JP2002050115A - オーディオ再生録音システム及びオーディオ再生録音方法 - Google Patents

オーディオ再生録音システム及びオーディオ再生録音方法

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JP2002050115A
JP2002050115A JP2000232691A JP2000232691A JP2002050115A JP 2002050115 A JP2002050115 A JP 2002050115A JP 2000232691 A JP2000232691 A JP 2000232691A JP 2000232691 A JP2000232691 A JP 2000232691A JP 2002050115 A JP2002050115 A JP 2002050115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる符号化方式に合わせて適切に再
生及び録音する。 【解決手段】 例えばPCM方式による符号化が施され
たオーディオ信号を再生及び録音しているときに、デコ
ード装置2が備えるCPU16は、ディスク再生装置1
が再生したオーディオ信号の符号化方式がPCM方式で
あるか否かを判別する。CPU16は、符号化方式がP
CM方式でないと判別すると、ディジタルI/F17の
動作を切り換えて、ディスク再生装置1から送られたデ
ィジタルオーディオ信号をデコード処理部18に入力さ
せる。この際、MD記録装置3が備えるCPU22は、
CPU16から新たな符号化方式の通知を受け、MD記
録処理部23を制御して、現在録音中のオーディオトラ
ックを削除させる。また、ディスク再生装置1が備える
CPU11は、現在再生中のオーディオトラックの先頭
にスキップする。これにより、シンクロ録音を開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ある記録媒体か
ら再生したオーディオ信号を別の記録媒体に記録するオ
ーディオ再生録音システムに係り、特に、複数の異なる
符号化方式に合わせて適切に再生及び録音することがで
きるオーディオ再生録音システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD(Compact Disc)やDVD
(Digital Versatile Disc)といったディスク状の記録
媒体にディジタル記録されている音楽等のオーディオ信
号を再生する際には、記録されているオーディオ信号の
符号化方式に合わせたデコード処理を実行する。例え
ば、従来から存在するCD等には、PCM(Pulse Code
Modulation)方式により符号化されたオーディオ信号
が記録されており、再生装置は、PCM方式に合わせた
デコード処理を実行することにより、オーディオ信号を
再生して音声を出力することができる。
【0003】また、例えばDTS(Digital Theater Sy
stem)方式等のマルチチャネル符号化方式やATRAC
(Adaptive Transform Acoustic Coding)方式等の圧縮
符号化方式といった、様々な新しい符号化方式による符
号化をオーディオ信号に施して光ディスク等に記録する
技術が知られている。
【0004】図5は、従来の光ディスク等の記録媒体か
らオーディオ信号を再生して別の記録媒体に記録するオ
ーディオ再生録音システムの構成を例示する図である。
図5に示す構成において、ユーザは、例えば、ユーザI
/F(インタフェース)115により、アナログI/F
(インタフェース)118とディジタルI/F(インタ
フェース)119のうちのいずれかを録音装置102の
入力端として選択する。こののち、ユーザは、ユーザI
/F110、115等を操作して、シンクロ録音等の実
行を指示し、再生処理部112が再生したオーディオ信
号を、録音処理部117により、例えばMDといった書
込可能な記録媒体に記録させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、新
しい符号化方式に対応していない再生装置や記録装置を
用いた場合に、記録媒体から再生したオーディオ信号を
別の記録媒体に正しく記録できないことがあった。
【0006】例えば、DTS方式による符号化が施され
たオーディオ信号を再生して別の記録媒体に記録する場
合、図5に示す従来の再生装置101がDTS方式に対
応したデコーダを搭載していないと、アナログI/F1
13の出力はノイズとなり、正しく録音することができ
ない。また、例えばディジタルI/F114から出力さ
れるディジタルオーディオ信号をディジタルI/F11
9に入力してMDに記録する場合、ATRAC(Adapti
ve Transform Acoustic Coding)方式により不可逆のデ
ータ圧縮を施すため、DTS方式により符号化されたオ
ーディオ信号を再生することができなくなる。
【0007】こうした問題は、再生されたオーディオ信
号を記録する記録媒体がMDのように圧縮されたデータ
を記録する場合に限られない。すなわち、例えばCD−
R(Compact Disc-Recordable)のような記録媒体に記
録する場合にも、サンプリング周波数が異なると、Fs
コンバータ(サンプリングレート・コンバータ)を通す
ことにより、オーディオ信号のデコードが不可能とな
る。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、ある記録媒体に記録されているオーディオ信
