JP2002046264A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2002046264A
JP2002046264A JP2000233401A JP2000233401A JP2002046264A JP 2002046264 A JP2002046264 A JP 2002046264A JP 2000233401 A JP2000233401 A JP 2000233401A JP 2000233401 A JP2000233401 A JP 2000233401A JP 2002046264 A JP2002046264 A JP 2002046264A
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actuator
current
ink
waveform
nozzle
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JP2000233401A
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Taeko Murai
妙子 村井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 当接駆動方式でインクジェットヘッドを駆動
する場合に、アクチュエータを駆動する駆動波形を容易
な構成で最適に定め、インクの吐出特性を向上させる。 【解決手段】 振動板34及び電極35を有し電圧印加
時に加圧室31内のインクをノズル30から吐出させる
アクチュエータ36の他に、振動板34a及び電極35
aを有しインクの吐出に関与することなく設けられてい
るとともにアクチュエータ36よりも静電容量が大きな
ダミーアクチュエータ36aを備え、この静電容量の大
きなダミーアクチュエータ36aを駆動して電流値を検
出する。これにより、電流検出精度を高め、その検出電
流を基にインクの吐出に関与するアクチュエータ36を
駆動する駆動波形を決定することにより、インクの吐出
特性を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一端がノズルに接続され内部にイ
ンクが供給される複数の加圧室の容積を変化させ、加圧
室で圧力を高めたインクをノズルから吐出させるインク
ジェットヘッドを用いたインクジェットプリンタがあ
る。
【0003】加圧室のインクを吐出させる方法として
は、第一の従来例として、例えば、特許公報第2760
097号に記載されているように、加圧室の容積を変化
させるためにピエゾなどの圧電素子を用い、通電時に圧
電素子の静電容量を検出手段により検出し、その検出値
と予め定められた値との差を出力手段により出力させ、
その出力手段からの出力に応じて圧電素子に印加する電
圧を制御手段により変化させることが知られている。
【0004】第二の従来例として、特開平8−1748
41号公報に記載されているように、充電制御手段によ
りインクジェットヘッドへの充電を制御し、充電された
インクジェットヘッドの電圧と基準電圧源の電圧とを電
圧比較手段により比較し、インクジェットヘッドへの充
電開始から電圧比較手段の出力による充電終了までの時
間を計時手段により計測し、その計測時間を基にインク
ジェットヘッドの静電容量を算出し、この静電容量に応
じてインクジェットヘッドの駆動制御条件を設定するこ
とが知られている。
【0005】さらに、第三の従来例として、加圧室の容
積を変化させるために、加圧室の一部に設けられた振動
板と加圧室の外部に配設した電極とでアクチュエータを
形成し、加圧室にインクを供給した状態で、振動板と電
極との間に電圧を印加することにより、振動板と電極と
の間に電位差による静電力を生じさせ、振動板を加圧室
の容積が大きくなる方向へ撓ませ、電極への電圧の印加
を停止したときに振動板を急激に初期位置へ復帰させ、
この振動板の復帰動作により加圧室内の容積を収縮さ
せ、内部で高まる圧力によりインクをノズルから吐出さ
せるインクジェットヘッドを具備するインクジェットプ
リンタも知られている。
【0006】第三の従来例のインクジェットプリンタに
おいて、振動板を駆動させる方式には、振動板を電極に
接触させるまで駆動する方式と、電極に接触させない方
式とがある。ここでは、前者を当接駆動方式、後者を非
当接駆動方式と称して説明する。当接駆動方式の場合、
電圧印加により変位した振動板は、電極との間のギャッ
プが1/3になる位置に達すると、振動板に作用する機
械的な力と静電力とのバランスによって電極に当接して
しまう。この振動板が電極に当接するという急激な変化
のために、電極に印加するパルス電圧の充放電電流の他
