JP2001059740A - 移動体通信装置および移動体通信システム - Google Patents

移動体通信装置および移動体通信システム

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JP2001059740A
JP2001059740A JP11238365A JP23836599A JP2001059740A JP 2001059740 A JP2001059740 A JP 2001059740A JP 11238365 A JP11238365 A JP 11238365A JP 23836599 A JP23836599 A JP 23836599A JP 2001059740 A JP2001059740 A JP 2001059740A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定した移動体通信装置の位置情報や距離・
方角情報などを、その指定した移動体通信装置の通話状
態や離間距離にかかわらず簡単に得ること。 【解決手段】 相手側携帯電話機の電話番号を入力し
「位置表示キー」を押すと(S1)、当該要求側携帯電
話機はその電話番号と位置要求信号とを基地局を介して
制御局に送信する(S2)。制御局は、データベースか
ら相手側携帯電話機の位置データ(緯度、経度、高度)
を取り出し、それを要求側携帯電話機に送信する。要求
側携帯電話機はこの位置データを受信し(S3)、さら
に自身の位置データ(緯度、経度、高度)を入力する
(S4)。相手の位置付近の地図データを記憶部から読
み出し(S5)、ディスプレイに地図と相手および自分
の位置とを重ねて表示する(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局を介して送
受信を行う移動体通信装置およびその移動体通信装置を
利用した移動体通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】仲間同士の待ち合わ
せ、営業社員や監視員などの配置管理、徘徊者の保護な
どを行う上において、その対象となる者が現在どこにい
るのかを簡単に把握できれば非常に便利である。この場
合、例えば専用の位置検出装置を各人に携帯させること
も考えられるが、位置検出装置自体の開発コストやその
通信基盤の整備などを考慮すると不経済であって、また
携帯を忘れたり携帯する上での煩わしさがある。
【0003】一方、近年は、移動体通信装置例えばPD
C(Personal Digital Cellular )やPHS(Personal
Handyphone System)といった携帯電話機が急速に普及
しつつある。携帯電話機は、その性質上使用者に携帯さ
れたり使用者の極身近に置かれることが多く、それ故に
携帯電話機の存在位置を知ることによって間接的にその
使用者の存在位置を知ることが可能となる。携帯電話機
は、上述した専用の位置検出装置とは異なり、それ自体
が使用者にとって極めて便利なものであるため、使用者
は意識的に携帯しようとし、携帯忘れや携帯する煩わし
さが少ないという利点を有する。
【0004】この点に着目し、例えばPHSにおいて、
端末間直接通信モード(いわゆるトランシーバモード)
を用いることで近くにいるPHSの使用者の位置を検出
するような位置検出機能が提案されている。しかしなが
ら、上記PHSのトランシーバモードは電波の到達距離
が短く、位置検出可能な範囲は例えば100m程度に限
られてしまう。
【0005】また、特開平10−185610号公報に
おいては、PHSにGPS受信機を組み合わせ、公衆回
線網を介して接続した通話相手との間で、GPSからの
測位電波に基づいて得た位置情報を相互に交換し合う道
案内システムが開示されている。このシステムでは、通
話相手との間の距離やその方向を知ることができるもの
の、相手の位置を検出するためにはその相手と公衆回線
網を介して接続し通話状態とすることが必要となる。つ
まり、相手が他の人と通話中であったり着信に気付かな
かったりした場合には位置の検出ができない。また、相
手側にすれば、位置検出がなされる度に着信音がなるな
どして煩わしく、待ち合わせなどに利用する場合を除い
て使いづらいという問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、使用者が指定した移動体通信装置の位
置情報や距離・方角情報などを、その指定した移動体通
信装置の通話状態や離間距離にかかわらず簡単に得るこ
とができる移動体通信装置およびその移動体通信装置を
利用した移動体通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段
によれば、位置検出手段がGPS衛星からの電波を受信
して位置(緯度、経度、高度)を算出することにより、
当該移動体通信装置の現在位置を精度良く得ることがで
きる。そして、位置データ送信制御手段の制御によって
送信手段がその現在位置を位置データとして基地局に送
信すると、その位置データは基地局側(基地局、制御
局、センターなど)で管理される。
【0008】この場合、位置データ要求手段が基地局側
に対し特定の(つまり使用者が電話番号の入力などによ
って指定した)移動体通信装置(以下、相手側通信装置
と称す)の位置データの送信を要求すると、それに応じ
て基地局側から位置データが送信されるので、位置デー
タ受信制御手段の制御により受信手段がその位置データ
を受信する。そして、出力制御手段の制御により出力手
段は、この受信した相手側通信装置の位置データに基づ
く位置情報を出力するので、使用者はその出力により相
手側通信装置の位置情報すなわちその携帯者の位置情報
を得ることができる。また、この場合相手側通信装置と
の間で通話状態とする必要がないので、相手側通信装置
への呼び出しは行われず、相手側において煩わしさがな
い。
【0009】これにより、例えば当該移動体通信装置を
営業社員や監視員などに携帯させることで各人の位置を
把握することが可能となり、人の配置や管理を容易に行
うことができる。また、GPS衛星からの電波に基づい
た高精度の位置データを得ることができることから、待
ち合わせに利用したり、遭難者、徘徊者などに対する迅
速な救助、保護を行うことが可能となる。さらに、友人
同士などが互いに通話することなく相手の位置を知るこ
とにより、直接通話とは異なる新たな形態のコミュニケ
ーション方法やゲーム方法が生まれ、楽しさが増大す
る。
【0010】請求項2に記載した手段によれば、距離演
算手段が、位置検出手段により得た当該移動体通信装置
の位置データと受信した相手側通信装置の位置データと
に基づいて、当該移動体通信装置と相手側通信装置との
