JP2002055937A - Usb装置 - Google Patents

Usb装置

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JP2002055937A
JP2002055937A JP2000238480A JP2000238480A JP2002055937A JP 2002055937 A JP2002055937 A JP 2002055937A JP 2000238480 A JP2000238480 A JP 2000238480A JP 2000238480 A JP2000238480 A JP 2000238480A JP 2002055937 A JP2002055937 A JP 2002055937A
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state
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interrupt
reception
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JP2000238480A
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English (en)
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Akio Noda
晃生 野田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のUSB機器は1つのエンドポイントに
対して1つのFIFOが必要であり、そのため、複数の
エンドポイントに対して複数のFIFOが必要であっ
た。 【解決手段】 2つのエンドポイントEP_A104、EP_B
105に対し、1つのFIFO100を備える構成とす
る。また、FIFO100からデータが出力される毎に
変化する送受信完了フラグを利用して送受信制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(Universa
l Serial Bus)機器に設けられた複数のエンドポイント
を介して通信相手との間でUSB規格に基づいてデータ
を送受信するUSB装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンと周辺機器とを接続するインタ
ーフェースとしてUSBが知られている。USBインタ
ーフェースでは、パソコンと周辺機器との間でデータ転
送を行う場合、パソコンは周辺機器内に設けられた論理
接続端子であるエンドポイントに対してデータの送受信
を行う。エンドポイントに送受信されるデータは、エン
ドポイントごとに設けられたバッファメモリに格納され
るため、複数のエンドポイントを備える場合には、複数
のバッファメモリ(FIFO等)が必要となる。
【0003】図9は従来のUSB装置を示すブロック図
であり、1は第一の送受信データを格納するFIFO、
2は第一のFIFOが空又は密のどちらかの状態を検出
する第一の送受信完了フラグ、3は送受信不可能時の応
答不可能信号発生装置、4はエンドポイント、5はエン
ドポイント4において第一のFIFO中のデータ又は応
答不可能信号発生装置3が出力する応答不可能信号のど
ちらかを選択する選択装置、6はCPUとのインターフ
ェース、7及び8はそれぞれ第一のFIFO1及び第一
の送受信完了フラグ2と同様の第NのFIFO及び第N
の送受信完了フラグである。
【0004】以下、上記構成のUSB装置の動作を説明
する。エンドポイント4のうち、第1のエンドポイント
に対するデータの送受信は、第1の送受信完了フラグ2
の状態検出信号に基づき、第1のFIFO1へ送受信デ
ータの書込み及び読み込みを行う。同様に第2〜第Nの
エンドポイントに対するデータの送受信は、第2〜Nの
送受信完了フラグの状態検出信号に基づき、第2〜Nの
FIFOへ送受信データの書込み及び読み込みを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、1つのエンドポイントに対し1つのFI
FOを必要とする構成であるため、多数のエンドポイン
トを実装する場合、そのエンドポイントと同数のFIF
Oをハードウエア資源に割り当てる必要がある。また、
エンドポイントの増加に伴い制御対象であるFIFOの
