JP2002053552A - 4,6−ジメチルインドール及びその誘導体の製造方法 - Google Patents

4,6−ジメチルインドール及びその誘導体の製造方法

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JP2002053552A
JP2002053552A JP2000243708A JP2000243708A JP2002053552A JP 2002053552 A JP2002053552 A JP 2002053552A JP 2000243708 A JP2000243708 A JP 2000243708A JP 2000243708 A JP2000243708 A JP 2000243708A JP 2002053552 A JP2002053552 A JP 2002053552A
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Kazuaki Ishii
和明 石井
Wahei Kikuchi
和平 菊地
Masaaki Kubo
正昭 久保
Tatsuya Arakawa
達也 荒川
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】4,6−ジメチルインドール及び1−アセチル
−4,6−ジメチルインドリンの工業的な製法の提供。 【解決手段】3,5−ジメチルフェニルヒドラジンと下
記式 【化1】 で示される化合物を反応させ、加水分解後、脱炭酸する
ことを特徴とする4,6−ジメチルインドールの製造方
法等。[式中、RはC1-C20アルキル基を示す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れたACAT阻害
作用又は脂質過酸化阻害作用等を有する、ヘテロ環誘導
体(特許第2968050号)の有用な合成中間体であ
る、4,6−ジメチルインドール及びその誘導体である
1−アセチル−4,6−ジメチルインドリンの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】下記式
【0003】
【化8】
【0004】で示される、4,6−ジメチルインドール
及び下記式
【0005】
【化9】
【0006】で示される、1−アセチル−4,6−ジメ
チルインドリンは、医薬、農薬の中間体として有用な化
合物である。例えば特許2968050号公報には、置
換インドールを出発物質とし、置換インドリンを経由し
て、ACAT阻害作用又は脂質過酸化阻害作用等に有用
な医薬品を製造する方法が記載されている。
【0007】該公報において、置換インドールの合成方
法としては、J. Eric Nordlander,J. Org. Chem.,4
6,778-782,1981、Robin D. Clark,Heterocycle,2
2,195-221,1984又はVernon H. Brown,J. Heterocycl
e. Chem.,6(4),1969に記載された方法が挙げられてい
る。しかし、これらの文献に記載の方法に準じて、4,
6−ジメチルインドールを工業的に大量合成するには、
毒性や危険性の高い試薬を使ったり、出発物質の合成が
容易ではなく実用的でない。例えば上記文献をもとにし
た、4,6−ジメチルインドールの妥当な合成ルートと
しては、下記式
【0008】
【化10】
【0009】で示す合成ルートが想定される。上記合成
ルートは比較的入手が容易な試薬で目的物質を得ること
ができ、少量の合成では可能な方法と考えられる。しか
し、最終工程の還元で、工業的に使用の困難なリチウム
アルミニウムハイドライドを用いなければ進行しないた
め大量合成には不適当であり、しかも後処理に手間を要
する。従って、高収率、高純度で、安価な試薬を用い
て、かつ簡便な方法で、工業的に4,6−ジメチルイン
ドールを大量に製造する方法の開発が望まれていた。
【0010】また、1−アセチル−4,6−ジメチルイ
ンドリンは、一般的な方法で4,6−ジメチルインドー
ルを還元し、その後アセチル化すれば製造できると考え
られる。しかし、本化合物においては、アセチル化の工
程において、通常の方法、すなわち活性水素を有しない
溶媒を用いて反応を行なった場合、工業的な製法として
は適さない。例えば塩化メチレン等のハロゲン化炭化水
素を溶媒として用いた場合、溶媒に溶けた状態で反応を
終了するため、以後濃縮、晶析等の精製操作が必要であ
る。また例えば溶媒としてベンゼン類又はエーテル類を
用いた場合、1−アセチル−4,6−ジメチルインドリ
ンは結晶として析出するがその収率は60%程度にとど
まる。さらに析出した結晶を取り上げる際、静電気対策
が必要であり、製造設備に多大なコストを要する。従っ
て、高収率、高純度で、簡便かつ製造コストの低い方法
で、工業的に1−アセチル−4,6−ジメチルインドリ
ンを大量に製造する方法の開発が望まれていた。
【0011】
