JP2002056118A - 利用制限ホームページおよび利用制限ソフトウエアの提供システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カードのユーザに、簡単な操作で
利用制限ホームページの閲覧、有料ソフトウエアのダウ
ンロード、ＡＳＰサーバの使用を許可することにある。 【解決手段】 通信端末１５が、カード２１からバーコ
ードデータを読み取り、バーコードデータに含まれる識
別情報と当該通信端末１５のＩＰアドレスをＵＲＬ変換
サーバ１７に送信し、ＵＲＬ変換サーバ１７が、通信端
末１５から受信した商品識別情報に対応する管理サーバ
１９のＵＲＬアドレスに変換し、通信端末１５から受信
した商品識別情報と通信端末１５のＩＰアドレスをこの
ＵＲＬアドレスで指定される管理サーバ１９に送信し、
管理サーバ１９が、ＵＲＬ変換サーバ１７を経由して商
品識別情報を受信した場合、商品識別情報に対応する利
用制限ホームページの閲覧を当該ＩＰアドレスを有する
通信端末１５に許可する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カードのユーザ
に、簡単な操作で利用制限ホームページの閲覧、有料ソ
フトウエアのダウンロード、ＡＳＰサーバの使用を許可
することができる利用制限ホームページおよび利用制限
ソフトウエアの提供システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットの普及によりユー
ザが閲覧可能なホームページや、それらを記憶したサー
バ等が多数運営されるようになった。このようなホーム
ページには、ユーザがアクセスした場合に使用料金を支
払う有料ホームページ、所定の条件を設けて使用者を制
限する限定ホームページ、使用料金を支払う必要がない
無料ホームページとがある。

【０００３】従来、ユーザが特別に契約をしていない有
料ホームページを閲覧するためには、一旦ホームページ
にユーザが所有するクレジットカードの番号を入力する
方法、プリペイドカードを買入して記載されているＩＤ
番号を入力する方法、郵便局や銀行やコンビニエンスス
トアなどから使用料金を振り込む方法等によって、有料
ホームページの運営者に閲覧料金を支払う必要があっ
た。また、有料ホームページの導入時に一定期間のアク
セスを無料とし、ユーザを一定程度集めた後に有料化す
る場合もある。特に、従来はダイレクトメールを送付し
たり、アンケートを収集するなどの方法によって、有料
ホームページを閲覧したいユーザを募集していた。

【０００４】また、ダウンロード可能なソフトウエアを
有料で提供する有料ダウンロードサイトや、ＡＳＰサー
バ上で動作するアプリケーションソフトウエアを通信ネ
ットワークを介して提供するサイトでは、ホームページ
の閲覧までは無料であるが、ダウンロードサーバから情
報をダウンロードしたり、ＡＳＰサーバ上でアプリケー
ションソフトウエアを動作すると有料になる場合があ
る。このような場合も、上述したような支払い方法に従
って、運営者にダウンロード料金やソフトウエアの使用
料金を支払う必要があった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特別に
契約をしていない有料ホームページを閲覧するために、
ホームページにクレジットカードの番号を入力する方法
は、偽造カードや他人の番号を使うなどのトラブルも多
く、情報の安全性や信憑性に問題があった。また、使用
可能なプリペイドカードの販売店が不明であったり、郵
便局や銀行やコンビニエンスストアなどから使用料金を
振り込むためには、実際にその窓口まで出向く必要があ
った。また、この場合、窓口が空いている時間帯に行け
なかった場合、振り込みができなかった。このため、ホ
ームページを閲覧したいときに、直ちに閲覧できないと
いった問題があった。

【０００６】さらに、閲覧したい有料ホームページのＵ
ＲＬアドレスが不明であったり、サイトが階層構造にな
っているため、目的のホームページが発見し難いといっ
た問題があった。また、有料ダウンロードサイトや、Ａ
ＳＰサーバを利用するサイトや、有料ホームページを閲
覧する際には、ホームページのＵＲＬアドレスをキーボ
ードから入力し、このホームページにアクセスしていた
が、ＵＲＬアドレスが長く、キーボードから直接に入力
するには煩雑な操作をする必要があった。さらに、有料
ホームページや有料ダウンロードサイトやＡＳＰサーバ
を提供するサイトの運営者にとっては、料金を支払って
も有料ホームページの閲覧などを行いたいというユーザ
を獲得することが難しいといった問題があった。

【０００７】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、カードのユーザに、簡単な操作で利
用制限ホームページの閲覧、有料ソフトウエアのダウン
ロード、ＡＳＰサーバの使用を許可することができる利
用制限ホームページおよび利用制限ソフトウエアの提供
システムを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記課題を解決するため、通信端末からＵＲＬ変換サー
バ、管理サーバの順に接続し、管理サーバに記憶されて
いる利用制限ホームページを通信端末に提供する情報ネ
ットワークを使用した利用制限ホームページの提供シス
テムであって、前記通信端末は、識別情報を含むバーコ
ードが記載されたカードと、カードからバーコードデー
タを読み取るバーコードリーダと、バーコードデータに
含まれる識別情報と当該通信端末のＩＰアドレスを前記
ＵＲＬ変換サーバに送信する第１の通信処理部とを備
え、前記ＵＲＬ変換サーバは、通信端末から受信した識
別情報に対応する管理サーバのＵＲＬアドレスに変換す
るアドレス変換部と、通信端末から受信した識別情報と
通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指定さ
れる管理サーバに送信する第２の通信処理部とを備え、
前記管理サーバは、ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情
報を受信した場合には、この識別情報に対応する利用制
限ホームページの閲覧を当該ＩＰアドレスを有する通信
端末に許可する閲覧許可手段を備えたことを要旨とす
る。

【０００９】請求項２記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記閲覧許可手段は、利用制限ホームページの
閲覧を許可する期間を限定することを要旨とする。

【００１０】請求項３記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記閲覧許可手段は、利用制限ホームページの
閲覧を許可する回数を制限することを要旨とする。

【００１１】請求項４記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記カードに記載されたパスワードの入力を前
記通信端末に要求する入力要求手段を備え、前記閲覧許
可手段は、前記通信端末から受信したパスワードが予め
登録されているパスワードの場合には、利用制限ホーム
ページの閲覧を許可することを要旨とする。

【００１２】請求項５記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理サーバは、前記閲覧許可手段により利
用制限ホームページの閲覧を前記通信端末に許可した場
合には、利用制限ホームページを記憶する別のホームペ
ージ提供サーバに接続し、このホームページ提供サーバ
から利用制限ホームページを通信端末に提供することを
要旨とする。

【００１３】請求項６記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、管理サーバの
順に接続し、管理サーバに記憶されている利用制限ホー
ムページを通信端末に提供する情報ネットワークを使用
した利用制限ホームページの提供システムであって、前
記通信端末は、前記利用制限ホームページの識別情報を
含むバーコードが記載されたカードからバーコードデー
タを読み取るバーコードリーダと、バーコードデータに
含まれる識別情報と当該通信端末のＩＰアドレスをＵＲ
Ｌ変換サーバに送信する第１の通信処理部と、送信した
識別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定される管
理サーバから識別情報に対応する利用制限ホームページ
の閲覧許可に従って利用制限ホームページを受信する第
２の通信処理部と、を備えたことを要旨とする。

【００１４】請求項７記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウンロード
サーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記憶されて
いる利用制限ソフトウエアを通信端末に提供する情報ネ
ットワークを使用した利用制限ソフトウエアの提供シス
テムであって、前記通信端末は、前記利用制限ソフトウ
エアの識別情報を含むバーコードが記載されたカードか
らバーコードデータを読み取るバーコードリーダと、バ
ーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末のＩ
Ｐアドレスを前記ＵＲＬ変換サーバに送信する第１の通
信処理部とを備え、前記ＵＲＬ変換サーバは、通信端末
から受信した識別情報を管理サーバのＵＲＬアドレスに
変換するアドレス変換部と、通信端末から受信した識別
情報と通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで
指定されるダウンロードサーバに送信する第２の通信処
理部とを備え、前記ダウンロードサーバは、ＵＲＬ変換
サーバを経由して識別情報を受信した場合には、この識
別情報に対応する利用制限ソフトウエアの使用を当該Ｉ
Ｐアドレスを有する通信端末に許可する使用許可手段を
備えたことを要旨とする。

【００１５】請求項８記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウンロード
サーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記憶されて
いるソフトウエアを通信端末に提供する情報ネットワー
クを使用した利用制限ソフトウエアの提供システムであ
って、前記ＵＲＬ変換サーバは、通信端末から受信した
識別情報をダウンロードサーバのＵＲＬアドレスに変換
するアドレス変換部と、通信端末から受信した識別情報
と通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指定
されるダウンロードサーバに送信する第２の通信処理部
とを備え、前記ダウンロードサーバは、ＵＲＬ変換サー
バを経由して識別情報を受信した場合には、この識別情
報に対応する利用制限ソフトウエアの使用を当該ＩＰア
ドレスを有する通信端末に許可する使用許可手段を備え
たことを要旨とする。

【００１６】請求項９記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記ダウンロードサーバは、前記使用許可手段
により利用制限ソフトウエアの使用を前記通信端末に許
可した場合には、利用制限ソフトウエアを記憶する別の
ダウンロードサーバに接続し、このダウンロードサーバ
から利用制限ソフトウエアを通信端末に提供することを
要旨とする。

【００１７】請求項１０記載の発明は、上記課題を解決
するため、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ＡＳＰサー
バの順に接続し、ＡＳＰサーバに記憶されている利用制
限ソフトウエアにより生成された処理結果情報を通信端
末に提供する情報ネットワークを使用した利用制限ソフ
トウエアの提供システムであって、前記ＵＲＬ変換サー
バは、通信端末から受信した識別情報をＡＳＰサーバの
ＵＲＬアドレスに変換するアドレス変換部と、通信端末
から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレスをこの
ＵＲＬアドレスで指定されるＡＳＰサーバに送信する第
２の通信処理部とを備え、前記ＡＳＰサーバは、ＵＲＬ
変換サーバを経由して識別情報を受信した場合には、こ
の識別情報に対応する利用制限ソフトウエアの使用を当
該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可する使用許可手
段を備えたことを要旨とする。

【００１８】請求項１１記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記使用許可手段は、利用制限ソフトウエア
の使用を許可する期間を限定することを要旨とする。

【００１９】請求項１２記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記使用許可手段は、利用制限ソフトウエア
の使用を許可する回数を制限することを要旨とする。

【００２０】請求項１３記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記カードに記載されたパスワードの入力を
前記通信端末に要求する入力要求手段を備え、前記使用
許可手段は、前記通信端末から受信したパスワードが予
め登録されているパスワードの場合には、利用制限ソフ
トウエアの使用を許可することを要旨とする。

【００２１】請求項１４記載の発明は、上記課題を解決
するため、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウンロー
ドサーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記憶され
ている利用制限ソフトウエアを通信端末に提供する情報
ネットワークを使用した利用制限ソフトウエアの提供シ
ステムであって、前記通信端末は、前記利用制限ソフト
ウエアの識別情報を含むバーコードが記載されたカード
からバーコードデータを読み取るバーコードリーダと、
バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
ＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信する第１の通信
処理部と、送信した識別情報に対応したＵＲＬアドレス
により指定されるダウンロードサーバから識別情報に対
応する利用制限ソフトウエアの使用許可に従って利用制
限ソフトウエアを受信する第２の通信処理部と、を備え
たことを要旨とする。

