JP2009211347A - 認証サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】オプション機器および本体機器が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用を防止する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】認証サーバ3は、オプション機器1からオプション認証情報を受信して、本体機器2から本体認証情報を受信する。認証サーバ3は、オプション認証情報および本体認証情報について、両認証を並行して実行する。認証サーバ3は、両認証のうちいずれの認証にも成功すれば、オプション機器1にライセンスキーを送信する。認証サーバ3は、両認証のうちいずれかの認証に失敗すれば、オプション機器1にライセンスエラーを送信する。そのため、オプション機器1および本体機器2が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用を防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】認証サーバ3は、オプション機器1からオプション認証情報を受信して、本体機器2から本体認証情報を受信する。認証サーバ3は、オプション認証情報および本体認証情報について、両認証を並行して実行する。認証サーバ3は、両認証のうちいずれの認証にも成功すれば、オプション機器1にライセンスキーを送信する。認証サーバ3は、両認証のうちいずれかの認証に失敗すれば、オプション機器1にライセンスエラーを送信する。そのため、オプション機器1および本体機器2が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用を防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、オプション機器および本体機器が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用を防止する技術に関する。
本体機器メーカーは、オプション機器をオプション機器メーカーから購入して、オプション機器を本体機器に接続して、本体機器およびオプション機器をユーザに販売することがある。オプション機器が本体機器に接続されるときに、オプション機器が有効に動作するためには、ライセンスキーがオプション機器に入力される必要がある。
特許文献1が開示する技術では、ユーザは、デジタル機器をバージョンアップさせるときに、認証コード付きのパッケージを販売店から購入する。ユーザは、認証コードを販売店に通知して、ライセンスキーを販売店から取得する。ユーザは、ライセンスキーをデジタル機器に入力して、デジタル機器をバージョンアップさせる。特許文献1が開示する技術の応用として、ライセンスキーがオプション機器に入力される。
第1の方法では、本体機器メーカーは、オプション機器メーカーの代理店に、オプション機器をオプション機器メーカーから持参してもらう。本体機器メーカーは、オプション機器メーカーの代理店に、ライセンスキーをオプション機器に入力してもらい、オプション機器を有効に動作させる。
第2の方法では、本体機器メーカーは、認証コード付きのオプション機器をオプション機器メーカーから購入する。本体機器メーカーは、認証コードをオプション機器メーカーに通知して、ライセンスキーをオプション機器メーカーから取得する。本体機器メーカーは、ライセンスキーをオプション機器に入力して、オプション機器を有効に動作させる。
第1の方法では、ライセンスキーが本体機器メーカーに知られる可能性がある。第2の方法では、ライセンスキーが本体機器メーカーに必然的に知られる。第1または第2の方法では、ライセンスキーが不正に利用される可能性がある。
本体機器メーカーおよびオプション機器メーカーは、有効な動作モードを特定の動作モードに設定する契約を行なうことがある。第1または第2の方法では、それぞれ、オプション機器メーカーの代理店または本体機器メーカーは、有効な動作モードを特定の動作モード以外の動作モードに設定する可能性がある。
