JP2996820B2 - 衣類乾燥機用スタンド装置 - Google Patents

衣類乾燥機用スタンド装置

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JP2996820B2
JP2996820B2 JP4334209A JP33420992A JP2996820B2 JP 2996820 B2 JP2996820 B2 JP 2996820B2 JP 4334209 A JP4334209 A JP 4334209A JP 33420992 A JP33420992 A JP 33420992A JP 2996820 B2 JP2996820 B2 JP 2996820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類乾燥機の高さ位置を
変化させることのできる衣類乾燥機用スタンド装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種衣類乾燥機用スタンド
装置は、衣類乾燥機を洗濯機の上方に設置できるように
構成されたものであり、その洗濯機の蓋の開閉や洗濯物
の出し入れなど、洗濯機の取扱性を考慮すれば、衣類乾
燥機はできるかぎり上方に設置されることが好ましい。
しかし、衣類乾燥機の設置位置を高くし過ぎると、衣類
乾燥機での洗濯物の出し入れや内部の視認性など、衣類
乾燥機の取扱性が悪くなる。
【0003】そこで、衣類乾燥機用スタンド装置の衣類
乾燥機を受ける受け部を、上下に伸縮可能なスプリング
機構で懸架し、このスプリング機構の伸縮をハンドル操
作により行なわしめて、衣類乾燥機の高さ位置を任意に
変化させ得るものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように考えられたものでは下記の欠点を有していた。 (1)衣類乾燥機の高さ位置を変化させるたびに、ハン
ドルを操作する必要があり、面倒である。 (2)ハンドル操作が、女性や老人など力の弱い人に
は、重労働である。 (3)衣類乾燥機の高さ位置を無段階に変化させること
ができない。 (4)ハンドルが、衣類乾燥機の洗濯物の出し入れの邪
魔になる。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、第1に、衣類乾燥機の高さ
位置を、楽な操作で容易に、又、無段階で所望の位置に
変化させることができ、しかも衣類乾燥機の洗濯物の出
し入れも容易に行なうことできて、更に、洗濯機の蓋
の破損のおそれなく使用することのできる衣類乾燥機用
スタンド装置を提供するにある。
【0006】本発明の第2の目的は、衣類乾燥機の高さ
位置を、楽な操作で容易に、又、無 段階で所望の位置に
変化させることができ、しかも衣類乾燥機の洗濯物の出
し入れも容易に行なうことができて、更に、衣類乾燥機
の高さ位置を、より楽な操作で、毎回一定の所望位置に
変化させることのできる衣類乾燥機用スタンド装置を提
供するにある。
【0007】本発明の第3の目的は、上記第2の目的に
加えて、更に、衣類乾燥機の高さ位置を、衣類乾燥機の
運転の開始及び停止と合わせて自動的に所望位置に変化
させることのできる衣類乾燥機用スタンド装置を提供す
るにある。
【0008】本発明の第4の目的は、上記第3の目的に
加えて、更に、衣類乾燥機の高さ位置を、衣類乾燥機の
運転の開始及び停止と合わせて自動的に所望位置に変化
させることを安全に行なうことのできる衣類乾燥機用ス
タンド装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機用スタンド装置においては、
1に、衣類乾燥機を受ける受け部と、この受け部を支え
る支え部とを具備するものにあって、その支え部を上下
に伸縮可能に構成すると共に、該支え部に対し、モータ
により駆動されてその支え部を上下に伸縮させる支え部
駆動機構を設け、この支え部駆動機構のモータの通電
を、衣類乾燥機の下方に設置される洗濯機の蓋スイッチ
を介して行なうようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明の衣類乾燥機用スタンド装置におい
