JP2002053177A - 緩衝包装用のコーナーパッド、その製造方法および製造装置 - Google Patents
緩衝包装用のコーナーパッド、その製造方法および製造装置Info
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- JP2002053177A JP2002053177A JP2000240254A JP2000240254A JP2002053177A JP 2002053177 A JP2002053177 A JP 2002053177A JP 2000240254 A JP2000240254 A JP 2000240254A JP 2000240254 A JP2000240254 A JP 2000240254A JP 2002053177 A JP2002053177 A JP 2002053177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気泡シートの積層体からなる緩衝包装用のコ
ーナーパッドにおいて、コーナー部の気泡を潰すことを
避けて緩衝能力を高く保ったまま、L字型形状を有し、
包装箱内で所望の位置に配置することが容易なものを提
供すること。 【解決手段】 プラスチック気泡シートを、長方形の輪
郭をもつ巻き取り枠に複数層重なるように巻きつけて四
角筒を形成し、この四角筒を周に沿って所定の間隔で複
数の筒に分割するとともに、筒の端を溶着する。つい
で、四辺のほぼ中央で軸に沿う方向に溶着・溶断する。
このようにして、複数枚のプラスチック気泡シートであ
って、内側から外側に向かって長さが次第に増すもの
が、L字型の断面形状をもった形で重なり、その周囲が
溶着されて一体化となった積層体の形で、緩衝包装用コ
ーナーパッドが得られる。
ーナーパッドにおいて、コーナー部の気泡を潰すことを
避けて緩衝能力を高く保ったまま、L字型形状を有し、
包装箱内で所望の位置に配置することが容易なものを提
供すること。 【解決手段】 プラスチック気泡シートを、長方形の輪
郭をもつ巻き取り枠に複数層重なるように巻きつけて四
角筒を形成し、この四角筒を周に沿って所定の間隔で複
数の筒に分割するとともに、筒の端を溶着する。つい
で、四辺のほぼ中央で軸に沿う方向に溶着・溶断する。
このようにして、複数枚のプラスチック気泡シートであ
って、内側から外側に向かって長さが次第に増すもの
が、L字型の断面形状をもった形で重なり、その周囲が
溶着されて一体化となった積層体の形で、緩衝包装用コ
ーナーパッドが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝包装用のコー
ナーパッドに関し、その製造方法および製造装置にも関
する。
ナーパッドに関し、その製造方法および製造装置にも関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば家電製品を段ボール箱に収容し
て輸送・保管するときに、製品のコーナー部を緩衝的に
保持する目的で、段ボール積層品、発泡スチロールある
いはプラスチック気泡シートの積層体を材料とするコー
ナーパッドが用いられる。
て輸送・保管するときに、製品のコーナー部を緩衝的に
保持する目的で、段ボール積層品、発泡スチロールある
いはプラスチック気泡シートの積層体を材料とするコー
ナーパッドが用いられる。
【0003】これら常用のコーナーパッドのなかでは、
緩衝性能が高いこと、そして使用後の廃棄またはリサイ
クル処理が容易であることから、プラスチック気泡シー
トの積層体が最も有利である。
緩衝性能が高いこと、そして使用後の廃棄またはリサイ
クル処理が容易であることから、プラスチック気泡シー
トの積層体が最も有利である。
【0004】プラスチック気泡シート(以下「気泡シー
ト」という)は、ポリエチレンなどのプラスチックフィ
ルムの真空成形により多数の凹みを成形したキャップフ
ィルムと、平坦なバックフィルムとをキャップの底面で
貼り合わせて、密閉された空気室を多数設けたものであ
る。気泡シートには、基本的な構成の二層タイプのほか
に、キャップの頂を連ねて、もう1枚の平坦な、ライナ
ーフィルムと呼ばれるフィルムを貼って、三層構成にし
たものもある。
ト」という)は、ポリエチレンなどのプラスチックフィ
ルムの真空成形により多数の凹みを成形したキャップフ
ィルムと、平坦なバックフィルムとをキャップの底面で
貼り合わせて、密閉された空気室を多数設けたものであ
る。気泡シートには、基本的な構成の二層タイプのほか
に、キャップの頂を連ねて、もう1枚の平坦な、ライナ
ーフィルムと呼ばれるフィルムを貼って、三層構成にし
たものもある。
【0005】気泡シートを材料とするコーナーパッドの
既存のものは、しかし、使い勝手はあまりよくない。コ
