JP2002042547A - 表面接触抵抗及びはんだ接合性に優れたステンレス鋼製電気接点部材 - Google Patents

表面接触抵抗及びはんだ接合性に優れたステンレス鋼製電気接点部材

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JP2002042547A
JP2002042547A JP2000223371A JP2000223371A JP2002042547A JP 2002042547 A JP2002042547 A JP 2002042547A JP 2000223371 A JP2000223371 A JP 2000223371A JP 2000223371 A JP2000223371 A JP 2000223371A JP 2002042547 A JP2002042547 A JP 2002042547A
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stainless steel
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contact resistance
solder
base material
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JP2000223371A
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Naoto Hiramatsu
直人 平松
Sadayuki Nakamura
定幸 中村
Kazuyuki Kageoka
一幸 景岡
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Cuリッチ相の分散析出,不動態皮膜又は最
表層のCu濃化により接触抵抗が低くはんだ付け性が良
好なステンレス構成電気接点部材を得る。 【構成】 1.0質量%以上のCuを含み、Cuを主体
とする第2相が0.2体積%以上の割合でマトリックス
に分散析出しているステンレス鋼を基材とし、第2相の
析出部を除く基材表面に不動態皮膜が形成されている。
Cuリッチ相の析出に代え、ステンレス鋼の最表層又は
不動態皮膜に含まれるCuを、Cr,Si及びMnとの
関係でCu/(Si+Mn)≧0.5及びCu/(Cr
+Si)≧0.1を満足するように濃度規制してもよ
い。また、Cuを主体とする第2相の析出をCuの濃度
規制と組み合わせると、更に接触抵抗が低下し、優れた
はんだ接合性も呈される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品,電子部品,
電池等に組み込まれ、表面の接触電気抵抗が低く、はん
だ接合性に優れたステンレス鋼製電気接点部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気部品,電子部品,電池等に組み込ま
れる電気接点部材は、長期間使用されることから耐食性
が要求され、また電気信号を効率よく伝達するために表
面の電気抵抗が小さいことも要求される。更に、電気回
路を延長するためにリード線やプリント基板に接合され
ることが多い用途であるため、はんだ接合性に優れてい
ることも要求特性の一つである。代表的な耐食材料であ
るSUS430,SUS304等のステンレス鋼は、表
面に形成されている不動態皮膜によって優れた耐食性を
呈する。不動態皮膜は、Crを主体とし、その他にS
i,Mn等を含む酸化物・水酸化物の皮膜である。この
不動態皮膜は、比電気抵抗が高く接触抵抗に劣り、はん
だ接合性にも劣ることから、電気接点部材としては好ま
しくない。そのため、ステンレス鋼を電気接点部材に使
用するため、普通鋼の場合と同様にNiめっきを施して
いる(特開昭63−145794号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Niめっきは、電気め
っき法,無電解めっき法などでステンレス鋼表面に施さ
れるが、何れもコストの高いめっき法である。また、め
っき工程を必要とすることから、工数の増加を招き、廃
液処理の負担も大きくなる。更には、形成されたNiめ
っき層のステンレス鋼表面に対する密着性が不足する
と、成形加工や取扱いの際に剥離し、Niめっき層の長
所が損なわれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、不動態皮膜を含
