JP2002051118A - 携帯情報端末型テレビ電話システム - Google Patents

携帯情報端末型テレビ電話システム

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JP2002051118A
JP2002051118A JP2000233823A JP2000233823A JP2002051118A JP 2002051118 A JP2002051118 A JP 2002051118A JP 2000233823 A JP2000233823 A JP 2000233823A JP 2000233823 A JP2000233823 A JP 2000233823A JP 2002051118 A JP2002051118 A JP 2002051118A
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camera unit
videophone system
video
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JP2000233823A
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English (en)
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Masahiro Yoshida
政広 吉田
Katsuhiro Taura
克浩 田浦
Munehiro Okuda
宗弘 奥田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯情報端末から分離したカメラにより任意の
場所を遠隔的に撮影してその映像の送信と同時に通話で
きる携帯情報端末型テレビ電話システムを提供する。 【解決手段】通話手段および非音声情報通信手段を有す
る携帯情報端末1aと、携帯情報端末に対し着脱自在に
装備したカメラユニット1bととからなり、携帯情報端
末とカメラユニットの双方にカメラユニットを携帯情報
端末に対し着脱自在に接続する着脱用コネクタを備え、
携帯情報端末からカメラユニットを分離したときに、双
方の着脱用コネクタ間に接続する延長ケーブルを備える
ことにより、または携帯情報端末とカメラユニットとの
間で無線通信する手段を備えることにより、映像情報と
通話情報とを同時に送信することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末を利
用したテレビ電話とモニタカメラとを結合した携帯情報
端末型テレビ電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯型テレビ電話機とし
ては、特開平11−146368号公報および特開平1
1−146370号公報などに記載されているように、
携帯端末とカメラ部が1対であり、かつ、1体型である
ため、着呼時に利用者に対してカメラアダプタの装着意
志の確認をしたり、カメラアダプタを装着して通信する
場合においても、通信相手に送信するため、別個に映像
撮影や通話をするという操作を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の携帯型テレ
ビ電話機は、携帯端末とカメラとは1対で、かつ1体型
であるため、通信相手に映像情報を送信するためには、
映像撮影をしながら通話を行なうという操作を行なう必
要がある。しかし、上記のような装置では、1体型であ
るため、一方を操作すると他方の操作は困難になる。例
えば、風景画を通話相手に送信しようとする場合は、1
度携帯端末を撮影したい風景へ向けて撮影し、その後に
通話を行なうという手順をふまなければならないことに
なる。そのため、随時、音声情報と映像情報とを同時に
送信させるということは困難であるという問題があっ
た。
【0004】また、テレビ電話として使用している場合
においても、映像を撮影する際には携帯端末を固定させ
て撮影したり、携帯端末の固定が不可能な場合において
は、手持ちによる撮影となることから、顔面の拡大映像
しか撮影できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、携帯情報端末の姿勢や状態に関係無
く、携帯情報端末から分離したカメラにより任意の場所
を遠隔的に撮影し、その映像情報を送信すると同時に通
話することができる携帯情報端末型テレビ電話システム
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における携帯情報
端末型テレビ電話システムは、通話手段および非音声情
報通信手段を有する携帯情報端末と、前記携帯情報端末
に対し着脱自在に装備したカメラユニットととからなる
という構成を有している。この構成により、通話機能、
非音声データ通信機能および表示機能を有する携帯情報
端末と撮像素子を有する小型の着脱自在なカメラユニッ
トとの間でデータ通信を行なうようにしたことにより、
映像と通話とを同時に送信することができる携帯情報端
末型のテレビ電話として使用することができる。
【0007】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末と前記カメラユニ
ットとの双方に、前記カメラユニットを前記携帯情報端
末に対し着脱自在に接続する着脱用コネクタを備えると
いう構成を有している。この構成により、携帯情報端末