に、容量性のピーク電流(以下、当接電流と称する)が
流れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−17484
1号公報に記載された駆動方法は、静電容量を検出する
ために、インクジェットヘッドの充電電圧を基準電圧と
比較するものである。これにより、電圧比較手段や計時
手段を必要とし、構成が複雑になる。
【0008】また、前述のように、加圧室の一部となる
振動板を電極に接触させるまで駆動する当接駆動方式
は、振動板が電極に当接するという急激な変化のため
に、電極に印加するパルス電圧の充放電電流の他に、当
接電流が流れることについて説明したが、この当接電流
は、駆動電圧の緩急や、インク粘性の大小に関らず振動
板が電極に当接する時点で見られ、当接後の電流波形
(残留振動波形)は印加する駆動パルスの幅を長くする
と減衰していく形になる。残留振動のどのタイミングで
駆動パルスを切るかによってインクの吐出特性が変動す
る。この変動は当然印字品質に影響する。
【0009】よって、駆動波形、すなわち、駆動パルス
の幅を最適に定めるために、振動板と電極とよりなるア
クチュエータを駆動しているときに流れる電流を精度よ
く検出することが重要である。
【0010】本発明の目的は、プリント動作に際して当
接駆動方式を採用する場合に、アクチュエータに印加す
る電圧の駆動波形を容易な構成で最適に定めることによ
りインクの吐出特性を向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一端がノズルに接続され内部にインクが供給される複数
の加圧室と、前記加圧室の一部に設けられた振動板及び
前記加圧室の外部における前記振動板と対向する位置に
配置された電極を有し電源供給部から電圧が印加された
ときに前記加圧室内のインクを前記ノズルから吐出させ
るアクチュエータと、振動板と対向する位置に配置され
た電極を有しインクの吐出に関与することなく設けられ
ているとともに前記アクチュエータよりも静電容量が大
きく定められ前記電源供給部又は他の電源供給部から電
圧が印加されるダミーアクチュエータと、前記ダミーア
クチュエータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段の検出結果に基づいて前記電源供給部
から前記アクチュエータに印加する電圧の駆動波形を決
定する駆動波形決定手段と、を具備する。
【0012】したがって、インクの吐出に関与するアク
チュエータよりも静電容量が大きいダミーアクチュエー
タに電圧を印加することにより、ダミーアクチュエータ
に流れる電流の検出精度が向上する。その電流の検出結
果に基づいて、インクの吐出に関与するアクチュエータ
に印加する電圧の駆動波形を適正に決定することが可能
となる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ダミーアクチュエータは、その短辺方
向の幅が前記アクチュエータの短辺方向の幅より広い値
に設定されている。
【0014】したがって、ダミーアクチュエータの静電
容量を大きくする場合に、多数のアクチュエータの長辺
方向の長さにダミーアクチュエータの長辺方向の長さを
一致させることにより、インクジェットヘッドを大型化
することなく電流検出精度を高めることが可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、一端がノズルに接
続され内部にインクが供給される複数の加圧室と、前記
加圧室の一部に設けられた振動板及び前記加圧室の外部
における前記振動板と対向する位置に配置された電極を
有し電源供給部から電圧が印加されたときに前記加圧室
内のインクを前記ノズルから吐出させるアクチュエータ
と、前記電源供給部により前記アクチュエータを複数ビ
ット駆動したときに前記アクチュエータに流れる電流を
検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出結果
に基づいて前記電源供給部から前記アクチュエータに印
加する電圧の駆動波形を決定する駆動波形決定手段と、
を具備する。
【0016】したがって、アクチュエータを複数ビット
駆動したときの電流を検出することにより、アクチュエ
ータに流れる電流の検出精度が向上する。その電流の検
出結果に基づいて、インクの吐出に関与するアクチュエ
ータに印加する電圧の駆動波形を適正に決定することが
可能となる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の発明において、前記電流検出手段によ
り検出された電流波形から残留振動の周期を検出し、こ
の残留振動の周期に対応する駆動波形を前記駆動波形決
