JP2002059285A - レーザ出射光学部、レーザ加工装置及び加工方法 - Google Patents

レーザ出射光学部、レーザ加工装置及び加工方法

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JP2002059285A
JP2002059285A JP2001046963A JP2001046963A JP2002059285A JP 2002059285 A JP2002059285 A JP 2002059285A JP 2001046963 A JP2001046963 A JP 2001046963A JP 2001046963 A JP2001046963 A JP 2001046963A JP 2002059285 A JP2002059285 A JP 2002059285A
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laser
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Makoto Tani
誠 谷
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加工対象物からの反射光を利用することによ
り、エネルギ利用効率を高めたレーザ出射光学部を提供
する。 【解決手段】 レーザ発振器10が、レーザビームを出
射する。集光レンズ24が、レーザ発振器10から出射
したレーザビームを、加工対象物32の表面上の被加工
点に集光させる。凹面鏡25が、加工対象物32の表面
からの反射光を、加工対象物32の表面に向かって反射
させる。反射鏡固定機構が、反射鏡を、集光レンズ24
の光軸に平行な方向に、集光レンズ24に対して相対的
に移動させ、ある位置で集光レンズ24に対する相対位
置を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ出射光学
部、レーザ加工装置及び加工方法に関し、特にエネルギ
利用効率を高めたレーザ出射光学部、それを用いたレー
ザ加工装置及び加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ発振器で発生させたレーザ光を加
工対象物に照射して、穴あけ、切断、溶接等を行なうレ
ーザ加工装置にレーザ出射光学部が使用される。通常、
レーザ出射光学部は、レーザ発振器に接続された光ファ
イバの先端に取り付けられる。レーザ出射光学部は、光
ファイバの先端から所定の広がり角を持って出射するレ
ーザ光を平行光に変換するコリメートレンズと、コリメ
ートレンズからの平行光を集光する集光レンズとを有し
ている。集光レンズで集光されたレーザ光が、加工対象
物の表面の被加工点に入射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】加工対象物が金属等の
場合、その表面に照射されたレーザ光の大部分が、加工
対象物の表面で反射する。加工対象物の表面で反射した
レーザ光は、無駄に捨てられることになる。具体的に
は、加工対象物に入射したレーザ光の全エネルギのう
ち、実際に加工に寄与するのは、その加工対象物の材質
にもよるが、高々10%程度である。即ち、加工対象物
に入射したレーザ光の全エネルギの約90%以上は無駄
になっている。特に、加工対象物がステンレスの場合、
加工に寄与するエネルギは、全エネルギの6〜9%、ア
ルミニウムの場合は、さらにその半分程度であり、エネ
ルギの利用効率が著しく悪い。
【0004】本発明の目的は、加工対象物からの反射光
を利用することにより、エネルギ利用効率を高めたレー
ザ出射光学部を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、加工対象物からの反
射光を再利用することにより、エネルギ利用効率を高め
たレーザ加工装置及び加工方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、レーザビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ
光源から出射したレーザビームを、加工対象物の表面上
の被加工点に集光させる集光光学系と、前記加工対象物
の表面からの反射光を、該加工対象物の表面に向かって
反射させる反射鏡と、前記反射鏡を、前記集光光学系の
光軸に平行な方向に、該集光光学系に対して相対的に移
動させ、ある位置で該集光光学系に対する相対位置を固
