JP2002051854A - 昇降棚装置の制御システム - Google Patents

昇降棚装置の制御システム

Info

Publication number
JP2002051854A
JP2002051854A JP2000241697A JP2000241697A JP2002051854A JP 2002051854 A JP2002051854 A JP 2002051854A JP 2000241697 A JP2000241697 A JP 2000241697A JP 2000241697 A JP2000241697 A JP 2000241697A JP 2002051854 A JP2002051854 A JP 2002051854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
shelf
vertically moving
moving rack
lowering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000241697A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Murakami
道広 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority to JP2000241697A priority Critical patent/JP2002051854A/ja
Publication of JP2002051854A publication Critical patent/JP2002051854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降棚装置の昇降棚を1回のスイッチの操作
で上限位置または下限位置まで昇降させたい場合と、昇
降の途中位置で停止させたり僅かな昇降を行う二通りの
動作モードを両立させることにより、使い勝手ならびに
操作性を向上した昇降棚装置の制御システムを提供す
る。 【解決手段】 下端を開放したキャビネット本体101
と、このキャビネット本体内を昇降可能に支持された昇
降棚102と、前記昇降棚を上昇または下降させる駆動
装置Aと、前記昇降棚の上昇または下降を指示する操作
部109A・109Bと、前記駆動装置の運転制御を行
う制御部3とを備えた昇降棚装置100であって、前記
操作部の操作時間を計数するタイマー回路4を設け、前
記操作時間が予め設定した所定時間内においては昇降棚
の手動運転を可能とし、操作時間が所定時間を経過した
後は自動運転するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステムキッチンな
どに設置される昇降棚装置の制御システムに関するもの
であり、昇降棚の上昇または下降の運転に関してその操
作性を向上するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばシステムキッチンに設置さ
れる昇降棚装置は、その昇降棚に食器類を収納すること
ができるばかりでなく、食器乾燥機として使用すること
ができるものも登場し、使い勝手が向上するように改良
されている。一般に、昇降棚装置の昇降棚は、斜め前方
へ引き落とすものと、キャビネット本体内を垂直方向に
上昇または下降するものに大別することができる。
【0003】そして、昇降棚をキャビネット本体内を昇
降させる構成としてリンク機構などの機械要素によるも
のと、吊支ベルトの巻き取りと繰り出しを電気的駆動装
置を用いて行う構成に大別することができる。
【0004】ここで、昇降棚装置の一例として吊支ベル
トを用いた図1に示す構成について説明する。同図にお
いて符号100は昇降棚装置全体を示し、符号101は
キャビネット本体であり、符号102は昇降棚を示す。
前記キャビネット本体101の上部空間には昇降モータ
103と、該昇降モータで回転駆動される駆動プーリ1
04A・104Bとからなる駆動装置Aが固定配置され
ている。
【0005】前記駆動プーリ104A・104Bには吊
支ベルト105A・105Bが巻装されており、この吊
支ベルト105A・105Bはガイドプーリ106A・
106Bに案内され、その端部が前記昇降棚102の天
板部分に固定されている。したがって、前記駆動プーリ
104A・104Bの回転駆動による吊支ベルト105
A・105Bの巻き取りまたは繰り出しにより、昇降棚
102がガイドレール107A・107Bに案内されて
昇降する。
【0006】符号108Aは上限センサーであり、昇降
棚102を上昇させたときの上限の停止位置を検出する
ためのものである。また、符号108Bは下限センサー
であり、昇降棚を下降させたときの下限の位置を検出す
るものである。
【0007】符号109Aは上昇スイッチであり、昇降
棚102の上昇を指示する。また、符号109は下降ス
イッチであり、昇降棚102の下降を指示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく構成され