ては、第2に、衣類乾燥機を受ける受け部と、この受け
部を支える支え部とを具備するものにおいて、その支え
部を上下に伸縮可能に構成すると共に、該支え部に対
し、モータにより駆動されてその支え部を上下に伸縮さ
せる支え部駆動機構と、前記受け部の上下位置を記憶す
る記憶手段と、受け部を上下させるための指令をする指
令手段、並びにその指令に基づいて受け部が記憶された
上下位置に至るまで前記支え部駆動機構のモータを作動
させる制御をする制御手段を具備したことを特徴とす
る。 この場合、衣類乾燥機の運転の開始とともに受け部
を記憶された上位置まで上昇させ、衣類乾燥機の運転の
停止とともに受け部を記憶された下位置まで下降させる
ように支え部駆動機構のモータを作動させる制御をする
ようにすると良い。そして更にこの場合、受け部の下方
の人体の存在を検知する人体センサを具備し、その検知
結果から受け部の下方に人体が存在すると判断されたと
きに支え部駆動機構のモータの作動を停止させる制御を
するようにするとなお良い。
【0011】
【作用】上記手段によれば、衣類乾燥機を受ける受け部
を支える支え部が、上下に伸縮可能で、モータにより駆
動される支え部駆動機構により、その上下に伸縮される
ことで、衣類乾燥機の高さ位置を変化させる。この場
合、操作としては上記支え部駆動機構のモータに対する
通断電のスイッチ操作を行なうだけで良く、又、モータ
の駆動力により、衣類乾燥機の高さ位置を無段階に変化
させ得、ハンドルは必要としない。
【0012】そして、支え部駆動機構のモータの通電
を、衣類乾燥機の下方に設置される洗濯機の蓋スイッチ
を介して行なうことにより、その洗濯機の蓋が閉鎖され
ているときにのみ、衣類乾燥機の高さ位置を変化させる
ことができるようにし得る。
【0013】一方、受け部の上下位置を記憶手段により
記憶し、受け部を上下させるための指令をする指令手段
による指令に基づいて、制御手段により、受け部が記憶
された上下位置に至るまでモータを作動させる制御をす
ことにより、毎回、スイッチを押し続けるようなこと
すらなく、瞬間的に押すだけ程度のことで、衣類乾燥機
の高さ位置を、記憶させた一定の位置に変化させること
ができる。
【0014】更に、衣類乾燥機の運転の開始とともに受
け部を記憶された上位置まで上昇させ、衣類乾燥機の運
転の停止とともに受け部を記憶された下位置まで下降さ
せるように支え部駆動機構のモータを作動させる制御を
することにより、スタンド装置のための操作を別個に必
要としないようにできる。
【0015】そしてその場合、受け部の下方の人体の存
在を検知する人体センサを具備し、その検知結果から受
け部の下方に人体が存在すると判断されたときに支え部
駆動機構のモータの作動を停止させる制御をすることに
より、自動的に下降する支え部と下方の洗濯機との間で
人体が挟まれるような危険性をなくすことができる。
【実施例】まず、本発明の基本構成につき、図1ないし
図4を参照して説明する。4には、洗濯機1と、これ
の上方にスタンド装置2によって設置した衣類乾燥機3
とを示している。
【0016】上記スタンド装置2は、図1にも示すよう
に、左右一対のそれぞれ前後方向に水平状に延びる脚部
4と、この脚部4上にそれぞれ設けた支え部5、並びに
この支え部5上に共通に設けた受け部6を具えており、
その支え部5及び脚部4で受け部6を支え、受け部6上
に衣類乾燥機3を載置固定するようになっている。
【0017】更に、上記支え部5は、脚部4の各後端部
上にそれぞれ垂直状に立設した固定柱7と、この固定柱
7に上下スライド可能に継合した可動柱8とから成って
おり、それらによって、上下に伸縮可能に構成してい
る。なお、固定柱7に対する可動柱8の継合は、図2に
示すように、固定柱7に形成した断面台形状の溝9と、
可動柱8に設けた同形状のスライダ10との嵌合により
行なっている。
【0018】そして、上記支え部5に対しては、支え部
駆動機構11を設けている。この支え部駆動機構11
も、詳細には図1及び図2に示すように、固定柱7の下
部間に渡して固着した連結板12の図中左側の部分に取
付けたモータ13と、連結板12の上方に位置して同じ