定することができる反射鏡固定機構とを有するレーザ出
射光学部が提供される。
【0007】加工対象物の表面で反射したレーザビーム
が、反射鏡で反射して加工対象物の表面に再入射する。
これにより、レーザビームのエネルギ利用効率を高める
ことができる。反射鏡を移動させることにより、加工対
象物の表面に再入射する光と加工対象物との位置関係を
調節することができる。
【0008】本発明の他の観点によると、レーザビーム
を出射するレーザ光源と、保持面上に加工対象物を保持
するステージと、前記ステージの保持面に対して傾いた
光軸を有し、前記レーザ光源から出射したレーザビーム
を、前記ステージに保持されている加工対象物の表面上
の被加工点に集光させる集光光学系と、前記加工対象物
の表面からの反射光を、該加工対象物の表面に向かって
反射させる反射鏡とを有するレーザ加工装置が提供され
る。
【0009】加工対象物の表面がステージの保持面に平
行になるように、加工対象物がステージ上に載置され
る。加工対象物の表面に、斜めにレーザビームが入射す
ると、入射ビームの光軸方向に反射する成分が少なくな
る。反射光量の多い位置に反射鏡を配置すると、エネル
ギの利用効率を高めることができる。
【0010】本発明の他の観点によると、レーザビーム
を集光光学系により加工対象物の表面上の被加工点に集
光させる工程と、前記被加工点からの反射光を反射さ
せ、前記被加工点に再入射させる反射光学系であって、
再入射する光の照射領域が、前記集光光学系により集光
されたレーザビームの照射領域を内包するように構成さ
れた前記反射光学系により、前記被加工点からの反射光
を反射させて該被加工点に再入射させる工程とを有する
レーザ加工方法が提供される。
【0011】最初に加工対象物に入射するレーザビーム
により、被照射点が加工される。加工対象物に再入射す
るビームにより、被加工点周辺に付着したデブリ等を除
去することができる。
【0012】本発明の他の観点によると、レーザビーム
を集光光学系により加工対象物の表面上の被加工点に集
光させる工程と、前記被加工点からの反射光を反射さ
せ、前記被加工点に再入射させる反射光学系であって、
再入射する光が、少なくとも、前記集光光学系により集
光されたレーザビームの照射領域から第1の方向にずれ
た位置に入射するように構成された前記反射光学系によ
り、前記被加工点からの反射光を反射させて被加工点に
再入射させる工程と、前記レーザビームを照射しなが
ら、前記加工対象物を、前記第1の方向もしくは該第1
の方向とは反対の方向に移動させる工程とを有するレー
ザ加工方法が提供される。
【0013】加工対象物に再入射するビームにより、被
加工点の予熱もしくは徐冷を行うことができる。これに
より、加工品質を高めることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施例に
よるレーザ出射光学部の断面図を示す。加工用光ファイ
バ連結部12に加工用光ファイバ11が接続されてい
る。加工用光ファイバ11は、レーザ発振器10から出
射したレーザ光を伝播させ、加工用光ファイバ連結部1
2内に導入する。加工用光ファイバ11の先端から出射
したレーザ光が、加工用光ファイバ連結部12内に設け
られた加工用コリメーションレンズ13に入射する。加
工用コリメーションレンズ13は、入射するレーザ光を
平行光線束に変換する。
【0015】加工用光ファイバ連結部12は、メインボ
ディ21に固定されている。メインボディ21には、さ
らに、照明用光ファイバ連結部15及びカメラ固定部1
8が取付けられている。照明用光ファイバ連結部15
に、照明用光ファイバ14が接続されている。照明用光
ファイバ14は、照明用光源30から出射した照明光を
伝搬させる。照明用光ファイバ14の端面から出射した
照明光が、照明用光ファイバ連結部15内に設けられた
照明用コリメーションレンズ16に入射する。照明用コ
リメーションレンズ16は、入射する照明光を平行光線
束に変換する。
【0016】カメラ固定部18に、CCDカメラ等の撮
像装置17が固定されている。カメラ固定部18内に、
カメラ用結像レンズ19と、加工用レーザ光の透過を阻
止するためのフィルタ20が配置されている。
【0017】メインボディ21内に、全反射ミラー2
2、ハーフミラー23が収容されている。全反射ミラー
22は、加工用コリメーションレンズ13を透過したレ
ーザ光を所定方向(図の下方)へ反射させる。ハーフミ
ラー23は、照明光の一部を所定方向(図の下方)へ反
