JP2002049880A - 料金照合システムおよびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

料金照合システムおよびそのプログラム記録媒体

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JP2002049880A
JP2002049880A JP2000232909A JP2000232909A JP2002049880A JP 2002049880 A JP2002049880 A JP 2002049880A JP 2000232909 A JP2000232909 A JP 2000232909A JP 2000232909 A JP2000232909 A JP 2000232909A JP 2002049880 A JP2002049880 A JP 2002049880A
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JP2000232909A
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Masayuki Nakasaki
正幸 中嵜
Sadao Sakurai
貞雄 櫻井
Hidekazu Tanaka
秀和 田中
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NTT Internet Inc
Original Assignee
NTT Internet Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納したはずの金額と実際の口座への入金額
とを自動的に突合処理することにより,確実に運用可能
な資金を把握できるようにする。 【解決手段】 支払者が支払った請求書に付随する払込
票から得た入金情報を入力し,資金決済マスタ12を更新
する一方,支払われた料金について実際に企業の口座に
入金された口座入金額の情報を口座照会通知センタから
入力し,入出金マスタ10を更新する。この資金決済マス
タ12に格納された入金情報と,入出金マスタ10に格納さ
れた口座入金額とを入金情報突合処理手段14により照合
してチェックし,チェックした結果を結果出力手段19に
より出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,請求書に付随する
払込票にもとづき金融機関等の委託契約窓口や企業の支
店において実際に収納したはずの金額と,実際の口座へ
の入金額とを照合するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば,電話会社では,収納すべき金額
を記した請求書等を利用者に送付し,利用者が口座振替
やコンビニエンスストアの窓口,各支店の窓口などでそ
の請求金額を支払うことにより,電話料金を回収し,こ
の回収した資金を資金運用部門へ回して運用することが
行われている。このため,自社口座に振り込まれた実際
の金額と収納すべき金額とをいち早く確認して,運用資
金額を確定する必要がある。
【0003】図24は,従来の収納処理の流れを説明す
るための図である。図24では,電話料金の収納を例に
する。電話料金の収納方法は,銀行,郵便局等の金融機
関窓口での現金収納,口座振替,支店窓口での現金収
納,コンビニエンスストアなど委託窓口での現金収納な
どがある。また,電話のサービス契約の形態により様々
な収納方法がある。ここでは,説明を簡略化するため,
銀行窓口での現金収納および支店窓口での現金収納につ
いて説明する。
【0004】まず,利用者は,払込票が添付された請求
書110により,銀行/郵便局120の窓口で,払込票
とともに料金を支払う。銀行/郵便局120では,支払
われた代金121を払込先の金融機関130の口座12
2へ振り替える。払込先の金融機関130では,口座1
22の入出金明細123を口座照会通知センタ140へ
送付する。
【0005】口座照会通知センタ140は,例えば
(株)NTTデータが提供する銀行ANSERの管理セ
ンタであり,利用者からの口座照会要求に対して金融機
関130に問い合わせを行い,金融機関130から送信
された入出金明細123を口座照会情報124として通
知する機能を持つ。
【0006】さらに,銀行/郵便局120では,利用者
の持参した請求書110の払込票の部分を回収し,払込
票に記載された払込人名,払込金額のデータに,銀行/
郵便局名,口座番号,払込日時等のデータを付与し,こ
れらのデータを収納情報131として,料金計算サービ
スセンタ180へ送信する。
【0007】一方,支店/コンビニ160では,代金1
25を支店(経理部)170の資金126へ送金し,支
店(経理部)170では,資金126の出納情報127
を本社(資金運用部)100へ送信する。さらに,支店
/コンビニ160では,銀行/郵便局120の窓口での
収納情報131と同様の収納情報134を料金計算サー
ビスセンタ180へ送信する。
【0008】料金計算サービスセンタ180では,請求
書110を発行した顧客ごとに請求形態,請求金額,支
払期限,消込区分等を料金管理情報132によって管理
しており,支店/コンビニ160から送信された収納情
報134と,銀行/郵便局120から送信された収納情
報131とを,料金管理情報132に反映させる。さら
に,この料金管理情報132に対して消込み処理を行
