JP2002055951A - ジョブスケジュール運用管理装置及びジョブスケジュール運用管理方法並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

ジョブスケジュール運用管理装置及びジョブスケジュール運用管理方法並びにプログラム記録媒体

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JP2002055951A
JP2002055951A JP2000243990A JP2000243990A JP2002055951A JP 2002055951 A JP2002055951 A JP 2002055951A JP 2000243990 A JP2000243990 A JP 2000243990A JP 2000243990 A JP2000243990 A JP 2000243990A JP 2002055951 A JP2002055951 A JP 2002055951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムを構成する複数のサー
バのジョブスケジュールを容易に変更できるようにす
る。 【解決手段】 ジョブスケジュールの変更時、先ず、ス
ケジュール情報収集手段21が各サーバ1−1〜1−n
からスケジュール情報を収集する。その後、スケジュー
ル情報編集手段27が、入力部28から入力されるシス
テムオペレータの指示に従って、スケジュール情報収集
手段21が収集したスケジュール情報を編集(変更,追
加,削除)する。次いで、世代管理手段25が、スケジ
ュール情報収集手段21が収集したスケジュール情報お
よびスケジュール情報編集手段27が編集を行った後の
スケジュール情報を、スケジュール情報世代管理領域2
6に格納すると共に、スケジュール情報配信手段22
が、編集後のスケジュール情報を、該当するサーバへ配
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを構成する複数のサーバで実行されるジョブのスケ
ジュール管理を容易に行うことができるジョブスケジュ
ール運用管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のサーバをネットワークで
接続したコンピュータシステムでは、遠隔地のサーバに
対してさまざまな運用作業を行うことが必要となる。例
えば、ジョブの実行タイミングや、実行するジョブを変
更することが必要になるサーバを有しているコンピュー
タシステムにおいては、ジョブスケジュールを変更する
ための運用作業が必要になる。
【0003】ところで、ジョブスケジュールを変更する
場合、従来は、次の2つの方法が一般的に使用されてい
た。
【0004】第1の方法は、システムオペレータが、自
身が操作する運用端末とジョブスケジュールの変更対象
サーバとをネットワークを介して接続し、その後、運用
端末を用いて変更対象サーバが保持しているジョブのス
ケジュール情報に対する編集(追加,削除,変更)操作
を行うというものである。ここで、ジョブスケジュール
の変更対象サーバが複数台存在する場合には、上記した
作業を各変更対象サーバに対して行う。また、スケジュ
ール情報に対する編集操作は、サーバのOS等に依存し
た操作方法であり、特殊な操作方法である。
【0005】第2の方法は、コンピュータシステムを構
成する全てのサーバのジョブのスケジュール情報を一元
管理すると共にスケジュール情報によって示されるタイ
ミングになった時点で、該当サーバへ該当ジョブの実行
指示を送るジョブ制御サーバを用意し、ジョブの実行タ
イミング等を変更することが必要になった場合は、ジョ
ブ制御サーバが保持しているスケジュール情報の編集操
作を行うというものである。この第2の方法における編
集操作も、ジョブ制御サーバのOS等に依存した特殊な
操作方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
は次のような問題点があった。
【0007】第1の問題点は、上記第1の方法におい
て、ジョブのスケジュール情報を変更しなければならな
いサーバ台数が多い場合、システムオペレータの作業量
が非常に多くなる点である。その理由は、システムオペ
レータが、変更対象サーバそれぞれに対して1台ずつ接
続作業を行わなければならず、作業量が変更対象サーバ
台数に比例するためである。
【0008】第2の問題点は、上記第1の方法におい
て、サーバ台数が多いコンピュータシステムで、かつサ
ーバ毎に異なるスケジュール情報の追加,変更,削除を
行う場合、作業ミスを引き起こしやすい点である。その
理由はスケジュール情報の変更を行う場合、ある時点で
は1台のサーバにしか接続されておらず、接続されてい
るサーバのスケジュール情報しか参照できないからであ
る。つまり、他サーバのスケジュール情報を参照しなが
ら作業できず、他サーバとの関係が把握できないためで
ある。
【0009】第3の問題点は、上記第2の方法におい
て、ジョブ制御サーバの障害や、ジョブ制御サーバ付近
のネットワーク障害などで他サーバと通信できない場
合、コンピュータシステム内の全サーバがジョブを実行
できない点である。その理由は、ジョブ制御サーバが全
サーバのジョブのスケジュール情報を管理し、スケジュ
