JP2002058796A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002058796A
JP2002058796A JP2000251290A JP2000251290A JP2002058796A JP 2002058796 A JP2002058796 A JP 2002058796A JP 2000251290 A JP2000251290 A JP 2000251290A JP 2000251290 A JP2000251290 A JP 2000251290A JP 2002058796 A JP2002058796 A JP 2002058796A
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unit
tray
saucer
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JP2000251290A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受皿の奥側部分の十分な強度が得られると共
に、受皿ユニットおよびプレート部材の取付けを容易に
する遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技媒体を貯留可能な受皿を有する前扉
を備える遊技機である。前扉は、前面下部に受皿取付用
面状部が形成された前扉取付ベース部材と、受皿取付用
面状部に重ね合わさるように配されるプレート部材と、
プレート部材を挟み込むようにして前方から前扉取付ベ
ース部材に取り付けられる受皿ユニットとを含んで構成
される。受皿ユニットは、前扉取付ベース部材の取付部
に係止される係止部を背面側に備える。係止部を対応す
る取付部に係止させることで、受皿ユニットと前扉取付
ベース部材との間にプレート部材が介装された状態とな
るように、受皿ユニットが前記前扉取付ベース部材に取
り付けられる。これにより、受皿ユニットとプレート部
材で受皿が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体を貯留可
能な受皿を有し、本体枠に回動可能に軸支された前扉を
備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、前方に突出し
上側及び奥側が開口した受皿構成部を備える受皿ユニッ
トと、受皿構成部の奥側の開口部分を閉塞する板状金属
部材(プレート部材)とを予め組み付けたものをユニッ
ト化し(この状態で、受皿構成部の奥側の開口部分が板
状金属部材により閉塞されて受皿が構成されている)、
このユニット化したものを、前扉取付ベース部材に、背
面側からビスなどを用いて止着して取り付けるようにし
ていた。ここで、前扉取付ベース部材の下端部分は、下
向きに開口したコ字状に形成され、このコ字状の開口部
を塞ぐようにして、前記ユニット化した受皿ユニットお
よび板状金属部材を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような構造であると、受皿の奥側部分には、板状金属部
材しか存在しないため、受皿の奥側部分の強度があまり
大きくなかった。さらに、受皿ユニットと板状金属部材
とをユニット化したものを、前扉取付ベース部材の背面
側からビスなどを用いて止着する必要があったため、例
えば、1人の作業者が前記ユニット化したものが所定位
置となるように支えながら、もう1人の作業者が背面側
からビス止めするといった作業を行う必要があり、取付
けが面倒であるといった問題があった。また、受皿ユニ
ットと板状金属部材をユニット化したものを前扉取付ベ
ース部材の下端部分にしっかりと取り付けるために、前
扉取付ベース部材の下端部分のうちコ字状開口部の左右
両側にて棒状に垂下する部分が、強度的な問題からどう
しても必要であった。従って、この棒状に垂下する部分
のために、受皿ユニットの横幅が前扉取付ベース部材の
横幅よりも狭くなってしまい、この結果、受皿の横幅も
狭くなるとともに、どの機種においても似たようなデザ
インの受皿になってしまうといった問題があった。しか
も、通常、受皿の横隣に設けられる灰皿の大きさについ
ても、どの機種においても概ね同様であるため、どの機
種においても受皿の大きさが概ね同様に定まってしまっ
ていた。これに対し、パチスロ遊技機においては、一回
の大当りに対して得られるメダルの枚数が(例えば、従
来350枚程度だったものが500〜700枚程度に)
増える傾向にある。従って、大きな容積の受皿が望まれ
ている。
【0004】さらに、従来、受皿の奥側の面(プレート
部材の前面)は平面となっており、受皿内に貯留された
メダルが、その平面部分で受皿の奥側の面にぴったりと
当接して立った状態となる場合があった。この場合、メ
ダルとプレート部材との隙間がないため、受皿からのメ
ダルの掻き出しが容易でないなどといったように、受皿
からのメダルを取り出しが困難である。
【0005】また、受皿がメダルで一杯になったときに
は、受皿の手前側からメダルを掻き出して、受皿の手前
側下方に保持した別な容器(メダル用の容器)に移し替
える作業を行うのが一般的である。容器の横幅は、受皿
の横幅よりも小さいことが通常であるため、容器を、そ
の一部分が受皿と重なるように受皿の下側に配置した状
態でメダルを掻き出すと、容器の左右両脇からメダルが
こぼれてしまう。また、容器を受皿の手前側下方に配置
