JP2002046422A - 空気入り安全タイヤ - Google Patents

空気入り安全タイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランフラット走行時における接地面積の
減少を効果的に抑制し、これにより、雪上、氷上での発
進、登坂性能を向上させる。 【解決手段】 空気入り安全タイヤ11は内圧が低下する
と、トレッド部15が凹状に湾曲しようとするが、間隙43
が間に形成された一側、他側突出部41、42からなるプラ
ットフォーム40を周方向溝31に設けると、該プラットフ
ォーム40はランフラット走行時に軸方向圧縮力を受けて
間隙43が潰れ、一側、他側突出部41、42同士が密着す
る。これにより、プラットフォーム40が突っ張りとな
り、前述したトレッド部15の凹状湾曲が制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイドウォール
部を補強することでランフラット走行を可能とした空気
入り安全タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気入りタイヤは、釘、金属片
等が突き刺さってパンクをすると、内圧が低下するた
め、サイドウォール部が座屈して潰れるよう変形する
が、このような場合にも所定距離を安全に継続走行する
ことができるタイヤとして、従来、種々の空気入り安全
タイヤ(ランフラットタイヤ)が提案されている。
【0003】例えば、このような安全タイヤとして、ビ
ードがそれぞれ埋設された一対のビード部と、これらビ
ード部から略半径方向外側に向かって延びる一対のサイ
ドウォール部と、これらサイドウォール部の半径方向外
端同士を連ねるとともに、外周に複数本の周方向溝が形
成されたトレッド部とを備え、前記サイドウォール部お
よびトレッド部を両端部がビード回りに折り返されたカ
ーカス層によって補強するとともに、両サイドウォール
部におけるカーカス層の内面側に断面三日月状の補強ゴ
ム層を配置したタイヤが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入り安全タイヤは、内圧が低下して半径
方向内側に潰れると、トレッド部が半径方向内側に向か
って凹状に湾曲するため、トレッド中央部が路面から浮
き上がり、これにより、接地面積が大幅に減少してしま
うという問題点がある。特に、空気入り安全タイヤが氷
雪性能に優れたスノータイヤの場合には、前述の接地面
積の減少により、氷雪上での発進性能や登坂性能が低下
するという問題点がある。
【0005】この発明は、ランフラット走行時における
接地面積の減少を効果的に抑制することができる空気入
り安全タイヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、ビー
ドがそれぞれ埋設された一対のビード部と、これらビー
ド部から略半径方向外側に向かって延びる一対のサイド
ウォール部と、これらサイドウォール部の半径方向外端
同士を連ねるとともに、外周に複数本の周方向溝が形成
されたトレッド部とを備え、前記サイドウォール部およ
びトレッド部を両端部がビード回りに折り返されたカー
カス層によって補強するとともに、両サイドウォール部
におけるカーカス層の内面側に断面三日月状の補強ゴム
層を配置した空気入り安全タイヤにおいて、いずれかの
周方向溝内に周方向に離れた複数のプラットフォームを
設けるとともに、各プラットフォームを周方向溝の一
側、他側両側壁にそれぞれ連続し、間に溝底まで延びる
一定幅の間隙が形成された一側、他側突出部から構成
し、ランフラット走行時にこれらプラットフォームの一
側、他側突出部同士を密着させることにより達成するこ
とができる。
【0007】走行中にタイヤの内圧がパンクにより低下
すると、該タイヤはサイドウォール部が座屈するため潰
れるよう変形し、これにより、トレッド部が半径方向内
側に向かって凹状に湾曲しようとする。このため、この
発明においては、前述のように間隙が間に形成された一
側、他側突出部からなるプラットフォームを周方向溝内
に設けたのである。ここで、前述のような間隙を間に形
成したのは、通常内圧の充填時におけるタイヤの排水性
を確保するとともに、トレッド部の剛性バランスを維持
するためである。
【0008】前述のように構成すると、トレッド部が凹
状に湾曲しようとしたとき、トレッド部の中立面より半
径方向外側に位置しているプラットフォームに圧縮力が
作用して、一側、他側突出部が互いに接近し、間隙が狭
くなる。そして、一側、他側突出部同士が密着すると、
プラットフォームが突っ張りとなって前述したトレッド
部の凹状湾曲を制限し、これにより、ランフラット走行
時における接地面積の減少を効果的に抑制する。
