JP2002051870A - 椅子の肘掛け装置 - Google Patents

椅子の肘掛け装置

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JP2002051870A
JP2002051870A JP2000244402A JP2000244402A JP2002051870A JP 2002051870 A JP2002051870 A JP 2002051870A JP 2000244402 A JP2000244402 A JP 2000244402A JP 2000244402 A JP2000244402 A JP 2000244402A JP 2002051870 A JP2002051870 A JP 2002051870A
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/03Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
    • A47C1/0308Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable by rotation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肘当てを安定的に円滑に回動させるととも
に、所望の回動位置に確実に弾性保持する。 【解決手段】 座体の側部より起立する肘掛け支柱の頂
部に、肘当て4をほぼ水平として支持する肘当て支持体
12を、垂直軸7回り回動可能として設け、かつ前記肘
掛け支柱の頂部と肘当て支持体12との間に、肘当て支
持体12を所定の角度ずつ段階的に弾性保持しうる弾性
保持手段を設けてなる椅子の肘掛け装置において、前記
弾性保持手段が、前記肘掛け支柱の頂部に設けられ、か
つ前記垂直軸7を中心とする円周上に放射方向を向く複
数の長溝14が形成された角度保持プレート9と、肘当
て支持体12に設けられ、かつ前記複数の長溝14と選
択的に弾性係合可能な突起15を先端部に有する少なく
とも1対の弾性片を備える弾性板材10とからなるもの
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座る人の体格や作
業内容等に応じて、座体に対する肘当ての位置を最適に
調節しうるようにした椅子の肘掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】座る人の体型(肩幅や腕長)等による腕
の位置や、パソコン等のキーボードやマウスを操作する
など、作業内容に合わせて肘当ての位置を調節し、肘の
支え位置を変更しうるようにすることは、作業能率や疲
労度を改善する上において重要である。
【0003】このように、肘当ての位置を調節しうるよ
うにした従来の椅子としては、例えば、特開平9−31
3301号公報、特開平11−346873号公報等に
開示されているもののように、肘当てを前後及び左右方
向に移動可能としたものや、特開平10−42999号
公報、特開平9−121975公報等に開示されている
もののように、肘当てを左右方向に回動しうるようにし
たものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の肘掛け
装置においては、いずれも、肘当ての左右方向への移動
及び回動を案内する長孔等の案内手段が肘当て側に設け
られているため、肘当ての左右方向の可動範囲は肘掛部
の幅の領域内で設定せざるを得ず、従って、左右方向に
大きく回動することはできない。
【0005】そこで、本出願人は、肘当ての回動機構と
前後移動機構とを分離して設けることにより、肘当ての
回動可能範囲を大とし、肘をより快適な姿勢で支持しう
る肘掛け装置を案出している。
【0006】これは、肘掛け支柱の頂部に、肘当て支持
体を、垂直軸回りに回動可能として設けるとともに、肘
当て支持体の上部に、肘当てを前後に移動可能に設ける
ものであるが、次のような課題が残されている。
【0007】すなわち、肘当て支持体を肘当てと共に回
動させる際、垂直軸に偏荷重が作用し、肘当て支持体と
垂直軸とが偏当たりして回動が不円滑となることがあ
る。