く固定柱7間に固着した下部支持板14、下部支持板1
4の更に上方に位置して同じく固定柱7間に固着した上
部支持板15、これら支持板14,15の各中央部にそ
れぞれ軸受16,17を介し挿通して支持板14,15
間に渡しストップリング18,19によって抜止めした
スクリューシャフト20、スクリューシャフト20の下
端部と前記モータ13の回転軸上端部との間に設けたベ
ルト伝動機構21、可動柱8の下部間に渡し固着して中
央部のねじ孔部22にスクリューシャフト20を螺挿さ
せた可動板23から成っている。
【0019】加えて、上記可動板23には、第1のマイ
クロスイッチ24を図中右側で下向きに取付け、第2の
マイクロスイッチ25を図中左側で上向きに取付けてい
る。又、これらに対して、下部支持板14の図中右側部
には第1のマイクロスイッチ24がその下降位置で当接
する凸部26を設けており、上部支持板15の図中左側
部には第2のマイクロスイッチ25がその上昇位置で当
接する凸部27を設けている。
【0020】そして、図3には上記支え部駆動機構11
の電気回路構成を示しており、差込プラグ28の両差込
端子間に、第1の操作スイッチ29と、モータ13、第
1及び第2のマイクロスイッチ24,25、及び第2の
操作スイッチ30を接続している。この場合、第1のマ
イクロスイッチ24はモータ13の正転側回路に存し、
他方、第2のマイクロスイッチ25はモータ13の逆転
側回路に存していて、これらの回路を第2の操作スイッ
チ30の第1の固定接片a及び第2の固定接片bに対す
る可動接片cの切換えにより選択するようにしている。
又、第1の操作スイッチ29は例えば押釦スイッチで、
押圧しているときにのみ閉成し、押圧を解除すると開放
状態に戻るようになっている。更に、これら第1及び第
2の操作スイッチ29,30は、例えば受け部6の前面
部に設けている。
【0021】次に上記基本構成のものの作用を述べる。
今、スタンド装置が図1及び図4に実線で示す状態にあ
るとして、差込プラグ28の両差込端子を図示しない電
源コンセントに差込み、この状態で、第2の操作スイッ
チ30を接片c−a間を閉成する状態にし、次いで第1
の操作スイッチ29を押圧して閉成させると、支え部駆
動機構11のモータ13が第1のマイクロスイッチ24
を介して正転側を通電され、正転方向に起動する。
【0022】上記モータ13の回転力はベルト伝動機構
21を経てスクリューシャフト20に伝達されるもの
で、それにより、スクリューシャフト20が回転し、こ
の回転に応じて可動板23がねじ孔部22によりスクリ
ューシャフト20に沿って螺進又は螺退する。この場
合、可動板23の螺進は下方への移動すなわち降下であ
り、螺退は上方への移動すなわち上昇である。
【0023】しかして、モータ13が正転した上述の場
合、可動板23は螺進(降下)するもので、それと共に
可動柱8が降下するから、支え部5は下方へ収縮し、受
け部6を下げて衣類乾燥機3の高さ位置を低くする。
【0024】この受け部6(衣類乾燥機3)の降下は、
第1の操作スイッチ29を押圧している間続くもので、
該第1の操作スイッチ29の押圧を解除すると、この第
1の操作スイッチ29が開放して上記モータ13への通
電を断つから、スクリューシャフト20の回転が停止さ
れて、受け部6(衣類乾燥機3)の降下が停止される。
従って、衣類乾燥機3が所望の位置に降下するまで、第
1の操作スイッチ29を押圧し続け、所望の位置に降下
したところで、第1の操作スイッチ29の押圧を解除し
てやれば良い。
【0025】又、第1の操作スイッチ29を押圧し続け
る結果、可動板23が第1のマイクロスイッチ24を下
部支持板14の凸部26に当接させる位置まで降下する
と、第1のマイクロスイッチ24が開放され、それによ
って、モータ13が通電を断たれるから、上述同様にス
クリューシャフト20が回転を停止され、受け部6(衣
類乾燥機3)のそれ以上の降下が阻止される。
【0026】そして一方、このように衣類乾燥機3の高
さ位置を低くした状態で、第2の操作スイッチ30を接
片c−b間を閉成する状態に切換え、次いで第1の操作
スイッチ29を押圧して閉成させると、支え部駆動機構
11のモータ13が、この場合、第2のマイクロスイッ
