JP2002062147A - 移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通信システム - Google Patents
移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通信システムInfo
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 見やすい表示が得られ、自車位置情報の第3
者への流出を防ぐことが可能な車載ナビゲーション装置
及びナビゲーション通信システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 他車を有効状態又は無効状態のいずれか
一方に設定する設定手段を備え、有効状態に設定してあ
る他車から送信されてきた他車位置のみを自車位置と共
にディスプレイ上に表示せしめる。
者への流出を防ぐことが可能な車載ナビゲーション装置
及びナビゲーション通信システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 他車を有効状態又は無効状態のいずれか
一方に設定する設定手段を備え、有効状態に設定してあ
る他車から送信されてきた他車位置のみを自車位置と共
にディスプレイ上に表示せしめる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、移動体の現在位置
を表示するナビゲーションに関する。
を表示するナビゲーションに関する。
【0002】
【背景技術】現在、GPS(Global Positioning Syste
m)衛星等を利用して車両の現在位置を求め、この現在位
置を示すマークをディスプレイ表示した地図上に重畳表
示させる車載ナビゲーション装置が製品化されている。
更に、複数の車両間において互いの現在位置を送信し合
うことにより、自車位置のみならず他車位置をも同一画
面上に表示できるようにした通信機能付き車載ナビゲー
ション装置が考えられている。
m)衛星等を利用して車両の現在位置を求め、この現在位
置を示すマークをディスプレイ表示した地図上に重畳表
示させる車載ナビゲーション装置が製品化されている。
更に、複数の車両間において互いの現在位置を送信し合
うことにより、自車位置のみならず他車位置をも同一画
面上に表示できるようにした通信機能付き車載ナビゲー
ション装置が考えられている。
【0003】しかしながら、このような車載ナビゲーシ
ョン装置では、車両の数が多くなると表示画面上に多く
の位置マークが現れて表示が猥雑になり、又、意図せぬ
第3者にも自車の位置が知られてしまうという問題が生
じる。
ョン装置では、車両の数が多くなると表示画面上に多く
の位置マークが現れて表示が猥雑になり、又、意図せぬ
第3者にも自車の位置が知られてしまうという問題が生
じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決すべく為されたものであり、見やすい表示が得ら
れ、かつ自車位置情報の第3者への流出を防ぐことが可
能な移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通
信システムを提供することである。
を解決すべく為されたものであり、見やすい表示が得ら
れ、かつ自車位置情報の第3者への流出を防ぐことが可
能な移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通
信システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体用ナ
ビゲーション装置は、移動体の位置をディスプレイ上に
表示する移動体用ナビゲーション装置であって、他の移
動体から送信されてきた前記他の移動体の位置を示す情
報を受信する受信手段と、前記他の移動体を有効状態又
は無効状態のいずれか一方に設定する設定手段と、前記
他の移動体が有効状態に設定されている場合に前記送受
信手段で受信した前記他の移動体の位置を前記ディスプ
レイ上に表示せしめる表示手段とを有する。
ビゲーション装置は、移動体の位置をディスプレイ上に
表示する移動体用ナビゲーション装置であって、他の移
動体から送信されてきた前記他の移動体の位置を示す情
報を受信する受信手段と、前記他の移動体を有効状態又
は無効状態のいずれか一方に設定する設定手段と、前記
他の移動体が有効状態に設定されている場合に前記送受
信手段で受信した前記他の移動体の位置を前記ディスプ
レイ上に表示せしめる表示手段とを有する。
【0006】又、本発明によるナビゲーション通信シス
テムは、複数の移動体各々に搭載されており前記移動体
の位置をディスプレイ上に表示する移動体用ナビゲーシ
ョン装置と、通信サービスセンタと、からなるナビゲー
ション通信システムであって、1の移動体に搭載された
移動体用ナビゲーション装置は、自己の位置を検出する
自己位置検出手段と、前記自己の位置を示す位置情報を
他の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置に
送信すべく前記位置情報を前記通信サービスセンタに送
信する送信手段と、を備え、前記通信サービスセンタ
は、前記1の移動体用ナビゲーション装置から送信され
た前記位置情報を受信する受信手段と、前記受信された
前記位置情報を他の移動体に搭載された移動体用ナビゲ
ーション装置に送信する送信手段と、を備え、前記他の
移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置は、前
記通信サービスセンタから送信された前記位置情報を受
信する受信手段と、前記受信した前記位置情報に基づい
て移動体の位置をディスプレイに表示する表示手段と、
を備え、前記他の移動体に搭載された移動体用ナビゲー
ション装置のディスプレイ上に前記1の移動体の位置を
表示する。
テムは、複数の移動体各々に搭載されており前記移動体
の位置をディスプレイ上に表示する移動体用ナビゲーシ
ョン装置と、通信サービスセンタと、からなるナビゲー
ション通信システムであって、1の移動体に搭載された
移動体用ナビゲーション装置は、自己の位置を検出する
自己位置検出手段と、前記自己の位置を示す位置情報を
他の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置に
送信すべく前記位置情報を前記通信サービスセンタに送
信する送信手段と、を備え、前記通信サービスセンタ
は、前記1の移動体用ナビゲーション装置から送信され
た前記位置情報を受信する受信手段と、前記受信された
前記位置情報を他の移動体に搭載された移動体用ナビゲ
ーション装置に送信する送信手段と、を備え、前記他の
移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置は、前
記通信サービスセンタから送信された前記位置情報を受
信する受信手段と、前記受信した前記位置情報に基づい
て移動体の位置をディスプレイに表示する表示手段と、
を備え、前記他の移動体に搭載された移動体用ナビゲー
ション装置のディスプレイ上に前記1の移動体の位置を
表示する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明による移動体
用ナビゲーション装置を搭載した複数の車両からなるナ
ビゲーション通信システムを示す図である。図1に示す
如くこのナビゲーション通信システムは、通信サービス
センタ1、中継局2、GPS(Global Positioning Syst
em)衛星3、及び上記車載ナビゲーションを搭載した複
数の車両4から構成される。
照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明による移動体
用ナビゲーション装置を搭載した複数の車両からなるナ
ビゲーション通信システムを示す図である。図1に示す
如くこのナビゲーション通信システムは、通信サービス
センタ1、中継局2、GPS(Global Positioning Syst
em)衛星3、及び上記車載ナビゲーションを搭載した複
数の車両4から構成される。
【0008】通信サービスセンタ1は、例えば携帯電話
事業者等によって運営され、登録ユーザに対してのみ
に、このナビゲーションシステムを利用したナビゲーシ
ョンデータ通信サービスを提供する。図2は、通信サー
ビスセンタ1側に備えられている通信サービス装置の構
成を示す図である。
事業者等によって運営され、登録ユーザに対してのみ
に、このナビゲーションシステムを利用したナビゲーシ
ョンデータ通信サービスを提供する。図2は、通信サー
ビスセンタ1側に備えられている通信サービス装置の構
成を示す図である。
【0009】図2に示す如く、この通信サービス装置
は、上記車両4各々との通信を司る送受信装置10、デ
ータベース11、課金処理装置12、返信受付メモリ1
3、及びこれら機能モジュールの各々を制御するコント
ローラ14から構成される。データベース11には、登
録ユーザ毎に割り当てたデータ通信チャンネル情報と、
登録ユーザ毎に申告された銀行口座情報とが、各ユーザ
IDと対応づけして予め登録されている。
は、上記車両4各々との通信を司る送受信装置10、デ
ータベース11、課金処理装置12、返信受付メモリ1
3、及びこれら機能モジュールの各々を制御するコント
ローラ14から構成される。データベース11には、登
録ユーザ毎に割り当てたデータ通信チャンネル情報と、
登録ユーザ毎に申告された銀行口座情報とが、各ユーザ
IDと対応づけして予め登録されている。
【0010】コントローラ14は、車両4から送信され
た各種メッセージを上記中継局2及び送受信装置10を
介して受信したら、後述するが如く、この受信メッセー
ジに応じた課金処理(後述する)を促すべく課金処理装置
12を制御する。更に、コントローラ14は、受信した
メッセージによって示される他車(車両4)に搭載されて
いる移動体用ナビゲーション装置に、このメッセージを
転送すべく送受信装置10を制御する。
た各種メッセージを上記中継局2及び送受信装置10を
介して受信したら、後述するが如く、この受信メッセー
ジに応じた課金処理(後述する)を促すべく課金処理装置
12を制御する。更に、コントローラ14は、受信した
メッセージによって示される他車(車両4)に搭載されて
いる移動体用ナビゲーション装置に、このメッセージを
転送すべく送受信装置10を制御する。
【0011】図3は、車両4各々に搭載されている移動
体用ナビゲーション装置の構成を示す図である。図3に
示すように、かかる移動体用ナビゲーション装置は、自
車位置検出回路41、GPSアンテナ42、ディスプレ
イ装置43、地図データメモリ44、セルラフォン送受
信回路45、セルラフォンアンテナ46、操作手段4
7、IDメモリ48、フラグレジスタ49から構成され
る。
体用ナビゲーション装置の構成を示す図である。図3に
示すように、かかる移動体用ナビゲーション装置は、自
車位置検出回路41、GPSアンテナ42、ディスプレ
イ装置43、地図データメモリ44、セルラフォン送受
信回路45、セルラフォンアンテナ46、操作手段4
7、IDメモリ48、フラグレジスタ49から構成され
る。
【0012】自車位置検出回路41は、GPS衛星3か
ら送信された電波をGPSアンテナ42を介して受信し
て得た受信信号に基づいて自車両の現在位置を求め、こ