第1または第2の方法では、オプション機器メーカーは、本体機器およびオプション機器が正規に接続されているかどうかを、確実に確認できない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、オプション機器および本体機器が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用を防止する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、認証サーバであって、予め第1本体認証情報を登録する本体認証情報登録部と、予め第1オプション認証情報を登録して、前記第1オプション認証情報を前記第1本体認証情報と関連付けるオプション認証情報登録部と、本体機器の認証情報を第2本体認証情報として、前記本体機器からネットワークを介して受信する本体認証情報受信部と、オプション機器の認証情報を第2オプション認証情報として、前記オプション機器からネットワークを介して受信するオプション認証情報受信部と、前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していることと、前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していることと、前記第1本体認証情報と前記第1オプション認証情報が関連付けられていることと、を確認したときに、前記オプション機器の動作を有効にするライセンスキーを、前記オプション機器にネットワークを介して送信する認証情報照合部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の認証サーバにおいて、前記ライセンスキーは、前記オプション機器の動作のうち特定の動作を有効にする特定動作ライセンスキー、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の認証サーバにおいて、前記認証情報照合部は、前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していないことを確認したときに、認証に失敗したことを示す第1ライセンスエラー情報を、前記オプション機器にネットワークを介して送信する第1ライセンスエラー送信部、を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の認証サーバにおいて、前記認証情報照合部は、前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していないことを確認したときに、認証に失敗したことを示す第2ライセンスエラー情報を、前記オプション機器にネットワークを介して送信する第2ライセンスエラー送信部、を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の認証サーバにおいて、前記認証情報照合部は、前記ライセンスキーが前記オプション機器に送信された後に、前記オプション機器のライセンス期間が経過したことを確認したときに、前記オプション機器の動作を無効にするライセンス終了キーを、前記オプション機器にネットワークを介して送信するライセンス終了キー送信部、を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の認証サーバにおいて、前記認証情報照合部は、前記ライセンスキーが前記オプション機器に送信された後に、前記第2本体認証情報と前記第2オプション認証情報がそれぞれ前記本体機器と前記オプション機器から送信された場合に、前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していることと、前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していることと、前記第1本体認証情報と前記第1オプション認証情報が関連付けられていることと、前記オプション機器のライセンス期間が経過していないことと、を確認したときに、前記ライセンスキーを前記オプション機器にネットワークを介して再度送信するライセンスキー再送信部、を含むことを特徴とする。
認証サーバは、本体認証情報およびオプション認証情報を、予め関連付けて登録する。認証サーバは、本体認証情報を本体機器からネットワークを介して受信して、オプション認証情報をオプション機器からネットワークを介して受信する。
認証サーバは、登録および受信した本体認証情報が一致していること、および、登録および受信したオプション認証情報が一致していること、および、登録した本体認証情報およびオプション認証情報が関連付けられていること、を確認する。認証サーバは、ライセンスキーをオプション機器にネットワークを介して送信する。
本体機器およびオプション機器が接続されるときに、ライセンスキーの不正利用は防止される。オプション機器メーカーは、本体機器およびオプション機器が正規に接続されているかどうかを、確実に確認できる。
{第1の実施の形態}
[認証システムの構成要素]
