JP2002058679A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

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JP2002058679A
JP2002058679A JP2000251123A JP2000251123A JP2002058679A JP 2002058679 A JP2002058679 A JP 2002058679A JP 2000251123 A JP2000251123 A JP 2000251123A JP 2000251123 A JP2000251123 A JP 2000251123A JP 2002058679 A JP2002058679 A JP 2002058679A
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Makoto Miyawaki
宮脇  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは、半波長(λ/
2)の複数倍の共振系に構成される超音波伝達部材にお
いて、振動応力集中や伝達ロスによる破壊や発熱、機械
的剛性低下による操作性や耐久性の低下、および術野の
阻害という諸問題を回避しつつ、処置に十分な振動振幅
を獲得することができる超音波処置具を提供することに
ある。 【解決手段】本発明は、超音波振動子4と、超音波振動
子4に着脱自在に取り付けられ、超音波振動を先端に伝
達する振動伝達部材2とから構成される超音波処置具に
おいて、前記振動伝達部材2は、半波長(λ/2)の複
数倍の共振系として構成され、最も後端側の振動の節近
傍に設けた第1のホーン21と、この第1のホーン21
から振動伝達部材2の先端までのほぼ全長を、連続的な
曲線により接続した第2のホーン22から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動を利用
して治療を行う超音波処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波処置具による手術システムが普及
しているが、一般的に20〜60kHzの周波数で、外
科手術において生体組織を出血することなく、乳化、破
砕、凝固、切開などの処置を行うようになっている。
【0003】生体組織の弾性や脆性など物理的特性の差
異のため、超音波振動の周波数による処置性能が異なる
ことが知られており、例えば弾性に富む血管組織を温存
しつつ他組織を乳化、破砕するためには、40kHz以
上の周波数がより有効である。半波長(λ/2)は材料
の音速cと振動周波数fにより、f・λ=cの式で与え
られる。
【0004】ここで、振動伝達部材の長さは半波長の整
数倍とする必要がある。このため、超音波振動の周波数
が高い方が振動伝達部材の長さを、より自由に設計する
ことが可能であり、より多くの手技に対応する種々の器
具が容易に提供することができるようになる。ただし、
波長λに対し、振動伝達部材の直径Dが大きくなると、
ポアソン振動の影響を大きく受け易くなるため、(λ/
2)≧3・Dが成立する範囲で、周波数を決定すること
が一般的である。
【0005】従来の技術としては、特許第295985
0号公報に半波長共振モードの振動伝達部材から構成さ
れた超音波処置装置が示されている。ここで、超音波処
置具の振動伝達部材に最もよく用いられるチタン合金
(Ti −6Al −4V)の場合、周波数が50kHzの
場合、その半波長は約50mmとなる。振動伝達部にホ
ーンを構成することにより、振動伝達部材を若干長くす
ることは可能であるが、高周波数の場合において半波長
共振の振動伝達部材では一般的な手術装置に求められる
長さを充分に確保することは不可能である。
【0006】また、半波長の複数倍の共振となる振動伝
達部材に関する従来技術としては、特開平2−9834
5号公報、実開平2−123216号公報または特開平
2−98346号公報に示されている超音波処置装置が
ある。
【0007】ここで、特開平2−98345号公報の超
音波処置装置では、後端側に唯一のホーンを構成してい
るが、一個所のホーンで振幅拡大するため、処置に必要
な振幅拡大率が得られなかったり、局所的な振幅拡大に
よりホーン部において振動応力集中あるいは振動伝達ロ
スが発生しやすい。さらに、ホーンより先端側が細径に
なるため、機械的剛性が低下し、操作性や耐久性が低下
する。
【0008】一方、実開平2−123216号公報の超
音波処置装置では先端の節付近にもホーンを構成してい
るが、これにより先端付近の径が大きくなり、一般に振
動伝達部材は保護シースを被せた状態で使用することを
考慮すると、術部の視野確保が困難になるという問題が
あった。これは特にマイクロサージェリー用処置具にと
っては致命的な問題となる。
【0009】さらに、特開平2−98346号公報の超
音波処置装置では振動伝達部材の全長をテーパ形状とし
た構成である。この場合、テーパー角度が非常に緩やか
