JP2002045324A - 洗浄機管理システム - Google Patents

洗浄機管理システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数のユーザーが使用する洗浄機に関するメン
テナンス情報を現場で即時に確認し、メンテナンス作業
を確実かつ迅速に、しかも経済的に実行することができ
る洗浄機管理システムを提供することである。 【解決手段】本発明の洗浄機管理システムは、ユーザー
Aの洗浄機1における諸種の洗浄データを記憶して制御
する洗浄制御センター2と、この洗浄データを随時入力
できるモバイル端末機器3と、モバイル端末機器3への
入力情報が通信回線を介して転送され、その情報を履歴
データとして集中的に記憶し演算分析する管理本部のホ
ストコンピュータ4とからなり、ホストコンピュータ4
の履歴データの分析結果を随時出力して、通信回線を介
してモバイル端末機器3に出力すると共に、ユーザーA
にメンテナンスレポートとして提供できるようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用の自動食器
洗浄機等の洗浄機に対する管理やメンテナンス作業を、
洗剤メーカー、洗浄機メーカー等の管理本部やメンテナ
ンス会社で確実かつ効率的に行なうことができるように
した洗浄機管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】業務用の自動食器洗浄機などの洗浄機
は、大量に洗浄対象物を処理できると共に、高温殺菌で
きる等の利点がある。この反面、洗浄条件が不適切であ
ると、洗浄状態が不良なものが大量に発生してしまうと
いう欠点がある。このため、洗浄機における洗浄剤の濃
度や洗浄温度を安定化させ、すすぎ水の量を常に適量に
維持させる等の使用条件を確保することが求められる。
ところが、長期間に亘り洗浄機を使用しているうちに、
機械的あるいは人為的な原因で洗浄機にトラブルが発生
し、当初設定した洗浄条件を維持できなくなることがあ
る。このため、例えば、1ヶ月あるいは3ヶ月に1度の
定期的なメンテナンス作業を行なうことが必要となる。
【0003】従来、このメンテナンス作業は、洗浄機の
メーカーやその洗剤の営業を行なっている会社の営業者
がユーザーを訪問した際に行なったり、特別のメンテナ
ンス作業者が定期的に出張して行なわれるのが一般的で
ある。この作業の結果は、営業報告書やメンテナンスレ
ポートとしてまとめられ、これが全国の管理拠点に送付
される。全国の管理拠点では、送付されてきた営業報告
書やメンテナンスレポートの内容がメンテナンス情報と
して逐一コンピュータに手作業により入力され、この入
力したメンテナンス情報を管理本部で一括して集中管理
するシステムであった。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】しかし、洗浄機のユーザ
ーが全国に数多く存在している現状から、管理拠点にお
けるメンテナンスレポートの情報の入力作業は大変な手
間と労力を伴うものであり、そのための人的コストに莫
大な費用が必要であった。また、その入力作業時に、メ
ンテナンスレポートの記載内容に不備があると判断され
ても、その判断時点は、メンテナンス作業の時点から数
日経過した後であり、その場で内容の確認をすることが
できない。このため、結局、再度メンテナンス作業者が
その現場に出向く必要を生じるが、この人的コストも小
さくない。
【0005】また、洗浄機という特殊性から、メンテナ
ンスを行なうことができる曜日や時間が、例えば、深夜
や早朝などに制限されることが多い。このため、洗浄機
に対するメンテナンスが十分に行なわれているかどうか
の確認作業も、困難を伴うものであった。
【0006】洗浄機における洗剤供給装置の制御は、一
般的に、洗剤水溶液の濃度のコントロールを中心に自動
的に行なわれるように設定されているが、過去の制御に
ついての履歴については確認できなかった。このため、
メンテナンス作業者は、現場にて、現に洗浄機について
進行している不良状況や、将来不良状況となる兆候を見
つけ出すことは困難で、そのことが原因で、大きなクレ