以下、図面を参照しつつ、第1の実施の形態について説明する。まず、認証システムの構成要素について説明する。図1は、認証システムの構成要素を示す図である。認証システムは、オプション機器1、本体機器2、認証サーバ3、ネットワーク4などから構成される。本発明においては、オプション機器1はプリンタのオプション機器であり、本体機器2はプリンタである。
[認証システムの構成要素]
以下、図面を参照しつつ、第1の実施の形態について説明する。まず、認証システムの構成要素について説明する。図1は、認証システムの構成要素を示す図である。認証システムは、オプション機器1、本体機器2、認証サーバ3、ネットワーク4などから構成される。本発明においては、オプション機器1はプリンタのオプション機器であり、本体機器2はプリンタである。
オプション機器1は、本体機器メーカーがオプション機器メーカーから購入した機器である。本体機器2は、本体機器メーカーが自メーカーにおいて製造した機器である。オプション機器1は、本体機器メーカーにおいて、本体機器2に接続される。
認証サーバ3は、オプション機器メーカーにおいて、オプション機器1および本体機器2の組み合わせが正規であるかどうかを確認する。認証サーバ3および本体機器2は、ネットワーク4を介して通信を実行する。
認証サーバ3は、オプション機器1および本体機器2の組み合わせが正規であれば、オプション機器1の動作を有効にするライセンスキーを、オプション機器1に送信する。認証サーバ3は、オプション機器1および本体機器2の組み合わせが正規でなければ、認証に失敗したことを示すライセンスエラーを、オプション機器1に送信する。
オプション機器1は、インターフェース部11、オプション認証情報記憶部12、オプション設定部13などから構成される。
インターフェース部11は、オプション機器1が本体機器2と通信を実行するためのインターフェースである。オプション認証情報記憶部12は、オプション機器1のシリアル番号などの認証情報を記憶する。
オプション設定部13は、印刷サイズ設定部131、印刷速度設定部132、対応言語設定部133を備える。印刷サイズ設定部131は、いずれの印刷サイズによる印刷処理が可能であるかを設定する。印刷速度設定部132は、いずれの印刷速度による印刷処理が可能であるかを設定する。対応言語設定部133は、いずれの対応言語による印刷処理が可能であるかを設定する。
本体機器2は、インターフェース部21、ネットワーク接続部22、ユーザ操作部23、印刷処理部24、ネットワーク通信部25、本体認証情報記憶部26などから構成される。
インターフェース部21は、本体機器2がオプション機器1と通信を実行するためのインターフェースである。ネットワーク接続部22は、本体機器2が認証サーバ3と通信を実行するためのインターフェースである。ユーザ操作部23は、ユーザまたは本体機器メーカーの従業員が、本体機器2を操作するための操作パネルおよび表示画面などである。
印刷処理部24は、ユーザ操作部23から指令を受けて、印刷処理を実行する。ネットワーク通信部25は、ユーザ操作部23から指令を受けて、認証サーバ3にコンテンツを要求する。本体認証情報記憶部26は、本体機器2のシリアル番号などの認証情報を記憶する。
認証サーバ3は、ネットワーク接続部31、管理者操作部32、情報登録部33、認証情報照合部34などから構成される。
ネットワーク接続部31は、認証サーバ3が本体機器2と通信を実行するためのインターフェースである。管理者操作部32は、オプション機器メーカーの従業員が、認証サーバ3を操作するためのキーボードおよび表示画面などである。
情報登録部33は、オプション認証情報331、本体認証情報332、ライセンスキー情報333を登録する。オプション認証情報331は、オプション認証情報記憶部12におけるオプション認証情報と照合される認証情報である。本体認証情報332は、本体認証情報記憶部26における本体認証情報と照合される認証情報である。ライセンスキー情報333は、オプション機器1の動作を有効にするライセンスキーの情報である。
認証情報照合部34は、オプション認証情報331およびオプション認証情報記憶部12におけるオプション認証情報を照合する。認証情報照合部34は、本体認証情報332および本体認証情報記憶部26における本体認証情報を照合する。
認証情報照合部34は、両照合のうちいずれの照合においても、認証情報が一致しているときには、ライセンスキー情報333をオプション機器1に送信する。認証情報照合部34は、両照合のうちいずれかの照合において、認証情報が一致していないときには、ライセンスエラーをオプション機器1に送信する。
[認証の処理の流れ]
