JP2002052381A - アンモニア含有排水の浄化方法及び装置 - Google Patents

アンモニア含有排水の浄化方法及び装置

Info

Publication number
JP2002052381A
JP2002052381A JP2000243466A JP2000243466A JP2002052381A JP 2002052381 A JP2002052381 A JP 2002052381A JP 2000243466 A JP2000243466 A JP 2000243466A JP 2000243466 A JP2000243466 A JP 2000243466A JP 2002052381 A JP2002052381 A JP 2002052381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
catalyst
wastewater
adjusting
waste water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000243466A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Yoshikawa
博文 吉川
Naruhito Takamoto
成仁 高本
Takanori Nakamoto
隆則 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP2000243466A priority Critical patent/JP2002052381A/ja
Priority to CA2418307A priority patent/CA2418307C/en
Priority to KR1020037001863A priority patent/KR100799049B1/ko
Priority to DE60120999T priority patent/DE60120999T2/de
Priority to AU2001244686A priority patent/AU2001244686A1/en
Priority to US10/343,891 priority patent/US20050047981A1/en
Priority to EP01917738A priority patent/EP1314698B1/en
Priority to PCT/JP2001/002805 priority patent/WO2002014222A1/ja
Publication of JP2002052381A publication Critical patent/JP2002052381A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水中のNH濃度やストリッピング塔への
排水の供給量が変動しても触媒塔出口でのNO濃度が
高くならず、有害物質の発生量が極めて少ないアンモニ
ア含有排水の処理方法と装置を提供すること。 【解決手段】 NH含有排水とキャリアガスを接触さ
せてNH含有排水からNHを気相中に移行させた後
NHを含むガスを加熱し、加熱されたNH含有ガス
を触媒に接触させてNHを窒素と水に分解する。該分
解工程で発生したガス中のNO濃度が所定の範囲にな
るように触媒層でのガス流量を調整する工程又は触媒層
でのガスの接触時間を調整する工程のいずれかの調整工
程を含むNH含有排水を無害化する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水浄化方法と装置
に係り、特に火力発電所から排出される排水中のアンモ
ニアを効率良くNとHOに無害化することができる
アンモニア含有排水の浄化方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年地球環境保全に対する関心が高まり
や、平成5年に海域の富栄養化対策として規制が施行さ
れたこともあり、排水中の窒素除去に対して新しい処理
技術の開発が求められている。これに対し、従来から主
に以下の方式によって排水中の窒素を除去する方法が行
われてきた。
【0003】(1)生物処理法:水中の有機体窒素をバ
クテリアを用いて無機化、無害化する方法(「水処理工
学」、P−206など)。
【0004】(2)不連続的塩素処理法:次亜塩素酸ナ
トリウムを用いてNHを酸化分解する方法。
【0005】(3)イオン交換法:ゼオライトを用いて
NHを吸着させる方法(「水処理工学」、P−519
など)。
【0006】(4)アンモニアストリッピング法:NH
含有排水を空気又は蒸気を用いて空気中に放散除去す
る方法(「環境創造」、8、(9)、67(1978)
など)。
【0007】排水中のBODが高い場合には(1)の生