射させる。全反射ミラー22及びハーフミラー23でそ
れぞれ反射したレーザ光及び照明光が、メインボディ2
1に固定された集光レンズ24に入射する。
【0018】メインボディ21の先端(図1の下端)
に、凹面鏡25が取り付けられている。凹面鏡25は、
集光レンズ24を透過したレーザ光及び照明光を透過さ
せる貫通孔25Aを備えている。
【0019】集光レンズ24で収束され、凹面鏡25の
貫通孔25Aを透過したレーザ光及び照明光が、ステー
ジ31の保持面上に保持された加工対象物32の表面の
被加工点に入射する。
【0020】次に、このレーザ出射光学部の動作につい
て説明する。レーザ発振器10から出射され、加工用光
ファイバ11を伝播してきた加工用レーザ光が、加工用
光ファイバ11の先端より出射されて加工用コリメーシ
ョンレンズ13に入射する。加工用コリメーションレン
ズ13は、所定の広がり角を持って進行する加工用レー
ザ光を平行光線束に変換し、全反射ミラー22に入射さ
せる。
【0021】全反射ミラー22には、加工用レーザ光を
全反射するように反射コーティングが施されている。全
反射ミラー22は、加工用コリメーションレンズ13を
透過した平行光線束を全反射させ、集光レンズ24に入
射させる。なお、全反射ミラー22は、照明光に対して
は、透明である。
【0022】集光レンズ24は、加工用レーザ光を収束
させる。収束された加工用レーザ光は、集光レンズ24
の焦点位置に配置された加工対象物32の表面に到達す
る。
【0023】照明用光ファイバ14の先端から出射した
照明光が、照明用コリメーションレンズ16に入射す
る。照明用コリメーションレンズ16でコリメートされ
た平行光線束が、ハーフミラー23に入射する。ハーフ
ミラー23には、照明光を、例えば、50%反射させ、
残りを透過させる反射コーティングが施されている。ハ
ーフミラー23は、照明用コリメーションレンズ16で
コリメートされた平行光線束の一部を、集光レンズ24
に向けて反射させる。ハーフミラー23を透過した照明
光は、例えば、メインボディ21の内壁に取り付けられ
た吸収材等により吸収される。
【0024】ハーフミラー23で反射した照明光は、集
光レンズ24に向かって伝搬し、全反射ミラー22に入
射する。全反射ミラー22の、照明光が入射する面に
は、無反射コーティングが施されている。また、全反射
ミラー22は照明光に対して透明なので、全反射ミラー
22に入射した照明光は、そのまま集光レンズ24に向
かって伝搬する。
【0025】集光レンズ24は、入射する照明光を、加
工用レーザ光と同様に収束させる。収束された照明光
は、集光レンズ24の焦点位置に配置された加工対象物
32の表面に到達する。
【0026】上述のように、第1の実施例によるレーザ
出射光学部は、加工対象物の表面に、加工用レーザ光及
び照明光を照射する。加工対象物が金属等の場合には、
その表面に入射した光の多くは反射する。この反射は、
通常、乱反射(拡散反射)となる。これは、レーザ加工
の対象となる金属材の表面が、通常、鏡面加工されてい
ないからである。
【0027】加工対象物で乱反射した光の一部は、凹面
鏡25の鏡面に入射する。凹面鏡25は、例えば銅又は
真鍮等の金属で形成され、その反射面(凹面)に金めっ
きが施されている。凹面鏡25を、銅又は真鍮等の金
属、あるいはセラミックスで形成し、その反射面に鏡面
研磨を施してもよい。また、この凹面鏡25は、その反
射面の曲率中心が、集光レンズ24の焦点と一致するよ
うに配置されている。その結果、加工対象物32の被加
工点で反射し、凹面鏡25の反射面に入射した光は、集
光レンズ24の焦点に位置する加工対象物の被加工点に
戻る。加工対象物32の表面での乱反射、及び凹面鏡2
5での反射を繰り返すことにより、光の一部は、加工対
象物と凹面鏡25との間を往復する。
【0028】加工対象物に照射される照明光の一部は、
加工対象物の表面で反射し、集光レンズ24、全反射ミ
ラー22、ハーフミラー23、フィルタ20、及びカメ
ラ用結像レンズ19を通って、撮像装置17に入射す
る。撮像装置17に入射する照明光には、凹面鏡25で
反射し、加工対象物32に再入射する照明光の一部も含
まれている。このため、凹面鏡25が取り付けられてい
ない場合に比べて、より明るい画像を得ることができ
る。或いは、光度が低く、消費電力の少ない光源を用い
て、凹面鏡25が取り付けられていない場合と同等の明
るさの画像を得ることができる。
【0029】加工対象物32の表面で反射した加工用レ
ーザ光の一部は、集光レンズ24、全反射ミラー22、
