JP2002061882A

JP2002061882A - 空気供給装置

Info

Publication number: JP2002061882A
Application number: JP2000252104A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Inada; 泰之稲田; Michihisa Yonekichi; 通久米吉
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 2000-08-23
Filing date: 2000-08-23
Publication date: 2002-02-28
Anticipated expiration: 2020-08-23
Also published as: JP3814473B2

Abstract

(57)【要約】【課題】圧損が高い端末にも送風が可能で、空気質変
換装置の性能を保つことのできる空気供給装置を提供す
ることを目的とする。【解決手段】送風手段１および空気質変換手段３を有
し、外気を吸気するように室外側４に配設される空気質
変換装置５に直列に接続され室外側４に配設される送風
装置６と、送風装置６からの送風空気を室内側７へ供給
する送風配管８の端末に接続される端末装置１０とを備
え、送風装置６の静圧を空気質変換装置５より大きく構
成したことにより、圧損が高い端末にも送風が可能で、
空気質変換装置の性能を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、室内側に設けられ
る空気を利用する機器よりなる端末装置に、室外側に設
けられる空気質変換装置を介して空気を供給する空気供
給装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、室内の環境良化を図るため種々の
空気調和機器が普及されるとともに、空気を利用する機
器も増加してきており、空気の質を変換する空気質変換
装置を室外側に設け、騒音の緩和を図ることが行われて
いる。そして、室内側における空気使用量の変化にとも
ない、空気質変換装置の機能および変換効率が大幅に変
化しないようにすることの要求が高まってきている。

【０００３】従来、この種の空気供給装置の一例として
図３８に示される加湿装置が知られている。以下、その
構成について図３８を参照しながら説明する。

【０００４】図に示すように、吸湿性、通気性を有する
吸着材１０１と、空気流Ａ、Ｂを発生させ吸着材１０１
に空気流Ａ、Ｂを送風する送風手段１０２、１０３と、
吸着材１０１に送風される第２の空気流Ｂを加熱する加
熱手段１０４と、吸着材１０１を通った第２の空気流Ｂ
を室内１０５に導く通風路１０６とを備え、吸着材１０
１は第１の空気流Ａが通ったとき、第１の空気流Ａ中の
水分を吸着するとともに、加熱手段１０４にて加熱され
た第２の空気流Ｂが通ったとき、吸着材１０１に吸着さ
れていた水分を第２の空気流Ｂ中に脱離してなり、第１
の空気流Ａを室外１０７に排出し、第２の空気流路Ｂを
通風路１０６を介して室内１０５に導く加湿装置１０８
において、送風手段１０２、１０３を室外１０７に配設
し構成していた。

【０００５】また、室外側にエアーコンプレッサーを設
け、吸気用配管および送気用配管を建物内に配設し、室
内の複数個所に吸気用機器および送気用機器を設けた圧
縮空気利用装置として特開平８−１２８１８３号公報に
記載されたものが知られている。

【０００６】また、空気供給装置の端末に、端末装置と
して設けられる衣類乾燥装置の一例として図３９に示さ
れるものが知られており、その構成について図３９を参
照しながら説明する。

【０００７】図に示すように、フレーム２０１に物干し
装置２０２を昇降自在に吊り下げ、物干し装置２０２に
ケース２０３を着脱自在に配し、フレーム２０１の近傍
に送風装置２０４の送風口２０５を配置し、物干し装置
２０２の上昇時に上昇したケース２０３の風口２０６と
送風口２０５とが連通し、送風装置２０４にてケース２
０３内に送風自在に構成していた。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
供給装置では、前者における加湿装置においては、室内
側における端末において加湿空気の空気量が調整された
場合には、端末での必要風量の増減により給気風量も増
減し、それにともない、加湿装置１０８の通過風量も増
減するため、加湿装置１０８に内蔵されている吸着材１
０１からの水分の脱離機能の能力および変換効率がその
時々で変化して加湿されることとなり、経済的でなく、
使用時間も都度変化するとともに、加湿空気を、２階や
３階の複数個所の部屋に供給する場合には、圧損が高く
送風が困難になるという課題があった。

【０００９】また、後者における衣類乾燥装置では、衣
類を収納するケース２０３を設ける必要があり、取扱い
性が悪く、送風効果も十分発揮できないという課題があ
った。

【００１０】本発明は上記課題を解決するもので、室内
側の端末装置における空気量変化が生じても空気質変換
装置の能力および変換効率が大幅に変化するのを防止で
きるとともに、圧損が高い端末装置にも送風することが
でき、また、端末装置として使用される衣類乾燥装置の
使い勝手の向上および送風効果を高めることのできる空
気供給装置を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明の空気供給装置に
おいては、送風手段および空気質変換手段を有し、室外
側に配設される空気質変換装置と、この空気質変換装置
に直列に接続され室外側に配設される送風装置と、前記
空気質変換装置または前記送風装置を室内側と連通し、
室内側への空気供給通路となる送風配管と、この送風配
管の端末に接続される端末装置とを備え、前記送風装置
の静圧を空気質変換装置より大きく構成したものであ
る。

【００１２】この本発明によれば、室内側の端末装置に
おける空気量変化が生じても空気質変換装置の能力およ
び変換効率が大幅に変化するのを防止できるとともに、
圧損が高い端末装置にも送風することができる空気供給
装置を提供することができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、送風手段および空気質変換手段を有し、室外側に配
設される空気質変換装置と、この空気質変換装置に直列
に接続され室外側に配設される送風装置と、前記空気質
変換装置または前記送風装置を室内側と連通し、室内側
への空気供給通路となる送風配管と、この送風配管の端
末に接続される端末装置とを備え、前記送風装置の静圧
を空気質変換装置より大きく構成したものであり、端末
装置において風量の調整が行われたときには、風量変化
に対応して送風装置が制御されることとなり、空気質変
換装置の空気質の変換に支障を来たすことなく、空気質
の変換は続行される。また、端末装置が建物の２階や３
階に配設され、圧損が高くなった場合においても端末装
置に十分に送風が可能で空気質変換装置における性能は
低下することなく保持することができるという作用を有
する。

【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図３７を参照しながら説明する。

【００１５】（実施の形態１）図１に示すように、送風
手段１および、周知の除湿器２よりなる空気質変換手段
３を有し、外気を吸気するように室外側４に配設される
空気質変換装置５を設け、空気質変換装置５と直列に、
空気質変換装置５より静圧の高い送風装置６を設け、送
風装置６からの送風空気を室内側７の複数個所に供給す
る空気供給通路となる送風配管８を設け、送風配管８の
複数個所の端末にヘアドライヤー９からなる端末装置１
０を接続し空気供給装置を構成する。

【００１６】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると室外側４で外気が送風手段１に吸気され、除湿器２
により除湿され乾燥された空気が空気質変換装置５から
送風装置６に送られ、送風装置６から送風配管８を介し
て複数の部屋または、１階、２階の複数の個所に送られ
送風配管８の端末となる複数の端末装置１０を形成する
ヘアドライヤー９に送られヘアドライヤー９により送風
される乾燥空気によりヘアーが速やかに乾燥される。

【００１７】そして、ヘアドライヤー９が２階に設けら
れた場合のように１階に比較して高い静圧を必要とする
場合においても空気質変換装置５より静圧の高い送風装
置６により送風が可能となり、空気質変換装置５の性能
は変化することがなく、また、ヘアドライヤー９におい
て空気量が調整された場合にも送風装置６により対応さ
れ、空気質変換装置５の性能は保持されることとなる。