物脱窒法が用いられるが、化学工場のプロセスからの排
水や排水処理後の排水など、窒素の大部分がアンモニア
やアンモニウムイオンなどアンモニア態窒素である排水
の処理には、(2)、(3)、及び(4)の方式が適用
されている。
【0008】上記従来技術は以下に示す問題点を有して
いる。すなわち、(1)の方法は、生物反応の反応速度
が遅いために処理に必要な反応槽が大きくなり、大きな
設置スペースが必要となるほか、余剰汚泥が発生すると
いう問題を生じる。
【0009】(2)の方法は、完全なアンモニア除去の
ためには次亜塩素酸ナトリウムを化学量論的必要量以上
添加する必要があるため、残留塩素の処理及び有機塩素
化合物の生成という問題を生じる。さらに(3)の方法
は、ゼオライト再生時に高濃度アンモニウムイオンを含
んだ排水が生じるためその処理が必要となり、(4)の
方法はNHを気相に移行後、NH含有ガスが大気放
散されるため二次公害になるという問題がある。
【0010】この中で(4)のストリッピング法は、比
較的処理が簡単で設備費、運転費が安いため他の方法に
比べて有利であることから、多く採用されており、特に
分離した高濃度のNHガスを触媒で酸化分解する方法
と組み合わせて総合的に排水を無害化する方式が、現有
のし尿処施設においても採用されている。
【0011】しかし、(4)のストリッピング法の改良
法である前記ストリッピング触媒酸化方式ではNH
化時に多量のNOxを発生するため、NH酸化触媒塔
以外に、NOx還元触媒塔を設置する必要がある。さら
に、我々の検討の結果、この方式ではNH酸化時にN
Oが多量に発生することが新たに分かった。NOは
COと同じく地球温暖化に寄与する物質であり、これ
が多量に大気に放出されることは、NHを大気中に放
出すると同様に地球環境において有害であり望ましくな
い。
【0012】以上のように、従来技術におけるNH
有排水処理は数多くの問題点を有しており、また方式に
よっては新たに様々な二次公害物質を発生させる発生源
と成りかねないという問題を有していた。
【0013】このような背景から、本発明者らは上述の
ような二次公害物質をほとんど生成しないNH含有排
水処理方法を発明して特許出願をした(特願平11−1
27776号)。
【0014】図8に本発明者らが提案した前記NH
有排水処理方法をアンモニア態窒素を含有する排水に適
用した場合のフローを示す。この例は、石炭焚きや重油
焚きボイラを備えた火力発電所から排出される排ガス中
の燃焼灰及びSOガスをそれぞれ除去する乾式電気集
塵装置及び湿式脱硫装置から排出される排水の浄化処理
用に用いた例である。
【0015】排水AおよびアルカリBはそれぞれ配管1
および配管2からタンク3に供給され、タンク3内で混
合された後、ポンプ4により予熱器5に送られる。予熱
器5で約100℃まで予熱された排水Aは配管6を通し
てストリッピング塔7の上部へ送られる。
【0016】ストリッピング塔7の内部には充填物8が
入っており、塔下部の配管9から供給されたキャリアガ
スとしての蒸気Cは排水Aと塔内で効率良く接触しなが
ら塔内を上昇し、高濃度のアンモニアガスを含むガスが
得られる。
【0017】塔内で得られたガス中のNH濃度は数千
〜数万ppmである。ストリッピング塔7の頂部から出
た前記ガスは必要に応じて配管10から供給される空気
Dによって希釈され、場合によっては予熱器11で所定
の温度まで予熱された後、触媒塔12に導かれる。スト
リッピングされたアンモニアガスは触媒塔12の触媒層
13上で酸化され、NとHOに分解されて配管14
から大気へ放出される。
【0018】前記触媒層13で用いられる触媒は、窒素
酸化物のNHによる還元活性を有する第1成分とNH
からの窒素酸化物(NOx)を生成させる活性を有す
る第2成分とからなる。また、この時の触媒層13での
反応温度は250〜450℃、好ましくは350〜40
0℃である。なお、ストリッピング塔7の下部の配管1
5からは、アンモニアを除去された排水Eが排出され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが提案した
上記技術は、二次公害物質の発生がきわめて少なく、運
転が容易であるという特徴を有するNH含有排水処理
方法であるが、排水中のNH濃度やストリッピング塔
への排水の供給量が変動した場合に触媒塔出口のN
濃度がやや高くなるという問題があった。
【0020】本発明の課題は、排水中のNH濃度やス
トリッピング塔への排水の供給量が変動しても触媒塔出
口でのNO濃度が高くならず、有害物質の発生量が極
めて少ないアンモニア含有排水の処理方法と装置を提供
することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題は、ア