【0009】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、氷雪上での発進、登坂性能の低下を効果的に抑制す
ることができる。さらに、請求項3に記載のように構成
すれば、排水性を十分に確保しながら、接地面積の減少
を確実に抑制することができる。また、請求項4に記載
のように構成すれば、接地面積の減少を強力に抑制する
ことができる。
【0010】さらに、請求項5に記載のように構成すれ
ば、接地面積の減少を強力に抑制することができる。ま
た、請求項6に記載のように構成すれば、偏摩耗を防止
しながら、接地面積の減少を十分に抑制することができ
る。さらに、請求項7に記載のように構成すれば、排水
性を十分に確保しながら、接地面積の減少を強力に抑制
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2において、11は氷雪性
能に優れた空気入りラジアルタイヤ、いわゆるスノータ
イヤであり、このタイヤ11はビード12がそれぞれ埋設さ
れた一対のビード部13と、これらビード部13から略半径
方向外側に向かって延びる一対のサイドウォール部14
と、これらサイドウォール部14の半径方向外端同士を連
ねる略円筒状のトレッド部15とを備えている。
【0012】また、このタイヤ11は略トロイダル状に延
びて前記サイドウォール部14、トレッド部15を補強する
カーカス層18を有し、このカーカス層18の両端部は前記
ビード12の回りに軸方向内側から軸方向外側に向かって
折り返されている。前記カーカス層18は少なくとも1枚
のカーカスプライ20から構成され、このカーカスプライ
20の内部にはほぼラジアル方向(子午線方向)に延びる
有機繊維からなる補強コードが多数本埋設されている。
【0013】24はカーカス層18の半径方向外側に配置さ
れたベルト層であり、このベルト層24は2枚以上のベル
トプライ25を積層することで構成されている。これらベ
ルトプライ25の内部にはトレッドセンターSに対して所
定の角度で傾斜した非伸張性の、例えばスチールから構
成された多数本の補強コードがそれぞれ埋設され、これ
らベルトプライ25のうちの少なくとも2枚は前記補強コ
ードが互いに交差するよう配置されている。
【0014】両サイドウォール部14におけるカーカス層
18の内面側には補強ゴム層28が配置され、この補強ゴム
層28はタイヤ最大幅位置近傍において肉厚が最も厚く、
該位置から半径方向内側および外側にそれぞれ離れるに
従い肉厚が漸減した形状、即ち断面が三日月状をしてい
る。
【0015】そして、タイヤ11のサイドウォール部14に
このような補強ゴム層28を配置すると、パンク等によっ
て走行中のタイヤ11の内圧が大気圧程度まで低下して
も、曲げ剛性の高い前記補強ゴム層28が荷重を支持して
サイドウォール部14の潰れをかなりの程度阻止するた
め、該タイヤ11は所定距離を安全にランフラット走行す
ることができる。
【0016】30は前記トレッド部15に配置されたトレッ
ドであり、このトレッド30はベルト層24を半径方向外側
から覆っている。このトレッド30(トレッド部15)の外
周には周方向に連続して延びる複数本の周方向溝31が形
成され、これら周方向溝31は、氷雪性能を向上させるた
め、比較的溝深さDが深い主溝、副溝から構成されてい
る。
【0017】そして、これら周方向溝31によりトレッド
部15の外周には周方向に延びる複数本の陸部が画成され
るが、これらの陸部は略軸方向に延びるとともに、周方
向に離れた複数本の横溝34により複数のブロック35に区
画されている。また、これらブロック35の外周には、氷
雪性能を向上させるために、複数のサイプ36が形成され
ている。
【0018】図1、2、3において、40は周方向溝31内
に周方向に離れて設けられた複数のプラットフォームで
あり、各プラットフォーム40は、周方向溝31の一側側壁
31aと他側側壁31bとにそれぞれ連続する一側突出部41
と他側突出部42とから構成されている。そして、これ
ら、これら一側、他側突出部41、42は一側、他側両側壁
31a、31bから他側、一側側壁31b、31aに向かってそ
れぞれ突出するとともに、互いに向かい合っている。
【0019】この結果、これら一側、他側突出部41、42
間には半径方向内側に向かって周方向溝31の溝底31cま
で延びる間隙43が形成されるが、この間隙43は、前記タ
イヤ11の内圧が通常の所定圧のときには殆ど潰れること
はないが、タイヤ11がランフラット走行するようになる
と、潰れて一側、他側突出部41、42の対向面同士が密着
する。
【0020】このように間隙43が間に形成された一側、
他側突出部41、42からなるプラットフォーム40を周方向
溝31に設けると、タイヤ11の内圧が大気圧程度まで低下
してトレッド部15が、図1に仮想線で示すように、凹状