【本発明が解決しようとする課題】本発明者らは、大量
合成に適した[I]4,6−ジメチルインドールの工業
的な製造方法及び[II]1−アセチル−4,6−ジメ
チルインドリンの工業的な製造方法の開発を目指し、鋭
意検討を行なった。
【0012】その結果、[I]3,5−ジメチルフェニ
ルヒドラジンを出発物質として3工程の反応をおこなっ
て4,6−ジメチルインドールを得る方法により、また
[II]4,6−ジメチルインドールを還元し、4,6
−ジメチルインドリンを得、アルコール中でアセチル化
して、1−アセチル−4,6−ジメチルインドリンを得
る方法により、当初の目的を達成できることを見出し本
発明を完成した。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明は、下記の[I]及
び[II]に挙げる製造方法である。 [I] 下記式
【0014】
【化11】
【0015】で示される、3,5−ジメチルフェニルヒ
ドラジン又はその塩を、酸の存在下、下記式
【0016】
【化12】
【0017】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、ピルビン酸アルキルエステル
と反応させ、下記式
【0018】
【化13】
【0019】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、4,6−ジメチルインドール
−2−カルボン酸アルキルエステルとした後、加水分解
することにより、下記式
【0020】
【化14】
【0021】で示される化合物とし、その後脱炭酸する
ことを特徴とする、下記式
【0022】
【化15】
【0023】で示される、4,6−ジメチルインドール
の製造方法。 [II] 上記、4,6−ジメチルインドールを還元
し、下記式
【0024】
【化16】
【0025】で示される、4,6−ジメチルインドリン
を得、さらにアルコール中で無水酢酸によりアセチル化
することを特徴とする、下記式
【0026】
【化17】
【0027】で示される1−アセチル−4,6−ジメチ
ルインドリンの製造方法。
【0028】上記において、式(2)で表される化合物
の「塩」としては、例えば、フッ化水素酸塩、塩酸塩、
臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩のようなハロゲン化水素
酸塩;硝酸塩;過塩素酸塩;硫酸塩;燐酸塩;炭酸塩;
メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸
塩、エタンスルホン酸塩、ペンタフルオロエタンスルホ
ン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ブタンスルホン酸塩、
ペンタンスルホン酸塩、ヘキサンスルホン酸塩のような
フッ素原子で置換されていてもよい炭素数1乃至6のア
ルキルスルホン酸塩;ベンゼンスルホン酸塩、p−トル
エンスルホン酸塩のような炭素数6乃至10のアリール
スルホン酸塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、安息
香酸塩、フマール酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、ク
エン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マロン酸塩のようなカル
ボン酸塩;又はグルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のよ
うなアミノ酸塩などの酸付加塩が挙げられ、好適には、
塩酸塩、硫酸塩又はカルボン酸塩であり、更に好適に
は、塩酸塩である。
【0029】式(3)及び(4)で表される化合物にお
いて、Rの「炭素数1乃至20のアルキル基」とは、炭
素数1乃至20個の直鎖又は分岐鎖炭化水素基を示し、
例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、tert−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、2−メチルブチル、
ネオペンチル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、イ
ソヘキシル、4−メチルペンチル、3−メチルペンチ
ル、2−メチルペンチル、1−メチルペンチル、3,3
−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、1,1−
ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジ
メチルブチル、2,3−ジメチルブチル、2−エチルブ
チル、n−へプチル、2−メチルヘキシル、3−メチル
ヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチ
