JP2013188524A - スロットマシン - Google Patents

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JP2013188524A
JP2013188524A JP2013120347A JP2013120347A JP2013188524A JP 2013188524 A JP2013188524 A JP 2013188524A JP 2013120347 A JP2013120347 A JP 2013120347A JP 2013120347 A JP2013120347 A JP 2013120347A JP 2013188524 A JP2013188524 A JP 2013188524A
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Tomoyuki Sakurai
朋之 桜井
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Sammy Corp
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Abstract

【課題】遊技者がメダルを投入して遊技を行う際に、メダルの投入操作を行いやすくする。
【解決手段】略直方体箱状の本体筐体11の前面側開口を開閉自在に覆って前扉2がヒンジ結合されてスロットマシンが構成される。前扉2には、前面側外部からメダルを投入するための投入開口部と、投入開口部の上に設けられて投入されるメダルを投入開口部に案内するためのメダル投入ガイド80と、前面側下部に設けられて外部にメダルを払い出すためのメダル払い出し口25aとを備える。メダル投入ガイド80は、上面側に開口するとともに前後方向に延びた半円弧状のガイド溝と、メダルガイド溝の後端部に位置して略垂直に起立して設けられたストッパ壁と、メダルガイド溝の後端部におけるストッパ壁との間に形成され、投入開口部にメダルを投入可能とするためのスリット状のメダル投入口とを備え、メダルガイド溝には、前後に延びる複数の小溝が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、前面側が開口した本体筐体内にスロット遊技装置を配設し、本体筐体の前面
側開口を開閉自在に覆って本体筐体に前扉をヒンジ結合して構成されるスロットマシンに
関する。
スロットマシンは回転する三つのリールが停止したときの図柄マークの揃い具合に応じ
てメダルの払出を行うように構成された遊技機である。このように回転、停止するリール
の図柄マークは前扉の表示部において表示されるが、この表示が遊技者に見やすくなるよ
うにすることが求められる。このため、例えば、特許文献1には、三つの並んだリールの
前方に表示窓を有した表示パネルが配設され、表示パネルの裏面にリール照明装置を配設
した構造が開示されている。
特開平11−155998号公報
ところでこのような表示部の照明は、LED、蛍光灯等の照明手段によりなされるが、
この照明手段が故障するなどして修理、交換が必要なときには、上記特許文献1の構造の
場合には表示パネルを分解する必要があり、修理、交換作業が面倒で手間がかかるという
問題があった。また、照明手段に電気の供給を行う必要があるが、電気の供給が必要な機
器は前扉の裏面にいくつも設けられており、このための電線、ハーネスが前扉の裏面に複
数配設されることになり、配線同士が絡み合う等して、前扉裏面に対する作業が行いにく
いという問題もある。
また、スロットマシンは遊技者がメダルを投入して遊技を行う構成の装置であるが、メ
ダルの投入操作を行いやすくしたいという要望がある。
このようなことに鑑みて、本発明は、前面側が矩形状に開口した略直方体箱状の本体筐
体と、前記本体筐体内に配設されたスロット遊技装置と、前記本体筐体の前面側開口を前
面側から開閉自在に覆って前記本体筐体にヒンジ結合された前扉とを有して構成されるス
ロットマシンにおいて、前記前扉には、前面側外部からメダルを投入するための投入開口
部と、前記投入開口部の上に設けられて投入されるメダルを前記投入開口部に案内するた
めのメダルガイド部材と、前面側下部に設けられて外部にメダルを払い出すためのメダル
払い出し口と、を備え、前記メダルガイド部材は、上面側に開口するとともに前後方向に
延びた半円弧状のメダルガイド溝と、前記メダルガイド溝の後端部に位置して略垂直に起
立して設けられたストッパ壁と、前記メダルガイド溝の後端部における前記ストッパ壁と
の間に形成され、前記投入開口部にメダルを投入可能とするためのスリット状の開口から
なるメダル投入口と、を備えて構成され、前記メダルガイド溝には、前後に延びる複数の
小溝が形成されている。
このような構成のスロットマシンによれば、遊技者がメダルを投入して遊技を行う際に
、メダルの投入操作を行いやすくなり、メダルの払い出し装置構成が簡単になる。
本発明に係るスロットマシンの正面図である。 上記スロットマシンの斜視図である。 上記スロットマシンにおいて前扉を開放して内部構造を示す正面図ある。 上記スロットマシンにおいてスロットマシン本体を示す斜視図である。 上記スロットマシン本体の右上部を拡大して示す正面図である。 上記スロットマシン本体の右上部を、図5の矢印VI−VIに沿って示す断面図である。 上記スロットマシンの前扉を示す分解斜視図である。 上記前扉を構成する上パネルアセンブリを示す分解斜視図である。 上記前扉における上パネルアセンブリ取付部周辺を後面側から見た背面図である。 上記前扉における上パネルアセンブリ部分を、図9の矢印X−Xに沿って示す側面断面図である。 上記前扉における上パネルアセンブリ部分を、図10の矢印XI−XIに沿って示す平面断面図である。 上記前扉における上パネルアセンブリ部分を、図9の矢印XII−XIIに沿って示す断面図である。 上記上パネルアセンブリにおいて表示装置を取り付けるために用いられる振動防止用のゴムワッシャを示す断面図である。 上記前扉を構成する中パネルアセンブリを示す分解斜視図である。 上記前扉における中パネルアセンブリ取付部周辺を後面側から見た背面図である。 上記中パネルアセンブリの上部を蛍光灯カバーを取り外した状態で示す側面図である。 