JP2002046907A - フィルム基板の搬送装置 - Google Patents
フィルム基板の搬送装置Info
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Abstract
て、まっすぐにフィルム基板を搬送すること。 【解決手段】 搬送用パルスモータが1ピッチに相当す
る所定パルス分だけ通電されると、各プーリ7、14及
び伝達ベルト15を介して回動軸9を回動させて、歯車
33、34を回転させることにより回動軸34も回動さ
せ、フィルム基板12を挟持している搬送用下ローラー
13、13と前記搬送用上ローラー28とで該フィルム
基板12を1ピッチ分搬送させる。次いで、所定長さ搬
送し終えたら前記搬送用パルスモータ3は停止し、その
後前記シリンダー35を作動させてそのロッドをスプリ
ング32に抗して上昇させて、前記揺動部材21を揺動
させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて該ロ
ーラー28をフィルム基板12から離反させる。
Description
送装置に関する。
欠的に搬送する装置にあっては、前記ローラーの接触具
合などの問題により、まっすぐにフィルム基板を搬送で
きないことがある。
板の搬送方向と直交する両サイドに設けられる一対のロ
ーラーの接触荷重のばらつき、フィルム基板の厚さのば
らつき、ローラーの加工精度、組付け公差による平行度
などから、まっすぐにフィルム基板を搬送できないこと
がある。
や、よじれ等を修正して、まっすぐにフィルム基板を搬
送することを目的とする。
搬送用モータの通電により一対のプーリ及び該プーリ間
に張設した伝達装置を介して基台に設けた第1の回動軸
を回動させて、該回動軸に固定された歯車及びこれと噛
み合う歯車を回転させることにより第2の回動軸も回動
させ、前記第1の回動軸に設けられた一対の搬送用下ロ
ーラーと前記第2の回動軸に設けられた搬送用上ローラ
ーとで該フィルム基板を挟持しつつ1ピッチずつ搬送さ
せるフィルム基板の搬送装置であって、前記フィルム基
板のよじれ等を解くために前記搬送用上ローラーを当該
フィルム基板から離反させる離反装置を設けたことを特
徴とする。
支持された揺動部材に前記第2の回動軸を回動可能に軸
支し、押し上げ部材で前記揺動部材を揺動させることに
より前記搬送用上ローラーを当該フィルム基板から離反
させることを特徴とする。
を以下説明する。2は搬送方向から見てコの字形状を呈
した当該搬送装置1の基台で、該基台2の背面には後述
のフィルム基板12を所定長さのピッチずつ間欠的に搬
送するための搬送用パルスモータ3が固定された取付板
4がビス5で取付けられている。
ーリ7を設け、前記基台2の両側壁8、8間には回動軸
9をベアリング10、11を介して橋架し、該ベアリン
グ10、11間の前記回動軸9の中間部にはフレッキシ
ブルなフィルム基板12を搬送するための一対の搬送用
下ローラー13、13を設けると共に前記回動軸9の前
面側端部にはプーリ14を設け、両プーリ7、14間に
は伝達ベルト15(伝達装置)を張設する。従って、前
記搬送用パルスモータ3が運転すると、各プーリ7、1
4及び伝達ベルト15を介して回動軸9が回動すること
となる。
置1に連結された上流側装置(図示せず)のリールに巻
かれた状態にあり、当該搬送装置1を経由して下流側装
置(図示せず)のリールに巻かれるものである。
に固定された支持部材で、該支持部材20の上端には揺
動部材21がコイルバネ23が巻装された支軸22を介
して軸支されている。そして、前記コイルバネ23によ
り前記揺動部材21は、図2において反時計方向に付勢
されている。
ング25を介して回動可能に軸支された回動軸で、該回
動軸24の他端もベアリング26を介して揺動片27に
回動可能に支持されている。該回動軸24の中間部に
は、搬送用上ローラー28が固定されている。
固定された止め具30と前記側壁8に固定された止め具
31との間には、引っ張り用のスプリング32が設けら
れており、前記フィルム基板12を前記一対の搬送用下
ローラー13、13と前記搬送用上ローラー28とで挟
持するように付勢する。
部には、互いに噛み合う歯車33、34が固定されてお
り、前記搬送用パルスモータ3が運転して回動軸9が回
動すると、歯車33、34が回転して回動軸34も回動
して、前記フィルム基板12を挟持している搬送用下ロ
ーラー13、13と前記搬送用上ローラー28とで該基
板12を図2における左方から右方に搬送することとな
る。
固定された離反装置としてのシリンダー(押し上げ部
材)で、作動すると上昇するそのロッドが前記揺動部材
21に設けられたカムフォロアー36を介して該揺動部
材21を前記支軸22を支点として反時計方向に揺動さ
せることとなる。
する。これからフィルム基板12を初めて搬送する初期
挿入時には、前記フィルム基板12の全体を端から端ま
で流すこととなるが、通常搬送動作における搬送ピッチ
よりも大きなピッチずつ搬送する。即ち、図示しない制
御装置が前記搬送用パルスモータ3を所定パルス分だけ
通電させ、各プーリ7、14及び伝達ベルト15を介し
て回動軸9を回動させて、歯車33、34を回転させる
ことにより回動軸34も回動させ、前記フィルム基板1
2を挟持している搬送用下ローラー13、13と前記搬
送用上ローラー28とで該基板12を図2における左方
から右方に搬送させる。
用パルスモータ3は停止し、その後前記シリンダー35
を作動させてそのロッドをスプリング32に抗して上昇
させて、前記揺動部材21を図2における反時計方向に
揺動させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて
該ローラー28をフィルム基板12から離反させ、その
後作動を止めてロッドを下降させることにより、該フィ
ルム基板12の曲がりやよじれ等を修正する。即ち、制
御装置は所定数の駆動パルスを前記搬送用パルスモータ
3に発信した後、駆動が停止予定時間を計算して、その
予定時間経過後に前記シリンダー35を作動させて修正
するものである。
12の初期挿入時には、前記フィルム基板12の全体を
端から端まで流す。
3、13の接触荷重のばらつき、フィルム基板12の厚
さのばらつき等があって、該フィルム基板12がよじれ
等を起こしても、修正され、まっすぐに搬送することが
できる。
ピッチずつ間欠的に搬送する通常の搬送動作について、
説明する。この場合も前述と同様に、制御装置が前記搬
送用パルスモータ3を1ピッチに相当する所定パルス分
だけ通電させ、各プーリ7、14及び伝達ベルト15を
介して回動軸9を回動させて、歯車33、34を回転さ
せることにより回動軸34も回動させ、前記フィルム基
板12を挟持している搬送用下ローラー13、13と前
記搬送用上ローラー28とで該フィルム基板12を図2
における左方から右方に1ピッチ分搬送させる。
用パルスモータ3は停止し、その後前記シリンダー35
を作動させてそのロッドをスプリング32に抗して上昇
させて、前記揺動部材21を図2における反時計方向に
揺動させ前記搬送用上ローラー28による押圧を止めて
該ローラー28をフィルム基板12から離反させ、その
後作動を止めてロッドを下降させることにより、該フィ
ルム基板12の曲がりやよじれ等を修正する。
ィルム基板12を1ピッチずつ搬送すると共に、1ピッ
チの搬送毎に前記シリンダー35を作動させて該フィル
ム基板12のよじれ等を修正する。
チの搬送毎に前記シリンダー35を作動させるようにし
たが、これに限らず、例えば2ピッチ、あるいは3ピッ
チ等の搬送毎に作動させるようにしても良い。
2の曲がりやよじれを検出するセンサーを設けて、該セ
ンサーがよじれ等を検出したときに、前記シリンダー3
5を作動させるようにしても良い。
基板の曲がりや、よじれ等を修正して、まっすぐにフィ
ルム基板を搬送することができる。従って、フィルム基
板を傷つけたり、ジャムを起こすことを減少することが
できる。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送用モータの通電により一対のプーリ
及び該プーリ間に張設した伝達装置を介して基台に設け
た第1の回動軸を回動させて、該回動軸に固定された歯
車及びこれと噛み合う歯車を回転させることにより第2
の回動軸も回動させ、前記第1の回動軸に設けられた一
対の搬送用下ローラーと前記第2の回動軸に設けられた
搬送用上ローラーとで該フィルム基板を挟持しつつ1ピ
ッチずつ搬送させるフィルム基板の搬送装置であって、
前記フィルム基板のよじれ等を解くために前記搬送用上
ローラーを当該フィルム基板から離反させる離反装置を
設けたことを特徴とするフィルム基板の搬送装置。 - 【請求項2】 前記基台に揺動可能に支持された揺動部
材に前記第2の回動軸を回動可能に軸支し、押し上げ部
材で前記揺動部材を揺動させることにより前記搬送用上
ローラーを当該フィルム基板から離反させることを特徴
とする請求項1に記載のフィルム基板の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231258A JP2002046907A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | フィルム基板の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231258A JP2002046907A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | フィルム基板の搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002046907A true JP2002046907A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18724120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000231258A Pending JP2002046907A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | フィルム基板の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002046907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108995225A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-12-14 | 合肥欧语自动化有限公司 | 一种自动化辊压装置 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000231258A patent/JP2002046907A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108995225A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-12-14 | 合肥欧语自动化有限公司 | 一种自动化辊压装置 |
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