数が増加し、制御が複雑化する。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、複数のエンドポイントを実装する場合でも少ない
ハードウエア資源で構成することができるUSB装置を
提供することを目的とする。また、簡単な制御でデータ
を送受信することができるUSB装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は以下のような手段を講じた。請求項1に記
載の発明は、USB機器に設けられた複数のエンドポイ
ント(EP_A104、EP_B105)を介して通信相手との
間でデータを送受信するUSB装置において、前記デー
タを格納する1つのバッファ(FIFO100)と、前
記複数のエンドポイントから使用可能なエンドポイント
を識別する識別信号を出力する識別制御装置(EP識別
信号制御装置103)と、を有し、使用可能なエンドポ
イントに対して前記データを送受信することを特徴と
し、複数のエンドポイントに対して送受信されるデータ
を1つのバッファに格納する構成により少ないハードウ
エア資源でUSB装置を構成することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記バッファに
格納されるデータの有無を示す送受信完了フラグにより
前記データの送受信の完了を検出する送受信完了フラグ
検出手段(送受信完了フラグ101)と、前記識別信号
に基づいて前記複数のエンドポイントから使用可能なエ
ンドポイントを選択する選択装置(選択装置106)
と、を有し、前記識別制御装置が、前記送受信完了フラ
グの変化毎に前記識別信号を出力するよう設定可能とす
ることを特徴とし、1つのバッファで複数のエンドポイ
ントに対してデータを送受信する際の制御を容易にする
ことができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記選択装置に
より選択されたエンドポイント以外のエンドポイントを
介して前記通信相手に対して送受信不可能を伝える応答
不可能信号を発生する応答不可能信号発生装置(応答不
可能信号発生装置102)を備えることを特徴とし、使
用可能であると識別されなかったエンドポイントに対し
ても制御信号を送出することにより、全てのエンドポイ
ントに対して確実にデータを送受信することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記バッファが
送受信データを入力順に出力するFIFOであり、前記
送受信完了フラグが該FIFOに格納された送信データ
が出力される毎に変化すること及び該FIFOに受信デ
ータが入力される毎に変化することを特徴とし、送信デ
ータを入力順に出力するFIFOの機能を利用して送信
完了フラグを変化させることにより、エンドポイントを
確実かつ自動的に切り替えることができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記識別制御装
置が、前記送受信完了フラグの変化毎に使用可能なエン
ドポイントを順次切り替えて選択するための識別信号を
出力することを特徴とし、複数のエンドポイントの全て
を偏りなく使用してデータを送受信することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のUSB装置のブロック図
を示すものである。図1において、100は送受信デー
タを格納するFIFO、101はFIFO100が
“空”又は“密”のどちらかの状態を検出する送受信完
了フラグ、102は送受信不可能時の応答不可能信号発
生装置、103は論理接続端子であるエンドポイントの
識別信号を出力するエンドポイント識別信号制御装置、
104は第一のエンドポイント(以下EP_Aと記す)、10
5は第二のエンドポイント(以下EP_Bと記す)、106は
EP_A104又はEP_B105に対しFIFO100中のデ
ータ又は応答不可能信号発生装置102の応答不可能信
号のどちらかを選択する選択装置、107はCPUとの
インターフェースである。FIFO100は入力される
送受信データを入力順に出力する順次アクセス機能を有
するメモリであり、送受信完了フラグはFIFOが送受
信データを出力する毎に“空”から“密”又は“密”か
ら“空”に変化する。
【0013】図2は本発明のエンドポイント識別信号制
御装置103のブロック図を示すものである。図2にお
いて、200はEP_A104の“送信”、“受信”又は
“未使用”を指定するレジスタ、201はEP_B105の