上記前扉における中パネルアセンブリ部分を、図1の矢印XVII−XVIIに沿って示す断面図である。 上記前扉における中パネルアセンブリ部分を、図1の矢印XVIII−XVIIIに沿って示す断面図である。 上記前扉における中パネルアセンブリ部分の変形例を、図1の矢印XVIII−XVIIIに沿って示す断面図である。 上記前扉における中パネルアセンブリおよび操作部を後側から見て示す背面図である。 上記前扉の操作部の上面右側に設けられるメダル投入ガイド部分を示す正面図である。 上記前扉の操作部を分解して示す斜視図である。 上記前扉の操作部上面において、補助カバーが取り付けられる状態を示す斜視図である。 上記前扉における操作部を、図18に示す矢印XXIV−XXIVに沿って底面側から見て示す断面図である。 上記操作部の前面に配設されるスタートレバー装置の側面図である。 上記スタートレバー装置の内部構造を示す断面図である。 上記スタートレバー装置の操作レバーが傾動操作された状態を示す断面図である。 上記スタートレバー装置の操作レバーが押し込み操作された状態を示す断面図である。 上記前扉を構成する下パネルアセンブリを示す分解斜視図である。 上記前扉における下パネルアセンブリ部分を、図1の矢印XXX−XXXに沿って示す断面図である。 上記前扉における下パネルアセンブリ部分の変形例を、図1の矢印XXX−XXXに沿って示す断面図である。 上記前扉の下部の受け皿取付部およびここに取り付けられる受け皿アセンブリを示す分解斜視図である。 上記前扉における受け皿アセンブリ部分を、図1の矢印XXXIII−XXXIIIに沿って示す断面図である。 上記前扉における受け皿アセンブリ部分を、図33の矢印XXXIV−XXXIVに沿って示す断面図である。 上記前扉における受け皿アセンブリ部分を、図34の矢印XXXV−XXXVに沿って示す断面図である。 上記前扉における受け皿アセンブリ部分を、図34の矢印XXXVI−XXXVIに沿って示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係るスロ
ットマシンの全体的な構成について、図1〜図4を参照してまず説明する。このスロット
マシンは、前面が矩形状に開口した略直方体箱状の本体筐体11内にスロット遊技装置を
配設して構成されるスロットマシン本体1と、本体筐体11の右側端部にスライドヒンジ
3,3を介して開閉揺動自在に取り付けられた前扉2とから構成される。
本体筐体11内に配設されるスロット遊技装置としては、外部から電力供給を受けて内
部装置に必要な電力を供給する電源ボックス12、図柄が描かれた三つのリール13a,
13b,13cを回転・停止させるリール装置13、遊技者の操作に応じてリール装置の
回転・停止制御や遊技制御を行うためのメイン制御基板14、メイン制御基板14からの
指令に基づいてメダルの払出を行うメダル払出装置15等があり、それぞれ図3および図
4に示すように本体筐体11内に配設されている。
また、本体筐体11の前面側に形成される矩形状開口の内周縁(上下左右内周縁)には
、図4に示す上下左右のガード板16,17,18,19がそれぞれ先端部が前方外方に
突出して固設されている。なお、左ガード板18の後方に突出する突起部18a,18a
にスライドヒンジ3,3が取り付けられる。また、右ガード板19の前縁には前扉2を閉
止状態でロック保持するために用いられるロック爪19a,19aおよび前扉2を閉止状
態で支持する受け部材19bが設けられている。これらガイド板16,17,18,19
はいずれも金属板から構成される。
図5およびこの図の矢印VI−VIに沿った断面を示す図6から分かるように、上下のガー
ド板16,17の端部には折り曲げ部16a,17aが設けられており、左右のガード板
18,19の上下端部がこの折り曲げ部16a,17aと接合するようにして上下左右の
ガード板16,17,18,19がそれぞれ先端部が前方外方に突出して固設されている
。これにより、各ガード板16,17,18,19の端部接合部に隙間がなくなり、外部
からの不正アクセスを防止することができる。なお、右ガード板19の前縁19cは右外
方に膨出するように絞り加工により形成されている。
前扉2は、図7に分解した状態で示すように、本体筐体11の右側端にスライドヒンジ
3,3によりヒンジ結合され、前面側矩形状開口を開閉自在に覆う形状のフロントマスク
20と、フロントマスク20の上部の上パネル取付枠部21に着脱自在に取り付けられた
上パネルアセンブリ30と、フロントマスク20の中央部に矩形枠状に形成された表示部
22における矩形状の表示開口22aを後面側から覆って取り付けられた中パネルアセン
ブリ40と、フロントマスク20の下部の下パネル取付部24に着脱自在に取り付けられ
た下パネルアセンブリ50と、フロントマスク20における下パネル取付部24の下側に
形成された受け皿取付部25に取り付けられた受け皿アセンブリ60とから構成される。
フロントマスク20における表示部22と下パネル取付部24との間に、前方に突出し
て操作部23が設けられている。この操作部23における略水平に延びた操作部上面23
aには、ONE−BETボタン91a、MAX−BETボタン92a、メダル投入ガイド
80が図示のように配設され、操作部上面23aの前端縁に繋がって垂直下方に延びた操
作部前面23bには、精算ボタン93a、スタートレバー装置70、三つのリール13a
,13b,13cに対応した三つのストップボタン94a、リジェクトボタン95aが図
示のように配設されている。なお、図3に示すように、操作部23の裏側には、ONE−
BETボタン装置91、MAX−BETボタン装置92、精算ボタン装置93,ストップ
ボタン装置94およびリジェクトボタン装置95が取り付けられており、上記各ボタンは
これら装置に取り付けられて操作部23の外面側に位置している。
フロントマスク20における下パネル取付部24および受け皿取付部25の裏面側には
、リジェクトシュート96a、メダル払出シュート96bが設けられており、両シュート
96a,96bの内部通路は下部で交わって前面側に開口したメダル払出口25aに連通
している。リジェクトボタン95aが押されると、メダル投入ガイド80から投入された
が曲がり、汚れなどにより内部のセレクタ内に滞留したメダルがリジェクトシュート96
aに排出され、リジェクトシュート96a内を通ってメダル払出口25aから外部に排出
