JP2003263511A - 商取引のシステムおよび商取引の方法 - Google Patents
商取引のシステムおよび商取引の方法Info
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- JP2003263511A JP2003263511A JP2002062741A JP2002062741A JP2003263511A JP 2003263511 A JP2003263511 A JP 2003263511A JP 2002062741 A JP2002062741 A JP 2002062741A JP 2002062741 A JP2002062741 A JP 2002062741A JP 2003263511 A JP2003263511 A JP 2003263511A
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 102
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 24
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者が、必要に応じて随時にしかも安価に
装置の機能を入手でき、遊休の機能を資産として運用で
きる商取引のシステムおよび商取引の方法を提供する。 【解決手段】 商取引のシステムは、機能を実現するソ
フトウェアを格納する記憶装置303と、ソフトウェア
のライセンスを管理するライセンス管理装置102,3
02と、広域ネットワーク400への接続装置と、その
広域ネットワークに接続された機器機能を管理するため
のサーバ201と、決済システム203と、複数の機器
間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および/ま
たは一時的に賃貸借する手段とを有する。これにより、
利用者は、必要な時に安価に装置の機能を調達でき、ま
た、自己の有する装置の機能を他の利用者に使用させる
ことにより対価を得ることができる。
装置の機能を入手でき、遊休の機能を資産として運用で
きる商取引のシステムおよび商取引の方法を提供する。 【解決手段】 商取引のシステムは、機能を実現するソ
フトウェアを格納する記憶装置303と、ソフトウェア
のライセンスを管理するライセンス管理装置102,3
02と、広域ネットワーク400への接続装置と、その
広域ネットワークに接続された機器機能を管理するため
のサーバ201と、決済システム203と、複数の機器
間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および/ま
たは一時的に賃貸借する手段とを有する。これにより、
利用者は、必要な時に安価に装置の機能を調達でき、ま
た、自己の有する装置の機能を他の利用者に使用させる
ことにより対価を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商取引のシステム
および商取引の方法に関し、特に複写機やプリンタ等の
装置の機能の広域的な商取引のシステムおよび商取引の
方法に関する。
および商取引の方法に関し、特に複写機やプリンタ等の
装置の機能の広域的な商取引のシステムおよび商取引の
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】装置の機能は、ハードウェアでなく、ソ
フトウェアだけで実現できる機能が増えている。すなわ
ち、近来、ハードウェアによってではなく、ソフトウェ
アによって電子装置などに追加できる機能が増えてい
る。特に、プリンタにおけるプリンタ言語処理などはそ
の顕著な例である。
フトウェアだけで実現できる機能が増えている。すなわ
ち、近来、ハードウェアによってではなく、ソフトウェ
アによって電子装置などに追加できる機能が増えてい
る。特に、プリンタにおけるプリンタ言語処理などはそ
の顕著な例である。
【0003】従来、これらの機能を追加するのに当たっ
ては、例えば、特許第2984731号に記載されたコ
ンピュータ化された商業取引を遂行する方法及び装置
や、特開平10−228375号公報に記載された電子
流通システムなどのような仕組が知られていた。このよ
うな仕組を使うと、ネットワーク上でプログラムを暗号
化して転送し、オンラインで安全に機能を追加すること
が可能となる。
ては、例えば、特許第2984731号に記載されたコ
ンピュータ化された商業取引を遂行する方法及び装置
や、特開平10−228375号公報に記載された電子
流通システムなどのような仕組が知られていた。このよ
うな仕組を使うと、ネットワーク上でプログラムを暗号
化して転送し、オンラインで安全に機能を追加すること
が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
追加の機能「全て」を常に使うことはまれである。特に
互換性のために搭載する機能などは、ほとんど使う可能
性は少ない場合が多いが、業務上どうしても機能として
搭載しなければならないこともあり、装置システムの価
格が高くなってしまう。つまり、ある電子装置にある機
能を追加する必要があるといっても、それはごく一時的
に必要であるにすぎず、費用倒れになるケースが多い。
また、逆に通常は必要無くても、突然これらの追加機能
が必要になることがある。つまり、ある電子装置にどの
機能を追加する必要があるか否かは、事前に予測できな
いことが多く、ユーザとしては、必要に応じて随時かつ
適宜に機能を追加したいケースが多い。
追加の機能「全て」を常に使うことはまれである。特に
互換性のために搭載する機能などは、ほとんど使う可能
性は少ない場合が多いが、業務上どうしても機能として
搭載しなければならないこともあり、装置システムの価
格が高くなってしまう。つまり、ある電子装置にある機
能を追加する必要があるといっても、それはごく一時的
に必要であるにすぎず、費用倒れになるケースが多い。
また、逆に通常は必要無くても、突然これらの追加機能
が必要になることがある。つまり、ある電子装置にどの
機能を追加する必要があるか否かは、事前に予測できな
いことが多く、ユーザとしては、必要に応じて随時かつ
適宜に機能を追加したいケースが多い。
【0005】ところが、前述のコンピュータ化された商
業取引を遂行する方法及び装置や、電子流通システムな
どのような仕組みだけでは、ユーザが少ない費用で随時
かつ適宜に機能を追加したい場合に十分に対応できない
という問題があった。
業取引を遂行する方法及び装置や、電子流通システムな
どのような仕組みだけでは、ユーザが少ない費用で随時
かつ適宜に機能を追加したい場合に十分に対応できない
という問題があった。
【0006】そこで、このような場合にはオンライン販
売により時間制限あるいは回数制限を加えたライセンス
による購入により費用を低減する方法もある。そして、
使う頻度によりこれらの2つの形態は使い分けられる。
すなわち、利用者は、ある機能を使用する時間帯が限ら
れている場合は時間制限の方法で当該機能を購入し、使
用する回数が限られている場合は回数制限の方法で当該
機能を購入する。
売により時間制限あるいは回数制限を加えたライセンス
による購入により費用を低減する方法もある。そして、
使う頻度によりこれらの2つの形態は使い分けられる。
すなわち、利用者は、ある機能を使用する時間帯が限ら
れている場合は時間制限の方法で当該機能を購入し、使
用する回数が限られている場合は回数制限の方法で当該
機能を購入する。
【0007】しかし、前者の場合には使わない時間帯は
まったくの遊休資産となってしまい、無駄となってしま
うという問題がある。つまり、機能の資産としての運用
効率が悪い。また、後者の場合には必要となる度に毎回
限定ライセンスを購入する手続きを取らなければならな
くなるという問題がある。つまり、利用者にとっては、
煩わしいく不便である。よって、時間制限または回数制
限を加えたライセンスによる購入の方法の利用者は拡大
しづらい。
まったくの遊休資産となってしまい、無駄となってしま
うという問題がある。つまり、機能の資産としての運用
効率が悪い。また、後者の場合には必要となる度に毎回
限定ライセンスを購入する手続きを取らなければならな
くなるという問題がある。つまり、利用者にとっては、
煩わしいく不便である。よって、時間制限または回数制
限を加えたライセンスによる購入の方法の利用者は拡大
しづらい。
【0008】また、装置の機能は一般的に、装置個体に
付加されていくため、利用しようとする装置に自分が利
用しようとする機能がないと、スポットライセンスを別
途購入しなければならない。特にある機能が個人に対し
て必要性が高く他の利用者には必要がない場合には、利
