JP2004348269A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】顧客を相手とするオンライン販売システムにおいて、同一顧客からの重複注文をチェックする。
【解決手段】申し込み受付手段S210は、顧客の注文者端末S200から商品等の注文を受け付けると、重複判断手段S260により、その顧客が、重複注文を認めていない商品等に関して、あるいは、重複注文するとその顧客が不利益を被るであろう商品等に関して、重複した注文を申し込んでいないか判定する。判定は、注文時に入力された商品コード等に基づいて、情報保持手段S270に保持されたテーブルを参照して行われる。たとえば、注文された商品コードの商品について、重複受注が禁止された商品である旨が商品情報として登録されていれば、受注できない旨を顧客に通知する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置、情報処理方法、及びそれをコンピュータで実施するためのプログラム及びそのプログラムをコンピュータ可読に記録した記憶媒体に関し、特に、ネットワークを通して顧客からの注文を重複なく受け付けることができるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信インフラの整備及び情報通信技術の発展により、インターネットを利用し、WEBページを閲覧した人が商品やサービスを注文することが可能となっている。このようなインターネットを通した商取引の決済手段としてはクレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、電子マネーなどがあり、一つの販売サイトにおいて複数の決済手段がサポートされていることも多い(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
これら決済手段を提供する決済業者の中には、決済を受け付けるWEBページを提供しているものもある。決済を受け付けるWEBページを使用することにより、商品やサービスを注文するユーザは決済業者に直接決済情報を通知でき、商品やサービスの販売者にクレジットカード番号など決済情報を知られないで済む。
【0004】
従来は商品やサービスの販売者が決済情報を受付け、それを決済業者に通知する方法が一般的であった。しかし購入者にとっては決済情報が第三者に漏洩しづらく、販売者にとっては漏洩の責任を問われる可能性が少ないので、最近は決済業者が提供するWEBページを使用するケースが増えている。
【0005】
決済業者が提供するWEBページを使用して決済を行う場合は、通常以下のような過程を踏む。まず、販売する商品やサービスの説明を行うWEBページを表示し、次に注文者の氏名などを入力するWEBページを表示する。注文者がここで決済を行う旨のボタンなどを押下すると、決済業者の提供するWEBページに遷移し、その際に販売者から決済業者に決済に必要な商品やサービスの金額などの情報などが引き渡される。注文者は決済業者の提供するWEBページにおいて、クレジットカード番号など決済に必要な情報を入力すると、決済業者から販売者に対し、決済が正常に完了したかどうかが通知され、販売者によってこの決済の結果と注文の内容などを含むWEBページが表示される。
【0006】
一方、決済業者の提供するWEBページを使用しない場合は、以下のような過程が一般的である。まず、販売する商品やサービスの説明を行うWEBページを表示し、次に注文者の氏名と共にクレジットカード番号など決済に必要な情報を入力するWEBページを表示する。注文者がここで決済を行う旨のボタンなどを押下すると、販売者から決済業者に対し金額やクレジットカード番号などの情報などが引き渡される。これに対し、決済業者は販売者に、決済が正常に完了したかどうかが通知し、販売者によってこの決済の結果と注文の内容などを含むWEBページが表示される(例えば、非特許文献2参照)。
【0007】
【非特許文献1】
インターネットホームページ「http://www.digipri.co.jp/d/payment.html」、デジプリ株式会社、出願日(2003年5月20日)付け
【非特許文献2】
インターネットホームページ「http://www.at−link.ad.jp/topics/t74.html」、三井住友VISA、出願日(2003年5月20日)付け
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このようにインターネットを利用した商取引ではネットワークを通した情報のやり取りの中で、商品の特定・注文者の特定・決済方法の特定・申し込みなどが行われるので、途中で作業が終わったり、注文者は一回申し込んだつもりが複数回申し込まれていたりといった問題が生じやすい。決済業者の提供するWEBページを使用すると、他のサイトとの情報のやりとりが発生するため、さらにこのような問題が生じやすい。
【0009】
このような問題は、有体物の販売の時も問題にはなるが、一定期間特定サービスの提供に対して課金するような場合、同一注文者に同一内容の申し込みを禁止する場合もありうるので、より大きな問題となり得る。
【0010】
また前述したように一つの販売サイトにおいて、複数の決済システムをサポートすることが多いので、同一ユーザが同一商品を申し込む際に異なる決済システムを使用し決済することも考えられる。このため同一注文者に同一内容の申し込みを禁止する場合は、複数の決済システムに渡ることを考慮する必要がある。
【0011】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、オンライン販売において重複注文の有無を判定し、重複注文ができない旨、あるいは重複する注文が既にされている旨を注文者に通知し、重複注文を抑制した時に発生する返金など運用上の問題を解決しサイト運用者の効率を高めることを可能とする情報処理装置等を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。
(1)情報処理装置であって、顧客からの注文を受け付ける注文受付手段と、
前記顧客が前記注文以外に同一種の注文を行っていないかを判断する重複注文判断手段と、
前記重複注文判断手段の判断結果を顧客に通知するよう制御する注文受付通知手段と、
前記注文を受付できると判定された注文についての情報を保持する情報保持手段とを有する。
(2)さらに好ましくは、外部決済システムへの情報を提供する決済情報提供手段と、
前記外部決済システムからの情報を受け付ける決済情報受付手段とをさらに備え、
前記注文受付可否表示手段はさらに、前記決済情報受付手段により受け取った情報に基づいて、前記注文の受け付けの可否を顧客に通知するよう制御し、前記情報保持手段はさらに前記外部決済情報も保持する。
(3)さらに好ましくは、前記決済情報提供手段及び決済情報受付手段は、前記注文受付手段により受け付けられた決済方法に応じた決済システムに対して情報の提供及び情報の受付を行う。
(4)さらに好ましくは、前記外部決済システムからの情報を前記決済情報受付手段が受け付けることを失敗した場合に、当該注文に対する決済後の処理を再開する注文処理再開手段をさらに有し、
前記注文処理再開手段により処理の再開が行われる際に、前記重複注文判断手段によって注文のチェックを判断し、判断結果を管理者に通知するための管理者用注文受付可否通知手段をさらに有する。
(5)さらに好ましくは、前記注文処理再開手段により処理の再開が行われた際に、前記重複注文判断手段によって注文できないと判断された場合に、前記外部決済システムに対して当該注文の決済のキャンセル処理を要求するキャンセル情報提供手段をさらに有する。
(6)さらに好ましくは、前記注文処理再開手段により処理の再開が行われた際に、前記重複注文判断手段によって注文できないと判断された場合に、管理者に対して前記外部決済システムに対してキャンセル処理を要求するよう通知するキャンセル情報通知手段をさらに有する。
(7)さらに好ましくは、前記重複注文判断手段の判断結果に基づいて前記注文の受け付けの可否を表示する管理者用注文受付可否表示手段をさらに有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。尚、本実施形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。ネットワークを使用するサービスにおいての共通の課題を解決する発明であり、これらも本発明に含まれる。
【0014】
<本実施形態の情報処理システムの構成>
本実施例の目的は、決済システムとの連携で、ネットワークを通じて顧客からの商品・サービスの申し込みを受ける際に、その商品・サービスが同一人からの複数回の申し込みを特定条件下で禁止すべき場合に、同一商品・サービスの申し込みを拒絶し、重複注文禁止時に発生する返金など運用上の問題を解決する情報処理システムを提供することである。本発明の一実施形態として、商品・サービスを販売する場合について説明する。
【0015】
図1は、本実施形態におけるサービスを構成するシステム全体S200(以下では販売システムと呼ぶ)の構成、および販売システムS200の運用を受けもつ管理者用の管理者端末S500、販売システムS200の顧客である注文者が利用する注文者端末S100、注文者が販売システムS200との決済に利用する決済システムの運営会社S400の関連と情報のやり取りについて表したものである。
【0016】
なお、図1においては各処理部の情報や要求・応答等のメッセージの交換の全てを表しているのではない。情報保持手段S270からの読み出しについてはそれを記述すると煩雑になるので省略し、また、そこに格納されたデータベースの更新についても全てを記載せず主たるものに限り記載されている。
【0017】
図1では、決済システム運営会社を決済システムS410、決済システム管理者S420、決済システム管理用ツールS430の3つで構成されるとしているが、決済システム管理用ツールS430は必須ではない。決済システム管理用ツールS430は、決済システムS410において行われた決済の状態を一定期間たとえば1日について、後述するオーダ番号などにしたがって表示する。表示される情報はたとえば決済完了したオーダ番号のみを保存するようにしてもよいし、決済完了したオーダ番号及び中断されたオーダ番号を保存するようにしてもよい。いずれにしても、販売システムS200において成立していない販売契約であるにもかかわらず、それに対応する決済が行われていないか否かを判定するために参照される情報が決済システム管理用ツールS430により表示される。この情報は、決済システムS410により提供される。
【0018】
また図1では便宜的に決済システム運営会社S400について一つしか表記していないが、決済システム運営会社S400は複数あっても構わない。以下では、決済システム運営会社S400が二つある条件の下で書かれている。つまり図1の決済システム運営会社S400は二つのうちの一つを示している。なお現実の会社が二つ以上の決済システムを運営している場合でも、決済システム運営会社S400が二つ以上あるのと同視すればよい。つまり決済システム運営会社S400は、現実の単一の会社をさすのではなく、単一の決済システムS410とその運営者である決済システム管理者S420、決済システムの管理用ツールである決済システム管理用ツールS430を包含する概念である。
【0019】
さらに図1では決済システム運営会社S400が販売システムS200の外にあるように記述しているが、販売システムとS200と決済システムS410および決済システム管理用ツールS430が同じサイトに存在することを排除する意図ではない。決済システムS410や決済システム管理用ツールS430が使用するデータが情報保持手段S270上に存在することも可能である。
