JP2002056915A - スプリングコンタクト - Google Patents

スプリングコンタクト

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JP2002056915A JP2000242726A JP2000242726A JP2002056915A JP 2002056915 A JP2002056915 A JP 2002056915A JP 2000242726 A JP2000242726 A JP 2000242726A JP 2000242726 A JP2000242726 A JP 2000242726A JP 2002056915 A JP2002056915 A JP 2002056915A
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典治 黒川
Junya Akasaka
潤哉 赤坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上下コンタクトを収容する別体の導電性スリー
ブの内周面に均一のめっき層を容易に形成でき、上下コ
ンタクトが互いに接触しない場合でも、上コンタクト、
導電性スリーブ、及び下コンタクトを通る接触抵抗の低
い導電路を形成することができる高密度実装が可能なス
プリングコンタクトを提供する。 【解決手段】スプリングコンタクト1は、上下1対のコ
ンタクト2,3と、1対のコンタクト2,3同士を互い
に離れる方向に付勢する圧縮コイルばね4とを具備して
いる。また、スプリングコンタクト1には、上下両端が
開口5a,5bし、上下1対のコンタクト2,3及び圧
縮コイルばね4を収容すると共に、上下1対のコンタク
ト2,3のうちの一方のコンタクト2に固定された、上
下1対のコンタクト2,3とは別体の導電性スリーブ5
を設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU、ロジッ
ク、メモリ等の半導体パッケージとこの半導体パッケー
ジをテストするテスト装置の回路基板との相互接続等に
用いられるスプリングコンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリングコンタクトとしては、
例えば、図6に示すものが知られている(特開平10-
214665号公報参照)。このスプリングコンタクト
100は、携帯電話の内蔵バッテリ等に接触する導電性
の上コンタクト101と、この上コンタクト101を摺
動自在に収容し、基板に電気的に接続される下コンタク
ト102と、下コンタクト102の筒状部102b内に
配置されて上コンタクト101を突出方向に押圧付勢す
る圧縮コイルばね103とからなっている。このスプリ
ングコンタクト100は複数用意され、複数のスプリン
グコンタクト100は、高密度配置のために下コンタク
ト102が絶縁ハウジング104に所定の狭ピッチで圧
入されることにより、絶縁ハウジング104に装着され
るようになっている。
【0003】このスプリングコンタクト100におい
て、圧縮コイルばね103の下端部は、下コンタクト1
02の底部に形成された凹部102aに当接し、圧縮コ
イルばね103の上端部は上コンタクト101の下端傾
斜面101aに当接している。従って、上コンタクト1
01には、圧縮コイルばね103の押圧力により突出方
向に付勢される際に、下コンタクト102の軸線方向に
対して直交する矢印X方向に側圧が作用し、上コンタク
ト101と下コンタクト102の筒状部102bとが確
実に接触することになっている。このため、携帯電話の
内蔵バッテリ側から基板側に流れる電流は、主として矢
印Aで示すように上コンタクト101から迂回して下コ
ンタクト102の筒状部102bを通ってその底部を経
て流れ、その逆に基板側から内臓バッテリ側に流れる電
流は、主として矢印Aで示す方向と逆方向に流れること
になる。そして、このような電流を接触抵抗の低い導電
路にて流すようにするために、上コンタクト101の外
周面及び下コンタクト102の筒状部102bの内周面
にはニッケル下地の金めっき等のめっき層が形成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のスプリングコンタクト100にあっては、下コンタ
クト102が絶縁ハウジング104に狭ピッチで圧入さ
れることからその下コンタクト102の筒状部102b
