JP2003344092A - 位置情報通知装置、位置情報通知システム及び位置情報通知方法 - Google Patents

位置情報通知装置、位置情報通知システム及び位置情報通知方法

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JP2003344092A
JP2003344092A JP2002151041A JP2002151041A JP2003344092A JP 2003344092 A JP2003344092 A JP 2003344092A JP 2002151041 A JP2002151041 A JP 2002151041A JP 2002151041 A JP2002151041 A JP 2002151041A JP 2003344092 A JP2003344092 A JP 2003344092A
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Toru Orii
徹 折井
Seiichi Kurokawa
勢一 黒川
Kensho Yoshikawa
憲昭 吉川
Atsushi Yamagata
淳 山縣
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライバシーの保護を図ることができる位置
情報通知装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る位置情報通知装置10は、
GPS信号受信部21を有し、GPS信号受信部21に
よって受信したGPS信号に基づいて算出した位置情報
を他の端末12に通知する位置情報通知装置10であっ
て、位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納
した通知許可端末情報DB24と、他の端末12から送
信される位置情報要求を受信する位置情報要求受信部2
8と、位置情報要求を送信した他の端末が位置情報の通
知を許可された端末であるか否か、通知許可端末情報D
B24に格納された情報を参照して判定する通知可否判
定部29と、他の端末12が位置情報の通知を許可され
ている端末であると通知可否判定部29によって判定さ
れた場合に、他の端末12に位置情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS信号受信手
段を有する端末の位置情報を他の端末に通知する位置情
報通知装置、位置情報通知システム及び位置情報通知方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、GPS信号受信手段を有する
端末において、GPS信号受信手段によって受信したG
PS信号に基づいて端末の位置情報を算出し、算出され
た位置情報を他の端末に通知する位置情報通知装置が知
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、GPS信号
に基づいて演算された位置情報は、移動通信網における
セル単位の位置情報とは異なり、半径数十メートル程度
という高い精度を有する。このような精度の高い位置情
報を、他の端末からの要求に応じて、その端末に通知す
ることは、プライバシーの保護という観点から問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決し、プラ
イバシーの保護を図ることができる位置情報通知装置、
位置情報通知システム及び位置情報通知方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る位置情報通
知装置は、GPS信号受信手段を有し、GPS信号受信
手段によって受信したGPS信号に基づいて算出した位
置情報を他の端末に通知する位置情報通知装置であっ
て、位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納
した通知許可端末情報格納手段と、他の端末から送信さ
れる位置情報要求を受信する位置情報要求受信手段と、
位置情報要求を送信した他の端末が位置情報の通知を許
可された端末であるか否か、通知許可端末情報格納手段
に格納された情報を参照して判定する通知可否判定手段
と、他の端末が位置情報の通知を許可されている端末で
あると通知可否判定手段によって判定された場合に、他
の端末に位置情報を送信する位置情報送信手段と、を備
えることを特徴とする。
【0006】このように、通知許可端末情報格納手段に
位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納し、
他の端末から位置情報要求を受信したときに、通知許可
端末情報格納手段に格納された情報を参照して、当該位
置情報要求の送信元である他の端末が位置情報を通知し
てよい端末であるかどうか判定する。これによって、位
置情報の通知を許可する端末以外の他の端末から位置情
報要求に応じて位置情報を通知することがなく、プライ
バシーの保護を図ることができる。なお、通知許可端末
情報格納手段に格納される情報は、ユーザによってあら
かじめ入力されることが好ましい。また、通知許可端末
情報格納手段には、通知を許可する端末の情報を格納し
てもよいし、通知を許可しない端末の情報を格納するこ
ととしてもよい。
【0007】上記位置情報通知装置は、端末の位置を表
す際に目標となるランドマークに関する情報を格納した
ランドマーク情報格納手段と、端末の位置情報に基づい
て、端末から所定の距離内に存在するランドマークをラ
ンドマーク情報格納手段から抽出するランドマーク情報
抽出手段と、をさらに備え、位置情報送信手段はランド
マーク情報抽出手段によって抽出されたランドマークの
情報を他の端末に送信する、ことを特徴としても良い。
【0008】このようにランドマーク情報格納手段に、
端末の位置を表す際に目標となるランドマークに関する
情報を格納しておき、ランドマーク情報格納手段に格納
されたランドマークの情報から端末との距離が所定の距
離以内であるものをランドマーク情報抽出手段によって
抽出する。そして、抽出されたランドマークの情報を位
置情報として他の端末に通知することにより、端末の位
置を特定できるような詳細な位置情報が通知されるので
はなく、端末の近くに存在する目標を示した概略の位置
情報が他の端末に通知されるので、プライバシーの保護
を図ることができる。なお、ランドマークを抽出する際
に用いられる所定距離の情報は、ユーザによって設定さ
れることが好ましい。例えば、ユーザがプライバシーの
保護を厚くしたい場合は、この所定距離を広くすれば、
端末からある程度離れたランドマークが抽出され得るこ
ととなり、端末の位置を特定されにくくなる。
【0009】上記位置情報通知装置において、ランドマ
ーク情報抽出手段は、端末から所定の距離内に2つ以上
のランドマークが存在する場合には、端末に最も近接し
て存在するランドマークの情報を抽出する、ことを特徴
としても良い。
【0010】端末の近くに2つ以上のランドマークが存
