JP2002051107A - 装置切替え方法、通信制御装置、および、通信システム - Google Patents

装置切替え方法、通信制御装置、および、通信システム

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JP2002051107A
JP2002051107A JP2000234415A JP2000234415A JP2002051107A JP 2002051107 A JP2002051107 A JP 2002051107A JP 2000234415 A JP2000234415 A JP 2000234415A JP 2000234415 A JP2000234415 A JP 2000234415A JP 2002051107 A JP2002051107 A JP 2002051107A
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Takeshi Ri
驥 李
Masato Hino
雅透 日野
Makoto Yoshida
誠 美田
Hidehiro Akiyama
秀洋 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再送機能やビジー状態を規定していないプロト
コルを使用する場合にも、信号の紛失・通信サービスの
中断を防止して運転を継続させる、現用系/予備系装置
切替えを実現する。 【解決手段】切替え開始から切替え終了までの間、保守
装置6が、現用系通信制御装置1および予備系通信制御
装置2に、周期的に同報信号を送信し、現用系通信制御
装置1および予備系通信制御装置2は、最初の同報信号
を受信すると、現用系通信制御装置1から予備系通信制
御装置2へ、実行した信号処理に関する情報が格納され
ているメモリのコピーを行うと共に、入力した受信信号
を、各々、内部のキューに蓄積する。メモリコピーを終
了すると、周期的に送信されてくる同報信号を契機とし
て、現用系通信制御装置1から予備系通信制御装置2へ
信号処理状態を問い合わせ、両者の信号処理状態の同期
がとれたときに、切替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムにお
ける運用方式に係り、特に、通信サービスに影響を与え
ずに、現用系通信制御装置と予備系通信制御装置とを切
替える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現用系通信制御装置と予備系通信
制御装置とを切替える方式としては、信学技報SSE9
2−66(1992.9)の「パケット通信制御装置に
おける無中断系切替え方式の検討」に記載されているよ
うに、プロトコルに規定された再送機能やビジー状態を
利用することで、通信サービスを無中断で切替えを行う
ことが可能な方式があった。しかしながら、本方式は、
近年普及しているTCP/IPプロトコルのように、再
送機能やビジー状態を規定していないプロトコルを使用
する場合には適用することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、X.
25プロトコルを前提として考案されたものであり、T
CP/IPプロトコルのように相手送達確認が行われな
かったり、相手先ビジー状態による再送やタイムアウト
による再送が規定されていない場合については配慮され
ておらず、1度送信されてしまったパケットは、ネット
ワーク内の通信システムにて受信できない、あるいは、
送信できないケースに遭遇すると、パケットが紛失して
しまうため、通信サービスを継続して行うことは困難で
あるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、通信システムにおいて、
現用系通信制御装置と予備系通信制御装置とを保守管理
によって切替える際に、通信サービスの中断を防止して
運転を継続させる技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、切替え時に、現用系通信制御装置から
予備系通信制御装置へ、実行した信号処理に関する情報
が格納されているメモリのコピーが行われるようにし、
切替え後のサービス継続を可能とした。このとき、現用
系通信制御装置および予備系通信制御装置の両方へ入力
される受信信号が、各々の内部に設けたキューに蓄積さ
れるようにすることで、システム内での信号の紛失を防
ぐことを可能とした。
【0006】また、装置切替え条件として、現用系通信
制御装置および予備系通信制御装置間で信号処理状態の
同期がとれたか否かをチェックするようにした。このチ
ェックを行う契機として、現用系制御通信装置および予
備系制御通信装置へ周期的に送信される同報信号を用い
るようにし、現用系通信制御装置および予備系通信制御
装置間で信号処理状態の同期がとれたときに、装置切替
えを行うことで、予備系通信制御装置において、現用系
通信制御装置における切替え前の信号処理状態を再現で
き、通信サービスを継続したままの装置切替えが可能と
なるようにした。
【0007】なお、信号処理状態の同期がとれたか否か
のチェックには、メモリに保存されている信号の数・種
類で判断するようにすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の実施形態に係る通信シス
