JP2002058785A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002058785A
JP2002058785A JP2000248058A JP2000248058A JP2002058785A JP 2002058785 A JP2002058785 A JP 2002058785A JP 2000248058 A JP2000248058 A JP 2000248058A JP 2000248058 A JP2000248058 A JP 2000248058A JP 2002058785 A JP2002058785 A JP 2002058785A
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JP
Japan
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switch
light
light emitting
game
gaming machine
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JP2000248058A
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English (en)
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Yoshio Koreeda
善男 是枝
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Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初心者であっても、操作スイッチが操作可能
な状態であることを瞬間的に理解することができ、ま
た、操作スイッチの操作順序を、予め頭の中に記憶する
必要がなく、簡単に修得することができる遊技機を提供
する。 【解決手段】 遊技を行うために遊技者が操作可能な操
作スイッチ(14)を備えた遊技機(10)において、前記操作
スイッチ(14)の内部に位置して、発光可能な発光部(12
0)と、前記発光部(120)を発光させるための発光制御手
段(130)とを備え、前記発光制御手段(130)は、遊技者が
操作すべき前記操作スイッチ(14)の操作順序に基づい
て、操作可能な状態における前記操作スイッチ(14)の発
光部(120)を発光させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技者に操作ス
イッチの操作を視覚的に指示可能な遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機において、遊技面
の近傍に遊技者が遊技を行うための種々の操作スイッチ
が設けられているのが一般的である。例えば、スロット
マシンでは、遊技機内部に貯留されたメダル枚数を減じ
てメダル投入に代えるためのベットスイッチや、遊技メ
ダルの投入若しくはベットスイッチの投入を条件に回転
リールの回転を開始させるためのスタートスイッチや、
回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ
等が、設けられている。
【0003】そして、従来のスロットマシンでは、スタ
ートスイッチの近傍の遊技面に、スタートスイッチが操
作可能な状態であることの表示を行う報知ランプを設
け、当該報知ランプの点灯により、遊技者にスタートス
イッチが操作可能状態であることを報知するものがあ
る。また、ストップスイッチの近傍の遊技面に、ストッ
プスイッチが操作可能な状態であることの表示を行う報
知ランプを設け、当該報知ランプの点灯により、遊技者
にストップスイッチが操作可能状態であることを報知す
るものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の遊技機では、かかる報知ランプがスタートスイッチ
や、ストップスイッチ等の操作スイッチから遠く離れて
いるため、初心者にとって、当該報知ランプがスタート
スイッチや、ストップスイッチ等の操作スイッチの操作
可能状態の表示であることを、瞬間的に理解するのは容
易ではないといった第一の問題点があった。
【0005】また、複数の操作スイッチが設けてある場
合であって、遊技の流れに沿って、複数の操作スイッチ
の一連の操作の順序を指示するようなものはなく、操作
順序を直ぐに修得するのは、容易ではないといった第二
の問題点があった。そこで、各請求項にそれぞれ記載さ
れた各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、次
の点にある。
【0006】(請求項1)すなわち、請求項1記載の発
明は、上記した従来の技術の有する第一及び第二の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、初心者であっても、操作スイッチが操作可能な状態
であることを瞬間的に理解することができ、また、操作
スイッチの操作順序を、予め頭の中に記憶する必要がな
く、簡単に修得することができる遊技機を提供しようと
するものである。
【0007】(請求項2)請求項2記載の発明は、次の
点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、上
記した従来の技術の有する第一及び第二の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、異な
る態様で発光させることにより、初心者であっても、操
作スイッチが操作可能な状態であることを瞬間的に理解
することができ、また、操作スイッチの操作順序を、予
め頭の中に記憶する必要がなく、簡単に修得することが
できる遊技機を提供しようとするものである。
【0008】(請求項3)請求項3記載の発明は、上記
した請求項1又は請求項2記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、
ベットスイッチが操作可能な状態であることを瞬間的に
理解することができ、また、遊技の流れに沿って、操作
順番を間違えることなく、ベットスイッチを確実に操作
することができる遊技機を提供しようとするものであ
る。
【0009】(請求項4)請求項4記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の目的に加え、
次の点を目的とする。すなわち、請求項4記載の発明
は、スタートスイッチが操作可能な状態であることを瞬
間的に理解することができ、また、遊技の流れに沿っ
て、操作順番を間違えることなく、スタートスイッチを
確実に操作することができる遊技機を提供しようとする
ものである。
【0010】(請求項5)請求項5記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の目的に加え、
次の点を目的とする。すなわち、請求項5記載の発明
は、ストップスイッチが操作可能な状態であることを瞬
間的に理解することができ、また、遊技の流れに沿っ
て、操作順番を間違えることなく、ストップスイッチを
確実に操作することができる遊技機を提供しようとする
ものである。
【0011】(請求項6)請求項6記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の目的に加え、
次の点を目的とする。すなわち、請求項6記載の発明
は、ベットスイッチ、スタートスイッチ及びストップス
イッチのそれぞれが操作可能な状態であるか否かを瞬間
的に理解することができ、また、これらの操作スイッチ
の操作順序を確実なものにすることができる遊技機を提
供しようとするものである。
【0012】(請求項7)請求項7記載の発明は、上記
した請求項5または請求項6記載の発明の目的に加え、
次の点を目的とする。すなわち、請求項7記載の発明
は、複数のストップスイッチの推奨操作順番を、直接、
視覚的且つ瞬間的に把握することができ、初心者であっ
ても、遊技操作を迷うことなく、スムーズに進めること
ができる遊技機を提供しようとするものである。
【0013】(請求項8)請求項8記載の発明は、上記
した請求項5または請求項6記載の発明の目的に加え、
次の点を目的とする。すなわち、請求項8記載の発明
は、操作順序に関するより多くの情報を得ることができ
て、初心者であっても、種々の遊技操作を迷うことな
く、スムーズに進めることができる遊技機を提供しよう
とするものである。
【0014】(請求項9)請求項9記載の発明は、上記
した請求項1乃至8のいずれか1項に記載の発明の目的
に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項9記載
の発明は、操作スイッチの操作が完了していることを、
視覚的且つ瞬間的に把握することができ、押し間違いの
発生を抑えることができる遊技機を提供しようとするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0016】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0017】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、遊
技を行うために遊技者が操作可能な操作スイッチ(14)を
備え、前記操作スイッチ(14)の内部に位置して、発光可
能な発光部(120)と、前記発光部(120)を発光させるため
の発光制御手段(130)とを備えている。そして、前記発
光制御手段(130)は、遊技者が操作すべき前記操作スイ
ッチ(14)の操作順序に基づいて、操作可能な状態におけ
る前記操作スイッチ(14)の前記発光部(120)を発光させ
ることを特徴とする。
【0018】なお、ここで、「遊技機(10)」とは、具体
的には、例えば、スロットマシンであるが、上述した回
転リール(40)を有するパチンコ機や、その他の遊技機を
含むものである。また、ここで、「操作スイッチ(14)」
とは、具体的には、例えば、投入スイッチ(15)、ベット
スイッチ(16)、精算スイッチ(17)、スタートスイッチ(3
0)及びストップスイッチ(50)等を含むものである。
【0019】また、ここで、「遊技者が操作すべき前記
操作スイッチ(14)の操作順序に基づいて」とは、遊技者
が遊技を進行させるための必要な操作スイッチ(14)の操
作順序を意味するものであって、具体的には、例えば、
先ず、最初に、ベットスイッチ(16)の操作又は遊技メダ
ルのメダル投入口(54)からの投入を行い、次に、スター
トスイッチ(30)の操作により回転リール(40)を回転さ
せ、次に、ストップスイッチ(50)の操作により回転リー
ル(40)の回転停止操作を行うようなものを含むものであ
る。
【0020】また、ここで、「操作可能な状態における
前記操作スイッチ(14)」とは、各操作スイッチ(14)を操
作することにより、各機能を有効に果たすことができる
ような状態となっている当該操作スイッチ(14)を意味す
るものである。具体的には、ベットスイッチ(16)の操作
又は遊技メダルの投入が行われてなければ、スタートス
イッチ(30)の操作は不可能な状態となっているが、ベッ
トスイッチ(16)の操作又は遊技メダルの投入が行われて
いれば、スタートスイッチ(30)の操作が可能な状態とな
っているものである。このような操作可能な状態となっ
ている操作スイッチ(14)を意味するものである。
【0021】(作用)本発明によれば、発光部(120)
が、操作スイッチ(14)の内部に位置しているため、当該
遊技機(10)に習熟していない初心者であっても、その発
光部(120)の発光により、その発光部(120)を有する操作
スイッチ(14)が操作可能な状態であることを瞬間的に理
解することができる。
【0022】また、発光制御手段(130)が、遊技者が操
作すべき操作スイッチ(14)の操作順序に基づいて、操作
可能な状態における操作スイッチ(14)の発光部(120)を
発光させている。このため、遊技者は、操作スイッチ(1
4)の操作順序を、予め頭の中に記憶する必要がなく、発
光している操作スイッチ(14)を視覚的に判断して、手で
順に操作するだけで、操作スイッチ(14)の操作順序を簡
単に修得することができる。
【0023】(請求項2)請求項2記載の発明は、次の
点を特徴とする。すなわち、本発明に係る遊技機(10)
は、遊技を行うために遊技者が操作可能な操作スイッチ
(14)を備え、前記操作スイッチ(14)の内部に位置して、
少なくとも2以上の異なる態様で発光可能な発光部(12
0)と、前記発光部(120)を発光させるための発光制御手
段(130)とを備えている。
【0024】そして、前記発光制御手段(130)は、遊技
者が操作すべき前記操作スイッチ(14)の操作順序に基づ
いて、操作可能な状態における前記操作スイッチ(14)の
前記発光部(120)を異なる態様で発光させることを特徴
とする。なお、ここで、「少なくとも2以上の異なる態
様で発光可能な発光部(120)」とは、発光部(120)が点灯
または消灯だけではなく、発光の色彩が青色及び赤色の
ように異なる色彩により発光するようなものや、発光の
輝度が、少なくとも2段階以上に変化することにより発
光するようなものを含むものである。さらに、発光部(1