とカメラユニット間において映像、音声、制御情報を相
互にコネクタを介して通信することにより、映像と通話
とを同時に送信することができる簡易型テレビ電話とし
て使用することができることとなる。
【0008】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末から前記カメラユ
ニットを分離したときに、前記携帯情報端末と前記カメ
ラユニット双方の着脱用コネクタ間に接続され、前記カ
メラユニットにおいて遠隔撮影した映像情報を前記携帯
情報端末に伝送する延長ケーブルを備えるという構成を
有している。この構成により、カメラユニットを携帯情
報端末から分離して任意の位置に固定し、または任意の
位置での撮影を可能としたことにより、カメラユニット
から携帯情報端末に送られてくる映像情報をモニタしな
がらの遠隔撮影が可能となり有線通信により遠隔撮影を
することができることとなる。
【0009】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末および前記カメラ
ユニットが、分離したときに、無線により映像、音声、
制御情報を相互に同時通信するテレビ電話機能を有する
無線送受信手段を備えるという構成を有している。この
構成により、携帯情報端末とカメラユニット間におい
て、映像、音声、制御情報を相互に無線で通信できるよ
うにしたので、カメラユニットは遠隔撮影が可能とな
り、カメラユニットから映像情報などを携帯情報端末に
送信することができるので、簡易型テレビ電話として使
用することができる。
【0010】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末が、前記携帯情報
端末から分離された前記カメラユニットから遠隔撮影さ
れた監視映像情報を受信して表示する表示部を備えると
いう構成を有している。この構成により、簡易型監視カ
メラシステムとして使用することができることとなる。
【0011】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末が、前記カメラユ
ニットを分離したことを自動検出する着脱検出装置と、
前記着脱検出装置が前記カメラユニットの装着を検出し
たときは前記着脱用コネクタを介して有線通信させ、前
記着脱検出装置が前記カメラユニットの分離を検出した
ときは無線送受信手段により無線通信させる制御手段と
を備えるという構成を有している。この構成により、カ
メラユニットの装着を検出している場合は専用コネクタ
間を通し有線通信によりデータ送受信を行ない、カメラ
ユニットの分離を検出した場合には、携帯情報端末とカ
メラユニット間で無線トランシーバ通信によりデータ送
受信を行なう自動通信切替え制御ができることとなる。
【0012】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記カメラユニットがその周囲音ま
たは前記カメラユニットに向かって入力した音声信号を
入力する音声入力手段を備え、入力した音声信号を前記
携帯情報端末に送信する音声送信手段を備えるという構
成を有している。この構成により、カメラユニットの周
囲音またはカメラユニットに向かって入力した音声情報
などを携帯情報端末に送信し、カメラユニットから携帯
情報端末へ音声情報を送信することができることとな
る。
【0013】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記音声入力手段が前記携帯情報端
末からの制御信号によりオン/オフし、入力した音声信
号の音量を調整する調整手段を備えるという構成を有し
ている。この構成により、マイクからの音声入力の音量
を調整するボリューム機能を有するとともに、その音声
入力を携帯情報端末から遠隔的にオン/オフすることが
できることとなる。
【0014】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記カメラユニットが前記携帯情報
端末から送信した音声信号を受信する音声受信手段と、
受信した音声信号を出力する音声出力手段とを備えると
いう構成を有している。この構成により、携帯情報端末
など対応する通信端末からの音声入力をカメラユニット
で受信し、受信した携帯情報端末からの音声情報を拡声
出力することができることとなる。
【0015】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記音声出力手段が前記携帯情報端
末からの制御信号によりオン/オフし、入力した音声信
号の音量を調整する調整手段を備えるという構成を有し
ている。この構成により、スピーカからの拡声出力の音
量を調整するボリューム機能を有し、その拡声出力を携
帯情報端末から遠隔的にオン/オフすることができるこ
ととなる。
【0016】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記カメラユニットが、前記携帯情
報端末からの制御信号により前記カメラユニットを任意
の方向に回転させる可動部を備えるという構成を有して
いる。この構成により、携帯情報端末からカメラユニッ
トへカメラユニットの回転制御情報を有線または無線通
信により送信することにより、カメラユニットを任意の
方向に回転させることができることとなる。
【0017】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末がリチウム電池、
車載用電源またはAC電源のどの電源から供給されてい