チ25を介して逆転側を通電され、逆転方向に起動す
る。
【0027】このようにモータ13が逆転すれば、可動
板23は螺退(上昇)するもので、それと共に可動柱8
が上昇するから、支え部5は上方へ伸長し、受け部6を
上げて衣類乾燥機3の高さ位置を高くする。
【0028】しかして、この受け部6(衣類乾燥機3)
の上昇も、第1の操作スイッチ29を押圧している間続
くもので、該第1の操作スイッチ29の押圧を解除すれ
ば、この第1の操作スイッチ29が開放して上記モータ
13への通電を断つから、スクリューシャフト20の回
転が停止されて、受け部6(衣類乾燥機3)の上昇が停
止される。従ってこの場合も、衣類乾燥機3が所望の位
置に上昇するまで、第1の操作スイッチ29を押圧し続
け、所望の位置に上昇したところで、第1の操作スイッ
チ29の押圧を解除してやれば良い。
【0029】又、第1の操作スイッチ29を押圧し続け
る結果、可動板23が第2のマイクロスイッチ25を上
部支持板15の凸部27に当接させる位置まで上昇する
と、第2のマイクロスイッチ25が開放され、それによ
って、モータ13が通電を断たれるから、上述同様にス
クリューシャフト20が回転を停止され、受け部6(衣
類乾燥機3)のそれ以上の上昇が阻止される。
【0030】このように本構成のものでは、衣類乾燥機
3を受ける受け部6を支える支え部5が、上下に伸縮可
能で、モータ13により駆動される支え部駆動機構11
により、その上下に伸縮されることで、衣類乾燥機3の
高さ位置を変化させ得るものであり、その操作としては
上記支え部駆動機構11のモータ13に対する通断電の
スイッチ操作を行なうだけで良いから、従来の逐一ハン
ドル操作をする必要のあったものとは違い、面倒なこと
がなく、又、重労働をしいられることもなくて、操作性
を向上させることができる。
【0031】しかも、モータ13の駆動力による衣類乾
燥機3の高さ位置の変化は、それを無段階にさせ得るも
ので、わずかな違いでも常に最適の位置に衣類乾燥機3
を置くことができる。
【0032】加えて、本構成のものの場合、従来のもの
のようなハンドルを要さず、従って衣類乾燥機3の洗濯
物の出し入れがそのハンドルによつて邪魔されるという
ようなこともなくて、取扱性を良くすることができる。
【0033】さて、図5は本発明の第実施例を示した
もので、これは、上記基本構成に加えて、支え部駆動機
構11のモータ13の通電回路に、衣類乾燥機3の下方
に設置した洗濯機1の蓋スイッチ31を、洗濯機1の後
部でコネクタ32により介挿接続したものである
【0034】このようにした第1実施例のものの場合、
上記モータ13の通電は洗濯機1の蓋スイッチ31を介
して行なわれることになるから、洗濯機1の蓋(図示せ
ず)が閉鎖されて蓋スイッチ31が閉成しているときに
のみ、モータ13が通電されて衣類乾燥機3が高さ位置
を変化され、その蓋が開放されて蓋スイッチ31が開放
しているときには、モータ13は通電されず、衣類乾燥
機3も高さ位置を変化されない。よって、洗濯機1の蓋
を上方に開放させた状態で衣類乾燥機3を降下させるこ
とにより蓋を破損させてしまうというような不具合の発
生も防止できる。
【0035】なお、この第1実施例において、32は
濯機1の例えばマイクロコンピュータを主体とした制御
装置を示しており、これに蓋スイッチ31とともに入力
するもののうち、33は水位センサを、34は電源スイ
ッチをそれぞれ示している。又、その制御装置32によ
り制御されるもののうち、35は給水弁を、36は洗濯
・脱水モータを、37は排水弁をそれぞれ示している。
そして更に、38は図示しない電源コンセントに差込み
接続される差込プラグを示している。
【0036】一方、図6及び図7は本発明の第実施例
を示したもので、これも基本構成は前述同様であり、そ
の基本構成及び上記第実施例との相違点のみを述べれ
ば、それは、受け部6の前面部に、電源投入・遮断用の
スイッチ39と、受け部6(衣類乾燥機3)上昇用の指
令手段であるスイッチ40、同下降用の指令手段である
スイッチ41、並びに受け部6位置設定用のスイッチ4
2、同停止用のスイッチ43を有する操作パネル44を
設けた点にある。