号を、その符号化方式に合わせて適切に再生し、別の記
録媒体に記録することができるオーディオ再生録音シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るオーディオ再生録音シ
ステムは、第1の記録媒体から、アナログオーディオ信
号とディジタルオーディオ信号とを含むオーディオ信号
を再生するオーディオ再生手段と、前記オーディオ再生
手段により再生されたオーディオ信号の符号化方式が第
1の符号化方式であるときに、前記オーディオ再生手段
により再生されたオーディオ信号をそのまま伝送し、前
記第1の符号化方式とは異なる第2の符号化方式である
ときに、前記オーディオ再生手段により再生されたディ
ジタルオーディオ信号をデコードし、アナログ化して伝
送するデコード手段と、前記デコード手段により伝送さ
れたオーディオ信号が入力され、第2の記録媒体に録音
するオーディオ録音手段とを備える、ことを特徴とす
る。
【0010】この発明によれば、デコード手段は、オー
ディオ再生手段により再生されたオーディオ信号の符号
化方式が第1の符号化方式であるときに、オーディオ信
号をそのまま伝送し、第2の符号化方式であるときに、
ディジタルオーディオ信号をデコードして伝送する。こ
のように、オーディオ信号に施された符号化方式に合わ
せてデコード処理を切り換えて伝送することで、オーデ
ィオ録音手段は、第2の記録媒体に適切に録音すること
ができる。これにより、複数の異なる符号化方式に合わ
せて適切に再生及び録音することができる。
【0011】デコード処理を切り換える際には、大音量
のノイズが発生することがある。また、符号化方式が変
更されてからそれを検出し、デコード処理を切り換える
までに時間を要する場合、その間正しく録音されず、曲
の先頭が切れてしまうことになる。そこで、前記デコー
ド手段は、前記オーディオ再生手段により再生されたオ
ーディオ信号の符号化方式が変更されたことを検出し
て、デコード処理を実行するか否かを切り換える切換制
御手段を備え、前記オーディオ録音手段は、前記切換制
御手段が符号化方式の変更を検出すると、前記第2の記
録媒体に録音中のオーディオトラックを削除して、前記
第2の記録媒体への録音を一旦停止することが望まし
い。これにより、デコード処理を切り換える際のノイズ
が録音されることや曲の頭切れを防止でき、適切に録音
することができる。
【0012】また、前記オーディオ録音手段は、前記第
2の記録媒体への録音を一旦停止すると、再生中のオー
ディオトラックの先頭からオーディオ信号の再生をやり
直す旨の制御情報を前記オーディオ再生手段に送り、前
記オーディオ再生手段は、前記オーディオ録音手段から
送られた制御情報に従って、前記第1の記録媒体から再
生中のオーディオトラックの先頭にスキップしてオーデ
ィオ信号を再生することが望ましい。さらに、前記オー
ディオ録音手段は、前記オーディオ再生手段がオーディ
オトラックの先頭にスキップして再生したオーディオ信
号に同期して、前記第2の記録媒体への録音を再開する
ことが望ましい。これにより、曲の頭切れを防止して、
適切に録音することができる。
【0013】前記デコード手段は、前記オーディオ再生
手段により再生されたオーディオ信号の符号化方式が前
記第2の符号化方式であるときに、デコードしたディジ
タルオーディオ信号をアナログ化するアナログ化手段を
備え、前記オーディオ録音手段は、符号化方式が前記第
1の符号化方式から前記第2の符号化方式に変更された
ことを前記切換制御手段が検出すると、前記アナログ化
手段によりアナログ化されたオーディオ信号を前記第2
の記録媒体に録音するための信号として受信することが
望ましい。このようにすることで、ディジタルオーディ
オ信号がDTS方式による符号化が施されている場合で
も、一旦アナログ化することにより、ATRAC方式に
よりデータ圧縮して録音したオーディオ信号を正しく再
生することができる。
【0014】また、前記第1の符号化方式は、2つのチ
ャネルのオーディオ信号を符号化する符号化方式であ
り、前記第2の符号化方式は、2より大なるマルチチャ
ネルのオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、
前記デコード手段は、前記オーディオ再生手段により再
生されたディジタルオーディオ信号の符号化方式が前記
第2の符号化方式であるときに、前記オーディオ再生手
段により再生されたマルチチャネルのディジタルオーデ
ィオ信号を2つのチャネルのディジタルオーディオ信号
に変換する信号処理手段を備えることが望ましい。例え
ば、前記第1の符号化方式は、PCM方式であり、前記
第2の符号化方式は、DTS方式であることが望まし
い。
【0015】また、この発明の第2の観点に係るオーデ
ィオ再生録音方法は、第1の記録媒体から、アナログオ
ーディオ信号とディジタルオーディオ信号を含むオーデ
ィオ信号を再生するオーディオ再生ステップと、前記オ
ーディオ再生ステップにて再生したオーディオ信号の符
号化方式が第1の符号化方式であるときに、前記オーデ
ィオ再生ステップにて再生したオーディオ信号をそのま
ま伝送する直接伝送ステップと、前記オーディオ再生ス
テップにて再生したオーディオ信号の符号化方式が前記
第1の符号化方式とは異なる第2の符号化方式であると
きに、前記オーディオ再生ステップにて再生したディジ
タルオーディオ信号をデコードし、アナログ化して伝送
するデコード伝送ステップと、前記直接伝送ステップ又
は前記デコード伝送ステップにて伝送したオーディオ信
号を受信して、第2の記録媒体に録音するオーディオ録