【0020】
なお本実施例では、クレジットカード決済などのように決済予約という概念がなく現金等の払い込みを要せずして決済が完了する決済方式においては、決済のキャンセルが何らかの方法で可能であることを前提としている。つまり決済システムS410、決済システム管理用ツールS430、決済システム管理者S420のいずれかによってキャンセルが可能である。
【0021】
また、図1において注文者端末S100とは、注文者が利用するコンピュータ等の端末装置である。注文者のコンピュータは、販売システムS200及び決済システムS400と通信可能である。具体的には、注文者端末S100はたとえばTCP/IPプロトコルスタックおよびHTTPクライアントプログラム(ウェブブラウザ)実装し、そのウェブブラウザを注文者との間のユーザインターフェースとして利用する。また注文者端末S100のウェブブラウザは、販売システムS100と決済システムS410との間の情報の中継を行う場合もある。
【0022】
また、管理者用端末S500も注文者用端末S100と同様に管理者が利用するコンピュータ等の端末装置である。ただし、管理者用端末S500には、販売システムS200の一部(管理用手段S300、注文再開手段S310、管理者用注文受付可否表示手段S320、キャンセル情報提供手段S330、キャンセル情報通知手段S340)を含む構成を有していても良い。この場合には、管理者端末S500も販売システムS200の一部を構成することになる。さらに管理者端末S500は独立したコンピュータにより実現されなくとも良く、販売システムS200に属するサーバコンピュータにより実現することもできる。しかしながら、本実施形態では、管理者は管理者端末S500を介して販売システムS200にアクセスするものとして説明する。
【0023】
図1の矢印は注文者S100、販売システムS200、決済システム運営会社S400、管理者S500間の情報のやり取りを示す。
【0024】
図1に示すように、販売システムS200は、申し込み受付手段S210、注文受付可否表示手段S220、注文処理手段S230、決済情報受付手段S240、決済情報提供手段S250、重複注文判断手段S260、情報保持手段S270、管理用手段S300、注文再開手段S310、管理者用注文受付可否表示手段S320、キャンセル情報提供手段S330、キャンセル情報通知手段S340からなる。
【0025】
販売システムS200内の各手段は、メモリ上に存在するプログラムであって、販売システムS200が存在するサーバシステム上に存在する。本実施形態はインターネットを介しての例であり、サーバシステムは、イーサネット(登録商標)等のネットワークでつながれたコンピュータにより実現される。販売システムS200内の各手段は、互いに異なるコンピュータに存在する場合にはその間における情報のやり取りをこのネットワークを介して行い、また、同一のコンピュータに存在する場合には、コンピュータ上のメモリやディスク等を介したプロセス間通信などとして行う。販売システムS200内の各手段は、概念としてHTTPサーバやそれより低位のネットワークプロトコル用サーバを含み得るが、サーバシステムが備えるHTTPサーバやそれより低位のネットワークプロトコル用サーバを利用しても良い。また情報保持手段S270は後述するデータベースを保持し、要求に応じてデータの検索や更新等を行う。データベースとしては本実施形態ではリレーショナルデータベースを使用しているが、リレーショナルデータベースでなければならないわけではない。情報保持手段S270は、データを磁気ディスク等のランダムアクセス可能な大容量記憶媒体上に保管する。ディスクは、情報保持手段S270が存在するサーバ上のディスクでも、ネットワーク上に存在する別のサーバのディスクでも構わない。なお販売システムS200内の各手段は、物理的に異なるサーバ上に存在しても良いし、同一のサーバ上に存在しても良い。
【0026】
注文処理手段S230は注文者S100が申し込んだ商品・サービスによって挙動を異にする。注文者S100が申し込んだ商品が販売システムS200を運営する業者が直接扱うものであったら、注文処理手段S230は、担当者へのメールが送付されるものや担当者が使用するツールへの表示などを行う。また第三者の扱う商品だったら第三者へのFAXやメールを送付し、または第三者が商品を作成するのに必要なデータの送信を行う。注文者S100が申し込んだサービスが、販売システムS200が存在するサイト上で扱われているものなら、注文処理S230は、注文者S100に当該サービスを使用可能にする処理を行う。本実施形態は、特定の商品・サービスを目的とするものではないので、注文処理手段S230についての制約はない。
【0027】
<本実施形態の注文者からの利用>
次に本実施形態を注文者から利用した際の振る舞いについて説明する。図2から図7は、注文者が利用する注文者端末S100のディスプレイに表示される申し込み画面U0100、申込者情報入力画面U0200、配送先情報入力画面U0300、クレジット情報入力画面U0400、注文結果表示画面(1)U0500、注文結果表示画面(2)U0600を示している。注文者は、販売システムS200と決済システムS410により提供されて注文者端末S100のディスプレイに表示される画面U0100、U0200、U0300、U0400、U0500、U0600を介して、販売者システムS200および決済システムS410から情報を獲得し、あるいは情報を入力して、商品・サービスを購入する。
【0028】
さらに、図1中の矢印は情報の流れ(要求や応答等の命令、およびそれらに付随するデータ等の送信や受信)を表しているが、以下の説明においては、情報の流れを生じさせるきっかけとなる操作や処理を、それらにより引き起こされる情報の流れに付された参照番号によって示している。例えば「申し込みボタンU0110を押下する(図1:ステップc01)。」との記載は、操作者が注文者端末S100の画面に表示されたソフトウエアボタンを押すという操作を行うことで、注文者端末S100から販売システムS200のサーバコンピュータに対して渡される所定の情報等の流れが、図1のステップc01において発生することを示す。
【0029】
なお、この説明は操作者を含めてシステム全体としてどのように動作するかの説明を行うもので、販売システムにおけるサーバコンピュータの動作、特に利用するデータの構造や内容、処理手順や各プログラムモジュール(図1の手段)の間で交換される情報の内容等については、図17(図17A及び図17Bの総称)以降の流れ図を参照して詳しく説明する。
【0030】
図2は商品・サービス申し込み作業の開始の申し込み画面U0100である。申し込みメッセージU0101は便宜的に一行で表示しているが、商品・サービスの説明などどのような表記があっても構わない。また申し込みボタンU0110は商品・サービスの申し込みを行うためのボタンであるが、この画面上に二個以上存在しても構わない。
【0031】
まず注文者は注文者端末S100を操作し、たとえば販売システムS200が提供するHTTPサーバにアクセスして商品等の注文を受け付ける画面を表示させ、その画面上に表示された商品等および数量等を選択して発注する旨の指示をする。それに応じて図2の画面が注文者端末S100に表示される。
【0032】
図2の申し込みボタンU0110を押下する(図1:ステップc01)と、当該注文と重複する既に有効な注文が行われているかが調べられ(図1:ステップc02)、既に有効な注文が存在する時は図7に示される注文結果表示画面U0600が注文者端末S100の画面上に表示される(図1:ステップi01)。既に有効な注文が存在するかどうかの判断は、同一注文者が同一物の購入を禁じられている場合や、同一注文者は同一サービスを二つ以上契約することが無駄な場合などを基準に判断されるのが基本となる。このように同一の商品・サービスを購入することができない、もしくは許されない時は、注文結果表示画面U0600には確認ボタンU0611は表示されない。この重複注文の判定は、具体的には情報保持手段S270のデータベースに格納された注文情報テーブル等に基づいて判定される。詳しいデータ構造や処理の手順は後述する。
【0033】
同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者にとって有益な場合は、確認ボタンU0611の表示された注文結果表示画面U0600が注文者端末S100に表示される。同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品について注文された場合には、ステップc02の重複注文のチェック自体が行われない。
【0034】
注文者が注文結果表示画面U0600の確認ボタンU0611を押下(図1:ステップi02)した時、または同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品について申し込み画面U0100の申し込みボタンU0110を押下(図1:ステップc01)した時、図3に示す画面U0200または図4に示す画面U0300が表示される(図1:ステップc03)。配送先が必要とならない場合は注文者情報入力画面U0200が表示され、配送先が必要とされる場合は配送先情報入力画面U0300が表示される。注文者が自分の情報を入力欄U0201〜U0210、または入力欄U0301〜U0310および入力欄U0320〜U0329に記入する。さらに決済方法としてラジオボタンU0211またはU0212、ラジオボタンU0330またはU0331を選択する。本実施形態では決済方法として2つの選択肢を表示しているが、決済方法は2つに限定されるわけではない。キャンセルボタンU0220またはU0340を押下すると、申し込み画面U0100が表示され、商品・サービス申し込み作業が中断される。
【0035】
OKボタンU0221またはU0341を押下する(図1:ステップc04)と、販売者システムS200において、再度当該注文者により既に有効な注文が行われているかを調べ(図1:ステップc05)、既に有効な注文が存在する時は図7に示される注文結果の表示画面U0600が表示される(図1:ステップi01)。既に有効な注文が存在するかどうかは、同一注文者が同一物の購入を禁じられている場合や同一注文者は同一サービスを二つ以上契約することが無駄な場合などに判断されるのが基本となる。このように同一の商品・サービスを購入することができない、もしくは許されない時は、注文結果表示画面U0600に確認ボタンU0611は表示されない。
【0036】
同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者にとって有益な場合は、確認ボタンU0611の表示された注文結果表示画面U0600が注文者端末S100に表示される。同一商品・サービスを重ねて購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品については、ステップc05の重複注文のチェック自体が行われない。また、同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合やまたは確認をとることが注文者にとって有益な場合であっても、ステップc02の段階で一度確認ボタンU0611を押下した場合にもステップc05の重複注文のチェック自体が行われない。
【0037】