次に、認証の処理の流れについて説明する。図2は、オプション機器メーカーおよび本体機器メーカーによる契約内容を示す図である。図3は、オプション機器メーカーによる登録内容を示す図である。図4は、認証の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、認証の処理の流れについて説明する。図2は、オプション機器メーカーおよび本体機器メーカーによる契約内容を示す図である。図3は、オプション機器メーカーによる登録内容を示す図である。図4は、認証の処理の流れを示すフローチャートである。
オプション機器メーカーおよび本体機器メーカーは、オプション機器1−1、1−2を売買するにあたり、図2に示した契約内容による契約を行なう。
オプション機器1−1、1−2は、以下に示す動作モードに対応できる:印刷サイズとしてA3サイズおよびA4サイズ、印刷速度として30PPMおよび40PPM、対応言語として第1言語および第2言語。
オプション機器1−1については、本体機器2−1に接続される旨の契約がされている。印刷サイズとしてA3サイズが、印刷速度として40PPMが、対応言語として第1言語が利用される旨の契約がされている。
オプション機器1−2については、本体機器2−2に接続される旨の契約がされている。印刷サイズとしてA4サイズが、印刷速度として30PPMが、対応言語として第2言語が利用される旨の契約がされている。
オプション機器メーカーは、本体機器メーカーから、本体機器2−1、2−2の本体認証情報を取得する。オプション機器メーカーの従業員は、管理者操作部32を用いて、図3に示した登録内容による登録を行なう。
オプション機器1−1および本体機器2−1の組み合わせについては、オプション機器1−1のオプション認証情報が、オプション認証情報331−1として登録される。本体機器2−1の本体認証情報が、本体認証情報332−1として登録される。ライセンスキー情報333−1が、図2に示したオプション機器1−1の動作を有効にするライセンスキーとして登録される。
オプション機器1−2および本体機器2−2の組み合わせについては、オプション機器1−2のオプション認証情報が、オプション認証情報331−2として登録される。本体機器2−2の本体認証情報が、本体認証情報332−2として登録される。ライセンスキー情報333−2が、図2に示したオプション機器1−2の動作を有効にするライセンスキーとして登録される。
第1の場合として、本体機器メーカーの従業員は、オプション機器1−1を本体機器2−1に正規に接続する(ステップS1)。本体機器メーカーの従業員は、ユーザ操作部23を用いて、ネットワーク通信部25を起動する。ネットワーク通信部25は、認証を実行するためのコンテンツを、認証サーバ3から取得する。
ネットワーク通信部25は、オプション機器1−1のオプション認証情報を、オプション認証情報記憶部12から取得して、本体機器2−1の本体認証情報を、本体認証情報記憶部26から取得する。ネットワーク通信部25は、オプション機器1−1のオプション認証情報、および、本体機器2−1の本体認証情報を、認証サーバ3に送信する(ステップS2)。
認証情報照合部34は、オプション機器1−1のオプション認証情報、および、本体機器2−1の本体認証情報を、本体機器2−1から受信する。認証情報照合部34は、受信されたオプション機器1−1のオプション認証情報、および、登録されたオプション認証情報331を照合する。認証情報照合部34は、受信された本体機器2−1の本体認証情報、および、登録された本体認証情報332を照合する(ステップS3)。
受信されたオプション機器1−1のオプション認証情報は、登録されたオプション認証情報331のうち、オプション認証情報331−1と一致する。受信された本体機器2−1の本体認証情報は、登録された本体認証情報332のうち、本体認証情報332−1と一致する。オプション認証情報331−1および本体認証情報332−1は、オプション機器1−1および本体機器2−1の組み合わせについて、関連付けられて登録されている(ステップS4においてYES)。
認証情報照合部34は、ライセンスキー情報333−1を、本体機器2−1に送信する。ネットワーク通信部25は、ライセンスキー情報333−1を、オプション機器1−1に送信する(ステップS5)。ライセンスキー情報333−1は、図2に示したオプション機器1−1の動作を有効にするライセンスキーの情報である。
オプション設定部13は、ライセンスキー情報333−1を、本体機器2−1から受信する。印刷サイズ設定部131は、印刷サイズがA3サイズである印刷処理を可能にする設定を行なう。印刷速度設定部132は、印刷速度が40PPMである印刷処理を可能にする設定を行なう。対応言語設定部133は、対応言語が第1言語である印刷処理を可能にする設定を行なう(ステップS6)。