及びハーフミラー23を透過し、フィルタ20で吸収さ
れる。全反射ミラー22の反射率は、通常99.5%程
度であるため、約0.5%のレーザ光が透過し、ハレー
ションの原因になりうる。フィルタ20を挿入すること
により、ハレーションを防止することができる。また、
集光レンズ24を透過し、全反射ミラー22で反射し、
加工用光ファイバ11へ向かって伝搬する光は、加工用
光ファイバ11に施された反射光対策により、光ファイ
バ内へ入射しない。
【0030】上述のようにして加工対象物32に加工用
レーザ光が繰り返し照射されると、従来、加工に寄与し
ていなかったレーザ光が加工に寄与することになる。こ
のため、レーザ光のエネルギ利用効率を高めることがで
きる。例えば、加工対象物に照射されたレーザ光のうち
10%が加工に寄与し、残り90%が反射し、加工対象
物の表面で反射したレーザ光のうちの1/3が、凹面鏡
25で反射して加工対象物32に再入射すると仮定す
る。凹面鏡25で2度反射したレーザ光までが加工に寄
与すると仮定すると、凹面鏡25が取り付けられていな
い場合に比べ、約1.4倍以上のエネルギ利用効率を実
現できる。
【0031】例えば、レーザパワー2000Wでイニシ
ャルレーザ照射(集光レンズ24からの照射)を行なう
ものとすると、そのうち加工に寄与するのは200Wで
ある。残りの1800Wは、加工対象物の表面で反射す
る。反射光のうちの1/3(即ち、600W)が凹面鏡
25で反射し、加工対象物32に再入射する。凹面鏡2
5で反射した加工用レーザ光(第1次反射光)の10%
にあたる60Wが加工に寄与する。
【0032】凹面鏡25で反射した加工用レーザ光(6
00W)のうちの90%(540W)が、再度加工対象
物の表面で反射する。その1/3(540/3=180
W)が、再び凹面鏡25で反射し、加工対象物32に再
入射する。加工対象物32に入射する180Wの第2次
反射光のうち10%、即ち18Wが加工に寄与する。こ
のように、2000Wの加工用レーザ光を照射すると2
00W+60W+18W=278Wが、加工に寄与する
こととなり、凹面鏡25を取り付けない場合に比べて約
1.4倍のエネルギ利用効率を実現できる。
【0033】従来、加工に寄与するパワーを278Wと
するためには、出力3kWクラスのレーザ発振器が必要
であった。本実例によるレーザ出射光学部を用いること
により、2kWクラスのレーザ発振器で上記パワーを実
現することができる。レーザ発振器の値段が、出力1k
W当たり1000万円であるとすると、第1の実施例に
よるレーザ出射光学部の製造コストを360万円として
も、(3000万−2000万)−360万=640万
円のコスト削減を図ることが可能である。
【0034】凹面鏡25の反射面を半球に近付けるほど
(反射面を広くするほど)、加工対象物へ向けて反射す
るレーザ光の割合は多くなる。しかしながら、凹面鏡2
5の縁部に近い位置(加工対象物の近く)で反射した光
は、加工対象物32へ大きな入射角で入射する。大きな
入射角で入射する光は、加工品質に悪影響を与える。従
って、第1の実施例のように、凹面鏡25の反射面の深
さが曲率半径の半分程度となるようにすることが望まし
い。例えば、曲率半径が60mm程度であれば、反射面
の深さは30mm程度が望ましい。この場合、凹面鏡2
5で反射したレーザ光が加工対象物32に再入射すると
きの入射角は、高々60°である。
【0035】上記の説明では、加工対象物32の表面に
おける反射は乱反射であるとしたが、乱反射とはいえ、
全ての方向に均一に光が反射するわけではない。反射が
正反射(鏡面反射)であると想定した場合の、反射の法
則に従う方向に反射する光が、それ以外の方向に反射す
る光よりも強い。このことは、以下に説明するように、
図2に示す実験結果からも容易に理解できる。
【0036】図2は、左上方45度の入射角で光が入射
する場合、反射角45度の方向に反射する光が、他の方
向に反射する光よりも強い(分布密度が高い)こと示し
ている。加工対象物32の表面に対して垂直に加工用レ
ーザ光を入射させると、入射方向に多くの反射光が戻る
ことになる。このような戻り光による影響を防止するた
めに、光ファイバの先端には、戻り光が光ファイバに再
入射することを阻止するための反射光対策が施されてい
る。さらに、あるいはそれに代えて、加工対象物への入
射角に傾きを設けることが有効である。
【0037】例えば、図3(a)に示すように、加工対
象物の表面の法線を集光レンズ24の光軸から8°傾け
た場合には、正反射した場合の戻り光のうち、1/2弱