に湾曲しようとしたとき、該トレッド部15の厚さ方向中
央部に位置する中立面より半径方向外側にプラットフォ
ーム40が位置しているため、該プラットフォーム40に軸
方向圧縮力が作用して一側、他側突出部41、42が互いに
接近し、前記間隙43が狭くなる。
【0021】そして、前述の間隙43が完全に潰れて一
側、他側突出部41、42同士が密着すると、プラットフォ
ーム40が突っ張りとなって前述したトレッド部15の凹状
湾曲を制限し、これにより、ランフラット走行時におけ
る接地面積の減少を効果的に抑制する。特に、タイヤ11
が前述のようにスノータイヤである場合には、接地面積
の減少抑制により、氷雪上での発進、登坂性能を向上さ
せることができる。
【0022】なお、前述のプラットフォーム40を、一側
側壁31aから他側側壁31bまで連続して延びるものでは
なく、間隙43によって一側、他側突出部41、42に分割し
たのは、通常の内圧充填時におけるタイヤ11の排水性を
確保するとともに、トレッド部15の剛性バランスを維持
するためである。
【0023】ここで、前述のプラットフォーム40はいず
れの周方向溝31に設けるようにしてもよいが、この実施
形態のようにトレッド端Rと、該トレッド端Rからトレ
ッド幅Wの 1/4だけ離れた点Pとの間の周方向溝31に設
ければ、ランフラット時にプラットフォーム40が強力な
突っ張りとして機能し、凹状湾曲に基づく接地面積の減
少を強力に抑制することができるので、好ましい。
【0024】また、前述の間隙34の幅Bは0.7〜3.0mmの
範囲内が好ましい。その理由は、前記幅Bが 0.7mm未満
であると、排水性が低下することがあり、一方、 3.0mm
を超えると、ランフラット時に一側、他側突出部41、42
が密着しないことがあって、接地面積の減少を抑制する
ことができないことがあるが、0.7〜3.0mmの範囲内する
と、排水性を確保しながら、接地面積の減少を確実に抑
制することができるからである。
【0025】さらに、周方向溝31の両側に位置する陸部
が前述のようにブロック35であるときには、軸方向に隣
接する2個のブロック35間に2個以上のプラットフォー
ム40を周方向に離して配置すると、接地面積の減少を強
力に抑制することができるので、好ましい。
【0026】また、前記プラットフォーム40の高さH
(一側、他側突出部41、42の半径方向長さ)は、周方向
溝31の溝深さDの0.5〜1.0倍の範囲内が好ましい。その
理由は、前記高さHが溝深さDの 0.5倍未満であると、
突っ張りとしての役割を十分に果たすことができないた
め、接地面積の減少を十分に抑制することができず、一
方、 1.0倍を超えると、プラットフォーム40が踏面から
突出するため、トレッド部15に偏摩耗が生じることがあ
るが、前述した0.5〜1.0倍の範囲内とすると、偏摩耗を
防止しながら、接地面積の減少を十分に抑制することが
できるからである。
【0027】さらに、各プラットフォーム40の周方向長
さLは 2〜15mmの範囲内とすることが好ましい。その理
由は、周方向長さLが 2mm未満であると、ランフラット
走行時に一側、他側突出部41、42が突っ張りとして機能
する前に潰れてしまうことがあるため、接地面積の減少
を十分に抑制することができず、一方、15mmを超える
と、周方向溝31内での水の流れを阻害して排水性が低下
することがあるが、前述の範囲内であると、排水性を十
分に確保しながら、接地面積の減少を強力に抑制するこ
とができるからである。
【0028】
【実施例】次に、試験例について説明する。この試験に
当たっては、いずれの周方向溝にもプラットフォームが
設けられていない従来タイヤと、前述した部位の周方向
溝にプラットフォームが設けられた実施タイヤ1、2と
を準備した。ここで、実施タイヤ1、2においては共
に、周方向長さLが 3mmで間隙の幅Bが 1mmであるプラ
ットフォームを1個のブロックに対し2個ずつ設けた
が、該プラットフォームの高さHをそれぞれ実施タイヤ
1では溝深さDの0.50倍、実施タイヤ2では溝深さDの
0.67倍とした。
【0029】また、前述の従来、実施タイヤはいずれも
サイドウォール部におけるカーカス層の内面側に断面三
日月状の補強ゴム層を配置したランフラット走行が可能
なスノータイヤであり、そのサイズは155/65 R13であ
った。
【0030】次に、このようなタイヤを乗用車(リムは
13×4、50B)に装着し、駆動輪に装着されている1本
のタイヤに98kPa(大気圧)の内圧を、他の3本のタイ
ヤに210kPaの内圧を充填した。その後、これらタイヤ
に乗用車の自重と乗員4名に相当する重量を作用させた
状態で、98kPaであるランフラット状態のタイヤにおけ
る接地面積を測定した。その結果を以下の表1に従来タ
イヤを指数 100として示すが、プラットフォームを設け