るか識別し、使用する電源に対応して電源制御を自動的
に切換える電源種別検出回路を備えるという構成を有し
ている。この構成により、リチウム電池・車載用電源ま
たはAC電源のどの電源から供給されているか識別し、
電源制御を自動的に切換えすることができることとな
る。
【0018】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末が前記カメラユニ
ットからの映像情報を外部の各種映像装置に出力する映
像出力端子を有する外部コネクタを備えるという構成を
有している。この構成により、テレビや液晶画面等の別
のモニタまたはそれ以外の映像入力機能を持つ装置に接
続し、カメラユニットからの映像情報を外部モニタに出
力することができることとなる。
【0019】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記外部コネクタが前記カメラユニ
ットからの音声情報を外部の各種発音手段に出力する音
声出力端子を備えるという構成を有している。この構成
により、テレビやビデオなどの音声入力機能を持つ装置
に接続し、カメラユニットからの音声情報を外部スピー
カから出力することができることとなる。
【0020】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記カメラユニットが複数備え、前
記複数のカメラユニットをそれぞれPHSによるトラン
シーバ登録するトランシーバ登録手段を備えるという構
成を有している。この構成により、複数のカメラユニッ
トをPHSによるトランシーバ登録ができることとな
る。
【0021】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末が、トランシーバ
登録された複数のカメラユニットから時分割通信により
送信されてきた映像情報をそれぞれ分割表示する表示手
段を備えるという構成を有している。この構成により、
携帯情報端末にトランシーバ登録をした複数のカメラユ
ニットから時分割通信により送信されてきた映像情報を
携帯情報端末の表示部に分割表示することができること
となる。
【0022】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記表示手段が、前記複数のカメラ
ユニットのそれぞれから無線トランシーバ通信により時
分割送信された映像情報を任意の時間間隔で表示する表
示機能を有するという構成を有している。この構成によ
り、携帯情報端末は複数のカメラユニットから無線トラ
ンシーバ通信により時分割通信してきた映像情報を任意
の時間間隔で携帯情報端末の表示部に表示させることが
できることとなる。
【0023】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記表示手段に分割表示された各カ
メラユニットからの任意の表示画面を選択する選択手段
と、前記選択手段により選択した任意の表示画面を拡大
表示する拡大手段とを備えるという構成を有している。
この構成により、携帯情報端末の表示装置に分割表示さ
れた映像情報を携帯情報端末によりその分割された任意
の表示画面を選択することにより任意の画面を拡大表示
できることとなる。
【0024】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記携帯情報端末が、前記カメラユ
ニットから送信され表示された任意の表示映像を選択し
て内部メモリに保存する保存手段と、前記内部メモリに
保存した映像情報を任意に選択し再表示する再表示手段
とを備えるという構成を有している。この構成により、
カメラユニットから送信して表示された映像情報の任意
の画面を特定キーにより指定して携帯情報端末の内部メ
モリに保存し、または保存した映像情報を任意に選択し
て再表示することができる。
【0025】また、本発明における携帯情報端末型テレ
ビ電話システムは、前記内部メモリに保存した映像/音
声情報を各種映像/音声装置に出力する外部コネクタ
と、映像/音声情報をネットワークに接続して転送する
入/出力ポートと、映像/音声情報を無線通信により転
送する無線手段とを備えるという構成を有している。こ
の構成により、携帯情報端末は保存した映像情報を外部
コネクタから専用ケーブルを介して他の携帯情報端末や
パソコン等の映像機器に転送し、またはネットワークに
接続して他の機器に転送し、無線を介して他の機器に転
送することができる映像情報の通信機能を有する携帯情
報端末型のテレビ電話システムであり、個人で映像情報
を閲覧するだけではなく、他人にも映像情報を転送する
ことができることとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】まず、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する前に、本発明による携帯情報
端末型テレビ電話システムを概略説明する。本発明によ
る携帯情報端末型テレビ電話システムは、携帯情報端末
(以下、Personal Digital Asistant:PDAと称す)と
カメラユニットとを分離可能にすることにより、カメラ
を任意の他の場所に固定して撮影しながら通話すること
が可能であり、更に携帯情報端末とカメラユニット間の
通信に、有線通信機能のほかに無線トランシーバ通信機
能を搭載して、携帯情報端末とカメラユニット間で無線
トランシーバ通信を行なうことを可能にすることによ
