JP2002060122A - シート束綴じ装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート束綴じ装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2002060122A
JP2002060122A JP2000246316A JP2000246316A JP2002060122A JP 2002060122 A JP2002060122 A JP 2002060122A JP 2000246316 A JP2000246316 A JP 2000246316A JP 2000246316 A JP2000246316 A JP 2000246316A JP 2002060122 A JP2002060122 A JP 2002060122A
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sheet bundle
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sheet
unit
staple
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JP2000246316A
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Osamu Someya
修 染谷
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シート束が綴じられたか否かを検知できるよ
うにする。 【解決手段】 シート束綴じ装置10は、針によってシ
ート束を綴じるシート束綴じ手段18,19と、シート
束綴じ手段がシート束を綴じたか否かを検知するシート
束綴じ検知手段176と、を備えている。また、シート
束綴じ手段によってシート束が綴じられていないことが
シート束綴じ検知手段によって検知されたとき、シート
束が綴じられていないことを報知する報知手段を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート束を綴じる
シート束綴じ装置と、このシート束綴じ装置を本体に有
し、シート束綴じ装置によって綴じられるシートに画像
を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびこ
れらの複合機器等の画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート束綴じ装置を有するシート
後処理装置は、シート束綴じ装置によってシート束を針
によって綴じる動作をし、その際、針が打込まれなくて
も、そのシート束を束折りしたり、そのままトレイに排
出していた。また、シート束綴じ装置は、針有無検知手
段によって針無しを検知し、針の補充装填をしたとき、
画像形成装置の本体からシートを1枚搬送させテストス
テイプル動作を行い、テストステイブル終了後、通常動
作状態に復帰していた。
【0003】シートには、普通紙、普通紙の代用品であ
る樹脂製の薄いもの、厚紙等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシート
後処理装置は、束綴じ後にシート束を束折りする場合、
シート束を折り込むときから搬送終了まで、常に、シー
ト束には狭圧力を加えているため、シート束に針が打た
れていないと、シート束に歪みやズレが生じたり、シワ
が発生したりすることがあった。さらに、束綴じされて
いない状態でトレイに排出されてしまうため、ユーザー
が再度束綴じ作業を行わなければならないといったこと
が起こりえた。
【0005】また、針有無検知手段で針無しを検知し、
針の装填を行った後には、画像形成装置の本体からシー
トを1枚搬送させ、針の頭出しを行うテストステイプル
動作を行うため、針の補充装填を行う度に、シートと針
とに無駄が生じていた。
【0006】(目的)本発明は、シート束が綴じられた
か否かを検知できるようにして、シート束を確実に綴じ
ることのできるシート束綴じ装置と、このシート束綴じ
装置を本体に備えた画像形成装置とを提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明のシート束綴じ装置は、針によってシート束を綴
じるシート束綴じ手段と、前記シート束綴じ手段が前記
シート束を綴じたか否かを検知するシート束綴じ検知手
段と、を備えている。
【0008】本発明のシート束綴じ装置は、さらに、前
記シート束綴じ手段によって前記シート束が綴じられて
いないことが前記シート束綴じ検知手段によって検知さ
れたとき、前記シート束が綴じられていないことを報知
する報知手段を備えている。
【0009】本発明のシート束綴じ装置は、さらに、前
記シート束綴じ手段によって前記シート束が綴じられて
いないことが前記シート束綴じ検知手段によって検知さ
れたとき、前記シート束が綴じられるまで前記シート束
綴じ手段に所定回数シート束綴じ動作を行わせる綴じ制
御手段を備えている。
【0010】本発明のシート束綴じ装置の前記綴じ制御
手段は、前記所定回数前記シート束綴じ手段にシート束
綴じ動作を行わせても、前記シート束が綴じられないと
き、シート束が綴じられていないことを報知する報知手
段を備えている。
【0011】上記目的を達成するため、本発明のシート
束綴じ装置は、針によってシート束を綴じるシート束綴
じ手段と、前記シート束綴じ手段に前記針が装填されて
いるか否かを検知する針有無検知手段と、前記シート束
綴じ手段が前記シート束を綴じたか否かを検知するシー
ト束綴じ検知手段と、を備えている。
【0012】本発明のシート束綴じ装置は、さらに、前
記針有無検知手段によって針有りと検知された状態で、
前記シート束綴じ手段によって前記シート束が綴じられ
ていないことが前記シート束綴じ検知手段によって検知
されたとき、シート束が綴じられるまで前記シート束綴
じ手段に所定回数シート束綴じ動作を行わせる綴じ制御
手段を備えている。
【0013】本発明のシート束綴じ装置の前記シート束
綴じ手段は、針をシート束に打ち込むモータを有し、前
記シート束綴じ検知手段は、前記モータの駆動電流を測
定する駆動電流測定器を有している。
【0014】本発明のシート束綴じ装置は、さらに、前
記針の装填時に開閉されるドアが閉じられたことを検知
するドア検知手段を備え、前記針の装填後、前記ドア検
知手段が前記ドアが閉じられたことを検知し、かつ前記
針有無検知手段が前記針を有りと検知したとき、前記綴
じ制御手段が、シート束綴じ手段を作動させるようにな
っている。
【0015】本発明のシート束綴じ装置は、さらに、前
記針有無検知手段が前記針を無しと検知したとき、針無