20)が、発光状態及び非発光状態を所定時間間隔で繰り
返す、いわゆる点滅と発光状態を継続する点灯とのよう
に異なる態様で発光するようなものや、かかる点滅と点
灯と消灯との組合せや、赤色及び青色のように異なる色
彩を交互に発光状態とするようなものや、発光の輝度の
異なる発光状態のものを、交互に繰り返すようなものを
含むものである。
【0025】(作用)本発明によれば、発光部(120)
が、操作スイッチ(14)の内部に位置しているため、当該
遊技機(10)に習熟していない初心者であっても、その発
光部(120)を異なる態様で発光させることにより、その
発光部(120)を有する操作スイッチ(14)が操作可能な状
態であることを瞬間的に理解することができる。
【0026】また、発光制御手段(130)が、遊技者が操
作すべき操作スイッチ(14)の操作順序に基づいて、操作
可能な状態における操作スイッチ(14)の発光部(120)を
異なる態様で発光させている。このため、遊技者は、操
作スイッチ(14)の操作順序を、予め頭の中に記憶する必
要がなく、異なる態様で発光している操作スイッチ(14)
を視覚的に判断して、手で順に操作するだけで、操作ス
イッチ(14)の操作順序を簡単に修得することができる。
【0027】そして、本発明によれば、操作スイッチ(1
4)が操作不可能な状態においても、発光部(120)を消灯
した状態ではなく、異なる態様で発光させることができ
る。これにより、操作スイッチ(14)が操作不可能な状態
であっても、当該操作スイッチ(14)の操作位置を異なる
態様の発光により、視覚的に把握することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0028】すなわち、前記遊技機(10)は、その内部に
メダルを投入することにより、又は、その内部に貯留し
たメダル枚数を減じてメダル投入とすることにより、遊
技を開始可能とするものであって、前記操作スイッチ(1
4)として、前記遊技機(10)内部に貯留されたメダル枚数
を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ(16)
を備えている。
【0029】そして、前記発光制御手段(130)は、遊技
の流れに沿って、前記ベットスイッチ(16)の前記発光部
(120)を発光させることを特徴とする。なお、ここで、
「遊技の流れに沿って、前記ベットスイッチ(16)の発光
部(120)を発光させる」とは、遊技内容の進行に伴っ
て、各操作スイッチ(14)の操作可能な状態が変化してい
くが、その中で、ベットスイッチ(16)を操作する順番が
来たときであって、このベットスイッチ(16)が操作可能
な状態となっているときにベットスイッチ(16)の発光部
(120)を発光させるようなものを含むものである。
【0030】(作用)本発明によれば、ベットスイッチ
(16)が操作可能な状態であることを瞬間的に理解するこ
とができる。また、遊技の流れに沿って、ベットスイッ
チ(16)の操作タイミングを視覚的に判断することができ
る。このため、一連の操作スイッチ(14)の操作の流れの
中で、操作順序を間違えることなく、ベットスイッチ(1
6)を確実に操作することができる。
【0031】(請求項4)請求項4記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の特徴点に加
え、次の点を特徴とする。すなわち、前記遊技機(10)
は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
と、前記回転リール(40)の回転を制御すると共に、一定
確率で入賞図柄(61)の抽選を行うための制御装置(20)と
を備えている。
【0032】そして、前記操作スイッチ(14)として、前
記回転リール(40)の回転を開始させるためのスタートス
イッチ(30)を備えている。そして、前記発光制御手段(1
30)は、遊技の流れに沿って、前記スタートスイッチ(3
0)の前記発光部(120)を発光させることを特徴とする。
なお、ここで、「回転リール(40)」とあるのは、周囲に
複数の図柄を表示したものが、実際に回転するようなも
のに限定されるものではなく、液晶画面に表示されるよ
うなものも含まれるものである。具体的には、例えば、
パチンコ機等の遊技盤面の中央に設けた液晶装置を使用
することにより、周囲に複数の図柄を表示した回転リー
ルが回転するような画像を当該液晶装置によって遊技者
に向かって表示するものも含まれる。さらに、この「回
転リール(40)」の数は、複数であれば良いものであっ
て、特定の個数に限定されるものではなく、二個、三
個、四個或いはそれ以上の個数であっても良いものであ
る。
【0033】また、ここで、「遊技の流れに沿って」と
は、請求項3で説明したものと同様の意味である。 (作用)本発明によれば、スタートスイッチ(30)が操作
可能な状態であることを瞬間的に理解することができ
る。また、遊技の流れに沿って、操作順番を間違えるこ
となく、スタートスイッチ(30)の操作タイミングを視覚
的に判断することができる。これにより、一連の操作ス
イッチ(14)の操作の流れの中で、スタートスイッチ(30)
を確実に操作することができる。
【0034】(請求項5)請求項5記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の特徴点に加
え、次の点を特徴とする。すなわち、前記遊技機(10)
は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
と、前記回転リール(40)の回転を制御すると共に、一定
確率で入賞図柄(61)の抽選を行うための制御装置(20)と
を備えている。
【0035】そして、前記操作スイッチ(14)として、前
記回転リール(40)の回転を停止させるためのストップス
イッチ(50)を備えている。そして、前記発光制御手段(1
30)は、遊技の流れに沿って、前記ストップスイッチ(5
0)の前記発光部(120)を発光させることを特徴とする。
なお、ここで、「回転リール(40)」とあるのは、請求項
4で説明したものと同一のものである。
【0036】また、ここで、「遊技の流れに沿って」と
は、請求項3で説明したものと同様の意味である。 (作用)本発明によれば、ストップスイッチ(50)が操作
可能な状態であることを瞬間的に理解することができ
る。また、遊技の流れに沿って、操作順番を間違えるこ
となく、ストップスイッチ(50)の操作タイミングを視覚
的に判断することができる。これにより、一連の操作ス
イッチ(14)の操作の流れの中で、ストップスイッチ(50)
を確実に操作することができる。
【0037】(請求項6)請求項6記載の発明は、上記
した請求項1または請求項2記載の発明の特徴点に加
え、次の点を特徴とする。すなわち、前記遊技機(10)
は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
と、前記回転リール(40)の回転を制御すると共に、一定
確率で入賞図柄(61)の抽選を行うための制御装置(20)と
を備えている。
【0038】そして、前記操作スイッチ(14)として、前
記遊技機(10)内部に貯留されたメダル枚数を減じてメダ
ル投入に代えるためのベットスイッチ(16)と、遊技メダ
ルの投入若しくは前記ベットスイッチ(16)の投入を条件
に回転リール(40)の回転を開始させるためのスタートス
イッチ(30)と、前記回転リール(40)の回転を停止させる
ためのストップスイッチ(50)とを備えている。
【0039】そして、前記発光制御手段(130)は、遊技
の流れに沿って、前記ベットスイッチ(16)、前記スター
トスイッチ(30)及び前記ストップスイッチ(50)の順に、
遊技者が操作すべき前記操作スイッチ(14)の前記発光部
(120)を発光させることを特徴とする。なお、ここで、
「回転リール(40)」とあるのは、請求項4で説明したも
のと同一のものである。
【0040】(作用)本発明によれば、ベットスイッチ
(16)、スタートスイッチ(30)及びストップスイッチ(50)
のそれぞれが操作可能な状態であるか否かを瞬間的に理
解することができる。また、遊技の流れに沿って、ベッ
トスイッチ(16)、スタートスイッチ(30)及びストップス
イッチ(50)の操作タイミングを視覚的に判断することが
でき、かかるベットスイッチ(16)、スタートスイッチ(3
0)及びストップスイッチ(50)の操作順序を間違えること
なく、確実に操作することができる。
【0041】(請求項7)請求項7記載の発明は、上記
した請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の発
明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前
記回転リール(40)を、複数個設け、前記ストップスイッ
チ(50)を、前記回転リール(40)に対応するように複数個
設けている。
【0042】そして、前記発光制御手段(130)は、複数
の前記ストップスイッチ(50)の推奨操作順番に基づい
て、前記ストップスイッチ(50)の前記発光部(120)を順
に発光させることを特徴とする。なお、ここで、「スト
ップスイッチ(50)の推奨操作順番」とは、具体的には、
回転リール(40)を停止させる順番、いわゆるストップス
イッチ(50)の押し順が、遊技内容によって、遊技者に有
利となるように設定されているような場合における複数
のストップスイッチ(50)の操作する順番を意味するもの
である。具体的には、例えば、左、中及び右の3つの回
転リール(40)を有するような場合、通常遊技では、左→
中→右の順に回転リール(40)を止める、いわゆる順押し
を推奨し、そして、RBゲーム中の特定の図柄、例えば
リプレイの図柄を意図的に揃えたくないような、いわゆ
るリプレイ外しのときに、右→中→左の順に回転リール
(40)を止める、いわゆる逆押しを推奨するようなものを
含むものである。
【0043】また、ここで、「前記ストップスイッチ(5
0)の推奨操作順番に基づいて、前記ストップスイッチ(5
0)の前記発光部(120)を順に発光させる」とは、上述し
た順押しの例の場合、先ず、左側の回転リール(40)の発
光部(120)を発光させて、当該左側の回転リール(40)の
操作終了後、中央の回転リール(40)の発光部(120)を発
光させて、当該中央の回転リール(40)の操作終了後、右
側の回転リール(40)の発光部(120)を発光させるよう
に、具体的に、操作すべき回転リール(40)を特定して順
に発光させるようなものを含むものである。さらに、順
押しの場合、回転リール(40)の発光部(120)を左→中→
右→左→中→右というように順に点灯及び消灯を繰り返
して、操作方向を光の流れで形成するようなものを含む
ものである。
【0044】(作用)本発明によれば、発光制御手段(1
30)が、複数のストップスイッチ(50)の推奨操作順番に
基づいて、ストップスイッチ(50)の発光部(120)を順に
発光させている。このため、遊技者は、複数のストップ
スイッチ(50)の推奨操作順番を、ストップスイッチ(50)
の発光部(120)から直接、視覚的且つ瞬間的に把握する
ことができる。これにより、遊技内容を熟知していない
初心者であっても、迷うことなく、遊技を自己に有利と
なるようにスムーズに進めることができる。
【0045】(請求項8)請求項8記載の発明は、上記
した請求項5または請求項6に記載の発明の特徴点に加
え、次の点を特徴とする。すなわち、前記回転リール(4
0)を、複数個設け、前記ストップスイッチ(50)を、前記
回転リール(40)に対応するように複数個設けている。
【0046】そして、前記発光制御手段(130)は、複数
の前記ストップスイッチ(50)の推奨操作順番に基づい
て、前記ストップスイッチ(50)の操作を最も推奨するス
トップスイッチ(50)と、他の操作可能なストップスイッ
チ(50)との発光態様を異ならしめて、前記ストップスイ
ッチ(50)の前記発光部(120)を発光させることを特徴と
する。
【0047】なお、ここで、「ストップスイッチ(50)の
推奨操作順番」とは、請求項7で説明したものと同一の
ものである。また、ここで、「他の操作可能なストップ
スイッチ(50)」とは、推奨操作順番に基づいて、操作を
最も推奨するストップスイッチ(50)ではないが、現時点
において、操作可能なストップスイッチ(50)を意味する
ものである。
【0048】また、ここで、「発光態様を異ならしめ
て」とは、具体的には、例えば、操作順番で最も推奨す
るストップスイッチ(50)の発光部(120)を青色に発光さ
せ、操作順番に基づいて推奨はしないが、操作可能なス
トップスイッチ(50)の発光部(120)を黄色に発光させ、
現時点で操作不可能なストップスイッチ(50)の発光部(1
20)を赤色に発光若しくは消灯させるようなものを含む
ものである。また、他の例として、操作順番で最も推奨
するストップスイッチ(50)の発光部(120)を点滅させ、
操作順番に基づいて推奨はしないが、操作可能なストッ
プスイッチ(50)の発光部(120)を点灯させ、現時点で操
作不可能なストップスイッチ(50)の発光部(120)を消灯
させるようなものを含むものである。
【0049】(作用)本発明によれば、遊技者は、複数
のストップスイッチ(50)の推奨操作順番を、ストップス