り、利用者は遠方で映像を撮影しながら通話を行なうこ
とも可能となる。同時に、端末間での無線トランシーバ
通信を利用して遠隔撮影した映像を自分の持つ携帯情報
端末の液晶表示部へ表示させることが可能であり、専用
の外部出力ケーブルを用いて映像入力機能を持つ装置や
音声入力機能を持つ他の装置へ接続して画面へ映像情報
を表示し、音声情報は外部のスピーカから出力させなが
ら通話を行なうことも可能である。
【0027】また、これらの機能を援用することによ
り、簡易型監視カメラが構築され、さらに、複数のカメ
ラユニットを1台の携帯情報端末に対しそれぞれPHS
による複数のトランシーバ登録を行なうことができ、そ
れによって、携帯情報端末と各カメラユニット間で時分
割通信を行ない、それぞれ撮影された映像情報を液晶表
示部に分割表示させることを可能にする。
【0028】また、カメラユニットにマイクとスピーカ
を内蔵したことにより、カメラユニットからは映像情報
と音声情報を送信させ、スピーカは携帯情報端末側から
の音声情報を受信し拡声して出力させることも可能であ
る。
【0029】以下、図1ないし図7に基づき、本発明の
第1ないし第4の実施の形態を詳細に説明する。まず、
図1ないし図7の各図を参照して、本発明における携帯
情報端末型テレビ電話システムの使用例およびその構成
を説明する。図1は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの主となる携帯情報端末1aとその携帯情報端末1a
に対し適当な装着手段により着脱自在に装着されるカメ
ラユニット1bとを示し、携帯情報端末1aにカメラユ
ニット1bを装着させて携帯情報端末型テレビ電話シス
テムを構成する基本的構成を示す。なお、図1に示す構
成において、カメラユニット1bを横方向や後方向を撮
像できるように携帯情報端末1aに装着できれば、さら
に利便性が高くなる。
【0030】図2は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを分離さ
せた場合の〔使用例1〕を示す図であり、携帯情報端末
1aとカメラユニット1bとを分離させることにより、
カメラユニット1bで撮影した映像情報を、無線トラン
シーバ通信により、遠距離のカメラユニット1bから携
帯情報端末1aに対しデータ転送により送信することが
できることを示す。
【0031】図3は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを分離さ
せた場合の〔使用例2〕を示す図であり、携帯情報端末
1aとカメラユニット1bとは分離しているが、携帯情
報端末1aとカメラユニット1bを結合するための専用
コネクタである着脱用コネクタ2h、2m(図7)を接
続するために、この着脱用コネクタ2h、2mに適合す
る専用の延長ケーブル1cを使用して、携帯情報端末1
aとカメラユニット1bとを接続するものであり、有線
通信による遠隔撮影を行い、通信相手に対しカメラユニ
ット1bからの映像をデータ送信することができる。
【0032】図4は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを分離さ
せた場合の〔使用例3〕を示す図であり、図3に示す
〔使用例2〕の場合と同様、携帯情報端末1aとカメラ
ユニット1bとを分離するが、携帯情報端末1aとカメ
ラユニット1bとの間では無線トランシーバ通信により
データ送受信を行なうことができる。その場合、カメラ
ユニット1bはカメラユニット固定部1dに固定するこ
とができ、そのときは、カメラユニット1bにある固定
用勘合部1eとカメラユニット固定部1dにあるカメラ
ユニット固定用勘合部1fとを勘合させることにより、
カメラユニット1bを任意の場所に固定することが可能
になる。これにより、カメラユニット1bを無線通信エ
リア内に任意に配置し、携帯情報端末1aとカメラユニ
ット1b間で、常に無線トランシーバ通信を行なうよう
にすることにより、簡易型の監視カメラを実現すること
ができる。
【0033】図5は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1aとカメラユニット1bを分離させ
た場合の〔使用例4〕を示す図であり、携帯情報端末1
aに設けてある外部コネクタ(図7の2l)に映像出力
や音声出力を行なう専用の映像/音声信号外部出力ケー
ブル1gを接続し、その映像/音声信号外部出力ケーブ
ル1gの先端のジャックをテレビや液晶モニタ等の映像
入力機能を持つ外部モニタなどの映像装置1jや、音声
入力機能を持つ外部スピーカなどの音声装置1iに接続
することにより、映像装置1jや音声装置1hなどに出
力することが可能である。
【0034】図6は、携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを分離さ
せた場合の〔使用例5〕を示す図であり、〔使用例5〕
では1つの携帯情報端末1aに対し複数のカメラユニッ
ト1bをそれぞれ個々にトランシーバ登録するようにし
たものである。使用する際、携帯情報端末1aが複数の
カメラユニット1bから映像情報を受信する際には、携
帯情報端末1a側からそれぞれのカメラユニット1bに
対して情報送信時間をずらすように設定する。また、カ
メラユニット1bからの情報にはID番号が付与されて
おり、その情報を時分割通信によって受信し、携帯情報
端末1aの液晶表示部に登録したカメラユニット1bの
ID番号と映像情報とを液晶表示部の各カメラユニット