距離を演算するので、使用者は出力手段が出力するその
距離の情報によって、相手側通信装置(すなわちその携
帯者)が自分の位置からどの程度の距離にいるのかを知
ることができる。
【0011】本移動体通信装置を待ち合わせに利用する
ことによりすれ違いがなくなり、また友人同士などが互
いに相手との距離を知ることにより、新たな形態のコミ
ュニケーション方法やゲーム方法が生まれ、楽しさが増
大する。
【0012】請求項3に記載した手段によれば、出力手
段が相手側通信装置との距離情報に加えその位置情報も
出力するので、使用者は相手の居場所をより確実に把握
することが可能となる。
【0013】請求項4に記載した手段によれば、出力手
段は、相手側通信装置との距離に加え、当該移動体通信
装置を基準とした相手側通信装置の方角を出力するの
で、使用者は相手側通信装置すなわちその携帯者が自分
の位置からどの方角にどの程度の距離の所にいるのかを
知ることができる。これにより、相手の探索や救助ある
いは相手との待ち合わせなどが一層容易になる。
【0014】請求項5に記載した手段によれば、相手側
通信装置つまり相手の者が許可している場合にその位置
データの受信が可能となるので、使用者のプライバシー
を保護することができる。また、位置データを用いて相
手を尾行したり待ち伏せしたりといった不正目的による
行為の抑制にも寄与する。この場合、友人など特定の者
に対してのみ選択的に許可可能とすることもできる。
【0015】請求項6に記載した手段によれば、距離デ
ータ要求手段が基地局側に対し相手側通信装置との距離
データの送信を要求すると、それに応じて基地局側から
は当該移動体通信装置と相手側通信装置との距離データ
が送信されるので、距離データ受信制御手段の制御によ
り受信手段がその距離データを受信する。出力手段は、
この受信した相手側通信装置との距離データに基づく距
離の情報を出力するので、使用者はその出力により相手
側通信装置との距離すなわちその携帯者との距離の情報
を知ることができる。
【0016】これにより、例えば待ち合わせにおいてす
れ違いを防止でき、また友人同士などが互いに通話する
ことなく相手との距離を知ることにより、直接通話とは
異なる新たな形態のコミュニケーション方法やゲーム方
法が生まれ、楽しさが増大する。
【0017】請求項7に記載した手段によれば、距離デ
ータ要求手段が距離データに加え角度データの送信を要
求すると、それに応じて基地局側からは距離データと角
度データとが送信されてくる。これらのデータは受信手
段により受信されて出力手段に出力されるので、使用者
は相手側通信装置すなわちその携帯者が自分の位置から
どの方角にどの程度の距離の所にいるのかを知ることが
できる。これにより、相手の探索や救助あるいは相手と
の待ち合わせなどが一層容易になる。
【0018】請求項8に記載した手段によれば、相手側
通信装置つまり相手の者が許可している場合にその距離
データの受信が可能となるので、使用者のプライバシー
を保護することができる。また、不正目的(尾行、待ち
伏せなど)による行為の抑制にも寄与する。
【0019】請求項9に記載した手段によれば、送信手
段が、位置検出手段により得た位置データを定期的に基
地局側に送信するので、基地局側では各移動体通信装置
について最新の位置データが管理されることとなり、各
移動体通信装置は、相手側通信装置の位置データや距離
データなどを要求した場合に直ちに最新の位置データや
距離データなどを受信し出力することが可能となる。こ
れにより、使用者の使い勝手が向上する。
【0020】請求項10に記載した手段によれば、送信
手段が、位置検出手段により得た位置データを、基地局
から送られた要求信号に応じて送信するので、常に位置
データを送信し続ける場合に比べ移動体通信装置の消費
電力を低減できる。
【0021】請求項11に記載した手段によれば、送信
手段が、位置検出手段により得た位置データを送信メー
ルに付加して送信するので、基地局側では送信メールを
送った時点における位置データが管理される。そして、
例えばその送信メールの受信者はそのメールとともにそ
のメールを送信した相手側通信装置の位置データや距離
データを得ることができるようになる。
【0022】請求項12に記載した手段によれば、位置
データ送信制御手段は、例えば使用者の操作によって位
置データの送信を停止することができるので、使用者の
プライバシー保護が可能となり、また不正目的の行為を
抑制することができる。
【0023】請求項13に記載した手段によれば、出力
手段であるリンガー音発生手段は、相手側通信装置との
距離に応じてリンガー音が変化するので、使用者はわざ
わざ移動体通信装置を手にとってその表示などを見るこ
となく相手との距離を知ることができる。
【0024】請求項14に記載した手段によれば、出力
手段である振動発生手段は、相手側通信装置との距離に
応じて筐体の振動状態を変化させるので、使用者は移動
体通信装置を身につけた状態のまま相手との距離を知る
ことができ、使い勝手が向上する。
【0025】請求項15に記載した手段によれば、出力
手段である表示装置は、相手側通信装置の位置情報を地
図に重ねて表示するので、相手の位置を認知し易くな
り、使い勝手が向上する。
【0026】請求項16に記載した手段によれば、出力
手段である表示装置は、相手側通信装置の位置情報(距
離情報と角度情報)をベクトル表示するので、相手の方
角と距離とが認識しやすくなり、使い勝手が向上する。
【0027】請求項17に記載した手段によれば、基地
局側に設けられた制御局は、各移動体通信装置から送ら
れた位置データを基地局側に設けられた位置データベー
スに格納し、位置データ要求があったときには要求され
た位置データを取り出して要求した移動体通信装置に送
信するので、各移動体通信装置はその使用者が指定した
相手側通信装置の位置情報すなわちその携帯者の位置情
報を知ることができる。この位置情報は、GPS衛星か
らの測位電波を受信して得たものなので精度が高く、待
ち合わせ、人の配置管理、遭難者や徘徊者の救助や保護
などに利用することができる。
【0028】請求項18に記載した手段によれば、基地
局側に設けられた制御局は、各移動体通信装置から送ら
れた位置データを基地局側に設けられた位置データベー
スに格納し、距離データ要求があったときには要求した
移動体通信装置と相手側通信装置との距離を演算して要
求した移動体通信装置に送信するので、各移動体通信装
置はその使用者が指定した相手側通信装置との距離すな
わちそれを携帯する者との距離の情報を得ることができ
る。この距離情報は、GPS衛星からの測位電波を受信
して得たものなので精度が高く、待ち合わせなどに利用
することができる。
【0029】請求項19に記載した手段によれば、相手