【００２２】請求項１５記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記カードは、前記利用制限ソフトウエアを
識別するための絵、または文字の印刷からなることを要
旨とする。

【００２３】請求項１６記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記カードは、利用制限ソフトウエアを識別
するための絵または文字と、利用制限ソフトウエアの概
要を示す文字と、利用制限ソフトウエアを提供するサー
バと関連付けられたバーコードと、当該カードが無料ま
たは有料であることを示す文字との印刷からなることを
要旨とする。

【００２４】請求項１７記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記カードは、利用制限ソフトウエアを識別
するための絵または文字と、利用制限ソフトウエアの概
要を示す文字と、利用制限ソフトウエアを提供するサー
バと関連付けられたバーコードと、当該カードの料金に
利用制限ソフトウエアの使用料金を含めて徴収すること
を示す文字との印刷からなることを要旨とする。

【００２５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の第１の実施の形
態の利用制限ホームページの提供システムの構成を示し
ている。このシステムは、情報ネツトワークとしてイン
ターネット１１を利用し、これにカードリーダ１３が接
続されたユーザの通信端末１５、ＵＲＬ変換サーバ１
７、有料ホームページを管理する管理サーバ１９が接続
されている。

【００２６】通信端末１５のカードリーダに読みとらせ
るカード２１は、図２に示すようなものである。このカ
ード２１には、「有料ホームページ○○△△を無料で閲
覧できます」とうい文字情報２３や図案情報が印刷され
ている。そして、例えば有料ホームページあるいは限定
ホームページを閲覧するためのカード２１が予め商品に
添付されており、ユーザが商品を購入した際には、この
商品とともにユーザにカード２１が配布されることとな
る。このカード２１には、それぞれの商品を識別するた
めの商品識別情報を含む数字情報がバーコード２５とし
て印刷されている。なお、カード２１に代わって、バー
コードが複数記載された用紙を用いてもよい。

【００２７】図３に示すように、通信端末１５は、汎用
パーソナルコンピュータにカードからバーコードデータ
を読み取るカードリーダ１３が接続されたものである。
この通信端末１５は機能構成として、表示部３１、情報
ネットワークとしてインターネットに接続するための公
衆回線通信部３３、バーコードに光を照射する発光部３
５、カードからの反射光を受光する受光部３７、バーコ
ードデータから商品識別情報を抽出し、必要な通信処理
を行う演算部３９（ＣＰＵ）、端末全体を制御するため
の制御プログラムや制御データなどを記憶するハードデ
ィスク４１、キーボード４３を備えている。なお、カー
ドリーダ１３は、カード２１に代わって、バーコードが
複数記載された用紙からバーコードデータを読み取って
もよい。

【００２８】そして、電源スイッチの投入によりハード
ディスク４１から制御プログラムが演算部３９に読み込
まれ、表示部３１に操作ガイダンスが表示される。それ
に従ってユーザがカード２１をカードリーダ１３に通す
ことにより、カード２１からバーコードデータを読み取
り、そのバーコードデータに含まれている商品識別情報
を抽出し、インターネット１１を介してＵＲＬ変換サー
バ１７のＵＲＬアドレスにアクセスし、商品識別情報と
通信端末１５の機器ＩＰアドレスを送信する機能を果た
す。また、表示部３１は管理サーバ１９から送信されて
くる情報（ＵＲＬアドレスのホームページに組み込まれ
ている情報）を表示する機能を果たす。

【００２９】図４に示すように、ＵＲＬ変換サーバ１７
は、インターネット１１上に固有のＵＲＬアドレスを持
っており、またこのＵＲＬアドレスに対するアクセスを
制御する通信処理部５１、このＵＲＬアドレスに送信さ
れてくるバーコード情報に含まれている商品を識別する
商品識別情報と商品識別情報毎に割当てられているＵＲ
Ｌアドレスとの対応データを登録しているデータベース
５３、そして通信端末１５から送信されてくる商品識別
情報に対してデータベース５３を検索し、対応するＵＲ
Ｌアドレスを割り出し、そのＵＲＬアドレスのホームペ
ージに通信端末１５をアクセスさせる働きをするアドレ
ス変換処理部５５を備えている。

【００３０】図５に示すように、管理サーバ１９は、有
料ホームページあるいは限定ホームページを配信するた
め、インターネット１１に対して通信処理を行う通信処
理部６１、インターネット１１を介して受信される接続
経路データの中に予め記憶部６５に記憶しておいたＵＲ
Ｌ変換サーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれるかどうか
を判断して接続許可を与えるという制御を行う制御部６
３と、ＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲＬアドレスを接続経
路データの一つとして予め記憶する記憶部６５と、イン
ターネット１１上に商品識別情報毎にＵＲＬアドレスの
ホームページを開設するホームページ管理部６７を備え
ている。

【００３１】次に、図６に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ホームページの提供システムの動作を説明
する。なお、図６に示すシーケンス図内の各ステップ
は、通信端末１５、ＵＲＬ変換サーバ１７および管理サ
ーバ１９において適宜処理されることとする。

【００３２】ユーザが、有料ホームページあるいは限定
ホームページを閲覧するためのカード２１を予め添付し
た商品を購入し、商品の梱包を開封したこととする。そ
して、図２に示すように、商品に「有料ホームページ
「○○△△」を無料で閲覧できます」とうい文字情報２
３が印刷されているカード２１を発見したので、例えば
自宅に設けられた通信端末１５に電源を投入したことと
する。まず、ステップＳ１０では、通信端末１５は、ユ
ーザによりカード２１の読み取り操作が行われた場合、
カードリーダ１３はカード２１からバーコードデータを
読み取る。そして、直ちにＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスを指定してインターネット１１を介してＵＲ
Ｌ変換サーバ１７に接続する。

【００３３】ＵＲＬ変換サーバ１７により通信端末１５
の接続が承認されると、通信端末１５は、ＵＲＬ変換サ
ーバ１７に通信端末１５自体の機器ＩＰアドレスとバー
コードデータ（商品識別情報）を送信する。ステップＳ
２０では、ＵＲＬ変換サーバ１７は、予め登録されてい
るバーコードデータ（商品識別情報）とＵＲＬアドレス
との対応テーブルから受信したバーコードデータに対応
する特定のＵＲＬアドレスに変換する。この場合、特定
のＵＲＬアドレスは、有料ホームページを管理する管理
サーバ１９に割り当てられている。

【００３４】そして、ステップＳ３０では、ＵＲＬ変換
サーバ１７は、この特定のＵＲＬアドレスを指定して有
料ホームページを管理する管理サーバ１９に接続する。
そして、ＵＲＬ変換サーバ１７は、管理サーバ１９に通
信端末１５の機器ＩＰアドレス、ＵＲＬ変換サーバ１７
のＵＲＬアドレス、さらに、バーコードデータ（商品識
別情報）を送信する。そして、ステップＳ４０では、管
理サーバ１９は、インターネット１１から接続された場
合、インターネット１１を介して受信される接続経路デ
ータを判断する。ここで、接続経路データの中に予め記
憶部６５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスが含まれる場合には、管理サーバ１９は、記
憶部６５に予め登録してある有料ホームページのユーザ
ではない機器ＩＰアドレスに対しても接続許可を与える
こととし、ステップＳ５０に進む。

【００３５】一方、管理サーバ１９は、接続経路データ
の中に予め記憶部６５に記憶しておいたＵＲＬ変換サー
バ１７のＵＲＬアドレスが含まれていない場合には、受
信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を送信
し、「接続経路が違います」というメッセージを送信す
る。ステップＳ５０では、管理サーバ１９は、インター
ネット１１を介して機器ＩＰアドレスで指定される通信
端末１５に有料ホームページの閲覧許可情報を送信す
る。さらに、管理サーバ１９は、受信した商品識別情報
に対応する有料ホームページの開設をホームページ管理
部６７に指示する。この結果、通信処理部６１を介して
バーコードデータ（商品識別情報）に対応する有料ホー
ムページが通信端末１５に送信される。

【００３６】そして、ステップＳ６０では、インターネ
ット１１を介して管理サーバ１９から閲覧許可情報を受
信した通信端末１５の表示部３１には、管理サーバ１９
から受信したバーコードデータ（商品識別情報）に対応
する有料ホームページが表示されるので、ユーザはこの
ホームページを閲覧することができる。

【００３７】このように、通信端末が、カードからバー
コードデータを読み取り、バーコードデータに含まれる
識別情報と当該通信端末のＩＰアドレスをＵＲＬ変換サ
ーバに送信し、ＵＲＬ変換サーバが、通信端末から受信
した商品識別情報に対応する管理サーバのＵＲＬアドレ
スに変換し、通信端末から受信した商品識別情報と通信
端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指定される
管理サーバに送信し、管理サーバが、ＵＲＬ変換サーバ
を経由して商品識別情報を受信した場合には、この商品
識別情報に対応する利用制限ホームページの閲覧を当該
ＩＰアドレスを有する通信端末に許可することで、カー
ドのユーザに、簡単な操作で利用を制限する有料ホーム
ページの閲覧を許可することができる。

【００３８】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ホーム
ページを無料で閲覧させることができる。また、有料ホ
ームページのＵＲＬアドレスの入力手間を省いて、例え
階層化された有料ホームページの場合でも、簡単な操作
で直ちにアクセスすることができる。

【００３９】さらに、有料ホームページの運営者が、有
料ホームページの内容を特定の商品やサービスの購入者
に提供するので、有料ホームページの閲覧契約を見込め
る客層を容易に拡大することができる。また、通信端末
が、利用制限ホームページの識別情報を含むバーコード
が記載されたカードからバーコードデータを読み取り、
バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
ＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、送信した識
別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定される管理
サーバから識別情報に対応する利用制限ホームページの
閲覧許可に従って利用制限ホームページを受信すること
で、管理サーバから利用制限ホームページを受信して閲
覧することができる。

【００４０】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態に係る利用制限ホームページの提供システムの構
成は、図１に示す第１の実施の形態に対応するシステム
と同様の基本的構成を有しいる。

【００４１】本実施の形態の特徴は、図７に示すよう
に、カード７１には、「有料ホームページ○○△△を○
○○○年△△月□□日まで無料で閲覧できます」とうい
文字情報７３や図案情報が印刷されていることにある。
そして、例えば有料ホームページあるいは限定ホームペ
ージを閲覧するためのカード７１が予め商品に添付され
ており、ユーザが商品を購入した際には、この商品とと
もにユーザにカード７１が配布されることとなる。この
カード７１には、それぞれの商品を識別するための商品
識別情報を含むバーコード７５が印刷されている。ま
た、管理サーバ１９の記憶部６５には、商品識別情報に
対応してアクセス期間を限定するための有効期限情報が
記憶されている。

【００４２】次に、図８に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ホームページの提供システムの動作を説明
する。なお、図８に示すシーケンス図は、図６に示すシ
ーケンス図と同様の基本的手順を有しており、同一の手
順には同一の符号を付しており、その説明を省略する。

【００４３】上述したように、ステップＳ４０では、管
理サーバ１９は、インターネット１１から接続された場
合、インターネット１１を介して受信される接続経路デ
ータを判断する。ここで、接続経路データの中に予め記
憶部６５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスが含まれる場合には、管理サーバ１９は、記
憶部６５に予め登録してある有料ホームページのユーザ
ではない機器ＩＰアドレスに対しても接続許可を与える
こととし、ステップＳ２１０に進む。

