JP2002055687A - 音楽ファイル送受信システム - Google Patents
音楽ファイル送受信システムInfo
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- JP2002055687A JP2002055687A JP2000244801A JP2000244801A JP2002055687A JP 2002055687 A JP2002055687 A JP 2002055687A JP 2000244801 A JP2000244801 A JP 2000244801A JP 2000244801 A JP2000244801 A JP 2000244801A JP 2002055687 A JP2002055687 A JP 2002055687A
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- Japan
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- music file
- file
- music
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Abstract
(57)【要約】
【課題】確実かつ短時間に音楽ファイルの内容を確認す
ることができる音楽ファイル送受信システムの提供。 【解決手段】 このような状況において、ユーザーX
は端末コンピュータ23を利用して、音楽ファイルサー
バ25に対して曲名「xxx」の楽曲のサビファイルを送
るように要求する。要求を受けた音楽ファイルサーバ
25は、曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイルからサビ部
分のみを抽出し当該楽曲のサビファイルを生成する。
音楽ファイルサーバ25は、生成したサビファイルを端
末コンピュータ23へ送信する。端末コンピュータ2
3で受信したサビファイルを再生する。これにより、
ユーザーXは曲名「xxx」の楽曲が希望する楽曲である
か否かを容易に判断することができる。
ることができる音楽ファイル送受信システムの提供。 【解決手段】 このような状況において、ユーザーX
は端末コンピュータ23を利用して、音楽ファイルサー
バ25に対して曲名「xxx」の楽曲のサビファイルを送
るように要求する。要求を受けた音楽ファイルサーバ
25は、曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイルからサビ部
分のみを抽出し当該楽曲のサビファイルを生成する。
音楽ファイルサーバ25は、生成したサビファイルを端
末コンピュータ23へ送信する。端末コンピュータ2
3で受信したサビファイルを再生する。これにより、
ユーザーXは曲名「xxx」の楽曲が希望する楽曲である
か否かを容易に判断することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽ファイルの送
受信に関するものであり、特に音楽ファイルの一部を送
信するものに関する。
受信に関するものであり、特に音楽ファイルの一部を送
信するものに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネットワーク、特にインターネッ
トを介した音楽配信が行われている。このようなネット
ワークを介した音楽配信は次のようにして行われてい
る。
トを介した音楽配信が行われている。このようなネット
ワークを介した音楽配信は次のようにして行われてい
る。
【0003】まず、音楽ファイルをダウンロードしよう
とするユーザーは、目的とする音楽ファイルが、どの場
所(例えば、URLやサイト名)に存在するのかを知る必
要がある。音楽ファイルが存在する場所を知るために
は、音楽ファイル専用サーチエンジンや音楽専門誌等を
活用することが一般的である。つまり、楽曲名やアーテ
ィスト名等の楽曲に関する書誌的事項から、目的とする
楽曲の音楽ファイルが存在する場所を検索する。
とするユーザーは、目的とする音楽ファイルが、どの場
所(例えば、URLやサイト名)に存在するのかを知る必
要がある。音楽ファイルが存在する場所を知るために
は、音楽ファイル専用サーチエンジンや音楽専門誌等を
活用することが一般的である。つまり、楽曲名やアーテ
ィスト名等の楽曲に関する書誌的事項から、目的とする
楽曲の音楽ファイルが存在する場所を検索する。
【0004】目的とする音楽ファイルが存在する場所が
分かれば、その場所にアクセスし、音楽ファイルをコン
ピュータやデジタル音楽再生装置(例えば、mp3再生装
置)等にダウンロードする。そして、ダウンロードした
音楽ファイルをコンピュータおよびデジタル音楽再生装
置で再生して楽しむ。
分かれば、その場所にアクセスし、音楽ファイルをコン
ピュータやデジタル音楽再生装置(例えば、mp3再生装
置)等にダウンロードする。そして、ダウンロードした
音楽ファイルをコンピュータおよびデジタル音楽再生装
置で再生して楽しむ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記音楽配信
方法には、次のような問題点がある。ユーザはダウンロ
ードを希望する曲の書誌的事項を知らない場合がある。
このような場合には、試行錯誤で希望する曲を探し出す
しかなく、時間的にも手続き的にも無駄が生ずる。
方法には、次のような問題点がある。ユーザはダウンロ
ードを希望する曲の書誌的事項を知らない場合がある。
このような場合には、試行錯誤で希望する曲を探し出す
しかなく、時間的にも手続き的にも無駄が生ずる。
【0006】そこで、本発明は、書誌的事項が不明確で
あっても、確実かつ短時間に音楽ファイルの内容を確認
することができる音楽ファイル送受信システムを提供す
ることを目的とする。
あっても、確実かつ短時間に音楽ファイルの内容を確認
することができる音楽ファイル送受信システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
本発明にかかる音楽ファイル送受信システムでは、ネッ
トワークを介して接続された第1の通信装置と第2の通
信装置との間で、時間の経過にともなう音の連続的な変
化を記録した音楽ファイルのやりとりを行う音楽ファイ
ル送受信システムにおいて、第2の通信装置は、音楽フ
ァイルと、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファ
イルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルを音楽
ファイルから特定する特定情報と、を有しており、第1
の通信装置が、特徴音楽ファイルを要求する要求信号を
送信し、第2の通信装置が当該要求信号を受信すると、
第2の通信装置は、特定情報に基づいて、音楽ファイル
から特徴音楽ファイルを生成し、第1の通信装置へ送信
する。
本発明にかかる音楽ファイル送受信システムでは、ネッ
トワークを介して接続された第1の通信装置と第2の通
信装置との間で、時間の経過にともなう音の連続的な変
化を記録した音楽ファイルのやりとりを行う音楽ファイ
ル送受信システムにおいて、第2の通信装置は、音楽フ
ァイルと、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファ
イルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルを音楽
ファイルから特定する特定情報と、を有しており、第1
の通信装置が、特徴音楽ファイルを要求する要求信号を
送信し、第2の通信装置が当該要求信号を受信すると、
第2の通信装置は、特定情報に基づいて、音楽ファイル
から特徴音楽ファイルを生成し、第1の通信装置へ送信
する。
【0008】これにより、音楽ファイルの書誌的事項が
明確には分からない場合であっても、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分が分かれば、確実かつ短時間に音楽
ファイルの内容を確認することができる。
明確には分からない場合であっても、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分が分かれば、確実かつ短時間に音楽
ファイルの内容を確認することができる。
【0009】また、第2の通信装置において、特徴音楽
ファイルを予め生成し、有しておく必要がないので、第
2の通信装置の記憶容量を有効に利用することができ
る。
ファイルを予め生成し、有しておく必要がないので、第
2の通信装置の記憶容量を有効に利用することができ
る。
【0010】さらに、第2の通信装置は、第1の通信装
置に対して、音楽ファイルの特徴的部分である特徴音楽
ファイルを送信する。したがって、通信量を減少させる
ことができ、ひいては通信回線の効率利用を図ることが
できる。
置に対して、音楽ファイルの特徴的部分である特徴音楽
ファイルを送信する。したがって、通信量を減少させる
ことができ、ひいては通信回線の効率利用を図ることが
できる。
【0011】(2)本発明にかかる音楽ファイル送受信
システムでは、特徴音楽ファイルは、音楽ファイルのサ
ビ部分によって構成されている。これにより、音楽ファ
イルの内容の確認をサビ部分によって行うことができ
る。したがって、確実かつ短時間に音楽ファイルの内容
を確認することができる。
システムでは、特徴音楽ファイルは、音楽ファイルのサ
ビ部分によって構成されている。これにより、音楽ファ
イルの内容の確認をサビ部分によって行うことができ
る。したがって、確実かつ短時間に音楽ファイルの内容
を確認することができる。
【0012】(3)本発明にかかる音楽ファイル送信装
置では、ネットワークを介して接続された他の通信装置
に対して、時間の経過にともなう音の連続的な変化を記
録した音楽ファイルの送信を行う音楽ファイル送信装置
において、音楽ファイルと、音楽ファイルの一部であっ
て、当該音楽ファイルの内容の特徴的部分である特徴音
楽ファイルを音楽ファイルから特定する特定情報と、を
有しており、他の通信装置からの特徴音楽ファイルを要
求する要求信号を受信すると、特定情報に基づいて、音
楽ファイルから特徴音楽ファイルを生成し、他の通信装
置へ送信する。
置では、ネットワークを介して接続された他の通信装置
に対して、時間の経過にともなう音の連続的な変化を記
録した音楽ファイルの送信を行う音楽ファイル送信装置
において、音楽ファイルと、音楽ファイルの一部であっ
て、当該音楽ファイルの内容の特徴的部分である特徴音
楽ファイルを音楽ファイルから特定する特定情報と、を
有しており、他の通信装置からの特徴音楽ファイルを要
求する要求信号を受信すると、特定情報に基づいて、音
楽ファイルから特徴音楽ファイルを生成し、他の通信装
置へ送信する。
【0013】これにより、音楽ファイルの書誌的事項が
明確には分からない場合であっても、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分が分かれば、確実かつ短時間に音楽
ファイルの内容を確認することができる。
明確には分からない場合であっても、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分が分かれば、確実かつ短時間に音楽
ファイルの内容を確認することができる。
【0014】また、特徴音楽ファイルを予め生成し、有
しておく必要がないので、当該音楽ファイル送信装置の
記憶容量を有効に利用することができる。
しておく必要がないので、当該音楽ファイル送信装置の
記憶容量を有効に利用することができる。
【0015】さらに、当該音楽ファイル送信装置は、音
楽ファイルの特徴的部分である特徴音楽ファイルを送信
する。したがって、通信量を減少させることができ、ひ
いては通信回線の効率利用を図ることができる。
楽ファイルの特徴的部分である特徴音楽ファイルを送信
する。したがって、通信量を減少させることができ、ひ
いては通信回線の効率利用を図ることができる。
【0016】(4)本発明にかかる記録媒体は、他の通
信装置から送られてきたデータを再生する処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であ
って、当該プログラムは、画面上に特徴音楽ファイル獲
得ボタンを表示し、特徴音楽ファイル獲得ボタンが選択
されると、他の通信装置に対して要求信号を発信し、当
該要求信号に基づき他の通信装置から送られてきたデー
タを、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルとして再生
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
である。
信装置から送られてきたデータを再生する処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であ
って、当該プログラムは、画面上に特徴音楽ファイル獲
得ボタンを表示し、特徴音楽ファイル獲得ボタンが選択
されると、他の通信装置に対して要求信号を発信し、当
該要求信号に基づき他の通信装置から送られてきたデー
タを、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファイル
の内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルとして再生
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
である。
【0017】これにより、特徴音楽ファイルを容易に再
生することができる。したがって、確実かつ短時間に音
楽ファイルの内容を確認することができる。
生することができる。したがって、確実かつ短時間に音
楽ファイルの内容を確認することができる。
【0018】(5)本発明にかかる時系データ簡易確認