を細くしてあり、その内径が小さくかつ筒状部102b
の深さが内径に対して深く、しかも下コンタクト102
は有底のため、下コンタクト102の筒状部102bの
内周面にめっきを施す際にめっき液が十分に入りこまな
いことがあった。下コンタクト102内にめっき液が十
分に入りこまないと、下コンタクト102の筒状部10
2bの内周面にめっき層が均一に形成されずに、上コン
タクト101との接触抵抗が高くなってしまうことがあ
る。そして、下コンタクト102の筒状部102bの内
径が小さくなればなるほど、下コンタクト102内にめ
っき液が十分に入りこまない不具合が顕著となってい
る。
【0005】従って、本発明は上述の課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、上下コンタクト
を収容する別体の導電性スリーブの内周面に均一のめっ
き層を容易に形成でき、上下コンタクトが互いに接触し
ない場合でも、上コンタクト、導電性スリーブ、及び下
コンタクトを通る接触抵抗の低い導電路を形成すること
ができる高密度実装が可能なスプリングコンタクトを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係るスプリングコンタクト
は、上下1対のコンタクトと、該1対のコンタクト同士
を互いに離れる方向に付勢する圧縮コイルばねとを具備
するスプリングコンタクトにおいて、上下両端が開口
し、前記上下1対のコンタクト及び前記圧縮コイルばね
を収容すると共に、前記上下1対のコンタクトのうちの
一方のコンタクトに固定された、前記上下1対のコンタ
クトとは別体の導電性スリーブを設けたことを特徴とし
ている。
【0007】また、本発明のうち請求項2に係るスプリ
ングコンタクトは、請求項1記載の発明において、前記
導電性スリーブの両端外面に、先細のテーパ面が形成さ
れていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係るスプリングコン
タクトの第1実施形態の縦断面図である。図1に示すス
プリングコンタクト1は、CPU、ロジック、メモリ等
の半導体パッケージPの半田ボールSと半導体パッケー
ジPをテストするテスト装置の回路基板PCBとを電気
的に相互接続するようになっている。そして、スプリン
グコンタクト1は、上下1対のコンタクト2,3と、こ
れらコンタクト2,3同士を互いに離れる方向に付勢す
る圧縮コイルばね4と、上下両端に開口部5a,5bを
有し、上下1対のコンタクト2,3及び圧縮コイルばね
4を収容する円筒形導電性スリーブ5とを具備してい
る。
【0009】ここで、上下1対のコンタクト2,3のう
ち上コンタクト2は、フランジ部2bから上方に延びる
半田ボール接触部2aと、フランジ部2bから下方に延
びる筒状部2cとを有し、黄銅等の銅合金の導電性部材
を切削加工することにより製作される。そして、上コン
タクト2の全体にわたりニッケル下地の金めっき等のめ
っき層が形成される。半田ボール接触部2aは、半導体
パッケージPの半田ボールSを受容接触する。また、筒
状部2cは、導電性スリーブ5の上端開口部5aから導
電性スリーブ5内に圧入固定されると共に、内部にばね
収容凹部2dを設けている。筒状部2cの導電性スリー
ブ5に対する圧入代L1は、上コンタクト2の導電性ス
リーブ5からの突出長L11と同一長さとなっており、
上コンタクト2の全長に対する圧入代L1の占める割合
は比較的大きくなっている。このため、上コンタクト2
が導電性スリーブ5に対して傾きにくく、半田ボール接
触部2aの位置精度を高いものとすることができる。ま
た、導電性スリーブ5も上コンタクト2に対して傾きに
くいため、導電性スリーブ5の内部に収容される下コン
タクト3も上コンタクト2に対してぶれずに整列し、使
用時におけるスプリングコンタクト1全体の傾きを抑制
することができる。
【0010】また、下コンタクト3は、導電性スリーブ
5の内径よりもやや小さな外径を有して導電性スリーブ
5内に収容される大径部3bを有し、黄銅等の銅合金の
導電性部材を切削加工することにより形成される。そし
て、下コンタクト3の全体にわたりニッケル下地の金め
っき等のめっき層が形成される。大径部3bの下端に
は、大径部3bよりも外径の小さな基板接触部3aが下
方に延びている。基板接触部3aは、圧縮コイルばね4
により下方に付勢されて導電性スリーブ5の下端開口部