ルペンチル、2,4−ジメチルペンチル、3,3−ジメ
チルペンチル、2,2,3−トリメチルブタン、n−オ
クチル、2,2−ジメチルヘキシル、2,5−ジメチル
ヘキシル、ヘキサメチルエタン、2−メチルへプチル、
4−メチルへプチル、2,2,4−トリメチルペンチ
ル、2,3,4−トリメチルペンチル、n−ノニル、n
−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、2−メチル
ウンデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−
ペンタデシル、n−ヘキサデシル、2,2,4,4,
6,8,8−ヘプタメチルノニル、n−ヘプタデシル、
n−オクタデシル、n−ノナデシル、2,6,10,1
4−テトラメチルペンタデシル、エイコシルが挙げられ
る。
【0030】上記式(3)及び(4)で示される化合物
において、Rは、好適には炭素数1乃至5のアルキル基
であり、更に好適には、メチル又はエチル基であり、特
に好適には、エチル基である。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法[I]及び[I
I]について以下に詳細に説明する。 [I]本発明の4,6−ジメチルインドールの製造法は
以下の3つの工程により実施される。
【0032】
【化18】
【0033】すなわち、本製造方法は、上記式(2)で
示される3,5−ジメチルフェニルヒドラジン(以後、
化合物(2)という。)又はその塩と、上記式(3)で
示されるピルビン酸アルキルエステル(以後、化合物
(3)という。)を、酸の存在下に反応させ、上記式
(4)で示される4,6−ジメチルインドール−2−カ
ルボン酸アルキルエステル(以後、化合物(4)とい
う。)を製造し(第1工程)、次いで加水分解して上記
式(5)で示される4,6−ジメチルインドール−2−
カルボン酸(以後、化合物(5)という。)を製造し
(第2工程)、さらに脱炭酸して4,6−ジメチルイン
ドール(以後、化合物(1)という。)を製造する(第
3工程)ことからなる。以下、各工程について詳細に説
明する。 (第1工程)本工程は、化合物(2)又はその塩を、無
溶媒もしくは溶媒中で、酸の存在下、化合物(3)と反
応させることにより達成される。
【0034】溶媒を用いる場合、使用する溶媒は、反応
を阻害せず、反応させる化合物により、影響を受けるこ
とのない溶媒であれば、特に限定されないが、例えばメ
タノール,エタノール等のアルコール類;アセトン,メ
チルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル,酢酸エチ
ル等のエステル類;ベンゼン,トルエン等の芳香族炭化
水素類;クロロホルム,ジクロルメタン等のハロゲン化
炭化水素類;各種グライム,ジクライム類;アセトニト
リル、テトラヒドロフラン(THF)、N,N−ジメチ
ルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、ジ
オキサン、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチル燐酸ト
リアミド(HMPA)、エーテル又は水等の溶媒等が挙
げられ、これらを単独で用いても適宜混合して用いても
良い。これらの溶媒のうち好適には、エタノールが挙げ
られる。
【0035】反応触媒としては酸触媒を用いる。使用す
る酸の種類に特に制約はなく、例えば塩酸、硫酸もしく
は硝酸等の鉱酸類;又はギ酸、酢酸、ベンゼンスルホン
酸、トシル酸、メタンスルホン酸、リン酸もしくはポリ
リン酸等の有機酸類;が挙げられ、好適にはポリリン酸
が挙げられる。反応触媒の使用量は、化合物(4)を合
成するのに十分な量であればよいが、好適には化合物
(2)に対して0.5乃至60当量であり、更に好適に
は、化合物(2)に対して2乃至30当量である。0.
5当量未満の酸触媒の添加では、反応が進行しないか、
或いは、反応が遅い。60当量を超えて酸触媒を加えた
場合、反応は進行するが、コストが掛かり好ましくな
い。(2)と(3)の使用量は、好適には(2)に対し
て、1当量乃至1.5当量であり、更に好適には1.1
当量乃至1.3当量である。反応温度は、通常0℃から
反応溶媒の還流温度の間であれば、いずれの温度でもよ
く、反応は短時間で進行し、高収率が達成される。
【0036】反応時間は反応温度により異なるが、通常
数十分乃至数時間で充分であり、好適には10分間乃至
10時間であり、更に好適には30分乃至4時間であ
る。反応終点は、反応溶液中に残っている原料の量を、
高速液体クロマトグラフィーで測定することにより容易
に判定できる。
【0037】反応終了後は、必要に応じて反応液に水を
加え、析出晶をろ取する等常法に従って化合物(4)を
単離する。