される。また、メダル払出シュート96bに設けられたメダル受け口96cは前扉2が閉
止された状態でメダル払出装置15のメダル払出スロット15aと対向し、メダル払出装
置15によりメダル払出スロット15aから排出された賞品としてのメダルがメダル受け
口96cを通ってメダル払出シュート95b内に排出され、メダル払出口25aから外部
に払い出される。
下パネル取付部24の裏面にはさらに、下パネル取付部24の前面に取り付けられる蛍
光灯用のインバータ97が取り付けられている。また、受け皿取付部25の裏面には一対
の下部スピーカ98,98が取り付けられ、スピーカ前面に対向して多数の小孔からなる
スピーカ口25b,25bが形成されている。
フロントマスク20における裏側右端部に上下に延びて施錠装置100が設けられてお
り、前扉2をスロットマシン本体1の前面に閉止させた状態で施錠装置100が右ガード
板19のロック爪19aと係合してロック保持するようになっている。
次に、上記構成の前扉2において、上パネル取付枠部21の構造およびここに着脱自在
に取り付けられる上パネルアセンブリ30について図8〜図11を参照して説明する。な
お、図10は図9の矢印X−Xに沿った断面を示し、図11は図10の矢印XI−XIに沿っ
た断面を示す。上パネル取付枠部21は矩形枠状に形成されて矩形状の枠部開口21aを
有し、この枠部開口21aを前面側から覆うように上パネルアセンブリ30が着脱自在に
取り付けられる。上パネルアセンブリ30を構成部品に分解して図6に示している。この
上パネルアセンブリ30は、上パネル取付枠部21に着脱自在に取り付けられる上パネル
枠31と、上パネル枠31の裏面に取り付けられる上パネルベース34と、上パネルベー
ス34の裏面に取り付けられる表示装置36とから構成される。
上パネル枠31は、中央に位置する表示用開口31aと、左右下部に位置するスピーカ
用開口31b,31bと、上部中央に位置する第1飾り用凹部31cと、上部左右に位置
する第2飾り用凹部31dと、これら第2飾り用凹部31dの内側に位置して円弧状に形
成された第3飾り用凹部31eとを有して樹脂一体成型により形成されている。第1飾り
用凹部31cの底面にはランプ、LED等の発光体を有する第1ランプ基板32aが取り
付けられ、この第1ランプ基板32aが取り付けられた第1飾り用凹部31cを覆って第
1飾りレンズ32bが取り付けられている。また、第2および第3飾り用凹部31d,3
1eの底面は開口しており、これら開口を裏面側から覆って第2ランプ基板33aが取り
付けられており、このように第2ランプ基板33aが取り付けられた第2および第3飾り
用凹部31d,31eを前面側からそれぞれ覆って第2および第3飾りレンズ33b,3
3cが取り付けられている。これら第1〜第3飾りレンズ32b,33b,33cは所定
の色を有した半透明樹脂からなり、第1および第2ランプ基板32a,33a上のランプ
、LEDの発光を受けて所定の色で発光するランプ飾りを構成する。
上パネルベース34はベース枠34aによりパネル板34bを保持して構成され、上パ
ネル枠31の表示用開口31aおよび左右のスピーカ用開口31b,31bを裏面側から
覆って上パネル枠31に結合して取り付けられる。この結合は、ベース枠34aの周囲に
設けられた結合部34cにおいて上パネル枠31にビス止めして行われる。ベース枠34
aの左右下部にはそれぞれスピーカ取付部34dが形成されており、このスピーカ取付部
34dの底面開口を後側から覆ってスピーカ35aが取り付けられ(なお、図9〜図11
においてはスピーカ35aを未装着状態で示している)、スピーカ取付部34dの前面開
口を覆って保護網35bが取り付けられている。上パネルベース34は上パネル枠31の
裏面に取り付けられた状態で、上パネルベース34の前面(パネル板34b)が表示用開
口31aから前面に対向し、異物侵入防止用の保護網35bにより覆われたスピーカ取付
凹部34dがスピーカ用開口31bから前面に対向する。なお、図9に示すように、上パ
ネルベース34の後面にはハーネス(内部配線)を係止保持するハーネス係止爪34eが
ベース枠34aと一体に形成されている。
表示装置36は、前面側に液晶ディスプレイ38を有して上パネルベース34の裏面に
取り付けられる表示枠37と、表示枠37の後面に結合されたサブ基板アセンブリ39と
から構成される。なお、サブ基板アセンブリ39は基板ケース39b内に液晶表示制御用
のサブ基板39aを配設して構成される。このとき、図9に示すように、サブ基板39a
上に取り付けられたROMに対向する位置においてケース内面に内方に突出してこのRO
Mに近接するROM抑え39cが形成されており、このROM抑え39cによりROMの
不正交換を防止している。この表示装置36が上パネルベース34の裏面に取り付けられ
た状態で液晶ディスプレイ38の表示が上パネル枠31の表示用開口31aを通して見え
るように、上パネルベース34を構成するパネル板34bにおける少なくとも液晶ディス
プレイ38の画面に対向する部分が透明である。
ここで、表示装置36を構成する液晶ディスプレイ38、サブ基板39a等は振動を嫌
う構成であるため、前扉2の開閉時の振動が表示装置36に伝達するのを防止するために
、ゴムワッシャによる取付構造を用いている。図9の矢印XII−XIIに沿った断面を示す図
12に示すように、表示装置36は表示枠37の側部に形成された取付アーム37aを上
パネルベース34の裏面に突出成形された取付ボス34fにネジ結合して取り付けられる
。このとき、図13に示すような形状をしたゴム材料製の第1および第2ゴムワッシャ3
71,372を挟んで取付ネジ373により結合して取り付けられる。
第1ゴムワッシャ371はネジ挿入孔371a、フランジ部371bおよび円筒部37
1cを有して構成される。第2ゴムワッシャ372は嵌入孔372a、フランジ部372
b、円筒部372cを有して構成され、円筒部372cに嵌合溝372dが形成されてい
る。表示枠37のアーム部37aの取付孔内に嵌合溝372dを嵌合させて第2ゴムワッ
シャ372が取り付けられ、この第2ゴムワッシャ372の嵌入孔372a内に円筒部3
71cを嵌入させて第1ゴムワッシャ371が取り付けられ、この状態で第1ゴムワッシ