5bから突出可能であり、その円錐形先端が回路基板P
CBに接触するようになっている。大径部3bの内部に
は、ばね収容凹部3cが設けられている。
【0011】図6に示すスプリングコンタクト100の
下コンタクト102にあっては、圧縮コイルばね103
を収容する収容部を形成するために、深い旋盤加工を行
って筒状部102bを形成していたが、上コンタクト2
のばね収容凹部2d及び下コンタクト3のばね収容凹部
3cを形成するためには比較的浅い旋盤加工で済むた
め、圧縮コイルばねを収容する部品の製造を容易にする
ことができる。
【0012】圧縮コイルばね4は、その上下両端部が上
コンタクト2のばね収容凹部2dと下コンタクト3のば
ね収容凹部3cとに収容されてそれら上下コンタクト
2,3を互いに離れる方向、即ち下コンタクト3を下方
向に付勢する。導電性スリーブ5の下端には、内側にか
しめられた縮径部5cが形成されている。下コンタクト
3の大径部3bと基板接触部3aの過渡部に形成される
肩部がこの縮径部5cに当接して下コンタクト3の下方
への移動が規制される。
【0013】導電性スリーブ5は、黄銅等の銅合金製の
管から形成され、その外周面及び内周面にニッケル下地
の金めっき等のめっき層が形成される。このめっき層の
形成に際して、導電性スリーブ5はその上下両端に開口
部5a,5bを有しているので、めっき液が内部を良好
に通り、導電性スリーブ5の内周に均一のめっき層を容
易に形成することができる。このため、導電性スリーブ
5の外径を小さくし、かつその深さを深くしても、めっ
き液が入りこまないことによるめっき層の不均一形成の
課題を解消でき、スプリングコンタクト1の高密度実装
も可能となる。また、導電性スリーブ5の上下両端の外
面には、先細のテーパ面5d,5eが形成されている。
このテーパ面5d,5eにより、縮径部5cの形成、即
ちかしめ加工が容易になると共に、組立の際に導電性ス
リーブ5の上下の方向性がなくなるので、スプリングコ
ンタクト1の製造を容易にする。
【0014】そして、上コンタクト2の筒状部2cの下
端面及び下コンタクト3の大径部3bの上端面は、互い
に対向する対向端面6,7を構成し、これら対向端面
6,7は、圧縮コイルばね4の圧縮時に互いに当接する
ようになっている。対向端面6,7は、互いに平坦面で
構成されている。このため、対向端面6,7を容易に加
工でき、上コンタクト2及び下コンタクト3を切削加工
により容易に製作することができる。
【0015】スプリングコンタクト1を組み立てるに
は、先ず、上コンタクト2の筒状部2cを導電性スリー
ブ5に上端開口部5a側からフランジ部2bが導電性ス
リーブ5の端面に当接するまで圧入する。次いで、圧縮
コイルばね4を導電性スリーブ5の下端開口部5b側か
らばね収容凹部2dに挿入する。そして、下コンタクト
3をその大径部3b側から圧縮コイルばね4に被せるよ
うに導電性スリーブ5内に挿入し、導電性スリーブ5の
下端を内側にかしめればよい。
【0016】次に、スプリングコンタクト1の作用につ
いて説明する。図1に示すように、テスト装置の回路基
板PCBに下コンタクト3の基板接触部3aが接触した
状態で、半導体パッケージPの半田ボールSを上コンタ
クト2の半田ボール接触部2aに接触させ、半導体パッ
ケージPを下方に押圧する。すると、圧縮コイルばね4
が圧縮されつつ上コンタクト2及びそれに固定された導
電性スリーブ5が下方に移動し下コンタクト3が相対的
に上方に移動する。そして、更に圧縮コイルばね4の圧
縮が進行すると、上コンタクト2の対向端面6と下コン
タクト3の対向端面7とが当接する。対向端面6,7同
士が当接すると、半導体パッケージPの半田ボールS側
からの電流は、上コンタクト2のボール接触部2a、筒
状部2c、下コンタクト3の大径部3b、及び基板接触
部3aを経て、テスト装置の回路基板PCBに流れ、回
路基板PCB側からの電流はその逆の経路を通って流れ
ることになる。このため、電流が直接コンタクト同士を
流れ、導電路が最短になり、高速伝送に好適なものとす
ることができる。
【0017】一方、半導体パッケージPを下方に押圧し
て圧縮コイルばね4の圧縮が進行する際に、導電性スリ
ーブ5あるいは下コンタクト3に側圧が作用し、上コン
タクト2の対向端面6と下コンタクト3の対向端面7と
が適切に当接しない場合がある。この場合、導電性スリ
ーブ5の内周面と下コンタクト3の大径部3bの外周面
とが接触し、半導体パッケージPの半田ボールS側から
