JP2002056451A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002056451A
JP2002056451A JP2000243880A JP2000243880A JP2002056451A JP 2002056451 A JP2002056451 A JP 2002056451A JP 2000243880 A JP2000243880 A JP 2000243880A JP 2000243880 A JP2000243880 A JP 2000243880A JP 2002056451 A JP2002056451 A JP 2002056451A
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JP
Japan
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vending machine
pull tab
insertion portion
main body
machine main
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000243880A
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English (en)
Inventor
Hideo Maruyama
英夫 丸山
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購買者が容易に缶入り飲料のプルタブを起立
させることができ、また、待機時において挿入部の先端
が前方に突出することがない自動販売機を提供する。 【解決手段】 挿入部3aの先端が自動販売機本体から
前方へ突出するようにしたので、例えば凹部に挿入部を
設けた従来のもののように挿入部が購買者から死角とな
ることはなく、購買者はこの挿入部3aを確実に確認す
ることができ、プルタブを容易に起立させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面にプルタブが
設けられた缶入り飲料を販売する自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の上面にプルタブが設けら
れた缶入り飲料を販売する自動販売機としては、自動販
売機本体前面に設けられた凹部と、この凹部に缶入り飲
料の上面とプルタブとの間に挿入される挿入部を備え、
挿入部を自動販売機の前側に向かって下るような舌状に
形成したものが知られている(特開平8−63661号
公報)。この自動販売機では、購買者は缶入り飲料を購
入した後、挿入部を缶入り飲料の上面とプルタブの間に
挿入し、この挿入状態から挿入部を支点として缶入り飲
料を下方向に回転させることにより、プルタブの一端側
を起立させ、缶入り飲料を開封している。
【0003】この自動販売機によれば、挿入部を用いて
缶入り飲料を開封することができるため、購買者は缶入
り飲料の上面とプルタブの間に指先を挿入し、力を込め
てプルタブを起立させる必要がないし、また、プルタブ
を起立させる際に指先の爪が割れるといったことはな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記自
動販売機では、挿入部が自動販売機本体の凹部に設けら
れているため、購買者は挿入部が自動販売機本体の死角
となって挿入部を確認し難く、缶入り飲料の上面とプル
タブとの間に挿入部を挿入するのが極めて面倒であり、
容易にプルタブを起立させることができないという問題
点があった。
【0005】ここで、自動販売機本体の凹部でなく、自
動販売機本体前面に挿入部を設けることが考えられる
が、この場合、挿入部が前方に突出しているため、自動
販売機のそばを歩く通行人にこの挿入部の先端が引っ掛
かり、負傷したり或いは被服を破くおそれがある。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、購買者が容易に缶入
り飲料のプルタブを起立させることができ、また、待機
時において挿入部の先端が前方に突出することがない自
動販売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、上面に開封用のプルタブが設けられた缶入
り飲料を販売し、この缶入り飲料のプルタブを起立可能
なプルタブ起立装置を備えた自動販売機において、前記
プルタブ起立装置は、自動販売機本体から前方に向かっ
て回転して先端を上面とプルタブとの間に挿入可能な挿
入部と、この挿入部を付勢して先端を下方に向ける付勢
手段とを有している。これにより、プルタブを起立させ
る際には挿入部の先端が自動販売機本体から前方に突出
し、プルタブ起立作業が終了すると、挿入部の先端は付
勢力により下方に向く。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の自動販売
機の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の外観
斜視図、図2はプルタブ起立装置の側面断面図、図3及
び図4はプルタブ起立装置の動作説明図である。
【0009】図1に示すように、この自動販売機は缶入
り飲料Aを販売するものであり、自動販売機本体1の前
面1aにコイン投入口1b、紙幣投入口1c、商品展示
部1d、商品取出口1e及びプルタブ起立装置2を有し
ている。
【0010】図4に示すように、缶入り飲料Aは上蓋10