【００１８】このように本発明の実施の形態１の空気供
給装置によれば、送風手段１および空気質変換手段３を
有し、外気を吸気するように室外側４に配設される空気
質変換装置５と、この空気質変換装置５に直列に接続さ
れ室外側４に配設される送風装置６と、この送風装置６
からの送風空気を室内側７へ供給する送風配管８と、こ
の送風配管８の端末に接続される端末装置１０とを備
え、送風装置６の静圧を空気質変換装置５より大きく構
成したので、圧損が高い端末装置１０へも送風が可能
で、空気質変換装置５の性能を保つことができる。つま
り、空気質変換装置５の性能を保った空気を、十分に端
末装置１０に供給できるのである。また、送風装置６か
らは高圧空気が送られるため細い（圧損の高い）ダクト
配管でも多量の送風が可能で、通常、静圧不足で送風が
不可能な端末へは、ダクトの途中に中間ダクトファンな
どを取り付けることがあるが、端末が多い場合、中間ダ
クトファンの台数を増やす必要があるのに対し送風装置
６の一台で全て賄うことができるとともにダクトの途中
の施工も不要となる。

【００１９】また、送風装置６と空気質変換装置５を管
理するのみで使用先の防災、電力管理が容易にできると
ともに、空気質変換装置５および送風装置６は室外側４
に配設されるため、機器からの火災発生時に建物全体へ
の延焼を防ぎ易い。

【００２０】また、同一系列の端末を多数使用する際、
熱源（空気質変換手段３）が１個で済むためコストを安
くすることができることとなる。

【００２１】また、端末装置１０に空気質を変換して供
給する空気質変換装置５の空気質変換手段３を除湿器２
により構成したので、除湿器２の排出する加湿空気用の
配管が不要（除湿器２が室外側４に設置のため、室内側
４にドレン菅が不要）になるとともに、省スペース低騒
音が可能となる。

【００２２】また、端末装置１０をヘアドライヤー９で
構成したので、乾燥空気をノズル風で吹き付けることに
より乾燥効果が高く、髪を傷めず乾燥することができ
る。

【００２３】なお、本実施の形態１では、外気を空気質
変換装置で吸気し、送風装置を介して端末装置から送風
する構成としているが、送風装置で吸気し、空気質変換
装置を介して端末装置から送風する構成としてもその作
用効果に差異はなく、圧損が高い端末装置へも空気質変
換装置の性能を保った空気を送風できることとなる。

【００２４】（実施の形態２）図２に示すように、室内
側７と連通する吸気配管１１を、空気質変換装置５Ａの
送風手段１の吸気側に接続し空気供給装置を構成する。

【００２５】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、室内側７の空気が吸気配管１１を介して空気質変
換装置５Ａに吸気され、空気質変換装置５Ａに組み込ま
れた除湿器２により空気質が変換され、乾燥された空気
は、送風装置６より送風配管８を介して室内側７に設け
た端末装置１０となるヘアドライヤー９に送風され、髪
を乾燥したのち室内側７に放散され室内側７の室内圧の
変化が緩和されることとなる。

【００２６】このように本発明の実施の形態２の空気供
給装置によれば、室内側７と連通する吸気配管１１を空
気質変換装置５Ａの送風手段１の吸気側に接続したの
で、変換された空気質を含む室内側７の空気をさらに変
換することとなり変換効率が高くなるとともに、室外側
４の外気温に左右されることなく空気質の変換ができる
こととなる。

【００２７】なお、本実施の形態２では、吸気配管１１
を空気質変換装置５Ａに接続する構成としているが、空
気質変換装置５Ａと送風装置６を入れ替えて、送風装置
６に吸気配管１１を接続して室内空気を吸気する構成と
してもその作用効果に差異はなく、要は、室内側からよ
り離れた送風路にある装置に吸気配管１１を接続すれば
よい。

【００２８】（実施の形態３）図３に示すように、送風
配管８の端末を押入１２に接続し、端末装置１０Ａをノ
ズル風吹出可能な押入乾燥器１３により形成し空気供給
装置を構成する。

【００２９】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると空気質変換装置５の除湿器２により乾燥された空気
が送風装置６より送風配管８を介して押入１２に設けた
押入乾燥器１３に送られ押入乾燥器１３より押入１２内
にノズル風で吹き付けられ押入１２内が乾燥されること
となる。

【００３０】このように本発明の実施の形態３の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ａを押入乾燥器１３によ
り構成したので、乾燥空気がノズル風に吹き付けられる
ことで気流ができ押入１２の隅々まで乾燥空気が行きわ
たり乾燥ができることとなる。

【００３１】（実施の形態４）図４に示すように、送風
配管８の端末を押入１２Ａの棚１４上に載置される布団
１５間に挿入できる形状で表面に高速吹付けの吹付孔
（図示せず）を有した布団乾燥器１６を端末装置１０Ｂ
として構成する。

【００３２】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、空気質変換装置５の除湿器２により乾燥された空
気が送風装置６より送風配管８を介して押入１２Ａに設
けた布団乾燥器１６に送られ、布団乾燥器１６の表面の
吹付孔より布団１５に向かい高速空気が吹付けられ布団
１５が乾燥されることとなる。

【００３３】このように本発明の実施の形態４の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ｂを布団乾燥器１６によ
り構成したので、除湿された乾燥空気で高速ノズル風で
吹き付けるため、布団１５を押入１２Ａに入れたまま乾
燥させても隅々まで乾燥させることができる。

【００３４】（実施の形態５）図５〜図７に示すよう
に、送風配管８の高速ノズル風の端末に靴１７の内部に
挿入され端末装置１０Ｃとなる形状の靴乾燥器１８を蛇
腹１９を介して接続し空気供給装置を構成する。

【００３５】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、空気質変換装置５の除湿器２により乾燥された空
気が送風装置６より送風配管８を介して蛇腹１９内を通
り靴乾燥器１８内に送られ、靴乾燥器１８より靴１７内
に高速空気が吹き付けられ靴１７が乾燥されることとな
る。

【００３６】このように本発明の実施の形態５の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ｃを靴乾燥器１８により
構成したので、除湿された乾燥空気を高速ノズル風で靴
１７内に吹き付けるため、靴１７を高速乾燥することが
できる。

【００３７】（実施の形態６）図８に示すように、送風
配管８の端末を浴室２０に設けた端末装置１０Ｄとなる
浴室乾燥器２１に接続し、空気供給装置を構成する。

【００３８】上記構成において、浴室２０で入浴後、空
気供給装置を運転すると空気質変換装置５の除湿器２に
より乾燥された空気が送風装置６より送風配管８を介し
て浴室２０に設けた浴室乾燥器２１より浴室２０の壁面
に向かい吹き出され、浴室２０の壁面に入浴中に付着し
た水分が乾燥されることとなる。

【００３９】このように本発明の実施の形態６の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ｄを浴室２０に設けた浴
室乾燥器２１により構成したので、除湿器２により除湿
された乾燥空気は、ノズル風に浴室２０の壁面に向かい
吹き出されることとなり、浴室２０の壁面が高速乾燥さ
れることとなる。

【００４０】また、浴室２０内に洗濯した衣類等を吊り
下げておくことにより浴室２０を利用して洗濯物の乾燥
も行うことができる。

【００４１】（実施の形態７）図９〜図１１に示すよう
に、下方に向け空気を噴出する噴出口２２を有したパイ
プ２３を複数本、一端において連結部材２４で通気可能
に連結し、洗濯後の衣類等を掛けるハンガー（図示せ
ず）が脱着可能となるように形成した噴出手段２５を所
定の高さで保持する脚部２６に設け、連結部材２４に接
続される蛇腹１９Ａを送風配管８の端末に接続して端末
装置１０Ｅとなる衣類乾燥器２７を形成し空気供給装置
を構成する。

【００４２】上記構成において、洗濯された衣類を掛け
たハンガーを噴出手段２５のパイプ２３に掛け、空気供
給装置を運転すると、空気質変換装置５の除湿器２によ
り乾燥された空気が送風装置６より送風配管８および蛇
腹１９Ａを通り衣類乾燥器２７に供給され、供給された
空気は噴出手段２５のパイプ２３に設けた噴出口２２よ
り、ハンガーを介してパイプ２３に吊り下げられた衣類
に吹き付けられ、衣類に除湿された空気が接触して衣類
が乾燥されることとなる。

【００４３】このように本発明の実施の形態７の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ｅを衣類乾燥器２７によ
り構成したので、高圧乾燥空気をノズル風で吹き付ける
ことができ乾燥効果が高くなるとともに、高圧乾燥空気
の吹き付けで衣類を傷めず乾燥することができる。

