JP2573002Y2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2573002Y2
JP2573002Y2 JP1993006061U JP606193U JP2573002Y2 JP 2573002 Y2 JP2573002 Y2 JP 2573002Y2 JP 1993006061 U JP1993006061 U JP 1993006061U JP 606193 U JP606193 U JP 606193U JP 2573002 Y2 JP2573002 Y2 JP 2573002Y2
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JP
Japan
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lock member
double lock
housing
arm
latch
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JP1993006061U
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JPH0660971U (ja
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陽一 柏
幹夫 進藤
満 鈴木
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Priority to US08/171,994 priority patent/US5470258A/en
Priority to AU53053/94A priority patent/AU674897B2/en
Priority to MYPI94000041A priority patent/MY109901A/en
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気コネクタ、特に端子
をハウジングランスとダブルロック部材とにより保持す
るダブルロック型の電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】コネクタの端子はキャビ
ティ内にあるハウジングランス等により保持されている
が、この保持力を補強する為にダブルロック部材により
端子の圧着バレル等を更に保持するようにしている。こ
のダブルロック部材をコネクタのハウジングに取付ける
には、例えば実開昭62-191184 号公報に示されたラッチ
係合手段が知られている。このラッチ係合手段は図6に
示す如くハウジング100 の突起102 と相手方のラッチ10
6 のスロット104 とが係合するようになっている。
【0003】このダブルロック部材には、ラッチ係合を
解除する手段が設けられていない。しかし、端子の接続
の不具合等により端子を交換する際にはダブルロック部
材を取り外す必要が生じる。図6に示す従来例では、ラ
ッチ係合を解除する時にラッチ106 の前部108 とハウジ
ング100 との間にドライバ等の工具を差入れてラッチ10
6 を撓めて突起102 から外す。しかしながら、ハウジン
グ100 が一旦他の機器に取付けられると場所的な制約か
らこの方法をとることができず、取り外しには非常な困
難を伴うことがある。場合によってはラッチが破損し、
或いは取外しが不可能になるという問題もあった。
【0004】また、別の従来例として特開昭61-502916
号公報に開示されたコネクタ200 を図7に示す。
【0005】このコネクタ200 にはハウジング202 に側
方から挿入されるダブルロック部材220 が設けられてい
る。ダブルロック部材220 の端部222 は端子240 のレセ
プタクル242 の後端244 と当接して端子の後方への抜け
を防止している。またダブルロック部材220 の片持梁状
のアーム224 の自由端226 がハウジング202 の突起204
と係合して、ダブルロック部材220 がハウジング202 に
係止されている。このダブルロック部材220 にはロック
解除手段が設けられている。即ちハウジング202 の開口
206 から工具(図示せず)を挿入してアーム224 の凹部
228 を押圧しアーム224 を撓めてラッチ係合を解除しダ
ブルロック部材220 を取外すようになっている。この凹
部228 はハウジング202 の内にあり外部からは確認しに
くいという問題があった。またロック解除手段がハウジ
ング202 内の為、その構成も複雑なものとなっていた。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本考案は以上の点に鑑みて
なされたもので、場所的な制約があっても必要な時には
ダブルロッック部材を容易に取外せるようにし、且つ簡
単な構成で操作の容易なコネクタを提供することを目的
とする。