の電流は、上コンタクト2のボール接触部2a、導電性
スリーブ5、下コンタクト3の大径部3b、及び基板接
触部3aを経て、テスト装置の回路基板PCBに流れ、
回路基板PCB側からの電流はその逆の経路を通って流
れることになる。このように、導電路が周囲の導電性ス
リーブ5を通る迂回経路の場合でも、下コンタクト3の
外周にめっき層が均一に形成され、さらに導電性スリー
ブ5の内周面にはめっき層が均一に形成されているの
で、接触抵抗の低い導電路とすることができる。
【0018】次に、本発明に係るスプリングコンタクト
の第2実施形態を図2及び図3を参照して説明する。図
2は本発明に係るスプリングコンタクトの第2実施形態
の斜視図、図3は図2に示すスプリングコンタクトの縦
断面図である。但し、図2においては導電性スリーブを
省略してある。図2及び図3に示すスプリングコンタク
ト21は、図1に示すスプリングコンタクト1とほぼ同
様の構成を有するが、上下1対のコンタクト22,23
の対向端面26,27が互いに上下方向に延びる略相補
的な波形面で構成されている点で異なっている。即ち、
スプリングコンタクト21は、上下1対のコンタクト2
2,23と、これらコンタクト22,23同士を互いに
離れる方向に付勢する圧縮コイルばね24と、上下両端
に開口部25a,25bを有し、上下1対のコンタクト
22,23及び圧縮コイルばね24を収容する円筒形導
電性スリーブ25とを具備している。
【0019】ここで、上下1対のコンタクト22,23
のうち上コンタクト22は、フランジ部22bから上方
に延びる半田ボール接触部22aと、フランジ部22b
から下方に延びる筒状部22cとを有している。上コン
タクト22は、図1に示す上コンタクト2と同様に、黄
銅等の銅合金の導電性部材を切削加工することにより製
作される。そして、上コンタクト22の全体にわたりニ
ッケル下地の金めっき等のめっき層が形成される。半田
ボール接触部22aは、図1に示す半導体パッケージP
の半田ボールSを受容接触する。また、筒状部22c
は、導電性スリーブ25の上端開口部25aからスリー
ブ25内に圧入固定されると共に、内部にばね収容凹部
22dを設けている。筒状部22cの導電性スリーブ2
5に対する圧入代L2は、上コンタクト22の導電性ス
リーブ25からの突出長L22よりも大幅に長くなって
おり、上コンタクト22の全長に対する圧入代L2の占
める割合は大きくなっている。このため、上コンタクト
22が導電性スリーブ25に対して傾きにくく、半田ボ
ール接触部22aの位置精度を高いものとすることがで
きる。また、導電性スリーブ25も上コンタクト22に
対して傾きにくいため、導電性スリーブ25の内部に収
容される下コンタクト23も上コンタクト22に対して
ぶれずに整列し、使用時におけるスプリングコンタクト
21全体の傾きを抑制することができる。
【0020】また、下コンタクト23は、導電性スリー
ブ25の内径よりもやや小さな外径を有して導電性スリ
ーブ25内に収容される大径部23bと、大径部23b
の下端から下方に延びる、大径部23bよりも外径の小
さな基板接触部23aとを有している。下コンタクト2
3も、図1に示す下コンタクト3と同様に、黄銅等の銅
合金の導電性部材を切削加工することにより製作され
る。そして、下コンタクト23の全体にわたりニッケル
下地の金めっき等のめっき層が形成される。基板接触部
23aは、圧縮コイルばね24により下方に付勢されて
導電性スリーブ25の下端開口部25bから突出可能で
あり、その円錐形先端が図1に示すテスト装置の回路基
板PCBに接触するようになっている。大径部23bの
内部には、ばね収容凹部23cが設けられている。
【0021】そして、図1に示すスプリングコンタクト
1と同様に、上コンタクト22のばね収容凹部22d及
び下コンタクト23のばね収容凹部23cを形成するた
めには比較的浅い旋盤加工で済むため、圧縮コイルばね
を収容する部品の製造を容易にすることができる。圧縮
コイルばね24は、その上下両端部が上コンタクト22
のばね収容凹部22dと下コンタクト23のばね収容凹
部23cとに収容されてそれら上下コンタクト22,2
3を互いに離れる方向、即ち下コンタクト23を下方向
に付勢する。導電性スリーブ25の下端には、内側にか
しめられた縮径部25cが形成されている。下コンタク
ト23の大径部23bと基板接触部23aの過渡部に形
成される肩部がこの縮径部25cに当接して下コンタク