した状態でメダルを掻き出すと、受皿と容器との間に隙
間が生じて、この隙間からメダルがこぼれ落ちてしま
う。このように、従来は、受皿からメダルを移し替える
作業が容易でなかった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、受皿の奥側部分の十分な強度
が得られると共に、受皿ユニットおよびプレート部材の
取付けを容易にし、さらに望ましくは、上記した他の課
題をも解決する遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技媒体を貯留可能な受皿
を有し、本体枠に回動可能に軸支された前扉を備える遊
技機において、前記前扉は、前記本体枠に回動可能に軸
支され、前面下部に受皿取付用面状部が形成された前扉
取付ベース部材と、前記受皿取付用面状部に重ね合わさ
るように配されるプレート部材と、前方に突出し上側及
び奥側が開口した受皿構成部を備え、前記プレート部材
を挟み込むようにして前方から前記前扉取付ベース部材
に取り付けられる受皿ユニットと、を含んで構成され、
前記受皿ユニットは、背面側の上下部分から各々後方に
突出した状態に設けられた係止部を備える一方で、前記
前扉取付ベース部材は、前記受皿ユニットの係止部に対
応する箇所に設けられ、該係止部が係止される取付部を
備え、前記受皿ユニットの係止部を前記前扉取付ベース
部材の対応する取付部に係止させることで、前記受皿ユ
ニットと前記前扉取付ベース部材との間に前記プレート
部材が介装された状態となるように、前記受皿ユニット
が前記前扉取付ベース部材に取り付けられることによ
り、前記受皿構成部の奥側の開口部分が前記プレート部
材により閉塞されて前記受皿が構成されていることを特
徴としている。
【0008】ここで、遊技媒体とは、例えば、メダルで
あることが挙げられるが、メダルに限らず遊技球であっ
ても良い。また、プレート部材とは、例えば、金属製の
ものであることが挙げられるが、金属製のものに限ら
ず、例えば、樹脂製のものであってもよい。さらに、取
付ベース部材の取付部は、例えば、受皿ユニットの係止
部を挿入して係止するための開口部であることが挙げら
れるが、取付部は、その他であっても、例えば、係止部
が係止される凹部であっても良い。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、前扉取
付ベース部材の前面下部には、受皿取付用面状部が形成
され、この受皿取付用面状部に重ね合わさるようにプレ
ート部材が配されるので、受皿の奥側部分は、プレート
部材に加えて受皿取付用面状部が配された二重構造とな
る。従って、従来のように、受皿の奥側部分にプレート
部材しかない場合と較べて、受皿の奥側部分の強度を向
上させることができる。さらに、受皿ユニットを前扉取
付ベース部材に取り付けることにより、受皿ユニットと
前扉取付ベース部材との間にプレート部材が介装された
状態となる。即ち、受皿ユニットとプレート部材とを前
扉取付ベース部材に一括して取り付けることができるの
で、この取付け作業が容易である。しかも、この取り付
け作業は、前方から行うので、従来のように、背面側か
ら行う必要が無く、取り付け作業がより容易である。加
えて、この取り付け作業は、受皿ユニットの背面側の上
下部分から各々後方に突出した状態に設けられた係止部
を、前扉取付ベース部材の対応する箇所に設けられた取
付部に係止させて行うので、さらにその後ビス止めを行
うとしても1人の作業者が全ての取り付け工程を順次行
うことができるため、取り付け作業がより容易である。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記受皿ユニットの上側を手前側に傾倒
させた状態で、前記受皿ユニットの下側の係止部を、前
記前扉取付ベース部材の対応する箇所に開口した状態に
設けられた取付部に、先に、挿入して係止させ、該係止
部分を支点として、前記受皿ユニットを略垂直に立てる
方向に回動させて、前記受皿ユニットの上側の弾性変形
自在な係止部を前記前扉取付ベース部材の対応する箇所
に開口した状態に設けられた取付部内に挿入させて係止
させることで、前記受皿ユニットが前記前扉取付ベース
部材に取り付けられていることを特徴としている。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、先に、
受皿ユニットの上側を手前側に傾倒させた状態で、受皿
ユニットの下側の係止部を、前扉取付ベース部材の対応
する箇所に開口した状態に設けられた取付部に係止させ
るので、係止部と取付部とを上側から目視しながら位置
合わせして係止作業を行うことができる。従って、この
係止作業を速やかに、かつ、正確になし得る。また、下
側の係止部を対応する取付部に係止した後は、この係止
部分を支点として受皿ユニットを起きあがらせて、受皿
ユニットを前扉取付ベース部材側に押し込んで上側の弾
性変形自在な係止部を対応する取付部に係止させるとい
った極簡単な作業を行うことで、受皿ユニットの取り付
けがなされる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、前記受皿は、前記遊技媒体として
のメダルを貯留可能なものであり、前記プレート部材の
前面のうち、メダルの直径よりも前記受皿の底面から近
い位置には、前方に向けて突出する突出部が、前記受皿
の横幅方向に沿って形成されていることを特徴としてい