ャ371のネジ挿入孔371a内に取付ネジ373を挿入し、このネジを取付ボス34f
のネジ孔に螺合させて表示装置36(表示枠37)が上パネルベース34の後面に取り付
けられる。このため、表示枠37は第1および第2ゴムワッシャ371,372を介して
上パネルベース34に取り付けられることになり、前扉2の開閉時等に発生する振動が第
1および第2ゴムワッシャ371,372により吸収されて表示装置36に伝達するのが
防止される。
以上説明したように、上パネルアセンブリ30は、上パネル枠31に第1および第2ラ
ンプ基板32a,33aと第1〜第3飾りレンズ32b,33b,33cとスピーカ35
aおよび保護網35bとを取り付け、この上パネル枠31の裏面に上パネルベース34を
取り付け、さらに上パネルベース34の裏面に表示装置36を取り付けて構成される。こ
のため、上パネルアセンブリ30を独立して組み立てた後、これをフロントマスク20の
上パネル取付枠部21に取り付ければ良く、組み立ておよび交換が容易である。また、上
パネルアセンブリ30を全体としてデザイン変更することが容易であり、且つ上パネル枠
31および飾りレンズのみをデザイン変更することも容易であるため、フロントマスク2
0は共通で上パネルアセンブリ30のみを変更して、種々のデザイン変更に対応可能であ
るという利点を有する。
なお、図9および図10に示すように、上パネルアセンブリ30が取り付けられる上パ
ネル取付枠部21の後面側の上端縁内面に沿ってフロントマスク上板金26が取り付けら
れている。このフロントマスク上板金26は金属板材を後方に開口する断面U字状に形成
して構成され、前扉2がスロットマシン本体1に閉止して取り付けられた状態で、本体筐
体11の上側内周縁に取り付けられた上ガード板16の前端がフロントマスク上板金26
のU字状開口内に突出する。これにより上ガード板16とフロントマスク上板金26とに
よりラビリンス構造が形成され、前扉2の閉止状態でスロットマシン本体1と前扉2との
上端部隙間CLUから針金等による内部への不正アクセスをこのラビリンス構造により撃
退防止することができる。
次に表示部22の後面に取り付けられる中パネルアセンブリ40の構成について、図1
4〜図18を参照して説明する。なお、図17は図1の矢印XVII−XVIIに沿った断面を示
し、図18は図1の矢印XVIII−XVIIIに沿った断面を示す。中パネルアセンブリ40は、
表示部22の矩形開口22aを後面側から覆う透明矩形板状の中パネル41と、この中パ
ネル41を後面側から覆って表示部22の後面に取り付けられる矩形枠状のランプハウス
部材42とから構成される。
ランプハウス部材42の上枠部42aには前面側に開口した第1ランプハウス421が
形成されており、第1ランプハウス421の後面にはカバー取付開口421aが形成され
ている。このカバー取付開口421aを後面側から覆って蛍光灯カバー43が着脱自在に
取り付けられるようになっており、蛍光灯カバー43の前面には蛍光灯管43aが横方向
に延びて取り付けられ、蛍光灯カバー43の後面に設けられた取付ボス43bにインバー
タ44が取り付けられている。この蛍光灯カバー43は図示しない係止爪をカバー取付開
口421a内の係合部に係合させて着脱されるようになっている。
但し、このように単に着脱する構成では、着脱時に蛍光灯カバー43を誤って落とし、
その前面に取り付けられた蛍光灯管43aを破損させるおそれがある。このため、カバー
取付開口421aの下端に係止溝421bを形成し、蛍光灯カバー43はその下端に設け
られた係止突起43dを係止溝421bに係止させた状態で、図16に示すように、蛍光
灯カバー43を矢印A方向に回動させてカバー取付開口421aを覆う位置に取り付ける
ようにしても良い。このとき蛍光灯カバー43の上端に設けられたロック爪43cがカバ
ー取付開口421aの上部内面に形成されたロック溝(図示せず)と係合し、蛍光灯カバ
ー43はカバー取付開口421aを覆う位置でロック保持される。
この状態では蛍光灯管43aは第1ランプハウス421内に位置し、蛍光灯管43aを
点灯させることにより、中パネル41における第1ランプハウス421の前面側開口が対
向する部分を照明する。なお、中パネル41におけるこのように照明される部分には所定
の図柄が設けられており、この図柄を照明する。
このように蛍光灯カバー43がカバー取付開口421aを覆って上枠部42aに取り付
けられた状態から、ロック爪43cを指等で押し下げてロック溝との係合を解除して、蛍
光灯カバー43を図16における矢印B方向に回動させれば、蛍光灯カバー43を簡単に
取り外すことができる。これにより、蛍光灯管43aの交換を簡単に行うことが可能であ
る。なお、ランプハウス部材42の上枠部42aの後面左右には、ハーネス(内部配線)
を係止保持するハーネス係止爪421cがランプハウス部材42と一体に形成されている
ランプハウス部材42の左枠部42b(スロットマシンの前方から見て左側となる枠部
)には、図13に示すように、前面側に開口した第2ランプハウス422が形成されてお
り、第2ランプハウス422の後面にはランプ挿入開口422aが形成されている。第2
ランプハウス422の後面を覆うようにして左枠部42bにランプ基板45が取り付けら
れ、このランプ基板45に取り付けられた複数のランプ45aはランプ挿入開口422a
を通って第2ランプハウス422内に突出する。この状態でランプ45aを点灯させるこ
とにより、中パネル41における第2ランプハウス422の前面側開口が対向する部分を
照明する。中パネル41におけるこのように照明される部分には所定の図柄が設けられて
おり、この図柄を照明する。なお、左枠部42bの左側面には、第2ランプハウス422
内においてランプ45aにより発生した熱を逃がすための放熱開口422bが形成されて
いる。
ランプハウス部材42の右枠部(スロットマシンの前方から見て右側となる枠部)42
cの後面にはランプ制御基板48が取り付けられ、このランプ制御基板48を後面側から
覆ってランプ制御基板カバー49が取り付けられている。このようにランプ制御基板48
をランプ制御基板カバー49により覆うことにより、ランプ制御基板48の上に配設され
た電子部品等に対する外部からの不正アクセスを確実に防止できる。なお、ランプ制御基
板カバー49の後面上部には、ハーネス(内部配線)を係止保持するハーネス係止爪49