ユーザは、オプション機器1−1および本体機器2−1を、本体機器メーカーから購入する。ユーザは、ユーザ操作部23を用いて、印刷処理部24を起動する。印刷処理部24は、有効な動作モードについての情報を、オプション機器1−1から取得する。ユーザは、印刷処理部24を用いて、ステップS6において設定された印刷処理を実行できる。
第2の場合として、本体機器メーカーの従業員は、オプション機器1−2を本体機器2−2に正規に接続する(ステップS1)。ステップS2およびステップS3の処理の流れ、および、ユーザが印刷処理を実行する処理の流れは、第1の場合と同様である。
受信されたオプション機器1−2のオプション認証情報は、登録されたオプション認証情報331のうち、オプション認証情報331−2と一致する。受信された本体機器2−2の本体認証情報は、登録された本体認証情報332のうち、本体認証情報332−2と一致する。オプション認証情報331−2および本体認証情報332−2は、オプション機器1−2および本体機器2−2の組み合わせについて、関連付けられて登録されている(ステップS4においてYES)。
認証情報照合部34は、ライセンスキー情報333−2を、本体機器2−2に送信する。ネットワーク通信部25は、ライセンスキー情報333−2を、オプション機器1−2に送信する(ステップS5)。ライセンスキー情報333−2は、図2に示したオプション機器1−2の動作を有効にするライセンスキーの情報である。
オプション設定部13は、ライセンスキー情報333−2を、本体機器2−2から受信する。印刷サイズ設定部131は、印刷サイズがA4サイズである印刷処理を可能にする設定を行なう。印刷速度設定部132は、印刷速度が30PPMである印刷処理を可能にする設定を行なう。対応言語設定部133は、対応言語が第2言語である印刷処理を可能にする設定を行なう(ステップS6)。
第3の場合として、本体機器メーカーの従業員は、オプション機器1−1を契約外の本体機器2−3に不正に接続する(ステップS1)。ステップS2およびステップS3の処理の流れは、第1の場合と同様である。
受信されたオプション機器1−1のオプション認証情報は、登録されたオプション認証情報331のうち、オプション認証情報331−1と一致する。受信された契約外の本体機器2−3の本体認証情報は、登録された本体認証情報332のうち、いずれの本体認証情報とも一致しない(ステップS4においてNO)。
認証情報照合部34は、ライセンスエラーを、契約外の本体機器2−3に送信する(ステップS7)。ライセンスエラーは、認証に失敗したことを示す情報である。オプション設定部13は、印刷処理を可能にする設定を行なわない。
第1から第3までの場合以外の場合として、以下に示す場合があげられる:(1)本体認証情報については認証に成功したが、オプション認証情報については認証に失敗した場合、(2)本体認証情報についてもオプション認証情報についても認証に失敗した場合。
(1)および(2)の場合において、認証情報照合部34は、ライセンスエラーを、本体機器に送信する(ステップS4においてNO、ステップS7)。オプション設定部13は、印刷処理を可能にする設定を行なわない。
[第1の実施の形態に関するまとめ]
オプション機器1および本体機器2が接続されたうえで、本体機器2および認証サーバ3がネットワーク4を介して通信を実行する。
オプション機器1および本体機器2が接続されたうえで、本体機器2および認証サーバ3がネットワーク4を介して通信を実行する。
認証サーバ3は、オプション機器1からオプション認証情報を受信して、本体機器2から本体認証情報を受信する。認証サーバ3は、オプション認証情報および本体認証情報について、両認証を並行して実行する。
認証サーバ3は、両認証のうちいずれの認証にも成功すれば、オプション機器1にライセンスキーを送信する。認証サーバ3は、両認証のうちいずれかの認証に失敗すれば、オプション機器1にライセンスエラーを送信する。
ライセンスキーは、オプション機器1が対応する動作モードのうち、契約によりすべての動作モードを有効にしてもよい。ライセンスキーは、オプション機器1が対応する動作モードのうち、契約により特定の動作モードを有効にしてもよい。
本体機器2および認証サーバ3は、ネットワーク4を介して通信を実行する。そのため、本体機器メーカーは、ライセンスキーを知ることができなくなり、ライセンスキーを不正に利用できなくなる。
認証サーバ3は、オプション認証情報および本体認証情報について、両認証を並行して実行する。そのため、オプション機器メーカーは、オプション機器1および本体機器2が正規に接続されているかどうかを、確実に確認できる。