となるため、先端処置部にて必要振幅を得るだけの振幅
拡大率を達成できない。振幅拡大率を大きくするために
は振動の節部にて適度な断面積変化を与える必要があ
る。
【0010】このように、従来の技術内容の範囲で、半
波長の複数倍の振動設計を行うとすると、振幅不足や振
動応力集中、剛性の低下あるいは術野の阻害といった問
題が生じ、それら全ての問題を解決することは極めて困
難な事情にあった。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、半波長(λ/2)の複数
倍の共振系に構成される超音波伝達部材において、振動
応力集中や伝達ロスによる破壊や発熱、機械的剛性低下
による操作性や耐久性の低下、および術野の阻害という
諸問題を回避しつつ、処置に十分な振動振幅を獲得する
ことができる超音波処置具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
超音波振動子と、超音波振動子に着脱自在に取り付けら
れ、超音波振動を先端に伝達する振動伝達部材とから構
成される超音波処置具において、前記振動伝達部材は、
半波長(λ/2)の複数倍の共振系として構成され、最
も後端側の振動の節近傍に設けた第1のホーンと、第1
のホーンから振動伝達部材の先端までのほぼ全長を、連
続的な曲線により接続した第2のホーンから構成される
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項2に係る発明は、超音波振動子と、
超音波振動子に着脱自在に取り付けられ、超音波振動を
先端に伝達する振動伝達部材とから構成される超音波処
置具において、前記振動伝達部材は、半波長(λ/2)
の複数倍の共振系として構成され、振動方向を屈曲変換
して伝達する変換手段を有し、前記屈曲手段から先端側
に最も近い振動の節近傍に設けた第1のホーンと、第1
のホーンから振動伝達部材の先端までのほぼ全長を、連
続的な曲線により接続した第2のホーンから構成される
ことを特徴とするものである。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2において、第1のホーンあるいは第2のホーンが
円錐形状に形成されたことを特徴とする超音波処置具で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1及び図2を
参照して本発明の第1実施形態に係る超音波処置具につ
いて説明する。
【0016】図1で示すように、超音波処置具は、トラ
ンスデューサーユニット1と、トランスデューサーユニ
ット1に連結される中空の振動伝達部材2と、振動伝達
部材2を覆うシースユニット3とにより構成される。
【0017】まず、トランスデューサーユニット1の構
成について説明する。この振動子4は半波長(λ/2)
共振のボルト締めランジュバン型振動子で構成され、図
示しない駆動電源から印加される電気エネルギーを機械
エネルギーの超音波振動に変換する。
【0018】上記振動子4は複数枚の圧電素子5と電極
板6が交互に積層され、積層された圧電素子5及び電極
板6と裏打ち板7にボルト8を貫通して配置し、このボ
ルト8の両側から前面板9とナット10で挟み込み、ナ
ット10をねじ込むことにより、電極板5及び裏打ち板
7を前後両側から締め付けて構成されたものである。ボ
ルト8と前面板9にはそれぞれを直線的に貫通し、かつ
上記振動伝達部材2の中空孔2aと一体に吸引用貫通孔
1aが設けられている。前面板9に取付けられる振動伝
達部材2の中空孔2aから上記貫通孔1aにわたり、つ
まり振動伝達部材2の先端から口金13にわたって中心
軸に沿う吸引路が形成されている。
【0019】このように構成された振動子4は振動子カ
バー11内に配置され、前面板9の周縁に設けたフラン
ジ部9aを、上記振動子カバー11とリング状ナット1
2a及びパッキン12bとの間に挟み込むことにより、
その振動子カバー11に固定的に取り付けられている。
【0020】また、各電極板6にはそれぞれ電線15が
半田付けされ、コード16と電気的に接続されている。
ボルト8の端部8aは振動子カバー11の背壁に組み付
けられた口金13にパッキン14により水密的に嵌め込
まれる。口金13は振動伝達部材2にまで達する上記吸
引路の貫通孔1a及び中空孔2a連通する。口金13に
は吸引ポンプ(図示しない)から延びる吸引チューブ
(図示しない)が接続されるようになっている。前面板
9の先端は振動伝達部材2を着脱自在に取り付けるため
のネジ9bを備える。
【0021】次に、振動伝達部材2の構成について説明
する。振動伝達部材2は振動伝達性が良好で、疲労強度
が高い材料、例えばチタン合金から製作されている。振
動伝達部材2は全長にわたる中空孔2aを有し、また、
後端部には前面板9のネジ9bに螺合するネジ2bが備
えられている。振動伝達部材2とトランスデューサーユ
ニット1の前面板9は振動の腹位置の近傍で着脱自在に
接続されている。
【0022】図1で示すように、振動伝達部材2は最後
