JP2002049172A - 電子写真用トナー、電子写真用現像剤及びそれを用いた画像形成方法 - Google Patents

電子写真用トナー、電子写真用現像剤及びそれを用いた画像形成方法

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JP2002049172A
JP2002049172A JP2000234412A JP2000234412A JP2002049172A JP 2002049172 A JP2002049172 A JP 2002049172A JP 2000234412 A JP2000234412 A JP 2000234412A JP 2000234412 A JP2000234412 A JP 2000234412A JP 2002049172 A JP2002049172 A JP 2002049172A
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Kenji Yamane
健二 山根
Sayuri Kushi
さゆり 櫛
Hiroyuki Kozuru
浩之 小鶴
Hajime Tadokoro
肇 田所
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、繰り返しコピーをしても良
好な転写材の分離性能を発揮することができ、地カブ
リ、トナー飛散が無く、安定した高画質画像の得られる
電子写真用トナー、電子写真用現像剤及び画像形成方法
を提供することにある。 【解決手段】 粒径5.04μm以下のトナーが30個
数%以下であり、粒径16.0μm以上のトナーが3.
0体積%以下である体積平均粒径6〜10μmのトナー
中に、体積平均粒径37〜63μmのトナー顆粒粒子が
50〜500ppm含有されていることを特徴とする電
子写真用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等に用いら
れる電子写真用トナー、電子写真用現像剤とそれを用い
た画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の画像形成法に用いられて
いる電子写真法は、光導電性材料よりなる感光層を有す
る感光体に一様な静電荷が付与された後、像露光により
当該感光体の表面に原稿に対応した静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像が現像剤により現像されてトナー像を
形成し、さらにこのトナー像を紙等の転写材に転写した
後、分離、定着するという方法である。
【0003】トナー像が転写された転写材を潜像担持体
から分離する方法としては、潜像担持体に分離手段を接
触させることなく転写材を分離する方式(以下非接触分
離方式という)と潜像担持体に分離手段を接触させるこ
とによって転写材を強制的に分離する方式(以下接触分
離方式という)とが知られている。非接触分離方式とし
ては、例えば、転写材の先端と潜像担持体との境界部に
空気を吹き付ける手段、転写材の背面に吸引力を作用さ
せる手段、転写材の有する電荷をコロナ放電により除電
する手段などが挙げられる。一方、接触分離方式におけ
る分離手段としては、例えば、分離爪または分離ベルト
が挙げられる。更に、これら両方式を併用することも知
られているが、環境条件や転写材の種類などに関わらず
確実に転写材が分離できるよう、転写材の分離性能を向
上させることが従来から重要な課題とされている。特
に、最近においては、再生紙の使用や両面コピーの増加
などによる転写材の多様化や、あるいは複写速度の高速
化等に伴い分離性能を更に向上させることについての要
請が益々高まっている。
【0004】以上のような要請に対し、転写材の分離性
能を向上させる観点から、特開昭56−40869号、
同56−40870号、特開平5−307329号には
潜像担持体の表面に付着させたトナーによって当該表面
に離型性を付与し、転写材分離性を向上させる技術が提
案されている。しかしながら、十分な分離性能を確保す
るために潜像担持体表面へのトナー付着量を増加させる
と、形成される画像に地カブリが発生して画像品質の低
下を招くと言う問題がある。また、トナー付着量を好適
な範囲に制御することは、温度や湿度などの環境条件や
コピー回数によって帯電量が変動する現像剤の特性上極
めて困難である。
【0005】また、特開昭56−60470号、同62
−75570号ではトナーとは逆極性に帯電する小粒径
粒子を分離助剤としてトナー中に混合し使用することが
提案されている。更に、特開平9−185180号では
比較的大きい粒径を有する分離助剤をトナー中に混合し
使用することが提案されている。これらのトナーからな
る現像剤を使用することにより、潜像担持体表面に分離
助剤を付着させ、潜像担持体と転写材との間に分離助剤