ンモニア(NH)含有排水中の前記NHを無害化す
るNH含有排水の浄化方法において、前記NH含有
排水とキャリアガスを接触させてNH含有排水からN
を気相中に移行させる工程と、該NHを気相中に
移行させる工程で発生したNHを含むガスを加熱する
工程と、該加熱工程で加熱されたNH含有ガスを触媒
に接触させて前記NHを窒素と水に分解する工程と、
該分解工程で発生したガス中のNO濃度が所定の範囲
になるように触媒層でのガス流量を調整する工程又は触
媒層でのガスの接触時間を調整する工程のいずれかの調
整工程を含むNH含有排水の浄化方法により達成され
る。
【0022】好ましくは、前記触媒が、窒素酸化物のN
による還元活性を有する第1成分とNHから窒素
酸化物(NOx)を生成させる活性を有する第2成分と
からなる触媒、またはゼオライトである排水の浄化方法
である。
【0023】前記窒素酸化物のNHによる還元活性を
有する第1成分とNHから窒素酸化物(NOx)を生
成させる活性を有する第2成分とからなる触媒の具体例
は、チタン(Ti)の酸化物及びタングステン(W)、
バナジウム(V)若しくはモリブデン(Mo)から選ば
れた1種以上の元素の酸化物と、白金(Pt)、イリジ
ウム(Ir)、ロジウム(Rh)およびパラジウム(P
d)から選ばれた1種以上の貴金属を担持したシリカ、
ゼオライトおよび/またはアルミナを含有する触媒であ
る。
【0024】このような脱硝機能を備えたNH分解触
媒の細孔モデルを図9に示す。図9において、この触媒
の細孔は、NOをNHによって還元する成分が形成す
るマクロポア内(第1成分)の所々に、シリカの多孔質
が形成するミクロポアが存在する構造になっており、そ
のミクロポア内にNHからNOxを生成させる活性を
有する成分(第2成分)が担持されている。
【0025】NHは触媒内部のマクロポア内に拡散
し、第2成分上で(1)式に従って酸化されてNOとな
り、触媒の外に拡散してく過程でマクロポア内に吸着し
たNH に衝突し、(2)式の反応によってNに還元
される。全体としては、(3)式に示すように NH+5/4O→NO+3/2HO (1) NH+NO+1/4O→N+3/2HO (2) NH+3/4O→1/2N+3/2HO (3)
【0026】このように、本発明の脱硝機能を備えたN
分解触媒では、NHの酸化反応及び生成したNO
とNHによる還元反応が触媒内部で進行するため、N
OやNO生成過程で発生すると思われるNOをほとん
ど生成することなく、NHをNに還元することがで
きる。
【0027】また、ゼオライトを使用した場合も、NO
やNOの生成が極めて少ない。しかし、このような触
媒を用いた場合でも、排水中のNH濃度やストリッピ
ング塔への排水の供給量が変動した場合に触媒塔出口で
のNO濃度がやや高くなる現象が認められた。その原
因は完全には明らかではないが、本発明者らが鋭意研究
を行った結果、このような一次的な触媒塔出口でのN
O濃度の増加に対しては下記の手段が有効であることが
判明した。
【0028】触媒塔出口のガス中のNO濃度を測定
し、その測定値の変化の幅が一定値以上の場合は触媒層
でのガス流量を調整する。その流量調整の具体的な方法
は、(a)NH含有排水からNHを気相中に移行さ
せる工程でのキャリアガス流量を調整する方法、(b)
前記NHを気相中に移行させる工程で発生したNH
含有ガスに空気などのガスを添加する方法、(c)前記
分解工程で発生したガスの一部を触媒層13へ循環する
方法のうちの1つ以上を用いて触媒層でのガス流量を増
加させるものである。
【0029】また前記触媒層出口でのガス中のNO濃
度を測定し、その測定値の変化の幅が一定値以上の場合
には触媒層でのガスの接触時間を調整する方法を用いて
も良い。この方法のより具体的な例は、ガスと接触する
触媒層の体積を減少させる方法により触媒塔出口でのガ
ス中のNO濃度を減少させることができる。しかし、
この時NH濃度が増加するので、その対策として触媒
での処理後のガスを酸性の液と接触させてガス中のNH
を吸収除去する。
【0030】NH含有排水からNHを気相に移行さ
せる方法としては、キャリアガスを排水に吹き込む方法
又はキャリアガス中に排水を噴霧する方法が用いられ
る。ストリッピングは、液のpHが10以上であればそ
のまま、pHが10より小さい場合は水酸化ナトリウム
や消石灰などのアルカリを加えてpHを10以上にし、
これに空気を接触させ、空気をキャリアガスとして用い
てアンモニアガスを放散させる。キャリアガスは空気の
他に水蒸気でも良いし、キャリアガスを用いずにアンモ
ニアガスを放散させても良い。
【0031】NH含有ガスの温度を上げる方法として
は、バーナによる加熱、蒸気や触媒装置出口ガスなどの
高温のガスとの熱交換など通常の予熱方法で良いが、本
発明ではガスを触媒層13へ循環するため、ガス組成、