る。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、プレー
ト部材の前面のうち、メダルの直径よりも前記受皿の底
面から近い位置に形成された突出部の作用により、受皿
の奥で、メダルが、その平面部分でプレート部材の前面
にぴったりと当接して立った状態となってしまうことを
防止できる。この結果、受皿からのメダルの取出しをス
ムーズに行うことができ、また、受皿の奥で、プレート
部材の前面に当接して立った状態のメダルを遊技者が見
落としてしまうこともなくなる。
【0014】ここで、突出部は、受皿の横幅方向に亘っ
て連続的に形成された一条の突出部であっても良いし、
或いは、所定間隔に設けられた複数の突出部であっても
良い。このうち、突出部を受皿の横幅方向に亘って連続
的に形成した場合には、プレート部材の強度を向上させ
ることができるといった副次的効果を得られる。また、
複数の突出部を設ける場合は、突出部同士の間隔が、メ
ダルの直径より狭くなるようにすることが望ましい。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の遊技機において、前記受皿ユニットの横
幅が、前記前扉の横幅と略等しく設定されていることを
特徴としている。
【0016】この請求項4記載の発明によれば、受皿ユ
ニットの横幅が、前扉の横幅と略等しく設定されている
ので、従来よりも横幅が大きい受皿ユニットとすること
ができるため、受皿の横幅を従来よりも大きく設定する
ことが可能となる。従って、一回の大当りに対して得ら
れるメダルの枚数が多いパチスロ遊技機などにも好適に
適用できる。また、受皿の横幅を従来よりも大きく設定
することによりスペースに余裕が生まれるため、受皿の
デザイン面での自由度を高めることもできる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の遊技機において、前記受皿ユニットの左
右両側面には、該受皿ユニットを持つ際の滑りを防止す
るための凹凸部が形成されていることを特徴としてい
る。
【0018】ここで、凹凸部は、例えば、長手方向が前
後方向となるように複数条の溝部を形成することにより
構成されたものであることが挙げられるが、滑りを防止
する凹凸部であればその他であっても良い。
【0019】この請求項5記載の発明によれば、受皿ユ
ニットの左右両側面には、該受皿ユニットを持つ際の滑
りを防止するための凹凸部が形成されているので、この
凹凸部により、受皿ユニットを持って前扉取付ベース部
材に取り付ける際に手が滑ってしまうことを防止でき
る。さらに、受皿ユニットの取付け後においては、該受
皿ユニットの左右両側面を持って遊技機を持ち運ぶ際、
あるいは、該受皿ユニットの左右両側面を持って前扉を
開け閉めする際に手が滑ってしまうことを防止できる。
【0020】請求項6記載の発明は、遊技媒体を貯留可
能な受皿を有し、本体枠に回動可能に軸支された前扉を
備える遊技機において、前記受皿は、手前側の所定部分
に、前方に向けて突出するように拡張されて該受皿から
の遊技媒体の取出しを容易にする遊技媒体取り出し部を
備えていることを特徴としている。
【0021】この請求項6記載の発明によれば、受皿の
手前側の所定部分には、前方に向けて突出するように拡
張された遊技媒体取り出し部が備えられているので、こ
の遊技媒体取り出し部の下方に容器を配置した状態で受
皿からメダルを掻き出すようにすれば、メダルをこぼさ
ずに容器に移し替えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明
に係る遊技機の適例としてのスロットマシン、中でも特
にパチスロ遊技機について説明を行うものである。
【0023】〔第1の実施の形態〕図2に示すように、
パチスロ遊技機100の本体部1の機枠(本体枠)1a
の片側には、前扉2が開閉(回動)可能に軸支されてお
り、図1に示すように、前扉2を閉じた状態では本体部
1の前面に前扉2が設けられた状態となるようにされて
いる。ここで、図4に示すように、前扉2は、該前扉2
の主構造体である前扉取付ベース部材40と、この前扉
取付ベース部材40に対し直接的又は間接的に設けられ
た各種構成要素からなっている。前扉取付ベース部材4
0は、上下のベース部材40a,40bからなる分割構
造をなし、これら上下のベース部材40a,40bは、
裏側左右に長板状の鍵ユニット35と蝶番ユニット36
とが固定されることで互いに連結されている。ここで、
鍵ユニット35は、長板状の板状部材35aに鍵穴15
を有する鍵装置35bが設けられて構成され、蝶番ユニ
ット36は、長板状の板状部材36aに蝶番装置36b
が設けられて構成されている。このうち、蝶番ユニット
36の蝶番装置36bが、図2に示すように機枠1aの
内側の一側方に設けられた板状部材1bに取付けられ、
これにより前扉取付ベース部材40は機枠1aに対し回
動自在となり、従って、前扉2も機枠1aに対し回動自
在となっている。
【0024】図1に示すように、前扉2の前面には、音
声による遊技の演出を行うスピーカ部3,3、表示によ
り遊技の演出を行う演出表示装置4aを透視可能な演出
表示窓4、内部に設けられたリール20a,20b,2
0cを透視可能なリール表示窓5、メダルの投入を行う
ためのメダル投入口6、メダルのクレジット枚数を表示
するクレジット枚数表示部7、メダルの払い出し枚数を
表示する払出枚数表示部8、限度枚数(例えば、3枚)
