JP2002042624A - 逆相防止リレー - Google Patents

逆相防止リレー

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JP2002042624A JP2000228979A JP2000228979A JP2002042624A JP 2002042624 A JP2002042624 A JP 2002042624A JP 2000228979 A JP2000228979 A JP 2000228979A JP 2000228979 A JP2000228979 A JP 2000228979A JP 2002042624 A JP2002042624 A JP 2002042624A
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Kamihito Kawashima
上人 川島
Noboru Onodera
昇 小野寺
Masahide Kobayashi
正英 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機のケースに逆相防止リレー取り付けた
後でも正常な相接続時の表示ランプの点灯を確認できる
逆相防止リレーを提供する。 【解決手段】 三相電動機2への電源逆相接続を防止す
るための逆相防止リレー3において、内部にリレー構成
部品を収納するケース4の少なくとも一部を透視可能な
素材にて構成する。ケース4内には相接続の状態によっ
て点灯状態が変化するランプ7を収し、ケース4の外部
から当該ランプ7の点灯状態を視認可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三相電動機への電
源逆相接続を防止するための逆相防止リレーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より冷却装置の圧縮機としてロータ
リー型のコンプレッサが使用される場合、圧縮機に通電
される三相交流電源の相(R相、S相、T相)の順序が
ずれてしまう所謂逆相となると圧縮機が逆回転してしま
う。そのため、係る冷却装置においては、三相交流の電
源の逆相接続を検知して接点を開く逆相防止リレーと相
切換スイッチを設け、係る逆相接続時には圧縮機(三相
電動機)への通電を禁止して逆回転を防止すると共に、
相切換スイッチにより正常な相接続に切り換えることが
できるよう構成していた。
【0003】このような逆相防止リレーを用いれば、圧
縮機の逆回転は確実に防止することができるが、逆相接
続時の症状は、コンセントを接続しても圧縮機が運転を
開始しないため、使用者としては他の機器の故障と勘違
いしてしまう。また、電源投入後に遅延して圧縮機が起
動するものでは、電源投入後遅延期間が経過してから異
常が判明するため、使用性も一層悪化していた。
【0004】そこで、正常な相接続時に点灯する表示ラ
ンプを取り付けた逆相防止リレー(パワーリレーとも称
す)が開発されてきている。この逆相防止リレーは、パ
ワーリレー及び表示ランプなどのリレー構成部品が取り
付けられた本体と、この本体を収納する不透明な蓋部と
からなるケースにて構成されており、本体を所定箇所に
取り付け後、蓋部を取り付ける以前に表示ランプが点灯
していれば正常な相接続、表示ランプが消灯していれば
逆相接続を確認できた。即ち、逆相防止リレーは本体を
取り付けた後、蓋部を取り付ける以前であれば使用者は
電源投入後即座に逆相接続を確認できた。
【0005】このような逆相防止リレーを用いれば、圧
縮機の逆回転を確実に防止することができるが、三相電
動機によって駆動される圧縮機を用いた冷却装置では、
三相電動機近傍に直接逆相防止リレーを配線接続しなけ
れば誤配線による三相電動機の逆相を防止することが難
しい。このため、逆相防止リレーは予め本体と蓋部とを
着脱可能に係着しておき、逆相防止リレーの蓋部に予め
両側に延在して設けられた固定辺が三相電動機の近傍に
ボルトで固定された後、逆相防止リレーの端子に電源コ
ネクタを接続していた。
【0006】また、逆相防止リレーを圧縮機のケースに
直接取り付けると、圧縮機運転時の振動、或いは、逆相
防止リレーの接点が切り変わる際などの振動によって、
電気部品など逆相防止リレーを構成するリレー構成部品
が振動し、これによってリレー構成部品が金属疲労を起
こして破損してしまう問題があった。そこで、電気部品
などのリレー構成部品を接着剤で本体に固定し、リレー
