JP2002047362A - 貼合成形用加飾フィルム及び加飾フィルム貼合成形品 - Google Patents
貼合成形用加飾フィルム及び加飾フィルム貼合成形品Info
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Abstract
優れた該貼合成形用加飾フィルム及び加飾フィルム貼合
成形品の提供。 【解決手段】 ポリアミド樹脂(A)10〜89.5重
量部、ゴム強化スチレン系樹脂(B)10〜89.5重
量部、(A)と(B)との相溶化剤(C)0.5〜50
重量部〔但し(A)、(B)、および(C)の合計を1
00重量部とする〕からなる樹脂組成物をフィルム成形
してなる貼合成形用加飾フィルム。
Description
ィルム及び該加飾フィルムを貼合した加飾フィルム貼合
成形品に関するものである。詳しくは、ポリアミド樹脂
とゴム強化スチレン系樹脂および相溶化剤からなる樹脂
組成物をフィルム成形して得られた貼合成形用加飾フィ
ルム及び該加飾フィルムを貼合してなる加飾フィルム貼
合成形品に関するものである。
スポイラー、バンパー等、とりわけ車両用外装部品に各
種のプラスチック材料が使用されるようになってきてお
り、これらプラスチック材料に対する要求も多岐に亘っ
ている。例えば外板パネルについていえば高いレベルの
耐衝撃性と外観意匠性が求められている。これら外装部
品はその意匠性といった観点からウレタン塗装、メラミ
ン塗装等の表面塗装が施されるケースが多いが、表面塗
装することにより塗装後の成形品の耐衝撃性の低下が大
きいことから製品の意匠性と製品素材の高い耐衝撃性と
のバランスが要求される。
る方法に替えて、基材の成形品表面に加飾用フィルムを
貼合する場合、一般的には基材の成形品と加飾用フィル
ムとの接着性が十分でなく剥がれてしまうといった問題
があり接着剤等の使用が必要であった。
脂を基材としてなる成形品に外観意匠性等の機能性を付
与するための貼合用加飾フィルムを提供すること、及び
耐衝撃性、外観意匠性のバランスに優れ、かつ塗装工程
を排除することによるコスト合理性に優れた加飾フィル
ム貼合成形品の提供を目的とするものである。
(1)ポリアミド樹脂(A)10〜89.5重量部、ゴ
ム強化スチレン系樹脂(B)10〜89.5重量部、
(A)と(B)との相溶化剤(C)0.5〜50重量部
〔但し(A)、(B)、および(C)の合計を100重
量部とする〕からなる樹脂組成物をフィルム成形してな
る貼合成形用加飾フィルム、(2)(1)記載のフィル
ムを接着層とし、更に外観意匠性、耐候性、耐傷つき性
等の機能性を付与してなる他樹脂フィルムとの2層ない
し多層フィルムとした貼合成形用加飾フィルム、(3)
(1)または(2)記載の加飾フィルムを予め金型内に
装着し、基材として熱可塑性樹脂を該金型内に射出成形
することにより得られる加飾フィルム貼合成形品、
(4)熱可塑性樹脂がポリアミド樹脂とゴム強化スチレ
ン系樹脂からなるアロイ樹脂である(3)記載の加飾フ
ィルム貼合成形品を提供するものである。
ィルムを構成するポリアミド樹脂(A)としては、ナイ
ロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン61
0、ナイロン612、ナイロン116、ナイロン11、
ナイロン12、ナイロン6I、ナイロン6/66、ナイ
ロン6T/6I、ナイロン6/6T、ナイロン66/6
T、ポリトリメチルヘキサメチレンテレフタルアミド、
ポリビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンドデカミ
ド、ポリビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシ
ル)メタンドデカミド、ポリメタキシリレンアジパミ
ド、ナイロン11T、ポリウンデカメチレンヘキサヒド
ロテレフタルアミド等が挙げられる。なお、上記”I”
はイソフタル酸成分、”T”はテレフタル酸成分を示
す。
46、ナイロン66、ナイロン6T/6I、ナイロン6
/6T、ナイロン66/6Tが好ましい。
構成するゴム強化スチレン系樹脂(B)とは、ゴム状重
合体と芳香族ビニル系単量体および必要に応じて共重合
可能な他の単量体からなる樹脂であり、詳しくは、ゴム
状重合体の存在下に芳香族ビニル系単量体および必要に
応じて共重合可能な他の単量体をグラフト重合してなる
グラフト重合体(b−1)又は該グラフト重合体(b−
1)と芳香族ビニル系単量体および必要に応じて共重合
可能な他の単量体を重合してなる共重合体(b−2)か
らなるものである。上記ゴム状重合体、芳香族ビニル系
単量体および共重合可能な他の単量体の組成割合には特
に制限はないが、ゴム状重合体10〜80重量%、芳香
族ビニル系単量体20〜90重量%および共重合可能な
他の単量体0〜70重量%であることが好ましく、特に
共重合可能な他の単量体として、シアン化ビニル単量体
および/または不飽和カルボン酸アルキルエステル系単