方法は、人間の感覚で判断できる特徴量の大きさが時間
の経過にともない連続して変化する時系データを記録し
たファイルを確認する時系データ簡易確認方法におい
て、時系データと、時系データの一部であって、当該時
系データの内容の特徴的部分である特徴時系データを時
系データから特定する特定情報と、が記録されており、
特徴時系データを要求すると、特定情報に基づいて、時
系データから特徴時系データを生成し、生成した特徴時
系データを確認させるために出力すること、を特徴とす
る。
方法は、人間の感覚で判断できる特徴量の大きさが時間
の経過にともない連続して変化する時系データを記録し
たファイルを確認する時系データ簡易確認方法におい
て、時系データと、時系データの一部であって、当該時
系データの内容の特徴的部分である特徴時系データを時
系データから特定する特定情報と、が記録されており、
特徴時系データを要求すると、特定情報に基づいて、時
系データから特徴時系データを生成し、生成した特徴時
系データを確認させるために出力すること、を特徴とす
る。
【0019】これにより、特徴時系データから、対応す
る時系データの内容を、確実かつ短時間に確認すること
ができる。
る時系データの内容を、確実かつ短時間に確認すること
ができる。
【0020】ここで、請求項の構成要素と実施形態の構
成要素との対応関係について説明する。第1の通信装置
は端末コンピュータ23およびストリームデータ再生装
置1000に、第2の通信装置は音楽ファイルサーバ2
5およびサーバ100に、音楽ファイルはオリジナルフ
ァイルに、特徴音楽ファイルはサビ抜きファイルに、特
定情報はサビ部分特定情報に、要求信号はサビ抜きファ
イル要求信号に、特徴音楽ファイル獲得ボタンはサビボ
タンB3a、B3b、B3cに、時系データはオリジナ
ルファイルに、特徴時系データはサビ抜きファイルに、
それぞれ対応する。
成要素との対応関係について説明する。第1の通信装置
は端末コンピュータ23およびストリームデータ再生装
置1000に、第2の通信装置は音楽ファイルサーバ2
5およびサーバ100に、音楽ファイルはオリジナルフ
ァイルに、特徴音楽ファイルはサビ抜きファイルに、特
定情報はサビ部分特定情報に、要求信号はサビ抜きファ
イル要求信号に、特徴音楽ファイル獲得ボタンはサビボ
タンB3a、B3b、B3cに、時系データはオリジナ
ルファイルに、特徴時系データはサビ抜きファイルに、
それぞれ対応する。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態] 1.機能ブロック図 本発明にかかる音楽ファイル送受信システムの第1の実
施形態における機能ブロック図を図1に示す。音楽ファ
イル送受信システム1は、第1の通信装置3および第2
の通信装置5を有している。
施形態における機能ブロック図を図1に示す。音楽ファ
イル送受信システム1は、第1の通信装置3および第2
の通信装置5を有している。
【0022】音楽ファイル送受信システム1は、ネット
ワークを介して接続された第1の通信装置3と第2の通
信装置5との間で、時間の経過にともなう音の連続的な
変化を記録した音楽ファイルのやりとりを行う音楽ファ
イル送受信システムである。
ワークを介して接続された第1の通信装置3と第2の通
信装置5との間で、時間の経過にともなう音の連続的な
変化を記録した音楽ファイルのやりとりを行う音楽ファ
イル送受信システムである。
【0023】また、第2の通信装置5は、音楽ファイル
と、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファイルの
内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルを音楽ファイ
ルから特定する特定情報と、を有している。
と、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファイルの
内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルを音楽ファイ
ルから特定する特定情報と、を有している。
【0024】さらに、音楽ファイル送受信システム1で
は、第1の通信装置3が、特徴音楽ファイルを要求する
要求信号を送信し、第2の通信装置5が当該要求信号を
受信すると、第2の通信装置5は、特定情報に基づい
て、音楽ファイルから特徴音楽ファイルを生成し、第1
の通信装置3へ送信する。
は、第1の通信装置3が、特徴音楽ファイルを要求する
要求信号を送信し、第2の通信装置5が当該要求信号を
受信すると、第2の通信装置5は、特定情報に基づい
て、音楽ファイルから特徴音楽ファイルを生成し、第1
の通信装置3へ送信する。
【0025】さらに、第2の通信装置が生成する特徴音
楽ファイルは、音楽ファイルのサビ部分によって構成さ
れている。
楽ファイルは、音楽ファイルのサビ部分によって構成さ
れている。
【0026】さらに、第1の通信装置3は、第2の通信
装置5から送られてきたデータを再生する処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムに基づいて稼働してい
る。なお、このプログラムは、画面上に特徴音楽ファイ
ル獲得ボタンを表示し、特徴音楽ファイル獲得ボタンが
選択されると、他の通信装置に対して要求信号を発信
し、当該要求信号に基づき他の通信装置から送られてき
たデータを、音楽ファイルの一部であって、当該音楽フ
ァイルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルとし
て再生する処理をコンピュータに実行させるものであ
る。
装置5から送られてきたデータを再生する処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムに基づいて稼働してい
る。なお、このプログラムは、画面上に特徴音楽ファイ
ル獲得ボタンを表示し、特徴音楽ファイル獲得ボタンが
選択されると、他の通信装置に対して要求信号を発信
し、当該要求信号に基づき他の通信装置から送られてき
たデータを、音楽ファイルの一部であって、当該音楽フ
ァイルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルとし
て再生する処理をコンピュータに実行させるものであ
る。
【0027】これにより、確実かつ短時間に音楽ファイ
ルの内容を確認することができる音楽ファイル送受信シ
ステムを提供することができる。
ルの内容を確認することができる音楽ファイル送受信シ
ステムを提供することができる。
【0028】2.音楽ファイル送受信システム1の概要 音楽ファイル送受信システム1の概要を図2に示す。音
楽ファイル送受信システム1は、第1の通信装置である
端末コンピュータ23および第2の通信装置である音楽
ファイルサーバ25を有している。また、端末コンピュ
ータ23と音楽ファイルサーバ25とは、ネットワーク
であるインターネットを介して接続されている。
楽ファイル送受信システム1は、第1の通信装置である
端末コンピュータ23および第2の通信装置である音楽
ファイルサーバ25を有している。また、端末コンピュ
ータ23と音楽ファイルサーバ25とは、ネットワーク
であるインターネットを介して接続されている。
【0029】ここでは、以下の状況下で、ユーザXが
音楽ファイル送受信システム1を利用する場合について
説明する。ユーザXが、あるコマーシャルにおいて使用
されている楽曲Aが気に入り、楽曲Aをインターネット
を利用してダウンロードしようと考えた。しかし、ユー
ザーXは楽曲Aのサビ部分は知っているが、その曲名や
歌手名が分からない。ユーザーXは、インターネット検
索等を利用し、その結果、「前記サビ部分を有する楽曲
Aの曲名が「xxx」であるらしい」という情報およびそ
の推測した楽曲のインターネット上の存在アドレスを入
手した。
音楽ファイル送受信システム1を利用する場合について
説明する。ユーザXが、あるコマーシャルにおいて使用
されている楽曲Aが気に入り、楽曲Aをインターネット
を利用してダウンロードしようと考えた。しかし、ユー
ザーXは楽曲Aのサビ部分は知っているが、その曲名や
歌手名が分からない。ユーザーXは、インターネット検
索等を利用し、その結果、「前記サビ部分を有する楽曲
Aの曲名が「xxx」であるらしい」という情報およびそ
の推測した楽曲のインターネット上の存在アドレスを入
手した。
【0030】このような状況において、ユーザーXは
端末コンピュータ23を利用して、音楽ファイルサーバ
25に対して曲名「xxx」の楽曲のサビファイルを送る
ように要求する。
端末コンピュータ23を利用して、音楽ファイルサーバ
25に対して曲名「xxx」の楽曲のサビファイルを送る
ように要求する。
【0031】要求を受けた音楽ファイルサーバ25
は、曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイルからサビ部分の
みを抽出し当該楽曲のサビファイルを生成する。
は、曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイルからサビ部分の
みを抽出し当該楽曲のサビファイルを生成する。
【0032】音楽ファイルサーバ25は、生成したサ
ビファイルを端末コンピュータ23へ送信する。
ビファイルを端末コンピュータ23へ送信する。
【0033】端末コンピュータ23で受信したサビフ
ァイルを再生する。
ァイルを再生する。
【0034】これにより、ユーザーXは曲名「xxx」
の楽曲が希望する楽曲であるか否かを容易に判断するこ
とができる。
の楽曲が希望する楽曲であるか否かを容易に判断するこ
とができる。
【0035】受信したサビファイルを再生した結果、
希望する楽曲であると確認できたときは、この楽曲の全
データを送信するように要求する。
希望する楽曲であると確認できたときは、この楽曲の全
データを送信するように要求する。
【0036】音楽ファイルサーバ25は、曲名「xx
x」の楽曲の音楽ファイルを端末コンピュータ23へ送
信する。
x」の楽曲の音楽ファイルを端末コンピュータ23へ送
信する。
【0037】このように、音楽ファイルサーバ25が端
末コンピュータ23に曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイ
ルを全て送信する前に、曲名「xxx」の楽曲のサビファ
イルのみを送信して、ユーザーXが当該サビ部分を確認
することによって、曲名「xxx」の楽曲の全データをダ
ウンロードすることなく、当該楽曲が所望の楽曲である
か否かを容易かつ正確に判断することができる。
末コンピュータ23に曲名「xxx」の楽曲の音楽ファイ
ルを全て送信する前に、曲名「xxx」の楽曲のサビファ
イルのみを送信して、ユーザーXが当該サビ部分を確認
することによって、曲名「xxx」の楽曲の全データをダ
ウンロードすることなく、当該楽曲が所望の楽曲である
か否かを容易かつ正確に判断することができる。
【0038】3.ハードウェア構成 次に、端末コンピュータ23および音楽ファイルサーバ
25のハードウェア構成を図3および図4に基づいて説
明する。
25のハードウェア構成を図3および図4に基づいて説
明する。
【0039】図3に端末コンピュータ23のハードウェ
ア構成を示す。端末コンピュータ23は、CPU23
a、メモリ23b、ハードディスクドライブ23c(以
下、HDD23cとする。)、送受信回路23d、CD
−ROMドライブ23e、キーボード23f、マウス2
3g、ディスプレイ23h、D/A変換部23i、増幅
器23jおよびスピーカ23kを有している。
ア構成を示す。端末コンピュータ23は、CPU23
a、メモリ23b、ハードディスクドライブ23c(以
下、HDD23cとする。)、送受信回路23d、CD
−ROMドライブ23e、キーボード23f、マウス2
3g、ディスプレイ23h、D/A変換部23i、増幅
器23jおよびスピーカ23kを有している。
【0040】CPU23aは、HDD23cに記憶され
ている端末コンピュータ用プログラムに基づいて、各部
の動作を制御する。この端末コンピュータ用プログラム
は、CD−ROMドライブ23eを介して、CD−RO
M等の記録媒体から端末コンピュータ23へインストー
ルしたものである。なお、端末コンピュータ用プログラ
ムは、通信回線を用いてダウンロードし、端末コンピュ
ータ23へインストールするようにしてもよい。
ている端末コンピュータ用プログラムに基づいて、各部
の動作を制御する。この端末コンピュータ用プログラム
は、CD−ROMドライブ23eを介して、CD−RO
M等の記録媒体から端末コンピュータ23へインストー
ルしたものである。なお、端末コンピュータ用プログラ
ムは、通信回線を用いてダウンロードし、端末コンピュ
ータ23へインストールするようにしてもよい。
【0041】図4に音楽ファイルサーバ25のハードウ
ェア構成を示す。音楽ファイルサーバ25は、CPU2
5a、メモリ25b、ハードディスクドライブ25c
(以下、HDD25cとする。)、送受信回路25d、
CD−ROMドライブ25e、キーボード25f、マウ
ス25g、およびディスプレイ25hを有している。
ェア構成を示す。音楽ファイルサーバ25は、CPU2
5a、メモリ25b、ハードディスクドライブ25c
(以下、HDD25cとする。)、送受信回路25d、
CD−ROMドライブ25e、キーボード25f、マウ
ス25g、およびディスプレイ25hを有している。
【0042】CPU25aは、HDD25cに記憶され
ている音楽ファイルサーバ用プログラムに基づいて、各
部の動作を制御する。この音楽ファイルサーバ用プログ
ラムは、CD−ROMドライブ25eを介して、CD−
ROM等の記録媒体から音楽ファイルサーバ25へイン
ストールしたものである。なお、音楽ファイルサーバ用
プログラムは、通信回線を用いてダウンロードし、音楽
ファイルサーバ25へインストールするようにしてもよ
い。