【0038】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈澱、抽出又はシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー等で分離、精製することができる。
【0039】また、反応終了後、反応溶液を次工程でそ
のまま使用することもできる。 (第2工程)本工程は、化合物(4)に溶媒中、酸又は
塩基を作用させることにより達成される。
【0040】使用される溶媒としては、水又は含水有機
溶媒であれば特に限定はなく、含水有機溶媒としては、
例えば含水メタノール、含水エタノール、含水アセト
ン、含水アセトニトリル、含水THF又は含水DMF等
を挙げることができ、好適には含水エタノールである。
【0041】これらの含水有機溶媒の、水分含量は10
乃至80%であり、好適には40乃至60%である。
【0042】反応温度は、室温でも進行するが、反応時
間を短縮するため、60乃至110℃、好適には70乃
至100℃で行なう。
【0043】反応時間は、反応温度により異なるが、通
常数十分乃至数時間で充分であり、好適には10分間乃
至10時間であり、更に好適には30分乃至5時間であ
る。
【0044】また、反応時間を短縮するために加水分解
反応時、酸触媒(例えば、塩酸等)又はアルカリ触媒
(例えば、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム
等)を化合物(4)に対して1当量以上共存させること
により加水分解は容易に進行する。先に述べたように、
本工程の原料は化合物(4)を単離したものを用いても
良いが、(第1工程)において、得られた反応液をその
まま使用しても差し支えない。このことは化合物(2)
から中間体を単離することなく、1ポットで化合物
(4)が得られると言うことであり、本発明の有用性を
より高める実施態様となる。
【0045】反応終了後、酸触媒を用いた場合は、反応
液を冷却し、またアルカリ触媒を用いた場合は、反応液
を冷却後、酸析し、析出した結晶をろ取する等、常法に
従って化合物(5)を単離する。 (第3工程)本工程は化合物(5)を溶媒の存在下又は
非存在下に加熱し、脱炭酸することにより達成される。
【0046】溶媒を使用する場合、使用される溶媒は、
例えば流動パラフィン類、ポリエチレングリコール、エ
チレングリコール、キナルジン又はシリコーン等の高沸
点有機溶媒が挙げられる。反応温度は、好適には150
乃至300℃、更に好適には180℃乃至250℃であ
る。反応時間は、反応温度により異なるが、好適には3
0分乃至20時間、更に好適には1時間乃至10時間で
ある。脱炭酸反応は加熱のみで進行するが、反応を容易
に進行させるために触媒を添加してもよい。触媒として
は、例えば塩化銅、銅粉、銅クロム等の金属又は金属化
合物;又はピリジン、キノリン、トリエチルアミン、キ
ヌクリジン等の塩基;が挙げられ、これらを単独で用い
ても適宜混合して用いても良い。触媒量は化合物(5)
に対して、好適には0.01当量乃至1当量である。
【0047】反応終了後、触媒を使用した場合は、ろ過
等して触媒を除去後、蒸留等して化合物(1)を単離す
る。
【0048】上記製造法のうち、好適な実施の形態とし
ては、下記式
【0049】
【化19】
【0050】で示される、3,5−ジメチルフェニルヒ
ドラジン又はその塩を、アルコール類中で、塩酸、硫酸
もしくは硝酸等の鉱酸類;又はギ酸、酢酸、ベンゼンス
ルホン酸、トシル酸、メタンスルホン酸、リン酸もしく
はポリリン酸等の有機酸類;の存在下、下記式
【0051】
【化20】
【0052】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、ピルビン酸アルキルエステル
と反応させ、下記式
【0053】
【化21】
【0054】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、4,6−ジメチルインドール
−2−カルボン酸アルキルエステルとした後、塩酸、水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの存在下、加水
分解することにより、下記式
【0055】
【化22】
【0056】で示される化合物とし、無溶媒又は流動パ
ラフィン類、ポリエチレングリコール、エチレングリコ
ール、キナルジン又はシリコーン中で加熱し、脱炭酸す
ることを特徴とする、下記式
【0057】
【化23】
【0058】で示される、4,6−ジメチルインドール
の製造方法であり、更に好適な実施の形態としては、下
記式
【0059】
【化24】
【0060】で示される、3,5−ジメチルフェニルヒ
ドラジン又はその塩を、エタノール中で、ポリリン酸の
存在下、下記式
【0061】
【化25】
【0062】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、ピルビン酸アルキルエステル
と反応させ、下記式
【0063】
【化26】