ト23の下方への移動が規制される。
【0022】導電性スリーブ25は、図1に示す導電性
スリーブ5と同様に、黄銅等の銅合金製の管から形成さ
れ、その外周面及び内周面にニッケル下地の金めっき等
のめっき層が形成される。このめっき層の形成に際し
て、導電性スリーブ25はその上下両端に開口部25
a,25bを有しているので、めっき液が内部を良好に
通り、導電性スリーブ25の内周に均一のめっき層を容
易に形成することができる。このため、導電性スリーブ
25の外径を小さくしかつその深さを深くしても、めっ
き液が入りこまないことによるめっき層の不均一形成の
課題を解消でき、スプリングコンタクト21の高密度実
装も可能となる。また、導電性スリーブ25の上下両端
の外面にも、図1の導電性スリーブ5と同様に先細のテ
ーパ面25d,25eが形成されている。
【0023】そして、上コンタクト22の筒状部22c
の下端面及び下コンタクト23の大径部23bの上端面
は、互いに対向する対向端面26,27を構成し、これ
ら対向端面26,27は、圧縮コイルばね24の圧縮時
に互いに当接するようになっている。対向端面26,2
7は、互いに上下方向に延びる略相補的な波形面で構成
されている。これら対向端面26,27において、相手
方コンタクトに入り込む突出部分の数は、本実施形態で
は、2つとなっている。また、上コンタクト22の波形
面で構成される対向端面26のうち、下コンタクト23
の突出部分が入り込んでくる凹面の頂点部分には、上方
向に延びる溝28が設けられている。
【0024】スプリングコンタクト21の作用について
述べると、テスト装置の回路基板PCBに下コンタクト
23の基板接触部23aが接触した状態で、半導体パッ
ケージPの半田ボールSを上コンタクト22の半田ボー
ル接触部22aに接触させ、半導体パッケージPを下方
に押圧する。すると、圧縮コイルばね24が圧縮されつ
つ上コンタクト22及び導電性スリーブ25が下方に移
動し下コンタクト23が相対的に上方に移動する。この
上コンタクト22の移動時に、上コンタクト22は圧縮
時における圧縮コイルばね24のねじれの影響でやや回
転しながら下方へ移動し、対向端面26,27が互いに
上下方向に延びる相補的な波形面で構成されていること
から、対向端面26,27同士が接触しながら上コンタ
クト22は下方へ移動する。この対向端面26,27同
士のワイピング効果により、上下コンタクト22,23
の電気的接続の信頼性が向上することになる。そして、
更に圧縮コイルばね24の圧縮が進行すると、上コンタ
クト22の対向端面26と下コンタクト23の対向端面
27とが当接した状態で停止する。このとき、対向端面
26,27が互いに上下方向に延びる略相補的な波形面
で構成されていることから、上下コンタクト22,23
が図1及び図2に示す上下コンタクトよりも多点で接触
し、電気的接続の信頼性が更に向上する。また、上コン
タクト22の対向端面26には円弧部を含む溝28が設
けられているので、応力集中によるクラックの発生を防
止することができる。上コンタクト22の対向端面26
は、その頂点にある溝28との交差部分から下端26a
にかけて上コンタクト22の外面22eに対して漸次鋭
角に傾斜していく傾斜面領域となっている。また、下コ
ンタクト23の対向端面27は、上コンタクト22の対
向端面26の傾斜面領域に対応するようにその頂点部分
から下端27aにかけて下コンタクト23の外面23e
に対して漸次鋭角に傾斜していく傾斜面領域となってい
る。このため、上コンタクト22の対向端面26と下コ
ンタクト23の対向端面27とは、傾斜面同士が当接す
るので、対向端面26,27同士の接触領域が増加し、
電気的接続の信頼性が一層向上する。そして、対向端面
26,27同士が当接すると、半導体パッケージPの半
田ボールS側からの電流は、上コンタクト22のボール
接触部22a、筒状部22c、下コンタクト23の大径
部23b、及び基板接触部23aを経て、回路基板PC
Bに流れ、回路基板PCB側からの電流はその逆の経路
を通って流れることになる。このため、電流が直接コン
タクト同士を流れ、導電路が最短になり、高速伝送に好
適なものとすることができる。
【0025】一方、半導体パッケージPを下方に押圧し
て圧縮コイルばね24の圧縮が進行する際に、導電性ス
リーブ25あるいは下コンタクト23に側圧が作用し、
上コンタクト22の対向端面26と下コンタクト23の
対向端面27とが適切に当接しない場合がある。この場
