JPS59220765A - 磁気ブラシ現像法の改良 - Google Patents

磁気ブラシ現像法の改良

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JPS59220765A
JPS59220765A JP58095075A JP9507583A JPS59220765A JP S59220765 A JPS59220765 A JP S59220765A JP 58095075 A JP58095075 A JP 58095075A JP 9507583 A JP9507583 A JP 9507583A JP S59220765 A JPS59220765 A JP S59220765A
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Masanori Fujii
正憲 藤井
Akira Horiuchi
彰 堀内
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Mita Industrial Co Ltd
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/06Developing
    • G03G13/08Developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G13/09Developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気ブラシ現像法の改良に関し、より詳細には
、ブラシマーク現象が有効に防止された磁気ブラシ現像
法に関する。
二成分系磁性現像剤を用いる電子写真法においては、顕
電性トナーと磁性キャリヤとを混合し、この二成分系組
成物を、内部に磁石を備えた現像スリーブ上に供給して
、この組成物から成る磁気ブラシを形成させ、静電潜像
を有する電子写真感光板にこの磁気ブラシを摺擦せしめ
るごとにより、顕電性トナー像を感光板上に形成させる
。顕電性トナーは磁性キャリヤとの摩擦により、感光板
上の静電潜像の電荷とは逆極性の電荷に帯電され、磁気
ブラシ上の顕電性トナー粒子がクーロン力により静電潜
像上に付着して、静電潜像の現像が行われる。
この場合、多数枚複写を行う際には、現像剤中のトナー
濃度を一定に保つ必要があるためにトナーのみ全補給す
るという方法が採られている。
しかしながら、この二成分型現像方法においては、静電
潜像に磁気ブラシ中のキャリアが直接接触するため、潜
像の電荷がキャリアを通じ、現像スリーブ側へ逃げるた
め、静電潜像上に均一な電荷が保持されず、その結果コ
ピー画像上にブラシ状の未現像部ができる。いわゆるブ
ラシマーク現象が発生し、コピー品質を損うと言った欠
点を有している。
上記ブラシマーク現象を防止する方法として各種の提案
がなされている。例えば、現像剤中のトナー含有率を過
剰にして、キャリアの表面をトナーで囲うようにし、潜
像とキャリアの露出面との接触を防止する方法があるが
、この方法においてはトナーの含有率が高いことに起因
して、トナー全体が均一に摩擦帯電されず、地肌かぶり
が発生し易く、また画像後端の尾引きが生ずるという欠
点を有する。また、キャリア表面を樹脂コーティングし
、キャリアの表面抵抗を上げることにより、潜像電荷が
キャリアへ流れるのを防止する方法があるが、この方法
では樹脂がキャリア表面より剥がれ易いとともに、キャ
リアの摩擦帯電極性が限定される等の問題を生ずる。さ
らに、鉄粉のかわりに高抵抗フェライトキャリアを使用
する方法では、現像条件をシビアに限定する必要がある
本発明者等は、スタート剤用トナーとして平均粒径が9
.0乃至11.5μ惰及び10μm以下の微粉含有率が
60乃至80重量%のものを使用し、且つ補給用トナー
として平均粒径が10.5乃至14.0μm及び10μ
m以下の微粉含有率が10乃至60重量%のものを使用
するとともに、前記スタート剤用トナー及び補給用トナ
ーの平均粒径及び微粉含有率とが下記式、 dav−0avン1.5     ・・・・・・債)Q
−q   ≧20   ・・・・・・・・・Q)式中、
davは補給用トナーの平均粒径(μm)、DcLυは