を介在させて離型性を高め、転写材の分離性能を向上さ
せている。しかしながら、これらの方法は、潜像担持体
表面の画像部のみに付着するトナーと、潜像担持体表面
全域に付着する分離助剤とが同時に現像部に搬送される
ために、繰り返しコピーを行う場合、現像剤中における
分離助剤濃度が経時的に変動するため良好な分離性能を
維持することは困難である。
【0006】一方、近年環境保護の面から、トナー像の
転写後、潜像担持体に残留するトナーを除去(クリーニ
ング)することにより発生する回収トナーの廃棄が問題
視されている。この問題を解決するために、潜像担持体
から除去された残留トナーを再利用するために、回収さ
れた残留トナーを、現像器またはトナー補給ホッパーに
戻すトナーリサイクルシステムを搭載する画像形成装置
が知られている。
【0007】このようなトナーリサイクルシステムを搭
載する画像形成装置においては、分離剤を含有した現像
剤を用いて繰り返しコピーを行う場合、潜像担持体の非
画像部に付着した分離助剤の大部分は、転写されること
なく残留し、残留トナーとともに潜像担持体上から除去
された後に回収され、現像器またはトナー補給ホッパー
に戻される。そのため、コピーの増加により、残留トナ
ーとともに回収された分離助剤は、残留トナーに対して
高い割合で存在する。この結果、当初のトナーの帯電量
を維持できず、帯電量の低下を生じ、画像上の地かぶり
が発生するなど不具合を招く結果となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
鑑みなされたものであり、第1の目的は、繰り返しコピ
ーをしても良好な転写材の分離性能を発揮することがで
き、地カブリ、トナー飛散が無く、安定した高画質画像
の得られる電子写真用トナー及び電子写真用現像剤を提
供することであり、第2の目的は、トナーリサイクルシ
ステムを搭載し、繰り返しコピーしても、良好な転写材
の分離性能を発揮することができ、地カブリ、トナー飛
散が無く、安定した高画質画像の得られる画像形成方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の構成により達成される。
【0010】1.粒径5.04μm以下のトナーが30
個数%以下であり、粒径16.0μm以上のトナーが
3.0体積%以下である体積平均粒径6〜10μmのト
ナー中に、体積平均粒径37〜63μmのトナー顆粒粒
子が50〜500ppm含有されていることを特徴とす
る電子写真用トナー。
【0011】2.前記1項記載の電子写真用トナーと磁
性体粒子に樹脂を被覆したキャリアとからなる電子写真
用現像剤。
【0012】3.潜像担持体上の静電像を現像剤により
現像してトナー像を形成する工程と、潜像担持体上に形
成されたトナー像を転写材に転写する工程と、トナー像
が転写された転写材を潜像担持体から分離する工程と、
転写後における潜像担持体上の残留物を除去する工程を
含む画像形成方法において、該現像剤が前記2項記載の
電子写真用現像剤であることを特徴とする画像形成方
法。
【0013】本発明者らは、上記課題に対し鋭意検討を
行った結果、分離助剤として、現像されるトナー粒子と
同組成の体積平均粒径37〜63μmのトナー顆粒粒子
を50〜500ppmトナー中に含有させることによ
り、本発明の目的を達成することができることを新たに
見出した。
【0014】体積平均粒径6〜10μmのトナー粒子に
比べ、約3.5〜6.5倍の平均粒径を有する顆粒粒子
を使用するため、トナーとともに現像され、潜像担持体
の画像部に付着し、潜像担持体と転写材との間に介在す
ることで離型性を高め、転写材の分離性能を向上させ
る。また、顆粒粒子は、現像トナー粒子と同組成である
ため、帯電特性が近似しており、その結果、非画像部で
現像されることは無く、地カブリの発生がない。また、
定着特性も近似しているため、転写、分離されたのち定
着されても大きな画像欠陥に至ることがない。また、ト
ナーリサイクルシステムを備えた画像形成装置での使用
に際しても、本発明のトナー顆粒粒子は、分離助剤とし
て機能したのち、トナー粒子とともに現像されるため、
残留トナー中の割合もコピー数とともに増加することは
なく、現像器内のトナー粒子に対するトナー顆粒粒子の
割合は常に一定であるため、繰り返しコピーを行って
も、地カブリ、トナー飛散が無く安定した高画質画像が
得られる。
【0015】以下に、本発明の詳細について説明する。
請求項1に係る発明では、電子写真用トナーが、粒径
5.04μm以下のトナーが30個数%以下であり、粒
径16.0μm以上のトナーが3.0体積%以下である
体積平均粒径6〜10μmのトナー中に、体積平均粒径
37〜63μmのトナー顆粒粒子が50〜500ppm
含有されていることが特徴である。
【0016】本発明のトナーは、少なくとも結合樹脂と
着色剤とを含有する着色粒子に、必要に応じて、離型剤