音ステップとを備える、ことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、オーディオ再生ステッ
プにて再生したオーディオ信号の符号化方式が第1の符
号化方式であるときには、直接伝送ステップにてオーデ
ィオ信号をそのまま伝送し、第2の符号化方式であると
きには、デコード伝送ステップにてディジタルオーディ
オ信号をデコードし、アナログ化して伝送する。オーデ
ィオ録音ステップは、直接伝送ステップ又はデコード伝
送ステップにて伝送されたオーディオ信号を受信して、
第2の記録媒体に録音する。これにより、オーディオ信
号の符号化方式に合わせてデコード処理を切り換えて、
第2の記録媒体に録音することができ、適切な再生及び
録音が可能となる。
【0017】前記オーディオ再生ステップにて再生した
オーディオ信号の符号化方式が変更されたことを検出
し、前記直接伝送ステップにてオーディオ信号を伝送す
るか、前記デコード伝送ステップにてオーディオ信号を
伝送するかを切り換える切換制御ステップを備え、前記
オーディオ録音ステップは、前記切換制御ステップにて
符号化方式の変更を検出すると、前記第2の記録媒体に
録音中のオーディオトラックを削除して前記第2の記録
媒体への録音を一旦停止し、前記オーディオ再生ステッ
プは、前記オーディオ録音ステップにて前記第2の記録
媒体への録音が一旦停止されると、前記第1の記録媒体
から再生中のオーディオトラックの先頭にスキップして
オーディオ信号を再生することが望ましい。これによ
り、デコード処理を切り換える際に発生するノイズが録
音されることを防止して、適切に再生及び録音すること
ができる。
【0018】前記オーディオ録音ステップは、前記オー
ディオ再生ステップにてオーディオトラックの先頭にス
キップして再生したオーディオ信号に同期して、前記第
2の記録媒体への録音を再開することが望ましい。
【0019】また、前記第1の符号化方式は、2つのチ
ャネルのオーディオ信号を符号化する符号化方式であ
り、前記第2の符号化方式は、2より大なるマルチチャ
ネルのオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、
前記デコード伝送ステップは、前記オーディオ再生ステ
ップにて再生したマルチチャネルのディジタルオーディ
オ信号を2つのチャネルのディジタルオーディオ信号に
変換する信号処理ステップを備えることが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係るオーディオ再生録音システムにつ
いて詳細に説明する。
【0021】図1は、この発明の実施の形態に係るオー
ディオ再生録音システムの構成の一例を示す図である。
図示するように、このオーディオ再生録音システムは、
例えばCD(CompactDisc)といったディスク状の記録
媒体を再生するディスク再生装置1と、デコード装置2
と、例えばMD(Mini Disc)といった書込可能な記録
媒体にオーディオ信号等を記録するMD記録装置3とを
備えている。
【0022】ディスク再生装置1は、CDやDVD(Di
gital Versatile Disc)等といったディスク状の記録媒
体を再生するためのものであり、ユーザI/F(インタ
フェース)10と、CPU(Central Processing Uni
t)11と、ディスク再生処理部12と、アナログI/
F(インタフェース)13と、ディジタルI/F(イン
タフェース)14とを備えて構成される。
【0023】ユーザI/F10は、例えばキーパッドや
リモコン・ユニット及びLCD(Liquid Crystal Displ
ay)パネル等から構成され、ユーザからの指示を示す指
示情報をCPU11に入力し、CPU11の制御に従っ
た画像等を表示する。
【0024】CPU11は、例えばRAM(Random Acc
ess Memory)及びROM(Read Only Memory)を備えた
マイクロプロセッサ等から構成され、ディスク再生装置
1全体の動作を制御するためのものである。例えば、C
PU11は、ユーザI/F10から入力された指示情報
に従ってディスク再生処理部12を制御し、記録媒体か
らオーディオ信号を再生させる。また、CPU11は、
ディスク再生処理部12が記録媒体から読み出したTO
C(Table Of Contents)等に基づいてユーザI/F1
0を制御し、例えば楽曲のトラック番号を示す画像等を
表示させる。ここで、CPU11は、ディスク再生処理
部12が記録媒体からオーディオ信号等を再生する際
に、デコード装置2が備えるCPU16やMD記録装置
3が備えるCPU22との間で通信を行い、再生したオ
ーディオ信号の符号化方式を示す情報や再生動作を指示
する制御情報等を送受信する。
【0025】ディスク再生処理部12は、例えばディス
ク状の記録媒体を読み取ってオーディオ信号等を再生す
るためのものである。ディスク再生処理部12は、記録
媒体から再生したアナログオーディオ信号を、アナログ
I/F13を介してデコード装置2に送る。また、ディ
スク再生処理部12は、記録媒体から再生したディジタ
ルオーディオ信号を、ディジタルI/F14を介してデ
コード装置2に送る。
【0026】アナログI/F13は、デコード装置2が
備えるアナログI/F20とアナログ信号の伝送ライン
により接続され、ディスク再生処理部12が再生したア
ナログオーディオ信号をデコード装置2に送る。
【0027】ディジタルI/F14は、デコード装置2
が備えるディジタルI/F17とディジタル信号の伝送
ラインにより接続され、ディスク再生処理部12が再生
