JP2002047516A - レールを硬化する方法及び装置 - Google Patents

レールを硬化する方法及び装置

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JP2002047516A JP2001184073A JP2001184073A JP2002047516A JP 2002047516 A JP2002047516 A JP 2002047516A JP 2001184073 A JP2001184073 A JP 2001184073A JP 2001184073 A JP2001184073 A JP 2001184073A JP 2002047516 A JP2002047516 A JP 2002047516A
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cooling
hardening
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rails
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Kech Norbert
ノルベルト・ケツク
Peter Pointner
ペーテル・ポイントネル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】レール横断面において長さにわたって一定の組
織分布が達成され、かつ高度なレール品質を保証でき
る、レールを硬化する方法とその装置を示す。 【解決手段】オーステナイト組織状態におけるレール
が、方向付けられ、水平に配置され、かつ曲げに対して
軸線を一直線に確保して締付けられ、それから締付け又
は曲げ防止を維持しながら、レール及び/又は少なくと
もレール横断面の一部が、合金のAc3点の上にある温
度から、それ自体周知のように少なくとも一時的に強化
して冷却され、かつ組織が変換させられる。そのための
装置は、レール支持手段が、レール1に相当する長手方
向延び及び曲げに対する大きな抵抗モーメントを有しか
つレール1を固定するための位置決め要素3及び/又は
取外し可能な締付け手段4を有する支持構造2として形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーステナイト分
子構造から室温において安定な所望のものに組織を変換
することによって、強化した冷却によりレール又は少な
くともそのレール頭部を硬化する方法に関する。
【0002】さらに本発明は、大体においてレール支持
手段及び冷却装置からなり、オーステナイト分子構造か
ら室温において安定な所望のものに組織を変換すること
によって、強化した冷却によりレール又は少なくともそ
のレール頭部を硬化する装置を含む。
【0003】
【従来の技術】増加する軸荷重及び同様な交通量を有す
るレールに結び付いた交通に対して、レールは、一方に
おいて走行路面の範囲における高い磨耗抵抗、かつ他方
において線路における曲げ応力のために大きな破損安全
性を有するようにする。
【0004】材料の熱処理、又は少なくとも一時的に強
化した冷却の際にオーステナイト分子構造から室温にお
いて安定なものへ組織を変換することによって、レール
及び/又はレール頭部を硬化することは公知である(ヨ
ーロッパ特許出願公開第358362号明細書、オース
トリア国特許第402941号明細書、ヨーロッパ特許
第186372号明細書、PCT第WO94/0265
2号明細書)。
【0005】冷却は、レール表面の少なくとも一部に冷
却媒体を加えることによって、いわゆる噴射又は散布冷
却、又はレールを冷却浴に少なくとも部分的に浸漬する
ことによって行なわれ、その際、ローラ熱の有利な利用
は、従来の技術に属する。
【0006】利用する冷却方法に応じて、レール又はレ
ール部分の強化した冷却のために、通過装置(オースト
リア特許第323224号明細書、ヨーロッパ特許第1
86373号明細書)、冷却ベッド送り装置(ドイツ連
邦共和国特許出願公開第4237991号明細書)、及
び浸漬装置(ドイツ連邦共和国特許第4003363号
明細書、オーストリア特許第402941号明細書)が
公知である。
【0007】相応した化学的組成を有する合金を利用す
る際、それぞれの装置における硬化方法を適用した際
に、まったくレール頭部の走行路面の範囲における高め
られた硬さ及び耐磨耗性及び十分な破損安全性を有する
レールが製造できる。
【0008】レールのための周知の硬化方法及び冷却装
置の大きな欠点として、レール長さに依存する横断面に