在する場合には、最も近くに存在するランドマークを位
置情報として抽出し、他の端末に通知することが好まし
い。
【0011】上記位置情報通知装置は、端末の位置を表
す際に目標となるランドマークとそのランドマークの近
接範囲を規定する閾値とを格納したランドマーク情報格
納手段と、端末の位置情報に基づいて、閾値で規定され
る距離内に端末が存在するランドマークの情報を抽出す
るランドマーク情報抽出手段と、をさらに備え、位置情
報送信手段はランドマーク情報抽出手段によって抽出さ
れたランドマークの情報を他の端末に送信する、ことを
特徴としても良い。
【0012】このようにランドマーク情報格納手段に、
端末の位置を表す際に目標となるランドマークとそのラ
ンドマークの近接範囲を規定する閾値とを格納してお
き、ランドマーク情報抽出手段によって、閾値で規定さ
れる距離内に端末が存在するランドマークの情報を抽出
する。これにより、端末が近くに存在することを判定す
る閾値をそれぞれのランドマーク毎に設定することがで
き、例えば、大きく目立つランドマークの場合には大き
い値、小さいランドマークの場合には小さい値というよ
うに、閾値を自由に設定することができる。そして、抽
出されたランドマークの情報を位置情報として他の端末
に通知することにより、端末の位置を特定できるような
詳細な位置情報が通知されるのではなく、端末の近くに
存在する目標を示した概略の位置情報が他の端末に通知
されるので、プライバシーの保護を図ることができる。
【0013】上記位置情報通知装置は、端末の位置情報
に基づいて、端末とランドマークとの距離の変化を監視
する距離監視手段をさらに備え、位置情報送信手段は、
距離監視手段によって監視された距離の変化情報を他の
端末に送信することを特徴としても良い。
【0014】このように距離監視手段によって端末とラ
ンドマークとの距離の変化を監視し、監視された距離の
変化情報を位置情報として他の端末に通知することによ
って、端末がランドマークに近づきつつあるのか、ある
いは遠ざかりつつあるのかを知ることができる。なお、
距離監視手段は、ランドマークと端末との距離の監視は
定期的に行っても良いし、不定期であっても良い。
【0015】上記位置情報通知装置は、距離監視手段に
よって監視された端末とランドマークとの距離の変化情
報を端末のユーザに報知する報知手段をさらに備えるこ
とを特徴としても良い。
【0016】このように距離監視手段によって監視され
た距離の変化情報を端末のユーザに報知することによっ
て、その端末のユーザは、どのような情報が位置情報と
して通知されたのかを知ることができると共に、自端末
がランドマークに近づきつつあるのか、あるいは遠ざか
りつつあるのかを知ることができる。
【0017】本発明に係る位置情報通知システムは、G
PS信号受信手段を有する第1端末と、第1端末と中継
局を介して通信可能に接続された第2端末と、を有する
ネットワークにおいて、第1端末の位置情報を第2端末
に通知する位置情報通知システムであって、第1端末の
位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納した
通知許可端末情報格納手段と、第2端末から第1端末に
対して位置情報の要求があった場合に、第2端末が位置
情報の通知を許可された端末であるか否か、通知許可端
末情報格納手段に格納された情報を参照して判定する通
知可否判定手段と、第2端末が位置情報の通知を許可さ
れている端末であると通知可否判定手段によって判定さ
れた場合に、第2端末に位置情報を送信する位置情報送
信手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】このように、通知許可端末情報格納手段に
位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納し、
第2端末から位置情報要求を受信したときに、通知許可
端末情報格納手段に格納された情報を参照して、当該位
置情報要求の送信元である第2端末が位置情報を通知し
てよい端末であるかどうか判定する。これによって、位
置情報の通知を許可する端末以外の端末から位置情報要
求に応じて位置情報を通知することがなく、プライバシ
ーの保護を図ることができる。なお、通知許可端末情報
格納手段に格納される情報は、ユーザによってあらかじ
め入力されることが好ましい。また、通知許可端末情報
格納手段には、通知を許可する端末の情報を格納しても
よいし、通知を許可しない端末の情報を格納することと
してもよい。
【0019】上記位置情報通知システムは、第1端末の
位置を表す際に目標となるランドマークに関する情報を
格納したランドマーク情報格納手段と、第1端末の位置
情報に基づいて、第1端末から所定の距離内に存在する
ランドマークをランドマーク情報格納手段から抽出する
ランドマーク情報抽出手段と、をさらに備え、位置情報
送信手段はランドマーク情報抽出手段によって抽出され
たランドマークの情報を第2端末に送信する、ことを特
徴としても良い。
【0020】このようにランドマーク情報格納手段に、
第1端末の位置を表す際に目標となるランドマークに関
する情報を格納しておき、ランドマーク情報格納手段に
格納されたランドマークの情報から第1端末との距離が
所定の距離以内であるものをランドマーク情報抽出手段
によって抽出する。そして、抽出されたランドマークの
情報を位置情報として第2端末に通知することにより、
第1端末の位置を特定できるような詳細な位置情報が通
知されるのではなく、第1端末の近くに存在する目標を
示した概略の位置情報が第2端末に通知されるので、プ
ライバシーの保護を図ることができる。なお、ランドマ
ーク情報格納手段は、第1端末と第2端末とを中継する
中継局などに設けることとし、複数の第1端末によって
共通して用いられるランドマークの情報をあらかじめ格
納しておくこととすれば、第1端末のユーザがランドマ
ーク情報を選択して格納しなくても良く、便利である。
【0021】上記位置情報通知システムにおいて、ラン
ドマーク情報抽出手段は、第1端末から所定の距離内に
2つ以上のランドマークが存在する場合には、第1端末
に最も近接して存在するランドマークの情報を抽出す
る、ことを特徴としても良い。
【0022】第1端末の近くに2つ以上のランドマーク
が存在する場合には、最も近くに存在するランドマーク
を位置情報として抽出し、第2端末に通知することが好
ましい。
【0023】上記位置情報通知システムは、第1端末の
位置を表す際に目標となるランドマークとそのランドマ
ークの近接範囲を規定する閾値とを格納したランドマー
ク情報格納手段と、第1端末の位置情報に基づいて、閾
値で規定される距離内に第1端末が存在するランドマー
クの情報を抽出するランドマーク情報抽出手段と、をさ
らに備え、位置情報送信手段はランドマーク情報抽出手
段によって抽出されたランドマークの情報を第2端末に
送信する、ことを特徴としても良い。
【0024】このようにランドマーク情報格納手段に、
端末の位置を表す際に目標となるランドマークとそのラ
ンドマークの近接範囲を規定する閾値とを格納してお