したディジタルオーディオ信号をデコード装置2に送
る。
【0028】デコード装置2は、ディスク再生装置1か
ら受けたオーディオ信号をデコードするなどの処理を実
行するためのものであり、ユーザI/F15と、CPU
16と、ディジタルI/F(インタフェース)17と、
デコード処理部18と、DAC(Digital/Analog Conve
rter)19と、アナログI/F(インタフェース)20
とを備えて構成される。
【0029】ユーザI/F15は、例えばキーパッドや
リモコン・ユニット及びLCDパネル等から構成され、
ユーザからの指示を示す指示情報をCPU16に入力
し、CPU16の制御に従った画像等を出力する。
【0030】CPU16は、デコード装置2全体の動作
を制御するためのものである。ここで、CPU16は、
ディスク再生装置1が再生したオーディオ信号の符号化
方式を、例えばディジタルI/F17に入力されたディ
ジタルオーディオ信号のフォーマット等から特定し、符
号化方式に合わせてオーディオ信号に施すデコード処理
等の変換を行う。例えば、CPU16は、ディジタルI
/F17がディスク再生装置1から受けたディジタルオ
ーディオ信号の符号化方式がDTS(Digital Theater
System)方式であると特定すると、ディジタルI/F1
7に入力されたディジタルオーディオ信号をデコード処
理部18に入力させる。一方、ディジタルI/F17に
入力されたディジタルオーディオ信号の符号化方式がP
CM(Pulse Code Modulation)方式であると特定する
と、CPU16は、ディジタルI/F17に入力された
ディジタルオーディオ信号をそのままMD記録装置3に
伝送させる。また、CPU16は、ディジタルI/F1
7にディジタルオーディオ信号が入力されず、アナログ
I/F20にアナログオーディオ信号が入力される場合
には、これをそのままMD記録装置3に伝送させる。
【0031】ディジタルI/F17は、ディスク再生装
置1が備えるディジタルI/F14から出力されたディ
ジタルオーディオ信号を受け、CPU16の制御に従っ
てデコード処理部18に入力する。また、ディジタルI
/F17は、MD記録装置3が備えるディジタルI/F
25とディジタル信号の伝送ラインにより接続され、C
PU16の制御に従って、ディスク再生装置1から受け
たディジタルオーディオ信号を、そのままMD記録装置
3に伝送する。
【0032】デコード処理部18は、例えばDSP(Di
gital Signal Processor)等から構成され、ディジタル
I/F17から受けたディジタルオーディオ信号をデコ
ードするなどの信号処理を実行するためのものである。
例えば、デコード処理部18は、DTS方式による符号
化が施された2より大なるマルチチャネルのオーディオ
信号を受けると、ダウンミキシングにより2つのチャネ
ルのオーディオ信号に変換するための処理等を実行す
る。
【0033】DAC19は、デコード処理部18がデコ
ードしたオーディオ信号をアナログ化するためのもので
あり、アナログ化により生成されたアナログオーディオ
信号を、アナログI/F20を介してMD記録装置3に
送る。
【0034】アナログI/F20は、MD記録装置3が
備えるアナログI/F24とアナログ信号の伝送ライン
により接続され、ディスク再生装置1が備えるアナログ
I/F13、又はDAC19から受けたアナログオーデ
ィオ信号を、MD記録装置3に送る。
【0035】MD記録装置3は、例えばMDといった書
込可能な記録媒体に音声情報を記録するためのものであ
り、ユーザI/F21と、CPU22と、MD記録処理
部23と、アナログI/F(インタフェース)24と、
ディジタルI/F(インタフェース)25とを備えて構
成される。
【0036】ユーザI/F21は、ユーザからの指示を
示す指示情報をCPU22に入力し、CPU22の制御
に従った画像等を表示する。
【0037】CPU22は、ディスク再生装置1が備え
るCPU11や、デコード装置2が備えるCPU16と
の間で通信を行い、MD記録装置3全体の動作を制御す
るためのものである。例えば、CPU22は、デコード
装置2が備えるCPU16より、オーディオ信号の符号
化方式がPCM方式からDTS方式に変わった旨の情報
を受けると、MD記録処理部23を制御して、アナログ
I/F24に入力されたアナログオーディオ信号のみを
取り込んでMD等の記録媒体に記録させる。
【0038】MD記録処理部23は、アナログI/F2
4あるいはディジタルI/F25を介してデコード装置
2から受けたオーディオ信号を調整し、例えばMDとい
った書込可能な記録媒体に記録するためのものである。
例えば、MD記録処理部23は、アナログI/F24を
介してデコード装置2から受けたアナログオーディオ信
号をディジタル化して圧縮符号化等の処理を実行したの
ち、MD等の記録媒体に記録する。
【0039】アナログI/F24は、デコード装置2か
ら送られたアナログオーディオ信号をMD記録処理部2
3に入力するためのものである。
【0040】ディジタルI/F25は、デコード装置2
から送られたディジタルオーディオ信号をMD記録処理
部23に入力するためのものである。
【0041】以下に、この発明の実施の形態に係るオー
ディオ再生録音システムの動作を説明する。このオーデ
ィオ再生録音システムは、ディスク再生装置1が備える
CPU11とデコード装置2が備えるCPU16及び、
MD記録装置3が備えるCPU22とが互いに通信を行
って、オーディオ信号の符号化方式を示す情報等を送受
信することにより、オーディオ信号の符号化方式に合わ
せて適切に再生及び録音できるシステムである。