量体を使用することが好ましい。最も好ましくは、ゴム
状重合体10〜60重量%、芳香族ビニル系単量体20
〜80重量%およびシアン化ビニル単量体および/また
は不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体10〜7
0重量%である。
するゴム状重合体としては、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン、スチレン−ブタジエン系ゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエン系ゴム等のジエン系ゴム、エチレン−プ
ロピレン系ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム
等のエチレン−αオレフィン系ゴム、アクリル系ゴム、
シリコン系ゴム、塩素化ポリエチレン系ゴム等が挙げら
れる。
する芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、パラメチルスチレン、クロルスチレン、
ブロムスチレン等が挙げられ、1種または2種以上用い
ることができる。特にスチレン、α−メチルスチレンが
好ましい。
する共重合可能な他の単量体としては、シアン化ビニル
系単量体、不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量
体、マレイミド系単量体等が挙げられるが、特にシアン
化ビニル系単量体および/または不飽和カルボン酸アル
キルエステル系単量体が好ましい。シアン化ビニル系単
量体としてはアクリロニトリル、メタクリロニトリル等
が挙げられ、1種または2種以上用いることができる。
特にアクリロニトリルが好ましい。不飽和カルボン酸ア
ルキルエステル系単量体としては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、メチルメタアクリレート、エ
チルメタアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト等が挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特にメチルメタアクリレートが好ましい。マレイミ
ド系単量体としては、マレイミド、メチルマレイミド、
エチルマレイミド、N−フェニルマレイミド、O−クロ
ル−N−フェニルマレイミド等が挙げられ、1種または
2種以上用いることができる。特にマレイミド、N−フ
ェニルマレイミドが好ましい。
するグラフト重合体(b−1)および共重合体(b−
2)の重合方法については特に制限はなく、公知の乳化
重合法、塊状重合法、懸濁重合法、溶液重合法を採用す
ることができ、またその際に使用する乳化剤、開始剤、
その他各種助剤については公知のものが使用でき何ら限
定はない。
構成する上記ポリアミド樹脂(A)およびゴム強化スチ
レン系樹脂(B)との相溶化剤(C)としては、該
(B)成分を構成する芳香族ビニル系単量体およびポリ
アミド樹脂(A)の末端基と反応性を有する官能基含有
ビニル系単量体、さらに必要に応じて共重合可能な他の
単量体とを重合してなる変性共重合体である。
ン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレン、クロル
スチレン、ブロムスチレン等が挙げられ、1種または2
種以上用いることができる。特にスチレン、α−メチル
スチレンが好ましい。また、ポリアミド樹脂(A)の末
端基と反応性を有する官能基含有ビニル系単量体として
は、例えばカルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキシ
基、アミノ基又はオキサゾリン基を有するビニル系単量
体等が挙げられる。カルボキシル基を含有するビニル系
単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フタル酸、イタコン酸、無水マレイン酸等が、ヒド
ロキシル基を含有するビニル系単量体としては、アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、メタク
リル酸3−ヒドロキシプロピル等が、エポキシ基を含有
するビニル系単量体としては、アクリル酸グリシジル、
メタクリル酸グリシジル、イタコン酸グリシジル、アリ
ルグリシジルエーテル、p−グリシジルスチレン等が、
アミノ基を含有するビニル系単量体としては、アクリル
アミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミ
ド、アクリル酸アミノエチル、アクリル酸プロピルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタク
リル酸エチルアミノプロピル等が、オキサゾリン基を含
有するビニル系単量体としては、2−ビニル−2−オキ
