JP2002053176A - 包装箱用緩衝パッド - Google Patents

包装箱用緩衝パッド

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JP2002053176A JP2000244104A JP2000244104A JP2002053176A JP 2002053176 A JP2002053176 A JP 2002053176A JP 2000244104 A JP2000244104 A JP 2000244104A JP 2000244104 A JP2000244104 A JP 2000244104A JP 2002053176 A JP2002053176 A JP 2002053176A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装箱の内面に緩衝材のシートを沿わせて配
置し、緩衝包装を行う場合に緩衝材として使用する包装
箱用緩衝パッドであって、高い材料歩留まりをもって有
利に製造でき、従ってコストが嵩まず、しかも包装作業
に当たって使用しやす上、使用後の分別回収も容易であ
るものを提供すること。 【解決手段】 包装箱の内法が、縦X、横Y、深さZで
あるとき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、プラ
スチック気泡シートをおおよそ下記の寸法・形状に裁断
し、 短い緩衝シート:長さ(Y+2Z)、幅Xの長方形、 長い緩衝シート:長さ(2X+2Z)、幅Yの長方形 得られた短い緩衝シート(4A)および長い緩衝シート
(5A)を、それぞれ複数枚、「奴凧」形状となるよう
十字型に積み重ねて、ヒートシールなどにより、全体を
ひとつに固定して包装箱用緩衝パッド(6A)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装箱の内部で、
被包装物と箱との間に置いて被包装物を保護するため
の、包装箱用緩衝パッドに関する。
【0002】本発明において、緩衝性能を有するプラス
チックシートとして用いる「プラスチック発泡シート」
(以下「発泡シート」という)とは、ポリエチレンなど
のプラスチックに発泡剤を添加して溶融押出しすること
により得られるシートを意味し、「プラスチック気泡シ
ート」(以下「気泡シート」という)とは、ポリエチレ
ンなどのプラスチックフィルムの真空成形により多数の
凹みを成形したキャップフィルムと、平坦なバックフィ
ルムとをキャップの底面で貼り合わせて、密閉された空
気室を多数設けたものを指す。キャップの頂を連ねても
う1枚の平坦なライナーフィルムを貼り合わせた三層構
成の気泡シートも、本発明で用いる気泡シートに含まれ
る。
【0003】
【従来の技術】たとえば段ボールや厚紙製の箱に果物や
野菜を入れて輸送したり、販売したりするとき、被包装
物を緩衝性能のあるシート、具体的には発泡シートや、
気泡シートで包むことがよく行なわれている。しかし、
1個1個を包むことは手数がかかって好ましくないし、
また、場合によっては通気性が低下して、被包装物にと
って有害なこともある。
【0004】このような問題に対処する方策を求めて、
発明者らは、包装箱の内面に沿って緩衝性能のあるシー
トを置くことを考えた。箱の内面に緩衝性能のあるシー
トを貼り付けることは、たとえば段ボールに気泡シート
を貼った材料が市販されており、それを使用して包装箱
を製造すれば容易に実現するが、使用済みになった包装
容器を処分するときに、分別収集が妨げられて好ましく
ない。包装箱と緩衝材とは、別体で用意して、組み合わ
せ使用するべきである。
【0005】このような緩衝材として、まず図1に示す
ような、「奴凧」の形状をした緩衝材(1)を試作し、
包装箱(2)に被包装物(図示してない)とともに入れ
て、緩衝性能を確かめた。その結果、緩衝材として気泡
シートを使用するにせよ、発泡シートを使用するにせ
よ、多くの場合、1枚では緩衝能力が不足で、2枚ない
し3枚以上を積み重ねる必要があることがわかった。
【0006】図1に示すような奴凧形状の緩衝材(1)
を製造するには、素材を長尺のシートから打ち抜くほか
ない。しかし、発泡シートも気泡シートも、原反は幅が