イッチ(50)の発光部(120)の発光態様の違いにより、直
接、視覚的且つ瞬間的に把握することができる。このた
め、初心者であっても、遊技操作を迷うことなく、スム
ーズに進めることができる。
【0050】また、操作順序は非推奨であるが、操作可
能なストップスイッチ(50)と、操作不可能なストップス
イッチ(50)とを、直接、視覚的且つ瞬間的に把握するこ
とができる。これにより、操作に関するより多くの情報
を得ることができて、種々の遊技操作を迷うことなく、
スムーズに進めることができる。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項1
乃至8のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0051】すなわち、前記発光制御手段(130)は、遊
技者による前記操作スイッチ(14)の操作完了後、当該発
光部(120)を消灯させることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、操作スイッチ(14)の操作が完
了していることを、遊技者は、視覚的且つ瞬間的に把握
することができ、操作スイッチ(14)を押し間違えること
を防止することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1乃至図13
は、本発明の実施の形態を示すものである。図1は遊技
機の入力、制御及び出力のブロック図、図2は遊技機の
外観正面図、図3は遊技機の一部の外観正面図、図4は
スタートスイッチの外観斜視図、図5はスタートスイッ
チの球状操作部の外観斜視図、図6はスタートスイッチ
の球状操作部の縦断面図、図7はストップスイッチの縦
断面図、図8はストップスイッチの外観正面図、図9は
操作スイッチの操作順序を指示している状態の外観正面
図、図10乃至図13は遊技機の動作の概略のフローを
それぞれ示すものである。
【0053】(遊技機10)図2中、10は、遊技機10を示
すものである。遊技機10は、図2に示すように、四角箱
状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部に
は、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成
されている。そして、この中央部の表示窓12の中央に
は、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図
柄表示窓13が形成されている。
【0054】上記回転リール40は、図2の向かって左端
側に位置する左側回転リール43と、図2の向かって右端
側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール
43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール
44とからなるものである。そして、遊技機10の前面側に
は、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上
の斜め方向に二本の合計五本の有効入賞ラインが形成さ
れている。
【0055】遊技機10の前面側の中央に位置して、手前
側に向かって突出する部分の上側の傾斜面の右側には、
メダルを投入するためのメダル投入口54が設けてある。
そして、この傾斜面の左側には、遊技機10の内部に貯留
したメダル枚数を減じてメダル投入とすることが可能な
ベットスイッチ16が設けてある。そして、遊技機10の前
面の正面には、手前側に向かって突出するレバー状のス
タートスイッチ30が設けてある。そして、そのスタート
スイッチ30の右側には、三個の回転リール40にそれぞれ
対応する三個のストップスイッチ50が設けてある。ま
た、スタートスイッチ30の左側には、貯留したメダルを
払い出すための精算スイッチ17が設けてある。また、メ
ダル投入口54の上方には、メダル投入可能な状態を遊技
者に向かって表示するための投入スイッチ発光指示装置
128が設けてある。
【0056】遊技機10の内部には、図示していないが、
遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置20(図
1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0057】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、遊技制御装置21及び演出
制御装置22に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特
にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御
しても良く、或いは、二個以上のCPUで制御するよう
にしても良いものである。
【0058】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(5)の
手段として機能する。
【0059】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)発光制御手段130 (5)時間カウント手段160 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0060】また、遊技制御装置21としては、上記した
(1)乃至(5)の手段に限定されるものではなく、他
の手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、ランプやス
ピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。そ
して、遊技制御装置21の内部データの信頼性を担保する
ため、遊技制御装置21と演出制御装置22との間での信号
のやりとりは、一方通行となるように設定されている。
すなわち、遊技制御装置21から演出制御装置22に向かっ
て出力信号のみが送出され、この演出制御装置22から遊
技制御装置21に向かっていかなる信号も送出されないよ
うに設定されている。これにより、抽選確率等の入賞抽
選に関するデータを有する遊技制御装置21のデータ保護
を容易なものにすることができる。
【0061】また、ここで、遊技機10は、遊技制御装置
21を配置した主基板23の他に、前記演出制御装置22を配
置したサブ基板24を設けているものである。このため、
サブ基板24を交換することにより、演出内容の一部だけ
が異なる姉妹機を簡単に製造することができる。また、
サブ基板24のみを容量や性能が異なる別のものに簡単に
交換することができるため、演出内容だけを、例えば、
静止画からなる文字表示だけ等の比較的簡単な演出内容
のものから、種々の背景の中で、キャラクターが登場す
る等の多色、高精細の動画からなる複雑な種々の演出内
容のもの等に容易に変更することができる。
【0062】なお、本実施の形態は、上述したような主
基板23及びサブ基板24を備えているが、特にこれに限定
されるものではなく、主基板23のみからなるようなもの
や、或いは、更に複数のサブ基板24を備えているような
ものでも良いものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次の操作スイッチ14が接続されている。
【0063】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)の操
作スイッチ14に限定されるものではない。
【0064】(出力段)上記制御装置20の出力段には、
図1に示すように、次のパーツが接続されている。 (1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) (4)発光部120 なお、出力段としては、上記した(1)乃至(4)のパ
ーツに限定されるものではない。
【0065】(投入スイッチ15)上記投入スイッチ15
は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置
するスイッチであって、投入された遊技メダルを検知す
るためのものである。上記投入スイッチ15がメダルを受
け入れ可能な状態であるとき、メダル投入口54の上方の
投入スイッチ発光指示装置128が輝度大の青色に発光し
て、その表面の「Insert Medals」の文字が青色に浮か
び上がるように設定されている。そして、上記投入スイ
ッチ15がメダルの受け入れ不可の状態のとき、メダル投
入口54の上方の投入スイッチ発光指示装置128が輝度小
の赤色に発光して、その表面の「InsertMedals」の文字
が薄暗く赤色に浮かび上がるように設定されている。
【0066】上記投入スイッチ発光指示装置128は、内
部構造を特に図示しないが、他のベットスイッチ発光部
122、スタートスイッチ発光部123及びストップスイッチ
発光部124と同様に、青色発光ダイオード131及び赤色発
光ダイオード132の二つからなる投入スイッチ発光部121
を備えている。そして、この投入スイッチ発光部121
は、メダル投入可能な状態のときに、その青色発光ダイ
オード131が発光して、「Insert Medals」の文字を輝度
大の青色に発光させ、メダル投入不可の状態のときに、
赤色発光ダイオード132が輝度小に発光して、かかる文
字を赤色に薄暗く発光させるものである。
【0067】なお、上記投入スイッチ発光指示装置128
は、上述したように青色及び赤色の二色で発光させてい
るが、特にこれに限定されるものではなく、単に、通常
の白色光のみで発光させることにより、表面に記された
「Insert Medals」の文字が後ろからの光によって浮か
び上がるように設定しても良いものである。すなわち、
メダル投入可能な状態のとき、点灯させて文字を浮かび
上がらせ、メダル投入不可の状態のとき、消灯させて文
字が浮かび上がらないように設定しても良いものであ
る。
【0068】(ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ
16は、図2に示すように、回転リール40の下方に位置す
るスイッチであって、遊技機10内部に貯留された貯留メ
ダル枚数を減じてメダル投入に代えるためのものであ
る。当該ベットスイッチ16を操作することにより、貯留
されたメダル枚数から3枚がメダル投入となるように設
定されている。
【0069】上記ベットスイッチ16は、その内部に位置
して、操作可能な状態のとき輝度大の青色に発光可能な
発光部120としてのベットスイッチ発光部122を備えてい
る。すなわち、現在の遊技状態が、ベットスイッチ16に
より貯留されたメダル枚数を減じてメダル投入に代える
ことができる状態であるときに、ベットスイッチ発光部
122は、輝度が大きな青色に発光するように設定されて
いる。
【0070】そして、ベットスイッチ16が操作不可の状
態のとき、具体的には、貯留メダル枚数が0枚であると
きや、既にベットスイッチ16により、或いはメダル投入
口54から3枚のメダル投入が行われているときや、既に
スタートスイッチ30が押されて回転リール40が回転を開
始しているようなとき等には、このベットスイッチ発光
部122は、輝度小の赤色に発光するように設定されてい
る。かかるベットスイッチ16の構造について、以下に説
明する。
【0071】上記ベットスイッチ16は、その内部構造
が、図7に示すようなストップスイッチ50の内部構造と
同一のものを使用している。なお、図7に示すものはス
トップスイッチ50であるため、ベットスイッチ16は、図
7を60度程、右回転させて、遊技表面材152が上面側
の傾斜面となるような状態に固定されているものであ
る。
【0072】具体的には、ベットスイッチ16は、図7に
示すように、遊技機10の前面側の傾斜面からなる遊技表
面材152に固定される略円筒状の円筒状支持部材153と、
この円筒状支持部材153の内部をスライド可能なスライ
ド部材145と、円筒状支持部材153の前面側に固定されて
発光可能な発光ダイオードからなる発光部120と、スラ
イド部材145のスライドを検知可能なフォトセンサー139
とを備えている。
【0073】前記円筒状支持部材153は、略円筒状の円
筒部154と、この円筒部154の底側を覆う底部155と、底
部155の前面側に位置して円筒部154から突出し、発光ダ
イオードを固定するためのダイオード支持片151とを備
えている。前記底部155には、中央にスライド部材145の
一部が摺動するための表裏に貫通する貫通孔156が形成
されている。
【0074】前記スライド部材145は、前面側にボタン
状に突出するように位置して光が透過可能な半透明のボ
タン状透光部146と、このボタン状透光部146とつながっ
て、円筒状支持部材153のダイオード支持片151及び底部
155の間の空間を移動可能なスライド片部147と、このス
ライド片部147から底部155側に向かって突出する円柱状
のスライド軸部148とを備えている。前記ボタン状透光
部146は、遊技者が指で押し込むことにより、スライド
部材145全体をスライド可能とするものである。また、
ボタン状透光部146は、発光部120の形状を直接見ること
ができないように半透明に形成されているが、発光部12
0からの光が投射され、遊技者が当該光を視認できるよ
うに光が透光可能な状態に形成されているものである。