用する個人にライセンスがついて回るほうが都合が良
い。しかし、この様なライセンス形態を提供している装
置はない。つまり、従来のシステムまたは方法による
と、装置の機能は個々の利用者ではなく、個々の装置に
属しているいるので、利用者にとっては不便であるばか
りか、余分な出費を余儀なくされるという問題がある。
付加されていくため、利用しようとする装置に自分が利
用しようとする機能がないと、スポットライセンスを別
途購入しなければならない。特にある機能が個人に対し
て必要性が高く他の利用者には必要がない場合には、利
用する個人にライセンスがついて回るほうが都合が良
い。しかし、この様なライセンス形態を提供している装
置はない。つまり、従来のシステムまたは方法による
と、装置の機能は個々の利用者ではなく、個々の装置に
属しているいるので、利用者にとっては不便であるばか
りか、余分な出費を余儀なくされるという問題がある。
【0009】類似のライセンスに企業内ネットワークで
用いるフローティングライセンスがある。しかし、これ
らはPCやワークステーションで使われることはあって
も、プリンタのような装置でしかも広域ネットワークで
利用されてはいないという問題があった。また、ライセ
ンス価格が固定ライセンスよりも数倍高くついてしまう
という問題もあった。
用いるフローティングライセンスがある。しかし、これ
らはPCやワークステーションで使われることはあって
も、プリンタのような装置でしかも広域ネットワークで
利用されてはいないという問題があった。また、ライセ
ンス価格が固定ライセンスよりも数倍高くついてしまう
という問題もあった。
【0010】そこで、本発明は、利用者が、必要に応じ
て随時にしかも安価に装置の機能を入手でき、遊休の機
能を資産として運用できる商取引のシステムおよび商取
引の方法を提供することを目的とする。
て随時にしかも安価に装置の機能を入手でき、遊休の機
能を資産として運用できる商取引のシステムおよび商取
引の方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、商取引のシステムは、機能を実現するソフトウェ
アを格納する記憶装置と、ソフトウェアのライセンスを
管理するライセンス管理装置と、広域ネットワークへの
接続装置と、その広域ネットワークに接続された機器機
能を管理するためのサーバと、決済システムと、複数の
機器間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および
/または一時的に賃貸借する手段とを有することを特徴
とするものである。
れば、商取引のシステムは、機能を実現するソフトウェ
アを格納する記憶装置と、ソフトウェアのライセンスを
管理するライセンス管理装置と、広域ネットワークへの
接続装置と、その広域ネットワークに接続された機器機
能を管理するためのサーバと、決済システムと、複数の
機器間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および
/または一時的に賃貸借する手段とを有することを特徴
とするものである。
【0012】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の商取引のシステムは、自己の有する機能のソフトウ
ェアライセンスをサーバに登録しておき、広域ネットワ
ークに接続された機器から指示することで、どの機器か
らでも機能を利用できるようにする手段をさらに有する
ことを特徴とするものである。
載の商取引のシステムは、自己の有する機能のソフトウ
ェアライセンスをサーバに登録しておき、広域ネットワ
ークに接続された機器から指示することで、どの機器か
らでも機能を利用できるようにする手段をさらに有する
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の商取引のシステムは、決済システムが、サーバに一
定期間商取引記録を残すことで、機能を売却あるいは貸
与した側の機器への代金引渡しの代わりに、他の機能の
購入支払い、保守料金、消耗品代金から、これらを相殺
して決済することを特徴とするものである。
載の商取引のシステムは、決済システムが、サーバに一
定期間商取引記録を残すことで、機能を売却あるいは貸
与した側の機器への代金引渡しの代わりに、他の機能の
購入支払い、保守料金、消耗品代金から、これらを相殺
して決済することを特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明によれば、商取引の方
法は、記憶装置に機能を実現するソフトウェアを格納
し、ライセンス管理装置によってソフトウェアのライセ
ンスを管理し、接続装置によって広域ネットワークへ接
続し、広域ネットワークに接続されたサーバによって機
器機能を管理し、決済システムを使って決済し、複数の
機器間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および
/または一時的に賃貸借することを可能とすることを特
徴とするものである。
法は、記憶装置に機能を実現するソフトウェアを格納
し、ライセンス管理装置によってソフトウェアのライセ
ンスを管理し、接続装置によって広域ネットワークへ接
続し、広域ネットワークに接続されたサーバによって機
器機能を管理し、決済システムを使って決済し、複数の
機器間で機能を必要に応じてサーバを通じて売買および
/または一時的に賃貸借することを可能とすることを特
徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の商取引の方法は、自己の有する機能のソフトウェア
ライセンスをサーバに登録しておき、広域ネットワーク
に接続された機器から指示することで、どの機器からで
も機能を利用できるようにすることを特徴とするもので
ある。
載の商取引の方法は、自己の有する機能のソフトウェア
ライセンスをサーバに登録しておき、広域ネットワーク
に接続された機器から指示することで、どの機器からで
も機能を利用できるようにすることを特徴とするもので
ある。
【0016】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の商取引の方法は、決済システムが、サーバに一定期
間商取引記録を残すことで、機能を売却あるいは貸与し
た側の機器への代金引渡しの代わりに、他の機能の購入
支払い、保守料金、消耗品代金から、これらを相殺して
決済することを特徴とするものである。
載の商取引の方法は、決済システムが、サーバに一定期
間商取引記録を残すことで、機能を売却あるいは貸与し
た側の機器への代金引渡しの代わりに、他の機能の購入
支払い、保守料金、消耗品代金から、これらを相殺して
決済することを特徴とするものである。
【0017】請求項7記載の発明によれば、商取引のシ
ステムは、装置の機能を実現するソフトウェアのライセ
ンスのライセンス情報の登録の有無によりライセンスの
有効性を判断し、装置における機能の使用の可否を決定
するライセンス管理手段を有する2つ以上の装置と、装
置の広域ネットワークへの接続手段と、広域ネットワー
クに接続されたサーバと、ライセンス情報およびライセ
ンスの販売条件または貸与条件が登録されるサーバの記
憶手段と、サーバの記憶手段に登録されたライセンス情
報およびライセンスの販売条件または貸与条件を装置の
少なくとも1つから検索する手段と、装置からサーバに
対してソフトウェアの使用を要求する手段と、サーバの
記憶手段に登録されライセンス情報とソフトウエアを要
求に応じて要求をした装置に転送する手段と、転送され
たソフトウェアのプログラムを格納する記憶手段と、装
置の取引口座と信用情報をあらかじめ登録して、装置間
におけるライセンスの売買および/または賃貸借の決済
をする手段とを有することを特徴とするものである。
ステムは、装置の機能を実現するソフトウェアのライセ
ンスのライセンス情報の登録の有無によりライセンスの
有効性を判断し、装置における機能の使用の可否を決定
するライセンス管理手段を有する2つ以上の装置と、装
置の広域ネットワークへの接続手段と、広域ネットワー
クに接続されたサーバと、ライセンス情報およびライセ
ンスの販売条件または貸与条件が登録されるサーバの記
憶手段と、サーバの記憶手段に登録されたライセンス情
報およびライセンスの販売条件または貸与条件を装置の
少なくとも1つから検索する手段と、装置からサーバに
対してソフトウェアの使用を要求する手段と、サーバの
記憶手段に登録されライセンス情報とソフトウエアを要
求に応じて要求をした装置に転送する手段と、転送され
たソフトウェアのプログラムを格納する記憶手段と、装
置の取引口座と信用情報をあらかじめ登録して、装置間