1bに割当てた表示領域に表示させる。この表示領域は
任意に変更することができる。さらに、携帯情報端末1
aの液晶表示部に分割表示されている表示画像の、例え
ば任意の一こまをキー入力で選択するすることにより、
任意の表示画像を拡大表示することもできる。
【0035】次に、図7を参照して、本発明の実施の形
態において使用される携帯情報端末型テレビ電話システ
ムの携帯情報端末1a及びカメラユニット1bの内部機
能を示す構成例を詳細に説明する。図7において、電源
部2aはリチウムイオン電池やAC電源、自動車用車内
電源のどの種の電源供給を受けているか検出し、その電
源を携帯情報端末1aに供給するものである。電源を適
当に選択することにより、携帯情報端末1aとして、更
には簡易型の監視用カメラとしても長時間使用すること
が可能となる。音声入力手段としてのマイク2bおよび
マイク2uは音声入力するための装置、音声出力手段と
してのスピーカ2cおよびスピーカ2vは音声出力のた
めの装置である。操作部2dは主にキー入力インタフェ
ースとして使用する。メモリ2eは各種アプリケーショ
ンソフトおよび映像情報や音声情報を保存するために使
用する。
【0036】制御部2fおよび制御部2pは各部の入出
力インタフェース制御を行なうための装置である。無線
部2gおよび無線部2oは主に電話として使用するが、
映像信号のデータ通信としても使用する。携帯情報端末
1aとカメラユニット1bとの間の結合専用の着脱用コ
ネクタ2hおよび着脱用コネクタ2mは、携帯情報端末
1aとカメラユニット1bとを結合させることにより携
帯情報端末型テレビ電話システムが構築される。着脱検
出装置2iおよび着脱検出装置2nは、携帯情報端末1
aとカメラユニット1bが分離された際に、携帯情報端
末1aとカメラユニット1bの結合状態を検知し、着脱
用コネクタ2hと着脱用コネクタ2mとが延長ケーブル
1cによりまたは直接結合されている場合には、着脱用
コネクタ2hと着脱用コネクタ2mとを介して有線通信
によるデータ送受信を行ない、携帯情報端末1aとカメ
ラユニット1b間の分離が検出されると、携帯情報端末
1aとカメラユニット1b間では無線トランシーバ通信
によるデータ送受信が行われる。
【0037】EEPROM2jおよびEEPROM2r
は、入/出力ポート(図示せず)を介して映像/音声情
報を公衆回線に接続する情報やトランシーバ登録情報等
が記憶されている。液晶表示部2kは各種映像/文字情
報やカメラユニット1bから送信されてきた映像情報を
表示するためのものである。外部コネクタ2lは、専用
のケーブルを用いてパソコン等外部機器へ接続し、パソ
コン等によりモバイル機能を使用することができる。ま
た、映像情報や音声情報を外部コネクタ2lから外部の
出力装置に対して接続させることができる。電源部2s
はカメラユニット1bに電源を供給するための装置であ
る。可動部2tはカメラユニット1bに専用のカメラユ
ニット固定部1dにカメラユニット1bを固定したとき
に、携帯情報端末1a側から操作することにより、カメ
ラユニット1bを任意の方向へ回転させる装置である。
【0038】(第1の実施の形態)以下、図1ないし図
7を参照して、本発明の第1の実施の形態における携帯
情報端末型テレビ電話システムについて説明する。本実
施の形態における携帯情報端末型テレビ電話システム
は、携帯情報端末1aに対し撮像素子2q及び無線部2
oを有するカメラユニット1bを携帯情報端末1aの任
意の場所に装着させるために、携帯情報端末1aの任意
の場所に着脱用コネクタ2hを設け、カメラユニット1
bの任意の場所に着脱用コネクタ2mを設けて、着脱用
コネクタ2hと着脱用コネクタ2mとを結合させること
により、携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを物
理的に結合して携帯情報端末型テレビ電話システムを構
成する。
【0039】このように構成にすることにより、カメラ
ユニット1bを携帯情報端末1aに結合した状態で被写
体を撮影し、通話相手へ送信することにより携帯情報端
末型テレビ電話システムとして使用される。
【0040】また、この携帯情報端末型テレビ電話シス
テムの特徴の1つとして、携帯情報端末1aとカメラユ
ニット1bとを直接接続せずに分離して使用することが
可能である。その場合には、携帯情報端末1aに内蔵さ
れているトランシーバ登録手段としてのEEPROM2
jと、カメラユニット1bに内蔵されているトランシー
バ登録手段としてのEEPROM2rとにあらかじめト
ランシーバ登録を設定しておくことにより、携帯情報端
末1aとカメラユニット1bとが分離されると、携帯情
報端末1aおよびカメラユニット1bにそれぞれ内蔵さ
れている着脱検出装置2iおよび着脱検出装置2nが携
帯情報端末1aとカメラユニット1bの分離を検出し、
携帯情報端末1aとカメラユニット1bとは無線トラン
シーバ通信を行うように自動的に切り替わり、無線トラ
ンシーバによるデータ通信を開始する。
【0041】これにより、遠距離撮影による携帯情報端
末型テレビ電話システムを構成することが可能となる
が、更に、携帯情報端末1aとカメラユニット1bとを
着脱用コネクタ2hおよび着脱用コネクタ2mに専用の
延長ケーブル1cを着脱用コネクタ2hおよび着脱用コ
ネクタ2mに接続することにより、無線トランシーバ通
信によるデータ通信ではなく、有線によるデータ通信が
可能となるため、有線による遠距離撮影が可能となる。
【0042】(第2の実施の形態)次に、図1ないし図
7を参照して、本発明の第2の実施の形態における携帯
