりユーザ端末4、ソフトウェア開発者Cへ通知する。上記は、電話での問合せとなった場合も、同様の手順で行う。
以上のように、本発明によると、ソフトウェア開発者は容易にソフトウェアをシステムに登録することができると共に、提供されるソフトウェアはコンピュータごと遠隔操作されて提供される。特に、レンタルされるソフトウェアが組み込まれたコンピュータ1台をそのまま1ユーザが遠隔操作にて利用するため、ソフトウェアの不正使用を有効に抑制することができ、当該ソフトウェアの権利を適切に保護することができる。これにより、登録ソフトウェアの増加を図ることができ、ユーザによる利用も増加し、利便性の向上を図ることができる。
また、ソフトウェアを利用するユーザに対して利用料を課金することができると共に、ソフトウェアを提供したことによる対価や、ソフトウェアの障害対応、ユーザサポートなどに対する対価をソフトウェアの提供者に還元することができる。従って、ソフトウェアの提供者は、適切な報酬を得ることができるため、ソフトウェアの登録数の増加やソフトウェアの機能の充実化を図ることができる。一方、ユーザにとっては、障害時の対応や、ユーザからの問合せへの対応を管理サーバにて管理するため、費用請求が容易で明確である。従って、保守サービスを実際に受けるか、受けないかに関わらず、一定の保守料金を徴収するのではなく、実際に対応した時間、回数に応じて費用を請求するため、各ユーザが不公平を感じないよう、サービスを提供することができる。さらに、ソフトウェアの障害情報や利用ユーザによる問合せ情報がソフトウェアの提供者に自動的に通知されるため、当該提供者はソフトウェアの改善に必要な情報を容易に取得することができ、また、対応を迅速に取ることができる。その結果、ソフトウェアレンタルサービスの質の向上を図ることができる。
本発明のソフトウェアレンタルシステムは、インターネットサービスプロバイダやポータルサイト運営事業者などが運営することで、ユーザに対してネットワークを介してソフトウェアをレンタル提供することができ、産業上の利用可能性を有する。例えば、高価であるがユーザにとって使用頻度の低いソフトウェアをレンタルしたり、購入前に試用させるためにレンタルするなどの用途に適用することができる。
ソフトウェアレンタルシステムの全体構成を示す概略図である。 ソフトウェアレンタルシステムの全体構成を示す機能ブロック図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにて管理されるデータを示す図である。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示す説明図である。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示す説明図である。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示す説明図である。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示すフローチャートである。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示すフローチャートである。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示すフローチャートである。 ソフトウェアレンタルシステムにおける動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 管理サーバ
2 決済管理サーバ
3 レンタルPC
4 ユーザ端末
5 ソフトウェア開発者端末
10 SW管理DB
20 決済管理DB
A ソフトウェアレンタル会社
B ユーザ
C ソフトウェア開発者

Claims (10)