めたステンレス鋼の表層を改質することにより、めっき
等の工程付加を必要とせず、ステンレス鋼板自体の接触
抵抗及びはんだ接合性を改善した電気接点部材を提供す
ることを目的とする。本発明のステンレス鋼製電気接点
部材は、その目的を達成するため、1.0質量%以上の
Cuを含み、Cuを主体とする第2相が0.2体積%以
上の割合でマトリックスに分散析出しているステンレス
鋼を基材とし、第2相の析出部を除く基材表面に不動態
皮膜が形成されていることを特徴とする。
【0005】ステンレス鋼の最表層又は不動態皮膜に含
まれるCuをCr,Si及びMnとの関係でCu/(S
i+Mn)≧0.5及びCu/(Cr+Si)≧0.1
を満足するように濃度規制すると、Cuを主体とする第
2相(以下、Cuリッチ相という)を析出させなくても
ステンレス鋼表面の接触抵抗が一層低下し、はんだ接合
性も向上した電気接点部材となる。また、Cuリッチ相
の析出をCuの濃度規制と組み合わせると、更に接触抵
抗が低下し、優れたはんだ接合性を示す電気接点部材に
なる。
【0006】ステンレス鋼としては、1.0質量%以上
のCuを含む限り鋼種に別段の制約を受けるものではな
く、フェライト系,オーステナイト系,マルテンサイト
系,二相系等、各種ステンレス鋼が使用できる。ステン
レス鋼板表層におけるCu濃化は、最終焼鈍として露点
−30℃以下の雰囲気で光輝焼鈍することにより実現さ
れる。或いは、大気雰囲気で焼鈍した後、フッ酸−硝
酸,硫酸−硝酸等の混酸で酸洗することによっても,ス
テンレス鋼表層にCuが濃化する。Cuリッチ相が析出
したステンレス鋼板を基材に使用するとき、最終焼鈍ま
での鋼板製造過程でたとえば800℃前後で1時間以上
の時効処理を施すことによって、ステンレス鋼板表面の
接触抵抗を下げるために必要なCuリッチ相の析出量が
得られる。
【0007】
【作用】不動態皮膜は、ステンレス鋼の耐食性を確保す
る上では有効であるものの、比電気抵抗が高く、はんだ
接合性に劣る酸化物,水酸化物等からなる。そこで、本
発明者等は、導電性及びはんだ接合性に優れた物質を不
動態皮膜に含ませ、或いはステンレス鋼表層に濃化させ
ることによって不動態皮膜を改質し、接触抵抗を下げる
と共にはんだ接合性を改善する方法を調査検討した。調
査検討の過程で、Cu含有ステンレス鋼が低い表面接触
抵抗を示し、はんだ接合性が良好であることを見出し
た。なかでも、1.0質量%以上のCuを含み、Cuリ
ッチ相が0.2体積%以上の割合で分散析出しているス
テンレス鋼では、表面接触抵抗の低下が顕著で、はんだ
接合性も優れていた。基材に使用されるステンレス鋼の
Cu含有量は、表面接触抵抗の低下に有効な表面Cu濃
度及び/又はCuリッチ相を確保する上から1.0質量
%以上に規定される。Cu含有量が多くなるほどCuリ
ッチ相の分散析出量も多くなり、不動態皮膜又は表層の
Cu濃化が進行するが、過剰なCu添加は熱間加工性を
低下させ、製造性を阻害する虞がある。この点、Cu含
有量の上限を5質量%に規定することが好ましい。
【0008】Cu含有量及びCuリッチ相の分散析出が
はんだ付け性の向上に及ぼす影響は、次のように推察さ
れる。図1で模式的に示すように、基材1の表層にCu
リッチ相2が分散析出していると、その上にCr,S
i,Mn等を含む不動態皮膜3が形成されない。そのた
め、不動態皮膜3に開いたピンホール4を介してCuリ
ッチ相2が雰囲気に露出する。露出したCuリッチ相2
は、導通路の一部となって接触抵抗を低下させると共
に、はんだ接合性を改善する。接触抵抗の低下及びはん
だ接合性の向上は、後述の実施例からも明らかなように
基材1に析出しているCuリッチ相2の割合が0.2体
積%以上になったとき顕著となる。
【0009】ステンレス鋼基材1の表面にCuリッチ相
2が露出していない場合でも、Si,Mn濃度に対する
Cu濃度の濃度比Cu/(Si+Mn)が0.5以上と
なるように最表層又は不動態皮膜3にCuを濃化させる
と表面接触抵抗が低下する。低い表面接触抵抗は、濃化
したCuが金属Cuや比電気抵抗の低い酸化物として最
表層又は不動態皮膜に分散していることに原因があるも
のと推察される。また、最表層又は不動態皮膜3中のC
r,Si濃度に対するCu濃度の濃度比Cu/(Cr+
Si)が1.0以上になると、Cuリッチ相2の析出有
無に拘わらず、はんだ接合性が改善されることが判っ
た。はんだ接合性の改善は、Cr,Siを多量に含む不
動態皮膜に比較して、はんだ接合性に優れたCu及びC
uの酸化物が多くなることに原因がある。
【0010】更に、Cuリッチ相2の析出に加えて不動