情報端末型テレビ電話システムによる簡易型監視カメラ
システムについて説明する。本実施の形態における携帯
情報端末型テレビ電話システムは、カメラユニット1b
から携帯情報端末1aに対し無線トランシーバ通信によ
り映像情報を送信することができることから、カメラユ
ニット1bを遠距離に配置し、携帯情報端末1aとカメ
ラユニット1b間で常に無線によりデータ送受信を行な
い、携帯情報端末1aの液晶表示部2kに映像情報を表
示させることにより、簡易型監視カメラシステムを構成
することができる。なお、携帯情報端末1aとカメラユ
ニット1bとの間の通信は、例えば、延長ケーブル1c
などを使用して、有線により行うこともできる。
【0043】また、携帯情報端末1aには複数のカメラ
ユニット1bをトランシーバ登録することが可能であ
り、それぞれ登録してある個々のカメラユニット1bに
対し携帯情報端末1aからそれぞれ映像情報送信時間お
よび映像情報送信時間間隔を設定することにより、各カ
メラユニット1bから時分割通信を行なわせることが可
能となる。このように設定された時間間隔により、各カ
メラユニット1bから携帯情報端末1aに対し映像情報
や音声情報が送信され、携帯情報端末1aの液晶表示部
2kに随時分割して表示される。また、図6に示すよう
に、液晶表示部2kに分割表示されている場合に、操作
部2dの拡大手段としての拡大キーを押下することによ
り分割表示されている映像情報を選択して、任意の映像
を拡大表示することが可能である。
【0044】(第3の実施の形態)次に、図1ないし図
7を参照し、主に図5を参照して、本発明の第3の実施
の形態における携帯情報端末型テレビ電話システムによ
る映像、音声情報の外部出力について説明する。本実施
の形態における携帯情報端末型テレビ電話システムは、
携帯情報端末1aに設けてある外部コネクタ2l(図
7)に専用の映像出力や音声出力を行なう映像/音声信
号外部出力ケーブル1g(図5)を接続し、テレビや液
晶モニタ等の映像入力機能を持つ外部モニタとしての映
像/音声入力装置または映像入力装置1j(図5)や、
音声入力機能を持つ音声入力装置1i(図5)に接続す
ることにより、携帯情報端末1aから出力された映像お
よび音声情報を外部モニタ1jや音声入力装置1iに接
続された外部スピーカなどの音声出力装置1hに出力す
ることができる。
【0045】また、カメラユニット1bにはマイク2u
が内蔵されており、携帯情報端末1aからカメラユニッ
ト1bのマイク機能を設定またはオンして、カメラユニ
ット1bのマイク2uから音声を入力することにより、
携帯情報端末1bのスピーカ2cからその音声を出力す
ることができる。また、カメラユニット1bにはスピー
カ2vが内蔵されており、携帯情報端末1aからカメラ
ユニット1bに対し音声機能を設定またはオンして、携
帯情報端末1aのマイク2bに音声を入力することによ
り、カメラユニット1bのスピーカ2vからその音声を
出力することができ、カメラユニット1bを拡声機能と
して使用することができる。
【0046】カメラユニット1bに内蔵されているマイ
ク2uおよびスピーカ2vは携帯情報端末1a側から制
御して、それぞれをオン/オフし、入力した音声情報の
音量などを調整する調整手段を備えてあり、マイク2u
およびスピーカ2vの入出力を適切に設定することがで
きる。また、携帯情報端末1aに内蔵のEEPROM2
jとカメラユニット1bに内蔵のEEPROM2rとに
対し、カメラユニット1b側から映像情報のみを送信す
る、映像情報と音声情報とを送信する、または映像情報
の送信および音声情報の送受信を行なう、などを携帯情
報端末1a側で設定することにより、必要な情報のみを
通信することができる。
【0047】(第4の実施の形態)次に、図1ないし図
7を参照して、本発明の第4の実施の形態における携帯
情報端末型テレビ電話システムによるその他の特殊機能
について説明する。本実施の形態における携帯情報端末
型テレビ電話システムは、カメラユニット1bから携帯
情報端末1aに送信され、携帯情報端末1aの液晶表示
部2kに表示された映像データを携帯情報端末1aの操
作部2dの保存キー(保存手段)を押下することにより
表示されている映像情報を選択して、携帯情報端末1a
の内部メモリ2eに対し任意に保存することが可能であ
り、再度操作部2dの再表示キー(再表示手段)を押下
することにより保存した映像データをいつでも再表示す
ることが可能である。同時に、この保存した映像データ
を他の携帯端末やパソコン等へデータ転送したり、ネッ
トワーク(公衆回線等)に接続してデータ転送したり、
または無線部2gを介してデータ転送するなどという映
像情報のデータ通信を行なうことも可能である。
【0048】また、本携帯情報端末型テレビ電話システ
ムのカメラユニット1bには可動部2tが内蔵されてお
り、図4に示すようなカメラユニット固定部1d等の支
柱または任意な支持台を設け、カメラユニット1bの固
定用勘合部1eをカメラユニット固定部1dのカメラユ
ニット固定用勘合部1fへ結合させてカメラユニット1
bを設定して固定する。そして、携帯情報端末1aの操
作部2dからキー操作を行い、カメラユニット1bへ回
転制御命令を送信することにより、カメラユニット1b
の可動部2tが携帯情報端末1aから指令された方向に
駆動するため、カメラユニット1bは任意の方向に回転
することが可能である。これにより、カメラユニット1
bは固定方向のみの撮影ではなく、任意の多方向にわた