定手段により決定する。
【0018】したがって、検出された電流波形から残留
振動の周期を検出することにより、駆動波形を決定する
ための情報の信頼性がさらに高まる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、信頼性維持装置を具備し、前記電
流検出手段は前記信頼性維持装置の作動時に電流検出を
行う。
【0020】ここで、信頼性維持装置とは、インクジェ
ットヘッドのノズルをキャップで覆うキャッピング機
構、キャップ内でインクジェットヘッド内のインクをノ
ズルから吸引する吸引機構、ノズルおよびノズル周辺を
クリーニングするクリーニング機構などの機能を備え、
インクの吐出を良好に保つためのものである。
【0021】したがって、信頼性維持装置の動作実行期
間を利用して電流検出及びそれに続く駆動波形の決定を
行うことが可能となる。また、インクの吐出に関与する
アクチュエータに電圧を印加して電流を検出する場合に
は、信頼性維持装置の動作実行と同時に行えるため、ノ
ズルから周囲へのインクの飛散を防止することが可能と
なる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を、図
1ないし図10に基づいて説明する。本発明は、パーソ
ナルコンピュータ等に接続して使用されて、パーソナル
コンピュータから伝送される印字データに応じてプリン
ト動作を行うインクジェットプリンタへの適用例を示
す。
【0023】図1はインクジェットプリンタを示す斜視
図、図2はその縦断側面図である。インクジェットプリ
ンタ1のケーシング2には、用紙を積層保持する給紙カ
セット3が装着される給紙口4と、手差しによる用紙を
給紙する開閉自在の手差しトレイ5と、印字済みの用紙
が排出される排紙トレイ6とが設けられている。図1
は、給紙口4に給紙カセット3が装着された状態であ
る。
【0024】ケーシング2の上側には、その内部を開放
するために支軸7を回動中心として上方に開放可能な上
カバー8が設けられている。また、図示しないが、ケー
シング2には、電源スイッチや各種の操作キーが設けら
れている。
【0025】ケーシング2内には、給紙カセット3また
は手差しトレイ5から印字機構9を経由して排紙トレイ
6へ至る用紙搬送路10が形成されている。
【0026】用紙搬送路10の給紙カセット3側の端部
には、給紙機構11が設けられている。この給紙機構1
1は、給紙ローラ12とフリクションパッド13とによ
り構成されており、給紙カセット3に積層保持された用
紙Sを給紙ローラ12とフリクションパッド13とによ
って一枚ずつに分離して、用紙搬送路10に給紙する機
能を有する。
【0027】用紙搬送路10の手差しトレイ5側の端部
には、手差しトレイ5に積層保持された用紙を一枚ずつ
用紙搬送路10に給紙する給紙ローラ14が設けられて
いる。
【0028】用紙搬送路10中には、給紙カセット3内
の用紙Sを印字機構9に向けて反転させる搬送ローラ1
5や複数対の搬送ローラ16が設けられている。これら
の搬送ローラ15,16は図示しない駆動モータによっ
て回転駆動され、用紙搬送路10中で用紙を搬送する。
【0029】印字機構9は、主走査方向(図2において
紙面垂直方向)に往復移動自在なキャリッジ17、この
キャリッジ17に搭載されたインクジェットヘッド1
8、このインクジェットヘッド18に供給するインクを
保持するインクカートリッジ19等によって形成されて
いる。
【0030】キャリッジ17は、ケーシング2内に設け
られて主走査方向に延出する主ガイドロッド20と、こ
の主ガイドロッド20に平行な従ガイドロッド21とに
よって、主走査方向へスライド自在に支持されている。
図1に示すように、ケーシング2内には、駆動プーリー
22と従動プーリー23とに巻回されて、主ガイドロッ
ド20の軸方向に沿って回転するタイミングベルト24
が設けられている。駆動プーリー22は主走査モータ2
5によって回転駆動される。タイミングベルト24の一
部には、キャリッジ17が取り付けられている。これに
より、主走査モータ25を駆動してタイミングベルト2
4を回転させることで、キャリッジ17を主走査方向に
移動させることが可能になる。さらに、従ガイドロッド
21の端部には、キャリッジ17をホームポジションに
待機させたときに、インクジェットヘッド18の信頼性
を回復するための信頼性維持装置26が設けられてい
る。
【0031】この信頼性維持装置26は、公知の技術で
あるため各部の図示および詳細な説明を省略するが、イ
ンクジェットヘッド18の後述するノズルキャップを被
せるキャッピング機構と、キャッピングされたインクジ
ェットヘッド18のノズルを吸引する吸引機構と、ノズ