におけるライセンスの売買および/または賃貸借の決済
をする手段とを有することを特徴とするものである。
【0018】請求項8記載の発明によれば、商取引のシ
ステムは、ライセンスを有する者が、広域ネットワーク
に接続された2つ以上の装置においてソフトウェアが実
現する機能を使用する手段をさらに有する請求項7記載
の商取引のシステムであることを特徴とするものであ
る。
ステムは、ライセンスを有する者が、広域ネットワーク
に接続された2つ以上の装置においてソフトウェアが実
現する機能を使用する手段をさらに有する請求項7記載
の商取引のシステムであることを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項9記載の発明によれば、商取引のシ
ステムは、サーバに一定期間の商取引記録を残すこと
で、一定期間におけるライセンスの売買代金、賃料、保
守料金、消耗品代金にかかる債権債務を相殺後に一括し
て決済する決済手段をさらに有する請求項7または8記
載の商取引のシステムであることを特徴とするものであ
る。
ステムは、サーバに一定期間の商取引記録を残すこと
で、一定期間におけるライセンスの売買代金、賃料、保
守料金、消耗品代金にかかる債権債務を相殺後に一括し
て決済する決済手段をさらに有する請求項7または8記
載の商取引のシステムであることを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項10記載の発明によれば、商取引の
方法は、装置の機能を実現するソフトウェアのライセン
スのライセンス情報の登録の有無によりライセンスの有
効性を判断し、装置における機能の使用の可否を決定す
るライセンス管理手段を有する2つ以上の装置を広域ネ
ットワークへ接続し、サーバを前記広域ネットワークに
接続し、2つ以上の前記装置の取引口座と信用情報をあ
らかじめ前記サーバのシステムに登録し、ライセンス情
報および前記ライセンスの販売条件または貸与条件を第
1の装置からサーバの記憶手段に登録し、サーバの記憶
手段に登録されたライセンス情報およびライセンスの販
売条件または貸与条件を広域ネットワークに接続された
第2の装置から検索し、第2の装置からソフトウェアの
使用を要求し、サーバの記憶手段に登録されライセンス
情報とソフトウエアを第2の装置に転送し、転送された
ソフトウェアのプログラムを第2の装置の記憶手段に格
納し、第1の装置と前記第2の装置の取引口座によりラ
イセンスの売買および/または賃貸借の決済を行うこと
を特徴とするものである。
方法は、装置の機能を実現するソフトウェアのライセン
スのライセンス情報の登録の有無によりライセンスの有
効性を判断し、装置における機能の使用の可否を決定す
るライセンス管理手段を有する2つ以上の装置を広域ネ
ットワークへ接続し、サーバを前記広域ネットワークに
接続し、2つ以上の前記装置の取引口座と信用情報をあ
らかじめ前記サーバのシステムに登録し、ライセンス情
報および前記ライセンスの販売条件または貸与条件を第
1の装置からサーバの記憶手段に登録し、サーバの記憶
手段に登録されたライセンス情報およびライセンスの販
売条件または貸与条件を広域ネットワークに接続された
第2の装置から検索し、第2の装置からソフトウェアの
使用を要求し、サーバの記憶手段に登録されライセンス
情報とソフトウエアを第2の装置に転送し、転送された
ソフトウェアのプログラムを第2の装置の記憶手段に格
納し、第1の装置と前記第2の装置の取引口座によりラ
イセンスの売買および/または賃貸借の決済を行うこと
を特徴とするものである。
【0021】請求項11記載の発明によれば、商取引の
方法は、ライセンスを有する者が、広域ネットワークに
接続された2つ以上の装置においてソフトウェアが実現
する機能を使用できる請求項10記載の商取引の方法で
あることを特徴とするものである。
方法は、ライセンスを有する者が、広域ネットワークに
接続された2つ以上の装置においてソフトウェアが実現
する機能を使用できる請求項10記載の商取引の方法で
あることを特徴とするものである。
【0022】請求項12記載の発明によれば、商取引の
方法は、決済手段は、サーバに一定期間の商取引記録を
残すことで、一定期間におけるライセンスの売買代金、
賃料、保守料金、消耗品代金にかかる債権債務を相殺後
に一括して決済する請求項10たは11記載の商取引の
方法であることを特徴とするものである。
方法は、決済手段は、サーバに一定期間の商取引記録を
残すことで、一定期間におけるライセンスの売買代金、
賃料、保守料金、消耗品代金にかかる債権債務を相殺後
に一括して決済する請求項10たは11記載の商取引の
方法であることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る商取引のシステムおよび商取引の方法の実施の形態を
以下詳細に説明する。
る商取引のシステムおよび商取引の方法の実施の形態を
以下詳細に説明する。
【0024】図1には、本発明による商取引のシステム
および商取引の方法の一実施形態の構成図が示されてい
る。この構成図は、ライセンス販売、貸与側のシステム
100と、ライセンス購入、借用側のシステム300
と、サーバシステム200と、広域ネットワークシステ
ム400とで構成されている。ライセンス販売、貸与側
のシステム100は、装置101と、ライセンス管理装
置101とで構成される。ライセンス購入、借用側のシ
ステム300は、装置301と、ライセンス管理装置3
02と、記憶装置303とで構成される。サーバシステ
ム200は、サーバ201と、記憶装置202と、決済
システム203とで構成される。広域ネットワーク40
0は、インターネットに代表されるが、本発明は、広域
ネットワーク以外のネットワークにも適用可能である。
なお、ここでは、装置として複写機が用いられている
が、プリンタ等、ソフトウェアだけで実現できる機能を
有する装置であれば、その種類は問わない。
および商取引の方法の一実施形態の構成図が示されてい
る。この構成図は、ライセンス販売、貸与側のシステム
100と、ライセンス購入、借用側のシステム300
と、サーバシステム200と、広域ネットワークシステ
ム400とで構成されている。ライセンス販売、貸与側
のシステム100は、装置101と、ライセンス管理装
置101とで構成される。ライセンス購入、借用側のシ
ステム300は、装置301と、ライセンス管理装置3
02と、記憶装置303とで構成される。サーバシステ
ム200は、サーバ201と、記憶装置202と、決済
システム203とで構成される。広域ネットワーク40
0は、インターネットに代表されるが、本発明は、広域
ネットワーク以外のネットワークにも適用可能である。
なお、ここでは、装置として複写機が用いられている
が、プリンタ等、ソフトウェアだけで実現できる機能を
有する装置であれば、その種類は問わない。
【0025】機能のライセンスを売買あるいは賃貸借し
たい利用者は、決済システム203に取引口座や信用情
報など決済に必要な情報を予め登録しておく。
たい利用者は、決済システム203に取引口座や信用情
報など決済に必要な情報を予め登録しておく。
【0026】まず、本発明による商取引のシステムおよ
び商取引の方法の一実施形態における売買の場合につい
て以下説明する。
び商取引の方法の一実施形態における売買の場合につい
て以下説明する。
【0027】システム100側の利用者は、装置101
の不要になって販売したい機能のライセンス管理装置1
02から暗号化したライセンス情報を装置101の操作
パネルから指示して取り出し、広域ネットワーク400
を通じてサーバ201の記憶装置202にこのライセン
ス情報、希望価格と販売希望の装置101またはシステ
ム100を登録する。すなわち、システム100側の利
用者は、装置101の操作パネルから指示して、装置1
01内の不要であって他に販売したい機能の暗号化され
たライセンス情報を、ライセンス管理装置102から選
択する。そして、システム100側の利用者は、このラ
イセンス情報と、販売希望価格と、販売希望の機能を有
する装置101またはシステム100とを、広域ネット
ワーク400を通じてサーバ201の記憶装置202に
登録する。
の不要になって販売したい機能のライセンス管理装置1
02から暗号化したライセンス情報を装置101の操作
パネルから指示して取り出し、広域ネットワーク400
を通じてサーバ201の記憶装置202にこのライセン
ス情報、希望価格と販売希望の装置101またはシステ
ム100を登録する。すなわち、システム100側の利
用者は、装置101の操作パネルから指示して、装置1
01内の不要であって他に販売したい機能の暗号化され
たライセンス情報を、ライセンス管理装置102から選