合、導電性スリーブ25の内周面と下コンタクト23の
大径部23bの外周面とが接触し、半導体パッケージP
の半田ボールS側からの電流は、上コンタクト22のボ
ール接触部22a、導電性スリーブ25、下コンタクト
23の大径部23b、及び基板接触部23aを経て、テ
スト装置の回路基板PCBに流れ、回路基板PCB側か
らの電流はその逆の経路を通って流れることになる。こ
のように、導電路が周囲の導電性スリーブ25を通る迂
回経路の場合でも、下コンタクト23の外周にめっき層
が均一に形成され、さらに導電性スリーブ25の内周面
にはめっき層が均一に形成されているので、接触抵抗の
低い導電路とすることができる。
【0026】最後に、本発明に係るスプリングコンタク
トの第3実施形態を図4及び図5を参照して説明する。
図4は本発明に係るスプリングコンタクトの第3実施形
態の斜視図、図5は図4に示すスプリングコンタクトの
縦断面図である。尚、図4において、スリーブは手前側
を省略して示されている。図4及び図5に示すスプリン
グコンタクト31は、図2及び図3に示すスプリングコ
ンタクト21とほぼ同様の構成を有するが、上下1対の
コンタクト32,33の対向端面36,37が互いに上
下方向に延びる略相補的な鋸歯形面で構成されている点
が異なっている。即ち、スプリングコンタクト31は、
上下1対のコンタクト32,33と、これらコンタクト
32,33同士を互いに離れる方向に付勢する圧縮コイ
ルばね34と、上下両端に開口部35a,35bを有
し、上下1対のコンタクト32,33及び圧縮コイルば
ね34を収容する円筒形導電性スリーブ35とを具備し
ている。
【0027】ここで、上下1対のコンタクト32,33
のうち上コンタクト32は、フランジ部32bから上方
に延びる半田ボール接触部32aと、フランジ部32b
から下方に延びる筒状部32cとを有している。上コン
タクト32は、図2に示す上コンタクト22と同様に、
黄銅等の銅合金の導電性部材を切削加工することにより
製作される。そして、上コンタクト32の全体にわたり
ニッケル下地の金めっき等のめっき層が形成される。半
田ボール接触部32aは、図1に示す半導体パッケージ
Pの半田ボールSを受容接触する。また、筒状部32c
は、導電性スリーブ35の上端開口部35aからスリー
ブ内に圧入固定されると共に、内部にばね収容凹部32
dを設けている。筒状部32cの導電性スリーブ35に
対する圧入代L3は、上コンタクト32の導電性スリー
ブ35からの突出長L33よりも長くなっており、上コ
ンタクト32の全長に対する圧入代L3の占める割合は
大きくなっている。このため、上コンタクト32が導電
性スリーブ35に対して傾きにくく、半田ボール接触部
32aの位置精度を高いものとすることができる。ま
た、導電性スリーブ35も上コンタクト32に対して傾
きにくいため、導電性スリーブ35の内部に収容される
下コンタクト33も上コンタクト32に対してぶれずに
整列し、使用時におけるスプリングコンタクト31全体
の傾きを抑制することができる。
【0028】また、下コンタクト33は、導電性スリー
ブ35の内径よりもやや小さな外径を有して導電性スリ
ーブ35内に収容される大径部33bと、大径部33b
の下端から下方に延びる、大径部33bよりも外径の小
さな基板接触部33aとを有している。下コンタクト3
3も、図3に示す下コンタクト23と同様に、黄銅等の
銅合金の導電性部材を切削加工することにより製作され
る。そして、下コンタクト33の全体にわたりニッケル
下地の金めっき等のめっき層が形成される。基板接触部
33aは、圧縮コイルばね34により下方に付勢されて
導電性スリーブ35の下端開口部35bから突出可能で
あり、その円錐形先端が図1に示すテスト装置の回路基
板PCBに接触するようになっている。大径部33bの
内部には、ばね収容凹部33cが設けられている。
【0029】そして、図2に示すスプリングコンタクト
21と同様に、上コンタクト32のばね収容凹部32d
及び下コンタクト33のばね収容凹部33cを形成する
ためには比較的浅い旋盤加工で済むため、圧縮コイルば
ねを収容する部品の製造を容易にすることができる。圧
縮コイルばね34は、その上下両端部が上コンタクト3
2のばね収容凹部32dと下コンタクト33のばね収容
凹部33cとに収容されてそれら上下コンタクト32,
33を互いに離れる方向、即ち下コンタクト33を下方
向に付勢する。導電性スリーブ35の下端には、内側に