【００４４】そして、ステップＳ２１０では、管理サー
バ１９は、ＵＲＬ変換サーバ１７から受信した通信端末
１５のバーコードデータ（商品識別情報）に対応する有
効期限情報を記憶部６５から読み出し、本日の年月日情
報と比較して無料閲覧期間内かどうかを判断する。ここ
で、無料閲覧期間内の場合には、ステップＳ５０に進
み、通信端末１５に有料ホームページの閲覧許可情報を
与える。一方、無料閲覧期間が過ぎている場合には、受
信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を送信
し、「無料閲覧サービスは終了しました」というメッセ
ージを送信する。

【００４５】このように、利用を制限する有料ホームペ
ージの閲覧を許可する期間を限定することで、長期間に
渡る無料閲覧を防止することができる。

【００４６】（第３の実施の形態）本発明の第３の実施
の形態に係る利用制限ホームページの提供システムの構
成は、図１に示す第１の実施の形態に対応するシステム
と同様の基本的構成を有しいる。

【００４７】本実施の形態の特徴は、図９に示すよう
に、カード８１には、「有料ホームページ○○△△をＮ
回まで無料で閲覧できます」とうい文字情報８３や図案
情報が印刷されていることにある。そして、例えば有料
ホームページあるいは限定ホームページを閲覧するため
のカード８１が予め商品に添付されており、ユーザが商
品を購入した際には、この商品とともにユーザにカード
８１が配布されることとなる。このカード８１には、そ
れぞれの商品を識別するための商品識別情報を含むバー
コード８５が印刷されている。また、管理サーバ１９の
記憶部６５には、商品識別情報に対応してアクセス回数
を限定するための現在のアクセス回数情報が記憶されて
いる。

【００４８】次に、図１０に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ホームページの提供システムの動作を説明
する。なお、図１０に示すシーケンス図は、図８に示す
シーケンス図と同様の基本的手順を有しており、同一の
手順には同一の符号を付しており、その説明を省略す
る。

【００４９】上述したように、ステップＳ４０では、管
理サーバ１９は、インターネット１１から接続された場
合、インターネット１１を介して受信される接続経路デ
ータを判断する。ここで、接続経路データの中に予め記
憶部６５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスが含まれる場合には、管理サーバ１９は、記
憶部６５に予め登録してある有料ホームページのユーザ
ではない機器ＩＰアドレスに対しても接続許可を与える
こととする。そして、管理サーバ１９は、ＵＲＬ変換サ
ーバ１７から受信した通信端末１５の機器ＩＰアドレス
に対応するアクセス回数情報を記憶部６５から読み出
し、このアクセス回数情報に１を加えて記憶部６５に記
憶し、ステップＳ３１０に進む。

【００５０】そして、ステップＳ３１０では、管理サー
バ１９は、ＵＲＬ変換サーバ１７から受信した通信端末
１５の機器ＩＰアドレスに対応するアクセス回数情報を
記憶部６５から読み出し、このアクセス回数情報が無料
閲覧回数Ｎ以内かどうかを判断する。ここで、無料閲覧
回数Ｎ以内の場合には、ステップＳ５０に進み、通信端
末１５に有料ホームページの閲覧許可情報を与える。一
方、無料閲覧回数Ｎ＋１に達している場合には、受信し
た機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を送信し、
「無料閲覧サービスは終了しました」というメッセージ
を送信する。

【００５１】このように、利用を制限する有料ホームペ
ージの閲覧を許可する回数を制限することで、多数回に
及ぶ無料閲覧を防止することができる。

【００５２】（第４の実施の形態）本発明の第４の実施
の形態に係る利用制限ホームページの提供システムの構
成は、図１に示す第１の実施の形態に対応するシステム
と同様の基本的構成を有しいる。

【００５３】本実施の形態の特徴は、図１１に示すよう
に、カード９１には、「有料ホームページ○○△△をＮ
回まで無料で閲覧できます」とうい文字情報８３や、カ
ード毎に異なるパスワード９３や、図案情報が印刷され
ていることにある。そして、例えば有料ホームページあ
るいは限定ホームページを閲覧するためのカード９１が
予め商品に添付されており、ユーザが商品を購入した際
にはこの商品とともにユーザにカード９１が配布される
こととなる。このカード９１には、それぞれの商品を識
別するための商品識別情報を含むバーコード９５が印刷
されている。

【００５４】また、管理サーバ１９の記憶部６５には、
商品識別情報に対応してアクセス回数を限定するための
現在のアクセス回数情報、無料閲覧を許可できる全ての
パスワードが記憶されている。

【００５５】次に、図１２に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ホームページの提供システムの動作を説明
する。なお、図１２に示すシーケンス図は、図６に示す
シーケンス図と同様の基本的手順を有しており、同一の
手順には同一の符号を付しており、その説明を省略す
る。

【００５６】上述したように、ステップＳ４０では、管
理サーバ１９は、インターネット１１から接続された場
合、インターネット１１を介して受信される接続経路デ
ータを判断する。ここで、接続経路データの中に予め記
憶部６５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスが含まれる場合には、ステップＳ４１０に進
む。

【００５７】ステップＳ４１０では、通信端末１５に対
してパスワードの入力を要求するため、受信した通信端
末１５の機器ＩＰアドレスに対してパスワード入力要求
情報を送信する。ここで、インターネットを介してこの
パスワード入力要求情報を受信した通信端末１５は、ス
テップＳ４２０では、パスワードの入力を要求するため
「カードに記載されたパスワードをキーボードから入力
して下さい」というメッセージを表示部３１に表示して
入力を促す。

【００５８】そして、ステップＳ４３０では、ユーザが
パスワードの入力を終了するまで待機する。そして、ユ
ーザがキーボード４３からパスワードを入力した場合、
ステップＳ４４０では、入力されたパスワードを公衆回
線通信部３３を介して送信する。

【００５９】通信端末１５からパスワードを受信した管
理サーバ１９は、ステップＳ４５０では、受信したパス
ワードが予め記憶部６５に記憶されているパスワードと
一致するかどうかを判断する。ここで、受信したパスワ
ードが予め記憶されていない場合には、機器ＩＰアドレ
スに対して接続拒否情報を送信し、「パスワードが違い
ます」というメッセージを送信する。

【００６０】このメッセージを受信した通信端末１５
は、例えばステップＳ４２０に戻り、パスワードの入力
を繰り返してもよい。一方、受信したパスワードが予め
記憶されている場合には、ステップＳ４６０に進み、受
信したパスワードに対応するアクセス回数情報を記憶部
６５から読み出し、このアクセス回数情報が無料閲覧回
数Ｎ以内かどうかを判断する。ここで、無料閲覧回数Ｎ
以内の場合には、ステップＳ５０に進み、通信端末１５
に有料ホームページの閲覧許可情報を与える。そして、
管理サーバ１９は、このパスワードに対応するアクセス
回数情報を記憶部６５から読み出し、このアクセス回数
情報に１を加えて記憶部６５に記憶し処理を終了する。
一方、無料閲覧回数Ｎ＋１に達している場合には、受信
した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を送信し、
「無料閲覧サービスは終了しました」というメッセージ
を送信する。

【００６１】このように、カードに記載されたパスワー
ドの入力を通信端末に要求し、通信端末から受信したパ
スワードが予め登録されているパスワードの場合には、
利用を制限する有料ホームページの閲覧を許可すること
で、パスワードの記載がないカードを有するユーザから
の無料閲覧を防止することができる。

【００６２】なお、上述した第１乃至第４の本実施の形
態にいおて、商品に添付したカードとＵＲＬ変換サーバ
を用いて、有料ホームページの閲覧契約を見込める客層
を拡大したので、有料ホームページの運営者が、ＵＲＬ
変換サーバの運営会社に変換料を支払うようにしてもよ
い。この結果、ＵＲＬ変換サーバの運営会社は例えば変
換回数に応じて、有料ホームページの運営会社から利益
を得ることができる。また、上述した第１乃至第４の本
実施の形態にいおて、通信端末からＵＲＬ変換サーバ、
管理サーバの順に接続し、さらに、管理サーバから利用
制限ホームページを記憶する別のホームページ提供サー
バ（図示しない）に接続し、このホームページ提供サー
バから利用制限ホームページを通信端末に提供するよう
にしてもよい。この場合、管理サーバには複数のホーム
ページ提供サーバのＵＲＬアドレスを記憶しておけばよ
い。

【００６３】すなわち、上述したステップＳ５０では、
管理サーバ１９は、受信した商品識別情報に対応する外
部にある有料ホームページをリンク情報として記載した
ホームページの開設をホームページ管理部６７に指示す
る。この結果、通信処理部６１を介してバーコードデー
タ（商品識別情報）に対応する有料ホームページのリン
ク情報を記載したホームページが通信端末１５に送信さ
れる。そして、管理サーバ１９からこのホームページを
受信した通信端末１５は、ブラウザ上にこのホームペー
ジを表示し、さらに、このホームページ上に記載されて
いる有料ホームページのリンク情報を用いて、所謂エイ
リアス機能により例えば数秒後に接続する。この結果、
通信端末１５は有料ホームページを提供するホームペー
ジ提供サーバ（図示しない）に接続される。

【００６４】この結果、管理サーバ上に直接管理してい
る利用制限ホームページを記憶していないときでも、エ
イリアス機能により利用制限ホームページを記憶する別
のホームページ提供サーバに通信端末を接続することが
でき、このホームページ提供サーバから利用制限ホーム
ページを通信端末に提供することができる。

【００６５】（第５の実施の形態）図１３に、本発明の
第５の実施の形態に係る利用制限ソフトウエアの提供シ
ステムの構成を示す。なお、図１３に示す第５の実施の
形態に係るシステムは、図１に示す第１の実施の形態に
対応するシステムと同様の基本的構成を有しているの
で、その説明を省略する。

【００６６】インターネット１１には、携帯電話機１０
１とカードリーダ１０３が接続されたユーザのゲーム機
１０５（通信端末）、ＵＲＬ変換サーバ１７、ダウンロ
ード可能なソフトウエアを管理するダウンロードサーバ
１０９が接続されている。

【００６７】カードリーダに読みとらせるカード１０７
は、図１４に示すようなものである。このカード１０７
には、「有料ソフトウエア○○△△ゲームを無料でダウ
ンロードできます」とうい文字情報１０９や図案情報が
印刷されている。そして、例えば有料ソフトウエアある
いは限定ソフトウエアを閲覧するためのカード１０７が
予め商品に添付されており、ユーザが商品を購入した際
には、この商品とともにユーザにカード１０７が配布さ
れることとなる。このカード１０７には、それぞれの商
品を識別するための商品識別情報を含む数字情報がバー
コード１１１として印刷されている。なお、カード１０
７に代わって、バーコードが複数記載された用紙を用い
てもよい。

【００６８】図１５に示すように、ゲーム機１０５に
は、カード１０７からバーコードデータを読み取るカー
ドリーダ１０３が接続されている。このゲーム機１０５
は、機能構成として、表示部１２１、バーコードに光を
照射する発光部１２３、カードからの反射光を受光する
受光部１２５、バーコードデータから商品識別情報を抽
出し、必要な通信処理を行う演算部（ＣＰＵ）１２７、
ゲーム機全体を制御するための制御プログラムや制御デ
ータなどを記憶するメモリ部１２９、操作キー１３１を
備えている。なお、カードリーダ１０３は、カード１０
７に代わって、バーコードが複数記載された用紙からバ
ーコードデータを読み取ってもよい。