ルおよびノズル周辺のクリーニングを行うクリーニング
機構とにより構成されている。
【0032】キャッピング機構は、キャリッジ17がホ
ームポジションにある状態でノズルにキャップを被せ、
ノズル周辺を湿潤状態に維持する。
【0033】吸引機構は、キャッピング機構によりノズ
ルがキャッピングされている状態で駆動され、キャップ
内に負圧を発生させることで、インクとともに後述する
加圧室内の気泡等をノズルから吸引する。また、吸引機
構は、吸引したインクを回収する廃インク溜めを備えて
いる。廃インク溜めは、図示しない廃インクケース内
に、多孔質体により形成されたインク吸収体(図示せず)
を備えている。
【0034】クリーニング機構は、例えば図示しないワ
イパー等でノズルおよびノズル周辺を払拭することで、
ノズル周辺に付着したインクやゴミ等を除去してノズル
の詰りを防止する。
【0035】次に、インクジェットヘッド18について
説明する。図3はインクジェットヘッド18を示す分解
斜視図、図4はその縦断正面図、図5はインクジェット
ヘッド18の一つの加圧室を拡大した縦断側面図、図6
はインクジェットヘッド18の縦断側面図である。
【0036】インクジェットヘッド18は、順次接合さ
れるノズルプレート27と振動板/加圧室基板28と電
極基板29とを有する。振動板/加圧室基板28は、単
結晶シリコン基板、多結晶シリコン基板、SOI基板等
のシリコン基板によって形成され、電極基板29は、シ
リコン基板、パイレックガラス基板、セラミックス基板
などにより形成されている。ノズルプレート27には複
数のノズル30が2列に分けて配列されている。ノズル
プレート27は表面に撥水処理が施され、裏面が振動板
/加圧室基板28に接着剤により接合されている。この
例では、ノズルプレート27はNi電鋳工法により製造
されているが、この他に、例えば樹脂と金属層との積層
構造体により製造することもできる。
【0037】振動板/加圧室基板28には、ノズル30
に対応する複数の加圧室31と、流路断面積の小さい流
体抵抗部32を介して各加圧室31に連通する共通加圧
室流路33(図4参照)とが形成されている。
【0038】振動板/加圧室基板28は、例えば単結晶
シリコン基板を用いた場合、後述する振動板の厚さまで
ボロンを注入してエッチングストップ層となる高濃度ボ
ロン層を形成しておき、電極基板29と接合した後、K
OH水溶液などのエッチング液を用いて異方性エッチン
グを施すことにより加圧室31となる凹部が形成され
る。このとき、高濃度ボロン層がエッチングストップ層
となって加圧室31の底部に振動板34が高精度に形成
される。また、多結晶シリコン基板で振動板34を形成
する場合は、振動板/加圧室基板28上に振動板34と
なる多結晶シリコン薄膜を形成する方法、または予め電
極基板29を犠牲材料で平坦化し、その上に多結晶シリ
コン膜を成膜した後、犠牲材料を除去する方法がある。
【0039】なお、振動板34に別途電極膜を形成して
もよいが、上述のように、不純物の拡散などにより振動
板34に電極としての機能を兼ね備えるようにしてい
る。また、振動板34の電極基板29側の面に絶縁膜を
形成することもできる。この絶縁膜としては、SiO2
などの酸化膜系絶縁膜、Si34などの窒化系絶縁膜を
用いることができる。絶縁膜の成膜は、振動板34の表
面を熱酸化させて酸化膜を形成したり、成膜手法を用い
て形成することができる。
【0040】電極基板29として単結晶シリコン基板を
用いた場合には通常のシリコンウエハを用いることがで
きる。その厚さはシリコンウエハの直径で異なるが、直
径4インチのシリコンウエハであれば厚さが500μm
程度、直径6インチのシリコンウエハであれば厚さが6
00μm程度であることが多い。シリコンウエハ以外の
材料を選択する場合には、振動板/加圧室基板28のシ
リコンと熱膨張係数の差が小さい方が振動板34と接触
する場合に信頼性が向上する。例えば、ガラス材料とし
てはコーニング社製♯7740(商品名)、岩城硝子社
製SW3(商品名)、ホーヤ社製SD2(商品名)など
を用いることができる。
【0041】これらの振動板/加圧室基板28と電極基
板29との接合は、接着剤による接合も可能であるが、
より信頼性の高い物理的な接合、例えば、電極基板29
がシリコンで形成される場合、酸化膜を介した直接接合
法を用いることができる。この直接接合は1000℃程
度の高温下で実施される。また、電極基板29がガラス
の場合、陽極接合を行うことができる。電極基板29を
シリコンで形成して陽極接合を行う場合には、電極基板
29と振動板/加圧室基板28との間にパイレックス
(登録商標)ガラスを成膜し、この膜を介して陽極接合
を行うことができる。さらに、振動板/加圧室基板28