い,入金通知書情報133を生成する。入金通知書情報
133は,収納されたはずの収納金額,正常収納の件数
および金額,異常収納の件数および金額等の情報であ
る。
【0009】本社(資金運用部)100では,口座照会
通知センタ140に対して口座照会を行い,口座照会情
報124を取得する。また,料金計算サービスセンタ1
80から入金通知書情報133を取得する。資金運用担
当者は,口座照会情報124の実際の口座入金額および
支店(経理部)170から受け取った出納情報127
と,入金通知書情報133の正常収納金額および異常収
納金額とを突き合わせて,正常に収納して実際に資金運
用可能な金額を確認する。従来,以上のような料金の収
納処理が行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図24に示す例におい
て,収納すべき金額が100万円であるのに,例えば,
銀行120での口座振替え時のミスにより,1000万
円の代金121が自社の口座122に振り替えられてし
まった場合のケースを説明する。
【0011】本社(資金運用部)100で運用資金を把
握する際,口座照会情報(入出金明細)124では,実
際に口座122に振り替えられた金額「1000万円」
が入金額として通知されるだけで,本来収納されるべき
料金の額「100万円」を口座照会情報(入出金明細)
124のみから把握することができない。この場合に
は,収納金額の100万円が運用可能な決済資金額であ
り,1000万円すべてを運用することはできない。そ
のため,口座照会情報124の入金額を別の資金情報
(入金通知書情報133)により確認する突合処理が必
要である。本来,実際に利用者が支払った金額(入出金
明細123の入金(振替)金額)と回収すべき金額(収
納情報131の収納金額)とは一致するはずであり,そ
うであれば,口座照会情報124のみにもとづいて運用
資金を把握することができる。
【0012】しかし,以下のような要因で,実際に入金
される金額と収納される額とが異なってしまうケースが
しばしば発生する。 (1) 請求書が改ざんされた。 (2) OCR処理での読み取りミスがあった。 (3) 金融機関で振込金額と異なる金額で振込をした。 (4) 金融機関で誤った金額を入金通知書に記載した。
【0013】ここで,口座照会情報124と突合する入
金通知書情報133は,銀行/郵便局120や支店/コ
ンビニ160の窓口で回収された払込票をOCR等で読
み取った収納情報131,134をもとに生成され,料
金計算サービスセンタ180で管理されるものであり,
金融機関130の入出金明細123をそのまま収集する
口座照会情報124とは,別ルートであるうえ,相互の
処理を考慮したものではない。
【0014】また,口座照会情報124は,各金融機関
で使用する固有の情報をそのまま収集して提供されるも
のであるため,口座照会情報124のなかには,存在し
ない金融機関コードが残存したり,口座番号が特殊な形
式で表示されたりすることがあった。そのため,他の情
報との突合の際には,これら固有情報についての知識を
熟知した者がその差異を訂正する必要があり,訂正作業
における人的,時間的負担が大きかった。
【0015】このように,企業の資金運用担当者は,企
業が開設した金融機関口座への入金額にもとづいて使用
可能な企業内の資金を把握するが,口座への入金額だけ
では明確な資金の把握ができないため突合を行う。しか
し,突合のためのもう一方の資金情報のもとである払込
票の回収には時間がかかり,収納料金の集計処理も時間
を要するうえ,突合自体を資金運用者の人手により行っ
ていた。
【0016】特に,収納した料金が金融機関のどの口座
に入金されているかを確認することが困難であったた
め,回収した料金額と実際の口座への入金額が合ってい
ない状況が発生した場合には,原因の追求に多大な時間
がかかっていた。
【0017】このような状況から,正確に資金額を把握
するまで金融機関の口座に資金が滞留してしまい,円滑
な資金運用に支障をきたすという問題が生じていた。
【0018】本発明の目的は,料金の照合を正確にかつ
自動で行うシステムを提供することにある。特に,本発
明は,収納したはずの金額と実際の口座への入金額とを
自動的に突合処理することにより,正確かつ円滑な資金
把握を実現することを目的とする。また,口座照会情報
に混在する各金融機関の固有データを自動的に補正して
データを正規化を実現することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明は,支払者が支払った請求書に付随する払込
票をもとに生成された入金情報を入力し,資金決済マス
タを更新する一方,支払われた料金について実際に企業
の口座に入金された口座入金額の情報を口座照会通知セ
ンタから入力し,入出金マスタを更新する。この資金決
済マスタに格納された入金情報と,入出金マスタに格納
された口座入金額とを照合してチェックし,一致するか
どうかの結果を出力する手段を持つ。これにより,実際
に運用可能な資金の把握が可能になり,円滑な資金運用
ができるようになる。また,不一致の場合の原因追求
も,不一致の状況から容易に行えるようになる。
【0020】さらに,支払者に対して発行した請求書の
情報とその請求書に対して支払われた金額情報との照合
による入金チェック消込情報を入力し,その情報と資金
決済マスタに格納された入金情報とを照合しチェックす