き、ランドマーク情報抽出手段によって、閾値で規定さ
れる距離内に端末が存在するランドマークの情報を抽出
する。これにより、端末が近くに存在することを判定す
る閾値をそれぞれのランドマーク毎に設定することがで
き、例えば、大きく目立つランドマークの場合には大き
い値、小さいランドマークの場合には小さい値というよ
うに、閾値を自由に設定することができる。そして、抽
出されたランドマークの情報を位置情報として第2端末
に通知することにより、第1端末の位置を特定できるよ
うな詳細な位置情報が通知されるのではなく、第1端末
の近くに存在する目標を示した概略の位置情報が第2端
末に通知されるので、プライバシーの保護を図ることが
できる。なお、ランドマーク情報格納手段は、第1端末
と第2端末とを中継する中継局などに設けることとし、
複数の第1端末によって共通して用いられるランドマー
クの情報をあらかじめ格納しておくこととすれば、第1
端末のユーザがランドマーク情報を選択して格納しなく
ても良く、便利である。
【0025】本発明に係る位置情報通知方法は、GPS
信号受信手段を有する端末の位置情報を他の端末に通知
する位置情報通知方法であって、位置情報の通知を許可
する端末に関する情報をあらかじめ通知許可端末情報格
納手段に格納する通知許可端末情報格納ステップと、他
の端末から送信される位置情報要求を受信する位置情報
要求受信ステップと、位置情報要求受信ステップにおい
て位置情報要求を送信した他の端末が位置情報の通知を
許可された端末であるか否か、通知許可端末情報格納手
段に格納された情報を参照して判定する通知可否判定ス
テップと、他の端末が位置情報の通知を許可されている
端末であると通知可否判定ステップにおいて判定された
場合に、他の端末に位置情報を送信する位置情報送信ス
テップと、を備えることを特徴とする。
【0026】このように、通知許可端末情報格納ステッ
プにおいて、通知許可端末情報格納手段に位置情報の通
知を許可する端末に関する情報を格納し、他の端末から
位置情報要求を受信したときに、通知許可端末情報格納
手段に格納された情報を参照して、当該位置情報要求の
送信元である他の端末が位置情報を通知してよい端末で
あるかどうか判定する。これによって、位置情報の通知
を許可する端末以外の他の端末から位置情報要求に応じ
て位置情報を通知することがなく、プライバシーの保護
を図ることができる。なお、通知許可端末情報格納ステ
ップでは、通知を許可する端末の情報を格納してもよい
し、通知を許可しない端末の情報を格納することとして
もよい。
【0027】上記位置情報通知方法は、端末の位置を表
す際に目標となるランドマークに関する情報をあらかじ
めランドマーク情報格納手段に格納するランドマーク情
報格納ステップと、端末の位置情報に基づいて、端末か
ら所定の距離内に存在するランドマークをランドマーク
情報格納手段から抽出するランドマーク情報抽出ステッ
プと、をさらに備え、位置情報送信ステップではランド
マーク情報抽出ステップにおいて抽出されたランドマー
クの情報を他の端末に送信する、ことを特徴としても良
い。
【0028】このようにランドマーク情報格納ステップ
において、端末の位置を表す際に目標となるランドマー
クに関する情報をランドマーク情報格納手段に格納し、
位置情報要求を受信したときに、ランドマーク情報抽出
ステップにおいてランドマーク情報格納手段に格納され
たランドマークの情報から端末との距離が所定の距離以
内であるものを抽出する。そして、抽出されたランドマ
ークの情報を位置情報として通知することにより、端末
の位置を特定できるような詳細な位置情報が通知される
のではなく、端末の近くに存在する目標を示した概略の
位置情報が他の端末に通知されるので、プライバシーの
保護を図ることができる。
【0029】上記位置情報通知方法において、ランドマ
ーク情報抽出ステップは、端末から所定の距離内に2つ
以上のランドマークが存在する場合には、端末に最も近
接して存在するランドマークの情報を抽出する、ことを
特徴としても良い。
【0030】端末の近くに2つ以上のランドマークが存
在する場合には、最も近くに存在するランドマークを位
置情報として抽出し、他の端末に通知することが好まし
い。
【0031】上記位置情報通知方法は、端末の位置を表
す際に目標となるランドマークとそのランドマークの近
接範囲を規定する閾値とランドマーク情報格納手段に格
納するランドマーク情報格納ステップと、端末の位置情
報に基づいて、閾値で規定される距離内に端末が存在す
るランドマークの情報を抽出するランドマーク情報抽出
ステップと、をさらに備え、位置情報送信ステップはラ
ンドマーク情報抽出手段によって抽出されたランドマー
クの情報を他の端末に送信する、ことを特徴としても良
い。
【0032】このようにランドマーク情報格納ステップ
において、端末の位置を表す際に目標となるランドマー
クとそのランドマークの近接範囲を規定する閾値とをラ
ンドマーク情報格納手段に格納し、位置情報要求を受信
したときに、ランドマーク情報抽出ステップにおいて、
閾値で規定される距離内に端末が存在するランドマーク
の情報を抽出する。これにより、端末が近くに存在する
ことを判定する閾値をそれぞれのランドマーク毎に設定
することができ、例えば、大きく目立つランドマークの
場合には大きい値、小さいランドマークの場合には小さ
い値というように、閾値を自由に設定することができ
る。そして、抽出されたランドマークの情報を位置情報
として他の端末に通知することにより、端末の位置を特
定できるような詳細な位置情報が通知されるのではな
く、端末の近くに存在する目標を示した概略の位置情報
が他の端末に通知されるので、プライバシーの保護を図
ることができる。
【0033】上記位置情報通知方法は、端末の位置情報
に基づいて、端末とランドマークとの距離の変化を監視
する距離監視ステップをさらに備え、位置情報送信ステ
ップは、距離監視ステップにおいて監視された距離の変
化情報を他の端末に送信することを特徴としても良い。
【0034】このように距離監視ステップにおいて端末
とランドマークとの距離の変化を監視し、監視された距
離の変化情報を位置情報として他の端末に通知すること
によって、端末がランドマークに近づきつつあるのか、
あるいは遠ざかりつつあるのかを知ることができる。な
お、距離監視ステップでは、ランドマークと端末との距
離の監視を定期的に行っても良いし、不定期であっても
良い。
【0035】上記位置情報通知方法は、距離監視ステッ
プにおいて監視された端末とランドマークとの距離の変
化情報を端末のユーザに報知する報知ステップをさらに
備えることを特徴としても良い。
【0036】このように距離監視ステップにおいて監視
された距離の変化情報を端末のユーザに報知することに
よって、その端末のユーザは、どのような情報が位置情
報として通知されたのかを知ることができると共に、自
端末がランドマークに近づきつつあるのか、あるいは遠
ざかりつつあるのかを知ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係る位
