JP2002050475A - 熱転写部材 - Google Patents

熱転写部材

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JP2002050475A
JP2002050475A JP2000235550A JP2000235550A JP2002050475A JP 2002050475 A JP2002050475 A JP 2002050475A JP 2000235550 A JP2000235550 A JP 2000235550A JP 2000235550 A JP2000235550 A JP 2000235550A JP 2002050475 A JP2002050475 A JP 2002050475A
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JP2000235550A
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Toshio Shiotani
敏夫 塩谷
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版を不要とするEL基板の作成方法を提供
する。 【解決手段】 プリント配線基板13の表面に形成した
第1,第2クシバ電極20A,20Bに、誘電層15及び
発光層16を形成してEL基板10を作成するために、
熱転写リボン43に誘電体31の層および発光体41の
層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーマルヘッド
等を用いてインクを転写する熱転写部材に関し、更に詳
しくは、表面に互いに通電可能な一対の電極部を多数形
成した基板上に誘電層と発光層とを形成してELパネル
を形成するための熱転写部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ELパネルとしては、図11
に示すものが知られている。このELパネル7は、透明
基材1に透明電極2を形成し、この透明電極2に発光層
3、誘電層4を形成し、この誘電層4にアルミシートの
背面電極5を設け、保護膜6によって覆っている。
【0003】かかるELパネル7では、図12に示すよ
うに、支持体1に描いた絵柄P1,P2や文字M1〜M3だ
けを発光表示させる場合、絵柄P1,P2や文字M1〜M3
の形状に合わせた誘電層4および発光層5をシルク印刷
用の製版によってアルミシートの背面電極5上に形成し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなELパネル7にあっては、シルク印刷用の製版が必
要であり、特に、絵柄P1,P2や文字M1〜M3毎に発光
色を変える場合、それぞれの絵柄P1,P2や文字M1〜M
3に対応した数の版を作成しなければならない。このた
め、多くの工程が必要となり、コスト高になってしまう
等の問題があった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、製版を不要とするEL基板の作成方法に用いる熱
転写部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の熱転写部材は、基材上に発光層を形成
し、この発光層の上に誘電層とを形成したことを特徴と
する。
【0007】請求項1の熱転写部材によれば、通電可能
な一対の電極部を多数形成した基板上に、誘電層・発光
層の順で位置するように、熱転写部材を載せ、熱転写部
材の上にサーマルヘッドを載せ、基板及び熱転写部材と
サーマルヘッドとを相対移動しつつサーマルヘッドの発
熱制御を行えば、基板上に熱転写部材の誘電層及び発光
層の転移が行われる。
【0008】従って、いわゆるパーソナルコンピュータ
やマイクロコンピュータ制御にかかる作図機器にプリン
ター装置を接続し、プリンター装置に基板をセットし、
基板に熱転写部材を位置合わせして搭載し、基板及び熱
転写部材とサーマルヘッドとを相対的に移動しつつ発熱
制御すると、基板の多数の電極部の上に、所望形状の発
光部分を形成することができ、従来のようなシルク印刷
による製版印刷を行わないで済む。
【0009】ここで、熱転写部材の基材は、熱転写リボ
ンのようにプラスチックフィルム或いはプラスチックシ