テムのシステム構成図である。
【0010】図1において、1,2は通信制御装置、1
1,21はCPU、12,22は入出力処理部(I/
O)、13,23はメインメモリ(MM)、3,5は通
信回線、41,42,43は通信装置、6は保守装置で
ある。
【0011】なお、図1の例では、対向する通信装置と
して、通信装置41,42,43の3つを設けている
が、対向する通信装置の数は3つに限るものではない。
また、図1の例では、通信制御装置1が現用系で、通信
制御装置2が予備系であるものとしている。
【0012】本実施形態では、通信制御装置1,2は、
各々、自装置が現用系であるか予備系であるかを識別す
るための状態フラグを備えるようにしている。なお、状
態フラグは、「1」が現用系を示し、「0」が予備系を
示すものとする。
【0013】現用系通信制御装置1および予備系通信制
御装置2は冗長構成となっており、いずれの通信制御装
置1,2のI/O12,22にも、通信装置41,4
2,43からの受信信号が入力されるが、システムの運
用中には、予備系通信制御装置2のI/O22は、状態
フラグで予備系である旨を認識し、入力された受信信号
を破棄するようになっている。
【0014】また、I/O12,22には、入力された
受信信号を入力順に格納するための受信キューが設けら
れており、CPU11,21は、受信キューから順次受
信信号を取り出して、それについての信号処理を実行す
るようになっている。また、このとき、CPU11,2
1は、実行した信号処理に関する情報(少なくとも受信
信号の種類が含まれる。)を、MM13,23に書き込
むようになっている。ただし、この動作は、システムの
運用中には、現用系となっている通信制御装置(ここで
は、通信制御装置1)においてのみである。
【0015】さて、ここで、保守管理により、現用系通
信制御装置1を予備系へ、予備系通信制御装置2を現用
系へと切替える際の動作について、図2を用いて説明す
る。
【0016】図2は、現用系/予備系切替えシーケンス
を示すシーケンス図である。
【0017】現用系/保守系切替えの指示は、保守者に
よって保守装置6から入力され、切替え指示信号とし
て、保守装置6から現用系通信制御装置1および予備系
通信制御装置2に入力される。ただし、切替え指示信号
の送信時はシステムが運用中であるので、予備系通信制
御装置2では、この切替え指示信号も破棄されることと
なる。なお、ここでは、保守装置6を設けているが、通
信装置41,42,43のいずれかが保守装置6を兼務
していてもよい。
【0018】現用系通信制御装置1においては、切替え
指示信号を受信する前までにI/O12に入力された受
信信号は、切替え指示信号より先に受信キューに格納さ
れていることから、CPU11で処理される。すなわ
ち、CPU11は、受信キューから受信信号を順次取り
出して信号処理を実行し、実行した信号処理に関する情
報を、MM13に保存する。
【0019】そして、現用系通信制御装置1において、
CPU11は、受信キューから取り出した受信信号が切
替え指示信号である場合には、保守装置6に対して同報
要求信号を送信する。
【0020】これにより、保守装置6は、同報要求信号
を受信後は、現用系通信制御装置1および予備系通信制
御装置2に対して、周期的に、同報信号を送信すること
となる。本実施形態では、後述するように、保守装置6
から周期的に送信される同報信号は、現用系通信制御装
置1および予備系通信制御装置2間で信号処理状態の同
期をとるためのチェック用の信号として用いられるもの
であり、以下、同報信号をチェック信号と呼ぶことにす
る。
【0021】現用系通信制御装置1においては、保守装
置6が最初に送信したチェック信号を受信すると、CP
U11は、信号処理を停止し、予備系通信制御装置2に
対してメモリコピー要求信号を送信することで、メモリ
コピー動作を開始し、MM13の保存内容を予備系通信
制御装置2に送信する。また、I/O12は、信号処理
は停止されていても、入力された受信信号を受信キュー
に格納する。
【0022】一方、予備系通信制御装置2においては、
保守装置6が最初に送信したチェック信号を受信する
と、I/O22は、状態フラグで予備系である旨を認識
しても、入力された受信信号を破棄せずに、受信キュー
に格納する。また、予備系通信制御装置2においては、
現用系通信制御装置1からメモリコピー要求信号を受信
すると、CPU21は、メモリコピー動作を開始し、現
用系通信制御装置1から送信されてくるMM13の保存
内容をMM23に保存していく。
【0023】このように、本実施形態では、現用系通信
制御装置1および予備系通信制御装置2がメモリコピー
動作を行っている間に、両通信制御装置1,2に入力さ
れる信号が、各々、I/O12,22内の受信キューに
格納されるようにしている。
【0024】そして、MM13からMM23へのメモリ
コピー動作が終了すると、現用系通信制御装置1が新予
備系になり、予備系通信制御装置2が新現用系になって
信号処理を開始し、通信サービスを再開すればいいので
あるが、実際には、チェック信号を受信したタイミング
がずれ、このまま系を切替えると、系切替え時点で、両
通信制御装置1,2における信号処理状態が一致してい
ない可能性がある。
【0025】これは、通信装置41,42,43および