の位置を示す車両位置情報をコントローラ40に供給す
る。コントローラ40は、自車位置表示ルーチン(図示
せぬ)に従った制御を実行することにより、ディスプレ
イ装置43の表示画面上に、自車位置マークを付加した
地図を表示せしめる。すなわち、先ず、コントローラ4
0は、地図データメモリ44に記憶されている各地域区
画毎の地図データの内から、上記車両位置情報に示され
る位置を含む地図データを読み出す。そして、コントロ
ーラ40は、この地図データによって示される地図上に
上記自車位置を示すマークを重畳させた表示地図データ
を生成し、これをディスプレイ装置43に供給するので
ある。
ら送信された電波をGPSアンテナ42を介して受信し
て得た受信信号に基づいて自車両の現在位置を求め、こ
の位置を示す車両位置情報をコントローラ40に供給す
る。コントローラ40は、自車位置表示ルーチン(図示
せぬ)に従った制御を実行することにより、ディスプレ
イ装置43の表示画面上に、自車位置マークを付加した
地図を表示せしめる。すなわち、先ず、コントローラ4
0は、地図データメモリ44に記憶されている各地域区
画毎の地図データの内から、上記車両位置情報に示され
る位置を含む地図データを読み出す。そして、コントロ
ーラ40は、この地図データによって示される地図上に
上記自車位置を示すマークを重畳させた表示地図データ
を生成し、これをディスプレイ装置43に供給するので
ある。
【0013】操作手段47は、このナビゲーション装置
を運用する為の各種操作のみならず、下記の如き操作を
受け付けて(使用者からの)、その操作に応じた信号をコ
ントローラ40に供給する。つまり、操作手段47は、
使用者による、他車IDの入力及び登録設定、他車位置
の表示を許可するか否かの設定、及び自車位置を他車へ
送信しても良いか否かの設定を夫々受け付ける為に用い
られる。ここで、コントローラ40は、操作手段47を
用いた使用者の操作により、自車位置の送信を不可とす
べき設定操作が為された場合には論理レベル"1"、一
方、自車位置を他車へ送信するのを許可すべき設定操作
が為された場合には、論理レベル"0"の自車位置送信禁
止フラグをフラグレジスタ49に記憶する。又、コント
ローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操作によ
り、ディスプレイ装置43の画面上に他車位置を表示す
ることを不可とする設定操作が為された場合には論理レ
ベル"1"、一方、表示するのを許可する設定操作が為さ
れた場合には、論理レベル"0"の他車位置表示禁止フラ
グをフラグレジスタ49に記憶する。又、コントローラ
40は、操作手段47を用いた使用者の操作により、他
車IDの入力及び登録設定操作が為された場合には、先
ず、図4に示す如きID入力画面を表示させるべき画像
表示命令をディスプレイ装置43に供給する。ここで、
使用者は、操作手段47を操作することにより、友人、
又は特定グループに属するユーザのID、つまり他車I
Dを、図4に示す如きID入力欄F1に入力して、決定
ボタン表示B2をクリック操作する。かかる操作に応じ
て、コントローラ40は、上記ID入力欄F1に入力さ
れた他車IDをIDメモリ48に記憶して登録すると共
に、このIDを図4中の登録IDリスト表示部F2に表
示させるべくディスプレイ装置43を制御する。尚、I
Dメモリ48には、上述した如く登録した他車IDの他
に、自車IDが予め記憶されている。更に、使用者は、
操作手段47を操作することにより、上述した如く登録
した他車ID、つまり上記登録IDリスト表示部F2に
一覧表示されている他車ID各々に対して、その他車I
Dを有効にするか否かの設定を行う。例えば、使用者
は、上記登録IDリスト表示部F2に一覧表示されてい
る他車IDの中から有効状態に設定したい他車IDを指
定し、ACTボタン表示B3をクリックするのである。
かかるクリック操作に応じて、コントローラ40は、論
理レベル"1"の有効フラグをその他車IDに付加したも
のをIDメモリ48に記憶する。この際、図4に示す如
く、有効フラグ表示欄F3には、上記有効フラグの付加
された他車IDに対してのみ黒丸印が表示される。
を運用する為の各種操作のみならず、下記の如き操作を
受け付けて(使用者からの)、その操作に応じた信号をコ
ントローラ40に供給する。つまり、操作手段47は、
使用者による、他車IDの入力及び登録設定、他車位置
の表示を許可するか否かの設定、及び自車位置を他車へ
送信しても良いか否かの設定を夫々受け付ける為に用い
られる。ここで、コントローラ40は、操作手段47を
用いた使用者の操作により、自車位置の送信を不可とす
べき設定操作が為された場合には論理レベル"1"、一
方、自車位置を他車へ送信するのを許可すべき設定操作
が為された場合には、論理レベル"0"の自車位置送信禁
止フラグをフラグレジスタ49に記憶する。又、コント
ローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操作によ
り、ディスプレイ装置43の画面上に他車位置を表示す
ることを不可とする設定操作が為された場合には論理レ
ベル"1"、一方、表示するのを許可する設定操作が為さ
れた場合には、論理レベル"0"の他車位置表示禁止フラ
グをフラグレジスタ49に記憶する。又、コントローラ
40は、操作手段47を用いた使用者の操作により、他
車IDの入力及び登録設定操作が為された場合には、先
ず、図4に示す如きID入力画面を表示させるべき画像
表示命令をディスプレイ装置43に供給する。ここで、
使用者は、操作手段47を操作することにより、友人、
又は特定グループに属するユーザのID、つまり他車I
Dを、図4に示す如きID入力欄F1に入力して、決定
ボタン表示B2をクリック操作する。かかる操作に応じ
て、コントローラ40は、上記ID入力欄F1に入力さ
れた他車IDをIDメモリ48に記憶して登録すると共
に、このIDを図4中の登録IDリスト表示部F2に表
示させるべくディスプレイ装置43を制御する。尚、I
Dメモリ48には、上述した如く登録した他車IDの他
に、自車IDが予め記憶されている。更に、使用者は、
操作手段47を操作することにより、上述した如く登録
した他車ID、つまり上記登録IDリスト表示部F2に
一覧表示されている他車ID各々に対して、その他車I
Dを有効にするか否かの設定を行う。例えば、使用者
は、上記登録IDリスト表示部F2に一覧表示されてい
る他車IDの中から有効状態に設定したい他車IDを指
定し、ACTボタン表示B3をクリックするのである。
かかるクリック操作に応じて、コントローラ40は、論
理レベル"1"の有効フラグをその他車IDに付加したも
のをIDメモリ48に記憶する。この際、図4に示す如
く、有効フラグ表示欄F3には、上記有効フラグの付加
された他車IDに対してのみ黒丸印が表示される。
【0014】セルラフォン送受信回路45は、セルラフ
ォンアンテナ46を介して受信した上記通信サービスセ
ンタ1からの各種メッセージ(後述する)をコントローラ
40に供給する。又、セルラフォン送受信回路45は、
コントローラ40から供給された各種メッセージ(後述
する)をセルラフォンアンテナ46を介して上記通信サ
ービスセンタ1側に送信する。
ォンアンテナ46を介して受信した上記通信サービスセ
ンタ1からの各種メッセージ(後述する)をコントローラ
40に供給する。又、セルラフォン送受信回路45は、
コントローラ40から供給された各種メッセージ(後述
する)をセルラフォンアンテナ46を介して上記通信サ
ービスセンタ1側に送信する。
【0015】以下に、上記移動体用ナビゲーション装置
の動作について説明する。先ず、使用者が、上記操作手
段47を操作することにより他車位置表示指令を発する
と、コントローラ40は、図5に示す如き他車位置要求
ルーチンの実行に移る。図5において、先ず、コントロ
ーラ40は、表示対象となる他車を指定すべく、図4に
示すID入力画面を表示させるべき画像表示命令をディ
スプレイ装置43に供給する(ステップS31)。次に、
コントローラ40は、使用者による操作手段47を用い
たカーソル操作によって、図4に示すキャンセルボタン
表示B1がクリックされたか否かの判定を行う(ステッ
プS32)。かかるステップS32において、キャンセ
ルボタン表示B1がクリックされていないと判定された
場合、コントローラ40は、使用者による操作手段47
を用いたカーソル操作によって、図4に示す決定ボタン
表示B2がクリックされたか否かの判定を行う(ステッ
プS33)。かかるステップS33において、決定ボタ
ン表示B2がクリックされていないと判定された場合、
コントローラ40は、上記ステップS32の実行に戻っ
て、前述した如き動作を繰り返し行う。
の動作について説明する。先ず、使用者が、上記操作手
段47を操作することにより他車位置表示指令を発する
と、コントローラ40は、図5に示す如き他車位置要求
ルーチンの実行に移る。図5において、先ず、コントロ
ーラ40は、表示対象となる他車を指定すべく、図4に
示すID入力画面を表示させるべき画像表示命令をディ
スプレイ装置43に供給する(ステップS31)。次に、
コントローラ40は、使用者による操作手段47を用い
たカーソル操作によって、図4に示すキャンセルボタン
表示B1がクリックされたか否かの判定を行う(ステッ
プS32)。かかるステップS32において、キャンセ
ルボタン表示B1がクリックされていないと判定された
場合、コントローラ40は、使用者による操作手段47
を用いたカーソル操作によって、図4に示す決定ボタン
表示B2がクリックされたか否かの判定を行う(ステッ
プS33)。かかるステップS33において、決定ボタ
ン表示B2がクリックされていないと判定された場合、
コントローラ40は、上記ステップS32の実行に戻っ
て、前述した如き動作を繰り返し行う。
【0016】この間、使用者は、操作手段47を操作す
ることにより、その現在位置を確認したい相手(他車)を
示す他車IDを、図4に示す如きID入力欄F1に入力
する。尚、使用者は、このID入力欄F1に他車IDを
入力する代わりに、予め登録済みの他車IDが一覧表示
されている登録IDリスト表示部F2中から、その現在
位置を確認したい他車IDを指定するようにしても良
い。
ることにより、その現在位置を確認したい相手(他車)を
示す他車IDを、図4に示す如きID入力欄F1に入力
する。尚、使用者は、このID入力欄F1に他車IDを
入力する代わりに、予め登録済みの他車IDが一覧表示
されている登録IDリスト表示部F2中から、その現在
位置を確認したい他車IDを指定するようにしても良
い。
【0017】ここで、上述した如き他車IDの入力又は
指定操作が終了すると、使用者は、操作手段47を用い
たカーソル操作によって上記決定ボタン表示B2をクリ
ックする。このクリック操作に応じて、コントローラ4
0は、図6に示す如き他車位置要求メッセージを生成
し、これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ス
テップS34)。つまり、先ず、コントローラ40は、
自車IDを要求元ID、上記他車ID入力欄F1に入力
された他車ID(又は指定された他車ID)を要求先ID
とする。そして、これら要求元ID及び要求先IDの先
頭部に他車位置要求コードOPRを付加することによ
り、図6に示す如き他車位置要求メッセージを生成し、