【0007】本考案の電気コネクタはキャビティ内に端
子を収容保持するハウジングと、該ハウジングに装着さ
れて前記端子の抜けを防止するダブルロック部材と、を
具える電気コネクタにおいて、前記ダブルロック部材
は、ラッチ係合部を有し前記ハウジングの両側面に係止
されるアームと、保持部材を有し前記アームを連結する
本体とを設けた略コ字状とし、前記アームには前記ラッ
チ係合部近傍に延びるスロットを設けると共に該スロッ
トの前記ラッチ係合部近傍に工具係合部を設けることを
特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本考案の電気コネクタ(以下、単にコ
ネクタという)の好適実施例について添付図を参照して
詳細に説明する。
【0009】図1は本考案の電気コネクタ1の平面図で
ある。図中2はコネクタ1の絶縁性のハウジングを示
す。ハウジング2の後部にはダブルロック部材50が装着
されている。ダブルロック部材50の両端には片持梁状の
アーム52が形成されている。ダブルロック部材50とハウ
ジング2とのラッチ係合はハウジング2の両側面16に設
けた突起4とダブルロック部材50のアーム52内に設けた
スロット64とが係合して、ダブルロック部材が後方に抜
けないようになっている。
【0010】アーム52の先端部には溝62が形成されてい
る。ダブルロック部材50の挿入時にはこの溝62はハウジ
ング2の側面16に設けられた、前記溝62に対応するリブ
18により案内されて円滑に突起4と係合できるようにな
っている。アームの先端にはダブルロック部材50の装着
を容易にするテーパ72が形成されている。このコネクタ
は例えば電気冷蔵庫の隔壁74に取付けるられるときは発
泡材等の浸入を防止するシールラバー76が取付けられ
る。この場合従来の如くアーム52の前端に工具を挿入し
てアームを撓めて外そうとしても工具の入る余地がない
ので不可能である。ダブルロック部材の取外し方につい
ては後述する。
【0011】図2は図1のII−II線に沿う縦断面図を示
したもので、ハウジング2内でダブルロック部材50が端
子40の保持を補強している状態がよく示されている。ダ
ブルロック部材50の本体54はハウジング2の端子40を受
容するキャビティ6の開口8を概ね塞いでいる。本体54
の上部にはキャビティ6内に板状の舌片56(保持部材)
が延入しており、舌片56の先端58が端子40の後部の電線
10を圧着するバレル42に当接している。この為端子40は
端子上部の切欠き44とハウジングランス14との係合と相
俟って後方に抜けにくくなっている。
【0012】図3にダブルロック部材50の平面図を示
す。このダブルロック部材50は図1の2極のコネクタ1
に対応するものであり、舌片56は2個の端子40を保持す
る為に2個設けられている。舌片56の先端部にはキャビ
ティ6内へ円滑に挿入する為のテーパ60が形成されてい
る。各舌片56とアーム52との間隔はその間にハウジング
2の厚みを受容するように離隔している。また各舌片56
間は隣接するキャビティ6間のハウジング2の隔壁を受
容するように離隔している。
【0013】図4にダブルロック部材50の正面図を示
す。アーム52には本体54を切欠いて長手方向に延びるス
ロット64が形成されている。スロット64の前端は閉鎖さ
れて上段及び下断の2段に形成されている。下段の係合
面68(ラッチ係合部)にはハウジング2の突起4が係止
される。係合面68はアーム52の外面から内面にかけてテ
ーパを有し、略同じ方向にテーパを有するハウジング2
の突起と協働してアーム52が外れにくいようになってい
る。上段の係合面66(工具係合部)は係合面68より後方
に位置し、係合面68と逆方向のテーパを有している。係
合面68と突起4との係合を解除するには本体54側からピ
ン、ピンセット或いはドライバ等の工具(図示せず)を
係合面66に挿入し、工具を本体54を支点としてアーム52
を外側に撓めて係合を解除する。工具の先端は係合面66
のテーパによりアーム52とハウジング2の間に挿入され
るのでアーム52は工具により確実に撓められる。操作は
ハウジング2の外部で目視により行うことができるので
極めて容易である。工具の先端は係合面66の大きさに応
じて小寸法或いは大寸法のものが適用される。このよう
にアーム52の前方に空間がなくとも、係合面66を設けて
あるので、アームの後方からスロット64内に工具を差入
れてアーム55を撓めて取外すことができる。
【0014】本実施例の場合、係合面68は係合面66と同
じスロット64に形成されているが、スロット64とは別個
に単独の開口を形成して突起4と係合するようにしても
よい。
【0015】図5(A)に図3に示すダブルロック部材
50の左側面図を示す。本体54及び舌片56の下面には電線
10の外周に沿う弧状切欠き70が2ケ所形成されている。
【0016】図5(B)に図3に示すダブルロック部材
50の右側面図を示す。ラッチ係合を解除する際、工具を
挿入する係合面66が明瞭に示されている。