注文結果表示画面U0600の確認ボタンU0611を押下した(図1:ステップi02)時、または、同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品かそのような商品でも注文者による了承を受けた場合(この画面操作に先行する重複注文の確認の際にU0611を押下していた場合)で注文者情報入力画面U0200のOKボタンU0221または配送先情報入力画面U0300のOKボタンU0341を押下(図1:ステップc04)した時には、ラジオボタンU0211またはU0212、ラジオボタンU0330またはU0331で選択された決済システム、本例では決済システムS410に決済に必要な情報が渡され(図1:ステップc08)、図5に示すカード会社のクレジット情報入力画面U0400が注文者端末S100に表示される(図1:ステップc09)。注文者情報入力画面U0200または配送先情報入力画面U0300のラジオボタンは、その販売システムS200から利用可能な決済システムすべてについて表示される。あるいは利用者毎に利用可能な決済システムが表示されるものであっても良い。
【0038】
クレジット情報入力画面U0400は決済システムS410がクレジットカードの決済を目的とするものの場合であり、画面U0400は決済システム運営会社S400(この場合はクレジットカード会社)の決済システム(具体的にはそのサーバコンピュータ)が注文者端末S100に対して提供するものである。入力欄U0401〜U0403に注文者の所有するクレジットカードの番号と有効期限とを入力する。クレジットカード決済のように注文者が個人を特定する情報や注文者の支払能力を示す情報(この場合はクレジットカード番号)を入力する必要がないなら画面U0400は必要ない。例えば、注文者が直接コンビニエンスストアで入金するコンビニエンスストア決済では画面U0400は必要ない。画面U0400にあたる画面での入力が必要ない場合は、OKボタンU0221またはU0341を押下する(図1:ステップc04)と、図6の注文結果表示画面U0500または図7の注文結果表示画面U0600が表示される(図1:ステップc15、i04)。また個人を特定する情報や注文者の支払能力を示す情報の入力が必要な場合は、その決済システムS410が必要とする情報の入力がクレジット情報入力画面U0400と同じように求められる。本実施形態は、特定の決済システムを対象としたものではないので、画面U0400に関しての制約はない。
【0039】
クレジット情報入力画面U0400に相当する画面が存在しない場合で、注文者情報入力画面におけるOKボタンU0221または配送先情報入力画面におけるOKボタンU0341を押下(図1:ステップc04)するか、またはクレジット情報入力画面U0400に相当する画面においてOKボタンU0410を押下(図1:ステップc10)すると、販売システムS200は、再度当該注文者について既に有効な注文が行われているかを調べる(図1:ステップc12)。既に有効な注文が存在する時は、図7に示される注文結果表示画面U0600が注文者端末S100に表示される(図1:ステップi04)。既に有効な注文が存在するかどうかは、同一注文者が同一物の購入を禁じられている場合や同一注文者は同一サービスを二つ以上契約することが無駄な場合などに判断されるのが基本となる。このように同一の商品・サービスを購入することができない時、もしくは許されない時は、注文結果表示画面U0600に確認ボタンU0611は表示されない。
【0040】
同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者にとって有益な場合は、確認ボタンU0611の表示された注文結果表示画面U0600が注文者端末S100に表示される。一方、同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品についてはステップc012の重複注文のチェック自体が行われない。また、同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合かまたは確認をとることが注文者100にとって有益な場合であっても、ステップc02またはc05の段階で一度確認ボタンU0611を押下した場合にもステップc012の重複注文のチェック自体が行われない。
【0041】
注文結果表示画面U0600の確認ボタンU0611を押下(図1:ステップi05)したとき、または同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品かそのような商品でも注文者による了承を受けた場合でかつ決済システムS410が独自の画面を持たない場合で画面U0200のOKボタンU0221または画面U0300のOKボタンU0341を押下(図1:ステップc04)した時、または同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品かそのような商品でも注文者による了承を受けた場合でかつ決済システムS410が独自の画面を持つ場合でクレジット情報入力画面U0400のOKボタンU0410を押下(図1:ステップc10)した時、図6の注文結果表示画面U0500が表示される(図1:ステップc15)。注文結果表示画面U0500では、決済システムS410からもたらされる(図1:ステップc11)決済が成立したか否かの情報をもとに、メッセージU0501において注文が正常に受け付けられたかどうかが表示される。オーダ番号U0502には、受け付けられた、または受け付けられなかった注文の情報が書かれている。例としてオーダ番号を表示しているがより詳しい情報を表示しても構わない。OKボタンU0510を押下すると、申し込み画面U0100が表示され、再度別の商品サービスの注文をすることが可能となる。
【0042】
以上のようにして、注文者は所望の商品等を注文できると共に、重複して注文しても利益がないであろう商品の重複注文について注意を喚起されるため、重複した購入を防止できる。また、同一人に対する重複的な販売を制限している商品等に関して、その制限にしたがって販売を行うことができる。
【0043】
<本実施形態の管理者からの利用>
次に本実施形態を管理者端末S500から利用した際の振る舞いについて説明する。図8から図10は管理者端末S500に表示されるオーダ一覧画面U0700、オーダ詳細画面U0800、再開結果画面U0900を示している。管理者は、管理者端末S500に表示されるオーダ一覧画面U0700、オーダ詳細画面U0800、再開結果画面U0900を使用して注文の処理状況を調べ、注文再開の処理ができる。
【0044】
注文再開の処理とは、決済システムS410側の情報による決済は正常に完了しているのにも関わらず、情報保持手段S270が保持する注文情報テーブル(図11に示す。)に含まれる当該注文の状態が完了していないことを示している時、管理者端末S500によって行われる処理である。注文者からの注文過程において、決済情報提供手段S250によって決済システムS410に決済に必要な情報が渡されて(図1のステップc08)、決済システム運営会社での処理に移ってから何らかの障害が起こる場合もありえる。そのような障害によって決済システムS410から決済が成立したか否かの情報(ステップc11)が販売システムS200にもたらされなかった時は、販売システムS200からは、注文者が端末S100上でクレジット情報入力画面U0400を自ら閉じた時との区別がつかない。
【0045】
しかしながら、これら2つの場合は以下の点において相違している。注文者が端末S100上でクレジット情報入力画面U0400を自ら閉じた場合には、販売システムS200において当該注文は中止されており販売契約は成立していない。そのために、決済システムS410において当該注文の決済が成立していなくとも、両システムの保持する情報の一貫性は保持される。これに対して決済システムS410の障害等により決済システムS410から決済が成立したか否かの情報(ステップc11)が販売システムS200にもたらされなかった時には、販売システムS200においては販売契約がその注文過程において中断しているために成立していないにも関わらず、決済システムS410においては当該注文についての決済は完了している場合がある。この場合には両システムの保持する情報の一貫性が失われている。
【0046】
そこで、このような時、管理者は、通常直接あるいは管理者端末S500を介するなどして決済システム管理用ツールS430などを使用して、決済が正常に完了している旨を知ることができるので、そのような注文に関して情報保持手段S270が保持する状態が完了していない時は、注文の処理を中断している状態から再開させる必要がある。注文再開の処理とはそのための機能である。決済が正常に完了しているか否かの監視はたとえば管理者が定期的に行うことで実施される。
【0047】
図8は管理用手段S300が管理者端末S500に対し表示するオーダ一覧画面U0700を示している。オーダ一覧画面U0700が表示される前の仕組みについては、ボタンを押すと情報保持手段S270に保持されたデータベースを検索し、有効な注文の一覧を示す(図1:ステップa01)のでも良いし、特定のURLにおいて常にオーダ一覧画面U0700が表示し、一定時間ごとに情報保持手段S270に保持されたデータベースを検索し、有効な注文の一覧を示す(図1:ステップa01)のでも良い。
【0048】
オーダ一覧画面U0700にはオーダ番号U0701が列挙され、前のページボタンU0710、次のページボタンU0711を押下することで表示されるオーダ番号が変化する。前のページボタンU0710は最初のページにおいては表示されず、次のページボタンU0711は最後のページにおいては表示されない。
【0049】
オーダ番号U0701はリンクとなっていて、押下する(図1:ステップa02)ことにより、図9に示されるオーダ詳細画面U0800が管理者用端末S500に表示される(図1:ステップa03)。商品名表示U0801、申込者表示U0803、配送者表示U0804、決済方法U0805、作成日時U0806が表示されるが、これ以上の詳しい情報が表示されても構わない。ステータス表示として、本実施形態では図1のステップのどこが終了したかをステータス表示U0802に表示しているが、管理者にわかりやすい「決済サイトへの遷移後」といった表現を使用しても構わない。戻るボタンU0811を押下すると、オーダ一覧画面U0700へ遷移する。
【0050】
オーダ処理再開ボタンU0810は前述した注文再開の処理をする際に押下する。オーダ処理再開ボタンU0810を押下すると、再開結果画面U0900へ遷移する。結果メッセージU0901に再開した結果について表示される。図10の画面表示から確認ボタンU0911の表示を除いたものが、重複注文判断手段S260で重複が確認され(図1:ステップa06)、再開できなかった時の例になる。同一商品・サービスを購入することが禁止されていないし注文者が不利益をこうむる可能性もない商品については、ステップa06による重複チェックは行われない。
【0051】
管理者は、管理者端末S500に表示される作業指示メッセージU0902に表示される作業指示に従い、決済システム運営会社S400の決済システム管理用ツールS430を使用するか、決済システム管理者に連絡するか、または直接注文者に連絡することで、該当注文の注文者に返金を行う。後述するように自動的に返金処理が行われる場合は、作業指示メッセージU0902には何も表示されない。またオーダ処理を正常に再開できた場合は結果メッセージU0901に「再開に成功しました。」と表示され、作業指示メッセージU0902には何も表示されない。
【0052】
