JP2002060141A - フィルムロール用コア装置 - Google Patents

フィルムロール用コア装置

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JP2002060141A JP2000251298A JP2000251298A JP2002060141A JP 2002060141 A JP2002060141 A JP 2002060141A JP 2000251298 A JP2000251298 A JP 2000251298A JP 2000251298 A JP2000251298 A JP 2000251298A JP 2002060141 A JP2002060141 A JP 2002060141A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/24Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
    • B65H75/242Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
    • B65H75/248Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by actuator movable in axial direction
    • B65H75/2484Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by actuator movable in axial direction movable actuator including wedge-like or lobed member

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 堅く巻かれたフィルムロールとコア部材とを
簡単に分離して、コア部材を再利用できるようにする。 【解決手段】 フィルムロール用コア装置は、周方向に
沿って配置された複数のセグメント13に分割された円
筒状部材を含む。各セグメント13は、円筒状部材の軸
線方向に沿って延び、且つ、円筒状部材の外周面の一部
を形成する部分円周面を備える。各セグメント13は、
部分円周面がフィルムロールの内周面と係合して該フィ
ルムロールを支持するところの半径方向外方位置(図3
(I))と、部分円周面がフィルムロールの内周面から
半径方向内方に離隔した状態となる半径方向内方位置
(図3(II))との間を移動可能となされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻き付けられたフ
ィルムをフィルムロールの形態で支持する円筒状部材を
含むフィルムロール用コア装置に関する。
【0002】本発明は特に、プリント回路基板等の製作
工程において基板にラミネートされる感光性フィルムの
カバーフィルムを巻き取るためのフィルムロール用コア
装置に適している。しかしながら、本発明はこの用途に
限定されるものではない。
【0003】
【従来の技術】プリント回路基板等を製作するために、
基板に感光性フィルムをラミネートし、これを感光させ
ることは知られている。この感光性フィルムは、ベース
フィルム、感光材層およびカバーフィルムの三層からな
っている。ラミネータによって感光性フィルムが基板に
ラミネートされる際、カバーフィルムが剥がされ、露出
した感光材層側が基板上に貼り付けられる。剥がされた
カバーフィルムは、円筒状のコア(芯)部材にロール状
に巻き取られる。
【0004】このカバーフィルム巻き取り用のコア部材
には、多くの場合、感光性フィルムのコア部材と同一品
が再利用されていた。すなわち、ロール状の感光性フィ
ルムが引き出されて使用された後、残ったコア部材がカ
バーフィルム巻き取り用のコア部材として使用されてい
た。コア部材はプラスチック製であり、カバーフィルム
をロール状に巻き取った後は、カバーフィルムと共に廃
棄されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】環境問題を考慮する
と、コア部材をカバーフィルムから分離して再利用する
ことが好ましい。しかしながら、この分離作業は容易で
はない。カバーフィルムはコア部材に堅く巻かれている
ので、コア部材を引き抜くことはできない。また、ロー
ル状に巻かれたカバーフィルムを切断して取り外すのは
労力と時間を費やし、現実的でない。かかる問題は、感
光性フィルムのカバーフィルムだけのものではなく、さ
まざまな用途のフィルムとコア部材とを分離する要望が
ある場合に生ずる。
【0006】そこで本発明が解決しようとする課題は、
堅く巻かれたフィルムロールとコア部材とを簡単に分離
して、コア部材を再利用できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、巻き付けられたフィルムをロール