“送信”、“受信”又は“未使用”を指定するレジス
タ、202はエンドポイントを識別する信号“A”、
“B”又は“禁止”を出力する識別信号出力装置、20
3はFIFOの使用許可を示す“A割込み”、“B割込
み”又は“禁止割込み”の割込み信号を発生する割込み
発生装置である。
【0014】図3は本発明のレジスタ200及び201
に“送信”を設定したときの識別信号出力装置の出力及
び割込み発生装置から発生する割込み要因の状態遷移を
示す図である。図3において、300はEP識別信号出
力装置202の出力の状態遷移図、301は使用許可割
込み発生装置203の割込み要因の状態遷移図、302
及び303はEP_A104とEP_B105の両方の使用を禁
止する“禁止”を出力している状態、304はEP_A10
4を指定する“A”を出力している状態、305はEP_B
105を指定する“B”を出力している状態、306及
び307はFIFOの使用を禁止する“禁止割込み”要
因を出力している状態、308はEP_B105用のデータ
(以後Bデータと記す)のFIFOへの書込みを許可する
“B割込み”要因を出力している状態、309はEP_A1
04用のデータ(以後Aデータと記す)のFIFOへの書
込みを許可する“A割込み”要因を出力している状態で
ある。また、300及び301の全ての状態遷移の条件
は送受信完了フラグ101の変化時(“空”→“密”又
は“密”→“空”)である。また、EP識別信号が
“A”状態304と割込み要因が“禁止割込み”状態3
06、EP識別信号が“禁止”状態302と割込み要因
が“B割込み”状態308、EP識別信号が“B”状態
305と割込み要因が“禁止割込み”状態307、及び
EP識別信号が“禁止”の状態303と割込み要因が
“A割込み”状態309は、互いに同じタイミングで遷
移する。また、EP_Aのみ使用時(EP_A設定レジスタ20
0に“送信”、EP_B設定レジスタ201に“未使用”を
設定時)は、“A”状態304と“禁止割込み”状態3
07、及び“禁止”状態302と“A割込み”状態30
9が、互いに同じタイミングで遷移する。同様にEP_Bの
み使用時は、“B”状態305と“禁止割込み”状態3
06、及び“禁止”状態303と“B割込み”状態30
8が、互いに同じタイミングで遷移する。
【0015】図4は本発明のUSB装置のEP_A104を
用いた第一の送信制御方法を示すフローチャート、図5
は本発明のUSB装置のEP_B105を用いた第二の送信
制御方法を示すフローチャートである。第一及び第二の
送信制御方法は異なる処理対象を同じ手順で処理してい
るので、以下、図4に示した第一の送信制御方法につい
てのみ説明する。
【0016】S400でエンドポイントEP_A104を使
用する前に、エンドポイントEP_B105が使用中か否か
を確認する。EP_B105が使用中の場合は“B割込み”
状態308(“禁止”状態303)まで待つか、又は、EP
_B設定レジスタ201が“未使用”の場合S401へ移
る。S401でEP_A設定レジスタ200に“送信”を設
定し、“A割込み”状態309まで待ち(S402)、
S403へ移る。S403でAデータをFIFO100
に書込み、S404で送受信完了フラグ101を“密”
に設定する。S405でAデータが終わりか判断し、終
わりならS406へ移り、終わりでないならS402へ
戻る。S406でEP_B105が使用中の場合は“B割込
み”状態308(“禁止”状態303)まで待つか、又
は、EP_B設定レジスタ201が“未使用”の場合S40
7へ移る。S407ではAデータの送信が終了している
ため、EP_A設定レジスタ200に“未使用”を設定す
る。以上で第一の送信制御の処理を終える。
【0017】さらに、USB装置の送信制御方法につい
て、USB装置の動作を交えて説明する。まず、EP_B1
05を使用中(第二の制御方法処理中)にAデータの送信
要求が発生した場合、第一の制御方法が呼出される。こ
の時、EP_B105は使用中であるために送受信完了フラ
グが変化する度に”B”状態305と”禁止”状態30
3、及び”禁止”状態306と”B割込み”状態308
をそれぞれ遷移している。ここで、”B”状態305
と”禁止割込み”状態306、及び”禁止”状態303
と”B割込み”状態308は互いに同じタイミングで遷
移する。
【0018】次に、B割込みの発生を待つ。それぞれの
状態が”禁止”状態303及び”B割込み”状態30
8、すなわちB割込み発生状態になると次の処理に移
る。この時、第一及び第二の制御方法が待ち状態である
が、Aデータの送信要求が発生しているので、第一の制