置情報通知システムの好適な実施形態について詳細に説
明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0038】図1は、実施形態に係る位置情報通知シス
テム1の構成を示すブロック図である。位置情報通知シ
ステム1は、移動通信網50を介して通信可能な第1端
末10、第2端末12と、第1端末10と第2端末12
との通信を中継する中継局としてのセンター60とを有
している。以下においては、第1端末10が位置情報を
通知する端末(位置情報通知装置)、第2端末12が位
置情報を要求する端末であるとして説明する。
【0039】次に、第1端末10について図2を参照し
ながら説明する。図2は、第1端末10の構成を示すブ
ロック図である。第1端末10は、携帯端末40にGP
S受信機能を有するアダプタ20が接続されて構成され
ている。携帯端末40は通常の携帯電話が好ましく、移
動通信網50を介して通信を行うための移動通信部41
を有している。アダプタ20は、GPS信号を受信する
GPS信号受信部21と、GPS信号受信部21によっ
て受信したGPS信号に基づいて第1端末10の位置情
報を算出する位置情報算出部22と、位置情報を通知す
る際の通知精度や位置情報の通知を許可する端末に関す
る通知許可端末などの情報を設定する通知精度設定部2
3と、通知精度設定部23によって設定された通知許可
端末の情報を格納する通知許可端末情報データベース
(以下、「通知許可端末情報DB」という)24と、通
知精度設定部23によって設定された近接検出閾値を格
納する近接検出閾値データベース(以下、「近接検出閾
値DB」という)25と、通知精度設定部23によって
設定されたランドマークの情報を格納するランドマーク
情報データベース(以下、「ランドマーク情報DB」と
いう)26とを有している。また、アダプタ20は第2
端末12から送信された位置情報要求を携帯端末40の
移動通信部41を介して受信する位置情報要求受信部2
8と、位置情報要求の送信元である端末に位置情報を通
知して良いか否かを判定する通知可否判定部29と、位
置情報を編集して第2端末12に送信するための送信情
報に加工する送信情報編集部30と、を有している。こ
こで、位置情報要求受信部28と送信情報編集部30と
は、携帯端末40の移動通信部41に接続されている。
【0040】次に、アダプタ20を構成する各要素につ
いて詳しく説明する。
【0041】GPS信号受信部21は、通信衛星から送
信されるGPS信号を受信する機能を有する。GPS信
号受信部21は、通常3つ以上の通信衛星からのGPS
信号を受信する。
【0042】位置情報算出部22は、GPS信号受信部
21によって受信したGPS信号に基づいて第1端末1
0の位置情報を算出する機能を有する。位置情報算出部
22は、数十メートル単位の詳細な位置を算出すること
ができる。
【0043】通知精度設定部23は、第1端末10の位
置情報をどの程度の精度で第2端末12に通知するかの
精度をユーザに設定させる機能を有する。ここで設定さ
れる精度には、通知を許可する端末についての通知許可
端末情報も含まれる。
【0044】通知許可端末情報DB24は、第1端末1
0の位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納
するデータベースである。図3は、通知許可端末情報D
B24に格納されたデータの例を示す図である。通知許
可端末情報DB24には、位置情報の通知を許可する端
末の情報が「通知許可端末」として格納されている。こ
こでは、通知許可端末は第2端末12の電話番号によっ
て特定されているが、電話番号に代えてメールアドレス
などを用いてもよい。
【0045】ランドマーク情報DB26は、第1端末1
0の位置情報を通知する際に、その位置を示す目標とな
る建物や施設などの情報をランドマーク情報として格納
するデータベースである。図4は、ランドマーク情報D
B26に格納されたデータの例を示す図である。ランド
マーク情報DB26には、「ランドマーク」、「位置」
の各情報が格納されている。「ランドマーク」は、第1
端末10のユーザが位置情報を通知する際に目標となる
建物等の情報である。「ランドマーク」の情報は、通知
精度設定部23を用いてユーザによって設定される。
「位置」は、「ランドマーク」の位置を示す情報であ
る。ここでは、位置は2次元の座標によって規定されて
いる。
【0046】近接検出閾値DB25は、ランドマークを
第1端末10の位置情報として用いるか否かを決定する
ための閾値を格納するデータベースである。図5は、近
接検出閾値DB25に格納されたデータベースに格納さ
れたデータの例を示す図である。近接検出閾値DB25
には、図5によれば、50mという値が「近接検出閾
値」として格納されていることが分かる。すなわち、第
1端末10とランドマークとの距離が50m以内である
場合に、そのランドマークが第1端末10に近接してい
ると判定され、そのランドマークは第1端末10の位置
情報として用いられることとなる。
【0047】位置情報要求受信部28は、第2端末12
から送信された位置情報要求を携帯端末40の移動通信
部41を介して受信する機能を有する。位置情報要求受
信部28によって位置情報要求を受信すると、位置情報
要求を送信した送信元の第2端末12を特定する情報を
通知可否判定部29に入力する。
【0048】通知可否判定部29は、位置情報要求の送
信元の第2端末12が位置情報の通知を許可された端末
でるか否か判定する機能を有する。具体的には、通知可
否判定部29は、位置情報要求の送信元の端末が通知許
可端末情報DB24に格納された通知許可端末であるか
比較することによって、位置情報を通知できるか判定す
る。
【0049】送信情報編集部30は、第2端末12に送
信する位置情報をユーザが設定した通知精度に従って、
位置情報を編集して送信情報を作る機能を有する。第1
実施形態に係る第1端末(位置情報通知装置)10で
は、第1端末10の位置情報をそのまま通知するのでは
なく、第1端末10の近くに存在するランドマークの情
報を第1端末10の位置情報として通知する。送信情報
編集部30はランドマーク情報抽出部31を有し、ラン
ドマーク情報抽出部31は、第1端末10の近くに存在
するランドマークを次のようにして抽出する。すなわ
ち、第1端末10とランドマーク情報DB26に格納さ
れた各ランドマークとの距離を算出し、その距離が近接
検出閾値DB25に格納された閾値より小さい場合に、
第1端末10に近接するランドマークとして抽出する。
この際に、第1端末10からの距離が閾値より小さい範
囲に2つ以上のランドマークが存在する場合には、第1
端末10との距離が最も近いランドマークを抽出する。
ここで、図6を参照しながら、近接するランドマーク情
報の抽出について具体的に説明する。位置情報算出部2
2によって算出された自端末の位置Pから、ユーザが近
接検出閾値として設定した閾値R(ここでは50m、図
4参照)の半径の円を描き、その中に入るランドマーク
を抽出する。この例では、ランドマークQ1、Q3が円