わたる組織分布の起こり得る不均一性が見られる。換言
すれば、それぞれの熱処理組織の面割合及び/又はレー
ル横断面における組織割合の位置が、レール長さにわた
って等しくないと、このことは、ますますレール品質に
きわめて不都合な作用を及ぼす。方法パラメータを正確
に維持し、かつ冷却装置を精密に制御したにもかかわら
ず、レール品質に予期されない相違が生じることがあ
り、その際、きわめて手間のかかる品質管理の際に、も
はや品質要求に相当しない個々のレールも生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて本発明は
補助手段を提供し、かつレール横断面において長さにわ
たって一定の組織分布が達成され、かつ高度なレール品
質を保証することができる、初めに挙げたような方法を
示すことを目的として設定する。
【0010】本発明の別の課題は、横断面の表面範囲の
局所的な冷却強さがレール長さにわたって一定に維持さ
れる装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】目的は、本発明による方
法において、次のようにして達成される。すなわちオー
ステナイト組織状態におけるレールが、方向付けられ、
水平に配置され、かつ曲げに対して軸線を一直線に確保
して締付けられ、それから締付け又は曲げ防止を維持し
ながら、レール及び/又は少なくともレール横断面の一
部が、合金のAc3点の上にある温度から、それ自体周
知のように少なくとも一時的に強化して冷却され、かつ
組織が変換させられる。
【0012】本発明によって達成される利点は、大体に
おいてオーステナイト組織状態において方向付けが行な
われ、かつそれからレールから軸線を一直線にして締付
けられた状態において表面において強化して熱が取り除
かれることにある。レール横断面の場合によっては一部
の強化された冷却の間に、レールは、軸線を直線にして
締付けられたままであり、このことは、軸線方向におけ
る比冷却強さの不変性に必要である。膨大な試験は、そ
の少なくとも一部の強化した冷却の間にレールの湾曲が
わずかだけでも生じると、表面範囲における局所的な冷
却曲線が変化することがあり、それにより合金のオース
テナイト状態からの変換の際に組織形成がおおいに影響
を受ける。本発明によれば、レールの熱処理の際の軸線
を一直線にした水平の締付けは、横断面にわたるかつレ
ール長さにわたる材料の一定の特性プロファイルを保証
する。
【0013】方法のとくに経済的な実施は、レールの方
向付け、配置及び軸線を一直線にした締付けが、その変
形台の直後において、ローラ熱を利用して行なわれると
達成することができる。
【0014】しかし装置技術的に横断面にわたる所望の
組織分布に対しても、レールが、直立して、その際にレ
ール頭部が垂直上方に向けられて、締付けられると望ま
しいことがある。その際、レールから噴射冷却によって
熱が取り除かれ、その際、長手方向に見て、横断面の表
面範囲においてレールの高さ軸線に対して対称的に、同
じ大きさの冷却強さが利用されると有利である。
【0015】所望の特性プロファイルを有するレールの
製造確実性を高め、かつ走行面の特別な耐磨耗性を達成
するため、レールが、吊されて、その際にレール頭部が
垂直下方に向けられて、締付けられると有利なことがあ
る。このような配置は、それによりレールから又はレー
ル頭部だけから冷却液内への浸漬によって熱が取り除か
れるので、有利であるともわかった。
【0016】冷却媒体の高い冷却強さを有する所望の温
度への制御された冷却のため、及び強化した冷却の中断
のために、レールの冷却が、時間的に及び/又は場所的
に、横断面の表面範囲に関して間欠的に行なわれると、
変換運動学的に有利なことがある。その際、レールが、
強化した冷却の後に、高い温度において引き延ばして保
持され、かつ/又は停止した空気において室温に冷却さ
せられると、重要なこともある。
【0017】レールの冷却又は硬化又は熱処理が全長さ
において行なわれる方法の利用は、特別な均一性及び高
い品質及びその最適な利用特性の調節に関してとくに望
ましいとわかった。
【0018】本発明の別の課題は、初めに述べたような
装置において、次のようにして解決される。すなわちレ
ール支持手段が、レールに相当する長手方向延び及び曲
げに対する大きな抵抗モーメントを有しかつレールを固
定するための位置決め要素及び/又は取外し可能な締付
け手段を有する支持構造として形成されている。
【0019】曲げ及びねじりに対して硬い支持構造の利
点は、強化された冷却の際に横断面にわたって異なった
質量分布及び/又は異なった冷却強さに基づいて、曲げ