構成部品が金属疲労によって破損してしまうのを防止し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
のケースに本体とケースとを係着した逆相防止リレーの
ケースを固定してしまうと、ケースは不透明のためケー
ス内に設けられた表示ランプを見ることができなくなっ
てしまう。該表示ランプ付の逆相防止リレーではやはり
三相電動機の逆相を防止することができない。このた
め、表示ランプ付の逆相防止リレーを用いても正常な相
接続を確認するためには格別な逆相防止回路を設けなけ
ればならず、コストアップとなってしまう問題があっ
た。
【0008】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、圧縮機のケースに逆相防止
リレー取り付けた後でも正常な相接続時の表示ランプの
点灯を確認できる逆相防止リレーを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の逆相防止
リレーは、三相電動機への電源逆相接続を防止するため
のものであって、内部にリレー構成部品を収納するケー
スの少なくとも一部を透視可能な素材にて構成したもの
である。
【0010】また、請求項2の逆相防止リレーは、上記
に加えて、ケース内には相接続の状態によって点灯状態
が変化するランプを収納し、外部から当該ランプの点灯
状態を視認可能としたものである。
【0011】また、請求項3の逆相防止リレーは、請求
項1又は請求項2に加えて、ケースは、リレー構成部品
が取り付けられる本体と、この本体に取り付けられる蓋
部とから成り、この蓋部を透視可能な素材にて構成する
と共に、リレー構成部品を本体に接着する接着剤にて同
時に蓋部を本体に接着したものである。
【0012】本発明によれば、内部にリレー構成部品を
収納するケースの少なくとも一部を透視可能な素材にて
構成しているので、ケース内部をケースの外側から視認
することが可能となる。これにより、例えば、請求項2
の如くケース内には相接続の状態によって点灯状態が変
化するランプを収納し、外部から当該ランプの点灯状態
を視認可能としているので、使用者は電源投入後ランプ
の点灯状態をケース外から視認するだけで、即座に逆相
接続を確認することができるようになる。従って、逆相
防止リレーに設けたランプを視認するだけで三相電動機
への電源逆相接続を確実に防止できるようになると共
に、格別な逆相防止回路を設けることによるコストアッ
プも防止できるようになるものである。
【0013】請求項3の発明によれば、上記に加えて、
ケースは、リレー構成部品が取り付けられる本体と、こ
の本体に取り付けられる蓋部とから成り、この蓋部を透
視可能な素材にて構成すると共に、リレー構成部品を本
体に接着する接着剤にて同時に蓋部を本体に接着してい
るので、別途接着剤にて蓋部を本体に接着する手間を省
くことが可能となる。これにより、例えば圧縮機運転時
の振動、或いは、逆相防止リレーの接点が切り変わる際
の振動などによって、電気部品などのリレー構成部品の
破損を防止することができるようになる。従って、別途
接着剤にて蓋部を本体に接着しなくても、振動によるリ
レー構成部品の破損、及び、振動により蓋部から本体が
脱落してしまう不都合を確実に防止することができるの
で、接着剤の塗布作業を大幅に削減することができるよ
うになるものである。
【0014】特に、蓋部は透視可能な素材として透明な
合成樹脂或いは不透明な合成樹脂どちらのものでも使用
することが可能であるため、客先の要望により透明蓋部
或いは不透明な蓋部どちらでも使い分けすることができ
るので、一層逆相防止リレーの利便性を向上させること
ができるようになるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の逆相防止リレー3の正
面図、図2は本発明の逆相防止リレー3の平面図、図3
は逆相防止リレー3の電気回路図、図4は本発明の逆相
防止リレー3を具備した圧縮機1の電気回路図をそれぞ
れ示している。
【0016】図4においてT相、S相、R相から成る三
相交流200V(図示せず)が接続された電源ACのT
相T1Tにはコンタクタ11、ソケットターミナル12
を介して圧縮機1に設けられた三相電動機2のT相端子
T2Tに直列に接続され、S相T1Sには過負荷リレー
9を介して圧縮機1に設けられた三相電動機2のS相端
子T2Sに直列に接続され、R相T1Rには過負荷リレ
ー10、コンタクタ11、ソケットターミナル12を介