内に存在するが、ランドマークQ1の方が端末位置Pに
近いので、ランドマークQ1がランドマーク情報として
抽出される。送信編集部30は、送信用に編集された位
置情報を携帯端末40の移動通信部41に送信すること
によって、第2端末12に位置情報を送信する。従っ
て、送信情報編集部30は、移動通信部41と共に請求
項に記載の「位置情報送信手段」としての機能を有す
る。
【0050】次に、第1実施形態に係る位置情報通知シ
ステム1の動作について図7を参照しながら説明し、併
せて、第1実施形態に係る位置情報通知方法について説
明する。
【0051】まず、第2端末12が第1端末10に位置
情報要求を送信する(S10)。第2端末12は、例え
ばメールなどによって位置情報要求を送信することがで
きる。第1端末10は、第2端末12から送信された位
置情報要求を位置情報要求受信部28によって受信する
(S12)。位置情報要求受信部28は、位置情報要求
を受信すると、その位置情報要求を送信した送信元を分
析し(S14)、送信元の第2端末12を特定する。そ
して、位置情報要求受信部28は、送信元の第2端末1
2の情報と共に位置情報要求を受信した旨の通知を通知
可否判定部29に入力する。
【0052】第1端末10の通知可否判定部29は、位
置情報受信部によって入力された送信元の情報に基づい
て、第2端末12が位置情報の通知を許可された端末で
あるか否か判定する(S16)。具体的には、通知可否
判定部29は、位置情報要求の送信元の第2端末12が
通知許可端末情報DB24に格納された通知許可端末に
含まれているかどうかによって位置情報の通知を許可さ
れた端末か判定する。図3を参照すると、例えば、位置
情報要求の送信元の第2端末12が「090−1234
−5678」の電話番号を有する端末であれば、位置情
報の通知を許可されていると判定される。
【0053】通知可否判定部29によって、第2端末1
2が位置情報の通知が許可された端末であると判定され
た場合には、GPS信号受信部21によって受信したG
PS信号に基づいて、位置情報算出部22が第1端末1
0の位置情報を算出する(S18)。なお、GPS信号
受信部21は、位置情報要求を受信するか否かに関わら
ず、定期的にGPS信号を受信している。次に、位置情
報算出部22によって算出された位置情報を第2端末1
2に送信するための送信情報に編集する(S20)。こ
こでは、ランドマーク情報抽出部31が、位置情報算出
部22によって算出された位置情報から第1端末10の
近くに存在するランドマークを抽出し、そのランドマー
クの情報を送信情報編集部30が第2端末12に送信す
るための送信情報に編集する。そして、送信情報編集部
30は、編集された送信情報を携帯端末40の移動通信
部41を通じて第2端末12に送信し(S22)、第2
端末12は第1端末10から送信された位置情報を受信
する(S24)。以上で、位置情報通知システム1の動
作は終了する。
【0054】なお、第2端末12が位置情報の通知が許
可されていない端末であると通知可否判定部29によっ
て判定された場合には、第2端末12に位置情報は送信
されず、位置情報通知システム1のフローはそのまま終
了する。
【0055】第1実施形態の位置情報通知システム1で
は、第1端末(位置情報通知装置)10が通知許可端末
情報DB24を有し、位置情報の通知を許可する端末の
情報を格納している。そして、通知可否判定部29が位
置情報要求の送信元である第2端末12が位置情報の通
知を許可された端末であるか否か、通知許可端末情報D
B24を参照して判定しているので、通知許可されてい
ない端末に対して位置情報が送信されることがなく、プ
ライバシーの保護を図ることができる。
【0056】また、第1端末10はランドマーク情報D
B26を有し、ランドマーク情報DB26に目標となる
ランドマークの情報を格納しており、位置情報算出部2
2によって算出された第1端末10の位置情報に基づい
て、近くに存在するランドマークを抽出し、そのランド
マークの情報を位置情報として第2端末12に通知する
ので、位置情報の通知が許可されている第2端末12に
対しても詳細な位置情報を知られることがなく、プライ
バシーの保護を図ることができる。
【0057】また、第1実施形態に係る位置情報通知方
法では、上記した位置情報通知システム1の場合と同様
に、位置情報要求の送信元の第2端末12が位置情報の
通知を許可された端末かどうか判定すると共に、位置情
報の通知が許可されている第2端末12に対しても、位
置情報として第1端末10の近くに存在するランドマー
クの情報を送信するので、プライバシーの保護を図るこ
とができる。
【0058】次に、本発明の第2実施形態に係る位置情
報通知システム2について説明する。第2実施形態に係
る位置情報通知システム2は、第1実施形態に係る位置
情報通知システム1と基本的な構成は同じであるが、第
1端末10が有するランドマーク情報DB27に格納さ
れたデータが異なり、また、図8に示されるように近接
検出閾値DB25を有していない点が異なる。
【0059】図9は、第2実施形態における第1端末
(位置情報通知装置)10が有するランドマーク情報D
B27に格納されたデータの例を示す図である。ランド
マーク情報DB27は、「ランドマーク」「位置」及び
「近接範囲」の各情報を有している。「ランドマーク」
「位置」の情報は、第1実施形態におけるランドマーク
情報DB26と同じである。「近接範囲」は、そのラン
ドマークと第1端末10との距離がどの程度になった場
合に、そのランドマークを第1端末10の位置情報とし
て用いるかを決定するための値である。図9を参照する
と、例えば、Aデパートの場合にはAデパートと第1端
末10との距離が50m以内である場合に第1端末10
の位置を示すランドマークとしてAデパートが抽出さ
れ、C公園の場合にはC公園と第1端末10との距離が
100m以内である場合に第1端末10の位置を示すラ
ンドマークとしてC公園が抽出されることになる。この
ように、ランドマークの種類によってそのランドマーク
を位置情報として用いる距離を変化させることで、ラン
ドマーク情報設定の自由度を高めることができる。
【0060】次に、第2実施形態に係る位置情報通知シ
ステム2の動作について説明し、併せて、第2実施形態
に係る位置情報通知方法について説明する。第2実施形
態に係る位置情報通知システム2の動作は、第1実施形
態に係る位置情報通知システム1の動作を基本的に同じ
であるので、図3を参照しながら説明する。
【0061】まず、第2端末12が第1端末10に位置
情報要求を送信する(S10)。第2端末12は、例え
ば、メールなどによって位置情報要求を送信することが
できる。第1端末10は、第2端末12から送信された
位置情報要求を位置情報要求受信部28によって受信す
る(S12)。位置情報要求受信部28は、位置情報要
求を受信すると、その位置情報要求を送信した送信元を
分析し(S14)、送信元の第2端末12を特定する。
そして、位置情報要求受信部28は、送信元の第2端末
12の情報と共に位置情報要求を受信した旨の通知を通