【0064】(式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル
基を示す。)で示される、4,6−ジメチルインドール
−2−カルボン酸アルキルエステルとした後、水酸化ナ
トリウムの存在下、加水分解することにより、下記式
【0065】
【化27】
【0066】で示される化合物とし、無溶媒で加熱し
て、脱炭酸することを特徴とする、下記式
【0067】
【化28】
【0068】で示される、4,6−ジメチルインドール
の製造方法である。 [II]本発明の1−アセチル−4,6−ジメチルイン
ドリンの製造方法は、以下の2つの工程により実施され
る。
【0069】
【化29】
【0070】すなわち、4,6−ジメチルインドール
(化合物(1))を出発物質として、還元して4,6−
ジメチルインドリン(以下、化合物(6)という。)を
得た後、アルコールの存在下、アセチル化剤でアセチル
化することにより1−アセチル−4,6−ジメチルイン
ドリン(以下、化合物(7)という。)を製造すること
からなる。以下、各工程について詳細に説明する。 (第4工程)本工程は、化合物(1)に溶媒中、還元剤
を作用させ、化合物(6)にすることにより達成され
る。
【0071】化合物(1)は、本件発明の手法で合成し
たものが、現状で最も工業的に有利であるが、他の手法
で合成したものを使用することを制限しない。
【0072】使用される還元剤としては、2重結合に水
素原子を付加するものであれば、特に制限はないが、通
常の接触還元法に用いられる、水素と接触還元触媒の組
み合わせが好適である。
【0073】接触還元触媒としてはスポンジ金属触媒、
白金カーボン、パラジウムカーボン等の貴金属触媒が挙
げられるが、入手の容易性、コスト面から好適にはスポ
ンジ金属触媒が挙げられる。ここでいうスポンジ金属触
媒とは、従来ラネー触媒と呼ばれている多孔質のスポン
ジ状金属触媒を意味する。触媒の調製方法は、例えば、
久保松照夫、小松信一郎、”ラネー触媒”、共立出版
(1971)に詳しく記載されている。より具体的にはニッ
ケル、コバルト、銅、鉄などの触媒作用を持つ金属とア
ルミ二ウム、ケイ素、亜鉛、マグネシウム、などの水、
アルカリ、酸などで侵される金属との合金から、後者金
属のみを浸食剤によって除いて得られる触媒である。こ
れらのうち、好適にはスポンジニッケル触媒が挙げられ
る。触媒の添加量は、好適には化合物(1)の5〜25
重量%である。
【0074】反応溶媒としては、通常の接触還元反応に
用いる溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテ
ルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キ
シレン、メシチレンのような芳香族炭化水素類;メチレ
ンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタンのようなエーテル類;メタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール
のようなアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、プロ
ピオン酸メチル、プロピオン酸エメチルのようなエステ
ル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシ
ドのようなスルホキシド類;又はこれらの混合溶媒を挙
げることができるが、第5工程をアルコール溶媒下で行
う為、好適にはアルコール類が挙げられ、更に好適には
炭素数1乃至3のアルコールが挙げられ、特に好適には
メタノールが挙げられる。
【0075】使用される水素の圧力は、特に限定はない
が、好適には2乃至5Mpa(メガパスカル)、更に好
適には3乃至4MPa(メガパスカル)である。
【0076】反応温度は、溶媒及び触媒の種類等により
異なるが、好適には80乃至110℃であり、更に好適
には90℃乃至100℃である。
【0077】反応容器に、化合物(1)、接触還元触媒
及び反応溶媒をいれ、水素で置換後、必要であれば反応
を促進するために塩酸、硫酸などの酸を添加し、加温し
反応させる。
【0078】反応時間は、反応温度等により異なるが、
好適には5分乃至24時間であり、更に好適には10分
乃至10時間である。
【0079】水素吸収が終了した時点で、反応を終了さ
せ、接触還元触媒をろ過等により除去することにより化
合物(6)の溶液を得ることが出来る。
【0080】化合物(6)は、常法に従って、反応混合
物から採取される。例えば、溶媒を留去すること又は溶
媒を留去した後、残留物に水を加え、適当な水不混和性
溶媒で抽出し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥した後、
溶媒を留去することによって目的化合物を分離すること
ができる。また、必要ならば、常法に従って、例えば、
再結晶、カラムクロマトグラフィー等により精製するこ