前記スライド片部147と底部155との間には、コイル状の
コイルばね149が挟み込まれて、スライド部材145を前面
側に常時付勢するように設定されている。そして、遊技
者が指でボタン状透光部146をコイルばね149の付勢力に
抗して押したときに、スライド部材145のスライド軸部1
48がフォトセンサー139に向かって移動する。そして、
かかるスライド軸部148が、フォトセンサー139の光を遮
断することにより、フォトセンサー139が当該操作を検
知するものである。
【0075】前記発光部120は、ベットスイッチ16内部
に設けたベットスイッチ発光部122である。このベット
スイッチ発光部122は、輝度が大きな青色に発光可能な
青色発光ダイオード131と、輝度が小さな赤色に発光可
能な赤色発光ダイオード132とを備えている。このベッ
トスイッチ発光部122は、ダイオードリード線137を介し
て、発光制御手段130に制御可能に接続されている。そ
して、発光制御手段130は、ベットスイッチ16が操作可
能な状態のとき、青色発光ダイオード131を輝度大に発
光させ、ベットスイッチ16が操作不可の状態のとき、赤
色発光ダイオード132を輝度小に発光させるように設定
されている。
【0076】前記フォトセンサー139は、遊技者が指で
スライド部材145のボタン状透光部146を押し込むことに
より、スライド部材145のスライド軸部148による光の遮
断を検知するものである。そして、当該検知結果は、セ
ンサーリード線144を介して、発光制御手段130により検
知可能に設定されている。なお、ここで、当該ベットス
イッチ16は、操作することにより、貯留メダルを3枚投
入したことに設定されているが、これに限定されること
なく、1枚又は2枚投入したことに設定しても良いもの
である。また、3枚投入のベットスイッチ16とは別に、
1枚投入又は2枚投入のベットスイッチ16をそれぞれ別
個独立に設けても良いものである。そして、かかる1枚
投入及び2枚投入のベットスイッチ16にも、上述したよ
うな操作可能な状態のとき発光可能な発光部120を設け
ても良いものである。
【0077】(精算スイッチ17)上記精算スイッチ17
は、図2に示すように、回転リールの斜め下方に位置す
るスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すた
めのものである。なお、本実施の形態では、精算スイッ
チ17は、ベットスイッチ16やストップスイッチ50のよう
な発光部120を有していないが、それらの操作スイッチ1
4と同様に内部に発光部120を設けて、操作可能な状態の
とき、輝度大の青色に発光させ、操作不可の状態のと
き、輝度小の赤色に発光させるようにしても良いもので
ある。
【0078】(スタートスイッチ30)上記スタートスイ
ッチ30は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方
に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくは
ベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技
(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、
リールユニット60の駆動を開始させるためのものであ
る。
【0079】なお、ここで、「再遊技(Replay)」と
は、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技
を行うことができるものである。上記スタートスイッチ
30の内部には、図4乃至図6に示すように、操作可能な
状態のとき輝度大の青色に発光可能な発光部120として
のスタートスイッチ発光部123を備えている。このスタ
ートスイッチ発光部123は、メダル投入の条件を満足し
ている場合に、スタートスイッチ30が操作可能な状態と
なって、青色に発光するように設定されている。すなわ
ち、ベットスイッチ16による貯留されたメダル枚数を減
じてメダル投入に代えることにより、或いは、メダル投
入口54から遊技メダルを投入することにより、メダル投
入の条件が満足される。この条件を満足することによ
り、スタートスイッチ発光部123は輝度大の青色に発光
する。そして、上記条件を満足していない場合、スター
トスイッチ30の操作不可の状態であって、スタートスイ
ッチ発光部123は、輝度小の赤色に薄暗く発光するよう
に設定されている。
【0080】なお、ここで、ストップスイッチ発光部12
4の青色発光の条件を上述したようなメダル投入だけで
はなく、メダル投入の条件と、これに加えて、1回の遊
技時間も条件として加えても良いものである。すなわ
ち、具体的には、ベットスイッチ16による貯留されたメ
ダル枚数を減じてメダル投入に代えることにより、或い
は、メダル投入口54から遊技メダルを投入することによ
り、メダル投入の条件が満足される。そして、これに加
えて、時間カウント手段160による1回の遊技時間のカ
ウントが、予め設定した1回の最小遊技時間(例えば
4.1秒)に達することにより、遊技時間の条件が満足
される。これらの両方の条件が満たされることにより、
スタートスイッチ発光部123を輝度大の青色に発光する
ように設定するものである。これにより、スタートスイ
ッチ30の操作可能タイミングを明確に知ることができ
て、遊技のリズムを崩すことなく、遊技を繰り返すこと
ができる。
【0081】次に、スタートスイッチ30の構造につい
て、以下に説明する。上記スタートスイッチ30は、図4
に示すように、遊技者が指で握って下方に向かって押し
下げ可能な略球状の球状操作部133と、この球状操作部1
33の内部に位置して、発光可能な発光部120と、球状操
作部133から遊技機側に向かって延びる中空円筒状の円
筒状軸部136と、この円筒状軸部136の途中に位置して、
遊技機に回動可能に支持される回転軸部138と、円筒状
軸部136の回転軸部138から奥側に向かって延びる断面形
状が略方形状であって全体形状が直方体状の方形状軸部
142と、遊技者の操作により、方形状軸部142の移動を検
知可能なフォトセンサー139とを備えている。
【0082】前記球状操作部133は、図6に示すよう
に、円筒状軸部136の手前側にねじ込んで固定可能な半
球状裏面部135と、この半球状裏面部135から手前側に向
かって略半球状に形成される半球状透光部134とを備え
ている。前記半球状裏面部135と前記半球状透光部134と
の間には、発光可能な発光部120としてのスタートスイ
ッチ発光部123が固定されている。前記半球状透光部134
は、スタートスイッチ発光部123の形状を直接見ること
ができないように半透明に形成されてあり、スタートス
イッチ発光部123からの光が投射され、遊技者が当該光
を視認できるように光が透過可能な状態に形成されてい
るものである。
【0083】前記発光部120は、球状操作部133の内部に
設けたスタートスイッチ発光部123である。スタートス
イッチ発光部123は、輝度が大きな青色に発光可能な青
色発光ダイオード131と、輝度が小さな赤色に発光可能
な赤色発光ダイオード132とを備えている。このスター
トスイッチ発光部123は、円筒状軸部136を通したダイオ
ードリード線137を介して、発光制御手段130に制御可能
に接続されている。そして、発光制御手段130は、スタ
ートスイッチ30が操作可能な状態のとき、青色発光ダイ
オード131を輝度大に発光させ、スタートスイッチ30が
操作不可の状態のとき、赤色発光ダイオード132を輝度
小に発光させるように設定されている。
【0084】前記円筒状軸部136は、球状操作部133と方
形状軸部142とを結ぶ中空円筒状のものであって、その
途中の回転軸部138を中心として回動可能なものであ
る。前記回転軸部138は、遊技機に固定されてスタート
スイッチ30全体を覆う箱状のブラケット143に回動可能
に軸支されているものである。前記方形状軸部142は、
上面側に位置して上方に向かって突出する台形板状の突
出片141を備えている。この突出片141は、遊技者の球状
操作部133の押し下げ操作により、フォトセンサー139の
光を遮断して、かかる操作を検出可能なものである。
【0085】前記フォトセンサー139は、全体形状が略
コ字状であって、内部に突出片141が挿入されることに
より、当該突出片141による光の遮断を検知するもので
ある。そして、当該検知結果は、センサーリード線144
を介して、発光制御手段130により検知可能に設定され
ている。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50は、リ
ールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
ストップスイッチ50は、図2に示すように、各回転リー
ル40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リ
ール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回
転リール40に対応したストップスイッチ50の操作によ
り、当該対応した回転リール40が回転を停止するように
設定されているものである。具体的には、ストップスイ
ッチ50は、その左端に位置して左側回転リール43の回転
を停止させるための左側ストップスイッチ51と、その中
央に位置して中央回転リール44の回転を停止させるため
の中央ストップスイッチ52と、その右端に位置して右側
回転リール45の回転を停止させるための右側ストップス
イッチ53とから形成されている。
【0086】上記各ストップスイッチ50は、その内部に
位置して、それぞれのストップスイッチ50が操作可能状
態のとき輝度大の青色に発光可能な発光部120としての
ストップスイッチ発光部124を備えている。そして、こ
のストップスイッチ発光部124は、当該ストップスイッ
チ50が操作不可の状態のとき輝度小の赤色に発光可能な
ものである。すなわち、ストップスイッチ発光部124
は、回転リール40が回転を停止しているときは、輝度が
小さな赤色に薄暗く発光しているが、スタートスイッチ
30を操作して、回転リール40の回転開始後、停止操作が
可能な状態になると、輝度が大きな青色に発光するもの
である。ストップスイッチ50の構造について、以下に説
明する。
【0087】上記ストップスイッチ50は、その内部構造
が、図7に示すように、既に説明したベットスイッチ16
の内部構造と同一のものを使用している。具体的には、
ストップスイッチ50は、遊技機10の前面側の垂直面であ
る遊技表面材152に固定されているものである。そし
て、ストップスイッチ50の発光部120は、ストップスイ
ッチ50の内部に設けたストップスイッチ発光部124から
なるものである。このストップスイッチ発光部124の構
造は、ベットスイッチ発光部122と同様に赤色発光ダイ
オード132及び青色発光ダイオード131からなるものであ
る。その他の構成は、ベットスイッチ16の構造で説明し
たものと同一であるため、説明を省略する。
【0088】上記ストップスイッチ50は、スタートスイ
ッチ30を操作して回転リール40の回転開始後、3個共、
青色に発光する。そして、遊技者が、自己の選択によ
り、いずれかのスタートスイッチ30を押して対応する回
転リール40の停止操作を行うことにより、操作後の当該
ストップスイッチ50のみが赤色に変更し、残りの未操作
のストップスイッチ50は青色に発光している状態を維持
するものである。そして、順次、残りのストップスイッ
チ50を遊技者が操作することにより、当該ストップスイ
ッチ50の発光部120の色が青色から赤色に変更される。
そして、全てのストップスイッチ50の操作終了後、3個
のストップスイッチ50の発光部120は、全部赤色に発光
している状態となるものである。
【0089】(リールユニット60)上記リールユニット
60は、特に図示しないが枠体に固定或いは支持された三
個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個
の回転リール40とから構成されている。そして、各回転
リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転
ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42と
を備えている。このリールテープ42の外周面には、複数
個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
【0090】(ホッパーユニット65)上記ホッパーユニ
ット65は、図示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技
者にメダルを払い出すためのものである。 (表示装置66)上記表示装置66は、スピーカや表示ラン
プ等であって、遊技者に入賞等を報知させるためのもの
である。具体的には、演出制御装置22の制御により、入
賞時にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点
灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知さ
せるためのものである。