同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者にとって有益な場合は、作業指示メッセージU0902に注文者への確認を即す旨表示され、確認ボタンU0911が表示される(図1:ステップa10)。管理者は注文者に対して確認した上で確認ボタンU0911を押下する(図1:ステップa11)。確認ボタンU0911を押下すると、確認U0911が表示されない再開結果表示画面U0900が表示される。このとき結果メッセージU0901には「再開に成功しました。」と書かれ、作業指示メッセージU0902には何も表示されない。
【0053】
OKボタンU0910を押下するとオーダ一覧画面U0700が管理者端末S500に表示され、管理者は他の注文に対する処理を行うことができる。
【0054】
以上の操作手順により、管理者は中断した注文処理を再開あるいは中止して決済をキャンセルすることが可能であり、販売システム及び決済システムの間の一貫性を維持することができる。そしてその処理手順において、注文者からの注文処理と同様に、重複して注文しても利益がないであろう商品の重複注文について注意を喚起されるため、重複した購入を防止できる。また、同一人に対する重複的な販売を制限している商品等に関して、その制限にしたがって販売を行うことができる。
【0055】
本実施例においては決済システム管理用ツールS430などを利用して決済が正常に完了しているかを調べ、必要に応じて管理者が管理者端末S500を使用して注文再開の処理を行うこととしている。しかしオーダ番号を通知すると決済状況を返す機能を決済システムS410がもつ時は、以下のような方法によって注文再開の処理の自動化の割合をさらに上げることも可能である。情報保持手段S270中の注文情報から決済システムS410へのデータ送信後注文処理が中断されている注文を一日に数回探し、決済システムS410での処理が正常に終了しているかを決済システムS410に問い合わせる。そして決済システムS410において正常に処理されていたら、自動的に注文の再開を行い(管理者が管理者端末S500から当該注文の再開を行ったのと同等の処理を行い)、ステップa10、a11相当の注文者または管理者による判断が必要なら、管理者へのメールを送付する。管理者は注文者への確認を行い、本実施例で説明した手作業による注文の再開を行う。
【0056】
<本実施形態におけるデータ処理方法:情報保持手段>
注文者および管理者によるオペレーションについて述べたので、これらのオペレーションがどのような仕組みで動くのかについて述べる。まずは情報保持手段に存在するテーブル構造について述べる。本実施形態で述べる情報保持手段はリレーショナルデータベースであることを仮定しており、これから示す各テーブルもリレーショナルデータベースでのテーブルであるが、本発明が情報保持手段としてリレーショナルデータベースでなければならないわけではない。
【0057】
図11は注文の情報を格納する注文情報テーブルT0100を示している。オーダ番号T0101を主キーとし、商品コードT0102からサービスT0111まで個々の注文に関する情報が格納される。注文情報テーブルT0100は、後述する図17の処理手順の中で作成される。
【0058】
ステータスT0104には、前述したように図1のどのステップが終了したかを格納するものとする。例えば、注文者端末S100がOKボタンU0341を押下し、決済情報が決済システムS410に送られた後では、ステータスT0104には決済情報が決済システムS410に送られたことを示すコード、たとえば「c08」が格納される。もちろん、ステータスはこの方法で管理しなければならないというわけではなく、ステータスT0104に格納される値も、ステータスを適切に示す値であれば特に制約はない。
【0059】
なおこのように各ステップが終了した時にステータスを更新することとしているので情報保持手段S270へのアクセスは図1より頻繁にあるはずである。これはステータスの更新については各ステップに含まれるものとし、省略したものである。また情報保持手段S270からの読み出しについても記述すると煩雑になるので、それも省略している。
【0060】
さらに商品コードT0102には注文者が購入した商品・サービスを特定する商品コードを格納する。注文者が申し込もうとしている商品・サービスが、同一注文者による重複の購入を禁じている場合は商品種別T0103には「1」が格納され、同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者にとって有益な場合は商品種別T0103には「2」が格納され、どちらにも該当しないものには「3」が格納される。値1〜3は、注文情報レコード作成時に後述する商品情報テーブルT0600の商品種別T0602から初期値としてコピーされる。注文者が申し込もうとしている商品・サービスが確認をとることが注文者にとって有益な場合(つまり商品種別T0102の初期値が「2」であった場合)で、注文者端末S100に表示された注文結果表示画面U0600において確認ボタンU0611が押下され、注文者の確認が取れた場合は、商品種別T0103には「4」が格納される。
【0061】
決済方法T0106には、この注文が行われた時使用された決済システムS410を示すコードが格納される。そして使用された決済システムがコンビニエンスストア決済のように瞬間に決済が終了するわけではなく、入金が行われるまでの期限があるときにはこの期限が決済有効期限T0107に格納される。さらにこの注文の決済の状態を示すために決済結果T0108が使用され、コンビニエンスストア決済のように一旦決済予約が済んだ状態(払い込み前)の時は「1」が、決済予約の後払い込みがされた時やクレジットカード決済など決済予約が必要でなく決済が正常に終了した場合は「2」が、決済予約が済んだまま払込が行われなく決済有効期限を過ぎた場合は「3」が、決済処理が注文者端末S100には終了しなかったと通知されこれから手動でキャンセルする必要がある時は「4」が、キャンセルが行われた時は「5」が、クレジットカード番号間違いなどで決済が失敗した時は「6」が格納される。なお入金による「1」から「2」への変更や決済有効期限の経過による「1」から「3」への変更は通常決済システムS410からの通知により決済情報受付手段S240により行われるが、後者については販売システムS200自身が決済有効期限T0107を調べることにより更新することも可能である。
【0062】
またユーザIDT0109にはユーザIDを格納しているが、これは注文者が事前登録をする場合に、注文者ごとに割り当てられるものである。本実施形態としては、事前登録は可能だが、登録していない人も、商品やサービスを購入することができるとする。ただし本実施形態で説明している各ステップでは(つまり申し込み画面U0100が表示される前に)すでにログイン認証などが済んでおり、申し込み画面U0100以降の注文のプロセスでは明示的に登録されている旨を示さなくても、事前登録している注文者が申し込み画面U0100のOKボタンU0110を押下したら、申し込み受付手段S210には注文者のユーザIDが通知されるものとする。なお登録されていない場合は、ユーザIDT0109についてはnull値が格納される。
【0063】
この他、作成日時T0105にはこの注文が行われた日時が、数量T0110にはこの注文で申し込まれた商品・サービスの数量が、価格T0111にはこの注文の金額の総合計が格納される。
【0064】
図12は注文者が事前登録した場合に使用されるユーザ情報テーブルT0200を示している。ユーザIDを主キーT0201に、登録した人の情報がT0202からT0211に格納される。注文情報テーブルT0100のユーザIDT0109に格納されるのは、ユーザ情報テーブルのユーザIDT0201である。
【0065】
姓T0202には注文者の氏名の姓の部分、名T0203には注文者の氏名の名の部分が、郵便番号上T0204には郵便番号の上3桁、郵便番号下T0205には郵便番号の下4桁が格納される。また都道府県コードT0206は都道府県コード、住所T0207は都道府県名を除いた住所、市外局番T0208は電話番号の市外局番、市内局番T0209は電話番号の市内局番、電話番号T0210は市外局番と市内局番を除いた電話番号、メールアドレスT0211は注文者のメールアドレスを示す。これらカラムと同じ名称を持つカラムの意味は後述する注文者情報テーブルT0300、配送先情報テーブルT0400についても同じである。
【0066】
図13は注文者の情報を格納する注文者テーブルT0300を示している。オーダ番号を主キーT0301に、注文者に関する情報をT0302からT0311に格納する。注文者が事前登録している場合はこのテーブルのデータ格納する必要は必ずしもないが、本実施形態では事前登録している場合も格納するものとする。
【0067】
図14は注文者が購入した商品・サービスが配送を要するものである時、配送先に関する情報を格納する配送先情報テーブルT0400を示している。オーダ番号を主キーT0401に、配送先に関する情報をT0402からT0411に格納する。
【0068】
図15は注文者が購入したものがサービスである場合に、そのサービスの契約内容を格納するための契約内容テーブルT0500を示している。オーダ番号を主キーT0501に、契約内容についてT0502からT0505に格納する。
【0069】
開始日時T0502にはサービスを開始する日時、終了日時T0503にはサービスを終了する日時を、有効/無効T0504にはサービスの提供が有効か無効かを格納する。またサービスの販売においては、注文者に一定期間購入を禁止する必要がある場合も考えられるので、申し込みの解禁を行う日時を指定できるようにする必要がある。この日時を格納するのが申し込み再開日時T0505である。
【0070】
図16は商品の内容を格納するための商品情報テーブルT0600を示している。商品コードを主キーT0601に、商品の内容についてT0602からT0608に格納する。
【0071】
商品・サービスが、同一注文者による重複の購入を禁じている場合は商品種別T0602には「1」が格納され、同一の商品・サービスを購入することが不利益であることが考えられる場合、または確認をとることが注文者100にとって有益な場合は商品種別T0602には「2」が格納され、どちらにも該当しないものには「3」が格納される。商品種別T0602は、注文情報テーブルT0100のステータスT0104の初期値として格納されることになるが、値「4」は注文者の承認が取られたときにのみ格納されるものなので、商品種別T0602に格納されることはない。
【0072】
配送可否T0603は、注文者によって配送先の特定が必要かどうかを示すもので、注文者が購入した商品・サービスによって特定される。配送先の指定が必要な場合は、「1」が、配送先の指定が不要な場合は「2」が配送可否T0603に格納される。
【0073】
サービスT0604は、この商品がサービス契約か否かを示すもので、この商品がサービス契約である場合「0」が、サービス契約でない場合は「1」が格納される。期間T0605はこの商品がサービス契約である場合に契約の有効期間を示すものである。またサービスの販売においては、一定期間購入を禁止する必要がある場合も考えられるので、申し込みの解禁を行うまでの期間を指定できるようにする必要がある。この期間を格納するのが申し込み再開期間T0606である。
【0074】
価格T0607にはこの商品の単価が格納され、税区分T0608にはこの商品の価格が内税なのか外税なのかが格納される。価格T0607、税区分T0608に格納された情報と、注文者が申し込み画面U0100が表示されるまでの注文過程において指定した商品等の数量から、価格T0111に格納されるべき価格が計算される。
【0075】