ている音楽ファイルサーバ用プログラムに基づいて、各
部の動作を制御する。この音楽ファイルサーバ用プログ
ラムは、CD−ROMドライブ25eを介して、CD−
ROM等の記録媒体から音楽ファイルサーバ25へイン
ストールしたものである。なお、音楽ファイルサーバ用
プログラムは、通信回線を用いてダウンロードし、音楽
ファイルサーバ25へインストールするようにしてもよ
い。
【0043】本実施形態においては、端末コンピュータ
用プログラムおよび音楽ファイルサーバ用プログラムを
CD−ROMから端末コンピュータ23および音楽ファ
イルサーバ25へインストールするようにしている。し
かし、CD−ROMドライブ23e、25eを介して、
CD−ROMから直接的に各プログラムを実行するよう
にしてもよい。
用プログラムおよび音楽ファイルサーバ用プログラムを
CD−ROMから端末コンピュータ23および音楽ファ
イルサーバ25へインストールするようにしている。し
かし、CD−ROMドライブ23e、25eを介して、
CD−ROMから直接的に各プログラムを実行するよう
にしてもよい。
【0044】なお、端末コンピュータ用プログラムおよ
び音楽ファイルサーバ用プログラムとしては、インスト
ール即実行可能な形式となっているもの、および、圧縮
等によって他の形式となっており実行可能な形式とする
には変換等の処理が必要なものを含む。また、各プログ
ラム単独で実行可能なもの、および、他のモジュールと
の連携によって実行可能となるものも含む。
び音楽ファイルサーバ用プログラムとしては、インスト
ール即実行可能な形式となっているもの、および、圧縮
等によって他の形式となっており実行可能な形式とする
には変換等の処理が必要なものを含む。また、各プログ
ラム単独で実行可能なもの、および、他のモジュールと
の連携によって実行可能となるものも含む。
【0045】HDD25cには、音楽ファイルおよび音
楽ファイルサビ部分を特定するためのサビ部分特定情報
が記録されている。この音楽ファイルおよびサビ部分特
定情報について、以下において説明する。
楽ファイルサビ部分を特定するためのサビ部分特定情報
が記録されている。この音楽ファイルおよびサビ部分特
定情報について、以下において説明する。
【0046】4.音楽ファイルおよびサビ部分特定情報 音楽ファイルのデータ構造を図5に示す。本実施形態に
おける音楽ファイルは、RIFFフォーマットのウェーブフ
ァイル(以下、WAVファイルとする。)とする。
おける音楽ファイルは、RIFFフォーマットのウェーブフ
ァイル(以下、WAVファイルとする。)とする。
【0047】このWAVファイルは、ヘッダ部H1、音声
データ部D1およびフッタ部F1を有している。RIFFフ
ォーマットでは、ヘッダ部H1に44バイトが必要であ
る。ヘッダ部H1には、WAVファイルの全データサイ
ズ、音声データの最後のアドレス等の情報が含まれてい
る。
データ部D1およびフッタ部F1を有している。RIFFフ
ォーマットでは、ヘッダ部H1に44バイトが必要であ
る。ヘッダ部H1には、WAVファイルの全データサイ
ズ、音声データの最後のアドレス等の情報が含まれてい
る。
【0048】音声データ部D1には、音声データが記録
されている。WAVファイルの音声データをサンプリング
周波数44.1kHz、16bitのステレオPCM音
源であるとする。この場合、音声データの単位時間あた
りのデータ量は、44.1k*2ch*2Byte=1764
00Byte/secとなる。今、ある楽曲Aの演奏時間が5分
であるとすると、この楽曲のWAVファイルにおける音声
データ量は、52.92Mバイト(52920000バ
イト)となる。
されている。WAVファイルの音声データをサンプリング
周波数44.1kHz、16bitのステレオPCM音
源であるとする。この場合、音声データの単位時間あた
りのデータ量は、44.1k*2ch*2Byte=1764
00Byte/secとなる。今、ある楽曲Aの演奏時間が5分
であるとすると、この楽曲のWAVファイルにおける音声
データ量は、52.92Mバイト(52920000バ
イト)となる。
【0049】フッタ部F1は、通常のフッタ情報に加え
て、楽曲のサビ部分を特定するためのサビ部分特定情報
を有している。今、楽曲Aのサビ部分が再生開始から1
分0秒(アドレス$A17FED)から1分10秒(アドレス$
BC6A8C)までの10秒間であったとする。この場合、サ
ビ部分特定情報には、サビ部分の開始アドレス($A17FE
D)および終了アドレス($BC6A8C)が含まれる。
て、楽曲のサビ部分を特定するためのサビ部分特定情報
を有している。今、楽曲Aのサビ部分が再生開始から1
分0秒(アドレス$A17FED)から1分10秒(アドレス$
BC6A8C)までの10秒間であったとする。この場合、サ
ビ部分特定情報には、サビ部分の開始アドレス($A17FE
D)および終了アドレス($BC6A8C)が含まれる。
【0050】なお、サビ部分特定情報としては、32バ
イトが割り当てられる。したがって、今、通常のフッタ
情報に100バイトが割り当てられているとすると、フ
ッタ部F1には、132バイトが割り当てられることと
なる。
イトが割り当てられる。したがって、今、通常のフッタ
情報に100バイトが割り当てられているとすると、フ
ッタ部F1には、132バイトが割り当てられることと
なる。
【0051】したがって、楽曲AのWAVファイルの総デ
ータ量(ヘッダ部H1+音声データ部D1+フッタ部F
1)は、計52920176バイトとなる。
ータ量(ヘッダ部H1+音声データ部D1+フッタ部F
1)は、計52920176バイトとなる。
【0052】このように、本実施形態におけるWAVファ
イルは、フッタ部F1において、通常のフッタ情報にサ
ビ部分特定情報を付加しただけである。つまり、元々の
WAVファイルには何ら影響を与えることなく、サビ部分
特定情報を付加するだけで簡単に本実施形態におけるWA
Vファイルを生成することができる。
イルは、フッタ部F1において、通常のフッタ情報にサ
ビ部分特定情報を付加しただけである。つまり、元々の
WAVファイルには何ら影響を与えることなく、サビ部分
特定情報を付加するだけで簡単に本実施形態におけるWA
Vファイルを生成することができる。
【0053】次に、前記サビ部分特定情報に基づいて、
生成されるサビ抜きファイルのデータ構造を説明する。
図5におけるサビ部分(アドレス$A17FED〜アドレス$BC
6A8C)の音声データを有するサビ抜きファイルのデータ
構造を、図6に示す。サビ抜きファイルは、ヘッダ部H
3、サビ部分音声データ部D3およびフッタ部F3から
構成されている。
生成されるサビ抜きファイルのデータ構造を説明する。
図5におけるサビ部分(アドレス$A17FED〜アドレス$BC
6A8C)の音声データを有するサビ抜きファイルのデータ
構造を、図6に示す。サビ抜きファイルは、ヘッダ部H
3、サビ部分音声データ部D3およびフッタ部F3から
構成されている。
【0054】ヘッダ部H3のデータ量は、図5における
音楽ファイルと同様に44バイトである。図6における
サビ部分音声データ部D3は、図5におけるサビ部分
(アドレス$A17FED〜アドレス$BC6A8C)の音声データに
よって構成されている。したがって、当該サビ部分音声
データ部D3のデータ量は1764000バイトとな
る。
音楽ファイルと同様に44バイトである。図6における
サビ部分音声データ部D3は、図5におけるサビ部分
(アドレス$A17FED〜アドレス$BC6A8C)の音声データに
よって構成されている。したがって、当該サビ部分音声
データ部D3のデータ量は1764000バイトとな
る。
【0055】フッタ部F3は、サビ抜きファイルを生成
する元となったWAVファイル(以下、オリジナルファイ
ルという。)のインターネット上でのURLを有してい
る。また、オリジナルファイルのダウンロードの際の認
証および課金のためのカギ情報、オリジナルファイルの
ダウンロードの実行もしくは非実行を表すフラグ等の情
報も有している。このため、フッタ部F3のデータ量
は、200バイトとしている。
する元となったWAVファイル(以下、オリジナルファイ
ルという。)のインターネット上でのURLを有してい
る。また、オリジナルファイルのダウンロードの際の認
証および課金のためのカギ情報、オリジナルファイルの
ダウンロードの実行もしくは非実行を表すフラグ等の情
報も有している。このため、フッタ部F3のデータ量
は、200バイトとしている。
【0056】5.フローチャート 端末コンピュータ用プログラムおよび音楽ファイルサー
バ用プログラムによる処理を図7に示すフローチャート
に基づいて説明する。なお、以下においては、音声デー
タとして楽曲のサビ部分のみを有しているファイルをサ
ビ抜きファイルと、またサビ抜きファイルの元となった
音楽ファイルをオリジナルファイルと呼ぶこととする。
バ用プログラムによる処理を図7に示すフローチャート
に基づいて説明する。なお、以下においては、音声デー
タとして楽曲のサビ部分のみを有しているファイルをサ
ビ抜きファイルと、またサビ抜きファイルの元となった
音楽ファイルをオリジナルファイルと呼ぶこととする。
【0057】5.1. サビ抜きファイルの要求 本実施形態においては、ユーザーは楽曲に関するオリジ
ナルファイルおよびサビ抜きファイルのダウンロードを
ウェブ上で行うことができる。この際、ユーザーは、端
末コンピュータ用プログラムを起動する。そして、ユー
ザーは、楽曲をダウンロードすることができるサイトの
URLを指定する。これにより、端末コンピュータ23
は、音楽ファイルサーバ25にアクセス可能となる。
ナルファイルおよびサビ抜きファイルのダウンロードを
ウェブ上で行うことができる。この際、ユーザーは、端
末コンピュータ用プログラムを起動する。そして、ユー
ザーは、楽曲をダウンロードすることができるサイトの
URLを指定する。これにより、端末コンピュータ23
は、音楽ファイルサーバ25にアクセス可能となる。
【0058】音楽ファイルサーバ25は、所定のデータ
を端末コンピュータ23へ送信する。このデータを受信
した端末コンピュータ23のCPU23aは、ディスプ
レイ23h上に、図8に示すような画面を表示する。
を端末コンピュータ23へ送信する。このデータを受信
した端末コンピュータ23のCPU23aは、ディスプ
レイ23h上に、図8に示すような画面を表示する。
【0059】ディスプレイには、ダウンロードすること
ができる楽曲名を表示する楽曲名表示部A1、各楽曲の
オリジナルファイル全てをダウンロードすることができ
るまるごとボタンB1a、B1b、B1c・・・および
サビ部分のみによって構成されるサビ抜きファイルをダ
ウンロードすることができるサビボタンB3a、B3
b、B3c・・・が表示される。
ができる楽曲名を表示する楽曲名表示部A1、各楽曲の
オリジナルファイル全てをダウンロードすることができ
るまるごとボタンB1a、B1b、B1c・・・および
サビ部分のみによって構成されるサビ抜きファイルをダ
ウンロードすることができるサビボタンB3a、B3
b、B3c・・・が表示される。
【0060】ここで、ユーザーは、各楽曲のオリジナル
ファイル全てのダウンロードを希望する場合には、各楽
曲に対応した「まるごとボタン」B1a、B1b、B1
cを選択すればよい。一方、サビ部分のみのダウンロー
ドを希望する場合には、「サビボタン」B3a、B3
b、B3cを選択すればよい。なお、各ボタンの選択に
は、キーボード23fもしくはマウス23gを使用す
る。
ファイル全てのダウンロードを希望する場合には、各楽
曲に対応した「まるごとボタン」B1a、B1b、B1
cを選択すればよい。一方、サビ部分のみのダウンロー
ドを希望する場合には、「サビボタン」B3a、B3
b、B3cを選択すればよい。なお、各ボタンの選択に
は、キーボード23fもしくはマウス23gを使用す
る。
【0061】端末コンピュータ23のCPU23aは、
ユーザーからサビ抜きファイルのダウンロード指示があ
ったか否か、つまり「サビボタン」B3a、B3b、B
3cが選択されたか否かを判断している(図7:S70
1)。
ユーザーからサビ抜きファイルのダウンロード指示があ
ったか否か、つまり「サビボタン」B3a、B3b、B
3cが選択されたか否かを判断している(図7:S70
1)。
【0062】「サビボタン」B3a、B3b、B3cの
いずれかが選択されれば、CPU23aは、ユーザーか
らサビ抜きファイルのダウロード指示があったものと判
断し、サビ抜きファイル要求信号を、音楽ファイルサー
バ25に対して送信する(S703)。
いずれかが選択されれば、CPU23aは、ユーザーか
らサビ抜きファイルのダウロード指示があったものと判
断し、サビ抜きファイル要求信号を、音楽ファイルサー
バ25に対して送信する(S703)。
【0063】一方、「まるごとボタン」B1a、B1
b、B1cのいずれかが選択された場合には、ユーザー
からオリジナルファイルのダウロード指示があったもの
と判断し(S702)、通常通り、オリジナルファイル
の受信処理を行う(S717、S719、S721、S
723)。なお、オリジナルファイルの受信処理につい
ては、後述する。
b、B1cのいずれかが選択された場合には、ユーザー
からオリジナルファイルのダウロード指示があったもの
と判断し(S702)、通常通り、オリジナルファイル
の受信処理を行う(S717、S719、S721、S
723)。なお、オリジナルファイルの受信処理につい
ては、後述する。
【0064】5.2. サビ抜きファイルの生成および送信 音楽ファイルサーバ25は、サビ抜きファイル要求信号
を受信したか否かを判断している(S705)。サビ抜
きファイル要求信号を受信すると、オリジナルファイル
に基づいてサビ抜きファイルの生成を行う(S70
7)。サビ抜きファイルの生成処理の詳細フローチャー
トを、図9に示す。
を受信したか否かを判断している(S705)。サビ抜
きファイル要求信号を受信すると、オリジナルファイル
