JP2002053258A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002053258A JP2002053258A JP2000239097A JP2000239097A JP2002053258A JP 2002053258 A JP2002053258 A JP 2002053258A JP 2000239097 A JP2000239097 A JP 2000239097A JP 2000239097 A JP2000239097 A JP 2000239097A JP 2002053258 A JP2002053258 A JP 2002053258A
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
ない画像形成装置を提供することを課題とする。特に、
厚みの異なる種類の転写材を用いた場合であっても安定
した転写材の集積が行えることができる画像形成装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 紙厚が薄くこしの弱い転写材を排出した
場合、排紙ローラ(22)の通過時に厚い転写材のとき
と比較して揺動部材(25)の揺動する量が少なく作用
し、転写材に大きい山型状が形成されこしを保持しなが
ら排出口(12)から離れた位置でトレイ(16)に積
載される。紙厚が厚くこしの強い転写材を排出した場
合、排紙ローラ(22)の通過時に薄い転写材のときと
比較して揺動する量が大きく作用し、転写材に小さい山
形状が形成され、はじめから厚みによるこしが強いため
にこのこしを保持しながら排出口(12)から離れた位
置でトレイに積載される。
Description
ー等の画像形成装置に関し、特には画像形成が行われた
転写材を装置外部に安定して排出することができる画像
形成装置に関する。
る排紙ローラと、これに接触して協働する従動ローラと
により画像形成装置外部に排出される。特に複数枚の転
写材を連続してトレイに排出する場合に、トレイ上に一
端側を揃えて整然と集積させることが望ましい。
より半径方向外方に向かって突出したガイド部材を排出
すべき転写材の幅方向中央よりの排紙ローラ間に設けて
いる。これにより、排紙ローラと従動ローラとが接触す
る接触部の位置とガイド部材の先端の位置とによって段
差が形成される。転写材が段差を通過すると転写材は山
型状に変形し、ある程度のこしが保持されて転写材の先
端がトレイあるいは集積されている転写材に直ぐに接触
することなく、排出口から離れた位置でトレイあるいは
集積されている転写材に接触する。このため、集積され
ている転写材と排紙された転写材との間で接触する時間
が短く、転写材同士の摩擦や静電的な吸着が最小限のも
のとなり整然と集積される。
されたか否かを検知する検知手段が排紙ローラ近傍の転
写材の搬送路中に設けられている。例えば、転写材の搬
送路上に先端を突出させ、他端側を支点に揺動自在に設
けたアクチュエータが知られる。アクチュエータは常態
において搬送路上に突出するようにばね手段により付勢
されており、通過する転写材の先端により押圧されて揺
動し、この揺動により転写材の通過を検知している。
において転写材の厚みの相異により安定した排紙が行わ
れない場合が生じてしまう。例えば、薄い転写材あるい
はトレーシングペーパなどのこしの弱い転写材を用いた
場合、ガイド部材によって山型状を形成させても転写材
にこの山型を保持する力がないため直ぐに垂れ下がって
排出される。このため、集積されている転写材上に直ぐ
に接触して摩擦や静電的な吸着により転写材が前に集積
してる転写材を押し出してしまい、転写材の集積が乱れ
てしまうという問題を有する。また、こしの弱い転写材
に合わせるようにガイド部材の高さを高くすると、紙厚
の厚い転写材が通過した場合に転写材にガイド部材によ
る傷跡がついてしまうという問題を有する。特に、転写
材の厚みの差に加えてサイズが異なる転写材を扱う場
合、更にガイド部材の高さの調整が困難となり、全ての
転写材を安定して集積することができなくなる。
ものであり、簡単な構成であって部品点数の少ない画像
形成装置を提供することを課題とする。特に、厚みの異
なる種類の転写材を用いた場合であっても安定した転写
材の集積が行えることができる画像形成装置を提供する
ことを課題とする。
め、本発明は、上側壁と下側壁とにより転写材の排出通
路を構成し、該排出通路を挟んで軸方向に複数の排紙ロ
ーラと、これらの排紙ローラにそれぞれ接触して共働す
る複数の従動ローラと、排出すべき転写材の幅方向中央
よりに位置する2組の前記排紙ローラと従動ローラの接
触部の間に設けられ、且つ前記排紙ローラの径より半径
方向外方に向かって突出するように前記下側壁に設けた
第1のガイド部材とを有し、前記接触部と前記第1のガ
イド部材の先端とによって形成される段差により転写材
を山型状にしてこしを保持させながら排紙する画像形成
装置において、前記第1のガイド部材は少なくとも隣接
した2箇所に設けられ、少なくとも一対の前記第1のガ
イド部材の間に常態において前記第1のガイド部材より
前記排紙ローラの半径方向外方に突出するようにばね手
段により付勢させ、且つ前記転写材のこしの強さに応じ
て前記ばね手段のばねに抗して高さが変動する揺動部材
と、常態に位置する前記揺動部材の先端より突出するよ
うに上側通路に設けられた第2のガイド部材とを有し、
更に前記揺動部材が転写材の通過を検知することを特徴
とする。
排紙トレイに排出され、且つ画像形成部で形成した画像
が下面となるように排出されることを特徴とし、前記揺
動部材の先端が前記転写材の搬送方向に対して横切る方
向に転写材に負担をかけないように円弧状に形成されて
いることを特徴とする。