しを報知する針有無報知手段を備えている。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段によって画像が形成されたシートを綴じ
る上記いずれか1つのシート束綴じ装置とを備えてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0018】図16は、本発明に係るシート束綴じ装置
10を有するシート後処理装置2を備えた複写機(画像
形成装置)1の本体900の概略正面断面図である。
【0019】複写機1の本体900には、原稿載置台と
してのプラテンガラス906、光源907、レンズ系9
08、シート供給部909、画像形成部902等が備え
られている。
【0020】シート供給部909は、記録用のシート束
Sを収納して複写機本体900に着脱自在なカセット9
10,911、およびぺディスタル912に配置された
デッキ913を有している。画像形成部(画像形成手
段)902には、円筒状の感光ドラム914とその回り
の現像器915、転写用帯電器916、分離帯電器91
7、クリーナ918、一次帯電器919等がそれぞれ備
えられている。画像形成部902の下流側には、搬送装
置920、定着装置904、排出ローラ対1a,1b等
が配設されている。シート排出ローラ1aには、シート
排出ころ1bが押圧されている。
【0021】複写機1の本体900の動作を説明する。
本体900に設けられた制御装置150からシート供給
信号が出力されると、カセット910,911またはデ
ッキ913からシートSが給送される。一方、プラテン
ガラス906に載置されている原稿Dに、光源907か
ら当てられて反射した光は、レンズ系908を介して感
光ドラム914に照射される。感光ドラム914は、あ
らかじめ一次帯電器919により帯電されており、光が
照射されて静電潜像が形成され、次いで現像器915に
より静電潜像を現像してトナー像が形成される。
【0022】シート供給部909から給送されたシート
Sは、レジストローラ対901で斜行が補正され、さら
にタイミングが合わされて画像形成部902へ送られ
る。画像形成部902では、感光ドラム914のトナー
像を、送られてきたシートSに転写用帯電器916によ
って転写する。トナー像が転写されたシートSは、分離
帯電器917によって転写用帯電器916と逆極性に帯
電されて、感光ドラム914から分離される。
【0023】そして、分離されたシートSは、搬送装置
920により定着装置904に搬送されて、定着装置9
04によりシート束Sに転写画像が永久定着される。画
像が定着されたシート束Sは、排出ローラ対1a,1b
により本体900から排出される。このように、シート
供給部909から給送されたシートSは、画像が形成さ
れて排出される。
【0024】図1は、シート束綴じ装置10等を有して
複写機1の本体900に設けられたシート後処理装置2
の概略正面断面図である。
【0025】シート後処理装置2は、複写機1の本体9
00のみならず、プリンタ、ファクシミリ、およびこれ
らの複合機器等の他の画像形成装置にも設けられるよう
になっている。
【0026】シート後処理装置2の入口フラッパ3は、
入口ソレノイド3d(図2)に係合しており、入口ソレ
ノイド3dの電源ON、OFFによって整本モード/ス
タックモードの切替えを行うようになっている。
【0027】(スタックモード構成)シート排出ガイド
4の下流には、スタッカ排出ローラ5とスタッカ排出こ
ろ6が配置されている。スタッカトレイ7は、スタッカ
排出ローラ5とスタッカ排出ころ6とによって、排出さ
れたシートを積載するようになっている。
【0028】(製本モード構成)ガイド11,12に
は、搬送ローラ13と搬送ころ14とが互いに圧接して
配置されている。搬送ローラ13と搬送ころ14との下
流側には、上切替フラッパ15と下切換フラッパ16と
が配設されている。搬送ローラ13と搬送ころ14は、
シートを図1の下方に搬送するようになっている。
【0029】上切替フラッパ15には、上切替ソレノイ
ド15dが係合し、下切替フラッパ16には、下切替ソ
レノイド16dが係合している(図2)。上、下切換ソ
レノイド15d,16dは、電気的信号のON、OFF
によって、上、下切替フラッパ15,16を、図1の1
点鎖線の位置と実線の位置とに変位させるようになって
いる。
【0030】弾性ローラ17a、22aは、スポンジ状
のゴム材質で形成されている。弾性ローラ17a、22
aには、弾性部材17d、22dによって、シートが圧
接されるようになっている。
【0031】弾性ローラ17a,22aは、搬送ローラ
13,14により送られて来るシートを受けて、さらに
搬送し、シートの先端をストッパ23に圧接させ、先端
が後述するストッパセンサ33によって検知されると回
転を停止する。弾性ローラ17a,22aの停止は、切
欠き部17f,22eが弾性部材17d,22dに対向
するように、フォトインタラプタである弾性ローラセン
サ34によって位置制御される。
【0032】ステイプラユニット18は、シート束を針
綴じするようになっている。ガイド20,21は、ステ
イプラユニット18の下流側に配置されている。幅寄せ
部材24a,24b(図4)は、シートを両サイドから
押さえてシートを整合するようになっている。ストッパ
23は、ガイド20,21間に進入してきたシート束の
先端を受け止める部材である。ストッパ23は、ガイド
20,21間を図中矢印方向に移動可能に構成されてい
る。ストッパ23の目的は2つあり、1つは、前記のス
テイプラユニットで針打ちするときの位置決めと、他の
1つは、後述するシートを折るときの折り位置決めであ
る。また、ストッパ23上には、シート束の先端を検知
するストッパセンサ33が配設されている。
【0033】突き出しユニット25は、シートを折る前
に、ガイド12,21より下面に退避している。折りロ
ーラ26,27は、互いに押圧されている。排出ガイド
28は、折りローラ26,27から排出されるシート束
を排出ローラ30,ころ31のニップ間に案内するため
に設けられている。排出センサ29は、シート束のシー
ト端及び後端を検知するようになっている。排出トレイ
32は、シート束を積載するようになっている。
【0034】(入口フラッパ駆動機構)図2に基づい
て、入口フラッパ3、上切替フラッパ15、下切替フラ
ッパ16、搬送ローラ13、弾性ローラ17a,22a
の駆動を詳細に説明する。
【0035】入口フラッパ3は、中心軸3aと一体に揺
動可能になっている。中心軸3aの一端にはリンク3b
が固着されている。リンク3bには、ばね3cが係合し
て、入口フラッパ3を一方向に付勢している。入口ソレ
ノイド3dは、リンク3bの一端に係合している。入口
ソレノイド3dの電源をONにすると、入口ソレノイド
3dの鉄芯が吸引されて、フラッパ3が上方に跳ね上が
って、シート後処理装置2を製本モードに切り換える。
電源をOFFにすると、シート後処理装置2は、スタッ
クモードに切り替わる。