の部分31が、凹面鏡25に入射する。また、図3
(b)に示すように、加工対象物の表面の法線を集光レ
ンズ24の光軸から16°傾けた場合には、正反射した
場合の戻り光のうち、3/4程度の部分32が、凹面鏡
25に入射する。これらの場合、レーザ光が垂直入射す
る場合に比べて、凹面鏡25に入射するレーザ光が増え
ることになるので、より加工に貢献する光の割合を増加
させることができる。
【0038】実際に、入射角を0°以外にして加工対象
物にレーザ光を照射した場合の試験結果を以下に示す。
【0039】[試験1] ・加工対象物:Al1100(アルミ板) ・光学条件:コア径1000μmの光ファイバの先端に
従来のレーザ出射光学部又は第1の実施例によるレーザ
出射光学部を取り付け、加工スポット径が750μm
(光学設計値)となるように構成 ・レーザ発振条件:パルス幅=1.5ms、パルスエネ
ルギ=4.5J/パルス、周波数=50Hz、平均出力
=225W ・加工状態:レーザ出射光学部から鉛直方向(下向き)
にレーザ光を出射させ、その表面が水平方向から8°傾
くようにセットされたAl板に照射 (試験結果)従来のレーザ出射光学部を使用した場合、
1ショット時のスポット径が583μm(図4(a)参
照)であり、シームビード幅が589.6μm(図5
(a)参照)であった。第1の実施例によるレーザ出射
光学部を使用した場合、1ショット時のスポット径が6
93μm(図4(b)参照)であり、シームビード幅が
826.6μm(図5(b)参照)であった。 (結論)1ショット・スポット径及びシームビード幅の
いずれについても、従来のレーザ出射光学部を使用した
場合よりも、第1の実施例によるレーザ出射光学部を使
用した場合の方が、レーザ溶融部分が大きく(広く)な
っており、レーザエネルギが効率的に使用されている。
【0040】[試験2] ・加工対象物:SUS304(ステンレス板) ・光学条件:試験1と同じ ・レーザ発振条件:パルス幅=2.0ms、パルスエネ
ルギ=5.0J/パルス、周波数=50Hz、平均出力
=250W ・加工状態:レーザ出射光学部から鉛直方向(下向き)
にレーザ光を出射させ、その表面が水平方向から8°傾
くようにセットされたSUS板に照射、集光レンズ24
の焦点を、加工対象物表面から−0.4mm、−0.2
mm、±0mm、+0.2mm、及び+0.4mmだけ
ずらせた場合について各々測定 (試験結果)従来のレーザ出射光学部を使用し、シーム
溶接を行なった場合の溶け込み深さは、焦点ずれが、−
0.4mm、−0.2mm、±0mm、+0.2mm、
及び+0.4mmの時に、それぞれ、323μm、33
4μm、344μm、322μm、及び329μmであ
った。焦点ずれが±0mmの場合のシームビード幅は9
71μm(図6(a)参照)であった。第1の実施例に
よるレーザ出射光学部を使用し、シーム溶接を行なった
場合の溶け込み深さは、焦点ずれが、−0.4mm、−
0.2mm、±0mm、+0.2mm、及び+0.4m
mの時に、それぞれ、353μm、373μm、372
μm、354μm、及び356μmであった。焦点ずれ
が±0mmの場合のシームビード幅は1098μm(図
6(b)参照)であった。 (結論)第1の実施例よるレーザ出射光学部を使用した
ときの溶け込みの深さが、従来のレーザ出射光学部を使
用したときのそれに比べて、いずれの焦点ずれの場合に
おいても、約30μmほど深くなっている。また、シー
ムビード幅も、第1の実施例によるレーザ出射光学部を
使用したときの方が、従来のレーザ出射光学部を使用し
たときよりも広くなっている。以上のことから、第1の
実施例によるレーザ出射光学部を使用すると、従来のレ
ーザ出射光学部を使用した場合に比べて、レーザエネル
ギの利用効率が向上していることがわかる。
【0041】次に、図7を参照して、第2の実施例につ
いて説明する。図1に示した第1の実施例では、凹面鏡
25の、メインボディ21への取付位置が固定されてい
た。第2の実施例では、凹面鏡25のメインボディ21
への取り付け位置が可変である。
【0042】図7(A)は、第2の実施例によるレーザ
出射光学部の凹面鏡25及びその取り付け部分の断面図
を示す。その他の部分の構成は、図1に示した第1の実
施例によるレーザ出射光学部の構成と同様である。
【0043】凹面鏡25は、反射面を画定する反射部2
5Bと、メインボディ21への取付部25Cとを含んで
構成される。取付部25Cは、円筒形状を有し、その内
周面が、メインボディ21の先端の外周面に整合する。