サゾリン、5−メチル−2−ビニル−2−オキサゾリ
ン、2−イソプロペニル−オキサゾリン、2−アクロイ
ル−オキサゾリン、2−スチリル−オキサゾリン等が挙
げられ、それぞれ1種または2種以上用いることができ
る。さらに、上記芳香族ビニル系単量体および官能基含
有ビニル系単量体と共重合可能な他の単量体としては、
ゴム強化スチレン系樹脂(B)の項で述べたものと同様
の単量体を挙げることができるが、特にシアン化ビニル
系単量体および/または不飽和カルボン酸アルキルエス
テル系単量体が好ましい。上記相溶化剤(C)として使
用される変性共重合体を構成する各成分の組成割合につ
いては特に制限はないが、芳香族ビニル系単量体10〜
99.9重量%およびポリアミド樹脂(A)の末端基と
反応性を有する官能基含有ビニル系単量体0.1〜90
重量%および共重合可能な他の単量体0〜89.9重量
%であることが好ましく、特に芳香族ビニル系単量体1
0〜89.9重量%およびポリアミド樹脂(A)の末端
基と反応性を有する官能基含有ビニル系単量体0.1〜
80重量%およびシアン化ビニル系単量体および/また
は不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体10〜8
9.9重量%でからなる変性共重合体が好ましい。
共重合体の重合方法については特に制限はなく、公知の
乳化重合法、塊状重合法、懸濁重合法、溶液重合法を採
用することができ、またその際に使用する乳化剤、開始
剤、その他各種助剤については公知のものが使用でき何
ら限定はない。
は、上記ポリアミド樹脂(A)10〜89.5重量部、
ゴム強化スチレン系樹脂(B)10〜89.5重量部、
(A)と(B)との相溶化剤(C)0.5〜50重量部
〔但し(A)、(B)、および(C)の合計を100重
量部とする〕からなる樹脂組成物をフィルム成形して得
られるものである。ポリアミド樹脂(A)10重量部未
満では、接着性が劣り、また89.5重量部を超えるフ
ィルム強度が低下するため好ましくない。ゴム強化スチ
レン系樹脂(B)10重量部未満ではフィルム強度が低
下し、また89.5重量部を超えると接着性が劣るため
好ましくない。相溶化剤(C)が0.5重量部未満また
は50重量部を超えるとフィルム強度および接着性が劣
るため好ましくない。
に応じて通常の添加剤、例えば酸化防止剤、熱安定剤、
光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、さらには
意匠性を付与するために各種顔料、染料等を配合するこ
とができる。
については特に制限はなく、従来公知の方法を採用する
ことができる。例えば、押出成形機を通してTダイ法や
カレンダー法により成形し、通常、100μm〜1.0
mmの貼合成形用加飾フィルムを得ることができる。ま
た、本発明においては、上記貼合成形用加飾フィルムを
得るに際し、必要に応じ、更に外観意匠性、耐候性、耐
傷つき性等の機能性を付与してなる、通常、100μm
〜1.0mmの他樹脂フィルムとの2層ないし多層フィ
ルムとして得ることも可能である。このような機能性を
付与する樹脂フィルムとしては、例えばアクリル樹脂フ
ィルム、ABSフィルム、ポリエステルフィルム等が挙
げられる。
2層または多層の貼合成形用加飾フィルムを予め金型内
に装着し、基材とする熱可塑性樹脂を該金型内に射出成
形することにより、加飾フイルム貼合成形品として得る
ことができる。
性樹脂としては特に制限はなく、ポリアミド樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフェニレン
エーテル樹脂等のエンジニアリングプラスチック、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポ
リスチレン、HIPS樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、
AAS樹脂等の(ゴム強化)スチレン系樹脂、アクリル
樹脂等を挙げることができる。これらのうち、特に、ゴ
ム強化スチレン系樹脂単独またはこれと他の熱可塑性樹
脂とのアロイ樹脂が好ましく、さらに、ゴム強化スチレ
ン系樹脂とポリアミド樹脂とのアロイ樹脂が最も好まし
い。特にゴム強化スチレン系樹脂とポリアミド樹脂との
アロイ樹脂においては、上記加飾フイルムにて述べた相
溶化剤(C)成分を配合させることが望ましい。
本発明はこれにより何ら制限を受けるものでは無い。ま
た、部および%は何れも重量基準で示した。
ニチカナイロン6 A1030BRL
化重合法に基づき、ポリブタジエンラテックス50重量
%(固形分)の存在下にスチレン35重量%およびアク
リロニトリル15重量%をグラフト重合してなるグラフ
ト重合体を得た。また、公知の塊状重合法により、スチ
レン70重量%およびアクリロニトリル30重量%を重
合してなる共重合体を得た。該グラフト重合体および共