スタート剤用トナーの平均粒径(μm)、 Qはスタート剤用トナーの10μm以 下の微粉含有率(重量%)、 qは補給用トナーの10μm以下の微 粉含有率(重量%)、 を夫々示す、 である時には、上述した欠点が解消され、良好な複写画
像が得られることを見出した。
即ち、本発明の目的は、ブラシマーク、地肌かぶり、エ
ツジ効果が生ぜず、解像力に優れた高品質の複写物を得
ることのできる電子写真現像方法を提供するにある。
本発明の他の目的は、多数枚コピ一時においても初期画
像濃度を維持し、コピー品質が劣化しない現像方法を提
供するにある。
本発明によれば、磁性キャリヤ粒子と帯電可能なトナー
粒子とから成る混合物を現像剤として使用する磁気ブラ
シ現像法に・おいて、 前記現像剤におけるスタート剤用トナーとして、平均粒
径が9.0乃至11.5μm及び10μm以下の微粉含
有率が30乃至80車景%のものを使用し、且つ補給用
トナーとして平均粒径が10.5乃至14.0μm及び
10μm以下の微粉含有率が10乃至60重量%のもの
を使用するとともに、前記スタート剤用トナー及び補給
用トナーの平均粒径及び微粉含有率とが下記式、 dav −Dav 21.5 Q−q   ≧20 式中、davは、補給用トナーの平均粒径(μm)、 Daνは、スタート剤用トナーの平均粒径(μm)、 Qは、スタート剤用トナーの10μm 以下の微粉含有率(重量%)、 qは、補給用トナーの10μ兜以下の 微粉含有率(重量%) を夫々示す、 を満足すること金%徴とする磁気ブラシ現像法が提供さ
れる。
従来の磁気ブラシ現像法においては、磁気ブラシ中のキ
ャリヤが静電潜像と直接接触するために、当該潜像の電
荷が現像スリーブ側へ逃げ、かくしてブラシマーク等の
前述した種々の不都合が生ずるのである。
従って、使用するトナー粒子の粒径を可及的に小さくシ
、トナ一単位重量当たりのキャリヤ被覆率を増大せしめ
ることが考えられるが、この場合には現像に際して微粉
のトナー粒子が優先的に消費され、更には機械的攪拌に
よるトナー粒子の破壊により連続複写においてトナーの
微粉化が進行し、結果的に現像剤の抵抗が増大し、エツ
ジ効果により画像濃度が減少するという不都合を生ずる
のである。
然るに本発明においては、スタート剤用トナーとして平
均粒径が9.0乃至11.5μm1及び10μm以下の
微粉含有率が60乃至80重量%のものを使用する。
かかる粒度分布金有するトナーをスター ト時において
使用することにより、スタート時におけるブラシマーク
の発生やエツジ烏果等が有効に防止されるのである。こ
れは、現像剤全体として比較的高抵抗となるためにブラ
シマークの発生が防止され、また微粉分が磁性キャリヤ
表面に保持され、該キャリヤが被覆された状態となるた
めに静′1tIW像の電荷のリークが防止されるものと
認められる。
即ち、スタート剤用トナーの平均粒径が上記範囲よりも
小である時には、トナーの抵抗が高くなりまたトナーの
摩擦帯電量が高くなりエツジ効果が発生し、更には流動
性が悪化し、ブロッキングやかぶり発生の原因となる。
また上記範囲よりも平均粒径が大である時には、ブラシ
マークの発生という不都合を生ずる。
また本発明においては、補給用トナーとして平均粒径が
10.5乃至14.0μm及び10μm以下の微粉含有
率が10乃至30重量%であって、且つその平均粒径d
αυ及び微粉含有率qとが下記式、dav−Dαυ) 
1.5     ・・・・・・・・・(1)Q−Q  
 ≧20   ・・・・・・・・・<2)式中、dcL
tIは、補給用トナーの平均粒径(μ?FL)。
Dαではスタート剤用トナーの平均粒径(μm)、 qは、補給用トナーの10μm以下の 微粉含有率(重量%)、 Qはスタート剤用トナーの10μm以 下の微粉含有率(重量%)、 全夫々示す。
を満足するものを使用する。かかる粒度分布を有するト
ナーを補給用トナーとして使用することにより、多数枚
複写において、現像剤全体の抵抗は常に一定に維持され
、現像剤の抵抗の増大に起因するエツジ効果による画像
濃度の低下が顕著に抑制されるのである。
即ち多数枚複写において、補給用トナーとしてスタート
剤用トナーと同一のものを使用した場合には、現像に際
しては10μm以上の大径のトナー粒子が優先的に消費
されるために微粉分が増加し、現像剤の抵抗値は高まる
傾向にある。
これに対して本発明において使用する補給用トナーは1
0μ悟以下の微粉含有率がスタート剤用トナーのそれよ
りもかなり小さいために、微粉分の増加、即ち現像剤の
高抵抗化が有効に抑制されるのである。またこの補給用