ームに発展することもあった。このような場合に、緊急
にメンテナンス作業者を派遣するのも、経済的負担が大
きい。
【0007】そこで、本発明は、多数のユーザーが使用
する洗浄機に関するメンテナンス情報を現場で即時に確
認し、メンテナンス作業を確実かつ迅速に、しかも経済
的に実行することができる洗浄機管理システムを提供す
ることを目的とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の洗浄機管理システムは、ユーザーの洗浄
機における諸種の洗浄データを記憶して制御する洗浄制
御センターと、この洗浄制御センターの洗浄データを転
送して随時出力できるモバイル端末機器と、このモバイ
ル端末機器への転送情報が通信回線を介してさらに転送
され、その情報を履歴データとして集中的に記憶し演算
分析する管理本部のホストコンピュータとからなり、こ
のホストコンピュータの履歴データの分析結果を随時出
力して、通信回線を介して前記モバイル端末機器に出力
できるようにしたことを特徴とする。
【0009】上記した本発明において、洗浄機には、洗
剤濃度等の稼動条件について微妙な調整が要求される自
動食器洗浄機やこれに類する装置が含まれる。この洗浄
機のユーザーには、個人的に使用する場合のほか、ファ
ミリーレストラン等のフランチャイズ本部が統括してい
る複数の店舗でそれぞれ使用している場合がある。
【0010】洗浄制御センターは、ユーザーにおける洗
浄機における諸種の情報を一時的に記憶し、及び洗浄機
の設定値を制御できる機能を有する装置を備え、洗浄機
に付随して、洗浄機に併設されている。従って、洗浄機
においてリアルタイムで変化するメンテナンス情報を常
時保持している。このメンテナンス情報には、洗浄機に
関して電気的に測定が可能な諸種のデータが含まれる。
例えば、洗浄機の洗浄槽における洗剤水溶液の電導度、
その洗浄水溶液の温度(洗浄温度)、すすぎ水量やその
すすぎ水の水圧、洗浄機の使用回数及び使用時間などで
ある。
【0011】モバイル端末機器は、例えば、ノート型パ
ソコン、PDA(Personal DigitalAssistant:携帯情
報端末機器)、携帯電話機など、少なくとも、営業者や
メンテナンス作業者が携行できると共に、洗浄制御セン
ターからデータを入力し、この入力データを転送できる
機能を有する機器装置である。これには、さらにディス
プレイやプリントアウト等の種々の機能を備えるものが
含まれる。
【0012】このモバイル端末機器によれば、営業者や
メンテナンス作業者が常に携行して、現場で、洗浄制御
センターの出力端末に接続し、洗浄機に関する最新のメ
ンテナンス情報を自動出力し、あるいは手動的に入力キ
ーを操作して入力することができる。このメンテナンス
情報には、ユーザーコード、洗浄機に関する各種の設定
値や洗浄タンク容量等、被洗浄物の種類等の固定情報も
含まれる。この入力したメンテナンス情報の内容は、現
場で、モバイル端末に備えるディスプレイやプリントア
ウト等の方法により、その場で直ちに確認してメンテナ
ンスに利用することができる。
【0013】上記した各ユーザーからのモバイル端末機
器に入力されたデータは、それぞれ通信回線を介して管
理本部のホストコンピュータへ転送され、集中して一括
管理される。このため、管理本部は、洗浄機メーカーや
洗剤の販売会社等において1か所に設けられている。
【0014】ホストコンピュータは、大量のデータを記
憶し、演算できる高度の機能を備える電子計算機であ
り、入力され蓄積されたデータを各ユーザーごとに即時
に分析し、分析データとして蓄積する。この分析データ
には、各ユーザーごとの洗浄機の洗浄状態の正常、異常
のデータのほか、適正な設定値、クレームやトラブルの
発生頻度、未メンテナンスユーザーの指摘、洗剤の使用
量の変化などである。さらに、ホストコンピュータによ
り、各ユーザーごとのメンテナンス料金や補修のための
見積額の計算を行なわせることができる。
【0015】このホストコンピュータに蓄積された履歴
データや分析データ等は、グラフ化等により判り易い情
報として随時に出力して利用することができる。このホ
ストコンピュータからの各種データの内容は、管理本部
の担当者や営業者が、ホストコンピュータから直接確認