ール情報によって示されるタイミングになった時点で、
ネットワークを介してジョブ実行指示を送るためであ
る。
【0010】第4の問題点は、上記第1,第2の方法に
おいて、システムオペレータに独自の操作技術が要求さ
れる点である。その理由は、サーバのジョブスケジュー
ルの追加,変更,削除の操作は、一般的に知られている
ソフトウェアではなく、サーバのOS等に依存した特殊
な操作方法であるためである。
【0011】そこで、本発明の目的は、ネットワーク障
害等の障害の影響を受けにくくすると共に、多数のサー
バのスケジュール情報を変更する場合においても、シス
テムオペレータにあまり負担をかけずに、ミスの少ない
スケジュール情報の変更を行えるようにすることにあ
る。また、本発明の他の目的は、システムオペレータが
スケジュール情報の編集処理のための特殊な操作方法を
訓練せずとも、スケジュール情報の編集処理を行えるよ
うにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のジョブスケジュ
ール運用管理装置は、スケジュール情報収集手段を用い
て、コンピュータシステムを構成する複数のサーバから
スケジュール情報を自動的に収集するようにしているの
で、スケジュール情報を変更しなければならないサーバ
の台数が多い場合においても、システムオペレータの作
業量を少ないものにすることができる。更に、本発明の
ジョブスケジュール運用管理装置は、スケジュール情報
配信手段を用いて、各サーバへ編集処理後のスケジュー
ル情報を配信するようにしているので、ネットワーク障
害等の障害の影響を受けにくくすることができる。ま
た、スケジュール情報の編集時には、スケジュール情報
収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報を
表示画面に表示し、この表示画面上でシステムオペレー
タの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行うよ
うにしており、複数のサーバのスケジュール情報を参照
しながら編集処理を行うことができるので、スケジュー
ル情報編集時のミスを少ないものにすることができる。
また、スケジュール情報編集手段を、一般的な表計算ソ
フトウェアにより実現しているので、システムオペレー
タが特殊な操作方法を習得するための訓練を行わなくと
も良い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、コンピュータシステムを構成する、遠隔地に配置さ
れた複数台のサーバ1−1〜1−n(n≧2)と、コン
ピュータによって実現されるジョブスケジュール運用管
理装置2と、それらを相互に接続するネットワーク3と
から構成されている。
【0015】サーバ1−1〜1−nは、その内部にスケ
ジュール情報ファイル11−1〜11−nを有してい
る。スケジュール情報ファイル11−1〜11−nに
は、それぞれサーバ1−1〜1−nにおけるジョブの実
行スケジュールを示すスケジュール情報が格納されてお
り、サーバ1−1〜1−nは、それぞれスケジュール情
報ファイル11−1〜11−nに格納されているスケジ
ュール情報に従ってジョブを実行する。
【0016】図2はスケジュール情報ファイル11−1
の内容例を示した図である。スケジュール情報は、ジョ
ブ名と、そのジョブ名のジョブの実行タイミングを示す
実行タイミング情報とから構成されている。図2の例
は、ジョブ名Jaのジョブは、毎日8時00分に実行さ
れ、ジョブ名Jbのジョブは、日曜日以外の曜日の23
時00分に実行されることを示している。
【0017】ジョブスケジュール運用管理装置2は、シ
ステムオペレータが使用する端末であり、スケジュール
情報収集手段21と、スケジュール情報配信手段22
と、サーバ構成情報ファイル23と、スケジュール情報
編集領域24と、世代管理手段25と、スケジュール情
報世代管理領域26と、スケジュール情報編集手段27
と、キーボード,マウス等の入力部28と、CRT等の
表示部29と、記録媒体Kとを備えている。
【0018】サーバ構成情報ファイル23には、コンピ
ュータシステムを構成するサーバ1−1〜1−nのサー
バ名とアドレスとが対応して登録されている。図3は、
サーバ構成情報ファイル23の内容例を示す図であり、
サーバ1−1〜1−nのサーバ名S1〜Snとアドレス
ad1〜adnとが対応付けて登録されている。
【0019】スケジュール情報収集手段21は、サーバ
構成情報ファイル23に定義されている各サーバ1−1
〜1−nにリモート接続して、サーバ1−1〜1−n内
のスケジュール情報ファイル11−1〜11−nからス
ケジュール情報を収集し、スケジュール情報編集領域2
4へ上書きの形式で格納する機能を有する。
【0020】スケジュール情報編集手段27は、スケジ
ュール情報収集手段21がスケジュール情報編集領域2
4に格納した各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情
報を読み込み、それらを表形式或いはGUI形式で表示
部29に表示する機能や、入力部28を介して加えられ
るシステムオペレータの指示に従って、表示部29の画
面上でスケジュール情報の編集処理を行う機能や、編集
結果をスケジュール情報編集領域24に格納されている