【００６９】そして、ゲーム機１０５の電源スイッチが
投入されることによりＲＯＭから制御プログラムが演算
部１２７に読み込まれ、表示部１２１に操作ガイダンス
が表示される。それに従ってユーザがカード１０７をカ
ードリーダ１０３に通すことにより、カード１０７から
バーコードデータを読み取り、そのバーコードデータに
含まれている商品識別情報を抽出し、インターネット１
１を介してＵＲＬ変換サーバ１０９のＵＲＬアドレスに
アクセスし、商品識別情報とゲーム機１０５の機器ＩＰ
アドレスを送信する機能を果たす。また、表示部１２１
はダウンロードサーバ１０９から送信されてくる情報
（ＵＲＬアドレスのホームページに組み込まれている情
報）を表示する機能を果たす。

【００７０】図４に示すように、ＵＲＬ変換サーバ１７
は、インターネット１１上に固有のＵＲＬアドレスを持
っており、またこのＵＲＬアドレスに対するアクセスを
制御する通信処理部５１、このＵＲＬアドレスに送信さ
れてくるバーコード情報に含まれている商品を識別する
商品識別情報と商品識別情報毎に割当てられているＵＲ
Ｌアドレスとの対応データを登録しているデータベース
５３、そしてゲーム機１０５から送信されてくる商品識
別情報に対してデータベース５３を検索し、対応するＵ
ＲＬアドレスを割り出し、そのＵＲＬアドレスが示すホ
ームページにゲーム機１０５を接続するアドレス変換処
理部５５を備えている。

【００７１】図１６に示すように、ダウンロードサーバ
１０９は、有料ソフトウエアあるいは限定ソフトウエア
のプログラムを配信するため、インターネット１１に対
して通信処理を行う通信処理部１４１、インターネット
１１を介して受信される接続経路データの中に予め記憶
部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲ
Ｌアドレスが含まれるかどうかを判断して接続許可を与
えるという制御を行う制御部１４３と、ＵＲＬ変換サー
バ１７のＵＲＬアドレスを接続経路データの一つとして
予め記憶する記憶部１４５と、インターネット１１上に
商品識別情報毎にＵＲＬアドレスで示されるホームペー
ジを開設するホームページ管理部１４７を備えている。

【００７２】次に、図１７に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ソフトウエアの提供システムの動作を説明
する。なお、図１７に示すシーケンス図内の各ステップ
は、ゲーム機１０５、ＵＲＬ変換サーバ１７およびダウ
ンロードサーバ１０９において適宜処理されることとす
る。

【００７３】ユーザが、有料ソフトウエアあるいは限定
ソフトウエアをダウンロードするためのカード１０７を
予め添付した商品を購入し、商品の梱包を開封したこと
とする。そして、図１４に示すように、商品に「有料ソ
フトウエア「○○△△ゲーム」を無料でダウンロードで
きます」とうい文字情報１０９が印刷されているカード
１０７を発見したので、例えば自宅に設けられたゲーム
機１０５に電源を投入したこととする。

【００７４】まず、ステップＳ５１０では、ゲーム機１
０５は、ユーザによりカード１０７の読み取り操作が行
われた場合、カードリーダ１０３はカード１０７からバ
ーコードデータを読み取る。そして、直ちにＵＲＬ変換
サーバ１７のＵＲＬアドレスを指定してインターネット
１１を介してＵＲＬ変換サーバ１７に接続する。

【００７５】ＵＲＬ変換サーバ１７によりゲーム機１０
５の接続が承認されると、ゲーム機１０５は、ＵＲＬ変
換サーバ１７にゲーム機１０５自体の機器ＩＰアドレス
とバーコードデータを送信する。

【００７６】ステップＳ５２０では、ＵＲＬ変換サーバ
１７は、予め登録されているバーコードデータとＵＲＬ
アドレスとの対応テーブルから受信したバーコードデー
タに対応する特定のＵＲＬアドレスに変換する。この場
合、特定のＵＲＬアドレスは、有料ソフトウエアを管理
するダウンロードサーバ１０９に割り当てられている。

【００７７】そして、ステップＳ５３０では、ＵＲＬ変
換サーバ１７は、この特定のＵＲＬアドレスを指定して
有料ソフトウエアを管理するダウンロードサーバ１０９
に接続する。そして、ＵＲＬ変換サーバ１７は、ダウン
ロードサーバ１０９にゲーム機１０５の機器ＩＰアドレ
ス、ＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲＬアドレス、さらに、
バーコードデータを送信する。なお、本実施の形態にお
いては、携帯電話機１０１を使用しているので、ゲーム
機１０５の機器ＩＰアドレスとして電話番号を用いるこ
ととする。

【００７８】そして、ステップＳ５４０では、ダウンロ
ードサーバ１０９は、インターネット１１から接続され
た場合、インターネット１１を介して受信される接続経
路データを判断する。ここで、接続経路データの中に予
め記憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７
のＵＲＬアドレスが含まれる場合には、ダウンロードサ
ーバ１０９は、記憶部１４５に予め登録してある有料ソ
フトウエアのユーザではない機器ＩＰアドレスに対して
も接続許可を与えることとし、ステップＳ５５０に進
む。

【００７９】一方、ダウンロードサーバ１０９は、接続
経路データの中に予め記憶部１４５に記憶しておいたＵ
ＲＬ変換サーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれていない
場合には、受信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否
情報を送信し、「接続経路が違います」というメッセー
ジを送信する。

【００８０】ステップＳ５５０では、ダウンロードサー
バ１０９は、インターネット１１を介して機器ＩＰアド
レスで指定されるゲーム機１０５に有料ソフトウエアの
ダウンロード許可情報を送信する。さらに、ダウンロー
ドサーバ１０９は、受信したバーコードデータに対応す
るホームページの開設をホームページ管理部１４７に指
示する。この結果、通信処理部１４１を介してバーコー
ドデータに対応するホームページがゲーム機１０５に送
信される。

【００８１】そして、ステップＳ５６０では、インター
ネット１１を介してダウンロードサーバ１０９からダウ
ンロード許可情報を受信したゲーム機１０５の表示部１
２１には、ダウンロードサーバ１０９から受信したバー
コードデータに対応するホームページが表示されるの
で、ユーザはこのホームページを閲覧することができ、
さらに、このホームページ上には「有料ソフトウエア
「○○△△ゲーム」を無料でダウンロードできます」や
「「○○△△ゲーム」のソフトウエアをダウンロードす
る場合は、ここをクリック（エリア）して下さい」とう
い文字情報が表示される。

【００８２】このとき、ユーザによる操作キー１３１の
操作と連動して表示部１２１上に表示されているカーソ
ルが上述したクリックエリアまで移動され、操作キー１
３１がクリックされた場合には、ゲーム機１０５からダ
ウンロード要求がダウンロードサーバ１０９に送信され
る。

【００８３】そして、ゲーム機１０５からダウンロード
要求を受信したダウンロードサーバ１０９は、記憶部１
４５に記憶されている「○○△△ゲーム」のソフトウエ
アを読み出し、インターネット１１を介してゲーム機１
０５に送信する。そして、ゲーム機１０５は、ダウンロ
ードサーバ１０９から受信した「○○△△ゲーム」のソ
フトウエア（プログラム）を順次にメモリ部１２９に記
憶させる。この結果、このゲーム機１０５は、「○○△
△ゲーム」のソフトウエアが起動可能な状態になる。

【００８４】このように、ゲーム機が、カードからバー
コードデータを読み取り、バーコードデータと当該ゲー
ム機のＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、ＵＲ
Ｌ変換サーバが、通信端末から受信したバーコードデー
タに対応するダウンロードサーバのＵＲＬアドレスに変
換し、ゲーム機から受信したバーコードデータとゲーム
機のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指定されるダ
ウンロードサーバに送信し、ダウンロードサーバが、Ｕ
ＲＬ変換サーバを経由してバーコードデータを受信した
場合には、このバーコードデータに対応する利用制限ソ
フトウエアのダウンロードを当該ＩＰアドレスを有する
ゲーム機に許可することで、カードのユーザに、簡単な
操作で利用を制限する有料ソフトウエアのダウンロード
を許可することができる。

【００８５】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ソフト
ウエアを無料でダウンロードさせることができる。ま
た、有料ソフトウエアのＵＲＬアドレスの入力手間を省
いて、例え階層化された有料ソフトウエアの場合でも、
簡単な操作で直ちにアクセスすることができる。さら
に、有料ソフトウエアの運営者が、有料ソフトウエアの
内容を特定の商品やサービスの購入者に提供するので、
有料ソフトウエアのダウンロード契約を見込める客層を
容易に拡大することができる。

【００８６】また、ゲーム機が、利用制限ソフトウエア
の識別情報を含むバーコードが記載されたカードからバ
ーコードデータを読み取り、バーコードデータに含まれ
る識別情報と当該ゲーム機のＩＰアドレスをＵＲＬ変換
サーバに送信し、送信した識別情報に対応したＵＲＬア
ドレスにより指定されるダウンロードサーバから識別情
報に対応する利用制限ソフトウエアの使用許可に従って
利用制限ソフトウエアを受信することで、利用制限ソフ
トウエアをダウンロードサーバからダウンロードするこ
とができる。この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザが、利用制限が加えられている例えば有料ソフ
トウエアを無料でダウンロードすることができる。

【００８７】（第６の実施の形態）本発明の第６の実施
の形態に係る利用制限ソフトウエアの提供システムの構
成は、図１３に示す第５の実施の形態に対応するシステ
ムと同様の基本的構成を有しいるので、その説明を省略
する。

【００８８】本実施の形態の特徴は、図１８に示すよう
に、カード１５１には、「有料ソフトウエア「○○△△
ゲーム」を○○○○年△△月□□日まで無料でダウンロ
ードできます」とうい文字情報１５３や図案情報が印刷
されていることにある。そして、例えば有料ソフトウエ
アあるいは限定ソフトウエアをダウンロードするための
カード１５１が予め商品に添付されており、ユーザが商
品を購入した際には、この商品とともにユーザにカード
１５１が配布されることとなる。このカード１５１に
は、それぞれの商品を識別するためのバーコード１５５
が印刷されている。

【００８９】また、管理サーバ１０９の記憶部１４５に
は、バーコードデータに対応してアクセス期間を限定す
るための有効期限情報が記憶されている。次に、図１９
に示すシーケンス図を参照して、利用制限ホームページ
の提供システムの動作を説明する。なお、図１９に示す
シーケンス図は、図１７に示すシーケンス図と同様の基
本的手順を有しており、同一の手順には同一の符号を付
しており、その説明を省略する。

【００９０】上述したように、ステップＳ５４０では、
ダウンロードサーバ１０９は、インターネット１１から
接続された場合、インターネット１１を介して受信され
る接続経路データを判断する。ここで、接続経路データ
の中に予め記憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サ
ーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれる場合には、ダウン
ロードサーバ１９は、記憶部１４５に予め登録してある
有料ソフトウエアのユーザではない機器ＩＰアドレスに
対しても接続許可を与えることとし、ステップＳ６１０
に進む。