端側の節位置の近傍に円錐形状の第1のホーン21が形
成され、さらに、第1のホーン21の端部から先端まで
円錐状に接続される第2のホーン22が形成されてい
る。ここで、図2で示すように、2つのホーンのテーパ
ー角は第1のホーン21の方が第2のホーン22のもの
より大きく形成されている。すなわち第2のホーン22
は第1のホーンから振動伝達部材2の先端までの全長を
連続的な曲線により形成した。ここで、連続的な曲線と
は、エクスポネンシャルでもコニカルホーンでもこの他
のものでもよいし、その組み合わせのものでもよい。曲
線は狭い意味ではなく、振動伝達部材2の径が緩やかに
変化する場合を広く含むものである。また、連続的な曲
線は振動伝達部材2の全長ではなく、一部を残して、ほ
ぼ全長にわたり形成すればよい。
【0023】一般的な超音波ホーンの特性としてはホー
ンの断面積変化が急激であるほど、また、ホーン部分が
振動の節の近くに位置するほど、振幅拡大率は大きくな
る一方で振動応力集中や振動の伝達ロスが発生し易くな
る。
【0024】本発明では、第1のホーン21ではその断
面積を、振動の節部にて急激に変化させることにより、
振動子4の振動を大きく拡大しつつ、先端側に伝達させ
るようにした。図2において、振動伝達部材2の振動振
幅分布を実線で示し、振動応力分布を破線で示す。
【0025】振動子4の振動振幅、すなわち第1のホー
ン21の入力振幅は比較的小さいため、第1のホーン2
1における応力集中による破壊や、伝達ロスによる発熱
は、通常問題ないレベルに抑えることができる。第2の
ホーン22では、緩い断面積変化により、第1のホーン
21から伝達された振動を、若干振幅を拡大をしつつ先
端部まで伝達させることができる。第2のホーン22の
入力振幅は比較的大きいが、ホーン部分の断面積変化が
緩いため、応力集中の緩和と伝達ロスが低減され、疲労
破壊や発熱の低減が期待できる。
【0026】また、本実施形態でのシースユニット3は
着脱部材31によりトランスデューサーユニット1の振
動子カバー11の先端にスナップフィットで着脱可能に
接続される保護シース32を備える。着脱部材31には
上記保護シース32が接着により固定的に取り付けられ
ている。保護シース32は例えばPTFEなど低摩擦素
材から作られ、振動伝達部材2の先端部以外を被うこと
により、振動伝達部材2の先端部以外の生体組織への接
触を防ぐ。保護シース32は被嵌する振動伝達部材2の
径に合わせて先端側が細いテーパ状のパイプ材によって
形成されている。
【0027】(振動伝達部材の変形例)第1実施形態に
おいては振動伝達部材2の第1のホーン21及び第2の
ホーン22を共に円錐形状のコニカルホーンとしたが、
これらをホーンの軸方向の断面積変化が指数関数で表わ
されるエクスポーネンシャルホーンあるいは双曲線関数
で表わされるカテノイダホーンに変更しても同様の効果
が期待できる。以上の異なるホーンを組み合せても同様
の効果を得ることが可能である。また、応力集中が許容
される範囲であれば、第1のホーン21をステップホー
ンで構成すると、最も振幅拡大率を大きくすることがで
きる。一例として、図3の(a)はステップホーンとコ
ニカルホーンを組み合わせた構成のものであり、図3の
(b)はエクスポネンシャルホーンとコニカルホーンを
組み合わせた構成のものである。
【0028】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態に係る超音波処置具を使用する形態は種
々考えられるが、体腔内の患部について使用する場合は
他の誘導器具を併用して使用するのが普通である。
【0029】体腔内に誘導したところで、駆動電源装置
(図示しない)からの電気エネルギーを振動子4に印加
すると、その電気エネルギーが機械的な振動エネルギー
に変換される。振動伝達部材2の二個所のホーン21,
22により、振動子4の振動が増幅されつつ振動伝達部
材2の先端に伝達される。振動伝達部材2の先端に接触
された生体組織が振動を受け、乳化、破砕等の処置作用
がなされる。
【0030】口金13に接続された吸引ポンプ(図示し
ない)の吸引作用により、乳化破砕された組織が振動伝
達部材2の先端から吸引路を通り、吸引除去される。ま
た、必要に応じて併用する器具を用いて潅流を行なって
もよい。
【0031】本実施形態では、半波長(λ/2)の複数
倍の共振となる振動伝達部材2が、後端側の振動の節近
傍にて断面積変化が急激な第1のホーン21と、この第
1のホーン21から先端までを断面積変化の緩やかな第
2のホーン22にて形成されるため、振幅拡大率が大き
く、同時に振動応力および伝達ロスが小さく、十分な有
効長を確保することが可能となった。
【0032】これによって、多くの症例に使用可能で、
発熱することなく、十分かつ最適な処置性能が得られ
る。また、剛性を保ちつつ、振動伝達部材2をシャープ
な形状に形成できるため、操作性や耐久性を低下させず
に術野の視認性の良好な超音波処置具を提供することが
できる。
【0033】(第2実施形態)図4及び図5を参照して
本発明の第2実施形態に係る超音波処置具について説明