側通信装置との距離に加え相手側通信装置の方角も得る
ことができるので、相手の探索や救助あるいは相手との
待ち合わせなどが一層容易になる。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を携帯電話機に適用した第1の実施形態について図1な
いし図4を参照しながら説明する。図2は、携帯電話機
の電気的構成を示す機能ブロック図である。この図2に
おいて、移動体通信装置である携帯電話機1は、マイク
ロコンピュータなどからなる制御回路2(本発明でいう
位置データ送信制御手段、位置データ要求手段、位置デ
ータ受信制御手段、出力制御手段に相当)を中心として
構成されている。
【0031】キー操作部3は、図示しないが携帯電話機
1の筐体の正面部に設けられた通話開始キー、通話終了
キー、位置表示キー、「0」〜「9」の数字キー、*
(アスタリスクキー)、#(シャープ)キーなど各種キ
ーから構成されている。使用者がこのキー操作部3を操
作すると、その操作信号が制御回路2に与えられるよう
になっている。
【0032】位置検出手段としての位置検出部4は、ア
ンテナ5を介して同時に受信した4つ以上のGPS衛星
からの測位電波に基づいて演算を行うことで現在の位置
(緯度、経度、高度)を検出し、その位置データを制御
回路2に出力するようになっている。
【0033】音声処理部6は、制御回路2によって制御
され、マイク7から入力された音声信号をA/D変換し
てデータ変換部9に出力するとともに、データ変換部9
において復調された音声信号をD/A変換してスピーカ
8に対し出力するようになっている。このスピーカ8
(本発明でいう出力手段、リンガー音発生手段に相当)
からはリンガー音も出力されるようになっている。
【0034】データ変換部9は、音声処理部6からの音
声信号を例えばπ/4シフトDQPSK(Differential
Quadrature Phase Shift Keying)信号に変換する。こ
の変換(ディジタル変調)された信号は送受信部10に
おいて例えば800MHz帯の搬送波信号によって直交
変調され、アンテナ11から電波信号として外部に送信
されるようになっている。また、送受信部10はアンテ
ナ11を介して電波信号を受信し、その受信信号はデー
タ変換部9において復調されて音声処理部6に与えられ
る。
【0035】制御回路2からデータ変換部9へは、位置
検出部4において検出された位置データが定期的に与え
られており、さらに、使用者が行う所定のキー操作に応
じて位置要求信号が与えられるようになっている。これ
ら位置データや位置要求信号も、送受信部10からアン
テナ11を介して外部に送信される。また、上記位置要
求信号に応じて基地局から送信されてくる要求相手側の
位置データは、送受信部10およびデータ変換部9を介
して制御回路2に入力される。これら、データ変換部9
および送受信部10は、制御回路2により制御されてい
る。
【0036】記憶部12は、RAM、ROM、EEPR
OMなどから構成されており、制御回路2は必要に応じ
てこの記憶部12に対するデータの書き込みや読み出し
を行うようになっている。これらのメモリのうちROM
には、地図データが記憶されている。
【0037】ディスプレイ13(本発明でいう出力手
段、表示装置に相当)は、制御回路2によって制御され
て、種々の文字情報や地図情報などを表示するようにな
っている。また、制御回路2は、駆動部14に駆動制御
信号を与えることでバイブレータ15(本発明でいう出
力手段、振動発生手段に相当)を振動させるようになっ
ている。バイブレータ15が振動すると、その振動は携
帯電話機1の筐体に伝達され筐体が振動する。なお、リ
ンガー音が発生する代わりに、あるいはリンガー音の発
生とともに、バイブレータ15が振動するように設定す
ることができるようになっている。
【0038】図3は、上記構成を有する携帯電話機1
a、1b、…を使用した通信システムを示している。こ
の図3において、基地局16aのゾーン内に位置する携
帯電話機1a、基地局16bのゾーン内に位置する携帯
電話機1bは、それぞれ基地局16a、16bおよびP
DC通信網17を介して公衆通信網18に接続されてお
り、このPDC通信網17には位置データを管理するた
めの制御局19が接続されている。この制御局19は、
携帯電話機1a、1bの位置登録制御も行うようになっ
ている。
【0039】制御局19は、携帯電話機1a、1bから
基地局16a、16bなどを介して送信された位置デー
タをデータベース20(本発明でいう位置データベース
に相当)に格納するとともに、携帯電話機1a、1bか
らの位置要求信号に応じてデータベース20から位置デ
ータを取り出して、それを位置要求信号を送信した携帯
電話機1aまたは1bに送信すようになっている。ま
た、携帯電話機1a、1bは、GPS衛星21a、21
b、…から送信されている測位電波を受信している。
【0040】次に、本実施形態の作用について、図1お
よび図4も参照しながら説明する。図2および図3にお
いて、携帯電話機1a、1bの位置検出部4は、所定時
間毎にアンテナ5を介してGPS衛星21a、21b、
…からの測位電波を受信し、現在の位置(緯度、経度、
高度)を演算する。この場合に受信するGPS衛星は、
上記以外のGPS衛星であっても良いが、少なくとも4
つのGPS衛星からの測位電波を同時に受信する必要が
ある。
【0041】携帯電話機1a、1bの制御回路2は、そ
れぞれ位置検出部4で得た位置データ(緯度、経度、高
度)を位置登録情報の送信とともに基地局16a、16
bに送信する。これら位置データは、上述したように制
御局19によってデータベース20に格納される。
【0042】さて、図1は、携帯電話機1が他の携帯電
話機1の位置を得るために実行する位置検出処理を示す
フローチャートである。この位置検出処理は、制御回路
2の制御によって実行される。以下、このフローチャー
トに従って、図3に示した携帯電話機1aが携帯電話機
1bの現在位置を要求しそれを獲得する場合における携
帯電話機1aが行う処理内容について説明する。
【0043】まず、携帯電話機1aの携帯者が、そのキ
ー操作部3を操作することにより、例えば友人である相
手が携帯する携帯電話機1bの電話番号を入力しそれに
続いて「位置表示キー」を押すと、制御回路2はキー操
作部3からその相手側の電話番号を入力し(ステップS
1)、その電話番号と位置要求信号とをデータ変換部9
に対し出力する。これらは、送受信部10からアンテナ
11を介して基地局16aに送信され(ステップS
2)、PDC通信網17を介して制御局19に送られ
る。
【0044】制御局19では、データベース20からそ
の電話番号により特定された携帯電話機1bの位置デー