スケジュール情報に反映させる機能を有する。尚、スケ
ジュール情報編集手段27は、例えば、標準的な表計算
ソフトウェアによって実現することができる。
【0021】スケジュール情報配信手段22は、サーバ
構成情報ファイル23に定義されている各サーバ1−1
〜1−nにリモート接続して、スケジュール情報編集手
段27による編集処理が行われた後の、スケジュール情
報編集領域24に格納されているサーバ1−1〜1−n
のスケジュール情報をそれぞれサーバ1−1〜1−nへ
配信する機能を有する。
【0022】スケジュール情報編集領域24には、スケ
ジュール情報収集手段21が収集した各サーバ1−1〜
1−nのスケジュール情報が格納される。また、スケジ
ュール情報編集領域24に格納されたスケジュール情報
は、スケジュール情報編集手段27により編集される。
【0023】世代管理手段25は、スケジュール情報編
集領域24に格納される各サーバ1−1〜1−nのスケ
ジュール情報を世代管理してスケジュール情報世代管理
領域26に格納する機能を有する。図4は、スケジュー
ル情報世代管理領域26の内容例を示す図であり、世代
番号に対応付けて各サーバ1−1〜1−nのスケジュー
ル情報が格納されている。
【0024】記録媒体Kは、ディスク,半導体メモリ,
その他の記録媒体であり、コンピュータをジョブスケジ
ュール運用管理装置2として機能させるためのプログラ
ムが記録されている。このプログラムは、コンピュータ
によって読み取られ、コンピュータの動作を制御するこ
とで、コンピュータ上に、スケジュール情報収集手段2
1,スケジュール情報配信手段22,世代管理手段2
5,スケジュール情報編集手段27を実現する。
【0025】
【実施例の動作】次に本実施例の動作について詳細に説
明する。
【0026】システムオペレータは、コンピュータシス
テムを構成するサーバ1−1〜1−nの内の、少なくと
も1台のジョブスケジュールを変更することが必要にな
った場合、入力部28からスケジュール情報収集手段2
1に対して起動指示を入力する。
【0027】これにより、スケジュール情報収集手段2
1は、サーバ構成情報ファイル23にアドレスが格納さ
れているサーバ1−1〜1−nとスケジュール情報収集
手段21とを順次接続し、接続先のサーバ1−i(1≦
i≦n)内のスケジュール情報ファイル11−iからス
ケジュール情報を収集してスケジュール情報編集領域2
4に格納する(図5,F51)。
【0028】スケジュール情報収集手段21によって全
てのサーバ1−1〜1−nのスケジュール情報がスケジ
ュール情報編集領域24に格納されると、世代管理手段
25が、スケジュール情報編集領域24の内容をスケジ
ュール情報世代管理領域26にコピーする(F52)。
その際、世代管理手段25は、スケジュール情報世代管
理領域26に格納されている最新の世代番号に「1」を
加えた世代番号も各サーバのスケジュール情報に対応付
けてスケジュール情報世代管理領域26に格納する。
今、例えば、スケジュール情報世代管理領域26に格納
されている最新の世代番号が「2」であったとすると、
世代管理手段25は、世代番号「3」を各サーバのスケ
ジュール情報に対応付けて格納することになる。
【0029】また、スケジュール情報編集手段27は、
スケジュール情報収集手段21によって各サーバ1−1
〜1−nのスケジュール情報がスケジュール情報編集領
域24に格納されると、その編集処理を行う(F5
3)。
【0030】この編集処理においては、スケジュール情
報編集手段27は、先ず、スケジュール情報編集領域2
4に格納されている各サーバ1−1〜1−nのスケジュ
ール情報を読み込み、表形式或いはGUI形式で表示部
29に表示する。図6は、表形式で各サーバ1−1〜1
−nのスケジュール情報を表示した時の例を示してい
る。システムオペレータは図6のような画面が表示され
ると、入力部28を用いて画面上でスケジュール情報を
編集する。例えば、サーバ1−1で実行されているジョ
ブ名Jaのジョブの実行タイミングを「毎日,9時00
分」に変更するのであれば、図6の欄61の内容を「毎
日,8時00分」から「毎日,9時00分」に変更す
る。また、サーバ1−1においてジョブ名Jbのジョブ
を実行しないようにする場合には、図6の欄62,63
の内容を削除する。また、サーバ1−nにおいて、新た
なジョブ(ジョブ名Jzのジョブ)を実行させるように
するのであれば、図6の欄64にジョブ名Jzを入力
し、欄65のその実行タイミング情報を入力すれば良
い。スケジュール情報編集手段27は、システムオペレ
ータが表示部29の画面上で行った編集操作を、スケジ
ュール情報編集領域24に格納されているスケジュール
情報に反映させる。
【0031】スケジュール情報の編集処理が終了する
と、システムオペレータは、入力部28からスケジュー
ル情報配信手段22に対する起動指示を入力する。
【0032】これにより、スケジュール情報配信手段2
2は、スケジュール情報編集領域24に格納されている
各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を、サーバ
構成情報ファイル23の内容に従って、それぞれサーバ
1−1〜1−nへ配信する(F54)。各サーバ1−1
〜1−nは、ジョブスケジュール運用管理装置2から送
られてきたスケジュール情報を、スケジュール情報ファ