【0037】又、この場合、スタンド装置2専用の制御
手段並びに記憶手段として、上述の制御装置32同様に
例えばマイクロコンピュータを主体とした制御装置45
を設けており、この制御装置45に、上記操作パネル4
4の各スイッチ39〜43からそれぞれスイッチ信号を
入力し、その入力に基づいて、制御装置45は、モータ
13への通電を、前述のように第1及び第2のマイクロ
スイッチ24,25を介して制御するようになってい
る。
【0038】そこで、このものについての作用を述べる
と、まず、差込プラグ28の差込端子を図示しない電源
コンセントに差込み接続した状態で、電源投入・遮断用
のスイッチ39の「入」(電源投入)側を操作し、次い
で、受け部6位置設定用のスイッチ42を操作し、受け
部6下降用の指令スイッチ41を操作する。すると、制
御装置45は、それに基づき、モータ13を第1のマイ
クロスイッチ24を介し通電して受け部6(衣類乾燥機
3)を下降させるから、それが所望の位置に達したとこ
ろで、受け部6位置停止用のスイッチ43を操作する。
すると、制御装置45は、それに基づき、モータ13を
断電して受け部6を停止させ、同時にその停止までの時
間をカウントして受け部6の下降位置情報として記憶す
る。
【0039】一方、この状態から、受け部6位置設定用
のスイッチ42を操作し、受け部6上昇用の指令スイッ
チ40を操作する。すると、制御装置45は、それに基
づき、モータ13を第2のマイクロスイッチ25を介し
通電して受け部6を上昇させるから、それが又所望の位
置に達したところで、受け部6位置停止用のスイッチ4
3を操作する。すると、制御装置45は、それに基づ
き、モータ13を断電して受け部6を停止させ、同時に
その停止までの時間をカウントして受け部6の上昇位置
情報として記憶する。
【0040】このように記憶してからは、その後、受け
部6下降用の指令スイッチ41を操作すれば、受け部6
は記憶された下降位置まで至って自動的に停止される。
又、その状態から受け部6上昇用の指令スイッチ40を
操作すれば、受け部6は記憶された上昇位置まで至って
同様に自動的に停止される。
【0041】従って、この場合、毎回、スイッチ41,
40を押し続けるようなことすらなく、瞬間的に押すだ
け程度のことで、衣類乾燥機3の高さ位置を、上下とも
記憶させた一定の位置に変化させることができるもので
あり、第1,第2実施例のものより、操作性を一層良く
することができる。
【0042】図8ないし図11は本発明の第実施例を
示したもので、これについては上記第実施例との相違
点のみを述べる。すなわち、このものの場合、操作パネ
ル46を、図8に示すように、上記各スイッチ39〜4
3のほかに、衣類乾燥機3に運転の開始及び一時的な停
止をさせるためのスイッチ47と、運転のコースを指令
するスイッチ48、ヒータの強弱を指令するスイッチ4
9、及びそれらのコース及びヒータの強弱を表示するそ
れぞれ複数の発光ダイオード等から成る表示部50,5
1を有するものとし、それらのスイッチ信号を、図9に
示すように、上記スイッチ39〜43のスイッチ信号と
共に、制御手段であり記憶手段でもある制御装置52に
入力するようにしている。
【0043】又、このものの場合、図10及び図11に
示すように、受け部6の前部中央には人体センサ53を
設けている。この人体センサ53は受け部6の下方に人
体が存在するとき、例えばその人体から発せられる赤外
線を検知して人体の存在を検知するもので、制御装置5
2はその検知信号をも入力されるようになっている。加
えて、制御装置52は衣類乾燥機3の乾燥度検知電極5
4からも検知信号が入力されるようになっている。
【0044】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、制御装置52は、
支え部駆動機構11のモータ13への通電を第1及び第
2のマイクロスイッチ24,25を介して制御すると共
に、衣類乾燥機3のドラムやファンを駆動するモータ5
5、及びヒータ56への通電を制御し、更に表示部5
0,51への通電をも制御するようになっている。
【0045】そこで、このものについても、その作用を
述べると、受け部6の下降位置及び上昇位置を記憶し