とができる。
【0081】また、反応溶媒にアルコール、特に炭素数
1乃至3のアルコールを用いた場合は、そのまま次の工
程に進むことが出来る。 (第5工程)本工程は、アルコール中で、化合物(6)
とアセチル化剤を反応させることにより達成される。
【0082】使用するアセチル化剤としては、無水酢
酸、ハロゲン化アセチル又は氷酢酸が挙げられ、好適に
は無水酢酸又は塩化アセチルが挙げられ、更に好適に
は、無水酢酸が挙げられる。
【0083】使用するアルコールとしては、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノ−ル、イソプロパノ−
ル、ブタノ−ル、ペンタノール又はヘキサノ−ルのよう
な炭素数1乃至6のアルコールが挙げられ、好適には炭
素数1乃至3のアルコールが挙げられ、更に好適にはメ
タノールが挙げられる。
【0084】また必要ならば、ピリジン、トリエチルア
ミン等の塩基を添加してもよい。
【0085】アルコールに対する化合物(6)の量は、
特に限定はないが、好適には10乃至50重量%であ
り、更に好適には20乃至30重量%である。
【0086】化合物(6)に対する無水酢酸の量は、特
に限定はないが、好適には1.0乃至1.5当量であ
り、更に好適には1.3乃至1.5当量である。
【0087】反応温度は、特に限定はないが、好適には
10乃至60℃であり、更に好適には30乃至40℃で
ある。
【0088】反応方法は、好適には反応容器にアルコー
ルと化合物(6)を入れ攪拌し、そこにアセチル化剤を
滴下する方法が挙げられる。
【0089】アセチル化剤の滴下時間は、特に限定はな
いが、好適には30分乃至3時間であり、更に好適には
1乃至1.5時間である。
【0090】アセチル化剤を滴下終了後、反応液を5乃
至−10℃(好適には0乃至−5℃)に冷却して化合物
(7)を晶析させる。その後、ろ別、遠心分離などの通
常法を用いてを化合物(7)を得る。
【0091】上記製造法のうち、好適な実施の形態とし
ては、4,6−ジメチルインドールを水素と接触還元触
媒により還元し、下記式
【0092】
【化30】
【0093】で示される、4,6−ジメチルインドリン
を得、さらに炭素数1乃至3のアルコール中で無水酢酸
によりアセチル化することを特徴とする、下記式
【0094】
【化31】
【0095】で示される1−アセチル−4,6−ジメチ
ルインドリンの製造方法であり、更に好適な実施の形態
としては、4,6−ジメチルインドールを水素とスポン
ジ金属触媒によりメタノール中で還元し、下記式
【0096】
【化32】
【0097】で示される、4,6−ジメチルインドリン
を得、さらにメタノール中で無水酢酸によりアセチル化
することを特徴とする、下記式
【0098】
【化33】
【0099】で示される1−アセチル−4,6−ジメチ
ルインドリンの製造方法である。
【0100】
【実施例】以下に発明をより詳細に説明するために実施
例を示すが、本発明はこれらの実施例により何ら制約を
受けるものではない。 実施例 14,6−ジメチルインドール−2−カルボン酸エチルエ
ステル 3、5−ジメチルフェニルヒドラジン塩酸塩30g
(0.17モル)に、ポリリン酸105(日本化学工業
株式会社製,リン酸として18.5当量)300g、ソ
ルミックスAT−1(エタノールを主成分とした溶媒:
日本化成品(株)製) 150gおよびピルビン酸エチ
ル22.4g(0.19モル)を加え、90℃で2時間
撹拌し反応させた。反応終了後、濃縮し、反応液に水を
加え、析出した結晶をろ取して4,6−ジメチルインド
ール−2−カルボン酸エチルエステルの淡褐色粉末3
8.5g(HPLC純度:96%)を得た。収率96%。1 H−NMR δppm(CDCL3):1.40(t,3H,−CH2CH3の−
CH3),2.41(s,3H,C4-CH3),2.50(s,3H,C6-C
H3),4.38(q,2H,−CH2CH3の−CH2−),6.77(s,1
H,C5-H),7.01(s,1H,C7-H),7.20(s,1H,C3-
H),8.68(br-s,1H,−NH−). HPLC カラム:TSK-gel ODS-80Ts(東ソー株式会社
製,Φ4.6×250mm),移動相:CH3CN/H2O/H3PO4=700
/300/1,流量:1.0ml/min.,検出波長:254nm,温
度:40℃,注入量:1μl,保持時間;約7.9分 実施例24,6−ジメチルインドール−2−カルボン酸 4、6−ジメチルインドール−2−カルボン酸エチルエ
ステル35g(0.15モル)に48重量%水酸化ナト
リウム水溶液14.8g及び水245gを加え、85℃
で3時間撹拌反応させた。冷却後、反応液に20%硫酸
水溶液91gを加え、析出した結晶をろ取して4,6−
ジメチルインドール−2−カルボン酸の淡褐色粉末2
7.2g(HPLC純度:90%)を得た。収率 90%。1 H−NMR δppm(CDCL3):2.42(s,3H,C4-CH3),2.