aがランプ制御基板カバー49と一体に形成されている。
ランプハウス部材42の下枠部42dの後面には中央制御基板46が取り付けられ、こ
の中央制御基板46を後面側から覆って中央制御基板カバー47が取り付けられている。
このように中央制御基板46を中央制御基板カバー47により覆うことにより、中央制御
基板46の上に配設された電子部品等に対する外部からの不正アクセスを確実に防止でき
る。このような不正アクセス防止効果を高めるため、図18に示すように、下枠部42d
に係合溝425が形成され、中央制御基板カバー47の脚部47dを係合溝425内に突
入嵌合させる構成を採用している。
なお、中央制御基板カバー47は透明樹脂材料等から形成され、中央制御基板46に設
けられたコネクタ46bを除いて覆う形状である。このように透明であるため、中央制御
基板46に対する不正アクセスがなされて、例えば、不正な電子部品が取り付けられたよ
うな場合でも、カバー47を通してこのような不正効果を簡単に発見でき、迅速な対応処
置が可能である。また、中央制御基板カバー47の後面端部には、ハーネス(内部配線)
を係止保持するハーネス係止爪47bが中央制御基板カバー47と一体に形成されている
この中央制御基板46には、スロット遊技の当たり発生確率を段階的に設定変更する設
定ボタン46aが設けられている。このため、中央制御基板カバー47には設定ボタン4
6aと対向する部分に設定ボタン開口47aが形成されている。この部分の構成を図18
(B)および図20に詳しく示しており、設定ボタン開口47aを開閉自在に覆って開閉
蓋471がヒンジ結合されて取り付けられている。なお、図18(B)は図20(B)の
矢印XVIII-XVIIIに沿った断面を開閉蓋471を取り付けた状態で示す。この開閉蓋47
1はヒンジ結合部に設けられたねじりバネ(図示せず)により閉止方向に付勢されており
、常時は設定ボタン開口47aを閉止した位置にある。
この開閉蓋471は、図18(B)に示すように、中央制御基板カバー47の外面(後
面)に対して設定ボタン開口47a内に入り込んだ位置に設けられており、外部から不正
にアクセスして開閉蓋471が開放されて、設定ボタン46aが不正操作されることを防
止している。設定ボタン開口47の側部に凹部47cが設けられており、設定ボタン46
aを正規に操作して設定変更を行うときには、凹部47cに指を入れて開閉蓋471を開
放できる。
図17に示すように、フロントマスク20の側縁内面に沿ってフロントマスク横板金2
7が取り付けられている。このフロントマスク横板金27は金属板材を断面L字状に形成
して構成され、前扉2がスロットマシン本体1に閉止して取り付けられた状態で、本体筐
体11の左側内周縁に取り付けられたガード板18の前端18bがフロントマスク横板金
27と横方向に対向する位置まで突出する。これによりガード板18とフロントマスク横
板金27とによりラビリンス構造が形成され、前扉2の閉止状態でスロットマシン本体1
と前扉2との側端部隙間CLSから針金等による内部への不正アクセスをこのラビリンス
構造により撃退防止することができる。
次に、操作部23の構造について説明する。前述のように操作部23の上面23aに設
けられたONE−BETボタン装置91は上面パネルから内方に突出して配設されており
、遊技者がONE−BETボタン91aを1回押す毎に投入メダル1個に対応したゲーム
設定が行われる。スロットマシンでは1回のゲームに対して複数個(例えば3個)のメダ
ルに対応したゲーム設定が可能であり、このように最大設定可能なメダル数までONE−
BETボタン91aを繰り返し操作して設定することが可能である。操作部上面23aに
おけるONE−BETボタン装置91の右隣に設けられたMAX−BETボタン装置92
も上面パネルから内方に突出して配設されており、遊技者がMAX−BETボタン92a
を一回操作するだけで、最大設定可能メダル数に対応するゲーム設定がなされる。
操作部上面23aの右側に設けられたメダル投入ガイド80は、図21に拡大して示す
ように、上面側に開口するとともに前後に延びた半円弧状のガイド溝83と、このガイド
溝83の後端部に略垂直に起立して設けられたストッパ壁84と、ガイド溝83における
ストッパ壁84の下部に沿って垂直に貫通して形成されたスリット状のメダル投入口85
とを備えて構成される。このメダル投入ガイド80におけるガイド溝83を形成する左右
の円弧状ガイド壁81,82において、左側のガイド壁81が右側のガイド壁82より高
く形成されている。メダル投入口85から複数のメダルを連続投入するときには、複数の
メダルを重ね合わせて起立させた状態でガイド溝83上に置き、ストッパ壁84に当接す
るメダルから順次メダル投入口85内に投入させる。このとき、メダルがガイド溝83の
上をスムーズに移動するように、ガイド溝83には前後に延びる複数の小溝83aが形成
されている。
このような構成のメダル投入ガイド80によれば、左側のガイド壁81が高くて右側の
ガイド壁82が低いので、メダルを右手で持って斜め右側からガイド溝83上に載せると
きに、右側のガイド壁82にメダルが当たって落とすおそれが無く、且つ高い方の左側ガ
イド壁81によりメダルを確実に受け止めることができる。また、メダルを掴んだ指が右
側のガイド壁82に当たることなく、メダルをガイド溝83上で前方に移動させることが
できる。このため、メダル投入口からメダルを連続して投入する動作をスムーズに且つ違
和感なく行える。
このようにONE−BETボタン装置91、MAX−BETボタン装置92、メダル投
入ガイド80が設けられる操作部23の上面23aは、図22に示すように、操作部前面
パネル23bと一体に形成された操作部上面パネル240と、この操作部上面パネル24
0の上に重ねて取り付けられた透明のカバーパネル230とから構成される。操作部上面
パネル240には、ONE−BETボタン装置91およびMAX−BETボタン装置92
を取り付けるための取付開口241,242と、メダル投入ガイド80から投入されたメ
ダルを通過させるためのメダル投入用開口243が設けられ、さらに、遊技補助装置(例
えば、補助操作ボタン装置、メダル貸出用カード操作装置すなわちCR装置の操作装置等
)を取り付けるための補助開口245が設けられている。