ートの表面に熱転写性誘電層及び熱転写性発光層を形成
したものであるが、紙・布等を基材としても良い。
【0010】本発明の請求項2の熱転写部材は、基材上
に誘電層を形成し、この誘電層の上に発光層とを形成し
たことを特徴とする。
【0011】請求項2の熱転写部材は、間接転写を考慮
したものであり、基材状の誘電層及び発光層を一度間接
転写用基材上に転写した後、間接転写用基材上の誘電層
及び発光層をELパネル基板上に転写することにより、
ELパネル上に所望形状の発光部分を形成することがで
きる。間接転写のときにサーマルヘッドを用い、ELパ
ネル基板上への再転写には、熱ローラを用いると、EL
パネル基板に電極部の凹凸が合っても転写が良好に行わ
れる。
【0012】本発明の請求項3の熱転写部材は、基材の
表面に発光層を形成したことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4の熱転写部材は、基材の
表面に誘電層を形成したことを特徴とする。
【0014】請求項3、請求項4の熱転写部材は、各々
単独で使用し得るものであり、ELパネル基板上に誘電
層を形成し、次にこの誘電層の上に発光層を形成するこ
とにより、ELパネルに所望形状の発光部を形成でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
わる熱転写部材及びそれを用いたELパネルの作成方法
を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1において、10はこの発明の作成
方法によって作成されたELパネルであり、このELパ
ネル10の表示面11には絵柄A1〜A5が印刷されてい
る。
【0016】ELパネル10は、図2に示すように、プ
リント配線基板(基板)13と、このプリント配線基板
13の上(表面)に形成された複数のクシバ電極20
と、このクシバ電極20およびプリント配線基板13を
覆った誘電層15と、この誘電層15の上に形成された
発光層16と、この発光層16およびクシバ電極20の
上からプリント配線基板13の全面を覆うように貼られ
たシート17等とから構成されている。絵柄A1〜A5は
このシート17に印刷されているものである。
【0017】プリント配線基板13の表面は、図3に示
すように、マトリックス状に配列された24のセグメン
トB1〜B24に区画されている。なおこのセグメントは
矩形状の他にハニカム状、或いは不定形状でも良い。
【0018】セグメントB1には、図4に示すように、
第1クシバ電極(第1電極)20Aと第2クシバ電極
(第2電極)20Bとからなるクシバ電極20が形成さ
れている。このクシバ電極20は、エッチングによって
形成されている。
【0019】第1クシバ電極20Aは、上下方向(図4
において)に延びたベース電極部20Aaと、このベー
ス電極部20Aaから右方向へそれぞれ平行に延びた複
数のクシバ電極部20Abとを有している。
【0020】第2クシバ電極20Bは、上下方向(図4
において)に延びたベース電極部20Baと、このベー
ス電極部20Baから右方向へそれぞれ平行に延びた複
数のクシバ電極部20Bbとを有しており、クシバ電極
部20Abとクシバ電極部20Bbは交互に平行に配設さ
れている。すなわち、クシバ電極部20Abとクシバ電
極部20Bbは並設されている。
【0021】クシバ電極部20Abとクシバ電極20部
Bbとの間の離間距離は約100ミクロンであり、クシ
バ電極部20Ab,20Bbの幅は約100ミクロンであ
る。
【0022】同様に、各セグメントB2〜B24には、第
1クシバ電極(第1電極)20Aと第2クシバ電極(第
2電極)20Bとからなるクシバ電極20が形成されて
いる。
【0023】各セグメントB1〜B24の第1クシバ電極
20Aと第2クシバ電極20B間に、各セグメントB1
〜B24別に独立して交流電圧を印加させることができる
ようになっている。
【0024】また、プリント配線基板13の表面には、
図3に示すように、絵柄A1〜A5に合わせて第1,第2
クシバ電極20A,20Bを覆った誘電層15a〜15e
が形成されている。すなわち、ELパネル用電極基板5
0上に絵柄A1〜A5に合わせて誘電層15a〜15eが形
成されている。この誘電層15a〜15eの上に発光層1
6a〜16eが形成されている。例えば、セグメントB9
