JPS63309249A - 超音波処置装置 - Google Patents

超音波処置装置

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JPS63309249A
JPS63309249A JP62146023A JP14602387A JPS63309249A JP S63309249 A JPS63309249 A JP S63309249A JP 62146023 A JP62146023 A JP 62146023A JP 14602387 A JP14602387 A JP 14602387A JP S63309249 A JPS63309249 A JP S63309249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
vibration
ultrasonic
leading end
end part
Prior art date
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Pending
Application number
JP62146023A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sasaki
寛 佐々木
Shinichi Imaide
愼一 今出
Tatsuya Kubota
達也 久保田
Tatsuo Nagasaki
達夫 長崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超音波振動を利用して体腔内で前立腺切除
、結石破壊等の処置を行う超音波処置装置の改善に関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、経尿道的な前立腺の切除術には、患部組織を
高周波電流で焼灼して切除することが行われている。
しかし、こうした切除は焼灼した生体組織が変性白化す
るために、切除範囲の判別が困難で正常uniまで切除
してしまう危険性がある。
そこで、特開昭61−159953号、特願昭60−2
10501号などに示されるような超音波振動を利用し
て生体組織の切除や、結石破壊を行う超音波処置装置が
用いられるようになっている。これは、第6図に示すよ
うに、パイプ等により構成された生体内に挿入可能なプ
ローブ4(振動伝達部材に相当)の基部に超音波振動子
1を内蔵した把持部2をホーン3を介して連結した構成
が用いられる。そして、処置には内視鏡のシース8(案
内管)を使って治療部にプローブ4を導いてその先端を
治療部に押し当て、その後、プローブ4を介して組織に
超音波振動を与えることにより切除するようにしていた
。もちろん、これは結石を破壊するときも同様である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の様な超音波処置装置では、プローブ4
の先端で最も大きな超音波振動が得られるように、プロ
ーブ4の先端を振動の腹とした周波数で縦波(疎密波)
の超音波振動波(定在波)を伝えることが行われている
。具体的には、第6図に示すようにプローブ4の延長線
上に一直線にホーン3を介して連結した超音波振動子1
から、プローブ4の先端を腹として節、腹が交互に形成
される縦波の定在波を発振することが行われている。
ところが、このような従来の超音波処置装置は縦波の超
音波振動を、プローブ先端を腹に定めた定在波の変位分
布としているため、プローブの節となる部分が疲労破壊
により切断されてしまうという問題がある。これは、す
なわち、縦波の超音波振動は疎密波としてプローブを伝
播するので、その節となる部分は最も大きな歪が生じ、
最大応力が発生する位置となっていて応力の付加により
疲労が発生しやすいためである。
又、縦波の超音波振動であるので、その振幅はプローブ
の材質により限界(最大3004程度)があるため、振
幅を大きくして振動効率を上げることは困難である。
そこで、本発明は上記のような問題点に着目してなされ
たもので、疲労破壊により振動伝達部材が切断されるこ
とがなく、振動伝達部材の先端部の振幅を大きくして振
動効率を向上させることができる超音波処置装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕そこで、この
発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、超音
波振動子と、この超音波振動子からの超音波振動波を生
体内の目的位置へ伝達する振動伝達部材とからなる超音
波処置装置において、上記超音波振動子を振動伝達部材
の長さ方向に対して直交する様に配置したものである。
上記のように配置したことにより超音波振動子から発生
した超音波振動波が、屈曲振動である横波の振動波とし
て、振動伝達部材を伝播する。
〔実施例〕
以下、実施例に基いてこの発明を説明する。
なお、第6図に示した従来例と同一の部材には同一の符
号を付し詳細は省略する。
第1図は、この発明による超音波処置装置の第1実施例
を示す図、第2図は、この超音波処置装置をスコープと
共にシースに装着して生体内に挿入したところを示す図
である。超音波振動子1が内蔵された把持部2の先端側
には円錐形状のホーン3が配設されている。超音波振動
子1には、図示はしないが複数枚の圧電素子と複数枚の
電極板とを交互に並べ、これらを前側金属ブロックと後
側金属ブロックとで挟み付けてなるランジュバン型が用
いられている。そして、その前側金属ブロックと上記ホ
ーン3とが連結されている。ホーン3の先端が、TLな
どの金属のパイプからなるプローブ4 (振動伝達部材
)の長さ方向に対して直交する様にして、プローブ4の
一方の端部近傍に連結され、超音波振動子1で発生した
超音波振動をプローブ4の他方の端部に伝えるようにし
ている。このプローブ4の把持部2が連結された側の端
部には吸引口体5が設けられ、この吸引口体5には吸引
チューブ6を介して吸引ポンプ(図示せず)が接続され
、プローブ4の先端開口から吸引できるようになってい
る。
なお、図示されていないが上記超音波振動子1には、そ
の駆動を制御するための制御装置(電源を含む)がケー
ブル7を介して接続されている。
生体内に挿入可能なシース8 (案内管)は筒状に形成
されその管内に上記超音波処置装置と腹腔鏡等のスコー
プを共に挿入して生体内の治療部へ案内するようになっ
ている。このシース8にはその管内を通じて生体内に潅
流液(生理食塩水等)を潅流させるためのコック9が設
けられている。
そして、このように構成された超音波処置装置を用いて
、たとえば膀腔内の結石1oを破壊するときには、第2
図に示されるように体腔壁を通じて膀腔内に挿入したシ
ース8にスコープ11と共にプローブ4を挿入し、この
シース8を案内としてプローブ4の先端を治療部である
結石10に当接させる。こののち、超音波振動子1を駆
動させて、発生した超音波振動波をプローブ4を伝達さ
せて、結石10に与えると共に、吸引ポンプにより吸引
力を与え、コック9を開いて潅流を行う、すると、伝達
された超音波振動で結石10が破壊されていくと共に、
破壊された結石10が潅流液と共にプローブ4内を通じ
て体外へ排出される。このとき、結石10に与えられる