一定であり、そこから包装箱の内法に合わせた緩衝材を
打ち抜くときは、容易に理解されるように、すこぶる歩
留まりが悪く、原反面積に対して、よくても70%、悪
ければ50%の製品しか得られない。また、打ち抜き作
業は裁断に比べて加工の手数がかかり、これも製造コス
トが嵩む原因になる。複数枚重ねて使用する場合、1枚
ずつ用意した緩衝材製品は、ばらばらで取り扱いが面倒
である、という問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、包装
箱の内面に沿わせて緩衝材のシートを配置する緩衝包装
に使用するパッドであって、高い材料歩留まりをもって
有利に製造でき、従ってコストが嵩まず、しかも包装作
業に当たって使用しやすいばかりでなく、使用後の分別
回収も容易である包装箱用緩衝パッドを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従う包装箱用緩
衝パッドのひとつの、そして代表的な態様は、包装箱の
内法が、縦X、横Y、深さZであるとき(ただし、X≧
Y)、それらに合わせて、緩衝性能を有するプラスチッ
クシートを、おおよそ下記の形状・寸法に裁断して得た
長短2種の緩衝シート、 短い緩衝シート:長さ(Y+2Z)、幅Xの長方形 長い緩衝シート:長さ(2X+2Z)、幅Yの長方形 すなわち図2に示すような、短い緩衝シート(4A)お
よび長い緩衝シート(5A)を、それぞれ複数枚、図3
に示すように、短い緩衝シートの縁(41)が長い緩衝
シートの端(51)からZだけ離れた位置にあり、長い
緩衝シートの中心線(C)に関しては対称となるよう
に、十字型に積み重ねてなる包装箱用緩衝パッド(6
A)である。
【0009】
【発明の実施形態】上記の態様は、前記した図1の緩衝
材(1)の形状に対応するもの、すなわち包装箱の蓋の
下に位置して、被包装物を保護する折返し片(12)の
部分が、包装箱の横断面にとって短辺である(内寸がY
の)縁から折り返される形状のものであるが、容易に考
えられるように、この部分は、包装箱の横断面にとって
長辺である(内寸がXの)縁から折り返される形状であ
ってもよい。そのような態様は、図4および図5に示す
ように構成すればよい。
【0010】すなわち、本発明ののいまひとつの態様
は、包装箱(2)の内法が、縦X、横Y、深さZである
とき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、緩衝性能
を有するプラスチックシートを、おおよそ下記の形状・
寸法に裁断して得た長短2種の緩衝シート、 短い緩衝シート:長さ(X+2Z)、幅Yの長方形 長い緩衝シート:長さ(2Y+2Z)、幅Xの長方形 すなわち図4に示すような、短い緩衝シート(4B)お
よび長い緩衝シート(5B)を、それぞれ複数枚、図5
に示すように、短い緩衝シートの縁(41)が長い緩衝
シートの端(51)からZだけ離れた位置にあり、長い
緩衝シートの中心線(C)に関しては対称となるよう
に、十字型に積み重ねてなる包装箱用緩衝パッド(6
B)である。
【0011】包装箱の用途によっては、緩衝パッドが必
ずしも一体でなくてもよく、包装箱本体に接する本体用
緩衝パッドと、蓋体に接する蓋体用緩衝パッドとに分か
れていてもよい。そのような態様が、図6および図7に
示すものであって、包装箱の内法が、縦X、横Y、深さ
Zであるとき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、
緩衝性能を有するプラスチックシートを、おおよそ下記
の形状・寸法に裁断して得た長短2種の緩衝シート、 長い緩衝シート:長さ(X+2Z)、幅Yの長方形 短い緩衝シート:長さ(Y+2Z)、幅Xの長方形 すなわち、図6に示すような短い緩衝シート(4C)お
よび長い緩衝シート(5C)を、図7に示すように、そ
れぞれ複数枚、短い緩衝シートの縁(41)が長い緩衝
シートの端(51)からZだけ離れた位置にあり、長い
緩衝シートの中心線(C)に関しては対称となるよう、
十字型に積み重ねて本体用緩衝パッド(6C)とし、緩
衝性能を有するプラスチックシートをおおよそ下記の形
状・寸法に裁断して得た小さな緩衝シート(5D)を、 小さな緩衝シート:長さX、幅Yの長方形 複数枚積み重ねて蓋体用緩衝パッド(6D)とし、本体