注文情報テーブルT0100、ユーザ情報テーブルT0200、注文者情報テーブルT0300、配送先情報テーブルT0400、契約内容テーブルT0500、商品情報テーブルT0600は、本実施形態で最低限必要とされるテーブルであり、これ以外にもテーブルが存在することが考えられる。例えば、管理者を管理するテーブル、注文者が注文した商品・サービスの内訳を管理するテーブルなどが考えられる。これらのテーブルについては必須とはいえないので説明を省略する。また後述する決済システムS410に関する種別を管理するテーブルなども考えられるが、本実施形態では決済情報提供手段、決済情報受付手段などにハードコーディングされているものとする。
【0076】
<本実施形態におけるデータ処理方法:注文者による注文>
次に注文者端末S100によって注文が行われた際に販売システムS200がどのような仕組みで動くのかについて、図1、図17(図17A及び図17Bの総称)、図18(図18A及び図18Bの総称)を使用して説明する。なおフローチャートの破線は販売システムS200内の別の手段や注文者端末S100における動作が入る場合である。
【0077】
この手順により注文の内容に応じて注文情報テーブルT0100、注文者情報テーブルT0300に新たなレコードが作成され、また必要に応じて配送先情報テーブルT0400、契約内容テーブルT0500にも新たなレコードが作成される。しかし、新たなレコードの追加は後述する段階で行われ、途中の段階においては必要な情報は申し込み受付手段S210のプログラムが実行されるコンピュータのメモリなどに確保された作業領域に、必要な情報が一時的に格納されて参照や更新の対象となる。一時的に保存される情報としては、商品コード、商品種別、ユーザID、配送可否のほか、処理途中に入力される注文者に関する情報や、配送先に関する情報、検索により得られた商品テーブルT0600やユーザ情報テーブルT0200のレコードが含まれる。これら一時メモリに保持される情報は、以下の説明では「一時メモリに保存した」という語を付して特定する。なお文脈から明らかな場合にはそれを省略する場合もある。またステータスT0104の更新についてはレコードの新規作成後の図1の各ステップにおいて行われものとし、以後言及しないこととする。
【0078】
なお、これらの一時的に保存される情報を、注文情報テーブルT0100、注文者情報テーブルT0300、配送先情報テーブルT0400、契約内容テーブルT0500の形式で、メモリ等に保存すれば、テーブルの更新時において充填すべきフィールド、たとえば作成日時などに適切な値を書き込めば、そのままテーブルへ追加することができる。
【0079】
まず申し込み画面U0100には、注文者が選択した商品の商品コードが埋め込まれており、注文者端末S100に表示された画面U0100のボタンU0110が押下されると、画面U0100から申し込み受付手段S210に対し注文者が購入する商品・サービスの商品コードが渡される。また注文者が事前登録済みの場合はユーザIDも申し込み画面U0100から申し込み受付手段S210に対し通知される(図1:ステップc01、図17:ステップF0101)。ユーザIDは、申し込み画面U0100の前の段階で注文者が入力しても良いし、所定の記憶場所に記憶されている情報を添付するようにしても良い。申し込み受付手段S210は商品コードに対応する商品種別、配送可否を、情報保持手段S270中の商品情報テーブルT0600から検索し、一時メモリに商品コードやユーザID(入力されている場合)と対応付けて保存する(図17:ステップF0102)。検索された商品種別が「1」または「2」でかつユーザIDが通知されている時は(図17:ステップF0120)、重複注文判断手段S260に商品コードと商品種別、ユーザIDが通知される(図1:ステップc02、図17:ステップF0121)。
【0080】
商品コードと商品種別、ユーザIDの通知を受けた重複注文判断手段S260は、後述する方法で重複をチェックし、重複が存在すると判断した場合は申し込み受付手段S210に重複が存在する旨を通知する。重複が存在する旨の通知を受けた(図17:ステップF0122、F0123)申し込み受付手段S210は、注文者端末S100に注文結果表示画面U0600を表示させる(図1:ステップi01、図17:ステップF0125、F0124、F0126)。一時メモリに保存した商品種別が「1」である時(図17:ステップF0125)は確認ボタンU0611は表示されず(図17:ステップF0124)、「2」である時(図17:ステップF0125)は確認ボタンU0611は表示される(図17:ステップF0126)。
【0081】
注文者が端末S100上の画面U0600において確認ボタンU0611を押下した(図1:ステップi02、図17:ステップF0127)場合、申し込み受付手段S210は、一時メモリに保存した商品種別を「4」に更新し(図17:ステップF0128)、一時メモリに保存した配送可否を判定して(図17:ステップF0140)、その値が「1」の時は配送先情報入力画面U0300を表示し(図1:ステップc03、図17:ステップF0143)、配送可否が「2」の時(図17:ステップF0140)は注文者情報入力画面U0200を表示する(図1:ステップc03、図17:ステップF0141)。
【0082】
また申し込み受付手段S210が、重複注文判別手段S260から重複が存在しない旨の通知を受けた場合(図17:ステップF0122、F0123)は、一時メモリに保存した配送可否を判定して(図17:ステップF0140)、その値が「1」の時は配送先情報入力画面U0300が表示され(図1:ステップc03、図17:ステップF0143)、配送可否が「2」の時(図17:ステップF0140)は注文者情報入力画面U0200が表示される(図1:ステップc03、図17:ステップF0141)。
【0083】
一方、ステップF0103においてユーザIDが通知されていないと判定された場合には、一時メモリに保存された商品種別を判定し(図17:ステップF0110)、その値が「1」の場合は注文結果表示画面U0600が表示される(図1:ステップi01、図17:ステップF0111)。この時、結果メッセージU0601には「この商品・サービスは事前登録されていないと購入できません。」と表示され、ボタンU0602、U0611は表示されない。ユーザIDの通知を受けていて、一時メモリに保存された商品種別が「1」「2」以外の時(図17:ステップF0120−No)、またはユーザIDの通知を受けていなくて一時メモリに保存された商品種別が「1」以外の時(図17:ステップF0110−No)は、配送可否が判定されて(図17:ステップF0140)、その値が「1」の時は配送先情報入力画面U0300が表示され(図1:ステップc03、図17:ステップF0143)、配送可否が「2」の時(図17:ステップF0140)は注文者情報入力画面U0200が表示される(図1:ステップc03、図17:ステップF0141)。
【0084】
注文者端末S100に表示された注文者情報入力画面U0200または配送先情報入力画面U0300において、OKボタンU0221、U0341を押下した(図1:ステップc04、図17:ステップF0142、F0145)場合、一時メモリに保存された商品種別が「1」または「2」の時(図17:ステップF0160)は、申し込み受付手段S210は、重複注文判断手段S260に、一時メモリに保存された商品コードと商品種別、存在するならユーザIDを通知する(図1:ステップc05、図17:ステップF0161)。
【0085】
商品コードと商品種別、ユーザIDの通知を受けた重複注文判断手段S260は、後述する方法で重複をチェックし、重複が存在すると判断した場合は申し込み受付手段S210に重複が存在する旨を通知する。重複が存在する旨の通知を受けた(図17:ステップF0162、F0163)申し込み受付手段S210は、注文者端末S100に画面U0600を表示させる(図1:ステップi01、図17:ステップF0163、F0164、F0165、F0166)。一時メモリに保存された商品種別が「1」である時(図17:ステップF0164−「1」)は、ボタンU0611は表示されず(図17:ステップF0165)、「2」である時(図17:ステップF0164−「2」)はボタンU0611は表示される(図17:ステップF0166)。
【0086】
注文者端末S100に表示された注文結果表示画面U0600において確認ボタンU0611が押下された(図1:ステップi02、図17:ステップF0167)場合、申し込み受付手段S210は、一時メモリに保存された商品種別を「4」に更新する(図17:ステップF0168)。一時メモリに保存された商品種別が「1」でも「2」でもなかった場合(図17:ステップF0160)、もしくは重複注文判断手段S260から重複が存在しない旨の通知を受けた場合(図17:ステップF0162、F0163)、もしくは画面U0600に対して確認ボタンU0611が押されて一時メモリに保存された商品種別を「4」に更新した場合(図17:ステップF0168)は、申し込み受付手段S210は、当該注文の情報を情報保持手段S270中に存在するテーブルT0100、T0300、T0400に新規に追加する(図1:ステップc06、図17:ステップF0169)。
【0087】
追加されるレコードは、一時メモリに保存してある商品コード、商品種別、ユーザID、配送可否の各情報に基づいて作成される。また、オーダ番号はこの段階で新たに割り当てられる。オーダ番号をシーケンシャルに割り当てるためには、情報保持手段S270を実装するのに使用したDBMSに順序列があればそれを使用しても良いし、オーダ番号が割り当てられる毎に値が増加されるレジスタ等を用意しそこから割り当ててもよい。たとえば、注文情報テーブルT0100のレコードを作成するためには、オーダ番号を新たに割り当て、入力あるいは検索されて一時保存された商品コード、商品種別、決済方法、ユーザID、数量、価格から追加すべき新たなレコードを作成し、テーブルにそれを追加すればよい。そのほかのテーブルT0300、T0400についても同様である。
【0088】
そして申し込み受付手段S210は、決済情報提供手段S250に対しオーダ番号と注文者情報入力画面U0200または配送先情報入力画面U0300で選択された決済方法を通知する(図1:ステップc07、図17:ステップF0170)。決済情報提供手段S250は、情報保持手段S270上の注文情報テーブルT0100から通知されたオーダ番号を使用して当該注文の価格を取得する。また決済システム410の特性に応じて、他に必要な情報を情報保持手段S270上から取得する。そして決済システムS410に情報を通知する(図1:ステップc08)。
【0089】
決済情報提供手段S250からオーダ番号や価格等の情報を受信した決済システムS410は、注文者端末S100に画面U0400を表示する(図1:ステップc09)。注文者がカード番号U0401、有効期限U0402、U0403を入力し、OKボタンU0410を押下した時(図1:ステップc10)、決済システムS410は決済情報受付手段S240にオーダ番号などオーダを特定する情報と対応する決済の結果について通知する(図1:ステップc11)。
【0090】
決済システムS410が画面U0400と異なる画面で注文者に対して入力を求める場合の情報の流れは、ステップc08からc11と何ら変わらない。ただ決済情報提供手段S250と決済情報受付手段S240は決済システムS410に対応した機能を要する。また決済システムS410が画面を注文者端末S100に表示しない時は、ステップc09とc10は存在せず、注文者端末S100と決済システムS410との間の情報の交換はないが、それ以外の情報の流れは変わらない。
【0091】