【００４４】また、端末装置１０Ｅを、下方に向け空気
を噴出する噴出口２２を有し、衣類等を掛けるハンガー
が脱着可能なパイプ２３を複数設けた噴出手段２５より
なる衣類乾燥器２７により構成したので、従来のように
ケース内の雰囲気温度を変えるものと比較して、ケース
が不必要となるとともに、噴出手段２５から直接衣類全
体へ乾燥空気を吹出し、送風効果も加わり衣類が乾燥さ
れることとなる。

【００４５】（実施の形態８）図１２に示すように空気
質変換装置５Ｂの空気質変換手段３Ａを加湿器２８によ
り形成し、送風装置６より加湿空気を送る送風配管８の
端末には端末装置１０Ｆとして調湿器２９を接続し空気
供給装置を構成する。

【００４６】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、室外側４で外気が送風手段１に吸気され、加湿器
２８により加湿され、加湿された空気が空気質変換装置
５Ｂから送風装置６に送られ、送風装置６から送風配管
８を介し端末装置１０Ｆを形成する調湿器２９に送られ
調湿器２９より高速で加湿空気が送風されて調湿される
こととなる。

【００４７】このように本発明の実施の形態８の空気供
給装置によれば、空気質変換装置５Ｂの空気質変換手段
３Ａを加湿器２８により構成したので、高速の加湿空気
が調湿器２９に送られることとなり、調湿棚のような使
用方法でも高速ノズル風の加湿空気が送風され、入り組
んだ棚の隅々まで加湿送風が可能となる。

【００４８】また、省スペースで低騒音であるととも
に、花等への霧吹きとしても利用することができる。

【００４９】（実施の形態９）図１３に示すように、送
風配管８の端末をワインボトル３０を保管する保管庫３
１に接続し、端末装置１０Ｇをワインセラー３２により
形成し、保管庫３１には排気口３３を設け空気供給装置
を構成する。

【００５０】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、空気質変換装置５Ｂの加湿器２８により加湿され
た空気が送風装置６より送風配管８を介してワインセラ
ー３２に保管されたワインボトル３０を加湿空気を流す
ことにより、ワインセラー３２内は新鮮な外気を含む加
湿空気により常にリフレッシュ状態でワインボトル３０
を包み込み理想の環境でワインを眠らせることとなる。

【００５１】このように本発明の実施の形態９の空気供
給装置によれば、端末装置１０Ｇをワインセラー３２に
より構成したので、既存のワインセラーのように外気吸
入部および、圧縮機や水を蒸発させる水受皿（図示せ
ず）を設けたワインセラー内で加湿空気を循環させる場
合と比較して室内側に設けられるワインセラー３２の構
造が外気吸入部および圧縮機や水受皿等からなる加湿部
の２装置を設ける必要がなくなり、省スペース化が図ら
れるとともに騒音も緩和されることとなる。

【００５２】（実施の形態１０）図１４に示すように、
送風手段１およびオゾン発生器３４よりなる空気質変換
手段３Ｂを有し、室外側４に配設される空気質変換装置
５Ｃを設け、空気質変換装置５Ｃと直列に設けた送風装
置６に接続された送風配管８の端末にオゾン吹出口３５
よりなる端末装置１０Ｈを設け空気供給装置を構成す
る。

【００５３】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、室外側４で外気が送風手段１に吸気され、オゾン
発生器３４により発生したオゾンを含む空気が空気質変
換装置５Ｃから送風装置６に送られ、送風装置６から送
風配管８を介し、端末装置１０Ｈとなるオゾン吹出口３
５よりオゾンを含む空気が吹き出され、オゾンの作用に
より殺菌が行われることとなる。

【００５４】このように本発明の実施の形態１０の空気
供給装置によれば、端末装置１０Ｈに空気質を変換して
供給する空気質変換装置５Ｃの空気質変換手段３Ｂをオ
ゾン発生器３４により構成したので、比較的重量のある
オゾン発生器３４を室外側４に配設するので省スペー
ス、低騒音化が可能であるとともに、室内側７に設けら
れ吹出口３５の重量を軽くできるため使用者が手に持っ
て扱う場合にも長時間の使用が苦もなく行なえ、固定す
る場合にも構造が簡単な華奢な固定手段で固定すること
ができる。

【００５５】（実施の形態１１）図１５に示すように、
オゾンを含む空気を送る送風配管８の端末に設けられる
オゾン吹出口３５Ａを端末装置１０Ｊとなる生ごみ保管
器３６の内部に生ごみ３７により埋められるように設け
空気供給装置を構成する。

【００５６】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、室外側４で外気が送風手段１に吸気され、オゾン
発生器３４により発生したオゾンを含む空気が空気質変
換装置５Ｃから送風装置６に送られ送風装置６から送風
配管８を介し端末装置１０Ｊとなる生ごみ保管器３６の
内部に設けられたオゾン吹出口３５Ａより生ごみ３７内
に送られ、生ごみ３７の殺菌が行われることとなる。

【００５７】このように本発明の実施の形態１１の空気
供給装置によれば、端末装置１０Ｊを生ごみ保管器３６
により構成し、生ごみ保管器３６に投入された生ごみ３
７内にオゾン吹出口３５Ａよりオゾンを吹き出すので、
生ごみ３７の内部の殺菌が可能となり生ごみ３７の表面
しか殺菌されなかった場合と比較して生ごみ中の菌の殺
菌効率を高めることができる。

【００５８】（実施の形態１２）図１６〜図１８に示す
ように、下方に向け空気を噴出する噴出口２２を有した
パイプ２３を複数本、一端において連結部材２４で通気
可能に連結し、洗濯後の衣類等を掛けるハンガー（図示
せず）が脱着可能となるように形成した噴出手段２５を
所定の高さで保持する脚部２６を設け、連結部材２４に
接続される蛇腹１９Ａを送風配管８の端末に接続して端
末装置１０Ｋとなる衣類殺菌乾燥器３８を形成し、空気
質変換装置５Ｃから送られるオゾンを含む空気を供給す
るように空気供給装置を構成する。

【００５９】上記構成において、洗濯された衣類を掛け
たハンガーを噴出手段２５のパイプ２３に掛け、空気供
給装置を運転すると、空気質変換装置５Ｃのオゾン発生
器３４よりオゾンを含む空気が送風装置６より送風配管
８および蛇腹１９Ａを通り衣類殺菌乾燥器３８に供給さ
れ、供給された空気は、噴出手段２５のパイプ２３に設
けた噴出口２２よりハンガーを介してパイプ２３に吊り
下げられた衣類に吹き付けられ、衣類が乾燥されるとと
もに、空気中に含まれるオゾンにより殺菌作用が行われ
ることとなる。

【００６０】このように本発明の実施の形態１２の空気
供給装置によれば、端末装置１０Ｋを衣類殺菌乾燥器３
８により構成したので、オゾンを含む空気が噴出手段２
５により衣類に吹き付けられることによって乾燥効果が
高まるとともに、ダニ等を殺菌し衛生的に乾燥させるこ
とができる。

【００６１】（実施の形態１３）図１９に示すように、
送風配管８の端末を押入１２Ａの棚１４上に載置される
布団１５間に挿入できる形状で表面に高速吹付けの吹付
孔（図示せず）を有した布団殺菌乾燥器３９を端末装置
１０Ｌとして空気供給装置を構成する。

【００６２】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、空気質変換装置５Ｃのオゾン発生器３４によりオ
ゾンを含む空気が送風装置６より送風配管８を介して押
入１２Ａに設けた布団殺菌乾燥器３９に送られ、布団殺
菌乾燥器３９の表面に設けた吹付孔より布団１５に向か
い高速空気が吹付けられ、布団１５が乾燥されるととも
に、ダニ等の害虫が空気中のオゾンにより殺菌されるこ
ととなる。

【００６３】このように本発明の実施の形態１３の空気
供給装置によれば、端末装置１０Ｌを布団殺菌乾燥器３
９により構成したので、オゾンを含む空気が布団１５に
向かい吹付けられ布団１５の乾燥効果が高まるととも
に、布団に住みついているダニ等の害虫が殺菌され衛生
的に乾燥することができる。