保守装置6との間の物理的な距離が、両通信制御装置
1,2で各々異なるために、両通信制御装置1,2に入
力される受信信号の順番が異なっている可能性があるか
らである。
【0026】具体例を挙げて説明する。
【0027】例えば、現用系通信制御装置1における受
信信号の順番が、切替え指示信号,信号A,チェック信
号,信号B…という順番で、予備系通信制御装置2にお
ける受信信号の順番が、切替え指示信号,チェック信
号,信号A,信号B…という順番であったとする。
【0028】現用系通信制御装置1においては、CPU
11が、チェック信号を受信キューから取り出した時点
で、信号処理を停止し、I/O12が、入力された受信
信号を受信キューに格納するので、信号Aについての信
号処理は現用系通信制御装置1によって実行されて、該
信号処理に関する情報がMM13に保存されている。
【0029】一方、予備系通信制御装置2においては、
I/O22が、チェック信号を受信した時点から受信信
号を受信キューに格納するので、信号Aが受信キューに
格納されたままとなる。
【0030】そこで、信号Aについての信号処理に関す
る情報が保存されたままのMM13の保存内容がMM2
3にコピーされたにも関わらず、メモリコピー動作が終
了した時点で単に系を切替えてしまうと、新現用系とな
った通信制御装置2が、受信キューから信号Aを取り出
し、信号Aについての信号処理を実行し、該信号処理に
関する情報をMM23に保存することとなり、通信サー
ビス運用に不都合が生じてしまう。
【0031】また、例えば、現用系通信制御装置1にお
ける受信信号の順番が、切替え指示信号,チェック信
号,信号A,信号B…という順番で、予備系通信制御装
置2における受信信号の順番が、切替え指示信号,信号
A,チェック信号,信号B…という順番であったとす
る。
【0032】現用系通信制御装置1においては、CPU
11が、チェック信号を受信キューから取り出した時点
で、信号処理を停止し、I/O12が、入力された受信
信号を受信キューに格納するので、信号Aについての信
号処理は現用系通信制御装置1によって実行されず、受
信キューに格納されたままである。
【0033】一方、予備系通信制御装置2においては、
I/O22が、チェック信号を受信した時点から受信信
号を受信キューに格納するので、信号Aは破棄され、受
信キューには格納されないこととなる。
【0034】そこで、信号Aについての信号処理に関す
る情報が保存されていないMM13の保存内容がMM2
3にコピーされてしまうが、メモリコピー動作が終了し
た時点で単に系を切替えてしまうと、新現用系となった
通信制御装置2は、受信キューに信号Aが格納されてい
ないので、信号Aについての信号処理を実行することが
できず、通信サービス運用に不都合が生じてしまう。
【0035】本実施形態では、これらのような不都合を
解消するために、メモリコピー動作が終了しても、すぐ
に系を切替えず、チェック用信号を用いて、現用系通信
制御装置1および予備系通信制御装置2間で信号処理状
態の同期がとれているか否かをチェックし、同期がとれ
ている旨が確認できてから、系を切替えるようにしてい
る。
【0036】すなわち、本実施形態では、現用系通信制
御装置1および予備系通信制御装置2は、共に、メモリ
コピー動作を終了すると、信号処理を開始するようにし
ている。詳しくは、現用系通信制御装置1および予備系
通信制御装置2において、各々、CPU11,21は、
メモリコピー動作を行っている間に滞留していた受信信
号を受信キューから順次取り出して信号処理を実行し、
実行した信号処理に関する情報を、MM13,23に保
存する。ただし、予備系通信制御装置2においては、信
号処理は実行するが、外部に対する送信は一切行わない
ようにする。
【0037】さて、メモリコピー動作を終了した後も、
保守装置6からは周期的にチェック信号が送信されてく
る。
【0038】現用系通信制御装置1において、CPU1
1は、受信キューから取り出した受信信号がチェック信
号である場合には、予備系通信制御装置2に対して、問
い合わせ要求信号を送信することで、予備系通信制御装
置2の信号処理状態を問い合わせると共に、予備系通信
制御装置2からの応答が戻るまで、信号処理を停止す
る。なお、ここで、問い合わせ要求信号には、その時点
でMM13に情報が保存されている信号の数・種類がパ
ラメータとして設定される。また、現用系通信制御装置
1が信号処理を停止しても、I/O12は動作している
ので、信号送信元からは通信サービスは継続しているよ
うに見える。
【0039】一方、予備系通信制御装置2においては、
CPU21は、受信キューから取り出した受信信号がチ
ェック信号である場合には、信号処理を停止して待ち合
わせを行い、その時点でMM23に情報が保存されてい
る信号の数・種類をチェックし、現用系通信制御装置1
からの問い合わせ要求信号を待つ。そして、現用系通信
制御装置1から問い合わせ要求信号を受信すると、受信
した問い合わせ要求信号に設定されている信号の数・種
類と、自身がチェックした信号の数・種類とが一致する
か否かを判定し、一致するならば、現用系通信制御装置
1に対してOKを返送する。
【0040】これ以降、現用系通信制御装置1は新予備
系となり、予備系通信制御装置2は新現用系となる。す
なわち、予備系通信制御装置2は、状態フラグが「1」