ると、接地面積が増加していることが理解できる。
【0031】
【表1】
【0032】次に、前述の乗用車により若干アイスバー
ン傾向にある圧雪上の50m走行区間に 5km/hで進入した
後、スピンが発生する直前まで加速しながら走り抜け、
そのときの時間を測定するとともに、その測定時間の逆
数を雪上発進加速性能とした。なお、前述した試験時の
気温は零下2度〜零下3度、雪温は零下3度であった。
前述した表1にその結果を従来タイヤを指数 100として
示すが、プラットフォームを設けると、この雪上発進加
速性能が向上していることが理解できる。
【0033】次に、前述の乗用車によりウエットオンア
イス(触れると水がついてくる滑りやすい氷面)上の20
m走行区間に 5km/hで進入した後、スピンが発生する直
前まで加速しながら走り抜け、そのときの時間を測定す
るとともに、その測定時間の逆数を氷上発進加速性能と
した。なお、前述した試験時の気温は零下1度〜零下2
度、氷温は零下 1.5度〜零下 2.8度であった。前述の表
1にその結果を従来タイヤを指数 100として示すが、プ
ラットフォームを設けると、この氷上発進加速性能が向
上していることが理解できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ランフラット走行時における接地面積の減少を効果
的に抑制し、これにより、雪上、氷上での発進、登坂性
能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すタイヤの子午線断
面図である。
【図2】トレッド部の平面図である。
【図3】図2のI−I矢視断面図である。
【符号の説明】
11…空気入り安全タイヤ 12…ビード 13…ビード部 14…サイドウォール部 15…トレッド部 18…カーカス層 28…補強ゴム層 31…周方向溝 31a…一側側壁 31b…他側側壁 31c…溝底 35…ブロック 40…プラットフォーム 41…一側突出部 42…他側突出部 43…間隙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビードがそれぞれ埋設された一対のビード
    部と、これらビード部から略半径方向外側に向かって延
    びる一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール
    部の半径方向外端同士を連ねるとともに、外周に複数本
    の周方向溝が形成されたトレッド部とを備え、前記サイ
    ドウォール部およびトレッド部を両端部がビード回りに
    折り返されたカーカス層によって補強するとともに、両
    サイドウォール部におけるカーカス層の内面側に断面三
    日月状の補強ゴム層を配置した空気入り安全タイヤにお
    いて、 いずれかの周方向溝内に周方向に離れた複数のプラット
    フォームを設けるとともに、各プラットフォームを周方
    向溝の一側、他側両側壁にそれぞれ連続し、間に溝底ま
    で延びる一定幅の間隙が形成された一側、他側突出部か
    ら構成し、ランフラット走行時にこれらプラットフォー
    ムの一側、他側突出部同士を密着させるようにしたこと
    を特徴とする空気入り安全タイヤ。
  2. 【請求項2】前記空気入り安全タイヤは氷雪性能に優れ
    たスノータイヤである請求項1記載の空気入り安全タイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】前記プラットフォームにおける間隙の幅B
    は0.7〜3.0mmの範囲内である請求項1または2記載の空
    気入り安全タイヤ。
  4. 【請求項4】前記プラットフォームを、トレッド端R
    と、該トレッド端Rからトレッド幅Wの 1/4だけ離れた
    点Pとの間に配置された周方向溝に設けるようにした請
    求項1〜3のいずれかに記載の空気入り安全タイヤ。
  5. 【請求項5】前記周方向溝の両側に位置する陸部がブロ
    ックであるとき、隣接する2個のブロック間に2個以上
    のプラットフォームを周方向に離して配置するようにし
    た請求項1〜4のいずれかに記載の空気入り安全タイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】前記プラットフォームの高さHを周方向溝
    の溝深さDの0.5〜1.0倍の範囲内とした請求項1〜5の
    いずれかに記載の空気入り安全タイヤ。
  7. 【請求項7】各プラットフォームの周方向長さLを 2〜
    15mmの範囲内とした請求項1〜6のいずれかに記載の空
    気入り安全タイヤ。
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