【００６４】（実施の形態１４）図２０に示すように、
送風手段１および、冷房または暖房に切替え可能な温度
調節機器４０よりなる空気変換手段３Ｃを有し、室外側
４に配設される空気質変換装置５Ｄを設け、空気質変換
装置５Ｄに直列に接続された送風装置６からの冷房空気
または暖房空気を室内側７の複数個所に供給する送風配
管８を設け、送風配管８の複数の端末には、吹出装置４
１からなる端末装置１０Ｍを接続し空気供給装置を構成
する。

【００６５】上記構成において、室内側７を冷房すると
きには、空気質変換装置５Ｄの温度調節機器４０を冷房
運転に切替え、空気供給装置を運転すると、空気質変換
装置５Ｄに設けた温度調節機器４０が冷房運転され、冷
房空気が送風装置６より送風配管８を介し室内側７に設
けた吹出装置４１より室内側７に向かい冷房空気が送風
されて冷房が行われることとなる。

【００６６】また、室内側７を暖房するときには、空気
質変換装置５Ｄの温度調節機器４０を暖房運転に切替
え、空気供給装置を運転すると、空気質変換装置５Ｄに
設けた温度調節機器４０が暖房運転され、暖房空気が送
風装置６より送風配管８を介し室内側７に設けた吹出装
置４１より室内側７に向かい暖房空気が送風されて暖房
が行われることとなる。

【００６７】このように本発明の実施の形態１４の空気
供給装置によれば、室外側４に設けられる空気質変換装
置５Ｄの空気質変換手段３Ｃを冷房または暖房に切替え
温度を調節する温度調節機器４０により構成したので、
省スペース、低騒音化が可能となるとともに、吹出装置
４１の重量を軽くすることができ、人が取扱う場合は長
時間使用することができ、固定する場合は華奢な取付部
でも容易に取り付けられることとなる。

【００６８】（実施の形態１５）図２１に示すように、
冷房または暖房に切替え可能な温度調節機器４０を有
し、室外側４に配設される空気質変換装置５Ｄを設け、
送風装置６により送風配管８を介し室内側内に送られる
送風配管８の端末を、室内側７と室外側４間に設けられ
る出入口の室内側７の上部に下方に向け空気が吹き出さ
れ出入口を空気膜４２で遮へいする形状のエアーカーテ
ン装置４３により形成し、端末装置１０Ｎとして空気供
給装置を構成する。

【００６９】上記構成において、夏季等室内側７を冷房
しているときには、空気質変換装置５Ｄの温度調節機器
４０を冷房運転に切替え、空気供給装置を運転すると、
空気質変換装置５Ｄに設けた温度調節機器４０が冷房運
転され、冷房空気が端末装置１０Ｎとなるエアーカーテ
ン装置４３により下方に向け吹き出され、空気膜４２を
形成して出入口を空気膜４２により遮へいする。このと
き、エアーカーテン装置４３より吹き出される空気の一
部は室内側７に送風されることとなる。

【００７０】また、冬季等、室内側７を暖房していると
きには、空気質変換装置５Ｄの温度調節機器４０を暖房
運転に切替え、空気供給装置を運転すると、空気質変換
装置５Ｄに設けた温度調節機器４０が暖房運転され、暖
房空気がエアーカーテン装置４３より吹き出され空気膜
４２が形成され、出入口を空気膜４２により遮へいし、
吹き出された空気の一部は室内側７に送風されることと
なる。

【００７１】このように本発明の実施の形態１５の空気
供給装置によれば、端末装置１０Ｎをエアーカーテン装
置４３により構成したので、室内側７の温度変化が少な
く、エアーカーテン装置４３により空気の一部が室内側
７に送風されることで、室内側７の温度変化が少なく、
室内側７の温度調節が可能となる。

【００７２】また、エアーカーテン装置４３には、送風
機、ヒータあるいは冷凍機等が不要で省スペース、低重
量化が図られるとともに、エアーカーテン装置４３の重
量が軽いので、取扱いが容易で施工も簡単に行うことが
できる。

【００７３】（実施の形態１６）図２２に示すように、
空気質変換装置５Ｅの空気質変換手段３Ｄを空気清浄器
４４により形成し、送風装置６より清浄空気を送る送風
配管８の室内側７に位置する端末には端末装置１０Ｐと
して清浄空気吹出口４５を接続し空気供給装置を構成す
る。

【００７４】上記構成において、空気供給装置を運転す
ると、室外側４で外気が送風手段１に吸気され、空気清
浄器４４により清浄化され、清浄された空気は空気質変
換装置５Ｅから送風装置６に送られ、送風装置６から送
風配管８を介し、端末装置１０Ｐを形成する清浄空気吹
出口４５より室内側７に吹き出され、室内側７の汚染空
気は室内圧が高まるにともない、室外側４に排出され、
室内側７には清浄空気が充満されることとなる。

【００７５】このように本発明の実施の形態１６の空気
供給装置によれば、空気質変換装置５Ｅの空気質変換手
段３Ｄを空気清浄器４４により構成したので、周知の外
気取入れ型の空気清浄器のように天井埋込み型である
と、メンテナンスが困難で室内側におけるスペースが大
きかったが、本発明では、清浄空気吹出口４５以外は室
外側４の地上に設置することができることとなり、メン
テナンスや設置が容易で室内側７に大きな設置スペース
が不要となる。

【００７６】（実施の形態１７）図２３および図２４に
示すように、端末装置４６Ａ、４６Ｂに風量設定手段４
７Ａ、４７Ｂを設け、風量設定手段４７Ａ、４７Ｂから
の風量設定信号を受けて演算する風量演算手段４８を設
けた制御装置４９を備え、制御装置４９により送風装置
６Ａの運転を制御して送風量を可変せしめる構成とす
る。

【００７７】上記構成において、風量設定手段４７Ａ、
４７Ｂにより風量が設定されると、風量設定手段４７
Ａ、４７Ｂからの風量設定信号が風量演算手段４８に送
られ、演算された風量となるように制御装置４９により
送風装置６Ａの送風ファンの回転数が制御され、送風量
が制御されて設定された風量が端末装置４６Ａ、４６Ｂ
に送られ送風されることとなる。

【００７８】このように本発明の実施の形態１７の空気
供給装置によれば、端末装置４６Ａ、４６Ｂに設けられ
る風量設定手段４７Ａ、４７Ｂと、この風量設定手段４
７Ａ、４７Ｂからの風量設定信号により送風装置６Ａの
送風量を制御する制御装置４９を設けたので、送風量が
可変されることで端末装置４６Ａ、４６Ｂの要求（各端
末までのダクト長による圧損や、送風ノッチ、複数端末
の使用時など）に応じることができ、各端末装置４６
Ａ、４６Ｂの風量を一定にできる。

【００７９】（実施の形態１８）図２５および図２６に
示すように、送風装置６Ｂを複数の送風機５０Ａ、５０
Ｂにより形成し、端末装置４６Ｃ、４６Ｄに設けられる
風量設定手段４７Ａ、４７Ｂからの風量設定信号によ
り、送風装置６Ｂに設けた複数の送風機５０Ａ、５０Ｂ
の運転を独立あるいは同時に制御装置４９Ａで制御する
構成とする。

【００８０】上記構成において、端末装置４６Ｃ、４６
Ｄに設けられる風量設定手段４７Ａ、４７Ｂにより風量
が設定され、設定された風量が小風量の場合には、制御
装置４９Ａにより送風装置６Ｂに設けた送風機５０Ａま
たは５０Ｂの１台を運転し、風量設定手段４７Ａ、４７
Ｂにより設定された風量が大風量の場合には送風装置６
Ｂに設けた２台の送風機５０Ａ、５０Ｂを運転すること
により大風量に対応することができることとなる。