重合体につき、60/40(重量比)の割合で混合し、
ゴム含有量30重量%のゴム強化スチレン系樹脂を得
た。
り、スチレン70重量%、アクリロニトリル25重量%
およびメタクリル酸5重量%を重合してなる変性共重合
体を得た。
ン6 A1030BRL)、上記ゴム強化スチレン系樹
脂(B)および上記相溶化剤(C)を表1に示す配合割
合で混合し、40mm二軸押出機を用いて250℃で溶
融混合、ペレットとした後、40mm単層用フィルム押
出成形機にて単層フィルムを作成した。また、1層目ま
たは2層目の樹脂フィルムとしてポリメチルメタアクリ
レート(PMMA)フィルムを用いて40mm/25m
m2層用フィルム押出成形機にて2層フィルムを作成し
た。フィルムの厚さは単層が500μm、2層フィルム
は1層目が250μm、2層目を250μmとし、フィ
ルム押出成形機の温度条件は何れも260℃とした。上
記で得られたフィルム(単層または2層)を巾100m
m×長さ150mm×厚さ3mmの平板形状を得られる
射出成形用金型内にインサートした後、基材の熱可塑性
樹脂*を射出成形・冷却固化させ、加飾フィルム貼合成
形品を得た。得られた成形品につき基材とフィルムとの
接着性及び各物性を測定した。結果を表2に示す。*熱
可塑性樹脂(PA/ABS:日本エイアンドエル(株)
製 テクニエース TA−1500、ABS:日本エイア
ンドエル(株)製 クララスチック GA−501、P
C:住友ダウ(株)製 カリバー 200−13、PP0
/PA:住友化学工業(株)製 アートリー X15L) なお、比較例4については、加飾フィルムを貼合しない
成形品を別途成形し、イソプロピルアルコールにて脱脂
処理した後、アクリルウレタン系塗料(主剤:日本油脂
(株)製 HU60/硬化剤:日本油脂(株)製 1M−
GRN/シンナー:日本油脂(株)製 ハイウレタンN
o.6000)をスプレー塗装し、80℃防爆式オーブ
ンで焼き付け乾燥(塗膜30μm)したものを試験に供
した。
直径50mmの円形台上に平板をフィルム貼合面が上面
となる様に設置し、撃芯半径1/4インチ上に任意の高
さから5kgの落錘を落とし、平板の割れない領域のエ
ネルギー値を測定した。 落錘衝撃値;5kg×落錘高さ(J)[落錘高さ:平板
の割れない最高高さとし、100cmを上限とした] また衝撃を与えた後のフィルムと基材の層間の剥離程度
を目視にて判定した。測定温度は23℃とした。 衝撃後の接着性;○ 剥離なし、× 剥離
ム貼合成形品のフィルム貼合面にカッターナイフで縦横
11本の切り口を2mm間隔で入れ100個の桝目がで
きるように碁盤目状の切り傷を入れる。室温で碁盤目上
に粘着テープを密着させテープの端を上方へ急激に剥が
す。100個の桝目中のフィルムが剥がれない割合を測
定した。 接着性;(100−剥離した数)/100×100
(%)
性樹脂を基材としてなる成形品に外観意匠性等の機能性
を付与するための貼合用加飾フィルムが得られるもので
あり、また該貼合成形用加飾フィルムは耐衝撃性、接着
性、外観意匠性のバランスに優れ、かつ塗装工程を排除
することによるコスト合理性に優れた加飾フィルム貼合
成形品が得られるものである。
Claims (4)
- 【請求項1】ポリアミド樹脂(A)10〜89.5重量
部、ゴム強化スチレン系樹脂(B)10〜89.5重量
部、(A)と(B)との相溶化剤(C)0.5〜50重
量部〔但し(A)、(B)、および(C)の合計を10
0重量部とする〕からなる樹脂組成物をフィルム成形し
てなる貼合成形用加飾フィルム。 - 【請求項2】請求項1のフィルムを接着層とし、更に外
観意匠性、耐候性、耐傷つき性等の機能性を付与してな
る他樹脂フィルムとの2層ないし多層フィルムとしてな
る貼合成形用加飾フィルム。 - 【請求項3】請求項1または2記載の加飾フィルムを予
め金型内に装着し、基材として熱可塑性樹脂を該金型内
に射出成形することにより得られる加飾フィルム貼合成
形品。 - 【請求項4】熱可塑性樹脂がポリアミド樹脂とゴム強化
スチレン系樹脂からなるアロイ樹脂である請求項3記載
の加飾フィルム貼合成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232457A JP4766734B2 (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 貼合成形用加飾フィルム及び加飾フィルム貼合成形品 |
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- 2000-07-31 JP JP2000232457A patent/JP4766734B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4766734B2 (ja) | 2011-09-07 |
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