る撮影を遠隔操作により行なうことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明における携帯情報端末型テレビ電
話システムは、上記のように構成され、特に携帯情報端
末からカメラユニットを着脱可能とすることにより、カ
メラユニットを任意の場所および任意の方向に向けて設
定し撮影することができ、その映像情報を音声情報とと
もに通信相手に送信することができるテレビ電話機能を
提供し、遠隔撮影できることにより、簡易型の監視カメ
ラ機能を提供することができるという優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端
末型テレビ電話システムの携帯情報端末にカメラユニッ
トを装着した状態を示す正面図、
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
携帯情報端末型テレビ電話システムの携帯情報端末から
カメラユニットを分離した状態を示す正面図、
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
携帯情報端末型テレビ電話システムの携帯情報端末から
カメラユニットを分離した他の接続状態を示す正面図、
【図4】本発明の第2および第4の実施の形態における
携帯情報端末型テレビ電話システムの携帯情報端末から
分離したカメラユニットを外部に固定する状態を示す
図、
【図5】本発明の第3の実施の形態における携帯情報端
末型テレビ電話システムの携帯情報端末から外部の装置
に対し映像/音声情報を出力する状態を示す図、
【図6】本発明の第2の実施の形態における携帯情報端
末型テレビ電話システムにより構成した監視カメラシス
テムを示す図、
【図7】本発明の第1ないし第4の実施の形態における
携帯情報端末型テレビ電話システムの内部機能の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1a 携帯情報端末 1b カメラユニット 1c 携帯情報端末−カメラユニット間専用の延長ケー
ブル 1d カメラユニット固定部 1e 固定用勘合部 1f カメラユニット固定用勘合部 1g 映像/音声信号外部出力用ケーブル 1h 音声出力装置 1i 音声入力装置 1j 映像/音声入力装置または映像入力装置 2a 電源部 2b、2u マイク 2c、2v スピーカ 2d 操作部 2e メモリ 2f、2p 制御部 2g、2o 無線部 2l 外部コネクタ 2h、2m 着脱用コネクタ 2i、2n 着脱検出装置 2j、2r EEPROM 2k 液晶表示部 2q 撮像素子 2s 電源部(電池) 2t 可動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04B 7/26 109M 5K101 (72)発明者 奥田 宗弘 宮城県仙台市泉区明通二丁目5番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AA12 AC01 AC69 5C054 AA02 AA05 CA04 CC03 CH02 EA01 EA03 EA05 FA00 GB02 HA24 5C064 AA01 AB03 AC01 AC20 AD08 5K027 AA11 BB02 CC08 GG03 GG04 GG05 KK07 MM17 5K067 AA34 BB04 DD52 EE02 FF02 5K101 KK04 LL12 NN06 NN18 NN25 NN40 NN41 NN43

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話手段および非音声情報通信手段を有す
    る携帯情報端末と、前記携帯情報端末に対し着脱自在に
    装備したカメラユニットととからなることを特徴とする
    携帯情報端末型テレビ電話システム。
  2. 【請求項2】前記携帯情報端末と前記カメラユニットと
    の双方に、前記カメラユニットを前記携帯情報端末に対
    し着脱自在に接続する着脱用コネクタを備えることを特
    徴とする請求項1記載の携帯情報端末型テレビ電話シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記携帯情報端末から前記カメラユニット
    を分離したときに、前記携帯情報端末と前記カメラユニ
    ット双方の着脱用コネクタ間に接続され、前記カメラユ
    ニットにおいて遠隔撮影した映像情報を前記携帯情報端
    末に伝送する延長ケーブルを備えることを特徴とする請
    求項2記載の携帯情報端末型テレビ電話システム。
  4. 【請求項4】前記携帯情報端末および前記カメラユニッ
    トは、分離したときに、無線により映像、音声、制御情
    報を相互に同時通信するテレビ電話機能を有する無線送
    受信手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯
    情報端末型テレビ電話システム。
  5. 【請求項5】前記携帯情報端末は、前記携帯情報端末か
    ら分離された前記カメラユニットから遠隔撮影された監
    視映像情報を受信して表示する表示部を備えることを特
    徴とする請求項3または4記載の携帯情報端末型テレビ
    電話システム。
  6. 【請求項6】前記携帯情報端末は、前記カメラユニット
    を分離したことを自動検出する着脱検出装置と、前記着
    脱検出装置が前記カメラユニットの装着を検出したとき