【0008】また、肘当てがむやみに回動するのを防止
するために、肘当て支持体の垂直軸回りの回動に抵抗力
を付与するとともに、任意の回動位置に保持する手段を
設ける必要があるが、これをいかに簡単な構成として肘
当て支持体を所望の回動位置に確実に弾性保持させるか
である。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、肘当てを安定的に円滑に回動しうるようにするとと
もに、簡単な手段で肘当て支持体を所望の回動位置に確
実に弾性保持させうるようにした椅子の肘掛け装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)座体の側部より起立する肘掛け支柱の頂部に、肘当
てをほぼ水平として支持する肘当て支持体を、垂直軸回
り回動可能として設け、かつ前記肘掛け支柱の頂部と肘
当て支持体との間に、肘当て支持体を所定の角度ずつ段
階的に弾性保持しうる弾性保持手段を設けてなる椅子の
肘掛け装置において、前記弾性保持手段が、前記肘掛け
支柱の頂部と肘当て支持体との対向面間のいずれか一方
に設けられ、かつ前記垂直軸を中心とする円周上に放射
方向を向く複数の長溝が形成された角度保持プレート
と、同じく他方のものに設けられ、かつ前記複数の長溝
と選択的に弾性係合可能な突起を先端部に有する少なく
とも1対の弾性片とを備えるものとする。
【0011】(2)上記(1)項において、1対の弾性片
が、垂直軸を貫通するリング状部より互いに反対方向に
延出させたものとする。
【0012】(3)上記(1)または(2)項において、肘掛
け支柱の頂部と肘当て支持体との互いの対向面のいずれ
か一方に凹溝を設け、この凹溝に弾性片を回り止めして
収容する。
【0013】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、肘掛け支柱の頂部と肘当て支持体との互いの対向面
における外周端部のいずれか一方に、複数のピンを突設
し、このピンに、角度保持プレートの外周部に形成した
係合溝を嵌合することにより、角度保持プレートを回り
止めする。
【0014】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、肘当て支柱と肘当て支持体との間に、角度保持プレ
ートの回り止め用ピンと、このピンが摺動可能として嵌
合される円弧状の案内溝とよりなる前記肘当て支持体の
垂直軸回りの回動範囲を規制する回動角度規制手段を設
ける。
【0015】(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、肘当てを、前後位置調節可能として肘当て支持体に
設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した椅子
(A)の側面図を示すもので、座体(1)の左右両側部より
若干前傾(以下、方向は図1の左方を前として説明す
る)して起立する1対の肘掛け支柱(2)の上端部に、本
発明の肘掛け装置(3)が設けられている。
【0017】肘掛け装置(3)の肘当て(4)は、前後方向
の位置と左右方向の回動角度とを調整しうるようになっ
ている。
【0018】図2〜図10は、上記肘掛け装置(3)の詳
細を示す。なお、左右の肘掛け装置(3)は、左右対称で
同一構成となっているため、以下の説明は右方のものの
みとし、左方のものについては省略する。
【0019】また、肘掛け支柱(2)内に組み込まれた高
さ調節機構についても、本発明とは直接関係しないの
で、その詳細な説明は省略する。
【0020】まず肘当て(4)の回動機構について説明す
る。図2〜図4に示すように、肘掛け支柱(2)内の昇降
杆(5)の平面視円形とした頂面には、水平をなす円板状
の基板(6)が固着され、その中心と外周端部には、それ
ぞれ垂直軸(7)と短寸の前後1対のピン(8)(8)とが立
設されている。
【0021】基板(6)の上面には、図4に示すように、
円板状の角度保持プレート(9)と、弾性板材(10)と、円
形をなすホルダ(11)と、下端部を円形とし、かつ上部
を、円形の下端部より前方に延出する長円形とした肘当
て支持体(12)とが、垂直軸(7)が貫通するようにして、
下方より順に載置されている。