【００８１】このように本発明の実施の形態１８の空気
供給装置によれば、送風装置６Ｂに設けられる複数の送
風機５０Ａ、５０Ｂと、端末装置４６Ｃ、４６Ｄに設け
られた風量設定手段４７Ａ、４７Ｂからの風量設定信号
により、送風装置６Ｂの複数の送風機５０Ａ、５０Ｂを
単独あるいは同時に運転を制御する制御装置４９Ａとを
備えたので、回転数を調節する代りに、送風機５０Ａ、
５０Ｂの運転台数により風量調節を行うことができ、ま
た、小風量を送風するには、小容量の送風機５０Ａ、５
０Ｂの方が効率が良くなるとともに、大風量にも対応す
ることができる。

【００８２】（実施の形態１９）図２７および図２８に
示すように、端末装置４６Ｅ、４６Ｆに接続される送風
配管８Ａの端末に設けられるダンパー等よりなる風量可
変手段５１Ａ、５１Ｂと、この風量可変手段５１Ａ、５
１Ｂを端末装置４６Ｅ、４６Ｆに設けた風量設定手段４
７Ａ、４７Ｂからの風量設定信号により風量演算手段４
８を介し制御する制御装置４９Ｂを設けた構成とする。

【００８３】上記構成において、端末装置４６Ｅ、４６
Ｆに設けた風量設定手段４７Ａ、４７Ｂにより風量が設
定されると、風量設定手段４７Ａ、４７Ｂからの風量設
定信号により風量演算手段４８を介して制御装置４９Ｂ
が風量可変手段５１Ａ、５１Ｂを制御し、端末装置４６
Ｅ、４６Ｆからは設定された風量が送風されることとな
る。

【００８４】このように本発明の実施の形態１９の空気
供給装置によれば、端末装置４６Ｅ、４６Ｆに接続され
る送風配管８Ａの端末に設けられる風量可変手段５１
Ａ、５１Ｂと、この風量可変手段５１Ａ、５１Ｂを風量
設定手段４７Ａ、４７Ｂからの風量設定信号により制御
する制御装置４９Ｂとを備えたので、風量可変手段５１
Ａ、５１Ｂの絞り具合により、端末装置４６Ｅ、４６Ｆ
の風量を調節することができるとともに、端末装置４６
Ｅを１階に設け、端末装置４６Ｆを３階に設けた場合、
１階の端末装置４６Ｅの風量は多く、３階の端末装置４
６Ｆの風量が少なくなるのを同一の風量に調節すること
ができる。

【００８５】（実施の形態２０）図２９および図３０に
示すように、端末装置４６Ｇ、４６Ｈに接続される送風
配管８Ａの端末に設けられる流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂ
と、この流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂの開閉を切替えるよ
うに端末装置４６Ｇ、４６Ｈに設けられる切替手段５３
Ａ、５３Ｂとを備え、切替手段５３Ａ、５３Ｂにより、
流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂを開または閉に切替えるとと
もに、流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂがいずれも閉に切替え
られたときには、送風部分の運転は停止されるような構
成とする。

【００８６】上記構成において、一方の端末装置４６Ｇ
の送風を停止するときには、端末装置４６Ｇに設けた切
替手段５３Ａを閉に切替えることにより流路開閉弁５２
Ａが閉となり送風流路が閉鎖され、他方の流路開閉弁５
２Ｂが開となっているときには端末装置４６Ｈのみから
送風され、逆に端末装置４６Ｈの送風を停止すると、端
末装置４６Ｇからのみ送風することができる。

【００８７】そして、端末装置４６Ｇ、４６Ｈの送風を
停止したいときには、切替手段５３Ａ、５３Ｂを閉に切
替えて流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂをいずれも閉状態にし
たときには、送風部分の運転は停止されることとなる。

【００８８】このように本発明の実施の形態２０の空気
供給装置によれば、端末装置４６Ｇ、４６Ｈに接続され
る送風配管８Ａに設けられる流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂ
と、この流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂの開閉の切替えをす
るように端末装置４６Ｇ、４６Ｈに設けられる切替手段
５３Ａ、５３Ｂとを備え、切替手段５３Ａ、５３Ｂによ
り流路開閉弁５２Ａ、５２Ｂを開または閉に切替える構
成としたので、周知のセントラルクリーナのようにエア
コンセントとの接続の有無でダクトの開閉が決められて
いた場合と比較して、端末装置を常時付けっぱなしで流
路の開閉ができ、また、送風部分と流路開閉弁５２Ａ、
５２Ｂを電気的に接続しておくことにより、流路の開閉
に応じて送風部分の運転停止を制御できる。

【００８９】（実施の形態２１）図３１および図３２に
示すように、複数台設けられる空気質変換装置５Ｆ、５
Ｇと、端末装置４６Ｊ、４６Ｋ、４６Ｌに設けられる風
量設定手段４７Ｃ、４７Ｄ、４７Ｅと電気的に接続され
る空気質設定手段５４Ａ、５４Ｂ、５４Ｃとを設け、空
気質設定手段５４Ａ、５４Ｂ、５４Ｃにより設定された
値と、風量設定手段４７Ｃ、４７Ｄ、４７Ｅからの値を
元に演算手段５５において空気質変換装置５Ｆ、５Ｇの
運転台数を演算し、制御装置４９Ｃにより空気質変換装
置５Ｆ、５Ｇの運転を制御する構成とする。

【００９０】上記構成において、複数の端末装置４６
Ｊ、４６Ｋ、４６Ｌに設けた風量設定手段４７Ｃ、４７
Ｄ、４７Ｅに接続された空気質設定手段５４Ａ、５４
Ｂ、５４Ｃが作動し、信号は演算手段５５に送られ、送
られた信号を元に空気質変換装置５Ｆ、５Ｇの運転台数
が演算され、制御装置４９Ｃにより空気質変換装置５
Ｆ、５Ｇの運転が制御され、風量設定手段４７Ｃ、４７
Ｄ、４７Ｅからの風量設定が大きくなり、空気質設定手
段５４Ａ、５４Ｂ、５４Ｃからの空気質変換の必要性が
大きくなると２台の空気質変換装置５Ｆ、５Ｇを共に運
転して空気質を十分に変換した空気を送風することがで
きる。

【００９１】このように本発明の実施の形態２１の空気
供給装置によれば、複数設けられる空気質変換装置５
Ｆ、５Ｇと、端末装置４６Ｊ、４６Ｋ、４６Ｌに設けら
れる風量設定手段４７Ｃ、４７Ｄ、４７Ｅに接続される
空気質設定手段５４Ａ、５４Ｂ、５４Ｃと、風量設定手
段４７Ｃ、４７Ｄ、４７Ｅと空気質設定手段５４Ａ、５
４Ｂ、５４Ｃの値を元に空気質変換装置５Ｆ、５Ｇの運
転台数を演算する演算手段５５と、この演算手段５５か
らの信号により空気質変換装置５Ｆ、５Ｇの運転を制御
する制御装置４９Ｃとを設けたので、端末装置４６Ｊ、
４６Ｋ、４６Ｌの空気質変換量（例えば除湿量）が足り
ない場合には空気質変換装置５Ｆ、５Ｇの２台を運転す
ることにより対応することができる。

【００９２】（実施の形態２２）図３３に示すように、
空気質変換装置５で空気質が変換された空気が送り込ま
れる送風装置６Ｃを空気圧縮手段５６および、圧縮空気
を蓄圧するボンベ５７により構成する。

【００９３】上記構成において、送風装置６Ｃは、空気
圧縮手段５６により圧縮された圧縮空気はボンベ５７に
蓄圧され、蓄圧された空気が送風配管８の端末に接続さ
れた端末装置４６Ａ、４６Ｂに送風されることとなる。

【００９４】このように本発明の実施の形態２２の空気
供給装置によれば、送風装置６Ｃを空気圧縮手段５６お
よび圧縮空気を蓄圧するボンベ５７により構成したの
で、夜間電力でボンベ５７に空気質変換した空気を貯え
ておいて、日中は貯えた空気を使用することができるこ
ととなり、夜間電力を利用して送風することが可能とな
り、電気代を節約することができる。