し、あるいは通信回線を介して携行するモバイル端末機
器で確認することができる。
【0016】通信回線としては、電話回線やインターネ
ット等が含まれる。また、電話回線には、オンライン回
線のほか、電波による回線も含まれる。
【0017】管理本部の管理担当者や営業者は、この確
認した各種データに基づいて、各ユーザーにおける洗浄
機や洗剤の使用量等に関する動向を人為的又は自動的に
分析し、関連する新規な情報と組み合わせて、分析レポ
ートとして定期的に各ユーザーへ提供することができ
る。この分析レポートの提供の方法は、プリンターによ
る出力、インターネットメイル、ファックスあるいは郵
送等によることができる。この分析レポートは、メンテ
ナンスレポートとして、各ユーザーにおける洗浄機につ
いて、その効率的かつ経済的な使用のための資料として
利用することができる。
【0018】上記したホストコンピュータに蓄積された
履歴データや分析結果等は、営業者やメンテナンス作業
者が、ユーザーを訪問した際、その現場においても、通
信回線を介してモバイル端末機器に出力して、即座に洗
浄機に対するメンテナンスに利用して、良好な洗浄状態
を得るための設定値に変更することができる。この際の
分析結果には、ホストコンピュータによる異常値の指摘
や次期メンテナンスの指示も含まれるから、営業者やメ
ンテナンス作業者はその指摘や指示に従い行動すること
もできる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1に実施の形態に係る自動食器洗
浄機の洗浄機管理システムをブロック図で示した。この
洗浄機管理システムは、ユーザーAの洗浄機1における
諸種の洗浄データを記憶し制御する洗浄制御センター2
と、この洗浄データを随時取り込めるモバイル端末機器
3と、このモバイル端末機器3への転送情報がインター
ネット等の通信回線を介してさらに転送され、その情報
を履歴データとして集中的に記憶し演算する管理本部B
のホストコンピュータ4とからなる。管理本部Bは、洗
浄機1若しくはその洗剤メーカー又はメンテナンス会社
の本社等に設置されている。
【0020】洗浄機1は、その洗浄槽内の洗剤水溶液が
常に一定の濃度に維持するように設定されている。即
ち、この洗剤水溶液の電気伝導度を指標として、その洗
剤濃度を検知して、必要に応じて洗剤が自動的に補給さ
れるように設定されている。この検知された洗剤水溶液
の電気伝導度は、ラインaを介して、リアルタイムで洗
浄制御センター2に記憶保存される。洗浄制御センター
2では、さらに洗浄機1からの諸種の洗浄データが記憶
保存される。この諸種の洗浄データには、電気伝導度の
ほかに、洗剤水溶液の温度及びその水圧、一定期間中の
洗浄回数や洗浄機のドアの開閉回数等、電気的に測定可
能なデータが含まれる。
【0021】メーカーで生産された洗浄機1及びその洗
剤は、メーカーから直接、あるいは販売店Cを介してユ
ーザーAに提供される。洗浄機1に対するメンテナンス
は、メンテナンス会社Dがメンテナンス作業者を定期的
に、あるいはラインkを介するメンテナンスの申し出に
基づく機会に派遣される。
【0022】メンテナンス作業者はノートパソコンやP
DA等のモバイル端末機器3を常時携行し、ユーザーを
訪問した際に、現場で、洗浄制御センター2における洗
浄機1に関する諸種のデータをメンテナンス情報として
ラインbを介してモバイル端末機器3に入力する。この
入力操作は、例えば、洗浄制御センター2の出力端末に
モバイル端末機器3を介して自動的に、あるいはキー操
作により手動的に行なわれる。この際のメンテナンス情
報には、ユーザーコード、洗浄機に関する各種の設定値
や洗浄タンク容量等、被洗浄物の種類等の固定情報も含
まれる。
【0023】このメンテナンス情報は、モバイル端末機
器3から電話回線等による通信回線のラインcを介して
転送データとしてホストコンピュータ4に入力される。
この入力された転送データは、ホストコンピュータ4に
履歴データとして逐次記憶されると共に、その演算機能
により分析され、分析結果として保存される。この分析
データには、各ユーザーごとの洗浄機の洗浄状態の正
常、異常のデータのほか、適正な設定値、クレームやト
