JP2002046609A - 車両走行制御システムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

車両走行制御システムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2002046609A JP2000237811A JP2000237811A JP2002046609A JP 2002046609 A JP2002046609 A JP 2002046609A JP 2000237811 A JP2000237811 A JP 2000237811A JP 2000237811 A JP2000237811 A JP 2000237811A JP 2002046609 A JP2002046609 A JP 2002046609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両走行制御システムの専用路線9における分
岐点P2で、走行中の車両22に連結破断が生じて、各
ループアンテナ1〜8と通信を行う車両要素22bが本
来進入すべき分岐線部12に進入し、通信を行わない車
両要素22aが逆側(本来進入すべきでない側)の分岐
線部11に進入した場合でも、反対側から進入してくる
車両21と衝突することを防止し、しかも、この防止手
段のコストを抑えることをその目的とする。 【解決手段】各ループアンテナ1〜8と通信を行う車両
要素(21b、22b)には、連結破断が発生した時点
で、インフラ側の各ループアンテナ1〜8との通信を行
わないような構成を設ける。このため、インフラ側に車
両要素(21b、22b)がループアンテナ2を通過す
ることは検知されず、ループアンテナ7、8は「出発」
に制御されない。よって、車両要素22aが反対側から
進入してくる車両21と衝突することを防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、途中に車両すれ違
い用の分岐路線部を有する単線状の路線上において複数
の車両を双方向に折り返し走行させる車両走行制御シス
テムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】路線(例えば、軌道(レール等))上に
連続的に設定された複数の衝突防止区間(この一定の区
間内には、ある一編成の車両あるいは車両群のみの走行
を許可し、他の編成車両あるいは車両群が上記区間に進
入することがないように構成した区間)毎に設置された
検出手段を介して車両をスポット的に検出して車両の走
行を制御するシステム、いわゆる閉塞制御システムが知
られている。
【0003】すなわち、このシステムにおいては、閉塞
区間毎にその閉塞区間に進入する車両(編成車両)、お
よび閉塞区間から進出する編成車両をそれぞれスポット
的に検出するようになっており、その検出信号に応じ
て、単一の閉塞区間に複数の編成車両が併存しないよう
に、後続する編成車両の走行を制御している。この結
果、単一の閉塞区間に複数の編成車両が進入することを
防止して、車両走行の安全性を確保している。
【0004】ところが、上記閉塞制御は、ある着目車両
とこの着目車両に後続する車両との衝突防止を図るもの
であり、対向方向に走行する車両どうしの衝突防止を図
るものではなかった。
【0005】したがって、例えば、途中に車両すれ違い
用の分岐路線部を有する単線状の路線上において複数の
車両(編成車両)を双方向に折り返し走行させる、いわ
ゆるシャトル方式の車両走行システムにおいて、折り返
し走行する車両同士の衝突を防止するための具体的な車
両走行制御システムの構築が望まれていた。
【0006】そこで、本出願人は、途中に車両すれ違い
用の分岐部を有する単線状の路線上で複数の車両を双方
向に折り返し走行させるシャトル方式の車両走行システ
ムにおいて、対向方向に走行する車両同士の衝突を確実
に防止することができる車両走行制御システムを発案し
た。この車両走行制御システムについては、既に特願2
000−237787において公開しているため、以
下、簡単に説明する。
【0007】図2は、従来の車両走行制御システム10
0のインフラ施設を示す図である。
【0008】図2に示す車両走行制御システム100
は、例えば、空港や遊園地内の特定場所間、または駅と
ショッピングセンタやホテルとの間等のように、2つの
特定場所間において2台の車両を折り返し走行させるこ
とにより、特定場所間で乗客を輸送するシステムに適用
されるものである。