トナーは、その平均粒径がスタート剤用トナーのそれよ
りも大であることから、抵抗値は全体としてスタート剤
用トナーよりも低抵抗となり、この面からも補給時にお
ける現像剤の高抵抗化が有効に抑制されるのである。
かくして本発明においては、補給用トナーの上記作用に
より、スタート時におけるブラシマークやエツジ効果の
ない画像を得ることのできる諸条件、即ち磁性キャリヤ
表面への微粉トナー分の有効的な被覆を常に安定した状
態で保つことができ。
多数枚複写においても現像剤全体の抵抗が一定に保たれ
るのである。
本発明において使用する補給用トナーが、その平均粒径
が前述した範囲よりも小さいか或いは微粉含有率が前述
した範囲よりも犬である場合には、多数枚複写において
現像剤の抵抗が上昇し、エツジ効果により画情濃度が低
下する。また平均粒径が前述した範囲よりも大であり、
或いは微粉含有率が前記範囲よりも小である場合には、
多数枚複写において現像剤の抵抗は低下し、ブラシマー
クが徐々に発生するようになる。
また本発明において前記式(1)又は(2)が満足され
ない場合、例えば補給用トナーとスタート剤用トナーと
の平均粒径の差が1.5μmより小さい場会或いは微粉
含有分の差が20重量%より小さい場合には、後述する
比較例にも示す通り、両者の物性が略同−となるために
、所謂単一トナー全使用する場合と同様に、多数枚複写
に際して抵抗カニ変化し、安定な画像が得られないごと
となる。またスタート剤用トナーの平均粒径が補給用ト
ナーのそれよりも大である時、或いはスタート剤用トナ
ーの微粉含有率が補給用トナーのそれよりも/JXさい
様な場合には、補給用トナーが現像剤の自然な高抵抗化
を促進する0ととなり、安定な画像は至11底得られな
いこととなる。
本発明において使用するスタート剤用トナー及び補給用
トナーは、その平均粒径及び微粉含有率が前述した範囲
内にある限り任意のものを使用し得る。
例えば定着用樹脂バインダーとしては、該バインダー単
独で測足して、5X1gssΩ−α以上の電気抵抗を有
する現像剤用樹脂バインダーの任意のものが使用され、
一般に種々の七ノ乃至はジエチレン系不飽和単量体、特
に (α) ビニル芳香族単量体、 (b)アクリル系単量体 の単独重合体や共恵合体等が使用される。
ビニル芳香族単量体としては、下記式 式中、R1は水素原子、低級(炭素数4以下の)アルキ
ル基、或いはハロゲン原子であり、R1は低級アルキル
基、ハロゲン原子等の置換基であり、nはゼロを含む2
以下の整数である、 で表わされる単量体、例えばスチレン、ビニルトルエン
、α−メチルスチレン、α−クロルスチVン、ビニルキ
シレン等やビニルナフタレン’19げることかできる。
この中でも、スチレン、ビニルトルエンが好適である。
アクリル系単量体としては、下記式 %式% 式中、R8は水素原子或いは低級アルキル基であり、8
番は水酸基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、
アミノ基或いζまアミノアルコキシ基である、 で表わされるアクリル系単量体、例えはアク1ノル酸、
メタクリル酸、エチルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート。
2−エテルヘキシルメククリレート、6−ヒ゛ドロキシ
プロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、6−アミノプロビルアクリレー)、5−N、N
−ジエチルアミノプロビルアクリレート、アクリルアミ
ド等奢挙げることができる。
これらの単量体(a)或いは(b)と組会せで、或いは
孝独で使用される他の単量体としては、例えば下記式 %式% 式中、R8は水素原子、低級アルキル基又はクロル原子
である、 で表わされる共役ジオレフィン系単量体、例えば、ブタ
ジェン、インプレン、クロロプレン等信には無水マレイ
ン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等の他のエチ
レン系不飽和カルボン酸或いはそのエステル類平、酢酸
ビニル等のビニルエステル類、ビニルビリジ/、ビニル
ピロリドン、ビニルエーテル類、アクリロニトリル、塩
化ビニル、塩化ビニリゾy等を挙げるごともできる。
これらのビニル系重合体の分子量はs o、o o 。
乃至は150,000、特に70,000乃至130.