に基づいてサビ抜きファイルの生成を行う(S70
7)。サビ抜きファイルの生成処理の詳細フローチャー
トを、図9に示す。
【0065】音楽ファイルサーバ25のCPU25a
は、サビ抜きファイル要求信号を受けると、HDD25
cから楽曲Aのオリジナルファイルを抽出する(図9S
901)。具体的には、楽曲Aのオリジナルファイルを
メモリ25bに記憶する。
は、サビ抜きファイル要求信号を受けると、HDD25
cから楽曲Aのオリジナルファイルを抽出する(図9S
901)。具体的には、楽曲Aのオリジナルファイルを
メモリ25bに記憶する。
【0066】そして、CPU25aは、オリジナルファ
イルのフッタ部F1をチェックし、サビ部分特定情報が
あるか否かを判断する(S903)。サビ部分特定情報
が存在すれば、CPU25aはその内容を解析する(S
905)。そして、CPU25aは、サビ部分特定情報
に基づいて、サビ抜きファイルのフッタ情報、データ情
報およびヘッダ情報を作成する。具体的には、CPU2
5aは、オリジナルファイルからサビ部分を抽出するこ
とにより、サビ部分音声データ部D3を生成する(S9
06)。また、予めハードディスク25cに記憶してい
るオリジナルファイルが存在するアドレスに関する情
報、および課金の際のカギ情報等をフッタ部F3に付加
することによって、フッタ部F3を生成する(S90
7)。通常通りのヘッダ生成処理を行い、ヘッダ部H3
を生成する(S908)。
イルのフッタ部F1をチェックし、サビ部分特定情報が
あるか否かを判断する(S903)。サビ部分特定情報
が存在すれば、CPU25aはその内容を解析する(S
905)。そして、CPU25aは、サビ部分特定情報
に基づいて、サビ抜きファイルのフッタ情報、データ情
報およびヘッダ情報を作成する。具体的には、CPU2
5aは、オリジナルファイルからサビ部分を抽出するこ
とにより、サビ部分音声データ部D3を生成する(S9
06)。また、予めハードディスク25cに記憶してい
るオリジナルファイルが存在するアドレスに関する情
報、および課金の際のカギ情報等をフッタ部F3に付加
することによって、フッタ部F3を生成する(S90
7)。通常通りのヘッダ生成処理を行い、ヘッダ部H3
を生成する(S908)。
【0067】そして、CPU25aは、ヘッダ部H3、
サビ部分音声データ部D3およびフッタ部F3を統合し
て、サビ抜きファイルを生成する(S909)。
サビ部分音声データ部D3およびフッタ部F3を統合し
て、サビ抜きファイルを生成する(S909)。
【0068】なお、ステップS903において、サビ部
分特定情報が存在しなければ、サビ抜きファイルが生成
できない旨のエラーメッセージを表示するためのエラー
メッセージ信号を、CPU25aは、端末コンピュータ
23へ送信する処理を行う(S911)。端末コンピュ
ータ23のCPU23aは、このエラーメッセージ信号
を受信すると、ディスプレイ23h上にエラーメッセー
ジを表示する。
分特定情報が存在しなければ、サビ抜きファイルが生成
できない旨のエラーメッセージを表示するためのエラー
メッセージ信号を、CPU25aは、端末コンピュータ
23へ送信する処理を行う(S911)。端末コンピュ
ータ23のCPU23aは、このエラーメッセージ信号
を受信すると、ディスプレイ23h上にエラーメッセー
ジを表示する。
【0069】図7ステップS707の処理が終了する
と、CPU25aは、生成したサビ抜きファイルを端末
コンピュータ23へ送信する(図7S709)。
と、CPU25aは、生成したサビ抜きファイルを端末
コンピュータ23へ送信する(図7S709)。
【0070】端末コンピュータ23のCPU23aは、
サビ抜きファイルを受信すると(S711)、自動的に
サビ抜きファイルの形式(本実施形態においては、WAV
ファイル)の音楽データを再生するアプリケーションプ
ログラムを起動して、サビ抜きファイルを再生する(S
713)。端末コンピュータ23のユーザーは、この再
生されたサビを聞くことによって、楽曲Aが自らが意図
するものであるか否かを判断することができる。
サビ抜きファイルを受信すると(S711)、自動的に
サビ抜きファイルの形式(本実施形態においては、WAV
ファイル)の音楽データを再生するアプリケーションプ
ログラムを起動して、サビ抜きファイルを再生する(S
713)。端末コンピュータ23のユーザーは、この再
生されたサビを聞くことによって、楽曲Aが自らが意図
するものであるか否かを判断することができる。
【0071】5.3 オリジナルファイルのダウンロード サビの再生が終了すると、端末コンピュータ23のCP
U23aは、オリジナルファイルのダウンロードを行う
か否かの判断処理を行う(S715)。この時、CPU
23aは、サビ抜きファイルのフッタ部F3が有する情
報またはプログラムに基づいて、ディスプレイ23hに
図10に示すような確認ボックスC1を表示する。
U23aは、オリジナルファイルのダウンロードを行う
か否かの判断処理を行う(S715)。この時、CPU
23aは、サビ抜きファイルのフッタ部F3が有する情
報またはプログラムに基づいて、ディスプレイ23hに
図10に示すような確認ボックスC1を表示する。
【0072】確認ボックスC1は、再生したサビファイ
ルのオリジナルファイルのダウンロードを行うことを指
示する「はい」ボタンB5およびオリジナルファイルの
ダウンロードを行わないことを指示する「いいえ」ボタ
ンB7を有している。
ルのオリジナルファイルのダウンロードを行うことを指
示する「はい」ボタンB5およびオリジナルファイルの
ダウンロードを行わないことを指示する「いいえ」ボタ
ンB7を有している。
【0073】ユーザーがオリジナルファイルのダウンロ
ードを希望しない場合には、ユーザーは、キーボード2
3fもしくはマウス23gを利用して、「いいえ」ボタ
ンB7を選択すればよい。一方、ユーザーがオリジナル
ファイルのダウンロードを希望する場合には、ユーザー
は、「はい」ボタンB5を選択すればよい。
ードを希望しない場合には、ユーザーは、キーボード2
3fもしくはマウス23gを利用して、「いいえ」ボタ
ンB7を選択すればよい。一方、ユーザーがオリジナル
ファイルのダウンロードを希望する場合には、ユーザー
は、「はい」ボタンB5を選択すればよい。
【0074】CPU23aは、「いいえ」ボタンB7が
選択されたと判断した場合には、楽曲のダウンロード処
理を終了する。一方、CPU23aは、「はい」ボタン
B5が選択されたと判断した場合には、サビ抜きファイ
ルのフッタ部F3に存在する課金プログラムにしたがっ
て、課金処理を開始する。
選択されたと判断した場合には、楽曲のダウンロード処
理を終了する。一方、CPU23aは、「はい」ボタン
B5が選択されたと判断した場合には、サビ抜きファイ
ルのフッタ部F3に存在する課金プログラムにしたがっ
て、課金処理を開始する。
【0075】この課金処理には、インターネットを介し
た通信販売で利用されているクレジットカードを用いた
代金支払方法を採用している。CPU23aは、ユーザ
ー名、クレジットカードの番号等のユーザー情報を入力
するためのダイアログを開き、ユーザーから当該ユーザ
ー情報を獲得する。そして、CPU23aは、これらの
情報に基づいて、課金処理を行う。
た通信販売で利用されているクレジットカードを用いた
代金支払方法を採用している。CPU23aは、ユーザ
ー名、クレジットカードの番号等のユーザー情報を入力
するためのダイアログを開き、ユーザーから当該ユーザ
ー情報を獲得する。そして、CPU23aは、これらの
情報に基づいて、課金処理を行う。
【0076】なお、課金方法としては、一般的にインタ
ーネットで使用されているものであれば、どれを利用し
てもよい。事前に氏名やクレジットカードの番号等を登
録した後、ユーザーIDを付与し、課金の際にこのユー
ザーIDを利用するようにしてもよい。
ーネットで使用されているものであれば、どれを利用し
てもよい。事前に氏名やクレジットカードの番号等を登
録した後、ユーザーIDを付与し、課金の際にこのユー
ザーIDを利用するようにしてもよい。
【0077】課金処理が終了すると、CPU23aは、
オリジナルファイルのダウンロードを示すオリジナルフ
ァイル要求信号を送信する(図7S717)。音楽ファ
イルサーバ25のCPU25aは、オリジナルファイル
要求信号を受信したか否かを判断している(S71
9)。CPU25aは、オリジナルファイル要求信号を
受信したと判断した場合には、オリジナルファイルの送
信を行う(S721)。
オリジナルファイルのダウンロードを示すオリジナルフ
ァイル要求信号を送信する(図7S717)。音楽ファ
イルサーバ25のCPU25aは、オリジナルファイル
要求信号を受信したか否かを判断している(S71
9)。CPU25aは、オリジナルファイル要求信号を
受信したと判断した場合には、オリジナルファイルの送
信を行う(S721)。
【0078】端末コンピュータ23は、オリジナルファ
イルを受信すると(S723)、HDD23c等に保存
する(S725)。
イルを受信すると(S723)、HDD23c等に保存
する(S725)。
【0079】6.まとめ このような音楽ファイル送受信システムを利用すること
によって、以下に示すような効果を得ることができる。
によって、以下に示すような効果を得ることができる。
【0080】ネットワーク上から楽曲を検索する際に、
楽曲名やアーティスト名等の書誌的事項が分からず、サ
ビから受ける曲の感じや歌手の声の感じ等から、アーテ
ィスト名や楽曲名等を類推し、検索を行わなければなら
ない場合であっても、容易に目的とする楽曲であるか否
かを判断することができる。
楽曲名やアーティスト名等の書誌的事項が分からず、サ
ビから受ける曲の感じや歌手の声の感じ等から、アーテ
ィスト名や楽曲名等を類推し、検索を行わなければなら
ない場合であっても、容易に目的とする楽曲であるか否
かを判断することができる。
【0081】さらに、目的とする楽曲に対して自らが有
する情報がコマーシャルで聞いたサビだけである場合で
も、楽曲のサビ部分を聞くことができるので、楽曲が自
らの意図したものであるか否かを容易に判断することが
できる。
する情報がコマーシャルで聞いたサビだけである場合で
も、楽曲のサビ部分を聞くことができるので、楽曲が自
らの意図したものであるか否かを容易に判断することが
できる。
【0082】さらに、サビ抜きファイルはサビ部分によ
って構成されているので、楽曲が自らが意図するもので
あるか否かを容易に判断することができる。
って構成されているので、楽曲が自らが意図するもので
あるか否かを容易に判断することができる。
【0083】特に、テレビ番組のコマーシャル等に使用
された楽曲がヒットする場合が少なくない。かかるコマ
ーシャルでは、楽曲の中で特に印象的な部分(いわゆる
サビ部分)が使用される。このような現状において、コ
マーシャルに使用されている楽曲を気に入った視聴者
は、コマーシャルで聞いたサビを頼りに楽曲を探さなけ
ればならない。このようにユーザが、サビ部分しか知ら
ない場合であっても、無駄なファイルをダウンロードす
ることなく、当該サビ部分を有する楽曲データをダウン
ロードすることができる。
された楽曲がヒットする場合が少なくない。かかるコマ
ーシャルでは、楽曲の中で特に印象的な部分(いわゆる
サビ部分)が使用される。このような現状において、コ
マーシャルに使用されている楽曲を気に入った視聴者
は、コマーシャルで聞いたサビを頼りに楽曲を探さなけ
ればならない。このようにユーザが、サビ部分しか知ら
ない場合であっても、無駄なファイルをダウンロードす
ることなく、当該サビ部分を有する楽曲データをダウン
ロードすることができる。
【0084】[第2の実施形態] 1.ストリームデータ再生システムの概要 前述の第1の実施形態においては、音楽ファイル送受信
システムについて説明したが、このシステムをストリー
ムデータ再生システムに適用することにより、ユーザー
は、サビ部分を聞きながら、気に入ったものがあれば、
その場で購入することができるストリームデータ再生シ
ステムを提供することができる。
システムについて説明したが、このシステムをストリー
ムデータ再生システムに適用することにより、ユーザー
は、サビ部分を聞きながら、気に入ったものがあれば、
その場で購入することができるストリームデータ再生シ
ステムを提供することができる。
【0085】かかるストリームデータ再生システムの概
要を図11に示す。サーバ100およびストリームデー
タ再生装置1000は、ネットワークを介して接続され
ている。ストリームデータ再生装置1000のユーザー
は、自らの好みの楽曲等をサーバ100に登録してお
く。サーバ100は、ユーザーが登録した情報に基づい
て他のサーバから楽曲を収集し、ストリームデータ再生
装置1000に対して配信する。
要を図11に示す。サーバ100およびストリームデー
タ再生装置1000は、ネットワークを介して接続され
ている。ストリームデータ再生装置1000のユーザー
は、自らの好みの楽曲等をサーバ100に登録してお
く。サーバ100は、ユーザーが登録した情報に基づい
て他のサーバから楽曲を収集し、ストリームデータ再生
装置1000に対して配信する。
【0086】2.ハードウェア構成 図11に示すサーバ100のハードウェア構成について
図12を用いて説明する。図12は、サーバ100をC
PUを用いて実現したハードウェア構成の一例である。
図12を用いて説明する。図12は、サーバ100をC
PUを用いて実現したハードウェア構成の一例である。
【0087】サーバ100は、CPU230、メモリ2
70、ハードディスク260、CRT300、CDD
(CDROMドライブ)250、キーボード280、マ
ウス310、通信ボード320およびバスライン290
を備えている。CPU230は、ハードディスク260
に記憶されたプログラムにしたがいバスライン290を
介して、各部を制御する。
70、ハードディスク260、CRT300、CDD