これを通信サービスセンタ1に送信するのである。
指定操作が終了すると、使用者は、操作手段47を用い
たカーソル操作によって上記決定ボタン表示B2をクリ
ックする。このクリック操作に応じて、コントローラ4
0は、図6に示す如き他車位置要求メッセージを生成
し、これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ス
テップS34)。つまり、先ず、コントローラ40は、
自車IDを要求元ID、上記他車ID入力欄F1に入力
された他車ID(又は指定された他車ID)を要求先ID
とする。そして、これら要求元ID及び要求先IDの先
頭部に他車位置要求コードOPRを付加することによ
り、図6に示す如き他車位置要求メッセージを生成し、
これを通信サービスセンタ1に送信するのである。
【0018】上記ステップS34の実行後、又は、上記
ステップS32においてキャンセルボタン表示B1がク
リックされたと判定された場合、コントローラ40は、
図5に示す他車位置要求ルーチンを抜けてメインルーチ
ン(説明せず)の実行に戻る。又、操作手段47の操作に
より、使用者が自車位置自主送信指令を行うと、コント
ローラ40は、図7に示す如き車両位置自主送信ルーチ
ンの実行に移る。
ステップS32においてキャンセルボタン表示B1がク
リックされたと判定された場合、コントローラ40は、
図5に示す他車位置要求ルーチンを抜けてメインルーチ
ン(説明せず)の実行に戻る。又、操作手段47の操作に
より、使用者が自車位置自主送信指令を行うと、コント
ローラ40は、図7に示す如き車両位置自主送信ルーチ
ンの実行に移る。
【0019】図7において、先ず、コントローラ40
は、自車位置を送信する相手となる車両(他車)を指定す
べく、図4に示すID入力画面を表示させるべき画像表
示命令をディスプレイ装置43に供給する(ステップS
71)。次に、コントローラ40は、使用者による操作
手段47を用いたカーソル操作によって、図4に示すキ
ャンセルボタン表示B1がクリックされたか否かの判定
を行う(ステップS72)。かかるステップS72におい
て、キャンセルボタン表示B1がクリックされていない
と判定された場合、次に、コントローラ40は、図4に
示す決定ボタン表示B2がクリックされたか否かの判定
を行う(ステップS73)。かかるステップS73におい
て、決定ボタン表示B2がクリックされていないと判定
された場合、コントローラ40は、上記ステップS72
の実行に戻って、前述した如き動作を繰り返し行う。
は、自車位置を送信する相手となる車両(他車)を指定す
べく、図4に示すID入力画面を表示させるべき画像表
示命令をディスプレイ装置43に供給する(ステップS
71)。次に、コントローラ40は、使用者による操作
手段47を用いたカーソル操作によって、図4に示すキ
ャンセルボタン表示B1がクリックされたか否かの判定
を行う(ステップS72)。かかるステップS72におい
て、キャンセルボタン表示B1がクリックされていない
と判定された場合、次に、コントローラ40は、図4に
示す決定ボタン表示B2がクリックされたか否かの判定
を行う(ステップS73)。かかるステップS73におい
て、決定ボタン表示B2がクリックされていないと判定
された場合、コントローラ40は、上記ステップS72
の実行に戻って、前述した如き動作を繰り返し行う。
【0020】この間、使用者は、操作手段47を操作す
ることにより、自車位置を知らせる相手先(他車)を示す
他車IDを、図4に示す他車ID入力欄F1に入力す
る。この際、使用者は、他車ID入力欄F1に他車ID
を入力する代わりに、予め登録済みの他車IDが一覧表
示されている他車IDリスト表示部F2中から、自車位
置を知らせる相手先となる他車IDを選択するようにし
ても良い。
ることにより、自車位置を知らせる相手先(他車)を示す
他車IDを、図4に示す他車ID入力欄F1に入力す
る。この際、使用者は、他車ID入力欄F1に他車ID
を入力する代わりに、予め登録済みの他車IDが一覧表
示されている他車IDリスト表示部F2中から、自車位
置を知らせる相手先となる他車IDを選択するようにし
ても良い。
【0021】上述した如き他車IDの入力又は選択操作
が終了すると、使用者は、操作手段47を用いたカーソ
ル操作によって上記決定ボタン表示B2をクリックす
る。このクリック操作に応じて、コントローラ40は、
図8に示す如き車両位置自主送信メッセージを生成し、
これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ステッ
プS74)。つまり、コントローラ40は、自車IDを
送信元ID、上記他車ID入力欄F1に入力された他車
ID(又は指定された他車ID)を送信先IDとし、これ
に、自車位置検出回路41から供給された車両位置情報
を付加する。そして、その先頭部に車両位置自主送信コ
ードCPTを付加することにより図8に示す如き他車位
置要求メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ
1に送信するのである。上記ステップS74の実行後、
又は上記ステップS72においてキャンセルボタン表示
B1がクリックされたと判定された場合、コントローラ
40は、図7に示す車両位置自主送信ルーチンを抜けて
メインルーチン(説明せず)の実行に戻る。
が終了すると、使用者は、操作手段47を用いたカーソ
ル操作によって上記決定ボタン表示B2をクリックす
る。このクリック操作に応じて、コントローラ40は、
図8に示す如き車両位置自主送信メッセージを生成し、
これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ステッ
プS74)。つまり、コントローラ40は、自車IDを
送信元ID、上記他車ID入力欄F1に入力された他車
ID(又は指定された他車ID)を送信先IDとし、これ
に、自車位置検出回路41から供給された車両位置情報
を付加する。そして、その先頭部に車両位置自主送信コ
ードCPTを付加することにより図8に示す如き他車位
置要求メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ
1に送信するのである。上記ステップS74の実行後、
又は上記ステップS72においてキャンセルボタン表示
B1がクリックされたと判定された場合、コントローラ
40は、図7に示す車両位置自主送信ルーチンを抜けて
メインルーチン(説明せず)の実行に戻る。
【0022】次に、上述した如く車両4が送信した各種
メッセージを通信サービスセンタ1が受信した際に、こ
の通信サービスセンタ1の通信サービス装置(図2に示
す)において為される動作について説明する。かかる通
信サービス装置の送受信装置10が車両4からの各種メ
ッセージを受信すると、コントローラ14は、図9に示
す如きメッセージ転送サブルーチンを実行する。
メッセージを通信サービスセンタ1が受信した際に、こ
の通信サービスセンタ1の通信サービス装置(図2に示
す)において為される動作について説明する。かかる通
信サービス装置の送受信装置10が車両4からの各種メ
ッセージを受信すると、コントローラ14は、図9に示
す如きメッセージ転送サブルーチンを実行する。
【0023】図9において、先ず、コントローラ14
は、送受信装置10が受信したメッセージが図6に示す
如き他車位置要求メッセージであるか否かの判定を行う
(ステップS91)。かかるステップS91において、受
信したメッセージが他車位置要求メッセージであると判
定された場合、コントローラ14は、この他車位置要求
メッセージに対応したメッセージ番号MNを発行する
(ステップS92)。次に、コントローラ14は、上記他
車位置要求メッセージ中の要求元ID及び要求先ID
と、現在時刻情報と、上記メッセージ番号MNとを対応
付けして返信受付メモリ13に記憶する(ステップS9
3)。次に、コントローラ14は、上記要求元ID、要
求先ID、及びメッセージ番号MNの先頭部に車両位置
要求コードCPRを付加した図10に示す如き車両位置
要求メッセージを生成する。そして、コントローラ14
は、この車両位置要求メッセージを、上記要求先IDに
対応した車両4に送信すべく送受信装置10を制御する
(ステップS94)。つまり、コントローラ14は、上記
データベース11中からこの要求先IDに対応したデー
タ通信チャンネルを検索し、このデータ通信チャンネル
に対して回線接続を行って車両位置要求メッセージを送
信すべく送受信装置10を制御するのである。このステ
ップS94の実行により、送受信装置10は、上記車両
位置要求メッセージを上記要求先IDによって示される
車両4に送信する。
は、送受信装置10が受信したメッセージが図6に示す
如き他車位置要求メッセージであるか否かの判定を行う
(ステップS91)。かかるステップS91において、受
信したメッセージが他車位置要求メッセージであると判
定された場合、コントローラ14は、この他車位置要求
メッセージに対応したメッセージ番号MNを発行する
(ステップS92)。次に、コントローラ14は、上記他
車位置要求メッセージ中の要求元ID及び要求先ID
と、現在時刻情報と、上記メッセージ番号MNとを対応
付けして返信受付メモリ13に記憶する(ステップS9
3)。次に、コントローラ14は、上記要求元ID、要
求先ID、及びメッセージ番号MNの先頭部に車両位置
要求コードCPRを付加した図10に示す如き車両位置
要求メッセージを生成する。そして、コントローラ14
は、この車両位置要求メッセージを、上記要求先IDに
対応した車両4に送信すべく送受信装置10を制御する
(ステップS94)。つまり、コントローラ14は、上記
データベース11中からこの要求先IDに対応したデー
タ通信チャンネルを検索し、このデータ通信チャンネル
に対して回線接続を行って車両位置要求メッセージを送
信すべく送受信装置10を制御するのである。このステ
ップS94の実行により、送受信装置10は、上記車両
位置要求メッセージを上記要求先IDによって示される
車両4に送信する。
【0024】一方、上記ステップS91において、受信
したメッセージが他車位置要求メッセージではないと判
定された場合、コントローラ14は、その受信したメッ
セージが、図8に示す如き車両位置自主送信メッセージ
であるか否かの判定を行う(ステップS95)。かかるス
テップS95において、受信したメッセージが上記車両
位置自主送信メッセージであると判定された場合、コン
トローラ14は、この車両位置自主送信メッセージ中の
送信元IDによって示される登録ユーザから所定のサー
ビス手数料を徴収すべく課金処理装置12を制御する
(ステップS96)。つまり、コントローラ14は、上記
データベース11に記憶されている銀行口座情報中から
この送信元IDに対応した登録ユーザの銀行口座番号を
検索し、これを課金処理装置12に供給する。これに応
じて、課金処理装置12は、コントローラ14から供給
された銀行口座番号で示される銀行口座から、サービス
手数料の引き落としを行う。上記ステップS96の実行
後、コントローラ14は、この受信した車両位置自主送
信メッセージを、そのまま送信先IDに対応した車両4
に転送すべく送受信装置10を制御する(ステップS9
7)。つまり、コントローラ14は、上記データベース
11中からこの送信先IDに対応したデータ通信チャン
ネルを検索し、このデータ通信チャンネルに対して回線