の形態で支持する円筒状部材を含むフィルムロール用コ
ア装置において、前記円筒状部材は、周方向に沿って配
置された複数のセグメントに分割されており、該セグメ
ントのそれぞれは、前記円筒状部材の軸線方向に沿って
延び、且つ、該円筒状部材の外周面の一部を形成する部
分円周面を備えており、各セグメントは、前記部分円周
面がフィルムロールの内周面と係合して該フィルムロー
ルを支持するところの半径方向外方位置と、前記部分円
周面がフィルムロールの内周面から半径方向内方に離隔
した状態となる半径方向内方位置との間を移動可能とな
されている、フィルムロール用コア装置が提供される。
【0008】フィルムロール用コア装置は、前記各セグ
メントを前記半径方向外方位置または前記半径方向内方
位置へと移動させることにより前記円筒状部材の外径を
拡大縮小させる径拡縮機構をさらに含むようにしてもよ
い。
【0009】前記径拡縮機構が、前記円筒状部材の各端
部に隣接して設けられるブロック部材にして、前記円筒
状部材の軸線を中心として周方向に延びるテーパ面を有
し、且つ、前記円筒状部材の軸線方向に沿って移動可能
となされているブロック部材を含んでおり、前記各セグ
メントが、前記テーパ面と摺動可能に当接しており、前
記ブロック部材が前記円筒状部材の軸線方向に沿って移
動することに応答して前記半径方向外方位置または前記
半径方向内方位置へと移動できるように構成してもよ
い。
【0010】また、前記径拡縮機構が、前記円筒状部材
の各端部に隣接して設けられるブロック部材にして、前
記円筒状部材の軸線を中心として周方向に延びるテーパ
面を有し、且つ、前記円筒状部材の軸線方向に沿って移
動可能となされているブロック部材と、前記各セグメン
トと係合し、且つ、前記周方向に延びるテーパ面と摺動
可能に当接するリング部材にして、円周の一部に分離部
を有することにより径を拡縮可能なリング部材と、を含
んでおり、前記リング部材が、前記ブロック部材が前記
円筒状部材の軸線方向に沿って移動することに応答して
自身の径を拡大または縮小することにより、前記各セグ
メントが前記半径方向外方位置または前記半径方向内方
位置へと移動できるように構成してもよい。
【0011】いずれにおいても、前記各セグメントを常
に前記半径方向内方位置へ向けて付勢するばねを含むよ
うにすることができる。フィルムロール用コア装置がさ
らに、前記円筒状部材を貫通して延びるシャフトをさら
に含み、前記径拡縮機構が、前記円筒状部材の各端部に
隣接した位置で該シャフト上に回転可能に設けられるよ
うにしてもよい。
【0012】前記セグメントは、扇状中空横断面を有す
るものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるフィルムロ
ール用コア装置が適用される一例としてのラミネータを
側面図で示す。なお、手前側のフレームは図示省略して
ある。図示したラミネータは、プリント回路基板等を製
作するために基板に感光性フィルムを貼り付ける(ラミ
ネートする)ためのものである。基板1および感光性フ
ィルム2は、一対の圧着ロール3間に送り込まれる。圧
着ロール3が回転することにより、感光性フィルム2は
基板1上にラミネートされる。ラミネート中にフィルム
2はカッター4によって横方向に切断され、基板1の寸
法に応じた長さとされる。
【0014】基板1にラミネートされる前の感光性フィ
ルム2は、円筒状のコア(芯)部材5にロール状に巻き
付けられている。コア部材5は、ラミネータの一対の側
部フレーム6(手前側は図示省略)間に掛け渡されたシ
ャフト7上に回転可能に支持されている。
【0015】コア部材5にロール状に巻き付けられた感
光性フィルム2は、内側からベースフィルム、感光材層
およびカバーフィルムの三層からなっている。感光性フ
ィルム2がロールから引き出されるとき、一番外側のカ
バーフィルムが剥がされ、感光材層が露出される。それ
から感光性フィルム2は、感光材層側が基板に接するよ
うにして基板上に貼り付けられる。
【0016】剥がされたカバーフィルムを巻き取るた
め、もう一つの円筒状のコア部材8が利用される。コア
部材8は、一対のアーム9の端部間に回転可能に支持さ
れている。各アーム9の他端部は、それぞれの側部フレ
ーム6に枢着されている。コア部材8は、感光性フィル
ム2のロールに接することにより、該ロールが回転する
と反対方向に回転する。感光性フィルム2のカバーフィ
ルムは、コア部材8に接している箇所で剥がされ、該コ
ア部材8に巻き取られる。感光性フィルム2が引き出さ
れてロールの径が小さくなるにつれて、コア部材8の回
りには剥がされたカバーフィルムが累積的に巻き付けら
れてゆく。
【0017】前述したように、従来は感光性フィルム2
用のコア部材5とカバーフィルム用のコア部材8とが共
用の同一品とされていたが、本発明により、コア部材8
に代わるフィルムロール用コア装置10(図2および図
3参照)が提供される。コア装置10は、巻き付けられ