知可否判定部29に入力する。
【0062】第1端末10の通知可否判定部29は、位
置情報受信部によって入力された送信元の情報に基づい
て、第2端末12が位置情報の通知を許可された端末で
あるか否か判定する(S16)。具体的には、通知可否
判定部29は、位置情報要求の送信元の第2端末12が
通知許可端末情報DB24に格納された通知許可端末に
含まれているかどうかによって、位置情報の通知を許可
された端末か判定する。図3を参照すると、例えば、位
置情報要求の送信元の第2端末12が「090−123
4−5678」の電話番号を有する端末であれば、位置
情報の通知を許可されていると判定される。
【0063】通知可否判定部29によって、第2端末1
2が位置情報の通知が許可された端末であると判定され
た場合には、GPS信号受信部21によって受信したG
PS信号に基づいて、位置情報算出部22が第1端末1
0の位置情報を算出する(S18)。なお、GPS信号
受信部21は、位置情報要求を受信したか否かに関わら
ず、定期的にGPS信号を受信している。ここまでのフ
ローは、第1実施形態に係る位置情報通知システム1と
同じである。
【0064】次に、位置情報算出部22によって算出さ
れた位置情報を、第2端末12に送信するための送信情
報に編集する(S20)。ここでは、位置情報算出手段
によって算出された位置情報に基づいて、ランドマーク
情報抽出部31が近くに存在するランドマークを抽出
し、そのランドマークの情報を第2端末12に送信する
送信情報とする。具体的には、ランドマーク情報DB2
7(図9参照)に格納された各ランドマークと第1端末
10との距離を算出し、その距離が近接範囲(図9参
照)より小さいランドマークを第1端末10の位置を示
す目標のランドマークとして抽出する。ここで、図10
を参照して、ランドマークを抽出する方法を具体的に説
明する。ランドマーク情報DB26に格納された各ラン
ドマークQ1、Q2…Qnを中心として、それぞれのラ
ンドマーク毎に「近接範囲」として規定されている値R
1、R2…Rnの半径を有する円を描く。そして、位置
情報算出部22によって算出された第1端末10の位置
情報Pに基づいて、第1端末10がどのランドマークの
円内に存在するかを判定する。この場合は、算出された
端末位置Pは、ランドマークQ1の円内に存在するの
で、ランドマークQ1が第1端末10の位置を表すラン
ドマークとして抽出される。
【0065】そして、送信情報編集部30は、編集され
た送信情報を携帯端末40の移動通信部41を通じて第
2端末12に送信し(S22)、第2端末12は第1端
末10から送信された位置情報を受信する(S24)。
以上で、位置情報通知システム1の動作は終了する。
【0066】なお、第2端末12が位置情報の通知が許
可されていない端末であると通知可否判定部29によっ
て判定された場合には、第2端末12に位置情報は送信
されず、位置情報通知システム2のフローはそのまま終
了する。
【0067】第2実施形態の位置情報通知システム2で
は、第1端末(位置情報通知装置)10が通知許可端末
情報DB24を有し、位置情報の通知を許可する端末の
情報を格納している。そして、通知可否判定部29が位
置情報要求の送信元である第2端末12が位置情報の通
知を許可された端末であるか否か、通知許可端末情報D
B24を参照して判定しているので、通知許可されてい
ない端末に対して位置情報が送信されることがなく、プ
ライバシーの保護を図ることができる。
【0068】また、第1端末10はランドマーク情報D
B27を有し、ランドマーク情報DB27に目標となる
ランドマークの情報を格納しており、位置情報算出部2
2によって算出された第1端末10の位置情報に基づい
て、近くに存在するランドマークを抽出し、そのランド
マークの情報を位置情報として第2端末12に通知する
ので、位置情報の通知が許可されている端末に対しても
詳細な位置情報を知られることがなく、プライバシーの
保護を図ることができる。また、この際にランドマーク
情報DB27には、第1端末10が近くにあると判定す
るための近接範囲の値がそれぞれのランドマークについ
て格納されているので、ランドマーク毎に位置情報とし
て用いるための閾値を変化させることができる。
【0069】また、第2実施形態に係る位置情報通知方
法では、上記した位置情報通知システム2の場合と同様
に、位置情報要求の送信元の第2端末12が位置情報の
通知を許可された端末かどうか判定すると共に、位置情
報の通知が許可されている端末に対しても、位置情報と
して第1端末10の近くに存在するランドマークの情報
を送信するので、プライバシーの保護を図ることができ
る。
【0070】以上、本発明の位置情報通知装置、位置情
報通知システム及び位置情報通知方法について、実施形
態を用いて詳しく説明したが、本発明に係る位置情報通
知装置、位置情報通知システム及び位置情報通知方法
は、上記実施形態に限定されない。
【0071】上記実施形態に係る位置情報通知システム
1,2では、第1端末10(位置情報通知装置)がラン
ドマーク情報DB26,27を有することとしている
が、ランドマーク情報DB26,27は第1端末10と
第2端末12とを中継するセンター60が有することと
しても良い。このようにセンター60がランドマーク情
報を格納しておくことにより、センター60によって詳
細な位置情報をランドマークによる概略的な位置情報に
変換することができ、それぞれの第1端末10のユーザ
がランドマークの情報を設定する煩雑さから解放され
る。
【0072】また、上記実施形態に係る位置情報通知シ
ステム1,2では、位置情報の通知を許可する端末の情
報を格納する通知許可端末情報DB24を有している
が、逆に、通知を許可しない端末の情報を格納する通知
不許可端末情報DBを有することとしても良い。このよ
うな通知不許可端末情報DBを用いれば、位置情報要求
の送信元の第2端末12が、この通知不許可端末情報D
Bに格納された情報に合致しない場合には、位置情報の
通知が許可されていると判定することができる。
【0073】また、上記実施形態に係る位置情報通知シ
ステム1,2では、第1端末10がどこにあっても付近
にいずれかのランドマークが存在するようにランドマー
ク情報を設定することが好ましいが、ランドマークとな
り得る建物等が存在しない地域においてはランドマーク
の情報として移動通信網50を構成する基地局の情報を
用いることとしても良い。
【0074】また、上記実施形態に係る位置情報通知シ
ステム1,2では、位置情報算出部22によって算出さ
れた詳細な位置情報から第1端末10付近のランドマー
クの情報を抽出し、位置情報として編集しているが、こ
のような編集は必ずしも必要ではなく、位置情報の通知
が許可されている端末に詳細な位置情報を通知すること
としても良い。
【0075】また、本発明に係る位置情報通知システム
1,2は、距離変化監視部をさらに備えることとしても
良い。すなわち、図11に示されるように、距離変化監
視部33を備え、位置情報要求の送信元の第2端末12
が通知許可端末であると通知可否判定部29によって判