接続を行って上記車両位置自主送信メッセージを送信す
べく送受信装置10を制御するのである。このステップ
S97の実行により、送受信装置10は、上記車両位置
自主送信メッセージを上記送信先IDによって示される
車両4に送信する。
したメッセージが他車位置要求メッセージではないと判
定された場合、コントローラ14は、その受信したメッ
セージが、図8に示す如き車両位置自主送信メッセージ
であるか否かの判定を行う(ステップS95)。かかるス
テップS95において、受信したメッセージが上記車両
位置自主送信メッセージであると判定された場合、コン
トローラ14は、この車両位置自主送信メッセージ中の
送信元IDによって示される登録ユーザから所定のサー
ビス手数料を徴収すべく課金処理装置12を制御する
(ステップS96)。つまり、コントローラ14は、上記
データベース11に記憶されている銀行口座情報中から
この送信元IDに対応した登録ユーザの銀行口座番号を
検索し、これを課金処理装置12に供給する。これに応
じて、課金処理装置12は、コントローラ14から供給
された銀行口座番号で示される銀行口座から、サービス
手数料の引き落としを行う。上記ステップS96の実行
後、コントローラ14は、この受信した車両位置自主送
信メッセージを、そのまま送信先IDに対応した車両4
に転送すべく送受信装置10を制御する(ステップS9
7)。つまり、コントローラ14は、上記データベース
11中からこの送信先IDに対応したデータ通信チャン
ネルを検索し、このデータ通信チャンネルに対して回線
接続を行って上記車両位置自主送信メッセージを送信す
べく送受信装置10を制御するのである。このステップ
S97の実行により、送受信装置10は、上記車両位置
自主送信メッセージを上記送信先IDによって示される
車両4に送信する。
【0025】一方、上記ステップS95において、受信
したメッセージが車両位置自主送信メッセージではない
と判定された場合、コントローラ14は、その受信した
メッセージが返信車両位置メッセージ(後述する)である
か否かの判定を行う(ステップS98)。かかるステップ
S98において、受信したメッセージが上記返信車両位
置メッセージであると判定された場合、コントローラ1
4は、この返信車両位置メッセージ中に記述されている
上記メッセージ番号MNを抽出し、このメッセージ番号
MNに対応づけして記憶されている要求元IDを返信受
付メモリ13中から読み出す(ステップS99)。次に、
コントローラ14は、この返信受付メモリ13から読み
出した要求元IDと、上記返信車両位置メッセージ中に
示されている要求元IDとが一致しているか否かの判定
を行う(ステップS100)。かかるステップS100に
おいて両者が一致していると判定された場合、コントロ
ーラ14は、この要求元IDによって示される登録ユー
ザから所定のサービス手数料を徴収すべく課金処理装置
12を制御する(ステップS101)。つまり、コントロ
ーラ14は、上記データベース11に記憶されている銀
行口座情報中からこの要求元IDに対応した登録ユーザ
の銀行口座番号を検索し、これを課金処理装置12に供
給する。これに応じて、課金処理装置12は、コントロ
ーラ14から供給された銀行口座番号で示される銀行口
座から、サービス手数料の引き落としを行う。上記ステ
ップS101の実行後、コントローラ14は、受信した
上記返信車両位置メッセージを、この返信車両位置メッ
セージ中に記述されている要求元IDに対応した車両4
に転送すべく送受信装置10を制御する(ステップS1
02)。つまり、コントローラ14は、上記データベー
ス11中からこの要求元IDに対応したデータ通信チャ
ンネルを検索し、このデータ通信チャンネルに対して回
線接続を行って上記返信車両位置メッセージを送信すべ
く送受信装置10を制御するのである。このステップS
102の実行により、送受信装置10は、上記返信車両
位置メッセージを、上記要求元IDによって示される車
両4に転送する。
したメッセージが車両位置自主送信メッセージではない
と判定された場合、コントローラ14は、その受信した
メッセージが返信車両位置メッセージ(後述する)である
か否かの判定を行う(ステップS98)。かかるステップ
S98において、受信したメッセージが上記返信車両位
置メッセージであると判定された場合、コントローラ1
4は、この返信車両位置メッセージ中に記述されている
上記メッセージ番号MNを抽出し、このメッセージ番号
MNに対応づけして記憶されている要求元IDを返信受
付メモリ13中から読み出す(ステップS99)。次に、
コントローラ14は、この返信受付メモリ13から読み
出した要求元IDと、上記返信車両位置メッセージ中に
示されている要求元IDとが一致しているか否かの判定
を行う(ステップS100)。かかるステップS100に
おいて両者が一致していると判定された場合、コントロ
ーラ14は、この要求元IDによって示される登録ユー
ザから所定のサービス手数料を徴収すべく課金処理装置
12を制御する(ステップS101)。つまり、コントロ
ーラ14は、上記データベース11に記憶されている銀
行口座情報中からこの要求元IDに対応した登録ユーザ
の銀行口座番号を検索し、これを課金処理装置12に供
給する。これに応じて、課金処理装置12は、コントロ
ーラ14から供給された銀行口座番号で示される銀行口
座から、サービス手数料の引き落としを行う。上記ステ
ップS101の実行後、コントローラ14は、受信した
上記返信車両位置メッセージを、この返信車両位置メッ
セージ中に記述されている要求元IDに対応した車両4
に転送すべく送受信装置10を制御する(ステップS1
02)。つまり、コントローラ14は、上記データベー
ス11中からこの要求元IDに対応したデータ通信チャ
ンネルを検索し、このデータ通信チャンネルに対して回
線接続を行って上記返信車両位置メッセージを送信すべ
く送受信装置10を制御するのである。このステップS
102の実行により、送受信装置10は、上記返信車両
位置メッセージを、上記要求元IDによって示される車
両4に転送する。
【0026】尚、上記ステップS100において、返信
受付メモリ13から読み出した要求元IDと、受信した
上記返信車両位置メッセージ中に示されている要求元I
Dとが一致していないと判定された場合、コントローラ
14は、エラー番号を発行する(ステップS103)。そ
して、このエラー番号に対応づけして、上記返信車両位
置メッセージ中に示されている要求元ID、要求先ID
及びメッセージ番号MN各々を、上記返信受付メモリ1
3に記憶する(ステップS104)。
受付メモリ13から読み出した要求元IDと、受信した
上記返信車両位置メッセージ中に示されている要求元I
Dとが一致していないと判定された場合、コントローラ
14は、エラー番号を発行する(ステップS103)。そ
して、このエラー番号に対応づけして、上記返信車両位
置メッセージ中に示されている要求元ID、要求先ID
及びメッセージ番号MN各々を、上記返信受付メモリ1
3に記憶する(ステップS104)。
【0027】上記ステップS104、S94、S97、
又はS102の実行後、コントローラ14は、図9に示
すメッセージ転送ルーチンを抜けてメインルーチン(説
明せず)の実行に戻る。ここで、車両4の移動体用ナビ
ゲーション装置に搭載されているセルラフォン送受信回
路45が、上述した如く通信サービスセンタ1から送信
された車両位置要求メッセージを受信すると、そのコン
トローラ40は、図12に示す如き車両位置要求返信ル
ーチンの実行に移る。
又はS102の実行後、コントローラ14は、図9に示
すメッセージ転送ルーチンを抜けてメインルーチン(説
明せず)の実行に戻る。ここで、車両4の移動体用ナビ
ゲーション装置に搭載されているセルラフォン送受信回
路45が、上述した如く通信サービスセンタ1から送信
された車両位置要求メッセージを受信すると、そのコン
トローラ40は、図12に示す如き車両位置要求返信ル
ーチンの実行に移る。
【0028】図12において、先ず、コントローラ40
は、セルラフォン送受信回路45によって受信された図
10に示す如き車両位置要求メッセージ中に記述されて
いる要求先IDと、自車IDとが一致しているか否かの
判定を行う(ステップS120)。かかるステップS12
0において、両者が一致していると判定された場合、コ
ントローラ40は、フラグレジスタ49に記憶されてい
る自車位置送信禁止フラグが、自車位置の送信を禁止す
ることを示す論理レベル"1"であるか否かの判定を行う
(ステップS121)。かかるステップS121におい
て、自車位置送信禁止フラグが自車位置の送信を禁止す
ることを示す論理レベル"1"ではないと判定された場
合、コントローラ40は、IDメモリ48中に、上記車
両位置要求メッセージによって示される要求元IDと同
一の他車IDが記憶されているか否かの判定を行う(ス
テップS122)。すなわち、ステップS122の実行
により、上記車両位置要求メッセージに示される要求元
IDが、IDメモリ48中に登録済みであるか否かの判
定を行うのである。ここで、上記ステップS122にお
いて、上記要求元IDと同一の他車IDがIDメモリ4
8に記憶済みであると判定された場合、コントローラ4
0は、この他車IDに論理レベル"1"の有効フラグが付
加されているか否かの判定を行う(ステップS123)。
ステップS123において、論理レベル"1"の有効フラ
グが付加されていると判定された場合、コントローラ4
0は、図11に示す如き返信車両位置メッセージを生成
し、これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ス
テップS124)。つまり、コントローラ40は、先
ず、受信した車両位置要求メッセージ(図10に示す)中
の要求元ID、要求先ID、及びメッセージ番号MN
に、自車位置検出回路41から供給された車両位置情報
を付加する。そして、その先頭部に返信車両位置コード
RCPを付加することにより図11に示す如き返信車両
位置メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ1
に送信するのである。
は、セルラフォン送受信回路45によって受信された図
10に示す如き車両位置要求メッセージ中に記述されて
いる要求先IDと、自車IDとが一致しているか否かの
判定を行う(ステップS120)。かかるステップS12
0において、両者が一致していると判定された場合、コ
ントローラ40は、フラグレジスタ49に記憶されてい
る自車位置送信禁止フラグが、自車位置の送信を禁止す
ることを示す論理レベル"1"であるか否かの判定を行う
(ステップS121)。かかるステップS121におい
て、自車位置送信禁止フラグが自車位置の送信を禁止す
ることを示す論理レベル"1"ではないと判定された場
合、コントローラ40は、IDメモリ48中に、上記車
両位置要求メッセージによって示される要求元IDと同
一の他車IDが記憶されているか否かの判定を行う(ス
テップS122)。すなわち、ステップS122の実行
により、上記車両位置要求メッセージに示される要求元
IDが、IDメモリ48中に登録済みであるか否かの判
定を行うのである。ここで、上記ステップS122にお
いて、上記要求元IDと同一の他車IDがIDメモリ4
8に記憶済みであると判定された場合、コントローラ4
0は、この他車IDに論理レベル"1"の有効フラグが付