【００９１】そして、ステップＳ６１０では、ダウンロ
ードサーバ１０９は、ＵＲＬ変換サーバ１７から受信し
たゲーム機１０５のバーコードデータに対応する有効期
限情報を記憶部１４５から読み出し、本日の年月日情報
と比較して無料ダウンロード期間内かどうかを判断す
る。ここで、無料ダウンロード期間内の場合には、ステ
ップＳ５５０に進み、ゲーム機１０５に有料ソフトウエ
アのダウンロード許可情報を与える。

【００９２】一方、無料ダウンロード期間が過ぎている
場合には、受信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否
情報を送信し、「無料ダウンロードサービスは終了しま
した」というメッセージを送信する。

【００９３】このように、利用を制限する有料ソフトウ
エアのダウンロードを許可する期間を限定することで、
長期間に渡る無料ダウンロードを防止することができ
る。

【００９４】（第７の実施の形態）本発明の第７の実施
の形態に係る利用制限ソフトウエアの提供システムの構
成は、図１３に示す第５の実施の形態に対応するシステ
ムと同様の基本的構成を有しいる。

【００９５】本実施の形態の特徴は、図２０に示すよう
に、カード１６１には、「有料ソフトウエア「○○△△
ゲーム」をＮ回まで無料でダウンロードできます」とう
い文字情報１６３や図案情報が印刷されていることにあ
る。そして、例えば有料ソフトウエアあるいは限定ソフ
トウエアを閲覧するためのカード１６５が予め商品に添
付されており、ユーザが商品を購入した際には、この商
品とともにユーザにカード１６１が配布されることとな
る。このカード１６１には、それぞれの商品を識別する
ためのバーコード１６５が印刷されている。

【００９６】また、ダウンロードサーバ１０９の記憶部
１４５には、バーコードデータに対応してダウンロード
回数を限定するための現在のダウンロード回数情報が記
憶されている。

【００９７】次に、図２１に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ソフトウエアの提供システムの動作を説明
する。なお、図２１に示すシーケンス図は、図１７に示
すシーケンス図と同様の基本的手順を有しており、同一
の手順には同一の符号を付しており、その説明を省略す
る。

【００９８】上述したように、ステップＳ５４０では、
ダウンロードサーバ１０９は、インターネット１１から
接続された場合、インターネット１１を介して受信され
る接続経路データを判断する。ここで、接続経路データ
の中に予め記憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サ
ーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれる場合には、ダウン
ロードサーバ１０９は、記憶部１４５に予め登録してあ
る有料ソフトウエアのユーザではない機器ＩＰアドレス
に対しても接続許可を与えることとする。そして、ダウ
ンロードサーバ１０９は、ＵＲＬ変換サーバ１７から受
信したゲーム機１０５の機器ＩＰアドレスに対応するダ
ウンロード回数情報を記憶部１４５から読み出し、この
ダウンロード回数情報に１を加えて記憶部１４５に記憶
し、ステップＳ７１０に進む。

【００９９】そして、ステップＳ７１０では、ダウンロ
ードサーバ１０９は、ＵＲＬ変換サーバ１７から受信し
たゲーム機１０５の機器ＩＰアドレスに対応するダウン
ロード回数情報を記憶部１４５から読み出し、このダウ
ンロード回数情報が無料ダウンロード回数Ｎ以内かどう
かを判断する。ここで、無料閲覧回数Ｎ以内の場合に
は、ステップＳ５５０に進み、ゲーム機１０５に有料ソ
フトウエアのダウンロード許可情報を与える。

【０１００】一方、無料ダウンロード回数Ｎ＋１に達し
ている場合には、受信した機器ＩＰアドレスに対して接
続拒否情報を送信し、「無料ダウンロードサービスは終
了しました」というメッセージを送信する。

【０１０１】このように、利用を制限する有料ソフトウ
エアのダウンロードを許可する回数を制限することで、
多数回に及ぶ無料ダウンロードを防止することができ
る。

【０１０２】（第８の実施の形態）本発明の第８の実施
の形態に係る利用制限ホームページの提供システムの構
成は、図１３に示す第５の実施の形態に対応するシステ
ムと同様の基本的構成を有しいる。

【０１０３】本実施の形態の特徴は、図２２に示すよう
に、カード１７１には、「有料ソフトウエア「○○△△
ゲーム」をＮ回まで無料でダウンロードできます」とう
い文字情報１６３や、カード毎に異なるパスワード１７
３や、図案情報が印刷されていることにある。そして、
例えば有料ソフトウエアあるいは限定ソフトウエアをダ
ウンロードするためのカード１７１が予め商品に添付さ
れており、ユーザが商品を購入した際にはこの商品とと
もにユーザにカード１７１が配布されることとなる。こ
のカード１７１には、それぞれの商品を識別するための
バーコード１７５が印刷されている。

【０１０４】また、ダウンロードサーバ１０９の記憶部
１４５には、バーコードデータに対応してダウンロード
回数を限定するための現在のダウンロード回数情報、無
料ダウンロードを許可できる全てのパスワードが記憶さ
れている。

【０１０５】次に、図２３に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ソフトウエアの提供システムの動作を説明
する。なお、図２３に示すシーケンス図は、図１７に示
すシーケンス図と同様の基本的手順を有しており、同一
の手順には同一の符号を付しており、その説明を省略す
る。

【０１０６】上述したように、ステップＳ５４０では、
ダウンロードサーバ１０９は、インターネット１１から
接続された場合、インターネット１１を介して受信され
る接続経路データを判断する。ここで、接続経路データ
の中に予め記憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サ
ーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれる場合には、ステッ
プＳ８１０に進む。

【０１０７】ステップＳ８１０では、ゲーム機１０５に
対してパスワードの入力を要求するため、受信したゲー
ム機１０５の機器ＩＰアドレスに対してパスワード入力
要求情報を送信する。ここで、インターネットを介して
このパスワード入力要求情報を受信したゲーム機１０５
は、ステップＳ８２０では、パスワードの入力を要求す
るため「カードに記載されたパスワードを操作キーから
入力して下さい」というメッセージを表示部１２１に表
示して入力を促す。

【０１０８】そして、ステップＳ８３０では、ユーザが
パスワードの入力を終了するまで待機する。そして、ユ
ーザが操作キー１３１からパスワードを入力した場合、
ステップＳ８４０では、入力されたパスワードを携帯電
話機１０１を介して送信する。

【０１０９】ゲーム機１０５からパスワードを受信した
ダウンロードサーバ１０９は、ステップＳ８５０では、
受信したパスワードが予め記憶部１４５に記憶されてい
るパスワードと一致するかどうかを判断する。ここで、
受信したパスワードが予め記憶されていない場合には、
機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を送信し、「パ
スワードが違います」というメッセージを送信する。こ
のメッセージを受信したゲーム機１０５は、例えばステ
ップＳ８２０に戻り、パスワードの入力を繰り返しても
よい。

【０１１０】一方、受信したパスワードが予め記憶され
ている場合には、ステップＳ８６０に進み、受信したパ
スワードに対応するダウンロード回数情報を記憶部１４
５から読み出し、このダウンロード回数情報が無料ダウ
ンロード回数Ｎ以内かどうかを判断する。ここで、無料
ダウンロード回数Ｎ以内の場合には、ステップＳ５５０
に進み、ゲーム機１０５に有料ソフトウエアのダウンロ
ード許可情報を与える。そして、ダウンロードサーバ１
０９は、このパスワードに対応するダウンロード回数情
報を記憶部１４５から読み出し、このダウンロード回数
情報に１を加えて記憶部１４５に記憶し処理を終了す
る。一方、無料ダウンロード回数Ｎ＋１に達している場
合には、受信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情
報を送信し、「無料ダウンロードサービスは終了しまし
た」というメッセージを送信する。

【０１１１】このように、カードに記載されたパスワー
ドの入力をゲーム機に要求し、ゲーム機から受信したパ
スワードが予め登録されているパスワードの場合には、
利用を制限する有料ソフトウエアのダウンロードを許可
することで、パスワードの記載がないカードを有するユ
ーザからの無料ダウンロードを防止することができる。

【０１１２】なお、上述した第５乃至第８の本実施の形
態にいおて、商品に添付したカードとＵＲＬ変換サーバ
を用いて、有料ソフトウエアのダウンロード契約を見込
める客層を拡大したので、有料ソフトウエアの運営者
が、ＵＲＬ変換サーバの運営会社に変換料を支払うよう
にしてもよい。この結果、ＵＲＬ変換サーバの運営会社
は例えば変換回数に応じて、有料ソフトウエアの運営会
社から利益を得ることができる。

【０１１３】また、上述した第５乃至第８の本実施の形
態にいおて、ゲーム機からＵＲＬ変換サーバ、ダウンロ
ードサーバの順に接続し、さらに、ダウンロードサーバ
から利用制限ソフトウエアを記憶する別のダウンロード
サーバ（図示しない）に接続し、この別のダウンロード
サーバから利用制限ソフトウエアをゲーム機に提供する
ようにしてもよい。この場合、ダウンロードサーバには
複数の別のダウンロードサーバのＵＲＬアドレスを記憶
しておけばよい。

【０１１４】すなわち、上述したステップＳ５５０で
は、ダウンロードサーバ１０９は、受信したバーコード
データに対応する外部にある有料ソフトウエアをリンク
情報として記載したホームページの開設をホームページ
管理部１４７に指示する。この結果、通信処理部１４１
を介してバーコードデータに対応する有料ソフトウエア
のリンク情報を記載したホームページがゲーム機１０５
に送信される。そして、ダウンロードサーバ１０９から
このホームページを受信したゲーム機１０５は、ブラウ
ザ上にこのホームページを表示し、さらに、このホーム
ページ上に記載されている有料ソフトウエアのリンク情
報を用いて、所謂エイリアス機能により例えば数秒後に
接続する。この結果、ゲーム機１０５は有料ソフトウエ
アを提供する別のダウンロード提供サーバ（図示しな
い）に接続される。

【０１１５】この結果、ダウンロードサーバ上に直接管
理している利用制限ソフトウエアを記憶していないとき
でも、エイリアス機能により利用制限ソフトウエアを記
憶する別のダウンロード提供サーバに通信端末を接続す
ることができ、このダウンロード提供サーバから利用制
限ソフトウエアを通信端末に提供することができる。

【０１１６】また、第５乃至第８の実施の形態において
は、上述したカードを用いて、有料ソフトウエア「○○
△△ゲーム」を無料でダウンロードできるようにした
が、本発明は、「○○△△ゲーム」のダウンロードのみ
ならず、有料ソフトウエア「○○△△ゲーム」の最新バ
ージョンをダウンロードできるようにして、ユーザのゲ
ーム機に記憶されているゲームのプログラムをバージョ
ンアップするようにしてもよい。

【０１１７】（第９の実施の形態）図２４に、本発明の
第９の実施の形態に係る利用制限ソフトウエアの提供シ
ステムの構成を示す。なお、図２４に示す第９の実施の
形態に係るシステムは、図１３に示す第５の実施の形態
に対応するシステムと同様の基本的構成を有しているの
で、その説明を省略する。

【０１１８】インターネット１１には、携帯電話機１０
１とカードリーダ１０３が接続されたユーザのゲーム機
１０５（通信端末）、ＵＲＬ変換サーバ１７、ゲーム機
１０５により操作可能なソフトウエアの実行を管理する
ＡＳＰサーバ１８１が接続されている。