【0009】すなわち、車両走行制御システム100
は、バス、トラック、列車等の特定2台の車両101、
102を自動走行させるための専用路線9と、この専用
路線9上の両端部に設けられた車両101、102に対
する乗客乗降場としての駅部14、15とを備えてい
る。
【0010】この従来の車両走行制御システム100に
おいては、車両101は、同一編成の2つの車両要素
(101a、101b)を機械的な連結器により連結し
て構築された2両編成車両101となっている。
【0011】なお、車両101は、機械的連結に限ら
ず、2つの車両要素(101a、101b)を非機械的
かつ電子的に連結して構築することも可能である。ま
た、上記構成は、車両102についても同様である。
【0012】また、専用路線9は、図2(a)に示すよ
うに、一端部に駅部14を有する第1の単線部10と、
この第1の単線部10から分岐する第1および第2の分
岐線部11および12と、第1および第2の分岐線部1
1および12が合流する単線部であって、合流点とは反
対側の端部に駅部15を有する第2の単線部13とから
構成されており、第1および第2の分岐線部11および
12は、互いに対称的な構造を有している。
【0013】上記従来の車両走行制御システム100に
おいて、第1の車両101は、駅部14からスタートし
て、予め定められたコース、すなわち、第1の分岐線部
11を介して第2の単線部13を走行して駅部15に到
着し、折り返し走行時においては、駅部15からスター
トして第2の単線部13を介して第2の分岐線部12を
介して第1の単線部10に到着し、以下、順次駅部14
〜15間を折り返し走行するようになっている。
【0014】同様に、専用路線9上を自動走行する第2
の車両102は、駅部15からスタートして、第2の分
岐線部12を介して第1の単線部10を走行して駅部1
4に到着し、折り返し走行時においては、駅部14から
スタートして第1の単線部10を介して第1の分岐線部
11を介して第2の単線部13に到着し、以下、順次駅
部15〜14間を折り返し走行するようになっている。
【0015】そして、車両走行制御システム100は、
図2(a)に示すように、駅部14、15に設けられ、
駅部14、15に位置する車両101、102を検出
し、検出車両の車載ユニットと通信して検出車両に対し
て出発/停止制御信号を送信可能な第1および第2の出
発/停止用通信ユニットとしての駅部ループアンテナ
5、1と、第1および第2の分岐線部11、12の車両
進入側に設けられており、第1および第2の単線部1
0、13を経由して第1および第2の分岐線部12、1
3へ進入してくる第1および第2の車両101、102
を検出し、その検出車両の図示していない車載ユニット
と通信可能な第1および第2の進入側通信ユニットとし
ての進入側ループアンテナ6、2とを備えている。
【0016】さらに、車両走行制御システム100は、
第1および第2の進入側ループアンテナ6、2を通過し
てくる第1および第2の車両101、102を検出し、
その検出車両の図示していない車載ユニットと通信可能
な第1および第2の進出側通信ユニットとしての進出側
ループアンテナ7、3とを備えている。
【0017】そして、車両走行制御システム100は、
第1の単線部10を経由して第2の分岐線部12へ進入
する第1あるいは第2の車両101、102の図示して
いない車載ユニットに対して停止制御信号を送信するた
めの第1の異線進入防止用通信ユニットとしての異線進
入防止用ループアンテナ4と、第2の単線部13を経由
して第1の分岐線部11へ進入する第1あるいは第2の
車両101、102の図示していない車載ユニットに対
して停止制御信号を送信するための第2の異線進入防止
用通信ユニットとしての異線進入防止用ループアンテナ
8と、駅部14、15の車両出発側とは反対側の端部に
設けられている。
【0018】そして、車両走行制御システム100は、
路車間通信用の各ループアンテナ1〜8にそれぞれ接続
された図示していない光ケーブル等の有線/無線通信媒
体によって専用路線9上の車両101、102から送信
された車両存在を示す信号{自車両識別番号(自車両I
D)等、以下、車両IDとする}を受信し、かつ専用路
線9上の車両101、102に対してループアンテナ1
〜8を介して走行制御信号(進行/停止制御信号、出発
/停止制御信号)を送信するための図示していない衝突
防止制御装置を備えている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両走行制御システム100では、以下に示すような問