イル11−1〜11−nに上書きの形で格納する。以
後、各サーバ1−1〜1−nは、上書きされたスケジュ
ール情報に従ってジョブを実行する。
【0033】また、世代管理手段25は、スケジュール
情報編集手段27によるスケジュール情報の編集処理が
終了すると、スケジュール情報編集領域24の内容をス
ケジュール情報世代管理領域26にコピーする(F5
5)。その際、世代管理手段25は、スケジュール情報
世代管理領域26に格納されている最新の世代番号に
「1」を加えた世代番号も各サーバのスケジュール情報
に対応付けてスケジュール情報世代管理領域26に格納
する。以上の動作で、サーバ1−1〜1−nのジョブス
ケジュール変更作業が完了する。
【0034】次に、各サーバ1−1〜1−nのスケジュ
ール情報を現世代よりも前の世代のものに戻す場合の動
作について説明する。この場合、システムオペレータ
は、入力部28から世代管理手段25に対して、世代戻
し指示を入力する。
【0035】これにより、世代管理手段25は、スケジ
ュール情報世代管理領域26の内容を表示部29に表示
する(図7,F71)。システムオペレータは、この表
示を見て、戻す世代を決定し、その世代番号を入力部2
8から入力する。これにより、世代管理手段25は、ジ
ョブスケジュール情報世代管理領域26に格納されてい
る各世代のスケジュール情報の内の、システムオペレー
タによって指定された世代のスケジュール情報をスケジ
ュール情報編集領域24に格納し、スケジュール情報配
信手段22に対して配信指示を出力する(F72)。こ
れにより、スケジュール情報配信手段22は、スケジュ
ール情報編集領域24に格納されている、各サーバ1−
1〜1−nのシステムオペレータによって指定された世
代のスケジュール情報を、サーバ構成情報ファイル23
の内容に従って各サーバ1−1〜1−nに配信する(F
73)。
【0036】尚、上述した実施例においては、スケジュ
ール情報編集手段27による編集処理が終了した後、ス
ケジュール情報編集領域24に格納されている全てのサ
ーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を、スケジュー
ル情報配信手段22を用いてそれぞれサーバ1−1〜1
−nに配信するようにしたが、編集処理が行われたサー
バのスケジュール情報のみを、対応するサーバへ配信す
るようにしても良い。このようにする場合には、システ
ムオペレータが、入力部28を用いてスケジュール情報
を編集したサーバのサーバ名を入力することにより配信
するスケジュール情報を指定し、スケジュール情報配信
手段22が、スケジュール情報編集領域24に格納され
ている各サーバのスケジュール情報の内の、システムオ
ペレータによって指定されたスケジュール情報のみを該
当するサーバに配信するようにすれば良い。
【0037】また、上述した実施例においては、スケジ
ュール情報収集手段21が、全てのサーバ1−1〜1−
nからスケジュール情報を収集するようにしたが、シス
テムオペレータによって指定されたサーバのみからスケ
ジュール情報を収集するようにしても良い。この場合、
システムオペレータは、入力部28からスケジュール情
報収集手段21に対して起動指示を入力する際、起動指
示にスケジュール情報を収集するサーバのサーバ名を含
め、スケジュール情報収集手段21は、サーバ名の含ま
れている起動指示が与えられた場合は、それに含まれて
いるサーバ名のサーバのみからスケジュール情報を収集
する。
【0038】また、上述したように、システムオペレー
タによって指定されたサーバのみからスケジュール情報
を収集するようにすると、スケジュール情報編集領域2
4にスケジュール情報が格納されないサーバが発生して
しまう場合があり、このような場合、世代管理手段25
が図5のステップF52,F55において、前述した処
理と同様の処理を行うと、スケジュール情報世代管理領
域26にスケジュール情報が格納されないサーバが発生
してしまう。このようなことを防ぐためには、例えば、
ステップF52,F55においてスケジュール情報編集
領域24の内容をスケジュール情報世代管理領域26に
コピーする際、スケジュール情報が存在しないサーバに
ついては、1世代前のそのサーバのスケジュール情報を
格納するようにすれば良い。
【0039】
【発明の効果】第1の効果は、多数のサーバのジョブス
ケジュールを変更する際のシステムオペレータの作業量
を従来の技術に比較して低減できることにある。その理
由は、スケジュール情報収集手段によりコンピュータシ
ステムを構成する複数のサーバからスケジュール情報を
自動的に収集するようにしているからである。また、ス
ケジュール情報収集手段を使用することにより、コンピ
ュータシステムを構成する各サーバの現在のジョブスケ
ジュールを容易に確認することも可能になる。
【0040】第2の効果は、スケジュール情報編集時の
ミスを少ないものにすることができることにある。その
理由は、スケジュール情報の編集時に、スケジュール情
報収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報
を表示画面に表示し、この表示画面上でシステムオペレ
ータの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行う