ラブルの発生頻度、未メンテナンスユーザーの指摘、洗
剤の使用量の変化、さらには、修理料等を含むメンテナ
ンス料金やその見積り額などが含まれる。
【0024】これにより、従来、メンテナンス作業の終
了後に必ず行なう必要があった洗浄機1の洗浄状態に関
するメンテナンスレポートや、この報告書の管理拠点へ
の送付及びデータの入力作業を省略できるから、大幅な
事務処理の省略と効率化を図ることが可能となる。ま
た、上記のメンテナンスレポートに誤記等があった場合
には、現場でリアルタイムに確認して修正できるから、
この点で人的費用の削減を図ることが可能となる。
【0025】ホストコンピュータ4に保存された履歴デ
ータや分析結果は、その制御機能によって随時に出力す
ることができる。従って、メーカーやメンテナンス会社
の管理担当者が社内でホストコンピュータ4から直接的
に履歴データや分析結果を出力することができ、これら
のデータに洗浄機等に関する新規情報を付加した分析レ
ポートを定期的に作成し、この分析レポートをラインg
を介してユーザーAやフランチャイズ本部Eへ、またラ
インhを介して販売店Cに提供することができる。この
場合の分析レポートの提供はインターネットメイル、フ
ァックス、郵送等の一般的な方法によることができる。
【0026】また、ホストコンピュータ4に保存された
履歴データや分析結果は、ユーザーに出向いたメンテナ
ンス作業者又はメーカーや販売店Cの営業者が、その現
場で、ラインdの通信回線を介して携行しているノート
型パソコン、PDA(携帯情報端末機器)、携帯電話機
等のモバイル端末機器3に随時入力してすることができ
る。モバイル端末機器3に入力した履歴データや分析結
果の内容は、ディスプレイ5やプリンター6により確認
できる。従って、メンテナンス作業者は、その履歴デー
タや分析結果に基づいてメンテナンス作業を実行するこ
とができる。
【0027】即ち、履歴データは、洗浄機1における洗
浄剤の不足、洗浄水溶液の温度異常などの洗浄状態に関
するデータを経時的に記録しているから、メンテナンス
作業者は、その履歴データや分析結果に基づいて、即座
に、洗浄機1がトラブル状態となっていないか、あるい
はトラブルの兆候があるかどうかを判断して、そのトラ
ブルに関わる異常部分を正確に特定してメンテナンス作
業を実行することができる。これにより、緊急原因によ
る出張の頻度が削減されることになるから、メンテナン
ス作業の質の向上と各ユーザーにおけるトラブル発生の
防止を図ることができると共に、これにより人件費を大
幅に削減することができる。
【0028】この際のメンテナンス作業は、洗浄制御セ
ンター2からラインfを介して洗浄機1の設定をキー操
作により手動操作により適正な値に調整することができ
るほか、分析結果に含まれる制御信号を洗浄制御センタ
ー2に直接入力して、洗浄機1に対する設定値の調整を
自動的に行なわせることもできる。この自動的な調整に
よる場合、人為的な操作ミスによるトラブルの発生を効
果的に防止できる。
【0029】上記したようなメンテナンス作業による結
果は、メンテナンス作業者又はメーカーや販売店Cの営
業者が、その現場でメンテナンスレポートとしてまとめ
られ、前記同様にラインb及びcを介してホストコンピ
ュータ4に転送され入力されるほか、ラインhを介して
情報を得た販売店Cからラインjを介して各ユーザーA
に提供される。
【0030】このメンテナンスレポートは、ユーザーA
において有効に利用することができる。例えば、洗浄機
1の洗浄用ラックに標準数を超える数の食器を詰め込む
と、洗浄力が低下して、洗浄状態が不十分となり、衛生
的にも問題が発生するから、表示されている洗浄回数の
データと被洗浄食器の数(来店人数)とを対比して、1
回で洗浄した食器数を割り出して、その1回当りの洗浄
食器の数が適正かどうか、また1回当りの洗浄回数は妥
当かどうか等を判断することができる。このようなデー
タは、人為的に算出できるほか、ホストコンピュータ4
による分析結果としてメンテナンスレポートに含ませる
こともできる。
【0031】各ユーザーAは、メンテナンスレポートの
指示に基づいて、被洗浄食器に対する洗浄作業を標準状
態で実行できるから、使用する食器の衛生状態が常に十