定された場合に、距離変化監視部33によって第1端末
10の位置情報、及びランドマークとの距離を定期的に
算出し、位置情報として第2端末12に送信することと
しても良い。この点について図12を参照しながら説明
する。図12は、GPS信号に基づいて算出された位置
情報から、第1端末10が位置P1から位置P2に移動
した様子を示している。距離変化監視部33は、第1端
末10が位置P1にあるときにランドマークQと第1端
末10との距離S1を算出し、算出された距離の情報を
第2端末12に送信する。そして、所定の時間が経過し
て第1端末10が位置P2に移動したときに、距離変化
監視部33はランドマークQと第1端末10との距離S
2を算出し、算出された距離の情報を第2端末12に送
信する。これにより、第2端末12では、第1端末10
から送信された距離S1,S2の情報から、第1端末1
0がランドマークに近づきつつあることを知ることがで
きる。また、この位置情報通知システム1は、さらに、
距離変化監視部33によって監視された距離変化情報を
第1端末10のユーザに報知する距離変化情報報知部3
4をさらに備えても良い。これにより距離変化監視部3
3によって第2端末12に送信された情報と知ることが
できると共に、第1端末10のユーザ自身もランドマー
クに近づきつつあるか、又は遠ざかっているかを知るこ
とができる。距離変化情報報知部34による距離変化報
知の態様としては、例えば、単純にランドマークとの距
離を表示することとしても良いし、第1端末10位置と
ランドマークとを表示した画面によってその位置関係を
知らせても良いし、第1端末10とランドマークとの距
離に応じた音量で音を鳴らすこととしても良い。音によ
る報知手段によれば、目の不自由なユーザでもランドマ
ークとの距離を把握することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、通知許可端末情報格納
手段に位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格
納し、他の端末から位置情報要求を受信したときに、通
信可否判定手段によって当該位置情報要求の送信元であ
る他の端末が位置情報を通知してよい端末であるかどう
か判定する。これによって、位置情報の通知を許可する
端末以外の他の端末から位置情報要求に応じて位置情報
を通知することがなく、プライバシーの保護を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る位置情報通知システムの構成を
示す図である。
【図2】第1実施形態に係る位置情報通知装置の構成を
示す図である。
【図3】通知許可端末情報DBに格納されたデータの例
を示す図である。
【図4】ランドマーク情報DBに格納されたデータの例
を示す図である。
【図5】近接検出閾値DBに格納されたデータの例を示
す図である。
【図6】ランドマーク情報抽出部によってランドマーク
情報を抽出する方法を説明する図である。
【図7】実施形態に係る位置情報通知システムの動作を
示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態に係る位置情報通知装置の構成を
示す図である。
【図9】ランドマーク情報DBに格納されたデータの例
を示す図である。
【図10】ランドマーク情報抽出部によってランドマー
ク情報を抽出する方法を説明する図である。
【図11】位置情報通知装置の他の例を示す図である。
【図12】距離変化監視部によってランドマークと第1
端末との距離の変化を監視する方法を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1,2…位置情報通知システム、10…第1端末(位置
情報通知装置)、12…第2端末、20…アダプタ、2
1…GPS受信部、22…位置情報算出部、23…通知
精度設定部、24…通知許可端末情報DB、25…近接
検出閾値DB、26,27…ランドマーク情報DB、2
8…位置情報要求受信部、29…通知可否判定部、30
…送信情報編集部、31…ランドマーク情報抽出部、4
0…携帯端末、41…移動通信部、50…移動通信網、
60…センター
フロントページの続き (72)発明者 吉川 憲昭 東京都武蔵野市御殿山1−1−3 株式会 社サイバー創研内 (72)発明者 山縣 淳 東京都武蔵野市御殿山1−1−3 株式会 社サイバー創研内 Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AC01 AC02 AC13 AC16 5J062 AA08 BB05 CC07 FF01 5K067 AA32 BB04 DD20 EE02 FF03 HH36 JJ56 KK15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS信号受信手段を有し、GPS信号
    受信手段によって受信したGPS信号に基づいて算出し
    た位置情報を他の端末に通知する位置情報通知装置であ
    って、 位置情報の通知を許可する端末に関する情報を格納した
    通知許可端末情報格納手段と、 他の端末から送信される位置情報要求を受信する位置情
    報要求受信手段と、 前記位置情報要求を送信した前記他の端末が位置情報の
    通知を許可された端末であるか否か、前記通知許可端末
    情報格納手段に格納された情報を参照して判定する通知
    可否判定手段と、 前記他の端末が位置情報の通知を許可されている端末で
    あると前記通知可否判定手段によって判定された場合
    に、前記他の端末に位置情報を送信する位置情報送信手
    段と、 を備えることを特徴とする位置情報通知装置。
  2. 【請求項2】 端末の位置を表す際に目標となるランド
    マークに関する情報を格納したランドマーク情報格納手
    段と、 前記端末の位置情報に基づいて、前記端末から所定の距
    離内に存在するランドマークを前記ランドマーク情報格
    納手段から抽出するランドマーク情報抽出手段と、 をさらに備え、 前記位置情報送信手段は前記ランドマーク情報抽出手段
    によって抽出されたランドマークの情報を前記他の端末
    に送信する、 ことを特徴とする請求項1に記載の位置情報通知装置。
  3. 【請求項3】 前記ランドマーク情報抽出手段は、前記
    端末から所定の距離内に2つ以上のランドマークが存在
    する場合には、前記端末に最も近接して存在するランド
    マークの情報を抽出する、ことを特徴とする請求項2に
    記載の位置情報通知装置。
  4. 【請求項4】 端末の位置を表す際に目標となるランド
    マークとそのランドマークの近接範囲を規定する閾値と
    を格納したランドマーク情報格納手段と、 前記端末の位置情報に基づいて、前記閾値で規定される
    距離内に前記端末が存在するランドマークの情報を抽出
    するランドマーク情報抽出手段と、 をさらに備え、 前記位置情報送信手段は前記ランドマーク情報抽出手段