択する。そして、システム100側の利用者は、このラ
イセンス情報と、販売希望価格と、販売希望の機能を有
する装置101またはシステム100とを、広域ネット
ワーク400を通じてサーバ201の記憶装置202に
登録する。
【0028】他方、システム300の装置301に必要
となる機能を導入したい利用者は、広域ネットワーク4
00を通じてサーバ上に必要な機能のライセンスが売り
出されてないか、装置301の操作パネルから指示して
サーバ201に検索依頼をして、結果を受け取る。ライ
センスが希望の価格以下購入してもよいと判断したら、
再び指示を出してサーバ201にライセンス購入の要求
を出す。すなわち、装置301にある機能を導入したい
システム300側の利用者は、装置301の操作パネル
から指示して、広域ネットワーク400を通じて、サー
バ上に必要な機能のライセンスが売り出されてないかを
サーバ201に検索依頼をする。そして、システム30
0側の利用者はサーバ201から検索結果を受け取り、
ライセンスが希望の価格以下であることなどからこれを
購入してもよいと判断した場合は、装置301の操作パ
ネルから再び指示をして、サーバ201にライセンス購
入の要求を出す。
となる機能を導入したい利用者は、広域ネットワーク4
00を通じてサーバ上に必要な機能のライセンスが売り
出されてないか、装置301の操作パネルから指示して
サーバ201に検索依頼をして、結果を受け取る。ライ
センスが希望の価格以下購入してもよいと判断したら、
再び指示を出してサーバ201にライセンス購入の要求
を出す。すなわち、装置301にある機能を導入したい
システム300側の利用者は、装置301の操作パネル
から指示して、広域ネットワーク400を通じて、サー
バ上に必要な機能のライセンスが売り出されてないかを
サーバ201に検索依頼をする。そして、システム30
0側の利用者はサーバ201から検索結果を受け取り、
ライセンスが希望の価格以下であることなどからこれを
購入してもよいと判断した場合は、装置301の操作パ
ネルから再び指示をして、サーバ201にライセンス購
入の要求を出す。
【0029】次いで、サーバ201は、記憶装置202
よりライセンス情報を取り出し、対象機能のソフトウェ
アと共に、装置301に合わせて固有の暗号化をして広
域ネットワーク400を通じて装置301に転送する。
すなわち、ライセンス購入の要求を受け取ったサーバ2
01は、記憶装置202に登録されたライセンス情報を
取り出し、これをライセンスの対象となる機能のソフト
ウェアと共に、装置301に合わせて固有の暗号化をす
る。そして、サーバ201は、暗号化されたライセンス
情報とライセンスの対象となる機能のソフトウェアを、
広域ネットワーク400を通じて装置301に転送す
る。
よりライセンス情報を取り出し、対象機能のソフトウェ
アと共に、装置301に合わせて固有の暗号化をして広
域ネットワーク400を通じて装置301に転送する。
すなわち、ライセンス購入の要求を受け取ったサーバ2
01は、記憶装置202に登録されたライセンス情報を
取り出し、これをライセンスの対象となる機能のソフト
ウェアと共に、装置301に合わせて固有の暗号化をす
る。そして、サーバ201は、暗号化されたライセンス
情報とライセンスの対象となる機能のソフトウェアを、
広域ネットワーク400を通じて装置301に転送す
る。
【0030】受け取ったライセンス情報はライセンス管
理装置302に登録され、プログラムは記憶装置303
に格納される。すなわち、装置301が受け取ったライ
センス情報はライセンス管理装置302に登録され、ラ
イセンスの対象となる機能のソフトウェアのプログラム
は記憶装置303に格納される。
理装置302に登録され、プログラムは記憶装置303
に格納される。すなわち、装置301が受け取ったライ
センス情報はライセンス管理装置302に登録され、ラ
イセンスの対象となる機能のソフトウェアのプログラム
は記憶装置303に格納される。
【0031】合わせてサーバ201は記憶装置202の
登録情報を無効化し、装置101に販売完了を通知し
て、ライセンス管理装置102から該当するライセンス
情報を削除後に、装置101からサーバ201にライセ
ンス情報削除の通知を送る。すなわち、サーバ201
は、ライセンス情報とライセンスの対象となる機能のソ
フトウェアを、装置301に転送するのと並行して、記
憶装置202の登録されたライセンス情報等を無効化
し、装置101に販売完了の通知をする。通知を受けた
装置101は、ライセンス管理装置102から該当する
ライセンス情報を削除した後、サーバ201にライセン
ス情報削除の通知を送る。なお、機能を実現しているプ
ログラムを装置101から削除する必要はないが、削除
してもよい。
登録情報を無効化し、装置101に販売完了を通知し
て、ライセンス管理装置102から該当するライセンス
情報を削除後に、装置101からサーバ201にライセ
ンス情報削除の通知を送る。すなわち、サーバ201
は、ライセンス情報とライセンスの対象となる機能のソ
フトウェアを、装置301に転送するのと並行して、記
憶装置202の登録されたライセンス情報等を無効化
し、装置101に販売完了の通知をする。通知を受けた
装置101は、ライセンス管理装置102から該当する
ライセンス情報を削除した後、サーバ201にライセン
ス情報削除の通知を送る。なお、機能を実現しているプ
ログラムを装置101から削除する必要はないが、削除
してもよい。
【0032】これを受けてサーバ201は決済システム
203を通じて、双方の取引口座に対する決済を行う。
すなわち、ライセンス情報削除の通知を受けたサーバ2
01は、システム100の利用者とシステム300の利
用者の双方の取引口座が登録された決済システム203
により決済を行う。なお、仲介業者の手数料は、販売側
あるいは購入側のいずれかまたは両方から徴収するよう
に決済する。すなわち、決済システム203は、売買代
金の決済の際に、契約内容に応じて、ライセンスの販売
側または購入側のいずれかまたは両方から仲介業者の手
数料を徴収する。
203を通じて、双方の取引口座に対する決済を行う。
すなわち、ライセンス情報削除の通知を受けたサーバ2
01は、システム100の利用者とシステム300の利
用者の双方の取引口座が登録された決済システム203
により決済を行う。なお、仲介業者の手数料は、販売側
あるいは購入側のいずれかまたは両方から徴収するよう
に決済する。すなわち、決済システム203は、売買代
金の決済の際に、契約内容に応じて、ライセンスの販売
側または購入側のいずれかまたは両方から仲介業者の手
数料を徴収する。
【0033】図2には、以上に説明した本発明による商
取引のシステムおよび商取引の方法の一実施形態におけ
る売買の場合の処理手順のフローチャートが示されてい
る。装置101は、図1の装置101に、装置301
は、図1の装置301に、サーバ201は、図1のサー
バ201に相当する。
取引のシステムおよび商取引の方法の一実施形態におけ
る売買の場合の処理手順のフローチャートが示されてい
る。装置101は、図1の装置101に、装置301
は、図1の装置301に、サーバ201は、図1のサー
バ201に相当する。
【0034】ステップS1において、販売を希望する装
置101利用者が、販売する機能のライセンス情報を価
格と共にサーバ201に登録する。ステップS2におい
て、購入を希望する装置301の利用者が、購入する機
能の検索をサーバ201に要求する。ステップS3にお
いて、サーバ201は、機能と価格の一覧を装置301
に返送する。ステップS4において、装置301の利用
者は、購入する物件をサーバ201に要求する。ステッ
プS5において、サーバ201は、ライセンス情報とプ
ログラムを暗号化して装置301に送付する。ステップ
S6において、装置301に、ライセンス情報が登録さ
れ、プログラムが格納される。同時に、ステップS7に
おいて、サーバ201は、販売完了を装置101に通知
する。ステップS8において、装置101のライセンス
情報の登録が削除され、その完了がサーバ201に通知
される。ステップS9において、サーバ201は、決済
と登録情報の削除を行う。
置101利用者が、販売する機能のライセンス情報を価
格と共にサーバ201に登録する。ステップS2におい
て、購入を希望する装置301の利用者が、購入する機
能の検索をサーバ201に要求する。ステップS3にお
いて、サーバ201は、機能と価格の一覧を装置301
に返送する。ステップS4において、装置301の利用
者は、購入する物件をサーバ201に要求する。ステッ
プS5において、サーバ201は、ライセンス情報とプ
ログラムを暗号化して装置301に送付する。ステップ
