JP2002042899A - 制御弁式鉛蓄電池の充電方式 - Google Patents

制御弁式鉛蓄電池の充電方式

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JP2002042899A
JP2002042899A JP2000225308A JP2000225308A JP2002042899A JP 2002042899 A JP2002042899 A JP 2002042899A JP 2000225308 A JP2000225308 A JP 2000225308A JP 2000225308 A JP2000225308 A JP 2000225308A JP 2002042899 A JP2002042899 A JP 2002042899A
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JP
Japan
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control valve
valve type
type lead
acid battery
charging
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JP2000225308A
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English (en)
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Yosuke Matsuda
陽介 松田
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御弁式鉛蓄電池の長寿命化が可能となる充電
方式を提供する。 【解決手段】(イ)制御弁式鉛蓄電池を満充電状態にし
た後に、公称容量の5〜10%の放電量するステップを
有する。 (ロ)制御弁式鉛蓄電池を放電して放電量を記憶するス
テップと、前記放電量に対して100〜103%を充電
するステップとを、規定サイクルとして5〜30サイク
ルに達するまで繰り返すステップを有する。 (ハ)前記規定サイクルに達した場合には、(イ)のス
テップに戻る。以上(イ)、(ロ)、(ハ)のステップ
を繰り返す充電方式を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御弁式鉛蓄電池
の充電方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御弁式鉛蓄電池は安価で信頼性が高い
という特徴を有するため、無停電電源装置やサイクルサ
ービスを目的とする電力貯蔵用電池として使用されてい
る。最近、これらに用いられる制御弁式鉛蓄電池の長寿
命化が強く要求されている。
【0003】これらの制御弁式鉛蓄電池は、一般的にペ
ースト式正極板及びペースト式負極板を、リテーナを介
して積層して極板群を作製し、該極板群を電槽に挿入し
て作成し、希硫酸電解液を該極板群や前記リテーナに染
み込ませた状態で使用するものである。
【0004】この方式の鉛蓄電池は液式のものとは異な
り、充電時に水の電気分解によって正極で発生する酸素
ガスを、負極で水に還元する方式を用いているため、電
解液が減少しにくく、補水が不要であるという特徴があ
る。
【0005】なお、サイクルサービス用の制御弁式鉛蓄
電池を、定電流で充放電する手法として、従来は図2に
示すステップを繰り返す手法が用いられていた。すなわ
ち、 (a)制御弁式鉛蓄電池を満充電状態にする。 (b)制御弁式鉛蓄電池を放電して放電量を記憶するス
テップと、前記放電量に対して101〜105%を充電
するステップとを、規定サイクルに達するまで繰り返
す。 (c)前記規定サイクルに達した場合には、(a)のス
テップに戻る。以上(a)、(b)、(c)のステップ
を繰り返すことを特徴とするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の充電方式を用いると、使用する充電装置は簡単
になるものの、以下に示す理由により制御弁式鉛蓄電池
の寿命が短くなるという問題点があった。
【0007】すなわち、この方式では上記したように放
電量に対して、充放電サイクルを繰り返すごとに101
〜105%の過充電をしているため、正極用集電体に用
いられている鉛合金が腐食して二酸化鉛に変化する。そ
の結果、正極板が変形して負極板やその集電部分と短絡
したり、正極用活物質が集電体から脱落して放電量が低
下したりする場合が認められている。
【0008】そこで、集電体として使用している鉛合金
中に、錫を添加することによって腐食を抑制する検討が
されているが、十分な寿命の向上には至っていないのが
現状である。
【0009】さらに、充電時に水の電気分解によって発
生する酸素ガスや水素ガスを、完全には吸収できないた
め、電解液の減少によって放電容量が低下するという問
題点も認められていた。
【0010】本発明の目的は、上記した課題を解決し、
制御弁式鉛蓄電池を長寿命化できる充電方式を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、通常は制御弁式鉛蓄電池を満充電に
することを避ける状態で充放電サイクルを行い、規定サ
イクルに達した場合にのみ満充電にすることを特徴とし
ている。
【0012】すなわち、第一の発明は、 (イ)制御弁式鉛蓄電池を満充電状態にした後に、所定
の放電量を放電するステップを有する。 (ロ)制御弁式鉛蓄電池を放電してその放電量を記憶す
るステップと、前記放電量に対して100〜103%を
充電するステップとを、規定サイクルに達するまで繰り
返すステップを有する。 (ハ)前記規定サイクルに達した場合には、(イ)のス
テップに戻る。 以上(イ)、(ロ)、(ハ)のステップを繰り返す充電
方式を特徴としている。
【0013】第二の発明は、前記所定の放電量が、公称
容量の5〜10%であることを特徴とし、第三の発明
は、前記規定サイクルが、5〜30サイクルであること
を特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】従来から使用されている電圧が2
V、公称容量が200Ahの制御弁式鉛蓄電池を用い、
極板群が水平になるように配置して、周囲温度が25℃
の雰囲気で以下の実験をした。
【0015】前記制御弁式鉛蓄電池を、35A(0.1
75CA)の定電流で理論容量の300%を充電して電
槽化成をした後、35Aで放電(放電終止電圧:1.6
V)して、初期の放電容量を測定する。