タ(緯度、経度、高度)を取り出し、それをPDC通信
網17、基地局16aを介して携帯電話機1aに送信す
る。携帯電話機1aでは、この位置データを送受信部1
0で受信し(ステップS3)、その受信信号をデータ変
換部9で復調する。その復調された位置データは制御回
路2に入力される。
【0045】続いて、携帯電話機1aの制御回路2は、
位置検出部4から現在の自分自身の位置データ(緯度、
経度、高度)を入力する(ステップS4)。なお、この
位置データの入力は、ステップS3において制御局19
から送られる携帯電話機1bの位置データの受信を待つ
間に実行しても良い。
【0046】制御回路2は、ステップS3で獲得した相
手側(携帯電話機1b)の位置データに基づいて、その
相手の位置の周辺を表す地図データを記憶部12のRO
Mから読み出す(ステップS5)。そして、制御回路2
は、図4に示すように、ディスプレイ13に地図と相手
の位置とを重ねて表示した(ステップS6)後、処理を
終了する。この場合、制御回路2は、相手の位置とステ
ップS4で得た自分の位置とが近い場合には、自動的に
または使用者の選択によって、両者の位置がともに表示
可能となるように地図の縮尺などを変更する。
【0047】地図表示には、例えば主要な道路や建物、
北を示す方位マークなどが含まれており、相手の位置
(および自分の位置)は例えば点滅するドットにより表
示される。また、記憶部12に予め相手の名称(および
自分の名称)が登録されている場合には、位置を示すド
ットの脇にその名称(図4では相手が「B」、自分が
「A」)が表示される。
【0048】以上のように本実施形態によれば、携帯電
話機1(1a、1b)は、GPS衛星21a、21b、
…からの測位電波を受信しその測位電波に基づいて位置
を演算する位置検出部4を備え、制御回路2は位置デー
タ送信制御手段としてその検出した位置データを位置登
録情報とともに基地局16aや16bに送信する。この
位置データは制御局19に送られ、データベース20に
格納されて一元的に管理されるので、携帯電話機1の制
御回路2が、位置データ要求手段として電話番号によっ
て特定した相手側の携帯電話機1の位置データを要求す
ると、制御局19は短時間のうちにデータベース20か
らその相手の位置データを取り出して送り返すことが可
能となる。
【0049】つまり、この携帯電話機1の携帯者は、居
場所(位置)を知りたい相手が所有する携帯電話機1の
電話番号を入力して位置表示キーを押すという簡単な操
作を行うだけで、短時間のうちにディスプレイ13上に
おいて相手所有の携帯電話機1の位置を確認することが
できる。携帯電話機1はその所有者にとって極めて便利
なものであるので、所有者に携帯されあるいは所有者の
身近に置かれることが多い。従って、相手所有の携帯電
話機1の位置を知ることは、間接的にその携帯電話機1
を所有する相手の位置を知ることになる。この場合、デ
ィスプレイ13には、相手の位置が緯度、経度、高度の
データとしてではなく地図に重ねた状態で表示されるの
で、位置の確認が容易となる。
【0050】携帯電話機1は、位置検出部4で得た位置
データを位置登録情報とともに制御局19に送信するの
で、使用者が特別な操作をすることなくデータベース2
0には最新の位置データが格納される。また、相手の位
置データを要求する場合にあっても、その相手側の携帯
電話機1との間で通話回線を確保して通話状態とする必
要がないので、相手側の携帯電話機1への呼び出しは行
われず、相手側においても煩わしさがない。
【0051】この携帯電話機1を用いた通信システムに
よれば、携帯電話機1を営業社員や監視員などに携帯さ
せることで各人の位置を把握することが可能となり、人
の配置や管理を容易に行うことができる。また、GPS
衛星21a、21b、…からの測位電波に基づいて正確
な位置データを得ることができることから、待ち合わせ
に利用したり、遭難者、徘徊者などの捜索に利用するこ
とが可能となる。さらに、直接通話することなく相手の
位置が分かるので、友人同士の間などで直接通話とは異
なる新たな形態のコミュニケーション方法やゲーム方法
が生まれ、楽しさが増大する。
【0052】(第2の実施形態)次に、本発明を携帯電
話機に適用した第2の実施形態について図5および図6
を参照しながら説明する。本実施形態における携帯電話
機1は、第1の実施形態と同じく図2に示した構成を備
えている。このうち制御回路2は、位置データ送信制御
手段、位置データ要求手段、位置データ受信制御手段、
出力制御手段として機能する他、距離演算手段として機
能するようになっている。
【0053】図5は、携帯電話機1が他の携帯電話機1
との距離およびその方角を得るために実行する距離・方
角検出処理を示すフローチャートである。この距離・方
角検出処理は、制御回路2の制御によって実行される。
以下、このフローチャートに従って、図3に示した携帯
電話機1a(自分)が携帯電話機1b(相手)との距離
と方角を獲得する場合における携帯電話機1aの制御回
路2が行う処理内容について説明する。なお、図5に示
す処理ステップのうち図1に示した処理ステップと同一
処理を行うものについては、同一のステップ番号を付し
て説明を省略する。
【0054】携帯電話機1aの制御回路2は、ステップ
S1〜S4を実行することによって、その携帯者が電話
番号により指定した携帯電話機1bの位置データ(緯
度、経度、高度)と、携帯電話機1a自体の位置データ
(緯度、経度、高度)とを取得する。続いて、制御回路
2は、これら位置データを用いて相手と自分との距離を
演算し(ステップS7)、さらに相手が自分から見てど
の方角にいるのかを演算により求める(ステップS
8)。
【0055】そして、制御回路2は、得られた相手との
距離および相手の方角をディスプレイ13に表示した
(ステップS9)後、処理を終了する。図6は、ディス
プレイ13の表示例を示している。図6(a)は距離と
方角とを文字により表示した場合を示しており、図6
(b)はベクトルにより表示した場合を示している。ベ
クトル表示の場合には、ディスプレイ13上にベクトル
(矢印)の他、ベクトルの始点(つまり自分の位置)を
示すドット、文字で示す距離、北を示す方位マークが表
示されるようになっている。
【0056】携帯電話機1は、使用者の選択によって文
字表示(図6(a))とベクトル表示(図6(b))の
何れで表示するかを設定できるようになっている。ま
た、記憶部12に予め相手の名称(および自分の名称)
が登録されている場合には、文字表示の際、あるいはベ
クトル表示における始点と終点の脇にその名称(図6で
は相手が「B」、自分が「A」)が表示される。
【0057】以上述べたように、本実施形態によって