や荷電制御剤等を含有することもでき、あるいは着色粒
子に無機微粒子や有機微粒子等で構成される外添剤を添
加したものでもあってもよい。
【0017】着色粒子(トナー)を構成する結着樹脂と
しては特に限定されず、従来公知の種々の樹脂が用いら
れる。例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチ
レン−アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ
る。
【0018】着色粒子(トナー)を構成する着色剤とし
ては特に限定されず、従来公知の種々の材料が使用され
る。例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルト
ラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエ
ロー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオクサレート、ローズベンガル
等が挙げられる。
【0019】また、磁性トナーを得る場合には、着色粒
子に添加剤として磁性体粒子が含有される。磁性体とし
ては鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性金属、これらの
金属を含む合金、フェライト、マグネタイト等の強磁性
金属の化合物、強磁性金属を含まないが熱処理する事に
より強磁性を示す合金、例えばマンガン−銅−アルミニ
ウム、マンガン−銅−錫等のホイスラー合金と呼ばれる
種類の合金、二酸化クロム等を用いる事ができる。磁性
体粒子としては、好ましくは平均一次粒子径が0.1〜
2.0μmのフェライト、マグネタイト等の粒子が用い
られる。磁性体粒子の添加量は着色粒子中の20〜70
質量%である。
【0020】上述のように、着色粒子(これに外添剤等
を添加したものをトナーという)は、結合樹脂と着色剤
と必要に応じて使用されるその他の添加剤を含有してな
り、そのトナーとしての平均粒径が、コピー画像の解像
力、鮮鋭度の向上の観点より体積平均粒径として6〜1
0μmであることが、本発明の特徴の一つである。
【0021】本発明でいう体積平均粒径は、下記方法に
より求めることができる。トナー体積平均粒径の測定装
置としては、コールターカウンターTA−II型(コール
ター社製)を用い、個数分布、体積分布を出力するイン
ターフェイス(日科機製)及びPC9801パーソナル
コンピュータ(NEC社製)を接続し、電解液は、1%
NaCl水溶液(例えば、ISOTON−II:コールタ
ーサイエンティフィックジャパン社製)を使用した。測
定法としては、前記電解水溶液100〜150ml中に
分散液として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼン
スルホン酸塩を0.1〜5ml加え、更に測定試料を1
〜10mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分
散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記コールターカ
ウンターTA−II型により、アパーチャーとして100
μmアパーチャーを用いて、粒度分布を測定した。測定
レンジは1.26〜50.8μmとし、更に2.00μ
m以下の検出値を算出せずカットし、トナーの体積平均
粒径を求めた。
【0022】本発明に使用されるトナーの製造方法は、
最も一般的に用いられている粉砕法、即ちバインダー樹
脂と着色剤、その他必要により添加される種種の添加剤
を混練粉砕後分級して作製しても良いし、離型剤、着色
剤を含有した樹脂粒子を媒体中で合成、製造してもよ
い。
【0023】次に、本発明のトナー顆粒粒子について説
明する。本発明においては、体積平均粒径が6〜10μ
mのトナー中に、体積平均粒径37〜63μmのトナー
顆粒粒子が50〜500ppm含有されていることが特
徴である。体積平均粒径が37μmより小さい場合は、
分離助剤としての機能を果たさない。一方、63μmよ
り大きい場合は、転写材と感光体間の過度なスペーサー
となり、顆粒粒子周辺のトナー粒子の転写を阻害し、画
像として斑点状の白抜けを発生する。また、トナー顆粒
量が50ppmより少ない場合は、分離助剤としての機
能を果たさない。一方500ppmより多い場合はコピ
ーが長期間にわたった場合、その量はトナーリサイクル
システムを介して更に増加し、現像時にそのトナー顆粒
が飛散してしまい、画像欠陥として白地原稿部分を汚し
てしまう。
【0024】以下に、本発明のトナー顆粒量の測定方法
について説明する。トナー10gを400メッシュ、8
0φの篩いに乗せ、質量を測定する(Wa)。次に篩い
下から掃除機により吸引し、その後の質量を測定する