する。
【0034】本実施形態では図4で示すように、振動伝
達部材2の振動の腹付近に振動方向をθだけ屈曲変換さ
せる変換手段23を設ける構成とした。ここでθは、操
作上10〜30°に設定されることが一般的である。変
換手段23は図5で示すように、振動伝達部材2の先端
部分を構成する先端部材24とネジ締結されている。ま
た、変換手段23と先端部材24にはそれぞれ貫通孔2
3a,24aが形成され、両者は連通して上記同様の吸
引路を形成するようになっている。変換手段23はその
基端に形成したネジ23bにより上記トランスデューサ
ーユニット1に着脱自在に接続されるように構成されて
いる。
【0035】先端部材24は半波長(λ/2)の複数倍
の共振系として構成され、変換手段23に最も近い振動
の節位置の近傍に円錐形状の第1のホーン21が形成さ
れる。さらに、第2のホーン22はその端部から先端ま
で円錐状に接続されるホーンを形成している。ここで、
2つのホーン21,22のテーパー角は第1のホーン2
1の方が第2のホーン22のものよりも大きくなるよう
に形成されている。
【0036】本実施形態によると、変換手段23により
振動方向を変換して先端に伝達するので、第1実施形態
の効果に加え、マイクロサージェリーなどの非常に狭く
深い術部の処置における操作性を大幅に向上させること
が可能である。
【0037】尚、図6で示すように、変換手段23を半
波長共振とすることにより、屈曲位置を操作牲の良好な
位置に調整することも可能である。また、本実施形態で
は、前述した第1実施形態と同様に、ホーン21,22
を様々な曲線で構成することも可能である。また、本発
明は上記の各実施形態のものに限定されるものではな
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
波長(λ/2)の複数倍の共振系に構成される超音波伝
達部材において、振動応力集中や伝達ロスによる破壊や
発熱、機械的剛性低下による操作性や耐久性の低下、お
よび術野の阻害という諸問題を回避しつつ、処置に十分
な振動振幅を獲得することができる超音波処置具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る超音波処置具全体
の縦断面図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る超音波処置具の振
動伝達部材に振動を伝えたときに示す振幅と応力の関係
を示す特性の説明図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る超音波処置具の変
形例であって、(a)はステップホーンとコニカルホー
ンを組み合わせた構成の振動伝達部材を示す説明図、
(b)はエクスポネンシャルホーンとコニカルホーンを
組み合わせた構成の振動伝達部材を示す説明図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る超音波処置具の振
動伝達部材の振動方向を屈曲変換させる変換手段の説明
図。
【図5】上記変換手段の縦断面図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る超音波処置具の変
換手段の変形例の説明図。
【符号の説明】
1…トランスデューサーユニット 2…中空の振動伝達部材 3…シースユニット 4…振動子 21…第1のホーン 22…第2のホーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動子と、超音波振動子に着脱自在
    に取り付けられ、超音波振動を先端に伝達する振動伝達
    部材とから構成される超音波処置具において、 前記振動伝達部材は、半波長(λ/2)の複数倍の共振
    系として構成され、最も後端側の振動の節近傍に設けた
    第1のホーンと、第1のホーンから振動伝達部材の先端
    までのほぼ全長を、連続的な曲線により接続した第2の
    ホーンから構成されることを特徴とする超音波処置具。
  2. 【請求項2】超音波振動子と、超音波振動子に着脱自在
    に取り付けられ、超音波振動を先端に伝達する振動伝達
    部材とから構成される超音波処置具において、 前記振動伝達部材は、半波長(λ/2)の複数倍の共振
    系として構成され、振動方向を屈曲変換して伝達する変
    換手段を有し、前記屈曲手段から先端側に最も近い振動
    の節近傍に設けた第1のホーンと、第1のホーンから振
    動伝達部材の先端までのほぼ全長を、連続的な曲線によ
    り接続した第2のホーンから構成されることを特徴とす
    る超音波処置具。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、第1の
    ホーンあるいは第2のホーンが円錐形状に形成されたこ
    とを特徴とする超音波処置具。
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