【０１１９】カードリーダに読みとらせるカード１８３
は、図２５に示すようなものである。このカード１８３
には、「有料ソフトウエア「○○△△ゲーム」を無料で
操作実行できます」とうい文字情報１８５や図案情報が
印刷されている。そして、例えば有料ソフトウエアある
いは限定ソフトウエアを操作実行するためのカード１８
３が予め商品に添付されており、ユーザが商品を購入し
た際には、この商品とともにユーザにカード１８３が配
布されることとなる。このカード１８３には、それぞれ
の商品を識別するための数字情報がバーコード１８７と
して印刷されている。なお、カード１８３に代わって、
バーコードが複数記載された用紙を用いてもよい。

【０１２０】図２６に示すように、ＡＳＰサーバ１８１
は、有料ソフトウエアあるいは限定ソフトウエアのプロ
グラムを操作実行した結果得られる処理結果情報を配信
するため、インターネット１１に対して通信処理を行う
通信処理部１４１、インターネット１１を介して受信さ
れる接続経路データの中に予め記憶部１４５に記憶して
おいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれ
るかどうかを判断して接続許可を与えるという制御を行
う制御部１４３と、ＵＲＬ変換サーバ１７のＵＲＬアド
レスを接続経路データの一つとして予め記憶する記憶部
１４５と、インターネット１１上にバーコードデータ毎
にＵＲＬアドレスで示されるホームページを開設するホ
ームページ管理部１４７を備えている。

【０１２１】次に、図２７に示すシーケンス図を参照し
て、利用制限ソフトウエアの提供システムの動作を説明
する。なお、図２７に示すシーケンス図内の各ステップ
は、ゲーム機１０５、ＵＲＬ変換サーバ１７およびＡＳ
Ｐサーバ１８１において適宜処理されることとする。

【０１２２】ユーザが、有料ソフトウエアあるいは限定
ソフトウエアのプログラムを操作実行するためのカード
１８３を予め添付した商品を購入し、商品の梱包を開封
したこととする。そして、図２５に示すように、商品に
「有料ソフトウエア「○○△△ゲーム」を無料で操作実
行できます」とうい文字情報１８５が印刷されているカ
ード１８３を発見したので、例えば自宅に設けられたゲ
ーム機１０５に電源を投入したこととする。

【０１２３】まず、ステップＳ９１０では、ゲーム機１
０５は、ユーザによりカード１８３の読み取り操作が行
われた場合、カードリーダ１０３はカード１８３からバ
ーコードデータを読み取る。そして、直ちにＵＲＬ変換
サーバ１７のＵＲＬアドレスを指定してインターネット
１１を介してＵＲＬ変換サーバ１７に接続する。ＵＲＬ
変換サーバ１７によりゲーム機１０５の接続が承認され
ると、ゲーム機１０５は、ＵＲＬ変換サーバ１７にゲー
ム機１０５自体の機器ＩＰアドレスとバーコードデータ
を送信する。

【０１２４】ステップＳ９２０では、ＵＲＬ変換サーバ
１７は、予め登録されているバーコードデータとＵＲＬ
アドレスとの対応テーブルから受信したバーコードデー
タに対応する特定のＵＲＬアドレスに変換する。この場
合、特定のＵＲＬアドレスは、有料ソフトウエアを管理
するＡＳＰサーバ１８１に割り当てられている。

【０１２５】そして、ステップＳ９３０では、ＵＲＬ変
換サーバ１７は、この特定のＵＲＬアドレスを指定して
有料ソフトウエアを管理するＡＳＰサーバ１８１に接続
する。そして、ＵＲＬ変換サーバ１７は、ＡＳＰサーバ
１８１にゲーム機１０５の機器ＩＰアドレス、ＵＲＬ変
換サーバ１７のＵＲＬアドレス、さらに、バーコードデ
ータを送信する。

【０１２６】そして、ステップＳ９４０では、ＡＳＰサ
ーバ１８１は、インターネット１１から接続された場
合、インターネット１１を介して受信される接続経路デ
ータを判断する。ここで、接続経路データの中に予め記
憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変換サーバ１７のＵ
ＲＬアドレスが含まれる場合には、ＡＳＰサーバ１８１
は、記憶部１４５に予め登録してある有料ソフトウエア
のユーザではない機器ＩＰアドレスに対しても接続許可
を与えることとし、ステップＳ９５０に進む。

【０１２７】一方、ＡＳＰサーバ１８１は、接続経路デ
ータの中に予め記憶部１４５に記憶しておいたＵＲＬ変
換サーバ１７のＵＲＬアドレスが含まれていない場合に
は、受信した機器ＩＰアドレスに対して接続拒否情報を
送信し、「接続経路が違います」というメッセージを送
信する。

【０１２８】ステップＳ９５０では、ＡＳＰサーバ１８
１は、インターネット１１を介して機器ＩＰアドレスで
指定されるゲーム機１０５に有料ソフトウエアの利用許
可情報を送信する。さらに、ＡＳＰサーバ１８１は、受
信したバーコードデータに対応するホームページの開設
をホームページ管理部１４７に指示する。この結果、通
信処理部１４１を介してバーコードデータに対応するホ
ームページがゲーム機１０５に送信される。

【０１２９】そして、ステップＳ９６０では、インター
ネット１１を介してＡＳＰサーバ１８１から利用許可情
報を受信したゲーム機１０５の表示部１２１には、ＡＳ
Ｐサーバ１８１から受信したバーコードデータに対応す
るホームページが表示されるので、ユーザはこのホーム
ページを閲覧することができ、さらに、このホームペー
ジ上には「こちらはＡＳＰサーバです。有料ソフトウエ
ア「○○△△ゲーム」を無料で操作実行できます」や
「「○○△△ゲーム」のソフトウエアを操作実行する場
合は、ここをクリック（エリア）して下さい」とうい文
字情報が表示される。

【０１３０】このとき、ユーザによる操作キー１３１の
操作と連動して表示部１２１上に表示されているカーソ
ルが上述したクリックエリアまで移動され、操作キー１
３１がクリックされた場合には、ゲーム機１０５から操
作実行要求がＡＳＰサーバ１８１に送信される。

【０１３１】そして、ゲーム機１０５から操作実行要求
を受信したＡＳＰサーバ１８１は、記憶部１４５に記憶
されている「○○△△ゲーム」のソフトウエアを読み出
してＡＳＰ処理部１８９に転送し、さらに、ＡＳＰ処理
部１８９において「○○△△ゲーム」のソフトウエアを
起動してこのゲームを開始する。そして、ＡＳＰ処理部
１８９は、「○○△△ゲーム」を開始して順次に得られ
る画像情報や音声情報などの処理結果情報をインターネ
ット１１を介してゲーム機１０５に送信する。そして、
ゲーム機１０５は、ＡＳＰサーバ１８１から受信した
「○○△△ゲーム」の処理結果情報を順次にメモリ部１
２９に記憶させ、画像情報や音声情報を表示部１２１や
スピーカ（図示しない）に出力する。

【０１３２】さらに、ゲーム機１０５からは画像情報や
音声情報が順次に出力されているので、これらの情報に
応じたユーザによる操作キー１３１の操作が入力される
ので、ゲーム機１０５から操作情報がＡＳＰサーバ１８
１に順次に送信される。ゲーム機１０５から操作情報を
受信したＡＳＰサーバ１８１は、受信した操作情報に応
じて「○○△△ゲーム」のゲーム展開を順次に決定し、
処理結果情報をゲーム機１０５に送信する。

【０１３３】この結果、ゲーム機１０５では、ＡＳＰサ
ーバ１８１上で実行される「○○△△ゲーム」のゲーム
展開の結果を処理結果情報として順次に受信でき、ユー
ザは操作キー１３１の操作に応じて展開される「○○△
△ゲーム」を楽しむことができる。

【０１３４】このように、ゲーム機が、カードからバー
コードデータを読み取り、バーコードデータと当該ゲー
ム機のＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、ＵＲ
Ｌ変換サーバが、通信端末から受信したバーコードデー
タに対応するＡＳＰサーバのＵＲＬアドレスに変換し、
ゲーム機から受信したバーコードデータとゲーム機のＩ
ＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指定されるＡＳＰサ
ーバに送信し、ＡＳＰサーバが、ＵＲＬ変換サーバを経
由してバーコードデータを受信した場合には、このバー
コードデータに対応する利用制限ソフトウエアの使用を
当該ＩＰアドレスを有するゲーム機に許可することで、
カードのユーザに、簡単な操作で利用を制限する有料ソ
フトウエアの使用を許可することができる。

【０１３５】この結果、ゲーム機では、ＡＳＰサーバ上
で実行されるゲームソフトウエアのゲーム展開の結果を
処理結果情報として順次に受信でき、ユーザは操作キー
の操作に応じて展開されるゲームを楽しむことができ
る。

【０１３６】従って、特定の商品やサービスを購入した
ユーザのみに、利用制限が加えられている有料ソフトウ
エアのＡＳＰサーバ上での使用を無料で提供することが
できる。また、有料ソフトウエアのＵＲＬアドレスの入
力手間を省いて、例え階層化された有料ソフトウエアの
場合でも、簡単な操作で直ちにアクセスすることができ
る。

【０１３７】さらに、ＡＳＰサーバ上の運営者が、有料
ソフトウエアの使用を特定の商品やサービスの購入者の
みに提供するので、有料ソフトウエアの使用契約を見込
める客層を容易に拡大することができる。また、本実施
の形態においても、上述した第６の実施の形態と同様
に、利用制限ソフトウエアの使用を許可する期間を限定
することで、長期間に渡る無料使用を防止することがで
きる。さらに、上述した第７の実施の形態と同様に、利
用制限ソフトウエアの使用を許可する回数を制限するこ
とで、多数回に及ぶ無料使用を防止することができる。
また、上述した第８の実施の形態と同様に、カードに記
載されたパスワードの入力を通信端末に要求し、通信端
末から受信したパスワードが予め登録されているパスワ
ードの場合には、利用制限ソフトウエアの使用を許可す
ることで、パスワードの記載がないカードを有するユー
ザからの無料使用を防止することができる。

【０１３８】また、第５乃至第９の実施の形態におい
て、上述したカードは、利用制限ソフトウエアを識別す
るための絵、または文字の印刷からなるようにしてもよ
く、この場合、利用制限ソフトウエアをそれぞれ識別す
ることができる。また、上述したカードは、利用制限ソ
フトウエアを識別するための絵または文字と、利用制限
ソフトウエアの概要を示す文字と、利用制限ソフトウエ
アを提供するサーバと関連付けられたバーコードと、当
該カードが無料または有料であることを示す文字との印
刷からなるようにしてもよく、この場合、利用制限ソフ
トウエアをそれぞれ識別することができる。また、この
カードにより利用制限ソフトウエアの概要や、当該カー
ドが無料または有料であることを識別することができ
る。さらに、上述したカードは、利用制限ソフトウエア
を識別するための絵または文字と、利用制限ソフトウエ
アの概要を示す文字と、利用制限ソフトウエアを提供す
るサーバと関連付けられたバーコードと、当該カードの
料金に利用制限ソフトウエアの使用料金を含めて徴収す
ることを示す文字との印刷からなるようにしてもよく、
この場合、利用制限ソフトウエアをそれぞれ識別するこ
とができる。また、このカードにより利用制限ソフトウ
エアの概要や、当該カードが無料または有料であること
を識別することができる。さらに、当該カードの料金に
利用制限ソフトウエアの使用料金が含まれていることを
確認することができ、利用制限ソフトウエアの使用料金
を上述した商品の購入時に徴収することができる。