るカバーフィルム11をロールの形態で支持するための
円筒状部材12を含む。この円筒状部材12は、周方向
に沿って配置された複数のセグメント13に分割されて
いる。図示実施例では、4つのセグメント13に分割さ
れているが、その数は任意である。各セグメント13の
形状を図4に示す。
【0018】各セグメント13は、扇状の中空断面14
を有し、円筒状部材12の軸線方向に沿って連続的に延
びている。ただし、両端部においては、外周壁15を残
して切り欠かれている。外周壁15が有する部分円周面
は、円筒状部材12の外周面の一部を形成する。円筒状
部材12の外周面上には、フィルム11がロール状に巻
き付けられる。各セグメント13の内周壁16に形成さ
れた複数の孔17は、後述するバネの端部を掛けるため
のものである。
【0019】4つのセグメント13は、半径方向外方お
よび内方に移動することにより、これらのセグメント1
3が構成する円筒状部材12の外径を大きくしたり、小
さくしたりすることができる。それぞれのセグメント1
3を半径方向外方位置へと移動させると(図3(I)参
照)、円筒状部材12の外径は大きくなり、該円筒状部
材12のまわりにフィルム11を巻き付ける態勢とな
る。フィルム11が巻き付けられると、各セグメント1
3の外周壁15が有する部分円周面は、フィルムロール
の内周面と係合して該フィルムロールを支持する面とな
る。一方、それぞれのセグメント13を半径方向内方へ
と移動させると(図3(II)参照)、各セグメント1
3の外周壁15が有する部分円周面は、フィルムロール
の内周面から半径方向内方に離隔した状態となる。それ
によって、これらのセグメント13から構成される円筒
状部材12は、フィルムロールから容易に引き抜くこと
ができる。
【0020】図3には、各セグメント13を半径方向外
方および内方に移動させることにより円筒状部材12の
外径を拡大および縮小させるための径拡縮機構18が示
されている。径拡縮機構18は、円筒状部材12の各端
部に隣接した位置において、該円筒状部材12を貫通し
て延びるシャフト19上に回転可能に設けられている。
シャフト19の両端部はラミネータの側部フレーム6
(図1)に支持されている。
【0021】図示実施例において、径拡縮機構18は、
基本的に図5に示すような3つの部材からなっている。
支持ブロック部材20、可動ブロック部材21およびリ
ング部材22である。支持ブロック部材20は、シャフ
ト19上に回転可能に装架される支持円筒部23と、該
支持円筒部23の一端(軸方向内端)に形成された円盤
部24とを備える。円筒部23の内周面は、シャフト1
9と回転可能に嵌合する径寸法を有し、外周面には雄ネ
ジ25が切られている。円盤部24は、支持円筒部23
の他の部分よりも拡大された外径を有している。円盤部
24の軸方向外側面には、周方向に延びるテーパ面26
が形成されている。一方、円盤部24の軸方向内側面に
は、軸方向内方に延びる複数の突起27が形成されてい
る。突起27は、セグメント13の扇状中空断面14内
に入り込む位置に配置されている。支持ブロック部材2
0は、円盤部24の軸方向内側面がセグメント13の内
周壁16および側壁28の外端面29と当接することに
より、軸方向内方への移動を制限されており、シャフト
19上に取り付けられたサークリップ30により、軸方
向外方への移動を制限されている。
【0022】可動ブロック部材21は、短い円筒状の部
材であり、内周面には支持ブロック部材20の雄ネジ2
5と螺合する雌ネジ31が切られている。可動ブロック
部材21の軸方向内側面には、支持ブロック部材20の
テーパ面26と鏡面対称となるような配置構成でテーパ
面32が形成されている。可動ブロック部材21を支持
ブロック部材20上で回転させることにより、可動ブロ
ック部材21は軸線方向に移動すなわち螺進し、テーパ
面26とテーパ面32との間隔が変化する。
【0023】リング部材22は、短い円筒状の部材であ
るが、円周の一部に分離部33を有している。それゆえ
リング部材22は、径方向の力を受けて自身の径を拡大
または縮小することができる。リング部材22の内周面
の軸方向内方縁および外方縁には、テーパ面26および
テーパ面32のテーパ角度と同じ角度をつけられたテー
パ面34が形成されている。これらのテーパ面34は、
テーパ面26およびテーパ面32と摺動可能に当接す
る。リング部材22の外周面は、セグメント13の切り
欠き端部における外周壁15の半径方向内側面に当接係
合している。
【0024】可動ブロック部材21を軸方向内方に向け
て螺進させると、テーパ面26とテーパ面32との間隔
が狭まり、リング部材22は半径方向外方へと押しやら
れ、自身の径を拡げる。すると、リング部材22の外周
面と係合する各セグメント13は、半径方向外方へと移
動する。移動が進み、セグメント13の内周壁16の半
径方向外側面が支持ブロック部材20の突起27の半径
方向内側面と当接するようになると、セグメント13の
半径方向外方へのそれ以上の移動は制限される。そし