【0022】角度保持プレート(9)は、アセタール樹脂
等により形成され、その前後の外周面に形成された係合
溝(13)(13)を、基板(6)の1対のピン(8)に嵌合するこ
とにより、軸線回りに回転するのが阻止されている。
【0023】角度保持プレート(9)における係合溝(13)
を挟む左右の上面には、垂直軸(7)を中心とする円周上
に放射方向を向く複数(例えば7個ずつ)の長溝(14)
が、円周方向に一定間隔おき(例えば15°間隔)に形
成されている。
【0024】弾性板材(10)は、ばね板を打ち抜いて形成
され、リング状部の外周縁には、直径方向に向かって斜
め下方に延出する1対の弾性片(10a)(10a)が180°対
向状に連設されている。両弾性片(10a)の先端部には、
下向きに膨出する半球状の突起(15)が形成されてる。な
お、弾性片(10a)は、1対以上設けることもある。両突
起(15)の下面は、上記角度保持プレート(9)の複数の長
溝(14)のいずれにも係合可能となっている。
【0025】合成樹脂よりなるホルダ(11)の下面には、
図5に示すように、弾性板材(10)が収容可能なそれとほ
ぼ補形をなす上向きの凹溝(16)と、その両側の外周部寄
りに、上記基板(6)における各ピン(8)の上端部が遊嵌
可能な円弧状の1対の案内溝(17)(17)とが形成されてい
る。
【0026】両案内溝(17)は、凹溝(16)を二分する中心
線に対して線対称をなし、かつそれらの円周方向の長さ
は、各ピン(8)が案内溝(17)内においてほぼ90°相対
回動しうるように設定してある。
【0027】合成樹脂よりなる肘当て支持体(12)におけ
る円形の下面には、複数の突部(18)が形成され、この突
部(18)をホルダ(11)の上面の複数の凹部(19)に嵌合する
ことにより、肘当て支持体(12)とホルダ(11)とが位置決
めされ、かつ互いに相対回転するのが阻止されている。
【0028】肘当て支持体(12)における下端部の中央に
穿設した上下方向を向く軸孔(12a)には、ガイド筒(20)
が圧入され、その上下両端部に嵌合されたブッシュ(21)
に垂直軸(7)が挿通している。
【0029】上記角度保持プレート(9)、弾性板材(1
0)、ホルダ(11)及び肘当て支持体(12)は、肘当て支持体
(12)の上方に突出する垂直軸(7)の上端部の小径おねじ
部(22)に、ウェーブワッシャ(23)と平ワッシャ(24)を介
してナット(25)を螺合することにより、基板(6)上に取
付けられている。
【0030】この際、ウェーブワッシャ(23)は、垂直軸
(7)を挿通してガイド筒(20)に嵌合したブッシュ(21)の
上端と当接し、かつ平ワッシャ(24)により押圧されて弾
性変形させられるようになっている。
【0031】これは、図3に示すように、ホルダ(11)に
収容した弾性板材(10)の両弾性片(10a)をウェーブワッ
シャ(23)の弾性力により若干上向きに弾性変形させるこ
とにより、肘当て支持体(12)をウェーブワッシャ(23)と
弾性板材(10)とにより弾性的に保持するためと、弾性片
(10a)の突起(15)が角度保持プレート(9)の長溝(14)と
係合している際、回動方向に適度の抵抗力を付与するよ
うにするためである。
【0032】基板(6)の各ピン(8)とホルダ(11)の案内
溝(17)との組付位相は、図5に示すように、両案内溝(1
7)を二分する中心線(L1)が各ピン(8)の中心を結ぶ前
後方向を向く中心線(L2)に対し、時計方向にほぼ30
°ずれた位相となるようにし、かつこのとき、弾性板材
(10)の各突起(15)が、180°対向する第2番目の長溝
(14)とそれぞれ係合するようにしてある(図12参
照)。このような位置関係とすると、ホルダ(11)及びそ
れと一体をなす肘当て支持体(12)は、各ピン(8)に対
し、時計方向にほぼ15°、反時計方向にほぼ75°だ
け、垂直軸(7)回りに回動させることができる。
【0033】また、上記位置関係にあるとき、肘当て支
持体(12)に取付けられる前述した肘当て(4)は、通常使
用位置、すなわち前後方向に真直ぐな位置となる。
【0034】次に、肘当て(4)の前後移動機構について
説明する。図2及び図3に示すように、肘当て支持体(1
2)内の上部には、前後方向を向くチャンネル状の肘当て