【０１３９】さらに、第５乃至第９の実施の形態におい
ては、図１３，図２４に示すように、携帯電話機１０１
とカードリーダ１０３の間にゲーム機１０５が介在して
おり、両者が直接接続されないように構成してあった。
これに代わって、図２８に示すように、携帯電話機２０
１の底部にバーコードリーダ部２０３を直接に設けるよ
うに構成してもよい。

【０１４０】この場合、バーコードリーダ部２０３の底
部に設けられたラインセンサ２０５の開口部をカード２
０７のバーコード２０９上に直接当て、プッシュＳＷ１
を押すことで、カード２０７からバーコードデータを読
み取ることができる。バーコードリーダ部２０３により
読み取られたバーコードデータは、ケーブル２１１を介
して一旦ゲーム機２１３に転送される。図２８に示すよ
うに、携帯電話機２０１の底部にバーコードリーダ部２
０３を直接に設けるように構成すれば、カード２０７の
他、チラシや商品に記載されているバーコードを読み取
ることができ、カードよりも低価格のチラシを利用した
営業活動を行うことができ、客層を拡大することができ
る。

【０１４１】

【発明の効果】請求項１記載の本発明によれば、通信端
末が、カードからバーコードデータを読み取り、バーコ
ードデータに含まれる識別情報と当該通信端末のＩＰア
ドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、ＵＲＬ変換サーバ
が、通信端末から受信した識別情報に対応する管理サー
バのＵＲＬアドレスに変換し、通信端末から受信した識
別情報と通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレス
で指定される管理サーバに送信し、管理サーバが、ＵＲ
Ｌ変換サーバを経由して識別情報を受信した場合には、
この識別情報に対応する利用制限ホームページの閲覧を
当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可することで、
カードのユーザに、簡単な操作で利用制限ホームページ
の閲覧を許可することができる。

【０１４２】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ホーム
ページを無料で閲覧させることができる。また、有料ホ
ームページのＵＲＬアドレスの入力手間を省くことがで
きる。さらに、有料ホームページの運営者が、有料ホー
ムページの内容を特定の商品やサービスの購入者に提供
するので、有料ホームページの閲覧契約を見込める客層
を容易に拡大することができる。

【０１４３】また、請求項２記載の本発明によれば、利
用制限ホームページの閲覧を許可する期間を限定するこ
とで、長期間に渡る無料閲覧を防止することができる。

【０１４４】また、請求項３記載の本発明によれば、利
用制限ホームページの閲覧を許可する回数を制限するこ
とで、多数回に及ぶ無料閲覧を防止することができる。

【０１４５】また、請求項４記載の本発明によれば、カ
ードに記載されたパスワードの入力を通信端末に要求
し、通信端末から受信したパスワードが予め登録されて
いるパスワードの場合には、利用制限ホームページの閲
覧を許可することで、パスワードの記載がないカードを
有するユーザからの無料閲覧を防止することができる。

【０１４６】また、請求項５記載の本発明によれば、管
理サーバにより利用制限ホームページの閲覧を通信端末
に許可した場合には、利用制限ホームページを記憶する
別のホームページ提供サーバに接続し、このホームペー
ジ提供サーバから利用制限ホームページを通信端末に提
供することで、管理サーバ上に直接管理している利用制
限ホームページを記憶していないときでも、エイリアス
機能により利用制限ホームページを記憶する別のホーム
ページ提供サーバに通信端末を接続することができ、こ
のホームページ提供サーバから利用制限ホームページを
通信端末に提供することができる。

【０１４７】また、請求項６記載の本発明によれば、通
信端末が、利用制限ホームページの識別情報を含むバー
コードが記載されたカードからバーコードデータを読み
取り、バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信
端末のＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、送信
した識別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定され
る管理サーバから識別情報に対応する利用制限ホームペ
ージの閲覧許可に従って利用制限ホームページを受信す
ることで、管理サーバから利用制限ホームページを受信
して閲覧することができる。

【０１４８】また、請求項７記載の本発明によれば、通
信端末が、カードからバーコードデータを読み取り、バ
ーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末のＩ
ＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、ＵＲＬ変換サ
ーバが、通信端末から受信した識別情報を管理サーバの
ＵＲＬアドレスに変換し、通信端末から受信した識別情
報と通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲＬアドレスで指
定されるダウンロードサーバに送信し、ダウンロードサ
ーバが、ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信し
た場合には、この識別情報に対応する利用制限ソフトウ
エアの使用を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可
することで、カードのユーザに、簡単な操作で利用制限
ソフトウエアのダウンロードを許可することができる。

【０１４９】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ソフト
ウエアを無料でダウンロードさせることができる。ま
た、有料ソフトウエアのＵＲＬアドレスの入力手間を省
くことができる。さらに、有料ソフトウエアの運営者
が、有料ソフトウエアの内容を特定の商品やサービスの
購入者に提供するので、有料ソフトウエアの使用契約を
見込める客層を容易に拡大することができる。

【０１５０】また、請求項８記載の本発明によれば、Ｕ
ＲＬ変換サーバが、通信端末から受信した識別情報をダ
ウンロードサーバのＵＲＬアドレスに変換し、通信端末
から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレスをこの
ＵＲＬアドレスで指定されるダウンロードサーバに送信
し、ダウンロードサーバが、ＵＲＬ変換サーバを経由し
て識別情報を受信した場合には、この識別情報に対応す
る利用制限ソフトウエアの使用を当該ＩＰアドレスを有
する通信端末に許可することで、利用制限ソフトウエア
のダウンロードを許可することができる。

【０１５１】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ソフト
ウエアを無料でダウンロードさせることができる。ま
た、有料ソフトウエアの運営者が、有料ソフトウエアの
内容を特定の商品やサービスの購入者に提供するので、
有料ソフトウエアの使用契約を見込める客層を容易に拡
大することができる。

【０１５２】また、請求項９記載の本発明によれば、ダ
ウンロードサーバが、利用制限ソフトウエアの使用を通
信端末に許可した場合には、利用制限ソフトウエアを記
憶する別のダウンロードサーバに接続し、このダウンロ
ードサーバから利用制限ソフトウエアを通信端末に提供
することで、ダウンロードサーバ上に直接管理している
利用制限ソフトウエアを記憶していないときでも、エイ
リアス機能により利用制限ソフトウエアを記憶する別の
ダウンロード提供サーバに通信端末を接続することがで
き、このダウンロード提供サーバから利用制限ソフトウ
エアを通信端末に提供することができる。

【０１５３】また、請求項１０記載の本発明によれば、
ＵＲＬ変換サーバが、通信端末から受信した識別情報を
ＡＳＰサーバのＵＲＬアドレスに変換し、通信端末から
受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレスをこのＵＲ
Ｌアドレスで指定されるＡＳＰサーバに送信し、ＡＳＰ
サーバが、ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信
した場合には、この識別情報に対応する利用制限ソフト
ウエアの使用を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許
可することで、ＡＳＰサーバ上での利用制限ソフトウエ
アの使用を許可することができる。

【０１５４】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザに利用制限が加えられている例えば有料ソフト
ウエアを無料で使用させることができる。また、有料ソ
フトウエアの運営者が、有料ソフトウエアの内容を特定
の商品やサービスの購入者に提供するので、有料ソフト
ウエアの使用契約を見込める客層を容易に拡大すること
ができる。

【０１５５】また、請求項１１記載の本発明によれば、
利用制限ソフトウエアの使用を許可する期間を限定する
ことで、長期間に渡る無料使用を防止することができ
る。

【０１５６】また、請求項１２記載の本発明によれば、
利用制限ソフトウエアの使用を許可する回数を制限する
ことで、多数回に及ぶ無料使用を防止することができ
る。

【０１５７】また、請求項１３記載の本発明によれば、
カードに記載されたパスワードの入力を通信端末に要求
し、通信端末から受信したパスワードが予め登録されて
いるパスワードの場合には、利用制限ソフトウエアの使
用を許可することで、パスワードの記載がないカードを
有するユーザからの無料使用を防止することができる。

【０１５８】また、請求項１４記載の本発明によれば、
通信端末が、利用制限ソフトウエアの識別情報を含むバ
ーコードが記載されたカードからバーコードデータを読
み取り、バーコードデータに含まれる識別情報と当該通
信端末のＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信し、送
信した識別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定さ
れるダウンロードサーバから識別情報に対応する利用制
限ソフトウエアの使用許可に従って利用制限ソフトウエ
アを受信することで、利用制限ソフトウエアをダウンロ
ードサーバからダウンロードすることができる。

【０１５９】この結果、特定の商品やサービスを購入し
たユーザが、利用制限が加えられている例えば有料ソフ
トウエアを無料でダウンロードすることができる。

【０１６０】また、請求項１５記載の本発明によれば、
カードは、利用制限ソフトウエアを識別するための絵、
または文字の印刷からなることで、利用制限ソフトウエ
アをそれぞれ識別することができる。

【０１６１】また、請求項１６記載の本発明によれば、
カードは、利用制限ソフトウエアを識別するための絵ま
たは文字と、利用制限ソフトウエアの概要を示す文字
と、利用制限ソフトウエアを提供するサーバと関連付け
られたバーコードと、当該カードが無料または有料であ
ることを示す文字との印刷からなることで、利用制限ソ
フトウエアをそれぞれ識別することができる。また、こ
のカードにより利用制限ソフトウエアの概要や、当該カ
ードが無料または有料であることを識別することができ
る。

【０１６２】また、請求項１７記載の本発明によれば、
カードは、利用制限ソフトウエアを識別するための絵ま
たは文字と、利用制限ソフトウエアの概要を示す文字
と、利用制限ソフトウエアを提供するサーバと関連付け
られたバーコードと、当該カードの料金に利用制限ソフ
トウエアの使用料金を含めて徴収することを示す文字と
の印刷からなることで、利用制限ソフトウエアをそれぞ
れ識別することができる。また、このカードにより利用
制限ソフトウエアの概要や、当該カードが無料または有
料であることを識別することができる。さらに、当該カ
ードの料金に利用制限ソフトウエアの使用料金が含まれ
ていることを確認することができ、利用制限ソフトウエ
アの使用料金を上述した商品の購入時に徴収することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の利用制限ホームペ
ージの提供システムの構成を示している。

【図２】第１の実施の形態において、ユーザに利用され
るカードの特徴を表す図である。

【図３】通信端末のブロック構成を示す図である。

【図４】ＵＲＬ変換サーバのブロック構成を示す図であ
る。

【図５】管理サーバのブロック構成を示す図である。

【図６】第１の実施の形態の利用制限ホームページの提
供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図７】第２の実施の形態において、ユーザに利用され
るカードの特徴を表す図である。

【図８】第２の実施の形態の利用制限ホームページの提
供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図９】第３の実施の形態において、ユーザに利用され
るカードの特徴を表す図である。

【図１０】第３の実施の形態の利用制限ホームページの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図１１】第４の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図１２】第４の実施の形態の利用制限ホームページの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図１３】本発明の第５の実施の形態に係る利用制限ソ
フトウエアの提供システムの構成を示す図である。

【図１４】第５の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図１５】ゲーム機のブロック構成を示す図である。

【図１６】ダウンロードサーバのブロック構成を示す図
である。

【図１７】第５の実施の形態の利用制限ソフトウエアの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図１８】第６の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図１９】第６の実施の形態の利用制限ソフトウエアの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図２０】第７の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図２１】第７の実施の形態の利用制限ソフトウエアの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図２２】第８の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図２３】第８の実施の形態の利用制限ソフトウエアの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図２４】本発明の第９の実施の形態に係る利用制限ソ
フトウエアの提供システムの構成を示す図である。