には、図5に示すように第1,第2クシバ電極20A,2
0Bを覆った誘電層15bと、この誘電層15bの上に発
光層16bとが形成されている。
【0025】誘電層15および発光層16は、図6〜図
8に示す熱転写部材としての熱転写リボン30,40の
熱転写性誘電体(誘電層)31,熱転写性発光体(発光
層)41を熱転写プリンタ(図示せず)によって熱転写す
ることにより形成する。
【0026】図6に示す熱転写リボン30は、プラスチ
ックシート或いはプラスチックフィルムからなる基材3
2の表面に熱転写性誘電体31を塗布などにより形成し
たものである。熱転写性誘電体31は、例えばチタン酸
化バリウム等の誘電体とポリエステル樹脂等のバインダ
ーとをエチレン系有機溶剤により混合したものである。
【0027】図7に示す熱転写リボン40は、プラスチ
ックシート或いはプラスチックフィルムからなる基材4
2の表面に、熱転写性発光体41を塗布などにより形成
したものである。熱転写性発光体41は、例えば酸化珪
素亜鉛+マンガン等の発光性物質とポリエステル樹脂等
のバインダーとをエチレン系有機溶剤により混合したも
のである。
【0028】図8に示す熱転写リボン43は、プラスチ
ックシート或いはプラスチックフィルムからなる基材4
2の表面に、熱転写性発光体41を塗布などにより形成
し、この熱転写性発光体41の上に熱転写性誘電体31
を塗布などにより形成したものである。
【0029】なお、プリント配線基板13のクシバ電極
20が形成された面に、熱転写リボン43とサーマルヘ
ッドにより転写するときに、クシバ電極20の凹凸によ
るサーマルヘッドの傷付き等が懸念される場合には、間
接転写により、一度、再転写用のプラスチックフィルム
或いはプラスチックシートに誘電体31及び発光体41
の形状を転写する。この場合、誘電体31をクシバ電極
20に接触させ、誘電体31に発光体41を最終的に形
成するために、間接転写工程では、間接転写用プラスチ
ックシート(或いはフィルム)上に、剥離層を形成して
その剥離層の上に発光体41の層を形成し、次に誘電体
31の層を形成する。
【0030】この間接転写法を採用する場合、熱転写リ
ボンは、基材42の上に、誘電体31の層を形成し、誘
電体31の層の上に発光体41を形成しておき、この間
接転写用の熱転写リボンをサーマルヘッドを用いて、間
接転写用プラスチックシート或いはプラスチックフィル
ムに、発光体41及び誘電体31を間接転写する。
【0031】次に、間接転写用プラスチックシート或い
はプラスチックフィルムを、誘電体31がクシバ電極2
0に接触するように、プリント配線基板13のクシバ電
極20の上に配置し、熱転写ローラにより加熱加圧す
る。なお、この熱転写ローラとプリント配線基板13と
の間に熱伝導性のある柔軟なプラスチックシート等を介
在させても良い。
【0032】シート状の幅広の熱転写リボンをカッティ
ングプロッタで絵柄に合わせてカットし、熱転写ローラ
で圧着して誘電層・発光層を形成しても良い。
【0033】この熱転写リボンによれば、通電可能なク
シバ電極20(一対の電極部)を多数形成したプリント
配線基板13(基板)上に、誘電体31の層(誘電層)
及び発光体41の層(発光層)の順で位置するように、
熱転写リボン43を載せ、熱転写リボン43の上にサー
マルヘッドを載せ、基板及び熱転写部材とサーマルヘッ
ドとを相対移動しつつサーマルヘッドの発熱制御を行う
ことによって、プリント配線基板13の上に誘電体31
の層及び発光体41の層の転移が行われる。
【0034】従って、いわゆるパーソナルコンピュータ
やマイクロコンピュータ制御にかかる作図機器にプリン
ター装置を接続し、プリンター装置或いはサーマルヘッ
ドを移動させることができる装置にプリント配線基板1
3をセットし、プリント配線基板13に熱転写リボン4
3を位置合わせして搭載し、プリント配線基板13及び
熱転写リボン43とサーマルヘッドとを相対的に移動し
つつ発熱制御すると、プリント配線基板13の多数のク
シバ電極部20の上に、所望形状の誘導体及び発光体を
形成することができ、従来のようなシルク印刷による製
版印刷を行わないで済む。
【0035】ここで、熱転写リボン43の基材は、熱転
写リボンのようにプラスチックフィルム或いはプラスチ
ックシートの表面に誘電体31の層及び発光体41の層
を形成したものであるが、紙・布等を基材としても良