御方法が優先して処理を行う。
【0019】次に、EP_A設定レジスタ200に“送信”
を設定する。この設定により、次の送受信完了フラグの
変化時には現在の状態である”禁止”状態303及び”
B割込み”状態308からそれぞれ”B”状態305
と”禁止割込み”状態307に遷移する。また、この設
定により、第一と第二の優先順位が同位になる。この
時、まだB割込み発生状態であるため、第二の制御方法
の処理に移り、Bデータを送信する。
【0020】次に、A割込み発生を待つ。Bデータの送
信が完了すると同時に送受信完了フラグ101が“空”
となり、A割込み発生状態である”A割込み”状態30
9及び”禁止”状態303になる。
【0021】次に、AデータをFIFO100に書込
み、送受信完了フラグ101を“密”に設定する。この
設定により、”A”状態304と”禁止割込み”状態3
06に遷移する。この遷移により、FIFO100に書
込まれたAデータはEP_A104から送信される。
【0022】次に、Aデータが終わりか判断し、終わり
ならS406へ移り、終わりでないならS402へ戻
る。Aデータが終わりなら、第一の制御方法の処理の優
先順位を第二の制御方法の処理より上にする。
【0023】次に、B割込みの発生を待つ。それぞれの
状態がB割込み発生の状態である”禁止”状態302及
び”B割込み”状態308になると次の処理に移る。こ
の時、第一及び第二の制御方法が待ち状態であるが、A
データが終了しているため、第一の制御方法が優先して
処理を行う。
【0024】次に、Aデータの送信が終了したために、
EP_A設定レジスタ200に“未使用”を設定し、第一の
制御方法の処理を終える。この設定により、次の送受信
完了フラグの変化時には現在の状態である”禁止”状態
302及び”B割込み”状態308からそれぞれ”B”
状態305と”禁止割込み”状態306に遷移する。ま
た、この設定により、第一と第二の優先順位が同位にな
る。
【0025】以上のように本実施形態によれば、設定レ
ジスタ200及び201に“送信”を設定した時、EP
識別信号出力装置202及びFIFO使用許可割込み発
生装置203の状態が一定方向に遷移することで、Aデ
ータ及びBデータを均一に送信する事ができる。また、
エンドポイントの使用許可毎に、割込みを発生させるた
め、USB装置の制御が他のエンドポイントを気にする
ことなく簡単にできる。
【0026】(実施の形態2)実施の形態2においても、
USB装置及びエンドポイント識別制御装置は、それぞ
れ図1及び図2に示した構成を用いる。
【0027】図6は設定レジスタ200及び201に
“受信”を設定する時のEP識別信号出力装置202の
出力及びFIFO使用許可割込み発生装置203から発
生する割込み要因の状態遷移図を示すものである。図6
において、600はEP識別信号出力装置202の出力
の状態遷移図、601はEP使用許可割込み発生装置2
03の割込要因の状態遷移図、602はEP_A104を指
定する“A”を出力している状態、603はEP_B105
を指定する“B”を出力している状態、604及び60
5はEP_A104とEP_B105の両方の使用を禁止する
“禁止”を出力している状態、606はEP_B105用の
データ(以後Bデータ)のFIFOからの読込みを許可す
る“B割込み”要因の状態、607はEP_A104用のデ
ータ(以後Aデータ)のFIFOからの読込みを許可する
“A割込み”の要因の状態、608及び609はFIF
Oの使用を禁止する“禁止割込み”要因の状態である。
また、600及び601の全ての状態遷移の条件は図3
に示したEP識別信号出力装置300及びFIFO使用
許可割込み発生装置301と同様に送受信完了フラグ1
01の変化時(“空”→“密”又は“密”→“空”)であ
る。また、EP識別信号が“禁止”状態604と割込み
要因が“B割込み”状態606、及びEP識別信号が
“A”状態602と割込み要因が“禁止割込み”状態6
08、及びEP識別信号が“禁止”状態605と割込み
要因が“A割込み”状態607、及び EP識別信号が
“B”状態603と割込み要因が“禁止割込み”状態6
09は、互いに同じタイミングで遷移する。また、EP_A
のみ使用時(EP_A設定レジスタ200に“受信”、EP_B
設定レジスタ201に“未使用”を設定時)は、“禁
止”状態604と“A割込み”状態607、及び“A”
状態602と“禁止割込み”状態609がそれぞれ同じ
タイミングで遷移する。同様にEP_Bのみ使用時は、“禁
止”状態605と“A割込み”状態606、及び“B”