000の範囲にあるのが望ましい。
また上記定着性樹脂媒質には顔料及びその他のそれ自体
公知の配合剤を公知の処方に従って配合することができ
る。例えば顔料の適当な例は次の通りである。
黒色顔料 カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラッ
ク、アニリンブラック。
黄色顔料 黄鉛、亜鉛黄、カドミウム二ロー、黄色酸化鉄、ミネラ
ルファストイエロー、ニッケルチタンエロー、ネーブル
スエロー、ナフトールエロー81ハンザ−イエローG、
ハンザ−イエロー10G。
ベンジジンエロー〇、ベンジジンエローGR。
キノリンエローレーキ、パーマネントエローNCG、タ
ートラジンレーキ。
橙色顔料 赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
G T R% ピラゾロンオレンジ、パルカンオレンジ
、インダンスレンブリリアントオレンジRK1ベンジジ
ンオレンジG1インダンスレンブリリアントオレンジG
K0 赤色顔料 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウ
ム、パーマネントレッド4R,リンールレツド、ピラゾ
ロンレッド、ウオッチングレツトカもシューム塩、レー
キレッドD1 ブリリアントカーミノ6B1エオシンレ
ーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリ
アントカーミン5B。
紫色顔料 マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレ
ットレーキ。
青色顔料 紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクト
リアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、m金PAフ
タロシアニンブルー、フタロシア   。
ニンブル一部分塩素化物、ファーストスカイブルー、イ
ンダンスレンブル−BC。
緑色顔料 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、
マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーン
G0 白色顔料 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。
体質顔料 ハライド粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイト
カーボン、メルク、アルミナホワイト。
各種染料 (塩基性、酸性、分散、直接の各染料等)ニグロシン、
メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、
ウルトラマリンブルー等。
顔料の配合量は一般に定着剤当り1乃至60重量%の範
囲内で使用することができる。
また本発明方法において使用するトナーには、それ自体
公知の他の配合剤を公知の処方に従って配合することが
できる。例えば、それ自体公知の荷電制御剤や分散剤、
例えばニグロシンベース(CI5045)、オイルブラ
ックCCl26150)、スビロンブラック等の油溶性
染料や、ナンテン酸金属塩、脂肪酸金屑石鹸、樹脂酸石
鹸等を、定着剤当り0.1乃至5本量%の量で配合する
ことができる。
即ち本発明において使用するトナーは、前述した定着剤
樹脂と顔料とを混練し、この混線組成物を冷却した後、
これを粉砕し、篩分けすることにより得られる。勿論、
不足形粒子の角取りを行うために機械的な急速攪拌を行
っても特に差し支えない。
かくして得られたトナーを、その平均粒径及び微粉含有
率に従って、スタート剤用トナー或いは補給用トナーと
して使用する。
また本発明において使用する磁性キャリヤとしては、そ
れ自体公知のものが使用でき、例えば鉄粉、フェライト
等が挙げられる。特にキャリヤ全体としての体積抵抗が
106Ω−儂以下のものに対して本発明は有効である。
本発明における調気プラン現像法においては、上記磁性
キャリヤと前述した粒度分布金有するスタート剤用トナ
ーとを混合し、このトナーの磁気ブラシ金基板と接触さ
せることにより容易に行なわれ、次いでトナーの消費に
伴い、前述した粒度分布を有する補給用トナーを補給す