と電極基板29とにシリコン基板を使用して金などのバ
インダを接合面に介在させた共晶接合で接合することも
できる。
【0042】図4ないし図6に示すように、電極基板2
9には振動板34と対向する電極35が設けられ、それ
ぞれ対をなす振動板34と電極35とによりアクチュエ
ータ36が形成されている。図6に示すように、アクチ
ュエータ36は多数配列されているが、端部に配設され
たものはインクの吐出に関与しないダミーアクチュエー
タ36aである。すなわち、インクの吐出に関与するア
クチュエータ36はノズル30と対向するが、ダミーア
クチュエータ36aは、ノズル30に連通しない加圧室
31aの振動板34aと、この振動板34aに対向する
電極35aとにより形成されている。
【0043】ここで、インクの吐出に関与するアクチュ
エータ36は短冊状の形状をしているが、その短辺方向
(アクチュエータ36の配列方向)の幅b1 は125μ
mに定められ、インクの吐出に関与しないダミーアクチ
ュエータ36aの短辺方向の幅b2 は270μmに定め
られている。これにより、通電時の静電容量はアクチュ
エータ36よりダミーアクチュエータ36aの方が大き
い。
【0044】電極基板29の電極35,35aとして
は、通常、半導体素子の形成プロセスで一般的に用いら
れるAl、Cr、Niなどの金属材料や、Ti、Ti
N、Wなどの高融点材料、または不純物により低抵抗化
した多結晶シリコン材料などを用いることができる。電
極基板29をシリコンで形成する場合は、電極基板29
と電極35,35aとの間に絶縁層を介在させる必要が
あるが、電極基板29をガラスなどの絶縁材料で形成す
る場合には絶縁層を介在させる必要はない。
【0045】また、電極基板29にシリコン基板を用い
る場合、電極35,35aとして不純物拡散領域を用い
ることができる。この場合、拡散に用いる不純物はシリ
コンの導電型と反対の導電型を示す不純物を用い、拡散
領域周辺にpn接合を形成し、電極基板29と電極3
5,35aとを電気的に絶縁する。
【0046】図4に示すように、電極35,35aの一
端は電極基板29の短部に向けて延出されて電極パッド
として機能し、これらの電極35,35aの一端は異方
性電極膜などを介してフレキシブルケーブル37に接続
されている。フレキシブルケーブル37には電源供給部
であるドライバIC38が搭載されている。この場合、
ノズルプレート27と電極35,35aの一端との間は
エポキシ樹脂などの接着剤を用いたギャップ封止剤39
により気密的に封止されている。
【0047】このようなインクジェットヘッド18は、
接着剤によりフレーム部材40に接着されている。ま
た、フレキシブルケーブル37などはフレーム部材40
の内部に収容されている。このフレーム部材40の内方
に設けられたジョイント部材41には、インクカートリ
ッジ19から前述した共通加圧室流路33にインクを供
給するインク供給穴41aが形成されている。また、図
4に示すように、フレーム部材40とノズルプレート2
7との間は、インクがノズルプレート27の表面に周り
込むことがないようにエポキシ樹脂などの接着剤を用い
たギャップ封止剤42により気密的に封止されている。
【0048】図5に示すように、振動板34に対して一
定のギャップGを開けて対向する電極35の表面は保護
膜43で覆われている。電極35aについても同様であ
る。
【0049】このような構成において、振動板34を共
通電極とし、電極35を個別電極とし、両者の間にドラ
イバIC38から電圧を印加すると、振動板34と電極
35との間に静電力が発生する。この結果、振動板34
は印加したエネルギーの大きさに応じて変位し電極35
に当接する(当接駆動方式)。この状態から印加した駆
動パルスを立ち下げることで、振動板34が元の形状に
復帰するため加圧室31の容積が変化し、この変化の過
程で加圧室31の圧力が増加するため内部のインクがノ
ズル30から吐出される。これは、振動板34を個別電
極とし、電極35を共通電極とした場合も同様である。
【0050】この当接駆動方式の場合、電圧印加により
変位する振動板34は、電極35との間のギャップGが
1/3になるまで変位すると、振動板34に働く機械的
な力と静電力とのバランスにより電極35に当接する。
この急激な変位のために駆動パルスの充放電電流の他
に、前述したように当接電流が流れる。したがって、こ
の当接電流は駆動パルスの立ち上げの緩急やインクの粘
度の大小に関らず、振動板34が電極35に当接した時
点で見られる。当接後は図7に示すように、電流波形は
振動しながら減衰してゆく。この減衰の過程を残留振
動、その振動波形を残留振動波形と称する。
【0051】図7は、アクチュエータ36に印加する駆
動波形(以下、実施の形態では駆動パルスと称する)の