用緩衝パッドと蓋体用緩衝パッドとを組み合わせてなる
包装箱用緩衝パッド(6C+6D)である。
【0012】これも容易に理解されるように、包装箱の
横断面において縦・横が同一(すなわちX=Y)であ
る、正方形の場合には、上記二つの態様は一つに収斂す
る。
【0013】包装の実際に当たって、多くの場合、長い
緩衝シートの長さを、上記した寸法(2X+2Z)、ま
たは(2Y+2Z)よりも僅かに長くして、包装箱
(2)の内部で、長い緩衝シートの両端が重なり合うよ
うにすることが推奨される。この場合、図8に示すよう
に、長い緩衝シートの端全体が重なり合わなくても、複
数枚積み重ねる長い緩衝シートのうち、少なくとも、緩
衝パッドとして使用したときに、最も外側に位置する緩
衝シートだけでも長くしておけばよい。このようにすれ
ば、多少の荷ずれが生じても、緩衝パッドの切れ目が生
じることがなく、被包装物(3)が直接包装箱に接触す
る心配がない。
【0014】本発明の包装箱用緩衝パッドは、包装作業
の都合からいえば、短い緩衝シートと長い緩衝シートと
が、それぞれ必要な枚数だけ重ね合わされていて、使用
に先だって十字型に固定されていることが望ましい。こ
のような要望に応える緩衝パッドは、積み重ねた共通部
分の少なくとも一部を、ヒートシールにより、または粘
着もしくは複数のタグ付けピンのような固定手段により
固定して、十字型を確保したものである。図9は、積み
重なった長方形部分つまり包装箱の底に配置される部分
の周囲を、ヒートシール(7)により固定した態様を示
す。
【0015】本発明の別の態様として、図10に示した
ように、重ねた短い緩衝シートと長い緩衝シートとを、
重ね合わされた部分の中心を貫通するタグ付けピン
(8)によりまとたものがある。このようにすれば、図
10のように一文字型にしてコンパクトな形で輸送・保
管することができる。使用時には、短い緩衝シートを矢
印のように回転させれば、図3や図5のような展開した
形になる。同様な変更は、図6および図7を参照して説
明した、本体用パッドと蓋体用パッドとを別に用意する
態様においても実施可能である。
【0016】本発明の包装箱用緩衝パッドの材料となる
緩衝性能を有するプラスチックシートは、初めに述べた
ように、発泡シートでも気泡シートでもよいが、強度お
よび緩衝能力の点で、気泡シートのほうがまさってい
る。気泡シートには、前記したように三層構成にしたも
のもあり、これも本発明にとっては好適に使用できる。
三層構成の気泡シートであれば、重ねたときに相互の滑
りがよいから、図10に示した態様が、容易に実施でき
る。
【0017】いうまでもないが、発泡シートと気泡シー
トとは、それぞれ単独で使用するほか、併用することも
できる。併用の場合、同じ材質のもの、たとえばポリエ
チレンどうしとか、ポリプロピレンどうしとかを選択す
ることが、分別回収を可能にし、材料のリサイクルを容
易にする点で好ましい。 図10に示したタグピンを使
用してまとめる態様であれば、異なる材質のものを混用
しても、それらが容易に見分けられる限り、分別回収の
問題はない。
【0018】材料として気泡シートを使用する場合、こ
の気泡シートとして特別の機能をもったものを使用し
て、本発明の緩衝包装用パッドに特別な性能をもたせる
ことができる。特別の機能とは、たとえば被包装物が果
物の詰め合わせである場合に、気泡シートの材料に大谷
石の粉末を練りこむことにより、ある果物が出すエチレ
ンガスを吸着除去し、他の果物に対する影響を軽減する
といった機能である。そのほかにも、静電気の発生が好
ましくない被包装物であれば、帯電防止機能をもった気
泡シートの使用が必要であろうし、被包装物が機械部品
などで、包装中のサビの発生を防ぎたい場合に、気化性
防錆剤を添加した気泡シートの使用が望ましいことにな
る。
【0019】このような効果は、発泡シートと気泡シー
トとを併用する場合にも、少なくとも被包装物に接する
最内側が気泡シートであるように積層して使用すれば、
同様に得られる。
【0020】
【発明の効果】本発明の緩衝包装用パッドは、気泡シー
トや発泡シートの打ち抜きによらず、裁断によって得た
ものを積み重ねて製造できるから、材料歩留まりが高
く、悪くても70〜80%、好都合な場合は90%以上