(CDROMドライブ)250、キーボード280、マ
ウス310、通信ボード320およびバスライン290
を備えている。CPU230は、ハードディスク260
に記憶されたプログラムにしたがいバスライン290を
介して、各部を制御する。
【0088】これらのプログラムは、CDD250を介
して、プログラムが記憶されたCDROM250aから
読み出されてハードディスク260にインストールされ
たものである。なお、CDROM以外に、フレキシブル
ディスク(FD)、ICカード等のプログラムを実体的
に一体化したコンピュータ可読の記録媒体から、ハード
ディスクにインストールさせるようにしてもよい。さら
に、通信回線を用いてダウンロードするようにしてもよ
い。
して、プログラムが記憶されたCDROM250aから
読み出されてハードディスク260にインストールされ
たものである。なお、CDROM以外に、フレキシブル
ディスク(FD)、ICカード等のプログラムを実体的
に一体化したコンピュータ可読の記録媒体から、ハード
ディスクにインストールさせるようにしてもよい。さら
に、通信回線を用いてダウンロードするようにしてもよ
い。
【0089】本実施形態においては、プログラムをCD
ROMからハードディスク260にインストールさせる
ことにより、CDROMに記憶させたプログラムを間接
的にコンピュータに実行させるようにしている。しか
し、これに限定されることなく、CDROMに記憶させ
たプログラムをCDD250から直接的に実行するよう
にしてもよい。なお、コンピュータによって、実行可能
なプログラムとしては、そのままのインストールするだ
けで直接実行可能なものはもちろん、一旦他の形態等に
変換が必要なもの(例えば、データ圧縮されているもの
を、解凍する等)、さらには、他のモジュール部分と組
合して実行可能なものも含む。
ROMからハードディスク260にインストールさせる
ことにより、CDROMに記憶させたプログラムを間接
的にコンピュータに実行させるようにしている。しか
し、これに限定されることなく、CDROMに記憶させ
たプログラムをCDD250から直接的に実行するよう
にしてもよい。なお、コンピュータによって、実行可能
なプログラムとしては、そのままのインストールするだ
けで直接実行可能なものはもちろん、一旦他の形態等に
変換が必要なもの(例えば、データ圧縮されているもの
を、解凍する等)、さらには、他のモジュール部分と組
合して実行可能なものも含む。
【0090】ハードディスク260には、プログラム記
憶部260p、ユーザ別収集条件記憶部260k、ユーザ
別ストリームデータ記憶部260uおよびストリームサ
ーバ記憶部260sを有する。
憶部260p、ユーザ別収集条件記憶部260k、ユーザ
別ストリームデータ記憶部260uおよびストリームサ
ーバ記憶部260sを有する。
【0091】ユーザ別収集条件記憶部260kには、各
ユーザが好みの曲をユーザ別ストリームデータ記憶部2
60uに記憶させておくための選別条件が記憶されてい
る。ユーザ別収集条件記憶部260kのデータ構造を図
14に示す。このように、各ユーザ毎に、カスタマイズ
カテゴリ名、優先順位重み、複数の検索条件(この場
合、検索条件1〜4)および検索処理式1、2が記憶さ
れている。
ユーザが好みの曲をユーザ別ストリームデータ記憶部2
60uに記憶させておくための選別条件が記憶されてい
る。ユーザ別収集条件記憶部260kのデータ構造を図
14に示す。このように、各ユーザ毎に、カスタマイズ
カテゴリ名、優先順位重み、複数の検索条件(この場
合、検索条件1〜4)および検索処理式1、2が記憶さ
れている。
【0092】ユーザ別ストリームデータ記憶部260u
は、ユーザ毎に所定の記憶容量が割り当てられており、
前記選別条件に合致するユーザ毎の音楽ファイルである
ストリームデータおよび管理データテーブルを記憶す
る。かかるストリームデータおよび管理データテーブル
について、図15を用いて説明する。本実施形態におい
ては、ストリームデータとして音楽データを採用した。
なお、本実施形態においては、第1の実施形態と同様
に、図5に示す音楽ファイルをストリームデータとして
いる。
は、ユーザ毎に所定の記憶容量が割り当てられており、
前記選別条件に合致するユーザ毎の音楽ファイルである
ストリームデータおよび管理データテーブルを記憶す
る。かかるストリームデータおよび管理データテーブル
について、図15を用いて説明する。本実施形態におい
ては、ストリームデータとして音楽データを採用した。
なお、本実施形態においては、第1の実施形態と同様
に、図5に示す音楽ファイルをストリームデータとして
いる。
【0093】一方、管理データテーブルは、前記ストリ
ームデータの管理をするデータであり、図15に示すよ
うに、ファイル名、ファイル存在アドレス、データ量、
更新日時、カテゴリ情報、ファイル情報、配信日時、配
信ステータスが記憶される。
ームデータの管理をするデータであり、図15に示すよ
うに、ファイル名、ファイル存在アドレス、データ量、
更新日時、カテゴリ情報、ファイル情報、配信日時、配
信ステータスが記憶される。
【0094】なお、ストリームデータは、後述するよう
に、配信完了すると削除されるが、管理データテーブル
は、一旦配信したストリームデータについても記憶して
いる。かかる意義については後述する。
に、配信完了すると削除されるが、管理データテーブル
は、一旦配信したストリームデータについても記憶して
いる。かかる意義については後述する。
【0095】なお、本実施形態においては、ユーザ毎の
所定の記憶容量を1GBとした。
所定の記憶容量を1GBとした。
【0096】また、ハードディスク260のストリーム
データサーバ記憶部260sには、図16に示すよう
に、前記検索条件に基づいて、ストリームデータを収集
する対象サーバが記憶されている。かかる対象サーバ
は、例えば、ストリームデータの種類に応じて、検索エ
ンジン等で検索するようにすればよい。
データサーバ記憶部260sには、図16に示すよう
に、前記検索条件に基づいて、ストリームデータを収集
する対象サーバが記憶されている。かかる対象サーバ
は、例えば、ストリームデータの種類に応じて、検索エ
ンジン等で検索するようにすればよい。
【0097】図13にストリームデータ再生装置100
0のハードウェア構成を示す。ストリームデータ再生装
置1000は、CPU1230、RAM1270、RO
M1250、再生部1280、通信ボード1320、操
作部1350、液晶表示部1300およびバスライン1
290を備えている。CPU1230は、ROM125
0に記憶されたプログラムにしたがいバスライン129
0を介して、各部を制御する。
0のハードウェア構成を示す。ストリームデータ再生装
置1000は、CPU1230、RAM1270、RO
M1250、再生部1280、通信ボード1320、操
作部1350、液晶表示部1300およびバスライン1
290を備えている。CPU1230は、ROM125
0に記憶されたプログラムにしたがいバスライン129
0を介して、各部を制御する。
【0098】これらのプログラムは、あらかじめROM
1250に記憶されているが、通信ボード1320を介
して、ROM1250にダウンロードするようにしても
よい。
1250に記憶されているが、通信ボード1320を介
して、ROM1250にダウンロードするようにしても
よい。
【0099】再生部1280にはスピーカ129が接続
されており、再生されたストリームデータは音声信号と
してスピーカから出力される。操作部1350はストリ
ームデータの再生、スキップ、停止、音量調整などの命
令を入力する。
されており、再生されたストリームデータは音声信号と
してスピーカから出力される。操作部1350はストリ
ームデータの再生、スキップ、停止、音量調整などの命
令を入力する。
【0100】ストリームデータの再生はROM1250
に記憶された再生プログラム(図示せず)によってCP
U1230によって、実行される。
に記憶された再生プログラム(図示せず)によってCP
U1230によって、実行される。
【0101】ハードディスク1260には、サーバ10
0から送信されたストリームデータを記録することがで
きる。
0から送信されたストリームデータを記録することがで
きる。
【0102】3.フローチャート 次に、サーバ100のハードディスク260のプログラ
ム記憶部260pに記憶されている各種のプログラムに
よる処理について説明する。
ム記憶部260pに記憶されている各種のプログラムに
よる処理について説明する。
【0103】まず、収集処理について図17を用いて説
明する。CPU230は、あるユーザについて、ユーザ
別ストリームデータ記憶部260uに所定容量以上の空
き容量があるか否か判断する(ステップS100)。空
き容量がない場合は当該ユーザについての収集処理は終
了する。
明する。CPU230は、あるユーザについて、ユーザ
別ストリームデータ記憶部260uに所定容量以上の空
き容量があるか否か判断する(ステップS100)。空
き容量がない場合は当該ユーザについての収集処理は終
了する。
【0104】一方、空き容量がある場合には、CPU2
30は、サーバ番号iを初期化し(ステップS20
0)、当該ユーザの選別条件を読み出す(ステップS3
00)。CPU230はサーバ番号i、この場合サーバ
番号1で特定されるサーバにアクセスする(ステップS
400)。そして、合致するものがあるか否か判断する
(ステップS500)。例えば、当該サーバに記憶され
ているストリームデータをオープンして、ヘッダ領域か
らフッタ領域に記憶された特性データを読み出し、ステ
ップS300にて読み出した選別条件と合致するか否か
判断すればよい。
30は、サーバ番号iを初期化し(ステップS20
0)、当該ユーザの選別条件を読み出す(ステップS3
00)。CPU230はサーバ番号i、この場合サーバ
番号1で特定されるサーバにアクセスする(ステップS
400)。そして、合致するものがあるか否か判断する
(ステップS500)。例えば、当該サーバに記憶され
ているストリームデータをオープンして、ヘッダ領域か
らフッタ領域に記憶された特性データを読み出し、ステ
ップS300にて読み出した選別条件と合致するか否か
判断すればよい。
【0105】CPU230は、選別条件に合致するスト
リームデータがあれば、既に当該ユーザのユーザ別スト
リームデータ記憶部260uの管理データテーブルに存
在するか否か判断する(ステップS600)。既に前記
管理データテーブルに存在する場合には、当該ミュージ
ックサイトのうち、他のストリームデータについてステ
ップS500の処理を繰り返す。当該ユーザの管理デー
タテーブルに存在しないストリームデータについては、
ユーザ別ストリームデータ記憶部260uに記憶する
(ステップS700)。具体的には管理データテーブル
に追加されるとともに、ストリームデータを記憶すれば
よい。ここで記憶された各ストリームデータが、第1の
実施形態におけるオリジナルファイルに相当する。
リームデータがあれば、既に当該ユーザのユーザ別スト
リームデータ記憶部260uの管理データテーブルに存
在するか否か判断する(ステップS600)。既に前記
管理データテーブルに存在する場合には、当該ミュージ
ックサイトのうち、他のストリームデータについてステ
ップS500の処理を繰り返す。当該ユーザの管理デー
タテーブルに存在しないストリームデータについては、
ユーザ別ストリームデータ記憶部260uに記憶する
(ステップS700)。具体的には管理データテーブル
に追加されるとともに、ストリームデータを記憶すれば
よい。ここで記憶された各ストリームデータが、第1の
実施形態におけるオリジナルファイルに相当する。
【0106】そして、ステップS100の判断を行い、
空き容量がなくなるまで、収集処理を行う。
空き容量がなくなるまで、収集処理を行う。
【0107】なお、ステップS500にて、選別条件に
合致するストリームデータがない場合には、CPU23
0は、図16に示すアクセス対象の全サーバについて、
検討済みか否か判断する(図17ステップS110
0)。全サーバについて、検討済みでない場合には、サ
ーバ番号iをインクリメントし、ステップS400以下
の処理を実行する。
合致するストリームデータがない場合には、CPU23
0は、図16に示すアクセス対象の全サーバについて、
検討済みか否か判断する(図17ステップS110
0)。全サーバについて、検討済みでない場合には、サ
ーバ番号iをインクリメントし、ステップS400以下
の処理を実行する。
【0108】一方、全サーバについて検討済みである場
合には、CPU230は、検索条件を変更する(ステッ
プS1500)。例えば、検索処理式2の「配信ステー
タス『完了』のものは、記録しない」という選別条件を
「配信ステータス『完了』のものでも、配信から3日以
上経過していれば、記録する」というように変更すれば
よい。かかる検索処理式2としては、あらかじめ登録し
ておき、いずれかを選択するようにすればよい。例え
ば、他の「配信ステータス『完了』のものでも記録す
る」等である。
合には、CPU230は、検索条件を変更する(ステッ
プS1500)。例えば、検索処理式2の「配信ステー
タス『完了』のものは、記録しない」という選別条件を
「配信ステータス『完了』のものでも、配信から3日以
上経過していれば、記録する」というように変更すれば
よい。かかる検索処理式2としては、あらかじめ登録し
ておき、いずれかを選択するようにすればよい。例え
ば、他の「配信ステータス『完了』のものでも記録す
る」等である。
【0109】上記収集処理を全ユーザについて実行す
る。これにより、全ユーザについて、ユーザ別ストリー
ムデータ記憶部260uに所定容量のストリームデータ
が蓄積される。
る。これにより、全ユーザについて、ユーザ別ストリー
ムデータ記憶部260uに所定容量のストリームデータ
が蓄積される。
【0110】次に、配信処理について図18を用いて説