(Wb)。更に篩い上残留物を250メッシュ、80φ
の篩いに移し、質量を測定する(Wc)。同様に掃除機
により吸引し、質量を測定する(Wd)。その後、以下
の式より顆粒量を算出する。
【0025】(((Wa−Wb)−(Wc−Wd))/
10)×100 本発明のトナー顆粒粒子の体積平均粒径の測定方法とし
ては、代表的には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度
分布測定装置「ヘロス(HELOS)」(シンパテック
(SYMPATEC)社製)を用いて測定することがで
きる。
【0026】トナー顆粒量の製造法としては、トナー顆
粒をトナーと同じ原料を混合し、ついで溶融、混練した
あとに、粉砕、分級することで得ることができる。顆粒
は粉砕を行う時に所定の粒度になるようにジェットミル
等の気流粉砕機やクリプトロン等の機械式粉砕機を使用
して製造する。トナー顆粒は、外添剤混合前に、着色粒
子に添加し、着色粒子と共に外添混合を行う。また、着
色粒子と顆粒を別々に外添混合し、その後混合しても良
い。
【0027】本発明のトナーには、流動性や帯電性を改
良するための外添剤や滑剤を配合して用いることができ
る。
【0028】離型剤としては、公知のものが用いられ
る。一般的には、ポリオレフィン系が用いられる。例え
ば低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、酸
化処理されたポリエチレン及びポリプロピレン、酸変性
処理されたポリエチレン及びポリプロピレン等が用いら
れる。
【0029】荷電制御剤も同様に公知のものが用いられ
る。荷電制御剤としては、正帯電性としてニグロシン系
の電子供与性染料、ナフテン酸又は高級脂肪酸の金属
塩、アルコキシル化アミン、第4級アンモニウム塩、ア
ルキルアミド、金属錯体、顔料、フッ素処理活性剤等、
負帯電性として電子受容性の有機錯体、塩素化パラフィ
ン、塩素化ポリエステル、銅フタロシアニンのスルホニ
ルアミン等が挙げられる。
【0030】本発明のトナーには、流動性の改良やクリ
ーニング性の向上などの目的で、いわゆる外添剤を添加
して使用することができる。これら外添剤としては特に
限定されるものでは無く、種々の無機微粒子、有機微粒
子及び滑剤を使用することができる。
【0031】無機微粒子としては、従来公知のものを使
用することができる。具体的には、シリカ、チタン、ア
ルミナ微粒子等が好ましく用いることができる。これら
無機微粒子としては疎水性のものが好ましい。具体的に
は、シリカ微粒子として、例えば日本アエロジル(株)
製の市販品R−805、R−976、R−974、R−
972、R−812、R−809、ヘキスト(株)製の
HVK−2150、H−200、キャボット(株)製の
市販品TS−720、TS−530、TS−610、H
−5、MS−5等が挙げられる。
【0032】チタン微粒子としては、例えば、日本アエ
ロジル(株)製の市販品T−805、T−604、テイ
カ(株)製の市販品MT−100S、MT−100B、
MT−500BS、MT−600、MT−600SS、
JA−1、富士チタン(株)製の市販品TA−300S
I、TA−500、TAF−130、TAF−510、
TAF−510T、出光興産(株)製の市販品IT−
S、IT−OA、IT−OB、IT−OC等が挙げられ
る。
【0033】アルミナ微粒子としては、例えば、日本ア
エロジル(株)製の市販品RFY−C、C−604、石
原産業(株)製の市販品TTO−55等が挙げられる。
【0034】また、有機微粒子としては数平均一次粒子
径が10〜2000nm程度の球形の有機微粒子を使用
することができる。このものとしては、スチレンやメチ
ルメタクリレートなどの単独重合体やこれらの共重合体
を使用することができる。
【0035】これら外添剤の添加量は、トナーに対して
0.1〜5質量%程度が好ましい。さらに、これら無機
微粒子には表面をカップリング剤で処理して使用するこ
とが好ましい。その表面改質剤としては、従来公知のも
のを使用することができ、具体的には、シランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカップリ
ング剤等が好ましく用いることができる。シランカップ
リング剤としては、メチルトリメトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラ
ン、ジフェニルジメトキシシラン等のアルコキシシラ
ン、ヘキサメチルジシロキサン等のシロキサン、γ−ク
ロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロピルト
リエトキシシラン等が挙げられる。
【0036】チタンカップリング剤としては、例えば、
味の素社製の「プレンアクト」と称する商品名で市販さ
れているTTS、9S、38S、41B、46B、5