S6において、装置301に、ライセンス情報が登録さ
れ、プログラムが格納される。同時に、ステップS7に
おいて、サーバ201は、販売完了を装置101に通知
する。ステップS8において、装置101のライセンス
情報の登録が削除され、その完了がサーバ201に通知
される。ステップS9において、サーバ201は、決済
と登録情報の削除を行う。
【0035】次に、本発明による商取引のシステムおよ
び商取引の方法の一実施形態における賃貸借(一時貸し
出し)の場合について以下説明する。
び商取引の方法の一実施形態における賃貸借(一時貸し
出し)の場合について以下説明する。
【0036】装置101の利用者は貸与してもよい機能
のライセンス情報をライセンス管理装置102から取得
して暗号化し、希望価格、最大貸与時間、貸与可能日時
等の条件と共に広域ネットワーク400を通じて装置1
01からサーバ201に指示して記憶装置202に登録
しておく。すなわち、システム100側の利用者は、装
置101の操作パネルから指示して、装置101内にあ
る他に貸与したい機能の暗号化されたライセンス情報
を、ライセンス管理装置102から選択し、このライセ
ンス情報と、希望賃料と、貸与期間、貸与可能日時等の
条件等とを、広域ネットワーク400を通じてサーバ2
01の記憶装置202に登録する。
のライセンス情報をライセンス管理装置102から取得
して暗号化し、希望価格、最大貸与時間、貸与可能日時
等の条件と共に広域ネットワーク400を通じて装置1
01からサーバ201に指示して記憶装置202に登録
しておく。すなわち、システム100側の利用者は、装
置101の操作パネルから指示して、装置101内にあ
る他に貸与したい機能の暗号化されたライセンス情報
を、ライセンス管理装置102から選択し、このライセ
ンス情報と、希望賃料と、貸与期間、貸与可能日時等の
条件等とを、広域ネットワーク400を通じてサーバ2
01の記憶装置202に登録する。
【0037】他方、機能を借用して一時的に使用したい
装置301の利用者は、購入時と同様に装置301から
サーバ201に指示して記憶装置202に所望の機能が
現在貸与可能かどうか検索する。検索結果はサーバ20
1から装置301に返送されて、操作パネルにその一覧
が表示される。利用者は希望価格に合うものが見つかっ
たら、それを選択して借用要求を指示する。装置301
は選択された物件に対してサーバ201に対して借用を
要求する。すなわち、装置301にある機能を導入した
いシステム300側の利用者は、装置301の操作パネ
ルから指示して、広域ネットワーク400を通じて、サ
ーバ上に必要な機能のライセンスが貸し出されてないか
をサーバ201に検索依頼をする。そして、システム3
00側の利用者は、サーバ201から検索結果を受け取
り、ライセンスが希望の賃料以下であることなどからこ
れを賃借してもよいと判断した場合は、装置301の操
作パネルから再び指示をして、サーバ201にライセン
ス借用の要求を出す。
装置301の利用者は、購入時と同様に装置301から
サーバ201に指示して記憶装置202に所望の機能が
現在貸与可能かどうか検索する。検索結果はサーバ20
1から装置301に返送されて、操作パネルにその一覧
が表示される。利用者は希望価格に合うものが見つかっ
たら、それを選択して借用要求を指示する。装置301
は選択された物件に対してサーバ201に対して借用を
要求する。すなわち、装置301にある機能を導入した
いシステム300側の利用者は、装置301の操作パネ
ルから指示して、広域ネットワーク400を通じて、サ
ーバ上に必要な機能のライセンスが貸し出されてないか
をサーバ201に検索依頼をする。そして、システム3
00側の利用者は、サーバ201から検索結果を受け取
り、ライセンスが希望の賃料以下であることなどからこ
れを賃借してもよいと判断した場合は、装置301の操
作パネルから再び指示をして、サーバ201にライセン
ス借用の要求を出す。
【0038】ライセンス借用の要求を受け取ったサーバ
201は、記憶装置202に登録されている装置101
に対して借用要求を転送する。装置101で現在その機
能が未使用状態でなおかつ貸与条件に合致しているとき
には、ライセンス管理装置102の対象機能のライセン
ス情報を無効化し、サーバ201に許可の情報を送付す
る。すなわち、借用要求された機能がその時点で装置1
01によって使用されておらず、かつ、サーバ201の
記憶装置202に登録された貸与条件に変更がなけれ
ば、ライセンス管理装置102の対象機能のライセンス
情報が無効化され、装置101からサーバ201へ貸与
許諾の通知が送られる。
201は、記憶装置202に登録されている装置101
に対して借用要求を転送する。装置101で現在その機
能が未使用状態でなおかつ貸与条件に合致しているとき
には、ライセンス管理装置102の対象機能のライセン
ス情報を無効化し、サーバ201に許可の情報を送付す
る。すなわち、借用要求された機能がその時点で装置1
01によって使用されておらず、かつ、サーバ201の
記憶装置202に登録された貸与条件に変更がなけれ
ば、ライセンス管理装置102の対象機能のライセンス
情報が無効化され、装置101からサーバ201へ貸与
許諾の通知が送られる。
【0039】次いで、サーバ201は登録されている貸
与条件に合わせて一時ライセンスを発行して機能のソフ
トウェアのプログラムと共に装置301に合わせて固有
の暗号化をして、広域ネットワーク400を通じて装置
301に転送すると共に、記憶装置202に登録されて
いる対象物件の情報を無効化する。すなわち、サーバ2
01は、ライセンス情報とライセンスの対象となる機能
のソフトウェアを、装置301に転送するのと並行し
て、記憶装置202に登録されたライセンス情報等を無
効化する。
与条件に合わせて一時ライセンスを発行して機能のソフ
トウェアのプログラムと共に装置301に合わせて固有
の暗号化をして、広域ネットワーク400を通じて装置
301に転送すると共に、記憶装置202に登録されて
いる対象物件の情報を無効化する。すなわち、サーバ2
01は、ライセンス情報とライセンスの対象となる機能
のソフトウェアを、装置301に転送するのと並行し
て、記憶装置202に登録されたライセンス情報等を無
効化する。
【0040】装置301で受け取ったライセンス情報は
ライセンス管理装置302に登録され、プログラムは記
憶装置303に格納される。すなわち、装置301が受
け取ったライセンス情報はライセンス管理装置302に
登録され、ライセンスの対象となる機能のソフトウェア
のプログラムは記憶装置303に格納される。
ライセンス管理装置302に登録され、プログラムは記
憶装置303に格納される。すなわち、装置301が受
け取ったライセンス情報はライセンス管理装置302に
登録され、ライセンスの対象となる機能のソフトウェア
のプログラムは記憶装置303に格納される。
【0041】ライセンス管理装置302により、条件と
された利用期限までは対象機能は有効と判断される。よ
って、装置301の利用者は、利用期限まで対象機能を
装置301にて利用できることになる。また、装置30
1の利用者が利用期限一杯まで対象機能を利用しない場
合には、装置301にて指示して、ライセンス管理装置
302に登録されている一時ライセンスを削除し、借用
終了をサーバ201に通知することで、ライセンス借用
期間を短くすることもできる。
された利用期限までは対象機能は有効と判断される。よ
って、装置301の利用者は、利用期限まで対象機能を
装置301にて利用できることになる。また、装置30
1の利用者が利用期限一杯まで対象機能を利用しない場
合には、装置301にて指示して、ライセンス管理装置
302に登録されている一時ライセンスを削除し、借用
終了をサーバ201に通知することで、ライセンス借用
期間を短くすることもできる。
【0042】ライセンス借用期間経過後に、決済システ
ム203により双方に対して賃料を決済する。すなわ
ち、サーバ201は、システム100の利用者とシステ
ム300の利用者の双方の取引口座が登録された決済シ
ステム203により決済を行う。また、装置101へ貸
与終了を通知して、ライセンス管理装置102の無効化
されたライセンスを再び有効化する。なお、売買の場合
と同じく手数料も同時に決済する。すなわち、決済シス
テム203は、賃料の決済の際に、契約内容に応じて、
ライセンスの貸与側と借用側のいずれかまたは両方から
仲介業者の手数料を徴収する。
ム203により双方に対して賃料を決済する。すなわ
ち、サーバ201は、システム100の利用者とシステ
ム300の利用者の双方の取引口座が登録された決済シ
ステム203により決済を行う。また、装置101へ貸
与終了を通知して、ライセンス管理装置102の無効化