明する。ユーザは、ストリームデータ再生装置1000
の操作部1350(図13参照)から再生命令を与え
る。ストリームデータ再生装置1000のCPU123
0は、ユーザより再生命令があるか否か判断しており
(図18ステップS3100)、再生命令が与えられる
と、CPU1230は通信ボード1320(図13参
照)を介して、サーバ100に配信要求を送信する(ス
テップS3300)。
明する。ユーザは、ストリームデータ再生装置1000
の操作部1350(図13参照)から再生命令を与え
る。ストリームデータ再生装置1000のCPU123
0は、ユーザより再生命令があるか否か判断しており
(図18ステップS3100)、再生命令が与えられる
と、CPU1230は通信ボード1320(図13参
照)を介して、サーバ100に配信要求を送信する(ス
テップS3300)。
【0111】サーバ100のCPU230(図12参
照)は配信要求があるか否か判断しており(ステップS
2100)、配信要求があると、ユーザ別ストリームデ
ータ記憶部260uの管理データテーブル更新日時(図
15参照)を参照して、記憶されているストリームデー
タのうち一番古いストリームデータから、サビ抜きファ
イルを生成する(ステップS2200)。なお、サビ抜
きファイルの生成については、第1の実施形態と同様で
ある。
照)は配信要求があるか否か判断しており(ステップS
2100)、配信要求があると、ユーザ別ストリームデ
ータ記憶部260uの管理データテーブル更新日時(図
15参照)を参照して、記憶されているストリームデー
タのうち一番古いストリームデータから、サビ抜きファ
イルを生成する(ステップS2200)。なお、サビ抜
きファイルの生成については、第1の実施形態と同様で
ある。
【0112】そして、生成したサビ抜きファイルをスト
リームデータとして配信する(図18ステップS230
0)。
リームデータとして配信する(図18ステップS230
0)。
【0113】ストリームデータ再生装置1000のCP
U1230は、ストリームデータを受信するか否か判断
しており(ステップS3700)、サーバ100から配
信されたサビ部分のストリームデータ(サビ抜きファイ
ル)を受信すると、再生処理を行う(ステップS370
0)。
U1230は、ストリームデータを受信するか否か判断
しており(ステップS3700)、サーバ100から配
信されたサビ部分のストリームデータ(サビ抜きファイ
ル)を受信すると、再生処理を行う(ステップS370
0)。
【0114】かかる再生処理は、配信されたストリーム
データを受信している間は継続される。このようにし
て、ストリームデータ再生装置にユーザ毎に定められた
選別条件に基づいてあらかじめ収集されたストリームデ
ータを、配信することにより、記憶容量の少ないストリ
ームデータ再生装置であっても、ユーザの好みのストリ
ームデータを再生することができる。
データを受信している間は継続される。このようにし
て、ストリームデータ再生装置にユーザ毎に定められた
選別条件に基づいてあらかじめ収集されたストリームデ
ータを、配信することにより、記憶容量の少ないストリ
ームデータ再生装置であっても、ユーザの好みのストリ
ームデータを再生することができる。
【0115】サビの再生が終了すると、オリジナルファ
イルのダウンロードを行うか否かの判断処理を行う(S
3900)。なお、この判断処理は第1の実施形態と同
様である(図7:ステップS715参照)。
イルのダウンロードを行うか否かの判断処理を行う(S
3900)。なお、この判断処理は第1の実施形態と同
様である(図7:ステップS715参照)。
【0116】ユーザーがオリジナルファイルのダウンロ
ードを行うと判断した場合には、オリジナルファイルの
ダウンロードを示すオリジナルファイル要求信号を送信
する(S4100)。この時、サーバ100は、オリジ
ナルファイル要求信号を受信するか否かを判断している
(S2600)。
ードを行うと判断した場合には、オリジナルファイルの
ダウンロードを示すオリジナルファイル要求信号を送信
する(S4100)。この時、サーバ100は、オリジ
ナルファイル要求信号を受信するか否かを判断している
(S2600)。
【0117】サーバ100がオリジナルファイル要求信
号を受信すれば、オリジナルファイルの送信を行い(S
2900)、送信後オリジナルファイルに該当するスト
リームデータをユーザ別ストリームデータ記憶部260
uから削除する。具体的には、当該ストリームデータは
削除され、管理データテーブルの配信ステータスが
「未」から「完了」となる。一方、端末コンピュータ2
3は、オリジナルファイルを受信した後(S430
0)、HDD23c等に保存する。なお、ステップS4
100およびステップS4300の処理は第1の実施形
態と同様である(図7:ステップS717、ステップS
719参照)。
号を受信すれば、オリジナルファイルの送信を行い(S
2900)、送信後オリジナルファイルに該当するスト
リームデータをユーザ別ストリームデータ記憶部260
uから削除する。具体的には、当該ストリームデータは
削除され、管理データテーブルの配信ステータスが
「未」から「完了」となる。一方、端末コンピュータ2
3は、オリジナルファイルを受信した後(S430
0)、HDD23c等に保存する。なお、ステップS4
100およびステップS4300の処理は第1の実施形
態と同様である(図7:ステップS717、ステップS
719参照)。
【0118】ステップS2600において、オリジナル
ファイル要求信号が一定時間内に受信されない場合には
(S2800)、サーバ100のCPU230は、前記
サビ抜きファイルに対応するストリームデータをユーザ
別ストリームデータ記憶部260uから削除する(ステ
ップS2900)。
ファイル要求信号が一定時間内に受信されない場合には
(S2800)、サーバ100のCPU230は、前記
サビ抜きファイルに対応するストリームデータをユーザ
別ストリームデータ記憶部260uから削除する(ステ
ップS2900)。
【0119】そして、ステップS2200以下の処理を
繰り返す。これにより、ストリームデータの配信が継続
する限り、ストリームデータ再生装置1000にて、ス
トリームデータの再生処理が継続する。
繰り返す。これにより、ストリームデータの配信が継続
する限り、ストリームデータ再生装置1000にて、ス
トリームデータの再生処理が継続する。
【0120】なお、ステップS2700の削除処理によ
り、ユーザ別ストリームデータ記憶部260uに空き容
量が発生する。したがって、当該ユーザについて図17
に示す収集処理が実行されて、ユーザ別ストリームデー
タ記憶部260uの当該ユーザ領域に、再度別のストリ
ームデータが蓄積される。
り、ユーザ別ストリームデータ記憶部260uに空き容
量が発生する。したがって、当該ユーザについて図17
に示す収集処理が実行されて、ユーザ別ストリームデー
タ記憶部260uの当該ユーザ領域に、再度別のストリ
ームデータが蓄積される。
【0121】次に、図19を用いて、配信中止の場合の
処理について説明する。配信を中止する場合には、ユー
ザは、ストリームデータ再生装置1000の操作部13
50(図13参照)から配信中止命令を与える。ストリ
ームデータ再生装置1000のCPU1230は、ユー
ザより配信中止命令があるか否か判断しており(図19
ステップS6300)、配信中止命令が与えられると、
CPU1230は再生処理を終了するとともに、通信ボ
ード1320を介して、図12に示すサーバ100に中
止要求を送信する(ステップS3300)。
処理について説明する。配信を中止する場合には、ユー
ザは、ストリームデータ再生装置1000の操作部13
50(図13参照)から配信中止命令を与える。ストリ
ームデータ再生装置1000のCPU1230は、ユー
ザより配信中止命令があるか否か判断しており(図19
ステップS6300)、配信中止命令が与えられると、
CPU1230は再生処理を終了するとともに、通信ボ
ード1320を介して、図12に示すサーバ100に中
止要求を送信する(ステップS3300)。
【0122】サーバ100のCPU230は、中止要求
があるか否か判断しており(ステップS5100)、中
止要求があると、中止確認メッセージを送信する(ステ
ップS5300)。
があるか否か判断しており(ステップS5100)、中
止要求があると、中止確認メッセージを送信する(ステ
ップS5300)。
【0123】ストリームデータ再生装置1000のCP
U1230は、中止確認メッセージを受信するか否か判
断しており(ステップS6700)、中止確認メッセー
ジを受信すると、中止確認メッセージを液晶表示部13
00に表示することにより、ユーザに報知する(ステッ
プS6900)。CPU1230は、ユーザより指示が
与えられるか否か判断しており(ステップS710
0)、指示が与えられると、指示内容をサーバ100に
送信する(ステップS7300)。
U1230は、中止確認メッセージを受信するか否か判
断しており(ステップS6700)、中止確認メッセー
ジを受信すると、中止確認メッセージを液晶表示部13
00に表示することにより、ユーザに報知する(ステッ
プS6900)。CPU1230は、ユーザより指示が
与えられるか否か判断しており(ステップS710
0)、指示が与えられると、指示内容をサーバ100に
送信する(ステップS7300)。
【0124】サーバ100のCPU230はユーザから
の指示を受信するか否か判断しており(ステップS55
00)、ユーザからの指示を受信すると、指示内容が消
去か否か判断する(ステップS5700)。指示内容が
「消去」であれば再生が途中のストリームデータを削除
する(ステップS6100)。一方、指示内容が「残
す」であれば再生が途中のストリームデータを残す(ス
テップS5900)。
の指示を受信するか否か判断しており(ステップS55
00)、ユーザからの指示を受信すると、指示内容が消
去か否か判断する(ステップS5700)。指示内容が
「消去」であれば再生が途中のストリームデータを削除
する(ステップS6100)。一方、指示内容が「残
す」であれば再生が途中のストリームデータを残す(ス
テップS5900)。
【0125】なお、配信中止処理はその都度ユーザに確
認するのではなく、あらかじめユーザ毎に設定を記憶し
ておき、配信中止命令が与えられると、再生途中のスト
リームデータを削除するか否かを当該設定に基づいて決
定するようにしてもよい。
認するのではなく、あらかじめユーザ毎に設定を記憶し
ておき、配信中止命令が与えられると、再生途中のスト
リームデータを削除するか否かを当該設定に基づいて決
定するようにしてもよい。
【0126】なお、ストリームデータ再生装置1000
のハードディスク1260に、配信されたストリームデ
ータを蓄積させることもできる。例えば、CPU123
0には、前記再生処理前に、記録命令が与えられるか否
か判断し、与えられた場合は、前記ストリームデータを
再生してスピーカに出力するだけでなく、ハードディス
ク1260に記録するようにすればよい。
のハードディスク1260に、配信されたストリームデ
ータを蓄積させることもできる。例えば、CPU123
0には、前記再生処理前に、記録命令が与えられるか否
か判断し、与えられた場合は、前記ストリームデータを
再生してスピーカに出力するだけでなく、ハードディス
ク1260に記録するようにすればよい。
【0127】なお、ユーザが配信されたストリームデー
タを聞いてから、ストリームデータ再生装置1000に
記録しておきたいと望む場合には、現在再生中のストリ
ームデータの配信を中止させて、記録命令を与えればよ
い。これにより、当該ストリームデータを記録すること
ができる。さらに、このような場合のために、ストリー
ムデータ毎に完全に再生が終了するまでは、これをスト
リームデータ再生装置のRAMまたはハードディスクな
どの記録媒体に一時的に記憶しておくようにしてもよ
い。これにより、前記記録命令を再生処理中に受けた場
合も、再度最初から配信することなく、記録が可能とな
る。
タを聞いてから、ストリームデータ再生装置1000に
記録しておきたいと望む場合には、現在再生中のストリ
ームデータの配信を中止させて、記録命令を与えればよ
い。これにより、当該ストリームデータを記録すること
ができる。さらに、このような場合のために、ストリー
ムデータ毎に完全に再生が終了するまでは、これをスト
リームデータ再生装置のRAMまたはハードディスクな
どの記録媒体に一時的に記憶しておくようにしてもよ
い。これにより、前記記録命令を再生処理中に受けた場
合も、再度最初から配信することなく、記録が可能とな
る。
【0128】[その他の実施形態]前述の第1の本実施
形態および第2の実施形態においては、音楽ファイルを
送信もしは配信する場合について説明したが、他のデー
タ、例えば、映像などの画像データ等を送信もしくは配
信するようにしてもよい。また、音楽ファイルのデータ
形式は、問わない。
形態および第2の実施形態においては、音楽ファイルを
送信もしは配信する場合について説明したが、他のデー
タ、例えば、映像などの画像データ等を送信もしくは配
信するようにしてもよい。また、音楽ファイルのデータ
形式は、問わない。
【0129】さらに、前述の第1の本実施形態および第
2の実施形態においては、ストリームデータをファイル
単位でユーザに送信する場合について説明した。しか
し、あるファイルの全データを受け取ってから当該デー
タに基づいて再生するのではなく、受信したストリーム
データを、受け取った順に、データの解凍処理に要する
時間を除いてほぼリアルタイムで再生するストリームデ
ータであってもよい。例えば、RealPlayerや、RealAudi
o(RealNetworks社)、Windows Media Technologies(M
icrosoft社)、VDOLive(VDOnet社)等がある。
2の実施形態においては、ストリームデータをファイル