ーナーパッドは、L字型の形状を保っていることが望ま
しいが、単に気泡シートを必要枚数重ねてヒートシール
した平板なものでは、曲がり癖がなく、曲げても反発力
で平らになってしまうので、包装箱の内部でコーナーパ
ッドを配置しようとするところに、期待どおり位置して
くれる保証がないからである。
既存のものは、しかし、使い勝手はあまりよくない。コ
ーナーパッドは、L字型の形状を保っていることが望ま
しいが、単に気泡シートを必要枚数重ねてヒートシール
した平板なものでは、曲がり癖がなく、曲げても反発力
で平らになってしまうので、包装箱の内部でコーナーパ
ッドを配置しようとするところに、期待どおり位置して
くれる保証がないからである。
【0006】この問題への対策として、気泡シートの積
層体を折り曲げて、曲げた部分でヒートシールを行な
い、曲げ癖を固定させることが行われる。しかし、これ
は、曲げた部分の気泡を潰すことであるから、機能上最
も重要なコーナー部の緩衝能力を減殺する結果となり、
折角気泡シートの積層体を使用する意味が薄れる。
層体を折り曲げて、曲げた部分でヒートシールを行な
い、曲げ癖を固定させることが行われる。しかし、これ
は、曲げた部分の気泡を潰すことであるから、機能上最
も重要なコーナー部の緩衝能力を減殺する結果となり、
折角気泡シートの積層体を使用する意味が薄れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、気泡
シートの積層体からなる緩衝包装用のコーナーパッドに
伴っている上述の問題を解決し、コーナー部の気泡を潰
すことを避けてその部分の緩衝能力を高く保ったまま、
L字型形状を有し、包装箱内で所望の位置に配置するこ
とが容易で、使い易さが大いに改善された緩衝包装用の
コーナーパッドを提供することにある。そのようなコー
ナーパッド製造する方法および装置を提供することもま
た、本発明の方法に包含される。
シートの積層体からなる緩衝包装用のコーナーパッドに
伴っている上述の問題を解決し、コーナー部の気泡を潰
すことを避けてその部分の緩衝能力を高く保ったまま、
L字型形状を有し、包装箱内で所望の位置に配置するこ
とが容易で、使い易さが大いに改善された緩衝包装用の
コーナーパッドを提供することにある。そのようなコー
ナーパッド製造する方法および装置を提供することもま
た、本発明の方法に包含される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の緩衝包装用のコ
ーナーパッドは、一例を図1に示すように、長方形のプ
ラスチック気泡シートであって、幅は同じであるが長さ
が少しずつ異なるものを複数枚(2a,2b,2c)、
内側から外側に向かって長さが次第に増すように、L字
型の断面形状をもった形で重ねて積層体とし、周囲すな
わちL字型の両端(11,12)ならびに両側(13,
14)を溶着一体化してなる緩衝包装用のコーナーパッ
ド(1)である。
ーナーパッドは、一例を図1に示すように、長方形のプ
ラスチック気泡シートであって、幅は同じであるが長さ
が少しずつ異なるものを複数枚(2a,2b,2c)、
内側から外側に向かって長さが次第に増すように、L字
型の断面形状をもった形で重ねて積層体とし、周囲すな
わちL字型の両端(11,12)ならびに両側(13,
14)を溶着一体化してなる緩衝包装用のコーナーパッ
ド(1)である。
【0009】
【発明の実施形態】L字型の両辺は、同じ長さであって
もよいし、異なる長さであってもよく、コーナーパッド
の用途に応じて、適宜選択することができる。気泡シー
トが二層タイプである場合、キャップの向きは、内向
き、外向きどちらでもよい。三層タイプを使用すること
もでき、その場合はキャップの向きはあまり問題になら
ない。気泡シートの積層には、期待する緩衝能力に応じ
て、必要な枚数を決定すればよいことも、もちろんであ
る。製造に当たって、積層体の層間に、プラスチック気
泡シートの端材その他の緩衝材を挟み込むことができ、
それによって緩衝性能が一層高いコーナーパッドを得る
ことができる。
もよいし、異なる長さであってもよく、コーナーパッド
の用途に応じて、適宜選択することができる。気泡シー
トが二層タイプである場合、キャップの向きは、内向
き、外向きどちらでもよい。三層タイプを使用すること
もでき、その場合はキャップの向きはあまり問題になら
ない。気泡シートの積層には、期待する緩衝能力に応じ
て、必要な枚数を決定すればよいことも、もちろんであ
る。製造に当たって、積層体の層間に、プラスチック気
泡シートの端材その他の緩衝材を挟み込むことができ、
それによって緩衝性能が一層高いコーナーパッドを得る
ことができる。
【0010】上述の緩衝包装用コーナーパッドを製造す