【0036】(搬送ローラ、弾性ローラ駆動機構)図2
において、搬送ローラ13の中心軸13a上には、搬送
プーリ13bが固着されている。半円状の切欠き部(非
当接部)17fを周面部に有する弾性ローラ17aの中
心軸17bには、弾性ローラプーリ17cと、半円状の
切欠き部17gを有する弾性ローラフラグ17eが固着
されている。半円状の切欠き部(非当接部)22eを周
面部に有する弾性ローラ22aの中心軸22bには、弾
性ローラプーリ22cが固着されている。弾性ローラ1
7a,22aには、弾性部材17d,22dによって、
シートが押圧されるようになっている。上記弾性ローラ
17a,22aの各切欠き部17f,22eは、弾性ロ
ーラ17a,22aの回転中にシートと当接しない部分
である。
【0037】搬送モータ51の出力軸には、搬送モータ
プーリ52が固着されている。搬送モータプーリ52、
搬送プーリ13b、弾性ローラプーリ17cには、タイ
ミングベルト53が巻回されている。さらに、弾性ロー
ラプーリ17c,22cには、タイミングベルト54が
巻回されている。搬送モータ51の回転力は、搬送モー
タプーリ52、タイミングベルト53、搬送プーリ13
b、弾性ローラプーリ17c、タイミングベルト54を
介して弾性ローラプーリ22cに伝達される。これによ
って、搬送ローラ13、弾性ローラ17a,22aが回
転する。弾性ローラプーリ17c,22cが同期して回
転するため、弾性ローラ17a,22aも同期して回転
する。
【0038】弾性ローラセンサ34には、フォトインタ
ラプタが使用されている。弾性ローラセンサ34は、弾
性ローラフラグ17eの切欠き部17gを検知すること
ができる位置に配置され、弾性ローラ17a,22aの
切欠き部17f,22eが、圧接部材17d,22d側
に向くのを検知するようになっている。
【0039】弾性ローラ17a,22aの切欠き部17
f,22eが、弾性ローラセンサ34に検知されると、
図4に示す幅寄せモータ24dがCPU(綴じ制御手
段)170(図8)に制御されて回転し、弾性ローラ1
7a,22aがシートに当接しないとき、幅寄せ部材2
4a,24bがシートを整合するようになっている。
【0040】図3において、搬送ローラ13の外周の線
速度(シート送り速度)V1と弾性ローラ17a,22
aの外周の線速度(シート送り速度)V2は、V2≧V
1となるように設定されている。これにより、弾性ロー
ラ17a,22aにおいて、搬送中のシートにたるみが
生じないようにすることができて、シートの整合精度を
向上させることができる。
【0041】(切替フラッパ駆動機構)図2において、
上、下切替フラッパ15,16の回転中心軸15a,1
6a上には、フラッパリンク15b,16bが固着され
ている。フラッパリンク15b,16bの一端は上、下
切替ソレノイド15d,16dに係合している。また、
フラッパリンク15b、16bの他端は、ばね15c,
16cが係合している。ばね15c,16cは、上、下
切替フラッパ15,16を図示する位置に保持してい
る。上、下切替フラッパ15,16は、切替ソレノイド
15d,16dをONにすると、図1の点線の位置に保
持されるようになっている。
【0042】(幅寄せ機構)幅寄せ機構を図4に基づい
て説明する。1対の幅寄せ部材24a,24bは、シー
ト束の搬送方向の両側に配設され、垂直な壁面を有し中
央部にラック24f,25gが形成されている。互いの
ラック24f,25gには、ピニオン24cが係合して
いる。ピニオン24cは幅寄せモータ24dの出力軸に
設けられて回転するようになっている。幅寄せホームセ
ンサ24eは、幅寄せ部材24a,24bが整合しうる
最大シート束の幅よりも約5mm乃至約10mm程度外
側に待避したときに、一方の幅寄せ部材24aの一部に
形成されたフラグを検知することのできる位置に配置さ
れている。ホームセンサ24eには、フォトインタラプ
タが使用されている。幅寄せモータ24dには、ステッ
ピングモータが使用されている。
【0043】幅寄せ部材24a,24bは、前述したよ
うに、弾性ローラフラグ17eが弾性ローラセンサ34
に検知されて、弾性ローラ17a,22aの切欠き部1
7f,22gが搬送中のシートに当接しないとき、幅寄
せモータ24dにより駆動されて、ストッパ23に搬入
されたシートを整合するようなっている。これにより、
幅寄せ部材24a、24bにより整合されるシートは、
弾性ローラ17a,22bと、シートをこれに当接させ
る弾性部材17d,22dとの摩擦が回避された状態に
あるので、シートの整合精度が向上される。すなわち、
幅寄せ部材24a,24bにより整合されるシートは、
弾性ローラ17a,22aと圧接部材17d,22dと
に挟まれることがなく、シートの整合精度が向上する。
【0044】(ストッパ駆動機構)ストッパ23の駆動
機構を図1、図4に基づいて説明する。ストッパ23
は、ガイド20,21間に進入してきたシートの先端
(下端)を受け止めるようになっている。ストッパ23
の両端には、ころ23aが2つずつ回転自在に取り付け
られている。ころ23aは、フレーム8に形成された溝
部を走行するようになっている。したがって、ストッパ
23は、ころ23aと溝との案内によって上下方向にス
ライドするようになっている。ストッパ23の両端には
不図示のラックが設けられている。ラックは左右のピニ
オン23b,23bと係合している。2つのピニオン2
3b,23bは、中心同士を軸23cによって連結され
ている。左右のピニオン23b,23bに駆動を伝達し
ている軸23cの一端には、ストッパ歯車23dが固着
されている。
【0045】ストッパモータ61の出力軸には、歯車6
2が固着してある。歯車62はストッパ歯車23dに噛
合している。ストッパモータ61には、ステッピングモ
ータが使用されている。ストッパ23の一部には、フラ
グ23eが形成されており、ホームポジションまで達し
たときに、ストッパホームセンサ63(図1参照)で検
知するようになっている。ストッパセンサ33は、スト
ッパ23上にシート束が積載されているか否かを検知す
るセンサである。
【0046】(シート束綴じ装置の駆動機構)シート束
を針綴じするシート束綴じ装置10の駆動機構を図1、
図5に基づいて説明する。
【0047】ステイプラユニット18(図5参照)は、
フレーム8に固定された支持板99に配置されている。
ステイプラユニット18は、幅寄せ部材24a,24b
によって整合されたシート束のセンターに対し左右対称
の位置に配置されている。ステイプラユニット18は、
回転軸18aを中心に揺動可能に支持された上側の針打
ち込み部であるフォーミング部101と、駆動ユニット
100と、ソート束に打ち込まれた針を折り曲げる折り
曲げ部であるアンビル部19とで構成されている。フォ
ーミング部101、駆動ユニット100、アンビル部1
9は、1対設けられている(図面では、重なって見える
