JP2002056921A - コネクタカバー - Google Patents

コネクタカバー

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JP2002056921A
JP2002056921A JP2000242379A JP2000242379A JP2002056921A JP 2002056921 A JP2002056921 A JP 2002056921A JP 2000242379 A JP2000242379 A JP 2000242379A JP 2000242379 A JP2000242379 A JP 2000242379A JP 2002056921 A JP2002056921 A JP 2002056921A
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JP
Japan
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connector
cover
locking
main body
fitting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000242379A
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Takao Hata
隆雄 畑
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵のためにコネクタの嵌合面側に簡易に着
脱可能とする。 【解決手段】 コネクタの嵌合面20a側の前半部に外
嵌して嵌合面20aを被覆可能なカバー本体12と、該
カバー本体12の両側部から前方へ一体的に突出して弾
性的に撓み可能な少なくとも一対の係止腕13とからな
り、該係止腕13の先端部には上記カバー本体12が上
記コネクタ20の嵌合面20a側に外嵌した状態で上記
コネクタ20の端子挿入面20bの端縁部に弾性的に係
止する係止部14を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタカバーに
関し、防塵のためにコネクタの嵌合面側に着脱可能に装
着するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタカバーとして
は、実開平6−56981号公報に記載ものが知られて
いる。このは、図4(A)(B)に示すように、コネク
タCの嵌合面側に外嵌されるカバー本体2と、該カバー
本体2の背面に後方に向けて一体突設した一対の操作片
3を備えている。そして、カバー本体2の内周には、係
止突起2aを突設し、カバー本体2をコネクタCの嵌合
面側に外嵌したときに、係止突起2aがコネクタCのロ
ック用突起Caに係合することでコネクタカバー1をコ
ネクタCに保持させるようにしている。一方、コネクタ
Cからコネクタカバー1を取り外すときは、一対の操作
片3を摘まむことによりカバー本体2を拡開方向に弾性
変形させてロック用突起Caに対する係止突起2aの係
合状態を解除し、その状態のままコネクタカバー1を引
き外すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ネクタカバー1では係止突起2aによる係合状態を解除
するために操作片3をコネクタCの嵌合側とは反対方向
の後方へ突設しているので、コネクタCに対しコネクタ
カバー1を外嵌した状態で操作片3の突出分がそのまま
残り邪魔になる。また、操作片3に異物が干渉した場
合、不意にコネクタカバー1が外れる可能性もある。更
に、コネクタCに対するコネクタカバー1の係止は、コ
ネクタCのロック用突起Caを利用しているので、コネ
クタカバー1の着脱によりロック用突起Caを損傷する
可能性もあった。
【0004】本発明は上記した問題を解消せんとするも
ので、コネクタカバーをコネクタに装着した状態におい
て小型化を図ると共に、コネクタのロック用突起を利用
せずコネクタカバーを係止可能としてロック用突起の損
傷を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、端子付き電線が端子挿入面から導入さ
れたコネクタの嵌合面側に装着される合成樹脂製のコネ
クタカバーであって、上記コネクタの嵌合面側の前半部
に外嵌して上記嵌合面を被覆可能なカバー本体と、該カ
バー本体の両側部から前方へ一体的に突出して弾性的に
撓み可能な少なくとも一対の係止腕とからなり、該係止
腕の先端部には上記カバー本体が上記コネクタの嵌合面
側に外嵌した状態で上記コネクタの端子挿入面の端縁部
に弾性的に係止する係止部を形成していることを特徴と
するコネクタカバーを提供している。
【0006】上記構成によれば、一対の係止腕を広げる
ようにしてコネクタの両側壁に沿って嵌合面側からコネ
クタカバーを押し込み、カバー本体をコネクタの嵌合面
側の前半部に外嵌することによって、コネクタの嵌合面
がカバー本体により覆われて防塵される。上記カバー本
体の外嵌完了と同時に係止腕先端に突設した係止部がコ
ネクタの端子挿入面の端縁部に弾性的に係止するため、
コネクタカバーを抜け止め状態に保持することができ
る。コネクタカバーはコネクタに外嵌された状態で係止
腕がコネクタの両側壁に沿って配置されるため、コネク
タおよびカバー本体から係止腕が突出することがなく、
従来のものに比し装着状態での小型化を図ることができ
る。また、コネクタカバーの係止はコネクタの端子挿入
面の端縁部を利用しているため、ロック用突起に係止さ
せる必要がなくロック用突起を損傷させるおそれがな
い。
【0007】上記係止部は係止腕の先端方内面に形成さ
れた閉じ方向に傾斜する傾斜面から構成するのが好まし
い。更に具体的には、係止腕を外方へ湾曲状に張り出し
形成し、この湾曲した係止腕の内面を上記係止部の傾斜
面としてもよい。このようにすれば、係止部はコネクタ
の端子挿入面の端縁部に対し、閉じ方向の傾斜面で弾性
的に押圧作用するので、コネクタをカバー本体側へ押し
込む方向の押圧力が作用し、よって、コネクタカバーの
がたつきが防止できる。
【0008】上記係止腕の先端部に外方へ拡開する傾斜
方向に突出する受け入れ部を一体的に突設するのが好ま
しい。コネクタカバーをコネクタに外嵌操作するに際
し、受け入れ部がコネクタの嵌合面側の端縁に当接する
と、受け入れ部の傾斜に沿って係止腕を自動的に外方へ
開かせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1、図2に示すように、コネクタ