分であるように維持することができる。また、このよう
なメンテナンスレポートは、ホストコンピュータ4から
ラインgを介してフランチャイズ本部Eへも提供される
ので、ラインhを介して販売店Cから、あるいはライン
mを介してフランチャイズ本部Eから、その配下にある
ユーザーAに対する指示として提供されることもある。
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。本発明の洗浄機管理
システムによれば、ユーザーにおける洗浄機の諸種のデ
ータを、現場で、モバイル端末機器によりリアルタイム
で逐一に管理本部のホストコンピュータに集中して履歴
データとして入力できるから、従来行なわれてきた事務
処理作業を大幅に削減することができると共に、メンテ
ナンスレポートの誤記等の有無を正確にかつ迅速に確認
することができる。これによって、事務処理作業の大幅
な効率化及び経済化を図ることが可能となる。
【0033】また、ホストコンピュータからの履歴デー
タや分析結果が含まれるから、営業者を含むメンテナン
ス作業者は、この履歴データや分析結果の内容を的確に
把握して、適正なメンテナンス作業を実行し、この履歴
データや分析結果を含めてメンテナンスレポートを作成
することができる。これにより、洗浄機のトラブル状態
やその兆候を確認し、現時点及び将来のトラブルの発生
を未然に防止することができ、緊急出動が低減されるこ
とによる人的費用の大幅な削減に寄与することにもな
る。
【0034】上記したホストコンピュータからの分析結
果には、制御信号を含ませることができ、この制御信号
を直接洗浄制御センターに入力することによって、洗浄
機の設定値を自動的に変更させることもできる。これに
よって、人為的な入力ミスによるトラブルの発生を防止
することができる。さらに、この分析データにメンテナ
ンス料金やその見積額を含ませる場合には、その事務処
理のための労力も削減することができる。
【0035】新たなメンテナンスレポートの履歴データ
には、現時点までの洗浄機の洗浄状態の経時的な変化や
前回のメンテナンス作業の内容等も含まれるから、提供
されたメンテナンスレポートの指示に基づいて、各ユー
ザーでは、洗浄機を適正かつより効率的に使用すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄機管理システムの実施の形態に係
るブロック図である。
【符号の説明】
1 洗浄機 2 洗浄制御センター 3 モバイル端末 4 ホストコンピュータ A ユーザー B 管理本部 C 販売店 D メンテナンス会社 E フランチャイズ本部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザーの洗浄機における諸種の洗浄デー
    タを記憶して制御する洗浄制御センターと、この洗浄制
    御センターの洗浄データを転送して随時出力できるモバ
    イル端末機器と、このモバイル端末機器への転送情報が
    通信回線を介してさらに転送され、その情報を履歴デー
    タとして集中的に記憶し演算分析する管理本部のホスト
    コンピュータとからなり、このホストコンピュータの履
    歴データの分析結果を随時出力して、通信回線を介して
    前記モバイル端末機器に出力できるようにしたことを特
    徴とする洗浄機管理システム。
  2. 【請求項2】ホストコンピュータの履歴データの分析結
    果を随時出力して、通信回線を介して前記モバイル端末
    機器に転送し、これをユーザーにメンテナンスレポート
    として提供できるようにした請求項1に記載された洗浄
    機管理システム。
  3. 【請求項3】管理本部からの洗浄条件に関する設定値変
    更情報をホストコンピュータから通信回線を介してモバ
    イル端末機器に転送し、この転送した設定値変更情報を
    さらに洗浄制御センターに転送することによって、洗浄
    条件の設定値を変更するようにした請求項1に記載され
    た洗浄機管理システム。
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