ため、一方のみ図示してある)。
【0048】ステイプラ回転軸18aの下方には、シー
ト束を案内する案内部材102の案内面102aと、案
内されたシート束を針綴じするアンピル部19の綴じ面
103とが、互いに角度Dをなして配設されている。そ
の角度Dを有する案内部材102の上面ガイド111に
は、ステイプラユニット18のフォーミング部101が
揺動するとき、干渉しない大きさの逃げ孔111aが形
成されている。
【0049】フォーミング部101には、針カートリッ
ジ104が着脱可能に装着されている。この針カートリ
ッジ104内には、板状に連結された綴じ針105が約
5000本装填されている。針カートリッジ104に装
填された板状の綴じ針105は、針カートリッジ104
の最上側に設けられたばね106によってアンビル部1
9の方向に付勢されている。最下側に配置された送りロ
ーラ107には、搬送力を付与するようになっている。
【0050】送りローラ107により送り出された針1
05は、フォーミング部101が回転軸18aを中心に
揺動することにより、1本ずつコ字状に形成される。フ
ォーミング部101は、ステイプラモータ108が起動
すると、歯車列109を介して偏心カム歯車110が回
転し、この偏心カム歯車110と一体に取り付けられて
いる偏心カムの作用により、図5の矢印E方向に、アン
ビル部19側へ揺勤して、クリンチ動作(針打ち込み動
作)を行うようになっている。打ち込まれた針105
は、シート束下面のアンビル部19で折り曲げられてシ
ート束を針綴じるようになっている。また、偏心カム歯
車110の軸上に取り付けられた切欠きローラ114
と、フォーミング部101と一体のステイプラホームセ
ンサ113により、フォーミング部101がホームポジ
ションにいることを検知されて、ステイプラ18のステ
イプル動作を終了する。
【0051】ステイプラホームセンサ113は、後述す
る針打ち込みを検知するのではなく、ステイプラ18
が、ステイプル動作を行い、その後、ステイプル動作開
始前の位置(ホームポジション)に戻ってきたかを検知
するようになっている。ステイプラホームセンサ113
は、切欠きローラ114が回転しているときONにな
り、切欠きローラ114が1回転して切欠き部114a
が対向したときOFFになるようになっている。
【0052】なお、針が打ち込まれたか否かの検知は、
ステイプラモータ108の駆動電流を測定するステイプ
ラモータ駆動電流測定器176によって、駆動電流値を
検知することにより行う。
【0053】すなわち、ステイプラモータ108を駆動
して正しく針打ちを行えなかった場合、ステイプラモー
タ108にかかる負荷は小さく、駆動する電流値も小さ
くなる。一方、針が打ち込まれた場合、ステイプラモー
タ108にかかる負荷は大きくなり、駆動する電流値も
大きくなる。したがって、ステイプラモータ108を駆
動する電流値をステイプラモータ駆動電流測定器176
によって検知し、電流値が所定値よりも大きい場合に、
針が打ち込まれたとCPU170によって判断されるよ
うになっている。
【0054】そこで、針が打ち込まれていないと検知し
た場合には、再度、クリンチ動作を行い、シート束に針
が打ち込まれたのを検知するまでは、クリンチ動作は繰
り返される。
【0055】また、綴じ針が無くなった場合に針無しを
針有無検知センサ173によって検知できるようになっ
ており、針無しが検知された場合針カートリッジ104
を装填する。針を装填した後、従来、行っていたテスト
ステイプル動作を行わずに、通常動作状態に復帰する。
ただし、針を装填した直後のシート束を針綴じするとき
に、針綴じ位置にて、針が頭出しされるまでクリンチ動
作を繰返し行うこととなる。
【0056】(シート束折り駆動機構)図6、図7に基
づいて、シート束を折る機構の駆動機構を説明する。折
りモータ64の出力軸には、プーリ65が固着されてい
る。大径のアイドラ歯車プーリ67aと小径のアイドラ
歯車プーリ67bは一体に形成されている。プーリ65
と大径のアイドラ歯車プーリ67aとには、タイミング
ベルト66が巻き回されている。折り歯車68,69は
折りローラ26,27に固着され、互いに噛合し、一方
の折り歯車68は小径のアイドラ歯車プーリ67bの歯
車部67cに噛合している。折り歯車68の一端はアイ
ドラ歯車プーリ67の歯車部に噛合している。
【0057】突き出しユニット25の突き出し板25a
は、折りローラ26,27のニップ間際まで移動するた
め、板厚約0.5mmのステンレス板である。突き出し
板25aは、ホルダ25d,25bで保持されている。
ホルダ25bには軸25c、25eが固着されており、
その外周にはころが回転自在に取り付けられている。こ
のころはフレーム8に形成された溝部8a内をスライド
するようになっている。
【0058】歯車73は軸73aに設けられ、軸72が
突設されている。歯車73はアイドラ歯車75に噛合し
ている。アイドラ歯車75は軸76に設けられている。
軸76上には電磁クラッチである突き出しクラッチ(折
りクラッチ)74aが配設されている。突き出しクラッ
チ74aは、突き出しクラッチ74a上のプーリ74の
回転を電源のON/OFFによって軸76に伝達或るい
は遮断するようになっている。プーリ74と小径のアイ
ドラ歯車プーリ67aとの外周にはタイミングベルト7
0が巻き回されている。
【0059】軸73aには、フラグ81が固着されてい
る。フラグ81には、不図示の切欠が形成されている。
その切欠を検知する位置には、突き出しホームセンサ8
2が配設されている。突き出しホームセンサ82は、ガ
イド12,21の搬送面より最も落ち込んだ位置に移動
した突き出し板25aを検知するように配設されてい
る。
【0060】折りモータ64(図6参照)の回転は、プ
ーリ65からタイミングベルト66を介して大径のアイ
ドラ歯車プーリ67aに伝達される。大径のアイドラ歯
車プーリ67aの回転は、小径のアイドラ歯車プーリ6
7bから折り歯車68を介して折り歯車69に伝達され
る。折り歯車68,69の回転によって、折りローラ2
6,27が駆動される。また、小径のアイドラ歯車プー
リ67bの回転は、タイミングベルト70を介して突き
出しクラッチ74a上のプーリ74に伝達される。突き
出しクラッチ74aのON、OFFによって、プーリ7
4の回転は軸76に伝達され、アイドラ歯車75が回転
する。この回動によって、歯車73が回転して軸72
は、軸73aを中心とした円の軌跡を描いて回転する。
軸72に嵌合したリンク71は、他端を軸25cに嵌合
されている。軸25cは、突き出し板25aに固着され
ている。軸25cには、ころが装着されている。軸25
cはころを介してフレーム8の溝8aに嵌合し、溝8a
に沿って直線運動往復移動をするようになっている。
【0061】(排出ローラ部の駆動機構)排出ローラ3
0(図1)の駆動機構を図2に基づいて説明する。排出