取付部25Cの内周面及びメインボディ21の先端の外
周面は、共に集光レンズ24の光軸を中心軸とする。取
付部25Cをメインボディ21の先端に嵌め込み、その
軸方向に移動させることにより、凹面鏡25の反射面
を、集光レンズ24の光軸方向に移動させることができ
る。
【0044】取付部25Cに、集光レンズ24の光軸方
向に長い2つの長穴25Dが設けられている。ボルト2
7が、長穴25Dを貫通し、メインボディ21に設けら
れているネジ穴に螺合する。ボルト27を締め付けるこ
とにより、集光レンズ24に対する凹面鏡25の相対位
置を固定することができる。
【0045】図7(B)は、第2の実施例によるレーザ
出射光学部の側面図を示す。メインボディ21の先端の
外周面に、目盛28が記されている。目盛28を見なが
ら凹面鏡25を移動させることにより、凹面鏡25の位
置を容易に調節することができる。
【0046】図7(A)に戻って説明を続ける。集光レ
ンズ24の焦点距離は120mmであり、その焦点位置
に加工対象物32の表面が配置される。凹面鏡25の反
射面の曲率半径は60mmである。すなわち、凹面鏡2
5の焦点距離は120mmであり、集光レンズ24の焦
点距離と等しい。
【0047】凹面鏡25の曲率中心位置が集光レンズ2
4の焦点位置と一致するように、凹面鏡25の高さを調
節すると、被加工点からの反射光が凹面鏡25で反射
し、被加工点に再入射する。凹面鏡25の焦点距離が集
光レンズ24の焦点距離に等しい場合には、反射光の再
入射によるビームポットの大きさが、集光レンズ24で
収束されたレーザビームのビームスポットの大きさとほ
ぼ等しくなる。これにより、レーザビームを照射すべき
部位に、より効率的にレーザビームを集光させることが
できる。
【0048】第2の実施例では、凹面鏡25及び集光レ
ンズ24の製造上のばらつきによる焦点位置のずれを補
償することができる。
【0049】凹面鏡25の位置を調節しながら、加工対
象物にレーザビームを照射し、加工部分の形状を評価し
た。以下、評価試験3及び評価試験4について説明す
る。
【0050】[試験3] ・加工対象物:Al1100(アルミニウム板) ・光学条件:コア径1000μmの光ファイバの先端
に、上記第2の実施例によるレーザ光照射部を取り付
け、加工スポット径が750μm(光学設計値)となる
ように構成 ・レーザ発振器条件:パルス幅=1.5ms、パルスエ
ネルギ=6.0J/パルス、パルスの繰り返し周波数=
40Hz、平均出力=240W ・加工状態:加工対象物の表面を水平に配置し、レーザ
出射光学部から鉛直方向(下向き)にレーザ光を出射 ・加工対象物の送り速度:0.5m/分 [試験4] ・加工対象物:SUS304(ステンレス板) ・光学条件:試験3と同一 ・レーザ発振器条件:パルス幅=2.0ms、パルスエ
ネルギ=4.0J/パルス、パルスの繰り返し周波数=
64Hz、平均出力=256W ・加工状態:試験3と同一 ・加工対象物の送り速度:0.8m/分 図8及び図9に、それぞれ試験3及び試験4の結果を示
す。横軸は、加工対象物の表面から凹面鏡の開口面まで
の高さを単位「mm」で表す。なお、設計上では、高さ
が30mmの時に、凹面鏡の曲率中心が、集光レンズ2
4の焦点に一致する。また、横軸上の標準型は、凹面鏡
が取り付けられていない場合を表す。左縦軸は、加工部
の溶け込み量を単位「μm」で表し、右縦軸はビード幅
を単位「μm」で表す。
【0051】凹面鏡の高さが30.5mmの時に、溶け
込み量及びビード幅が最大になっている。この時に、レ
ーザビームのエネルギ使用効率が最大であることがわか
る。設計上では、高さが30mmの時にエネルギ利用効
率が最大になると予測される。実験結果が、設計値から
予測される結果と異なるのは、凹面鏡や集光レンズの製
造上のばらつきによるものと考えられる。第2の実施例
では、製造上のばらつきがある場合でも、集光レンズに
対する凹面鏡の相対位置を移動させることにより、エネ
ルギ利用効率が最大になるように調節することができ
る。
【0052】上記第2の実施例では、凹面鏡25の曲率
中心と集光レンズ24の焦点とが一致する場合を説明し
たが、両者を光軸方向にわずかにずらしてもよい。
【0053】凹面鏡25を、集光レンズ24の光軸方向
にわずかに移動させると、加工対象物32の表面に再入
射する反射光によるビームスポットが大きくなり、集光
レンズ24により収束されたレーザビームのビームスポ
ットを内包するようになる。このような構成とすると、
加工対象物32の表面に再入射する反射光により、加工