ることにより行なわれる。
かくして本発明によれば、多数枚複写においてもブラシ
マークの発生や画像濃度の低丁が防止され、艮好な複写
画像が得られるものである。
本発明を次の例で説明する。
トナー製造例 上記組成物をヘンシェルミキサーで十分混合したものを
二軸押出様で溶融混練して放冷後、カッティングミルで
粗粉砕する。粗粉砕品を超音波式ジェットミル微粉砕機
で微粉砕し、アルビネ分級機で分級しトナーを得た。さ
らに流動性改善のため、気相法疎水性シリカ超微粉(R
−972、日本アエロジル社製)、気相法アルミナ超微
粉粒子CAl1tOs  C,日本アエロジル)をそれ
ぞれトナー全体量に対し0.1 ldi%で配合し、ヘ
ンシェルミキサーにてトナー表面にまぶした。
得られたトナーを採取し、粒度分布側足機(コールタ−
カウンター、MotieL 7’A−u、Coulte
rElectoronics Ins、)により粒度分
布金側足した。
測足結果は第1表に示す。
さらに、粉砕条件、分級条件を変え、各種の粒度分布を
有するトナーを作成した。その粒度分布は第1表に示す
第1表 実施例1゜ 製造例2のトナー10部と鉄粉キャリアE F’ V2
O0/300(日本鉄粉)100部を十分混合攪拌して
スタート剤を詞製し普通紙複写機(ミタDC−A2、三
田工業社製)に入れコピーしたところブラシマーク、エ
ツジ効果のtiとんとない解像力にすぐれた艮好なコピ
ー品質が得られた。
また画像濃度(ID)は1.39、地肌かぶり濃度(F
D)は0.001であった。
現像スリーブとSe ドラム間を流れるバイアス電流f
直は16.6μA だった。
さらに補給用トナーとして製造例5のトナーを使用して
一万枚連続複写テスIf行ったところブラシマーク、濃
度ダウンが発生することなく初期の艮好なコピー品質を
そのまま維持していた。っ’!jQIDは1.56、F
Dハ0.001 テア)だ。
バイアス電流値は11.4μAで現像剤の高抵抗化は有
効に抑制されていた。
実施例2゜ 製造例5のトナーを用いて実施例1と同様にスタート剤
金調製し、DC−A2によりコピーを行なった。
初期画像は、実施例1と同様ブラシマーク、エツジ効果
のない解像力にすぐれた良好なコピー品質テ2h りf
c。tた、I Dハ1.41、FDハ0.oolであっ
た。なお、現像スリーブとSo  ドラム間のバイアス
電流は14.1μAであった。
さらに補給用トナーとして製造例5のトナーを使用して
一万枚複写を行なったところブラシマーク、濃度ダウン
は発生せず、艮好な画像が得られた。IDは1.67、
FDは0.001であった。なお、バイアス電流値は1
2.6μAで現像剤の高抵抗化は抑制されていた。
比較例1゜ 製造例2のトナーをスタート剤、補充用トナーの両方に
使用した。(スタート剤は実施例1と同じようにして調
製した。) 初期コピーは実施例1と全く同一の艮好な結果が得られ
たが、DC−A2により一方杖連続複写を行ったところ
ブラシマークは生じないもののエツジ効果による画像濃
度ダウンが生じIDが0.96、FDが0.003とな
った。
バイアス電流値は2.7μAであって現像剤の高抵抗化
が実証された。
比較例2゜ 製造例5のトナー全スタート剤、補給用トナーの両方に
使用した。(スタート剤は実施例1と同様にして調製し
た。) DC−A2による初期コピーはブラシマークが発生して
おり実施例1、比較例1より劣ることがわかった。ID
は1.41、FDは0.001だった。
バイアス電流値は19.0μAであった。一方杖連続複
写を行ったところブラシマークは初期よりも若干減少し
たものの相変わらず確1沼できた。IDは1.44、F
Dは0.002だった。
バイアス電流値は17,8μAで現像剤の抵抗が低いま
まであることがわかった。
比較例6゜ 製造例2のトナーで実施例1と同様にスタート剤を調製
した。
DC−12による初期コピーは実施例1と同一の艮好な
結果が得られたが補給用トナーとして製造例6のトナー
を使用して一方杖連続被写テストを行ったところ数十枚
ごろより徐々にブラシマークが発生し始めた。−万枚目
にてIDは1.44、FDは0.002であった。
バイアス電流値は18.9μAを示し現像剤の抵抗が逆
に低下したことがわかった。
比較例4゜ 製造例1のトナーで実施例1と同様にスタート剤を調製
した。
コピーテストを行なったとごろブラシマークが発生しな
いもののエツジ効果ぎみの画像が得られた。IDは1.