パルス幅を60μsecと一定に定め、横軸に時間をと
り、縦軸に電流及び駆動パルスの電圧をとって残留振動
波形の変化(電流値の変化)を示すグラフである。図7
において、立ち上げから立ち下げまでのフラットな細線
は駆動パルスの波形、電流値が変化する太線は残留振動
波形である。
【0052】図8は、駆動パルスのパルス幅を横軸にと
り、インクの吐出速度Vj及びインクの吐出滴堆積Mj
を縦軸にとって駆動パルスのパルス幅に依存するインク
の吐出特性を示すグラフである。この図8の結果から駆
動パルスによりインクの吐出特性を知ることができる。
【0053】図7、図8の結果から、振動板34が電極
35に当接した後の電流波形(残留振動波形)を精度よ
く検出し、この検出結果に基づいて駆動パルスのパルス
幅を設定することにより、所望の吐出速度Vj及び吐出
滴堆積Mjを得ることができることが分かる。
【0054】上記のように、印字に際しては画像データ
に基づいて、インクの吐出に関与する所望のアクチュエ
ータ36に電源パルスを印加することにより所望のノズ
ル30からインクを吐出させて印字を行うものである。
この点については後に続く実施の形態についても同様で
ある。
【0055】本実施の形態は、インクの吐出に関与しな
いダミーアクチュエータ36aの静電容量をインクの吐
出に関与するアクチュエータ36の静電容量よりも大き
く定め、このダミーアクチュエータ36aに流れる電流
を公知の電流検出手段(図示せず)により検出し、その
電流検出結果に基づいてインクの吐出に関与するアクチ
ュエータ36に印加する電圧の駆動波形(駆動パルス)
を公知の駆動波形決定手段(図示せず)により決定す
る。これにより、インクの吐出特性を安定させることが
できる。
【0056】ここで、図9、図10を参照し、アクチュ
エータ36とダミーアクチュエータ36aとに駆動パル
スを印加した場合の電流の検出精度について比較する。
図9はインクの吐出に関与するアクチュエータ36に印
加する駆動パルスのパルス幅を40μsecに定め、横
軸に時間をとり、縦軸に電流及び駆動パルスの電圧をと
って残留振動波形(電流値の変化)の変化を示すグラフ
である。図10はインクの吐出に関与しないアクチュエ
ータ36aに印加する駆動パルスのパルス幅を40μs
ecに定め、横軸に時間をとり、縦軸に電流及び駆動パ
ルスの電圧をとって残留振動波形(電流値の変化)の変
化を示すグラフである。図9、図10において、立ち上
げから立ち下げまでのフラットな細線は駆動パルスの波
形、電流値が変化する太線は残留振動波形である。
【0057】この残留振動波形は、振動板34,34a
が電極35,35aに当接した後の電流が振動しながら
減衰してゆくときの波形であるが、この残留振動波形は
図10の方が大きく変化している。すなわち、短辺方向
の幅を広くして静電容量を大きくしたダミーアクチュエ
ータ36aを駆動した場合の方が電流検出精度が高いこ
とが分かる。この検出精度の高い電流値を基に駆動パル
スを決定することにより、インクの吐出特性を安定させ
ることができる。
【0058】このように電流値を検出するためにダミー
アクチュエータ36aを駆動しても、図6に示すように
ダミーアクチュエータ36aに対応する加圧室31aは
ノズルに連通していないので、インクが吐出して周囲を
汚すことはない。
【0059】さらに、ダミーアクチュエータ36aは、
静電容量を大きくするために短辺方向の幅がアクチュエ
ータ36の短辺方向の幅より広い値に設定されているの
で、多数のアクチュエータ36の長辺方向の長さにダミ
ーアクチュエータ36aの長辺方向の長さを一致させる
ことができる。したがって、インクジェットヘッド18
をアクチュエータ36の配列方向と直交する方向に大型
化させることなく電流検出精度を高めることができる。
【0060】次に、本発明の第二の実施の形態について
説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実施の形態
において、前記実施の形態と同一部分は同一符号を用い
説明も省略する。前記実施の形態は、電流値の検出精度
を高めるために静電容量の大きなダミーアクチュエータ
36aを設けたが、本実施の形態はダミーアクチュエー
タ36aを備えていない。その代わりに、インクの吐出
に関与するアクチュエータ36を複数ビット(複数)駆
動し、このときにアクチュエータ36に流れる電流を電
流検出手段により検出する。したがって、検出された複
数の電流値の平均値を算出し、或いは、その平均値の算
出に際して最大値及び最小値を除去するなどの方法によ
り、電流の検出精度を高め、その検出値を基にアクチュ
エータ36に印加する電圧の駆動波形を適正に決定する
ことができる。
【0061】次に、本発明の第三の実施の形態について