ブラケット(26)がねじ止めされ、その上端の左右方向を
向く両水平片(26a)(26a)には、図6に示すような、左右
1対の互いに同形をなすセレクタ(27)(27)が、左右対称
的に嵌合されている。
【0035】各セレクタ(27)は、アセタール樹脂等によ
り形成され、水平片(26a)の外側縁部に外嵌される基片
(27a)と、その前後の端縁より、平面視L字形をなすよ
うに内向きに連設され、かつ取付け時において水平片(2
6a)の上面と当接する前後1対の足片(27b)(27b)と、両
足片(27b)の先端部同士を接続するようにして、それら
の上面に連設された外向きに円弧状に膨出する弧状片(2
7c)とからなり、弧状片(27c)の中央部の外面には、半球
状の突起(28)が形成されている。
【0036】弧状片(27c)とそれを支持する両足片(27b)
とは、突起(28)が左右方向に移動しうるように若干弾性
変形しうるようになっている。
【0037】肘当てブラケット(26)の両水平片(26a)及
びそれに嵌合されたセレクタ(27)の基片(27a)は、前後
方向を向く可動プレート(29)における左右両端部の内向
きコ字状をなす1対のガイドレール(30)(30)内に、相対
移動可能として嵌合されている(図2参照)。
【0038】上記肘当て(4)は、前後方向に長い平面視
ほぼ矩形状の合成樹脂製の上面板(4a)と、その下面に若
干の空間が形成されるようにしてねじ(31)止めされた合
成樹脂製の下面板(4b)とからなり、下面板(4b)の中央部
には、前後方向に長い矩形状の上向きの凹所(32)が形成
されている。
【0039】下面板(4b)における凹所(32)の頂壁(32a)
の中央部には、図7及び図8に示すように、前後方向を
向く矩形孔(33)が形成され、その左右に対向する内側面
には、複数(例えば7個)の波形の係止凹溝(34)が互い
に対向するように形成されている。
【0040】下面板(4b)の凹所(32)内には、上記可動プ
レート(29)が、その後端の左右両側部の係止片(29a)(29
a)を凹所(32)内の係合孔(35)内に挿し込んで係止すると
ともに、前端の取付片(29b)を凹所(32)内の段部(32b)に
ねじ(31)止めすることにより固定されている。
【0041】可動プレート(29)の中央部には、下面板(4
b)の矩形孔(33)よりも大きな矩形孔(29c)が形成され、
矩形孔(33)に形成された両係止凹溝(34)が矩形孔(29c)
の内方に露出するようになっている(図7、図8参
照)。
【0042】下面板(4b)を可動プレート(29)に固定する
と、図8に示すように、肘当てブラケット(26)に取付け
た左右1対のセレクタ(27)における各弧状片(27c)が、
下面板(4c)の矩形孔(33)より上方に突出し、それらに形
成した半球状の突起(28)が、複数の係止凹溝(34)のいず
れかと弾性係合しうるようになる。
【0043】すなわち、下面板(4b)を可動プレート(29)
に固定すると、肘当て(4)は、肘当て支持体(12)に対し
て前後方向に移動可能となり、かつ左右のセレクタ(27)
における突起(28)をいずれかの係止凹溝(34)に選択的に
係合させることにより、肘当て(4)の前後方向の位置を
段階的に調節することができる。なお、肘当て(4)を前
後限位置まで移動させると、両セレクタ(27)における弧
状片(27c)の前後の端線が下面板(4b)の矩形孔(33)の前
後の端面に当接するので、それ以上前後に移動すること
はない。
【0044】図2、図3及びず10に示すように、下面
板(4b)における凹所(32)の下端開口面には、合成樹脂製
の前後1対のカバー(36)が止着され、肘当て(4)を前後
方向に移動させた際、指等が凹所(32)内に入り込んで肘
当て支持体(12)との間に挟まれるのを防止している。
【0045】各カバー(36)には、図9に示すように(前
後対称につき、一方のみ図示する)、中央部と左右両側
部とに、上記垂直軸(7)に螺合したナット(25)の移動を
許容する前後方向を向く逃げ溝(37)と、肘当てブラケッ
ト(26)における左右の垂直片の移動を許容するスリット
状の逃げ溝(38)とが形成され、かつ左右の側縁には、互
いに対向する前後1対ずつの係合片(39)が上向きに突設
されている。