も、携帯電話機1の携帯者は、位置を知りたい相手が所
有する携帯電話機1の電話番号を入力して位置表示キー
を押す操作により、相手が所有する携帯電話機1との距
離および方角をディスプレイ13上に表示させることが
できるので、第1の実施形態と同様の作用および効果を
得ることができる。
【0058】また、本実施形態によれば、相手との距
離、相手の方角が表示されるので、相手が近くにいるか
どうかを即座に判断することができる。従って、特に相
手と待ち合わせたり相手を捜索したりする場合に有用と
なる。また、記憶部12に地図データを記憶する必要が
ないので、記憶部12(特にROM)の記憶容量を小さ
くでき、コストを低減することができる。
【0059】(第3の実施形態)次に、上述した第1お
よび第2の実施形態に変形を加えた第3の実施形態につ
いて図7および図8を参照しながら説明する。携帯電話
機1は、第1および第2の実施形態と同じく図2に示し
た構成を備えており、その制御回路2は、第2の実施形
態と同様に距離演算手段としても機能するようになって
いる。この携帯電話機1は、相手(および自分)の位置
を地図上に表示するとともに、相手との距離を文字表示
するようにした点に特徴を有する。
【0060】以下、図7に示すフローチャートを用い
て、携帯電話機1a(自分)が携帯電話機1b(相手)
の位置および距離を検出する場合における位置・距離検
出処理について説明する。なお、この位置・距離検出処
理は、図1または図5に示した処理ステップを組み合わ
せたものとなっている。
【0061】携帯電話機1aの制御回路2は、ステップ
S1〜S4を実行することによって、携帯電話機1aと
1b(つまり自分と相手)の位置データを取得し、ステ
ップS7で相手と自分との距離を演算する。続いて、ス
テップS5において、相手の位置の周辺を表す地図デー
タを記憶部12から読み出し、ステップS6において、
ディスプレイ13に地図と相手(および自分)の位置と
を重ねて表示する。この地図表示は、図8に示すよう
に、第1の実施形態と同様にして行われる。その後、制
御回路2は、ディスプレイ13に上記地図表示に加えて
相手との距離を文字により表示し(ステップS10)、
処理を終了する。この相手との距離は、図8に示すよう
に地図表示部分と重ならないようにして表示される。
【0062】以上述べた本実施形態によっても、第1の
実施形態と同様の作用、効果が得られる。特に、本実施
形態によれば、ディスプレイ13上に相手の位置が地図
に重ねた状態で表示されるとともに相手との距離が表示
されるので、相手位置の確認のみならず相手が近くにい
るかどうかを即座に判断することができ、使い勝手が一
層向上する。
【0063】(第4の実施形態)次に、本発明を携帯電
話機に適用した第4の実施形態について図9を参照しな
がら説明する。本実施形態における携帯電話機1は、上
記各実施形態と同じく図2に示した構成を備えている。
ここで制御回路2は、本発明でいう位置データ送信制御
手段、距離データ要求手段、距離データ受信制御手段、
出力制御手段に相当する。
【0064】図9は、制御回路2が他の携帯電話機1と
の距離およびその方角を得るために実行する距離・方角
検出処理を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに従って、携帯電話機1a(自分)が携帯電
話機1b(相手)との距離と方角を表示する場合におけ
る処理内容について説明する。
【0065】携帯電話機1aの携帯者が、キー操作によ
り居場所を知りたい相手が携帯する携帯電話機1bの電
話番号を入力しそれに続いて「位置表示キー」を押す
と、制御回路2はその相手側の電話番号を入力し(ステ
ップS1)、その電話番号、距離要求信号、および方角
要求信号を制御局19に対し送信する(ステップS1
1)。
【0066】制御局19は、距離要求信号などの送信側
である携帯電話機1aの位置データと要求相手側である
携帯電話機1bの位置データとをデータベース20から
取り出し、携帯電話機1aと1bとの距離および携帯電
話機1aから見た携帯電話機1bの方角をそれぞれ距離
データおよび方角データとして携帯電話機1aに送り返
す。
【0067】携帯電話機1aでは、これら距離データと
方角データとを送受信部10で受信し、その受信信号を
データ変換部9で復調する。復調されたデータは制御回
路2に入力される(ステップS12、S13)。そし
て、制御回路2は、得られた相手との距離および相手の
方角を、図6に示すようにディスプレイ13に表示し
(ステップS9)、処理を終了する。
【0068】本実施形態によっても、携帯電話機1の携
帯者は、位置を知りたい相手の携帯電話機1の電話番号
を入力するなどの所定操作をすることにより、相手が所
有する携帯電話機1との距離および方角をディスプレイ
13上に表示させることができるので、第2の実施形態
と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態
によれば、携帯電話機1において距離と方角の演算を行
う必要がないので、制御回路2の処理が簡単化でき、プ
ログラム開発に要するコストを低減できる。
【0069】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態について図10を参照しながら説明する。な
お、ここでは前述した第2の実施形態に変形を加えた場
合として説明するが、第3または第4の実施形態につい
ても同様に適用可能である。
【0070】出力制御手段としての制御回路2は、図5
に示した距離・方角検出処理におけるステップS9とエ
ンドとの間に、さらに図10に示す出力処理を実行する
ようになっている。また、携帯電話機1は、図5に示す
ステップS2からステップS9までの処理および図10
に示す出力処理を所定時間毎に繰り返し実行するように
なっている。
【0071】図10において、ステップS9に続いて実
行されるステップS14で、制御回路2は、自分(携帯
電話機1a)から1kmよりも離れたエリア内にいた相
手(携帯電話機1b)が、1km以内のエリア(1km
エリア)に入って来たかどうかを判断する。1kmエリ
アに入って来た(YES)と判断した場合には、制御回
路2は、スピーカ8から所定のバターン(例えば「リ
リ、リリ、…」という断続音:Aパターン)に従ったリ
ンガー音を所定時間だけ発生させるとともに、そのAパ
ターンに合わせて駆動部14を介してバイブレータ15
を振動させる(ステップS15)。
【0072】また、制御回路2は、ステップS14で
「NO」と判断した場合には、ステップS16に移行し
て相手が100m以内のエリア(100mエリア)に入
って来たかどうかを判断する。100mエリアに入って
来た(YES)と判断した場合には、制御回路2は、ス