    によって抽出されたランドマークの情報を前記他の端末
    に送信する、 ことを特徴とする請求項1に記載の位置情報通知装置。
  5. 【請求項5】 端末の位置情報に基づいて、前記端末と
    前記ランドマークとの距離の変化を監視する距離監視手
    段をさらに備え、 前記位置情報送信手段は、前記距離監視手段によって監
    視された距離の変化情報を前記他の端末に送信すること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の位置
    情報通知装置。
  6. 【請求項6】 前記距離監視手段によって監視された前
    記端末と前記ランドマークとの距離の変化情報を前記端
    末のユーザに報知する報知手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項5に記載の位置情報通知装置。
  7. 【請求項7】 GPS信号受信手段を有する第1端末
    と、前記第1端末と中継局を介して通信可能に接続され
    た第2端末と、を有するネットワークにおいて、前記第
    1端末の位置情報を前記第2端末に通知する位置情報通
    知システムであって、 前記第1端末の位置情報の通知を許可する端末に関する
    情報を格納した通知許可端末情報格納手段と、 前記第2端末から前記第1端末に対して位置情報の要求
    があった場合に、前記第2端末が位置情報の通知を許可
    された端末であるか否か、前記通知許可端末情報格納手
    段に格納された情報を参照して判定する通知可否判定手
    段と、 前記第2端末が位置情報の通知を許可されている端末で
    あると前記通知可否判定手段によって判定された場合
    に、前記第2端末に位置情報を送信する位置情報送信手
    段と、 を備えることを特徴とする位置情報通知システム。
  8. 【請求項8】 第1端末の位置を表す際に目標となるラ
    ンドマークに関する情報を格納したランドマーク情報格
    納手段と、 前記第1端末の位置情報に基づいて、前記第1端末から
    所定の距離内に存在するランドマークを前記ランドマー
    ク情報格納手段から抽出するランドマーク情報抽出手段
    と、 をさらに備え、 前記位置情報送信手段は前記ランドマーク情報抽出手段
    によって抽出されたランドマークの情報を前記第2端末
    に送信する、 ことを特徴とする請求項7に記載の位置情報通知システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ランドマーク情報抽出手段は、前記
    第1端末から所定の距離内に2つ以上のランドマークが
    存在する場合には、前記第1端末に最も近接して存在す
    るランドマークの情報を抽出する、ことを特徴とする請
    求項8に記載の位置情報通知システム。
  10. 【請求項10】 第1端末の位置を表す際に目標となる
    ランドマークとそのランドマークの近接範囲を規定する
    閾値とを格納したランドマーク情報格納手段と、 前記第1端末の位置情報に基づいて、前記閾値で規定さ
    れる距離内に前記第1端末が存在するランドマークの情
    報を抽出するランドマーク情報抽出手段と、 をさらに備え、 前記位置情報送信手段は前記ランドマーク情報抽出手段
    によって抽出されたランドマークの情報を前記第2端末
    に送信する、 ことを特徴とする請求項7に記載の位置情報通知システ
    ム。
  11. 【請求項11】 GPS信号受信手段を有する端末の位
    置情報を他の端末に通知する位置情報通知方法であっ
    て、 位置情報の通知を許可する端末に関する情報をあらかじ
    め通知許可端末情報格納手段に格納する通知許可端末情
    報格納ステップと、 他の端末から送信される位置情報要求を受信する位置情
    報要求受信ステップと、 前記位置情報要求受信ステップにおいて位置情報要求を
    送信した他の端末が位置情報の通知を許可された端末で
    あるか否か、前記通知許可端末情報格納手段に格納され
    た情報を参照して判定する通知可否判定ステップと、 前記他の端末が位置情報の通知を許可されている端末で
    あると前記通知可否判定ステップにおいて判定された場
    合に、前記他の端末に位置情報を送信する位置情報送信
    ステップと、 を備えることを特徴とする位置情報通知方法。
  12. 【請求項12】 端末の位置を表す際に目標となるラン
    ドマークに関する情報をあらかじめランドマーク情報格
    納手段に格納するランドマーク情報格納ステップと、 前記端末の位置情報に基づいて、前記端末から所定の距
    離内に存在するランドマークを前記ランドマーク情報格
    納手段から抽出するランドマーク情報抽出ステップと、 をさらに備え、 前記位置情報送信ステップでは前記ランドマーク情報抽
    出ステップにおいて抽出されたランドマークの情報を前
    記他の端末に送信する、 ことを特徴とする請求項11に記載の位置情報通知方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ランドマーク情報抽出ステップ
    は、前記端末から所定の距離内に2つ以上のランドマー
    クが存在する場合には、前記端末に最も近接して存在す
    るランドマークの情報を抽出する、ことを特徴とする請
    求項12に記載の位置情報通知方法。
  14. 【請求項14】 端末の位置を表す際に目標となるラン
    ドマークとそのランドマークの近接範囲を規定する閾値
    とランドマーク情報格納手段に格納するランドマーク情
    報格納ステップと、 前記端末の位置情報に基づいて、前記閾値で規定される
    距離内に前記端末が存在するランドマークの情報を抽出
    するランドマーク情報抽出ステップと、 をさらに備え、 前記位置情報送信ステップは前記ランドマーク情報抽出
    手段によって抽出されたランドマークの情報を前記他の
    端末に送信する、 ことを特徴とする請求項11に記載の位置情報通知方
    法。
  15. 【請求項15】 端末の位置情報に基づいて、前記端末
    と前記ランドマークとの距離の変化を監視する距離監視
    ステップをさらに備え、 前記位置情報送信ステップは、前記距離監視ステップに
    おいて監視された距離の変化情報を前記他の端末に送信
    することを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項
    に記載の位置情報通知方法。
  16. 【請求項16】 前記距離監視ステップにおいて監視さ
    れた前記端末と前記ランドマークとの距離の変化情報を
    前記端末のユーザに報知する報知ステップをさらに備え
    ることを特徴とする請求項15に記載の位置情報通知方
    法。
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