る手段を設けることにより,回収した料金の妥当性検証
などを容易に行うことができるようになる。
【0021】また,口座情報の照会により得た口座入金
額の情報について補正が必要な条件項目のパターンと補
正内容との組の情報が設定された変換テーブルを用い,
口座照会通知センタから得た口座入金額の情報が,変換
テーブルにおける条件項目のパターンに一致するか否か
を判定し,一致する場合に対応する補正内容に基づいて
口座入金額の情報を補正する補正処理手段を設ける。こ
れにより,ある金融機関が固有の口座情報を口座照会通
知センタに通知していた場合であっても,入出金マスタ
に格納する情報を正規化して統一された情報に変換する
ことができ,照合エラーまたは照合漏れを防ぐことがで
きる。
【0022】変換テーブルは,必要な条件項目のパター
ンと補正内容との組を網羅的に登録するだけでよいの
で,特に変換テーブルに補正が必要な条件項目のパター
ンと補正内容との組の情報を設定する変換情報設定手段
を設けることにより,エラーの発生時に金融機関のシス
テムを変更することなく,口座照会情報を受けた側で容
易にかつ迅速に対処することが可能になる。
【0023】以上の処理手段をコンピュータによって実
現するためのプログラムは,コンピュータが読み取り可
能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクな
どの適当な記録媒体に格納することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る料金照合シス
テムのブロック構成例を示す。図2は本発明の処理の流
れの概要を説明する図である。本実施の形態では,図2
4と同様に電話料金の収納を例にするが,本発明は,電
話料金の収納に限らず,請求書を多数発行して請求金額
を収納するシステムに広く適用することができる。
【0025】突合処理装置1は,図1に示すように,入
出金マスタ10を更新する入出金マスタ更新手段16,
入金チェック資金11を取得し,資金決済マスタ12に
反映させる資金決済マスタ更新手段17,入金チェック
消込37を取得し消込結果マスタ13を更新する消込結
果マスタ更新手段18,入出金マスタ10と資金決済マ
スタ12とを突合処理する入金情報突合処理手段14,
消込結果マスタ13と資金決済マスタ12とを突合処理
する消込突合処理手段15,突合結果を出力する結果出
力手段19を備える。
【0026】また,入出金明細補正装置5は,口座照会
通知センタ(ANSERセンタ)4から口座照会情報
(ANSER情報)24を得て,そのデータを変換テー
ブル52を用いて正規化する補正処理手段51を備え
る。変換テーブル52は,口座情報の照会により通知さ
れた口座照会情報について補正が必要な条件項目のパタ
ーンと補正内容との組の情報を持つテーブルである。変
換情報設定手段53は,キーボード・ディスプレイ等の
入出力装置54からの入力により,変換テーブル52に
補正が必要な条件項目のパターンと補正内容との組の情
報を登録する。
【0027】図1では,突合処理装置1と入出金明細補
正装置5とを別装置として表しているが,入出金明細補
正装置5を突合処理装置1内に組み込む形で構成するこ
ともできる。また,入出金明細補正装置5を独立した装
置として構成することもできる。
【0028】図2において,利用者の銀行/郵便局2の
窓口での料金支払いから,口座照会通知センタ4での口
座照会情報(入出金明細)24の生成までの処理の流れ
は,図24において説明した処理と同様である。
【0029】まず,利用者は,払込票が添付された請求
書20により,銀行/郵便局2の窓口で払込票とともに
料金を支払う。銀行/郵便局2では,支払われた代金2
1を払込先の金融機関3の口座22へ振り替える。払込
先の金融機関3では,各口座22ごとに入出金明細23
を管理し,口座照会通知センタ4から口座22に関する
入出金明細23の問い合わせがあれば,その入出金明細
23を口座照会通知センタ4へ送付する。口座照会通知
センタ4は,利用者(入出金明細補正装置5)からの口
座照会の要求に対して,金融機関3に該当する口座の入
出金明細23を問い合わせを行い,取得した入出金明細
23を口座照会情報24として要求元の利用者へ通知す
る。
【0030】図3に,口座照会情報の構成例を示す。口
座照会情報24は,口座照会通知センタ4へ要求するこ
とにより取得できる金融機関ごとの入出金明細情報であ
る。口座照会情報24は,金融機関名,支店名,口座番
号等を含むヘッダ部情報と,取引区分,取扱月日,金額
等の各取引ごとの取引データ部情報とから構成される。
【0031】入出金明細補正装置5は,口座照会通知セ
ンタ4へ口座照会の要求を送信することにより,口座照
会情報24を取得する。補正処理手段51は,変換テー
ブル52を検索し,取得した口座照会情報24に各金融
機関固有のデータが含まれているため補正が必要な場
合,そのデータを変換テーブル52に設定されている該
当する補正内容で置き換えることにより補正する。補正
後の口座照会情報28は,突合処理装置1へ送信され
る。
【0032】支店/コンビニ6での支払いから,出納情
報27の生成までの処理は,図24において説明した処
理と同様である。すなわち,支店/コンビニ6では,利
用者から支払われた代金25を支店(経理部)7の資金
26へ送金し,支店(経理部)7では,資金26の出納
情報27を突合処理装置1へ送信する。
【0033】図4に,出納情報の構成例を示す。出納情