特に酸素濃度を変化させない方法(例えば、間接熱交換
法)が好ましい。
【0032】なお、脱硝機能を備えたNH分解触媒を
用いる場合は触媒層での温度は250〜450℃、好ま
しくは350〜400℃の範囲にすることが重要であ
り、またゼオライト系の触媒を用いる場合は450〜6
00℃にすることが好ましいが、いずれにしても触媒の
特性に基づいて適正な温度を選択すればよい。
【0033】なお、ここでいうNH含有排水とは、下
水及びし尿処理施設などから排出される排水や、石炭焚
き、重油焚きボイラを有する火力発電所から排出される
排ガス中の燃焼灰及びSOガスを除去するために設置
された乾式電気集塵装置及び湿式脱硫装置から排出され
る排水など、アンモニア態窒素を含有する排水を意味す
る。
【0034】また、有機態窒素含有排水中の有機態窒素
を一般の生物処理によってストリッピング可能なNH
態窒素に分解した後の排水や、従来技術のイオン交換法
でのゼオライト再生時に排出される高濃度NH含有排
水など、前処理することによってNH態窒素に変換さ
せた排水も含まれる。本発明には、上記方法を実施する
ための装置も含まれる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
と共に説明する。 本発明の第一の実施の形態 図1に、本発明のNH含有排水の処理方法を火力発電
所で用いられる乾式電気集塵装置及び湿式脱硫装置から
排出される排水系に適用した装置系統を示す。
【0036】火力発電所から排出される排ガス中の燃焼
灰及びSOガスは、それぞれ乾式電気集塵装置及び湿
式脱硫装置で処理されるが、前記乾式電気集塵装置及び
湿式脱硫装置から排出される排水はアンモニア態窒素を
含有した排水であり、これに本発明のNH含有排水の
処理方法を適用する例である。
【0037】乾式電気集塵装置及び湿式脱硫装置から排
出されるアンモニア態窒素含有排水AおよびアルカリB
はそれぞれ配管1および配管2からタンク3に供給さ
れ、タンク3内で混合された後、ポンプ4により予熱器
5に送られる。予熱器5で約100℃まで予熱された排
水Aは、配管6を通してストリッピング塔7の上部へ供
給される。
【0038】ストリッピング塔7の内部には充填物8が
入っており、キャリアガスとして塔下部の配管9から供
給された蒸気C(空気を含む)は排水Aと塔内で効率良
く接触しながら塔内を上昇し、高濃度のアンモニアガス
を含むガスが得られる。ストリッピング塔7で得られた
ガス中のNH濃度は数千〜数万ppmである。
【0039】得られたガスは必要に応じて配管10から
供給された空気Dによって希釈され、場合によっては予
熱器11で所定の温度まで予熱された後、触媒塔12に
導かれる。ストリッピングされたアンモニアガスはNH
を酸化する力の相対的に低い触媒層13上で酸化分解
され、窒素とHOになり、配管14から大気中へ放出
される。
【0040】触媒塔12から出たガスの一部は配管18
から予熱器11に循環され、再び触媒塔12に導かれ、
アンモニアガスが酸化分解される。ガス循環量はN
濃度測定装置16を用いて配管14内のガス中のN
濃度測定値により調節弁17の開度調節で行う。
【0041】また配管14から大気中へ放出されるガス
中のアンモニアは必要に応じてアンモニア除去装置19
において管路20から供給された酸性の吸収液Fによっ
て吸収される。吸収液Fによって吸収されたガス中のア
ンモニアはタンク3に戻すことも可能である。ストリッ
ピング塔7の下部の配管15からは、アンモニアを除去
された排水Eが排出される。
【0042】なお、この触媒層13中の触媒は、窒素酸
化物のアンモニアによる還元活性を有する第1成分とア
ンモニアから窒素酸化物(NOx)を生成させる活性を
有する第2成分とからなる。また、このときの触媒層1
3での反応温度は250〜500℃、好ましくは350
から450℃である。
【0043】図1に示す装置系統に本発明の触媒を適用
した場合の実施例を以下説明する。
【0044】実施例1 メタチタン酸スラリ(TiO含有量:30wt%、S
含有量:8wt%)67kgにパラタングステン酸
アンモニウム((NH1010・W1246
6HO)2.5kg、メタバナジン酸アンモニウム
2.33kgを加えてニーダを用いて混練し、得られた
ペーストを造粒した後、乾燥し、550℃で2時間焼成
し、得られた顆粒を粉砕して、第1成分である触媒粉末
とした。この粉末の組成はTi/W/V=91/5/4
(原子比)である。
【0045】一方、1.33×10−2wt%の塩化白
金酸(H[PtCl]・6HO)1Lに、微粒シ
リカ粉末(富田製薬(株)製、マイコンF)500gを
加えて砂浴上で蒸発乾固し、空気中で500℃、2時間
焼成して0.01wt%Pt・SiOを調製し、第2
成分の触媒粉末とした。
【0046】次に、第1成分20kgと第2成分40.