【0017】以上、本考案の電気コネクタの好適実施例
について詳細に説明したが、この実施例に限定するもの
ではなく、種々の変更変形例が考えられる。例えばコネ
クタは2極以外の多極用のものであっても、ダブルロッ
ク部材の横幅を拡張して舌片の数を増加することにより
容易に適用できる。更に2次元のマトリックス状の多極
コネクタに対しても各列に対応してダブルロック部材を
複数個設けることができることは当業者にとって容易に
考えられよう。
【0018】
【考案の効果】本考案の電気コネクタは、ラッチ係合部
を有するアームにラッチ係合部近傍に延びるスロットを
設け、スロットのラッチ係合部近傍に工具係合部を設け
る構成であるので次の効果を奏する。
【0019】即ち、端子の交換等の為にダブルロック部
材を取外す際、スロットの後方から工具を挿入して容易
にその作業を行うことができる。スロットはコネクタの
外部にある為、目視により極めて容易に操作することが
できる。コネクタが他の機器に取付けられ、作業領域が
制限されるような場合でも容易に取外し作業を行うこと
ができる。また構造が極めて簡単であり、付加的な部材
を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気コネクタの平面図である。
【図2】図1の電気コネクタのII−II線に沿う縦断面図
である。
【図3】本考案の電気コネクタに使用されるダブルロッ
ク部材の平面図である。
【図4】図3のダブルロック部材の正面図である。
【図5(A)】図3のダブルロック部材の左側面図であ
る。
【図5(B)】図3のダブルロック部材の右側面図であ
る。
【図6】従来例のコネクタに使用されるラッチ係合手段
を示す斜視図である。
【図7】ダブルロック部材を使用した別の従来例のコネ
クタを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 ハウジング 6 キャビティ 16 側面 40 端子 50 ダブルロック部材 52 アーム 54 本体 56 保持部材 66 工具係合部 68 ラッチ係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−17135(JP,U) 実開 平5−36768(JP,U) 実開 平2−70375(JP,U) 実公 平3−57027(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ内に端子を収容保持するハウ
    ジングと、該ハウジングに装着されて前記端子の抜けを
    防止するダブルロック部材と、を具える電気コネクタに
    おいて、 前記ダブルロック部材は、ラッチ係合部を有し前記ハウ
    ジングの両側面に係止されるアームと、保持部材を有し
    前記アームを連結する本体とを設けた略コ字状とし、前
    記アームには前記ラッチ係合部近傍に延びるスロットを
    設けると共に該スロットの前記ラッチ係合部近傍に工具
    係合部を設けることを特徴とする電気コネクタ。
JP1993006061U 1993-01-13 1993-01-29 電気コネクタ Expired - Lifetime JP2573002Y2 (ja)

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JP1993006061U JP2573002Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 電気コネクタ
TW082107287A TW227075B (en) 1993-01-13 1993-09-07 Receptacle contact and connector using the same
US08/171,994 US5470258A (en) 1993-01-13 1993-12-22 Electrical connector
AU53053/94A AU674897B2 (en) 1993-01-13 1994-01-06 Receptacle contact and connector using the same
MYPI94000041A MY109901A (en) 1993-01-13 1994-01-07 Receptacle contact and connector using the same
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CN94100838A CN1071054C (zh) 1993-01-13 1994-01-13 插座接点及利用该接点的连接器

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JPH0660971U JPH0660971U (ja) 1994-08-23
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