【0091】(発光部120)上記発光部120は、各操作ス
イッチ14の内部若しくは近傍に位置して、輝度大の青色
発光と輝度小の赤色発光との二つの異なる態様で発光可
能なものである。具体的には、以下の(1)乃至(4)
がある。 (1)投入スイッチ発光部121 (2)ベットスイッチ発光部122 (3)スタートスイッチ発光部123 (4)ストップスイッチ発光部124 なお、発光部120として、上記(1)乃至(4)に限定
されるものではない。また、上述した(1)乃至(4)
の発光部120は、それぞれ投入スイッチ15、ベットスイ
ッチ16、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の
項目の中で述べているため説明を省略する。
【0092】(通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御
手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。すな
わち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を
条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技か
ら所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作す
ると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール
40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一
個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停
止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し
終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。
このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設定さ
れた図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介して
所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い
出す代わりに、クレジットしても良い。
【0093】入賞には、遊技メダルの払い出しを伴い、
遊技者に利益を付与する小役入賞と、この小役入賞より
もさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞と、遊
技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入
することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技
(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果が
いずれかの入賞となった場合(内部的当選、内部的入賞
または内部当たりとも言う。)、その入賞に対応した入
賞フラグが成立する。そして、抽選結果が特別入賞であ
る場合に、特別入賞フラグが成立し、この特別入賞フラ
グ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図
柄61の組み合わせが、予め定められた所定の特別入賞図
柄61(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個揃うも
の)と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者に有
利な特別遊技を行わせるように形成されている。そし
て、抽選により特別入賞フラグが成立したが、回転リー
ル40の停止図柄61の組み合わせが特別入賞図柄61と一致
していない場合、それ以後の遊技に特別入賞フラグ成立
の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小
役の入賞フラグは、入賞フラグが成立した遊技で入賞を
確定させられない場合、入賞フラグ成立の権利の次の遊
技への持ち越しはない。
【0094】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。
【0095】(特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御
手段80は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有
利な特別遊技を行わせるためのものである。上記特別遊
技としては、大別すると、次のゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。
【0096】具体的には、通常遊技において、図示しな
いが、例えば「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三
個揃うと、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚
のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始
される。そして、特別遊技制御手段80は、図1に示すよ
うに、大別すると、次の手段を備える。
【0097】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手段
91は、BBゲームを制御するためのBBゲーム制御手段
90である。
【0098】具体的には、BBゲームに移行すると、通
常遊技と同様の小役遊技が、最大3枚のメダルの投入に
よって開始され、3つの回転リールの回転を各々停止さ
せた際に、有効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか
否かによって、メダルの払い出しが行われるものであ
る。したがって、BBゲーム中の小役遊技では、通常遊
技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものであ
る。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するた
めの特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃った場合に
は、その後RBゲームに移行するものである。
【0099】なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへ
の移行が、例えば最大3回行われることになっているた
めに、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述し
たような通常遊技と同様な小役遊技の抽選及び制御が行
われるものである。そして、BBゲームでは、BBゲー
ム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或
いはBBゲーム中の小役遊技が所定の最大回数、例えば
最大30回の終了により、BBゲームは終了するもので
ある。もちろん、BBゲーム中のRBゲームや、小役遊
技の最大回数は、上述したものに限定されるものではな
く、遊技機10の種類の違いにより、他の回数(例えば、
RBゲームの最大回数が2回)に設定されているもので
も良いものである。
【0100】(特定遊技制御手段101)上記特定遊技制
御手段101は、RBゲームを制御するためのものであ
る。具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1
枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が表示窓12
のセンターライン上に揃った場合に入賞確定となる特定
入賞遊技が行われるものである。そして、RBゲームで
は、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12回行える
ものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が可能であ
る。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、或いは最
大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲームは終
了するものである。
【0101】(入賞抽選手段110)上記入賞抽選手段110
は、予め定めた抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判
定の抽選を行うものである。そして、入賞抽選手段110
による抽選結果が入賞である場合(内部的当選、内部的
入賞または内部当たりとも言う。)に入賞フラグが成立
し、この入賞フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄
の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したこと
を条件に入賞が確定し、遊技者にメダルの払い出しや、
特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
【0102】上記入賞抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)入賞判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、入賞抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。
【0103】(乱数発生手段111)上記乱数発生手段111
は、入賞抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で
0乃至65535)で発生させるものである。なお、こ
こで、「乱数発生手段」とは、ソフト乱数としての平均
採中法等で乱数を発生させることができるものの、一定
範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構
成することもできる。例えば、0乃至16383の範囲
の数字を、1秒間に数百万回程度順次繰り返すようにし
たカウンタが考えられる。
【0104】そして、「乱数抽出手段」としては、スタ
ートスイッチを押したタイミングでカウンタの数字を読
みとることとなる。このように形成すると、「乱数発生
手段」では乱数を発生しているわけではないものの、
「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも
乱数のような分布となるものである。このように結果と
して乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、こ
こでは、「乱数発生手段」或いは「乱数抽出手段」に含
めて考えるものである。
【0105】(乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112
は、乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件
(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するもの
である。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとす
る。 (入賞判定テーブル113)上記入賞判定テーブル113は、
乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各入賞項目の
入賞領域を有するものである。
【0106】(判定手段114)上記判定手段114は、乱数
抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、入賞判定テ
ーブル113の抽選確率データを基に、乱数発生手段111が
とる乱数の全領域中の各入賞項目の入賞領域からなる入
賞判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属
する入賞領域に対応する入賞を決定するものである。
【0107】(発光制御手段130)上記発光制御手段130
は、遊技者が操作すべきベットスイッチ16やスタートス
イッチ30やストップスイッチ50等の操作スイッチ14の操
作順序に基づいて、操作スイッチ14の操作可能な状態に
おける発光部120を異なる態様で発光させるためのもの
である。
【0108】具体的には、投入スイッチ15、ベットスイ
ッチ16、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の
発光部120は、青色発光ダイオード131の点灯による輝度
大の青色の発光と、赤色発光ダイオード132の点灯によ
り輝度小の赤色の発光との二つの異なる態様で発光可能
に設定されている。そして、この発光制御手段130は、
遊技者が操作すべき上記操作スイッチ14の操作順序に基