報27は,支店(経理部)7における資金26の実際の
入出金明細である。出納情報27は,支店/事業部I
D,レコード件数,合計金額および個別の出納の情報で
ある各レコード(取引月日,処理月日,金額,勘定科
目)等からなる。出納情報27は,突合処理装置1へ送
信される。
【0034】また,銀行/郵便局2では,利用者の持参
した請求書20の払込票の部分を回収し,払込票に記載
された払込人名,払込金額のデータに,銀行/郵便局
名,口座番号,払込日時等のデータを付与し,これらの
データを収納情報31として,銀行VANセンタ9へ送
信する。銀行VANセンタ9は,金融機関業務に関する
データ処理を行うセンタであり,各銀行/郵便局2から
送信された収納情報31を銀行収納情報32として管理
し,料金計算サービスセンタ8へ送信する。支店/コン
ビニ6でも,同様に収納情報38を料金計算サービスセ
ンタ8へ送信する。
【0035】図5に,収納情報の構成例を示す。収納情
報31(収納情報38も同様)は,金融機関ID,入金
通知書データ(収納機関コード(収納情報38では支店
コード),資金決済日,処理年月日,払込票合計枚数,
払込票合計金額),各払込票のデータ(加入者データ,
収納金額,収納機関コード,収納年月日)等からなる。
【0036】銀行VANセンタ9の銀行収納情報32
は,各銀行等からの収納情報31からなり,ほぼ同様の
構成である。
【0037】料金計算サービスセンタ8では,請求書2
0を発行した顧客ごとに請求形態,請求金額,支払期
限,消込区分等を料金管理情報33によって管理してお
り,支店/コンビニ6から送信された収納情報38と,
銀行VANセンタ9から送信された銀行収納情報32と
を,料金管理情報33に反映させる。さらに,この料金
管理情報33から資金決済情報34を生成し,また消込
み処理手段81により消込み処理を行って入金通知書情
報35を生成する。消込み処理とは,発行した請求書2
0に記載された請求金額の一覧情報と,銀行収納情報3
2および収納情報38として通知された金額情報との照
合で,一致するものを抽出する処理である。資金決済情
報34は,正常回収して資金決済が確認された収納金額
等の情報である。入金通知書情報35は,収納されたは
ずの収納金額,正常収納の件数および金額,異常収納の
件数および金額等の消込み処理手段81により消込み処
理を行った結果の入金情報である。
【0038】図6に,資金決済情報34の構成例を示
す。資金決済情報34は,例えば,データID,資金決
済日,収納年月日,払込票合計枚数,払込票合計金額か
らなる。
【0039】図7に,入金通知書情報35の構成例を示
す。入金通知書情報35は,例えば,レコードID,資
金決済日,収納年月日,収納機関コード,払込票合計枚
数,払込票合計金額,消込年月日,突合区分,正常収納
件数,正常収納金額,異常収納件数,異常収納金額から
なる。
【0040】図8は,料金計算サービスセンタ8での消
込み処理を説明するための図である。消込み処理手段8
1では,銀行VANセンタ9から受け取った銀行収納情
報32の顧客番号をもとに,料金管理情報33の該当す
る顧客番号の消込区分を「済」にして,収納情報のデー
タ(例えば,データ区分である束番号,収納機関コー
ド)を転記する。
【0041】その後,資金決済日をキーに消込区分が
「済」のレコードを抽出する。抽出したデータの束番
号,資金決済日,収納機関,収納年月日,消込年月日,
件数,金額を入金通知書情報35とする。これにより,
収納機関の束番号単位での収納料金の消込みが可能とな
る。
【0042】銀行VANセンタ9では,料金計算サービ
スセンタ8から受け取った資金決済情報34および入金
通知書情報35を入金チェック資金36,入金チェック
消込37として管理し,突合処理装置1へ送信する。
【0043】突合処理装置1の入出金マスタ更新手段1
6では,所定の期日,例えば決済日ごとに,口座照会情
報28および出納情報27を取得し,入出金マスタ10
を更新する。入出金マスタ10は,図3に示す口座照会
情報(入出金明細)24とほぼ同じである。
【0044】資金決済マスタ更新手段17は,銀行VA
Nセンタ9が管理する入金チェック資金36を取得し,
入金チェック資金11とする。さらに,このデータを資
金決済マスタ12に反映させる。
【0045】図9に,資金決済マスタ12の構成例を示
す。資金決済マスタ12は,例えば,資金決済機関コー
ド,金融機関名,口座番号,口座用途,資金決済日,突
合状況,収納機関コード,収納年月日,収納情報金額
(収納情報38の収納金額を積み上げた額),銀行仮受
金(口座照会情報による入金額),データ区分(束番号
等)等からなる。
【0046】入金情報突合処理手段14では,資金決済
マスタ12または入出金マスタ10の更新時もしくは所
定時に突合処理を行う。
【0047】図10に,入金情報突合の処理フローを示
す。入金情報突合処理手段14では,入出金マスタ10
から,収納機関(銀行)コード,口座番号,資金決済日
単位でデータを取得する(ステップS1)。資金決済マ
スタ12から,事業部コード(銀行コード,口座番
号),資金決済日単位でデータを取得する(ステップS
2)。資金決済マスタ12から取得したデータを入出金
マスタ10のレコード単位である銀行コード,口座番
号,資金決済日に並び替えて集計する(ステップS
3)。次に,資金決済マスタ12の収納情報金額と入出
金マスタ10の入金額(実際の入金額)とを突き合わせ