5、138S、238S等、日本曹達社製の市販品A−
1、B−1、TOT、TST、TAA、TAT、TL
A、TOG、TBSTA、A−10、TBT、B−2、
B−4、B−7、B−10、TBSTA−400、TT
S、TOA−30、TSDMA、TTAB、TTOP等
が挙げられる。
【0037】アルミニウムカップリング剤としては、例
えば、味の素社製の「プレンアクトAL−M」等が挙げ
られる。
【0038】これらの表面改質剤は、着色剤に対して
0.01〜30質量%添加することが好ましく、さらに
好ましくは0.1〜20質量%程度添加して使用するこ
とができる。
【0039】滑剤には、例えばステアリン酸のカドミウ
ム、バリウム、ニッケル、コバルト、ストロンチウム、
銅、マグネシウム、カルシウム塩等、オレイン酸亜鉛、
マンガン、鉄、コバルト、銅、鉛、マグネシウム塩、パ
ルミチン酸の亜鉛、コバルト、銅、マグネシウム、ケイ
素、カルシウム塩、リノール酸の亜鉛、コバルト、カル
シウム塩、リシノール酸の亜鉛、カドミウム塩、カプリ
ル酸の鉛塩、カプロン酸の鉛塩等の高級脂肪酸の金属塩
が挙げられる。これらは必要に応じて添加される。
【0040】本発明の現像剤は、一成分現像剤でも二成
分現像剤でもよいが、好ましくは二成分現像剤である。
一成分現像剤として用いる場合は、非磁性一成分現像剤
として前記トナーをそのまま用いる方法もあるが、通常
はトナー粒子中に0.1〜5μm程度の磁性粒子を含有
させ磁性一成分現像剤として用いる。その含有方法とし
ては、着色剤と同様にして非球形状粒子中に含有させる
のが普通である。しかし、より広くは現像剤用キャリア
を用いた磁性二成分現像剤として用いる。この場合は、
キャリア磁性粒子としては、鉄、フェライト、マグネタ
イト等の金属、それらの金属とアルミニウム、鉛等の金
属との合金等の従来から公知の材料を用いることができ
る。特にLi2O、MgO、MnOの少なくとも一種を
含有するFe23からなるものが好ましい。上記磁性粒
子は、その体積平均粒径としては15〜100μm、よ
り好ましくは25〜60μmのものがよい。
【0041】キャリアの体積平均粒径の測定は、代表的
には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度分布測定装置
「ヘロス(HELOS)」(シンパテック(SYMPA
TEC)社製)により測定される。
【0042】本発明のキャリアは、更に樹脂によりコー
ティング(被覆)されていることが好ましい。コーティ
ング用の樹脂組成としては、特に限定は無く、オレフィ
ン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン/アクリル系樹
脂、シリコーン系樹脂、エステル系樹脂或いはフッ素含
有重合体系樹脂等が用いられる。
【0043】更に、キャリアの比抵抗は105Ω・cm
以上、1014Ω・cm以下であることが望ましく、10
5Ω・cm未満では、電荷注入が起こる場合があり、一
方1014Ω・cmを越えると現像層の上面(現像剤の穂
の先端)まで電荷が達しにくく現像性が低くなることが
ある。
【0044】本発明においてキャリアの飽和磁化量は、
20emu/g以上、100emu/g以下であること
が望ましく、特に望ましいのは30emu/g以上、8
0emu/g以下である。20emu/g未満ではキャ
リアが感光体の未現像部に付着してしまう現象を起し易
く、100emu/gを越えると現像剤担持体上に柔ら
かく均一な現像層が形成しにくくなる。
【0045】本発明のトナーが使用できる現像方式とし
ては特に限定されない。接触現像方式あるいは非接触現
像方式等に好適に使用することができる。接触方式の現
像としては、本発明のトナーを有する現像剤の層厚は現
像領域に於いて0.1〜8mm、特に、0.4〜5mm
であることが好ましい。また、感光体と現像剤担持体と
の間隙は、0.15〜7mm、特に、0.2〜4mmで
あることが好ましい。
【0046】また、非接触系現像方式としては、現像剤
担持体上に形成された現像剤層と感光体とが接触しない
ものであり、この現像方式を構成するために現像剤層は
薄層で形成されることが好ましい。この方法は現像剤担
持体表面の現像領域で20〜500μmの現像剤層を形
成させ、感光体と現像剤担持体との間隙が該現像剤層よ
りも大きい間隙を有するものである。この薄層形成は磁
気の力を使用する磁性ブレードや現像剤担持体表面に現
像剤層規制棒を押圧する方式等で形成される。さらに、
ウレタンブレードや燐青銅板等を現像剤担持体表面に接
触させ現像剤層を規制する方法もある。押圧規制部材の
押圧力としては0.01〜0.15N/mmが好適であ
る。押圧力が小さい場合には規制力が不足するために搬
送が不安定になりやすく、一方、押圧力が大きい場合に
は現像剤に対するストレスが大きくなるため、現像剤の
耐久性が低下しやすい。好ましい範囲は0.03〜0.