【００９５】（実施の形態２３）図３４および図３５に
示すように、下方に向け空気を噴出する噴出口２２Ａを
有したパイプ２３Ａを複数本、一端において連結部材２
４で通気可能に連結し洗濯後の衣類等を掛けるハンガー
（図示せず）が脱着可能となるように形成した噴出手段
２５Ａを設け、連結部材２４に接続される蛇腹１９Ａを
送風配管８の端末に接続し、噴出手段２５Ａを収納でき
る形状で天井等に設けられる収納ケース５８と、この収
納ケース５８に噴出手段２５Ａを昇降自在に吊り下げる
吊下手段５９とを備え、噴出手段２５Ａを不使用時には
収納ケース５８内に収納できるように形成した衣類乾燥
装置６０を端末装置１０Ｒとして構成する。

【００９６】上記構成において、洗濯した衣類を乾燥す
るときには、収納ケース５８内に収納された噴出手段２
５Ａを吊下手段５９を介して所定の高さまで下降させ、
衣類を掛けたハンガーを噴出手段２５Ａのパイプ２３Ａ
に掛け、空気供給装置を運転すると空気質変換装置の除
湿器により除湿され乾燥された空気が送風装置（図示せ
ず）より送風配管８および蛇腹１９Ａを通り端末装置１
０Ｒとなる衣類乾燥装置６０の噴出手段２５Ａに供給さ
れ、供給された空気は噴出手段２５Ａのパイプ２３Ａに
設けた噴出口２２Ａより衣類に吹き付けられ、衣類に乾
燥された空気が接触して衣類が乾燥されることとなる。

【００９７】そして、衣類を乾燥しない不使用時には、
吊下手段５９を介して噴出手段２５Ａを収納ケース５８
内に収納する。

【００９８】このように本発明の実施の形態２２の空気
供給装置によれば、下方に向け空気を噴出する噴出口２
２Ａを有し、衣類等を掛けるハンガーが脱着可能なパイ
プ２３Ａを複数設けた噴出手段２５Ａを収納できる形状
で天井等に設けられる収納ケース５８と、この収納ケー
ス５８に噴出手段２５Ａを昇降自在に吊下げる吊下手段
５９とを備え、噴出手段２５Ａを不使用時には収納ケー
ス５８内に収納できるように端末装置１０Ｒとなる衣類
乾燥装置６０を構成したので、噴出手段２５Ａのみを昇
降することができ、取扱い性が良くなるとともに、不使
用時には天井等へ収納可能となり邪魔にならなく、噴出
手段２５Ａが下降した状態で乾燥が可能となる。

【００９９】（実施の形態２４）図３６に示すように、
噴出手段２５Ｂを下方に向け噴出可能に収納し、天井面
等に設けられる収納ケース５８Ａと、この収納ケース５
８Ａに衣類等を掛けるハンガーが脱着可能なパイプ材等
を複数本間隔をあけて並設した掛具６１を吊下手段５９
Ａを介して昇降自在に設け、衣類乾燥装置６０Ａを形成
して端末装置１０Ｓを構成する。

【０１００】上記構成において、洗濯をした衣類を乾燥
するときには、衣類乾燥装置６０Ａの掛具６１を吊下手
段５９Ａを介して下降させ、衣類を掛けたハンガーをパ
イプ材等からなる掛具６１に掛け、衣類を掛けた掛具６
１を吊下手段５９Ａを介して噴出手段２５Ｂの近くまで
上昇させたのち、空気供給装置を運転して噴出手段２５
Ｂに除湿された乾燥空気を送り、噴出手段２５Ｂより乾
燥空気を衣類に向けて噴出し乾燥空気を衣類に接触して
衣類を乾燥する。

【０１０１】そして、衣類を乾燥後は、空気供給装置の
運転を停止し、掛具６１を吊下手段５９Ａを介して衣類
を取り外せる状態に下降させ衣類を掛具６１より取り外
した後、掛具６１を吊下手段５９Ａを介して噴出手段２
５Ｂの近傍に移動し、掛具６１が邪魔にならないように
する。

【０１０２】このように本発明の実施の形態２４の空気
供給装置によれば、噴出手段２５Ｂを下方に向け噴出可
能に収納し、天井面等に設けられる収納ケース５８Ａ
と、この収納ケース５８Ａに昇降自在に吊下手段５９Ａ
を介して吊下げられる衣類等を掛けるハンガーが脱着可
能に設けられる掛具６１とを備え、端末装置１０Ｓとな
る衣類乾燥装置６０Ａを構成したので、吊下手段５９Ａ
で吊下げられるのは衣類を掛ける掛具６１のみであるの
で、噴出手段を昇降する場合と比較して重量が軽く、昇
降が容易となるとともに、掛具６１としては市販品の物
を使用することが可能となり便利となる。

【０１０３】（実施の形態２５）図３７に示すように、
噴出手段２５Ｃに蛇腹１９Ａを介して供給する送風配管
８Ｂの空気の一部を供給パイプ６２により供給すること
で空気圧によって可動する可動手段６３と、可動手段６
３に連結されたワイヤー６４により昇降する吊下手段５
９Ｂと、この吊下手段５９Ｂにより昇降する噴出手段２
５Ｃとにより形成した衣類乾燥装置６０Ｂを形成して端
末装置１０Ｔを構成する。

【０１０４】上記構成において、洗濯をした衣類を乾燥
するときには、衣類乾燥装置６０Ｂの噴出手段２５Ｃを
収納ケース５８Ｂより下降させ、衣類を噴出手段２５Ｃ
に掛けた後、可動手段６３に供給パイプ６２を介して空
気を送るように制御することにより、可動手段６３が可
動し、可動手段６３に連結したワイヤー６４に引張ら
れ、吊下手段５９Ｂを介して噴出手段２５Ｃを上昇させ
た後、噴出手段２５Ｃに供給された乾燥空気により衣類
が乾燥されることとなる。

【０１０５】本発明の実施の形態２５の空気供給装置に
よれば、噴出手段２５Ｃに供給される空気の一部を利用
して可動する可動手段６３と、この可動手段６３により
昇降する吊下手段５９Ｂと、この吊下手段５９Ｂにより
昇降自在に設けられる噴出手段２５Ｃとを備え、端末装
置１０Ｔとなる衣類乾燥装置６０Ｂを構成したので、天
井への施工はダクト配管のみで施工が容易となるととも
に、余分な空気を利用して噴出手段２５Ｃを昇降できる
ので省エネ効果がもたらされる。

【０１０６】また、電気不使用なため濡れた衣類が接触
しても安全である。

【０１０７】

【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によれば、送風手段および空気質変換手段を有
し、室外側に配設される空気質変換装置と、この空気質
変換装置に直列に接続され室外側に配設される送風装置
と、前記空気質変換装置または前記送風装置を室内側と
連通し、室内側への空気供給通路となる送風配管と、こ
の送風配管の端末に接続される端末装置とを備え、前記
送風装置の静圧を空気質変換装置より大きく構成したの
で、圧損が高い端末にも送風が可能で、空気質変換装置
の性能を保つことができる効果のある空気供給装置を提
供できる。

【０１０８】また、室内側と連通する吸気配管を備え、
前記吸気配管を、空気質変換装置の送風手段の吸気側、
または送風装置の吸気側の、室内側からより離れた送風
路に位置するいずれかに接続したので、空気質の変換効
率が高くなるとともに、外気温に関係なく空気質を変換
できる。

【０１０９】また、端末装置に空気質を変換して供給す
る空気質変換装置の空気質変換手段を除湿器により構成
したので、除湿器の排出する加湿空気用の配管および室
内側のドレン配管が不用で、省スペース、低騒音が可能
となる。