52(s,3H,C6-CH3),6.79(s,1H,C3-H),7.03
(s,1H,C5-H),7.36(s,1H,C7-H),8.79(br-s,
1H,−NH−) HPLC:カラム:TSK-gel ODS-80Ts(東ソー株式会社製,
Φ4.6×250mm),移動相:CH3CN/H2O/H3PO4=700/30
0/1,流量:1.0ml/min.,検出波長:254nm,温度:4
0℃,注入量:1μl,保持時間:約4.0分 実施例34,6−ジメチルインドール 4、6−ジメチルインドール−2−カルボン酸 26.0
g(0.13モル)を、230℃で3時間熱した。冷却
後、反応液を減圧下(液温:130乃至135℃,圧
力:2.9乃至4.4mmHg)で蒸留することによ
り、4,6−ジメチルインドールの微黄色液体14.6
g(GC純度:99%)を得た。収率77%。1 H−NMR δppm(CDCL3):2.41(s,3H,C4-CH3),2.
51(s,3H,C6-CH3),6.50(br-s,1H,C3-H),6.75
(s,1H,C5-H),7.02(s,1H,C7-H),7.11(t,1
H,C2-H),8.00(br-s,1H,−NH−). GC :キャピラリーカラム DB−5(J&W Scientific製)
30m×0.25mmφ,膜厚 1.0μm,キャリア
ーガス He,流量 30cm/秒(線速度),検出器
水素炎イオン化検出器(FID),スプリット比 1:
100,検出器温度 270℃,注入部温度 250℃,
カラム温度 初期温度100℃から5℃/分で200℃
まで昇温し、その後10℃/分で300℃まで昇温し、
300℃で5分間保持する。,保持時間:10.9分. 実施例44,6−ジメチルインドール−2−カルボン酸 3、5−ジメチルフェニルヒドラジン塩酸塩30g
(0.17モル)にポリリン酸105(日本化学工業株
式会社製,リン酸として18.5当量)300g、ソル
ミックスAT−1 150gおよびピルビン酸エチル2
2.4g(0.19モル)を加え、90℃で2時間撹拌
反応させた。濃縮後、濃縮液にトルエンを加え抽出を行
い、トルエン層は濃縮した後にエタノール100gと4
8重量%水酸化ナトリウム水溶液16.3gおよび水2
70gを加え、85℃でエタノールを留出させながら3
時間反応させた。冷却後、反応液に20%硫酸水溶液1
00gを加え、析出した結晶をろ取して4,6−ジメチ
ルインドール−2−カルボン酸の淡褐色粉末29.9g
(HPLC純度:94%)を得た。収率 86%。 実施例54,6−ジメチルインドール 4、6−ジメチルインドール−2−カルボン酸 26g
(0.13モル)を、230℃で3時間熱した。冷却
後、反応液を減圧下(液温:130乃至135℃,圧
力:2.9乃至4.4mmHg)で蒸留することによ
り、4,6−ジメチルインドールの微黄色液体14.6
g(GC純度:99%)を得た。収率77%。 実施例64,6−ジメチルインドリン 4,6−ジメチルインドール 21.7g(0.15モ
ル)にNDHT−90(川研ファインケミカル社製スポ
ンジニッケル触媒)4.0g(18.4wt%、合金換
算)とメタノール105gを加え、水素圧 4.0Mp
a、温度 90乃至100℃で3時間反応させた。40
℃まで冷却後、水素ブロー、窒素置換を行い、ろ過器で
触媒を除き4,6−ジメチルインドリンのメタノール溶
液127g(GC純度:91%)得た。1 H−NMR δppm(CDCL3):2.16(s,3H,C4-CH3),2.