1gにシリカ・アルミナ系無機繊維5.3kg、水17
kgを加えてニーダで混練し、触媒ペーストを得、これ
とは別に、Eガラス系繊維でできた網状物にチタニア、
シリカゾル、ポリビニールアルコールのスラリーを含浸
し、150℃で乾燥して触媒基材とし、この触媒基材間
に前記触媒ペーストを挟持させて圧延ローラを通して圧
延して板状体とし、この板状体を12時間大気中で風乾
した後、500℃で2時間焼成して脱硝機能を備えたN
分解触媒Aとした。
【0047】なお、本触媒中の第1成分と第2成分の第
2成分/第1成分比は0.2/99である。Pt含有量
は、触媒基材、無機繊維を除いて1ppmに相当する。
【0048】本触媒を用いて、図1に示した装置及び表
1に示した条件で排水処理試験を行った。触媒層入口で
のガス流量とNO濃度及びNOx濃度の関係を図2に
示す。また、触媒層13の入口でのガス流量を増加する
ことによりNOx濃度をほぼ維持したまま、NO濃度
を低減できた。
【0049】また、触媒層13の入口でのガス流量と触
媒層13の出口でのNH濃度の関係を図3に示す。触
媒層13の入口でのガス流量を増加すると触媒層13の
出口でのNH濃度が増加するが、触媒層13でのNH
分解率は99%以上であり、未反応のNHを吸収液
で吸収した後にタンク3に戻して再度処理しても、処理
に必要な熱源や薬品などのユーティリティーはほとんど
増加しない。
【0050】
【表1】
【0051】本発明の第二の実施の形態 前記第一の実施の形態に示した装置フローはガスの加熱
エネルギーを少なくできて、経済性が良いが、下記の第
二の実施の形態でも同様の効果が得られる。
【0052】図1での配管18から循環される処理後の
ガス流量の代わりに、配管10からストッリピング塔7
の出口ガスに供給される空気Dの流量を調整する以外は
図1の装置系統と同じ装置の系統を図4に示す。
【0053】排水AおよびアルカリBはそれぞれ配管1
および配管2からタンク3に供給され、タンク3内で混
合された後、ポンプ4により予熱器5に送られる。予熱
器5で約100℃まで予熱された排水Aは、配管6を通
してストリッピング塔7の上部へ供給される。
【0054】ストリッピング塔7の内部には充填物8が
入っており、キャリアガスとして塔下部の配管9から供
給された蒸気C(空気を含む)は排水Aと塔内で効率よ
く接触しながら塔内を上昇し、高濃度のアンモニアガス
を含むガスが得られる。得られたガス中のNH濃度は
数千〜数万ppmである。
【0055】得られたガスは必要に応じて配管10から
供給された空気Dによって希釈され、場合によっては予
熱器11で所定の温度まで予熱された後、触媒塔12に
導かれる。
【0056】ストリッピングされたアンモニアガスは触
媒層13上で酸化分解され、NとHOに分解され配
管14から大気中へ放出される。触媒塔12の出口での
O濃度が触媒塔12の出口に設置されたNO濃度
測定装置16により測定され、この測定値に応じて調節
弁21により配管10から供給される空気Dの流量が制
御される。
【0057】また、配管14から大気へ放出されるガス
中のNHは必要に応じてNH除去装置19において
管路20から供給された酸性の吸収液Fによって吸収さ
れる。ストリッピング塔7の下部の配管15からは、ア
ンモニアを除去された排水Eが排出される。
【0058】本発明の第三の実施の形態 図1での配管18から循環される処理後のガス流量の代
わりに、ストリッピング塔7の底部に配管23から供給
される空気Dの流量を調整する以外は図1の装置系統と
同じ装置の系統を図5に示す。
【0059】排水AおよびアルカリBは、それぞれ配管
1および配管2からタンク3に供給され、タンク3内で
混合された後、ポンプ4により予熱器5に送られる。予
熱器5で約100℃ まで予熱された排水Aは、配管6
を通してストリッピング塔7の上部へ供給される。
【0060】ストリッピング塔7の内部には充填物8が
入っており、キャリアガスとしての塔下部の配管9から
供給された蒸気C(空気を含む)は排水Aと塔内で効率
よく接触しながら塔内を上昇し、高濃度のアンモニアガ
スを含むガスが得られる。得られたガス中のNH濃度
は数千〜数万ppmである。
【0061】得られたガスは必要に応じて配管10から
供給された空気Dによって希釈され、場合によっては予
熱器11で所定の温度まで予熱された後、触媒塔12に
導かれる。ストリッピングされたアンモニアガスは触媒
13上で酸化分解し、NとHOに分解され配管14
から大気へ放出される。
【0062】触媒塔12の出口でのNO濃度が触媒塔
12の出口に設置されたNO濃度測定装置16により
測定され、この測定値に応じて調節弁22により配管2
3からストリッピング塔7に供給される空気Dの流量が
制御される。
【0063】また、配管14から大気へ放出されるガス
中のNHは必要に応じてNH除去装置19において
管路20から供給される酸性の吸収液Fによって吸収さ
れる。ストリッピング塔7の下部の配管15からは、ア
ンモニアを除去された排水Eが排出される。
【0064】本発明の第四の実施の形態 ガスと接触する触媒層13の体積を調整する装置の系統
を図6に示す。排水AおよびアルカリBはそれぞれ配管
1および配管2からタンク3に供給され、タンク3内で
混合された後、ポンプ4により予熱器5に送られる。予
熱器5で約100℃ まで予熱された排水Aは、配管6
を通してストリッピング塔7の上部へ供給される。スト
リッピング塔7の内部には充填物8が入っており、キャ
リアガスとしての塔下部の配管9から供給された蒸気C
(空気を含む)は排水Aと塔内で効率よく接触しながら
塔内を上昇し、高濃度のアンモニアガスを含むガスが得
られる。
【0065】得られたガス中のNH濃度は数千〜数万
ppmである。得られたガスは必要に応じて配管10か
ら供給される空気Dによって希釈され、場合によっては
予熱器11で所定の温度まで予熱された後、触媒塔12
Aまたは12Bに導かれる。ストリッピングされたアン
モニアガスは触媒層13Aまたは13B上で酸化分解さ
れ、NとHOに分解されて配管14から大気中へ放
出される。アンモニアガスが導入される触媒塔12Aま
たは12Bへの切り替えは、触媒塔出口でのN O濃度
の測定により行われる。