のメダルのベットを行うためのマックスベットボタン
9、メダルのベットを1枚ずつ行うための1ベットボタ
ン10、遊技の進行に関する表示を行う遊技進行表示部
11、クレジットされたメダルの払出を行うためのメダ
ル返却スイッチ12、リール20a〜20cの回転を開
始させることで可変表示遊技を開始するためのスタート
レバー13、リール20a,20b,20cの回転をそ
れぞれ停止させるためのストップボタン14a,14
b,14c、前扉2を開くための鍵が差し込まれる鍵穴
15、前扉2の前面の下部領域を構成する飾り板部16
等が設けられ、さらに、前扉2の前面の最下部には灰皿
17およびメダルを貯留するための受皿18が配設され
ている。
【0025】また、図2及び図3に示すように、前扉2
の背面側には、スピーカ部3,3の背面側に対応する箇
所に配されたスピーカ3a,3a、演出表示装置4aの
背面側に設けられ、パチスロ遊技機100に備えられる
各種電気部品と制御装置70とを接続する配線を中継す
る中継基板78(図2では省略)、メダル投入口6より
投入されたメダルをホッパー80に誘導するメダル誘導
樋85、ホッパー80から払い出されたメダルや、メダ
ル投入口6から投入されたにも拘わらず受け入れられな
いでメダル誘導樋85から戻されたメダルを受皿18に
流下案内するメダル流下樋86などが設けられている。
【0026】さらに、図2に示すように、本体部1の機
枠1aの内部には、複数の図柄を可変表示可能なリール
装置(可変表示装置)200、メダルの貯留および受皿
18へのメダルの払い出しを行うホッパー80、このホ
ッパー80からオーバーフローしたメダルを貯留する貯
留箱90、電源基板(図示略)を収容する基板ボックス
75、遊技に関する制御を行う制御装置70等が設けら
れている。このうち、制御装置70は、ホッパー80に
よるメダルの払い出し動作、リール装置200によるリ
ール20a〜20cを回転動作の他、演出表示装置4a
やその他の表示部による表示動作の制御を行うようにな
っている。また、リール装置200は、各々複数の図柄
が付されたリール20a〜20c、該リール20a〜2
0cを回転駆動させるためのステッピングモータ(図示
略)等を備えている。
【0027】また、図4に示すように、前扉取付ベース
部材40には、他に、リール表示窓5の上方に配設され
た上部装飾部材31、リール表示窓5の左右に配設され
た上部左右装飾部材32,32、前扉取付ベース部材4
0の下部中央に配され、パチスロ遊技機100に関する
情報(パチスロ遊技機100の機種名など)が表面に示
された化粧用パネル16、この化粧用パネル16の左右
に配設された下部左右レンズ部材33,33、および、
化粧用パネル16の下側において板状金属部材(プレー
ト部材)60を挟み込むようにして前扉取付ベース部材
40に取付けられた受皿ユニット50などの構成要素が
設けられている。
【0028】なお、スタートレバー13、ストップボタ
ン14a〜14c、および、メダル投入口6のカバー部
材6a等は、カバー部材37を介して、前扉取付ベース
部材40に取付けられている。
【0029】パチスロ遊技機100は、以上のように概
略構成されていて、以下に説明するようにして遊技が行
われるようになっている。
【0030】先ず、メダル投入口6よりメダルを投入し
た状態で、或いは、マックスベットボタン9又は1ベッ
トボタン10の操作によりベットを行った状態で、スタ
ートレバー13を操作する。すると、リール装置200
のステッピングモータによりリール20a〜20cが回
転駆動され、これによりリール20a〜20cに付され
た複数の図柄がリール表示窓5にて移動する可変表示遊
技が行われる。その後、ストップボタン14a〜14c
を操作することでリール20a〜20cの回転駆動がそ
れぞれ停止され、リール表示部5において、各リール2
0a〜20c毎に3つずつの図柄が停止表示される。こ
のように、メダル投入口6にメダルが投入されたことな
どに基づき所定の遊技が行われた結果、リール表示部5
にて予め設定された有効な表示ライン上において停止表
示された図柄の組合せに応じて、メダルの払い出しの有
無などが決定される。また、特に、可変表示遊技の結
果、リール表示部5にて停止表示された図柄が、表示ラ
イン上において特定表示結果(例えば、7,7,7のぞ
ろ目など)となると特別遊技状態を発生して所定の遊技
価値(例えば、メダルの大量獲得が可能な状態など)を
付与可能となる。通常の遊技中、又は特別遊技状態にお
いて、メダルの払い出しがある場合には、所定数のメダ
ルがクレジットされるか、又は、ホッパー80から受皿
18に払い出される。
【0031】次ぎに、本発明に係る要部の構成について
説明する。
【0032】先ず、図4〜図6に示すように、前扉取付
ベース部材40の前面下部には、板状金属部材60を介
在させて受皿ユニット50を取付けるための受皿取付用
面状部400が、例えば、略平面となるように形成され
ている。この受皿取付用面状部400には、後述する係
止部51,51、57,57を係止して受皿ユニット5
0を取付けるための取付用開口部(取付部)45,4
5、41,41が形成されている。このような受皿取付
用面状部400に対し、該受皿取付用面状部400と受
皿ユニット50との間に板状金属部材60を挟み込むよ
うにして受皿ユニット50が取付けられることで、受皿
18が構成されるようになっている。
【0033】受皿ユニット50は、横幅が前扉取付ベー