部位の周囲に付着したデブリ等を除去することが期待さ
れる。
【0054】上記第2の実施例では、凹面鏡25の支持
部25Cの内周面が、メインボディ21の先端の外周面
に整合していたが、凹面鏡25の支持部25Cの内周面
を大きくすると、反射面の向きを変化させることができ
る。凹面鏡25の焦点が、集光レンズ24の光軸から外
れるように、凹面鏡25の反射面の向きを変えると、加
工対象物32の表面に再入射する反射光によるビームス
ポットの位置が、最初のビームスポットの位置からずれ
る。
【0055】図10(A)に、ビームスポットの位置関
係を示す。再入射する反射光により形成されるビームス
ポット41が、最初のビームスポット40からX軸の正
の向きにある距離だけずれた位置に形成される。加工対
象物をX軸の負の向きに移動させると、加工すべき点
が、まず再入射による反射光で照射され、その後、集光
レンズ24で収束されたレーザビームで照射される。再
入射する反射光で照射される時に、加工すべき点が予熱
される。これにより、加工品質を高めることができる。
【0056】また、加工対象物32をX軸の正の向きに
移動させると、加工すべき点が、まず集光レンズ24で
収束されたレーザビームで照射され、その後、再入射す
る反射光で照射される。このため、加工された点が急激
に冷却されることなく、徐冷される。これにより、加工
品質を高めることができる。
【0057】図10(B)に示すように、再入射する反
射光によるビームスポット41が、X軸方向に延びた長
円状になるようにしてもよい。この場合、加工すべき点
の予冷、及び加工された点の徐冷を行うことができる。
【0058】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集光レンズの焦点位置に置かれた加工対象物からの反射
光を、再び前記焦点位置に向かうよう反射させる反射鏡
を設けたことにより、レーザエネルギの利用効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるレーザ出射光学部
の構成図である。
【図2】図2(a)、(b)、(c)、及び(d)は、
加工対象物へのレーザ光の入射方向と反射光の分布密度
との関係を示すグラフである。
【図3】図3(a)及び(b)は、加工用レーザ光の入
射角と、その反射光との関係を説明するための図であ
る。
【図4】Al板に加工用レーザ光を1ショット照射した
後の状態を示す図であって、図4(a)は、従来のレー
ザ出射光学部を使用した場合、図4(b)は、第1の実
施例によるレーザ出射光学部を使用した場合を示す。
【図5】Al板に加工用レーザ光を連続的に照射した後
の状態を示す図であって、図5(a)は、従来のレーザ
出射光学部を使用した場合、図5(b)は、第1の実施
例によるレーザ出射光学部を使用した場合を示す。
【図6】SUS板に加工用レーザ光を照射してシーム溶
接を行なった後の状態を示す図であって、図6(a)
は、従来のレーザ出射光学部を使用した場合、図6
(b)は、本発明によるレーザ出射光学部を使用した場
合を示す。
【図7】第2の実施例によるレーザ出射光学部の凹面鏡
及びその取付け部分の断面図及び側面図である。
【図8】第2の実施例によるレーザ出射光学部も用いて
アルミニウム板を加工したときの溶け込み量とビード幅
とを、凹面鏡の高さの関数として示したグラフである。
【図9】第2の実施例によるレーザ出射光学部も用いて
SUS板を加工したときの溶け込み量とビード幅とを、
凹面鏡の高さの関数として示したグラフである。
【図10】第2の実施例によるレーザ出射光学部を用い
てレーザ加工する方法を説明するためのビームスポット
の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 加工用レーザ発振器 11 加工用光ファイバ 12 加工用光ファイバ連結部 13 加工用コリメーションレンズ 14 照明用光ファイバ 15 照明用光ファイバ連結部 16 照明用コリメーションレンズ 17 撮像装置 18 カメラ固定部 19 カメラ用結像レンズ 20 フィルタ 21 メインボディ 22 全反射ミラー 23 ハーフミラー 24 集光レンズ 25 凹面鏡 30 照明光源 31 ステージ 32 加工対象物 40 最初に入射するレーザビームのビームスポット 41 再入射する反射光のビームスポット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを出射するレーザ光源と、 前記レーザ光源から出射したレーザビームを、加工対象