【0046】両カバー(36)の対向端を突合わせるように
して、各係合片(39)を、下面板(4b)の凹所(32)の周縁部
に形成した8個の係合孔(40)(図7、図8参照)に、若
干内向きに弾性変形させて挿入することにより、各係合
片(39)の外面に形成された係止突条(39a)が係止孔(40)
の上端縁に弾性係合し、抜け止めされる。
【0047】上記実施形態の肘掛け装置において、肘当
て(4)を手で掴んで前後方向に強く押動すると、図11
に示すように、左右1対のセレクタ(27)が相対的に前後
方向に移動することにより、その足片(27b)が弾性変形
し、各弧状片(27c)の突起(28)が、肘当て(4)の下面板
(4b)の左右の係止凹溝(34)より離脱し、他の適宜の係止
凹溝(34)と弾性的に係合する。
【0048】これにより、肘当て(4)の前後方向の位置
を、係止凹溝(34)の数だけ段階的に調節することができ
る。
【0049】一方、肘当て(4)を回動させ、左右の肘当
て(4)間の間隔を調節する際は、次のようにして行う。
【0050】図12に示すように、実線示の通常使用位
置にある肘当て(4)全体を上方より掴み、平面視時計方
向(左方の肘当ては反時計方向)に回動させると、肘当
て(4)に取付けられた肘当て支持体(12)、ホルダ(11)及
びホルダ(11)の凹溝(16)内に保持された弾性板材(10)
が、角度保持プレート(9)に対して垂直軸(7)回りに回
動する。すると、ホルダ(11)の案内溝(17)内に嵌合され
ている各ピン(8)が、想像線で示すように、案内溝(17)
における回動方向と反対側の端部と当接するまで相対移
動することにより、肘当て(4)はほぼ15°だけ回動さ
せることができる。
【0051】この際、弾性板材(10)の1対の突起(15)
が、各ピン(8)と近接する側の180°対向する最端部
の長溝(14)と弾性的に係合する。従って、肘当て(4)
が、その位置から反時計方向に妄りに回動することはな
い。
【0052】このように、肘当て(4)を時計方向に15
°回動させると、図13に示すように、例えばパソコン
等のマウス(M)を操作する際、座者の肘を人間工学的に
最適な状態で支持することができる。
【0053】一方、肘当て(4)を、通常使用位置から反
時計方向(左方の肘当ては時計方向)に回動させると、
図12に示すように、各ピン(8)が案内溝(17)内を上記
と反対側の端部と当接するまで相対移動することによ
り、肘当て(4)は最大でほぼ75°まで回動させること
ができる。
【0054】この回動範囲内において、弾性板材(10)の
1対の突起(15)を各長溝(14)と順次弾性係合させれば、
肘当て(4)は、ほぼ15°間隔ずつ段階的に回動停止さ
せることができる。
【0055】このように、反時計方向への肘当て(4)の
回動領域を広げておくと、作業内容に応じて、肘当て
(4)を最適位置に調節することができる。特に、図14
に示すように、例えばノート型の小型パソコン等のキー
ボード(K)を操作する際、左右の肘当て(4)をハの字形
に大きく回動させ、座者の肘をキーボード(K)の操作に
快適な姿勢で広範囲に支持することができ、疲労感を小
さくしうる。
【0056】以上説明したように、上記実施形態におい
ては、肘当て(4)の回動機構と前後移動機構とを分離さ
せ、肘当て(4)を肘掛け支柱(2)を中心として回動させ
るようにしてあるため、肘当ての回動が肘掛部において
行われる従来のもののように、肘当て(4)の回動範囲が
制約されることはない。
【0057】また、角度保持プレート(9)の上面に放射
方向を向く複数の長溝(14)を設け、これに弾性板材(10)
の2個の突起(15)を弾性係合させるようにしてあるた
め、万一ホルダ(11)及び肘当て支持体(12)と垂直軸(7)
との間にがたが発生し、突起(15)が径方向に位置ずれし
たとしても、長溝(14)によりその位置ずれを吸収するこ
とができるので、肘当て(4)は所望の位置に確実に弾性
保持される。しかも、180°対向する2個の突起(15)
が常時角度保持プレート(9)に圧接しているので、垂直
軸(7)に偏荷重が作用することはなく、肘当て支持体(1
2)はバランスよく円滑に回動しうる。
【0058】さらに、肘当て支持体(12)に固定した肘当
てブラケット(26)に、左右1対の弾性変形可能なセレク