て、この時点で各セグメント13は径拡縮機構18によ
って両端部を保持されることになる(図3(I)参
照)。セグメント13のこの位置を、半径方向外方位置
とする。図3(I)(1)に示すように、互いに隣接す
る各セグメント13は周方向に沿って間隔をおかれてい
る。この状態で、円筒状部材12のまわりにフィルム1
1が巻き付けられる。
【0025】可動ブロック部材21を逆方向に回転させ
て軸方向外方へと螺進させると、テーパ面26とテーパ
面32との間隔が拡がり、リング部材22は自身の有す
る弾性により半径方向内方へと移動し、自身の径を縮小
させる。これにより、各セグメント13は半径方向移動
に対する拘束を解かれ、半径方向内方へと移動すること
が可能になる。各セグメント13の半径方向内方への移
動は、互いに隣接する各セグメント13の側壁28が当
接することにより制限される。支持しているフィルムロ
ールの内周面と各セグメント13の部分円周面との間に
十分な間隙が生じたときの位置を半径方向内方位置とす
る。
【0026】各セグメント13間に引っ張りバネ35を
配置することにより、各セグメント13を常に半径方向
内方位置へ向けて付勢しておくことができる。バネ35
は、各セグメント13の内周壁に形成した孔17に端部
を掛けるようにして配設する。バネ35を設けた場合に
は、可動ブロック部材21を軸方向外方へと螺進させる
ことにより、各セグメント13が自動的に半径方向内方
位置をとることができる。図示したバネ35に代えて、
各セグメント13を常に半径方向内方位置へ向けて付勢
するための別の形態の付勢手段を設けてもよい。かかる
付勢手段は、可動ブロック21の動きに連動して各セグ
メント13を半径方向内方位置へと動かすリンク機構で
あってもよい。あるいはまた、図示したコイルバネ35
とは別のタイプのバネ、例えば、各セグメント13と係
合してこれらを常に半径方向内方位置へと付勢するリン
グ状バネを用いることもできる。さらに、コイルバネを
用いる場合でも、図示したように各セグメント13間に
配設する以外の配置構成をとるようにしてもよい。
【0027】図示しない実施例においては、径拡縮機構
18をさらに単純な構成のものにすることもできる。例
えば、支持ブロック部材20およびリング部材22を省
略し、可動ブロック部材21のみを用いることができ
る。この場合、可動ブロック部材21は、シャフト19
上に直接装架されて軸方向に移動可能な、変形された形
態のものとされる。テーパ面32を形成された軸方向内
方端部がセグメント13の扇状中空断面14内に入り込
み、テーパ面32は各セグメント13の外周壁15の半
径方向内側面に直接、摺動可能に当接する。テーパ面3
2を有する軸方向端部がセグメント13の扇状中空断面
14内に進むにつれ、各セグメント13はテーパ面32
に押しやられるようにして半径方向外方へと動かされ
る。セグメント13の内周壁16の半径方向外側面が可
動ブロック21の一部と係合する段階で、各セグメント
13は半径方向外方への移動を停止され、可動ブロック
部材21によって保持される。可動ブロック部材21
は、適当な手段により、その軸方向位置を固定される。
この固定手段を解除することにより、可動ブロック部材
21は軸方向外方へと移動可能となり、各セグメント1
3の半径方向内方への移動を許容することができる。
【0028】いずれの実施例においても、本発明による
フィルムロール用コア装置は、その回りにフィルムがロ
ール状に巻かれた状態で、その外径を簡単に縮小するこ
とができる。
【0029】本発明は、各種フィルムを巻き付けるコア
部材であって、フィルムとコア部材とを分離する要請の
ある場合において、広く適用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明のフィルムロール用コア装置は、
外径を縮小することにより、その上に堅く巻かれたフィ
ルムロールから簡単に引き抜くことができる。引き抜か
れたコア装置は、廃棄されずに再利用することができる
ので、環境問題を起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフィルムロール用コア装置が適
用される一例としてのラミネータを側面図で示す。な
お、手前側のフレームは図示省略してある。
【図2】 本発明によるフィルムロール用コア装置の一
実施例の正面図。
【図3】 図2に示すコア装置の端部を示す断面図。
(I)は円筒状部材の各セグメントが半径方向外方位置
にある場合、(II)は各セグメントが半径方向内方位
置にある場合を示す。また、(I)および(II)にお
いて、(1)は(2)における線A−Aに沿った横断面
図、(2)は(1)における線B−Bに沿った縦断面図
である。
【図4】 円筒状部材の各セグメントを示す図であり、
(1)は側面図、(2)は半径方向内方から見た正面図
である。
【図5】 径拡縮機構を構成する3つの部材を示す図で
あり、(1)は支持ブロック部材、(2)は可動ブロッ
ク部材、(3)はリング部材である。各図において、