0 及び下蓋101 により両端が閉塞された円筒状に形成さ
れる。上蓋100 の上面である上面102 には、その中央付
近に固定され、上蓋100 と平行で所定方向に延びる板状
のプルタブ103 が設けられ、このプルタブ103 の一端側
を上面102 から起こすと、他端側が上蓋100 の飲み口10
4 を押圧して飲み口104 が開放されるようになってい
る。
【0011】図2に示すように、プルタブ起立装置2
は、缶入り飲料Aの上面102 とプルタブ103 との間に挿
入可能で回動自在な回動部3と、回動部3を軸支し前後
方向に回動部3と連動して移動自在な移動部4と、移動
部4を介して回動部3を自動販売機本体1側方向へ付勢
するコイルばね5と、移動部4を前後方向へ案内する案
内部6と、案内部6の後端及びコイルばね5の前端を固
定する固定部7とを有している。
【0012】回動部3は自動販売機本体1の前面1aに
露出するよう設けられ、缶入り飲料Aのプルタブ103 を
起立させる舌状に形成された挿入部3aと、挿入部3a
の反対側に、案内部6の前端と当接する当接部3bとを
有している。回動部3は、コイルばね5により付勢され
た状態で、挿入部3aが下方となり、当接部3bが上方
となるよう配置され、このとき、挿入部3aは案内部6
の前端に押し付けられる。挿入部3aの、上面102 とプ
ルタブ103 の間へ挿入した際にプルタブ103 と接触する
面は、上面102 と接触する面側に湾曲して形成され、挿
入部3aの上面102 と接触する面は略平面に形成され、
挿入部3aは先端に向かって除々に厚さが薄くなるよう
形成されている。ここで、上面102 側の面の先端付近
は、プルタブ103 側へ屈曲して形成されている。当接部
3bは案内部6の前端と当接し、回動部3が回動すると
当接部3bの案内部6と当接する部位が変わり、回動部
3及び移動部4が前後方向に移動する。即ち、挿入部3
aが自動販売機本体1側のときは、回動部3及び移動部
4は後方に位置し、挿入部3aが自動販売機本体1側か
ら離隔するときは、回動部3及び移動部4は前方に位置
するようになっている。
【0013】移動部4は、前端側で回動部3を軸支し前
後方向に延びて形成された軸支部4aと、軸支部4aの
後端面からさらに後方に延びコイルばね5が巻回される
巻回部4bを有している。軸支部4aの外周面は案内部
6の内周面と当接し、その前端側には左右方向に延びる
回動軸4cが設けられ、この回動軸4cの左右両端で回
動部3を軸支する。また、巻回部4bには、コイルばね
5の後端側を押さえる押さえ板4dが設けられ、コイル
ばね5の付勢力は押さえ板4dに作用するようになって
いる。
【0014】コイルばね5は、前述したように巻回部4
bを巻回し、前端を固定部7に、後端を押さえ板4dに
固定されている。即ち、コイルばね5は、移動部4を後
方向に付勢し、これにより、挿入部3aが下方となる方
向へ回動部3を付勢している。
【0015】案内部6は前後方向に延びる筒状に形成さ
れ、その前端は自動販売機本体1の前面1aより僅かに
突出し、その後端は固定部7に固定されている。前述し
たように、案内部6の前端面上方は回動部3の当接部3
bと当接し、また、前端面下方は回動部3の挿入部3a
が自動販売機本体1側に付勢された際に、これと当接す
る。
【0016】固定部7は、自動販売機本体1に取付られ
る取付部8を介して自動販売機本体1に固定されてい
る。本実施形態においては、固定部7は上固定部7aと
下固定部7bとから構成され、上固定部7aで案内部6
の後端上方とコイルばね5の前端上方を、下固定部7b
で案内部6の後端下方とコイルばね5の前端下方をそれ
ぞれ固定している。また、上固定部7aと下固定部7b
は間隔をおいて配置され、上固定部7aと下固定部7b
の間に移動部4の巻回部4bが位置している。
【0017】以上のように構成された自動販売機におい
ては、缶入り飲料Aを購入した購買者により、図2に示
すように、缶入り飲料Aのプルタブ103 の一端側が自動
販売機本体1の前面1a側に位置した状態で、上蓋100
の上面102 と回動部3の挿入部3a先端が当接される。
この後、図3に示すように、購買者により回動部3が回
動されて挿入部3aの先端が前方に突出するとともに、
移動部4がコイルばね5の付勢力に抗して前方へ移動
し、挿入部3aの先端が上蓋100 とプルタブ103の間に
挿入される。この挿入状態から缶入り飲料Aを移動して
挿入部3aによりプルタブ103 の一端側を起立させる
と、図4に示すように、プルタブ103 の他端側により飲
み口104 が押圧・開放される。この後、購買者により缶
入り飲料Aと回動部3との当接が解除されると、コイル
ばね5の付勢力により、回動部3及び移動部4が後方へ
移動するとともに、回動部3は挿入部3aが案内部6の
前端と当接する位置まで回動し、挿入部3aの先端が下
方を向く。
【0018】このように、本実施形態の自動販売機によ
れば、回動部3を自動販売機本体1から露出するよう設
け、プルタブ起立時に挿入部3aの先端が自動販売機本
体1の前面1aから突出するようにしたので、購買者は
回動部3の挿入部3aを確実に確認することができ、容
易にプルタブ起立作業を行うことができる。例えば、自
動販売機本体1の前面1aに凹部を設けてこれに挿入部
3aを設けたもののように、購買者から挿入部3aが死
角となって、プルタブ起立作業が困難になることはな
い。
【0019】また、缶入り飲料Aの上面102 と回動部3
の挿入部3aを当接させて缶入り飲料Aを上方へ移動さ
せると、回動部3が回動して挿入部3aが自動販売機本
体1の前面1aから突出するようにしたので、この挿入