ローラ30の軸30aには、プーリ30bが固着されて
いる。排出モータ91の出力軸上にはプーリ92が固着
されている。このプーリ92とプーリ30bには、タイ
ミングベルト93が巻き回されている。排出モータ91
の回転は、プーリ92からタイミングベルト93、プー
リ30b、軸30aを介して排出ローラ30に伝達され
るようになっている。排出モータ91には、ステッピン
グモータが使用されている。排出ローラ30の周速度
は、折りローラ26,27の周速度よりも速いように設
定されている。折りローラ26,27の搬送力は、排出
ローラ対30,31の搬送力よりも大きく設定されてい
る。このため、シート束は、折りローラ26,27に扶
持搬送されているときには排出ローラ対30,31で滑
りを生じ、折りローラ26,27を抜けると排出ローラ
対30,31の搬送力で搬送される。
【0062】(スタッカ排出部の駆動機構)図2に基づ
いて、スタッカ排出ローラ5(図1)の駆動機構の構成
を説明する。スタッカ排出ローラ5の軸5aには、プー
リ98が固着されている。スタック排出モータ95の出
力軸上にはプーリ96が固着されている。このプーリ9
6と前記プーリ98には、タイミングベルト97が巻き
回されている。スタック排出モータ95の回転は、プー
リ96からタイミングベルト97、プーリ98、軸5a
を介してスタック排出ローラ5に伝達されるようになっ
ている。スタック排出モータ95には、ステッピングモ
ータが使用されている。スタック排出ローラ5の周速度
は、シート排出ローラ1aの周速度よりも速いように設
定されている。排出ローラ対1a,1bの搬送力は、ス
タック排出ローラ対5,6の搬送力よりも大きく設定さ
れている。このため、シートは、排出ローラ対1a,1
bに挟持搬送されているときにはスタック排出ローラ対
5,6間で滑りを生じ、排出ローラ対1a、1bを抜け
ると、スタッカ排出ローラ対5,6の搬送力で搬送され
る。
【0063】(制御シーケンス)次に、図1、図2、図
9ないし図14に基づいて本実施の形態におけるシート
後処理装置2の制御シーケンスを説明する。図9、図1
0、図13は、メインルーチンである。
【0064】シート後処理装置のCPU170は、シー
ト後処理装置2が接続された複写機1の本体900よ
り、製本モードとスタックモードとのいずれか一方のモ
ード情報、シート束の縦長さLと横幅Wのサイズ情報、
シートの枚数情報N、シート部数情報Mを受取、スター
ト信号を受けたところで、シート後処理装置2の動作を
開始させる(S201)。製本モードであるか否かを確
認して(S202)、製本モードでなければ、スタック
モードのルーチンヘ移行する(S205)。スタックモ
ードのルーチンは、図14に基づいて後述する。製本モ
ードであれば、シートの長さLがシート後処理装置2で
処理できる上限の長さLmaxと下限の長さLminの
範囲内にあるか否かを確認する(S203)。この範囲
外のとき、スタックモードへ移行する(S205)。次
に、シートの幅Wについても同様に、シート後処理装置
2で処理できる上限の幅Wmaxと下限の幅Wminの
範囲内にあるか否かを確認して(S204)、この範囲
外のときも、スタックモード処理を行う(S205)。
【0065】シートの大きさが、これらの範囲内に入っ
ておれば、CPU170は、入口ソレノイド3d(図
2)をONにして、製本モードヘのパスを開放する(S
207)とともに、搬送モータ51を始動させてローラ
類を回転させる(S208)。
【0066】次に、上切替ソレノイド15d(図2参
照)と下切替ソレノイド16dを制御するため、切替ソ
レノイド制御ルーチンへ移行する(S209)。切替ソ
レノイド制御ルーチンは、図13に基づいて後述する。
CPU170は、幅寄せ部材24a,24b間の距離P
が、P=W+α(図4参照。ここでαはシート束と幅寄
せ部材の突き当て部との隙間で通常は10mm程度とす
る)となるステップ数を、幅寄せモータ24dに送っ
て、幅寄せモータ24dを回転させる(S210)。C
PU170は、ストッパ23がステイプラユニット18
のステイプルポイント19a(図1参照)から下流に、
シートの長さの半分l=(L/2)の位置まで移動する
分のステップ数を、ストッパモータ61に送って回転さ
せる(S211)。
【0067】CPU170は、シートの枚数をカウント
する枚数カウンタ171の枚数カウントCNT1を0に
セットして(S212)、入口センサ83の信号を確認
し(S213)、ONであれば、入口センサ83の信号
がOFFになったところで(S214)、シート束先端
(シート束の下端)がストッパ23に突き当たるまでの
時間t1後、P=W−β(βは幅寄せ部材24a,24
bがシートを押し込む量で、通常2mm程度とする)に
なる位置まで幅寄せ部材24a,24bが移動する分の
ステップ数を幅寄せモータ24dに送って、幅寄せモー
タ24dを回転させる(S215)。
【0068】続いて、CPU170は、幅寄せ部材24
a,24bがP=W+αになる位置まで移動分のステッ
プ数を幅寄せモータ24dに送る(S216)。枚数カ
ウンタ171は、枚数カウントCNT1を1つ進める
(S217)。CPU170は、枚数カウントCNT1
が所望の枚数Nに達したか否かを確認して(S21
8)、達していなければS213に戻り、複写機1の本
体900から送られてくるシートを同様に処理する。シ
ートが所望の枚数Nに達していれば、CPU170は、
幅寄せ部材24a,24bを外側へ移動する方向に幅寄
せモータ24dを回転させて(S219)、幅寄せホー
ムセンサ24eがONになるまで、回転を継続させる
(S220)。CPU170は、幅寄せホームセンサ2
4eがONになったところで幅寄せモータ24dを停止
させる(S220a)。
【0069】次に、シート束のステイプル動作を行う。
CPU170は、一方のステイプラモータA108を始
動し(S221)、不図示のステイプラホームセンサA
113によってフォーミング部A101が所定の角度傾
いてシート束を綴じたことを検知し(S222)、元の
位置に戻して、ステイプラモータA108を停止させる
(S223)。ただし、針が打ち込まれたことが、ステ
イプラモータ駆動電流測定器A176によって検知され
なかったとき(S224)、同様な動作を繰り返す。た
だし、ステイプル規定回数(S224A)になっても針
が打ち込まれていないとき、針ジャムステータスをセッ
トし(S224B)、針ジャムが発生したことを表示パ
ネル921に表示して、ステイプル動作を終了する(S
244)。以下、CPU170は、他方のステイプラモ
ータB108についても同様の動作を繰り返す。
【0070】ここで、針カートリッジ交換直後のシート
束をステイプルする場合の制御について、図11、図1
2に基づいて説明する。針有無検知センサ173が針無
しを検知(S302)したとき、針無しステータスをセ
ット(S303)する。ユーザーは、表示パネル921