    物の表面上の被加工点に集光させる集光光学系と、 前記加工対象物の表面からの反射光を、該加工対象物の
    表面に向かって反射させる反射鏡と、 前記反射鏡を、前記集光光学系の光軸に平行な方向に、
    該集光光学系に対して相対的に移動させ、ある位置で該
    集光光学系に対する相対位置を固定することができる反
    射鏡固定機構とを有するレーザ出射光学部。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡が凹面鏡であり、前記加工対
    象物の被加工点からの反射光が、該凹面鏡で反射して、
    該加工対象物の被加工点に再入射するように配置されて
    いる請求項1に記載のレーザ出射光学部。
  3. 【請求項3】 前記加工対象物の表面からの反射光が、
    前記反射鏡で反射して、該加工対象物の被加工点に再入
    射する際の入射角が、高々60°となるように前記反射
    鏡の大きさ及び形状が決められている請求項2に記載の
    レーザ出射光学部。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡固定機構は、前記反射鏡の反
    射面の向きを変化させ、ある向きで該反射鏡を固定する
    ことができる請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ出
    射光学部。
  5. 【請求項5】 レーザビームを出射するレーザ光源と、 保持面上に加工対象物を保持するステージと、 前記ステージの保持面に対して傾いた光軸を有し、前記
    レーザ光源から出射したレーザビームを、前記ステージ
    に保持されている加工対象物の表面上の被加工点に集光
    させる集光光学系と、 前記加工対象物の表面からの反射光を、該加工対象物の
    表面に向かって反射させる反射鏡とを有するレーザ加工
    装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記反射鏡を、前記集光光学系
    の光軸に平行な方向に、該集光光学系に対して相対的に
    移動させ、ある位置で該集光光学系に対する相対位置を
    固定することができる反射鏡固定機構を有する請求項5
    に記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 レーザビームを集光光学系により加工対
    象物の表面上の被加工点に集光させる工程と、 前記被加工点からの反射光を反射させ、前記被加工点に
    再入射させる反射光学系であって、再入射する光の照射
    領域が、前記集光光学系により集光されたレーザビーム
    の照射領域を内包するように構成された前記反射光学系
    により、前記被加工点からの反射光を反射させて該被加
    工点に再入射させる工程とを有するレーザ加工方法。
  8. 【請求項8】 レーザビームを集光光学系により加工対
    象物の表面上の被加工点に集光させる工程と、 前記被加工点からの反射光を反射させ、前記被加工点に
    再入射させる反射光学系であって、再入射する光が、少
    なくとも、前記集光光学系により集光されたレーザビー
    ムの照射領域から第1の方向にずれた位置に入射するよ
    うに構成された前記反射光学系により、前記被加工点か
    らの反射光を反射させて被加工点に再入射させる工程
    と、 前記レーザビームを照射しながら、前記加工対象物を、
    前記第1の方向もしくは該第1の方向とは反対の方向に
    移動させる工程とを有するレーザ加工方法。
  9. 【請求項9】 反射光学系で反射し、加工対象物に再入
    射する光の照射領域が、前記集光光学系により集光され
    たレーザビームの照射領域を含み、第1の方向に長くな
    るように構成されている請求項8に記載のレーザ加工方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101811227A (zh) * 2009-02-24 2010-08-25 王晓东 一种激光打孔方法和装置
JP2013066938A (ja) * 2004-08-16 2013-04-18 Loma Linda Univ Medical Center 材料加工方法および装置

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