【0042】まず、ディスク再生装置1が備えるディス
ク再生処理部12が、PCM方式により符号化されたオ
ーディオ信号を再生するものとする。この場合、デコー
ド装置2は、デコード処理を実行する必要はなく、ディ
スク再生装置1とMD記録装置3が従来と同様に動作す
ることで、オーディオ信号をMD等の記録媒体に記録す
ることができる。
【0043】すなわち、デコード装置2において、CP
U16は、ディジタルI/F17を制御して、ディスク
再生装置1から受けたディジタルオーディオ信号を、そ
のままMD記録装置3に伝送する。また、CPU16
は、アナログI/F20を制御して、ディスク再生装置
1から受けたアナログオーディオ信号を、そのままMD
記録装置3に伝送する。
【0044】MD記録装置3において、CPU22は、
例えばユーザI/F21から入力された指示情報に従っ
てMD記録処理部23を制御することにより、アナログ
I/F24から入力されたアナログオーディオ信号とデ
ィジタルI/F25から入力されたディジタルオーディ
オ信号のいずれかを選択させる。MD記録処理部23
は、例えばATRAC(Adaptive Transform Acoustic
Coding)方式に従った圧縮符号化等の処理を実行して、
選択したオーディオ信号を調整し、MD等の記録媒体に
記録する。
【0045】このオーディオ再生録音システムは、こう
したオーディオ信号を再生及び録音する際に、図2のフ
ローチャートに示す処理を実行する。すなわち、例えば
PCM方式による符号化が施されたオーディオ信号を再
生及び録音しているときに、デコード装置2が備えるC
PU16は、ディスク再生装置1が再生したオーディオ
信号の符号化方式がPCM方式であるか否かを判別する
(ステップS1)。この際、CPU16は、例えば、デ
ィスク再生装置1が備えるCPU11から送られた情報
や、ディジタルI/F17に入力されたディジタルオー
ディオ信号等から、オーディオ信号の符号化方式がPC
M方式であることを特定する。
【0046】CPU16は、オーディオ信号の符号化方
式がPCM方式であると判別すると(ステップS1にて
YES)、ループ処理を実行して、ディスク再生装置1
により再生されたオーディオ信号を、そのままMD記録
装置3に送り、MDといった記録媒体に記録させる。
【0047】一方、CPU16は、オーディオ信号の符
号化方式がPCM方式ではないと判別すると(ステップ
S1にてNO)、ディジタルI/F17の動作を切り換
えて、ディスク再生装置1から送られたディジタルオー
ディオ信号をデコード処理部18に入力させる。すなわ
ち、CPU16は、デコード装置2が実行するデコード
処理を切り換える(ステップS2)。
【0048】この際、CPU16は、ディスク再生装置
1が備えるCPU11から送られた情報やディジタルI
/F17に入力されたディジタルオーディオ信号等から
符号化方式を特定し、デコード処理部18を制御して、
ディジタルオーディオ信号をデコードするための処理を
実行させる。例えば、CPU16は、デコード処理部1
8を制御して、DTS方式による符号化が施されたマル
チチャネルのオーディオ信号をダウンミキシングさせ
て、2つのチャネルのオーディオ信号に変換させる(ス
テップS3)。
【0049】また、CPU16は、アナログI/F20
の動作を切り換えて、DAC19がアナログ化すること
により生成されたアナログオーディオ信号をMD記録装
置3に伝送させる(ステップS4)。これにより、PC
M方式以外の符号化方式による符号化が施されたディジ
タルオーディオ信号は、デコード処理部18によりデコ
ードされたのち、DAC19によりアナログ化されてア
ナログオーディオ信号となり、アナログI/F20から
MD記録装置3に送られる。
【0050】加えて、CPU16は、符号化方式がPC
M方式からPCM方式以外の符号化方式、例えばDTS
方式、となったことを検出すると、特定した新たな符号
化方式をMD記録装置3が備えるCPU22に通知す
る。この際、CPU16は、上述のようにデコード装置
2全体の動作を切り換えて新たな符号化方式に対応した
デコード処理を実行する。このため、符号化方式が変化
した直後は、大音量のノイズが出力されることがある。
また、符号化方式の変化に合わせてデコード処理を切り
換えるまでに時間を要する場合、デコード処理を切り換
える間は正しく録音することができず、楽曲等の先頭部
分が切れてしまう頭切れを起こすことがある。
【0051】そこで、MD記録装置3が備えるCPU2
2は、デコード装置2が備えるCPU16から新たな符
号化方式の通知を受けると、MD記録処理部23を制御
して、現在録音中のトラックを削除させ、録音を一旦停
止させる(ステップS5)。なお、ここでのトラックと
は、例えば楽曲1曲分に相当するオーディオ信号ごとに
対応したトラック番号が付され、サブコード信号等によ
り識別可能なオーディオトラックである。
【0052】こののち、CPU22は、MD記録処理部
23を制御して、録音用のオーディオ信号の入力端をア
ナログI/F24に切り換える(ステップS6)。これ
により、MD記録装置3は、シンクロ録音の待機状態と
なり、アナログI/F24にアナログオーディオ信号が
入力されたことに反応して自動的に録音を開始すること
ができる。また、この際、CPU22は、ディスク再生
装置1が備えるCPU11に、現在再生中のトラック
(楽曲)の先頭からオーディオ信号の再生をやり直す旨
の、再生動作を指示する制御情報を送信する。
【0053】CPU11は、MD記録装置3が備えるC
PU22から受けた制御情報に従って、現在再生中のト