図18は、決済システムS410からの決済結果について通知を受けた販売システムS200による処理手順である。
【0092】
オーダ番号など注文を特定する情報と対応する決済結果(コンビニエンス決済などのようにまず決済予約が行われその後現金等の払い込みがなされ決済が終了する決済方法については決済有効期限も含まれる)について通知を受けた(図18:ステップF0201)決済情報受付手段S240は、もし決済結果が失敗であるならば(図18:ステップF0210−No)、情報保持手段S270上に保持された注文情報テーブルT0100において当該注文に対するレコードの決済結果T0108を「6」に更新し(図1:ステップc13、図18:ステップF0202)、その決済結果を注文受付可否表示手段S220に通知して注文結果表示画面U0500の表示を指示する(図1:ステップc14、図18:ステップF0203)。指示を受けた注文受付可否表示手段S220は、U0501に「決済に失敗しました。」と表示された画面U0500を注文者端末S100に表示する(図1:ステップc15)。
【0093】
次に決済結果が成功だった場合には(図18:ステップF0210−Yes)、当該注文の商品種別、商品コードを注文情報テーブルT0100より取得し、当該商品コードに対応するサービス、期間、申し込み再開期間について商品情報テーブルT0600より取得する(図18:ステップF0211)。そして重複注文判断手段S260にオーダ番号を通知する(図1:ステップc12、図18:ステップF0212)。オーダ番号の通知を受けた重複注文判断手段S260は、後述する方法で重複をチェックし、重複が存在すると判断した場合は決済情報受付手段S240に重複が存在する旨を通知する。重複が存在する旨の通知を受けた(図18:ステップF0213、F0214)決済情報受付手段S240は、商品種別が「2」の場合(図18:ステップF0220−「2」)は、注文結果表示画面U0600を表示するよう注文受付可否表示手段S220に対し指示する(図1:ステップi03、図18:ステップF0240)。
【0094】
注文受付可否表示手段S220が注文者端末S100に注文結果表示画面U0600を表示し(図1:ステップi04)、画面U0600の確認ボタンU0611を注文者が押下した時(図1:ステップi05)は、注文受付可否表示手段S220は決済情報受付手段S240に対しその旨を通知し(図1:ステップi06、図18:ステップF0241)、情報保持手段S270の注文情報テーブルT0100の当該注文に対するレコードの決済結果T0108を「1」または「2」に更新する(図1:ステップc13、図18:ステップF0250、F0251、F0252)。「1」に更新される(図18:ステップF0251)のは、決済システムS410の決済方式がコンビニエンスストア決済などのようにまず決済予約が行われその後現金等の払い込みがなされ決済が終了する決済方法(以下では長期型決済方式と呼ぶ)の場合(図18:ステップF0250−「長期型決済方式」)であり、この時同時に決済有効期限T0107も決済システムから通知された決済有効期限で更新する(図18:ステップF0251)。「2」に更新される(図18:ステップF0252)のは、決済システムS410の決済方式がクレジットカード決済などのように決済予約という概念がなく現金等の払い込みを要せずして決済が完了する決済方式(以下では瞬間型決済方式と呼ぶ)の場合(図18:ステップF0250−「瞬間型決済方法」)である。
【0095】
商品情報テーブルT0600から取得したサービスT0604が「0」である時(図18:ステップF0253−Yes)は、さらに情報保持手段S270の契約内容テーブルT0500に対しレコードを追加する(図1:ステップc13、図18:ステップF0254)。開始日時T0502には現在の時刻を、終了日時T0503には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した期間T0605から計算される値を、申し込み再開日時T0505には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した申し込み再開期間T0606から計算される値を、有効/無効T0504には「有効」を格納する。この後、決済情報受付手段S240は注文受付可否表示手段S220に対して注文結果表示画面U0500の表示を指示する(図1:ステップc14、図18:ステップF0255)。注文結果表示画面U0500の表示の指示を受けた注文受付可否表示手段S220は、画面U0500を利用者端末S100に表示する(図1:ステップc15)。そして決済情報受付手段S240は注文処理手段S230に注文処理を指示する(図1:ステップc16、図18:ステップF0256)。
【0096】
ステップF0220において、商品種別が「1」の時は、決済情報受付手段S240は、キャンセル情報提供手段S330またはキャンセル情報通知手段S340に決済システムS410へのキャンセル処理を行うように指示し(図1:ステップc16、c17、図18:ステップF0225、F0227、F0230)、情報保持手段S270上の注文情報テーブルT0100の当該注文に対するレコードのT0108を「4」または「5」に更新する(図1:ステップc13、図18:ステップF0224、F0226、F0229)。「4」に更新される(図18:ステップF0226)のは決済システムS410が自動的なキャンセルの処理は不可能であるが決済システム管理用ツールS430においてキャンセル処理が可能である場合(図18:ステップF0221、F0222)であり、「5」に更新される(図18:ステップF0224、F0229)のは決済システムS410が自動的なキャンセル処理が可能な場合(図18:ステップF0221)もしくは自動的なキャンセルの処理は不可能で決済システム管理用ツールS430においてもキャンセル処理ができないが決済システム管理者にメールなどで通知すればキャンセル処理が可能である場合(図18:ステップF0221、F0222、F0223)である。このような各場合分けについては、たとえば決済システムから通知されたり、あるいは予め販売システムに情報が与えられている。この後、注文受付可否表示手段S220に注文結果表示画面U0600の表示を指示する(図1:ステップi03、図18:ステップF0228)。このとき確認ボタンU0611は表示されない。
【0097】
なお決済情報受付手段S240が決済システムS410へのキャンセル処理を指示した際に行うのは、以下の処理である。決済システムS410が自動的なキャンセル処理が可能である場合(図18:ステップF0221−Yes)は、当該注文のキャンセル処理を決済システムS410に対し行うようキャンセル情報提供手段S330に指示する(図1:ステップc16、図18:ステップF0230)。キャンセル情報提供手段S330は決済システムS410に対応した方法でキャンセルの処理を行う(図1:ステップa13)。
【0098】
また自動的なキャンセルの処理は不可能であるが決済システム管理用ツールS430においてキャンセル処理が可能であれば(図18:ステップF0221→F0222−Yes)、管理者端末S500によって決済システム管理用ツールS430でキャンセルする(図1:ステップa18)ために、キャンセル情報通知手段S340によって管理者端末S500へメールなどで連絡する(図1:ステップa16)よう、キャンセル情報通知手段に指示する(図1:ステップc17、図18:ステップF0227)。
【0099】
自動的なキャンセルの処理は不可能で決済システム管理用ツールS430においてもキャンセル処理ができないが決済システム管理者S420にメールなどで通知すればキャンセル処理が可能である場合(図18:ステップF0221→F0222→F0223−Yes)は、キャンセル情報通知手段S340が決済システム管理者S420に対しメールなどでキャンセルする旨を通知するよう(図1:ステップa15)、決済情報受付手段S240はキャンセル情報通知手段S340に対し指示する(図1:ステップc17、図18:ステップF0225)。
【0100】
ステップF0213において、決済情報受付手段S240が重複注文判断手段S260から重複は存在しない旨の通知を受けた(図18:ステップF0213)と判定された場合、または当該商品の商品種別が「1」でも「2」でもない時は(図18:ステップF2020)、情報保持手段S270上の注文情報テーブルT0100の当該注文に対するレコードの決済結果T0108を「1」または「2」に更新する(図1:ステップc13、図18:ステップF0251、F0252)。「1」に更新される(図18:ステップF0251)のは、決済システムS410の決済方式が長期型決済方式の場合(図18:ステップF0250−「長期型決済方式」)であり、この時同時にT0107にも決済システムから通知された決済有効期限で更新する(図18:ステップF0251)。「2」に更新される(図18:ステップF0252)のは決済システムS410の決済方式が瞬間型決済方式の場合(図18:ステップF0250−「瞬間型決済方式」)である。商品情報テーブルT0600から取得した当該商品のサービスT0604が「0」である時(図18:ステップF0253−Yes)は、さらに情報保持手段S270の契約内容テーブルT0500に対してレコードを追加する(図1:ステップc13、図18:ステップF0254)。開始日時T0502には現在の時刻を、終了日時T0503には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した期間T0605から計算される値を、申し込み再開日時T0505には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した申し込み再開期間T0606から計算される値を、有効/無効T0504には「有効」を格納する。この後、注文受付可否表示手段S220に、注文結果表示画面U0500の表示を指示する(図1:ステップc14、図18:ステップF0255)。画面U0500の表示の指示を受けた注文受付可否表示手段S220は、画面U0500を表示する(図1:ステップc15)。そして決済情報受付手段S240は注文処理手段S230に注文処理を指示する(図1:ステップc16、図18:ステップF0256)。
【0101】
<本実施形態におけるデータ処理方法:管理者による注文再開>
さらに管理者端末S500によって注文再開の処理が行われた際にどのような仕組みで動くのかについて、図1を用いて説明する。
【0102】
管理用手段S300は情報保持手段S270よりオーダに関する情報、たとえば注文情報テーブルに含まれるオーダ番号等を取得し、管理者端末S500に対しオーダ一覧画面U0700を表示する(図1:ステップa01)。管理者端末S500において管理者がオーダ番号U0701を押下する(図1:ステップa02)と、管理用手段S500はオーダ番号U0701の押下により通知されたオーダ番号を用いて、選択されたオーダ番号に対応する注文情報レコードを情報保持手段270中の注文情報テーブルT0100、注文者情報テーブルT0300、配送先情報テーブルT0400より取得し、オーダ詳細画面U0800を管理者端末S500に対し表示する(図1:ステップa03)。ステータスがc08で、決済方法に書かれた決済システムが瞬間型決済方法であって、作成日時が十分に古い場合はステップc11において問題が生じた可能性が高い可能性があるので、決済システム管理用ツールS430で当該注文の決済が正常に終了しているかを調べる(図1:ステップa18)か、決済システム管理者S420に対し照会(図1:ステップa17)をし、決済システムS410での処理が正常に終了している旨が確認された場合は、管理者端末S500はU0810を押下してオーダ再開処理を再開する必要がある。