して圧縮機1に設けられた三相電動機2のR相端子T2
Rに直列に接続されている。この三相交流200VのT
相、S相、R相と電源ACのT相T1T、S相T1S、
R相T1Rと、三相電動機2のT相端子T2T、S相端
子T2S、R相端子T2Rとが直列に接続されることに
より三相電動機2は正常な相接続となり、圧縮機1は正
常回転で駆動する。
【0017】また、電源ACのT相T1Tは逆相防止リ
レー3に設けられたT相接続端子T3Tに接続され、電
源ACのS相T1Sは逆相防止リレー3に設けられたS
相接続端子T3Sに接続され、電源ACのR相T1Rは
逆相防止リレー3に設けられたR相接続端子T3Rに接
続されている。また、逆相防止リレー3にはa端子T4
A、b端子T4B、c端子T4Cが設けられており、a
端子T4Aはコンタクタ11を介して過負荷リレー10
に接続され、c端子T4Cは前記電源ACのS相T1S
と圧縮機1間に介設された過負荷リレー9に接続され、
b端子T4Bはオープン状態とされている。
【0018】即ち、三相交流200VのT相、S相、R
相に相順序が対応してT相T1T、S相T1S、R相T
1Rが接続された電源ACのT相T1Tはコンタクタ1
1、ソケットターミナル12を介して三相電動機2のT
相端子T2Tと直列に接続され、S相T1Sは過負荷リ
レー9を介して三相電動機2のS相端子T2Sに直列に
接続され、R相T1Rは過負荷リレー10、コンタクタ
11、ソケットターミナル12を介して三相電動機2の
R相端子T2Rに直列に接続されている。
【0019】一方、逆相防止リレー3は、ケース4内部
に逆相防止リレー3の構成部品(以降リレー構成部品と
称す)が収納されており、該ケース4は本体5と、この
本体5に取り付けられたリレー構成部品が収納される蓋
部8とから構成されている。即ち、ケース4は三相電動
機2への相接続の状態によって点灯状態が変化する表示
ランプ7とリレー6、抵抗R、コンデンサC及びリレー
6を構成するコイルLなどからなるリレー構成部品が取
り付けられた本体5と、この本体5に取り付けられリレ
ー構成部品を覆って内部に収納する筺体から成る蓋部8
とから構成されている。
【0020】蓋部8は内部に収納したランプ7を外部か
ら容易に視認可能な、アクリル樹脂或いはプラスチック
樹脂などの透視可能な素材として透明な合成樹脂にて構
成されている。また、リレー6及び電気部品など逆相防
止リレー3を構成するリレー構成部品は、圧縮機1運転
時の振動、或いは、逆相防止リレー3の接点が切り変わ
る際の振動などにる金属疲労によって破損してしまうの
を防止するため、本体5に絶縁係のボンドなどの接着剤
14で固定し振動による金属疲労を防止しているが、こ
れらリレー構成部品を接着剤14にて本体5に固定する
とき、接着剤14を本体5と蓋部8との係着部間に塗布
し、本体5と蓋部8とを同時に接着している。即ち、リ
レー構成部品を本体5に接着する接着剤14にて同時に
蓋部8を本体5に接着している。
【0021】そして、逆相防止リレー3は三相交流20
0VのT相、S相、R相と電源ACとの接続の相順序が
正相の場合、コイルLが励磁されてリレー6の接点が閉
じてa端子T4Aとc端子T4Cとが導通するように構
成されると共に、三相交流200VのT相、S相、R相
と電源ACとの接続の相順序が逆相の場合、コイルLは
励磁されずリレー6の接点は開いた状態でb端子T4B
とc端子T4Cとが導通したままの状態となるように構
成されている。この場合、逆相防止リレー3は三相交流
200VのT相、S相、R相と電源ACとの接続相順序
が逆相接続されるとa端子T4Aとc端子T4Cとは遮
断するように構成されている。
【0022】即ち、三相交流200Vから三相電動機2
への相順序が正相接続されている場合、a端子T4Aと
c端子T4Cとが導通してランプ7を点灯させると共
に、逆相接続されている場合、a端子T4Aとc端子T
4Cとを接続してa端子T4Aとb端子T4Bの接点を
オープン状態とし、ランプ7を消灯するように構成され
ている。尚、リレー構成部品を収納しているケース4の
蓋部8(この場合本体5との離間側)には予め両側に延
在して固定孔13A、13Aがそれぞれ形成された固定
辺13、13が設けられており、これら固定辺13、1
3の固定孔13A、13Aが図示しないボルトで三相電
動機2の近傍に固定される。また、図示しないが電源A
CのT相T1T、S相T1S、R相T1R及び過負荷リ
レー9、10からの配線が一体のコネクタに接続され、
このコネクタが逆相防止リレー3のT相接続端子T3