ラック(楽曲)の先頭にスキップする(ステップS
7)。こうしてトラック(楽曲)の先頭から再びオーデ
ィオ信号が再生されると、デコード装置2によりデコー
ド及びアナログ化されたオーディオ信号をMD記録装置
3が受信し、シンクロ録音が開始される(ステップS
8)。これにより、符号化方式の変更に伴うデコード処
理の変換によって生じるノイズが録音されることや頭切
れを防止して、オーディオ信号を適切に再生及び録音す
ることができる。
【0054】このようにアナログ化されたオーディオ信
号をMD記録装置3に入力して録音することで、例えば
ディスク再生装置1が再生したオーディオ信号がDTS
方式により符号化されている場合でも、ATRAC方式
によりデータ圧縮してMDに録音したオーディオ信号を
正しく再生することができる。
【0055】以上述べた処理により新たな符号化方式に
合わせたオーディオ信号の再生及び録音が開始される
と、このオーディオ再生録音システムは、図3のフロー
チャートに示す処理を実行する。すなわち、例えばDT
S方式による符号化が施されたオーディオ信号を再生及
び録音しているときに、デコード装置2が備えるCPU
16は、ディスク再生装置1が再生したオーディオ信号
の符号化方式がPCM方式であるか否かを判別する(ス
テップS10)。
【0056】CPU16は、オーディオ信号の符号化方
式がPCM方式でないと判別すると(ステップS10に
てNO)、ループ処理を実行して、デコード処理部18
によるデコード及びDAC19によるアナログ化により
生成されたアナログオーディオ信号の出力を継続する。
【0057】一方、CPU16は、オーディオ信号の符
号化方式がPCM方式であると判別すると(ステップS
10にてYES)、オーディオ信号の符号化方式が変更
されたとして、ディジタルI/F17及びアナログI/
F20の入出力動作を切り換える(ステップS11)。
すなわち、CPU16は、ディジタルI/F17の動作
を切り換えて、ディスク再生装置1から送られたディジ
タルオーディオ信号をそのままMD記録装置3に伝送さ
せる。また、CPU16は、アナログI/F20の動作
を切り換えて、ディスク再生装置1から送られたアナロ
グオーディオ信号をそのままMD記録装置3に伝送させ
る。
【0058】加えて、CPU16は、符号化方式がPC
M方式以外の符号化方式からPCM方式となったことを
検出すると、符号化方式がPCM方式に変更された旨
を、MD記録装置3が備えるCPU22に通知する。
【0059】CPU22は、デコード装置2が備えるC
PU16から符号化方式がPCM方式に変更された旨の
通知を受けると、MD記録処理部23を制御して、現在
録音中のトラックを削除させ、録音を一旦停止させる
(ステップS12)。
【0060】CPU22は、録音用のオーディオ信号の
入力端を、ユーザI/F21から入力された指示情報等
により予め設定したアナログI/F24又はディジタル
I/F25に切り換える(ステップS13)。これによ
り、MD記録装置3は、PCM方式により符号化された
オーディオ信号を再生して録音するためのシンクロ録音
の待機状態となり、アナログI/F24又はディジタル
I/F25にオーディオ信号が入力されたことに反応し
て自動的に録音を開始することができる。また、この
際、CPU22は、ディスク再生装置1が備えるCPU
11に、現在再生中のトラック(楽曲)の先頭からオー
ディオ信号の再生をやり直す旨の、再生動作を指示する
制御情報を送信する。
【0061】CPU11は、MD記録装置3が備えるC
PU22から受けた制御情報に従って、現在再生中のト
ラック(楽曲)の先頭にスキップする(ステップS1
4)。こうしてトラック(楽曲)の先頭から再びオーデ
ィオ信号が再生されると、デコード装置2を通じてMD
記録装置3が受信したオーディオ信号に同期して、シン
クロ録音が開始される(ステップS15)。これによ
り、オーディオ信号の符号化方式が、PCM方式以外の
方式からPCM方式に変更された場合に、ノイズが録音
されることや頭切れを防止して、オーディオ信号を適切
に再生及び録音することができる。
【0062】以上説明したように、この発明によれば、
ディスク再生装置1が再生したオーディオ信号の符号化
方式に合わせてデコード装置2やMD記録装置3の動作
を切り換えて、MD等の書込可能な記録媒体にオーディ
オ信号を記録することができる。また、この際、符号化
方式が切り替わった直後のオーディオトラックに記録さ
れたオーディオ信号の録音を、オーディオトラックの先
頭からやり直すことで、符号化方式に合わせたデコード
処理の切り換えに伴って発生するノイズが録音されるこ
とや、楽曲の先頭部分が切れてしまう頭切れが起こるこ
とを防止できる。これにより、符号化方式に合わせてオ
ーディオ信号を適切に再生及び録音することができる。
【0063】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態では、CDやDVDといったディスク状の記録
媒体から再生したオーディオ信号を、MDといった書込
可能な記録媒体に記録するものとして説明したが、これ
に限定されない。すなわち、ディスク再生装置1は、記
録媒体からオーディオ信号を再生して出力する任意の再
生装置であってもよく、MD記録装置3は、例えばカセ
ットテープやメモリースティック、SD(Secure Digit
al)メモリーカードといった、書込可能な記録媒体にオ
ーディオ信号を記録する任意の記録装置であってもよ
い。
【0064】また、上記実施の形態では、ディスク再生
装置1と、デコード装置2と、MD記録装置3とが別個