力が形成されたときにも、レールの軸線を直線にした締
付けにある。表面の冷却媒体作用又は冷却媒体濡れに関
して軸線を直線にした締付けの利点は、同様にかなりの
ものである。なぜならそれによりレール長さにわたって
高い均一度でレールの所望の範囲に正確な整列が可能で
あるからである。したがって考慮された横断面領域に対
して所望の冷却速度、したがって所望の組織形成が、高
い精度で達成できる。
【0020】装置技術的にであるが利用に関しても、支
持構造が、少なくとも3つの位置決め要素がなるべく長
手方向延びにわたって0.5mの間隔を置いてそれぞれ
1の位置決め要素を水平に整列可能に配置された溶接構
造として形成されていると望ましいことがある。
【0021】取外し可能な締付け手段が、位置決め要素
に接触するレールのために押し下げ器として形成されて
いると、簡単かつ確実な装置が得られる。
【0022】取外し可能な締付け手段が、水平な長手軸
線方向にレールを位置決めする整列面を有するように形
成されていることも、有利に可能である。
【0023】レールの長さにわたってできるだけ均一な
組織構造を達成するため、又は局所的な冷却強さの著し
い影響を引起こさないために、位置決め要素及び締付け
手段が、レールへの減少した接触面を、例えばくさび形
を有すると有利なことがある。それによりいわゆる“ソ
フトスポット”又はレールの軟らかい斑点を避けること
ができる。
【0024】入念なノズル配置及び/又は大体において
浮遊物質を含まない水の利用の際、レールのための冷却
装置が、長手方向延びにわたって同じ冷却強さを有する
空気及び/又は水による散布区間として形成されている
と望ましいことがある。
【0025】それに反して冷却装置が、冷却液を有する
浸漬槽として形成されている場合、合成手段を追加する
ことによって、浸漬されるレール領域に有効な冷却強さ
を簡単に調節することができる。
【0026】さらにレール支持構造及び冷却装置が、横
断面においてレール垂線の方向に、互いに相対的に可動
であるように、調節が形成されていると、レール部分の
冷却サイクル及び/又は冷却は、とくに効率的に行なう
ことができる。
【0027】支持構造が、水平に整列された位置決め要
素を有する浸漬槽に結合されており、かつレールが、締
付け手段、例えば押し下げ器によって位置決め要素に押
付け可能であると、とくに簡単な装置が形成でき、又は
後からの装備によって製造することができる。その際、
とくに簡単に締付け手段が、押し下げ重りとして形成で
き、かつ少なくともレールの末端範囲に配置することが
できる。
【0028】擬似的に等温の熱処理のために、装置が、
レール又はその横断面部分の不連続的な硬化のために使
用可能であると有利である。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明をそれぞれ1つの実施
方法を図示した図面によって、詳細に説明する。
【0030】図1に、吊した位置においてレール1を軸
線を一直線にして締付ける装置が概略的に示されてい
る。2つの箱プロファイル22、21からねじりに対し
て硬く形成された支持構造2は、可動の片状の位置決め
要素3、3’を有し、これらの位置決め要素は、レール
1のための大体において水平の接触面31、31’を有
する。レール1を運び込み、かつ位置決め要素3、3’
を閉じた後に、それぞれ1つの締付け要素41が、例え
ば液圧操作可能なピストンによって軸線を一直線にした
レールの締付けを保証することができ、このレールは、
引続き例えば支持構造2を下降することによって、冷却
装置5、例えば冷却液52を有する浸漬槽51内に運ば
れる。少なくともレール1の一部を少なくとも部分的に
冷却した後に、これは、支持構造2の方向Hにおける持
ち上げによって冷却媒体から運び出すことができ、かつ
締付け手段4’及び位置決め要素3をゆるめた際に降ろ
すことができる。
【0031】図2は、曲げを防止して支持構造2に直立
して締付けられたレール1を示している。与えられた支
持構造2は、例えば下側及び上側のフレーム箱21、2
2からなり、これらの箱は、ねじりに対して硬く互いに
結合されいる。軸線を一直線にした締付けのために、位
置決め部分23へのレール1の取付け、及び例えば液圧
手段6による内方揺動により斜めの接触面31、31’
を有する位置決め要素3、3’の閉鎖が行なわれる。
【0032】図3に、支持構造2の側方に配置されたフ
レーム要素21、22を有する本発明による装置が開示
されている。接触面31、31’を有する位置決め要素
3、3’によって支持されるレール1の締付けのため