づいて、各操作スイッチ14が操作可能な状態における発
光部120を、青色発光ダイオード131の点灯による輝度大
の青色に発光させて、同時に、赤色発光ダイオード132
を消灯状態にするものである。そして、発光制御手段13
0は、遊技者が操作すべき上記操作スイッチ14の操作順
序に基づいて、各操作スイッチ14が操作不可能な状態に
おける発光部120を、赤色発光ダイオード132の点灯によ
る輝度小の赤色に発光させて、同時に、青色発光ダイオ
ード131を消灯状態に維持するものである。すなわち、
発光制御手段130は、遊技の流れに沿って、投入スイッ
チ発光部121、ベットスイッチ発光部122、スタートスイ
ッチ発光部123及びストップスイッチ発光部124を、それ
らの操作可能な順番に基づいて、順に赤色から青色に発
光させて、当該操作終了後に再度、赤色に戻すように設
定されているものである。
【0109】なお、ここで、発光制御手段130は、操作
可能な状態において、各発光部120を赤色から青色の点
灯状態に変化させているが、変化させる色彩は、上述し
た赤色と青色に限定されるものではなく、他の色でも良
いものである。また、上記発光制御手段130は、遊技の
流れに沿って、操作可能な状態の操作スイッチ14の色彩
を、上述したように変化させて、発光の態様を変化させ
ているが、特にこれに限定されるものではない。例え
ば、遊技の流れに沿って、操作可能な操作スイッチ14の
発光部120を単に白色に点灯させて、操作不可能な操作
スイッチ14の発光部120を消灯させるようにしても良い
ものである。
【0110】さらに、発光制御手段130は、発光部120を
上述したような点灯状態と、消灯状態との二つの状態に
設定するだけではなく、点灯状態及び点滅状態や、点滅
状態及び消灯状態等の二つの状態に設定しても良いもの
である。さらに、また、発光制御手段130は、発光部120
を、輝度大と輝度小との二つの発光態様で発光させるよ
うに設定しても良いものである。
【0111】(時間カウント手段160)上記時間カウン
ト手段160は、所定の設定時間から時間をカウントする
ためのものである。具体的には、スタートスイッチ30を
操作してから、時間のカウントを開始し、次の遊技のス
タートスイッチ30の操作までの時間をカウントしている
ものである。もちろん、時間カウント手段160の時間の
カウントの開始のタイミングは、上述したものに限定さ
れず、他のタイミングを基準としても良いものである。
【0112】そして、上記時間カウント手段160による
遊技1回の時間をカウントすることにより、1回の遊技
時間が、予め設定した最小遊技時間(例えば4.1秒)
よりも短くならないように調整しているものである。具
体的には、前回のスタートスイッチ30の操作時間からカ
ウントして、今回のスタートスイッチ30の操作タイミン
グまでの合計時間が、かかる最小遊技時間(例えば、
4.1秒)よりも短い場合には、当該最小遊技時間に達
してから、回転リール40の回転を開始するように設定さ
れている。
【0113】(遊技機10の動作)次に、上記構成を備え
た遊技機の動作の概略について、図10乃至図11に示
したフローを用いて説明する。先ず、図10に示すステ
ップ100において、貯留メダルが有るか否かが判定さ
れる。そして、貯留メダルが有ると判定された場合、次
のステップ101に進む。
【0114】ステップ101において、ベットスイッチ
16及び投入スイッチ15の発光部120の青色点灯及び赤色
消灯が行われる。具体的には、ベットスイッチ発光部12
2及び投入スイッチ発光部121の青色発光ダイオード131
が点灯し、輝度大の青色の発光を開始し、同時に、ベッ
トスイッチ発光部122及び投入スイッチ発光部121の赤色
発光ダイオード132が消灯し、輝度小の赤色の発光を終
了する。そして、次のステップ102に進む。
【0115】ステップ102において、スタートスイッ
チ30及びストップスイッチ50の発光部120の青色消灯状
態の継続及び赤色点灯状態の継続が行われる。具体的に
は、スタートスイッチ発光部123及びストップスイッチ
発光部124の青色発光ダイオード131による輝度大の青色
が消灯している状態が継続して維持される。そして、ス
タートスイッチ発光部123及びストップスイッチ発光部1
24の赤色発光ダイオード132による輝度小の赤色が薄暗
く点灯している状態が継続して維持される。そして、次
のステップ103に進む。
【0116】ステップ103において、メダル投入口54
からの遊技メダルの投入、或いはベットスイッチ16によ
る貯留されたメダル枚数を減じてメダル投入に代えるた
めの操作が行われたか否かが判定される。そして、メダ
ル投入口54からの遊技メダルの投入又はベットスイッチ
16の操作が行われていると判定された場合、次のステッ
プ104に進む。
【0117】ステップ104において、ベットスイッチ
16及び投入スイッチ15の発光部120の青色消灯及び赤色
点灯が行われる。具体的には、ベットスイッチ発光部12
2及び投入スイッチ発光部121の青色発光ダイオード131
が消灯し、輝度大の青色の発光が終了し、同時に、ベッ
トスイッチ発光部122及び投入スイッチ発光部121の赤色
発光ダイオード132が点灯して、輝度小の薄暗い赤色の
発光が開始する。そして、次のステップ105に進む。
【0118】ステップ105において、スタートスイッ
チ30の発光部120の青色点灯及び赤色消灯が行われる。
具体的には、ストップスイッチ発光部124の青色発光ダ
イオード131が点灯し、輝度大の青色の発光が開始さ
れ、赤色発光ダイオード132が消灯して、輝度小の赤色
の発光が終了する。そして、次のステップ106に進
む。ステップ106において、遊技者によるスタートス
イッチ30の操作が行われたか否かが判定される。そし
て、遊技者によるスタートスイッチ30の操作が行われた
と判定された場合、次のステップ107に進む。
【0119】ステップ107において、スタートスイッ
チ30の発光部120の青色消灯及び赤色点灯が行われる。
具体的には、ストップスイッチ発光部124の青色発光ダ
イオード131が消灯して、輝度大の青色の発光が終了
し、同時に、ストップスイッチ発光部124の赤色発光ダ
イオード132が点灯して、輝度小の赤色の発光が開始す
る。そして、次のステップ108に進む。
【0120】ステップ108において、入賞抽選手段11
0による抽選処理が開始される。そして、次のステップ
109に進む。ステップ109において、時間カウント
手段160による時間カウントの採取が行われる。具体的
には、時間カウント手段160による前回遊技のスタート
スイッチ30の操作時間からの現在までの合計時間が採取
されるものである。そして、次のステップ110に進
む。
【0121】ステップ110において、時間カウント手
段160により採取された時間が、予め設定された最小遊
技時間(例えば、4.1秒)を越えているか否かが判定
される。そして、時間カウント手段160により採取され
た時間が、予め設定された最小遊技時間(例えば、4.
1秒)を越えていると判定された場合、次のステップ1
11に進む。
【0122】ステップ111において、三個の回転リー
ル40の回転が、同時に開始する。そして、次のステップ
112に進む。ステップ112において、ストップスイ
ッチ50の発光部120の青色点灯及び赤色消灯が行われ
る。具体的には、左側ストップスイッチ51、中央ストッ
プスイッチ52及び右側ストップスイッチ53の各ストップ
スイッチ発光部124の青色発光ダイオード131が点灯し、
輝度大の青色の発光が開始され、同時に、かかる各スト
ップスイッチ発光部124の赤色発光ダイオード132が消灯
し、輝度小の赤色の発光が終了する。そして、次のステ
ップ113に進む。
【0123】ステップ113において、いずれかのスト
ップスイッチ50が遊技者によって操作されることによ
り、当該ストップスイッチ50がONとなる。そして、次
のステップ114に進む。ステップ114において、か
かる遊技者の操作に対応したストップスイッチ50の発光
部120の青色消灯及び赤色点灯が行われる。具体的に
は、かかる遊技者の操作に対応したストップスイッチ発
光部124の青色発光ダイオード131が消灯し、輝度大の青
色の発光が終了し、同時に、かかるストップスイッチ発
光部124の赤色発光ダイオード132が点灯し、輝度小の赤
色の発光が開始する。そして、次のステップ115に進
む。
【0124】ステップ115において、遊技者の操作し
たストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転停
止処理が行われる。そして、次のステップ116に進
む。ステップ116において、三個の回転リール40に対
応するストップスイッチ50の操作が全部行われたか否か
が判定される。そして、三個の回転リール40に対応する
ストップスイッチ50の操作が全部行われたと判定された
場合、次のステップ117に進む。
【0125】ステップ117において、入賞フラグ成立
中に当該入賞フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライ
ン上に揃ったか否か、すなわち、入賞が確定したか否か
が判定される。そして、入賞が確定したと判定された場
合、次のステップ118に進む。ステップ118におい
て、入賞図柄に相当するメダルが払い出される。そし
て、遊技が終了する。
【0126】前記ステップ100において、貯留メダル
が無いと判定された場合、次のステップ119に進む。
ステップ119において、投入スイッチ15の発光部120
の青色点灯及び赤色消灯が行われる。具体的には、投入
スイッチ発光部121の青色発光ダイオード131が点灯し、
輝度大の青色の発光が開始され、同時に、投入スイッチ
発光部121の赤色発光ダイオード132が消灯し、輝度小の
赤色の発光が終了する。そして、次のステップ120に
進む。
【0127】ステップ120において、ベットスイッチ
16、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の発光
部120の青色消灯状態の継続及び赤色点灯状態の継続が
行われる。具体的には、ベットスイッチ発光部122、ス
タートスイッチ発光部123及びストップスイッチ発光部1
24の青色発光ダイオード131による輝度大の青色が消灯
している状態が継続して維持される。そして、ベットス
イッチ発光部122、スタートスイッチ発光部123及びスト
ップスイッチ発光部124の赤色発光ダイオード132による
輝度小の赤色が薄暗く点灯している状態が継続して維持
される。そして、次のステップ103に進む。
【0128】前記ステップ103において、メダル投入
口54からの遊技メダルの投入又はベットスイッチ16の操
作が行われていないと判定された場合、ステップ100
に戻る。前記ステップ106において、遊技者によるス
タートスイッチ30の操作が行われていないと判定された
場合、ステップ105に戻る。
【0129】前記ステップ110において、時間カウン
ト手段160により採取された時間が、予め設定された最
小遊技時間(例えば、4.1秒)を越えていないと判定
された場合、ステップ109に戻る。前記ステップ11
6において、三個の回転リール40に対応するストップス
イッチ50の操作が全部行われていないと判定された場
合、ステップ113に戻る。
【0130】前記ステップ117において、入賞が確定
していないと判定された場合、ステップ118を飛び越
して、当該遊技は終了する。上述したステップ108の
入賞抽選手段110の抽選処理について、図12のフロー
を用いて説明する。ステップ200において、入賞抽選
手段110の乱数発生手段111により発生された乱数の中か
ら乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、
次のステップ201に進む。
【0131】ステップ201において、抽出された乱数
が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次の
ステップ202に進む。ステップ202において、判定
手段114により、抽出された乱数と、入賞判定テーブル1
13の入賞判定領域データとの比較が行われる。そして、
次のステップ203に進む。
【0132】ステップ203において、判定手段114に
より、抽出された乱数が、入賞判定テーブル113のどの
入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定
される。そして、次のステップ204に進む。ステップ
204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の
引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了す
る。
【0133】上述したステップ115の回転リール40の
回転停止処理について、図13を用いて説明する。ステ
ップ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの
設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の
図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された
場合、次のステップ301に進む。