されたライセンスを再び有効化する。なお、売買の場合
と同じく手数料も同時に決済する。すなわち、決済シス
テム203は、賃料の決済の際に、契約内容に応じて、
ライセンスの貸与側と借用側のいずれかまたは両方から
仲介業者の手数料を徴収する。
【0043】図3には、以上において説明した本発明に
よる商取引のシステムおよび商取引の方法の一実施形態
における賃貸借(一時貸し出し)の場合の処理手順のフ
ローチャートが示されている。装置101は、図1の装
置101に、装置301は、図1の装置301に、サー
バ201は、図1のサーバ201に相当するのは前述し
た売買の場合と同様である。
よる商取引のシステムおよび商取引の方法の一実施形態
における賃貸借(一時貸し出し)の場合の処理手順のフ
ローチャートが示されている。装置101は、図1の装
置101に、装置301は、図1の装置301に、サー
バ201は、図1のサーバ201に相当するのは前述し
た売買の場合と同様である。
【0044】ステップT1において、貸与を希望する装
置101の利用者が、貸与する機能のライセンス情報を
貸与条件と共にサーバ201に登録する。ステップT2
において、借用を希望する装置301の利用者が、借用
する機能の検索をサーバ201に要求する。ステップT
3において、サーバ201は、条件に一致する機能と賃
料の一覧を装置301に返送する。ステップT4におい
て、装置301の利用者は、借用する物件をサーバ20
1に要求する。ステップT5において、サーバ201
は、ライセンス情報とプログラムを暗号化して装置30
1に送付する。ステップT6において、装置301は、
ライセンス情報を登録し、プログラムを格納する。同時
にステップT7において、サーバ201は、登録情報を
無効化し、貸与開始を装置101に通知する。ステップ
T8において、装置101のライセンス情報は無効にさ
れる。ステップT9において、サーバ201は、決済を
行うと共に、貸与期限完了を装置101と装置301に
通知する。ステップT10において、装置101のライ
センス情報が有効に戻される。同時に、ステップT11
において、装置301のライセンス情報が削除される。
置101の利用者が、貸与する機能のライセンス情報を
貸与条件と共にサーバ201に登録する。ステップT2
において、借用を希望する装置301の利用者が、借用
する機能の検索をサーバ201に要求する。ステップT
3において、サーバ201は、条件に一致する機能と賃
料の一覧を装置301に返送する。ステップT4におい
て、装置301の利用者は、借用する物件をサーバ20
1に要求する。ステップT5において、サーバ201
は、ライセンス情報とプログラムを暗号化して装置30
1に送付する。ステップT6において、装置301は、
ライセンス情報を登録し、プログラムを格納する。同時
にステップT7において、サーバ201は、登録情報を
無効化し、貸与開始を装置101に通知する。ステップ
T8において、装置101のライセンス情報は無効にさ
れる。ステップT9において、サーバ201は、決済を
行うと共に、貸与期限完了を装置101と装置301に
通知する。ステップT10において、装置101のライ
センス情報が有効に戻される。同時に、ステップT11
において、装置301のライセンス情報が削除される。
【0045】なお、上記実施形態におけるライセンス購
入、借用側のシステム300の利用者は、ライセンスの
購入と借用のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行
うことができる。また、ライセンス購入、借用側のシス
テムの利用者300は、自己の有するライセンスの販売
と貸与のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行うこ
ともできる。他方、ライセンス販売、貸与側のシステム
100の利用者は、自己の有するライセンスの販売と貸
与のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行うことが
できる。さらに、ライセンス販売、貸与側のシステム1
00の利用者も、記憶装置303と同様の記憶装置を有
していれば、ライセンスの購入と借用のいずれかまたは
両方を必要に応じて随時行うことができる。
入、借用側のシステム300の利用者は、ライセンスの
購入と借用のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行
うことができる。また、ライセンス購入、借用側のシス
テムの利用者300は、自己の有するライセンスの販売
と貸与のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行うこ
ともできる。他方、ライセンス販売、貸与側のシステム
100の利用者は、自己の有するライセンスの販売と貸
与のいずれかまたは両方を必要に応じて随時行うことが
できる。さらに、ライセンス販売、貸与側のシステム1
00の利用者も、記憶装置303と同様の記憶装置を有
していれば、ライセンスの購入と借用のいずれかまたは
両方を必要に応じて随時行うことができる。
【0046】次に、本発明による商取引のシステムおよ
び商取引の方法の一実施形態における自己利用の場合に
ついて以下説明する。
び商取引の方法の一実施形態における自己利用の場合に
ついて以下説明する。
【0047】装置101にある機能のライセンスを登録
する替りに、あらかじめライセンスをサーバ201に貸
与元のシステムは存在しないものとして登録しておくこ
とからスタートする。すなわち、装置101の利用者
は、自己がライセンスを有する機能のソフトウェアを装
置101以外の装置から使用したい場合、そのライセン
スをサーバ201に登録した後に、装置101以外の装
置からサーバ201に「借用」を要求する。しかし、そ
の時に「貸与元」のシステム100が存在するものとさ
れると、前述した賃貸借の場合と全く同じ手順を形式的
に踏むことになり、煩雑かつ無駄である。よって、シス
テム100に属するライセンスとしてではなく、装置1
01の利用者に属するライセンスとしてサーバ201に
登録する。
する替りに、あらかじめライセンスをサーバ201に貸
与元のシステムは存在しないものとして登録しておくこ
とからスタートする。すなわち、装置101の利用者
は、自己がライセンスを有する機能のソフトウェアを装
置101以外の装置から使用したい場合、そのライセン
スをサーバ201に登録した後に、装置101以外の装
置からサーバ201に「借用」を要求する。しかし、そ
の時に「貸与元」のシステム100が存在するものとさ
れると、前述した賃貸借の場合と全く同じ手順を形式的
に踏むことになり、煩雑かつ無駄である。よって、シス
テム100に属するライセンスとしてではなく、装置1
01の利用者に属するライセンスとしてサーバ201に
登録する。
【0048】後は前述した賃貸借の場合と同様である。
すなわち、「借用」を要求を受けたサーバ201は、ラ
イセンス情報とプログラムを当該装置に送り、当該装置
は、受け取ったライセンス情報を登録し、プログラムを
格納する。そして、装置101のライセンス情報は無効
化される。こうして、装置101の利用者は、自己がラ
イセンスを有するソフトウェアの機能を装置101以外
の当該装置において利用できることになる。
すなわち、「借用」を要求を受けたサーバ201は、ラ
イセンス情報とプログラムを当該装置に送り、当該装置
は、受け取ったライセンス情報を登録し、プログラムを
格納する。そして、装置101のライセンス情報は無効
化される。こうして、装置101の利用者は、自己がラ
イセンスを有するソフトウェアの機能を装置101以外
の当該装置において利用できることになる。
【0049】次に、本発明による商取引のシステムおよ
び商取引の方法の一実施形態における決済の方法につい
て以下説明する。
び商取引の方法の一実施形態における決済の方法につい
て以下説明する。
【0050】ライセンス料金の徴収・ 支払いはサーバを
運営する仲介業者が行う。しかし、利用料金の設定によ
っては小額決済になってしまうため、仲介業者の利益が
確保できない場合がある。
運営する仲介業者が行う。しかし、利用料金の設定によ
っては小額決済になってしまうため、仲介業者の利益が
確保できない場合がある。
【0051】そこで、記憶装置202に売買や賃貸借の
商取引記録を一定期間記録し、その間は決済を行わない
ようにする。また、決済システム203に装置101や
装置301の保守料金や消耗品代金も合わせて記録する
ようにする。このようにすれば、これらを期間の終わり
にまとめて計算し相殺することが可能となる。すなわ
ち、ある機能を売却または貸与した利用者がいる場合、
その代金や賃料の決済に際しては、この利用者が支払う