超音波振動波は、超音波振動子lがホーン3を介して、
プローブ4に対して直交する様に接続されているために
、屈曲振動である横波の振動波としてプローブ4を伝播
する。そして、プローブ4の先端部を振幅300〜50
0−である振動の腹となるように制御装置により振動が
制御されている。
このように、超音波振動子1を内蔵した把持部2をホー
ン3を介して、プローブ4に対して直交する様に配設し
て、プローブ4を伝播する超音波振動波を横波の振動波
にしたことにより、従来の様に縦波の振動波を利用して
いるものに比べて、プローブ4を伝播する振動波の節の
部分に生じる応力がはるかに小さくなり疲労破壊が生じ
にくくなり、長期にわたってプローブ4の折れがなく、
安全に使用することができる。
又、プローブ4に生じる応力が増すことなく、プローブ
4の先端部の振幅を太き(することができるので、振動
効率が上昇し、結石破壊や生体切除等における処置時間
を短縮し作業効率を上げることができる。
さらに、把持部2がプローブ4に対して直交する様に設
けられているので、従来のようにプローブ4と把持部2
が一直線上に設けられたものに比べて、シースに挿入す
る際や、プローブ4先端部を治療部に押し当てる際に、
術者の操作が容易になる。
このように本実施例は従来例に比べて多くの利点を有す
るものである。
次に、第3図に示す第2実施例について説明する。この
第2実施例の超音波処置装置はプローブ4がシース8内
で潅流液に触れて振動が減衰しない様にプローブ4を覆
う筒状のカバー12を設けたものである。このカバー1
2はプローブ4の振動に影響を与えない振動の節の位置
を押えたO IJソング3を介して、プローブ4を密閉
するようにして接続され、このカバー12とプローブ4
との間は空胴となっており、プローブ4の振動を防げな
いようになっている。このとき、カバー12の径はその
内径がプローブ4が振動しても接触しない大きさでかつ
外径がスコープ11と共にシース8に挿入できる大きさ
に設定されている。例えば、シース径10〜14fi、
プローブ径が4〜5Nで振幅が0.3〜0.5鶴とする
とカバーは内径5〜6M、外径5.5〜6.5N程度に
なる。
このように、第2の実施例においては、第1の実施例と
同様の作用効果が得られるばかりでなく、シース8内で
プローブ4が潅流液に接触することを防ぎ、振動の減衰
による振動効率の低下を防止するという作用効果が得ら
れる。
次に、第4図に示す第3実施例について説明する。これ
は上記第2実施例において、プローブ4に0リングを介
して設けたカバー12に代わり、プローブ4の周囲を、
振動の減衰がおきず潅流液が侵入することのない独立気
泡スポンジ14で包み込んだものである。
このように構成することにより、上記独立気泡スポンジ
14は振動の減衰がおきず水の侵入がないという性質を
有しているので、上記第1実施例及び第2実施例と同様
の作用効果が得られる。さらに、振動の節の位置にこだ
わることなくプローブ4全体を包み込むことができるの
で、プローブ4に潅流液が触れることによる振動減衰を
完全に防止することができる。
なお、上記第2及び第3実施例における潅流液の接触に
よる振動減衰を防止する手段は、この発明による横波の
超音波振動についてだけではなく、従来の様な縦波の振
動及び後述するねじれ振動に対しても有効なものである
次に、第5図に示す第4実施例について説明する。これ
は、図に示すように、プローブ4に超音波振動子lを内
蔵した2つの把持部2を、プローブ4と2つの把持部2
がそれぞれ互いに直交する位置となるようにホーン3を
介して配設したものである。そして、上記2つの振動子
2の振動の位相を90°ずらすことにより、プローブ4
の先端にねじれ振動を発生させるようにしたものである
このように構成しても、上記第1実施例と同様の作用効
果が得られ、さらに、横波の振動よりもエネルギーの高
いねじれ振動を利用しているので振動効率を向上させる
ことができる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を越えない範囲で種々の変形、変更
が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明した様にこの発明によれば、疲労破壊により振
動伝達部材が切断されることがな(、振動伝達部材の先
端部の振幅を大きくして振動効率を向上させることので
きる超音波処置装置を提供することができ、その結果、
生体内における超音波処置を安全かつ迅速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の第1実施例を示す図で、
第1図は第1実施例の要部を超音波振動の変位分布と共
に示す断面図、第2図はこの超音波処置装置をスコープ
と共にシースに挿入して生体内に挿入したところを示す
斜視図。 第3図はこの発明の第2実施例の要部を示す断面図、第
4図はこの発明の第3実施例の要部を示す断面図、第5
図はこの発明の第4実施例の要部を示す平面図、第6図
は従来の超音波処置装置を超音波振動の変位分布と共に
示す断面図である。 1・・・・−・・超音波振動子  2・・−・・−・−
・把持部3・・−・−・・・・ホーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  超音波振動子と、この超音波振動子からの超音波振動
    波を生体内の目的位置へ伝達する振動伝達部材とからな
    る超音波処置装置において、上記超音波振動子を振動伝
    達部材の長さ方向に対して直交する様に配置したことを
    特徴とする超音波処置装置。
JP62146023A 1987-06-11 1987-06-11 超音波処置装置 Pending JPS63309249A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62146023A JPS63309249A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 超音波処置装置

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JP62146023A JPS63309249A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 超音波処置装置

Publications (1)

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JPS63309249A true JPS63309249A (ja) 1988-12-16

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ID=15398353

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JP62146023A Pending JPS63309249A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 超音波処置装置

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