21(s,3H,C6-CH3),2.89(t,2H,C3-H),3.53
(t,2H,C2-H),6.32(s,1H,C5-H),6.35(s,1
H,C7-H),7.24(br-s,1H,−NH−). GC :キャピラリーカラム DB−5(J&W Scientific製)
30m×0.25mmφ,膜厚 1.0μm,キャリア
ーガス He,流量 30cm/秒(線速度),検出器
水素炎イオン化検出器(FID),スプリット比 1:
100,検出器温度 300℃,注入部温度 280℃,
カラム温度 初期温度100℃から5℃/分で200℃
まで昇温し、その後10℃/分で300℃まで昇温し、
300℃で5分間保持する。,保持時間:8.1分. 実施例71−アセチル−4,6−ジメチルインドリン 4,6−ジ
メチルインドリンのメタノール溶液 127gを減圧
下、液温50℃以下で87gまで濃縮した。35℃まで
冷却後、液温を35乃至40℃に制御しながら、無水酢
酸 18.3g(0.18モル)を、1時間で滴下し
た。滴下終了後、液温を−5℃まで冷却して一晩攪拌
し、析出した結晶をろ取して1−アセチル−4,6−ジ
メチルインドリンの白色粉末結晶 23.8g(GC純
度:100%)を得た。4,6−ジメチルインドールか
らの収率 84%。1 H−NMR δppm(CDCL3):2.17(s,3H,C4-CH3),2.
19(s,3H,-COCH3),2.29(s,3H,C6-CH3),3.02
(t,2H,C3-H),4.04(t,2H,C2-H),6.66(s,1
H,C5-H),7.89(s,1H,C7-H). GC :キャピラリーカラム DB−5(J&W Scientific製)
30m×0.25mmφ,膜厚 1.0μm,キャリア
ーガス He,流量 30cm/秒(線速度),検出器
水素炎イオン化検出器(FID),スプリット比 1:
100,検出器温度 300℃,注入部温度 280℃,
カラム温度 初期温度100℃から5℃/分で200℃
まで昇温し、その後10℃/分で300℃まで昇温し、
300℃で5分間保持する。,保持時間:17.1分.
【0101】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、簡便な方法
で、高収率かつ高純度で4,6−ジメチルインドリン及
びその誘導体である1−アセチル−4,6−ジメチルイ
ンドリンが得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 和平 静岡県磐田市中泉2213−1 (72)発明者 久保 正昭 埼玉県狭山市笹井213−1 狭山グリーン ハイツ1−101 (72)発明者 荒川 達也 静岡県浜松市石原町182 Fターム(参考) 4C204 AB11 BB04 CB03 DB01 EB01 FB01 FB20 GB03 4H039 CA42 CG90

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式 【化1】 で示される、3,5−ジメチルフェニルヒドラジン又は
    その塩を、酸の存在下、下記式 【化2】 (式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル基を示す。)
    で示される、ピルビン酸アルキルエステルと反応させ、
    下記式 【化3】 (式中、Rは炭素数1乃至20のアルキル基を示す。)
    で示される、4,6−ジメチルインドール−2−カルボ
    ン酸アルキルエステル誘導体化合物とした後、加水分解
    することにより、下記式 【化4】 で示される化合物とし、その後脱炭酸することを特徴と
    する、下記式 【化5】 で示される、4,6−ジメチルインドールの製造法。
  2. 【請求項2】4,6−ジメチルインドールを還元し、下
    記式 【化6】 で示される、4,6−ジメチルインドリンを得、さらに
    アルコール中で無水酢酸によりアセチル化することを特
    徴とする、下記式 【化7】 で示される1−アセチル−4,6−ジメチルインドリン
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104262224A (zh) * 2014-09-29 2015-01-07 绍兴佳华高分子材料股份有限公司 一种带有四氟硼酸盐阴离子的吡咯烷鎓盐的制备方法以及工业化生产方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104262224A (zh) * 2014-09-29 2015-01-07 绍兴佳华高分子材料股份有限公司 一种带有四氟硼酸盐阴离子的吡咯烷鎓盐的制备方法以及工业化生产方法

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