ス部材40の横幅と略等しく設定されており、受皿18
の大部分を構成する受皿構成部18aと、この受皿構成
部18aの横隣に設けられた灰皿17とを備えて概略構
成されている。このうち、受皿構成部18aは、底面
と、手前側および左右の壁部と、を備えて、全体として
前方に突出した受皿形状に形成されており、さらに上側
開口部53及び奥側開口部54を有している。このう
ち、奥側開口部54は、受皿ユニット50を受皿取付用
面状部400に取り付けた際に、板状金属部材60の前
面18bにより塞がれ、これにより受皿構成部18aと
前面18bとで受皿18が構成されるようになってい
る。また、受皿ユニット50には、受皿取付用面状部4
00の取付用開口部45,45、41,41に係止され
る係止部51,51、57,57が形成されている。こ
のうち、係止部51,51は受皿ユニット50の背面側
の上側部分において、左右に離間しており、それぞれ後
方に向けて突出形成されている。同様に、係止部57,
57は受皿ユニット50の背面側の下側部分において左
右に離間しており、それぞれ後方に向けて突出形成され
ている。さらに、受皿ユニット50の左右両側の側面に
は、該受皿ユニット50を手に持つ際の滑りを防止する
ための凹凸部58が形成されている(図7参照)。この
凹凸部58は、例えば、前後に長尺な複数の溝部を並行
に形成することで構成されている。
【0034】板状金属部材60は、前扉取付ベース部材
40の受皿取付用面状部400と同様の寸法に形成され
た、左右に長尺な平板状の金属部材である。この板状金
属部材60には、受皿ユニット50の係止部51,5
1、57,57に対応して、該係止部51,51、5
7,57により板状金属部材60を所定位置に位置決め
するための切り欠き部61,…が形成されている。
【0035】さらに、板状金属部材60の前面18aの
下部には、受皿18の奥側において、メダルが、その平
面部分で前面18aにぴったりと当接して立った状態と
なってしまうことにより、受皿18からメダルが取り出
せなくなってしまうことを防止するために、前方に向け
て突出形成された突出部65が設けられている。ここ
で、突出部65は、受皿18の横幅方向に亘って連続的
に形成されている。なお、受皿18の底面52から突出
部65までの距離は、メダルの直径よりも近く設定され
ている。
【0036】次ぎに、受皿ユニット50および板状金属
部材60の取付け作業について説明する。
【0037】先ず、板状金属部材60を前扉取付ベース
部材40の受皿取付用面状部400との間に挟み込むよ
うにして、受皿ユニット50を前方から前扉取付ベース
部材40に取り付ける。
【0038】この際、先ず、受皿ユニット50の上側を
手前側に傾倒させた状態で、受皿ユニット50の下側の
係止部57,57を、前扉取付ベース部材40の対応す
る取付用開口部41,41に挿入して係止させ、次い
で、該係止部分を支点として、受皿ユニット50を略垂
直に立てる方向に回動させて、受皿ユニット50の上側
の弾性変形自在な係止部51,51を前扉取付ベース部
材40の対応する取付用開口部45,45に挿入させて
係止させる。従って、最初の係止作業は、上側から目視
しながら位置合わせして行うことにより、速やかに、か
つ、正確になし得る。そして、その後は、この係止部分
を支点として受皿ユニット50を起きあがらせて、受皿
ユニット50を前扉取付ベース部材40側に押し込んで
上側の係止部51,51を対応する取付用開口部45,
45に係止させるといった極簡単な作業を行うことで、
受皿ユニット50の取り付けがなされる。
【0039】なお、最初の係止作業の際に、板状金属部
材60を、該板状金属部材60の下側の切り欠き部6
1,61を、受皿ユニット50の下側の係止部57,5
7に嵌め合わせて、板状金属部材60を位置決めしてお
くと良い。このようにしておくと、受皿ユニット50の
上側の係止部51,51を取付用開口部45,45に係
止させる際には、該上側の係止部51,51が、板状金
属部材60の上側の切り欠き部61,61を介して取付
用開口部45,45に係止されて、該上側の係止部5
1,51により板状金属部材60の上側部分が位置決め
される。
【0040】加えて、受皿ユニット50を前扉取付ベー
ス部材40に取付ける作業の際、受皿ユニット50の左
右両側の側面に形成された凹凸部58により、受皿ユニ
ット50を持つ手が滑らない。
【0041】また、ここで、前扉取付ベース部材40の
下側の取付用開口部41,41の下側には、受皿取付用
面状部400よりも手前側に迫り出した載置面47が形
成されている。このため、受皿ユニット50の下側の係
止部57,57を取付用開口部41,41に挿入して係
止させる際には、載置面47に係止部57,57を載置
した状態で該係止部57,57を、載置面47上を滑ら
せるようにして受皿ユニット50を押し込むことで、係
止部57,57を取付用開口部41,41に係止でき
る。さらに、載置面47は、受皿ユニット50を前扉取
付ベース部材40に取り付けた後に受皿ユニット50の
奥側下面を支持する機能も兼ね備えている。
【0042】また、係止部57の先端部は、下側に向け
て鉤状に折れ曲がった鉤状部57aとなっており、係止
部57が取付用開口部41に挿入された後は、鉤状部5
7aが取付用開口部41の下側部分と係合して、係止部
57を持ち上げない限りは、係止部57を手前側に引き
抜くことができないようになっている。なお、取付用開
口部41,41は、係止部57,57の鉤状部57a,