て、それに基づき、衣類乾燥機3の高さ位置をその記憶
した一定の位置に変化させるまでは上述同様であるが、
更に、このものの場合、衣類乾燥機3の運転を開始すべ
くスイッチ47を操作すると、制御装置52が衣類乾燥
機3における運転を開始させると同時に、支え部駆動機
構11のモータ13を第2のマイクロスイッチ25を介
し通電して受け部6(衣類乾燥機3)を記憶された上昇
位置まで上昇させる。そして、衣類乾燥機3における運
転が終了するか、又は衣類乾燥機3の運転を一時的に停
止させるべくスイッチ47が操作されるかして、衣類乾
燥機3が停止すると、制御装置52は支え部駆動機構1
1のモータ13を第1のマイクロスイッチ24を介し通
電して受け部6を記憶された下降位置まで下降させる。
【0046】従って、このものでは、衣類乾燥機の運転
の開始や停止の操作をするだけで良く、スタンド装置の
ための操作を別個に必要としないから、操作性を更に良
くすることができる。
【0047】又、上述のように受け部6を昇降させると
き、人体センサ53からの検知信号に基づいて、受け部
6の下方に人体が存在すると判断されたときには、制御
装置52は、支え部駆動機構11のモータ13の作動を
停止させるもので、受け部6を昇降前であれば最初から
昇降させず、昇降途中であれば即座にその昇降を停止さ
せる。よって、衣類乾燥機3の運転の開始及び停止と合
わせた受け部6の自動昇降をより安全に行なわしめるこ
とができ、特に受け部6の自動下降時に、該支え部6と
下方の洗濯機1との間で人体が挟まれる危険性をなくす
ことができる。
【0048】なお、この場合、支え部駆動機構11のモ
ータ13の作動は衣類乾燥機3に具えられた制御装置か
ら信号を受けて制御するようにしても良い。そのほか、
本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定され
るものではなく、その一つとして、スタンド装置2は、
脚部4を有さず、支え部5(上記構成のものでは固定柱
7など)を洗濯機1の背面部等に直接取付けるものであ
っても良い。又、モータ13を低速回転タイプのものと
することによって、スクリューシャフト20には、モー
タ13の回転力を、ベルト伝動機構21を介さず、直接
伝達するようにしても良い。更に、支え部駆動機構11
の伸縮は、スクリューシャフト20を使用せず、クラン
ク機構等によって行なうようにしても良い。そして、支
え部5も、固定及び可動の両柱7,8によるものに限ら
れず、いわゆる多節リンク機構等から成っていても良
い。
【0049】
【発明の効果】本発明の衣類乾燥機用スタンド装置は以
上説明したとおりのもので、下記の効果を奏する。請求
項1の衣類乾燥機用スタンド装置においては、衣類乾燥
機を受ける受け部を支える支え部を、上下に伸縮可能に
構成すると共に、該支え部に対し、モータにより駆動さ
れてその支え部を上下に伸縮させる支え部駆動機構を設
、この支え部駆動機構のモータの通電を、衣類乾燥機
の下方に設置される洗濯機の蓋スイッチを介して行なう
ようにしたことにより、衣類乾燥機の高さ位置を、楽な
操作で容易に、又、無段階で所望の位置に変化させるこ
とができ、しかも衣類乾燥機の洗濯物の出し入れも容易
に行なうことができて、更に、洗濯機の蓋を破損させて
しまうおそれなく使用することができる。
【0050】請求項2の衣類乾燥機用スタンド装置にお
いては、衣類乾燥機を受ける受け部と、この受け部を支
える支え部とを具備するものにおいて、その支え部を上
下に伸縮可能に構成すると共に、該支え部に対し、モー
タにより駆動されてその支え 部を上下に伸縮させる支え
部駆動機構と、前記受け部の上下位置を記憶する記憶手
段と、受け部を上下させるための指令をする指令手段、
並びにその指令に基づいて受け部が記憶された上下位置
に至るまで前記支え部駆動機構のモータを作動させる制
御をする制御手段を具備したことにより、衣類乾燥機の
高さ位置を、楽な操作で容易に、又、無段階で所望の位
置に変化させることができ、しかも衣類乾燥機の洗濯物
の出し入れも容易に行なうことができて、更に、衣類乾
燥機の高さ位置を、より楽な操作で、毎回一定の所望位
置に変化させることができる。
