JP2002046907A - フィルム基板の搬送装置 - Google Patents

フィルム基板の搬送装置

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JP2002046907A
JP2002046907A JP2000231258A JP2000231258A JP2002046907A JP 2002046907 A JP2002046907 A JP 2002046907A JP 2000231258 A JP2000231258 A JP 2000231258A JP 2000231258 A JP2000231258 A JP 2000231258A JP 2002046907 A JP2002046907 A JP 2002046907A
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JP
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film substrate
rotating shaft
transport
carrying
pitch
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JP2000231258A
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English (en)
Inventor
Kenichi Muto
健一 武藤
Toru Goto
徹 後藤
Yoshio Ichikawa
良雄 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo High Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム基板の曲がりや、よじれ等を修正し
て、まっすぐにフィルム基板を搬送すること。 【解決手段】 搬送用パルスモータが1ピッチに相当す
る所定パルス分だけ通電されると、各プーリ7、14及
び伝達ベルト15を介して回動軸9を回動させて、歯車
33、34を回転させることにより回動軸34も回動さ
せ、フィルム基板12を挟持している搬送用下ローラー
13、13と前記搬送用上ローラー28とで該フィルム
基板12を1ピッチ分搬送させる。次いで、所定長さ搬
送し終えたら前記搬送用パルスモータ3は停止し、その
後前記シリンダー35を作動させてそのロッドをスプリ
ング32に抗して上昇させて、前記揺動部材21を揺動
させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて該ロ
ーラー28をフィルム基板12から離反させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム基板の搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム基板をローラーで挟み込んで間
欠的に搬送する装置にあっては、前記ローラーの接触具
合などの問題により、まっすぐにフィルム基板を搬送で
きないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、前記フィルム基
板の搬送方向と直交する両サイドに設けられる一対のロ
ーラーの接触荷重のばらつき、フィルム基板の厚さのば
らつき、ローラーの加工精度、組付け公差による平行度
などから、まっすぐにフィルム基板を搬送できないこと
がある。
【0004】そこで、本発明はフィルム基板の曲がり
や、よじれ等を修正して、まっすぐにフィルム基板を搬
送することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明は、
搬送用モータの通電により一対のプーリ及び該プーリ間
に張設した伝達装置を介して基台に設けた第1の回動軸
を回動させて、該回動軸に固定された歯車及びこれと噛
み合う歯車を回転させることにより第2の回動軸も回動
させ、前記第1の回動軸に設けられた一対の搬送用下ロ
ーラーと前記第2の回動軸に設けられた搬送用上ローラ
ーとで該フィルム基板を挟持しつつ1ピッチずつ搬送さ
せるフィルム基板の搬送装置であって、前記フィルム基
板のよじれ等を解くために前記搬送用上ローラーを当該
フィルム基板から離反させる離反装置を設けたことを特
徴とする。
【0006】また第2の発明は、前記基台に揺動可能に
支持された揺動部材に前記第2の回動軸を回動可能に軸
支し、押し上げ部材で前記揺動部材を揺動させることに
より前記搬送用上ローラーを当該フィルム基板から離反
させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図に基づき、本発明の実施の形態
を以下説明する。2は搬送方向から見てコの字形状を呈
した当該搬送装置1の基台で、該基台2の背面には後述
のフィルム基板12を所定長さのピッチずつ間欠的に搬
送するための搬送用パルスモータ3が固定された取付板
4がビス5で取付けられている。
【0008】前記搬送用パルスモータ3の駆動軸6にプ
ーリ7を設け、前記基台2の両側壁8、8間には回動軸
9をベアリング10、11を介して橋架し、該ベアリン
グ10、11間の前記回動軸9の中間部にはフレッキシ
ブルなフィルム基板12を搬送するための一対の搬送用
下ローラー13、13を設けると共に前記回動軸9の前
面側端部にはプーリ14を設け、両プーリ7、14間に
は伝達ベルト15(伝達装置)を張設する。従って、前
記搬送用パルスモータ3が運転すると、各プーリ7、1
4及び伝達ベルト15を介して回動軸9が回動すること
となる。
【0009】前記フィルム基板12の一端は当該搬送装
置1に連結された上流側装置(図示せず)のリールに巻
かれた状態にあり、当該搬送装置1を経由して下流側装
置(図示せず)のリールに巻かれるものである。
【0010】20は前記基台2の前面側の側壁8の左部
に固定された支持部材で、該支持部材20の上端には揺
動部材21がコイルバネ23が巻装された支軸22を介
して軸支されている。そして、前記コイルバネ23によ
り前記揺動部材21は、図2において反時計方向に付勢
されている。
【0011】24は前記揺動部材21の中間部にベアリ
ング25を介して回動可能に軸支された回動軸で、該回
動軸24の他端もベアリング26を介して揺動片27に
回動可能に支持されている。該回動軸24の中間部に
は、搬送用上ローラー28が固定されている。
【0012】図2における前記揺動部材21の右端部に
固定された止め具30と前記側壁8に固定された止め具
31との間には、引っ張り用のスプリング32が設けら
れており、前記フィルム基板12を前記一対の搬送用下
ローラー13、13と前記搬送用上ローラー28とで挟
持するように付勢する。
【0013】なお、前記回動軸9及び回動軸24の前端
部には、互いに噛み合う歯車33、34が固定されてお
り、前記搬送用パルスモータ3が運転して回動軸9が回
動すると、歯車33、34が回転して回動軸34も回動
して、前記フィルム基板12を挟持している搬送用下ロ
ーラー13、13と前記搬送用上ローラー28とで該基