57aを挿入可能で、かつ、係止部57,57と係合さ
せた状態で受皿ユニット50を回動可能な余裕空間を有
する寸法・形状に設定されている。さらに、受皿ユニッ
ト50の上側の係止部51,51の先端部は、先細に形
成された鉤状部51a,51aとなっている。その一方
で、前扉取付ベース部材40の上側の取付用開口部4
5,45は、鉤状部51a,51aが丁度通過可能な、
あるいは、鉤状部51a,51aが弾性変形により僅か
に押しつぶされて通過可能となるような寸法・形状に設
定されている。加えて、係止部51,51の基端部側
は、上下方向に弾性変形可能な弾性変形可能部55,5
5をなしており、係止部51,51と取付用開口部4
5,45との上下位置に若干の誤差があった場合にも、
この誤差を、該弾性変形可能部55,55の弾性変形に
より許容可能となっている。
【0043】また、このように、受皿ユニット50を前
扉取付ベース部材40に係止させて取付けることで、板
状金属部材60が、前扉取付ベース部材40の受皿取付
用面状部400と受皿ユニット50との間に介装され
て、受皿取付用面状部400に重ね合わさった状態とな
る。また、この際、受皿構成部18aの奥側開口部54
が板状金属部材60の前面18bにより塞がれ、受皿構
成部18aと前面18bとにより受皿18が構成され
る。
【0044】さらに、以上のような係止構造により、受
皿ユニット50を前扉取付ベース部材40に取り付けた
後には、より確実な固定を行うためにビスなどによる止
着も行うようになっている。即ち、前扉取付ベース部材
40の受皿取付用面状部400と、板状金属部材60に
は、それぞれ、止着部材(ビス等)を挿通するための止
着孔41,…、42,…が形成されており、これら止着
孔41,…、42,…を介して、前扉取付ベース部材4
0の裏側から、受皿ユニット50に止着部材を螺入する
ことで、受皿ユニット50が前扉取付ベース部材40に
止着される。
【0045】なお、前扉取付ベース部材40の受皿取付
用面状部400には、メダル流下樋86により流下案内
されたメダルを受皿18に払い出すためのメダル払出口
43が開口している一方で、板状金属部材60にも、該
メダル払出口43に対応して、メダル払出口63が形成
されている。従って、上記のように、受皿ユニット50
と板状金属部材60とを、前扉取付ベース部材40に取
付けることで、前扉取付ベース部材40と板状金属部材
60のメダル払出口43,63が重ね合わせられ、これ
らメダル払出口43,63を介して、受皿18にメダル
を払い出し可能な状態とされている。
【0046】以上のように、本発明に係る第1の実施の
形態によれば、前扉取付ベース部材40の前面下部に形
成された受皿取付用面状部400に重ね合わさるように
板状金属部材60が配されるので、受皿18の奥側部分
は、板状金属部材60に加えて受皿取付用面状部400
が配された二重構造となり、受皿18の奥側部分の強度
を向上させることができる。さらに、受皿ユニット50
を、板状金属部材60を挟み込むようにして前扉取付ベ
ース部材40に取り付けることにより、受皿ユニット5
0と前扉取付ベース部材40との間に板状金属部材60
が介装された状態となって、受皿ユニット50と板状金
属部材60とが前扉取付ベース部材40に一括して取り
付けられるため、取付け作業が容易である。しかも、こ
の取り付け作業は、前方から行うので、取り付け作業が
より容易である。加えて、この取り付け作業は、受皿ユ
ニット50の係止部51,51、57,57を、前扉取
付ベース部材40の取付用開口部45,45、41,4
1に係止させて行うので、さらにその後ビス止めを行う
としても1人の作業者が全ての取り付け工程を順次行う
ことができるため、取り付け作業がより容易である。
【0047】さらに、板状金属部材60の前面のうち、
メダルの直径よりも受皿18の底面52から近い位置に
は、前方に向けて突出する突出部65が、受皿の横幅方
向に沿って形成されているので、メダルが、その平面部
分でプレート部材の前面にぴったりと当接して立った状
態となってしまうことを防止でき、この結果、受皿から
のメダルの取出しをスムーズに行うことができる。
【0048】また、受皿ユニット50の横幅が、前扉2
の横幅と略等しく設定されているので、受皿18の横幅
を従来よりも大きく設定できる。従って、一回の大当り
に対して得られるメダルの枚数が多いパチスロ遊技機な
どにも好適に適用できる。また、受皿18の横幅を従来
よりも大きく設定することによりスペースに余裕が生ま
れるため、受皿18のデザイン面での自由度も高められ
る。ここで、前扉取付ベース部材40が受皿取付用面状
部400を備えるために、受皿ユニット50の前扉取付
ベース部材40に対する十分な取付け強度が得られ、そ
の結果、従来のように前扉取付ベース部材の左右下端に
て棒状に垂下する部分が必要なくなり、これにより、受
皿ユニット50の横幅を前扉2の横幅と略等しく設定で
きるようになっていると言える。
【0049】加えて、受皿ユニット50の左右両側面に
は、該受皿ユニット50を持つ際の滑りを防止するため
の凹凸部58が形成されているので、受皿ユニット50
を持って前扉取付ベース部材40に取り付ける際に手が
滑ってしまうことを防止できる。さらに、受皿ユニット
50の取付け後においては、該受皿ユニット50の左右
両側面を持ってパチスロ遊技機100を持ち運ぶ際、あ
るいは、該受皿ユニット50の左右両側面を持って前扉
2を開け閉めする際に手が滑ってしまうことを防止でき