状態603と“禁止割込み”状態608がそれぞれ同じ
タイミングで遷移する。
【0028】図7は本発明のUSB装置のEP_A104を
用いた第一の受信制御方法を示すフローチャート、図8
は本発明のUSB装置のEP_B105を用いた第二の受信
制御方法を示すフローチャートである。第一及び第二の
受信制御方法は異なる処理対象を同じ手順で処理してい
るので、以下、図7に示した第一の受信制御方法につい
て説明する。
【0029】S700でエンドポイントEP_Aを使用する
前に、EP_B105が使用中か否かを確認する。EP_B10
5が使用中の場合は、“B割込み”状態606(“禁
止”状態605)まで待つか、又は、EP_B設定レジスタ
201が“未使用”の場合S701へ移る。S701で
EP_A設定レジスタ200に“受信”を設定し、“A割込
み”状態S607まで待ち(S702)、S703へ移
る。S703でAデータをFIFO100から読込み、
S704で送受信完了フラグ101を“空”に設定す
る。S705でAデータが終わりか判断し、終わりなら
S706へ移り、終わりでないならS702へ戻る。S
706でEP_B105を使用中の場合は“B割込み”状態
606(“禁止”状態605)まで待つか、又は、EP_B設
定レジスタ201が“未使用”の場合S707へ移る。
S707ではAデータの送信が終了しているため、EP_A
設定レジスタ200に“未使用”を設定する。以上で第
一の受信制御の処理を終える。
【0030】さらに、USB装置の受信制御方法につい
て、USB装置の動作を交えて説明する。まず、EP_B1
05を使用中(第二の制御方法処理中)にAデータの受信
要求が発生した場合、第一の制御方法が呼出される。こ
の時、EP_B105は使用中であるために送受信完了フラ
グが変化する度に”禁止”状態605と”B”状態60
3、及び”B割込み”状態606と”禁止割込み”状態
608をそれぞれ遷移している。ここで、”禁止”状態
605と”B割込み”状態606、及び”B”状態60
3と”禁止割込み”状態608は同じタイミングで遷移
する。
【0031】次に、B割込みの発生を待つ。それぞれの
状態がB割込み発生状態である”禁止”状態605及
び”B割込み”状態606になると次の処理に移る。こ
の時、第一及び第二の制御方法が待ち状態であるが、A
データの受信要求が発生しているので、第一の制御方法
が優先して処理を行う。
【0032】次に、EP_A設定レジスタ200に“受信”
を設定する。この設定により、次の送受信完了フラグの
変化時には現在の状態である”禁止”状態605及び”
B割込み”状態606からそれぞれ”A”状態602
と”禁止割込み”状態608に遷移する。また、この設
定により、第一と第二の優先順位が同位になる。この
時、まだB割込み発生状態であるため、第二の制御方法
の処理に移り、Bデータを受信する。
【0033】次に、A割込み発生を待つ。Aデータの受
信が完了すると同時に送受信完了フラグ101が“密”
となり、A割込み発生状態である”禁止”状態605及
び”A割込み”状態607になる。
【0034】次に、AデータをFIFO100から読込
み、送受信完了フラグ101を“空”に設定する。この
設定により、”B”状態603と”禁止割込み”状態6
09に遷移する。この遷移により、BデータはEP_B10
5からFIFO100に受信される。
【0035】次に、Aデータが終わりか判断し、終わり
ならS706へ移り、終わりでないならS702へ戻
る。Aデータが終わりなら、第一の制御方法の処理の優
先順位を第二の制御方法の処理より上にする。
【0036】次に、B割込みの発生を待つ。それぞれの
状態がB割込み発生の状態である”禁止”状態604
び”B割込み”状態606になると次の処理に移る。こ
の時、第一及び第二の制御方法が待ち状態であるが、A
データが終了しているため、第一の制御方法が優先して
処理を行う。
【0037】次に、Aデータの受信が終了したために、
EP_A設定レジスタ200に“未使用”を設定し、第一の
制御方法の処理を終える。この設定により、次の送受信
完了フラグの変化時には現在の状態である”禁止”状態
604及び”B割込み”状態606からそれぞれ”B”
状態603と”禁止割込み”状態608に遷移する。ま
た、この設定により、第一と第二の優先順位が同位にな
る。
【0038】以上のように本実施形態によれば、設定レ
ジスタ200及び201に“受信”を設定した時、EP
識別信号出力装置202及びFIFO使用許可割込み発
生装置203の状態が一定方向に遷移することで、Aデ