加されているか否かの判定を行う(ステップS123)。
ステップS123において、論理レベル"1"の有効フラ
グが付加されていると判定された場合、コントローラ4
0は、図11に示す如き返信車両位置メッセージを生成
し、これをセルラフォン送受信回路45に供給する(ス
テップS124)。つまり、コントローラ40は、先
ず、受信した車両位置要求メッセージ(図10に示す)中
の要求元ID、要求先ID、及びメッセージ番号MN
に、自車位置検出回路41から供給された車両位置情報
を付加する。そして、その先頭部に返信車両位置コード
RCPを付加することにより図11に示す如き返信車両
位置メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ1
に送信するのである。
【0029】一方、上記ステップS122において、上
記車両位置要求メッセージに示される要求元IDがID
メモリ48内に記憶されていないと判定された場合、コ
ントローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操作
によって上記要求元IDが有効状態に設定されたか否か
の判定を行う(ステップS125)。ステップS125に
おいて有効状態に設定されたと判定された場合、コント
ローラ40は、上記ステップS124を実行して、図1
1に示す如き返信車両位置メッセージを通信サービスセ
ンタ1に送信する。一方、上記ステップS125におい
て上記要求元IDが有効状態に設定されていないと判定
された場合、コントローラ40は、図11に代わり図1
3に示すフォーマットを有する返信車両位置メッセージ
を生成し、これをセルラフォン送受信回路45に供給す
る(ステップS126)。すなわち、上記要求元IDが無
効状態に設定されている場合には、コントローラ40
は、図11に示す返信車両位置メッセージから車両位置
情報を省き、自車位置の送信を拒否する旨を示す第1エ
ラーコードERR1を付加した返信車両位置メッセージ
(図13に示す)を生成し、これを通信サービスセンタ1
に送信するのである。尚、コントローラ40は、上記ス
テップS123において要求元IDに論理レベル"1"の
有効フラグが付加されていないと判定された場合、又は
上記ステップS121において自車位置送信禁止フラグ
が自車位置の送信を禁止することを示す論理レベル"1"
であると判定された場合にも、上記ステップS126を
実行する。
記車両位置要求メッセージに示される要求元IDがID
メモリ48内に記憶されていないと判定された場合、コ
ントローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操作
によって上記要求元IDが有効状態に設定されたか否か
の判定を行う(ステップS125)。ステップS125に
おいて有効状態に設定されたと判定された場合、コント
ローラ40は、上記ステップS124を実行して、図1
1に示す如き返信車両位置メッセージを通信サービスセ
ンタ1に送信する。一方、上記ステップS125におい
て上記要求元IDが有効状態に設定されていないと判定
された場合、コントローラ40は、図11に代わり図1
3に示すフォーマットを有する返信車両位置メッセージ
を生成し、これをセルラフォン送受信回路45に供給す
る(ステップS126)。すなわち、上記要求元IDが無
効状態に設定されている場合には、コントローラ40
は、図11に示す返信車両位置メッセージから車両位置
情報を省き、自車位置の送信を拒否する旨を示す第1エ
ラーコードERR1を付加した返信車両位置メッセージ
(図13に示す)を生成し、これを通信サービスセンタ1
に送信するのである。尚、コントローラ40は、上記ス
テップS123において要求元IDに論理レベル"1"の
有効フラグが付加されていないと判定された場合、又は
上記ステップS121において自車位置送信禁止フラグ
が自車位置の送信を禁止することを示す論理レベル"1"
であると判定された場合にも、上記ステップS126を
実行する。
【0030】このように、上記要求元IDが無効状態に
設定されている場合には、例え、要求が為されても自車
位置の送信を拒否するのである。一方、上記ステップS
120において、上述した如く受信した車両位置要求メ
ッセージに示される要求先IDと、自車IDとが一致し
ていないと判定された場合、コントローラ40は、図1
1に代わり図14に示すフォーマットを有する返信車両
位置メッセージを生成し、これをセルラフォン送受信回
路45に供給する(ステップS127)。すなわち、コン
トローラ40は、図11に示す返信車両位置メッセージ
から車両位置情報を省き、それに、IDが不適切である
ことを指摘する第2エラーコードERR2を付加した図
14に示す如き返信車両位置メッセージを生成し、これ
を通信サービスセンタ1に送信するのである。
設定されている場合には、例え、要求が為されても自車
位置の送信を拒否するのである。一方、上記ステップS
120において、上述した如く受信した車両位置要求メ
ッセージに示される要求先IDと、自車IDとが一致し
ていないと判定された場合、コントローラ40は、図1
1に代わり図14に示すフォーマットを有する返信車両
位置メッセージを生成し、これをセルラフォン送受信回
路45に供給する(ステップS127)。すなわち、コン
トローラ40は、図11に示す返信車両位置メッセージ
から車両位置情報を省き、それに、IDが不適切である
ことを指摘する第2エラーコードERR2を付加した図
14に示す如き返信車両位置メッセージを生成し、これ
を通信サービスセンタ1に送信するのである。
【0031】上記ステップS124、S126、又はS
127の終了後、コントローラ40は、図12に示す如
き車両位置要求返信ルーチンを抜けて、メインルーチン
の実行に戻る。又、車両4のセルラフォン送受信回路4
5が、上述した如く通信サービスセンタ1が送信した上
記返信車両位置メッセージ(図11、図13、図14)、
又は車両位置自主送信メッセージ(図8)を受信すると、
コントローラ40は、図15に示す如き他車位置表示ル
ーチンの実行に移る。
127の終了後、コントローラ40は、図12に示す如
き車両位置要求返信ルーチンを抜けて、メインルーチン
の実行に戻る。又、車両4のセルラフォン送受信回路4
5が、上述した如く通信サービスセンタ1が送信した上
記返信車両位置メッセージ(図11、図13、図14)、
又は車両位置自主送信メッセージ(図8)を受信すると、
コントローラ40は、図15に示す如き他車位置表示ル
ーチンの実行に移る。
【0032】図15において、先ず、コントローラ40
は、この受信したメッセージ中に、図13及び図14に
示す第1エラーコードERR1又は第2エラーコードE
RR2が存在するか否かの判定を行う(ステップS13
0)。かかるステップS130において、受信メッセー
ジ中に、上記第1エラーコードERR1又は第2エラー
コードERR2が存在すると判定された場合、コントロ
ーラ40は、これらエラーコード各々によって示される
内容を表示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置
43に供給する(ステップS131)。一方、上記ステッ
プS130において、受信メッセージ中に上記エラーコ
ードが存在しないと判定された場合、コントローラ40
は、第1内蔵タイマ(図示せぬ)による計数カウントを開
始させる(ステップS132)。次に、コントローラ40
は、上記フラグレジスタ49に記憶されている他車位置
表示禁止フラグが他車位置の表示を禁止することを示す
論理レベル"1"であるか否かの判定を行う(ステップS
133)。ステップS133において他車位置表示禁止
フラグが論理レベル"1"であると判定された場合、コン
トローラ40は、車両位置自主送信メッセージ又は返信
車両位置メッセージを受信したことを知らせると共に上
記メッセージ中に記述されている送信元ID(要求先I
D)を表示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置
43に供給する(ステップS134)。次に、コントロー
ラ40は、上記第1内蔵タイマによるカウント値が所定
値よりも大であるか否かの判定を行う(ステップS13
5)。かかるステップS135において、上記第1内蔵
タイマによるカウント値が所定値よりも小であると判定
された場合、コントローラ40は、上記ステップS13
3の実行に戻って前述した如き動作を繰り返し実行す
る。すなわち、上記第1内蔵タイマによるカウント値が
所定値より大となるまでの間、使用者の手動操作によっ
て他車位置表示禁止が解除、つまり他車位置表示禁止フ
ラグが論理レベル"0"に推移するのを待つのである。こ
の間、使用者が、他車位置表示を許可すべく操作手段4
7を操作すると、フラグレジスタ49に記憶されている
他車位置表示禁止フラグは論理レベル"0"に推移する。
は、この受信したメッセージ中に、図13及び図14に
示す第1エラーコードERR1又は第2エラーコードE
RR2が存在するか否かの判定を行う(ステップS13
0)。かかるステップS130において、受信メッセー
ジ中に、上記第1エラーコードERR1又は第2エラー
コードERR2が存在すると判定された場合、コントロ
ーラ40は、これらエラーコード各々によって示される
内容を表示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置
43に供給する(ステップS131)。一方、上記ステッ
プS130において、受信メッセージ中に上記エラーコ
ードが存在しないと判定された場合、コントローラ40
は、第1内蔵タイマ(図示せぬ)による計数カウントを開
始させる(ステップS132)。次に、コントローラ40
は、上記フラグレジスタ49に記憶されている他車位置
表示禁止フラグが他車位置の表示を禁止することを示す
論理レベル"1"であるか否かの判定を行う(ステップS
133)。ステップS133において他車位置表示禁止
フラグが論理レベル"1"であると判定された場合、コン
トローラ40は、車両位置自主送信メッセージ又は返信
車両位置メッセージを受信したことを知らせると共に上
記メッセージ中に記述されている送信元ID(要求先I
D)を表示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置
43に供給する(ステップS134)。次に、コントロー
ラ40は、上記第1内蔵タイマによるカウント値が所定
値よりも大であるか否かの判定を行う(ステップS13
5)。かかるステップS135において、上記第1内蔵
タイマによるカウント値が所定値よりも小であると判定
された場合、コントローラ40は、上記ステップS13
3の実行に戻って前述した如き動作を繰り返し実行す
る。すなわち、上記第1内蔵タイマによるカウント値が
所定値より大となるまでの間、使用者の手動操作によっ
て他車位置表示禁止が解除、つまり他車位置表示禁止フ
ラグが論理レベル"0"に推移するのを待つのである。こ
の間、使用者が、他車位置表示を許可すべく操作手段4
7を操作すると、フラグレジスタ49に記憶されている
他車位置表示禁止フラグは論理レベル"0"に推移する。
【0033】ここで、上記ステップS133において上
記他車位置表示禁止フラグが論理レベル"1"ではない、
すなわち表示禁止ではないと判定された場合、コントロ
ーラ40は、第2内蔵タイマ(図示せぬ)による計数カウ