単位でユーザに送信する場合について説明した。しか
し、あるファイルの全データを受け取ってから当該デー
タに基づいて再生するのではなく、受信したストリーム
データを、受け取った順に、データの解凍処理に要する
時間を除いてほぼリアルタイムで再生するストリームデ
ータであってもよい。例えば、RealPlayerや、RealAudi
o(RealNetworks社)、Windows Media Technologies(M
icrosoft社)、VDOLive(VDOnet社)等がある。
【0130】また、データ圧縮されたファイルとして、
MPEG、ATRAC(登録商標)3、TwinVQ、DOLBY
(登録商標) DIGITAL等のファイル形式のもの
であってもよい。
MPEG、ATRAC(登録商標)3、TwinVQ、DOLBY
(登録商標) DIGITAL等のファイル形式のもの
であってもよい。
【0131】なお、リアルタイムで再生できないファイ
ル形式のデータをリアルタイムで再生できるように配信
するようにしてもよい。この場合、単に、リアルタイム
で再生できないファイル形式のデータをデコードしてか
ら、リアルタイムの方式に変換して配信するようにすれ
ばよい。
ル形式のデータをリアルタイムで再生できるように配信
するようにしてもよい。この場合、単に、リアルタイム
で再生できないファイル形式のデータをデコードしてか
ら、リアルタイムの方式に変換して配信するようにすれ
ばよい。
【0132】前述の第1の実施形態および第2の実施形
態においては、図2に示す音楽ファイルサーバおよび端
末コンピュータ23、図11に示すサーバおよびストリ
ームデータ再生装置を実現するために、それぞれCPU
を用い、ソフトウェアによってこれを実現している。し
かし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハー
ドウェアによって実現してもよい。
態においては、図2に示す音楽ファイルサーバおよび端
末コンピュータ23、図11に示すサーバおよびストリ
ームデータ再生装置を実現するために、それぞれCPU
を用い、ソフトウェアによってこれを実現している。し
かし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハー
ドウェアによって実現してもよい。
【0133】また、プログラムの一部の処理をオペレー
ティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
ティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
【0134】さらに、前述の第1の実施形態および第2
実施形態においては、オリジナルファイルからサビ抜き
ファイルを生成する際に、サビ部分を1カ所として示し
たが、(図5、6参照)これに限定されない。つまり、
サビ部分は、複数箇所あってもよい。
実施形態においては、オリジナルファイルからサビ抜き
ファイルを生成する際に、サビ部分を1カ所として示し
たが、(図5、6参照)これに限定されない。つまり、
サビ部分は、複数箇所あってもよい。
【0135】また、前述の第1の実施形態および第2の
実施形態においては、サビ部分の開始アドレスと終了ア
ドレスとを指定することによって、サビ部分の特定を行
ったが、サビ部分が特定できるものであれば、これに限
定されない。例えば、サビ部分の開始アドレスとサビ部
分の時間を指定するようにしもてもよい。
実施形態においては、サビ部分の開始アドレスと終了ア
ドレスとを指定することによって、サビ部分の特定を行
ったが、サビ部分が特定できるものであれば、これに限
定されない。例えば、サビ部分の開始アドレスとサビ部
分の時間を指定するようにしもてもよい。
【0136】さらに、楽曲毎にサビ部分を特定するよう
にしたが、どの楽曲も一律に同じ部分をサビ部分とする
ようにしてもよい。例えば、全ての楽曲について、楽曲
の再生開始2分後から2分15秒までをサビ部分とする
ようにしてもよい。
にしたが、どの楽曲も一律に同じ部分をサビ部分とする
ようにしてもよい。例えば、全ての楽曲について、楽曲
の再生開始2分後から2分15秒までをサビ部分とする
ようにしてもよい。
【0137】さらに、前述の第1の実施形態および第2
実施形態においては、端末コンピュータ23およびスト
リームデータ再生装置1000として、一般的なパーソ
ナルコンピュータを例示したが、これに限定されるもの
ではない。つまり、通信機能を有し。かつ、音楽ファイ
ルが再生できるものであればよい。例えば、音楽ファイ
ルを再生する機能を有する携帯電話やPDA等であっても
よい。また、通信機能を有するmp3再生装置等であって
もよい。
実施形態においては、端末コンピュータ23およびスト
リームデータ再生装置1000として、一般的なパーソ
ナルコンピュータを例示したが、これに限定されるもの
ではない。つまり、通信機能を有し。かつ、音楽ファイ
ルが再生できるものであればよい。例えば、音楽ファイ
ルを再生する機能を有する携帯電話やPDA等であっても
よい。また、通信機能を有するmp3再生装置等であって
もよい。
【0138】前述の第1の実施形態においては、音楽フ
ァイルとしてRIFFフォーマットのウェーブファイルを例
示したが、このファイルをストリームデータとして送信
するようにしてもよい。
ァイルとしてRIFFフォーマットのウェーブファイルを例
示したが、このファイルをストリームデータとして送信
するようにしてもよい。
【0139】また、前述の第1の実施形態においては、
1曲毎にサビ抜きファイルを送信することとしたが、複
数曲のサビ部分をまとめて1つのサビ抜きファイルを生
成し、送信するようにしてもよい。
1曲毎にサビ抜きファイルを送信することとしたが、複
数曲のサビ部分をまとめて1つのサビ抜きファイルを生
成し、送信するようにしてもよい。
【0140】さらに、前述の第1の実施形態において
は、CPU23aは、端末コンピュータ用プログラムに
よって、図8に示すダウンロードページを表示するとし
たが、ダウンロードページを表示できるものであればこ
れに限定されない。例えば、いわゆるブラウザ・アプリ
ケーションによって、ダウンロードページを表示する用
にしてもよい。
は、CPU23aは、端末コンピュータ用プログラムに
よって、図8に示すダウンロードページを表示するとし
たが、ダウンロードページを表示できるものであればこ
れに限定されない。例えば、いわゆるブラウザ・アプリ
ケーションによって、ダウンロードページを表示する用
にしてもよい。
【0141】第2の実施形態における図11において
は、1のストリームデータ再生装置がネットワーク接続
されている場合について説明したが、多数のストリーム
データ再生装置を接続させるようにしてもよい。
は、1のストリームデータ再生装置がネットワーク接続
されている場合について説明したが、多数のストリーム
データ再生装置を接続させるようにしてもよい。
【0142】また、ユーザは配信されたストリームデー
タが自分の好みに合わない場合もある。この場合には、
前記選択条件を変更する変更命令を与えればよい。
タが自分の好みに合わない場合もある。この場合には、
前記選択条件を変更する変更命令を与えればよい。
【0143】また、図14に示すユーザ別収集条件記憶
部に、優先順位重みが記憶されている。これは、1のユ
ーザが複数の選別条件を登録した場合に、どの選別条件
をどの程度重視するかを決定する係数である。これによ
りユーザ別ストリームデータ記憶部260uの容量の容
量が限られている場合でも、複数の選別条件を登録して
自分の好みのストリームデータをどのような選別条件で
あらかじめ記録しておくかを決定することができる。例
えば、既存カテゴリ(例えば、今週のベストヒット10
とか、ヒットCM曲等)とユーザ独自のカテゴリの、複
数の選別条件を登録しておき、各選別条件に付与されて
いる優先順位重みの比率に基づいて、検索回数の割合を
変更するようにすればよい。
部に、優先順位重みが記憶されている。これは、1のユ
ーザが複数の選別条件を登録した場合に、どの選別条件
をどの程度重視するかを決定する係数である。これによ
りユーザ別ストリームデータ記憶部260uの容量の容
量が限られている場合でも、複数の選別条件を登録して
自分の好みのストリームデータをどのような選別条件で
あらかじめ記録しておくかを決定することができる。例
えば、既存カテゴリ(例えば、今週のベストヒット10
とか、ヒットCM曲等)とユーザ独自のカテゴリの、複
数の選別条件を登録しておき、各選別条件に付与されて
いる優先順位重みの比率に基づいて、検索回数の割合を
変更するようにすればよい。
【0144】さらに、配信されたストリームデータだけ
が好みに合わないこともある。この場合には、以下のよ
うな処理によってスキップ処理が可能である。ユーザが
スキップ命令を操作部1350から与えればよい。CP
U1230はかかるスキップ命令を受けて、サーバ10
0に現在配信中のストリームデータの配信を中止し、次
の順位のストリームデータを配信するためのスキップ要
求を送信する。サーバ100のCPU230はかかるス
キップ要求を受けて、次の順位のストリームデータを配
信する。
が好みに合わないこともある。この場合には、以下のよ
うな処理によってスキップ処理が可能である。ユーザが
スキップ命令を操作部1350から与えればよい。CP
U1230はかかるスキップ命令を受けて、サーバ10
0に現在配信中のストリームデータの配信を中止し、次
の順位のストリームデータを配信するためのスキップ要
求を送信する。サーバ100のCPU230はかかるス
キップ要求を受けて、次の順位のストリームデータを配
信する。
【0145】なお、第2の実施形態においては、アクセ
ス対象として登録しているミュージックサーバの各ファ
イルについて、本システムにかかるサーバ100が自ら
アクセスして、選択条件に合致するか否かを判断するよ
うにしたが、データベースを有するミュージックサーバ
に対しては、前記選択条件に合致するストリームデータ
を検索させるようにしてもよい。
ス対象として登録しているミュージックサーバの各ファ
イルについて、本システムにかかるサーバ100が自ら
アクセスして、選択条件に合致するか否かを判断するよ
うにしたが、データベースを有するミュージックサーバ
に対しては、前記選択条件に合致するストリームデータ
を検索させるようにしてもよい。
【0146】なお、図16に示す対象サーバについて、
アクセス時間を記憶しておき、前回のアクセス時間から
所定時間以上経過していなければ、アクセス対象から外
すようにしてもよい。
アクセス時間を記憶しておき、前回のアクセス時間から
所定時間以上経過していなければ、アクセス対象から外
すようにしてもよい。
【0147】また、第2の実施形態におけるサーバ10
0のユーザ別ストリームデータ記憶部に記憶されたスト
リームデータについては、所定期間以上配信要求がな
く、古くなったデータについては個別にCPU230が
更新日時に基づいて判断し、これを削除するようにして
もよい。また、前記削除は、当該ユーザのユーザ別スト
リームデータ記憶部に記憶された全ストリームデータに
対して実行するようにしてもよい。例えば、毎日一旦メ
モリを解放して、再収集するようにしてもよい。
0のユーザ別ストリームデータ記憶部に記憶されたスト
リームデータについては、所定期間以上配信要求がな
く、古くなったデータについては個別にCPU230が
更新日時に基づいて判断し、これを削除するようにして
もよい。また、前記削除は、当該ユーザのユーザ別スト
リームデータ記憶部に記憶された全ストリームデータに
対して実行するようにしてもよい。例えば、毎日一旦メ
モリを解放して、再収集するようにしてもよい。
【0148】なお、第2の実施形態においては、一旦配
信されたストリームデータは削除するようにしたが、所
定時間経過後に削除するようにしてもよい。これは、配
信後、ユーザから再配信要求がある可能性があるからで
ある。
信されたストリームデータは削除するようにしたが、所
定時間経過後に削除するようにしてもよい。これは、配
信後、ユーザから再配信要求がある可能性があるからで
ある。
【0149】また、第2の実施形態においては、同じス
トリームデータであっても、各ユーザ別ストリームデー
タ記憶部毎に、記憶している。あるユーザ別ストリーム
データ記憶部にあるストリームデータを記録する場合
に、既に別のユーザ別ストリームデータ記憶部に記憶さ
れている場合には、これらを共有するようにしてもよ
い。これにより、データ領域を全体として有効利用する
ことができる。
トリームデータであっても、各ユーザ別ストリームデー
タ記憶部毎に、記憶している。あるユーザ別ストリーム
データ記憶部にあるストリームデータを記録する場合
に、既に別のユーザ別ストリームデータ記憶部に記憶さ
れている場合には、これらを共有するようにしてもよ
い。これにより、データ領域を全体として有効利用する
ことができる。
【0150】さらに、第2の実施形態にかかる他のミュ
ージックサーバからストリームデータを収集して、サー
バ100に蓄積させておく場合において、データ形式が
ファイル単位でユーザ端末に記録されないと再生できな
い形式である場合には、これを受け取った順に再生する
データ形式に変換して、サーバ100に蓄積するように
してもよい。さらに、前述の第2の実施形態において
は、1つのサビ抜きファイルを配信する毎に、オリジナ
ルファイルのダウンロードを行うか否かの判断すること
とした。しかし、複数のサビ抜きファイルを配信し、必
要な楽曲のみオリジナルファイルを配信するようにして
もよい。さらに、サビ抜きファイルの配信と平行して、
オリジナルファイルのダウンロードを行うようにしても
よい。
ージックサーバからストリームデータを収集して、サー
バ100に蓄積させておく場合において、データ形式が
ファイル単位でユーザ端末に記録されないと再生できな
い形式である場合には、これを受け取った順に再生する
データ形式に変換して、サーバ100に蓄積するように