【0103】
管理者端末S500が再開ボタンU0810を押下する(図1:ステップa04)と、管理用手段S300は注文再開手段S310に対し注文再開処理を指示する(図1:ステップa05)。注文再開処理の指示を受けた注文再開手段S310は、重複注文判断手段S260にオーダ番号を通知する(図1:ステップa06)。オーダ番号の通知を受けた重複注文判断手段S260は、後述する方法で重複をチェックし、重複が存在すると判断した場合は注文再開手段S310に重複が存在する旨を通知する。重複が存在する旨の通知を受けた注文再開手段S310は、情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100から当該注文の商品種別を取得する。
【0104】
当該注文の商品種別が「1」の場合は再開結果表示画面U0900を管理者端末S500に表示する(図1:ステップa10)よう管理者用注文受付可否表示手段S320に対し指示する(図1:ステップa07)。この時再開確認ボタンU0911は表示されず、決済システムS410が自動的なキャンセルの処理は不可能であるが決済システム管理用ツールS430においてキャンセル処理が可能である場合は図10のようにメッセージU0902にはキャンセル処理を管理者端末S500に即す文言が表示される。この時管理者端末S500に対しメールなどを送付する(図1:ステップa14、a16)ことも可能である。またこの時、情報保持手段S270内の注文情報テーブルT0100中の当該注文に対する決済結果T0108は「4」に更新される(図1:ステップa08)。
【0105】
また決済システムS410が自動的なキャンセル処理が可能な場合もしくは自動的なキャンセルの処理は不可能で決済システム管理用ツールS430においてもキャンセル処理ができないが決済システム管理者にメールなどで通知すればキャンセル処理が可能である場合、メッセージU0902には何も表示されない。そして決済システムS410が自動的なキャンセル処理が可能な場合は、管理者用注文受付可否表示手段S320は、キャンセル情報提供手段S330に対し決済サイトS410へのキャンセル処理を行うように指示をする(図1:ステップa12)。そしてこの時、情報保持手段S270内の注文情報テーブルT0100中の当該注文に対する決済結果T0108は「5」に更新される(図1:ステップa08)。
【0106】
キャンセル処理の指示を受けたキャンセル情報提供手段S330は、決済システムS410に対しキャンセル処理の指示をする(図1:ステップa13)。
自動的なキャンセルの処理は不可能で決済システム管理用ツールS430においてもキャンセル処理ができないが決済システム管理者にメールなどで通知すればキャンセル処理が可能である場合は、管理者用注文受付可否表示手段S320はキャンセル情報通知手段S340に対し決済システム管理者S420(実際にはその者が利用するコンピュータ等)へメールなどでキャンセルする旨が通知するよう指示をする(図1:ステップa14)。この時、情報保持手段S270内の注文情報テーブルT0100中の当該注文に対する決済結果は「5」に更新される(図1:ステップa08)。指示を受けたキャンセル情報通知手段S340は決済システム管理者S420へメールなどでキャンセルする旨を通知する(図1:ステップa15)。
【0107】
当該注文の商品種別が「2」の場合は再開結果表示画面U0900を表示する(図1:ステップa10)よう管理者用注文受付可否表示手段S320に対し指示する(図1:ステップa07)。この時再開ボタンU0911は表示され、メッセージU0902には「ユーザへの確認を行ってください」と表示される。ユーザへの確認の結果、再開する場合、管理者は端末S500に表示された再開ボタンU0911を押下する(図1:ステップa11)。それに応じて、管理者用注文受付可否表示手段S320は情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100の当該注文の商品種別T0103を「4」に、決済結果T0108を「2」に更新する(図1:ステップa08)。そして商品情報テーブルT0600から取得したサービスT0604が「0」である時は、さらに情報保持手段S270に保持された契約内容テーブルT0500に対してレコードを追加する(図1:ステップa08)。新たに追加されるレコードの開始日時T0502には現在の時刻を、終了日時T0503には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した期間から計算される値を、申し込み再開日時T0505には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した申し込み再開期間から計算される値を、有効/無効T0504には「有効」を格納する。その後注文処理手段S230に注文処理を指示する(図1:ステップa09)。そして画面U0900を管理者端末S500に対し表示する(図1:ステップa10)。メッセージU0901には「再開に成功しました。」と表示され、操作指示メッセージU0902および再開ボタンU0911は表示されない。
【0108】
当該注文にかかる商品種別が「1」「2」以外の場合、再開結果表示画面U0900を表示する(図1:ステップa10)よう管理者用注文受付可否表示手段S320に対し指示する(図1:ステップa07)。この時再開ボタンU0911は表示されず、メッセージU0901には「再開に成功しました。」と表示され、操作指示メッセージU0902には何も表示されない。この時、情報保持手段S270内の注文情報テーブルT0100中の当該注文に対する決済結果T0108は「2」に更新される(図1:ステップa08)。そして商品情報テーブルT0600から取得したサービスT0604が「0」である時は、さらに情報保持手段S270の契約内容テーブルT0500に対してレコードを追加する(図1:ステップa08)。追加されるレコードの開始日時T0502には現在の時刻を、終了日時T0503には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した期間T0605から計算される値を、申し込み再開日時T0505には現在の時刻と商品情報テーブルT0600から取得した申し込み再開期間T0606から計算される値を、有効/無効T0504には「有効」を格納する。その後注文処理手段S230に注文処理の再開を指示する(図1:ステップa09)。
【0109】
<本実施形態におけるデータ処理方法:重複注文判断手段による重複チェック>
最後に重複注文判断手段S260がどのように処理をおこなっているかについて述べる。重複注文の判定は、以下に説明するとおり、3通りのパラメータに基づいて行われる。したがって、まず重複注文の判定の指示を受けた場合にはまず渡されたパラメータが何であるかを判定し、パラメータの種類に応じて以下の通り動作する。したがって、重複注文判定手段S260に対して判定を指示する申し込み受付手段S210および決済情報受付手段S240は、ステップF0121、F0161、F0212において重複注文判断手段S260にパラメータを渡す際には、重複注文判断手段S260においてパラメータの種別を識別できるように渡す必要がある。そのためには、たとえばパラメータ毎にコードを添付したり、あるいはパラメータを渡す形式において、順序やフィールドを固定的に定めても良い。いずれにしても、重複注文判断手段S260は渡されたパラメータの意味を判別できる。
【0110】
(商品コード、商品種別、ユーザIDに基づく重複判断)
まず、重複注文判断手段S260が商品コードと商品種別、ユーザIDの通知を受けた場合について説明する。これは、図17のステップF0121において重複判定を指示された場合に相当する。また、ステップF0161において、ユーザIDを含めて重複判定を指示された場合に相当する。
【0111】
商品コードと商品種別、ユーザIDの通知をうけた重複注文判断手段S260は、当該ユーザIDと当該商品コードがそれぞれユーザIDT0109、商品コードT0102に格納されているレコードを、情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100から検索する。該当するレコードが存在し、以下のいずれかの条件に該当する時、既に同一種の注文が行われており、重複が存在すると判断され、その旨を指示元に通知する。
(1)当該レコードの商品コードT0102に対応するサービスT0604が「1」であり、当該レコードの決済結果T0108が「2」の時(サービスT0604は、注文情報テーブルT0100に含まれる商品コードT0102をキーとして商品情報テーブルT0600から検索できる。以下ではこの検索により得られるサービスを単に当該レコードのサービスと呼ぶ)
(2)当該レコードのサービスが「0」であり決済結果T0108が「2」の時で当該オーダに対応する契約内容テーブルT0500のレコードの申し込み再開日時T0505が現在より後である時
(3)当該レコードの決済方法T0106が長期型決済方法であり決済結果T0108が「1」で決済有効期限T0107が現在より後である時。
【0112】
(商品コード、商品種別に基づく重複判断)
次に重複注文判断手段S260が商品コードと商品種別の通知を受けた場合について説明する。ステップF0161において、ユーザIDなしで重複判定を指示された場合に相当する。
【0113】
重複注文判断手段S260が商品コードと商品種別の通知を受けた場合、注文情報テーブルT0100の商品コードT0102が等しく、かつ注文者情報テーブルT0300の注文者姓名T0302、T0303、メールアドレスT0311が等しい注文が存在するかを、情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100、注文者情報テーブルT0300を検索する。該当する注文が存在し、以下のいずれかの条件に該当する時、既に同一種の注文が行われており、重複が存在すると判断され、その旨を指示元に通知する。
(1)当該レコードのサービスが「1」であり決済結果T0108が「2」の時
(2)当該レコードのサービスが「0」であり決済結果T0108が「2」の時
で当該オーダに対応する契約内容テーブルT0500のレコードの申し込み再開日時T0505が現在より後である時
(3)当該レコードの決済方法T0106が長期型決済方法であり決済結果T0108が「1」で決済有効期限T0107が現在より後である時。
【0114】
(オーダ番号に基づく重複判断)
最後にオーダ番号の通知を受けた場合について説明する。これは、図18のステップF0212において重複判断を指示された場合に相当する。情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100中からこのオーダ番号のレコードを検索する。T0109にユーザIDが含まれているなら、当該レコード以外にユーザIDと商品コードが等しいレコードが存在しないかをT0100中を検索する。該当するレコードが存在し、以下のいずれかの条件に該当する時、既に同一種の注文が行われており、重複が存在すると判断され、その旨を指示元に通知する。
(1)当該レコードのサービスが「1」であり決済結果T0108が「2」の時
(2)当該レコードのサービスが「0」であり決済結果T0108が「2」の時で当該オーダに対応する契約内容テーブルT0500のレコードの申し込み再開日時T0505が現在より後である時
(3)当該レコードの決済方法T0106が長期型決済方法であり決済結果T0108が「1」で決済有効期限T0107が現在より後である時。