10N/mmである。現像剤担持体と感光体表面の間隙
は現像剤層よりも大きいことが必要である。さらに、現
像に際して現像バイアスを付加する場合、直流成分のみ
付与する方式でも良いし、交流バイアスを印加する方式
のいずれでも良い。
【0047】現像剤担持体の大きさとしては直径が10
〜40mmのものが好適である。直径が小さい場合には
現像剤の混合が不足し、トナーに対して充分な帯電付与
を行うに充分な混合を確保することが困難となり、直径
が大きい場合には現像剤に対する遠心力が大きくなり、
トナーの飛散の問題を発生しやすい。
【0048】以下、非接触現像方式の一例を図1を用い
て説明する。図1は、本発明の画像形成方法に好適に使
用できる非接触現像方式の現像部の概略図であり、1は
感光体、2は現像剤担持体、3は本発明のトナーを含有
する二成分現像剤、4は現像剤層規制部材、5は現像領
域、6は現像剤層、7は交番電界を形成するための電源
である。
【0049】本発明のトナーを含有する二成分現像剤は
その内部に磁石2Bを有する現像剤担持体2上に磁気力
により担持され、現像スリーブ2Aの移動により現像領
域5に搬送される。この搬送に際して、現像剤層6は現
像剤層規制部材4により、現像領域5に於いて、感光体
1と接触することがないようにその厚さが規制される。
【0050】現像領域5の最小間隙(Dsd)はその領
域に搬送される現像剤層6の厚さ(好ましくは20〜5
00μm)より大きく、例えば100〜1000μm程
度である。交番電界を形成するための電源7は、周波数
1〜10kHz、電圧1〜3kVp−pの交流が好まし
い。電源7には必要に応じて直流を交流に直列に加えた
構成であってもよい。その場合、直流電圧としては30
0〜800Vが好ましい。
【0051】本発明のトナーをカラー画像形成方式へ適
用する場合、感光体上へ単色の画像を形成しつつ逐次画
像支持体へ転写する方式、あるいは感光体上に複数回単
色画像を現像しカラー画像を形成した後に一括して画像
支持体へ転写する方式等が挙げられる。
【0052】本発明に於いて使用される現像剤担持体と
しては、担持体内部に磁石を内蔵したものが多く用いら
れ、現像剤担持体表面を構成するものとしてはアルミニ
ウムや表面を酸化処理したアルミニウムあるいはステン
レス製のものが用いられる。
【0053】上述した各種方式で感光体上に形成された
トナー像は、転写工程により紙等の転写材に転写され
る。転写方式としては特に限定されず、いわゆるコロナ
転写方式やローラー転写方式等種々の方式を採用するこ
とができる。
【0054】トナー像を転写材に転写した後、感光体上
に残留したトナーはクリーニングにより除去され、感光
体は次のプロセスに繰り返し使用される。本発明に於い
てクリーニングする機構に関しては特に限定されず、ブ
レードクリーニング方式、磁気ブラシクリーニング方
式、ファーブラシクリーニング方式などの公知のクリー
ニング機構を任意に使用することができる。これらクリ
ーニング機構として、好適なものはいわゆるクリーニン
グブレードを用いたブレードクリーニング方式である。
【0055】また、本発明の画像形成方法においては、
トナーリサイクルシステムを備えていることが好まし
い。クリーニングにより回収したトナーを、適宜のリサ
イクルシステムにより再び現像機構に戻してこれを再使
用する。図2はリサイクルシステムの一例を説明する概
要断面図である。20は感光体、22は現像機構、24
はクリーニング機構、29はリサイクル機構、41は磁
気ブラシ機構、42はトナー受入れ分配機構、43はス
クリューコンベア、44は第1スクリュー、45は第2
スクリューである。この例の装置は、第1スクリュー4
4と第2スクリュー45とによりスクリューコンベア4
3よりのトナーをトナー受入れ分配機構42に供給する
ようにしたものである。すなわち、第1スクリュー44
および第2スクリュー45は、それぞれ内部に回転軸と
この回転軸に沿ってスパイラル状に設けた羽根を有し、
第1スクリューに44においては、スクリューコンベア
43により送られたトナーが回転軸の回転に伴って羽根
により順次押し上げられて第2スクリュー45に送ら
れ、この第2スクリュー45においては、第1スクリュ
ー44と同様の原理で水平方向にトナーが順次送られ、
トナー受入れ分配機構42に供給され、回収されたトナ
ーがが再び感光体1上の静電潜像の現像に供される。
【0056】本発明に使用される好適な定着方法は、熱
ロール定着方式があげられる。この定着方式では、多く
の場合表面にテトラフルオロエチレンやポリテトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル
共重合体類等を被覆した鉄やアルミニウム等で構成され
る金属シリンダー内部に熱源を有する上ローラーとシリ
コーンゴム等で形成された下ローラーとから形成されて
いる。熱源としては、線状のヒーターを有し、上ローラ
ーの表面温度を120〜200℃程度に加熱するものが
代表例である。定着部に於いては上ローラーと下ローラ
ー間に圧力を加え、下ローラーを変形させ、いわゆるニ
ップを形成する。ニップ幅としては1〜15mm、好ま
しくは1.5〜12mmである。定着線速は40mm/
sec〜400mm/secが好ましい。ニップが狭い