部3aを用いてプルタブ103を容易に起立させることが
できる。従って、購買者は缶入り飲料Aのプルタブ103
を指先により起立させる必要はなく、プルタブ103 に十
分に力を伝えられずにプルタブ103 を起立させることが
できない、或いはプルタブ103 を起立させる際に指先の
爪が割れるといったことはない。
【0020】また、挿入部3aが前面1aから突出する
際に、移動部4とともに回動部3が前方に移動するよう
にしたので、挿入部3aの前面1aからの突出量を多く
することができ、効果的にプルタブ103 の起立作業を行
うことができる。
【0021】また、コイルばね5により、回動部3及び
移動部4は自動販売機本体1側へ移動する方向に付勢さ
れるので、購買者により缶入り飲料Aのプルタブ103 の
起立が行われないときは、挿入部3aの先端が下方を向
いており、自動販売機本体1の前方に突出することはな
い。従って、挿入部3aが自動販売機本体1から突出
し、例えば自動販売機前方を通行する人間がこれに接触
する、或いは、自動販売機の前面扉を開く際に挿入部3
aが邪魔して扉を十分に開くことができない等の不具合
を生ずることはない。
【0022】尚、前記実施形態においては、回動部3が
回動して挿入部3aが自動販売機本体1から前方へ突出
するものを示したが、例えば、移動部4の前端に前方下
側へ延びる舌状の挿入部を設け、缶入り飲料Aが販売さ
れると移動部4が前方に移動し、その前端が自動販売機
本体1から突出するものであってもよい。
【0023】また、前記実施形態においては、回動部3
が缶入り飲料Aが開封される位置まで回動させた場合を
示したが、開封せずプルタブ103 が僅かに起立した状態
で缶入り飲料Aの上方向への移動を停止してもよい。こ
の場合、缶入り飲料Aが開封されないので直ちに飲料を
飲む必要はないし、開封する際にもプルタブ103 が僅か
に起立しているので、指先に多大な負担がかかることも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の自
動販売機によれば、挿入部の先端が自動販売機本体から
突出するようにしたので、例えば凹部に挿入部を設けた
もののように挿入部が購買者から死角となることはな
く、購買者はこの挿入部を確実に確認することができ、
これを用いてプルタブを容易に起立させることができ
る。また、購買者により缶入り飲料のプルタブの起立が
行われない待機時においては、挿入部が自動販売機本体
から前方に突出することはなく、自動販売機のそばを通
行する人間がこれに接触したり、自動販売機前面の扉を
開く際に挿入部が邪魔して扉を十分に開くことができな
い等の不具合を生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動販売機の概略説
明図
【図2】プルタブ起立装置の側面断面図
【図3】プルタブ起立装置の動作説明図
【図4】プルタブ起立装置の動作説明図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、2…プルタブ起立装置、3…回動
部、3a…挿入部、4…移動部、5…コイルばね、A…
缶入り飲料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開封用のプルタブが設けられた缶
    入り飲料を販売し、この缶入り飲料のプルタブを起立可
    能なプルタブ起立装置を備えた自動販売機において、 前記プルタブ起立装置は、自動販売機本体から前方に向
    かって回転して先端を上面とプルタブとの間に挿入可能
    な挿入部と、この挿入部を付勢して先端を下方に向ける
    付勢手段とを有することを特徴とする自動販売機。
JP2000243880A 2000-08-11 2000-08-11 自動販売機 Pending JP2002056451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019043158A1 (en) * 2017-09-01 2019-03-07 Anheuser-Busch Inbev S.A. AUTOMATIC CAN BEVERAGE CAN DISPENSER
US11332355B2 (en) 2017-09-01 2022-05-17 Anheuser-Busch Inbev S.A. Opening tool for beverage cans

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019043158A1 (en) * 2017-09-01 2019-03-07 Anheuser-Busch Inbev S.A. AUTOMATIC CAN BEVERAGE CAN DISPENSER
US11332355B2 (en) 2017-09-01 2022-05-17 Anheuser-Busch Inbev S.A. Opening tool for beverage cans
US11495079B2 (en) * 2017-09-01 2022-11-08 Anheuser-Busch Inbev S.A. Automatic vending machine for beverage cans
US11873202B2 (en) 2017-09-01 2024-01-16 Anheuser-Busch Inbev S.A. Opening tool for beverage cans

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