ントを開始させる(ステップS136)。次に、コントロ
ーラ40は、受信したメッセージ中に記述されている送
信元ID(要求先ID)と同一の他車IDが、IDメモリ
48中に記憶されているか否かの判定を行う(ステップ
S137)。すなわち、ステップS137の実行によ
り、受信した上記車両位置自主送信メッセージ(又は返
信車両位置メッセージ)中に記述されている送信元ID
(要求先ID)が、IDメモリ48中に登録済みであるか
否かの判定を行うのである。ここで、上記ステップS1
37において、上記送信元ID(要求先ID)と同一の他
車IDがIDメモリ48に記憶済みであると判定された
場合、コントローラ40は、この他車IDに論理レベ
ル"1"の有効フラグが付加されているか否かの判定を行
う(ステップS138)。ステップS137において、論
理レベル"1"の有効フラグが付加されていると判定され
た場合、コントローラ40は、他車位置表示ルーチンの
実行に移る(ステップS139)。かかる他車位置表示ル
ーチンにおいて、コントローラ40は、先ず、受信した
上記車両位置自主送信メッセージ(図8)、又は返信車両
位置メッセージ(図11)中に記述されている車両位置情
報を他車位置情報として取り込む。次に、自車位置検出
回路41から供給された車両位置情報を自車位置情報と
して取り込む。次に、コントローラ40は、地図データ
メモリ44に記憶されている各地域区画毎の地図データ
の内から、上記他車位置情報で示される位置、及び上記
自車位置情報にて示される位置を夫々含む地図データを
読み出す。そして、コントローラ40は、上記他車位置
情報によって示される位置に他車位置マーク、上記自車
位置情報によって示される位置に自車位置マークを夫々
付加した表示地図データを生成し、これをディスプレイ
装置43に供給する。これにより、ディスプレイ装置4
3の画面上には、上記自車位置マーク及び他車位置マー
クが付加された地図表示が為される。
記他車位置表示禁止フラグが論理レベル"1"ではない、
すなわち表示禁止ではないと判定された場合、コントロ
ーラ40は、第2内蔵タイマ(図示せぬ)による計数カウ
ントを開始させる(ステップS136)。次に、コントロ
ーラ40は、受信したメッセージ中に記述されている送
信元ID(要求先ID)と同一の他車IDが、IDメモリ
48中に記憶されているか否かの判定を行う(ステップ
S137)。すなわち、ステップS137の実行によ
り、受信した上記車両位置自主送信メッセージ(又は返
信車両位置メッセージ)中に記述されている送信元ID
(要求先ID)が、IDメモリ48中に登録済みであるか
否かの判定を行うのである。ここで、上記ステップS1
37において、上記送信元ID(要求先ID)と同一の他
車IDがIDメモリ48に記憶済みであると判定された
場合、コントローラ40は、この他車IDに論理レベ
ル"1"の有効フラグが付加されているか否かの判定を行
う(ステップS138)。ステップS137において、論
理レベル"1"の有効フラグが付加されていると判定され
た場合、コントローラ40は、他車位置表示ルーチンの
実行に移る(ステップS139)。かかる他車位置表示ル
ーチンにおいて、コントローラ40は、先ず、受信した
上記車両位置自主送信メッセージ(図8)、又は返信車両
位置メッセージ(図11)中に記述されている車両位置情
報を他車位置情報として取り込む。次に、自車位置検出
回路41から供給された車両位置情報を自車位置情報と
して取り込む。次に、コントローラ40は、地図データ
メモリ44に記憶されている各地域区画毎の地図データ
の内から、上記他車位置情報で示される位置、及び上記
自車位置情報にて示される位置を夫々含む地図データを
読み出す。そして、コントローラ40は、上記他車位置
情報によって示される位置に他車位置マーク、上記自車
位置情報によって示される位置に自車位置マークを夫々
付加した表示地図データを生成し、これをディスプレイ
装置43に供給する。これにより、ディスプレイ装置4
3の画面上には、上記自車位置マーク及び他車位置マー
クが付加された地図表示が為される。
【0034】一方、上記ステップS137において、上
記車両位置自主送信メッセージ、又は返信車両位置メッ
セージに記述されている送信元ID(要求元ID)が、I
Dメモリ48内に記憶されていないと判定された場合、
コントローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操
作によって上記送信元ID(要求元ID)が有効状態に設
定されたか否かの判定を行う(ステップS140)。この
ステップS140において有効状態に設定されたと判定
された場合、コントローラ40は、次に上記ステップS
139を実行することにより、上述した如く、自車位置
と共に他車位置をディスプレイ装置43の画面上に表示
せしめる。一方、上記ステップS140において、上記
送信元ID(要求元ID)が有効状態に設定されていな
い、すなわち無効状態に設定されていると判定された場
合、コントローラ40は、この送信元ID(要求元ID)
が無効状態になっていることを指摘するメッセージを表
示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置43に供
給する(ステップS141)。尚、かかるステップS14
1は、上記ステップS138において、上記送信元ID
(要求先ID)と同一の他車IDに論理レベル"1"の有効
フラグが付加されていないと判定された場合にも実施さ
れる。上記ステップS141の実行後、コントローラ4
0は、上記第2内蔵タイマによるカウント値が所定値よ
り大であるか否かの判定を行う(ステップS142)。か
かるステップS142において、上記第2内蔵タイマに
よるカウント値が所定値よりも小であると判定された場
合、コントローラ40は、上記ステップS137の実行
に戻って前述した如き動作を繰り返し実行する。すなわ
ち、第2内蔵タイマによるカウント値が所定値よりも大
となるまでの間、使用者の手動操作によって上記送信元
ID(要求元ID)が有効状態に設定されるのを待つので
ある。
記車両位置自主送信メッセージ、又は返信車両位置メッ
セージに記述されている送信元ID(要求元ID)が、I
Dメモリ48内に記憶されていないと判定された場合、
コントローラ40は、操作手段47を用いた使用者の操
作によって上記送信元ID(要求元ID)が有効状態に設
定されたか否かの判定を行う(ステップS140)。この
ステップS140において有効状態に設定されたと判定
された場合、コントローラ40は、次に上記ステップS
139を実行することにより、上述した如く、自車位置
と共に他車位置をディスプレイ装置43の画面上に表示
せしめる。一方、上記ステップS140において、上記
送信元ID(要求元ID)が有効状態に設定されていな
い、すなわち無効状態に設定されていると判定された場
合、コントローラ40は、この送信元ID(要求元ID)
が無効状態になっていることを指摘するメッセージを表
示させるべき画像表示指令をディスプレイ装置43に供
給する(ステップS141)。尚、かかるステップS14
1は、上記ステップS138において、上記送信元ID
(要求先ID)と同一の他車IDに論理レベル"1"の有効
フラグが付加されていないと判定された場合にも実施さ
れる。上記ステップS141の実行後、コントローラ4
0は、上記第2内蔵タイマによるカウント値が所定値よ
り大であるか否かの判定を行う(ステップS142)。か
かるステップS142において、上記第2内蔵タイマに
よるカウント値が所定値よりも小であると判定された場
合、コントローラ40は、上記ステップS137の実行
に戻って前述した如き動作を繰り返し実行する。すなわ
ち、第2内蔵タイマによるカウント値が所定値よりも大
となるまでの間、使用者の手動操作によって上記送信元
ID(要求元ID)が有効状態に設定されるのを待つので
ある。
【0035】上記ステップS135(又はS142)にお
いて、第1(第2)内蔵タイマのカウント値が所定値を超
えた場合、又は上記ステップS131又はS139の実
行後、コントローラ40は、図15に示す如き他車位置
表示ルーチンを抜けてメインルーチンの実行に移る。す
なわち、上記送信元ID(要求元ID)が無効状態に設定
されている場合には、他車位置表示ルーチン(ステップ
S139)が実施されないので、この送信元ID(要求元
ID)によって示される車両(他車)の位置はディスプレ
イ装置43上に表示されない。
いて、第1(第2)内蔵タイマのカウント値が所定値を超
えた場合、又は上記ステップS131又はS139の実
行後、コントローラ40は、図15に示す如き他車位置
表示ルーチンを抜けてメインルーチンの実行に移る。す
なわち、上記送信元ID(要求元ID)が無効状態に設定
されている場合には、他車位置表示ルーチン(ステップ
S139)が実施されないので、この送信元ID(要求元
ID)によって示される車両(他車)の位置はディスプレ
イ装置43上に表示されない。
【0036】以下に、上記ナビゲーション通信システム
による動作を、図1に示されるが如き2台の車両4a及
び4bと、通信サービスセンタ1間で為される通信動作
をもって説明する。尚、かかるナビゲーション通信シス
テムでは、自車位置と共に他車位置をディスプレイ装置
43に表示する他車位置表示モードの他に、指定した他
車に対して自車位置を自主的に送信する車両位置自主送
信モードがある。
による動作を、図1に示されるが如き2台の車両4a及
び4bと、通信サービスセンタ1間で為される通信動作
をもって説明する。尚、かかるナビゲーション通信シス
テムでは、自車位置と共に他車位置をディスプレイ装置
43に表示する他車位置表示モードの他に、指定した他
車に対して自車位置を自主的に送信する車両位置自主送
信モードがある。
【0037】[他車位置表示モード]図16は、他車位
置表示モード時における車両4a、4b、及び通信サー
ビスセンタ1間で為される通信動作を示す図である。
尚、図16においては、車両4a(自車)が、自車に搭載
されているディスプレイ装置43に車両4b(他車)の現
在位置を表示する際の動作を示している。
置表示モード時における車両4a、4b、及び通信サー
ビスセンタ1間で為される通信動作を示す図である。
尚、図16においては、車両4a(自車)が、自車に搭載
されているディスプレイ装置43に車両4b(他車)の現
在位置を表示する際の動作を示している。
【0038】先ず、車両4aに搭乗する使用者が、操作
手段47を操作することにより、図4に示す如き他車I
D入力欄F1に車両4bのIDを入力し、他車位置表示
指令を発令する。すると、図5に示す如き他車位置要求
ルーチンが実施され、そのステップS34の段階にて、
車両4aから通信サービスセンタ1側に、図6に示す如
き他車位置要求メッセージが送信される。
手段47を操作することにより、図4に示す如き他車I
D入力欄F1に車両4bのIDを入力し、他車位置表示
指令を発令する。すると、図5に示す如き他車位置要求
ルーチンが実施され、そのステップS34の段階にて、
車両4aから通信サービスセンタ1側に、図6に示す如
き他車位置要求メッセージが送信される。
【0039】通信サービスセンタ1では、車両4a側か
らの上記他車位置要求メッセージを受信すると、図9に
示すメッセージ転送ルーチンを実行する。そして、かか
るメッセージ転送ルーチンのステップS94にて、受信