かしめられた縮径部35cが形成されている。下コンタ
クト33の大径部33bと基板接触部33aの過渡部に
形成される肩部がこの縮径部35cに当接して下コンタ
クト33の下方への移動が規制される。
【0030】導電性スリーブ35は、図2に示す導電性
スリーブ25と同様に、黄銅等の銅合金製の管から形成
され、その外周面及び内周面にニッケル下地の金めっき
等のめっき層が形成される。このめっき層の形成に際し
て、導電性スリーブ35はその上下両端に開口部35
a,35bを有しているので、めっき液が内部を良好に
通り、導電性スリーブ35の内周に均一のめっき層を容
易に形成することができる。このため、導電性スリーブ
35の外径を小さくしかつその深さを深くしても、めっ
き液が入りこまないことによるめっき層の不均一形成の
課題を解消でき、スプリングコンタクト31の高密度実
装も可能となる。また、導電性スリーブ35の上下両端
の外面にも、図1及び図3の導電性スリーブ5,25と
同様に先細のテーパ面35d,35eが形成されてい
る。
【0031】そして、上コンタクト32の筒状部32c
の下端面及び下コンタクト23の大径部33bの上端面
は、互いに対向する対向端面36,37を構成し、これ
ら対向端面36,37は、圧縮コイルばね34の圧縮時
に互いに当接するようになっている。対向端面36,3
7は、互いに上下方向に延びる略相補的な鋸歯形面で構
成されている。これら対向端面36,37において、相
手方コンタクトに入り込む突出部分の数は、本実施形態
では、3つとなっている。このため、図2に示す上下コ
ンタクト22,23の対向端面26,27よりも相手方
コンタクトに入り込む突出部分の数が多いため、上下コ
ンタクト32,33が図2に示す上下コンタクト22,
23よりも多点で接触し、電気的接続の信頼性が更に向
上する。
【0032】スプリングコンタクト31の作用について
述べると、テスト装置の回路基板PCBに下コンタクト
33の基板接触部33aが接触した状態で、半導体パッ
ケージPの半田ボールSを上コンタクト32の半田ボー
ル接触部32aに接触させ、半導体パッケージPを下方
に押圧する。すると、圧縮コイルばね34が圧縮されつ
つ上コンタクト32及び導電性スリーブ35が下方に移
動し下コンタクト33が相対的に上方に移動する。この
上コンタクト32の移動時に、上コンタクト32は圧縮
時における圧縮コイルばね34のねじれの影響でやや回
転しながら下方へ移動し、対向端面36,37が互いに
上下方向に延びる略相補的な鋸歯形面で構成されている
ことから、対向端面36,37同士が接触しながら上コ
ンタクト32は下方へ移動する。この対向端面36,3
7同士のワイピング効果により、図2に示すスプリング
コンタクト21と同様に、上下コンタクト32,33の
電気的接続の信頼性が向上することになる。そして、更
に圧縮コイルばね34の圧縮が進行すると、上コンタク
ト32の対向端面36と下コンタクト33の対向端面3
7とが当接した状態で停止する。このとき、対向端面3
6,37が互いに上下方向に延びる略相補的な鋸歯形面
で構成されていることから、上下コンタクト32,33
が図1に示す上下コンタクトよりも多点で接触し、電気
的接続の信頼性が更に向上する。また、上コンタクト3
2の対向端面36は、その頂点部分から下端36aにか
けて上コンタクト32の外面32eに対して漸次鋭角に
傾斜していく傾斜面領域となっている。また、下コンタ
クト33の対向端面37は、上コンタクト32の対向端
面36の傾斜面領域に対応するようにその頂点部分から
下端37aにかけて下コンタクト33の外面33eに対
して漸次鋭角に傾斜していく傾斜面領域となっている。
このため、上コンタクト32の対向端面36と下コンタ
クト33の対向端面37とは、傾斜面同士が当接するの
で、対向端面36,37同士の接触領域が増加し、電気
的接続の信頼性が一層向上する。そして、対向端面3
6,37同士が当接すると、半導体パッケージPの半田
ボールS側からの電流は、上コンタクト32のボール接
触部32a、筒状部32c、下コンタクト33の大径部
33b、及び基板接触部33aを経て、回路基板PCB
に流れ、回路基板PCB側からの電流はその逆の経路を
通って流れることになる。このため、電流が直接コンタ
クト同士を流れ、導電路が最短になり、高速伝送に好適
なものとすることができる。
【0033】一方、半導体パッケージPを下方に押圧し
て圧縮コイルばね34の圧縮が進行する際に、導電性ス