【0066】触媒塔出口に設置されたNO濃度測定装
置16により触媒塔出口ガス中のN O濃度が測定さ
れ、この測定値に応じて切替弁24Aおよび24Bによ
り行われる。すなわち、触媒層13Aまたは13B上で
のアンモニアガスの酸化分解によりNO濃度の測定値
が高くなると両方の触媒層13A、13Bを用いる。
【0067】また、配管14から大気へ放出されるガス
中のNHは必要に応じてNH除去装置19において
管路20から供給された酸性の吸収液Fによって吸収さ
れる。ストリッピング塔7の下部の配管15からは、ア
ンモニアを除去された排水Eが排出される。
【0068】本発明の第五の実施の形態 一つの触媒塔12内でガスと接触する触媒層13の体積
を調整する装置の系統を図7に示す。
【0069】排水AおよびアルカリBはそれぞれ配管1
および2からタンク3に供給され、タンク3内で混合さ
れた後、ポンプ4により予熱器5に送られる。予熱器5
で約100℃まで予熱された排水Aは、配管6を通して
ストリッピング塔7の上部へ供給される。ストリッピン
グ塔7の内部には充填物8が入っており、キャリアガス
としての塔下部の配管9から供給された蒸気C(空気を
含む)は排水Aと塔内で効率よく接触しながら塔内を上
昇し、高濃度のアンモニアガスを含むガスが得られる。
【0070】得られたガス中のNH濃度は数千〜数万
ppmである。得られたガスは必要に応じて配管10か
ら供給された空気Dによって希釈され、場合によっては
予熱器11で所定の温度まで予熱された後、触媒塔12
に導かれる。
【0071】触媒塔12には直列二段の触媒層13C、
13Dが配置されており、下段の触媒層13Cを迂回す
る配管27が設けられている。切替弁25Aを設けた配
管27は触媒塔12の底部に設けられた配管14に接続
している。
【0072】ストリッピングされたアンモニアガスは触
媒層13C上で酸化分解し、場合によっては更に触媒層
13D上で酸化分解してNとHOに分解され、配管
14から大気へ放出される。
【0073】アンモニアガスを触媒層13Cのみと接触
させるか、さらに触媒層13Dとも接触させるかどうか
の切り替えは、触媒塔12出口でのNO濃度が触媒塔
12出口に設置されたNO濃度測定装置16により測
定されるNO濃度の測定値に応じて配管27に設けら
れた切替弁25Aおよび配管14に設けられた切替弁2
5Bを切り替えて行われる。すなわち、触媒層13Cま
たは13D上でのアンモニアガスの酸化分解によりN
O濃度の測定値が高くなると、両方の触媒層13C、1
3Dを用いる。
【0074】また、配管14から大気へ放出されるガス
中のNHは必要に応じてNH除去装置19において
管路20から供給された酸性の吸収液Fによって吸収さ
れる。ストリッピング塔7の下部の配管15からは、ア
ンモニアを除去された排水Eが排出される。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、触媒塔で処理した後の
ガス中のNH濃度を低くすると、触媒塔出口でのNO
x濃度とNO濃度がやや高くなるという問題がなくな
り、有害物質の発生量を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の基本装置構成図であ
る。
【図2】 図1の装置の装置の起動時のNOx濃度を示
す図である。
【図3】 図1の装置の触媒層入口でのガス流量と触媒
層出口でのNH濃度の関係を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態の基本装置構成図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態の基本装置構成図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態の基本装置構成図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態の基本装置構成図であ
る。
【図8】 従来方式の基本装置構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態の脱硝機能を備えたNH
分解触媒の細孔モデルを示す図である。
【符号の説明】
1、2、6、9、10、14、15、18、23、27
配管 3 タンク 4 ポンプ 5、11 予熱器 7 ストリッピン
グ塔 8 充填物 12、12A、1
2B 触媒塔 13A〜D 触媒層 16 NO濃度
測定装置 17、21、22 調節弁 19 アンモニア
除去装置 20 管路 24A、24B、25A、25B 切替弁 A、E 排水 B アルカリ C 蒸気 D 空気 E 排水 F 吸収液
フロントページの続き (72)発明者 中本 隆則 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 Fターム(参考) 4D037 AA13 AB12 BA23 BB05 4D048 AA08 AB01 AB02 AB03 BA03Y BA06X BA06Y BA07X BA07Y BA11Y BA23X BA23Y BA26Y BA27X BA27Y BA30X BA30Y BA31Y BA33Y 4G069 AA03 AA08 BA01A BA04A BA07A BB06A BB06B BC50A BC50B BC54A BC54B BC59A BC60A BC60B BC71A BC72A BC74A BC75A CA10 CA11 CB81 DA06 FA02 FB15 FB16 FB17 FB19 FB20 FB30 FB66

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニア(NH)含有排水中の前記
    NHを無害化するNH含有排水の浄化方法におい
    て、 前記NH含有排水とキャリアガスを接触させてNH
    含有排水からNHを気相中に移行させる工程と、 該NHを気相中に移行させる工程で発生したNH
    含むガスを加熱する工程と、 該加熱工程で加熱されたNH含有ガスを触媒に接触さ
    せて前記NHを窒素と水に分解する工程と、 該分解工程で発生したガス中のNO濃度が所定の範囲