板12を図2における左方から右方に搬送することとな
る。
【0014】図2及び図3に示す35は前側の側壁8に
固定された離反装置としてのシリンダー(押し上げ部
材)で、作動すると上昇するそのロッドが前記揺動部材
21に設けられたカムフォロアー36を介して該揺動部
材21を前記支軸22を支点として反時計方向に揺動さ
せることとなる。
【0015】以上の構成により、以下動作について説明
する。これからフィルム基板12を初めて搬送する初期
挿入時には、前記フィルム基板12の全体を端から端ま
で流すこととなるが、通常搬送動作における搬送ピッチ
よりも大きなピッチずつ搬送する。即ち、図示しない制
御装置が前記搬送用パルスモータ3を所定パルス分だけ
通電させ、各プーリ7、14及び伝達ベルト15を介し
て回動軸9を回動させて、歯車33、34を回転させる
ことにより回動軸34も回動させ、前記フィルム基板1
2を挟持している搬送用下ローラー13、13と前記搬
送用上ローラー28とで該基板12を図2における左方
から右方に搬送させる。
【0016】次いで、所定長さ搬送し終えたら前記搬送
用パルスモータ3は停止し、その後前記シリンダー35
を作動させてそのロッドをスプリング32に抗して上昇
させて、前記揺動部材21を図2における反時計方向に
揺動させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて
該ローラー28をフィルム基板12から離反させ、その
後作動を止めてロッドを下降させることにより、該フィ
ルム基板12の曲がりやよじれ等を修正する。即ち、制
御装置は所定数の駆動パルスを前記搬送用パルスモータ
3に発信した後、駆動が停止予定時間を計算して、その
予定時間経過後に前記シリンダー35を作動させて修正
するものである。
【0017】この一連の動作を繰り返し、フィルム基板
12の初期挿入時には、前記フィルム基板12の全体を
端から端まで流す。
【0018】これにより、一対の搬送用下ローラー1
3、13の接触荷重のばらつき、フィルム基板12の厚
さのばらつき等があって、該フィルム基板12がよじれ
等を起こしても、修正され、まっすぐに搬送することが
できる。
【0019】次に、前記フィルム基板12を所定長さの
ピッチずつ間欠的に搬送する通常の搬送動作について、
説明する。この場合も前述と同様に、制御装置が前記搬
送用パルスモータ3を1ピッチに相当する所定パルス分
だけ通電させ、各プーリ7、14及び伝達ベルト15を
介して回動軸9を回動させて、歯車33、34を回転さ
せることにより回動軸34も回動させ、前記フィルム基
板12を挟持している搬送用下ローラー13、13と前
記搬送用上ローラー28とで該フィルム基板12を図2
における左方から右方に1ピッチ分搬送させる。
【0020】次いで、所定長さ搬送し終えたら前記搬送
用パルスモータ3は停止し、その後前記シリンダー35
を作動させてそのロッドをスプリング32に抗して上昇
させて、前記揺動部材21を図2における反時計方向に
揺動させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて
該ローラー28をフィルム基板12から離反させ、その
後作動を止めてロッドを下降させることにより、該フィ
ルム基板12の曲がりやよじれ等を修正する。
【0021】以下同様に前述の動作を繰り返し、当該フ
ィルム基板12を1ピッチずつ搬送すると共に、1ピッ
チの搬送毎に前記シリンダー35を作動させて該フィル
ム基板12のよじれ等を修正する。
【0022】尚、本実施形態では、前述のように1ピッ
チの搬送毎に前記シリンダー35を作動させるようにし
たが、これに限らず、例えば2ピッチ、あるいは3ピッ
チ等の搬送毎に作動させるようにしても良い。
【0023】更には、図示しないが前記フィルム基板1
2の曲がりやよじれを検出するセンサーを設けて、該セ
ンサーがよじれ等を検出したときに、前記シリンダー3
5を作動させるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィルム
基板の曲がりや、よじれ等を修正して、まっすぐにフィ
ルム基板を搬送することができる。従って、フィルム基
板を傷つけたり、ジャムを起こすことを減少することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送装置の縦断側面図である。
【図2】搬送装置の正面図である。
【図3】シリンダー(押し上げ部材)の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 基台 3 搬送用パルスモータ 7、14 プーリ 9 回動軸 12 フィルム基板 13 搬送用下ローラー 15 伝達ベルト 21 揺動部材 24 回動軸 28 搬送用上ローラー 33、34 歯車 35 シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 市川 良雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3F103 AA03 BA01 BA25 EA15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送用モータの通電により一対のプーリ
    及び該プーリ間に張設した伝達装置を介して基台に設け
    た第1の回動軸を回動させて、該回動軸に固定された歯
    車及びこれと噛み合う歯車を回転させることにより第2
    の回動軸も回動させ、前記第1の回動軸に設けられた一
    対の搬送用下ローラーと前記第2の回動軸に設けられた
    搬送用上ローラーとで該フィルム基板を挟持しつつ1ピ
    ッチずつ搬送させるフィルム基板の搬送装置であって、
    前記フィルム基板のよじれ等を解くために前記搬送用上
    ローラーを当該フィルム基板から離反させる離反装置を
    設けたことを特徴とするフィルム基板の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記基台に揺動可能に支持された揺動部
    材に前記第2の回動軸を回動可能に軸支し、押し上げ部
    材で前記揺動部材を揺動させることにより前記搬送用上
    ローラーを当該フィルム基板から離反させることを特徴
    とする請求項1に記載のフィルム基板の搬送装置。
JP2000231258A 2000-07-31 2000-07-31 フィルム基板の搬送装置 Pending JP2002046907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108995225A (zh) * 2018-07-04 2018-12-14 合肥欧语自动化有限公司 一种自动化辊压装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108995225A (zh) * 2018-07-04 2018-12-14 合肥欧语自动化有限公司 一种自动化辊压装置

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