題が生じる。すなわち、問題が生じるのは、所定の出発
時刻において所定の処理プログラムに従い、図2(a)
に示すように、車両101、102が、それぞれ第1の
単線部10および第2の単線部13を同一の速度で進行
し、更に、図2(b)に示すように、車両101、10
2が分岐点P1、P2に到達したときに、何らかの原因
によって車両102に連結破断が生じ、車両要素(先頭
車両)102aと車両要素(尾端車両)102bに分裂
して、更に、図2(c)に示すように、先頭車両102
aが誤って第1の分岐部11に進入し、尾端車両102
bが当初から進入が予定されている第2の分岐部12に
進入する場合である。
【0020】上記の場合には、たとえ分岐点P2で連結
破断が生じて先頭車両102aが逆側(第1の分岐線部
11側)に進入しても、尾端車両102bが正当な第2
の分岐線部12側に進入し、かつ、尾端車両102bが
各ループアンテナ1〜8と通信を行う車両要素である場
合には、インフラ側は車両101の閉塞区間進出と判断
してしまう。これにより、図2(d)に示すように、各
ループアンテナ1〜8から出力される制御信号は、それ
ぞれ、出発→停止、出発→出発、停止→出発、停止→出
発、出発→停止、出発→出発、停止→出発、停止→出発
に変化する。すなわち、インフラ側は、尾端車両102
bがループアンテナ2を通過した時点で第2の単線部1
3を抜けたと判断し、ループアンテナ7、8を「出発」
に制御することになる。よって、車両101はループア
ンテナ7で停止ぜす、最終的に、先頭車両102aと車
両101が衝突することになる。
【0021】また、この衝突を防止するため、車両10
2に連結破断が発生したことを検知した時点で、車両1
02を停止させるようにして、通信を行う尾端車両10
2bがループアンテナ2上に到達しないように制御する
ことが考えられる。しかし、この方法により分岐部P2
で連結破断が生じたことに対して安全を確保するために
は、「その路線(分岐部P2)における車両102の最
高速度からのブレーキ制動距離+余裕距離」を分岐部P
2からループアンテナ2までの距離に持たせる必要があ
る。そのため、この考えはコスト的に問題が生じること
となる。
【0022】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、車両走行制御システムの専用路線における
分岐点で、走行中の車両に連結破断が生じて、各ループ
アンテナと通信を行う車両要素が本来進入すべき分岐線
部に進入し、通信を行わない車両要素が逆側(本来進入
すべきでない側)の分岐線部に進入した場合でも、反対
側から進入してくる車両と衝突することを防止し、しか
も、この防止手段のコストを抑えることが可能な車両走
行制御システムおよびこのシステムを実行するためのコ
ンピュータ読取可能な記憶媒体を提案することをその目
的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための第1の発明によれば、第1および第2の単線部、
ならびに前記第1の単線部から分岐して前記第2の単線
部に合流する第1および第2の分岐線部を含む専用路線
上において、当該専用路線側との通信を行うことによ
り、少なくとも2つの車両要素が連結してなる第1およ
び第2の車両を双方向に折り返し走行させる車両走行制
御システムであって、前記車両要素の連結破断が発生し
たことを検知する破断検知手段と、前記破断検知手段に
よって破断が検知されると、前記専用路線側との通信を
行わないようにする通信停止手段と、を具備したことを
特徴とする車両走行制御システムである。
【0024】請求項2に記載の発明は、前記破断検知手
段は、前記車両要素が機械連結の場合、電源の配線を一
方の車両要素から一旦他方の車両要素を通して、再び一
方の車両要素に戻って来るように配線することによっ
て、この配線が断裂されることで連結破断が生じたと判
断することを特徴とする請求項1に記載の車両走行制御
システムである。
【0025】請求項3に記載の発明は、前記破断検知手
段は、前記車両要素がソフト連結の場合、一方の車両要
素と他方の車両要素の間の距離が一定間隔よりも広がっ
た時点で、連結破断が生じたと判断することを特徴とす
る請求項1に記載の車両走行制御システムである。
【0026】請求項4に記載の発明は、前記破断検知手
段は、前記車両要素がソフト連結の場合、一方の車両要
素と他方の車両要素の間の通信が途絶えた時点で、連結
破断が生じたと判断することを特徴とする請求項1に記
載の車両走行制御システムである。