T、S相接続端子T3S、R相接続端子T3R及びa端
子T4A、c端子T4Cに挿入接続される。
【0023】他方、逆相防止リレー3が三相交流200
Vに逆相接続されa端子T4Aとb端子T4Bの接点が
オープン状態になると、後述する過負荷リレー9、10
が動作して電源ACから三相電動機2への通電を遮断し
て圧縮機1の逆回転を防止するように構成されている。
尚、逆相防止リレー3に三相交流200Vが逆相接続さ
れた場合、逆相防止リレー3によって圧縮機1の逆回転
を防止する技術については従来より周知の技術であるた
め詳細な説明を省略する。
【0024】また、過負荷リレー9、10は三相電動機
2への過電流による加熱、或いは、加熱による損傷を防
止するもので、例えば三相電動機2が過電流状態になる
と過熱して動作し、これによって電源ACを遮断して三
相電動機2への電源AC供給を遮断するように構成され
ている。尚、過負荷リレー9が過電流により三相電動機
2への電源ACの供給を遮断する技術については従来よ
り周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
【0025】以上の構成で、次に逆相防止リレー3の動
作を説明する。電源ACに三相交流200Vが正常に相
接続されている場合、電源ACのT相T1Tからは逆相
防止リレー3のT相接続端子T3Tに通電され、S相T
1Sからは逆相防止リレー3のS相接続端子T3Sに通
電され、R相T1Rからは逆相防止リレー3のR相接続
端子T3Rに通電されてランプ7が点灯すると同時に、
電源ACのT相T1Tから三相電動機2のT相端子T2
Tに、S相T1Sから三相電動機2のS相端子T2S
に、R相T1Rは三相電動機2のR相端子T2Rに通電
される。
【0026】即ち、逆相防止リレー3の各T相接続端子
T3T、S相接続端子T3S、R相接続端子T3Rに三
相交流200Vの3相が正常に相接続されると、ランプ
7は点灯して、三相電動機2は正常な相で回転し圧縮機
1を正常駆動する。これにより、使用者は電源投入後逆
相防止リレー3の透明な蓋部8の外側からランプ7の点
灯を視認するだけで、即座に電源ACに三相交流200
Vが正常に相接続されたことを確認することが可能とな
る。
【0027】また、電源ACに三相交流200Vが逆相
接続された場合、即ち、逆相防止リレー3のT相接続端
子T3Tに三相交流200VのS相またはR相が接続さ
れた場合、或いは、逆相防止リレー3のS相接続端子T
3Sに三相交流200VのT相またはR相が接続された
場合、或いは、逆相防止リレー3のR相接続端子T3R
に三相交流200VのT相またはS相が接続された場
合、逆相防止リレー3はそれを検出し、ランプ7を消灯
すると共に、三相電動機2への通電を遮断して、圧縮機
1の逆回転を防止する。これにより、使用者は電源投入
後逆相防止リレー3のランプ7が点灯していない(消
灯)のを蓋部8の外側から視認するだけで、即座に電源
ACに三相交流200Vが逆相接続されたことを確認す
ることが可能となると共に、圧縮機1が運転を開始しな
い場合でも他の機器の故障と勘違いしてしまう不都合を
未然に防止することができるようになる。
【0028】このように、内部にリレー構成部品を収納
するケース(蓋部8)4を透視可能な素材として透明な
合成樹脂にて構成しているので、使用者は電源投入後ラ
ンプ7の点灯をケース(蓋部8)4外から視認するだけ
で、即座に正相接続を確認することが可能となる。ま
た、使用者は電源投入後ランプ7が点灯していない(消
灯している)場合他の機器の故障と勘違いすることなく
確実に逆送接続を確認することができるようになる。こ
れにより、逆相防止リレー3に設けたランプ7の点灯状
態(点灯或いは消灯)を視認するだけで三相電動機2へ
の電源ACの逆相接続を確実に防止できるようになる。
【0029】また、本体5と、この本体5に取り付けら
れる蓋部8とを、リレー構成部品を本体5に接着する接
着剤にて同時に接着しているので、別途接着剤にて蓋部
8と本体5とを接着する手間を省くことが可能となる。
これにより、例えば圧縮機1運転時の振動、或いは、逆
相防止リレー3の接点が切り変わる際の振動などによっ
て、電気部品などのリレー構成部品の破損を防止するこ
とができるようになると共に蓋部8から本体5が脱落し
てしまう不都合を確実に防止することが可能となる。
【0030】尚、蓋部8は内部に収納したランプ7を外
部から容易に視認可能な、アクリル樹脂或いはプラスチ
ック樹脂などの透視可能な素材として透明な合成樹脂に