してもよい。さらに、前述の第2の実施形態において
は、1つのサビ抜きファイルを配信する毎に、オリジナ
ルファイルのダウンロードを行うか否かの判断すること
とした。しかし、複数のサビ抜きファイルを配信し、必
要な楽曲のみオリジナルファイルを配信するようにして
もよい。さらに、サビ抜きファイルの配信と平行して、
オリジナルファイルのダウンロードを行うようにしても
よい。
【図1】本発明にかかる音楽ファイル送受信システム1
の機能ブロック図である。
の機能ブロック図である。
【図2】音楽ファイル送受信システムの概要を示した図
である。
である。
【図3】図2に示す端末コンピュータ23をCPUを用
いて実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
いて実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
【図4】図2に示す音楽ファイルサーバ25をCPUを
用いて実現したハードウエア構成の一例を示す図であ
る。
用いて実現したハードウエア構成の一例を示す図であ
る。
【図5】本実施形態における音楽ファイルのデータ構造
を示した図である。
を示した図である。
【図6】本実施形態におけるサビ抜きファイルのデータ
構造を示した図である。
構造を示した図である。
【図7】端末コンピュータ23のCPU23aおよび音
楽ファイルサーバ25のCPU25aの動作を示すフロ
ーチャートである。
楽ファイルサーバ25のCPU25aの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】サビ抜きファイルをダウンロード際に、端末コ
ンピュータ23のディスプレイ23hに表示される画面
を示す図である。
ンピュータ23のディスプレイ23hに表示される画面
を示す図である。
【図9】オリジナルファイルからサビ抜きファイルの生
成に関する音楽ファイルサーバ25のCPU25aの動
作を示すフローチャートである。
成に関する音楽ファイルサーバ25のCPU25aの動
作を示すフローチャートである。
【図10】オリジナルファイルのダウンロードを行うか
否かの判断処理の際に、ディスプレイ23h表示される
確認ボックスC1を示した図である。
否かの判断処理の際に、ディスプレイ23h表示される
確認ボックスC1を示した図である。
【図11】本発明にかかるストリームデータ再生システ
ムの概要を示した図である。
ムの概要を示した図である。
【図12】図11に示すサーバ100をCPUを用いて
実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
【図13】図11に示すをストリームデータ再生装置1
000をCPUを用いて実現したハードウエア構成の一
例を示す図である。
000をCPUを用いて実現したハードウエア構成の一
例を示す図である。
【図14】ユーザ別収集条件記憶部のデータ構造を示す
図である。
図である。
【図15】ユーザ別ストリームデータ記憶部260uの
データ構造を示す図である。
データ構造を示す図である。
【図16】本システムが選別条件に合致するストリーム
データを検索する対象サーバ一覧を示す図である。
データを検索する対象サーバ一覧を示す図である。
【図17】収集処理のフローチャートである。
【図18】配信処理のフローチャートである。
【図19】配信中止処理のフローチャートである。
1・・・・・音楽ファイル送受信システム 3・・・・・第1の通信装置 5・・・・・第2の通信装置 23・・・・・端末コンピュータ 25・・・・・音楽ファイルサーバ
Claims (5)
- 【請求項1】ネットワークを介して接続された第1の通
信装置と第2の通信装置との間で、時間の経過にともな
う音の連続的な変化を記録した音楽ファイルのやりとり
を行う音楽ファイル送受信システムにおいて、 第2の通信装置は、音楽ファイルと、音楽ファイルの一
部であって、当該音楽ファイルの内容の特徴的部分であ
る特徴音楽ファイルを音楽ファイルから特定する特定情
報と、を有しており、 第1の通信装置が、特徴音楽ファイルを要求する要求信
号を送信し、第2の通信装置が当該要求信号を受信する
と、 第2の通信装置は、特定情報に基づいて、音楽ファイル
から特徴音楽ファイルを生成し、第1の通信装置へ送信
すること、 を特徴とする音楽ファイル送受信システム。 - 【請求項2】請求項1にかかる音楽ファイル送受信シス
テムにおいて、 前記特徴音楽ファイルは、音楽ファイルのサビ部分によ
って構成されていること、 を特徴とする音楽ファイル送受信システム。 - 【請求項3】ネットワークを介して接続された他の通信
装置に対して、時間の経過にともなう音の連続的な変化
を記録した音楽ファイルの送信を行う音楽ファイル送信
装置において、 音楽ファイルと、音楽ファイルの一部であって、当該音
楽ファイルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイル
を音楽ファイルから特定する特定情報と、を有してお
り、 他の通信装置からの特徴音楽ファイルを要求する要求信
号を受信すると、 特定情報に基づいて、音楽ファイルから特徴音楽ファイ
ルを生成し、他の通信装置へ送信すること、 を特徴とする音楽ファイル送信装置。 - 【請求項4】他の通信装置から送られてきたデータを再
生する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記
録した記録媒体であって、 当該プログラムは、 画面上に特徴音楽ファイル獲得ボタンを表示し、 特徴音楽ファイル獲得ボタンが選択されると、他の通信
装置に対して要求信号を発信し、 当該要求信号に基づき他の通信装置から送られてきたデ
ータを、音楽ファイルの一部であって、当該音楽ファイ
ルの内容の特徴的部分である特徴音楽ファイルとして再
生する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムであること、を特徴とする記録媒体。 - 【請求項5】人間の感覚で判断できる特徴量の大きさが
時間の経過にともない連続して変化する時系データを記
録したファイルを確認する時系データ簡易確認方法にお
いて、 時系データと、時系データの一部であって、当該時系デ
ータの内容の特徴的部分である特徴時系データを時系デ
ータから特定する特定情報と、が記録されており、 特徴時系データを要求すると、 特定情報に基づいて、時系データから特徴時系データを
生成し、 生成した特徴時系データを確認させるために出力するこ
と、 を特徴とする時系データ簡易確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244801A JP2002055687A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 音楽ファイル送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244801A JP2002055687A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 音楽ファイル送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002055687A true JP2002055687A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18735435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244801A Pending JP2002055687A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 音楽ファイル送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002055687A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008152279A (ja) * | 2008-02-01 | 2008-07-03 | Yamaha Corp | 電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラム |
JP2009505539A (ja) * | 2005-08-23 | 2009-02-05 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | プル型デジタル情報配信機能を備えた通信端末及びプル型デジタル情報配信方法 |
JP2009542131A (ja) * | 2006-07-03 | 2009-11-26 | ベイジン ファチ インフォメーション デジタル テクノロジー カンパニー リミテッド | ネットワークからavファイルを獲得するポインティングデバイス及びその獲得方法 |
US7634532B2 (en) | 2002-05-31 | 2009-12-15 | Onkyo Corporation | Network type content reproduction system |
JP2010237553A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム、視聴側カラオケ装置 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244801A patent/JP2002055687A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7634532B2 (en) | 2002-05-31 | 2009-12-15 | Onkyo Corporation | Network type content reproduction system |
US7908370B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-03-15 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US8005928B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-08-23 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US8037177B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-10-11 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US8291074B2 (en) | 2002-05-31 | 2012-10-16 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
JP2009505539A (ja) * | 2005-08-23 | 2009-02-05 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | プル型デジタル情報配信機能を備えた通信端末及びプル型デジタル情報配信方法 |
JP4837038B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-12-14 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | プル型デジタル情報配信機能を備えた通信端末及びプル型デジタル情報配信方法 |
US8787967B2 (en) | 2005-08-23 | 2014-07-22 | Sony Corporation | Communication terminals with pull-based digital information distribution capability and pull-based methods for digital information distribution |
US8874166B2 (en) | 2005-08-23 | 2014-10-28 | Sony Corporation | Communication terminals with pull-based digital information distribution capability and pull-based methods for digital information distribution |
JP2009542131A (ja) * | 2006-07-03 | 2009-11-26 | ベイジン ファチ インフォメーション デジタル テクノロジー カンパニー リミテッド | ネットワークからavファイルを獲得するポインティングデバイス及びその獲得方法 |
JP2008152279A (ja) * | 2008-02-01 | 2008-07-03 | Yamaha Corp | 電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラム |
JP2010237553A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム、視聴側カラオケ装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070608 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090217 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090316 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090810 |