【0134】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0135】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までの遊技機10の動作が終了する。前
記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛ばしの設
定が達成されていると判定された場合、次のステップ3
04に進む。ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。
【0136】ステップ305において、引き込み設定が
達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定
が達成されたと判定された場合、次のステップ303に
進む。前記ステップ304において、いずれの図柄に対
しても引き込みが設定されていないと判定された場合、
ステップ303に進む。
【0137】前記ステップ305において、引き込み設
定が達成されていないと判定された場合、ステップ30
1に進む。前記ステップ302において、ストップスイ
ッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転さ
せてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステッ
プ300に戻る。
【0138】なお、上述した実施の形態において、回転
リール40の停止処理に関してステップ301乃至ステッ
プ305で説明しているが、この例は、いわゆる最小引
き込み停止制御の例であり、逆に最大引き込み停止制御
としても良い。更には、例えば、ストップスイッチ50を
押すタイミングで予め定めたテーブルに従って回転リー
ル40の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御
の方法によるものでも良いものである。このテーブル停
止制御は、入賞フラグ成立の有無や、入賞フラグ成立中
の入賞図柄に基づいた複数のテーブルを有し、この複数
のテーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択
されるものである。
【0139】上述した実施の形態において、ストップス
イッチ発光部124は、当該ストップスイッチ50が操作可
能な状態のとき、青色に点灯し、操作不可能な状態のと
き、赤色に点灯するように設定されているが、特にこれ
に限定されるものではない。例えば、当該機能に加え
て、三個のストップスイッチ50の、いわゆる順押しや逆
押し等の推奨操作順番に基づいて、発光制御手段130
が、ストップスイッチ発光部124を順に発光させるよう
に設定しても良いものである。
【0140】このストップスイッチ50の推奨操作順番と
は、三個の回転リール40を停止させる順番、いわゆる押
し順が、遊技内容によって、遊技者に有利となるように
設定されているような場合における三個のストップスイ
ッチ50の操作する順番を意味するものである。具体的に
は、左、中及び右の3つの回転リール40を有するような
場合、通常遊技では、左→中→右の順に回転リール40を
止める、いわゆる順押しを推奨し、そして、RBゲーム
中の特定の図柄、例えばリプレイの図柄を意図的に揃え
たくないような、いわゆるリプレイ外しのときに、右→
中→左の順に回転リール40を止める、いわゆる逆押しを
推奨するようなものである。
【0141】具体的には、上述した順押しの場合、先
ず、図14の(a)に示すように、左側ストップスイッ
チ51の発光部120は、青色発光ダイオード131のみを点灯
させる。同時に、中央ストップスイッチ52及び右側スト
ップスイッチ53の発光部120は、赤色発光ダイオード132
のみを点灯させる。そして、左側ストップスイッチ51の
操作終了後、図14の(b)に示すように、中央ストッ
プスイッチ52の発光部120は、青色発光ダイオード131の
みを点灯させる。同時に左側ストップスイッチ51及び右
側ストップスイッチ53の発光部120は、赤色発光ダイオ
ード132のみを点灯させる。そして、中央ストップスイ
ッチ52の操作終了後、図14の(c)に示すように、右
側ストップスイッチ53の発光部120は、青色発光ダイオ
ード131のみを点灯させる。同時に、左側ストップスイ
ッチ51及び中央ストップスイッチ52の発光部120は、赤
色発光ダイオード132のみを点灯させる。このように、
操作すべき回転リール40を特定して順に青色に発光させ
るものである。
【0142】また、逆押しの場合は、図15の(a)、
(b)及び(c)に示すように、ストップスイッチ発光
部124の青色の点灯を、右側ストップスイッチ53から中
央ストップスイッチ52を経て、左側ストップスイッチ51
に移動するように設定するものである。上述したように
ストップスイッチ発光部124の点灯を、遊技内容のスト
ップスイッチ50の推奨操作順番に基づいて、順に発光さ
せることにより、遊技内容に疎い初級者であっても、遊
技の流れに沿って、推奨操作順番を容易に理解すること
ができ、遊技を自己に有利に進めることができる。
【0143】さらに、また、三個のストップスイッチ50
の推奨操作順番に基づいて、ストップスイッチ50の操作
を最も推奨するストップスイッチ50と、推奨操作順番に
基づいて、操作を推奨しないが操作可能なストップスイ
ッチ50との発光態様を異ならしめて、各ストップスイッ
チ50の発光部120を発光させるようにしても良いもので
ある。例えば、操作順番で最も推奨するストップスイッ
チ50の発光部120を青色に発光させ、操作順番に基づい
て推奨はしないが、操作可能なストップスイッチ50の発
光部120を黄色に発光させ、現時点で操作不可能なスト
ップスイッチ50の発光部120を赤色に発光若しくは消灯
させるようなものを含むものである。図16に遊技機の
一部の外観正面図、図17にストップスイッチの外観正
面図、図18にストップスイッチの推奨操作順番を指示
している状態の外観正面図を示す。
【0144】具体的には、例えば、図17に示すよう
に、ストップスイッチ発光部124は、上述した青色発光
ダイオード131及び赤色発光ダイオード132に加えて、黄
色の発光が可能な黄色発光ダイオード140を設けてい
る。そして、現時点における遊技状態において、いわゆ
る順押しを推奨している場合のストップスイッチ50の報
知形態を図18を用いて説明する。先ず、図18(a)
に示すように、左側ストップスイッチ51の発光部120
は、青色発光ダイオード131のみが点灯する。同時に中
央ストップスイッチ52及び右側ストップスイッチ53の発
光部120は、黄色発光ダイオード140のみが点灯する。こ
れにより、遊技者は、左側ストップスイッチ51が推奨操
作順番であって、中央ストップスイッチ52及び右側スト
ップスイッチ53は推奨操作順番では無いが、操作可能状
態であることを把握することができる。次に、遊技者に
よる左側ストップスイッチ51の操作が終了すると、図1
8(b)に示すように、左側ストップスイッチ51の発光
部120は、赤色発光ダイオード132のみが点灯する。同時
に中央ストップスイッチ52の発光部120は青色発光ダイ
オード131のみが点灯し、右側ストップスイッチ53の発
光部120は黄色発光ダイオード140のみが点灯している状
態となる。これにより、遊技者は、左側ストップスイッ
チ51は操作不可能状態であり、中央ストップスイッチ52
は推奨操作順番であり、右側ストップスイッチ53は推奨
操作順番では無いが、操作可能状態であることを把握す
ることができる。次に、遊技者による中央ストップスイ
ッチ52の操作が終了すると、図18(c)に示すよう
に、左側ストップスイッチ51及び中央ストップスイッチ
52の発光部120は、それぞれ赤色発光ダイオード132のみ
が点灯する。同時に、右側ストップスイッチ53の発光部
120は、青色発光ダイオード131のみが点灯する。これに
より、遊技者は、左側ストップスイッチ51及び中央スト
ップスイッチ52は操作不可能状態であり、右側ストップ
スイッチ53は推奨操作順番であることを把握することが
できる。なお、上述した図18に示すような報知形態に
おいて、遊技者が推奨操作順番に従わないで、推奨操作
順番ではないが、黄色に点灯している操作可能なストッ
プスイッチ50を操作したときは、推奨操作順番の表示は
中止されて、通常の操作可能状態の有無だけを表示する
報知形態に移行するものである。また、上述した操作不
可能状態を示す赤色発光ダイオード132の点灯の変わり
に、発光部120を消灯させるように設定しても良いもの
である。さらに、また、発光部120の発光態様の変化
を、発光部120の色彩の違いではなく、発光部120の点
滅、点灯及び消灯により行っても良いものである。具体
的には、例えば、操作順番で最も推奨するストップスイ
ッチ50の発光部120を点滅させ、操作順番に基づいて推
奨はしないが、操作可能なストップスイッチ50の発光部
120を点灯させ、現時点で操作不可能なストップスイッ
チ50の発光部120を消灯させるように設定しても良いも
のである。
【0145】このように、推奨操作順番を的確に把握す
ることができる上に、発光態様を異なるものにすること
により、推奨操作順番では無いが、操作可能なストップ
スイッチ50と操作不可能なストップスイッチ50との区別
を明確に行うことができる。これにより、推奨操作順番
と異なる操作を行う場合、また、推奨操作順番の途中
で、推奨操作順番と異なる操作に移行するような場合で
あっても、遊技操作を迷うことなく、スムーズに進める
ことができる。
【0146】さらに、また、ストップスイッチ50の発光
部120による推奨操作順番の報知形態は、上述したもの
に限定されるものではなく、他の報知形態でも良いもの
である。具体的には、上述したようにストップスイッチ
発光部124を推奨操作順番に基づいて、各ストップスイ
ッチ50の操作終了後に次の推奨操作順番のストップスイ
ッチ50の発光部120を点灯させるのではなく、遊技者の
操作の有無に関係なく、ストップスイッチ50の発光部12
0をそれぞれ短時間で、順番に点灯及び消灯を繰り返し
て、操作順番を光の流れで形成するようなものでも良い
ものである。具体的には、順押しの場合、図14に示す
ように、ストップスイッチ50の発光部120の青色発光ダ
イオード131の青色の発光を遊技者の操作に関係なく左
→中→右→左→中→右というように短時間で、順に点灯
及び消灯を繰り返して、操作方向を光の流れで、左から
右方向に操作することを報知するようなものでも良いも
のである。
【0147】上述した実施の形態では、投入スイッチ15
の発光部120として、投入スイッチ発光指示装置128をメ
ダル投入口54の上方に設けてある。このため、メダル投
入口54と発光部120との間に距離がある。そこで、メダ
ル投入口54を半透明の樹脂から形成し、当該樹脂の下方
から青色発光ダイオード131又は赤色発光ダイオード132
を照射することにより、メダル投入口54自体を青色又は
赤色に発光させるようにしても良いものである。これに
より、メダル投入口54への投入操作の指示をより解りや
すいものにすることができる。また、上述した実施の形
態では、精算スイッチ17の内部には、発光部120を設け
ていないが、かかる精算スイッチ17の内部にも、ストッ
プスイッチ50等と同様に発光部120を設けるような構造
にしても良いものである。これにより、精算スイッチ17
の操作可能状態を視覚的に判断することが容易となる。
【0148】上述した実施の形態において、発光部120
は、青色発光ダイオード131と赤色発光ダイオード132と
を設けて、青色発光と赤色発光との二つの異なる態様で
発光させているが、発光の態様は、特にこれに限定され
るものではない。例えば、同一色の発光で、点灯と消灯
とにより、各操作スイッチ14の操作可能状態と、操作不
可能状態とを表現し、遊技の流れに沿って点灯させるこ
とにより操作順番を指示するように設定しても良いもの
である。また、発光部120の点灯と点滅とを用いても良
く、また、発光部120の点滅と消灯とを用いても良いも
のである。さらに、発光部120の輝度の大小を用いても
よく、また、上述したものの任意の組合せによるものを
用いても良いものである。
【0149】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0150】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
初心者であっても、操作スイッチが操作可能な状態であ
ることを瞬間的に理解することができ、また、操作スイ
ッチの操作順序を、予め頭の中に記憶する必要がなく、
簡単に修得することができる遊技機を提供することがで
きる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0151】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
異なる態様で発光させることにより、初心者であって
も、操作スイッチが操作可能な状態であることを瞬間的
に理解することができ、また、操作スイッチの操作順序
を、予め頭の中に記憶する必要がなく、簡単に修得する
ことができる遊技機を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0152】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