べき他の機能の購入代金、賃料保守料金、消耗品代金を
差し引いた後の残額のみが支払われる。言い換えれば、
利用者は、一定期間内の債権債務の総額につき相殺を
し、その残額のみ支払うか、または、支払いを受けるこ
とになる。
商取引記録を一定期間記録し、その間は決済を行わない
ようにする。また、決済システム203に装置101や
装置301の保守料金や消耗品代金も合わせて記録する
ようにする。このようにすれば、これらを期間の終わり
にまとめて計算し相殺することが可能となる。すなわ
ち、ある機能を売却または貸与した利用者がいる場合、
その代金や賃料の決済に際しては、この利用者が支払う
べき他の機能の購入代金、賃料保守料金、消耗品代金を
差し引いた後の残額のみが支払われる。言い換えれば、
利用者は、一定期間内の債権債務の総額につき相殺を
し、その残額のみ支払うか、または、支払いを受けるこ
とになる。
【0052】
【発明の効果】請求項1から12のいずれか1項に記載
の発明によれば、販売または貸与する利用者は、必要な
機能を自分の手もとの装置に搭載しておきながら、広域
ネットワークに接続されたサーバに遊休登録しておくこ
とで、他者が有償で利用してくれるので、遊休機能を活
用して資産運用効率を高めることができる。また、購入
または借用する利用者には、通常のように利用時に毎回
ライセンス購入を行う煩わしさがなく、必要に応じて随
時にしかも安価に装置の機能を調達できる。
の発明によれば、販売または貸与する利用者は、必要な
機能を自分の手もとの装置に搭載しておきながら、広域
ネットワークに接続されたサーバに遊休登録しておくこ
とで、他者が有償で利用してくれるので、遊休機能を活
用して資産運用効率を高めることができる。また、購入
または借用する利用者には、通常のように利用時に毎回
ライセンス購入を行う煩わしさがなく、必要に応じて随
時にしかも安価に装置の機能を調達できる。
【0053】また、請求項1から12のいずれか1項に
記載の発明によれば、サーバを運営するライセンス仲介
業者は、対象機能を安価に利用者に提供できるようにす
ることで、対象機能に対する利用者増加が見込め、仲介
手数料によって利益を上げることができる。つまり、安
価であるがゆえに、利用者が拡大し、その結果、ライセ
ンス仲介業者の取り扱い量が増えて手数料収益が上が
る。しかも、この商取引は装置の販売期間終了後にも継
続することで、装置の販売期間よりも長く利益を上げる
ことが可能となる。一方、開発元も高額な機能のソフト
ウェアを導入してもらいやすくなるため、販売機会が増
え実質的なライセンス本数を延ばすことが可能となる。
すなわち、ユーザは、後に資産として運用することを見
込んで、高額な機能のソフトウェアの購入をためらわな
くなるので、結果として開発元の収益も上がりうる。
記載の発明によれば、サーバを運営するライセンス仲介
業者は、対象機能を安価に利用者に提供できるようにす
ることで、対象機能に対する利用者増加が見込め、仲介
手数料によって利益を上げることができる。つまり、安
価であるがゆえに、利用者が拡大し、その結果、ライセ
ンス仲介業者の取り扱い量が増えて手数料収益が上が
る。しかも、この商取引は装置の販売期間終了後にも継
続することで、装置の販売期間よりも長く利益を上げる
ことが可能となる。一方、開発元も高額な機能のソフト
ウェアを導入してもらいやすくなるため、販売機会が増
え実質的なライセンス本数を延ばすことが可能となる。
すなわち、ユーザは、後に資産として運用することを見
込んで、高額な機能のソフトウェアの購入をためらわな
くなるので、結果として開発元の収益も上がりうる。
【0054】さらに、請求項2、5、8または11記載
の発明によれば、装置における利用者のフローティング
ライセンスを広域に実現できる。つまり、利用者は、必
要に応じて随時に装置の機能を利用できる。また、ライ
センス移動時に手数料を徴収することで、ライセンスを
高額にすることなく、どこでも使える機能を提供するこ
とができる。言い換えれば、利用者にとっては、ライセ
ンスを低価格で取得した上で、必要な限度で随時手数料
を支払えばよいので効率が良い。さらには、サーバ運営
を行う仲介業者も、手数料を徴収することで、利益を上
げることが可能となる。そして、利用者が増加すれば、
仲介業者の利益はさらに上がる。
の発明によれば、装置における利用者のフローティング
ライセンスを広域に実現できる。つまり、利用者は、必
要に応じて随時に装置の機能を利用できる。また、ライ
センス移動時に手数料を徴収することで、ライセンスを
高額にすることなく、どこでも使える機能を提供するこ
とができる。言い換えれば、利用者にとっては、ライセ
ンスを低価格で取得した上で、必要な限度で随時手数料
を支払えばよいので効率が良い。さらには、サーバ運営
を行う仲介業者も、手数料を徴収することで、利益を上
げることが可能となる。そして、利用者が増加すれば、
仲介業者の利益はさらに上がる。
【0055】また、請求項3、6、9または12記載の
発明によれば、機能の賃貸借といった小額決裁を一定期
間累積して、他の支払い決済と相殺することができるた
め、毎回決済することに比べて利用者の手数料を下げる
ことが可能になり、この商取引をより利用しやすくな
る。つまり、決済の回数が減ることにより、決済にかか
る費用を節約できるので、利用者はさらに安価に機能を
使用でき、また、利用者の資産運用効率もさらに高ま
る。また、仲介業者も個別利用者への支払い業務が減る
ことで、利用者への取引口座を開設することなく事務手
続も削減し手数料による利益を確保しやすくすることが
できる。つまり、個々の取引毎の支払ったり、新たに取
引口座を開設したいるする必要がなくなることにより、
業務が減るので、仲介業者の利益率が上がる。
発明によれば、機能の賃貸借といった小額決裁を一定期
間累積して、他の支払い決済と相殺することができるた
め、毎回決済することに比べて利用者の手数料を下げる
ことが可能になり、この商取引をより利用しやすくな
る。つまり、決済の回数が減ることにより、決済にかか
る費用を節約できるので、利用者はさらに安価に機能を
使用でき、また、利用者の資産運用効率もさらに高ま
る。また、仲介業者も個別利用者への支払い業務が減る
ことで、利用者への取引口座を開設することなく事務手
続も削減し手数料による利益を確保しやすくすることが
できる。つまり、個々の取引毎の支払ったり、新たに取
引口座を開設したいるする必要がなくなることにより、
業務が減るので、仲介業者の利益率が上がる。
【図1】本発明による商取引のシステムおよび商取引の
方法の一実施形態の構成図である。
方法の一実施形態の構成図である。
【図2】本発明による商取引のシステムおよび商取引の
方法の一実施形態における売買の場合のフローチャート
である。
方法の一実施形態における売買の場合のフローチャート
である。
【図3】本発明による商取引のシステムおよび商取引の
方法の一実施形態における賃貸借の場合のフローチャー
トである。
方法の一実施形態における賃貸借の場合のフローチャー
トである。
100 ライセンス販売、貸与側のシステム
101、301 装置
102、302 ライセンス管理装置
200 サーバシステム
201 サーバ
202 303 記憶装置
203 決済システム
300 ライセンス購入、借用側のシステム
400 広域ネットワーク
Claims (12)
- 【請求項1】 機能を実現するソフトウェアを格納する
記憶装置と、 前記ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管
理装置と、 広域ネットワークへの接続装置と、 前記広域ネットワークに接続された機器機能を管理する
ためのサーバと、 決済システムと、 複数の前記機器間で前記機能を必要に応じて前記サーバ
を通じて売買および/または一時的に賃貸借する手段と
を有することを特徴とする商取引のシステム。 - 【請求項2】 自己の有する前記機能のソフトウェアラ
イセンスを前記サーバに登録しておき、前記広域ネット
ワークに接続された機器から指示することで、どの機器
からでも前記機能を利用できるようにする手段をさらに
有することを特徴とする請求項1記載の商取引のシステ
ム。 - 【請求項3】 前記決済システムは、前記サーバに一定
期間商取引記録を残すことで、前記機能を売却あるいは
貸与した側の前記機器への代金引渡しの代わりに、他の
前記機能の購入支払い、保守料金、消耗品代金から、こ
れらを相殺して決済することを特徴とする請求項1記載
の商取引のシステム。 - 【請求項4】 記憶装置に機能を実現するソフトウェア
を格納し、 ライセンス管理装置によって前記ソフトウェアのライセ
ンスを管理し、 接続装置によって広域ネットワークへ接続し、 前記広域ネットワークに接続されたサーバによって前記