て構成したが、これに限らず、蓋部8は内部のランプ7
を視認する方向だけ透明にしても差し支えない。また、
蓋部8は透視可能な素材として透明な合成樹脂或いは不
透明な合成樹脂どちらのものでも使用することが可能な
ため、客先の要望により透明蓋部8或いは不透明な蓋部
8どちらでも使い分けすることができるので、一層利便
性を向上させることができるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、内部
にリレー構成部品を収納するケースの少なくとも一部を
透視可能な素材にて構成しているので、ケース内部をケ
ースの外側から視認することが可能となる。これによ
り、例えば、請求項2の如くケース内には相接続の状態
によって点灯状態が変化するランプを収納し、外部から
当該ランプの点灯状態を視認可能としているので、使用
者は電源投入後ランプの点灯状態をケース外から視認す
るだけで、即座に逆相接続を確認することができるよう
になる。従って、逆相防止リレーに設けたランプを視認
するだけで三相電動機への電源逆相接続を確実に防止で
きるようになると共に、格別な逆相防止回路を設けるこ
とによるコストアップも防止できるようになるものであ
る。
【0032】また、請求項3の発明によれば、上記に加
えて、ケースは、リレー構成部品が取り付けられる本体
と、この本体に取り付けられる蓋部とから成り、この蓋
部を透視可能な素材にて構成すると共に、リレー構成部
品を本体に接着する接着剤にて同時に蓋部を本体に接着
しているので、別途接着剤にて蓋部を本体に接着する手
間を省くことが可能となる。これにより、例えば圧縮機
運転時の振動、或いは、逆相防止リレーの接点が切り変
わる際の振動などによって、電気部品などのリレー構成
部品の破損を防止することができるようになる。従っ
て、別途接着剤にて蓋部を本体に接着しなくても、振動
によるリレー構成部品の破損、及び、振動により蓋部か
ら本体が脱落してしまう不都合を確実に防止することが
できるので、接着剤の塗布作業を大幅に削減することが
できるようになるものである。
【0033】特に、蓋部は透視可能な素材として透明な
合成樹脂或いは不透明な合成樹脂どちらのものでも使用
することが可能であるため、客先の要望により透明蓋部
或いは不透明な蓋部どちらでも使い分けすることができ
るので、一層逆相防止リレーの利便性を向上させること
ができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆相防止リレーの正面図である。
【図2】本発明の逆相防止リレーの平面図である。
【図3】逆相防止リレーの電気回路図である。
【図4】本発明の逆相防止リレーを具備した圧縮機の電
気回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 三相電動機 3 逆相防止リレー 4 ケース 5 本体 6 リレー 7 ランプ 8 蓋部 13 固定辺 13A 固定孔 14 接着剤 AC 電源 T1T T相 T1S S相 T1R R相 T2T T相端子 T2S S相端子 T2R R相端子 T3T T相接続端子 T3S S相接続端子 T3R R相接続端子 T4A a端子 T4B b端子 T4C c端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相電動機への電源逆相接続を防止する
    ための逆相防止リレーにおいて、 内部にリレー構成部品を収納するケースの少なくとも一
    部を透視可能な素材にて構成したことを特徴とする逆相
    防止リレー。
  2. 【請求項2】 前記ケース内には相接続の状態によって
    点灯状態が変化するランプを収納し、外部から当該ラン
    プの点灯状態を視認可能としたことを特徴とする請求項
    1の逆相防止リレー。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、前記リレー構成部品が取
    り付けられる本体と、この本体に取り付けられる蓋部と
    から成り、この蓋部を透視可能な素材にて構成すると共
    に、前記リレー構成部品を前記本体に接着する接着剤に
    て同時に前記蓋部を前記本体に接着したことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2の逆相防止リレー。
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