(図16)に針無しが表示されたのを見て、ステイプル
ドア174(図16)を開いて、針カートリッジ104
を交換する。針有無検知センサ173が針有りを検知
(S304)してから、ユーザーは、ステイプルドア1
74を閉じる。ステイプルドア174が閉じられたこと
がドアセンサ175によって検知された後に(S30
5)、針無しステータスをリセットする(S306)。
そして、針の頭出しフラグをセット(S307)するこ
の場合、針頭出しのためのテストステイプルは行わず通
常動作状態に復帰する。
【0071】通常動作状態において、針カートリッジ交
換直後のシート束を綴じる場合には、頭出しフラグをセ
ットされているので(S401)、まずカウンタnをリ
セットする(S402)。そして、ステイプル動作を行
い(S221ないしS223、または、S225ないし
S227)ステイプラモータ駆動電流測定器176の駆
動電流値が所定の電流値よりも大きいとき、針を検知し
たことになり(S403)、頭出しフラグをリセットす
る(S407)。また、検知しない場合は、カウンタn
を1つ進める(S404)。ここで、CPU170は、
カウンタnが規定回数であるか否かを判別し(S40
5)、規定回数内であればさらに空打ちを繰り返し、規
定回数を超えていた場合には針ジャムが発生したことを
表示パネル921に表示してユーザーに報せる。
【0072】次に、シート束を折る動作に移る。CPU
170は、ストッパ部材23がステイプルポイント19
aより下流側にl=(L/2)+aとなるようなステッ
プ分だけ、ストッパモータ61を回転させる。ここで、
aはステイプルポイント19aと折り位置との間の距離
である(229)。搬送モータ51、入り口ソレノイド
3c、上切替ソレノイド15d、下切替ソレノイド16
dをOFFにして折り動作に入る準備をする(S230
ないしS232)。
【0073】CPU170は、ストッパセンサ33がO
N(シート束がストッパ23に到達して積載されている
状態)であることを確認して(S233)、排出モータ
91を始動し(S234)、折りモータ64を始動する
(S235)。
【0074】突き出しクラッチ74aをONにすると
(S236)、突き出し板25aが突き出始めて、折り
ローラ26,27にシート束を案内する。突き出しホー
ムセンサ82がONするまで続け(S237)、ONし
たところで突き出しクラッチ74aをOFFする(S2
38)。排出センサ29がOFFしたら(239)、シ
ート束後端が排出ローラ対30,31を抜けるのに十分
な時間が経過した後に(S240)、排出モータ91を
OFFにする(S241)。部数カウンタ172の部数
カウントCNT2を1進める(S242)。部数カウン
トCNT2が所望の部数Mに達していなければ、S20
6へ戻る。所望の部数Mに達していれば、作業を終了す
る(S244)。
【0075】次に、図13、図15に基づいて、上、下
切替ソレノイド15d、16dの制御ルーチンについて
説明する。
【0076】シートサイズが半分、すなわち(L/2)
がガイド11,12に沿って上切替フラッパ15までの
長さk1と定数βの和(k1+β)よりも大きければ
(S252)、上、下切替ソレノイド15,16はOF
Fのままとし、本ルーチンは終了とする。ここで定数β
は、ストッパ23が適正な位置にあって積載されたシー
ト束の後端の位置を示す。この定数βは積載されたシー
ト束上に進入してきた次のシートが、積載されたシート
束中に潜り込むことなく、最上位に積載されるのに必要
な量である。
【0077】(L/2)が(k1+β)よりも大きいと
きは、さらに、(L/2)と(k2+β)とを比較する
(S254)。ここでk2は、k1と同様にガイド1
1,12間に沿った下切替フラッパ16までの距離であ
る。βは前記と同様の長さである。(L/2)が(k2
+β)よりも大きければ(S254)、CPU170
は、上切替ソレノイド15をONにして(S255)、
シート束を下切替ソレノイド16で案内する。(L/
2)が(k2+β)よりも小さければ、上切替ソレノイ
ド15、下切替ソレノイド16をともにONにして(S
257)ガイド11に沿って積載する。以上で切換ソレ
ノイド制御ルーチンを終える。
【0078】次に、図14に基づいてスタックモードル
ーチンを説明する。枚数カウンタ171の枚数カウント
CNTを0にセットする(S272)。CPU170
は、スタック排出モータ95を始動し(S273)、ス
タック排出ローラ5を回転させる。CPU170は、ス
タックセンサ84がONかOFFかを確認し(S27
5)、ONならばさらにスタックセンサ84がOFFに
なるのを確認する(S275)。
【0079】OFFになると、枚数カウントCNTにカ
ウントを1つ加える(S276)。そして、枚数カウン
トCNTが枚数Nになったか否かを確認する(S27
7)。枚数カウントCNTがNより小さければ(S27
4)の前に戻る。CPU170は、枚数カウントCNT
が枚数がNになったら、シート束の後端がスタックセン
サ84を通過するのに十分な時間経過した後、スタック
排出モータ95を停止する(S278)。以上で、スタ
ックモードルーチンを終了する(S279)。
【0080】なお、弾性ローラ17a,22aにシート
を押圧させる部材は、弾性部材に限ることなく、弾性ロ
ーラ17a,22aに付勢されているローラであっても
よい。
【0081】以上のシート束綴じ装置10は、綴じ針1
05によってシート束を綴じるステイプラユニット18
およびアンビル部19(シート束綴じ手段)と、ステイ
プラユニット18およびアンビル部19がシート束を綴
じたか否かを検知するとステイプラモータ駆動電流測定
器(シート束綴じ検知手段)176を備えて、次々に送
られてくるシート束をステイプラユニット18およびア
ンビル部19で順次綴じるようになっている。シート束
を順次綴じているとき、綴じ不良が発生したり、綴じ針
105が無くなったりすると、ステイプラユニット18
を駆動するステイプラモータ108の負荷が少なくな
り、ステイプラモータ108の駆動電流を測定している
ステイプラモータ駆動電流測定器176の測定電流値が
下がる。シート束綴じ装置10は、測定電流値が下がる
ことを検知することによって、シート束を綴じていない
状態になっていることが検知できる。
【0082】したがって、シート束綴じ装置10は、シ
ート後処理装置2に、その後のシート束の折り動作を停
止させて、針が打ち込まれていないシート束を折った
り、そのままトレイ32に排出させたりするようなこと
を停止させ、シート束に針が打ち込まれていないことに
より生じていた、シート束の歪みやズレ、シワを防止す
ることができる。
【0083】シート束綴じ装置10は、ステイプラユニ
ット18およびアンビル部19によってシート束が綴じ
られていないことがステイプラモータ駆動電流測定器1
76によって検知されたとき、シート束が綴じられてい