【0027】請求項5に記載の発明は、前記車両に搭載
するコンピューターに読み取られることによって、前記
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両走行制御シ
ステムが動作可能なプログラムを記録した記録媒体であ
る。
【0028】ここで、本請求項における「記録媒体」
は、上記コンピュータで上記方法又は動作を実行するた
めのプログラムを読み取られることができればよく、物
理的な記録方法には依存しない。例えば、FD、CD−
ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−R、M
O、MD、磁気テープ等が該当する。
【0029】
【発明の実施形態】本発明に係る車両走行制御システム
およびコンピュータ読取可能な記憶媒体の実施の形態に
ついて、図1を参照して説明する。尚、図1は、本実施
形態の車両走行制御システム50のインフラ施設を示す
図である。また、インフラ施設に関しては、従来の車両
走行制御システム100と同じであるため、同一の構成
には同一の符号を付して、その説明を省略する。また、
本実施形態の車両21、22は、上記従来の車両10
1、102と基本構成は同じであるため、以下、異なる
部分のみを説明する。
【0030】車両21は、同一編成の2つの車両要素
(21a、21b)を機械的な連結器により連結して構
築された2両編成車両21となっている。
【0031】なお、車両21は、機械的連結に限らず、
2つの車両要素(21a、21b)を非機械的かつ電子
的に連結して構築することも可能である。また、上記構
成は、車両22についても同様である。
【0032】そして、上記車両要素(21a、21b、
22a、22b)のうち、各ループアンテナ1〜8と通
信を行う車両要素(ここでは、車両要素21b、22
b)には、連結破断が発生した時点で、インフラ側の各
ループアンテナとの通信を行わないような構成を設け
る。
【0033】これにより、車両走行制御システム50の
専用路線9における分岐点P2で、走行中の車両22に
連結破断が生じて、各ループアンテナ1〜8と通信を行
う車両要素(尾端車両)22bが本来進入すべき第2の
分岐線部12に進入し、通信を行わない車両要素(先頭
車両)22aが逆側(本来進入すべきでない側)の第1
の分岐線部11に進入した場合でも、尾端車両22bが
ループアンテナ2を通過しても通信を行わない。このた
め、尾端車両22bは検知されず、ループアンテナ7、
8は「出発」に制御されない。よって、先頭車両22a
が反対側から進入してくる車両21と衝突することを防
止することができる。
【0034】尚、車両21、22が自己の連結破断を確
実に検知することができれば、どのような構成でもよい
が、以下にその一例を説明する。
【0035】例えば、機械連結の場合には、電源の配線
を先頭車両22aから一旦尾端車両22bを通して、再
び先頭車両22aに戻って来るように配線することによ
って、連結破断時にはこの配線が断裂され、自動的にブ
レーキ出力に移行する構成とする。
【0036】また、ソフト連結の場合には、車間距離
(先頭車両22aと尾端車両22bの間の距離)が一定
間隔よりも広がった時点、若しくは車々間通信(先頭車
両22aと尾端車両22bの間の通信)が途絶えた時点
で、連結破断と判断し、停止ルーチンに移行する構成と
する。
【0037】また、本実施形態のように、連結破断以降
は、インフラ側(例えば、ループアンテナ)と通信を行
わないという技術は、シャトル方式のシステムに限った
ものではなく、直線部、曲線部、分岐部、合流部などの
システムにも適用可能である。特に、この技術は、ソフ
ト連結を用いた車両には、より有効である。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の車両走行
制御システムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体に
よれば、車両走行制御システムの専用路線における分岐
点で、走行中の車両に連結破断が生じて、各ループアン
テナと通信を行う車両要素が本来進入すべき分岐線部に
進入し、通信を行わない車両要素が逆側(本来進入すべ
きでない側)の分岐線部に進入した場合でも、上記通信
を行う車両要素がループアンテナを通過しても通信を行
わないようにする。このため、通信を行う車両要素は検
知されず、ループアンテナは「出発」に制御されない。
よって、通信を行わない車両要素が反対側から進入して
くる車両と衝突することを防止することができる。しか