となって、現用系としての動作を開始し、現用系通信制
御装置1は、状態フラグが「0」となって、予備系とし
ての動作を開始するので、新現用系となった通信制御装
置2では、I/O22内の受信キューに滞留されていた
受信信号が処理され、新予備系となった通信制御装置1
では、I/O12内の受信キューに滞留されていた受信
信号が廃棄されることとなり、新現用系となった通信制
御装置2にて通信サービスが提供される。
【0041】なお、系の切替え後、新現用系となった通
信制御装置2は、保守装置6に対して、同報解除要求信
号を送信することで、保守装置6によるチェック信号の
送信を停止させる。
【0042】また、予備系通信制御装置2において、C
PU21は、現用系通信制御装置1から受信した問い合
わせ要求信号に設定されている信号の数・種類と、自身
がチェックした信号の数・種類とが一致するか否かを判
定し、一致しないならば、現用系通信制御装置1に対し
てNGを返送する。
【0043】その後は、現用系通信制御装置1および予
備系通信制御装置2は、共に、現用系および予備系とし
ての動作を継続し、次のチェック信号を契機に、再度チ
ェックを行う。この一連の動作を繰り返すことによっ
て、現用系通信制御装置1および予備系通信制御装置2
間で信号処理状態の同期がとれている旨を確認すること
ができるので、確認できてから系を切り替えることで、
通信サービスを中断させることなく、系を切替えること
が可能となる。
【0044】なお、本実施形態に係る技術は、二重化装
置における系の切替えでなくても、例えば、サーバを移
行させるような場合など、2台の装置間での切替えにも
適用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
TCP/IPのような、再送機能やビジー状態を規定し
ていないプロトコルを使用する場合にも、通信サービス
を中断せずに、現用系/予備系の装置切替えを実現する
ことができるという効果がある。
【0046】そこで、信号を紛失することなく、システ
ムの信頼性を向上させる効果があるので、エンドユーザ
にとっても、利便性・サービス性が向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信システムのシステ
ム構成図。
【図2】本発明の実施形態に係る、現用系/予備系切替
えシーケンス図。
【符号の説明】
1…現用系通信制御装置、2…予備系通信制御装置、1
1,21…CPU、12,22…入出力処理部(I/
O)、13,23…メインメモリ(MM)、3,5…通
信回線、41,42,43…通信装置,6…保守装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美田 誠 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 秋山 秀洋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K021 AA06 BB00 CC19 DD01 EE05 GG03 5K035 AA03 CC03 FF02 GG02 KK01 LL14 5K042 AA08 DA16 JA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現用系通信制御装置と予備系通信制御装置
    とを切替える装置切替え方法であって、 予め定めた通信装置が、切替え開始から切替え終了まで
    の間、現用系通信制御装置および予備系通信制御装置に
    対して、周期的に同報信号を送信し、 現用系通信制御装置および予備系通信制御装置が、 最初の同報信号を受信すると、現用系通信制御装置から
    予備系通信制御装置へ、実行した信号処理に関する情報
    のコピーを行うと共に、現用系通信制御装置および予備
    系通信制御装置の両方に各々入力された受信信号を、内
    部に設けたキューに各々蓄積し、 コピーを終了すると、周期的に送信されてくる同報信号
    を契機として、現用系通信制御装置から予備系通信制御
    装置へ信号処理状態を問い合わせ、両者の信号処理状態
    の同期がとれたときに、切替えを行うことを特徴とする
    装置切替え方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置切替え方法であって、 現用系通信制御装置が、 切替え開始時に、予め定めた通信装置に対して、同報信
    号の送信要求を行い、 切替え後に現用系となった通信装置が、 同報信号の送信元の通信装置に対して、同報信号の送信
    停止要求を行うことを特徴とする装置切替え方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置切替え方法で
    あって、 現用系通信制御装置および予備系通信制御装置は、 実行した信号処理に関する情報を保存している信号の数
    ・種類が、両者で一致した場合に、両者の信号処理状態
    の同期がとれたと判断することを特徴とする装置切替え
    方法。
  4. 【請求項4】2台の通信制御装置を、現用系通信制御装
    置および予備系通信制御装置として備えた通信システム
    で、現用系通信制御装置および予備系通信制御装置のい
    ずれか一方に切替えられて用いられる通信制御装置にお