る(ステップS4)。これらの金額が合致した場合には
(ステップS5),突合状況を符合とし(ステップS
6),合致しなかった場合には,突合状況を不符合とす
る(ステップS7)。
【0048】消込結果マスタ更新手段18は,銀行VA
Nセンタ9から入金チェック消込37を取得し消込結果
マスタ13を更新する。
【0049】図11に,消込突合の処理フローを示す。
消込突合処理手段15では,消込結果マスタ13から,
資金決済機関(銀行)コード,口座番号,資金決済日,
収納年月日等の単位でデータを取得する(ステップS1
1)。資金決済マスタ12から,事業部コード(資金決
済機関コード,口座番号),資金決済日,収納年月日,
束番号等の単位でデータを取得する(ステップS1
2)。資金決済マスタ12を消込結果マスタ13のレコ
ード単位である収納機関コード,収納年月日,束番号,
資金決済日に並び替えて集計する(ステップS13)。
次に,資金決済マスタ12の収納金額と,消込結果マス
タ13の消込金額とを突き合わせる(ステップS1
4)。これらの金額が合致した場合には(ステップS1
5),突合状況を符合とし(ステップS16),合致し
なかった場合には,突合状況を不符合とする(ステップ
S17)。
【0050】図12に,入金情報突合・消込突合処理を
したデータの例を示す。入出金マスタ10のデータは,
収納機関コード(銀行番号),口座番号,資金決済日,
金額の順に並べられているので,入金情報突合処理手段
14では,資金決済マスタ12のデータを,資金決済機
関コード(銀行番号),資金決済日の順に並べ替える。
銀行番号,口座番号,資金決済日をキーとして,入出金
マスタ10のレコードの金額と,並べ替えた資金決済マ
スタ12のレコードの金額を照合する。
【0051】さらに,消込結果マスタ13のデータを,
資金決済機関コード(銀行番号),資金決済日,データ
区分(帳票区分,消込センタコード等)の順に並べ替え
る。銀行番号,資金決済日,データ区分をキーとして,
資金決済マスタ12のレコードの金額と,消込結果マス
タ13の金額を照合する。
【0052】入出金マスタ10の金額(入出金),資金
決済マスタ12の金額(収納金額),消込結果マスタの
金額(入金通知書金額)が合致した場合には,入出金マ
スタ10のそのレコードの突合状況を「符合」とし,い
ずれかの金額が合致しない場合には「不符合」とする。
【0053】不符合と判断される場合として,以下のよ
うな場合がある。ここで,○=一致(符合),×=不一
致(不符合)とする。
【0054】1)収納金額:○,入金通知書金額:○,
入出金明細金額:×の場合→銀行の振込ミスが考えられ
る。
【0055】2)収納金額:○,入金通知書金額:×,
入出金明細金額:○の場合→銀行入金通知書記入ミスが
考えられる。
【0056】3)収納金額:×,入金通知書金額:○,
入出金明細金額:○の場合→請求書改ざんの疑い,また
はOCR読込みミスが考えられる。
【0057】結果出力手段19では,入金情報突合処理
および消込突合処理の結果を出力する。
【0058】図13〜図20に,子会社3社および親会
社からなる企業において,料金の収納が銀行または複数
の支店窓口で行われ,各子会社および親会社の担当分に
応じて決済資金を分配する場合の突合処理結果の出力例
を示す。図13〜図16は,金融機関での収納分の突合
処理結果の出力例を示す図である。
【0059】図13に,突合状況照会結果リストの例を
示す。突合状況照会結果リストには,支払日(決済
日),仕訳番号,入金チェック資金36から積算した全
社合計の収納情報金額合計,口座照会情報28から抽出
した企業口座への入金分である仮受金を表示する。さら
に,仮払金は,口座入金額が収納情報金額より少ない場
合にその差額分を計上したものである。また,差額仮受
金は,口座入金額が収納情報金額より多い場合にその差
額を計上したものである。
【0060】図14に,図13に示す突合状況照会結果
リストの明細の例を示す。これは,決済金融機関の口座
への入金についての突合状況および各子会社への分配状
況(支払状況)の一覧を示している。図15に,銀行口
座別の突合状況一覧の例を示す。図16は,口座からの
支払状況一覧の例を示している。
【0061】図14に示すように,収納情報金額と銀行
仮受金が合致しない場合には「突合状況」の欄に「不符
合」と表示される。例えば,D銀行の自行・窓口収納分
の5月17日の決済日分は「不符合」であり,銀行仮受
金が1,000,000円多く入金されている。しか
し,収納情報金額と消込金額とは合致しているので,銀
行側の振込ミスによる不符合の可能性があることが判明
する。また,この場合には,銀行仮受金が収納情報金額
より多いため,収納情報金額の全額を資金運用できるこ
とがわかる。また,入金チェック資金36のデータ区分
(会社コード)から各社の収納金額を,さらに入金チェ
ック消込37から各データ区分(会社コード)ごとの消
込金額を抽出しているので,各社ごとの明細も把握する
ことができる。
【0062】一方,図15に示すように,D銀行の自行
・窓口収納分の5月15日の決済日分は「不符合」であ
り,収納情報金額として集計された5,000円が入金
されていない。この場合も,収納情報金額と消込金額と
は合致しているので,銀行側の振込ミスによる不符合の
可能性があることが判明する。したがって,5,000
円を仮払に計上して資金運用可能として扱っている。
【0063】さらに,D銀行の自行・口座振替収納分の
5月17日分は「符合」であるため,入金された全額を