の弱い転写材を排出した場合、排紙ローラの通過時に厚
い転写材のときと比較して揺動部材の揺動する量が少な
く作用し、転写材に大きい山型状が形成されこしを保持
しながら排出口から離れた位置でトレイあるいは積載し
ている転写材上に接触して積載される。
した場合、排紙ローラの通過時に薄い転写材のときと比
較して揺動する量が大きく作用し、転写材に小さい山形
状が形成され、はじめから厚みによるこしが強いために
このこしを保持しながら排出口から離れた位置でトレイ
あるいは積載している転写材上に接触して積載される。
基づいて説明する。図1に本発明による画像形成装置の
概略図を示す。画像形成装置1は感光ドラム2を中心に
一様帯電を行うコロナ帯電器3と、画像データを感光ド
ラム2上に露光するLEDアレイ等の露光装置4と、露
光装置4によって形成された感光ドラム2上の静電潜像
を現像剤で現像する現像装置5と、感光ドラム上に現像
されたトナー画像を転写材に転写する転写コロナ放電器
6と、転写材を感光ドラム2から剥離する分離コロナ放
電器7と、転写後に残留したトナーを除去するブレード
等のクリーニング装置8と、感光ドラム2表面を除電す
るイレーサーランプ9と、未定着のトナー像を担持した
転写材を定着する定着装置10とを有する。
れた転写材は、転写材搬送路11を通過して排出口12
から装置本体外部に排出される。その経路として画像形
成装置1は、定着された転写材を排出口12に向かって
案内する搬送路13と、搬送路13内で転写材を搬送す
る搬送ローラ対14と、画像形成装置1外に転写材を排
出する排紙ローラ対15と、転写材を集積するトレイ1
6とを有する。
6は画像形成装置1上部の上壁を利用して設けられてい
るが、画像形成装置1の側面側にトレイを保持させて集
積しても良い。
を示し、図3に図2の線II-IIで切断した画像排紙ロー
ラ対15の近傍の概略断面図を示す。図において、上側
壁18と下側壁19とにより構成される転写材の排出通
路20と、排出通路20を挟んで軸21方向に複数の排
紙ローラ22と、これらの排紙ローラ22にそれぞれ接
触して共働する複数の従動ローラ23と、下側壁19に
設けた第1のガイド部材24と、第1のガイド部材24
の間に揺動自在に設けられ転写材の通過を検知する揺動
部材25と、上側壁18に設けた第2のガイド部材26
とを有する。
を有し、図示例においては画像形成された転写材を反転
させてトレイ16上に排出する構成であるが、画像形成
装置1側面側から転写材を排出させる構成でもあっても
良く、便せん上図で見て転写材の排出時に上側に位置す
る壁を上側壁18とし、また、転写材の排出時に下側に
位置する壁を下側壁19とする。上側壁18および下側
壁19は、合成樹脂製あるいは金属板よりなり、搬送に
よる転写材の接触面積を最小限とするためリブを設ける
ことが好ましい。
り欠いて一部分が突出するように設けられており、回転
軸21上に所定の直径を有する合成樹脂製のローラを回
転軸21方向に複数有する。また、排紙ローラ22は、
不図示の駆動源からギアなどにより回転軸に駆動を受け
て回転し、画像形成のプロセススピードあるいは定着装
置10の定着速度と同じになるように連動している。
り欠いて一部分が突出するように設けられ、排紙ローラ
に共働する複数の合成樹脂製のローラを回転軸方向に排
紙ローラ22の数に対応して複数有する。
材の幅方向中央よりに位置する隣接する2組の排紙ロー
ラ22と従動ローラ23の接触部27の間に少なくとも
2箇所に隣接して設けられ、且つ排紙ローラ22の径よ
り半径方向外方に向かって突出するように下側壁19に
設けられている。実施例において第1のガイド部材24
は、合成樹脂製の下側壁19に設けたリブを利用してお
り、このリブの高さを高くして形成されているが、下側
壁19に第1のガイド部材24を直接設けても良い。
第1のガイド部材24の間に常態において第1のガイド
部材24より排紙ローラ22の半径方向外方に突出する
ようにコイルばねなどのばね手段29により付勢させ、
且つ転写材のこしの強さに応じてばね手段29のばねに
抗して高さが変動するように設けられている。即ち、厚
みが薄い転写材やトレーシングぺーパなどのこしの弱い
転写材においては揺動部材25の変動が少なく、厚みが
厚いこしの強い転写材においては揺動部材25の変動が
大きくなるようにばね手段29のばね圧を調整してい
る。揺動部材25は、こしの強い転写材、こしの弱い転
写材に関わらず、第2のガイド部材26によって押さえ
られて第2のガイド部材26の位置より下側になるよう
に揺動する。このため転写材の種類に関わらずに転写材
の通過を検知することができる。
通過する転写材に傷跡を残さないように転写材と接触す
る面に対して円弧状に形成することが好ましく、転写材
への接触面積が大きいためにばね手段29のばね圧の調
整が行い易い。
揺動部材25を挟むように設けられており、常態に位置
する揺動部材25の先端より突出するように上側壁18
に設けられている。実施例において第2のガイド部材2
6は、合成樹脂製の上側壁18に設けたリブを利用して
おり、このリブの高さを高くして形成されているが、上
側壁18に第2のガイド部材26を直接設けても良い。
い順に排紙ローラ22と従動ローラ23との接触部2
7、第1のガイド部材24、第2のガイド部材26、揺
動部材25の先端の順に設けられている。
る。周知のプロセスにより画像形成が行われた転写材は
転写材搬送路11を通過し、次いで上側壁18と下側壁
19とにより構成された転写材の排出通路20を通過す
る。この排出通路20を挟んで軸方向に複数の排紙ロー
ラ24と、これらの排紙ローラ24にそれぞれ接触して
共働する複数の従動ローラ23とにより更に転写材は排
出口12に向かって搬送される。このとき、排紙ローラ
22と従動ローラ23の接触部27と、第1のガイド部