遊技補助装置は全てのスロットマシンに取り付けられるものではなく、必要に応じて取
り付けられる装置であり、遊技補助装置を使用しないときには、図18および図23に示
すように、補助カバー250を取り付けてこの補助開口245を塞ぐようになっている。
補助開口245の内部には保持リブ246,246が設けられており、補助カバー250
は保持リブ246の上に載置するとともに内部においてビス止め固定されて取り付けられ
る。
カバーパネル230はこのように補助開口245を覆って補助カバー250が取り付け
られた状態の操作部上面パネル240の上に固定されて取り付けられるものであり、ON
E−BETボタン装置91およびMAX−BETボタン装置92を取り付けるための取付
開口231,232と、メダル投入ガイド80から投入されたメダルを通過させるための
メダル投入用開口233が設けられている。但し、補助開口245およびその周囲を覆う
ようになっており、補助開口245と補助カバー250との間の隙間から針金等を挿入し
て不正操作が行われることを確実に防止している。また、カバーパネル230と上面パネ
ル240との間に、カバーパネル230とほぼ同一形状のシートを挟んで配設しても良い
。これにより、このシートに例えば、ゲーム操作等のインストラクションを表示したりで
きるとともに、このシートにより外部からの不正操作をより一層防止できる。
図19に示すように、補助開口245に遊技補助装置260(ここでは、補助操作ボタ
ン装置を例示している)を取り付けるときには、この遊技補助装置260の操作ボタン部
を上面側に露出させる開口236を有したカバーパネル235が取り付けられる。
次に、操作部23の前面23bに設けられた装置類について説明する。前面23bの左
端に設けられた精算ボタン装置93は、精算ボタン93aを押すと現在の当たりメダル数
に対応するメダルがメダル払出装置15からメダル払出シュート96bに払い出され、メ
ダル払出口25aから外部に払い出される。スタートレバー装置70はノブ71を操作す
るとゲームがスタートするようになっており、この構成は以下に説明する。なお、三つの
ストップボタン94aが押し操作されると対応するリール13a,13b,13cの回転
が停止する。また、リジェクトボタン95aが押されるとメダル投入ガイド80から投入
されて内部に滞留したメダルがリジェクトシュート96aに排出され、メダル払出口25
aから外部に排出される。
ここでスタートレバー装置70の構成および作動を、図25〜図28を参照して以下に
説明する。スタートレバー装置70は、図25および図26に示すように、操作部23の
前面23bを構成する前面パネルにネジ結合されるメインケース72と、メインケース7
2の後部にネジ結合されて取り付けられたカバーケース73とからなるケース内に操作レ
バー71を図示ように配設して構成される。なお、メインケース72は外面に操作部前面
23bにネジ結合するための結合ネジ72dが形成された円筒状部材からなり、前方に開
口して第1凹部72aが形成され、後面に開口して第2凹部72bが形成されている。カ
バーケース73は中空円筒状に形成されてメインケース72の後部にネジ結合されている
操作レバー71は、球状の操作ノブ71aと、この操作ノブ71aに繋がるシャフト7
1bと、シャフト71bの根本部(操作ノブ71aの側)に取り付けられたハブ71cと
を有して構成され、先端に反射部71dが設けられている。シャフト71bはメインケー
ス72の第1凹部72aから貫通孔72cを通って第2凹部72b内に突出して配設され
、シャフト71bの上に摺動自在に配設されたワッシャ75aが第1凹部72b内に位置
する。これらハブ71cとワッシャ75aの間にバネ75bが配設されている。また、第
2凹部72b内に突出するシャフト71bの先端には受け部材74が取り付けられている
このような構成のスタートレバー装置70では、バネ75bの付勢によりワッシャ75
aが第1凹部72a内に着座してハブ71cを外方に押し出し、受け部材74は第2凹部
72b内に着座する。この結果、操作レバー71を操作しないときにはシャフト71bが
起立して操作ノブ71aが図25および図26に示す中立位置に位置するとともに、外方
に突出した突出位置に位置する。そして、このような中立位置に位置した状態から操作レ
バー71を全方位方向に傾動操作可能であり、且つこれを内方に押し込む操作も可能であ
る。
カバーケース73の後端にはキャップ73aが嵌合して取り付けられ、その内部に発光
素子76、受光素子77、集光レンズ76a,76b、発光素子76および受光素子77
に繋がる配線用のコネクタ78が図示のように配設されている。コネクタ78を介して送
られる電気により発光素子76から信号光が発光されると、この信号光は図26において
一点鎖線で示すように集光レンズ76aにより集光されて反射部71dに入射するととも
にここで反射される。このように反射された信号光は集光レンズ76bにより集光されて
受光素子77により受光される。受光素子77はこのように反射された信号光を受光する
と、受光に応じて発生する電気信号をコネクタ78を介して制御装置に送る。図25およ
び図26に示す中立状態(操作レバー71が中立位置且つ突出位置に位置する状態)では
、発光素子76からの信号光が反射部71dで反射されて受光素子77に入射するように
構成されており、スロットマシンの内部に配設された制御装置(メイン制御基板14)は
受光素子77から信号光を受光していることを示す電気信号が送られている限り、遊技を
スタートさせずに待つ制御を行う。
図26に示す中立状態から遊技者が操作ノブ71aを操作して、図27に矢印で示すよ
うに操作レバー71を傾動させると、反射部71dの向きが変化する。このため、発光素
子76からの信号光は反射部71dで反射されたときに受光素子77の方向とは異なる方
向に反射し、受光素子77に信号光が入射しなくなる。このため、受光素子77から制御
装置に信号光を受光しなくなったことを示す電気信号が送られ、制御装置は遊技をスター
トさせる制御を行う。なお、このとき操作レバー71の傾動量に応じて受光素子77の受
光量が低下するが、この受光量が所定割合だけ低下したときに制御装置は遊技をスタート
させる制御を行うようになっており、操作レバー71の小さな傾動では遊技をスタートさ