ベットスイッチが操作可能な状態であることを瞬間的に
理解することができ、また、遊技の流れに沿って、操作
順番を間違えることなく、ベットスイッチを確実に操作
することができる遊技機を提供することができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0153】すなわち、請求項4記載の発明によれば、
スタートスイッチが操作可能な状態であることを瞬間的
に理解することができ、また、遊技の流れに沿って、操
作順番を間違えることなく、スタートスイッチを確実に
操作することができる遊技機を提供することができる。 (請求項5)請求項5記載の発明によれば、上記した請
求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0154】すなわち、請求項5記載の発明によれば、
ストップスイッチが操作可能な状態であることを瞬間的
に理解することができ、また、遊技の流れに沿って、操
作順番を間違えることなく、ストップスイッチを確実に
操作することができる遊技機を提供することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0155】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
ベットスイッチ、スタートスイッチ及びストップスイッ
チのそれぞれが操作可能な状態であるか否かを瞬間的に
理解することができ、また、これらの操作スイッチの操
作順序を確実なものにすることができる遊技機を提供す
ることができる。 (請求項7)請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項5または請求項6記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0156】すなわち、請求項7記載の発明によれば、
複数のストップスイッチの推奨操作順番を、直接、視覚
的且つ瞬間的に把握することができ、初心者であって
も、遊技操作を迷うことなく、スムーズに進めることが
できる遊技機を提供することができる。 (請求項8)請求項8記載の発明によれば、上記した請
求項5または請求項6記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。
【0157】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
操作順序に関するより多くの情報を得ることができて、
初心者であっても、種々の遊技操作を迷うことなく、ス
ムーズに進めることができる遊技機を提供することがで
きる。 (請求項9)請求項9記載の発明によれば、上記した請
求項1乃至8のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0158】すなわち、請求項9記載の発明によれば、
操作スイッチの操作が完了していることを、視覚的且つ
瞬間的に把握することができ、押し間違いの発生を抑え
ることができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、遊技機の入力、
制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、遊技機を示す外
観正面図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、遊技機の一部を
示す外観正面図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、スタートスイッ
チを示す外観正面図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、スタートスイッ
チの球状操作部を示す外観斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態であって、スタートスイッ
チの球状操作部を示す縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態であって、ストップスイッ
チを示す縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態であって、ストップスイッ
チを示す外観正面図である。
【図9】本発明の実施の形態であって、操作スイッチの
操作順序を指示している状態を示す外観正面図である。
【図10】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
の概略を示すフローである。
【図11】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
の概略を示すフローである。
【図12】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図13】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示すフロー
である。
【図14】本発明の他の実施の形態であって、ストップ
スイッチの推奨操作順番(順押し)を指示している状態
を示す外観正面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態であって、ストップ
スイッチの推奨操作順番(逆押し)を指示している状態
を示す外観正面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態であって、遊技機の
一部を示す外観正面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態であって、ストップ
スイッチを示す外観正面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態であって、ストップ
スイッチの推奨操作順番(順押し)を指示している状態
を示す外観正面図である。
【符号の説明】
10 遊技機 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 14 操作スイッチ 15 投入スイッ
チ 16 ベットスイッチ 17 精算スイッ
チ 20 制御装置 21 遊技制御装
置 22 演出制御装置 23 主基板 24 サブ基板 30 スタートス
イッチ 40 回転リール 42 リールテー
プ 43 左側回転リール 44 中央回転リ
ール 45 右側回転リール 50 ストップス
イッチ 51 左側ストップスイッチ 52 中央ストッ
プスイッチ 53 右側ストップスイッチ 54 メダル投入
口 60 リールユニット 61 図柄 65 ホッパーユニット 66 表示装置 70 通常遊技制御手段 80 特別遊技制
御手段 90 BBゲーム制御手段 91 特定導入遊
技制御手段 100 RBゲーム制御手段 101 特定遊技制
御手段 110 入賞抽選手段 111 乱数発生手
段 112 乱数抽出手段 113 入賞判定テ
ーブル 114 判定手段 120 発光部 121 投入スイッチ発光部 122 ベットスイ
ッチ発光部 123 スタートスイッチ発光部 124 ストップス
イッチ発光部 125 左側ストップスイッチ発光部 126 中央ストッ
プスイッチ発光部 127 右側ストップスイッチ発光部 128 投入スイッ
チ発光指示装置 130 発光制御手段 131 青色発光ダ
イオード 132 赤色発光ダイオード 133 球状操作部 134 半球状透光部 135 半球状裏面
部 136 円筒状軸部 137 ダイオード
リード線 138 回転軸部 139 フォトセン
サー 140 黄色発光ダイオード 141 突出片 142 方形状軸部 143 ブラケット 144 センサーリード線 145 スライド部
材 146 ボタン状透光部 147 スライド片
部 148 スライド軸部 149 コイルばね 151 ダイオード支持片 152 遊技表面材 153 円筒状支持部材 154 円筒部 155 底部 156 貫通孔 160 時間カウント手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技を行うために遊技者が操作可能な操
    作スイッチを備えた遊技機において、 前記操作スイッチの内部に位置して、発光可能な発光部
    と、 前記発光部を発光させるための発光制御手段とを備え、 前記発光制御手段は、遊技者が操作すべき前記操作スイ
    ッチの操作順序に基づいて、操作可能な状態における前
    記操作スイッチの前記発光部を発光させることを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技を行うために遊技者が操作可能な操
    作スイッチを備えた遊技機において、 前記操作スイッチの内部に位置して、少なくとも2以上
    の異なる態様で発光可能な発光部と、 前記発光部を発光させるための発光制御手段とを備え、 前記発光制御手段は、遊技者が操作すべき前記操作スイ
    ッチの操作順序に基づいて、操作可能な状態における前
    記操作スイッチの前記発光部を異なる態様で発光させる
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機は、その内部にメダルを投入
    することにより、又は、その内部に貯留したメダル枚数
    を減じてメダル投入とすることにより、遊技を開始可能
    とするものであって、 前記操作スイッチとして、 前記遊技機内部に貯留されたメダル枚数を減じてメダル
    投入に代えるためのベットスイッチを備え、 前記発光制御手段は、遊技の流れに沿って、前記ベット
    スイッチの前記発光部を発光させることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技機は、周囲に複数の図柄を表示
    した回転リールと、 前記回転リールの回転を制御すると共に、一定確率で入
    賞図柄の抽選を行うための制御装置とを備え、 前記操作スイッチとして、 前記回転リールの回転を開始させるためのスタートスイ
    ッチを備え、 前記発光制御手段は、遊技の流れに沿って、前記スター
    トスイッチの前記発光部を発光させることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機は、周囲に複数の図柄を表示
    した回転リールと、 前記回転リールの回転を制御すると共に、一定確率で入
    賞図柄の抽選を行うための制御装置とを備え、 前記操作スイッチとして、 前記回転リールの回転を停止させるためのストップスイ
    ッチを備え、 前記発光制御手段は、遊技の流れに沿って、前記ストッ
    プスイッチの前記発光部を発光させることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技機は、周囲に複数の図柄を表示
    した回転リールと、 前記回転リールの回転を制御すると共に、一定確率で入
    賞図柄の抽選を行うための制御装置とを備え、 前記操作スイッチとして、 前記遊技機内部に貯留されたメダル枚数を減じてメダル
    投入に代えるためのベットスイッチと、 遊技メダルの投入若しくは前記ベットスイッチの投入を
    条件に回転リールの回転を開始させるためのスタートス
    イッチと、 前記回転リールの回転を停止させるためのストップスイ
    ッチとを備え、 前記発光制御手段は、遊技の流れに沿って、前記ベット
    スイッチ、前記スタートスイッチ及び前記ストップスイ
    ッチの順に、遊技者が操作すべき前記操作スイッチの前
    記発光部を発光させることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記回転リールを、複数個設け、 前記ストップスイッチを、前記回転リールに対応するよ
    うに複数個設け、 前記発光制御手段は、複数の前記ストップスイッチの推
    奨操作順番に基づいて、前記ストップスイッチの前記発
    光部を順に発光させることを特徴とする請求項5または
    請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記回転リールを、複数個設け、 前記ストップスイッチを、前記回転リールに対応するよ
    うに複数個設け、 前記発光制御手段は、複数の前記ストップスイッチの推
    奨操作順番に基づいて、前記ストップスイッチの操作を
    最も推奨するストップスイッチと、他の操作可能なスト
    ップスイッチとの発光態様を異ならしめて、前記ストッ
    プスイッチの前記発光部を発光させることを特徴とする
    請求項5または請求項6記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記発光制御手段は、遊技者による前記
    操作スイッチの操作完了後、当該発光部を消灯させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    遊技機。
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