直ちに資金運用に使用可能であることが判明する。
【0064】図17〜図19は,支店窓口での収納分の
突合処理結果の出力例を示す図である。
【0065】図17に,突合状況照会結果リストの例を
示す。突合状況照会結果リストには,支払日(資金決済
日),仕訳番号,入金チェック資金36から積算した全
社合計の収納情報の合計額,各子会社および親会社の担
当についての請求分,出納情報27での窓口収納した合
計額を表示する。さらに,仮払金は,窓口収納額が収納
情報金額より少ない場合にその差額分を計上したもので
ある。また,仮受金は,窓口収納額が収納情報金額より
多い場合にその差額を計上したものである。
【0066】図18に,図17に示す突合状況照会結果
リストの明細の例を示す。収納情報金額と窓口仮受金が
合致しない場合には「突合状況」の欄に「不符合」と表
示される。図19に,事業所/収納形態別突合状況およ
び各社への分配状況(支払状況)の一覧例を示す。これ
らの図の各項目については,図15に示す状況一覧の例
とほぼ同様である。
【0067】次に,口座照会情報(ANSER情報)の
補正処理について説明する。
【0068】口座照会通知センタ4から取得した口座照
会情報24は,各金融機関固有の情報が含まれているた
め,補正処理手段51では,資金決済マスタ12,消込
み結果マスタ13との照合を可能とするため,口座照会
情報24に含まれるこれらの固有情報を自動的に正規化
する。
【0069】口座照会情報24は,図3に示すような構
成であるが,例えば口座番号データは,各銀行内のシス
テムで使用している口座番号データをそのまま抽出して
いるものがあったりするため,ある銀行のものはそのま
までは使用できない場合がある。また,金融機関コード
も,一部欠番のままで空白データになっているような場
合があり,そのままではエラーになってしまう場合があ
る。
【0070】すべての金融機関3が,統一された口座番
号データ,金融機関コード等を統一された形式で入出金
明細23として出力するようになっていれば,口座照会
情報24を正規化する補正は不要であが,現状では入出
金明細23に統一されていない独自のコードが設定され
てくることもあり,エラーが生じることがある。このと
き,エラーの原因となった金融機関3のシステムの変更
を待ち,変更後のシステムから再度,入出金明細23を
もらうという対処は時間的な問題および金融機関3側の
システムの都合から現実的ではない。また,人間が目視
によりエラーを検出しそれを手作業で修正するというこ
とも,データ量が膨大であることから実現はきわめて困
難である。
【0071】本システムでは,補正処理手段51を設け
ることにより,以上の問題を解決する。補正処理手段5
1では,変換テーブル52を用いて不統一のデータを正
規化されたデータに自動補正する。
【0072】具体例として,いくつか補正処理を説明す
る。
【0073】マイナス金額の補正処理 マイナス金額の補正処理として,口座照会情報24の入
出金の金額がマイナス計上されている場合には,取引名
を変更する。すなわち取引名が「出金」で金額がマイナ
ス計上の場合は,金額のマイナスを削除し,取引名を
「入金」に変更する。また,取引名が「入金」で金額が
マイナス計上の場合は,金額のマイナスを削除し,取引
名を「出金」に変更する。
【0074】口座番号の補正処理 例えば,□□銀行のデータの場合には,口座番号の上4
桁が開設口座の下4桁を意味する場合,口座番号「45
67×××」のうち「4567」が開設口座番号の下4
桁で「×××」は□□銀行内で使用する固有データであ
るときには,口座番号「4567×××」を,あらかじ
め変換テーブル52に補正内容として設定された「12
34567」に変更する処理を行う。
【0075】図20に,口座番号の補正処理用の変換テ
ーブルの例を示す。例えば変換テーブルの1行目は,変
換元の銀行コード=0180(□□銀行),支店コード
=100,口座番号=6543210の条件に合致する
レコードがある場合には,そのレコードの口座番号を
「0543210」に変換することを意味する。2行目
以降も同様である。
【0076】金融機関コードの補正処理 例えば,○○銀行の金融機関コードは「0198(欠
番)」として照会されるので,正しい金融機関コードに
補正する。
【0077】図21に,金融機関コードの補正処理用の
変換テーブルの例を示す。例えば変換テーブルの1行目
は,変換元の銀行コード=0198(欠番),支店コー
ド=160,口座番号=0050505であるレコード
について,変換後銀行コードを銀行コード「0121」
に変更することを意味する。
【0078】取引日付/起算日設定処理 取引日付と起算日の両方が設定されている必要があるた
め,いずれか一方が空白の場合には,補充して設定す
る。
【0079】図22に,取引日付/起算日設定処理用の
変換テーブルの例を示す。変換テーブルの2行目は,変
換元の口座番号=0050555で,起算日が空白のレ
コードについて,取引日付(1月26日)を参照して起
算日(1月26日)を設定することを意味する。また,
変換テーブルの3行目は,変換元の口座番号=0334
455で,取引日付が空白のレコードについて,起算日
(1月21日)を参照して取引日付(1月21日)を設
定することを意味する。
【0080】科目設定処理 口座照会情報24の取引名にもとづいて,科目を設定す
る。例えば,取引名が「出金」であれば,科目=資金移