    になるように触媒層でのガス流量を調整する工程又は触
    媒層でのガスの接触時間を調整する工程のいずれかの調
    整工程を含むことを特徴とするNH含有排水の浄化方
    法。
  2. 【請求項2】 前記触媒層でのガス流量を調整する方法
    として、(a)NH 含有排水からNHを気相中に移
    行させる工程でのキャリアガス流量を調整する方法、
    (b)NHを気相中に移行させる工程で発生したNH
    含有ガスに空気などのガスを添加する方法、(c)分
    解工程で発生したガスの一部を触媒層へ循環する方法の
    うちの1つを用いることを特徴とする請求項1記載のN
    含有排水の浄化方法。
  3. 【請求項3】 前記触媒が、窒素酸化物のNHによる
    還元活性を有する第1成分とNHを酸化して窒素酸化
    物(NOx)を生成させる活性を有する第2成分とから
    なることを特徴とする請求項1記載のNH含有排水の
    浄化方法。
  4. 【請求項4】 前記触媒が、チタン(Ti)の酸化物及
    びタングステン(W)、バナジウム(V)若しくはモリ
    ブデン(Mo)から選ばれた1種以上の元素との酸化物
    と、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、ロジウム(R
    h)およびパラジウム(Pd)から選ばれた1種以上の
    貴金属を担持したシリカ、ゼオライトおよび/またはア
    ルミナを含有する触媒であることを特徴とする請求項1
    記載のいずれかにNH含有排水の浄化方法。
  5. 【請求項5】 前記触媒が、ゼオライトであることを特
    徴とする請求項1記載のNH含有排水の浄化方法。
  6. 【請求項6】 前記分解工程で発生したガスの一部を系
    外に排出した後、該ガス中のNHを除去する工程を含
    むことを特徴とする請求項1記載のNH含有排水の浄
    化方法。
  7. 【請求項7】 アンモニア(NH)含有排水中の前記
    NHを無害化するNH含有排水の浄化装置におい
    て、 前記NH含有排水とキャリアガスを接触させてNH
    含有排水からNHを気相中に移行させる手段と、 該移行手段で発生したNHを含むガスを加熱する加熱
    手段と、 該加熱手段で加熱されたNH含有ガスを触媒層に接触
    させて前記NHを窒素と水に分解する分解手段と、 該分解手段で発生したガス中のNO濃度を測定するN
    O濃度測定手段と、 該NO濃度測定手段によるNO濃度測定値が所定の
    範囲になるように触媒層でのガス流量を調整するガス流
    量調整手段又は触媒層でのガスの接触時間を調整するガ
    ス接触時間調整手段のどちらかの調整手段を含むことを
    特徴とするNH含有排水の浄化装置。
  8. 【請求項8】 前記触媒層でのガス流量を調整するガス
    流量調整手段として(a)NH含有排水からNH
    気相中に移行させる工程でのキャリアガス流量を調整す
    る手段、(b)移行手段で発生したNH含有ガスに空
    気などのガスを添加する手段、(c)分解手段で発生し
    たガスの一部を触媒層へ循環する手段のうちの一つ以上
    を用いることを特徴とする請求項7記載のNH含有排
    水の浄化装置。
  9. 【請求項9】 前記触媒が、窒素酸化物のNHによる
    還元活性を有する第1成分とNHを酸化して窒素酸化
    物(NOx)を生成させる活性を有する第2成分とから
    なることを特徴とする請求項7記載のNH含有排水の
    浄化装置。
  10. 【請求項10】 前記触媒が、チタン(Ti)の酸化物
    及びタングステン(W)、バナジウム(V)若しくはモ
    リブデン(Mo)から選ばれた1種以上の元素との酸化
    物と、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、ロジウム
    (Rh)およびパラジウム(Pd)から選ばれた1種以
    上の貴金属を担持したシリカ、ゼオライトおよび/また
    はアルミナを含有する触媒であることを特徴とする請求
    項7記載のNH含有排水の浄化装置。
  11. 【請求項11】 前記触媒が、ゼオライトであることを
    特徴とする請求項7記載のNH含有排水の浄化装置。
  12. 【請求項12】 前記分解手段で発生したガスの一部を
    系外に排出した後、該ガス中のNHを除去する手段を
    含むことを特徴とする請求項7記載のNH含有排水の
    浄化装置。
JP2000243466A 2000-08-10 2000-08-10 アンモニア含有排水の浄化方法及び装置 Withdrawn JP2002052381A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000243466A JP2002052381A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 アンモニア含有排水の浄化方法及び装置
CA2418307A CA2418307C (en) 2000-08-10 2001-03-30 Method and apparatus for treating ammonia-containing effluent
KR1020037001863A KR100799049B1 (ko) 2000-08-10 2001-03-30 암모니아 함유 배수(排水)의 처리방법 및 장치
DE60120999T DE60120999T2 (de) 2000-08-10 2001-03-30 Verfahren und vorrichtung zur behandlung von ammoniakhaltigem abwasser
AU2001244686A AU2001244686A1 (en) 2000-08-10 2001-03-30 Process and apparatus for treating ammonia-containing waste water