る。
【0050】なお、上記の第1の実施の形態では、受皿
ユニット50の上側の係止部51と、下側の係止部57
と、前扉取付ベース部材40の上側の取付用開口部45
と、下側の取付用開口部41とが、それぞれ2つずつの
構成を例示したが、これら各構成要素の数は、それぞれ
任意であり、1つであってもよいし、3つ以上であって
も良い。さらに、受皿取付用面状部400は平面に限ら
ず、曲面状でも良く、これに合わせて、板状金属部材6
0も曲面板状であってもよい(例えば、受皿18が奥側
に凸に広がった形状となるようにしても良い)。
【0051】〔第2の実施の形態〕この第2の実施の形
態は、受皿18がメダル取り出し部300を備える点に
おいて上記の第1の実施の形態と異なるのみであり、そ
の他の点では上記の第1の実施の形態と同様であるの
で、パチスロ遊技機100のうち、第1及び第2の実施
の形態で同様の構成要素については同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0052】図8に示すように、受皿ユニット50の手
前側の起立壁部の所定部分は、前方に向けて突出するよ
うに屈曲形成されており、この結果、受皿18は、前方
に向けて突出するように拡張されて該受皿18からのメ
ダルの取出しを容易にする遊技媒体取り出し部300
を、手前側の所定部分に備えた構成とされている。
【0053】図9に示すように、この遊技媒体取り出し
部300は、例えば、上側に向かうに従って、より前方
に突出した形状に構成されている。また、この遊技媒体
取り出し部300の下部は、受皿18の底面52から段
差無く連続的に形成されていることが望ましい。なお、
遊技媒体取り出し部300の位置は、図8の(a)、
(b)に例示するように、受皿18の手前側であれば、
どこでもよい。
【0054】以上のように、本発明に係る第2の実施の
形態によれば、受皿18の手前側の所定部分には、前方
に向けて突出するように拡張されて該受皿18からのメ
ダルの取出しを容易にする遊技媒体取り出し部300を
備えているので、図9に示すように、メダル用の容器Y
を遊技媒体取り出し部300の手前側斜め下方に配置し
た状態で、遊技媒体取り出し部300からメダルM,…
を掻き出すようにすれば、メダルMをこぼさずに別な容
器Yに移し替えることができる。また、この遊技媒体取
り出し部300は、上側に向かうに従って、より前方に
突出しているので、遊技媒体取り出し部300からメダ
ルM,…を掻き出す際に、より一層確実に、メダルを容
器Y内に正確に流下させやすくなっている。さらに、遊
技媒体取り出し部300の下部と受皿18の底面52と
の間に段差がないので、底面52上のメダルを遊技媒体
取り出し部300側へと掻き出しやすい。
【0055】なお、本発明はこの実施の形態のパチスロ
遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他
のパチスロ遊技機、メダルではなく遊技球を用いて遊技
を行うパチスロ遊技機、パチンコ遊技機、アレンジボー
ル遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機等にも適用可能
である。加えて、今回開示された実施の形態はすべての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る遊技機によれ
ば、受皿の奥側部分は、プレート部材に加えて受皿取付
用面状部が配された二重構造となるので、受皿の奥側部
分の強度を向上させることができる。さらに、受皿ユニ
ットとプレート部材とを前扉取付ベース部材に一括して
取り付けることができるので、この取付け作業が容易で
ある。しかも、この取り付け作業は、前方から行うの
で、取り付け作業がより容易である。加えて、この取り
付け作業は、受皿ユニット係止部を、前扉取付ベース部
材の対応する取付部に係合させて行うので、さらにその
後ビス止めを行うとしても1人の作業者が全工程を順次
行うことができ、取り付け作業がより容易である。
【0057】請求項2記載の発明に係る遊技機によれ
ば、受皿ユニットを手前側に傾倒させた状態で下側の係
止部を、前扉取付ベース部材の対応する取付部に係止さ
せるので、係止部と取付部とを上側から目視しながら位
置合わせして、速やかに、かつ、正確に係止作業を行う
ことができる。また、下側の係止部を対応する取付部に
係止した後は、この係止部分を支点として受皿ユニット
を起きあがらせて、受皿ユニットの上側の係止部を対応
する取付部に係止させるといった極簡単な作業を行うこ
とで、受皿ユニットの取り付けがなされる。
【0058】請求項3記載の発明に係る遊技機によれ
ば、受皿からのメダルの取出しをスムーズに行うことが
でき、また、受皿の奥で、プレート部材の前面に当接し
て立った状態のメダルを遊技者が見落としてしまうこと
もなくなる。
【0059】請求項4記載の発明に係る遊技機によれ
ば、従来よりも横幅が大きい受皿ユニットとすることが
できるため、受皿の横幅を従来よりも大きく設定するこ
とが可能となる。従って、一回の大当りに対して得られ
るメダルの枚数が多いパチスロ遊技機などにも好適に適
用できる。また、受皿の横幅を従来よりも大きく設定す
ることによりスペースに余裕が生まれるため、受皿のデ
ザイン面での自由度を高めることもできる。
【0060】請求項5記載の発明に係る遊技機によれ
ば、受皿ユニットの左右両側面に形成された凹凸部によ
り、受皿ユニットを持って前扉取付ベース部材に取り付