場合には熱を均一にトナーに付与することができなくな
り、定着のムラを発生する。一方でニップ幅が広い場合
には樹脂の溶融が促進され、定着オフセットが過多とな
る問題を発生する。
【0057】定着クリーニングの機構を付与して使用し
てもよい。この方式としてはシリコーンオイルを定着の
上ローラーあるいはフィルムに供給する方式やシリコー
ンオイルを含浸したパッド、ローラー、ウェッブ等でク
リーニングする方法が使用できる。
【0058】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0059】(トナーの製造)以下に示す方法に則り、
トナー1〜6を製造した。
【0060】〈トナー1、2の製造〉ポリエステル樹脂
(PEs)100部、カーボンブラック7.5部、低分
子量ポリプロピレン3部を、混合、溶融混練し、粉砕分
級した後に、着色粒子を得た。次いで、別途、上記混練
物を粉砕分級し、体積平均粒径45.3μmのトナー顆
粒粒子得た。この顆粒粒子を各々所定量添加した着色粒
子100部に、ヘキサメチルジシラザンにより疎水化処
理された平均粒径12nmのシリカ微粉末1.0部を添
加し、高速攪拌型混合機により30m/sの条件で10
分間混合し、疎水性シリカが外部添加されたトナー1、
2を得た。なお得られたトナーの体積平均粒径及び顆粒
量を、表1に示す。
【0061】〈トナー3〜5の製造〉スチレン/n−ブ
チルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体(共
重合比=86/10/4)100部、カーボンブラック
12部、低分子量ポリプロピレン5部、荷電制御剤(ア
ゾ系Cr錯体)1.0部を、混合、溶融混練し、粉砕分
級した後に着色粒子を得た。次いで、別途、上記混練物
を粉砕分級し、体積平均粒径58.2μmのトナー顆粒
粒子得た。この顆粒粒子を各々所定量添加した着色粒子
100部に、オクチルトリメトキシシランにより疎水化
処理された平均粒径15nmのチタニア微粉末0.75
部とオクチルトリメトキシシランにより疎水化処理され
た平均粒径12nmのシリカ微粉末0.8部添加し、高
速撹拌型混合機で混合し、疎水性チタニア及びシリカが
外部添加されたトナー3〜5を作製した。なお得られた
トナーの体積平均粒径及び顆粒量を、表1に示す。
【0062】〈トナー6の製造〉スチレン/n−ブチル
アクリレート/メチルメタクリレート共重合体(共重合
比=86/10/4)100部、カーボンブラック12
部、低分子量ポリプロピレン5部、荷電制御剤(アゾ系
Cr錯体)1.0部を、混合、溶融混練し、粉砕分級し
た後に着色粒子を得た。この着色粒子100部に、オク
チルトリメトキシシランにより疎水化処理された平均粒
径15nmのチタニア微粉末0.75部と、オクチルト
リメトキシシランにより疎水化処理された平均粒径12
nmのシリカ微粉末0.8部と、分離助剤として体積平
均粒径11.0μmのアルミナ粒子3.0部を添加し、
高速撹拌型混合機で混合し、トナー6を得た。得られた
トナー体積平均粒径を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】(現像剤の製造)上記作製した各トナーと
キャリアとしてシクロヘキシルメタクリレート(CHM
A)及びメチルメタクリレート(MMA)からなる共重
合体(質量比:CHMA:MMA=65:35)を1.
5質量%被覆した平均粒径60μmのCu-Znフェラ
イトキャリアをトナー濃度が5.0質量%となるように
混合し、各現像剤とした。
【0065】(実写評価)上記作製した各現像剤を用い
て、トナーリサイクルシステムを装備したKonica
6192(コニカ社製)の改造機を用いて、25℃、
50%RH雰囲気下にて、15万回のコピーについて実
写評価及び各測定を行った。
【0066】〈分離可能最低DC電流の測定〉転写電流
を+180μA、分離AC電流を200μAに固定し、
分離DC電流を5μAずつ変化させて、それぞれの分離
DC電流において、白紙原稿を5枚連続コピーし、転写
紙の感光体への巻き付き具合を目視で評価した。
【0067】評価基準は、転写紙が分離ユニットに接触
せず水平に通る場合を「○」、転写紙が分離爪の先端に
はあたらないが分離ユニットに接触する場合を「△」、
転写紙が分離爪にあたらないと分離されないか、紙詰ま
りが生じた場合を「×」とした。「×」レベルから
「△」レベルになったときの電流を分離可能最低DC電
流とした。
【0068】転写電流及び分離電流は、感光体に代えて
接地されたアルミニウム管を装着したときに当該アルミ
ニウム管に流れた電流を実測することにより求めた。
【0069】〈分離ジャムの発生回数の測定〉上記で求
めた分離可能最低DC電流に設定し、15万回にわたる
コピー中に分離に起因するジャムの発生回数を求めた。
【0070】〈画像欠陥の有無の評価〉15万回のコピ
ーにわたる実写評価において、画像欠陥の有無を評価し
た。特にトナー顆粒の飛散による白地の画像汚れを評価
した。
【0071】〈地カブリの評価〉コニカデンシトメータ
ー(コニカ社製)により、転写紙の白地部分(反射濃度
0.0)に対応するコピー画像またはプリント画像の白
地部分の相対濃度を測定した。評価において、濃度0.