{第2の実施の形態}
[認証システムの構成要素]
次に、第2の実施の形態について説明する。まず、認証システムの構成要素について説明する。図1は、認証システムの構成要素を示す図である。第1および第2の実施の形態における認証システムの相違点について特に説明する。
[認証システムの構成要素]
次に、第2の実施の形態について説明する。まず、認証システムの構成要素について説明する。図1は、認証システムの構成要素を示す図である。第1および第2の実施の形態における認証システムの相違点について特に説明する。
第1の実施の形態においては、ライセンス管理を開始する処理が実行されている。第2の実施の形態においては、ライセンス管理を終了する処理が実行されている。
ライセンスキー情報333は、第1および第2の実施の形態の共通点として、オプション機器1の動作を有効にするライセンスキーの情報である。ライセンスキー情報333は、第1および第2の実施の形態の相違点として、ライセンス期間の情報であり、ライセンス期間経過後にオプション機器1の動作を無効にするライセンス終了キーの情報である。
認証情報照合部34は、第1および第2の実施の形態の共通点として、オプション認証情報331およびオプション認証情報記憶部12におけるオプション認証情報を照合して、本体認証情報332および本体認証情報記憶部26における本体認証情報を照合する。認証情報照合部34は、第1および第2の実施の形態の相違点として、ライセンス期間が経過しているかどうかを判断する。
オプション設定部13は、第1および第2の実施の形態の共通点として、ライセンスキーを受信したときには、オプションを有効にする設定を行なう。オプション設定部13は、第1および第2の実施の形態の相違点として、ライセンス終了キーを受信したときには、オプションを無効にする設定を行なう。
[期限付きライセンス管理の処理の流れ]
次に、期限付きライセンス管理の処理の流れについて説明する。図5は、期限付きライセンス管理の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、期限付きライセンス管理の処理の流れについて説明する。図5は、期限付きライセンス管理の処理の流れを示すフローチャートである。
第1の実施の形態における認証サーバ3の処理の流れは、認証情報照合部34がライセンスキーを本体機器2に送信した段階において終了する(ステップS5)。第2の実施の形態における認証サーバ3の処理の流れは、認証情報照合部34がライセンスキーを本体機器2に送信した段階において開始する(ステップS5)。
認証情報照合部34は、ライセンス期間が開始した時期を記憶する(ステップS11)。認証情報照合部34は、ライセンスキー情報333に基づいて、ライセンス期間が経過しているかどうかを判断する。
認証情報照合部34は、ライセンス期間が終了する時期を認識する(ステップS12)。認証情報照合部34は、ライセンスキー情報333に基づいて、ライセンス終了キーを本体機器2に送信する(ステップS13)。
オプション設定部13は、ライセンス終了キーを本体機器2から受信する。オプション設定部13は、ステップS6において有効にされたオプションを無効にする(ステップS14)。ユーザは、オプション機器1を利用できなくなる。
[オプション無効化およびオプション再設定の処理の流れ]
次に、オプション無効化およびオプション再設定の処理の流れについて説明する。図6は、オプション無効化の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、オプション再設定の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、オプション無効化およびオプション再設定の処理の流れについて説明する。図6は、オプション無効化の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、オプション再設定の処理の流れを示すフローチャートである。
図6において、ユーザは、本体機器2がライセンス終了キーを受信しないようにするために、本体機器2をネットワーク4から切断することが考えられる。
オプション設定部13は、ネットワーク通信部25がネットワーク4から切断されたことを認識する(ステップS21)。オプション設定部13は、ステップS6において有効にされたオプションを無効にする(ステップS22)。ユーザは、オプション機器1を利用できなくなる。
図7において、ユーザは、オプション機器1を再び利用できるようにするために、本体機器2をネットワーク4に再び接続することが考えられる。