せることがないように制御される。すなわち、操作レバー71の傾動に対して所定角度範
囲(例えば、10度程度までの範囲)内では遊技をスタートさせることがない不感帯を設
定している。
また、中立状態から操作ノブ71aが、図28に矢印で示すように、軸方向内方に押さ
れると、ハブ71cとワッシャ75aの間隔に対応する距離だけ操作レバー71がバネ7
5bの付勢に抗して押し込まれて移動する。中立状態では操作レバー71は突出位置に位
置しているが、スロットマシンの製造、搬送段階等において操作レバー71が何かに当た
って内方に押されると、この操作レバー71はバネ75bの付勢に抗して突出位置から内
方に移動して操作レバー71に作用する外力を回避し、スタートレバー装置70が損傷す
ることを防止する。
なお、操作レバー71が起立方向内方に押圧されて突出位置から起立方向内方に移動さ
れると、反射部71dの位置が変化するため、発光素子76からの信号光は反射部71d
で反射されたときに受光素子77の中心から外れた位置に入射し、受光素子77に入射す
る信号光量が少なくなる。このため、受光素子77から制御装置に信号光量が小さくなっ
たことを示す電気信号が送られるが、本スロットマシンでは制御装置はこのような信号光
量の変化に対しては遊技をスタートさせる制御を行なわせない。これにより、遊技中にお
いて遊技者の体の一部が操作レバー71を誤って押し込んだようなときにゲームが意図せ
ずに開始するようなことを防止するようにしている。
但し、これとは逆に、操作レバー71が起立方向内方に押圧されて突出位置から起立方
向内方に移動されて、受光素子77から制御装置に信号光量が小さくなったことを示す電
気信号が送られると、制御装置は遊技をスタートさせる制御を行うようにしても良い。も
しくは操作レバー71が起立方向内方に押圧されて突出位置から起立方向内方に移動され
たときに、受光素子77に入射する信号光量の低下量が十分に大きくなるような構成とし
て、制御装置はこの信号光量低下に対応する電気信号を受けて遊技をスタートさせる制御
を行うようにしても良い。このようにすれば、遊技者は操作レバー71を傾動させるだけ
でなく指や手のひらで操作ノブ71aを押すだけでもゲームを開始することができ、レバ
ー操作がより行いやすくなる。
次に、フロントマスク20の下パネル取付部24に着脱自在に取り付けられる下パネル
アセンブリ50について、図29および図30を参照して説明する。なお、図30は図1
の矢印XXX−XXXに沿った断面を示す。下パネルアセンブリ50は、下パネル取付部24に
着脱自在に取り付けられる矩形枠状の下パネル枠51と、下パネル枠51の後面に取り付
けられる透明材料製の下パネルカバー55と、下パネルカバー55の後面に取り付けられ
る図柄が設けられた半透明材料製の下パネルベース56とからなる。下パネル枠51は矩
形状のパネル開口51aを有し、下パネルカバー55および下パネルベース56が重なっ
た状態でパネル開口51aを後面側から覆う。
このように下パネルアセンブリ50が取り付けられる下パネル取付部24は、左右端部
において上下に延びる凹部からなるランプ取付凹部24cと、これら左右のランプ取付凹
部24cの間に位置する凹部からなる中央凹部24aとを有し、下パネルアセンブリ50
はこれら両凹部24a,24cを覆って下パネル取付部24に着脱自在に取り付けられる
。中央凹部24aには蛍光灯取付リブ57が設けられており(図7、図18および図19
参照)、ここに下パネル照明用蛍光灯(図示せず)が取り付けられ、この下パネル照明用
蛍光灯を点灯させることにより、中央凹部24aの前面の中央空間24b内を照明し、下
パネルベース56の図柄を後面側から照明する。中央凹部24aにはこの蛍光灯用のイン
バータ58も取り付けられている。
下パネル枠51の上下端には後方に突出した係止突起51bが形成されており、この係
止突起51bを下パネル取付部24(中央凹部24aの上下端)に形成された係止凹部(
図示せず)に係合させて下パネル枠51が下パネル取付部24に着脱自在に取り付けられ
る。
下パネル枠51の左右端部には飾り凹部51cが上下に延びて形成され、この飾り凹部
51cに飾りレンズ52が取り付けられている。なお、飾り凹部51cの底面には上下に
延びるランプ開口51dが形成されている。下パネル枠51が下パネル取付部24に取り
付けられた状態で、飾り凹部51cの部分が左右のランプ取付凹部24cを覆う。ランプ
取付凹部25c内にはランプ基板53が配設されており、ランプ基板53上の発光体(ラ
ンプ、LED等)からの発光がランプ開口51dを通って飾りレンズ52を照明して飾り
発光させるようになっている。なお、このときランプ基板53の発光体からの発光が中央
空間24b内に漏れ出さないように、下パネル枠51には飾り凹部51cの内側端に沿っ
て仕切壁51eが設けられている。
本スロットマシンにおいては、フロントマスク20の形状を変更することなく、下パネ
ルアセンブリのみを変更することができるようになっており、このように変更された下パ
ネルアセンブリ150を取り付けて構成される例を図31に示している。この下パネルア
センブリ150も、下パネル取付部24に着脱自在に取り付けられる矩形枠状の下パネル
枠151と、下パネル枠151の後面に取り付けられる透明材料製の下パネルカバー15
5と、下パネルカバー155の後面に取り付けられる図柄が設けられた半透明材料製の下
パネルベース156とからなる。下パネル枠151は中央凹部24aおよび左右のランプ
取付凹部24cを含む下パネル取付部24のほぼ全面を覆う大きさの矩形状のパネル開口
151aを有し、下パネルカバー155および下パネルベース156が重なった状態でパ
ネル開口151aを後面側から覆う。
このため、図31から分かるように、下パネルアセンブリ150が下パネル取付部24
に取り付けられた状態で、中央凹部24aの前面に位置する中央空間24baが左右両側
に広がり、左右のランプ取付凹部24cの前面に形勢される左右空間24cに繋がる。こ
のときには、ランプ取付凹部24cにランプ基板は取り付けられないが、下パネル取付部
24の中央凹部24a上に設けられた蛍光灯取付リブ57に下パネル照明用蛍光灯(図示
せず)が取り付けられ、この蛍光灯により下パネルベース56の後面前面が照明される。
次に、フロントマスク20の下部に形成された受け皿取付部25に取り付けられる受け