ける際に手が滑ってしまうことを防止できる。
【0061】請求項6記載の発明に係る遊技機によれ
ば、遊技媒体取り出し部からメダルを掻き出すようにす
れば、メダルをこぼさずに別な容器に移し替えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチスロ遊
技機を示す正面図である。
【図2】前扉を開いた状態のパチスロ遊技機を示す全体
斜視図である。
【図3】前扉の裏面図である。
【図4】前扉の構成要素(一部省略)の分解斜視図であ
る。
【図5】図1のA−A矢視断面図である。
【図6】図1のB−B矢視断面図である。
【図7】受皿ユニットの側部を示す断面図である。
【図8】受皿が遊技媒体取り出し部を備える場合の要部
の平面図である。
【図9】遊技媒体取り出し部からメダルを掻き出す際の
メダルの流下態様を示す図である。
【符号の説明】
1a 機枠(本体枠) 2 前扉 18 受皿 40 前扉取付ベース部材 45,45 取付用開口部(取付部) 41,41 取付用開口部(取付部) 400 受皿取付用面状部 18a 受皿構成部 54 奥側開口部 50 受皿ユニット 51,51 (上側の)係止部 57,57 (下側の)係止部 58 凹凸部 60 板状金属部材(プレート部材) 100 パチスロ遊技機(遊技機)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技媒体を貯留可能な受皿を有し、本体枠
    に回動可能に軸支された前扉を備える遊技機において、 前記前扉は、 前記本体枠に回動可能に軸支され、前面下部に受皿取付
    用面状部が形成された前扉取付ベース部材と、 前記受皿取付用面状部に重ね合わさるように配されるプ
    レート部材と、 前方に突出し上側及び奥側が開口した受皿構成部を備
    え、前記プレート部材を挟み込むようにして前方から前
    記前扉取付ベース部材に取り付けられる受皿ユニット
    と、を含んで構成され、 前記受皿ユニットは、背面側の上下部分から各々後方に
    突出した状態に設けられた係止部を備える一方で、 前記前扉取付ベース部材は、前記受皿ユニットの係止部
    に対応する箇所に設けられ、該係止部が係止される取付
    部を備え、 前記受皿ユニットの係止部を前記前扉取付ベース部材の
    対応する取付部に係止させることで、前記受皿ユニット
    と前記前扉取付ベース部材との間に前記プレート部材が
    介装された状態となるように、前記受皿ユニットが前記
    前扉取付ベース部材に取り付けられることにより、前記
    受皿構成部の奥側の開口部分が前記プレート部材により
    閉塞されて前記受皿が構成されていることを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】前記受皿ユニットの上側を手前側に傾倒さ
    せた状態で、前記受皿ユニットの下側の係止部を、前記
    前扉取付ベース部材の対応する箇所に開口した状態に設
    けられた取付部に、先に、挿入して係止させ、 該係止部分を支点として、前記受皿ユニットを略垂直に
    立てる方向に回動させて、前記受皿ユニットの上側の弾
    性変形自在な係止部を前記前扉取付ベース部材の対応す
    る箇所に開口した状態に設けられた取付部内に挿入させ
    て係止させることで、 前記受皿ユニットが前記前扉取付ベース部材に取り付け
    られていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記受皿は、前記遊技媒体としてのメダル
    を貯留可能なものであり、 前記プレート部材の前面のうち、メダルの直径よりも前
    記受皿の底面から近い位置には、前方に向けて突出する
    突出部が、前記受皿の横幅方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記受皿ユニットの横幅が、前記前扉の横
    幅と略等しく設定されていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記受皿ユニットの左右両側面には、該受
    皿ユニットを持つ際の滑りを防止するための凹凸部が形
    成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】遊技媒体を貯留可能な受皿を有し、本体枠
    に回動可能に軸支された前扉を備える遊技機において、 前記受皿は、 手前側の所定部分に、前方に向けて突出するように拡張
    されて該受皿からの遊技媒体の取出しを容易にする遊技
    媒体取り出し部を備えていることを特徴とする遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181221A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sophia Co Ltd スロット遊技機、およびスロット遊技機の機種交換方法
JP2008093333A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013188524A (ja) * 2013-06-07 2013-09-26 Sammy Corp スロットマシン

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