11、FDは0.002、バイアス電流値は6.7μA
で現像剤が高抵抗であることがわかった。
製造例5のトナーを補給用トナーとしてi o、o o
 o枚連続複写を行なったところ初期のエツジ効果がし
だいに消え、比較例良好な画像が得られた。IDは1.
61、FDは0.001、ノ(イアスミ流値は12.8
μAであり、抵抗が回復していることがわかった。
比較例5゜ 製造例2のトナーを用いて実施例1と同様にスタート剤
ヲ詞製し、DC−A2によりコピーを行なった。
初期濃度は、実施例1と同様な艮好なコピーが得られた
。そのときのIDは1.38、FDは0.001、バイ
アス電流値は16,2μAであった。
次に補給用トナーとして製造例6のトナーを用いて一方
杖複写を行なったところ、徐々にエツジ効果が発生し、
IDは1.04まで低下し、FDは0.003となった
なお、バイアス電流値は、5.5μAであって、現像剤
は高抵抗化していることがわかった。
比較例6゜ スタート剤用トナーとして製造例2のトナーを使用して
スタート剤を調製し、I) C−A 2に装填しコピー
を行なった。
初期画像は実施例1と同様に艮好なコピーが得られ/ヒ
。この時のIDは1.41、F’DはU、OOl、バイ
アス電流値は13.2μAであった。
次に補給用トナーとして製造例4のトナーを用いて一方
杖コピーを行なったところ、エツジ効果による濃度ダウ
ンが徐々に旬生し、−万枚目のIDは1.09、FDは
0.002、バイアス電流値は?、1μAであり、やは
り現像剤が高抵抗化していることがわかった。
次に、これら上述した実施例および比較例に対し1枚目
およびi o、o o o枚目における現像剤中のトナ
ーの粒度分布を測定した。その結果は第2表に表わした
。なお第2表には、各種の測定結果をまとめて記載した
注)1 ()内は、スタート剤、補給用に使用したトナ
ーの製造側番号を表わす。
注)2 画像濃度、かぶり濃度は小西六写真工業社製す
クラデンシトメーターにより測定した。
注)3粒度分布の測定は、現像装置の磁気ブラシより数
gの現像剤を採哉し、それを界面活性剤溶液中に入れ、
磁性キャリアを磁石により底に沈め、上ずみ液を取りコ
ールタ−カウンターModel ’1’A−11s  
(CoulterElectoronics Ins、
社lI!りにより1fl11 足を行なった。
注)4 画像評価は目視判断により行なった。
tr+許出願出願人田工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性キャリヤ粒子と帯電可能なトナー粒子とから
    成る混合物を現像剤として使用する磁気ブラシ現像法に
    おいて、 前記現像剤におけるスタート剤用トナーとして、平均粒
    径が9.0乃至11.5μm及び10μm以下の微粉含
    有率が60乃至80重量%のものを使用し、且つ補給用
    トナーとして平均粒径が10.5乃至14.0μm及び
    10μ惜以下の微粉含有率が10乃至30重葉%のもの
    を使用するとともに、前記スタート剤用トナー及び補給
    用トナーの平均粒径及び微粉含有率とが下記式、 dnv −Dav 〉1.5 Q−q   ≧20 式中 必υは、補給用トナー平均粒径(μm)、()a
    Vは、スタート剤用トナーの平均粒径(μ?7L)。 Qは、スタート剤用トナーの10μm 以下の微粉含有率(重量%)、 qは、補給用トナーの10μm以下の 微粉含有率(重量%) を夫々示す、 を満足することを特徴とする磁気ブラシ現像法。
JP58095075A 1983-05-31 1983-05-31 磁気ブラシ現像法の改良 Granted JPS59220765A (ja)

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