説明する。本実施の形態は、前述のように、アクチュエ
ータ36を駆動したときの電流波形から残留振動の周期
を検出し、この残留振動の周期に対応する駆動波形を駆
動波形決定手段により決定しようとするものである。
【0062】以下、図11に示すフローチャートを参照
して具体的に説明する。本実施の形態では、キャリッジ
17をホームポジションに待機させ、信頼性維持装置2
6(図1参照)によりインクジェットヘッド18の信頼
性を回復するための信頼性維持処理を開始するときに、
駆動パルスのパルス幅を決定する一連の処理をする。
【0063】信頼性維持装置26によりノズル30から
のインクの吸引などを行うためにはアクチュエータ36
に駆動パルスを印加することになるが、このときに振動
板34が電極35に当接した後の当接電流の電流波形、
すなわち残留振動波形を検出する(S1)。この残留電
流波形には振動周期が現れるので、その振動周期(図7
におけるt)を検出する(S2)。次に、検出した振動
周期tとアクチュエータ36に印加する駆動パルスのパ
ルス幅とを比較(S3)し、一致と判断した場合(S3
のY)は、信頼性維持処理を終了するまで実行し(S
4)、不一致と判断した場合(S3のN)は、一致する
ように駆動パルスのパルス幅を変更(S5)し、ステッ
プS4に移行する。
【0064】周期tの検出に基づいて、駆動パルスのパ
ルス幅を変更する場合、例えば、検出した周期tの値か
ら設定するパルス幅を換算する補正テーブルをもち、検
出した周期tの値に応じて駆動パルスのパルス幅を変更
するなどの方法が望ましい。
【0065】このように、検出された残留振動周期によ
り駆動パルスのパルス幅を決定することにより、インク
の吐出特性を安定させることができる。つまり、図8の
ように、パルス幅を変えることで特性値が変化してしま
うことがなく、常にある一定値に近い特性値が得られ、
安定したインク滴吐出特性が得られることになる。
【0066】上述のように、駆動パルスのパルス幅を決
定するための電流検出を、非印字期間を利用して信頼性
維持装置26の作動時に行うことができるため、印字サ
イクルを短縮することができる。
【0067】なお、残留振動周期を検出して駆動パルス
のパルス幅を決定することは、ダミーアクチュエータ3
6aに駆動パルスを印加した場合にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、インクの
吐出に関与しない静電容量の大きなダミーアクチュエー
タを駆動して電流値を検出することにより、電流検出精
度を高めることができ、その検出電流を基にインクの吐
出に関与するアクチュエータに印加する駆動波形を決定
するため、インクの吐出特性を安定させることができ
る。
【0069】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、ダミーアクチュエータは、その短辺
方向の幅がアクチュエータの短辺方向の幅より広い値に
設定されているので、ダミーアクチュエータの静電容量
を大きくする場合に、多数のアクチュエータの長辺方向
の長さにダミーアクチュエータの長辺方向の長さ一致さ
せることにより、インクジェットヘッドを大型化するこ
となく電流検出精度を高めることができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、アクチュエ
ータを複数ビット駆動したときに流れる電流を検出する
ことにより、電流検出精度を高めることができ、その検
出電流を基にアクチュエータに印加する駆動波形を決定
するため、インクの吐出特性を安定させることができ
る。
【0071】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3の何れか一記載の発明において、検出された電流
波形から残留振動の周期を検出するように構成したの
で、アクチュエータを駆動する駆動波形を決定するため
の情報の信頼性がさらに高まる。
【0072】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4記載の発明において、信頼性維持装置を具備し、
電流検出手段は信頼性維持装置の作動時に電流検出を行
うように構成したので、信頼性維持装置の動作実行期間
を利用して電流検出及びそれに続く駆動波形の決定を行
うことができ、これにより、印字サイクルを短縮するこ
とができる。また、インクの吐出に関与するアクチュエ
ータに電圧を印加して電流を検出する場合には、信頼性
維持装置の動作実行と同時に行えるため、ノズルから周
囲へのインクの飛散を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のインクジェットプ