ピーカ8から所定のバターン(例えば「リリリ、リリ
リ、…」という断続音:Bパターン)に従ったリンガー
音を所定時間だけ発生させるとともに、そのBパターン
に合わせてバイブレータ15を振動させる(ステップS
17)。
【0073】さらに、制御回路2は、ステップS16で
「NO」と判断した場合には、ステップS18に移行し
て相手が10m以内のエリア(10mエリア)に入って
来たかどうかを判断する。10mエリアに入って来た
(YES)と判断した場合には、制御回路2は、スピー
カ8から所定のバターン(例えば「リリリリ、リリリ
リ、…」という断続音:Cパターン)に従ったリンガー
音を所定時間だけ発生させるとともに、そのCパターン
に合わせてバイブレータ15を振動させる(ステップS
19)。
【0074】ステップS18で「NO」と判断した場合
および上記ステップS15、S17、S19を実行した
後、制御回路2は距離・方角検出処理を続行するかどう
かを判断し(ステップS20)、続行する(YES)と
判断した場合にはステップS2に移行し、続行しない
(NO)と判断した場合には処理を終了する。なお、上
記A、B、Cの各パターンは、着信時のリンガー音の発
生パターンとは異なるように設定されている。
【0075】以上述べたように本実施形態によれば、使
用者が一度相手の電話番号などを入力すると、それ以降
携帯電話機1が繰り返し相手との距離と方角とを得てデ
ィスプレイ13に表示するので、使用者は入力操作を繰
り返すことなく相手の位置を継続して知ることができ
る。これにより、例えば待ち合わせ時に相手が近付いて
いるのか遠ざかっているのかといった動きを判断し易く
なる。
【0076】また、携帯電話機1は相手との距離に応じ
てリンガー音および振動を発生するので、使用者は携帯
電話機1をポケットやかばんの中に入れた状態のまま相
手が近付いていることまたは遠ざかっていることを知る
ことができる。なお、本実施形態では、リンガー音と振
動とをともに発生するように制御したが、何れか一方だ
けを発生するように制御しても良い。
【0077】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態について図11を参照しながら説明する。な
お、ここでは前述した第1の実施形態に変形を加えた場
合について説明するが、第2ないし第5の実施形態につ
いても同様にして適用可能である。
【0078】本実施形態における携帯電話機1(図2参
照)は、その制御回路2が、制御局19に対し位置検出
部4で得た位置データ(緯度、経度、高度)とともにそ
の使用者が設定した許可コードを送信するようになって
いる。制御局19は、送信された位置データと許可コー
ドとをデータベース20に格納し管理するようになって
いる。携帯電話機1の使用者は、その利用に先立って、
親しい友人など自分の位置を知られてもよい相手に対し
て、前記設定した許可コードを知らせておく。携帯電話
機1において、その使用者が設定した許可コードおよび
上記相手から知らされた許可コードは、記憶部12のE
EPROMに記憶されるようになっている。
【0079】図11は、携帯電話機1が他の携帯電話機
1の位置を得るために実行する位置検出処理を示すフロ
ーチャートである。この位置検出処理は、制御回路2の
制御によって実行される。この図11に示す処理ステッ
プのうち図1に示した処理ステップと同一処理を行うも
のについては同一のステップ番号を付して示し、以下異
なる処理部分について説明する。
【0080】ステップS2において、携帯電話機1aの
制御回路2が位置データを要求する相手(携帯電話機1
b)の電話番号と位置要求信号とを送信すると、制御局
19は、データベース20から携帯電話機1bの位置デ
ータと許可コードとを取り出し、それらを携帯電話機1
aに対して送信する。
【0081】携帯電話機1aの制御回路2は、送受信部
10で受信されデータ変換部9で復調された位置データ
と許可コードとを入力し(ステップS21)、その受信
した許可コード(受信許可コード)と予め相手から知ら
されるなどして設定した許可コード(設定許可コード)
とが一致するかどうかを判断する(ステップS22)。
ここで、一致する(YES)と判断した場合にはステッ
プS4、S5、S6を実行し、ディスプレイ13に地図
と相手の位置とが重ねて表示される。一方、一致しない
(NO)と判断した場合にはステップS23に移行し、
例えば「相手から許可されていないため表示できませ
ん」というメッセージをディスプレイ13に表示して処
理を終了する。
【0082】以上述べたように、本実施形態によれば、
携帯電話機1の位置はその使用者が予め許可コードを知
らせた相手の携帯電話機1でしか表示することができな
いので、使用者のプライバシーを保護することができ、
また尾行や待ち伏せなど不正目的による行為を防止する
ことができる。
【0083】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記各実施形態に限定されるものではなく、次のように変
形または拡張が可能である。位置データ送信制御手段と
しての制御回路2は、制御局19からPDC通信網1
7、基地局16a、16bを介して送信された要求信号
を受信したことに応じて、位置検出部4で得た位置デー
タを送信するように制御しても良い。これにより、携帯
電話機1の消費電力を低減することができる。
【0084】また、位置データ送信制御手段としての制
御回路2は、送信メールを送る時に位置データをそのメ
ールに付加して送信するように制御しても良い。この場
合、データベース20にはメールを送った時点における
位置データが格納される。従って、例えば、そのメール
の受信者はそのメールを受け取るとともに送信者のメー
ル送信時における居場所を知ることが可能となる。
【0085】位置データ送信制御手段としての制御回路
2は、使用者の選択などにより位置検出部4で得た位置
データの送信を停止するように制御しても良い。これに
より、使用状況などに応じて使用者のプライバシーを保
護することが可能となり、不正目的による行為を抑制す
ることができる。
【0086】第4の実施形態において、制御回路2は、
制御局19に対し相手の電話番号、距離要求信号、およ
び方角要求信号を送信したが、相手との距離を知れば十
分である場合には、電話番号と距離要求信号とを送信す
れば良い。この場合、制御局19は、距離データのみを
送り返す。
【0087】第6の実施形態においては、携帯電話機1
が許可コードの一致を判断したが、制御回路2が位置要
求信号とともに予め相手から知らされた許可コードを送
信し、制御局19がその送信された許可コードとデータ
ベース20に格納されている許可コードとが一致するか