い。
【0036】また、間接転写を考慮した場合には、基材
状の誘電層及び発光層を一度間接転写用基材上に転写し
た後、間接転写用基材上の誘電層及び発光層をELパネ
ル基板上に転写することにより、ELパネル上に所望形
状の発光部分を形成することができる。間接転写のとき
にサーマルヘッドを用い、ELパネル基板上への再転写
には、熱ローラを用いると、ELパネル基板に電極部の
凹凸があっても転写が良好に行われる。
【0037】更に、図6、図7の熱転写リボン30、4
0は、各々単独で使用し得るものであり、ELパネル基
板10上に誘電体31の層を形成し、次にこの誘電体3
1の層の上に発光体41の層を形成することにより、E
Lパネルに所望形状の発光部を形成できる。
【0038】次に、ELパネル10の作成工程について
説明する。ELパネル10の作成順序は、先ず、プリン
ト配線基板13の表面にクシバ電極20を形成し、次
に、その表面に熱転写プリンタによって誘電層15およ
び発光層16を形成する。そして、最後に保護用のシー
ト17を貼るものである。
【0039】このように、熱転写プリンタ及び熱転写リ
ボンによって誘電層15および発光層16を形成するも
のであるから、印字によって自由な形状の絵柄や文字の
誘電層15および発光層16を形成することができ、非
常に簡単に短時間で形成することができる。すなわち、
製版が不要となり、少ない工程で安価なELパネル10
を作成することができる。
【0040】上記のように作成されたELパネル10
は、第1クシバ電極20Aと第2クシバ電極20B間に
交流電圧を印加すると、図2に示すように破線で示す方
向に交流電流が流れ、この交流電流により発光層16が
実線の矢印で示すように発光する。
【0041】各セグメントB6〜B10,B12,B13,B15〜
B17,B21,B22毎にクシバ電極20に印加する交流電圧
を制御することにより、各絵柄A1〜A5の発光層16a
〜16eを互いに独立して発光させることができる。す
なわち、各絵柄A1〜A5毎に独立して発光させることが
でき、各絵柄A1〜A5を自由な発光パターンで発光させ
ることができる。 [第2実施形態]図9および図10は、ELパネル10
の作成方法の第2実施形態を示したものである。
【0042】第1工程では、図9(A)に示す熱転写リボ
ン30の熱転写性誘電体31を熱転写プリンタ(図示せ
ず)によって、図9(B)に示すように転写シート60に
熱転写させる。そして、第2工程では、この転写シート
60をクシバ電極20が形成されたプリント配線基板1
3の上に置き、図9(C)に示すように転写シート60の
上から熱ローラ61を転がせて転写シート60の熱転写
性誘電体31をプリント配線基板13上に熱転写させ、
図9(D)に示すように、プリント配線基板13上に誘電
層15を形成する。
【0043】第3工程では、図10(A)に示す熱転写リ
ボン40の熱転写性発光体41を熱転写プリンタ(図示
せず)によって、図10(B)に示すように転写シート6
5に熱転写させる。第4工程では、この転写シート65
を誘電層15が形成されたプリント配線基板13上に載
せ、この転写シート65の上から熱ローラ61を転がせ
て転写シート65の熱転写性発光体41を熱転写させ、
図10(D)に示すように、誘電層15の上に発光層16
を形成させる。
【0044】この第2実施形態の方法によれば、第1実
施形態と同様な効果が得られる他に、熱転写プリンタの
サーマルヘッドをクシバ電極20の凹凸によって傷めて
しまうことがない。
【0045】なお、上記第1の実施の形態及び第2の実
施の形態における転写部材は、セグメントを1枚の基板
上に形成する形式の発光基板についての転写部材を適用
する場合について説明したが、透明電極と背面電極から
なる一対の電極部の間に、誘電層及び発光層を積層する
形式の発光基板を作成する場合においても適用できる。
【0046】
【発明の効果】上述のように、本発明の請求項1乃至請
求項4の転写部材によれば、製版が不要となり、少ない
工程で安価なELパネルを作成することができる。
【0047】特に、請求項1の熱転写部材によれば、通
電可能な一対の電極部を多数形成した基板上に、誘電層
・発光層の順で位置するように、熱転写部材を載せ、熱
転写部材の上にサーマルヘッドを載せ、基板及び熱転写
部材とサーマルヘッドとを相対移動しつつサーマルヘッ