した上記他車位置要求メッセージ中に記述されている要
求先ID、すなわち車両4bに対して図10に示す如き
車両位置要求メッセージを送信する。
らの上記他車位置要求メッセージを受信すると、図9に
示すメッセージ転送ルーチンを実行する。そして、かか
るメッセージ転送ルーチンのステップS94にて、受信
した上記他車位置要求メッセージ中に記述されている要
求先ID、すなわち車両4bに対して図10に示す如き
車両位置要求メッセージを送信する。
【0040】車両4bは、通信サービスセンタ1側から
の車両位置要求メッセージを受信すると、図12に示す
如き車両位置要求返信ルーチンを実行する。かかる車両
位置要求返信ルーチンにより、車両4bでは、上記車両
位置要求メッセージ中に記述されている要求元ID(す
なわち車両4aを示すもの)が有効状態に設定されてい
る場合には、ステップS124を実施する。これによ
り、車両4bは、図11に示す如く、自車位置検出回路
41によって得られた車両位置情報を含ませた返信車両
位置メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ1
側に送信する。尚、上記車両位置要求メッセージ中に記
述されている要求先ID(すなわち車両4bを示すもの)
が、車両4b自身のIDと異なる場合には、ステップS
124に代わりステップS127を実施する。これによ
り、車両4bは、上記車両位置情報の代わりに、IDが
不適切であることを指摘する第2エラーコードERR2
を付加した図14に示す如き形態を有する返信車両位置
メッセージを通信サービスセンタ1に送信するのであ
る。一方、上記車両位置要求メッセージ中に記述されて
いる要求元ID(すなわち車両4a)が有効状態に設定さ
れていない場合には、上記ステップS124に代わりス
テップS126を実施する。すなわち、車両4bは、上
記車両位置情報の代わりに、自身(車両4b)の車両位置
を車両4aに知らせるのを拒否することを示す第1エラ
ーコードERR1を付加した図13に示す如き形態を有
する返信車両位置メッセージを、通信サービスセンタ1
に送信するのである。
の車両位置要求メッセージを受信すると、図12に示す
如き車両位置要求返信ルーチンを実行する。かかる車両
位置要求返信ルーチンにより、車両4bでは、上記車両
位置要求メッセージ中に記述されている要求元ID(す
なわち車両4aを示すもの)が有効状態に設定されてい
る場合には、ステップS124を実施する。これによ
り、車両4bは、図11に示す如く、自車位置検出回路
41によって得られた車両位置情報を含ませた返信車両
位置メッセージを生成し、これを通信サービスセンタ1
側に送信する。尚、上記車両位置要求メッセージ中に記
述されている要求先ID(すなわち車両4bを示すもの)
が、車両4b自身のIDと異なる場合には、ステップS
124に代わりステップS127を実施する。これによ
り、車両4bは、上記車両位置情報の代わりに、IDが
不適切であることを指摘する第2エラーコードERR2
を付加した図14に示す如き形態を有する返信車両位置
メッセージを通信サービスセンタ1に送信するのであ
る。一方、上記車両位置要求メッセージ中に記述されて
いる要求元ID(すなわち車両4a)が有効状態に設定さ
れていない場合には、上記ステップS124に代わりス
テップS126を実施する。すなわち、車両4bは、上
記車両位置情報の代わりに、自身(車両4b)の車両位置
を車両4aに知らせるのを拒否することを示す第1エラ
ーコードERR1を付加した図13に示す如き形態を有
する返信車両位置メッセージを、通信サービスセンタ1
に送信するのである。
【0041】通信サービスセンタ1は、車両4b側から
の上記返信車位置要求メッセージを受信すると、図9に
示すメッセージ転送ルーチンを実行して、先ず、そのメ
ッセージ中に記述されている要求元ID(車両4a)の銀
行口座からサービス手数料を引き落す(ステップS10
1)。そして、通信サービスセンタ1は、ステップS1
02の実行によって、上記返信車両位置メッセージ中に
記述されている要求元ID、すなわち車両4aにこの返
信車両位置メッセージを転送する。
の上記返信車位置要求メッセージを受信すると、図9に
示すメッセージ転送ルーチンを実行して、先ず、そのメ
ッセージ中に記述されている要求元ID(車両4a)の銀
行口座からサービス手数料を引き落す(ステップS10
1)。そして、通信サービスセンタ1は、ステップS1
02の実行によって、上記返信車両位置メッセージ中に
記述されている要求元ID、すなわち車両4aにこの返
信車両位置メッセージを転送する。
【0042】車両4aは、通信サービスセンタ1側から
の返信車両位置メッセージを受信すると、図13に示す
如き他車位置表示ルーチンを実行する。この際、そのス
テップS138又はS140において、上記返信車両位
置メッセージ中に記述されている要求先ID(すなわち
車両4bを示すもの)が有効状態に設定されていると判
定された場合には、ステップS139を実施する。すな
わち、車両4bを示す上記要求先IDが有効状態に設定
されている場合には、ステップS139の実行により、
車両4a(自車)の位置と共に車両4b(他車)の位置を、
車両4aに搭載されているディスプレイ装置43の画面
上に表示させるのである。
の返信車両位置メッセージを受信すると、図13に示す
如き他車位置表示ルーチンを実行する。この際、そのス
テップS138又はS140において、上記返信車両位
置メッセージ中に記述されている要求先ID(すなわち
車両4bを示すもの)が有効状態に設定されていると判
定された場合には、ステップS139を実施する。すな
わち、車両4bを示す上記要求先IDが有効状態に設定
されている場合には、ステップS139の実行により、
車両4a(自車)の位置と共に車両4b(他車)の位置を、
車両4aに搭載されているディスプレイ装置43の画面
上に表示させるのである。
【0043】一方、受信した上記返信車両位置メッセー
ジ中にエラーコード(ERR1、ERR2)が記述されて
いる、又は車両4bを示す上記要求先IDが有効状態に
設定されていない場合には、上記ステップS139は実
施されない。つまり、この際、車両4aに搭載されてい
るディスプレイ装置43の画面上には、車両4a(自車)
の位置のみが表示され、車両4b(他車)の位置表示は為
されない。
ジ中にエラーコード(ERR1、ERR2)が記述されて
いる、又は車両4bを示す上記要求先IDが有効状態に
設定されていない場合には、上記ステップS139は実
施されない。つまり、この際、車両4aに搭載されてい
るディスプレイ装置43の画面上には、車両4a(自車)
の位置のみが表示され、車両4b(他車)の位置表示は為
されない。
【0044】[車両位置自主送信モード]図17は、車
両位置自主送信モード時における車両4a、4b、及び
通信サービスセンタ1間で為される通信動作を示す図で
ある。尚、図17においては、車両4a(自車)が、自車
の現在位置を車両4b(他車)側に送信する際の動作を示
している。
両位置自主送信モード時における車両4a、4b、及び
通信サービスセンタ1間で為される通信動作を示す図で
ある。尚、図17においては、車両4a(自車)が、自車
の現在位置を車両4b(他車)側に送信する際の動作を示
している。
【0045】先ず、車両4aに搭乗する使用者が、操作
手段47を操作することにより、図4に示す如き他車I
D入力欄F1に車両4bのIDを入力し、車両位置自主
送信指令を発令する。すると、図7に示す如き車両位置
自主送信ルーチンが実施され、そのステップS74の段
階で、車両4aから通信サービスセンタ1側に図8に示
す如き車両位置自主送信メッセージが送信される。
手段47を操作することにより、図4に示す如き他車I
D入力欄F1に車両4bのIDを入力し、車両位置自主
送信指令を発令する。すると、図7に示す如き車両位置
自主送信ルーチンが実施され、そのステップS74の段
階で、車両4aから通信サービスセンタ1側に図8に示
す如き車両位置自主送信メッセージが送信される。
【0046】通信サービスセンタ1では、車両4a側か
らの上記車両位置自主送信メッセージを受信すると、図
9に示すメッセージ転送ルーチンの実行により、先ず、
そのメッセージ中に記述されている送信元ID(車両4
a)の銀行口座からサービス手数料を引き落す(ステップ
S96)。そして、通信サービスセンタ1は、ステップ
S97の実行により、上記車両位置自主送信メッセージ
中に記述されている送信先IDが示す車両、すなわち車
両4bに、この車両位置自主送信メッセージを転送す
る。
らの上記車両位置自主送信メッセージを受信すると、図
9に示すメッセージ転送ルーチンの実行により、先ず、
そのメッセージ中に記述されている送信元ID(車両4
a)の銀行口座からサービス手数料を引き落す(ステップ
S96)。そして、通信サービスセンタ1は、ステップ
S97の実行により、上記車両位置自主送信メッセージ
中に記述されている送信先IDが示す車両、すなわち車
両4bに、この車両位置自主送信メッセージを転送す
る。
【0047】車両4bは、通信サービスセンタ1側から
の上記車両位置自主送信メッセージを受信すると、図1
3に示す如き他車位置表示ルーチンを実行する。この
際、そのステップS138又はS140において、上記
車両位置自主送信メッセージ中に記述されている送信元
ID(すなわち車両4aを示すもの)が有効状態に設定さ
れていると判定された場合には、ステップS139を実
施する。すなわち、車両4aを示す上記送信元IDが有
効状態に設定されている場合には、ステップS139の
実行により、車両4bの位置と共に車両4aの位置をも
車両4bに搭載されているディスプレイ装置43の画面
上に表示させるのである。
の上記車両位置自主送信メッセージを受信すると、図1
3に示す如き他車位置表示ルーチンを実行する。この
際、そのステップS138又はS140において、上記
車両位置自主送信メッセージ中に記述されている送信元
ID(すなわち車両4aを示すもの)が有効状態に設定さ
れていると判定された場合には、ステップS139を実
施する。すなわち、車両4aを示す上記送信元IDが有
効状態に設定されている場合には、ステップS139の
実行により、車両4bの位置と共に車両4aの位置をも
車両4bに搭載されているディスプレイ装置43の画面
上に表示させるのである。
【0048】一方、上記送信元IDが有効状態に設定さ
れていない場合には、上記ステップS139は実施され
ず、車両4bに搭載されているディスプレイ装置43の
画面上には、車両4bの現在位置のみが表示される。
れていない場合には、上記ステップS139は実施され
ず、車両4bに搭載されているディスプレイ装置43の
画面上には、車両4bの現在位置のみが表示される。
【0049】
【発明の効果】以上の如く、本発明による移動体用ナビ
ゲーション装置によれば、使用者が有効状態に設定した
車両(他車)位置のみが表示されるので、見やすいナビゲ
ーション表示が得られる。又、本発明によるナビゲーシ
ョン通信システムによれば、例え他車から車両位置情報
の要求が為されても、使用者が有効状態に設定した車両
以外には車両位置を知らせないようにしたので、自車位
置情報の第3者への流出を防ぐことが可能となる。
ゲーション装置によれば、使用者が有効状態に設定した
車両(他車)位置のみが表示されるので、見やすいナビゲ
ーション表示が得られる。又、本発明によるナビゲーシ