に存在し、CPU11、16、22が通信を行うものと
して説明したが、これに限定されない。すなわち、上記
実施の形態における構成の全体、あるいは一部を一体化
して構成し、1つ、又は2つのCPUが、全体として、
上記実施の形態におけるCPU11、16、22の機能
を備えていてもよい。
【0065】また、上記実施の形態では、ディスク再生
装置1により再生されたオーディオ信号の符号化方式が
PCM方式以外の符号化方式である場合には、DAC1
9のアナログ化により生成されたアナログオーディオ信
号をMD記録装置3に入力するものとして説明したが、
これに限定されない。すなわち、符号化方式がPCM方
式以外の符号化方式である場合にも、デコード装置2が
符号化方式をPCM方式に変換したディジタルオーディ
オ信号を出力して、MD記録装置3に送るようにしても
よい。
【0066】この場合、デコード装置2のディジタルI
/F17は、図4に示すように、DIR(Digital Audi
o Interface Receiver)30と、セレクタ31と、DI
T(Digital Audio Interface Transmitter)32と、
ディジタル入力端子33と、ディジタル録音出力端子3
4とを備える。このような構成において、ディジタル録
音出力端子34から出力するディジタルオーディオ信号
を、セレクタ31により、ディジタル入力端子33から
入力されたものと、デコード処理部18にてPCM方式
に変換されてDIT32を介して受信したものとで切り
換える。これにより、ディスク再生装置1により再生さ
れたオーディオ信号の符号化方式が変更されても、MD
記録装置3の入力端をディジタルI/F25としたまま
で録音を継続することができる。
【0067】また、オーディオ信号の符号化方式は、P
CM方式とDTS方式に限定されるものではなく、例え
ばドルビー(登録商標)ディジタル方式や、SDDS
(Sony Dynamic Digital Sound)方式といった、任意の
符号化方式であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明によれ
ば、オーディオ信号に施された符号化方式に合わせてデ
コード処理を切り換えると共に、デコード処理の切り換
え時に発生するノイズが録音されることや、楽曲等の先
頭部分が切れることを防止できる。これにより、オーデ
ィオ信号を、その符号化方式に合わせて適切に再生及び
録音することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るオーディオ再生録
音システムの構成を例示する図である。
【図2】オーディオ再生録音システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】オーディオ再生録音システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態に係るオーディオ再生録
音システムの変形例を説明するための図である。
【図5】従来のオーディオ再生録音システムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置 2 デコード装置 3 MD記録装置 10、15、21、 110、115 ユーザI/F(インタフェース) 11、16、22、 111、116 CPU 12 ディスク再生処理部 13、20、24、 113、118 アナログI/F(インタフェース) 14、17、25、 114、119 ディジタルI/F(インタフェー
ス) 18 デコード処理部 19 DAC 23 MD記録処理部 101 再生装置 102 録音装置 112 再生処理部 117 録音処理部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記録媒体から、アナログオーディオ
    信号とディジタルオーディオ信号とを含むオーディオ信
    号を再生するオーディオ再生手段と、 前記オーディオ再生手段により再生されたオーディオ信
    号の符号化方式が第1の符号化方式であるときに、前記
    オーディオ再生手段により再生されたオーディオ信号を
    そのまま伝送し、前記第1の符号化方式とは異なる第2
    の符号化方式であるときに、前記オーディオ再生手段に
    より再生されたディジタルオーディオ信号をデコードし
    て伝送するデコード手段と、 前記デコード手段により伝送されたオーディオ信号が入
    力され、第2の記録媒体に録音するオーディオ録音手段
    とを備える、 ことを特徴とするオーディオ再生録音システム。
  2. 【請求項2】前記デコード手段は、前記オーディオ再生
    手段により再生されたオーディオ信号の符号化方式が変
    更されたことを検出して、デコード処理を実行するか否
    かを切り換える切換制御手段を備え、 前記オーディオ録音手段は、前記切換制御手段が符号化
    方式の変更を検出すると、前記第2の記録媒体に録音中
    のオーディオトラックを削除して、前記第2の記録媒体
    への録音を一旦停止する、 ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ再生録音
    システム。
  3. 【請求項3】前記オーディオ録音手段は、前記第2の記
    録媒体への録音を一旦停止すると、再生中のオーディオ
    トラックの先頭からオーディオ信号の再生をやり直す旨
    の制御情報を前記オーディオ再生手段に送り、 前記オーディオ再生手段は、前記オーディオ録音手段か
    ら送られた制御情報に従って、前記第1の記録媒体から