に、締付け手段4、4’は、回転中心42、42’の周
りで揺動し、かつその接触面41、41’は、レール脚
に押付けられ、かつこのようにしてレール1は固定され
る。相対運動Hにより、冷却媒体52内へのレールの浸
漬を行なうことができる。
【0033】図4に、レール1の水平の整列が再び概略
的に示されている。レール1は、レール頭部11を下方
に向けて、冷却液52を有する冷却装置5の浸漬槽51
内に運び込まれ、かつこの中に配置された位置決め要素
3によって支持される。軸線を直線にした水平な位置に
締付けるため、保持手段42によって可動の押し下げ重
り40をレール1上に載せることが行なわれ、その際、
位置決め要素3、3’は、例えば0.5mmの接触面3
1、31’におけるわずかなギャップを形成するために
下降することができる。冷却装置5からレール1を取出
すために、押し下げ重り40の持ち上げ、及び位置決め
要素3、3’の上昇が行なわれる。しかし冷却装置5の
下降を行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付け手段の垂直な押付けによって吊したレー
ルの浸漬熱処理を行なう装置の図である。
【図2】直立したレールの散布熱処理を行なう装置の図
である。
【図3】締付け手段の回転押付けによる装置の図であ
る。
【図4】締付け手段として押し下げ重りを有する装置の
図である。
【符号の説明】
1 レール 2 支持構造 3 位置決め要素 4 締付け手段 5 冷却装置 40 押し下げ器 41 整列面 42 整列面 50 散布区間 51 浸漬槽 52 冷却液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト・ケツク オーストリア国ザンクト・ペーテル−フラ イエンシユタイン・シエルゲルホフジード ルング2 (72)発明者 ペーテル・ポイントネル オーストリア国レオーベン・リヒトハルト ヴエーク2 Fターム(参考) 4K042 AA04 BA10 BA14 DA01 DD03 DD04 EA01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーステナイト分子構造から室温におい
    て安定な所望のものに組織を変換することによって、強
    化した冷却によりレール又は少なくともそのレール頭部
    を硬化する方法において、オーステナイト組織状態にお
    けるレールが、方向付けられ、水平に配置され、かつ曲
    げに対して軸線を一直線に確保して締付けられ、それか
    ら締付け又は曲げ防止を維持しながら、レール及び/又
    は少なくともレール横断面の一部が、合金のAc3点の
    上にある温度から、それ自体周知のように少なくとも一
    時的に強化して冷却され、かつ組織が変換させられるこ
    とを特徴とする、レール又は少なくともそのレール頭部
    を硬化する方法。
  2. 【請求項2】 レールの方向付け、配置及び軸線を一直
    線にした締付けが、その変形台の直後において、ローラ
    熱を利用して行なわれることを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 レールが、直立して、その際にレール頭
    部が垂直上方に向けられて、締付けられることを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 レールが、吊されて、その際にレール頭
    部が垂直下方に向けられて、締付けられることを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 レールから噴射冷却によって熱が取り除
    かれ、その際、長手方向に見て、横断面の表面範囲にお
    いてレールの高さ軸線に対して対称的に、同じ大きさの
    冷却強さが利用されることを特徴とする、請求項1ない
    し4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 レールから冷却液内への浸漬によって熱
    が取り除かれることを特徴とする、請求項1ないし4の
    1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 レールの冷却が、時間的に及び/又は場
    所的に、横断面の表面範囲に関して間欠的に行なわれる
    ことを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 レールが、強化した冷却の後に、高い温
    度において引き延ばして保持され、かつ/又は停止した