【０１１０】また、端末装置をヘアドライヤーにより構
成したので、乾燥効果が高く、髪を傷めることが防止で
きる。

【０１１１】また、端末装置を押入乾燥器により構成し
たので、押入の狭い部分を隅々まで乾燥が可能となる。

【０１１２】また、端末装置を布団乾燥器により構成し
たので、布団を押入に入れたままでも乾燥させることが
できる。

【０１１３】また、端末装置を靴乾燥器により構成した
ので、靴を高速乾燥することができる。

【０１１４】また、端末装置を浴室乾燥器により構成し
たので、乾燥空気を浴室壁面に吹き付けることができ、
高速乾燥することができる。

【０１１５】また、端末装置を衣類乾燥器により構成し
たので、衣類を傷めず高速乾燥することができる。

【０１１６】また、端末装置を、下方に向け空気を噴出
する噴出口を有し、衣類等を掛けるハンガーが脱着可能
なパイプを複数設けた噴出手段よりなる衣類乾燥器によ
り構成したので、従来例のようにケースを設ける必要が
なく、送風効果も加え高速乾燥することができる。

【０１１７】また、端末装置として調湿器を設け、空気
質変換装置の空気質変換手段を加湿器により構成したの
で、隅々まで加湿送風が可能で、省スペース低騒音化が
図られるとともに、花等への霧吹きとして利用すること
ができる。

【０１１８】また、端末装置をワインセラーにより構成
したので、省スペース化を図ることができる。

【０１１９】また、端末装置としてオゾン吹出口を設
け、空気質変換装置の空気質変換手段をオゾン発生器に
より構成したので、省スペース、低騒音化が可能になる
とともに、端末装置が軽量で取扱いが容易となる。

【０１２０】また、端末装置を生ごみ保管器により構成
したので、生ごみの内部の殺菌も可能となる。

【０１２１】また、端末装置を衣類殺菌乾燥器により構
成したので、殺菌空気で衣類を衛生的に乾燥できる。

【０１２２】また、端末装置を布団殺菌乾燥器により構
成したので、布団のダニ等を殺菌しながら乾燥すること
ができる。

【０１２３】また、端末装置として吹出装置を設け、空
気質変換装置の空気質変換手段を温度調節機器により構
成したので、省スペース、低騒音化が可能で端末装置の
重量が軽減され取扱いが容易となる。

【０１２４】また、端末装置をエアーカーテン装置によ
り構成したので、室内側の温度変化が少なく、室内側の
温度調節も可能となるとともに、端末装置の軽量化が図
られ取扱いが容易となる。

【０１２５】また、端末装置として清浄空気吹出口を設
け、空気質変換装置の空気質変換手段を空気清浄器によ
り構成したので、清浄空気吹出口以外は室外側の地上に
設置するため、メンテナンスや設置が容易となる。

【０１２６】また、端末装置に設けられる風量設定手段
と、この風量設定手段からの風量設定信号により送風装
置の送風量を調整する制御装置とを備えたので、端末で
の要求に応じることができ、端末の風量を一定にでき
る。

【０１２７】また、送風装置に設けられる複数の送風機
と、端末装置に設けられる風量設定手段からの風量設定
信号により、前記送風装置の複数の送風機の運転を制御
する制御装置とを備えたので、効率の良い小風量の送風
機を使用することができ送風装置の効率向上を図ること
ができる。

【０１２８】また、端末装置に接続される送風配管に設
けられる風量可変手段と、この風量可変手段を風量設定
手段からの風量設定信号により制御する制御装置を備え
たので、風量可変手段により端末の風量が調節でき、１
階と３階の端末における風量を同一にすることができ
る。

【０１２９】また、端末装置に接続される送風配管に設
けられる流路開閉弁と、この流路開閉弁の開閉の切替え
をするように端末装置に設けられる切替手段とを備え、
前記切替手段により前記流路開閉弁を開または閉に切替
える構成としたので、端末装置を常時付けっぱなしで流
路の開閉ができるとともに、流路開閉弁の開閉に応じて
送風部分の運転停止を制御できる。

【０１３０】また、複数設けられる空気質変換装置と、
端末装置に設けられる風量設定手段に接続される空気質
設定手段と、前記風量設定手段および空気質設定手段か
らの信号により前記複数の空気質変換装置の運転を制御
する制御装置とを備えたので、端末の空気質変換量が足
りない場合には空気質変換装置の運転台数を複数台運転
することで対応することができる。

【０１３１】また、送風装置を空気圧縮手段および圧縮
空気を蓄圧するボンベにより構成したので、夜間電力を
使用して、ボンベに空気を貯えることができ、電気代を
節約することができる。

【０１３２】また、下方に向け空気を噴出する噴出口を
有し、衣類等を掛けるハンガーが脱着可能なパイプを複
数設けた噴出手段を収納できる形状で天井等に設けられ
る収納ケースと、この収納ケースに前記噴出手段を昇降
自在に吊り下げる吊下手段とを備え、端末装置となる衣
類乾燥装置を構成したので、従来例のようにケースが不
要となり邪魔になることがなくなるとともに、天井への
収納が可能で、噴出手段は下降位置でも使用が可能とな
る。

【０１３３】また、噴出手段を下方に向けて噴出可能に
収納し、天井等に設けられる収納ケースと、この収納ケ
ースに吊下手段を介して昇降自在に吊り下げられる衣類
を掛ける掛具とを備え、端末装置となる衣類乾燥装置を
構成したので、掛具が昇降されることとなり、昇降が容
易になるとともに、市販品を掛具として使用することが
できる。

【０１３４】また、噴出手段に供給される空気の一部を
利用して可動する可動手段と、この可動手段により昇降
する吊下手段とを備え、端末装置となる衣類乾燥装置を
構成したので、余分な空気を利用して昇降させることが
でき省エネ効果をもたらすとともに、施工が容易とな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図２】本発明の実施の形態２の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図３】本発明の実施の形態３の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図４】本発明の実施の形態４の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図５】本発明の実施の形態５の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図６】同空気供給装置の靴の乾燥時の状態を示す斜視
図

【図７】同空気供給装置の靴の乾燥時の状態を示す断面
図

【図８】本発明の実施の形態６の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図９】本発明の実施の形態７の空気供給装置の構成を
示す概略断面図

【図１０】同空気供給装置の衣類乾燥器の構成を示す斜
視図

【図１１】同空気供給装置の噴出手段の構成を示す断面
図

【図１２】本発明の実施の形態８の空気供給装置の構成
を示す概略断面図

【図１３】本発明の実施の形態９の空気供給装置の構成
を示す概略断面図

【図１４】本発明の実施の形態１０の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図１５】本発明の実施の形態１１の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図１６】本発明の実施の形態１２の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図１７】同空気供給装置の衣類殺菌乾燥器の構成を示
す斜視図

【図１８】同空気供給装置の噴出手段の構成を示す断面
図

【図１９】本発明の実施の形態１３の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２０】本発明の実施の形態１４の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２１】本発明の実施の形態１５の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２２】本発明の実施の形態１６の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２３】本発明の実施の形態１７の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２４】同空気供給装置の制御を示すブロック図

【図２５】本発明の実施の形態１８の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２６】同空気供給装置の制御を示すブロック図

【図２７】本発明の実施の形態１９の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図２８】同空気供給装置の制御を示すブロック図

【図２９】本発明の実施の形態２０の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図３０】同空気供給装置の制御を示すブロック図

【図３１】本発明の実施の形態２１の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図３２】同空気供給装置の制御を示すブロック図