た昇降棚装置における昇降棚の昇降は、二通りの動作モ
ードのいずれかを採用していた。その第1の動作モード
は、上昇スイッチまたは下降スイッチのいずれかを1回
だけ押すのみで、昇降棚を上限位置または下限位置まで
連続自動的に昇降させるものである。
【0009】一方、第2の動作モードは、上昇スイッチ
または下降スイッチを押している間だけ昇降棚を昇降さ
せるようにしたもので、したがって、すべて手動で制御
するようにしたものである。
【0010】ところで、昇降棚を連続自動的に昇降させ
る前記第1の動作モードでは、上昇スイッチまたは下降
スイッチを1回押すだけでよく、操作は非常に簡単であ
るが、昇降の途中位置での停止はできない。
【0011】一方、前記第2の動作モードでは、手動制
御であるため、昇降棚を昇降の途中位置での停止を可能
とし、僅かな移動距離だけ昇降させることができるもの
であるが、昇降棚を上限位置または下限位置まで移動さ
せるには、昇降棚が上限位置または下限位置で停止する
まで、上昇スイッチまたは下降スイッチを押し続けなけ
ればならない。
【0012】ところで、昇降棚装置の昇降棚の使用態様
は、1回のスイッチの操作で上限位置または下限位置ま
で昇降させたい場合と、昇降の途中位置で停止させたり
僅かな昇降を行いたい場合などが混在するものである
が、これに対応することが困難であった。しかしなが
ら、この二通りの動作モードを両立させることが使い勝
手の向上となるものである。
【0013】
【発明の目的】そこで、本発明は、前記二通りの動作モ
ードを両立させることを目的とするもので、これにより
使い勝手ならびに操作性を向上した昇降棚装置の制御シ
ステムを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、下端を開放し
たキャビネット本体と、このキャビネット本体内を昇降
可能に支持された昇降棚と、前記昇降棚を上昇または下
降させる駆動装置と、前記昇降棚の上昇または下降を指
示する操作部と、前記駆動装置の運転制御を行う制御部
とを備えた昇降棚装置であって、前記操作部の操作時間
を計数するタイマー回路を設け、前記操作時間が予め設
定した所定時間内においては昇降棚の手動運転を可能と
し、操作時間が所定時間を経過した後は自動運転とする
ようにしたもので、これにより本発明の課題に対応す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて詳細に説明する。なお、本発明は、昇降棚
の駆動機構の構成に限定されることなく、広汎に実施し
得るものである。
【0016】図2は、本発明に採用する電気回路の構成
の概要を示すブロック図であり、同図において、符号1
03は、電源部1から供給される直流電源により正逆回
転される昇降モータであり、該昇降モータの出力軸は昇
降棚の駆動装置Aの動力源となる。
【0017】符号2は、電流検出回路であって昇降モー
タ103に供給される電源の有無を検出し、マイクロコ
ンピュータなどで構成された制御部3へその信号を供給
して昇降棚の動作状況を検出するようにしている。符号
108A・108Bは、昇降棚装置に配設された上限セ
ンサーならびに下限センサーを示し、符号109A・1
09Bは、上昇スイッチならびに下降スイッチを示す。
【0018】符号4は、タイマー回路であって制御部3
からの指示を受ける毎に予め設定されている時間を計数
し、その出力信号を制御部3へ送出する。
【0019】つぎに、図2に示すフローチャートにもと
づいて制御処理の流れを説明する。 [手動昇降モード]図3においてステップSa1で制御
ルーチンに入ると、まず、ステップSa2でその時点の
動作モードが自動昇降モードであるかが、ステップSa
8の自動昇降モードの設定の有無で判断される。そし
て、このステップSa2で自動昇降モードではないと判
断されると、ステップSa3へ移行する。
【0020】ステップSa3では上昇スイッチ109A
または下降スイッチ109Bからの入力の有無が判断さ
れ、ここで入力がない場合は、ステップSa11で昇降
棚102の停止状態を維持する。一方、ステップSa3
で上昇スイッチ109Aまたは下降スイッチ109Bか
らの入力がある場合は、ステップSa4へ移行する。
【0021】ステップSa4では上限センサー108A
または下限センサー108Bからの入力の有無が判断さ
れ、ここで入力がある場合は、昇降棚102が上限位置
または下限位置にあるものと判断してステップSa11
で昇降棚102の停止状態を維持する。一方、ステップ
Sa4で上限センサー108Aまたは下限センサー10
8Bからの入力がないと判断された場合は、ステップS
a5へ移行する。
【0022】ステップSa5では予め設定してある時間
を計数するタイマー回路4を起動する設定がなされる。
ところで、このタイマーの計数時間は、昇降棚装置にお
ける使い勝手から割り出して設定するもので、2秒程度
の短時間に設定している。
【0023】ステップSa5でタイマー回路4が起動さ
れると同時に、ステップSa6において昇降棚102の