ネットワーク通信部25は、ステップS2と同様にして、オプション認証情報および本体認証情報を、認証サーバ3に送信する(ステップS31)。認証情報照合部34は、ステップS3と同様にして、受信されたオプション認証情報、および、登録されたオプション認証情報を照合する。認証情報照合部34は、ステップS3と同様にして、受信された本体認証情報、および、登録された本体認証情報を照合する(ステップS32)。
オプション認証情報および本体認証情報の照合のうち、いずれの照合においても、認証情報が一致しているときについて考える(ステップS33においてYES)。認証情報照合部34は、ライセンスキー情報333に基づいて、ライセンス期間が経過しているかどうかを判断する(ステップS34)。
認証情報照合部34は、ライセンス期間が経過していないと判断したときには(ステップS35においてYES)、ライセンスキー情報333に基づいて、ライセンスキーを本体機器2に送信する(ステップS36)。
オプション設定部13は、ライセンスキーを本体機器2から受信する。オプション設定部13は、ステップS6において有効にされたオプションと同一のオプションを有効にする(ステップS37)。ユーザは、オプション機器1を再び利用できるようになる。
認証情報照合部34は、ライセンス期間が経過していると判断したときには(ステップS35においてNO)、ライセンスエラーを本体機器2に送信する(ステップS38)。
オプション設定部13は、ライセンスエラーを本体機器2から受信する。オプション設定部13は、ステップS6において有効にされたオプションと同一のオプションを有効にしない。ユーザは、オプション機器1を再び利用できなくなる。
オプション認証情報および本体認証情報の照合のうち、いずれかの照合において、認証情報が一致していないときについて考える(ステップS33においてNO)。認証情報照合部34は、ライセンスエラーを本体機器2に送信する(ステップS38)。
オプション設定部13は、ライセンスエラーを本体機器2から受信する。オプション設定部13は、ステップS7の後と同様に、オプションを有効にしない。ユーザは、ステップS7の後と同様に、オプション機器1を利用できない。
認証情報照合部34は、ライセンス期間が経過しているかどうかを判断する(ステップS34)。本体機器2がネットワーク4から切断されてから、本体機器2がネットワーク4に再び接続されるまで、ライセンス期間の経過が継続しているようにしてもよいし、ライセンス期間の経過が中断しているようにしてもよい。
本体機器2がライセンスキーを受信しないようにする目的により、ユーザが本体機器2をネットワーク4から切断することが考えられる。この場合を想定するのであれば、ライセンス期間の経過は、ネットワーク切断期間において、継続しているようにすればよい。実質的なライセンス期間は、ネットワーク切断期間分だけ短縮されることになる。
本体機器2がライセンスキーを受信しないようにする目的でなく、ユーザが本体機器2をネットワーク4から切断することが考えられる。この場合を想定するのであれば、ライセンス期間の経過は、ネットワーク切断期間において、中断しているようにすればよい。実質的なライセンス期間は、ネットワーク切断期間分だけ短縮されることはない。認証情報照合部34は、ネットワーク切断期間を認識する必要がある。
[第2の実施の形態に関するまとめ]
認証サーバ3は、期限付きライセンス管理を実行する。オプション機器1は、期限付きライセンス管理を実行する必要はない。認証サーバ3による期限付きライセンス管理は、オプション機器1による期限付きライセンス管理と比較して、オプション機器メーカーにより直接的に実行されて、個別のライセンス契約に柔軟に対応できる。
認証サーバ3は、期限付きライセンス管理を実行する。オプション機器1は、期限付きライセンス管理を実行する必要はない。認証サーバ3による期限付きライセンス管理は、オプション機器1による期限付きライセンス管理と比較して、オプション機器メーカーにより直接的に実行されて、個別のライセンス契約に柔軟に対応できる。
オプション機器1が認証サーバ3と通信できなくなったときに、オプション機器1はオプションを無効にする。オプション機器1が認証サーバ3と再び通信できるようになったときに、オプション機器1はオプションを再び有効にする。認証サーバ3による期限付きライセンス管理は、通信可能時にも通信不能時にも対応できる。
1 オプション機器
2 本体機器
3 認証サーバ
4 ネットワーク
11 インターフェース部
12 オプション認証情報記憶部
13 オプション設定部
21 インターフェース部
22 ネットワーク接続部
23 ユーザ操作部