01未満は問題ないレベルであり、一方、0.01以上
は実用上問題のあるレベルであると判断した。
【0072】〈トナー飛散の評価〉現像領域の下の部分
に白紙を置き、飛散するトナーを付着させ、その白紙を
同評価機と同じ定着条件で定着させ、その濃度をコニカ
デンシトメーターにより、転写紙の白地部分(反射濃度
0.0とした)に対応する相対濃度を測定し、相対濃度
が0.01未満の場合を「○」、0.01以上0.02
未満の場合を「△」、0.02以上の場合を「×」とし
た。
【0073】以上により得られた各評価結果を表2に示
す。
【0074】
【表2】
【0075】表2より明らかなように、本発明のトナー
1〜3では、トナー顆粒が分離助剤として適度に作用し
ているため良好な分離性能を長期間にわたって発揮する
ことができ、画像欠陥及び地カブリのない良好な画質が
得られ、トナー飛散による機内汚染を発生させることは
ないことがわかる。一方、本発明外のトナー4を用いた
比較例1は、トナー顆粒量が少なく十分な転写性能が得
られず、逆にトナー5を用いた比較例2はトナー顆粒量
が多いため、コピーが長期間にわたった場合、その量は
トナーリサイクルシステムを介して更に増加し、現像時
にそのトナー顆粒が飛散してしまい、画像欠陥として白
地原稿部分を汚してしまった。また、トナー6を用いた
比較例3においても、トナーと組成の異なる分離助剤を
使用しているため、コピーが長期間にわたった場合、そ
の量はトナーリサイクルシステムを介して更に増加し、
トナーの帯電量を低下させ、地カブリの発生やトナー飛
散による機内汚染を招いた。
【0076】
【発明の効果】本発明により、繰り返しコピーをしても
良好な転写材の分離性能を発揮することができ、地カブ
リ、トナー飛散が無く、安定した高画質画像の得られる
電子写真用トナー及び電子写真用現像剤を提供でき、特
に、トナーリサイクルシステムを搭載し、繰り返しコピ
ーしても、良好な転写材の分離性能を発揮することがで
き、地カブリ、トナー飛散が無く、安定した高画質画像
の得られる画像形成方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法に使用できる非接触現像
方式の現像部の一例を示すの概略図。
【図2】本発明の画像形成方法に使用できるリサイクル
システムの一例を示す概略図。
【符号の説明】
1、20 感光体 2 現像剤担持体 2A 現像スリーブ 2B 磁石 3 二成分現像剤(本発明のトナー含有) 4 現像剤層規制部材 5 現像領域 6 現像剤層 7 交番電界を形成するための電源 22 現像機構 24 クリーニング機構 29 リサイクル機構 41 磁気ブラシ機構 42 トナー受入れ分配機構 43 スクリューコンベア 44、45 スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田所 肇 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 山崎 弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H005 BA06 DA10 EA05 EA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径5.04μm以下のトナーが30個
    数%以下であり、粒径16.0μm以上のトナーが3.
    0体積%以下である体積平均粒径6〜10μmのトナー
    中に、体積平均粒径37〜63μmのトナー顆粒粒子が
    50〜500ppm含有されていることを特徴とする電
    子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子写真用トナーと磁性
    体粒子に樹脂を被覆したキャリアとからなる電子写真用
    現像剤。
  3. 【請求項3】 潜像担持体上の静電像を現像剤により現
    像してトナー像を形成する工程と、潜像担持体上に形成
    されたトナー像を転写材に転写する工程と、トナー像が
    転写された転写材を潜像担持体から分離する工程と、転
    写後における潜像担持体上の残留物を除去する工程を含
    む画像形成方法において、該現像剤が請求項2記載の電
    子写真用現像剤であることを特徴とする画像形成方法。
JP2000234412A 2000-08-02 2000-08-02 電子写真用トナー、電子写真用現像剤及びそれを用いた画像形成方法 Pending JP2002049172A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123862B2 (en) 2003-05-02 2006-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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