ようにしており、複数のサーバのスケジュール情報を参
照しながら編集処理を行うことができるからである。
【0041】第3の効果は、スケジュールしたジョブは
他のサーバの障害やネットワーク障害の影響を受けずに
実行されることにある。その理由は、変更したスケジュ
ール情報を対象サーバへ配信するので、ジョブ実行を制
御するマシンを必要とせずにジョブが実行されるためで
ある。
【0042】第4の効果は、スケジュール変更の戻し作
業が簡潔にできることにある。その理由は、世代管理手
段により、スケジュール情報収集手段が収集したスケジ
ュールや、スケジュール情報編集手段が編集処理を行っ
たスケジュール情報が、スケジュール情報世代管理領域
に格納され、上書きせずに世代管理されるためである。
以前のスケジュール情報に戻したい場合は、スケジュー
ル情報世代管理領域の世代の中から戻したい時点の世代
を選択し、スケジュール情報配信手段の機能でサーバへ
配信することで、ある時点のスケジュール状態に戻すこ
とができる。
【0043】第5の効果は、スケジュール情報の編集操
作方法に特殊な操作用法が必要ないということである。
その理由は、スケジュール情報編集手段を、一般的な表
計算ソフトウェアにより実現しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】スケジュール情報ファイル11−1の内容例を
示す図である。
【図3】サーバ構成情報ファイル23の内容例を示す図
である。
【図4】スケジュール情報世代管理領域26の内容例を
示す図である。
【図5】ショブスケジュール変更時のジョブスケジュー
ル運用管理装置2の処理例を示す流れ図である。
【図6】スケジュール情報編集時の画面の表示例を示す
図である。
【図7】スケジュール情報を現世代よりも前のものに戻
す際のジョブスケジュール運用管理装置2の処理例を示
す流れ図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n…サーバ 11−1〜11−n…スケジュール情報ファイル 2…ジョブスケジュール運用管理装置 21…スケジュール情報収集手段 22…スケジュール情報配信手段 23…サーバ構成情報ファイル 24…スケジュール情報編集領域 25…世代管理手段 26…スケジュール情報世代管理領域 27…スケジュール情報編集手段 28…入力部 29…表示部 K…記録媒体 3…ネットワーク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムを構成する複数の
    サーバそれぞれから、そのサーバにおけるジョブの実行
    スケジュールを示すスケジュール情報を収集するスケジ
    ュール情報収集手段と、 該スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサー
    バのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、シス
    テムオペレータからの指示に従って編集処理を行うスケ
    ジュール情報編集手段と、 該スケジュール情報編集手段による編集処理が終了した
    後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれぞれ
    対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信手段と
    を備えたことを特徴とするジョブスケジュール運用管理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジョブスケジュール運用
    管理装置において、 スケジュール情報世代管理領域と、 前記スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサ
    ーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュール情
    報として前記スケジュール情報世代管理領域に追加の形
    式で格納する世代管理手段とを備えたことを特徴とする
    ジョブスケジュール運用管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のジョブスケジュール運用
    管理装置において、 スケジュール情報世代管理領域と、 前記スケジュール情報編集手段による編集処理が終了し
    た後の、前記複数のサーバのスケジュール情報を、同一
    世代のスケジュール情報として前記スケジュール情報世
    代管理領域に追加の形式で格納する世代管理手段とを備
    えたことを特徴とするジョブスケジュール運用管理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のジョブスケジュール運用
    管理装置において、 前記スケジュール情報配信手段は、前記複数のサーバの
    スケジュール情報の内の、前記スケジュール情報編集手
    段によって編集処理の行われたサーバのスケジュール情
    報のみをそれぞれ対応するサーバへ配信する構成を有す
    ることを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のジョブスケジュール運用