    いて、 上記現用系通信制御装置として動作している際は、 上記現用系通信制御装置と上記予備系通信制御装置とを
    切替える切替え開始時に、予め定めた通信装置から上記
    現用系通信制御装置および上記予備系通信制御装置の両
    方に対して送信されてくる最初の同報信号を受信する
    と、上記予備系通信制御装置へ、実行した信号処理に関
    する情報が格納されているメモリ内容のコピーを開始す
    ると共に、該同報信号以降に入力された受信信号を内部
    のキューへ蓄積し、 メモリコピー終了後は、同報信号を受信する度に、上記
    予備系通信制御装置に対して信号処理状態を問い合わ
    せ、 問い合わせの結果、自身の信号処理状態と上記予備系通
    信制御装置の信号処理状態との間で同期がとれたことを
    確認した場合に、予備系に移行し、 上記予備系通信制御装置として動作している際は、 上記最初の同報信号を受信すると、該同報信号以降に入
    力された受信信号を内部のキューへ蓄積し、 メモリコピー終了後は、同報信号を受信する度に、上記
    現用系通信制御装置からの問い合わせに対して、自身の
    信号処理状態と上記現用系通信制御装置の信号処理状態
    との間で同期がとれているか否かを応答し、 同期がとれている場合に、現用系に移行することを特徴
    とする通信制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の通信制御装置であって、 上記現用系通信制御装置として動作している際は、 切替え開始時に、上記現用系通信制御装置および上記予
    備系通信制御装置の両方に対向する予め定めた通信装置
    に対して、同報信号の送信要求を行い、 切替えを終了して、新たに現用系通信制御装置となった
    ときに、 同報信号の送信元の通信装置に対して、同報信号の送信
    停止要求を行うことを特徴とする通信制御装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の通信制御装置であ
    って、 上記現用系通信制御装置として動作している際は、 自身のメモリに保存されている信号の数・種類を通知す
    ることで、信号処理状態の問い合わせを行い、 上記予備系通信制御装置として動作している際は、 自身のメモリに保存されている信号の数・種類と、上記
    現用系通信制御装置から通知された信号の数・種類が一
    致した場合に、両者の信号処理状態の同期がとれたと判
    断することを特徴とする通信制御装置。
  7. 【請求項7】現用系通信制御装置と予備系通信制御装置
    とを備えた通信システムにおいて、 上記現用系通信制御装置は、 上記現用系通信制御装置と上記予備系通信制御装置とを
    切替える切替え開始時に、予め定めた通信装置から上記
    現用系通信制御装置および上記予備系通信制御装置の両
    方に対して送信されてくる最初の同報信号を受信する
    と、上記予備系通信制御装置へ、実行した信号処理に関
    する情報が格納されているメモリ内容のコピーを開始す
    ると共に、該同報信号以降に入力された受信信号を内部
    のキューへ蓄積し、 メモリコピー終了後は、同報信号を受信する度に、上記
    予備系通信制御装置に対して信号処理状態を問い合わ
    せ、 問い合わせの結果、自身の信号処理状態と上記予備系通
    信制御装置の信号処理状態との間で同期がとれたことを
    確認した場合に、予備系に移行し、 上記予備系通信制御装置は、 上記最初の同報信号を受信すると、該同報信号以降に入
    力された受信信号を内部のキューへ蓄積し、 メモリコピー終了後は、同報信号を受信する度に、上記
    現用系通信制御装置からの問い合わせに対して、自身の
    信号処理状態と上記現用系通信制御装置の信号処理状態
    との間で同期がとれているか否かを応答し、 同期がとれている場合に、現用系に移行することを特徴
    とする通信システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の通信システムであって、 上記現用系通信制御装置は、 切替え開始時に、上記現用系通信制御装置および上記予
    備系通信制御装置の両方に対向する予め定めた通信装置
    に対して、同報信号の送信要求を行い、 上記予備系通信制御装置は、 切替えを終了して、新たに現用系通信制御装置となった
    ときに、 同報信号の送信元の通信装置に対して、同報信号の送信
    停止要求を行うことを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の通信システムであ
    って、 上記現用系通信制御装置は、 自身のメモリに保存されている信号の数・種類を通知す
    ることで、信号処理状態の問い合わせを行い、 上記予備系通信制御装置は、 自身のメモリに保存されている信号の数・種類と、上記
    現用系通信制御装置から通知された信号の数・種類が一
    致した場合に、両者の信号処理状態の同期がとれたと判
    断することを特徴とする通信システム。
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