態皮膜3又は最表層にCuが濃化していると、一層低い
接触抵抗が示され、はんだ接合性も更に改善される。C
uリッチ相2の分散析出及び不動態皮膜3又は最表層の
Cu濃化によるはんだ付け性の改善効果は、通常のPb
−Sn系はんだは勿論、Pbフリーのはんだに対しても
有効である。Pbフリーのはんだは、環境問題等を考慮
すると将来的に主流となる材料であり、腐食性フラック
スの使用やプレめっき等の前処理を必要とせずにはんだ
付け可能なことは本発明ステンレス鋼製電気接点部材の
長所である。電気接点部材では接触抵抗が低いほど好ま
しく、実用上で要求される接触抵抗は3Ω以下(好まし
くは1Ω以下)である。はんだ接合性に関しては、はん
だ端部の濡れ角が小さいほど好ましく、実用上要求され
る濡れ角は90度以下(好ましくは45度以下)であ
り、剥離強度も高いほどはんだ接合性に優れている。こ
の点、本発明に従ってCuリッチ相2を析出させ、或い
は不動態皮膜3又は表層にCuを濃化させたステンレス
鋼は、このような電気接点部材としての要求特性を十分
に満足する。
【0011】Cuリッチ相2を分散析出させる熱処理
は、ステンレス鋼のCu含有量によっても異なるが、一
般的には800℃前後で1〜24時間の時効処理を施す
条件が採用される。この熱処理により、微細なCuリッ
チ相2が分散析出する。光輝焼鈍に代えて、大気焼鈍及
び酸洗によっても不動態皮膜3又は最表層にCuを濃化
させることができる。ステンレス鋼板を大気焼鈍する
と、Cr,Fe,Mn,Si,Cu等の酸化物を含むス
ケールが鋼板表面に形成されるが、酸洗によってスケー
ルが除去された後で不動態皮膜3が形成される。このと
き、焼鈍後のステンレス鋼板を電解酸洗すると、スケー
ル剥離後の鋼板表面に存在するCu又はCuリッチ相2
が電解反応で基材よりも優先的に溶出する。そのため、
電解酸洗されたステンレス鋼板表面には、Cu濃度の低
い不動態皮膜3が形成される。これに対し、フッ酸−硝
酸,硫酸−硝酸等の混酸を用いた酸洗では,Cu又はC
uリッチ相2の優先的な溶出がなく,酸洗後に生成する
不動態皮膜3にCu濃度の低下が生じない。酸洗に使用
する混酸は、酸の種類や濃度に特段の制約が加わるもの
ではないが,一般的に濃度10体積%程度の硫酸,フッ
酸と硝酸との混酸が好ましい。
【0012】
【実施例】表1に示した組成のステンレス鋼冷延焼鈍板
を用意した。一部の冷延焼鈍板については、最終焼鈍を
施す前までの工程で800℃×24時間のCuリッチ相
析出処理を施した。
【0013】
【0014】各ステンレス鋼板から切り出された試験片
を電解研磨した後、金属組織を透過型電子顕微鏡で観察
し、マトリックスに分散析出しているCuリッチ相の析
出量を求めた。また、試験片をグロー発光分析にかけ、
Cu,Cr,Si,Mnについて母材濃度(質量%)か
ら表面濃度(質量%)を求め、Cu/(Si+Mn),
Cu/(Cr+Si)として不動態皮膜のCu濃度比を
算出した。接触抵抗試験では、純金製の対極及び測定端
子を試験片表面に接触させ、測定端子に100gの荷重
を付加した後で接触抵抗を測定した。測定値をステンレ
ス鋼表面の接触抵抗とした。
【0015】次いで、各ステンレス鋼板から試験片を切
り出し、はんだ濡れ性試験及びはんだ剥離試験に供し
た。はんだ濡れ性試験では、表2に示すPbはんだ及び
Pbフリーはんだそれぞれ1gを試験片の上で一旦溶か
し、はんだが凝固した後で試験片とはんだとの接触角を
測定した。そして、接触角が90度以上を×,90〜4
5度を△,45度以下を○として濡れ性を評価した。は
んだ剥離試験では、試験片5の上にはんだ濡れ性のない
ベークライトリング6を配置して、ベークライトリング
6から開放されている直径12mmの円形表面に4gの
Pbはんだ7を半田鏝8で接合し、Pbはんだ7の中に
径2mmのSUS304ステンレス鋼線9を埋め込んだ
引張試験片10を用意した(図2a)。引張試験片10
を治具11で拘束し、試験片5からPbはんだ7が剥離
するまでステンレス鋼線9に引張り力Fを加え(図2
b)、剥離したときの引張り力FをPbはんだ7の剥離
強度として求めた。
【0016】
【0017】調査結果を示す表3にみられるように、C
u含有量が1.0質量%未満の試験番号1〜3(比較
例)や、1.0質量%以上のCuを含んでいてもCu/
(Si+Mn)≧0.5及びCu/(Cr+Si)≧
0.1を満足しない試験番号4,5(比較例)では、は
んだ濡れ性が悪く、剥離強度も低い値を示した。これに
対し、Cu含有量1.0質量%以上で0.2体積%以上