リーブ35あるいは下コンタクト33に側圧が作用し、
上コンタクト32の対向端面36と下コンタクト33の
対向端面37とが適切に当接しない場合がある。この場
合、導電性スリーブ35の内周面と下コンタクト33の
大径部33bの外周面とが接触し、半導体パッケージP
の半田ボールS側からの電流は、上コンタクト32のボ
ール接触部32a、導電性スリーブ35、下コンタクト
33の大径部33b、及び基板接触部33aを経て、テ
スト装置の回路基板PCBに流れ、回路基板PCB側か
らの電流はその逆の経路を通って流れることになる。こ
のように、導電路が周囲の導電性スリーブ35を通る迂
回経路の場合でも、下コンタクト33の外周にめっき層
が均一に形成され、さらに導電性スリーブ35の内周面
にはめっき層が均一に形成されているので、接触抵抗の
低い導電路とすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、発明のうち請求項
1に係るスプリングコンタクトによれば、上下両端が開
口し、上下1対のコンタクト及び圧縮コイルばねを収容
すると共に、前記上下1対のコンタクトのうちの一方の
コンタクトに固定された、前記上下1対のコンタクトと
は別体の導電性スリーブを設けたので、導電性スリーブ
の上下両端が開口していることから導電性スリーブの内
周面にめっき層を容易に均一に形成することができ、導
電性スリーブの外径を小さくしかつその深さを深くして
も、めっき液が入りこまないことによるめっき層の不均
一形成の課題を解消でき、スプリングコンタクトの高密
度実装を可能とすることができる。そして、上下1対の
コンタクトが互いに接触しない場合でも、別体の導電性
スリーブの内周面にはめっき層が均一に形成されている
ので、上コンタクト、導電性スリーブ、及び下コンタク
トを通る接触抵抗の低い導電路を形成することができ
る。
【0035】また、本発明のうち請求項2に係るスプリ
ングコンタクトによれば、請求項1記載の発明におい
て、前記導電性スリーブの両端外面に、先細のテーパ面
が形成されているので、一方の端におけるかしめ加工が
容易になると共に、スプリングコンタクトの組立の際に
導電性スリーブの上下の方向性がなくなるので、スプリ
ングコンタクトの製造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリングコンタクトの第1実施
形態の縦断面図である。
【図2】本発明に係るスプリングコンタクトの第2実施
形態の斜視図である。但し、図2においては導電性スリ
ーブを省略してある。
【図3】図2に示すスプリングコンタクトの縦断面図で
ある。
【図4】本発明に係るスプリングコンタクトの第3実施
形態の斜視図である。
【図5】図4に示すスプリングコンタクトの縦断面図で
ある。
【図6】従来例のスプリングコンタクトの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,21,31 スプリングコンタクト 2,22,32 上コンタクト 3,23,33 下コンタクト 4,24,34 圧縮コイルばね 5,25,35 導電性スリーブ 5a、5b,25a、25b,35a、35b 開口部 5d、5e,25d、25e,35d、35e テーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA09 AB01 AB04 AB07 AC14 AC32 AD01 AE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下1対のコンタクトと、該1対のコンタ
    クト同士を互いに離れる方向に付勢する圧縮コイルばね
    とを具備するスプリングコンタクトにおいて、上下両端
    が開口し、前記上下1対のコンタクト及び前記圧縮コイ
    ルばねを収容すると共に、前記上下1対のコンタクトの
    うちの一方のコンタクトに固定された、前記上下1対の
    コンタクトとは別体の導電性スリーブを設けたことを特
    徴とするスプリングコンタクト。
  2. 【請求項2】前記導電性スリーブの両端外面に、先細の
    テーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のスプリングコンタクト。
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