US10/343,891 US20050047981A1 (en) 2000-08-10 2001-03-30 Process and apparatus for treating ammonia-containing waste water
EP01917738A EP1314698B1 (en) 2000-08-10 2001-03-30 Process and apparatus for treating ammonia-containing waste water
PCT/JP2001/002805 WO2002014222A1 (fr) 2000-08-10 2001-03-30 Procede de traitement d'eaux usees contenant de l'ammoniaque et appareil correspondant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000243466A JP2002052381A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 アンモニア含有排水の浄化方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002052381A true JP2002052381A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18734314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000243466A Withdrawn JP2002052381A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 アンモニア含有排水の浄化方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002052381A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015099024A1 (ja) 2013-12-26 2015-07-02 日揮ユニバーサル株式会社 アンモニア分解触媒
CN109650631A (zh) * 2019-02-16 2019-04-19 中铝矿业有限公司 一种在煤制气生产过程中控制氨水浓度的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015099024A1 (ja) 2013-12-26 2015-07-02 日揮ユニバーサル株式会社 アンモニア分解触媒
KR20160102474A (ko) 2013-12-26 2016-08-30 니키 유니바사루 가부시키가이샤 암모니아 분해 촉매
CN109650631A (zh) * 2019-02-16 2019-04-19 中铝矿业有限公司 一种在煤制气生产过程中控制氨水浓度的方法
CN109650631B (zh) * 2019-02-16 2021-07-20 中铝矿业有限公司 一种在煤制气生产过程中控制氨水浓度的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100532642B1 (ko) 탈황 장치 및 탈황 방법
US6027697A (en) Method and apparatus for treating combustion exhaust gases
JP3655802B2 (ja) 廃水処理方法及び当該方法を用いた廃水処理装置
JPH02172590A (ja) 水溶液から亜硝酸塩および硝酸塩を無残渣で除去する方法
JP2008132413A (ja) 燃焼排ガス処理装置及び湿式集塵機排水処理方法
RU2429908C1 (ru) Катализатор для обработки выхлопных газов
KR100799049B1 (ko) 암모니아 함유 배수(排水)의 처리방법 및 장치
CN110339710B (zh) 一种微波耦合紫外光催化氧化Hg0净化系统及方法
KR100733689B1 (ko) 암모니아 함유 배수(排水)의 처리방법 및 장치
JP2002052381A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法及び装置
JP4175903B2 (ja) タンク内に残留する液体アンモニアの処理方法および装置
JP3366417B2 (ja) 選択還元脱硝法における硫安析出防止方法
JP3987896B2 (ja) アンモニア含有排水の浄化方法及び装置
JP2002066538A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法及び装置
JP2001025778A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法
JP2002052379A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法および装置
JP2002052380A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法及び装置
JP2000317272A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法
KR20030055296A (ko) 암모니아 함유 배수의 정화방법
JP2004188308A (ja) アンモニア含有排水の浄化方法および装置
JP2000300959A (ja) ハロゲン含有有機化合物分解方法およびその装置
JP3949358B2 (ja) 第4級アンモニウム塩含有廃水の処理方法および処理装置
JP3630352B2 (ja) 尿素含有水の処理方法
JP2003071461A (ja) 排水中の窒素化合物の除去方法及び装置
CN204220030U (zh) 一种新型脱硫脱硝装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041029

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060605