タ(27)を取付け、両セレクタ(27)における弧状片(27c)
に形成した各突起(28)を、肘当て(4)における下面板(4
b)の中央部に設けた左右に対向する複数の係止凹溝(34)
と弾性的に係脱しうるようにしてあるため、肘当て(4)
の前後位置を節度感をもって段階的に調節しうるととも
に、肘当て(4)を左右方向にがた付かせることなく、前
後に安定的に移動させることができる。
【0059】肘当て(4)の下面板(4b)に形成された凹所
(32)には、カバー(36)が止着されているため、不用意に
肘当て(4)を前後に移動しても、指等が凹所(32)の前後
の端縁と肘当て支持体(12)との間に挟まれたり、ゴミ等
の異物が凹所(32)内に入り込む恐れはない。
【0060】なお、上記実施形態においては、各度保持
プレート(9)を固定し、弾性板材(10)側を回動させてい
るが、それらを反対としてもよい。すなわち、角度保持
プレート(9)と弾性板材(10)とを上下反対向きとして、
角度保持プレート(9)をホルダ(11)に固定するととも
に、弾性板材(10)を基板(6)に回動不能として固着すれ
ばよい。
【0061】また、回動角度規制手続きを構成している
ピン(8)とその案内溝(17)も上下反対とし、ピン(8)を
ホルダ(11)に、案内溝(17)を基板(6)に設けるようにし
てもよい。
【0062】ホルダ(11)は必ずしも必要ではなく、肘当
て支持体(12)の下面に、弾性板材(10)収容用の凹溝とピ
ン(8)用の案内溝を直接設ければ、ホルダ(11)は省略し
うる。肘当て(4)を上面板(4a)と下面板(4b)とからなる
ものとしたが、一体構造の肘当て(4)として、その下面
に形成した凹所内に上述と同様の係止凹溝(34)を設けて
もよい。
【0063】椅子の使用目的に応じて、案内溝(17)の円
周方向の長さや、ピン(8)と案内溝(17)との位相を変え
ることにより、肘当て(4)の左右方向への回動範囲を任
意に設定しうるのは勿論である。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少なくと
も1対の弾性片に設けた突起が常時角度保持プレートに
圧接しているので、肘当て支持体はバランスよく弾性保
持され、垂直軸に偏荷重が作用することはない。従っ
て、肘当てを安定的に円滑に回動させることができる。
また、弾性片の突起は、放射方向を向く長溝と弾性係合
するようにしてあるため、万一肘当て支持体と垂直軸と
の間にがたが発生し、突起が径方向に位置ずれしたとし
ても、長溝がその位置ずれを吸収するため、肘当ては所
望の位置に確実に弾性保持される。さらに、弾性保持手
段の構成が簡単であるため、その上下寸法を小とするこ
とができるとともに、安価に実施しうる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、垂直軸より
離れた位置において各弾性片の突起が角度保持プレート
と弾性的に圧接するので、肘当て支持体はよりバランス
よく保持される。
【0066】請求項3記載の発明によれば、弾性片の位
置決め及び組付性が容易となる。
【0067】請求項4記載の発明によれば、角度保持プ
レートの位置決め及び組付性が容易となる。
【0068】請求項5記載の発明によれば、肘当て支持
体を、肘当ての幅等に制約されることなく、回動角度規
制手段の範囲内において、自由に回動させることがで
き、肘当ての向きを作業内容等に応じて最適に調節しう
る。
【0069】請求項6記載の発明によれば、肘当てを、
回動だけでなく前後にも移動させうるので、それらを組
合わせることにより、肘当ての位置を作業内容等に応じ
てより最適に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子の側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を備える肘掛け支柱部の一
部切欠縦断側面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の拡大縦断正面図で
ある。
【図4】同じく、肘当ての回動機構部の分解斜視図であ
る。
【図5】同じく、ホルダの底面図である。
【図6】同じく、肘当てブラケットとそれに取付けられ