【0115】
また通知されたオーダ番号から検索された注文情報テーブルT0100のレコードにユーザIDが含まれていないなら、注文情報テーブルT0100の商品コードT0102が等しく、かつ注文者情報テーブルT0300の注文者姓T0302、注文者名T0303、メールアドレスT0311が等しい注文が当該注文以外に存在するかを、情報保持手段S270中の注文情報テーブルT0100、注文者情報テーブルT0300を検索する。該当する注文が存在し、以下のいずれかの条件に該当する時、重複が存在する旨を指示元に通知する。
(1)当該レコードのサービスが「1」であり決済結果T0108が「2」の時
(2)当該レコードのサービスが「0」であり決済結果T0108が「2」の時
で当該オーダに対応する契約内容テーブルT0500のレコードの申し込み再開日時T0505が現在より後である時
(3)当該レコードの決済方法T0106が長期型決済方法であり決済結果T0108が「1」で決済有効期限T0107が現在より後である時。
【0116】
以上述べた通り、本実施形態のネットワーク販売システムによれば、インターネットなどのコンピュータネットワークに接続された環境を使用し、商品やサービスを注文する際に、二重注文や二重決済の危険を防止し、正常に行われた決済が放置されることを防ぐことができ、注文者にとって安全な環境を提供することが可能となる。また決済システムへのキャンセル処理なども可能な限り自動化し、二重注文が禁止されている商品・サービスに対する二重注文を完全に防ぐことが可能となるので、サイト運営者の効率を高めることが可能となる。
【0117】
図19として、図1に示したシステムを実現するハードウエア環境の一例を示す。注文者端末S100、販売システムS200、決済システムS400は、インターネット等の広域ネットワーク1901に接続され、相互に通信を行える。注文者端末S100は一般的なパーソナルコンピュータにウェブブラウザプログラムを実装したものであり、もちろんそのウェブブラウザプログラムが稼働可能な程度にメモリ等のハードウエア資源や、ネットワーク1901に接続するためのオペレーティングシステムやプロトコルスタック等のソフトウエア資源も含まれる。
【0118】
これは管理者端末S500についても同様である。図19の例では管理者端末S500は販売システムS200に含まれているが、ネットワーク1901を介して販売システムS200と接続する構成とすることもできる。
【0119】
販売システムS200は、図19では複数のサーバコンピュータを含む。そして各コンピュータが、図1に含まれる各手段を、その手段により実現される手順を記述したプログラムを実行することで実現している。たとえば、図17および図18の流れ図は、このサーバコンピュータ2001により実行されるプログラムの手順であり、これをコンピュータにより実行することで、申し込み受付手段S210および決済情報受付手段S240が販売システムS200において実現される。販売システムS200は1台のサーバコンピュータにより実現することもできる。その場合には、図17及び図18のプログラムは、同一のコンピュータにより実行される。
【0120】
また、情報保持手段S270もまたサーバコンピュータのひとつであるコンピュータ2002により実現される。コンピュータ202は図11〜図16に示したテーブルを含むデータベースを格納するために十分なハードディスク等のストレージを有し、他のコンピュータからの検索、更新、追加コマンドを受信して、そのコマンドに応じた動作、すなわち指定された条件に適合するデータを読み、更新し、あるいは追加してコマンドの指示元に応答を返すなどの動作を行うデータベース管理プログラムを実行する。
【0121】
決済システムは、販売システムと同様にネットワークに接続されたコンピュータで構成される。したがって、販売システムS200から決済システムへの情報の提供を行い、逆に提供を受ける場合には、ネットワーク1901を介してデータの送信および受信が行われる。これは販売システムS200と注文者端末S100との間、及び、決済システムS410と注文者端末S100との間、および、販売システムS100と管理者端末S500との間においても全く同様である。ただし、販売システムS200と決済システムS500との間においては、特定の注文者に関する情報を交換する限りにおいては、その注文者端末S200(のブラウザプログラム)を介して情報の送受信を行ってもよい。そうすることで、送受信の手順において注文者の意思確認操作を介入させることが容易となる。
【0122】
<他の実施形態>
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0123】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
【0124】
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーションシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0126】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明の情報処理方法、情報処理装置、情報処理システムおよ記憶媒体によれば、インターネットなどのコンピュータネットワークに接続された環境を使用し、商品やサービスを注文する際に、二重注文や二重決済の危険を防止し、正常に行われた決済が放置されることを防ぐことができ、注文者にとって安全な環境を提供することが可能となる。また決済システムへのキャンセル処理なども可能な限り自動化し、二重注文が禁止されている商品・サービスに対する二重注文を完全に防ぐことが可能となるので、サイト運営者の効率を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるシステムの概略の構成を表す図である。
【図2】商品やサービスの申し込み開始の画面を表した図である。
【図3】商品やサービスの申し込みにおいて、注文者の情報を入力する画面を表した図である。
【図4】商品やサービスの申し込みにおいて、注文者と配送先の情報を入力する画面を表した図である。
【図5】クレジットカード会社が提供するクレジットカード番号と有効期限の入力画面を表した図である。
【図6】商品やサービスの申し込みにおいて、注文結果を表示する画面を表した図である。
【図7】商品やサービスの申し込みにおいて、重複した注文が存在することを表示する画面を表した図である。
【図8】システムの管理者向けに、注文を受けたオーダの一覧を表示する画面を表した図である。
【図9】システムの管理者向けに、注文を受けたオーダの詳細情報を表示する画面を表した図である。
【図10】システムの管理者が注文の再開処理を行った際の結果を表示する画面を表した図である。
【図11】注文情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図12】事前登録者の情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図13】注文者の情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図14】配送先の情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図15】契約内容の情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図16】商品の情報を格納するテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図17A】申し込み受付手段におけるフローチャートである。
【図17B】申し込み受付手段におけるフローチャートである。
【図18A】決済情報受付手段におけるフローチャートである。
【図18B】決済情報受付手段におけるフローチャートである。
【図19】システム全体のハードウエア構成の一例を示す図である。

Claims (10)

  1. 顧客からの注文を受け付ける注文受付手段と、
    前記顧客が前記注文以外に同一種の注文を行っていないかを判断する重複注文判断手段と、
    前記重複注文判断手段の判断結果を顧客に通知するよう制御する注文受付通知手段と、
    前記注文を受付できると判定された注文についての情報を保持する情報保持手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 外部決済システムへの情報を提供する決済情報提供手段と、
    前記外部決済システムからの情報を受け付ける決済情報受付手段とをさらに備え、
    前記注文受付通知手段はさらに、前記決済情報受付手段により受け取った情報に基づいて、前記注文の受け付けの可否を顧客に通知するよう制御し、前記情報保持手段はさらに前記外部決済情報も保持することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決済情報提供手段及び決済情報受付手段は、前記注文受付手段により受け付けられた決済方法に応じた決済システムに対して情報の提供及び情報の受付を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記外部決済システムからの情報を前記決済情報受付手段が受け付けることを失敗した場合に、当該注文に対する決済後の処理を再開する注文処理再開手段をさらに有し、
    前記注文処理再開手段により処理の再開が行われる際に、前記重複注文判断手段によって注文のチェックを判断し、判断結果を管理者に通知するための管理者用注文受付可否通知手段をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記注文処理再開手段により処理の再開が行われた際に、前記重複注文判断手段によって注文できないと判断された場合に、前記外部決済システムに対して当該注文の決済のキャンセル処理を要求するキャンセル情報提供手段をさらに有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記注文処理再開手段により処理の再開が行われた際に、前記重複注文判断手段によって注文できないと判断された場合に、管理者に対して前記外部決済システムに対してキャンセル処理を要求するよう通知するキャンセル情報通知手段をさらに有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記重複注文判断手段の判断結果に基づいて前記注文の受け付けの可否を表示する管理者用注文受付可否表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 顧客からの注文を受け付ける注文受付工程と、
    前記顧客が前記注文以外に同一種の注文を行っていないかを判断する重複注文判断工程と、
    前記重複注文判断工程の判断結果を顧客に通知する注文受付通知工程と、
    前記注文を受付できると判定された注文についての情報を情報保持手段により保持させる情報保持工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項1乃至6のいずれかに記載の装置をコンピュータで実現するために該コンピュータにより実行されるプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ可読の記憶媒体。
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