カバー11は、合成樹脂製よりなり相手側のコネクタ2
0の嵌合面20a側の前半部に外嵌可能なカバー本体1
2と、このカバー本体12の両側部から前方へ一体的に
突出する一対の係止腕13とから構成している。なお、
コネクタカバー11を外嵌すべきコネクタ20は、上面
にロック突起21aを備えたロックアーム21を有し、
内部に端子付き電線Wが端子挿入面20b側から挿入係
止され、全体として直方体形状をなしている。
【0010】上記カバー本体12は、一端が開放されて
コネクタ20に外嵌可能な形状の箱型をなし、その開口
部12aを通して嵌合面20a側から前半部のロック突
起21aの手前位置まで嵌合可能な深さに形成してい
る。一対の係止腕13はカバー本体12の両側部から平
行に突出しており、突出基部を支点として先端方が弾性
的に撓み可能となっている。この各係止腕13は外方へ
湾曲状に張り出し形成された張り出し部13aを有する
と共に、その全体の突出長さはカバー本体12をコネク
タ20の嵌合面20a側に外嵌した状態で端子挿入面2
0bを少し超える程度の長さとしている。係止腕13の
先端は、張りだし部13aの湾曲した内面に沿って互い
に内方へ閉じる方向に延び、この閉じる方向に傾斜する
傾斜面13bの先端方をコネクタ20の端子挿入面20
bの端縁部に弾性的に係止可能な係止部としている。
【0011】また、係止腕13の先端部には更に外方へ
拡開する傾斜方向に突出する受け入れ部13cを一体的
に突設しており、この受け入れ部13cはコネクタカバ
ー11のコネクタ20への外嵌操作時に嵌合面20aの
端縁部に当接して係止腕13を拡開方向へ案内可能とさ
れている。
【0012】次ぎに、コネクタカバー11をコネクタ2
0に外嵌する操作について説明すると、先ず図2に示す
ように、コネクタ20の嵌合面20aにカバー本体12
を対向させる。次いで、図3(A)に示すように、コネ
クタカバー11をコネクタ20に外嵌する方向に押圧す
ると、先ず両係止腕13先端の受け入れ部13cが、嵌
合面20aの両端縁に当接すると同時に受け入れ部13
cの傾斜面の案内により係止腕13はその弾性に抗して
外方へ自動的に拡開される。そして、その状態で更にコ
ネクタカバー11を押し込み操作することにより、図3
(B)に示すように、係止腕13は弾性的に拡開したま
まコネクタ20の両側面に沿って端子挿入面20c側に
進む。
【0013】次いで、カバー本体12がコネクタ20の
前半部に対し完全に外嵌した状態に至ると、図3(C)
に示すように、長めに突出する係止腕13の先端部が端
子挿入面20bの端縁部を乗り越えるため、該端縁部に
係止部14が弾性的に係止する。係止部14は傾斜面1
3bにより構成されているため、係止腕13の閉じ方向
の弾性力が傾斜面13bを介してカバー本体12にコネ
クタ20を押し込む方向の押圧力として作用する。この
ため、コネクタカバー11の抜けや、がたつきを確実に
防止することができる。
【0014】なお、係止腕13は両側に2対ずつ設ける
ようにしてもよく、またコネクタ20の端子挿入面20
bの端縁への係止部は、係止腕13の先端内面に突出す
る突起によって形成するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、コネクタに対するコネクタカバーの係止は、
係止腕が端子挿入面の端縁部に弾性的に係止することに
より行われるので、コネクタのロック用突起に係止させ
る必要がなくロック用突起の損傷を防止できる。また、
コネクタカバーはコネクタに外嵌された状態で係止腕が
コネクタの両側壁に沿って配置されるため、コネクタお
よびカバー本体から突出することがなく、従来のものに
比し装着状態での小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタカバーの実施形態を示す斜
視面である。
【図2】 コネクタにコネクタカバーを対向させた状態
の斜視図である。
【図3】 (A)乃至(C)はコネクタにコネクタカバ
ーを外嵌する過程を示す平面図である。
【図4】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 コネクタカバー 12 カバー本体 13 係止腕 13b 傾斜面(係止部) 13c 受け入れ部 20 コネクタ 20a 嵌合面 20b 端子挿入面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子付き電線が端子挿入面から導入され
    たコネクタの嵌合面側に装着される合成樹脂製のコネク
    タカバーであって、 上記コネクタの嵌合面側の前半部に外嵌して上記嵌合面
    を被覆可能なカバー本体と、該カバー本体の両側部から
    前方へ一体的に突出して弾性的に撓み可能な少なくとも
    一対の係止腕とからなり、該係止腕の先端部には上記カ
    バー本体が上記コネクタの嵌合面側に外嵌した状態で上
    記コネクタの端子挿入面の端縁部に弾性的に係止する係
    止部を形成していることを特徴とするコネクタカバー。
  2. 【請求項2】 上記係止部は係止腕の先端方内面に形成
    された閉じ方向に傾斜する傾斜面からなる請求項1に記
    載のコネクタカバー。
  3. 【請求項3】 上記係止腕の先端部に外方へ拡開する傾
    斜方向に突出する受け入れ部を一体的に突設している請
    求項1または請求項2に記載のコネクタカバー。
JP2000242379A 2000-08-10 2000-08-10 コネクタカバー Withdrawn JP2002056921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008091117A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Yazaki Corp コネクタ保護構造
JP2011233453A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの保護構造およびその製造方法
US8152540B2 (en) 2007-10-16 2012-04-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Connector terminal protection cap and harness assembly

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Effective date: 20071106