のCuリッチ相が分散析出している試験番号6,8〜1
1(本発明例)やCuリッチ相が0.2体積%未満であ
っても表層のCu濃度がCu/(Si+Mn)≧及びC
u/(Cr+Si)≧0.1を満足する試験番号7,1
2(本発明例)では、接触抵抗が低く、はんだ濡れ性が
良く、剥離強度も高い値を示した。なかでも、Cuリッ
チ相が0.2体積%以上で且つ表層のCu濃度が0.1
質量%以上の試験番号13(本発明例)では、接触抵抗
が更に低下し、はんだ濡れ性及び剥離強度が更に改善さ
れていた。この対比から明らかなように、Cuリッチ相
を分散析出させてステンレス鋼基材の表面に臨ませるこ
と及び不動態皮膜又は最表層にCuを濃化させることに
よって、電気抵抗部材としての要求特性が満足されるこ
とが判る。
【0018】
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のステン
レス鋼製電気接点部材は、Cu含有量が1.0質量%以
上のステンレス鋼を基材とし、マトリックスに分散析出
したCuリッチ相を基材表面に露出させ、或いは不動態
皮膜又は最表層にCuを濃化させることにより、ステン
レス鋼の接触抵抗を下げ且つはんだ接合性を向上させて
いる。そのため、ステンレス鋼本来の優れた耐食性を活
用し、耐久性の良好な電気接点として広範な分野で使用
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Cuリッチ相が分散析出したステンレス鋼板
の表面を示す模式図
【図2】 はんだ剥離試験に使用する引張試験片の作製
(a)及び引張試験(b)を説明する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 景岡 一幸 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社ステンレス事業本部内 Fターム(参考) 5G050 AA12 AA13 AA14 AA29 AA60 BA04 BA12 5G301 AA07 AA08 AA09 AA13 AA19 AB11 AB12 AD04 5H022 CC11 EE03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.0質量%以上のCuを含み、Cuを
    主体とする第2相が0.2体積%以上の割合でマトリッ
    クスに分散析出しているステンレス鋼を基材とし、第2
    相の析出部を除く基材表面に不動態皮膜が形成されてい
    る表面接触抵抗及びはんだ接合性に優れたステンレス鋼
    製電気接点部材。
  2. 【請求項2】 1.0質量%以上のCuを含むステンレ
    ス鋼を基材とし、Cr濃度,Si濃度及びMn濃度に対
    するCu濃度の濃度比がCu/(Si+Mn)≧0.5
    及びCu/(Cr+Si)≧0.1を満足する不動態皮
    膜又は最表層が基材表面に形成されている請求項1記載
    のステンレス鋼製電気接点部材。
  3. 【請求項3】 1.0質量%以上のCuを含み、Cuを
    主体とする第2相が0.2体積%以上の割合でマトリッ
    クスに分散析出しているステンレス鋼を基材とし、Cr
    濃度,Si濃度及びMn濃度に対するCu濃度の濃度比
    がCu/(Si+Mn)≧0.5及びCu/(Cr+S
    i)≧0.1を満足する不動態皮膜又は最表層が基材表
    面に形成されている請求項1記載のステンレス鋼製電気
    接点部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006054110A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Nisshin Steel Co Ltd ステンレス鋼製接点材料
JP2006249476A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Nisshin Steel Co Ltd 表面電気抵抗の低い有機質被覆ステンレス鋼板
US8920887B2 (en) 2011-01-28 2014-12-30 Suncall Corporation Method of bonding conductive material to stainless steel, and HDD magnetic head suspension

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