る本発明の方法は、図2および図3に示すように、プラ
スチック気泡シート(2)を、長方形、好適には正方形
の断面をもつ角筒状の巻き取り枠(5)に複数層重なる
ように巻きつけて所要の厚さの積層体とし、得られた積
層体(3)を、図4に示すように、巻き取り方向と同じ
方向の平行な複数の線に沿って溶着(41,44)する
とともに溶断(42,43)し、かつ、図5Aに示すよ
うに、巻き取り枠(5)の四辺のほぼ中央において枠の
軸に沿う方向に溶着するとともに溶断することによっ
て、図5Bに見るように、複数層のプラスチック気泡シ
ートをL字型の断面形状で重ね合わせた状態で、その周
囲を溶着一体化した緩衝包装用コーナーパッド製品(1
A,1B,1C,1D)を得ることからなる。
る本発明の方法は、図2および図3に示すように、プラ
スチック気泡シート(2)を、長方形、好適には正方形
の断面をもつ角筒状の巻き取り枠(5)に複数層重なる
ように巻きつけて所要の厚さの積層体とし、得られた積
層体(3)を、図4に示すように、巻き取り方向と同じ
方向の平行な複数の線に沿って溶着(41,44)する
とともに溶断(42,43)し、かつ、図5Aに示すよ
うに、巻き取り枠(5)の四辺のほぼ中央において枠の
軸に沿う方向に溶着するとともに溶断することによっ
て、図5Bに見るように、複数層のプラスチック気泡シ
ートをL字型の断面形状で重ね合わせた状態で、その周
囲を溶着一体化した緩衝包装用コーナーパッド製品(1
A,1B,1C,1D)を得ることからなる。
【0011】上述の緩衝包装用コーナーパッドを製造す
るための本発明の装置は、図2および図3に示したよう
に、長尺のプラスチック気泡シート(2)をリールから
繰り出す手段、繰り出されたプラスチック気泡シートを
巻きつける、長方形の断面をもつ筒状体であって、その
中心を軸(7)として回転可能であり、溶着および溶断
を行うための切り込み(6)を設けた巻き取り枠
(5)、およびこの 巻き取り枠の回転・停止を制御す
る手段(図示してない)、ならびに、 巻き取り枠の回
転に追随してその表面に密着した状態を保ち、巻きつけ
られた気泡シートの積層体を溶着させるとともに溶断し
て複数の筒状体に分けるヒートナイフ装置(図示してな
い)、および、巻き取り枠の切り込み(6)のある位置
において筒状体を内外から挟んで溶着するとともに溶断
するためのヒートシール溶断手段(図示してない)を必
須構成要素とする装置である。
るための本発明の装置は、図2および図3に示したよう
に、長尺のプラスチック気泡シート(2)をリールから
繰り出す手段、繰り出されたプラスチック気泡シートを
巻きつける、長方形の断面をもつ筒状体であって、その
中心を軸(7)として回転可能であり、溶着および溶断
を行うための切り込み(6)を設けた巻き取り枠
(5)、およびこの 巻き取り枠の回転・停止を制御す
る手段(図示してない)、ならびに、 巻き取り枠の回
転に追随してその表面に密着した状態を保ち、巻きつけ
られた気泡シートの積層体を溶着させるとともに溶断し
て複数の筒状体に分けるヒートナイフ装置(図示してな
い)、および、巻き取り枠の切り込み(6)のある位置
において筒状体を内外から挟んで溶着するとともに溶断
するためのヒートシール溶断手段(図示してない)を必
須構成要素とする装置である。
【0012】
【実施例】鋼板を加工して、一辺の長さが15cmの正方
形である断面をもつ、長さが80cmの角筒を製作した。
各面の中央に、幅2cmで深さ75cmの切り込みを設ける
とともに、正方形の中心を通る回転軸を、この角筒に固
定した。角筒に対しては、それが回転したとき、軸から
の距離の変動に追従して前進・後退し、表面への密着を
保ったまま、巻きつけられた気泡シートの積層体を溶着
・溶断することができるヒートナイフを、10cm間隔で
6個平行に設けた。さらに、上記した切り込みに対して
出入可能なヒートシール溶断手段、すなわちヒートシー
ルバーと台との組を4個、軸に沿って移動できるように
取り付けた。
形である断面をもつ、長さが80cmの角筒を製作した。
各面の中央に、幅2cmで深さ75cmの切り込みを設ける
とともに、正方形の中心を通る回転軸を、この角筒に固
定した。角筒に対しては、それが回転したとき、軸から
の距離の変動に追従して前進・後退し、表面への密着を
保ったまま、巻きつけられた気泡シートの積層体を溶着
・溶断することができるヒートナイフを、10cm間隔で
6個平行に設けた。さらに、上記した切り込みに対して
出入可能なヒートシール溶断手段、すなわちヒートシー
ルバーと台との組を4個、軸に沿って移動できるように
取り付けた。
【0013】別に、ポリエチレン製の、キャップの径が
10mm、高さが4mmでピッチ11.5mmで千鳥に配置さ
れた2層タイプ(キャップフィルム50μm、バックフ