【0016】初期の放電容量を測定した制御弁式鉛蓄電
池は、図1に示す充電方式で寿命試験をした。なお、本
発明による充電方式は、満充電にすることをできるだけ
避けるような状態で充放電サイクルを行うことを特徴と
している。すなわち、満充電状態にした制御弁式鉛蓄電
池は、所定の放電量(公称容量の5〜20%)をしてか
ら、放電-充電のサイクル試験を行い、その充放電サイ
クルが規定サイクルに達した場合には、満充電状態まで
充電することによって、正極板や負極板に蓄積された充
放電されにくい活物質を除去するものである。なお、満
充電は、2.45V(制限電流:35A)の定電圧で1
0時間することで行った。
【0017】そして、500サイクルの充放電ごとに、
35Aで放電(放電終止電圧:1.6V)して放電量を
測定し、該放電量が前記した初期の放電量の70%以下
になった時点をもって、制御弁式鉛蓄電池の寿命とし
た。なお、制御弁式鉛蓄電池が寿命に達していない場合
には、再び図1に示す充電方式で寿命試験を続けた。
【0018】
【実施例】(比較例1)従来から使用されている、図2
の充電方式に従って寿命試験をした。すなわち、制御弁
式鉛蓄電池を満充電状態まで充電した後、定電流(35
A(0.175CA))で公称容量の70%(140A
h)を放電し、該放電量の101%を充電するサイクル
を、30サイクル(規定サイクル)に達するまで繰り返
す。そして、30サイクルごとに、満充電状態まで充電
する充放電サイクル試験をした。 (実施例1〜3)本発明による、図1の充電方式に従っ
て寿命試験をした。すなわち、制御弁式鉛蓄電池を満充
電状態まで充電した後、定電流(35A(0.175C
A))でそれぞれ公称容量の5%(10Ah),10%
(20Ah),20%(40Ah)をそれぞれ放電す
る。その後、サイクル放電量として定電流(35A
(0.175CA))で4時間放電することによって、公
称容量の70%(140Ah)を放電した後、該放電量
の101%を充電するサイクルを、30サイクル(規定
サイクル)に達するまで繰り返す。そして、30サイク
ルごとに、満充電状態まで充電する充放電サイクルを繰
り返した。
【0019】表1に、これらの制御弁式鉛蓄電池につい
ての寿命試験結果を示す。本発明を用いると、制御弁式
鉛蓄電池を長寿命化することができる。すなわち、本発
明は所定量の放電をした後に充放電サイクル試験をして
いるため、過充電されにくくななっており、その結果、
制御弁式鉛蓄電池を長寿命化することができるものと考
えられる。
【0020】一方、比較例1に示す従来から使用してい
た充電方式を用いると、制御弁式鉛蓄電池の寿命が短い
ことがわかる。なお、寿命試験後に解体したところ、比
較例1は、主に過充電による電解液の減少によって寿命
となっていることが確認された。
【0021】なお、実施例3に示す充電方式を用いた場
合にも、制御弁式鉛蓄電池の寿命が短くなり、好ましく
ないことがわかる。最初に20%の所定の放電量をし、
さらに70%の放電をすることによって放電が深くな
り、活物質の泥状化によって寿命となったためである。
【0022】上記したように、本発明を用いると過充電
されにくくなっており、その結果、制御弁式鉛蓄電池を
長寿命化することができたものと考えられる。
【0023】
【表1】
【0024】(実施例2、4〜6)本発明による、図1
の充電方式に従って寿命試験をした。すなわち、制御弁
式鉛蓄電池を満充電状態まで充電した後、定電流(35
A(0.175CA))でそれぞれ公称容量の10%(2
0Ah)を放電する。その後、サイクル放電量として定
電流(35A(0.175CA))で4時間放電すること
によって、公称容量の70%(140Ah)を放電し、
該放電量の101%を充電するサイクルを規定サイクル
として、それぞれ5、10、30、50サイクルに達す
るまで繰り返す。そして、規定サイクルごとに、満充電
状態まで充電する充放電サイクルを繰り返した。
【0025】表2に、これらの制御弁式鉛蓄電池につい
ての寿命試験結果を示す。規定サイクルとして、5〜3
0サイクルにすると制御弁式鉛蓄電池を長寿命化するこ
とができ、好ましいことがわかる。
【0026】
【表2】
【0027】なお、本実施例では、放電量の101%を
充電した例を示したが、放電量の100〜103%を充
電した場合でも同様の良好な結果が得られた。
【0028】
【発明の効果】上述したように本発明の充電方式を用い
ると、制御弁式鉛蓄電池を長寿命化できるため優れたも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電方式を示すフローチャートであ
る。
【図2】従来の充電方式を示すフローチャートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)制御弁式鉛蓄電池を満充電状態にし
    た後に、所定の放電量を放電するステップを有する。 (ロ)制御弁式鉛蓄電池を放電してその放電量を記憶す
    るステップと、前記放電量に対して100〜103%を
    充電するステップとを、規定サイクルに達するまで繰り
    返すステップを有する。 (ハ)前記規定サイクルに達した場合には、(イ)のス
    テップに戻る。 以上(イ)、(ロ)、(ハ)のステップを繰り返すこと
    を特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  2. 【請求項2】前記所定の放電量が、公称容量の5〜10
    %であることを特徴とする請求項1記載の制御弁式鉛蓄
    電池の充電方式。
  3. 【請求項3】前記規定サイクルが、5〜30サイクルで
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の制御弁式鉛
    蓄電池の充電方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049135A (ja) * 2008-12-09 2011-03-10 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 鉛蓄電池の電槽化成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011049135A (ja) * 2008-12-09 2011-03-10 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 鉛蓄電池の電槽化成方法

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