動と設定し,取引名が「入金」であれば,科目=銀行入
金額と設定する。
【0081】変換情報設定手段53は,管理者からの入
力指示により,これらの変換テーブルの編集を行う。口
座照会通知センタ4から入力した口座照会情報24にエ
ラーがあった場合,そのエラーのパターンを条件項目と
して登録し,正しい内容を補正項目として登録する。口
座照会情報24のエラーは,ランダムに発生するという
ことはほとんどなく,金融機関に応じてエラーのパター
ンが定型化している場合が多いので,そのエラーのパタ
ーンを条件項目として登録し,正しい内容を補正項目と
して登録することにより,入力情報と条件項目との簡単
なパターン照合により,入力情報の自動補正を実現する
ことができる。すなわち,新しいエラーが発見されたと
き,管理者は,そのエラーのパターンを解析し,変換情
報設定手段53を用いて変換テーブル52にそのエラー
のパターンを条件項目として設定し,正しい内容を補正
項目として設定する。これにより,以後の同様のエラー
に対して自動的に口座照会情報を修正することが可能に
なる。
【0082】変換情報設定手段53は,GUI(Graphi
cal User Interface)を用いて対話処理により変換テー
ブル52への設定情報を入力するものでもよく,また,
例えば変換テーブル52をテキストファイルで実現し,
簡単なテキストエディタのようなもので変換情報設定手
段53を実現することも可能である。
【0083】図23に,補正処理の処理フローを示す。
【0084】口座照会情報24を取得すると(ステップ
S21),変換テーブルの条件をキーとして照合する
(ステップS22)。全ての条件キーが合致したら(ス
テップS23),変換テーブルの補正項目にもとづいて
該当するデータを変更する(ステップS24)。条件キ
ーが合致しない場合には情報の変換を行わず処理を終了
する。これによって,人手を要さずに,確実な照合処理
を実現することができるようになる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
収納金額と実際の口座入金額とを自動的に突合処理し,
さらに,消込結果マスタに消込情報を反映させる。これ
により,迅速,正確かつ円滑な資金把握が可能になる。
また,口座照会情報に混在する各金融機関の固有情報を
自動的に補正して情報を正規化する。これにより,突合
処理を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る料金照合システムのブロック構成
例を示す図である。
【図2】本発明の処理概要を示す図である。
【図3】口座照会情報の例を示す図である。
【図4】出納情報の例を示す図である。
【図5】収納情報の例を示す図である。
【図6】資金決済情報の例を示す図である。
【図7】入金通知書情報の例を示す図である。
【図8】消込処理を説明するための図である。
【図9】資金決済マスタの例を示す図である。
【図10】入金情報突合処理の処理フローである。
【図11】消込突合処理の処理フローである。
【図12】入金情報突合・消込突合処理をしたデータの
例を示す図である。
【図13】金融機関収納分の突合状況照会結果リストの
例を示す図である。
【図14】金融機関収納分の突合状況明細の例を示す図
である。
【図15】銀行口座・資金決済日別突合状況一覧の例を
示す図である。
【図16】口座からの支払状況一覧の例を示す図であ
る。
【図17】支店窓口収納分の突合状況照会結果リストの
例を示す図である。
【図18】支店窓口収納分の突合状況明細の例を示す図
である。
【図19】事業所/収納形態別の突合状況一覧の例を示
す図である。
【図20】口座番号補正用の変換テーブルの例を示す図
である。
【図21】金融機関コード補正用の変換テーブルの例を
示す図である。
【図22】取引日付/起算日設定用の変換テーブルの例
を示す図である。
【図23】口座照会情報補正処理の処理フローを示す図
である。
【図24】従来の収納から資金決済までの処理の流れを
説明するための図である。
【符号の説明】
1 突合処理装置 2 銀行/郵便局 3 金融機関 4 口座照会通知センタ 5 入出金明細補正装置 6 支店/コンビニエンスストア 7 支店(経理) 8 料金計算サービスセンタ 9 銀行VANセンタ 10 入出金マスタ 11 入金チェック資金 12 資金決済マスタ 13 消込結果マスタ 14 入金情報突合処理手段 15 消込突合処理手段 20 請求書 21 代金 22 口座 23 入出金明細 24 口座照会情報(入出金明細) 25 代金 26 資金 27 出納情報 28 口座照会情報(入出金明細) 31 収納情報 32 銀行収納情報 33 料金管理情報 34 資金決済情報 35 入金通知書情報 36 入金チェック資金 37 入金チェック消込 38 収納情報 51 補正処理手段 52 変換テーブル 53 変換情報設定手段 54 入出力装置 81 消込処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 貞雄 東京都新宿区西新宿一丁目21番1号 エ ヌ・ティ・ティ・インターネット株式会社 内 (72)発明者 田中 秀和 東京都新宿区西新宿一丁目21番1号 エ ヌ・ティ・ティ・インターネット株式会社 内 Fターム(参考) 3E040 AA06 BA18 CA14 CB01 DA05 EA01 5B055 CB03 CC00 CC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支払われた料金情報と口座に入金された