どうかを判断するようにしても良い。この場合、制御局
19は、許可コードが一致すると判断した場合にのみ位
置要求信号に応じて位置データを送信する。
【0088】相手を指定する場合に、相手の携帯電話機
1の電話番号を用いたが、予め登録した許可コードやそ
の他の識別コードを用いるようにしても良い。上述した
通信システムは、PDC通信網17に接続された制御局
19が位置データの管理を行うように構成されている
が、基地局16a、16bが管理するように構成しても
良い。また、制御局19は携帯電話機1の位置登録制御
も行うものとしたが、位置登録制御を行う制御局とは別
に設けたものであっても良い。
【0089】第1、第3、第6の各実施形態において、
ディスプレイ13に表示する地図データを記憶部12の
ROMに記憶したが、制御局19が位置データとともに
地図データを送信するようにしても良い。このような通
信システムによれば、記憶部12に地図データを記憶す
る必要がないので、記憶部12(特にROM)の記憶容
量を小さくでき、コストを低減することができる。
【0090】相手の位置をディスプレイ13に地図と重
ねて表示したが、相手の位置データである緯度、経度、
高度をそのまま文字により表示しても良い。移動体通信
装置として携帯電話機に適用した場合を説明したがPH
S(Personal Handyphone System)に適用しても良い。
また、携帯電話機同士に限らず、一般加入電話からも相
手の携帯電話機の位置などが分かるような通信システム
としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における位置検出処理
を示すフローチャート
【図2】携帯電話機の電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】携帯電話機を用いた通信システムの概略構成図
【図4】相手の位置についてディスプレイの一表示例を
示す図
【図5】本発明の第2の実施形態における距離・方角検
出処理を示すフローチャート
【図6】相手との距離、方角についてディスプレイの表
示例を示す図
【図7】本発明の第3の実施形態における位置・距離検
出処理を示すフローチャート
【図8】図4相当図
【図9】本発明の第4の実施形態における図5相当図
【図10】本発明の第5の実施形態における出力処理を
示すフローチャート
【図11】本発明の第6の実施形態における図1相当図
【符号の説明】
1は携帯電話機(移動体通信装置)、2は制御回路(位
置データ送信制御手段、位置データ要求手段、位置デー
タ受信制御手段、距離データ要求手段、距離データ受信
制御手段、距離演算手段、出力制御手段)、4は位置検
出部(位置検出手段)、8はスピーカ(出力手段、リン
ガー音発生手段)、13はディスプレイ(出力手段、表
示装置)、15はバイブレータ(出力手段、振動発生手
段)、16a、16bは基地局、20はデータベース
(位置データベース)、21a、21bはGPS衛星で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 106A H04Q 7/38 H04Q 7/04 D Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AC02 AC14 AC18 AC19 5H180 AA21 BB05 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 5J062 AA08 BB05 CC07 HH05 5K027 AA11 BB01 CC08 FF01 FF03 FF21 FF22 FF25 5K067 AA21 BB04 BB36 DD13 DD17 DD24 EE02 EE10 EE16 FF03 FF23 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 JJ52 JJ56 JJ66

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を介して送受信を行う移動体通信
    装置において、 GPS衛星からの電波を受信して位置データを得る位置
    検出手段と、 この位置検出手段により得た位置データを前記基地局に
    対して送信するように 制御する位置データ送信制御手段と、 前記基地局側に対し、使用者が指定した特定の移動体通
    信装置の位置データを送信するよう要求する位置データ
    要求手段と、 前記基地局から送信された位置データを受信するように
    制御する位置データ受信制御手段と、 受信した前記特定の移動体通信装置の位置データに基づ
    いて、出力手段が前記特定の移動体通信装置の位置情報
    を出力するように制御する出力制御手段とを備えて構成
    されていることを特徴とする移動体通信装置。
  2. 【請求項2】 基地局を介して送受信を行う移動体通信
    装置において、 GPS衛星からの電波を受信して位置データを得る位置
    検出手段と、 この位置検出手段により得た位置データを前記基地局に
    対して送信するように制御する位置データ送信制御手段
    と、 前記基地局側に対し、使用者が指定した特定の移動体通
    信装置の位置データを送信するよう要求する位置データ
    要求手段と、 前記基地局から送信された位置データを受信するように
    制御する位置データ受信制御手段と、 前記位置検出手段により得た位置データと受信した前記
    特定の移動体通信装置の位置データとに基づいて、前記
    特定の移動体通信装置との距離を演算する距離演算手段
    と、 出力手段が前記距離演算手段により演算された距離の情
    報を出力するように制御する出力制御手段とを備えて構
    成されていることを特徴とする移動体通信装置。
  3. 【請求項3】 前記出力制御手段は、受信した前記特定
    の移動体通信装置の位置データに基づいて、前記出力手
    段が前記特定の移動体通信装置の位置情報を出力するよ
    うに制御することを特徴とする請求項2記載の移動体通
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記距離演算手段は、前記位置検出手段
    により得た位置データと受信した前記特定の移動体通信
    装置の位置データとに基づいて、前記特定の移動体通信
    装置が位置する方角を演算し、 前記出力制御手段は、前記出力手段がこの演算された方
    角の情報を出力するように制御することを特徴とする請
    求項2または3記載の移動体通信装置。
  5. 【請求項5】 前記位置データ受信制御手段は、前記特
    定の移動体通信装置が許可している場合にその位置デー