になる。裁断は、打ち抜きと比較したとき、抜き型が不
要なだけでなく、作業の能率も高いから、全体として、
パッド製造のコストを大きく引き下げるのに役立つ。
【0021】緩衝能力の調節は、積み重ねる緩衝性能を
有するシートの枚数を選択することにより、かなりの幅
にわたって可能である。必要な枚数を積み重ねてヒート
シールなどの手段で固定したものは、包装作業に当たっ
て取り扱いが容易である。一方、中心部をタグ付けピン
でまとめただけのものは、一文字型にした状態で輸送や
保管ができ、嵩張らず好都合であるし、使用に当たって
容易に十字型にすることができる。
【0022】包装箱の蓋の下に位置する折り返し片を若
干長く形成した態様においては、輸送中の動揺により、
緩衝パッドが多少ずれても、被包装物が直接包装箱に接
触することが避けられ、安全である。
【0023】材料とする緩衝性能を有するプラスチック
シートとしては、発泡シートと気泡シートとをそれぞれ
単独で使用するほか、両者を併用することが可能であ
り、同質の材料を組み合わせることにより、分別回収が
可能であって、リサイクルが容易になる。全部または一
部に気泡シートを使用するならば、必要に応じて、青果
物鮮度保持、帯電防止、あるいは防錆など、特別な機能
をもった気泡シートを使用して、その効果を享受するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の緩衝包装用パッドに対する原型であ
る、「奴凧」型の緩衝材を、包装箱との関連において示
す斜視図。
【図2】 本発明による緩衝包装用パッドの一例につい
て、その構成部分である短い緩衝シートおよび長い緩衝
シートを示す平面図。
【図3】 図2の構成部分を組み立てて得た緩衝包装用
パッドの平面図。
【図4】 本発明による緩衝包装用パッドの別の例につ
いて、その構成部分である短い緩衝シートおよび長い緩
衝シートを示す、図2と同様な平面図。
【図5】 図4の構成部分を組み立てて得た緩衝包装用
パッドの、図3と同様な平面図。
【図6】 本発明による緩衝包装用パッドのさらに別の
例について、その構成部分である短い緩衝シートおよび
長い緩衝シートを示す、図2および図4と同様な平面
図。
【図7】 図6の構成部分を組み立てて得た緩衝包装用
パッドの、図3および図5と同様な平面図。
【図8】 本発明の緩衝包装用パッドの好ましい態様を
示す、被包装物をこのパッドで包んで包装箱の中に収容
したところを示す縦断面図。
【図9】 本発明の緩衝包装用パッドにおいて、包装箱
の底に配置される部分の周囲を、ヒートシールにより固
定した態様を示す平面図。
【図10】 本発明の緩衝包装用パッドにおいて、図9
と異なり、短い緩衝シートと長い緩衝シートとを、重ね
合わされた部分の中心で回転可能にまとめた態様を示す
平面図。
【符号の説明】
1 奴凧形状の緩衝材 12 折り返し片 2 包装箱 3 被包装物 4A,4B,4C 短い緩衝シート 5A,5B,5C 長い緩衝シート 5D 蓋体用緩衝シート 41 短い緩衝シートの縁 51 長い緩衝シートの端 6C 本体用のパッド 6D 蓋体用のパッド 6A,6B,6C+6D 本発明の緩衝包装用パッド 7 ヒートシール 8 タグ付けぴん X 包装箱の内法の縦 Y 包装箱の内法の横 Z 包装箱の内法の深さ C 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA03 BC02 CC12 CC19 CC62 DA26 DA30 EA06 EA12 3E066 AA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装箱の内法が、縦X、横Y、深さZで
    あるとき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、緩衝
    性能を有するプラスチックシートをおおよそ下記の形状
    ・寸法に裁断して得た2種の緩衝シートを、 短い緩衝シート:長さ(Y+2Z)、幅Xの長方形 長い緩衝シート:長さ(2X+2Z)、幅Yの長方形 それぞれ複数枚、短い緩衝シートの縁が長い緩衝シート
    の端からZだけ離れた位置にあり、長い緩衝シートの中
    心線に関しては対称となるよう、十字型に積み重ねてな