るセレクタの斜視図である。
【図7】同じく、肘当ての底面図である。
【図8】同じく、肘当てブラケットに肘当てを取付けた
状態の一部切欠平面図である。
【図9】同じく、カバーの斜視図である。
【図10】同じく、図2のX−X線の縦断正面図であ
る。
【図11】同じく、肘当ての前後の位置調節時の一部切
欠平面図である。
【図12】同じく、図2をXII−XII線において横断して
見た際のピンと案内溝との位置関係及び肘当ての回動範
囲を示す平面図である。
【図13】肘当てを外向きに回動してパソコンのマウス
を操作する一例を示す概略平面図である。
【図14】同じく、肘当てを内向きに大きく回動して小
型パソコンのキーボードを操作する一例を示す概略平面
図である。
【符号の説明】
(1)座体 (2)肘掛け支柱 (3)肘掛け装置 (4)肘当て (4a)上面板 (4a)下面板 (5)昇降杆 (6)基板 (7)垂直軸 (8)ピン (9)角度保持プレート (10)弾性板材 (10a)弾性片 (11)ホルダ (12)肘当て支持体 (13)係合溝 (14)長溝 (15)突起 (16)凹溝 (17)案内溝 (18)突部 (19)凹部 (20)ガイド筒 (21)ブッシュ (22)小径おねじ部 (23)ウェーブワッシャ (24)平ワッシャ (25)ナット (26)肘当てブラケット (26a)水平片 (27)セレクタ (27a)基片 (27b)足片 (27c)弧状片 (28)突起 (29)可動プレート (29a)係止片 (29b)取付片 (30)ガイドレール (31)ねじ (32)凹所 (32a)頂壁 (32b)段部 (33)矩形孔 (34)係止凹溝 (35)係合孔 (36)カバー (37)(38)逃げ溝 (39)係合片 (39a)係止突条 (40)係合孔 (A)椅子(K)キーボード (M)マウス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座体の側部より起立する肘掛け支柱の頂
    部に、肘当てをほぼ水平として支持する肘当て支持体
    を、垂直軸回り回動可能として設け、かつ前記肘掛け支
    柱の頂部と肘当て支持体との間に、肘当て支持体を所定
    の角度ずつ段階的に弾性保持しうる弾性保持手段を設け
    てなる椅子の肘掛け装置において、 前記弾性保持手段が、前記肘掛け支柱の頂部と肘当て支
    持体との対向面間のいずれか一方に設けられ、かつ前記
    垂直軸を中心とする円周上に放射方向を向く複数の長溝
    が形成された角度保持プレートと、同じく他方のものに
    設けられ、かつ前記複数の長溝と選択的に弾性係合可能
    な突起を先端部に有する少なくとも1対の弾性片とを備
    えるものとした椅子の肘掛け装置。
  2. 【請求項2】 1対の弾性片が、垂直軸を貫通するリン
    グ状部より互いに反対方向に延出させたものである請求
    項1記載の椅子の肘掛け装置。
  3. 【請求項3】 肘掛け支柱の頂部と肘当て支持体との互
    いの対向面のいずれか一方に凹溝を設け、この凹溝に弾
    性片を回り止めして収容した請求項1または2記載の椅
    子の肘掛け装置。
  4. 【請求項4】 肘掛け支柱の頂部と肘当て支持体との互
    いの対向面における外周端部のいずれか一方に、複数の
    ピンを突設し、このピンに、角度保持プレートの外周部
    に形成した係合溝を嵌合することにより、角度保持プレ
    ートを回り止めした請求項1〜3のいずれかに記載の椅
    子の肘掛け装置。
  5. 【請求項5】 肘当て支柱と肘当て支持体との間に、角
    度保持プレートの回り止め用ピンと、このピンが摺動可
    能として嵌合される円弧状の案内溝とよりなる前記肘当
    て支持体の垂直軸回りの回動範囲を規制する回動角度規
    制手段を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の椅子の
    肘掛け装置。
  6. 【請求項6】 肘当てを、前後位置調節可能として肘当
    て支持体に設けた請求項1〜5のいずれかに記載の椅子
    の肘掛け装置。
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