    は前記着脱用コネクタを介して有線通信させ、前記着脱
    検出装置が前記カメラユニットの分離を検出したときは
    無線送受信手段により無線通信させる制御手段とを備え
    ることを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末型テレ
    ビ電話システム。
  7. 【請求項7】前記カメラユニットはその周囲音または前
    記カメラユニットに向かって入力した音声信号を入力す
    る音声入力手段を備え、入力した音声信号を前記携帯情
    報端末に送信する音声送信手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯情報端末型テレビ電話システム。
  8. 【請求項8】前記音声入力手段は前記携帯情報端末から
    の制御信号によりオン/オフし、入力した音声信号の音
    量を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項
    7記載の携帯情報端末型テレビ電話システム。
  9. 【請求項9】前記カメラユニットは前記携帯情報端末か
    ら送信した音声信号を受信する音声受信手段と、受信し
    た音声信号を出力する音声出力手段とを備えることを特
    徴とする請求項1記載の携帯情報端末型テレビ電話シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記音声出力手段は前記携帯情報端末か
    らの制御信号によりオン/オフし、入力した音声信号の
    音量を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求
    項9記載の携帯情報端末型テレビ電話システム。
  11. 【請求項11】前記カメラユニットは、前記携帯情報端
    末からの制御信号により前記カメラユニットを任意の方
    向に回転させる可動部を備えることを特徴とする請求項
    2ないし4のいずれかに記載の携帯情報端末型テレビ電
    話システム。
  12. 【請求項12】前記携帯情報端末はリチウム電池、車載
    用電源またはAC電源のどの電源から供給されているか
    識別し、使用する電源に対応して電源制御を自動的に切
    換える電源種別検出回路を備えることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の携帯情報端末型テレビ
    電話システム。
  13. 【請求項13】前記携帯情報端末は前記カメラユニット
    からの映像情報を外部の各種映像装置に出力する映像出
    力端子を有する外部コネクタを備えることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯情報端末型テ
    レビ電話システム。
  14. 【請求項14】前記外部コネクタは前記カメラユニット
    からの音声情報を外部の各種発音手段に出力する音声出
    力端子を備えることを特徴とする請求項13記載の携帯
    情報端末型テレビ電話システム。
  15. 【請求項15】前記カメラユニットは複数備え、前記複
    数のカメラユニットをそれぞれPHSによるトランシー
    バ登録するトランシーバ登録手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載の携帯情報端末型テレビ電話システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記携帯情報端末は、トランシーバ登録
    された複数のカメラユニットから時分割通信により送信
    されてきた映像情報をそれぞれ分割表示する表示手段を
    備えることを特徴とする請求項15記載の携帯情報端末
    型テレビ電話システム。
  17. 【請求項17】前記表示手段は、前記複数のカメラユニ
    ットのそれぞれから無線トランシーバ通信により時分割
    送信された映像情報を任意の時間間隔で表示する表示機
    能を有することを特徴とする請求項16記載の携帯情報
    端末型テレビ電話システム。
  18. 【請求項18】前記表示手段に分割表示された各カメラ
    ユニットからの任意の表示画面を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択した任意の表示画面を拡大表示
    する拡大手段とを備えることを特徴とする請求項16記
    載の携帯情報端末型テレビ電話システム。
  19. 【請求項19】前記携帯情報端末は、前記カメラユニッ
    トから送信され表示された任意の表示映像を選択して内
    部メモリに保存する保存手段と、前記内部メモリに保存
    した映像情報を任意に選択し再表示する再表示手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末型
    テレビ電話システム。
  20. 【請求項20】前記内部メモリに保存した映像/音声情
    報を各種映像/音声装置に出力する外部コネクタと、映
    像/音声情報をネットワークに接続して転送する入/出
    力ポートと、映像/音声情報を無線通信により転送する
    無線手段とを備えることを特徴とする請求項19記載の
    携帯情報端末型テレビ電話システム。
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