昇降動作が開始され、ステップSa7へ移行する。
【0024】ステップSa7ではタイマー回路4の計数
時間を監視しており、設定時間内であればステップSa
2へ戻る。そして、再度ステップSa2において自動昇
降モードであるかが判断されるが、この時点ではまだス
テップSa8へ移行していないので、否定の判断とな
り、ステップSa3へ移行する。そしてこの時点で上昇
スイッチ109Aまたは下降スイッチ109Bの操作を
解除すると、ステップSa3からステップSa11へ移
行し、昇降棚102の停止処理がなされ、タイマー回路
4はリセットされる。
【0025】即ち、以上の操作は設定時間内において、
昇降棚を僅かな距離だけ昇降させることができる手動運
転を可能とするものであり、上限位置から下限位置まで
の間で、昇降棚を少しずつ昇降させることができるもの
で、これにより間歇的な昇降による昇降棚の高さ位置の
微調整が可能となるものである。
【0026】[自動昇降モード]つぎに、自動昇降モー
ドの制御処理の流れを図3にもとづいて説明する。同図
においてステップSa1で制御ルーチンに入ると、ステ
ップSa2で自動昇降モードであるかが判断されるが、
初期状態で制御処理に入った場合、否定の判断がなさ
れ、ステップSa3へ移行する。
【0027】ステップSa3では上昇スイッチ109A
または下降スイッチ109Bからの入力の有無が判断さ
れ、ここで入力がある場合は、ステップSa4へ移行す
る。
【0028】ステップSa4では上限センサー108A
または下限センサー108Bからの入力の有無が判断さ
れ、ここで入力がない場合は、ステップSa5において
タイマー回路4の起動を指示するとともに、ステップS
a6において昇降棚102の昇降動作の設定がなされる
ことにより昇降棚102の昇降動作が開始され、ステッ
プSa7へ移行する。
【0029】ステップSa7では、上昇スイッチ109
Aまたは下降スイッチ109Bの操作が継続されている
間、作動が継続されているタイマー回路4の計数時間を
監視し、その計数時間が設定時間以上となったとき、ス
テップSa8において自動昇降モードの設定をなし、上
昇スイッチ109Aまたは下降スイッチ109Bの操作
を中断しても昇降棚102の昇降動作を継続する。
【0030】このようにして昇降棚102の自動昇降モ
ードのルーチンに入ると、昇降棚102の昇降動作の継
続中に再度ステップSa2へ移行し、ここでの判断が自
動昇降モードであると判断されるので、ステップSa9
へ移行する。
【0031】ステップSa9では、上昇スイッチ109
Aまたは下降スイッチ109Bの操作の有無を判断し、
もし、この時点で操作があった場合は、ステップSa1
0へ移行して自動昇降モードの解除の処理を行い、ステ
ップSa11において昇降棚102の昇降動作の停止処
理を行う。即ち、かかる操作は、自動昇降モード中に、
上昇スイッチ109Aまたは下降スイッチ109Bを操
作することにより、昇降動作の途中で昇降棚102を停
止できることを意味する。
【0032】一方、ステップSa9において上昇スイッ
チ109Aまたは下降スイッチ109Bの操作がないと
判断された場合は、ステップSa4へ移行し、この時点
で上限センサー108Aまたは下限センサー108Bが
作動しているかを判断し、作動していない場合は、ステ
ップSa5以降の前述のルーチンを繰り返す。
【0033】一方、ステップSa4において上限センサ
ー108Aまたは下限センサー108Bが作動したと判
断した場合は、ステップSa11へ移行して昇降棚10
2の昇降動作の停止処理を行う。即ち、自動昇降モード
により昇降棚102を上限位置または下限位置まで移動
させたことを意味する。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく、本発明の
昇降棚装置の制御システムによれば、手動昇降モードと
自動昇降モードを備え、予め設定した所定時間内におい
ては手動昇降モードが働き、昇降棚の高さ位置を手動に
より微調整することができる一方、自動昇降モードにお
いては、前記所定時間になるまでの短時間、上昇スイッ
チまたは下降スイッチを操作するのみで昇降棚を自動的
に上限位置または下限位置まで移動させることができ
る。
【0035】したがって、本発明によれば、特別にスイ
ッチ類を増設することなく、制御部の制御プログラムの
設定により、従来から備える上昇スイッチまたは下降ス
イッチの操作のみで二通りのモードを使い分けることが
でき、製作コストを維持したまま使い勝手の良い昇降棚
装置の制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する昇降棚装置の一例の内部構造
を示す図である。
【図2】本発明に採用する電気回路の概要を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の制御処理の流れを示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1・・・・・・電源部 2・・・・・・電流検出回路 3・・・・・・制御部 4・・・・・・タイマー回路 A・・・・・・駆動装置 103・・・・昇降モータ 108A・・・上限センサー 108B・・・下限センサー 109A・・・上昇スイッチ 109B・・・下降スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端を開放したキャビネット本体と、この