    空気において室温に冷却させられることを特徴とする、
    請求項1ないし7の1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 50mより長い、なるべく90mより長
    い長さを有するレールの冷却又は硬化のための、請求項
    1ないし8の1つに記載の方法の利用。
  10. 【請求項10】 大体においてレール支持手段及び冷却
    装置からなり、オーステナイト分子構造から室温におい
    て安定な所望のものに組織を変換することによって、強
    化した冷却によりレール又は少なくともそのレール頭部
    を硬化する装置において、レール支持手段が、レール
    (1)に相当する長手方向延び及び曲げに対する大きな
    抵抗モーメントを有しかつレール(1)を固定するため
    の位置決め要素(3)及び/又は取外し可能な締付け手
    段(4)を有する支持構造(2)として形成されている
    ことを特徴とする、レール又は少なくともそのレール頭
    部を硬化する装置。
  11. 【請求項11】 支持構造(2)が、少なくとも3つの
    位置決め要素(3)がなるべく長手方向延びにわたって
    0.5mの間隔を置いてそれぞれ1つの位置決め要素
    (3)を水平に整列可能に配置された溶接構造として形
    成されていることを特徴とする、請求項10に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 取外し可能な締付け手段(4)が、位
    置決め要素(3)に接触するレール(1)のために押し
    下げ器(41)として形成されていることを特徴とす
    る、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 取外し可能な締付け手段(4)が、水
    平な長手軸線方向にレール(1)を位置決めする整列面
    (41,42)を有するように形成されていることを特
    徴とする、請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 位置決め要素(3)及び締付け手段
    (4)が、レール(1)への減少した接触面を、例えば
    くさび形を有することを特徴とする、請求項10ないし
    13の1つに記載の装置。
  15. 【請求項15】 レール(1)のための冷却装置(5)
    が、長手方向延びにわたって同じ冷却強さを有する空気
    及び/又は水(52,52’,52”)による散布区間
    (50)として形成されていることを特徴とする、請求
    項10ないし14の1つに記載の装置。
  16. 【請求項16】 冷却装置(5)が、冷却液(52)を
    有する浸漬槽(51)として形成されていることを特徴
    とする、請求項10ないし14の1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】 レール支持構造(2)及び冷却装置
    (5)が、横断面においてレール垂線(H)の方向に、
    互いに相対的に可動であることを特徴とする、請求項1
    0ないし16の1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】 支持構造(2)が、水平に整列された
    位置決め要素(3)を有する浸漬槽(51)に結合され
    ており、かつレール(1)が、締付け手段(4)、例え
    ば押し下げ器(40)によって位置決め要素(3)に押
    付け可能であることを特徴とする、請求項10ないし1
    7の1つに記載の装置。
  19. 【請求項19】 締付け手段(4)が、押し下げ重り
    (40)として形成されており、かつ少なくともレール
    (1)の末端範囲に配置されていることを特徴とする、
    請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 装置が、レール(1)又はその横断面
    部分の不連続的な硬化のために使用可能であることを特
    徴とする、請求項10ないし19の1つに記載の装置。
  21. 【請求項21】 装置が、50mより長い、なるべく9
    0mより長い長さを有するレールを硬化するために、相
    応する長さを有することを特徴とする、請求項10ない
    し20の1つに記載の装置。
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