ィルム30μm)の気泡シートを用意し、幅50cmにス
リットした。
10mm、高さが4mmでピッチ11.5mmで千鳥に配置さ
れた2層タイプ(キャップフィルム50μm、バックフ
ィルム30μm)の気泡シートを用意し、幅50cmにス
リットした。
【0014】この気泡シートを上記の枠に巻きつけて、
8層の角筒状の積層体とした。前記のヒートナイフを接
触させ、角筒状の積層体を幅10cmごとに切断し、同時
にそれらの両側を溶着させた。続いて、切り込みの位置
においてヒートシールと溶断とを行ない、一辺が7.5
cmのL字型(等辺山型)で厚さが約30mmのコーナーパ
ッドを20個得た。この製品は、たとえば家電製品を段
ボール箱に包装する場合の緩衝材として有用であった。
8層の角筒状の積層体とした。前記のヒートナイフを接
触させ、角筒状の積層体を幅10cmごとに切断し、同時
にそれらの両側を溶着させた。続いて、切り込みの位置
においてヒートシールと溶断とを行ない、一辺が7.5
cmのL字型(等辺山型)で厚さが約30mmのコーナーパ
ッドを20個得た。この製品は、たとえば家電製品を段
ボール箱に包装する場合の緩衝材として有用であった。
【0015】
【発明の効果】本発明の緩衝包装用のコーナーパッド
は、気泡シートを材料とし、その積層体からなっている
ので、高い緩衝能力を有する上、使用後の廃棄処理また
はリサイクルも容易である。従来の気泡シート製コーナ
ーパッドがL字形状を保持し難いか、そうでないければ
コーナー部の緩衝能力が減殺されたものであったのに対
して、本発明のコーナーパッドは、コーナー部の緩衝能
力を高く維持したまま、L字形状を保持することができ
る。したがって本発明のコーナーパッドは、家電製品や
家具を段ボール箱や木箱で包装する場合はもちろんのこ
と、さまざまな被包装物品を鋼製コンテナなどに収容す
る場合にも有用である。
は、気泡シートを材料とし、その積層体からなっている
ので、高い緩衝能力を有する上、使用後の廃棄処理また
はリサイクルも容易である。従来の気泡シート製コーナ
ーパッドがL字形状を保持し難いか、そうでないければ
コーナー部の緩衝能力が減殺されたものであったのに対
して、本発明のコーナーパッドは、コーナー部の緩衝能
力を高く維持したまま、L字形状を保持することができ
る。したがって本発明のコーナーパッドは、家電製品や
家具を段ボール箱や木箱で包装する場合はもちろんのこ
と、さまざまな被包装物品を鋼製コンテナなどに収容す
る場合にも有用である。
【0016】このコーナーパッドを製造する本発明の方
法は、とくに困難な工程を含んでいないから、容易に、
かつ低コストで実施できる。緩衝能力は、重ねる気泡シ
ートの枚数で、すなわち角筒状の枠に気泡シートを巻き
付ける回数で、所望に応じて任意に調節することができ
る。製造装置は、構造が簡単で建設費が僅かで済み、一
挙に多数個のコーナーパッドを製造することができるか
ら、生産性が高い。
法は、とくに困難な工程を含んでいないから、容易に、
かつ低コストで実施できる。緩衝能力は、重ねる気泡シ
ートの枚数で、すなわち角筒状の枠に気泡シートを巻き
付ける回数で、所望に応じて任意に調節することができ
る。製造装置は、構造が簡単で建設費が僅かで済み、一
挙に多数個のコーナーパッドを製造することができるか
ら、生産性が高い。
【図1】 本発明の緩衝包装用コーナーパッドの一例を
示す図であって、Aは正面図であり、BはそのI−I断
面図。
示す図であって、Aは正面図であり、BはそのI−I断
面図。
【図2】 本発明に従う緩衝包装用のコーナーパッドの
製造方法を説明するための図であって、製造装置の主要
部を、気泡シートの巻き付けをはじめた段階において示
した側面図。
製造方法を説明するための図であって、製造装置の主要
部を、気泡シートの巻き付けをはじめた段階において示
した側面図。
【図3】 図3の製造装置の平面図。
【図4】 本発明のコーナーパッドの製造方法におい
て、図2および図3の段階に続く、気泡シートの積層体
を周に沿って溶着・溶断して複数の角筒を形成した段階
を示す図。
て、図2および図3の段階に続く、気泡シートの積層体
を周に沿って溶着・溶断して複数の角筒を形成した段階
を示す図。
【図5】 本発明のコーナーパッドの製造方法におい
て、図5の段階に続いて、気泡シートの角筒からコーナ
ーパッドを得る段階を示す、図2に対応する図であっ
て、Aは溶着・溶断の位置および方向を、Bはその結果
得られたコーナーパッドを示す。
て、図5の段階に続いて、気泡シートの角筒からコーナ
ーパッドを得る段階を示す、図2に対応する図であっ
て、Aは溶着・溶断の位置および方向を、Bはその結果
得られたコーナーパッドを示す。