ドの発熱制御を行えば、基板上に熱転写部材の誘電層及
び発光層の転移が行われる。
【0048】従って、いわゆるパーソナルコンピュータ
やマイクロコンピュータ制御にかかる作図機器にプリン
ター装置を接続し、プリンター装置に基板をセットし、
基板に熱転写部材を位置合わせして搭載し、基板及び熱
転写部材とサーマルヘッドとを相対的に移動しつつ発熱
制御すると、基板の多数の電極部の上に、所望形状の発
光部分を形成することができ、従来のようなシルク印刷
による製版印刷を行わないで済む。
【0049】ここで、熱転写部材の基材は、熱転写リボ
ンのようにプラスチックフィルム或いはプラスチックシ
ートの表面に熱転写性誘電層及び熱転写性発光層を形成
したものであるが、紙・布等を基材としても良い。
【0050】請求項2の熱転写部材は、間接転写を考慮
したものであり、基材状の誘電層及び発光層を一度間接
転写用基材上に転写した後、間接転写用基材上の誘電層
及び発光層をELパネル基板上に転写することにより、
ELパネル上に所望形状の発光部分を形成することがで
きる。間接転写のときにサーマルヘッドを用い、ELパ
ネル基板上への再転写には、熱ローラを用いると、EL
パネル基板に電極部の凹凸が合っても転写が良好に行わ
れる。
【0051】更に、請求項3、請求項4の熱転写部材
は、各々単独で使用し得るものであり、ELパネル基板
上に誘電層を形成し、次にこの誘電層の上に発光層を形
成することにより、ELパネルに所望形状の発光部を形
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作成方法で作成したELパネルを示
した説明図である。
【図2】図1のELパネルの構成を示した部分拡大断面
図である。
【図3】図1のELパネルに使用したプリント基板を示
した説明図である。
【図4】図3のプリント基板に形成されたクシバ電極を
示した説明図である。
【図5】クシバ電極上に形成された誘電層と発光層を示
した説明図である。
【図6】誘電層用のインクリボンの構成を示した説明図
である。
【図7】発光層用のインクリボンの構成を示した説明図
である。
【図8】誘電層および発光層を形成するインクリボンの
構成を示した説明図である。
【図9】(A)熱転写性誘電体を有するインクリボンの説
明図である。 (B)転写シートに誘電体が熱転写された状態を示した説
明図である。 (C)プリント配線基板上に転写シートの誘電体を熱転写
する方法を示した説明図である。 (D)プリント配線基板上に誘電層が形成された状態を示
した説明図である。
【図10】(A)熱転写性発光体を有するインクリボンの
説明図である。 (B)転写シートに熱転写性発光体が熱転写された状態を
示した説明図である。 (C)プリント配線基板上に転写シートの熱転写性発光体
を熱転写する方法を示した説明図である。 (D)プリント配線基板の誘電層の上に発光層が形成され
た状態を示した説明図である。
【図11】従来のELパネルの構成を示した説明図であ
る。
【図12】従来のELパネルを示した説明図である。
【符号の説明】
13 プリント配線基板(基板) 20A 第1クシバ電極(第1電極) 20B 第2クシバ電極(第2電極) 30、40、43 熱転写リボン 31 熱転写性誘電体 32、42 基材 41 熱転写性発光体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に発光層を形成し、この発光層の上
    に誘電層とを形成したことを特徴とする熱転写部材。
  2. 【請求項2】基材上に誘電層を形成し、この誘電層の上
    に発光層とを形成したことを特徴とする熱転写部材。
  3. 【請求項3】基材の表面に発光層を形成したことを特徴
    とする熱転写部材。
  4. 【請求項4】基材の表面に誘電層を形成したことを特徴
    とする熱転写部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190387A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Dainippon Printing Co Ltd エレクトロルミネッセンス素子製造用の転写材料およびエレクトロルミネッセンス素子の製造方法
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