    再生中のオーディオトラックの先頭にスキップしてオー
    ディオ信号を再生する、 ことを特徴とする請求項2に記載のオーディオ再生録音
    システム。
  4. 【請求項4】前記オーディオ録音手段は、前記オーディ
    オ再生手段がオーディオトラックの先頭にスキップして
    再生したオーディオ信号に同期して、前記第2の記録媒
    体への録音を再開する、 ことを特徴とする請求項3に記載のオーディオ再生録音
    システム。
  5. 【請求項5】前記デコード手段は、前記オーディオ再生
    手段により再生されたオーディオ信号の符号化方式が前
    記第2の符号化方式であるときに、デコードしたディジ
    タルオーディオ信号をアナログ化するアナログ化手段を
    備え、 前記オーディオ録音手段は、符号化方式が前記第1の符
    号化方式から前記第2の符号化方式に変更されたことを
    前記切換制御手段が検出すると、前記アナログ化手段に
    よりアナログ化されたオーディオ信号を前記第2の記録
    媒体に録音するための信号として受信する、 ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載のオーディ
    オ再生録音システム。
  6. 【請求項6】前記第1の符号化方式は、2つのチャネル
    のオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、 前記第2の符号化方式は、2より大なるマルチチャネル
    のオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、 前記デコード手段は、前記オーディオ再生手段により再
    生されたディジタルオーディオ信号の符号化方式が前記
    第2の符号化方式であるときに、前記オーディオ再生手
    段により再生されたマルチチャネルのディジタルオーデ
    ィオ信号を2つのチャネルのディジタルオーディオ信号
    に変換する信号処理手段を備える、 ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    のオーディオ再生録音システム。
  7. 【請求項7】前記第1の符号化方式は、PCM方式であ
    り、 前記第2の符号化方式は、DTS方式である、 ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載
    のオーディオ再生録音システム。
  8. 【請求項8】第1の記録媒体から、アナログオーディオ
    信号とディジタルオーディオ信号を含むオーディオ信号
    を再生するオーディオ再生ステップと、 前記オーディオ再生ステップにて再生したオーディオ信
    号の符号化方式が第1の符号化方式であるときに、前記
    オーディオ再生ステップにて再生したオーディオ信号を
    そのまま伝送する直接伝送ステップと、 前記オーディオ再生ステップにて再生したオーディオ信
    号の符号化方式が前記第1の符号化方式とは異なる第2
    の符号化方式であるときに、前記オーディオ再生ステッ
    プにて再生したディジタルオーディオ信号をデコード
    し、アナログ化して伝送するデコード伝送ステップと、 前記直接伝送ステップ又は前記デコード伝送ステップに
    て伝送したオーディオ信号を受信して、第2の記録媒体
    に録音するオーディオ録音ステップとを備える、 ことを特徴とするオーディオ再生録音方法。
  9. 【請求項9】前記オーディオ再生ステップにて再生した
    オーディオ信号の符号化方式が変更されたことを検出
    し、前記直接伝送ステップにてオーディオ信号を伝送す
    るか、前記デコード伝送ステップにてオーディオ信号を
    伝送するかを切り換える切換制御ステップを備え、 前記オーディオ録音ステップは、前記切換制御ステップ
    にて符号化方式の変更を検出すると、前記第2の記録媒
    体に録音中のオーディオトラックを削除して前記第2の
    記録媒体への録音を一旦停止し、 前記オーディオ再生ステップは、前記オーディオ録音ス
    テップにて前記第2の記録媒体への録音が一旦停止され
    ると、前記第1の記録媒体から再生中のオーディオトラ
    ックの先頭にスキップしてオーディオ信号を再生する、 ことを特徴とする請求項8に記載のオーディオ再生録音
    方法。
  10. 【請求項10】前記オーディオ録音ステップは、前記オ
    ーディオ再生ステップにてオーディオトラックの先頭に
    スキップして再生したオーディオ信号に同期して、前記
    第2の記録媒体への録音を再開する、 ことを特徴とする請求項9に記載のオーディオ再生録音
    方法。
  11. 【請求項11】前記第1の符号化方式は、2つのチャネ
    ルのオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、 前記第2の符号化方式は、2より大なるマルチチャネル
    のオーディオ信号を符号化する符号化方式であり、 前記デコード伝送ステップは、前記オーディオ再生ステ
    ップにて再生したマルチチャネルのディジタルオーディ
    オ信号を2つのチャネルのディジタルオーディオ信号に
    変換する信号処理ステップを備える、 ことを特徴とする請求項8、9又は10に記載のオーデ
    ィオ再生録音方法。
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