    管理装置において、 前記スケジュール情報編集手段は、前記スケジュール情
    報収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報
    を表示画面に表示し、該表示画面上でシステムオペレー
    タの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行う構
    成を有することを特徴とするジョブスケジュール運用管
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のジョブスケジュール運用
    管理装置において、 前記スケジュール情報編集手段は、表計算ソフトウェア
    によって実現されることを特徴とするジョブスケジュー
    ル運用管理装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータシステムを構成する複数の
    サーバそれぞれから、そのサーバにおけるジョブの実行
    スケジュールを示すスケジュール情報を収集するスケジ
    ュール情報収集ステップと、 該スケジュール情報収集ステップで収集した前記複数の
    サーバのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、
    システムオペレータからの指示に従って編集処理を行う
    スケジュール情報編集ステップと、 該スケジュール情報編集ステップによる編集処理が終了
    した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれ
    ぞれ対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信ス
    テップとを含むことを特徴とするジョブスケジュール運
    用管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のジョブスケジュール運用
    管理方法において、 前記スケジュール情報収集ステップで収集した前記複数
    のサーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュー
    ル情報としてスケジュール情報世代管理領域に追加の形
    式で格納する世代管理ステップを含むことを特徴とする
    ジョブスケジュール運用管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のジョブスケジュール運用
    管理方法において、 前記スケジュール情報編集ステップによる編集処理が終
    了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報を、
    同一世代のスケジュール情報として前記スケジュール情
    報世代管理領域に追加の形式で格納する世代管理ステッ
    プと含むことを特徴とするジョブスケジュール運用管理
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のジョブスケジュール運
    用管理方法において、 前記スケジュール情報配信ステップでは、前記複数のサ
    ーバのスケジュール情報の内の、前記スケジュール情報
    編集ステップによって編集処理の行われたサーバのスケ
    ジュール情報のみそれぞれを対応するサーバへ配信する
    ことを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のジョブスケジュール運
    用管理方法において、 前記スケジュール情報編集ステップでは、前記スケジュ
    ール情報収集ステップで収集した複数のサーバのスケジ
    ュール情報を表示画面に表示し、該表示画面上でシステ
    ムオペレータの指示に従ったスケジュール情報の編集処
    理を行うことを特徴とするジョブスケジュール運用管理
    方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、 コンピュータシステムを構成する複数のサーバそれぞれ
    から、そのサーバにおけるジョブの実行スケジュールを
    示すスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集
    手段、 該スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサー
    バのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、シス
    テムオペレータからの指示に従って編集処理を行うスケ
    ジュール情報編集手段、 該スケジュール情報編集手段による編集処理が終了した
    後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれぞれ
    対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したプログラム
    記録媒体。
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