    金額とを照合する料金照合システムであって,請求書に
    付随する払込票をもとに生成された入金情報を入力し,
    資金決済マスタを更新する手段と,支払われた料金につ
    いて実際に企業の口座に入金された口座入金額の情報を
    入力し,入出金マスタを更新する手段と,前記資金決済
    マスタに格納された入金情報と,前記入出金マスタに格
    納された口座入金額とを照合し,一致または不一致を検
    出する手段と,検出した結果を出力する手段とを備える
    ことを特徴とする料金照合システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の料金照合システムにおい
    て,支払者に対して発行した請求書の情報とその請求書
    に対して支払われた金額情報との照合による入金チェッ
    ク消込情報を入力し,消込結果マスタを更新する手段
    と,前記資金決済マスタに格納された入金情報と,前記
    消込結果マスタに格納された入金チェック消込情報とを
    照合し,消込み結果を確認する手段とを備えることを特
    徴とする料金照合システム。
  3. 【請求項3】 支払われた料金情報と口座に入金された
    金額とを照合する料金照合システムであって,口座情報
    の照会により得た口座入金額の情報について補正が必要
    な条件項目のパターンと前記条件項目のパターンが一致
    したときに置き換える補正内容との組の情報が設定され
    た変換テーブルと,前記変換テーブルを参照し,口座情
    報の照会により得た口座入金額の情報が前記条件項目の
    パターンに一致するか否かを判定し,一致する場合に対
    応する補正内容に基づいて口座入金額の情報を補正する
    補正処理手段と,前記変換テーブルに補正が必要な条件
    項目のパターンと補正内容との組の情報を設定する変換
    情報設定手段とを備えることを特徴とする料金照合シス
    テム。
  4. 【請求項4】 支払われた料金情報と口座に入金された
    金額とを,コンピュータによって照合するためのプログ
    ラムを記録したプログラム記録媒体であって,請求書に
    付随する払込票をもとに生成された入金情報を入力し,
    資金決済マスタを更新する処理と,支払われた料金につ
    いて実際に企業の口座に入金された口座入金額の情報を
    入力し,入出金マスタを更新する処理と,前記資金決済
    マスタに格納された入金情報と,前記入出金マスタに格
    納された口座入金額とを照合し,一致または不一致を検
    出する処理と,検出した結果を出力する処理とを,コン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とする料金照合用プログラム記録媒体。
  5. 【請求項5】 支払われた料金情報と口座に入金された
    金額とを,コンピュータによって照合するためのプログ
    ラムを記録したプログラム記録媒体であって,口座情報
    の照会により得た口座入金額の情報について補正が必要
    な条件項目のパターンと前記条件項目のパターンが一致
    したときに置き換える補正内容との組の情報が設定され
    た変換テーブルを参照し,口座情報の照会により得た口
    座入金額の情報が前記条件項目のパターンに一致するか
    否かを判定し,一致する場合に対応する補正内容に基づ
    いて口座入金額の情報を補正する補正処理と,前記変換
    テーブルに補正が必要な条件項目のパターンと補正内容
    との組の情報を設定する変換情報設定処理とを,コンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
    特徴とする料金照合用プログラム記録媒体。
JP2000232909A 2000-08-01 2000-08-01 料金照合システムおよびそのプログラム記録媒体 Pending JP2002049880A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207952A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Japan Telecom Co Ltd 仮受金管理システム、および、仮受金管理方法
JP2011028432A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Shinkin Information Service Ltd 払込票受付処理装置
JP2014056559A (ja) * 2012-08-14 2014-03-27 Billing System Corp 収納管理システム、収納管理装置、収納管理方法、および、プログラム

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JP2011028432A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Shinkin Information Service Ltd 払込票受付処理装置
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