【図２５】第９の実施の形態において、ユーザに利用さ
れるカードの特徴を表す図である。

【図２６】ＡＳＰサーバのブロック構成を示す図であ
る。

【図２７】第９の実施の形態の利用制限ソフトウエアの
提供システムの動作を説明するためのシーケンス図であ
る。

【図２８】本発明の第５乃至９の実施の形態に係る利用
制限ソフトウエアの提供システムのユーザ側の構成を示
す図である。

【符号の説明】

１１ インターネット １３，１０３ カードリーダ １５ 通信端末 １７ ＵＲＬ変換サーバ １９ 管理サーバ ２１，１０７，１５１，１６１，１７１，１８３，２０
７ カード ３１，１２１ 表示部 ３３ 公衆回線通信部 ３５，１２３ 発光部 ３７，１２５ 受光部 ３９，１２７ 演算部 ４１ ハードディスク ４３ キーボード ５１ 通信処理部 ５３ データベース ５５ アドレス変換処理部 ６１，１４１ 通信処理部 ６３，１４３ 制御部 ６５，１４５ 記憶部 ６７，１４７ ホームページ管理部 １０１，２０１ 携帯電話機 １０５，２１３ ゲーム機 １０９ ダウンロードサーバ １２９ メモリ部 １３１ 操作キー １８１ ＡＳＰサーバ １８９ ＡＳＰ処理部 ２０３ バーコードリーダ部 ２０５ ラインセンサ ＳＷ１ プッシュスイッチ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０ Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０Ｆ １２０ １２０Ｂ ３１０ ３１０Ｃ ３２０ ３２０Ｃ Ｇ０６Ｋ 7/00 Ｇ０６Ｋ 7/00 Ｕ (72)発明者 依田 由佳 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 長谷部 晴美 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 平原 茂利夫 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 久間 修一 神奈川県川崎市幸区東芝町１番地 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 小野 卓夫 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 岸本 卓也 大阪府茨木市太田東芝町１番６号 株式会 社オーイーシー内 (72)発明者 高橋 満男 大阪府茨木市太田東芝町１番６号 株式会 社オーイーシー内 Ｆターム(参考） 5B072 BB00 CC24 5B075 KK43 KK54 KK63 PP02 PP03 PP05 PP06 PQ02

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、管理サ
   ーバの順に接続し、管理サーバに記憶されている利用制
   限ホームページを通信端末に提供する情報ネットワーク
   を使用した利用制限ホームページの提供システムであっ
   て、 前記通信端末は、 識別情報を含むバーコードが記載されたカードからバー
   コードデータを読み取るバーコードリーダと、 バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
   ＩＰアドレスを前記ＵＲＬ変換サーバに送信する第１の
   通信処理部とを備え、 前記ＵＲＬ変換サーバは、 通信端末から受信した識別情報を管理サーバのＵＲＬア
   ドレスに変換するアドレス変換部と、 通信端末から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレ
   スをこのＵＲＬアドレスで指定される管理サーバに送信
   する第２の通信処理部とを備え、 前記管理サーバは、 ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信した場合に
   は、この識別情報に対応する利用制限ホームページの閲
   覧を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可する閲覧
   許可手段を備えたことを特徴とする利用制限ホームペー
   ジの提供システム。
2. 【請求項２】 前記閲覧許可手段は、 利用制限ホームページの閲覧を許可する期間を限定する
   ことを特微とする請求項１記載の利用制限ホームページ
   の提供システム。
3. 【請求項３】 前記閲覧許可手段は、 利用制限ホームページの閲覧を許可する回数を制限する
   ことを特微とする請求項１記載の利用制限ホームページ
   の提供システム。
4. 【請求項４】 前記カードに記載されたパスワードの入
   力を前記通信端末に要求する入力要求手段を備え、 前記閲覧許可手段は、 前記通信端末から受信したパスワードが予め登録されて
   いるパスワードの場合には、利用制限ホームページの閲
   覧を許可することを特微とする請求項１乃至３項記載の
   利用制限ホームページの提供システム。
5. 【請求項５】 前記管理サーバは、 前記閲覧許可手段により利用制限ホームページの閲覧を
   前記通信端末に許可した場合には、利用制限ホームペー
   ジを記憶する別のホームページ提供サーバに接続し、こ
   のホームページ提供サーバから利用制限ホームページを
   通信端末に提供することを特徴とする請求項１記載の利
   用制限ホームページの提供システム。
6. 【請求項６】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、管理サ
   ーバの順に接続し、管理サーバに記憶されている利用制
   限ホームページを通信端末に提供する情報ネットワーク
   を使用した利用制限ホームページの提供システムであっ
   て、 前記通信端末は、 前記利用制限ホームページの識別情報を含むバーコード
   が記載されたカードからバーコードデータを読み取るバ
   ーコードリーダと、 バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
   ＩＰアドレスをＵＲＬ変換サーバに送信する第１の通信
   処理部と、 送信した識別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定
   される管理サーバから識別情報に対応する利用制限ホー
   ムページの閲覧許可に従って利用制限ホームページを受
   信する第２の通信処理部と、を備えたことを特徴とする
   利用制限ホームページの提供システム。
7. 【請求項７】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウン
   ロードサーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記憶
   されている利用制限ソフトウエアを通信端末に提供する
   情報ネットワークを使用した利用制限ソフトウエアの提
   供システムであって、 前記通信端末は、 前記利用制限ソフトウエアの識別情報を含むバーコード
   が記載されたカードからバーコードデータを読み取るバ
   ーコードリーダと、 バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
   ＩＰアドレスを前記ＵＲＬ変換サーバに送信する第１の
   通信処理部とを備え、 前記ＵＲＬ変換サーバは、 通信端末から受信した識別情報を管理サーバのＵＲＬア
   ドレスに変換するアドレス変換部と、 通信端末から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレ
   スをこのＵＲＬアドレスで指定されるダウンロードサー
   バに送信する第２の通信処理部とを備え、 前記ダウンロードサーバは、 ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信した場合に
   は、この識別情報に対応する利用制限ソフトウエアの使
   用を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可する使用
   許可手段を備えたことを特徴とする利用制限ソフトウエ
   アの提供システム。
8. 【請求項８】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウン
   ロードサーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記憶
   されているソフトウエアを通信端末に提供する情報ネッ
   トワークを使用した利用制限ソフトウエアの提供システ
   ムであって、前記ＵＲＬ変換サーバは、 通信端末から受信した識別情報をダウンロードサーバの
   ＵＲＬアドレスに変換するアドレス変換部と、 通信端末から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレ
   スをこのＵＲＬアドレスで指定されるダウンロードサー
   バに送信する第２の通信処理部とを備え、 前記ダウンロードサーバは、 ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信した場合に
   は、この識別情報に対応する利用制限ソフトウエアの使
   用を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可する使用
   許可手段を備えたことを特徴とする利用制限ソフトウエ
   アの提供システム。
9. 【請求項９】 前記ダウンロードサーバは、 前記使用許可手段により利用制限ソフトウエアの使用を
   前記通信端末に許可した場合には、利用制限ソフトウエ
   アを記憶する別のダウンロードサーバに接続し、このダ
   ウンロードサーバから利用制限ソフトウエアを通信端末
   に提供することを特徴とする請求項７または８項記載の
   利用制限ソフトウエアの提供システム。
10. 【請求項１０】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ＡＳ
    Ｐサーバの順に接続し、ＡＳＰサーバに記憶されている
    利用制限ソフトウエアにより生成された処理結果情報を
    通信端末に提供する情報ネットワークを使用した利用制
    限ソフトウエアの提供システムであって、 前記ＵＲＬ変換サーバは、 通信端末から受信した識別情報をＡＳＰサーバのＵＲＬ
    アドレスに変換するアドレス変換部と、 通信端末から受信した識別情報と通信端末のＩＰアドレ
    スをこのＵＲＬアドレスで指定されるＡＳＰサーバに送
    信する第２の通信処理部とを備え、 前記ＡＳＰサーバは、 ＵＲＬ変換サーバを経由して識別情報を受信した場合に
    は、この識別情報に対応する利用制限ソフトウエアの使
    用を当該ＩＰアドレスを有する通信端末に許可する使用
    許可手段を備えたことを特徴とする利用制限ソフトウエ
    アの提供システム。
11. 【請求項１１】 前記使用許可手段は、 利用制限ソフトウエアの使用を許可する期間を限定する
    ことを特微とする請求項７，８，１０の何れか１つに記
    載の利用制限ソフトウエアの提供システム。
12. 【請求項１２】 前記使用許可手段は、 利用制限ソフトウエアの使用を許可する回数を制限する
    ことを特微とする請求項７，８，１０何れか１つに記載
    の利用制限ソフトウエアの提供システム。
13. 【請求項１３】 前記カードに記載されたパスワードの
    入力を前記通信端末に要求する入力要求手段を備え、 前記使用許可手段は、 前記通信端末から受信したパスワードが予め登録されて
    いるパスワードの場合には、利用制限ソフトウエアの使
    用を許可することを特微とする請求項７，８，１０何れ
    か１つに記載の利用制限ソフトウエアの提供システム。
14. 【請求項１４】 通信端末からＵＲＬ変換サーバ、ダウ
    ンロードサーバの順に接続し、ダウンロードサーバに記
    憶されている利用制限ソフトウエアを通信端末に提供す
    る情報ネットワークを使用した利用制限ソフトウエアの
    提供システムであって、 前記通信端末は、 前記利用制限ソフトウエアの識別情報を含むバーコード
    が記載されたカードからバーコードデータを読み取るバ
    ーコードリーダと、 バーコードデータに含まれる識別情報と当該通信端末の
    ＩＰアドレスをＵＲＬ 変換サーバに送信する第１の通信処理部と、送信した識
    別情報に対応したＵＲＬアドレスにより指定されるダウ
    ンロードサーバから識別情報に対応する利用制限ソフト
    ウエアの使用許可に従って利用制限ソフトウエアを受信
    する第２の通信処理部と、を備えたことを特徴とする利
    用制限ソフトウエアの提供システム。
15. 【請求項１５】 前記カードは、 前記利用制限ソフトウエアを識別するための絵、または
    文字の印刷からなることを特徴とする請求項７，１３，
    １４何れか１つに記載の利用制限ソフトウエアの提供シ
    ステム。
16. 【請求項１６】 前記カードは、 利用制限ソフトウエアを識別するための絵または文字
    と、 利用制限ソフトウエアの概要を示す文字と、 利用制限ソフトウエアを提供するサーバと関連付けられ
    たバーコードと、 当該カードが無料または有料であることを示す文字との
    印刷からなることを特徴とする請求項７，１３，１４何
    れか１つに記載の利用制限ソフトウエアの提供システ
    ム。
17. 【請求項１７】 前記カードは、 利用制限ソフトウエアを識別するための絵または文字
    と、 利用制限ソフトウエアの概要を示す文字と、 利用制限ソフトウエアを提供するサーバと関連付けられ
    たバーコードと、 当該カードの料金に利用制限ソフトウエアの使用料金を
    含めて徴収することを示す文字との印刷からなることを
    特徴とする請求項７，１３，１４何れか１つに記載の利
    用制限ソフトウエアの提供システム。