材24と、第2のガイド部材26との高低差と、転写材
のこしの強さに応じてばね手段29のばねに抗して高さ
が変動する揺動部材25とによりこしの強さに応じた山
形状を形成させていずれの転写材であってもトレイ16
上の同じ位置に転写材の先端が着地するように排出さ
れ、整然と集積される。また、同様に転写材のサイズが
異なった場合でもトレイ16上に着地する位置はそれほ
ど変化がなく、整然と集積される。
像形成装置に関して説明したが、インクジェット方式、
あるいはサーマルプリンタなどの転写材の排出において
も同様の効果を有する。
るこしの強さが異なった転写材を用いた場合であっても
トレイ上に着地する転写材の先端の位置がほぼ同じ位置
に位置するため、安定した集積が行えることができる。
また、揺動部材の先端を円弧状に形成したことにより転
写材に傷跡を残すことなくトレイ上に集積することがで
き、更にばね圧の調整範囲が広くなり容易となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 上側壁と下側壁とにより転写材の排出通
路を構成し、該排出通路を挟んで軸方向に複数の排紙ロ
ーラと、これらの排紙ローラにそれぞれ接触して共働す
る複数の従動ローラと、排出すべき転写材の幅方向中央
よりに位置する2組の前記排紙ローラと従動ローラの接
触部の間に設けられ、且つ前記排紙ローラの径より半径
方向外方に向かって突出するように前記下側壁に設けた
第1のガイド部材とを有し、前記接触部と前記第1のガ
イド部材の先端とによって形成される段差により転写材
を山型状にしてこしを保持させながら排紙する画像形成
装置において、前記第1のガイド部材は少なくとも隣接
した2箇所に設けられ、少なくとも一対の前記第1のガ
イド部材の間に常態において前記第1のガイド部材より
前記排紙ローラの半径方向外方に突出するようにばね手
段により付勢させ、且つ前記転写材のこしの強さに応じ
て前記ばね手段のばねに抗して高さが変動する揺動部材
と、常態に位置する前記揺動部材の先端より突出するよ
うに上側通路に設けられた第2のガイド部材とを有し、
更に前記揺動部材が転写材の通過を検知することを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記転写材は、前記装置本体上方に設け
た排紙トレイに排出され、且つ画像形成部で形成した画
像が下面となるように排出されることを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置 - 【請求項3】 前記揺動部材の先端が前記転写材の搬送
方向に対して横切る方向に転写材に負担をかけないよう
に円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239097A JP4489267B2 (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239097A JP4489267B2 (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002053258A true JP2002053258A (ja) | 2002-02-19 |
JP4489267B2 JP4489267B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=18730693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000239097A Expired - Lifetime JP4489267B2 (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4489267B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057202A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-19 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2014062002A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-04-10 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
JP2014235284A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2015016977A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置、原稿送り装置及び画像形成装置 |
JP2017088259A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置及び画像読取装置 |
JP2018070289A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | キヤノン株式会社 | シート排出装置及び画像形成装置 |
Citations (3)
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-
2000
- 2000-08-07 JP JP2000239097A patent/JP4489267B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4489267B2 (ja) | 2010-06-23 |
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