    キャビネット本体内を昇降可能に支持された昇降棚と、
    前記昇降棚を上昇または下降させる駆動装置と、前記昇
    降棚の上昇または下降を指示する操作部と、前記駆動装
    置の運転制御を行う制御部とを備えた昇降棚装置であっ
    て、 前記操作部の操作時間を計数するタイマー回路を設け、
    前記操作時間が予め設定した所定時間内においては昇降
    棚の手動運転を可能とし、操作時間が所定時間を経過し
    た後は自動運転とするようにしたことを特徴とする昇降
    棚装置の制御システム。
JP2000241697A 2000-08-09 2000-08-09 昇降棚装置の制御システム Pending JP2002051854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000241697A JP2002051854A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 昇降棚装置の制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000241697A JP2002051854A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 昇降棚装置の制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002051854A true JP2002051854A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18732849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000241697A Pending JP2002051854A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 昇降棚装置の制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002051854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198916A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Cleanup Corp 昇降棚付き収納庫およびその昇降方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198916A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Cleanup Corp 昇降棚付き収納庫およびその昇降方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1692967B1 (en) Lifting cabinet
JP2850266B2 (ja) 電子レンジ
JP2002051854A (ja) 昇降棚装置の制御システム
CN111280951B (zh) 承托式摇篮床及用于承托式摇篮床的控制方法
JP3700517B2 (ja) 台所用回動昇降式アッパーキャビネット
JP4393122B2 (ja) 電動昇降吊戸棚
JPH08336461A (ja) 多段炊飯装置
JP2006325782A (ja) 食器洗浄機
JPH119355A (ja) 昇降キャビネット
JP2002028038A (ja) 昇降棚装置
KR200435731Y1 (ko) 침대용 티브이 승강장치
JP2996820B2 (ja) 衣類乾燥機用スタンド装置
KR100484613B1 (ko) 반자동모드를 구비한 자동구동장치
US3446496A (en) Device for controlling the sheet stack of a sheet processing machine
JPH1189642A (ja) 操作力軽減装置
JP2008073325A (ja) 昇降洗面化粧台
CN220255982U (zh) 一种防夹的升降电暖桌
JP2001178626A (ja) 洗米炊飯装置
JPS63160610A (ja) 吊り戸棚の昇降装置
KR200290740Y1 (ko) 원터치방식으로 동작되는 리프트장치
KR200377443Y1 (ko) 컴퓨터 책상의 키보드 승강장치
JP3710026B2 (ja) 炊飯装置
CN116353954A (zh) 基于视觉识别家用智能收纳箱及方法
JPH02195922A (ja) シャワー付き洗面台
JP2001178627A (ja) 洗米炊飯装置