も、この技術はインフラ側の構成を変えないで行うもの
であるため、コスト的にも安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両走行制御システム
50のインフラ施設を示す図。
【図2】従来の車両走行制御システム100のインフラ
施設を示す図。
【符号の説明】
1 ループアンテナ 2 ループアンテナ 3 ループアンテナ 4 ループアンテナ 5 ループアンテナ 6 ループアンテナ 7 ループアンテナ 8 ループアンテナ 10 第1の単線部 11 第1の分岐部 12 第2の単線部 13 第2の単線部 14 駅部 15 駅部 21 車両 21a 先頭車両 21b 尾端車両 22 車両 22a 先頭車両 22b 尾端車両 50 車両走行制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 泉 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 松田 正治 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 利光 正敏 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝トランスポートエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5H161 AA01 BB02 CC05 CC13 DD15 EE04 5H180 AA27 BB04 EE07 LL04 LL09 LL14 5H301 AA03 DD07 DD17 EE02 FF01 FF11 FF23 KK08 KK09 KK19 LL03 LL08 LL11 LL12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の単線部、ならびに前記
    第1の単線部から分岐して前記第2の単線部に合流する
    第1および第2の分岐線部を含む専用路線上において、
    当該専用路線側との通信を行うことにより、少なくとも
    2つの車両要素が連結してなる第1および第2の車両を
    双方向に折り返し走行させる車両走行制御システムであ
    って、 前記車両要素の連結破断が発生したことを検知する破断
    検知手段と、 前記破断検知手段によって破断が検知されると、前記専
    用路線側との通信を行わないようにする通信停止手段
    と、 を具備したことを特徴とする車両走行制御システム。
  2. 【請求項2】 前記破断検知手段は、前記車両要素が機
    械連結の場合、電源の配線を一方の車両要素から一旦他
    方の車両要素を通して、再び一方の車両要素に戻って来
    るように配線することによって、この配線が断裂される
    ことで連結破断が生じたと判断することを特徴とする請
    求項1に記載の車両走行制御システム。
  3. 【請求項3】 前記破断検知手段は、前記車両要素がソ
    フト連結の場合、一方の車両要素と他方の車両要素の間
    の距離が一定間隔よりも広がった時点で、連結破断が生
    じたと判断することを特徴とする請求項1に記載の車両
    走行制御システム。
  4. 【請求項4】 前記破断検知手段は、前記車両要素がソ
    フト連結の場合、一方の車両要素と他方の車両要素の間
    の通信が途絶えた時点で、連結破断が生じたと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両走行制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記車両に搭載するコンピューターに読
    み取られることによって、前記請求項1乃至4のいずれ
    か一項に記載の車両走行制御システムが動作可能なプロ
    グラムを記録した記録媒体。
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KR100961497B1 (ko) 2008-04-02 2010-06-08 한국철도기술연구원 소형 궤도차량의 제어 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100961497B1 (ko) 2008-04-02 2010-06-08 한국철도기술연구원 소형 궤도차량의 제어 방법
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