(a)縦断面図、(b)は右側面図を示す。
【符号の説明】
1 基板、2 感光性フィルム、3 圧着ロール、4
カッター、5 感光性フィルムのコア部材、6 側部フ
レーム、7 シャフト、8 カバーフィルムのコア部
材、9 アーム、10 フィルムロール用コア装置、1
1 カバーフィルム、12 円筒状部材、13 セグメ
ント、14 扇状中空断面、15 外周壁、16 内周
壁、17 バネ掛け用孔、18 径拡縮機構、19 シ
ャフト、20支持ブロック部材、21 可動ブロック部
材、22 リング部材、23 支持円筒部、24 円盤
部、25 雄ネジ、26 テーパ面、27 突起、28
側壁、29 外端面、30 サークリップ、31 雌
ネジ、32 テーパ面、33分離部、34 テーパ面、
35 引っ張りバネ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き付けられたフィルムをロールの形態
    で支持する円筒状部材を含むフィルムロール用コア装置
    において、 前記円筒状部材は、周方向に沿って配置された複数のセ
    グメントに分割されており、 該セグメントのそれぞれは、前記円筒状部材の軸線方向
    に沿って延び、且つ、該円筒状部材の外周面の一部を形
    成する部分円周面を備えており、 各セグメントは、前記部分円周面がフィルムロールの内
    周面と係合して該フィルムロールを支持するところの半
    径方向外方位置と、前記部分円周面がフィルムロールの
    内周面から半径方向内方に離隔した状態となる半径方向
    内方位置との間を移動可能となされている、フィルムロ
    ール用コア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィルムロール用コア
    装置において、 前記各セグメントを前記半径方向外方位置または前記半
    径方向内方位置へと移動させることにより前記円筒状部
    材の外径を拡大縮小させる径拡縮機構を含んでいる、フ
    ィルムロール用コア装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフィルムロール用コア
    装置において、 前記径拡縮機構が、前記円筒状部材の各端部に隣接して
    設けられるブロック部材にして、前記円筒状部材の軸線
    を中心として周方向に延びるテーパ面を有し、且つ、前
    記円筒状部材の軸線方向に沿って移動可能となされてい
    るブロック部材を含んでおり、 前記各セグメントは、前記テーパ面と摺動可能に当接し
    ており、前記ブロック部材が前記円筒状部材の軸線方向
    に沿って移動することに応答して前記半径方向外方位置
    または前記半径方向内方位置へと移動できるようになさ
    れている、フィルムロール用コア装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のフィルムロール用コア
    装置において、 前記径拡縮機構が、前記円筒状部材の各端部に隣接して
    設けられるブロック部材にして、前記円筒状部材の軸線
    を中心として周方向に延びるテーパ面を有し、且つ、前
    記円筒状部材の軸線方向に沿って移動可能となされてい
    るブロック部材と、前記各セグメントと係合し、且つ、
    前記周方向に延びるテーパ面と摺動可能に当接するリン
    グ部材にして、円周の一部に分離部を有することにより
    径を拡縮可能なリング部材と、を含んでおり、 前記リング部材は、前記ブロック部材が前記円筒状部材
    の軸線方向に沿って移動することに応答して自身の径を
    拡大または縮小することにより、前記各セグメントが前
    記半径方向外方位置または前記半径方向内方位置へと移
    動できるようになされている、フィルムロール用コア装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載のフ
    ィルムロール用コア装置において、 前記各セグメントを常に前記半径方向内方位置へ向けて
    付勢するばねを含んでいる、フィルムロール用コア装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載のフ
    ィルムロール用コア装置において、 前記円筒状部材を貫通して延びるシャフトをさらに含
    み、 前記径拡縮機構が、前記円筒状部材の各端部に隣接した
    位置で該シャフト上に回転可能に設けられている、フィ
    ルムロール用コア装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のフ
    ィルムロール用コア装置において、 前記セグメントが扇状中空横断面を有している、フィル
    ムロール用コア装置。
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