    タの受信が可能となるように制御することを特徴とする
    請求項1ないし4の何れかに記載の移動体通信装置。
  6. 【請求項6】 基地局を介して送受信を行う移動体通信
    装置において、 GPS衛星からの電波を受信して位置データを得る位置
    検出手段と、 この位置検出手段により得た位置データを前記基地局に
    対して送信するように制御する位置データ送信制御手段
    と、 前記基地局側に対し、使用者が指定した特定の移動体通
    信装置との距離データを送信するよう要求する距離デー
    タ要求手段と、 前記基地局から送信された距離データを受信するように
    制御する距離データ受信制御手段と、 受信した前記特定の移動体通信装置との距離データに基
    づいて、出力手段が前記特定の移動体通信装置との距離
    の情報を出力するように制御する出力制御手段とを備え
    て構成されていることを特徴とする移動体通信装置。
  7. 【請求項7】 前記距離データ要求手段は、前記特定の
    移動体通信装置の方角データを送信するよう要求し、 前記距離データ受信制御手段は、前記基地局から送信さ
    れた方角データを受信するように制御し、 前記出力制御手段は、受信した前記特定の移動体通信装
    置の方角データに基づいて、前記出力手段が前記特定の
    移動体通信装置の方角の情報を出力するように制御する
    ことを特徴とする請求項6記載の移動体通信装置。
  8. 【請求項8】 前記距離データ受信制御手段は、前記特
    定の移動体通信装置が許可している場合にその距離デー
    タの受信が可能となるように制御することを特徴とする
    請求項6記載の移動体通信装置。
  9. 【請求項9】 前記位置データ送信制御手段は、前記位
    置検出手段により得た位置データを定期的に送信するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1ないし8の何れ
    かに記載の移動体通信装置。
  10. 【請求項10】 前記位置データ送信制御手段は、前記
    位置検出手段により得た位置データを前記基地局側から
    の要求信号に応じて送信するように制御することを特徴
    とする請求項1ないし8の何れかに記載の移動体通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記位置データ送信制御手段は、前記
    位置検出手段により得た位置データを送信メールに付加
    して送信するように制御することを特徴とする請求項1
    ないし8の何れかに記載の移動体通信装置。
  12. 【請求項12】 前記位置データ送信制御手段は、前記
    位置検出手段により得た位置データの送信を停止するこ
    とができることを特徴とする請求項1ないし11の何れ
    かに記載の移動体通信装置。
  13. 【請求項13】 前記出力手段はリンガー音発生手段で
    あって、 前記出力制御手段は、前記特定の移動体通信装置との距
    離に応じて、前記リンガー音発生手段からのリンガー音
    が変化するように制御することを特徴とする請求項2、
    3、4、6の何れかに記載の移動体通信装置。
  14. 【請求項14】 前記出力手段は、筐体を振動させるよ
    うに構成された振動発生手段であって、 前記出力制御手段は、前記特定の移動体通信装置との距
    離に応じて、前記筐体の振動状態が変化するように制御
    することを特徴とする請求項2、3、4、6の何れかに
    記載の移動体通信装置。
  15. 【請求項15】 前記出力手段は表示装置であって、 前記出力制御手段は、前記表示装置が前記特定の移動体
    通信装置の位置情報を地図に重ねて表示するように制御
    することを特徴とする請求項1または3記載の移動体通
    信装置。
  16. 【請求項16】 前記出力手段は表示装置であって、 前記出力制御手段は、前記表示装置が前記特定の移動体
    通信装置の位置情報をベクトル表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1、3、4、7の何れかに記載
    の移動体通信装置。
  17. 【請求項17】 基地局を介して送受信が行われる移動
    体通信システムにおいて、 請求項1ないし5の何れかに記載の移動体通信装置から
    送信された当該移動体通信装置の位置データを格納する
    ための位置データベースと、 前記位置データを前記位置データベースに格納するとと
    もに、前記移動体通信装置から送信された位置データ要
    求に応じて、前記位置データベースからその要求された
    特定の移動体通信装置の位置データを取り出して前記位
    置データ要求を送信した移動体通信装置に送信するよう
    に構成された制御局とを備えていることを特徴とする移
    動体通信システム。
  18. 【請求項18】 基地局を介して送受信が行われる移動
    体通信システムにおいて、 請求項6または8記載の移動体通信装置から送信された
    当該移動体通信装置の位置データを格納するための位置
    データベースと、 前記位置データを前記位置データベースに格納するとと
    もに、前記移動体通信装置から送信された距離データ要
    求に応じて、前記位置データベースに格納された位置デ
    ータに基づき前記距離データ要求を送信した移動体通信
    装置と特定の移動体通信装置との距離を演算して前記距
    離データ要求を送信した移動体通信装置に送信するよう
    に構成された制御局とを備えていることを特徴とする移
    動体通信システム。
  19. 【請求項19】 基地局を介して送受信が行われる移動
    体通信システムにおいて、 請求項7記載の移動体通信装置から送信された当該移動
    体通信装置の位置データを格納するための位置データベ
    ースと、 前記位置データを前記位置データベースに格納するとと
    もに、前記移動体通信装置から送信された距離データ要
    求および方角データ要求に応じて、前記位置データベー
    スに格納された位置データに基づき前記距離データ要求
    および方角データ要求を送信した移動体通信装置と特定
    の移動体通信装置との距離および方角を演算して前記距
    離データ要求および方角データ要求を送信した移動体通
    信装置に送信するように構成された制御局とを備えてい
    ることを特徴とする移動体通信システム。
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