1(1A,1B,1C,1D) コーナーパッド 11,12 コーナーパッドの両端 13,14 コーナーパッドの両側 2(2a,2b,2c) 気泡シート 3 積層体 41,44 溶着 42,43 溶着・溶断 5 巻き取り枠 6 切り込み 7 巻き取り枠の回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新藤 史洋 愛知県名古屋市中村区千成通2丁目50番地 川上産業株式会社内 (72)発明者 藤原 春男 愛知県名古屋市中村区千成通2丁目50番地 川上産業株式会社内 Fターム(参考) 3E066 AA22 BA02 CA01 CB03 JA01 KA08 MA01
Claims (4)
- 【請求項1】 長方形のプラスチック気泡シートであっ
て、幅は同じであるが長さが少しずつ異なるものを複数
枚、内側から外側に向かって長さが次第に増すように、
L字型の断面形状をもった形で重ねて積層体とし、周囲
を溶着一体化してなる緩衝包装用のコーナーパッド。 - 【請求項2】 プラスチック気泡シートの積層体の層間
に、プラスチック気泡シートの端材その他の緩衝材を挟
みこんで緩衝性能を高めてなる請求項1のコーナーパッ
ド。 - 【請求項3】 プラスチック気泡シートを、長方形の輪
郭をもつ枠に複数層重なるように巻きつけて所要の厚さ
の積層体とし、巻き取り方向と同じ方向の平行な複数の
線に沿って溶着するとともに溶断し、かつ、枠の四辺の
ほぼ中央において枠の軸に沿う方向に溶着するとともに
溶断することによって、複数層のプラスチック気泡シー
トをL字型の断面形状で重ね合わせた状態でその周囲を
溶着一体化した製品を得ることからなる緩衝包装用コー
ナーパッドの製造方法。 - 【請求項4】 長尺のプラスチック気泡シート(2)を
リールから繰り出す手段、繰り出されたプラスチック気
泡シートを巻きつける、長方形の断面をもつ筒状体であ
って、その中心を軸(7)として回転可能であり、溶着
および溶断を行うための切込み(6)を設けた巻き取り
枠(5)、およびこの 巻き取り枠の回転・停止を制御
する手段、ならびに、 巻き取り枠の回転に追随してそ
の表面に密着した状態を保ち、巻きつけられた気泡シー
トの積層体を溶着させるとともに溶断して複数の筒状体
に分けるヒートナイフ装置、および、 巻き取り枠の切
込みのある位置において筒状体を内外から挟んで溶着す
るとともに溶断するためのヒートシール溶断手段を必須
構成要素とする緩衝包装用コーナーパッドの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240254A JP2002053177A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 緩衝包装用のコーナーパッド、その製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240254A JP2002053177A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 緩衝包装用のコーナーパッド、その製造方法および製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002053177A true JP2002053177A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18731646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000240254A Pending JP2002053177A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 緩衝包装用のコーナーパッド、その製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002053177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010018305A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Kawakami Sangyo Co Ltd | コーナーパッド |
-
2000
- 2000-08-08 JP JP2000240254A patent/JP2002053177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010018305A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Kawakami Sangyo Co Ltd | コーナーパッド |
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