リンタを示す斜視図である。
【図2】その縦断側面図である。
【図3】インクジェットヘッド18を示す分解斜視図で
ある。
【図4】その縦断正面図である。
【図5】インクジェットヘッドの一つの加圧室を拡大し
た縦断側面図である。
【図6】インクジェットヘッドの縦断側面図である。
【図7】インクの吐出に関与するアクチュエータに駆動
パルスを印加したときの電流の残留振動波形の変化を示
すグラフである。
【図8】駆動パルスのパルス幅に依存するインクの吐出
特性を示すグラフである。
【図9】インクの吐出に関与するアクチュエータに駆動
パルスを印加したときの電流の残留振動波形の変化を示
すグラフである。
【図10】インクの吐出に関与しないダミーアクチュエ
ータに駆動パルスを印加したときの電流の残留振動波形
の変化を示すグラフである。
【図11】本発明の第三の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 18 インクジェットヘッド 30 ノズル 31 加圧室 34,34a 振動板 35,35a 電極 36 アクチュエータ 36a ダミーアクチュエータ 38 電源供給部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がノズルに接続され内部にインクが
    供給される複数の加圧室と、 前記加圧室の一部に設けられた振動板及び前記加圧室の
    外部における前記振動板と対向する位置に配置された電
    極を有し電源供給部から電圧が印加されたときに前記加
    圧室内のインクを前記ノズルから吐出させるアクチュエ
    ータと、 振動板と対向する位置に配置された電極を有しインクの
    吐出に関与することなく設けられているとともに前記ア
    クチュエータよりも静電容量が大きく定められ前記電源
    供給部又は他の電源供給部から電圧が印加されるダミー
    アクチュエータと、 前記ダミーアクチュエータに流れる電流を検出する電流
    検出手段と、 前記電流検出手段の検出結果に基づいて前記電源供給部
    から前記アクチュエータに印加する電圧の駆動波形を決
    定する駆動波形決定手段と、を具備するインクジェット
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ダミーアクチュエータは、その短辺
    方向の幅が前記アクチュエータの短辺方向の幅より広い
    値に設定されている請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 一端がノズルに接続され内部にインクが
    供給される複数の加圧室と、 前記加圧室の一部に設けられた振動板及び前記加圧室の
    外部における前記振動板と対向する位置に配置された電
    極を有し電源供給部から電圧が印加されたときに前記加
    圧室内のインクを前記ノズルから吐出させるアクチュエ
    ータと、 前記電源供給部により前記アクチュエータを複数ビット
    駆動したときに前記アクチュエータに流れる電流を検出
    する電流検出手段と、 前記電流検出手段の検出結果に基づいて前記電源供給部
    から前記アクチュエータに印加する電圧の駆動波形を決
    定する駆動波形決定手段と、を具備するインクジェット
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記電流検出手段により検出された電流
    波形から残留振動の周期を検出し、この残留振動の周期
    に対応する駆動波形を前記駆動波形決定手段により決定
    する請求項1ないし3の何れか一記載のインクジェット
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 信頼性維持装置を具備し、前記電流検出
    手段は前記信頼性維持装置の作動時に電流検出を行う請
    求項1ないし4の何れか一記載のインクジェットプリン
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006213055A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Oce Technologies Bv インクジェットプリンタのための方法とこの方法を適用するために修正されたプリンタ
WO2017032618A1 (en) * 2015-08-25 2017-03-02 Oce-Technologies B.V. Droplet ejecting device

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