ータ及びBデータを均一に受信する事ができる。また、
エンドポイントの使用許可毎に、割込みを発生させるた
め、USB装置の制御が他のエンドポイントを気にする
ことなく簡単にできる。
【0039】なお、以上説明した実施の形態ではエンド
ポイントを二つとしたがそれ以上を用いるようにしても
良い。また、実施の形態では各エンドポイントにおいて
片側送信→両方送信→片側送信と片側受信→両方受信→
片側受信としたが、それぞれ“送信”、“受信”、“未
使用”を任意に用いても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、複数のエンドポイント
に対して送受信されるデータを1つのバッファに格納す
る構成により少ないハードウエア資源でUSB装置を構
成することができる。また、複数のエンドポイントから
使用可能なエンドポイントを識別する識別制御装置を備
えることにより、1つのバッファで複数のエンドポイン
トに対してデータを送受信する際の制御を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のUSB装置を示すブロッ
ク図。
【図2】図1のEP識別信号制御装置を示すブロック
図。
【図3】図2のEP識別信号出力装置及びFIFO使用
許可割込み発生装置の出力状態の遷移を示す図。
【図4】本発明の一実施形態のUSB装置の動作を説明
をするためのフローチャート。
【図5】本発明の一実施形態のUSB装置の動作を説明
をするためのフローチャート。
【図6】図2のEP識別信号出力装置及びFIFO使用
許可割込み発生装置の出力状態の遷移を示す図。
【図7】本発明の一実施形態のUSB装置の動作を説明
をするためのフローチャート。
【図8】本発明の一実施形態のUSB装置の動作を説明
をするためのフローチャート。
【図9】従来のUSB装置を示すブロック図。
【符号の説明】
100 FIFO 101 送信完了フラグ 102 応答不可能信号発生装置 103 EP識別信号制御装置 104 第一のエンドポイント 105 第二のエンドポイント 106 選択装置 107 インターフェース 200、201 設定レジスタ 202 EP識別信号出力装置 203 FIFO使用許可割込み発生装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 USB機器に設けられた複数のエンドポ
    イントを介して通信相手との間でデータを送受信するU
    SB装置において、 前記データを格納する1つのバッファと、 前記複数のエンドポイントから使用可能なエンドポイン
    トを識別する識別信号を出力する識別制御装置と、を有
    し、 使用可能なエンドポイントに対して前記データを送受信
    することを特徴とするUSB装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファに格納されるデータの有無
    を示す送受信完了フラグにより前記データの送受信の完
    了を検出する送受信完了フラグ検出手段と、 前記識別信号に基づいて前記複数のエンドポイントから
    使用可能なエンドポイントを選択する選択装置と、を有
    し、 前記識別制御装置が、前記送受信完了フラグの変化毎に
    前記識別信号を出力するよう設定可能とすることを特徴
    とする請求項1記載のUSB装置。
  3. 【請求項3】 前記選択装置により選択されたエンドポ
    イント以外のエンドポイントを介して前記通信相手に対
    して送受信不可能を伝える応答不可能信号を発生する応
    答不可能信号発生装置を備えることを特徴とする請求項
    2記載のUSB装置。
  4. 【請求項4】 前記バッファが送受信データを入力順に
    出力するFIFOであり、前記送受信完了フラグが該F
    IFOに格納された送信データが出力される毎に変化す
    ること及び該FIFOに受信データが入力される毎に変
    化することを特徴とする請求項2記載のUSB装置。
  5. 【請求項5】 前記識別制御装置が、前記送受信完了フ
    ラグの変化毎に使用可能なエンドポイントを順次切り替
    えて選択するための識別信号を出力することを特徴とす
    る請求項2記載のUSB装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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