    る包装箱用緩衝パッド。
  2. 【請求項2】 包装箱の内法が、縦X、横Y、深さZで
    あるとき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、緩衝
    性能を有するプラスチックシートをおおよそ下記の形状
    ・寸法に裁断して得た2種の緩衝シートを、 短い緩衝シート:長さ(X+2Z)、幅Yの長方形 長い緩衝シート:長さ(2Y+2Z)、幅Xの長方形 それぞれ複数枚、短い緩衝シートの縁が長い緩衝シート
    の端からZだけ離れた位置にあり、長い緩衝シートの中
    心線に関しては対称となるよう、十字型に積み重ねてな
    る包装箱用緩衝パッド。
  3. 【請求項3】 包装箱の内法が、縦X、横Y、深さZで
    あるとき(ただし、X≧Y)、それらに合わせて、緩衝
    性能を有するプラスチックシートをおおよそ下記の形状
    ・寸法に裁断して得た長短2種の緩衝シートを、 長い緩衝シート:長さ(X+2Z)、幅Yの長方形 短い緩衝シート:長さ(Y+2Z)、幅Xの長方形 それぞれ複数枚、短い緩衝シートの縁が長い緩衝シート
    の端からZだけ離れた位置にあり、長い緩衝シートの中
    心線に関しては対称となるよう、十字型に積み重ねて本
    体用緩衝パッドとし、緩衝性能を有するプラスチックシ
    ートをおおよそ下記の形状・寸法に裁断して得た小さな
    緩衝シートを、 小さな緩衝シート:長さX、幅Yの長方形 複数枚積み重ねて蓋体用緩衝パッドとし、本体用緩衝パ
    ッドと蓋体用緩衝パッドとを組み合わせてなる包装箱用
    緩衝パッド。
  4. 【請求項4】 複数枚積み重ねる長い緩衝シートのう
    ち、少なくとも、緩衝パッドとして使用したときに最も
    外側に位置する緩衝シートの長さを、(2X+2Z)よ
    り、または(2Y+2Z)より僅かに長くして、包装箱
    内に配置したときに長い緩衝シートの両端が重なり合う
    ようにした請求項1または2の包装箱用緩衝パッド。
  5. 【請求項5】 蓋体用緩衝パッドを構成する小さな緩衝
    シートのうち、少なくとも最も外側に位置する緩衝シー
    トの長さをXより、または幅をYより僅かに長くして、
    包装箱内に配置したときに、蓋体用緩衝パッドの端と本
    体用緩衝パッドの端とが重なり合うようにした請求3の
    包装箱用緩衝パッド。
  6. 【請求項6】 積み重ねた短い緩衝シートと長い緩衝シ
    ートとを、ヒートシール、粘着または複数のタグ付けピ
    ンにより固定して、十字型を確保した請求項1ないし3
    のいずれかの包装箱用緩衝パッド。
  7. 【請求項7】 積み重ねた短い緩衝シートと長い緩衝シ
    ートとを、中心を通るタグ付けピンによりまとめ、この
    ピンを中心に相互に回転させることにより、輸送・保管
    時には一文字型にし、使用時には十字型とすることがで
    きる請求項1ないし3のいずれかの包装箱用緩衝パッ
    ド。
  8. 【請求項8】 緩衝性能を有するプラスチックシートと
    して、プラスチック発泡シート、プラスチック気泡シー
    トまたはその両者を併せて使用した請求項1ないし3の
    いずれかの包装箱用緩衝パッド。
  9. 【請求項9】 緩衝性能を有するプラスチックシートと
    して、プラスチック気泡シートを単独で、またはプラス
    チック発泡シートとプラスチック気泡シートとを、少な
    くとも被包装物に接する最内側がプラスチック気泡シー
    トであるように積層し、その最内側のプラスチック気泡
    シートとして特別の機能を有するものを使用した請求項
    8の包装箱用緩衝パッド。
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JP2010132295A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kankyo Keiei Sogo Kenkyusho:Kk 組立式緩衝断熱材
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