ないことを報知する表示パネル(報知手段)921を備
えているので、シート束が綴じられていない原因を、ユ
ーザーが直ちに調べることができ、シート束綴じ装置1
0の停止時間を短縮することができる。
【0084】シート束綴じ装置10は、ステイプラユニ
ット18およびアンビル部19によってシート束が綴じ
られていないことがステイプラモータ駆動電流測定器1
76によって検知されたとき、シート束が綴じられるま
でステイプラユニット18およびアンビル部19に所定
回数シート束綴じ動作を行わせるCPU(綴じ制御手
段)170を備えているので、ステイプラユニット18
およびアンビル部19に所定回数シート束綴じ動作を行
わせ、その間にシート束を綴じたときには、その時点
で、次ぎのシート束の綴じ動作に移行する。ステイプラ
ユニット18およびアンビル部19に所定回数シート束
綴じ動作を行わせてもシート束が綴じられないときに
は、シート束綴じ動作を終了する。したがって、シート
綴じ装置は、シート束を確実に綴じることができる。
【0085】シート束綴じ装置10は、CPU170
が、所定回数ステイプラユニット18およびアンビル部
19にシート束綴じ動作を行わせても、シート束が綴じ
られないとき、シート束が綴じられていないことを報知
する表示パネル(報知手段)921を備えているので、
シート束が綴じられていない原因を、ユーザーが直ちに
調べることができ、シート綴じ装置10の停止時間を短
縮することができる。
【0086】シート綴じ装置10は、針によってシート
束を綴じるステイプラユニット18およびアンビル部1
9と、ステイプラユニット18に針が装填されているか
否かを検知する針有無検知センサ(針有無検知手段)1
73と、シート束ステイプラユニット18およびアンビ
ル部19がシート束を綴じたか否かを検知するステイプ
ラモータ駆動電流測定器176とを備えて、次々に送ら
れてくるシート束をステイプラユニット18およびアン
ビル部19で順次綴じるようになっている。シート束を
順次綴じているとき、綴じ不良が発生したり、綴じ針1
05が無くなったりすると、ステイプラユニット18を
駆動するステイプラモータ108の負荷が少なくなり、
ステイプラモータ108の駆動電流を測定しているステ
イプラモータ駆動電流測定器176の測定電流値が下が
る。シート束綴じ装置10は、測定電流値が下がること
を検知することによって、シート束を綴じていない状態
になっていることが検知できる。
【0087】ユーザーは、シート束が綴じられていない
ことが分かると、その原因を解消する。綴じ針105が
無くなっている場合、ユーザーは綴じ針をステイプラユ
ニット18に補充する。綴じ針105が補充されたこと
は、針有無検知センサ173によって検知される。シー
ト綴じ装置10は、直ちに、シート束綴じ動作に入るこ
とができる。綴じ針105が補充された後、最初のシー
ト束を確実に綴じたか否かは、ステイプラモータ駆動電
流測定器176の測定電流値によって判断できる。
【0088】したがって、本実施形態のシート束綴じ装
置によると、綴じ針105が補充された後、最初のシー
ト束から確実にシート束が綴じられたか否かの検知を行
うことができるため、綴じ針の頭出しの確認を兼ねてシ
ート束を綴じることができ、最初のシート束が確実に綴
じられたか否かの試し綴じ動作を行う必要が無くなり、
シート束や綴じ針の無駄を無くすことができる。
【0089】シート束綴じ装置は、針有無検知センサ1
73によって針有りと検知された状態で、ステイプラユ
ニット18およびアンビル部19によってシート束が綴
じられていないことがステイプラモータ駆動電流測定器
176によって検知されたとき、シート束が綴じられる
までステイプラユニット18およびアンビル部19に所
定回数シート束綴じ動作を行わせるCPU(綴じ制御手
段)170とを備えて、ステイプラモータ駆動電流測定
器176の測定電流値が下がり、シート束を綴じていな
い状態を検知したとき、ステイプラユニット18および
アンビル部19に所定回数シート束綴じ動作を行わせ、
その間にシート束を綴じたときには、その時点で、次ぎ
のシート束の綴じ動作に移行する。ステイプラユニット
18およびアンビル部19に所定回数シート束綴じ動作
を行わせてもシート束が綴じられないときには、シート
束綴じ動作を終了する。したがって、シート綴じ装置
は、シート束を確実に綴じることができる。
【0090】シート束綴じ装置10は、針の装填時に開
閉されるドア174が閉じられたことを検知するドアセ
ンサ(ドア検知手段)175を備え、綴じ針の装填後、
ドアセンサ175がドア174が閉じられたことを検知
し、かつ針有無検知センサ173が針を有りと検知した
とき、CPU(綴じ制御手段)170が、ステイプラユ
ニット18およびアンビル部19を作動させるようにな
っているので、直ちにシート束を綴じることができ、シ
ートや針を無駄にするようなことが無い。
【0091】シート束綴じ装置10は、針有無検知セン
サ173が針を無しと検知したとき、針無しを報知する
表示パネル921を備えているので、ユーザーが直ちに
針を補充することができる。
【0092】複写機(画像形成装置)1は、シートに画
像を形成する画像形成部(画像形成手段)902と、画
像形成部902によって画像が形成されたシート束を確
実に綴じる上記シート束綴じ装置10とを備えているの
で、シート束の綴じ損ないによって生じるシート束の無
駄を無くすことができる。
【0093】
【発明の効果】本発明のシート束綴じ装置は、シート束
が針綴じされるまで、綴じ動作を繰り返すまで、シート
束綴じ後にシート束を束折りする場合、シート束に針が
打ち込まれていないことにより生じていた、シート束の
歪みやズレやシワの発生を防止することができる。さら
に、シート束綴じ後にシート束を束折りせず排出する場
合、針綴じがされない状態で排出されることがなくなる
ことで、ユーザーが再度束綴じ作業を行う手間を省くこ
とができる。
【0094】また、本発明のシート束綴じ装置は、針を
装填した後に針頭出し処理として試し綴じ動作を行う必
要が無くなり、それを通常の動作の中に組み込むこと
で、針の装填の度に行わなければならなかった試し綴じ
動作を行う手間を省くことができるとともに、シートや
針の無駄を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート束綴じ装置を装備し
たシート後処理装置の概略正面断面図である。
【図2】シート後処理装置の搬送系を表す概略正面断面
図である。
【図3】シート後処理装置のシート搬送部のローラの配
置図である。
【図4】シート後処理装置の幅寄せ、ストッパの機構を
図1の左側から見た図である。
【図5】シート束綴じ装置の一部断面で示した正面図で
ある。
【図6】シート後処理装置の突き出し部、折りローラの
概略正面図である。
【図7】シート後処理装置の突き出し部、折りローラの
概略平面図である。