【0051】請求項3の衣類乾燥機用スタンド装置にお
いては、衣類乾燥機の運転の開始とともに受け部を記憶
された上位置まで上昇させ、衣類乾燥機の運転の停止と
ともに受け部を記憶された下位置まで下降させるように
支え部駆動機構のモータを作動させる制御をするように
したことにより、衣類乾燥機の高さ位置を、衣類乾燥機
の運転の開始及び停止と合わせて自動的に所望位置に変
化させることができて、スタンド装置のための操作を別
個に必要とせず、操作性を更に良くすることができる。
【0052】請求項4の衣類乾燥機用スタンド装置にお
いては、受け部の下方の人体の存在を検知する人体セン
サを具備し、その検知結果から受け部の下方に人体が存
在すると判断されたときに支え部駆動機構のモータの作
動を停止させる制御をするようにしたことにより、自動
的に下降する支え部と下方の洗濯機との間で人体が挟ま
れるような危険性をなくすことができて、安全に使用
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すスタンド装置部分の背
面図
【図2】同部分の図1A−A線に沿う横断面図
【図3】電気的構成図
【図4】洗濯機及び衣類乾燥機を含む全体の側面図
【図5】本発明の第実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第実施例を示す操作パネル部分の正
面図
【図7】図3相当図
【図8】本発明の第実施例を示す図6相当図
【図9】図3相当図
【図10】図4相当図
【図11】図1相当図
【符号の説明】
1は洗濯機、2はスタンド装置、3は衣類乾燥機、5は
支え部、6は受け部、11は支え部駆動機構、13はモ
ータ、31は蓋スイッチ、40は受け部上昇指令用のス
イッチ(指令手段)、41は受け部下降指令用のスイッ
チ(指令手段)42は受け部位置設定用のスイッチ、4
3は受け部位置停止用のスイッチ、45は制御装置(制
御手段、記憶手段)、47は衣類乾燥機に運転の開始及
び一時的な停止をさせるためのスイッチ、52は制御装
置(制御手段、記憶手段)、53は人体センサを示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類乾燥機を受ける受け部と、この受け
    部を支える支え部とを具備するものにおいて、その支え
    部を上下に伸縮可能に構成すると共に、該支え部に対
    し、モータにより駆動されてその支え部を上下に伸縮さ
    せる支え部駆動機構を設け、この支え部駆動機構のモー
    タの通電を、衣類乾燥機の下方に設置される洗濯機の蓋
    スイッチを介して行なうようにしたことを特徴とする衣
    類乾燥機用スタンド装置。
  2. 【請求項2】 衣類乾燥機を受ける受け部と、この受け
    部を支える支え部とを具備するものにおいて、その支え
    部を上下に伸縮可能に構成すると共に、該支え部に対
    し、モータにより駆動されてその支え部を上下に伸縮さ
    せる支え部駆動機構と、前記受け部の上下位置を記憶す
    る記憶手段と、受け部を上下させるための指令をする指
    令手段、並びにその指令に基づいて受け部が記憶された
    上下位置に至るまで前記支え部駆動機構のモータを作動
    させる制御をする制御手段を具備したことを特徴とす
    類乾燥機用スタンド装置。
  3. 【請求項3】 制御手段が、衣類乾燥機の運転の開始と
    ともに受け部を記憶された上昇位置まで上昇させ、衣類
    乾燥機の運転の停止とともに受け部を記憶された下降位
    置まで下降させるように支え部駆動機構のモータを作動
    させる制御をすることを特徴とする請求項記載の衣類
    乾燥機用スタンド装置。
  4. 【請求項4】 受け部の下方の人体の存在を検知する人
    体センサを具備し、制御手段がその検知結果から受け部
    の下方に人体が存在すると判断されたときに支え部駆動
    機構のモータの作動を停止させる制御をすることを特徴
    とする請求項3記載の衣類乾燥機用スタンド装置。
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