皿アセンブリ60について、図32〜図36を参照して説明する。なお、図33は図1に
おける矢印XXXIII−XXXIIIに沿った断面を示し、図34は図33における矢印XXXIV−XXX
IVに沿った断面を示し、図35は図34における矢印XXXV−XXXVに沿った断面を示し、図
36は図34における矢印XXXVI−XXXVIに沿った断面を示す。受け皿アセンブリ60は、
左右に係止アーム部62を有する受け皿61と、受け皿61の左側部に取り付けられた灰
皿65とから構成される。受け皿61の左右に設けられた係止アーム62の先端には、後
面側に開口した上下に延びるU字状溝62aが形成されている。
一方、受け皿取付部25の左右端には前方に突出するとともに上下に延びる直方体状の
係合突起125が形成されており、この係合突起125がU字状溝62a内に嵌入するよ
うにして受け皿61が受け皿取付部25に着脱自在に取り付けられる。このとき、図34
〜図36に示すように、係止アーム62の内面に係合溝62bおよび係合突起62cが形
成されており、係合突起125に左右外側に突出して形成された係止突起126aが係合
溝62bに嵌入し、且つ係止突起126aに隣接して形成された係合空間126b内に係
合突起62cが嵌入し、受皿アセンブリ60が受け皿取付部25に仮止め状態で係止保持
される。
受け皿アセンブリ60はこのように受け皿取付部25に仮止めされた状態からフロント
マスク20を裏返して、後面側から受け皿アセンブリ60がしっかりとネジ止め固定され
る。このとき、受け皿アセンブリ60は仮止め保持されているため、フロントマスク20
を裏返してもこれが外れることがなく、受け皿取付作業が容易となる。
なお、図33に示すように、フロントマスク20の下端後面に後方に開口する断面U字
状の受容溝120が左右方向に延びて形成されており、前扉2がスロットマシン本体1に
閉止して取り付けられた状態で、本体筐体11の下側内周縁に取り付けられた下ガード板
17の前端が受容溝120内に突出する。これにより下ガード板16と受容溝120(フ
ロントマスク20の下端部)とによりラビリンス構造が形成され、前扉2の閉止状態でス
ロットマシン本体1と前扉2との下端部隙間CLLから針金等による内部への不正アクセ
スをこのラビリンス構造により撃退防止することができる。
1 スロットマシン本体
2 前扉
3 スライドヒンジ
11 本体筐体
12 電源ボックス
13 リール装置 13a〜13c リール
14 メイン制御基板
15 メダル払出装置
16〜19 上下左右のガード板
20 フロントマスク
21 上パネル取付枠部
22 表示部
23 操作部 23a 上面 23b 前面
24 下パネル取付部 24a,24c 下パネル空間
25 受け皿取付部
25a メダル払出口 25b スピーカ口
26 フロントマスク上板金
27 フロントマスク横板金
30 上パネルアセンブリ
31 上パネル枠
32a 第1ランプ基板 32b 第1飾りレンズ
33a 第2ランプ基板 33b 第2飾りレンズ
34 上パネルベース 34f 取付ボス
35a スピーカ
36 表示装置
37 表示枠 37a 取付アーム
38 液晶ディスプレイ
39 サブ基板アセンブリ
40 中パネルアセンブリ
41 中パネル
42 ランプハウス部材
43 蛍光灯カバー
44 インバータ
45 ランプ基板
46 中央制御基板 46a 設定ボタン
47 中央制御基板カバー 47a 設定ボタン開口
48 ランプ制御基板
49 ランプ制御基板カバー
50,150 下パネルアセンブリ
51,151 下パネル枠
52 飾りレンズ
53 ランプ基板
55,155 下パネルカバー
56,156 下パネルベース
57 蛍光灯取付リブ
60 受け皿アセンブリ
61 受け皿
62 係止アーム
65 灰皿
70 スタートレバー装置
71 操作レバー 71a 操作ノブ
72 メインケース
73 カバーケース
74 受け部材
75a ワッシャ 75b バネ
76 発光素子
76a,76b 集光レンズ
77 受光素子
78 コネクタ
80 メダル投入ガイド
81,82 左右の円弧状ガイド壁
83 ガイド溝
84 ストッパ壁
85 メダル投入口
91 ONE−BETボタン装置 91a ONE−BETボタン
92 MAX−BETボタン装置 92a MAX−BETボタン
93 精算ボタン装置 93a 精算ボタン
94 ストップボタン装置 94a ストップボタン
95 リジェクトボタン装置 95a リジェクトボタン
96a リジェクトシュート 96b メダル払出シュート
97 インバータ
98 下部スピーカ
100 施錠装置
230 カバーパネル
240 操作部上面パネル
245 補助開口
250 補助カバー
260 遊技補助装置(補助操作ボタン装置)
371 第1ゴムワッシャ
372 第2ゴムワッシャ
373 取付ネジ
421 第1ランプハウス 421a ハーネス係止爪
422 第2ランプハウス
471 開閉蓋

Claims (1)

  1. 前面側が矩形状に開口した略直方体箱状の本体筐体と、前記本体筐体内に配設されたス
    ロット遊技装置と、前記本体筐体の前面側開口を前面側から開閉自在に覆って前記本体筐
    体にヒンジ結合された前扉とを有して構成されるスロットマシンにおいて、
    前記前扉には、
    前面側外部からメダルを投入するための投入開口部と、前記投入開口部の上に設けられ
    て投入されるメダルを前記投入開口部に案内するためのメダルガイド部材と、前面側下部
    に設けられて外部にメダルを払い出すためのメダル払い出し口と、を備え、
    前記メダルガイド部材は、
    上面側に開口するとともに前後方向に延びた半円弧状のメダルガイド溝と、前記メダル
    ガイド溝の後端部に位置して略垂直に起立して設けられたストッパ壁と、前記メダルガイ
    ド溝の後端部における前記ストッパ壁との間に形成され、前記投入開口部にメダルを投入
    可能とするためのスリット状の開口からなるメダル投入口と、を備えて構成され、
    前記メダルガイド溝には、前後に延びる複数の小溝が形成されていることを特徴とする
    スロットマシン。
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