  1. レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータと、このコンピュータの操作状況を管理する情報処理システムと、を備えたソフトウェアレンタルシステムであって、
    前記情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて前記コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて前記コンピュータに予め組み込まれたあるいは前記提供者端末によって組み込まれたソフトウェアを前記ユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末に前記コンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア利用許容手段と、を備え、
    前記コンピュータは、前記ソフトウェア登録許容手段にて許容された前記提供者端末によるソフトウェア組込操作、及び、前記ソフトウェア利用許容手段にて許容された前記ユーザ端末によるソフトウェア利用操作、を許容する操作許容手段を有する、
    ことを特徴とするソフトウェアレンタルシステム。
  2. 前記情報処理システムが備えたソフトウェア利用許容手段及び前記コンピュータが備えた操作許容手段は、前記ユーザ端末が利用するソフトウェアが組み込まれた前記コンピュータ自体を当該ユーザ端末に占有させる、
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェアレンタルシステム。
  3. 前記コンピュータは、1台につき1のソフトウェアが組み込まれる、
    ことを特徴とする請求項2記載のソフトウェアレンタルシステム。
  4. 前記情報処理システムあるいは前記コンピュータが、
    前記コンピュータに対して前記ユーザ端末によって行われる前記ソフトウェアの利用処理、及び、前記コンピュータに対して前記提供者端末によって行われる対応処理、を検出するソフトウェア監視手段と、
    前記ソフトウェア監視手段によって検出された前記ユーザ端末による前記利用処理及び前記提供者端末による前記対応処理に応じて、ソフトウェアを利用したユーザに対する課金処理、及び、ソフトウェアを提供した提供者に対する対価還元処理を行う決済手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1,2又は3記載のソフトウェアレンタルシステム。
  5. 前記ソフトウェア監視手段にて検出される前記ユーザ端末による利用処理は、前記ユーザによるソフトウェアの操作使用処理、又は、ソフトウェアに対する問合せ処理、のうち少なくとも1つであり、
    前記ソフトウェア監視手段にて検出される前記提供者端末による対応処理は、前記ソフトウェアに対する保守処理、前記ソフトウェアに発生した障害に対する復旧処理、又は、前記ユーザからの問合せに対する回答処理、のうち少なくとも1つである、
    ことを特徴とする請求項4記載のソフトウェアレンタルシステム。
  6. 前記情報処理システムあるいは前記コンピュータが、前記ソフトウェアが組み込まれた前記コンピュータの作動状況を監視して、当該コンピュータの作動状況に応じた内容を表す作動状況通知をソフトウェアを提供した提供者の予め登録された端末に通知する作動状況通知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のソフトウェアレンタルシステム。
  7. 前記作動状況通知手段は、前記コンピュータの稼働状況、前記コンピュータに発生した障害、又は、前記コンピュータに組み込まれた前記ソフトウェアに対する前記ユーザ端末からの問合せ、のうち少なくとも1つを検出し、その検出内容を表す情報を前記ソフトウェアを提供した提供者の予め登録された端末に通知する、
    ことを特徴とする請求項6記載のソフトウェアレンタルシステム。
  8. レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータが接続され、当該コンピュータの操作状況を管理する情報処理システムであって、
    ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて、前記コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、
    ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて、前記コンピュータに予め組み込まれたあるいは前記提供者端末によって組み込まれたソフトウェアを前記ユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末に前記コンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア提供許容手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  9. レンタルされるソフトウェアが組み込まれるコンピュータが接続され、当該コンピュータの操作状況を管理する情報処理装置に、
    ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて、前記コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容手段と、
    ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて、前記コンピュータに予め組み込まれたあるいは前記提供者端末によって組み込まれたソフトウェアを前記ユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末に前記コンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア提供許容手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  10. ソフトウェアが組み込まれるコンピュータと、このコンピュータの操作状況を管理する情報処理システムと、を備え、前記コンピュータに組み込まれたソフトウェアをレンタルするソフトウェアレンタル方法であって、
    前記情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたソフトウェアを提供する提供者端末からのソフトウェア登録要求に応じて前記コンピュータに対するソフトウェアの組み込み操作を許容するソフトウェア登録許容工程と、
    前記コンピュータが、前記ソフトウェア登録許容工程にて許容された前記提供者端末によるソフトウェア組込操作を許容して当該コンピュータにソフトウェアを組み込むソフトウェア組込工程と、
    その後、前記情報処理システムが、ネットワークを介して接続されたユーザ端末からのソフトウェア利用要求に応じて前記コンピュータに予め組み込まれたあるいは前記提供者端末によって組み込まれたソフトウェアを前記ユーザ端末上で利用が可能なよう当該ユーザ端末に前記コンピュータの遠隔操作を許容するソフトウェア利用許容工程と、
    前記コンピュータが、前記ソフトウェア利用許容工程にて許容された前記ユーザ端末によるソフトウェア利用操作を許容する操作許容工程と、
    を有することを特徴とするソフトウェアレンタル方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088075A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 株式会社オプティム ソフトウェア提供システム及び、ソフトウェア提供方法
JP2015109057A (ja) * 2013-12-06 2015-06-11 セイコーエプソン株式会社 ライセンス管理サーバー、ライセンスシステム、ライセンス管理サーバーの制御方法およびプログラム
CN116308698A (zh) * 2023-05-15 2023-06-23 电能易购(北京)科技有限公司 一种基础设施用设计软件租用服务系统

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