24 印刷処理部
25 ネットワーク通信部
26 本体認証情報記憶部
31 ネットワーク接続部
32 管理者操作部
33 情報登録部
34 認証情報照合部
2 本体機器
3 認証サーバ
4 ネットワーク
11 インターフェース部
12 オプション認証情報記憶部
13 オプション設定部
21 インターフェース部
22 ネットワーク接続部
23 ユーザ操作部
24 印刷処理部
25 ネットワーク通信部
26 本体認証情報記憶部
31 ネットワーク接続部
32 管理者操作部
33 情報登録部
34 認証情報照合部
Claims (6)
- 予め第1本体認証情報を登録する本体認証情報登録部と、
予め第1オプション認証情報を登録して、前記第1オプション認証情報を前記第1本体認証情報と関連付けるオプション認証情報登録部と、
本体機器の認証情報を第2本体認証情報として、前記本体機器からネットワークを介して受信する本体認証情報受信部と、
オプション機器の認証情報を第2オプション認証情報として、前記オプション機器からネットワークを介して受信するオプション認証情報受信部と、
前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していることと、前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していることと、前記第1本体認証情報と前記第1オプション認証情報が関連付けられていることと、を確認したときに、前記オプション機器の動作を有効にするライセンスキーを、前記オプション機器にネットワークを介して送信する認証情報照合部と、
を備えることを特徴とする認証サーバ。 - 請求項1に記載の認証サーバにおいて、
前記ライセンスキーは、
前記オプション機器の動作のうち特定の動作を有効にする特定動作ライセンスキー、
を含むことを特徴とする認証サーバ。 - 請求項1または請求項2に記載の認証サーバにおいて、
前記認証情報照合部は、
前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していないことを確認したときに、認証に失敗したことを示す第1ライセンスエラー情報を、前記オプション機器にネットワークを介して送信する第1ライセンスエラー送信部、
を含むことを特徴とする認証サーバ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の認証サーバにおいて、
前記認証情報照合部は、
前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していないことを確認したときに、認証に失敗したことを示す第2ライセンスエラー情報を、前記オプション機器にネットワークを介して送信する第2ライセンスエラー送信部、
を含むことを特徴とする認証サーバ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の認証サーバにおいて、
前記認証情報照合部は、
前記ライセンスキーが前記オプション機器に送信された後に、前記オプション機器のライセンス期間が経過したことを確認したときに、前記オプション機器の動作を無効にするライセンス終了キーを、前記オプション機器にネットワークを介して送信するライセンス終了キー送信部、
を含むことを特徴とする認証サーバ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の認証サーバにおいて、
前記認証情報照合部は、
前記ライセンスキーが前記オプション機器に送信された後に、前記第2本体認証情報と前記第2オプション認証情報がそれぞれ前記本体機器と前記オプション機器から送信された場合に、前記第1本体認証情報と前記第2本体認証情報が一致していることと、前記第1オプション認証情報と前記第2オプション認証情報が一致していることと、前記第1本体認証情報と前記第1オプション認証情報が関連付けられていることと、前記オプション機器のライセンス期間が経過していないことと、を確認したときに、前記ライセンスキーを前記オプション機器にネットワークを介して再度送信するライセンスキー再送信部、
を含むことを特徴とする認証サーバ。
Priority Applications (1)
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JP2008052909A JP2009211347A (ja) | 2008-03-04 | 2008-03-04 | 認証サーバ |
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