【図8】シート後処理装置の制御ブロック図である。
【図9】シート束綴じ装置の綴じ制御に関するフローチ
ャートである。
【図10】図9の続きのフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態のシート束綴じ装置の針カ
ートリッジ交換処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】本発明の実施形態のシート束綴じ装置の針カ
ートリッジ交換処理後の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図13】シート後処理装置の切換ソレノイドの制御に
関するフローチャートである。
【図14】シート後処理装置のスタックモードのフロー
チャートである。
【図15】シート後処理装置の主要寸法図である。
【図16】本発明の実施形態のシート束綴じ装置を内在
したシート後処理装置を本体に備えた画像形成装置の概
略正面断面図である。
【符号の説明】
S シート束 D 原稿 900 複写機本体(画像形成装置本体) 902 画像形成部(画像形成手段) 909 シート供給部 914 感光ドラム 921 表示パネル(報知手段) 1 複写機(画像形成装置) 2 シート後処理装置 10 シート綴じ装置 18 ステイプラユニット(シート束綴じ手段) 19 アンビル部(シート束綴じ手段) 113 ステイプラホームセンサ 114 切欠きローラ 114a 切欠き部 150 制御装置 170 CPU(綴じ制御手段) 173 針有無検知センサ(針有無検知手段) 174 ステイプラドア(ドア) 175 ドアセンサ(ドア検知手段) 176 ステイプラモータ駆動電流測定器(シート
束綴じ検知手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針によってシート束を綴じるシート束綴
    じ手段と、 前記シート束綴じ手段が前記シート束を綴じたか否かを
    検知するシート束綴じ検知手段と、 を備えたことを特徴とするシート束綴じ装置。
  2. 【請求項2】 前記シート束綴じ手段によって前記シー
    ト束が綴じられていないことが前記シート束綴じ検知手
    段によって検知されたとき、前記シート束が綴じられて
    いないことを報知する報知手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載のシート束綴じ装置。
  3. 【請求項3】 前記シート束綴じ手段によって前記シー
    ト束が綴じられていないことが前記シート束綴じ検知手
    段によって検知されたとき、前記シート束が綴じられる
    まで前記シート束綴じ手段に所定回数シート束綴じ動作
    を行わせる綴じ制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載のシート束綴じ装置。
  4. 【請求項4】 前記綴じ制御手段が、前記所定回数前記
    シート束綴じ手段にシート束綴じ動作を行わせても、前
    記シート束が綴じられないとき、シート束が綴じられて
    いないことを報知する報知手段を備えたことを特徴とす
    る請求項3に記載のシート束綴じ装置。
  5. 【請求項5】 針によってシート束を綴じるシート束綴
    じ手段と、 前記シート束綴じ手段に前記針が装填されているか否か
    を検知する針有無検知手段と、 前記シート束綴じ手段が前記シート束を綴じたか否かを
    検知するシート束綴じ検知手段と、 を備えたことを特徴とするシート束綴じ装置。
  6. 【請求項6】 前記針有無検知手段によって針有りと検
    知された状態で、前記シート束綴じ手段によって前記シ
    ート束が綴じられていないことが前記シート束綴じ検知
    手段によって検知されたとき、シート束が綴じられるま
    で前記シート束綴じ手段に所定回数シート束綴じ動作を
    行わせる綴じ制御手段を備えていることを特徴とする請
    求項5に記載のシート束綴じ装置。
  7. 【請求項7】 前記シート束綴じ手段が、針をシート束
    に打ち込むモータを有し、前記シート束綴じ検知手段
    が、前記モータの駆動電流を測定する駆動電流測定器を
    有していることを特徴とする請求項1,2,3,5の
    内、いずれか1項に記載のシート束綴じ装置。
  8. 【請求項8】 前記針の装填時に開閉されるドアが閉じ
    られたことを検知するドア検知手段を備え、前記針の装
    填後、前記ドア検知手段が前記ドアが閉じられたことを
    検知し、かつ前記針有無検知手段が前記針を有りと検知
    したとき、前記綴じ制御手段が、シート束綴じ手段を作
    動させることを特徴とする請求項5に記載のシート束綴
    じ装置。
  9. 【請求項9】 前記針有無検知手段が前記針を無しと検
    知したとき、針無しを報知する針有無報知手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5または8に記載のシート束綴
    じ装置。
  10. 【請求項10】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを綴
    じる請求項1ないし9の内、いずれか1項に記載のシー
    ト束綴じ装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000246316A 2000-08-15 2000-08-15 シート束綴じ装置とこの装置を備えた画像形成装置 Withdrawn JP2002060122A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261811A (ja) * 2006-02-28 2007-10-11 Canon Inc 画像形成装置、排紙装置および排紙装置の制御方法
JP2011201687A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Fuji Xerox Co Ltd ステープラ駆動装置、後処理装置、および画像形成装置
JP2013216493A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Toshiba Corp 画像形成装置、後処理装置、及び後処理装置のステイプル方法
DE112004000155B4 (de) 2003-01-16 2019-06-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Anschlussrahmen für ein Halbleiterbauelement

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