ョン通信システムによれば、例え他車から車両位置情報
の要求が為されても、使用者が有効状態に設定した車両
以外には車両位置を知らせないようにしたので、自車位
置情報の第3者への流出を防ぐことが可能となる。
【図1】ナビゲーション通信システムの概略を示す図で
ある。
ある。
【図2】通信サービスセンタ1に設けられている通信サ
ービス装置の構成を示す図である。
ービス装置の構成を示す図である。
【図3】車両4に搭載されている移動体用ナビゲーショ
ン装置の構成を示す図である。
ン装置の構成を示す図である。
【図4】ID入力画面の一例を示す図である。
【図5】他車位置要求ルーチンを示す図である。
【図6】他車位置要求メッセージの形態を示す図であ
る。
る。
【図7】車両位置自主送信ルーチンを示す図である。
【図8】車両位置自主送信メッセージの形態を示す図で
ある。
ある。
【図9】メッセージ転送ルーチンを示す図である。
【図10】車両位置要求メッセージの形態を示す図であ
る。
る。
【図11】返信車両位置メッセージの形態を示す図であ
る。
る。
【図12】車両位置要求返信ルーチンを示す図である。
【図13】返信車両位置メッセージ(第1エラーコード
付き)の形態を示す図である。
付き)の形態を示す図である。
【図14】返信車両位置メッセージ(第2エラーコード
付き)の形態を示す図である。
付き)の形態を示す図である。
【図15】他車位置表示ルーチンを示す図である。
【図16】他車位置表示モード時における車両4a、4
b、及び通信サービスセンタ1間で為される通信動作を
示す図である。
b、及び通信サービスセンタ1間で為される通信動作を
示す図である。
【図17】車両位置自主送信モード時における車両4
a、4b、及び通信サービスセンタ1間で為される通信
動作を示す図である。
a、4b、及び通信サービスセンタ1間で為される通信
動作を示す図である。
1 通信サービスセンタ 4 車両 10 送受信装置 41 自車位置検出回路 43 ディスプレイ装置 45 セルラフォン送受信回路 47 操作手段 48 IDメモリ 49 フラグレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A (72)発明者 山中 忠政 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイオ ニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 2C032 HC08 HC30 HD12 2F029 AA02 AB07 AC02 AC09 AC13 AC14 5H180 AA01 BB05 EE10 FF05 FF13 FF22 FF32 5J062 AA05 BB01 CC07
Claims (7)
- 【請求項1】 移動体の位置をディスプレイ上に表示す
る移動体用ナビゲーション装置であって、 他の移動体から送信されてきた前記他の移動体の位置を
示す情報を受信する受信手段と、 前記他の移動体を有効状態又は無効状態のいずれか一方
に設定する設定手段と、 前記他の移動体が有効状態に設定されている場合に前記
送受信手段で受信した前記他の移動体の位置を前記ディ
スプレイ上に表示せしめる表示手段と、を有することを
特徴とする移動体用ナビゲーション装置。 - 【請求項2】 移動体用ナビゲーション装置であって、 自己の位置を検出する自己検出手段と、 他の移動体から送信された移動体位置要求メッセージを
受信する受信手段と、 前記他の移動体を有効状態又は無効状態のいずれか一方
に設定する設定手段と、 前記移動体位置要求メッセージを受信したら、この移動
体位置要求メッセージの送信元である他の移動体が前記
有効状態に設定されているか否かを判定する判定手段
と、 前記判定手段が有効状態に設定されていると判定した場
合に、前記自己の位置を示す移動体位置情報を含む移動
体位置返信メッセージを前記移動体位置要求メッセージ
の送信元である他の移動体に返信する移動体位置返信手
段と、を有することを特徴とする移動体用ナビゲーショ
ン装置。 - 【請求項3】 移動体の位置をディスプレイ上に表示す
る移動体用ナビゲーション装置であって、 他の移動体の位置を要求するための移動体位置要求メッ
セージを送信する送信手段と、 前記他の移動体から返信された、他の移動体の位置を示
す移動体位置情報を含む移動体位置返信メッセージを受
信する受信手段と、 前記他の移動体を有効状態又は無効状態のいずれか一方
に設定する設定手段と、 前記移動体位置返信メッセージを受信したら、この移動
体位置返信メッセージの送信元である他の移動体が前記
有効状態に設定されているか否かを判定する判定手段
と、 前記判定手段が有効状態に設定されていると判定した場
合に、前記移動体位置返信メッセージ中に含まれる移動
体位置情報によって示される他の移動体移動の位置を前
記ディスプレイ上に表示する表示手段と、を有すること
を特徴とする移動体用ナビゲーション装置。 - 【請求項4】 複数の移動体各々に搭載されており前記
移動体の位置をディスプレイ上に表示する移動体用ナビ
ゲーション装置と、通信サービスセンタと、からなるナ
ビゲーション通信システムであって、 1の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置
は、 自己の位置を検出する自己位置検出手段と、 前記自己の位置を示す位置情報を他の移動体に搭載され
た移動体用ナビゲーション装置に送信すべく前記位置情
報を前記通信サービスセンタに送信する送信手段と、を
備え、 前記通信サービスセンタは、 前記1の移動体用ナビゲーション装置から送信された前
記位置情報を受信する受信手段と、 前記受信された前記位置情報を他の移動体に搭載された
移動体用ナビゲーション装置に送信する送信手段と、を
備え、 前記他の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装
置は、 前記通信サービスセンタから送信された前記位置情報を
受信する受信手段と、 前記受信した前記位置情報に基づいて移動体の位置をデ
ィスプレイに表示する表示手段と、を備え、 前記他の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装
置のディスプレイ上に前記1の移動体の位置を表示する
ことを特徴とするナビゲーション通信システム。 - 【請求項5】 前記通信サービスセンタは、 前記1の移動体用ナビゲーション装置から送信された前
記位置情報を他の移動体に搭載された移動体用ナビゲー
ション装置に送信する為の手数料の取得を、前記1の移
動体用ナビゲーション装置に対する課金処理によって行
うことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション通信
システム。 - 【請求項6】 複数の移動体各々に搭載されており前記
移動体の位置をディスプレイ上に表示する移動体用ナビ
ゲーション装置と、通信サービスセンタと、からなるナ
ビゲーション通信システムであって、 1の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装置
は、 他の移動体の位置を要求するための移動体位置要求メッ
セージを前記通信サービスセンタに送信する送信手段
と、 前記通信サービスセンタから送信されてきた、他の移動
体の位置を示す移動体位置情報を含む移動体位置返信メ
ッセージを受信する手段と、 前記移動体位置返信メッセージ中に含まれる前記移動体
位置情報によって示される他の移動体移動の位置を前記
ディスプレイ上に表示する表示手段と、を備え、 前記通信サービスセンタは、 前記1の移動体用ナビゲーション装置から送信された前
記移動体位置要求メッセージを受信する第1受信手段
と、 前記第1受信手段により受信された前記移動体位置要求
メッセージを他の移動体に搭載された移動体用ナビゲー
ション装置に送信する第1送信手段と、 前記他の移動体用ナビゲーション装置から送信された前
記移動体位置返信メッセージを受信する第2受信手段
と、 前記第2受信手段により受信された前記移動体位置返信
メッセージを前記1の移動体用ナビゲーション装置に送
信する第2送信手段と、を備え、 前記他の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装
置は、 自己の位置を検出する自己位置検出手段と、 前記通信サービスセンタから送信されてきた前記移動体
位置要求メッセージを受信する受信手段と、 前記自己の位置を示す移動体位置情報を含む返信移動体
位置メッセージを前記通信サービスセンタに送信する送
信手段と、を備え、 前記1の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装
置のディスプレイ上に前記他の移動体の位置を表示する
ことを特徴とするナビゲーション通信システム。 - 【請求項7】 前記通信サービスセンタは、 前記1の移動体に搭載された移動体用ナビゲーション装
置のディスプレイ上に前記他の移動体の位置を表示せし
める為の手数料の取得を、前記1の移動体用ナビゲーシ
ョン装置に対する課金処理によって行うことを特徴とす
る請求項6記載のナビゲーション通信システム。
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JP2000252482A JP2002062147A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通信システム |
EP01120193A EP1182427A2 (en) | 2000-08-23 | 2001-08-22 | Navigation apparatus for mobile vehicle and navigation communication system |
US09/935,054 US6828936B2 (en) | 2000-08-23 | 2001-08-23 | Navigation apparatus for mobile vehicle and navigation communication system |
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JP2000252482A JP2002062147A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 移動体用ナビゲーション装置及びナビゲーション通信システム |
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- 2000-08-23 JP JP2000252482A patent/JP2002062147A/ja active Pending
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2001
- 2001-08-22 EP EP01120193A patent/EP1182427A2/en not_active Withdrawn
- 2001-08-23 US US09/935,054 patent/US6828936B2/en not_active Expired - Fee Related
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