機器機能を管理し、 決済システムを使って決済し、 複数の前記機器間で前記機能を必要に応じて前記サーバ
を通じて売買および/または一時的に賃貸借することを
可能とすることを特徴とする商取引の方法。 - 【請求項5】 自己の有する前記機能のソフトウェアラ
イセンスを前記サーバに登録しておき、 前記広域ネットワークに接続された機器から指示するこ
とで、どの機器からでも前記機能を利用できるようにす
ることを特徴とする請求項4記載の商取引の方法。 - 【請求項6】 前記決済システムは、前記サーバに一定
期間商取引記録を残すことで、前記機能を売却あるいは
貸与した側の前記機器への代金引渡しの代わりに、他の
機能の購入支払い、保守料金、消耗品代金から、これら
を相殺して決済することを特徴とする請求項4記載の商
取引の方法。 - 【請求項7】 装置の機能を実現するソフトウェアのラ
イセンスのライセンス情報の登録の有無により前記ライ
センスの有効性を判断し、装置における前記機能の使用
の可否を決定するライセンス管理手段を有する2つ以上
の装置と、 前記装置の広域ネットワークへの接続手段と、 前記広域ネットワークに接続されたサーバと、 前記ライセンス情報および前記ライセンスの販売条件ま
たは貸与条件が登録される前記サーバの記憶手段と、 前記サーバの記憶手段に登録された前記ライセンス情報
および前記ライセンスの前記販売条件または前記貸与条
件を前記装置の少なくとも1つから検索する手段と、 前記装置から前記サーバに対して前記ソフトウェアの使
用を要求する手段と、 前記サーバの記憶手段に登録されライセンス情報と前記
ソフトウエアを前記要求に応じて前記要求をした前記装
置に転送する手段と、 前記転送されたソフトウェアのプログラムを格納する記
憶手段と、 前記装置の取引口座と信用情報をあらかじめ登録して、
前記装置間における前記ライセンスの売買および/また
は賃貸借の決済をする手段とを有することを特徴とする
商取引のシステム。 - 【請求項8】 前記ライセンスを有する者が、前記広域
ネットワークに接続された2つ以上の装置において前記
ソフトウェアが実現する機能を使用する手段をさらに有
することを特徴とする請求項7記載の商取引のシステ
ム。 - 【請求項9】 前記サーバに一定期間の商取引記録を残
すことで、前記一定期間における前記ライセンスの売買
代金、賃料、保守料金、消耗品代金にかかる債権債務を
相殺後に一括して決済する前記決済手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項7または8記載の商取引のシス
テム。 - 【請求項10】 装置の機能を実現するソフトウェアの
ライセンスのライセンス情報の登録の有無により前記ラ
イセンスの有効性を判断し、装置における前記機能の使
用の可否を決定するライセンス管理手段を有する2つ以
上の装置を広域ネットワークへ接続し、 サーバを前記広域ネットワークに接続し、 2つ以上の前記装置の取引口座と信用情報をあらかじめ
前記サーバのシステムに登録し、 前記ライセンス情報および前記ライセンスの販売条件ま
たは貸与条件を前記第1の装置から前記サーバの記憶手
段に登録し、 前記サーバの記憶手段に登録されたライセンス情報およ
びライセンスの販売条件または貸与条件を前記広域ネッ
トワークに接続された前記第2の装置から検索し、 前記第2の装置から前記ソフトウェアの使用を要求し、 前記サーバの記憶手段に登録されライセンス情報と前記
ソフトウエアを前記第2の装置に転送し、 前記転送されたソフトウェアのプログラムを前記第2の
装置の記憶手段に格納し、 前記第1の装置と前記第2の装置の前記取引口座により
前記ライセンスの売買および/または賃貸借の決済を行
うことを特徴とする商取引の方法。 - 【請求項11】 前記ライセンスを有する者が、前記広
域ネットワークに接続された2つ以上の前記装置におい
て前記ソフトウェアが実現する機能を使用できることを
特徴とする請求項10記載の商取引の方法。 - 【請求項12】 前記決済手段は、前記サーバに一定期
間の商取引記録を残すことで、前記一定期間における前
記ライセンスの売買代金、賃料、保守料金、消耗品代金
にかかる債権債務を相殺後に一括して決済することを特
徴とする請求項10たは11記載の商取引の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062741A JP2003263511A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 商取引のシステムおよび商取引の方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062741A JP2003263511A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 商取引のシステムおよび商取引の方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003263511A true JP2003263511A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062741A Pending JP2003263511A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 商取引のシステムおよび商取引の方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003263511A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028279A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Canon Kabushiki Kaisha | License transfer system, user terminal, and license information issue server |
JP2008107879A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujitsu Ltd | ライセンス管理方法及びシステム |
JP2009211347A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Murata Mach Ltd | 認証サーバ |
JP2018018388A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 三井住友カード株式会社 | 事業会社間における商取引の決済システム、決済方法及びプログラム |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062741A patent/JP2003263511A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028279A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Canon Kabushiki Kaisha | License transfer system, user terminal, and license information issue server |
JP2006107468A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-04-20 | Canon Inc | ライセンス転送システム、ユーザ端末及びライセンス情報発行サーバ |
CN102222198B (zh) * | 2004-09-10 | 2013-03-20 | 佳能株式会社 | 许可传送系统和许可信息发布服务器及其方法 |
JP2008107879A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujitsu Ltd | ライセンス管理方法及びシステム |
JP2009211347A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Murata Mach Ltd | 認証サーバ |
JP2018018388A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 三井住友カード株式会社 | 事業会社間における商取引の決済システム、決済方法及びプログラム |
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