【図３３】本発明の実施の形態２２の空気供給装置の構
成を示す概略断面図

【図３４】本発明の実施の形態２３の衣類乾燥装置の構
成を示す斜視図

【図３５】同衣類乾燥装置の噴出手段の断面図

【図３６】本発明の実施の形態２４の衣類乾燥装置の斜
視図

【図３７】本発明の実施の形態２５の衣類乾燥装置の斜
視図

【図３８】従来の空気供給装置の一例を示す加湿装置の
断面図

【図３９】従来の他の空気供給装置の一例を示す衣類乾
燥装置の斜視図

【符号の説明】

１送風手段２除湿器３空気質変換手段３Ａ空気質変換手段３Ｂ空気質変換手段３Ｃ空気質変換手段３Ｄ空気質変換手段４室外側５空気質変換装置５Ａ空気質変換装置５Ｂ空気質変換装置５Ｃ空気質変換装置５Ｄ空気質変換装置５Ｅ空気質変換装置５Ｆ空気質変換装置５Ｇ空気質変換装置６送風装置６Ａ送風装置６Ｂ送風装置６Ｃ送風装置７室内側８送風配管８Ａ送風配管９ヘアドライヤー１０端末装置１０Ａ端末装置１０Ｂ端末装置１０Ｃ端末装置１０Ｄ端末装置１０Ｅ端末装置１０Ｆ端末装置１０Ｇ端末装置１０Ｈ端末装置１０Ｊ端末装置１０Ｋ端末装置１０Ｌ端末装置１０Ｍ端末装置１０Ｎ端末装置１０Ｐ端末装置１０Ｒ端末装置１０Ｓ端末装置１０Ｔ端末装置１１吸気配管１２押入１３押入乾燥器１６布団乾燥器１８靴乾燥器２１浴室乾燥器２２噴出口２２Ａ噴出口２３パイプ２３Ａパイプ２５噴出手段２５Ａ噴出手段２５Ｂ噴出手段２７衣類乾燥器２８加湿器２９調湿器３２ワインセラー３４オゾン発生器３５オゾン吹出口３６生ごみ保管器３８衣類殺菌乾燥器３９布団殺菌乾燥器４０温度調節機器４１吹出装置４３エアーカーテン装置４４空気清浄器４５清浄空気吹出口４６Ａ端末装置４６Ｂ端末装置４６Ｃ端末装置４６Ｄ端末装置４６Ｅ端末装置４６Ｆ端末装置４６Ｇ端末装置４６Ｈ端末装置４６Ｊ端末装置４６Ｋ端末装置４６Ｌ端末装置４７Ａ風量設定手段４７Ｂ風量設定手段４７Ｃ風量設定手段４７Ｄ風量設定手段４７Ｅ風量設定手段４９制御装置４９Ａ制御装置４９Ｂ制御装置４９Ｃ制御装置５０Ａ送風機５０Ｂ送風機５１Ａ風量可変手段５１Ｂ風量可変手段５２Ａ流路開閉弁５２Ｂ流路開閉弁５３Ａ切替手段５３Ｂ切替手段５４Ａ空気質設定手段５４Ｂ空気質設定手段５４Ｃ空気質設定手段５５演算手段５６空気圧縮手段５７ボンベ５８収納ケース５８Ａ収納ケース５９吊下手段５９Ａ吊下手段５９Ｂ吊下手段６０衣類乾燥装置６０Ａ衣類乾燥装置６０Ｂ衣類乾燥装置６１掛具６３可動手段

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｆ２６Ｂ 9/02 Ｆ２６Ｂ 9/02 Ａ 21/00 21/00 ＧＦターム(参考） 3L053 BB10 BD02 BD05 3L113 AA01 AC45 AC46 AC53 AC67 BA06 BA09 BA11 BA12 BA14 CA10 CA16 CB23 DA01

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】送風手段および空気質変換手段を有し、
室外側に配設される空気質変換装置と、この空気質変換
装置に直列に接続され室外側に配設される送風装置と、
前記空気質変換装置または前記送風装置を室内側と連通
し、室内側への空気供給通路となる送風配管と、この送
風配管の端末に接続される端末装置とを備え、前記送風
装置の静圧を空気質変換装置より大きく構成した空気供
給装置。
【請求項２】室内側と連通する吸気配管を備え、前記
吸気配管を、空気質変換装置の送風手段の吸気側、また
は送風装置の吸気側の、室内側からより離れた送風路に
位置するいずれかに接続した請求項１記載の空気供給装
置。
【請求項３】端末装置に空気質を変換して供給する空
気質変換装置の空気質変換手段を除湿器により構成した
請求項１または２記載の空気供給装置。
【請求項４】端末装置をヘアドライヤーにより構成し
た請求項３記載の空気供給装置。
【請求項５】端末装置を押入乾燥器により構成した請
求項３記載の空気供給装置。
【請求項６】端末装置を布団乾燥器により構成した請
求項３記載の空気供給装置。
【請求項７】端末装置を、靴乾燥器により構成した請
求項３記載の空気供給装置。
【請求項８】端末装置を、浴室乾燥器により構成した
請求項３記載の空気供給装置。
【請求項９】端末装置を、衣類乾燥器により構成した
請求項３記載の空気供給装置。
【請求項１０】端末装置を、下方に向け空気を噴出す
る噴出口を有し、衣類等を掛けるハンガーが脱着可能な
パイプを複数設けた噴出手段よりなる衣類乾燥器により
構成した請求項９記載の空気供給装置。
【請求項１１】端末装置として調湿器を設け、空気質
変換装置の空気質変換手段を加湿器により構成した請求
項１または２記載の空気供給装置。
【請求項１２】端末装置をワインセラーにより構成し
た請求項１１記載の空気供給装置。
【請求項１３】端末装置としてオゾン吹出口を設け、
空気質変換装置の空気質変換手段をオゾン発生器により
構成した請求項１または２記載の空気供給装置。
【請求項１４】端末装置を生ごみ保管器により構成し
た請求項１３記載の空気供給装置。
【請求項１５】端末装置を衣類殺菌乾燥器により構成
した請求項１３記載の空気供給装置。
【請求項１６】端末装置を布団殺菌乾燥器により構成
した請求項１３記載の空気供給装置。
【請求項１７】端末装置として吹出装置を設け、空気
質変換装置の空気質変換手段を温度調節機器により構成
した請求項１または２記載の空気質変換装置。
【請求項１８】端末装置をエアーカーテン装置により
構成した請求項１７記載の空気供給装置。
【請求項１９】端末装置として清浄空気吹出口を設
け、空気質変換装置の空気質変換手段を空気清浄器によ
り構成した請求項１または２記載の空気供給装置。
【請求項２０】端末装置に設けられる風量設定手段
と、この風量設定手段からの風量設定信号により送風装
置の送風量を調整する制御装置とを備えた請求項１また
は２記載の空気供給装置。
【請求項２１】送風装置に設けられる複数の送風機
と、端末装置に設けられた風量設定手段からの風量設定
信号により、前記送風装置の複数の送風機の運転を制御
する制御装置とを備えた請求項１または２記載の空気供
給装置。
【請求項２２】端末装置に接続される送風配管に設け
られる風量可変手段と、この風量可変手段を風量設定手
段からの風量設定信号により制御する制御装置とを備え
た請求項１または２記載の空気供給装置。
【請求項２３】端末装置に接続される送風配管に設け
られる流路開閉弁と、この流路開閉弁の開閉の切替えを
するように前記端末装置に設けられる切替手段とを備
え、前記切替手段により前記流路開閉弁を開または閉に
切替える構成とした請求項１または２記載の空気供給装
置。
【請求項２４】複数設けられる空気質変換装置と、端
末装置に設けられる風量設定手段に接続される空気質設
定手段と、前記風量設定手段および空気質設定手段から
の信号により前記複数の空気質変換装置の運転を制御す
る制御装置とを備えた請求項１または２記載の空気供給
装置。
【請求項２５】送風装置を空気圧縮手段および圧縮空
気を蓄圧するボンベにより構成した請求項１または２記
載の空気供給装置。
【請求項２６】下方に向け空気を噴出する噴出口を有
し、衣類等を掛けるハンガーが脱着可能なパイプを複数
設けた噴出手段を収納できる形状で天井等に設けられる
収納ケースと、この収納ケースに前記噴出手段を昇降自
在に吊り下げる吊下手段とを備え、端末装置となる衣類
乾燥装置を構成した請求項９または１０記載の空気供給
装置。
【請求項２７】噴出手段を下方に向け噴出可能に収納
し、天井等に設けられる収納ケースと、この収納ケース
に吊下手段を介して昇降自在に吊下げられる衣類を掛け
る掛具とを備え、端末装置となる衣類乾燥装置を構成し
た請求項９または１０記載の空気供給装置。
【請求項２８】噴出手段に供給される空気の一部を利
用して可動する可動手段と、この可動手段により昇降す
る吊下手段とを備え、端末装置となる衣類乾燥装置を構
成した請求項２６または２７記載の空気供給装置。